JP3247753B2 - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JP3247753B2
JP3247753B2 JP7020693A JP7020693A JP3247753B2 JP 3247753 B2 JP3247753 B2 JP 3247753B2 JP 7020693 A JP7020693 A JP 7020693A JP 7020693 A JP7020693 A JP 7020693A JP 3247753 B2 JP3247753 B2 JP 3247753B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データの送信または受
信を行なう通信システムに関し、特に、電子手帳等の携
帯用情報装置を用いた通信システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯用情報装置として電子手帳等
が普及し、各個人が自分専用の情報装置を持つ傾向にあ
る。一方、コンピュータの分野では、装置自体の情報処
理機能だけでなく、パソコン通信等の各種ネットワーク
が構築され、他のコンピュータとの通信を行なう電子メ
ール等の機能が普及している。
【0003】上記のような背景から、電子手帳等の携帯
用情報装置にも、上記の通信機能に対する要望が高まっ
ている。この要望に応えるため、従来の電子手帳におい
て、本体間で通信が可能な通信機能を付加したものが開
発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の電子手帳は携帯性を特に考慮するため、有線の通
信手段ではなく無線の通信手段を使用しており、通信可
能な領域が狭く使いにくいものであった。
【0005】また、電子手帳等の携帯用情報装置は、蓄
電池等から電力を供給されるため、長時間の連続使用が
できない。したがって、蓄電池の寿命を抑えるため、使
用時以外は電源をオフしていることが常であった。この
ような状態で通信を行なう場合、送信側は受信側の電子
手帳が電源をオンしている場合しか通信できず、電源を
オフしている状態が多い電子手帳等の携帯用情報装置で
は、通信できない状態が多いという問題もあった。
【0006】本発明は上記課題を解決するためのもので
あって、受信側の状態に無関係に通信することができ、
かつ、通信範囲が広い通信システムを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の通信システム
は、中継装置と複数の本体装置とからなり、複数の本体
装置は、各々送信側の機能と受信側の機能を有し、コマ
ンド、データ、レスポンスの送信または受信を行なう通
信手段と、通信手段を介して送信または受信するデータ
を記憶する記憶手段と、を備え、中継装置は、送信側の
本体装置からのコマンドまたはデータの受信、受信側の
本体装置へのコマンドまたはデータの送信、受信側の本
体装置からのレスポンスまたはデータの受信、送信側の
本体装置へのレスポンスまたはデータの送信をそれぞれ
行なう通信手段と、通信手段を介して受信したデータを
記憶する記憶手段と、通信手段を介して受信側の本体装
置に送信要求及びIDコードを送信要求コマンドとして
送信することで、受信側の本体装置が受信可能状態であ
るか否かを問合わせる状態問合せ手段と、状態問合せ手
段による受信側の本体装置から得られた応答結果を判断
する判断手段と、判断手段の結果に応じて、送信側の本
体装置と受信側の本体装置との間のデータ処理を行う
ータ処理手段と、を備え、状態問合せ手段は、通信手段
を介して送信側の本体装置から送られてきた送信要求コ
マンドを通信手段を介して受信側の本体装置に送信する
ことで、受信側の本体装置が受信可能状態であるか否か
を問合わせ、データ処理手段は、状態問合せ手段による
受信側の本体装置から得られた応答結果が判断手段によ
って受信OKの信号を受信したと判断された場合、通信
手段を介して送信側の本体装置に対して受信側の本体装
置から受信した受信OKとIDコードを送信し、通信手
段を介して送信側の本体装置から送られてきたデータを
通信手段を介してそのまま受信側の本体装置に送信し、
状態問合せ手段による受信側の本体装置から得られた応
答結果が判断手段によって受信OK以外の信号を受信し
た、あるいは、特定時間内に信号が返ってこなかったと
判断された場合、通信手段を介して送信側の本体装置に
対して受信OKと中継装置のIDコードを送信し、通信
手段を介して送信側の本体装置から送られてきたデータ
を記憶手段に記憶し、その後、状態問合せ手段による受
信側の本体装置から得られた応答結果が判断手段によっ
て受信可能と判断された場合に記憶手段に記憶されてい
るデータを通信手段を介して受信側の本体装置に送信す
る、ことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の通信システムにおいては、送信側の本
体装置からの送信要求の信号を中継装置が受信する。中
継装置は受信側の本体装置に対して問い合わせを行い、
受信可能状態か否か判断する。判断の結果受信側
の本体装置が受信可能な場合、中継装置はその結果を送
信側の本体装置に返し、送信側の本体装置から送られて
きたデータを受信し、その受信したデータをそのまま
信側の本体装置へ送信する。一方、受信側の本体装置が
受信不可能な場合、中継装置は一応受信可能という結果
を送信側の本体装置に返し、送信側の本体装置から送ら
れてきたデータを受信し、その受信したデータを記憶手
段に記憶し、受信側の本体装置が受信可能となったとき
、記憶手段に記憶されているデータを送信する。
【0009】
【実施例】以下、本発明による一実施例の通信システム
について説明する。図1に本発明の一実施例の通信シス
テムの構成を示すブロック図を示す。図1において、本
システムは、本体装置100、101、中継装置102
を含む。本システムでは、本体装置100、101間お
よび中継装置102を介した通信が行なえる構成となっ
ている。
【0010】次に、本体装置について図面を参照しなが
ら説明する。図2は本体装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0011】図2において、本体装置は、CPU(中央
演算処理装置)部1、ROM(Read Only M
emory)部2、RAM(Random Acces
sMemory)部3、I/O(入出力制御)部4、入
力部5、通信モジュール部6、表示用メモリ部7、表示
部8を含む。
【0012】CPU部1は中央演算処理装置等から構成
され予めROM部2に記憶されている所定のプログラム
を読出し、本体装置の各部の動作を制御する。ROM部
2は不揮発性半導体記憶装置等から構成され、CPU部
1が実行する各種プログラムや必要なデータ等が予め記
憶されている。RAM部3は半導体記憶装置等から構成
され、CPU部1のワーク領域、使用者等が入力したデ
ータの記憶領域等として使用される。I/O部4は入出
力を制御するLSI等から構成され、各種入出力装置が
接続され、CPU部1と各種入出力装置とのデータの入
出力を制御する。入力部5はたとえばキーボード等から
構成され、使用者等が所定のキーを押すことにより、キ
ーに対応するデータをI/O部4へ入力する。通信モジ
ュール6はデータの受信または送信機能を有し、ここ
では、たとえば光通信用のモジュールを具備し、入力す
る電気信号を光信号に変換してデータを送信したり、送
信された光信号を電気的に変換して受信データをI/O
部4へ出力することにより、無線で通信を行なうことが
できる。表示用メモリ部7は画像用半導体記憶装置等か
ら構成され、CPU部1から出力される表示データを記
憶し、表示部8へ出力する。表示部8はたとえば液晶表
示装置等から構成され、表示用メモリ部7から出力され
る表示データを表示画面上に表示する。上記構成によ
り、本体装置はCPU部1等で所定のデータ処理を行な
い、通信モジュール部6により外部とデータの送受信を
行なうことができる。
【0013】次に、中継装置について図面を参照しなが
ら説明する。図3は中継装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0014】図3において、中継装置はCPU部11、
ROM部12、RAM部13、I/O部14、ランプ1
5、通信モジュール部16、17を含む。
【0015】CPU部11は、中央演算処理装置等から
構成され、予めROM部12に記憶されている所定のプ
ログラムを読出し、中継装置の各部の動作を制御する。
ROM部12は半導体記憶装置等から構成され、CPU
部11が実行する各種プログラムや必要なデータ等が予
め記憶されている。RAM部13は半導体記憶装置等か
ら構成され、CPU部11のワーク領域、受信したデー
タの記憶領域等として使用される。I/O部14は入出
力を制御するLSI等から構成され、通信モジュール部
16、17、ランプ15が接続され、各部の入出力を制
御する。ランプ15は、点灯している場合データが一時
的に中継装置のRAM部13に格納されていることを示
し、消灯している場合はデータが格納されていないこと
を示す。ランプ15の点滅はCPU部11がI/O部1
4を介して制御する。通信モジュール16、17はデー
タの受信または送信機能を有し、ここでは、たとえば、
光通信用のモジュールを具備し、入力する電気信号を光
信号に変換してデータを送信したり、送信されたデータ
を電気信号に変換してI/O部14へ出力する。通信用
モジュール部16は送信側の本体装置との通信を行な
い、通信用モジュール部17は受信側の本体装置との通
信を行なう。中継装置は、たとえば、机上置く場合は
前面に通信モジュール部17、ランプ15が設けられ、
背面に通信モジュール16が備えられた構成となる。ま
た、使用環境として光通信に対する障害物が多い場合は
天井等に設置することにより通信可能範囲を拡大するこ
とができる。さらに、通信モジュール部16、17とI
/O部14とをケーブル等で接続し、このケーブルの長
さを任意に変えることにより、通信距離を任意に変える
ことも可能である。上記構成により、中継装置は受信モ
ジュール部16、17により、本体装置とデータの通信
を行なうことができ、受信したデータを必要に応じてR
AM部13に記憶することができる。
【0016】本通信システムは上述した本体装置および
中継装置から構成され、通信側の本体装置から送信され
たデータを中継装置が受信し、中継装置は受信側の本体
装置の受信状態に応じて、RAM部13に受信データを
記憶したり、受信側の本体装置へ受信データを送信する
ことができる。
【0017】次に、本体装置間で直接データを通信する
ときのデータ通信動作について以下に説明する。図4は
本体装置間の通信動作の一例を説明する図である。
【0018】Aにおいて、送信側の本体装置のCPU部
1はI/O部4を介して送信要求およびIDコードを通
信モジュール部6へ出力する。ここで、IDコードとは
送信側の本体装置の識別コードであり、たとえば、本体
装置の製造番号等が利用される。送信側の本体装置の通
信モジュール部6は送信要求およびIDコードを光信号
に変換して受信側の本体装置へ送信する。受信側の本体
装置の通信モジュール部6は前記光信号を電気信号に変
換して、I/O部4を介してCPU部1へ出力する。
【0019】次に、Bにおいて、受信側の本体装置のC
PU部1は送信要求および送信側の本体装置のIDコー
ドを受取った後、受信OKおよび自身のIDコードをI
/O部4を介して通信モジュール部6へ出力する。この
IDコードは受信機器の識別コードを示し、前記と同様
受信側の本体装置の製造番号等が利用される。また、受
信側の本体装置のIDコードの先頭バイトには、本体装
置か中継装置かを識別するコードが付加されており、こ
のコードを受信した本体装置はどちらの装置で受信され
たのかを知ることができる。受信側の本体装置の通信モ
ジュール部6は受信OKおよびIDコードを光信号に変
換して送信側の本体装置へ送信する。送信側の本体装置
の通信モジュール部6は受信OKおよびIDコードを電
気信号に変換してI/O部4を介してCPU部1へ出力
する。
【0020】次に、Cにおいて、送信側の本体装置のC
PU部1は受信OKを受取ったことにより、受信側の本
体装置が受信可能状態にあると判断する。判断後、送信
側の本体装置のCPU部1はI/O部4を介して送信す
るデータを通信モジュール部6へ出力する。通信モジュ
ール部6は入力された出力を光信号に変換して受信側の
本体装置へ送信する。受信側の本体装置の通信モジュー
ル部6は送信されたデータを電気信号に変換してI/O
部4を介してCPU部1へ出力する。CPU部1は入力
したデータを基に所定の処理を行なったり入力したデー
タをRAM部3へ記憶する。
【0021】次に、Dにおいて、受信側の本体装置のC
PU部1は送信側の本体装置からのデータ送信が終了し
た後受信完了を示す信号をI/O部4を介して通信モジ
ュール部6へ出力する。通信モジュール部6は受信完了
を示す信号を光信号に変換して送信側の本体装置へ送信
する。送信側の本体装置の通信モジュール部6は受信し
た光信号を電気信号に変換してI/O部4を介してCP
U部1へ出力する。CPU部1は受信完了を示す信号を
受取ることにより送信が完了したことを確認する。以上
の動作により送信側の本体装置から受信側の本体装置へ
データの転送を行なうことができる。
【0022】また、Bにおいて、送信側の本体装置は受
信側の本体装置から受信OKの信号を受信できない場
合、一定時間待った後Aと同様に送信要求およびIDコ
ードを再送する。再送後、一定時間待った後、受信OK
以外の応答が返ってきた場合、送信要求およびIDコー
ドを再び送信するが、再度同じ応答の場合は通信を終了
する。また、応答が一定時間たっても返ってこない場
合、送信要求およびIDコードを再び送信するが、さら
に一定時間待っても応答が返ってこない場合は通信を中
断する。このような状態としては、本体装置間の距離が
離れ過ぎ通信範囲外にある場合、受信側の本体装置が存
在しない場合、受信側の本体装置の電源がオフされてい
る場合等が考えられる。
【0023】また、Dにおいて、送信側の本体装置は受
信完了の信号を受信しない場合、応答が正常でないと判
断して通信を終了する。
【0024】次に、中継装置を介した本体装置間のデー
タ通信動作について以下に説明する。図5は中継装置を
介した本体装置間の通信動作の一例を説明する図であ
る。
【0025】まず、Eにおいて、信側の本体装置のC
PU部1は送信要求およびIDコードをI/O部4を介
して通信モジュール部6へ出力する。通信モジュール部
6は送信要求およびIDコードを光信号に変換して中継
装置へ送信する。中継装置の送信側の通信モジュール部
16は、送信要求およびIDコードを電気信号に変換し
た後I/O部14を介してCPU部11へ出力する。
【0026】次に、Fにおいて、中継装置のCPU部1
1は受信側の本体装置が受信可能な状態にあるか否かを
確認するため、受信した送信要求およびIDコードをI
/O部14を介して受信側の通信モジュール部17へ出
力する。通信モジュール部17は送信要求およびIDコ
ードを光信号に変換して受信側の本体装置へ送信する。
受信側の本体装置の通信モジュール部6は受信した送信
要求およびIDコードをI/O部4を介してCPU部1
へ出力する。
【0027】次に、Gにおいて、受信側の本体装置のC
PU部1は送信要求に応答するため、受信OKおよびI
DコードをI/O部4を介して通信モジュール部6へ出
力する。通信モジュール部6は受信OKおよびIDコー
ドを光信号に変換して中継装置へ送信する。中継装置の
通信モジュール部17は受信した受信OKおよびIDコ
ードを電気信号に変換した後I/O部14を介してCP
U部11へ出力する。
【0028】次に、Hにおいて、中継装置のCPU部1
1は受信した受信OKおよびIDコードをI/O部14
を介して通信モジュール部16へ出力する。通信モジュ
ール部16は受信OKおよびIDコードを光信号に変換
して送信側の本体装置へ送信する。送信側の本体装置の
通信モジュール部6は受信した受信OKおよびIDコー
ドを電気信号に変換してI/O部4を介してCPU部1
へ出力する。
【0029】次に、Iにおいて、送信側の本体装置のC
PU部1は受信OKを確認した後、送信すべきデータを
I/O部4を介して通信モジュール部6へ出力する。通
信モジュール部6はデータを光信号に変換して中継装置
へ送信する。中継装置の通信モジュール部16は受信し
たデータを電気信号に変換した後、I/O部14を介し
てCPU部11へ出力する。
【0030】次に、Jにおいて、中継装置のCPU部1
1は受信したデータをI/O部14を介して通信モジュ
ール部17へ出力する。入力したデータを光信号に変換
して信側の本体装置へ送信する。ここで、受信したデ
ータを一旦CPU部11へ入力したが、受信側の本体装
置は受信可能状態であることがわかっているので、CP
U部11がI/O部14を制御して、通信モジュール部
16へ入力したデータをI/O部14を介して直接通信
モジュール部17へ出力することもできる。受信側の本
体装置の通信モジュール部6は受信したデータをI/O
部4を介してCPU部1へ出力する。CPU部1は入力
したデータに従い所定の動作を制御したり、記憶すべき
データをRAM部3へ出力して記憶させる。
【0031】次に、Kにおいて、信側の本体装置のC
PU部1は中継装置からのデータ転送が終わったことを
確認した後、受信完了を示す信号をI/O部4を介して
通信モジュール部6へ出力する。通信モジュール部6は
入力した受信完了の信号を光信号に変換して中継装置へ
送信する。中継装置の通信モジュール部17は通信完了
を示す光信号を電気信号に変換した後、I/O部14を
介してCPU部11へ出力する。
【0032】次に、Lにおいて、中継装置のCPU部1
1は受信側の本体装置の受信完了を確認した後、受信し
た受信完了の信号をI/O部14を介して通信モジュー
ル部16へ出力する。通信モジュール部16は受信完了
を示す信号を光信号に変換した後送信側の本体装置へ送
信する。送信側の本体装置の通信モジュール部6は送信
完了の信号を電気信号に変換してI/O部4を介してC
PU部1へ出力する。CPU部11は送信完了を示す信
号を受信することにより、データの送信が完了したこと
を確認して通信を終了する。
【0033】以上の動作により、受信側の本体装置は中
継装置を介してデータの送受信を行なっているが、受信
する信号は信側の本体装置が送信した信号と同じ信号
であるので中継装置の存在を意識せずにデータ通信を行
なうことが可能となる。
【0034】また、Fにおいて、中継装置が送信要求お
よびIDコードを送信した後、Gにおいて、受信側の本
体装置から受信OK以外の信号が返ってきた場合再度送
信要求およびIDコードを送信する。送信後再び同じ信
号が返ってきた場合は、受信側の本体装置が受信可能な
状態にないと判断して、IDコードとして中継装置自身
のIDコードと受信OKの信号をHにおいて送信側の本
体装置へ送信する。送信側の本体装置がデータを送信し
た場合、中継装置は、受信したデータをRAM部3へ記
憶する。記憶後、中継装置はデータの送信が完了したこ
とを確認し、Lにおいて受信完了を示す信号を送信側の
本体装置へ送信する。
【0035】また、Gにおいて、中継装置は受信側の本
体装置から受信OKの信号が一定時間待っても返ってこ
ない場合も同様の動作を行なう。以上の動作により、送
信側の本体装置は、受信側の本体装置の状態にかかわら
ず、データ送信を行なうことができる。この後中継装置
は受信側の本体装置が受信可能な状態になった後、記憶
したデータを受信側の本体装置へ送信することにより送
信が完全に終了する。
【0036】次に、上記のような動作を行なうために各
装置の動作についてフローチャートを用いて説明する。
フローチャートに示す各処理は予めROM部2、12に
プログラムとして記憶され、必要に応じてCPU部1、
11がROM部2、12から読出して実行する。
【0037】まず、送信側の本体装置の処理について説
明する。図6は送信側の本体装置の処理を示すフローチ
ャートである。
【0038】CPU部1は所定のプログラムを読出した
後、ステップS1において、変数Aをクリアする。ここ
で、変数Aは送信回数を示す再送用カウンタである。
【0039】次に、ステップS2において、CPU部1
は送信要求およびIDコードを送信する。
【0040】次に、ステップS3において、CPU部1
は受信側の装置(本体装置または中継装置)から送信要
求に対応する応答があったか否かを確認する。応答があ
った場合、ステップS4へ移行し、応答がない場合ステ
ップS11へ移行する。
【0041】応答があった場合、ステップS4におい
て、CPU部1は受信した応答が受信OKか否かを識別
する。受信OKであれば、ステップS5へ移行し、受信
OK以外の応答であればステップS12へ移行する。
【0042】応答が受信OKである場合、ステップS5
において、CPU部1は受信した受信側のIDコードを
RAM部3の所定の領域にある変数Bへ格納する。この
変数Bに格納されたIDコードを識別することにより、
CPU部1は受信側の装置を特定することができる。
【0043】次に、ステップS6において、CPU部1
は変数Aをクリアする。次に、ステップS7において、
CPU部1は送信すべき所定のデータを送信する。
【0044】次に、ステップS8において、CPU部1
は受信側の装置から応答があったか否かを確認する。応
答があった場合ステップS9へ移行し、応答がない場合
ステップS14へ移行する。
【0045】応答があった場合、ステップS9におい
て、CPU部1は受信した応答が受信完了を示す信号か
否かを確認する。受信完了である場合ステップS10へ
移行し、受信完了以外の信号の場合ステップS15へ移
行する。
【0046】受信完了を示す信号である場合、ステップ
S10において、CPU部1は表示部8上に送信完了を
表示して処理を終了する。
【0047】ステップS3において応答なしと判断した
場合、ステップS11において、CPU部1は所定の時
間経過したか否かを確認する。所定の時間が経過してい
なければステップS3へ移行して再び応答を確認する。
所定の時間が経過している場合は応答がなかったものと
判断して、ステップS12へ移行する。
【0048】所定時間経過後、ステップS12におい
て、CPU部1は変数Aが0となっているか否かを確認
する。変数Aは初期時ステップS1においてクリアされ
ているので0となっており、1回目の送信要求時はステ
ップS13へ移行する。ステップS13において、CP
U部1は変数Aに1を格納してステップS2へ戻る。ス
テップS2以降の処理を繰返し、再びステップS12へ
移行した場合は、変数Aの値は1となっているのでステ
ップS17へ移行し、表示部8上に通信エラーを表示し
て処理を終了する。
【0049】ステップS14〜S16までの処理はステ
ップS11〜S13までの処理と同様の処理を行ない、
受信側の装置から応答または受信完了の信号がない場合
ステップS17において通信エラーを表示して同様に処
理を終了する。また、ステップS9において、受信完了
以外の信号として受信側の装置からRAM部3、13の
記憶容量以上にデータが送信された場合メモリフルの状
態を示す信号を受取り、ステップS17において通信エ
ラーの代わりに受信側のメモリが足りませんという表示
を行ない処理を終了することも可能である。
【0050】次に、受信側の本体装置の動作についてフ
ローチャートを用いて説明する。図7は受信側の本体装
置の各処理を示すフローチャートである。
【0051】まず、ステップS21において、CPU部
1は変数C、Dをクリアする。ここで、変数Cは状態管
理用変数であり、0の場合は送信要求の信号を受信して
いない状態を示し、1の場合は送信要求の信号を受信し
た状態を示す。また、変数Dは再送チェック用変数であ
り、再送回数を示す。
【0052】次に、ステップS22において、CPU部
1は中断キーが押されたか否かを確認する。中断キーは
入力部5に備えられ、使用者が通信を中断したい場合に
押すキーである。中断キーが押されていない場合ステッ
プS23へ移行し、押されている場合はステップS39
へ移行し、中断キーが押されたことを表示部8に表示し
て通信処理を中断し処理を終了する。
【0053】次に、ステップS23において、CPU部
1は送信側の装置から指令信号であるコマンドが送信さ
れたか否かを確認する。コマンドを受信した場合ステッ
プS24へ移行し、受信しない場合ステップS37へ移
行する。
【0054】次に、ステップS24において、CPU部
1は送信されたコマンドが送信要求か否かを判断する。
送信要求であればステップS32へ移行し、送信要求で
なければステップS25へ移行する。
【0055】次に、ステップS25において、CPU部
1は送信されている信号がデータ送信であるか否かを判
断する。データ送信でなければステップS34へ移行
し、データ送信であればステップS26へ移行する。
【0056】次に、ステップS26において、CPU部
1は変数Cが0か否かを確認する。変数Cが0の場合送
信要求の信号を受信していない状態でデータ送信が行な
われていることを示しているので、ステップS34へ移
行し、変数Cが0以外である場合はステップS27へ移
行する。
【0057】次に、ステップS27において、CPU部
1は変数Cが1であるか否かを確認する。変数Cが1で
ある場合送信要求の信号を受信した後データ送信が行な
われているので正常な状態であると判断して、ステップ
S28へ移行し、変数Dをクリアし、ステップS29へ
移行する。一方、変数Cが1以外の場合変数Dをクリア
せず、ステップS29へ移行する。
【0058】次に、ステップS29において、CPU部
1は送信されているデータの受信を行なう。
【0059】次に、ステップS30において、受信後C
PU部1はエラーが発生したか否かを確認する。ここ
で、エラーの発生としては、受信時のエラー、RAM部
3の記憶容量を受信データが超えたためメモリフルの状
態になった場合等がある。エラーが発生している場合ス
テップS35へ移行し、エラーが発生していない場合ス
テップS31へ移行する。
【0060】次に、ステップS31において、CPU部
1は受信完了を示す信号を送信し、処理を終了する。
【0061】また、ステップS23においてコマンドが
ないと判断した場合、ステップS37において、CPU
部1は変数Cが0であるか否かを確認する。変数Cが0
の場合送信要求コマンドを受信していないので、再度受
信を行なうためステップS22へ移行し以降の処理を続
ける。変数Cが0以外の場合は通信状態が正常でないと
判断してステップS38へ移行し、受信処理を中断して
処理を終了する。
【0062】また、ステップS24において、送信要求
であると判断した場合、ステップS32において、CP
U部1は変数Cが0または1であるか否かを確認する。
変数Cが0または1の場合ステップS32へ移行し、受
信OKおよびIDコードを送信側の装置へ送信し、ステ
ップS33において、変数Cに1を代入してステップS
24へ移行し以降の処理を続ける。一方、変数Cが0ま
たは1以外の場合ステップS35へ移行し、後述するス
テップS35以降の処理を続ける。
【0063】次に、ステップS25においてデータ送信
でないと判断された場合およびステップS26において
変数Cが0と確認された場合、ステップS34において
イレギュラーを示す信号を送信側の装置へ送信する。
【0064】次に、ステップS35において、CPU部
1は再送回数をセットするため変数Dに1を足して再び
変数Dに格納する。
【0065】次に、ステップS36において、CPU部
1は変数Dが2であるか否かを確認する。変数Dが2で
ある場合既に一度再送を行なっているので、ステップS
37へ移行し以降の中断時の処理を行なう。変数Dが2
以外の場合再送を1回しか行なっていないので、ステッ
プS24へ移行して以降の処理を続ける。以上の処理に
より、受信側の本体装置の受信時の各動作が行なわれ
る。
【0066】次に、中継機器の通信時の各処理について
フローチャートを用いて説明する。図8は中継装置の通
信時の各処理を示すフローチャートである。
【0067】まず、ステップS41において、CPU部
11は変数F〜Jをクリアする。ここで、変数Fは中継
装置の状態管理用変数であり、0の場合は送信要求の信
号待ちの状態を示し、1の場合はデータ受信待ちの状態
を示し、2の場合はデータ送信の信号を受信した場合を
示す。変数Gはイレギュラー応答時の再送用カウンタで
あり、イレギュラー応答時の再送回数を示す。変数Hは
受信側の本体装置の再送用カウンタであり、受信側の本
体装置の再送回数を示す。変数Iは受信側の本体装置の
状態管理用変数であり、0の場合は受信側の本体装置が
受信可能状態にあることを示し、1の場合は受信側の本
体装置が受信できない状態にあることを示す。変数Jは
IDコード用格納変数であり、本体装置および中継装置
のIDコードを格納する。
【0068】次に、ステップS42において、CPU部
11は送信側の本体装置からコマンドが送信されたか否
かを検出する。コマンドが検出されればステップS43
へ移行し、検出されなければステップS54へ移行す
る。
【0069】次に、ステップS43において、CPU部
11は受信したコマンドが送信要求であるか否かを確認
する。送信要求であればステップS56へ移行し、送信
要求でなければステップS44へ移行する。
【0070】次に、ステップS44において、CPU部
11は受信したコマンドがデータ送信を示しているか否
かを確認する。データ送信でない場合は、ステップS4
3で送信要求でもないことが確認されているので、通信
状態が正常でないと判断してステップS77へ移行す
る。データ送信である場合はステップS45へ移行す
る。
【0071】次に、ステップS45において、CPU部
11は変数Fが0であるか否かを確認する。変数Fが0
の場合送信要求の信号待ちの状態を示しており、送信要
求の信号がない状態でデータ送信が行なわれていること
になり、通信が正常でないと判断してステップS77へ
移行する。変数Fが0でない場合は送信要求の信号を既
に受信しているのでステップS46へ移行する。
【0072】次に、ステップS46において、CPU部
11は変数Fに2を代入して変数Fの状態をデータ送信
の信号を受信した状態に変更する。
【0073】次に、ステップS47において、CPU部
11は変数Iが1か否かを確認する。変数Iが1の場合
は受信側の本体装置が受信可能な状態になっていること
を示し、受信側の本体装置へデータを送信するため、ス
テップS48へ移行し、受信したデータを受信側の本体
装置へ送信する。一方、変数Iが1でない場合は受信側
の本体装置が受信できない状態を示しているため、受信
したデータをRAM部3へ記憶するため、ステップS
へ移行して受信したデータをRAM部13の所定の
領域に記憶しステップS4へ移行する。
【0074】次に、ステップS49において、CPU部
11は受信時にエラーが発生したか否かを確認する。エ
ラーが発生していればエラーが発生していることを送信
側の本体装置へ伝えるためステップS76へ移行する。
エラーが発生していなければステップS50へ移行す
る。
【0075】次に、ステップS50において、CPU部
11は変数Iが1か否かを確認する。変数Iが1の場合
受信側の本体装置が受信可能な状態であるので受信完了
を確認するため、ステップS51へ移行する。変数Iが
1以外の場合は受信側の本体装置が受信できない状態に
あり、送信側の本体装置から送信されたデータを中継装
置のRAM部13に記憶しているので、ステップS79
へ移行し、ランプ15を点滅させ使用者にデータを一時
的に格納していることを知らせる。この後ステップS5
3へ移行する。
【0076】次に、ステップS51において、CPU部
11は変数Hへ0を代入して変数Hをクリアする。
【0077】次に、ステップS52において、CPU部
11は受信側の本体装置から受信完了を示す信号が送信
されたか否かを確認する。送信完了の信号を検出した場
合ステップS53へ移行し、受信完了を検出できない場
合は所定の時間の間、受信完了を示す信号を待つためス
テップS65へ移行する。
【0078】次に、ステップS53において、CPU部
11は受信側の本体装置から受取った受信完了を示す信
号を送信側の本体装置へ送信して処理を終了する。
【0079】また、ステップS43において受信したコ
マンドが送信要求である場合、ステップS56におい
て、変数Fが2であるか否かを確認する。変数Fが2の
場合送信要求の信号を受取る前にデータ送信の信号を受
信したことになり、通信状態が正常でないので、ステッ
プS77へ移行する。変数Fが2以外の場合は正常であ
ると判断してステップS57へ移行する。
【0080】次に、ステップS57において、CPU部
11は送信側の本体装置から受信した送信要求を受信側
の本体装置へ送信する。
【0081】送信後、ステップS58において、CPU
部11は受信側の本体装置からの応答を確認する。応答
があればステップS59へ移行し、応答がない場合は所
定の時間応答を待つためステップS72へ移行する。
【0082】次に、ステップS59において、CPU部
11は受信した応答が受信OKを示す信号であるか否か
を確認する。受信OKを示す信号である場合ステップS
60へ移行し、そうでなければ再び送信を行なうためス
テップS73へ移行する。
【0083】次に、ステップS60において、CPU部
11は変数Iに1を代入し変数Iが送信側の本体装置が
受信可能状態であることを示すように変更する。
【0084】次に、ステップS61において、CPU部
11は受信側の本体装置から受信OKとともに送られて
きた受信側の本体装置のIDコードを変数Jへ格納す
る。
【0085】次に、ステップS62において、CPU部
11は受信OKおよび変数Jに格納されている内容(前
ステップがステップS61の場合は受信側の本体装置の
IDコード、前ステップがステップS75の場合は中継
装置のIDコード)を送信側の本体装置へ送信する。
【0086】次に、ステップS63において、CPU部
11は変数Fへ1を代入し変数Fがデータ受信待ちの状
態を示すように変更する。
【0087】次に、ステップS64において、CPU部
11はイレギュラー応答時の再送用カウンタである変数
Gへ0を代入し変数Gをクリアし、ステップS42へ移
行し以後の処理を続ける。
【0088】また、ステップS58において応答なしと
判断された場合、ステップS72において、CPU部1
1は所定の時間が経過しているか否かを確認する。所定
の時間を経過していなければステップS58へ移行し、
経過していれば応答がなかったものと判断してステップ
S73へ移行する。
【0089】次に、ステップS73において、CPU部
11は変数Hの値に1を足して変数Hへ再び格納し、受
信側の本体装置の再送回数をカウントする。
【0090】次に、ステップS74において、CPU部
11は変数Hが2であるか否かを確認する。変数Hが2
以外である場合再び送信要求を送信するためステップS
57へ移行する。変数Hが2である場合ステップS75
へ移行する。
【0091】次に、ステップS75において、CPU部
11は本体装置と通信はできないと判断し、自身のID
コードを送信側の本体装置へ送信するため、変数Jへ中
継装置のIDコードを格納しステップS62へ移行し前
述したステップS62以降の処理を続ける。
【0092】また、ステップS52において受信完了を
示す信号を受信できなかった場合、ステップS65にお
いて、CPU部11は所定の時間が経過したか否かを確
認する。所定の時間が経過していなければステップS5
2へ戻り受信完了の信号を確認する。所定の時間が経過
していればステップS66へ移行する。
【0093】次に、ステップS66において、CPU部
11は変数Hに1を加え変数Hへ再び格納し、受信側の
本体装置の再送回数をカウントする。
【0094】次に、ステップS67において、CPU部
11は変数Hが2であるか否かを確認する。変数Hが2
である場合は再度送信を行なわないのでステップS76
へ移行し送信側の本体装置へエラー状態であることを示
す信号を送信しステップS69へ移行する。一方、変数
Hが2でない場合、再度送信要求を行なうため、ステッ
プS68へ移行し、送信側の本体装置へ再送要求を示す
信号を送信する。
【0095】次に、ステップS69において、CPU部
11は変数Gに1を足して再び変数Gへ格納し、再送回
数をカウントする。
【0096】次に、ステップS70において、CPU部
11は変数Gが2であるか否かを確認する。変数Gが2
でない場合は再送動作を行なうためステップS42へ移
行し以降の処理を続ける。変数Gが2の場合は既に1回
再送動作を行なっているのでステップS71へ移行し処
理を中断して通信の処理を終了する。
【0097】また、ステップS44において受信したコ
マンドがデータ転送でない場合ステップS77におい
て、CPU部11は送信側の本体装置へ通信状態が正常
でないことを示すイレギュラーの信号を送信しステップ
S69へ移行し、上記と同様の処理を行なう。ステップ
S45において変数Fが0であると判断した場合や、ス
テップS56において変数Fが2であると判断した場合
も同様である。
【0098】また、ステップS42において、コマンド
がないと判断した場合、ステップS54において、CP
U部11は所定の時間が経過したか否かを確認する。所
定の時間が経過していなければステップS42へ戻り以
降の処理を続け、経過していればステップS55へ移行
する。
【0099】次に、ステップS55において、CPU部
11は変数Fが0であるか否かを確認する。変数Fが0
の場合送信要求の信号待ちの状態を示しているため、再
度ステップS42へ移行し、以降の処理を続ける。Fが
0でない場合ステップS71に移行して処理を中断して
通信の処理を終了する。
【0100】以上の処理により、中継装置は、送信側の
本体装置からデータが送られてきた場合、受信側の本体
装置の状態を判断して、受信可能な状態であればそのま
ま受信したデータを受信側の本体装置へ送信し、受信可
能でなければ、自己のRAM部13に受信したデータを
記憶することができる。この結果、送信側の本体装置は
受信側の本体装置の状態に関係なくデータ通信を行なう
ことができ、操作性が大幅に改善される。また、中継装
置を介して通信しており、通信モジュール部16、17
はケーブル等を介することにより任意の距離に設置でき
るので、通信範囲も大幅に広げることが可能となる。
【0101】また、上記実施例では、受信側の本体装置
が受信可能な状態でない場合中継装置のRAM部13へ
受信したデータを記憶したが、受信側の本体装置が通信
可能範囲にあり、単に電源をオフされているだけの場合
は、受信側の本体装置を光信号の入力を検知して、本体
装置の電源をオンするような構成にすれば、本体装置の
電源がオフされている状態でも、自動的に電源がオンさ
れデータの受信を行なうことが可能となる。
【0102】上記実施例では、通信手段として光通信を
用いているが、その他の無線方式による通信方式でも同
様の効果を得ることができる。
【0103】
【発明の効果】本発明の通信システムにおいては、中継
装置は送信側の本体装置からの送信要求の信号を受信
し、受信側の本体装置に対して問い合わせを行い、受信
可能状態か否かを判断する。判断の結果受信側の本体
装置が受信可能な場合、中継装置はその結果を送信側の
本体装置に返し、送信側の本体装置から送られてきたデ
ータを受信し、その受信したデータをそのまま受信側の
本体装置へ送信する。一方、受信側の本体装置が受信不
可能な場合、中継装置は一応受信可能という結果を送信
側の本体装置に返し、送信側の本体装置から送られてき
たデータを受信し、その受信したデータを記憶手段に記
憶し、受信側の本体装置が受信可能となったときに
憶手段に記憶されているデータを送信する。このように
中継装置を用いて通信を行なうので、受信側の本体装置
の状態に無関係に通信することができることから、通信
範囲を大幅に拡大することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の通信システムの構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例である通信システムの本体装
置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例の通信システムの中継装置の
構成を示すブロック図である。
【図4】本発明による本体装置間の通信動作を説明する
図である。
【図5】本発明による中継装置を介した本体装置間の通
信動作を説明する図である。
【図6】本発明による送信側の本体装置の通信時の各処
理を示すフローチャートである。
【図7】本発明による受信側の本体装置の通信時の各処
理を示すフローチャートである。
【図8】本発明による中継装置の通信時の各処理を説明
するフローチャートである。
【符号の簡単な説明】
1 CPU部 2 ROM部 3 RAM部 4 I/O部 5 入力部 6 通信モジュール部 7 表示メモリ部 8 表示部 11 CPU部 12 ROM部 13 RAM部 14 I/O部 15 ランプ 16 通信モジュール部 17 通信モジュール部 100、101 本体装置 102 中継装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中継装置と複数の本体装置とからなる通
    信システムであって、 前記複数の本体装置は、 各々送信側の機能と受信側の機能を有し、 コマンド、データ、レスポンスの送信または受信を行な
    う通信手段と、 前記通信手段を介して送信または受信するデータを記憶
    する記憶手段と、 を備え、 前記中継装置は、前記 送信側の本体装置からのコマンドまたはデータの受
    信、前記受信側の本体装置へのコマンドまたはデータの
    送信、前記受信側の本体装置からのレスポンスまたはデ
    ータの受信、前記送信側の本体装置へのレスポンスまた
    はデータの送信をそれぞれ行なう通信手段と、 前記通信手段を介して受信したデータを記憶する記憶手
    段と、 前記通信手段を介して前記受信側の本体装置に送信要求
    及びIDコードを送信要求コマンドとして送信すること
    で、前記受信側の本体装置が受信可能状態であるか否か
    を問合わせる状態問合せ手段と、 前記状態問合せ手段による前記受信側の本体装置から得
    られた応答結果を判断する判断手段と、 前記判断手段の結果に応じて、前記送信側の本体装置と
    前記受信側の本体装置との間のデータ処理を行うデータ
    処理手段と、を備え 前記状態問合せ手段は、 前記通信手段を介して前記送信側の本体装置から送られ
    てきた送信要求コマンドを前記通信手段を介して前記受
    信側の本体装置に送信することで、前記受信側の本体装
    置が受信可能状態であるか否かを問合わせ、 前記データ処理手段は、 前記状態問合せ手段による前記受信側の本体装置から得
    られた応答結果が前記判断手段によって受信OKの信号
    を受信したと判断された場合、 前記通信手段を介して前記送信側の本体装置に対して前
    記受信側の本体装置か ら受信した受信OKとIDコード
    を送信し、 前記通信手段を介して前記送信側の本体装置から送られ
    てきたデータを前記通信手段を介してそのまま前記受信
    側の本体装置に送信し、 前記状態問合せ手段による前記受信側の本体装置から得
    られた応答結果が前記判断手段によって受信OK以外の
    信号を受信した、あるいは、特定時間内に信号が返って
    こなかったと判断された場合、 前記通信手段を介して前記送信側の本体装置に対して受
    信OKと本中継装置のIDコードを送信し、 前記通信手段を介して前記送信側の本体装置から送られ
    てきたデータを前記記憶手段に記憶し、 その後、前記状態問合せ手段による前記受信側の本体装
    置から得られた応答結果が前記判断手段によって受信可
    能と判断された場合に前記記憶手段に記憶されているデ
    ータを前記通信手段を介して前記受信側の本体装置に送
    信する、 ことを特徴とする通信システム。
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