JP2003224389A - ケーブル導入口構造 - Google Patents
ケーブル導入口構造Info
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- JP2003224389A JP2003224389A JP2002020319A JP2002020319A JP2003224389A JP 2003224389 A JP2003224389 A JP 2003224389A JP 2002020319 A JP2002020319 A JP 2002020319A JP 2002020319 A JP2002020319 A JP 2002020319A JP 2003224389 A JP2003224389 A JP 2003224389A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ケーブル導入口の遮蔽をより完全なものにする
と同時にケーブル導入時の工事の簡略化、ケーブル本数
の変化にも対応できるようにする。更に大きさも小型化
する。 【解決手段】ケーブル導入口1は、筐体4の底面に穿設
された開口部14にはめ込まれたシールド枠12の両側
面から中央に向って派生する導電性でかつ弾力のあるブ
ラシ状の植毛11を備えており、ケーブル3は植毛11
を押し分けて挿通される。支持棒13はケーブル3を固
定する。
と同時にケーブル導入時の工事の簡略化、ケーブル本数
の変化にも対応できるようにする。更に大きさも小型化
する。 【解決手段】ケーブル導入口1は、筐体4の底面に穿設
された開口部14にはめ込まれたシールド枠12の両側
面から中央に向って派生する導電性でかつ弾力のあるブ
ラシ状の植毛11を備えており、ケーブル3は植毛11
を押し分けて挿通される。支持棒13はケーブル3を固
定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はケーブル導入口構造
に関し、特に通信機器などにおけるケーブル導入口のシ
ールド構造に関する。
に関し、特に通信機器などにおけるケーブル導入口のシ
ールド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】通信機器などは通信機室や計算機室に他
の機器と近接して設置されるために各機器間の電磁波に
よる干渉を防止するため、電磁波を外部へ漏洩させない
静電対策や電磁遮蔽対策が必要である。特に通信機器の
ケーブル導入口においてはケーブルと開口部との隔間か
ら電磁波が漏洩しないように、この部分を完全に塞ぐ対
策が求められている。
の機器と近接して設置されるために各機器間の電磁波に
よる干渉を防止するため、電磁波を外部へ漏洩させない
静電対策や電磁遮蔽対策が必要である。特に通信機器の
ケーブル導入口においてはケーブルと開口部との隔間か
ら電磁波が漏洩しないように、この部分を完全に塞ぐ対
策が求められている。
【0003】図5はこの対策を施した構造の従来例(特
開平4−56197号公報記載)の構造を示す斜視図で
ある。
開平4−56197号公報記載)の構造を示す斜視図で
ある。
【0004】図において、59は筒状の導電性布、56
は枠体、51はねじ、55はファスナ、57はファスナ
支持体である。
は枠体、51はねじ、55はファスナ、57はファスナ
支持体である。
【0005】導電性布59は、細い金属線を布状に織っ
たもの、金属メッキした繊維を織ったもの、アルミ箔の
ような柔らかい金属板を布に張り合わせたもの等、市販
の導電性を有する布状部材を筒状に縫合したものであ
る。
たもの、金属メッキした繊維を織ったもの、アルミ箔の
ような柔らかい金属板を布に張り合わせたもの等、市販
の導電性を有する布状部材を筒状に縫合したものであ
る。
【0006】導電性布59の下端は金属製の枠体56に
よりケーブル導入口54の周縁にねじ51を用いて固着
される。固着の手段は、導電性布59を枠体56とパネ
ル52の間に直接挟み込む手段、導電性布59に予め枠
体56を取付けたものをパネル52に固着する手段の何
れでもよい。
よりケーブル導入口54の周縁にねじ51を用いて固着
される。固着の手段は、導電性布59を枠体56とパネ
ル52の間に直接挟み込む手段、導電性布59に予め枠
体56を取付けたものをパネル52に固着する手段の何
れでもよい。
【0007】導電性布59がパネル52に電気的に低イ
ンピーダンスで接続されるよう、枠体56およびパネル
52の導電性布59と接する部分の表面は金属メッキ、
導電性塗装等により導電性を付与しておく。
ンピーダンスで接続されるよう、枠体56およびパネル
52の導電性布59と接する部分の表面は金属メッキ、
導電性塗装等により導電性を付与しておく。
【0008】支持体57からなる帯が装着される。ファ
スナ55としては、ケーブル包縛用のタイラップ等、市
販の部材でよい。
スナ55としては、ケーブル包縛用のタイラップ等、市
販の部材でよい。
【0009】そして、ケーブル導入後、導電性布59の
上端がケーブル53を間隙なく包囲するまでファスナ5
5を締めつけることにより導電性布は巾着状となり、シ
ールド構造が形成される。
上端がケーブル53を間隙なく包囲するまでファスナ5
5を締めつけることにより導電性布は巾着状となり、シ
ールド構造が形成される。
【0010】また、図6は他の従来例(実開平3−61
391号公報記載)を示す斜視図である。図において、
68は装置筐体、68aはケーブル接続開口部、67は
導電ゴムカバー、67aは切込み、65はケーブル、6
3は押さえ板、64は取付ねじ、66は端子台である。
391号公報記載)を示す斜視図である。図において、
68は装置筐体、68aはケーブル接続開口部、67は
導電ゴムカバー、67aは切込み、65はケーブル、6
3は押さえ板、64は取付ねじ、66は端子台である。
【0011】そして、導電ゴムカバー67に施された複
数の切込み67aにケーブル65を挿通して使用する
が、ケーブル65とケーブル接続開口部1aとの隔間を
導電ゴムカバー67が完全に塞ぐことによりシールド構
造が形成される。
数の切込み67aにケーブル65を挿通して使用する
が、ケーブル65とケーブル接続開口部1aとの隔間を
導電ゴムカバー67が完全に塞ぐことによりシールド構
造が形成される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術においては、以下に示すような問題があ
る。図5の従来例においては、導電性布にケーブルを挿
通して後、間隔なきまでファスナで締め付ける作業が必
要である。通常せまい空間でこの作業となるので作業時
間がかかるという問題がある。更にこの導電性布を設け
るには広い空間が必要となり、この分装置が大型になる
という問題がある。
うな従来技術においては、以下に示すような問題があ
る。図5の従来例においては、導電性布にケーブルを挿
通して後、間隔なきまでファスナで締め付ける作業が必
要である。通常せまい空間でこの作業となるので作業時
間がかかるという問題がある。更にこの導電性布を設け
るには広い空間が必要となり、この分装置が大型になる
という問題がある。
【0013】また、図6の従来例においては、ケーブル
の太さによりその外径に合わせた切り込みが必要とな
り、生産効率の面で問題があり、またケーブルの本数と
挿通場所が固定されているのでケーブルの変更、増設な
どの変化に対応できない場合があるという問題がある。
の太さによりその外径に合わせた切り込みが必要とな
り、生産効率の面で問題があり、またケーブルの本数と
挿通場所が固定されているのでケーブルの変更、増設な
どの変化に対応できない場合があるという問題がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のケーブル導入口
構造は、筐体内部に設けられた端子へ外部から接続する
ケーブルを導入するために筐体外面に設けられたケーブ
ル導入口において、該ケーブル導入口は形状が4辺形の
開口部とその開口部の対辺からそれぞれ中央に向って派
生する導電性でかつ弾力のある素材を用いて作られたブ
ラシ状の植毛とを備えている。
構造は、筐体内部に設けられた端子へ外部から接続する
ケーブルを導入するために筐体外面に設けられたケーブ
ル導入口において、該ケーブル導入口は形状が4辺形の
開口部とその開口部の対辺からそれぞれ中央に向って派
生する導電性でかつ弾力のある素材を用いて作られたブ
ラシ状の植毛とを備えている。
【0015】また、筐体内部に設けられた端子へ外部か
ら接続するケーブルを導入するために筐体外面に設けら
れたケーブル導入口において、該ケーブル導入口は形状
がそれぞれ4辺形で並列に配置した複数の分割開口部
と、各前記分割開口部の対辺からそれぞれ中央に向って
派生する導電性でかつ弾力のある素材を用いて作られた
ブラシ状の植毛とを備えている。
ら接続するケーブルを導入するために筐体外面に設けら
れたケーブル導入口において、該ケーブル導入口は形状
がそれぞれ4辺形で並列に配置した複数の分割開口部
と、各前記分割開口部の対辺からそれぞれ中央に向って
派生する導電性でかつ弾力のある素材を用いて作られた
ブラシ状の植毛とを備えている。
【0016】そして、例えば、前記植毛は、少なくとも
カーボンとシリコーンとを含む複数原料を用いて作られ
た素材から形状を針金状に加工したものである。
カーボンとシリコーンとを含む複数原料を用いて作られ
た素材から形状を針金状に加工したものである。
【0017】あるいは、前記植毛は、少なくともカーボ
ンとシリコーンとを含む複数原料を用いて作られた発砲
したスポンジ状の素材から形状を厚みのある短冊状に加
工したものであっても良い。
ンとシリコーンとを含む複数原料を用いて作られた発砲
したスポンジ状の素材から形状を厚みのある短冊状に加
工したものであっても良い。
【0018】また、前記開口部あるいは前記分割開口部
にその中央部を横断するように取付けられたケーブル支
持用の支持棒を備えるようにしても良い。
にその中央部を横断するように取付けられたケーブル支
持用の支持棒を備えるようにしても良い。
【0019】
【発明の実施の形態】次に発明の実施の形態について図
面を参照して説明する。図1は第1の発明の実施の形態
例を示す全体斜視図、図2は図1におけるケーブル導入
口の(a)斜視図、(b)断面図である。
面を参照して説明する。図1は第1の発明の実施の形態
例を示す全体斜視図、図2は図1におけるケーブル導入
口の(a)斜視図、(b)断面図である。
【0020】図1において、筐体4の内部に設けられた
3個のコネクタ21を備えて端子部2へ外部から接続す
るケーブル3を導入するために筐体4の底面に設けられ
たケーブル導入口1において、ケーブル導入口1は形状
が4辺形の開口部14とその開口部の対辺からそれぞれ
中央に向って派生する導電性でかつ弾力のある素材を用
いて作られたブラシ状の植毛11とを備えている。
3個のコネクタ21を備えて端子部2へ外部から接続す
るケーブル3を導入するために筐体4の底面に設けられ
たケーブル導入口1において、ケーブル導入口1は形状
が4辺形の開口部14とその開口部の対辺からそれぞれ
中央に向って派生する導電性でかつ弾力のある素材を用
いて作られたブラシ状の植毛11とを備えている。
【0021】図2について、このケーブル導入口1の詳
細を説明する。図2(a)において、ケーブル導入口1
は筐体4の底面に穿設された開口部14に図示の植毛1
1を備えるシールド枠12をはめ込んで構成される。そ
して、外部から導入されるケーブル3は植毛11を押し
分けて筐体内部へ挿通される。支持棒13は挿通された
ケーブル3を固定するためのものである。尚、この支持
棒は端子部2が近接するなどでケーブル3を固定する必
要がない時は設けない。また、植毛11は図示の状態よ
り実際は密に設けられる。
細を説明する。図2(a)において、ケーブル導入口1
は筐体4の底面に穿設された開口部14に図示の植毛1
1を備えるシールド枠12をはめ込んで構成される。そ
して、外部から導入されるケーブル3は植毛11を押し
分けて筐体内部へ挿通される。支持棒13は挿通された
ケーブル3を固定するためのものである。尚、この支持
棒は端子部2が近接するなどでケーブル3を固定する必
要がない時は設けない。また、植毛11は図示の状態よ
り実際は密に設けられる。
【0022】図2(b)は図2(a)で示したA−A線
の断面図であり、ケーブル3が植毛11を押し分けて挿
通されている状態を示す。植毛11は弾力のある素材で
作られているので、ケーブル3を引き抜けば元の状態に
戻るようになっている。
の断面図であり、ケーブル3が植毛11を押し分けて挿
通されている状態を示す。植毛11は弾力のある素材で
作られているので、ケーブル3を引き抜けば元の状態に
戻るようになっている。
【0023】この植毛11は、少なくともカーボン、シ
リコーンを含む複数原料を用いて作られた素材から形状
を針金状に加工したものから作られているので、導電性
がありかつ弾力に富むものである。このことから図2
(b)に示したようにケーブル3を挿通した箇所は植毛
11により間隔が少なく、かつ植毛11が導電性である
ので電磁的な遮蔽が完全に行われる。尚、植毛11はシ
ールド枠12を介し筐体4に接触しており、筐体4を接
地することにより、一緒に接地される構造になってい
る。
リコーンを含む複数原料を用いて作られた素材から形状
を針金状に加工したものから作られているので、導電性
がありかつ弾力に富むものである。このことから図2
(b)に示したようにケーブル3を挿通した箇所は植毛
11により間隔が少なく、かつ植毛11が導電性である
ので電磁的な遮蔽が完全に行われる。尚、植毛11はシ
ールド枠12を介し筐体4に接触しており、筐体4を接
地することにより、一緒に接地される構造になってい
る。
【0024】次に、図3を参照して第2の実施の形態例
を説明する。図3は図1におけるケーブル導入口1に対
応する第2の実施の形態例(ケーブル導入口5とする)
を示す(a)斜視図、(b)断面図である。尚、図2と
の相違は植毛の素材、形状が相違する。即ち、このケー
ブル導入口5の植毛は、少なくともカーボン、シリコー
ンを含む複数原料を用いて作られた発砲したスポンジ状
の素材から形状を厚みのある短冊状に加工したものであ
る。
を説明する。図3は図1におけるケーブル導入口1に対
応する第2の実施の形態例(ケーブル導入口5とする)
を示す(a)斜視図、(b)断面図である。尚、図2と
の相違は植毛の素材、形状が相違する。即ち、このケー
ブル導入口5の植毛は、少なくともカーボン、シリコー
ンを含む複数原料を用いて作られた発砲したスポンジ状
の素材から形状を厚みのある短冊状に加工したものであ
る。
【0025】具体的には図2(a)に示すように、植毛
51は枠部52と一体成形されており、更に植毛51a
とその枠部52aおよび植毛51bとその枠部52bと
の2つのブロックに分かれている。植毛51は図示のよ
うに短冊状で弾力があり、かつ導電性である。この2つ
のブロックは、筐体4の底面に穿設された開口部14に
はめ込まれて固定される。そして図3(a)に示すよう
にケーブル22は植毛51を押し分けて挿通される。図
3(b)は図3(a)におけるA−A線の断面を示し、
ケーブル3が植毛51を押し分け、あるいは押し曲げて
挿通される状態を示す。
51は枠部52と一体成形されており、更に植毛51a
とその枠部52aおよび植毛51bとその枠部52bと
の2つのブロックに分かれている。植毛51は図示のよ
うに短冊状で弾力があり、かつ導電性である。この2つ
のブロックは、筐体4の底面に穿設された開口部14に
はめ込まれて固定される。そして図3(a)に示すよう
にケーブル22は植毛51を押し分けて挿通される。図
3(b)は図3(a)におけるA−A線の断面を示し、
ケーブル3が植毛51を押し分け、あるいは押し曲げて
挿通される状態を示す。
【0026】図2の実施例に比べて、図3の実施例はケ
ーブル3の挿通箇所に間隔が広がり易いので遮蔽性が若
干下がるが、植毛部分の製造コストを安くすることがで
きる特徴がある。
ーブル3の挿通箇所に間隔が広がり易いので遮蔽性が若
干下がるが、植毛部分の製造コストを安くすることがで
きる特徴がある。
【0027】次に図3を参照して第3の実施の形態例を
説明する。図3は本発明の第3の実施の形態例を示す全
体斜視図である。図1の実施例と比べて相違する点は、
ケーブル導入口を2個並列的に配置した点である。即
ち、筐体8の内部に設けられた7個のコネクタ71を有
する端子部7へ外部から接続するケーブル3を導入する
ために筐体の底面に設けられたケーブル導入口6におい
て、ケーブル導入口6は形状がそれぞれ4辺形で並列に
配置した2つの分割開口部62a、62bと、各分割開
口部61の対辺からそれぞれ中央に向って派生する導電
性でかつ弾力のある素材を用いて作られたブラシ状の植
毛61a、61bとを備えている。
説明する。図3は本発明の第3の実施の形態例を示す全
体斜視図である。図1の実施例と比べて相違する点は、
ケーブル導入口を2個並列的に配置した点である。即
ち、筐体8の内部に設けられた7個のコネクタ71を有
する端子部7へ外部から接続するケーブル3を導入する
ために筐体の底面に設けられたケーブル導入口6におい
て、ケーブル導入口6は形状がそれぞれ4辺形で並列に
配置した2つの分割開口部62a、62bと、各分割開
口部61の対辺からそれぞれ中央に向って派生する導電
性でかつ弾力のある素材を用いて作られたブラシ状の植
毛61a、61bとを備えている。
【0028】即ち、ケーブル導入口6は、2つの導入口
から構成されており、各導入口の具体的な説明は、図2
あるいは図3で説明したケーブル導入口の構造と同じで
あるので省略する。尚、図2で示した支持棒13は各分
割開口部62a、62bそれぞれに設けるようにしても
良い。
から構成されており、各導入口の具体的な説明は、図2
あるいは図3で説明したケーブル導入口の構造と同じで
あるので省略する。尚、図2で示した支持棒13は各分
割開口部62a、62bそれぞれに設けるようにしても
良い。
【0029】尚、本実施例はケーブル本数が多い場合に
適用される。
適用される。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明のケーブル導
入口構造は、ケーブル導入の開口部を導電性でかつ弾力
のある植毛を用いて塞いでいるので、ケーブル挿通によ
る間隔の発生が少なく遮蔽を完全にすると同時に、ケー
ブルを挿通するだけであるのでケーブル導入時の作業が
極めて簡単であり、またそう通箇所が固定されていない
のでケーブルの本数の増減あるいはケーブルの外径寸法
の変化に対しても容易に対応することができるという効
果がある。
入口構造は、ケーブル導入の開口部を導電性でかつ弾力
のある植毛を用いて塞いでいるので、ケーブル挿通によ
る間隔の発生が少なく遮蔽を完全にすると同時に、ケー
ブルを挿通するだけであるのでケーブル導入時の作業が
極めて簡単であり、またそう通箇所が固定されていない
のでケーブルの本数の増減あるいはケーブルの外径寸法
の変化に対しても容易に対応することができるという効
果がある。
【0031】更に、開口部を植毛で塞ぐだけの簡単な構
造であるので、遮蔽のための余分な空間を必要とせず装
置を小型化できる効果がある。
造であるので、遮蔽のための余分な空間を必要とせず装
置を小型化できる効果がある。
【図1】本発明の第1の実施の形態例を示す全体斜視図
である。
である。
【図2】図1のケーブル導入口の(a)斜視図、(b)
断面図である。
断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態例を示す(a)斜視
図、(b)断面図である。
図、(b)断面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態例を示す全体斜視図
である。
である。
【図5】従来例を示す斜視図である。
【図6】他の従来例を示す斜視図である。
1、5、6 ケーブル導入口
2、7 端子部
3 ケーブル
4、8 筐体
11、51a、51b、61a、61b 植毛
12 シールド枠
13 支持棒
14 開口部
21、71 コネクタ
62a、62b 分割開口部
52a、52b 枠部
Claims (6)
- 【請求項1】 筐体内部に設けられた端子へ外部から接
続するケーブルを導入するために筐体外面に設けられた
ケーブル導入口において、該ケーブル導入口は形状が4
辺形の開口部とその開口部の対辺からそれぞれ中央に向
って派生する導電性でかつ弾力のある素材を用いて作ら
れたブラシ状の植毛とを備えることを特徴とするケーブ
ル導入口構造。 - 【請求項2】 筐体内部に設けられた端子へ外部から接
続するケーブルを導入するために筐体外面に設けられた
ケーブル導入口において、該ケーブル導入口は形状がそ
れぞれ4辺形で並列に配置した複数の分割開口部と、各
前記分割開口部の対辺からそれぞれ中央に向って派生す
る導電性でかつ弾力のある素材を用いて作られたブラシ
状の植毛とを備えることを特徴とするケーブル導入口構
造。 - 【請求項3】 前記植毛は、少なくともカーボンとシリ
コーンとを含む複数原料を用いて作られた素材から形状
を針金状に加工したものであることを特徴とする請求項
1あるいは2記載のケーブル導入口構造。 - 【請求項4】 前記植毛は、少なくともカーボンとシリ
コーンとを含む複数原料を用いて作られた発砲したスポ
ンジ状の素材から形状を厚みのある短冊状に加工したも
のであることを特徴とする請求項1あるいは2記載のケ
ーブル導入口構造。 - 【請求項5】 前記開口部にその中央部を横断するよう
に取付けられたケーブル支持用の支持棒を備えることを
特徴とする請求項1、3あるいは4記載のケーブル導入
口構造。 - 【請求項6】 各前記分割開口部にその中央部を横断す
るように取付けられたケーブル支持用の支持棒を備える
ことを特徴とする請求項2、3あるいは4記載のケーブ
ル導入口構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002020319A JP2003224389A (ja) | 2002-01-29 | 2002-01-29 | ケーブル導入口構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002020319A JP2003224389A (ja) | 2002-01-29 | 2002-01-29 | ケーブル導入口構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003224389A true JP2003224389A (ja) | 2003-08-08 |
Family
ID=27743843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002020319A Pending JP2003224389A (ja) | 2002-01-29 | 2002-01-29 | ケーブル導入口構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003224389A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008028160A (ja) * | 2006-07-21 | 2008-02-07 | Nec Corp | 電子機器収納筐体の電磁波シールド構造 |
JP2009124154A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Illinois Tool Works Inc <Itw> | Emi遮蔽及び環境封止装置 |
EP3139719A1 (de) * | 2015-09-07 | 2017-03-08 | Lapp Engineering & Co. | Kontaktierungsvorrichtung für kabeldurchführungen und kabeldurchführung |
-
2002
- 2002-01-29 JP JP2002020319A patent/JP2003224389A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008028160A (ja) * | 2006-07-21 | 2008-02-07 | Nec Corp | 電子機器収納筐体の電磁波シールド構造 |
JP2009124154A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Illinois Tool Works Inc <Itw> | Emi遮蔽及び環境封止装置 |
EP3139719A1 (de) * | 2015-09-07 | 2017-03-08 | Lapp Engineering & Co. | Kontaktierungsvorrichtung für kabeldurchführungen und kabeldurchführung |
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