JP4045714B2 - 光無線送信装置、光無線送信方法 - Google Patents

光無線送信装置、光無線送信方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線により光信号を送受信する光無線送信装置、光無線受信装置、光無線伝送ユニット、及び光無線伝送方法に関し、特に光無線による通信経路を広指向角系で形成した場合の光信号の伝送技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の通信技術の発達に伴い、動画データや音楽データをリアルタイムで伝送可能とするネットワーク技術に期待が寄せられている。
【0003】
IEEE1394(IEEE Standard for a High Performance Serial Bus IEEE Std 1394)は、パソコンや周辺機器、AV(Audio Visual)機器等のデジタル機器間でデータの互換性を確保しつつ高速にデータを伝送するためのシリアルバス規格である。
【0004】
このIEEE1394規格に基づいたデータ伝送においては、規格に従った1対のツイストペアケーブルを使用して全二重通信を行なう。すなわち、2本のケーブルを使用して双方向の同時通信を実現する。この点に関し、UTP(Unshielded Twisted Pair)ケーブルやSTP(Shielded Twisted Pair)ケーブル、光ファイバケーブル等を用いた技術が特開平10−164107号公報や特開平10−41898号公報に開示されている。
【0005】
その一方で、IEEE1394規格に基づいたデータ伝送を光無線に応用しようとする研究がなされている。
【0006】
光無線により全二重通信を実現するには、送信用と受信用の光信号同士の衝突を防ぐために光学的なアイソレーション(分離)を確保する必要があり、基本的には光信号の送信範囲を狭指向角系で設計する必要がある。しかし、狭指向角で設計した場合、ユーザが送信装置と受信装置を配置する際に、ユーザに対して光無線の通信経路が形成されるように光軸を正確に調整することを強いることとなり利便性に欠ける。また、光軸が自動的に調整されるようにすることも考えられるが、別途に機構が必要となるため、装置のコスト高、大型化を招くことになり得策ではない。
【0007】
これに対し、光無線による通信経路を広指向角系で実現する技術が特開平11−187053号公報に開示されている。これは、全二重通信用の信号を半二重通信用の信号に変換するとともに送信装置と受信装置との間で送信権を譲る信号を交互に送信し合い、送信権を有する方だけにデータ信号の送信を許可するいわゆるピンポン伝送を行なうものである。
【0008】
このようなピンポン伝送による方式としたことで、光信号の送受信が同時に行われることがなく常に一方向のみの通信となる。これにより、送信用と受信用の光信号同士の衝突は起り得ず、光学的なアイソレーションを確保する必要がないので、光無線による通信経路を広指向角系で形成することによって、ユーザの光軸調整の負担の大幅な軽減を図っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このピンポン伝送による方式では、データ信号を送信した後、再び送信権を取得するまでに時間がかかることになる。このため、再び送信権を取得するまでの期間に、短い時間間隔で次々に送信すべきデータ信号が発生した場合には、これらのデータ信号を伝送することができず伝送待ち時間が生じるため、伝送効率を低下させるという問題がある。
【0010】
また、これらの送信すべきデータ信号を保護することが必要となるので、データ信号を一時的に蓄積しておくためのFIFO(First In First Out)メモリやRAM(Random Access Memory)等のメモリを搭載しておくことが考えられるが、送信すべきデータ信号の発生量や伝送待ち時間に対応しなければならないため、膨大な容量のメモリが必要になるという問題がある。
【0011】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、光無線による通信経路を広指向角系で形成した場合に伝送待ち時間およびデータ蓄積用のメモリ容量を低減し得る光無線送信装置、光無線受信装置、光無線伝送ユニットおよび光無線伝送方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本光無線送信装置は、無線により光信号を送信する光無線送信装置において、送信すべきパケット信号の有無を監視する監視手段と、前記監視手段でパケット信号が有ると判断されたときにそのパケット信号を送信する手段と、送信したパケット信号について通信相手からの応答信号を所定期間内に受信しない場合にそのパケット信号を再送する再送手段と、を有することを特徴とする。
【0013】
本発明にあっては、監視手段でパケット信号が有ると判断されたときにそのパケット信号を送信するようにしたことで、送信すべきパケット信号が発生した時点でそのパケット信号が送信されるので、伝送待ち時間およびデータ蓄積用のメモリ容量を低減することができる。
【0014】
また、送信したパケット信号について通信相手からの応答信号を所定期間内に受信しない場合にそのパケット信号を再送するようにしたことで、例えば送信したパケット信号と通信相手からのパケット信号等との衝突が生じて通信相手にパケット信号が届かなかった場合には、そのことを通信相手からの応答信号がないことにより認識してそのパケット信号を再送することができる。これにより、光信号の衝突が生じた場合でも正常なデータ伝送を可能とし、光学的なアイソレーションを確保する必要をなくして、光無線による通信を広指向角系で形成できるようにしている。
【0015】
本光無線送信装置は、上記光無線送信装置において、間欠的にアイドル信号を生成する生成手段と、前記監視手段でパケット信号が無いと判断されたときにパケット信号に替えてアイドル信号を選択する選択手段と、通信相手からの応答信号を所定期間内に受信しない場合に、前記選択手段により選択されたアイドル信号を送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
【0016】
本発明にあっては、送信すべきパケット信号が無い場合であって、通信相手からの応答信号を所定期間内に受信しない場合には、パケット信号の送信に替えてアイドル信号を間欠的に送信するようにしたことで、通信相手に応答信号の返信を促すことができるので、通信相手との光無線による通信(光リンク)の確立を随時確認することができる。
【0017】
なお、所定期間は、上記光無線送信装置について記載した所定期間と等しい期間か若しくは長い期間を設定することが望ましい。
【0018】
本光無線送信装置は、上記各光無線送信装置において、デジタル機器に接続するためのインタフェースと、通信相手からの応答信号又はパケット信号の少なくとも一方を所定期間内に受信しない場合にリセット信号を前記インタフェースへ送出する送出手段と、を有することを特徴とする。
【0019】
本発明にあっては、通信相手との光リンクが所定期間内に確立しない場合に、リセット信号をインタフェースへ送出することにより、光リンクが非確立状態である旨を通知する。
【0020】
これにより、例えばインタフェースのプロトコルがIEEE1394規格に基づく場合にはIEEE1394バスにリセット信号が出力されるので、光リンクが確立しなかった通信相手とのデータ伝送のために立ち上げていたドライバーを停止する等のIEEE1394規格のいわゆるプラグアンドプレイ機能を保証することができる。
【0021】
ここで、所定期間は、上記各光無線送信装置についてそれぞれ記載した所定期間よりも長い期間を設定することにより、光リンクの確立のためにパケット信号を再送したり間欠アイドル信号を送信し、それでも通信相手からの応答信号が得られない場合に、光リンクが非確立状態である旨をリセット信号により通知するようにすることが望ましい。
【0022】
インタフェースのプロトコルの他の例としては、例えば100BASE−T規格である場合には、リセット信号によって初期状態となり、転送速度を変更した後に再度通信相手とネゴシエーション(交渉)をすることにより、転送速度を通信相手の転送速度へ自動的に切り替えようとする機能が働く。具体的なリセット信号としては規定のパルス信号を出力する。
【0023】
本光無線送信装置は、上記光無線送信装置において、前記インタフェースは、複数のプロトコルの切替が可能であって、前記送出手段からリセット信号が送出される度に前記複数のプロトコルを順次切り替えていく切替手段を有することを特徴とする。
【0024】
本発明にあっては、通信相手とのプロトコルが異なるために光リンクが確立しない場合に、通信相手からの応答信号等を受信するまでリセット信号が送出される度に順次プロトコルを切り替えていくようにしたことで、適切なプロトコルを自動的に選択することができる。
【0025】
本光無線送信装置は、上記各光無線送信装置において、通信相手からの光信号を受信している際には、光信号を送信させない送信制御手段を有することを特徴とする。
【0026】
本発明にあっては、通信相手からの光信号を受信している際には、光信号を送信させないようにしたことで、送信しようとする光信号が受信中の光信号と衝突することを防止することができる。
【0027】
本光無線送信装置は、上記各光無線送信装置において、通信相手からの応答信号又はパケット信号の少なくとも一方を所定期間内に受信しない場合に、警告を発する警告手段を有することを特徴とする。
【0028】
本発明にあっては、通信相手からの応答信号又はパケット信号の少なくとも一方を所定期間内に受信しない場合には警告を発するようにしたことで、直ちに光リンクを復旧するようにユーザへ促すことができる。
【0029】
本光無線受信装置は、上記各光無線送信装置から送信されてきた光信号を受信する光無線受信装置であって、パケット信号又はアイドル信号の少なくとも一方を受信した場合に、応答信号を所定期間内に返信する返信手段を有することを特徴とする。
【0030】
本発明にあっては、光無線送信装置からのパケット信号やアイドル信号を受信した場合に応答信号を所定期間内に返信するようにしたことで、光無線送信装置で光リンクの確立を随時確認することができる。なお、応答信号としてアイドル信号を返信するようにしてもよい。
【0031】
本光無線伝送ユニットは、無線により光信号を送信する光無線送信手段と光信号を受信する光無線受信手段とを具備する光無線伝送ユニットにおいて、前記光無線送信手段は、送信すべきパケット信号の有無を監視する監視手段と、前記監視手段でパケット信号が有ると判断されたときにそのパケット信号を送信する手段と、送信したパケット信号について通信相手からの応答信号を所定期間内に受信しない場合にそのパケット信号を再送する再送手段と、を有し、前記光無線受信手段は、通信相手から送信されてきたパケット信号又はアイドル信号の少なくとも一方を受信した場合に、応答信号を所定期間内に返信する返信手段を有することを特徴とする。
【0032】
本発明にあっては、監視手段でパケット信号が有ると判断されたときにそのパケット信号を送信するようにしたことで、送信すべきパケット信号が発生した時点でそのパケット信号が送信されるので、伝送待ち時間およびデータ蓄積用のメモリ容量を低減することができる。
【0033】
また、送信したパケット信号について通信相手からの応答信号を所定期間内に受信しない場合にそのパケット信号を再送するようにしたことで、例えば、送信したパケット信号と通信相手からのパケット信号等との衝突が生じて通信相手にパケット信号が届かなかった場合には、そのことを通信相手からの応答信号がないことにより認識してそのパケット信号を再送することができる。これにより、光信号の衝突が生じた場合でも正常なデータ伝送を可能とし、光学的なアイソレーションを確保する必要をなくして、光無線による通信を広指向角系で形成できるようにしている。
【0034】
さらに、通信相手から送信されてきたパケット信号やアイドル信号を受信した場合に、応答信号を所定期間内に返信するようにしたことで、通信相手においても光リンクの確立を随時確認することができる。
【0035】
本光無線伝送方法は、光信号を無線により伝送する光無線伝送方法において、送信側で送信すべきパケット信号に対して規制をかけることなく送信する段階と、受信側で前記送信に係るパケット信号を受信した場合に応答信号を返信する段階と、送信側で前記応答信号を所定期間内に受信しない場合に前記パケット信号を再送する段階と、を有することを特徴とする。
【0036】
本発明にあっては、送信すべきパケット信号に対して規制をかけることなくそのパケット信号を送信するようにしたことで、送信すべきパケット信号が発生した時点でそのパケット信号が送信されるので、伝送待ち時間およびデータ蓄積用のメモリ容量を低減することができる。
【0037】
また、送信したパケット信号について通信相手からの応答信号を所定期間内に受信しない場合にそのパケット信号を再送するようにしたことで、例えば送信したパケット信号が通信相手からの信号と衝突して通信相手にパケット信号が届かなかった場合には、そのことを通信相手からの応答信号がないことにより認識してそのパケット信号を再送することができる。これにより、光信号の衝突が生じた場合でも正常なデータ伝送を可能とし、光学的なアイソレーションを確保する必要をなくして、光無線による通信を広指向角系で形成できるようにしている。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0039】
図1は、本実施の形態に係る光無線伝送ユニットの構成を示すブロック図であり、図2は、この光無線伝送ユニットの適用例を示すブロック図である。
【0040】
この光無線伝送ユニットは、光無線伝送装置および光無線受信装置としての両方の機能を有するものであって、図2に示すように、パソコン201やデジタルビデオカメラ202等のデジタル機器の内部にそれぞれ設置される。
【0041】
図2において、パソコン201に設置された光無線伝送ユニットの光発光素子104が光信号を広指向角で送信し、デジタルビデオカメラ202に設置された光無線伝送ユニットの光受光素子105がこの光信号を受信する。同様にして、デジタルビデオカメラ202に設置された光無線伝送ユニットの光発光素子104が広指向角で送信した光信号を、パソコン201に設置された光無線伝送ユニットの光受光素子105が受信する。このようにして、デジタル機器間での光無線によるデータ伝送が行われる。
【0042】
次に、図1を参照して光無線伝送ユニットの構成および各ブロックの機能について詳細に説明する。なお、説明を簡単にするため、以下ではIEEE1394のS100規格(データ伝送速度が98.304Mbps)に対応させた光無線伝送ユニットにつて説明する。
【0043】
同図の光無線伝送ユニットは、IEEE1394インタフェース100と、半二重パケット生成部101と、パケット監視部107と、間欠アイドル部108と、選択部110と、アナログ送信部103と、光発光素子104と、光受光素子105と、アナログ受信部106と、光検出部109と、タイマ部111と、バスリセット信号生成部113と、全二重復号部102と、警告部112を有する構成である。
【0044】
以下、各ブロックの機能について説明するが、本光無線伝送ユニットは、ブロック107乃至113の機能にその主な特徴があるので、これらのブロックについて重点的に説明することとし、その他のブロックの基本的な機能については前述した引用文献にも開示されているのでここでの説明は簡単にする。
【0045】
IEEE1394インタフェース100は、IEEE1394−1995やIEEE1394.aもしくはIEEE1394.bで規定されるコネクタやトランシーバによって構成され、本光無線伝送ユニットとデジタル機器とを接続するために用いられる。
【0046】
半二重パケット生成部101は、IEEE1394規格に基づき全二重通信用としてデジタル機器からIEEE1394インタフェース100を介して送出されてきた信号を半二重通信用の信号に変換し、パケット化してパケット信号を生成する。また、デジタル機器から送出されてきた信号が8B10B符号変換されていない場合には、8B10B符号変換を施して冗長性を持たせる。なお、8B10B符号変換とは、8Bitsのデジタル信号を規定のテーブルに基づいて1対1に対応する10Bitsのデジタル信号に変換することをいう。この場合、光無線による通信経路上でのデータの伝送速度は、98.304Mbpsを10/8倍した122.88Mbpsとなる。
【0047】
このパケット信号の構成の一例を図3に示す。プリアンブルは、受信側がクロック信号を再生するために用いられるものであり、その長さは受信側のクロック再生機能に依存する。このプリアンブルが長いとIEEE1394規格で規定する伝送の遅延時間を遵守できなくなるので、適切な値を選択する必要がある。ここでは1Byte以上とする。なお、ここでの1Byteは10Bits単位である。プリアンブルの後ろに付加されたフラグには、8B10B符号変換のテーブルで使用されていない10Bitsコードや、あるいはIEEE1394.b規格で初期状態のセットに使用されるK28.5コードのような、他に使用されることのないユニークなコードを用いる。続く可変長の領域では、IEEE1394.b規格で用いられるコントロールコードやリクエストコード、データのいずれかを用いる。可変長領域の後にもフラグが付加される。その後ろのポストプリアンブルは、受信側でノイズ対策として各種のフィルタを使用する場合に、パケット信号の最終部分でコンパレータ等が誤動作することを防ぐために用いられるものであり、誤動作のおそれがない場合には付加しなくてもよい。
【0048】
コントロールコードを送信するのかデータを送信するのかといったバスの状態は、デジタル機器の動作によって刻々と変化していくものであるので、半二重パケット生成部101では、そのバス状態に応じて直ちにパケット信号を生成してパケット監視部107へ送出する。
【0049】
パケット監視部107は、送信すべきパケット信号の有無を監視し、送信すべきパケット信号が有ると判断したときにはそのパケット信号を選択部110へ送出する。また、送出したパケット信号を再送のためにバッファに一時的に格納しておく。送信すべきパケット信号の有無の監視は、例えば、半二重パケット生成部101からのパケット信号を受け取ったときに送信すべきパケット信号が有ると判断してもよいし、一番最後に送信したパケット信号を保持しておき、半二重パケット生成部101が送出してくるパケット信号と比較することによって送信すべきパケットか否かを判断するようにしてもよい。
【0050】
また、後述するように通信相手からの光信号を受信している際には、光信号の衝突を回避するため、送信すべきパケット信号が生じても送信しないように待ち状態を設けるので、この待ち状態において生じたパケット信号を一時的に格納しておく最小限のメモリを設けてもよい。このメモリは、例えばFIFOやRAM、高速レジスタ等により実現される。
【0051】
さらに、格納されたパケット信号に基づいて状態遷移を監視することによって、最適なパケット信号を選択し、不要なパケット信号を破棄する機能を備えるようにしてもよい。例えば、前のパケット信号の送信が終了しないうちに新しいパケット信号が次々と半二重パケット生成部101から送出されてきた場合に、その新しいパケット信号をメモリに格納していき、そのときの状態遷移からIEEE1394規格に基づいて最適なパケット信号を選択するようにする。メモリの容量が不足した場合には、古いパケット信号から順次破棄していくようにする。
【0052】
間欠アイドル部108は、所定の伝送速度のアイドル信号を生成して選択部110に送出する。このアイドル信号は、通信相手との光無線による通信(光リンク)の確立のために用いられる。所定の伝送速度は、データ伝送速度が122.88Mbpsである場合には、122.88Mbps/n(nは整数)とする。アイドル信号の長さ(Bytes数:1Byteは10Bits単位)は、通信相手の光検出部109で検出可能な長さとし、できるだけ短くすることが望ましい。アイドル信号の長さを短くすることによって、光リンクの確立を短時間で済ませることができる。間欠アイドル部108は、このアイドル信号を任意の時間間隔で送出することにより間欠的な信号となるようにする。(以下、このアイドル信号を間欠アイドル信号という)。
【0053】
選択部110は、パケット監視部107で送信すべきパケット信号が有ると判断されたときには、間欠アイドル信号に優先してそのパケット信号を選択してアナログ送信部103へ送出する。パケット監視部107で送信すべきパケット信号が無いと判断されたときには、光リンクの確立を随時確認するために間欠アイドル信号を選択して送出する。光検出部109で通信相手からの光信号を検出したときには、応答信号として間欠アイドル信号を選択し、所定の応答時間内に送出する。
【0054】
アナログ送信部103は、パケット信号や間欠アイドル信号のデジタル値に基づいて光発光素子104を駆動するために必要なアナログ信号を生成する。
【0055】
光発光素子104は、電気的なアナログ信号を光信号に変換して受信側へ送信するものであり、例えばLD(Laser Diode)やLED(Light Emitting Diode)等により構成される。
【0056】
光受光素子105は、受信した光信号を電気的なアナログ信号に変換してアナログ受信部106へ送出するものであり、例えばPD(Photo-Diode)やAPD(Avalanche Photo Diode)等により構成される。
【0057】
アナログ受信部106は、アナログ信号の振幅増幅や反射光・外来光のフィルタリングを行い、このアナログ信号に同期したクロック信号を生成するとともに、デジタル値でパケット信号や間欠アイドル信号等を再生する。なお、アナログ信号の振幅増幅に必要であるならばコンパレータ回路を設け、後段のデジタル回路で認識可能なレベルに振幅を調整するようにしてもよい。
【0058】
光検出部109は、アナログ受信部106で十分な光量が受信されたか否かを検出する。検出の手法としては、受信したアナログ信号の振幅電圧をDC電圧に換算し、そのDC電圧に基づいて判断する手法(RSSI)を用いてもよいし、アナログ信号の振幅を所定の閾値でコンパレートして判断する手法等を用いてもよい。
【0059】
全二重復号部102は、アナログ受信部106が再生した半二重通信用の信号から全二重通信用の信号を擬似的に復号する。復号方法としては、例えば最後に受信した信号を保持しておき、この信号を繰り返しIEEE1394インタフェース100へ出力することによって全二重通信を擬似的に復号することができる。また、IEEE1394インタフェース100に接続されたデジタル機器において10B8B符号逆変換をする機能がない場合には、全二重復号部102で10B8B符号逆変換をするようにしてもよい。
【0060】
タイマ部111は、パケット信号や間欠アイドル信号を送信した後に時間の計測を開始し、通信相手からの応答信号が所定期間内に受信されないときにタイムアウトを検出する。タイムアウトの所定期間としては、パケット信号の再送時期を定めるT1、間欠アイドル信号の送信時期を定めるT2、バスリセット信号の出力時期を定めるT3とし、T1≦T2≦T3となるように設定することが望ましい。
【0061】
バスリセット信号生成部113は、タイマ部111でタイムアウトT3を検出したときに、IEEE1394規格のバスリセット信号を生成してIEEE1394インタフェース100へ送出し、光リンクが非確立状態であることを通知する。これにより、光リンクが確立しなかった通信相手とのデータ伝送のために立ち上げていたドライバーを停止する等のIEEE1394規格のいわゆるプラグアンドプレイ機能を保証することができる。
【0062】
警告部112は、タイマ部111でタイムアウトを検出したときに警告を出力する。警告の出力方法としては、可視光LEDや液晶ディスプレイ等の目視できるものに表示させるものでもよいし、ブザーやアラーム等の警告音を発生させるものであってもよい。これにより、ユーザに対して直ちに光リンクを復旧するように促すことができる。
【0063】
次に、本光無線伝送ユニットの動作について説明する。
【0064】
図4は、パケット信号および間欠アイドル信号の送受信の一例を示すタイミングチャートである。ここでは、自己の光無線伝送ユニットをCH1、通信相手の光無線伝送ユニットをCH2とよぶこととし、CH1からの光信号を斜線で示し、通信相手からの光信号を白色で示す。
【0065】
同図(A)は、光信号が正常に送受信されるときのデータ伝送を示すタイミングチャートである。まず、CH1がパケット信号を送信する。CH2はこれを受信し、所定の応答時間内に応答信号として間欠アイドル信号を返信する。この応答信号を受信したCH1は、やはり応答信号として間欠アイドル信号をCH2へ返信する。その後、CH2では送信すべきパケット信号が発生したのでこれを送信する。このパケット信号を受信したCH1は、応答時間内に間欠アイドル信号を返信する。以降、パケット信号が発生しない限りは、間欠アイドル信号をCH1とCH2とで交互に送信することにより、光リンクの確立を随時確認していく。
【0066】
同図(B)は、パケット信号同士の衝突が生じたときのデータ伝送を示すタイミングチャートである。CH1がパケット信号を送信したときにCH2でもパケット信号を送信した場合には、パケット信号の衝突が生じる。このとき、CH1にもCH2にも応答信号が受信されないこととなるが、CH1のパケット信号の方がCH2のパケット信号よりも短い場合には、CH1の方が先にタイムアウトT1を検出するので、CH1はそのパケット信号を再送する。この再送の最中にCH2でもタイムアウトT1が検出されたとしても、CH2は、CH1からのパケット信号を受信している際にはパケット信号の再送をせず、この受信が完了した後に再送を開始する。これにより受信中における光信号の衝突を回避する。
【0067】
なお、衝突したパケット信号の長さがCH1とCH2とで同一であって、タイムアウトT1も同一の値である場合には、パケットの衝突が永遠と繰り返されてしまうおそれもあるため、タイムアウト時間は、CHごとに予め異なる値を設定しておくか、あるいは一定の範囲内でランダムに変更されていくようにしてもよい。
【0068】
同図(C)は、別のタイムアウトが生じたときのデータ伝送を示すタイミングチャートである。CH1がパケット信号を送信し、CH2からの応答信号もパケット信号も受信せずにタイムアウトT2を検出したとき、光リンクの確立状態を確認するために間欠アイドル信号を出力する。ここで、CH2からの応答信号等がないままタイムアウトT3を検出した場合には、IEEE1394インタフェース100へバスリセット信号を出力する。その後、CH1は、送信すべきパケット信号が発生しない限り光リンクの確認用に間欠アイドル信号を送信し続ける。
【0069】
したがって、本実施の形態によれば、パケット監視部107で送信すべきパケット信号が有ると判断されたときに、選択部110でそのパケット信号を選択して送信するようにしたことで、パケット信号が発生した時点でそのパケット信号が送信されるので、伝送待ち時間およびデータ蓄積用のメモリ容量を低減することができる。
【0070】
また、本実施の形態によれば、送信したパケット信号が通信相手からのパケット信号等と衝突して通信相手に届かなかった場合には、選択部110は、そのことを通信相手からの応答信号がないことにより認識し、タイマ部111がタイムアウトを検出したときにそのパケット信号を選択して再送するようにしたことで、光信号の衝突が生じた場合でも正常なデータ伝送が可能となり、光学的なアイソレーションを確保する必要がなくなるので、光無線の通信経路を広指向角系で形成することができる。
【0071】
さらに、本実施の形態によれば、パケット監視部107で送信すべきパケット信号が無いと判断された場合であって、通信相手からの応答信号がなくタイマ部111がタイムアウトを検出した場合には、選択部110で間欠アイドル信号を選択して送信するようにしたことで、通信相手に応答信号の返信を促し、通信相手との光リンクの確立を随時確認することができる。
【0072】
さらに、本実施の形態によれば、通信相手から送信されてきたパケット信号や間欠アイドル信号を受信した場合に、選択部110で応答信号として間欠アイドル信号を選択して所定期間内に返信するようにしたことで、通信相手においても光リンクの確立を随時確認することができる。
【0073】
なお、本実施の形態においては、IEEE1394規格に対応させた光無線伝送ユニットに適用した場合について説明したが、本発明の適用される形態はIEEE1394規格に限定されるものではない。
【0074】
[他の実施の形態への適用]
通信相手からの応答信号が得られない原因としては、通信相手とプロトコルが異なっていることも考えられる。
【0075】
そこで、IEEE1394インタフェース100に、IEEE1394以外の複数のプロトコルに対応したコネクタやトランシーバ等を切替可能に備え、バスリセット信号生成部113からバスリセット信号が送出されてきたときにプロトコルを切り替えるようにして、新たなプロトコルに従って通信相手とネゴシエーション(交渉)を行うようにしてもよい。かかる場合には、このような切替を繰り返し行うことによって、適切なプロトコルを自動的に選択することができる。
【0076】
ネゴシエーションの手法としては、例えば、新たなプロトコルに従った伝送速度でパケット信号や間欠アイドル信号を送信するようにする。
【0077】
なお、複数のプロトコルとしては、例えば、IrDA(Infrared Data Association)、USB(Universal Serial Bus)、100BASE−T、10BASE−T、ブルーツース(Bluetooth)等がある。
【0078】
[さらに他の実施の形態への適用]
IEEE1394規格の非同期データ転送が頻繁に発生してトラフィックの使用率が高くなり、間欠アイドル信号の送受信が実質的に不可能な状態となることも有り得る。
【0079】
このような場合には、間欠アイドル信号の送受信を行わないようにしてもよい。このようにすると、一方の光無線伝送ユニットから一方的に非同期データ転送が頻繁に行われる場合には、光リンクの確立状態を確認できないこととなるが、この確認は、トラフィックの使用率が低くなったときや、あるいはIEEE1394−1995規格で規定されるアービトレーション・リセット・ギャップが生じる期間中に行えばよい。この期間中は、デジタル機器からIEEE1394インタフェース100を介してデータが転送されてこないので、光無線による通信経路上では間欠アイドル信号を送受信でき、光リンクの確立状態を確認することができる。なお、アービトレーション・リセット・ギャップは125μsecに一度生じうるものである。
【0080】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、送信すべきパケット信号が発生した時点でそのパケット信号が送信されるので、伝送待ち時間およびデータ蓄積用のメモリ容量を低減することができる。
【0081】
また、送信したパケット信号が通信相手からのパケット信号等と衝突して通信相手に届かなかった場合には、そのことを通信相手からの応答信号がないことにより認識してパケット信号を再送するようにしたことで、光信号の衝突が生じた場合でも正常なデータ伝送が可能となり、光学的なアイソレーションを確保する必要がないので、光無線の通信経路を広指向角系で形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る光無線伝送ユニットの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した光無線伝送ユニットの適用例を示すブロック図である。
【図3】パケット信号の構成の一例を示す図である。
【図4】パケット信号および間欠アイドル信号の送受信の一例を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
100 IEEE1394インタフェース
101 半二重パケット生成部
102 全二重復号部
103 アナログ送信部
104 光発光素子
105 光受光素子
106 アナログ受信部
107 パケット監視部
108 間欠アイドル部
109 光検出部
110 選択部
111 タイマ部
112 警告部
113 バスリセット信号生成部
201 パソコン
202 デジタルビデオカメラ

Claims (4)

  1. デジタル機器が接続された場合に、このデジタル機器から供給されたデータを光データ信号に変換して光無線受信装置に送信する光無線送信装置において、
    前記供給されたデータからパケット信号を生成するパケット信号生成手段と、
    このパケット信号生成手段からのパケット信号の有無を監視し、パケット信号がある場合にこれを記憶する監視手段と、
    この監視手段によりパケット信号が有ると判断された場合に、このパケット信号を光データ信号に変換して送信する光送信手段と、
    前記送信された光信号に対応して前記光無線受信装置から送信された光応答信号を受信する光受信手段と、
    前記光データ信号の送信時から第1の期間内に前記光応答信号を受信しない場合に、前記監視手段に記憶されたパケット信号を前記光送信手段から光データ信号として再送信させる再送信制御手段と、
    前記光データ信号の送信時から前記第1の期間以上の期間である第2の期間内に前記光応答信号を受信しない場合に、前記デジタル機器を初期化するためのリセット信号を生成するリセット信号生成手段と、
    前記リセット信号が生成される度に、前記デジタル機器との複数の通信プロトコルを順次切り替えて、前記リセット信号を前記デジタル機器に出力するインタフェース手段と、
    備えたことを特徴とする光無線送信装置。
  2. 間欠的にアイドル信号を生成するアイドル信号生成手段と、
    前記監視手段でパケット信号が有ると判断された場合にはこのパケット信号を選択し、前記パケット信号が無いと判断された場合には前記アイドル信号生成手段で生成されたアイドル信号を選択する選択手段と、
    この選択手段で選択されたいずれかの信号を前記光送信手段から光データ信号として送信させるようにすると共に、この光データ信号の送信時から前記第1の期間以上で且つ前記第2の期間以下の期間である第3の期間内に、前記光無線受信装置からの光応答信号を受信しない場合に、前記選択手段アイドル信号を選択させる送信制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の光無線送信装置。
  3. デジタル機器が接続された場合に、このデジタル機器から供給されたデータを光データ信号に変換して光無線受信装置に送信する光無線送信方法において、
    前記供給されたデータからパケット信号を生成する第1ステップと、
    この第1のステップによるパケット信号の有無を監視し、パケット信号がある場合にこれを記憶させる第2ステップと、
    この第2ステップにおいてパケット信号が有ると判断された場合に、このパケット信号を光データ信号に変換して送信する第3ステップと、
    前記送信された光信号に対応して前記光無線受信装置から送信された光応答信号を受信する第4ステップと、
    前記光データ信号の送信時から第1の期間内に前記光応答信号を受信しない場合に、前記第2ステップにより記憶させたパケット信号を光データ信号として再送信させる第5ステップと、
    前記光データ信号の送信時から前記第1の期間以上の期間である第2の期間内に前記光応答信号を受信しない場合に、前記デジタル機器を初期化するためのリセット信号を生成する第6ステップと、
    前記リセット信号が生成される度に、前記デジタル機器との複数の通信プロトコルを順次切り替えて、前記リセット信号を前記デジタル機器に出力する第7ステップと、
    を有したことを特徴とする光無線送信方法。
  4. 前記第1ステップに並行して間欠的にアイドル信号を生成する第8ステップと、
    前記第2ステップにおいてパケット信号が有ると判断された場合にはこのパケット信号を選択し、前記パケット信号が無いと判断された場合には前記生成されたアイドル信号を選択する第9ステップと、
    この第9ステップにおいて選択されたいずれかの信号を光データ信号として送信させるようにし、この光データ信号の送信時から前記第1の期間以上で且つ前記第2の期間以下の期間である第3の期間内に、前記光無線受信装置からの光応答信号を受信しない場合に、前記第8ステップにより生成されたアイドル信号を選択させる第10ステップと、
    を更に有したことを特徴とする請求項3記載の光無線送信方法。
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