JP2003223576A - 携帯機器の修理見積システム - Google Patents

携帯機器の修理見積システム

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JP2003223576A
JP2003223576A JP2002022027A JP2002022027A JP2003223576A JP 2003223576 A JP2003223576 A JP 2003223576A JP 2002022027 A JP2002022027 A JP 2002022027A JP 2002022027 A JP2002022027 A JP 2002022027A JP 2003223576 A JP2003223576 A JP 2003223576A
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failure
repair
page
question
diagnosis
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JP2002022027A
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English (en)
Inventor
Nobuji Watanuki
宜司 綿貫
Katsuyuki Asai
勝行 浅井
Tatsuo Miura
達生 三浦
Hidenaga Watanabe
秀長 渡辺
Yukiko Kobayashi
由紀子 小林
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Pentax Corp
Original Assignee
Pentax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラの修理見積システムであって、打ち合
わせ回数を必要最低限に抑えて手続を簡素化し、さらに
故障ではない不具合の場合はカメラをサービスセンタま
たは修理センタに送らずに対処可能なカメラの修理見積
システムを提供することである。 【解決手段】 インターネット上のWebサーバに構築さ
れ、カメラのユーザによって操作される端末から送信さ
れたデータを用いて、カメラの故障診断および修理金額
の見積を行うカメラの修理見積システムであり、データ
ベースと、端末からのリクエストに応じてデータベース
を検索しWebページを生成するWebページ生成手段とを有
し、カメラの外観図がクリッカブルマップとして埋め込
まれた故障箇所入力ページを作成し、カメラのユーザは
故障箇所入力ページの外観図の不具合発生箇所クリック
することにより修理見積システムに前記カメラの不具合
発生箇所を報知可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯機器の修理見積
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より利用されていた対面修理方法に
代わって、携帯機器、例えばカメラをサービスセンタま
たは修理センタに送付し、サービスセンタまたは修理セ
ンタで修理価格の見積および修理を行う方式が採用され
つつある。この方式であれば、修理拠点を一本化して迅
速かつ低コストで修理が可能となる。
【0003】しかしながら、上記方式では故障診断後に
修理見積金額の報知や、修理を行うかどうかの問い合わ
せなど、サービスセンタまたは修理センタはカメラのユ
ーザと数回に渡って打ち合わせを行う必要があり、修理
開始までの手続が煩雑になるという問題があった。
【0004】また、カメラが電池切れ等の故障以外の不
具合である場合もサービスセンタまたは修理センタにカ
メラは送付され、故障ではないにもかかわらずカメラの
ユーザはカメラが返送されるまでそのカメラを使用でき
ないという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑み、カメラのユーザとサービスセンタまたは修理セン
タとの打ち合わせ回数を必要最低限に抑えて手続を簡素
化し、さらに故障ではない不具合の場合はカメラをサー
ビスセンタまたは修理センタに送らずに対処可能な携帯
機器の修理見積システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の携帯機器の修理見積システムは、インタ
ーネット上のWebサーバに構築され、携帯機器のユーザ
によって操作される端末から送信されたデータを用い
て、携帯機器の故障診断および修理金額の見積を行う携
帯機器の修理見積システムであって、修理見積システム
が、データベースと、端末からのリクエストに応じてデ
ータベースを検索し、Webページを生成するWebページ生
成手段と、を有し、Webページ生成手段は携帯機器の外
観図がクリッカブルマップとして埋め込まれた故障箇所
入力ページを作成し、携帯機器のユーザは、故障箇所入
力ページの外観図の不具合発生箇所クリックすることに
より、修理見積システムに前記携帯機器の不具合発生箇
所を報知可能である。
【0007】従って、本発明の携帯機器の修理見積シス
テムによれば、携帯機器のユーザは、クリッカブルマッ
プに対応したブラウザを操作してWebサーバに接続し、W
ebサーバより送信されるページに従って必要な情報をWe
bサーバに送信することにより、携帯機器をサービスセ
ンタや修理センタに送ることなく携帯機器の故障診断が
行われる。特に、携帯機器のユーザはクリッカブルマッ
プを用いて故障箇所を指示できるため、ユーザは容易に
携帯機器の状態をWebサーバに伝えることができる。
【0008】また、故障箇所入力ページには携帯機器の
外観図が2枚埋め込まれており、その一方は携帯機器の
特徴を判別可能な基本外観図であり、他方は基本外観図
に記載されていない箇所のうち最も故障頻度の高い箇所
が含まれる第2外観図である構成としても良い。このよ
うな構成とすることによって、多くの場合、携帯機器の
ユーザは基本外観図と第2外観図とをチェックすること
により比較的短時間で故障箇所を指定することができ
る。
【0009】また、Webページ生成手段は端末より報知
された不具合発生箇所に基づいて故障診断用の質問およ
び回答入力用のフォームが埋め込まれた故障箇所診断質
問ページを作成し、携帯機器のユーザは、故障箇所診断
質問ページのフォームに回答を入力して送信することに
より故障診断用の回答を送信可能であり、修理見積シス
テムは、端末より送信された回答に基づいてデータベー
スを検索して故障診断を行い、故障診断用の質問および
回答入力用のフォームは、データベースの故障頻度情報
に基づいて配置されている構成としても良い。好ましく
は、ある故障箇所についての故障診断用の質問および回
答入力用のフォームはその故障の頻度の高い順に配置さ
れている。
【0010】このような構成とすることによって、多く
の場合、携帯機器のユーザはページの上部でユーザの携
帯機器に生じた不具合に関する質問を確認できるため、
比較的短時間で回答を行うことができる。
【0011】また、故障箇所診断質問ページには故障診
断用の質問の内容に対応した動作が記録されたガイド用
動画像ファイルが埋め込まれている構成とし、動画表示
で質問内容等をガイド可能としても良い。
【0012】好ましくは、故障箇所診断質問ページには
「携帯機器が人為的な故障かどうか」を問い合わせるた
めの質問および回答入力用のフォームがページの先頭に
埋め込まれている。従って、携帯機器に発生しているの
が自然故障ではなく人為的な故障であることが判明して
いる場合に携帯機器のユーザが不必要な回答の入力を行
う必要がない。
【0013】さらに好ましくは、故障箇所診断質問ペー
ジには「故障以外の不具合原因があるかどうか」を問い
合わせるための質問および回答入力用のフォームが「携
帯機器が人為的な故障かどうか」を問い合わせるための
質問および回答入力用のフォームに続いて配置されてい
る。このような構成とすると、電源スイッチの入れ忘れ
や電池の消耗など、発生した不具合が故障以外の原因で
ある場合に携帯機器のユーザが早急に故障以外の原因を
発見できる。
【0014】また、故障箇所入力ページには、携帯機器
のユーザが前記携帯機器の不具合発生箇所を特定できな
いことを示す情報をWebサーバに送信するためのボタン
が配置されている構成としても良い。好ましくは、Web
ページ生成手段は前記端末より携帯機器の不具合発生箇
所を特定できないことを示す情報を受信した時、故障診
断用の質問および回答入力用のフォームが埋め込まれた
故障箇所診断質問ページを作成し、携帯機器のユーザ
は、故障箇所診断質問ページのフォームに回答を入力し
て送信することにより故障診断用の回答を送信可能であ
り、修理見積システムは、端末より送信された回答に基
づいてデータベースを検索して故障診断を行い、故障診
断用の質問および回答入力用のフォームのうち、自然故
障を診断するための質問および回答入力用のフォームは
故障頻度の高い故障箇所順に配置されている。
【0015】このような構成とすることによって、多く
の場合、携帯機器のユーザはページの上部でユーザの携
帯機器に生じた不具合に関する質問を確認できるため、
比較的短時間で回答を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は、本実施形態の修理見積シス
テムが運用される環境の概観を示すブロック図である。
なお、本実施形態においては、修理対象となる携帯機器
をカメラとして以下説明する。本実施形態の修理見積シ
ステムが運用される環境は、インターネット上のWebサ
ーバ200と、インターネットにダイヤルアップ接続可
能な少なくとも1台の(図1中では2台)端末用コンピ
ュータ300を有する。
【0017】Webサーバ200は、データベーステーブ
ルのデータが記憶された第1のストレージ201と、こ
のデータベーステーブルを利用して一連の修理見積作業
を行うためのプログラムおよびスタートページ等の定型
的な(すなわち、前記プログラムによって動的に生成さ
れない)Webページデータおよび動的に生成されるWebペ
ージの雛型等が記憶された第2のストレージ202と、
前記プログラムが動的に生成するWebページに埋め込ま
れる画像データが記憶された第3のストレージ203を
有する。第2のストレージ202に記憶されたプログラ
ムはプロセッサ204によって制御され、データベース
の検索や検索結果にもとづいたページの動的な生成等の
一連の修理見積作業が行われる。また、Webサーバ20
0はネットワークインターフェース205を介してイン
ターネットに常時接続されている。
【0018】なお、本実施形態では第1のストレージ2
01、第2のストレージ202および第3のストレージ
203が別個に提供されているが、本発明は上記構成に
限定されるものではない。例えば、一台のストレージ手
段内に全てのデータやプログラムが記憶されている構成
としても良い。
【0019】端末用コンピュータ300は、CPU30
6と、データ出力手段としてのモニタ301、データ入
力手段としてのマウス302およびキーボード303、
ブラウザやインターネット接続用のダイヤラ等のプログ
ラムが記憶されているストレージ305、およびインタ
ーネットにダイヤルアップ接続するためのモデム304
を有する。
【0020】端末用コンピュータ300のCPU306
はストレージ305に記憶されているダイヤラを起動し
てモデム304を介してインターネットに接続し、Web
サーバ200とデータの送受信を可能にする。さらにC
PU306はストレージ305に記憶されているブラウ
ザを起動する。このブラウザによって、Webサーバ20
0から送信されたデータはモニタ301に表示されると
共に、端末用コンピュータ300のユーザはマウス30
2およびキーボード303を操作して各種データを入力
してこのデータをWebサーバ200に送信可能である。
【0021】本実施形態の修理見積システムを用いたカ
メラ修理フローを図2に示す。カメラのユーザは、カメ
ラに不具合が発生したときにダイヤラを起動してモデム
304を介してインターネットに接続し、さらにブラウ
ザを起動し、ブラウザを操作してWebサーバ200にア
クセスする(ステップS101)。このとき、端末用コ
ンピュータ300のモニタ301にはWebサーバ200
のスタートページが表示されている。
【0022】次いで、ステップS102に進み、カメラ
のユーザはスタートページに表示された手順に従ってブ
ラウザを操作して修理見積に必要な各種データを入力す
る。Webサーバ200はこの入力されたデータをもとに
カメラの故障診断を行い、端末用コンピュータ300に
診断結果を送信する。端末用コンピュータ300で実行
されているブラウザは診断結果をモニタ301に表示す
る。この診断結果は、「1.故障」「2.故障ではな
い」「3.不明」に大別される。「1.故障」とは、不
具合の原因が故障であると特定され、修理金額の見積が
行われた状態である。「2.故障ではない」とはこのカ
メラに生じた不具合は電池切れなどの故障以外の原因に
よるものであることを示す。「3.不明」は故障である
かどうかが不明であり、故障であるかどうかの診断のた
め、カメラをメーカの修理センタに送付する必要があ
る。
【0023】次いで、ステップS103に進む。診断結
果が「2.故障ではない」であれば(S103:N
O)、特に修理の必要はないので、本フローは終了す
る。一方、診断結果が「1.故障」または「3.不明」
であれば、ステップS104に進む。
【0024】診断結果が「1.故障」であれば(S10
4:YES)ステップS105に進む。ステップS10
5においては、カメラのユーザはカメラを修理するかど
うか判断する。カメラを修理するのであれば(S10
5:YES)、ステップS106に進み、ユーザはカメ
ラを修理する旨を報知するデータを必要な情報(修理後
のカメラの配達先など)と共にWebサーバ200に送信
し、さらにカメラを修理センタに送付する。修理センタ
ーでは送付されたカメラを診断結果に基づいて修理し、
ユーザに送付する。次いで、ステップS111に進む。
【0025】一方、ステップS105において、ユーザ
はカメラを修理しないと判断するならば(S105:N
O)、本フローは終了する。
【0026】一方、ステップS104において診断結果
が「3.不明」であれば(S104:NO)ステップS
107に進む。診断結果が「3.不明」である時は、We
bサーバ200は詳細見積を行うかどうかの判断をユー
ザに求めるメッセージを端末用コンピュータ300に対
して送信している。ステップS107では、ユーザは詳
細見積を行うかどうかの判断を行う。詳細見積を行わ
ず、修理を行わないのであれば(S107:NO)、本
フローは終了する。一方、詳細見積を行うのであれば
(S107:YES)、ステップS108に進む。
【0027】ステップS108で、ユーザはカメラを必
要な情報(修理後のカメラの配達先など)と共にメーカ
の修理センタに送付する。修理センタはカメラの故障診
断を行い、詳細見積を行う。詳細見積の結果はユーザに
伝達される。次いで、ステップS109に進む。
【0028】ステップS109では、詳細見積の結果を
もとに、ユーザは修理を行うかどうかの判断を行う。カ
メラを修理するのであれば(S109:YES)、ユー
ザはカメラを修理する旨を報知するデータをWebサーバ
200に送信する。修理センターでは送付されたカメラ
を診断結果に基づいて修理し、ユーザに送付する。次い
で、ステップS111に進む。
【0029】一方、ステップS109においてユーザが
カメラを修理しないと判断するのであれば(S109:
NO)、ユーザはカメラを修理する旨を報知するデータ
をWebサーバ200に送信する。修理センターでは送付
されたカメラを修理せずにユーザに送付する。次いで、
ステップS110に進み、ユーザはカメラを受け取り、
本ルーチンは終了する。
【0030】ステップS111では、ユーザは修理済み
のカメラを受け取る。次いでステップS112に進み、
ユーザは修理費を支払う。以上で本フローは終了する。
【0031】以上のように、本実施形態の修理見積シス
テムを用いることにより、ユーザはインターネット上の
Webサーバにアクセスすることにより、修理センタやサ
ービスセンタを訪問したりカメラを修理センタに送付す
ることなく修理見積を受けることが可能である。従っ
て、見積後、ユーザが修理を希望しない場合や、故障で
はないと診断された場合はユーザはカメラを修理センタ
に送付する必要はなく、Web上でのやりとりのみで全て
の処理が終了する。
【0032】以上のフローにおける、Webサーバ200
側の動作フローを図面を用いて説明する。図3はWebサ
ーバ200の第1のストレージ201に記憶されたデー
タベーステーブルの構成である。本実施形態のデータベ
ースは複数のデータベーステーブルが互いにリンクされ
たリレーショナル型のデータベースである。なおネット
ワーク型データベースとしても実施可能である。データ
ベーステーブルは「機種テーブル」「故障箇所テーブ
ル」「外観図テーブル」「故障頻度テーブル」「故障診
断用質問テーブル」「故障診断用回答テーブル」「見積
金額算出用テーブル」「修理依頼テーブル」「登録ユー
ザテーブル」から構成されている。
【0033】図4および図5は、本実施形態の修理見積
システムにおけるWebサーバ200が実行する修理見積
ルーチンの動作フローである。なお、このルーチンは端
末用コンピュータ300が実行しているブラウザがWeb
サーバ200にアクセスしたときに起動される。
【0034】本ルーチンが開始すると、ステップS20
1が実行され、Webサーバ200は端末用コンピュータ
300に対してスタートページのHTMLファイルを送信す
る。端末用コンピュータ300のブラウザは送信された
HTMLファイルを解釈して画像としてモニタ301に表示
する。次いで、ステップS202に進む。
【0035】図6は、モニタ306に表示されたスター
トページの画像の一例である。画面上には、不具合が発
生したカメラの機種名の入力を促すメッセージM1が表示
され、その下には不具合が発生したカメラの製造番号の
入力を促すメッセージM2が表示されている。メッセージ
M1の右隣にはセレクトボックスS1が、またメッセージM2
の右隣にはテキストフィールドT1がそれぞれ配置されて
いる。また、画面の右下には送信ボタンB1が配置されて
いる。
【0036】端末用コンピュータ300側においては、
ユーザーが画面上に表示されたポインタPをマウス30
2を用いてセレクトボックスS1に移動させ、マウス30
2のボタンをクリックすることによって、画面上にはカ
メラの機種名一覧が表示される(以降、「あるオブジェ
クトにポインタPを移動させ、そこでマウス302のボ
タンをクリックする」動作を「オブジェクトをクリック
する」と称す)。端末用コンピュータ300のユーザは
この表示されたカメラの機種名のうち、該当する機種名
をクリックしてカメラの機種を決定する。次いで、テキ
ストフィールドT1をクリックし、キーボード303を用
いてカメラの製造番号を入力する。次いで、ユーザは送
信ボタンB1をクリックする。
【0037】送信ボタンB1がクリックされると、端末用
コンピュータ300はWebサーバ200に対してセレク
トボックスS1で選択された機種名およびテキストフィー
ルドT1で入力された製造番号を送信する。
【0038】一方、Webサーバ200はステップS20
2において、端末用コンピュータ300から機種名およ
び製造番号を受信したかどうかの判別を行う。端末用コ
ンピュータ300から機種名および製造番号をまだ受信
していないのであれば(S202:NO)、ステップS
2020に進む。ステップS2020では、ステップS
201でスタートページを送信後、所定時間(例えば3
0分)が経過したかどうかの判断を行う。所定時間が経
過していあるのであれば(S2020:YES)、Web
サーバ200はカメラのユーザが故障見積を取りやめた
と判断して本ルーチンを終了する。一方、まだ所定時間
が経過していないのであれば(S2020:NO)、ス
テップS202に戻る。また、ステップS202におい
て、端末用コンピュータ300から機種名および製造番
号を受信したのであれば(S202:YES)、ステッ
プS203に進む。すなわち、ステップS202および
S2020では、Webサーバは端末用コンピュータ30
0からデータを受信するまで待機し、また所定時間デー
タを受信しなかった場合はルーチンを終了する。
【0039】ステップS203では端末用コンピュータ
300から送信された機種名および製造番号をそれぞれ
変数D1、D2に代入する。次いで、ステップS204
に進む。
【0040】ステップS204では、「故障箇所入力ペ
ージ作成」サブルーチンを実行する。「故障箇所入力ペ
ージ作成」サブルーチンでは、変数D1、D2を引数と
してデータベースの検索を行い、この検索結果をもとに
故障箇所入力ページを作成する。なお、「故障箇所入力
ページ作成」サブルーチンについては後述する。次い
で、ステップS205に進み、ステップS204で作成
した故障箇所入力ページを端末用コンピュータ300に
送信する。次いで、ステップS206に進む。
【0041】図7に故障箇所入力ページの一例を示す。
故障箇所入力ページにはスタートページでカメラのユー
ザが送信したカメラの機種名および製造番号がメッセー
ジM3およびM4として表示されている。さらに、故障箇所
入力ページにはスタートページでカメラのユーザが送信
した機種名と製造番号を有するカメラの画像I1およびI2
が表示されている。画像I1はその機種の基本外観図であ
り、その機種の特徴がはっきりとわかるようなアングル
から撮影されている。一方、画像I2は画像I1では陰にな
ってしまう部分のうち、最も不具合が発生しやすい箇所
(本例においてはLEDパネル)が目立つように見える
アングルから撮影された画像である。画像I1およびI2は
サーバサイド・クリッカブルマップになっており、カメ
ラのユーザは故障が発生した箇所をクリックすることに
より、クリックされた位置の座標および外観図ID(後
述)をWebサーバ200に送信する。また、故障箇所入
力ページにはボタンB2が配置されており、故障箇所が不
明である場合はこの画像I1/I2の代わりにボタンB2をク
リックする。この場合は、「故障箇所不明」を意味する
情報がWebサーバ200に送信される。
【0042】一方、Webサーバ200はステップS20
6において、端末用コンピュータ300からデータを受
信したかどうかの判別を行う。端末用コンピュータ30
0からデータをまだ受信していないのであれば(S20
6:NO)、ステップS2060に進む。ステップS2
060では、ステップS205で故障箇所入力ページを
送信後、所定時間(例えば30分)が経過したかどうか
の判断を行う。所定時間が経過していあるのであれば
(S2060:YES)、Webサーバ200はカメラの
ユーザが故障見積を取りやめたと判断して本ルーチンを
終了する。一方、まだ所定時間が経過していないのであ
れば(S2060:NO)、ステップS206に戻る。
また、ステップS206において、端末用コンピュータ
300からデータを受信したのであれば(S206:Y
ES)、ステップS207に進む。すなわち、ステップ
S206およびS2060では、Webサーバは端末用コ
ンピュータ300からデータを受信するまで待機し、ま
た所定時間データを受信しなかった場合はルーチンを終
了する。
【0043】ステップS207では端末用コンピュータ
300から送信された故障箇所情報を変数D3に代入す
る。次いで、ステップS208に進む。
【0044】ステップS208では、「故障箇所診断質
問ページ作成」サブルーチンを実行する。「故障箇所診
断質問ページ作成」サブルーチンでは、変数D1、D
2、D3を引数としてデータベースの検索を行い、この
検索結果をもとに故障箇所診断質問ページを作成する。
なお、「故障箇所診断質問ページ作成」サブルーチンに
ついては後述する。次いで、ステップS209に進み、
ステップS208で作成した故障箇所診断質問ページを
端末用コンピュータ300に送信する。次いで、ステッ
プS210に進む。
【0045】図7の故障箇所入力ページでズームレンズ
をクリックしたときに表示される故障箇所診断質問ペー
ジを図8に示す。故障箇所診断質問ページには質問が記
入された質問メッセージMQm(図8の例ではMQ1〜MQ6の
6つ)、各質問メッセージMQmの回答用のチェックボッ
クスCBmn、および各チェックボックスの説明用メッセー
ジMCBmnが表示されている。また、質問によっては説明
用の画像MIm(本例では質問MQ2に対応した画像MI2、質
問MQ4に対応した画像MI4、および質問MQ6に対応した画
像MI6)が表示されている。
【0046】カメラのユーザはカメラに生じた不具合に
合致するチェックボックスをクリックする。カメラのユ
ーザは全ての質問に対してチェックボックスのチェック
を行った後、故障箇所診断質問ページに配置された送信
ボタンB3をクリックする。送信ボタンB3がクリックされ
ると、端末用コンピュータ300は各チェックボックス
に対応した回答ID(後述)とそのチェックボックスが
チェックされたかどうかを示すデータをWebサーバ20
0に送信する。
【0047】なお、本実施形態においては人為的な故障
である場合、すなわちカメラに衝撃が与えられている場
合は無条件に修理センタでの精密見積となるため、「人
為的な故障である」ことを示すチェックボックスがクリ
ックされた場合は即座に回答IDデータがWebサーバ2
00に送信されるよう構成されている。また、自然故障
ではなく人為的な故障であることが判明している場合に
カメラのユーザが不必要なチェックボックスのクリック
を行わなくても済むように、「人為的な故障かどうか」
の質問メッセージ(図8:MQ1)はページの先頭に配置
されている。
【0048】また、電源スイッチの入れ忘れや電池の消
耗など、発生した不具合が故障以外の原因である場合に
カメラのユーザが早急に故障以外の原因を発見できるよ
う、これらの故障以外の不具合原因に関する質問は「人
為的な故障かどうか」の質問メッセージ(図8:MQ1)
に続いて配置されている(図8:MQ2-4)。
【0049】また、図7の故障箇所入力ページでボタン
B2がクリックされたときに表示される故障箇所診断質問
ページの一例を図9に示す。ボタンB2がクリックされた
ときは、故障箇所が不明である場合なので、「人為的な
故障かどうか」の質問メッセージ(図9:MQ1)、故障
以外の不具合原因に関する質問メッセージ(図9:MQ2-
4)に続いて、スタートページでユーザが入力したカメ
ラの機種において過去発生した故障頻度(その故障箇所
で発生した故障件数/全故障件数)の高い箇所順に質問
メッセージ(MQ6-MQi)が配置される。なお、本実施形
態においては、故障件数の上位80%の故障箇所について
の質問が掲載されるよう構成されている。本例において
の故障頻度分布を図10に示す。図10に示されるよう
に、本例においてはファインダの故障頻度が38%、シャ
ッタの故障頻度が26%、レンズの故障頻度が9%、ズーム
機構の故障頻度が8%となっており、これらが故障件数の
上位80%であるため、ファインダ、シャッタ、レンズお
よびズーム機構に関する質問メッセージおよびチェック
用のチェックボックスがページ内にて、上方から、故障
頻度が高い箇所の質問メッセージほど上方に配置され
る。他の点については図8に示した故障箇所診断質問ペ
ージと同様であるので説明は省略する。
【0050】一方、Webサーバ200はステップS21
0において、端末用コンピュータ300からデータを受
信したかどうかの判別を行う。端末用コンピュータ30
0からデータをまだ受信していないのであれば(S20
6:NO)、ステップS2100に進む。ステップS2
100では、ステップS209で故障箇所診断質問ペー
ジを送信後、所定時間(例えば30分)が経過したかど
うかの判断を行う。所定時間が経過していあるのであれ
ば(S2100:YES)、Webサーバ200はカメラ
のユーザが故障見積を取りやめたと判断して本ルーチン
を終了する。一方、まだ所定時間が経過していないので
あれば(S2100:NO)、ステップS210に戻
る。また、ステップS210において、端末用コンピュ
ータ300からデータを受信したのであれば(S21
0:YES)、ステップS211に進む。すなわち、ス
テップS210およびS2100では、Webサーバは端
末用コンピュータ300からデータを受信するまで待機
し、また所定時間データを受信しなかった場合はルーチ
ンを終了する。
【0051】ステップS211では端末用コンピュータ
300から送信された回答IDを変数Qai(i=1,2,…,AN:AN
=故障箇所診断質問ページに表示された回答の数)に代入
する。また、チェックボックスがチェックされているか
どうかの情報を変数Ai(i=1,2,…,AN:AN=故障箇所診断質
問ページに表示された回答の数)に代入する。ここで、
チェックボックスがチェックされていれば変数Aiには
値"True"が代入され、チェックされていなければ値"Fal
se"が代入される。また、AiはQaiの回答IDに対応した
回答のチェックボックスのチェック結果である。次い
で、ステップS208に進む。なお、回答IDはデータ
ベースに登録された回答のそれぞれに付けられた固有の
回答IDである。次いで、ステップS212に進む。
【0052】ステップS212では、「診断結果ページ
作成」サブルーチンを実行する。「診断結果ページ作
成」サブルーチンでは、変数Qai、Aiを引数としてデー
タベースの検索を行い、この検索結果をもとに診断結果
ページを作成する。なお、データベースの検索結果に応
じて「修理金額見積結果表示/修理依頼ページ」「精密
見積依頼ページ」「故障以外の不具合発生報知ページ」
の3種類のページのいずれかが作成される構成となって
いる。「診断結果ページ作成」サブルーチンについては
後述する。次いで、ステップS213に進み、ステップ
S212で作成した診断結果ページを端末用コンピュー
タ300に送信する。次いで、ステップS214に進
む。
【0053】診断結果ページを図11〜13に示す。図
11は「修理金額見積結果表示/修理依頼ページ」の一
例である。「修理金額見積結果表示/修理依頼ページ」
は診断の結果、見積が可能な故障が確認された場合に表
示されるページである。「修理金額見積結果表示/修理
依頼ページ」には修理金額をカメラのユーザに報知する
メッセージM5と、「修理を希望する」ボタンB4、「修理
を止める」ボタンB5が表示されている。カメラのユーザ
はメッセージM5に含まれる修理見積金額をみてカメラを
修理すべきかどうかを判断し、修理を希望するのであれ
ば「修理を希望する」ボタンB4を、修理を希望しないの
であれば「修理を止める」ボタンB5をそれぞれクリック
する。この時、端末用コンピュータ300は、ボタンB4
がクリックされたときは値"TRUE"を、ボタンB5がクリッ
クされたときは値"FALSE"をそれぞれWebサーバ200に送
信する。
【0054】また、図12は、「精密見積依頼ページ」
の一例である。「精密見積依頼ページ」は診断の結果、
カメラを修理センタにて検査して精密見積を行う必要が
あると判断された場合に表示される。「精密見積依頼ペ
ージ」には精密見積が必要であることをカメラのユーザ
に報知するメッセージM6と、「精密見積を希望する」ボ
タンB6、「精密見積を止める」ボタンB7が表示されてい
る。カメラのユーザはカメラを精密見積すべきかどうか
を判断し、精密見積を希望するのであれば「精密見積を
希望する」ボタンB6を、精密見積を希望しないのであれ
ば「精密見積を止める」ボタンB7をそれぞれクリックす
る。この時、端末用コンピュータ300は、ボタンB6が
クリックされたときは値"TRUE"を、ボタンB7がクリック
されたときは値"FALSE"をそれぞれWebサーバ200に送信
する。
【0055】また、図13は、「故障以外の不具合発生
報知ページ」の一例である。「故障以外の不具合発生報
知ページ」は不具合の内容を説明し、カメラのユーザに
確認と見積のやり直しを促すメッセージM7と、「見積の
やり直し」ボタンB8が表示されている。カメラのユーザ
はメッセージM7に従ってカメラが正常に動作するかどう
かを再確認する。カメラが正常に動作するようであれば
ユーザはブラウザを終了させ、まだ不具合が発生するよ
うであればボタンB8をクリックして再度見積を開始す
る。この時、端末用コンピュータ300は、ボタンB8が
クリックされたときは値"FALSE"をそれぞれWebサーバ20
0に送信する。
【0056】一方、Webサーバ200はステップS21
4において、端末用コンピュータ300からデータを受
信したかどうかの判別を行う。端末用コンピュータ30
0からデータをまだ受信していないのであれば(S21
4:NO)、ステップS2140に進む。ステップS2
140では、ステップS213で診断結果ページを送信
後、所定時間(例えば30分)が経過したかどうかの判
断を行う。所定時間が経過していあるのであれば(S2
140:YES)、Webサーバ200はカメラのユーザ
が故障見積を取りやめたと判断して本ルーチンを終了す
る。一方、まだ所定時間が経過していないのであれば
(S2140:NO)、ステップS214に戻る。ま
た、ステップS214において、端末用コンピュータ3
00からデータを受信したのであれば(S214:YE
S)、ステップS215(図5)に進む。すなわち、ス
テップS214およびS2140では、Webサーバは端
末用コンピュータ300からデータを受信するまで待機
し、また所定時間データを受信しなかった場合はルーチ
ンを終了する。
【0057】ステップS215では端末用コンピュータ
300から送信されたデータを変数D4に代入する。次
いで、ステップS216に進む。
【0058】ステップS216では変数D4が"True"で
あるか"False"であるかの判断を行っている。各診断結
果ページ上において、ボタンB5、ボタンB7、ボタンB8の
いずれかがクリックされたとき、すなわち、変数D4
が"False"であれば(S216:NO)ステップS21
7に進む。
【0059】ステップS217では、ステップS213
で作成した診断結果ページが「修理金額見積結果表示/
修理依頼ページ」「精密見積依頼ページ」「故障以外の
不具合発生報知ページ」のいずれであるかの判定を行っ
ている。すなわち、診断結果ページが「故障以外の不具
合発生報知ページ」であるならば(S217:YE
S)、ステップS201に戻って再度スタートページを
端末用コンピュータに送信する。一方、診断結果ページ
が「修理金額見積結果表示/修理依頼ページ」または
「精密見積依頼ページ」であるならば(S217:N
O)、ステップS218に進む。
【0060】ステップS218では、Webサーバは端末
用コンピュータ300に終了ページを送信し、次いで本
ルーチンは終了する。
【0061】一方、ステップS216において、変数D
4が"True"であれば(S216:YES)ステップS2
19に進む。すなわち、ユーザが各診断結果ページ上に
おいて、ボタンB4、ボタンB6のいずれかがクリックされ
たときは、ステップS219へ進む。ステップS219
では、ユーザ登録ページを端末用コンピュータ300に
送信する。次いでステップS220に進む。
【0062】ユーザ登録ページの一例を図14に示す。
ユーザ登録ページにはカメラのユーザに登録番号または
登録情報の入力を促すメッセージM8と、登録番号や登録
情報を入力するためのテキストフィールドやセレクトボ
ックスが配置されている。テキストフィールドT2,T3,T
4,T5,T6,T7,T8はそれぞれ登録番号、パスワード、ユー
ザの名前、電話番号、電子メールアドレス、郵便番号、
住所(都道府県除く)を入力するものであり、セレクト
ボックスS2は住所(都道府県)を選択するためのもので
ある。カメラのユーザは、ユーザ登録済みであればテキ
ストフィールドT2に登録番号を、T3にパスワードを記入
する。またユーザ登録前であればテキストフィールドT3
〜T8およびセレクトボックスにユーザ認証に用いるパス
ワードおよびユーザ情報を入力する。次いで、カメラの
ユーザは送信ボタンB9をクリックする。送信ボタンがク
リックされると、端末用コンピュータ300はテキスト
フィールドT2〜T7に入力されたデータおよびセレクトボ
ックスS2で選択された内容をWebサーバ200に送信す
る。
【0063】一方、Webサーバ200はステップS22
0において、端末用コンピュータ300からデータを受
信したかどうかの判別を行う。端末用コンピュータ30
0からデータをまだ受信していないのであれば(S22
0:NO)、ステップS2200に進む。ステップS2
200では、ステップS219でユーザ登録ページを送
信後、所定時間(例えば30分)が経過したかどうかの
判断を行う。所定時間が経過していあるのであれば(S
2200:YES)、Webサーバ200はカメラのユー
ザが故障見積を取りやめたと判断して本ルーチンを終了
する。一方、まだ所定時間が経過していないのであれば
(S2200:NO)、ステップS214に戻る。ま
た、ステップS220において、端末用コンピュータ3
00からデータを受信したのであれば(S220:YE
S)、ステップS221に進む。すなわち、ステップS
220およびS2200では、Webサーバは端末用コン
ピュータ300からデータを受信するまで待機し、また
所定時間データを受信しなかった場合はルーチンを終了
する。
【0064】ステップS221では端末用コンピュータ
300から送信されたデータを変数Y1-Y7に代入する。Y
1,Y2,Y3,Y4,Y5,Y6,Y7,Y8には図14におけるテキストフ
ィールドT2,T2,T4,T5,T6,T7,セレクトボックスS2,テキ
ストフィールドT7の内容がそれぞれ代入される。次い
で、ステップS222に進む。
【0065】ステップS222では、「ユーザ登録確認
ページ作成」サブルーチンを実行する。「ユーザ登録確
認ページ作成」サブルーチンでは、変数Y1〜Y7、D1〜D2
を引数としてデータベースの検索を行い、この検索結果
をもとにユーザ登録確認ページを作成する。次いで、ス
テップS223に進み、ステップS222で作成したユ
ーザ登録確認ページを端末用コンピュータ300に送信
する。次いで、ステップS224に進む。
【0066】図15にユーザ登録確認ページの一例を示
す。登録確認ページにはユーザに登録または登録内容の
変更方法を説明するメッセージM9と、ユーザの登録番
号、カメラ機種名、カメラ製造番号、ユーザの氏名、電
話番号、メールアドレスおよび住所が記載されたメッセ
ージM10が表示されている。また、登録確認ページには
「続ける」ボタンB10と、「登録内容の修正」ボタンB11
とが配置されている。カメラのユーザは、メッセージM1
0の記載内容が正しいかどうかを確認し、正しければボ
タンB10をクリックしてユーザ登録を行う。一方、メッ
セージM10の記載内容が間違っていればボタンB11をクリ
ックする。端末用コンピュータ300はボタンB10がクリッ
クされたときは値"True"を、ボタンB11がクリックされ
たときは値"False"をWebサーバ200に送信する。
【0067】一方、Webサーバ200はステップS22
4において、端末用コンピュータ300からデータを受
信したかどうかの判別を行う。端末用コンピュータ30
0からデータをまだ受信していないのであれば(S22
4:NO)、ステップS2240に進む。ステップS2
240では、ステップS223でユーザ登録確認ページ
を送信後、所定時間(例えば30分)が経過したかどう
かの判断を行う。所定時間が経過していあるのであれば
(S2240:YES)、Webサーバ200はカメラの
ユーザが故障見積を取りやめたと判断して本ルーチンを
終了する。一方、まだ所定時間が経過していないのであ
れば(S2240:NO)、ステップS224に戻る。
また、ステップS224において、端末用コンピュータ
300からデータを受信したのであれば(S224:Y
ES)、ステップS225に進む。すなわち、ステップ
S224およびS2240では、Webサーバは端末用コ
ンピュータ300からデータを受信するまで待機し、ま
た所定時間データを受信しなかった場合はルーチンを終
了する。
【0068】ステップS225では端末用コンピュータ
300から送信されたデータを変数D5に代入する。次い
で、ステップS226に進む。
【0069】ステップS226では変数D5が"True"で
あるか"False"であるかの判断を行っている。すなわ
ち、変数D5が"False"であれば(S226:NO)、
カメラのユーザは登録情報の修正を希望しているという
ことであるので、ステップS219に戻る。一方、変数
D5が"True"であれば(S226:YES)、ステップ
S227に進む。
【0070】ステップS227では「ユーザ登録/修理
依頼データ作成」サブルーチンが実行され、修理依頼デ
ータの作成と、必要に応じてユーザ登録が行われる。ま
た、「ユーザ登録/修理依頼データ作成」サブルーチン
はカメラのユーザに修理または精密見積の受付が完了し
たことを報知する修理受付完了ページを作成する。次い
で、ステップS228に進む。
【0071】ステップS228では、ステップS227
で作成した修理受付完了ページを端末用コンピュータ3
00に送信し、次いで本ルーチンを終了する。
【0072】図16に修理受付完了ページの一例を示
す。修理受付完了ページには「ユーザ登録/修理依頼デ
ータ作成」サブルーチンで発行された受付番号、修理ま
たは精密見積を行うカメラの機種名および製造番号、カ
メラのユーザの登録情報が記載されたメッセージM11が
表示されている。また、カメラの修理を行う場合は、そ
の見積金額もメッセージM11内に記入されている。ま
た、修理受付完了ページにはカメラの送付先および送付
方法が記載されたメッセージM12が表示されている。カ
メラのユーザはメッセージM12に従ってカメラを修理セ
ンタに送付する。
【0073】以上のように、本ルーチンによれば、ユー
ザは端末用コンピュータ300のモニタ301に表示さ
れる各メッセージに従って端末用コンピュータ300を
操作し、必要なデータを入力することにより、カメラの
修理費見積および修理/精密見積の受付を行うことがで
きる。
【0074】以下に各サブルーチンの具体的な処理内容
を説明する。図17は、図4のステップS204「故障
箇所入力ページ作成」サブルーチンの動作フローであ
る。本ルーチンが開始すると、ステップS301が実行
される。ステップS301では、機種名=D1でデータベ
ースの検索を行う。
【0075】このデータベースの検索には機種テーブル
を用いる。機種テーブルを表1に示す。なお、以下に示
す表1の機種テーブルは一部を抜粋したものであり、実
際には4以上のカメラが本テーブルに登録されている。
【0076】
【表1】
【0077】なお、機種テーブルの「機種ID」とは、カ
メラの機種ごとに固有に割り振られた番号である。ま
た、「機種名」とはその機種IDを持つカメラの機種名で
ある。また、「基本外観図ファイルパス」とはその機種
IDを持つカメラの特徴が明確にわかるようなアングルか
ら撮影されたカメラの画像データのパスであり、機種ID
と一対一の関係になっている。
【0078】ここで、機種名がD1と一致するレコードを
表1から抽出する。次いで、ステップS302に進む。
【0079】ステップS302では、ステップS301
で抽出したレコードの基本外観図ファイルパスおよび外
観図IDを故障箇所入力ページに埋め込む。この結果、故
障箇所入力ページを端末用コンピュータ300で開くと
モニタ301には基本外観図ファイルパスに保存されて
いるカメラの画像が表示される。
【0080】次いで、ステップS303に進む。ステッ
プS303では、機種名=D1、外観図ID≠0でデータベー
スの検索を行う。
【0081】このデータベースの検索には機種テーブル
および故障箇所テーブルを用いる。故障箇所テーブルを
表2に示す。なお、以下に示す表2の故障箇所テーブル
は一部を抜粋したものであり、実際には8以上の故障箇
所が本テーブルに登録されている。
【0082】
【表2】
【0083】「故障箇所ID」とは、カメラの故障箇所に
固有に割り振られている番号である。なお、同じ故障箇
所であってもカメラの機種が異なれば、異なる故障箇所
IDが割り振られる。「故障箇所名称」とはその故障箇所
の名称である。「外観図ID」とはその故障箇所がどの外
観図に含まれるかを示している。なお、外観図IDが0で
ある故障箇所は基本外観図(表1)に含まれる。「リン
ク形状」とは外観図内でリンク貼付領域の形状を示す。
リンク形状「circle」、「rect」、「poly」はそれぞれ
円、矩形、多角形を示す。「リンク貼付用ポイント」と
はその故障箇所の外観図内の座標を示すデータである。
リンク貼付用ポイントはカンマで区切られた複数の数字
からなるデータであり、その意味はリンク形状によって
異なる。リンク形状が「circle」であれば、リンク貼付
用ポイントは3つの数字であり、順番に「中心のX座標」
「中心のY座標」「半径」を示す。リンク形状が「rec
t」であれば、リンク貼付用ポイントは4つの数字であ
り、順番に「座標1のX座標」「座標1のY座標」「座標2
のX座標」「座標2のY座標」を示し、故障箇所は座標1と
座標2を対角とする矩形である。リンク形状が「poly」
であれば、リンク貼付用ポイントは2N(N:3以上の自然
数)個の数字であり、順番に「座標1のX座標」「座標1の
Y座標」「座標2のX座標」「座標2のY座標」…「座標Nの
X座標」「座標NのY座標」を示し、故障箇所は座標1、座
標2、…、座標N、座標1で囲まれた多角形である。すな
わち、リンク形状およびリンク貼り付け用ポイントで規
定された各領域は、表示される外観図上で、ズームレン
ズ鏡筒やファインダなどの各部位の位置および占有形状
に対応して設定されている。
【0084】機種名=D1、外観図ID≠0でデータベースの
検索を行うには、最初に機種名=D1から機種テーブルを
用いて機種IDを取得する。次いで取得した機種IDと外観
図ID≠0を用いて故障箇所テーブルを検索し、上記の条
件に合致するレコードを抽出する。次いで、ステップS
304に進む。
【0085】ステップS304では故障頻度テーブルを
用いてステップS303で抽出した故障箇所のうち、最
も故障頻度が高い故障箇所を抽出する。故障頻度テーブ
ルを表3に示す。なお、以下に示す表3の故障頻度テー
ブルは一部を抜粋したものであり、実際には8以上の故
障頻度データが本テーブルに登録されている。
【0086】
【表3】
【0087】「故障ID」とは、各故障に固有に割り振ら
れた番号である。また、同様の故障であっても、機種ID
が異なれば異なる番号が割り振られる。「頻度数」とは
その故障IDで識別される故障の発生件数である。質問ID
とは1つの番号が1つの質問に対応している。この質問ID
で示される質問にカメラのユーザが回答することによ
り、Webサーバはその故障が発生しているかどうかの判
断をする。ある質問IDをもつ質問の内容は「故障診断用
質問テーブル」に記載されている。
【0088】ステップS304では、ステップS303
で抽出されたレコードの故障箇所IDで故障頻度テーブル
を検索し、それらの故障箇所IDを含むレコードを抽出す
る。次いで、抽出されたレコードの頻度数の故障箇所ID
ごとの合計値を算出する。次いで、頻度数の合計値が最
も大きい故障箇所IDを抽出する。次いで、ステップS3
05に進む。
【0089】ステップS305では、ステップS304
で抽出した故障箇所IDでデータベースを検索し、この故
障箇所IDの故障箇所が含まれる外観図ファイルのパスを
取得して故障箇所入力ページに埋め込む。この検索は、
故障箇所テーブルおよび外観図テーブルを用いる。外観
図テーブルを表4に示す。なお、以下に示す表4の外観
図テーブルは一部を抜粋したものであり、実際には5以
上の外観図ファイルパスが本テーブルに登録されてい
る。
【0090】
【表4】
【0091】「外観図ファイルパス」とはある外観図ID
の外観図の画像データのパスであり、外観図IDと一対一
の関係になっている。
【0092】Webサーバ200は、ステップS304で
抽出した故障箇所IDを用いて故障箇所テーブルを検索
し、この故障箇所IDが含まれるレコードの外観図IDを抽
出する。さらに、外観図テーブルを検索し、この外観図
IDを持つレコードの外観図ファイルパスを抽出する。次
いでステップS306に進む。
【0093】ステップS306では、ステップS305
で抽出した外観図ファイルパスおよび外観図IDを故障箇
所入力ページに埋め込む。上述したように、リンク形状
およびリンク貼り付け用ポイントで規定された各領域
は、外観図上の各部位の占有形状に対応している。した
がって、例えば、ユーザーが故障箇所入力ページ上に表
示されている外観図を見ながら、故障箇所と思われる部
位をマウスでクリックした場合は、そのクリック位置か
ら、ユーザによって指摘された故障箇所(故障箇所I
D)が検出できる(図4のステップS207において、
端末用コンピュータからデータをD3として受け取る処
理に対応)。以上のように、本サブルーチンによれば、
図7に示すように、基本外観図I1とともに故障頻度の
最も高い故障箇所を含むカメラの画像I2のファイルパ
ス、およびこれら画像の外観図IDが埋め込まれた故障箇
所入力ページが生成される。
【0094】図18は、図4ステップS208の「故障
箇所診断質問ページ作成」サブルーチンの動作フローで
ある。本サブルーチンがスタートすると、ステップS4
01が実行される。
【0095】ステップS401では、変数D1の値を用い
てデータベースを検索し、「自然故障かどうか」の質
問、故障以外の不具合原因に関する質問、およびこれら
の質問に関する回答やガイド用画像のファイルパスを抽
出する。この検索には、「機種テーブル」「故障箇所テ
ーブル」「故障頻度テーブル」「故障診断用質問テーブ
ル」「故障診断用回答テーブル」を利用する。
【0096】「故障診断用質問テーブル」を表5に示
す。なお、以下に示す表5の故障診断用質問テーブルは
一部を抜粋したものであり、実際には9以上の質問が本
テーブルに登録されている。
【0097】
【表5】
【0098】「質問内容」とは、質問IDと一対一の関係
になっている質問の内容である(図8のMQ1等)。また
「ガイド用画像ファイルパス」とは、「質問内容」を詳
細に説明する画像(図8のMI2等)のファイルパスであ
る。また「故障種フラグ」とは、その質問が故障を判別
するためのものであるかどうかの判別に用いられる。す
なわち、故障種フラグが0であればその質問は通常の故
障を判別するためのものであり、故障種フラグが1であ
ればその質問は故障ではない不具合を判別するためのも
のであり、故障種フラグが2であればその質問は人為的
な故障(落下・浸水等。要精密見積)を判別するための
ものである。なお、本実施形態においては、ガイド用画
像ファイルとして、静止画像(拡張子がjpg)の他に、
より動作状態を分かりやすく表示すべき質問項目につい
ては動画ファイル(拡張子がmpg)を設けている。例え
ば上記「ズームレンズは動きますか」という質問内容に
ついては、ズーム鏡筒がカメラボディに対して進退する
動画ファイルが用意されており、この質問項目がページ
上に表示された際に動画再生される(図8のMI6)。こ
のように、質問内容に関連した動画像ファイルを設ける
ことで、さらにユーザに質問内容等を容易かつ正確に理
解させることができ、誤回答の防止のみならず、購入時
に添付する取扱説明書では解説しづらい動作説明や、複
雑な内容の質問も設定可能となる。
【0099】「故障診断用回答テーブル」を表6に示
す。なお、以下に示す表6の故障診断用回答テーブルは
一部を抜粋したものであり、実際には6以上の回答が本
テーブルに登録されている。
【0100】
【表6】
【0101】「回答ID」とは、各回答に固有に割り振ら
れた番号である。また、同様の回答であっても、機種ID
が異なれば異なる番号が割り振られる。「回答項目」と
は、回答の内容(図8のMCB61等)であり、回答IDと一
対一の関係になっている。「次工程」とは、「なし」
「精密見積」「再診断」のいずれかの値をとる。回答に
対応する故障個所診断質問ページのチェックボックスが
チェックされている場合、その回答の「次工程」が「精
密見積」であればそのカメラは精密見積が必要であり、
「再診断」であればそのカメラに発生した不具合が故障
以外の原因によるものである可能性がある。「見積金額
ID」とはその現象から推定される故障の修理見積金額の
IDである。具体的な修理金額は見積金額IDで見積金額算
出用テーブルを検索することによって算出される。
【0102】ステップS401のデータベース検索は以
下の手順で行われる。最初に機種名=D1で機種テーブル
を検索し、機種IDを抽出する。次いで、機種IDで故障箇
所テーブルを検索し、該当する故障個所IDを全て抽出す
る。次いで、この故障個所IDで故障頻度テーブルを検索
し、該当する質問IDを全て抽出する。さらに、この質問
ID、および故障種フラグ=1または2で故障診断用質問テ
ーブルを検索し、質問内容、ガイド用画像ファイルパス
を抽出する。また、この質問IDで故障診断用回答テーブ
ルを検索し、回答IDおよび回答項目を抽出する。次い
で、ステップS402に進む。
【0103】ステップS402では、ステップS401
で抽出された質問内容、ガイド用画像ファイルパス、回
答項目、および回答IDを「故障箇所診断質問ページ」に
埋め込む。以上の処理によって、「人為的な故障かどう
か」の質問、故障以外の不具合に関する質問、およびこ
れらの質問に関する回答やガイド用画像のファイルパス
が「故障箇所診断質問ページ」に埋め込まれる。このよ
うに、ステップS401にて故障種フラグ≠0で故障診
断用質問テーブルを検索した後、S402にて、故障種
フラグ=0検索しているので、「人為的な故障かどう
か」の質問メッセージ(図8:MQ1)が優先されて、通
常の故障の質問メッセージよりも上に表示される。次い
でステップS403に進む。
【0104】ステップS403では、図4のステップS
207で取得した変数D3が「分からない」であるかどう
かの判定が行われる。D3≠「分からない」でなければ
(S403:NO)、すなわち、ユーザにより表示され
ている外観図上で故障箇所の指定がなされた場合は、ス
テップS404に進む。
【0105】ステップS404ではデータベースを検索
し、「故障箇所入力ページ」でカメラのユーザが指定し
た故障箇所での故障に関する質問、およびこれらの質問
に関する回答やガイド用画像のファイルパス等を抽出す
る。この作業には、「故障頻度テーブル」、「故障診断
用質問テーブル」および「故障診断用回答テーブル」を
用いる。
【0106】ステップS404のデータベース検索は以
下の手順で行われる。最初に故障箇所ID=D3で故障頻度
テーブルを検索し、該当する質問IDおよび頻度数を抽出
する。次いで、この質問IDおよび故障種フラグ=0で故障
診断用質問テーブルを検索し、質問内容、ガイド用画像
ファイルパスを抽出する。また、この質問IDで故障診断
用回答テーブルを検索し、回答IDおよび回答項目を抽出
する。抽出されたデータは配列QS(n) (n=1,2,…,N;
N:抽出された質問の個数)に記憶される。ここで、配列
QS(n)は頻度、故障箇所ID、質問内容、ガイド用ファイ
ルパス、回答ID(1)、回答項目(1)、回答ID(2)、回答項
目(2)、…、回答ID(M)、回答項目(M) (M:ある質問に
対する回答の個数)を含む構造体であり、1つのQS(n)が
1つの質問に対応している。次いで、ステップS405
に進む。
【0107】ステップS405では、ステップS404
で抽出されたデータを頻度数の大きい順に並べ替える。
すなわち、QS(1)の頻度が最も大きく、QS(N)の頻度が最
も小さくなるようにする。次いで、ステップS418に
進む。
【0108】一方、ステップS403でD3≠「分からな
い」であれば(S403:YES)、ステップS406
に進む。
【0109】ステップS406ではデータベースを検索
し、全ての故障箇所での故障に関する質問、およびこれ
らの質問に関する回答やガイド用画像のファイルパス等
を抽出する。この作業には、「機種テーブル」「故障箇
所テーブル」「故障頻度テーブル」、「故障診断用質問
テーブル」および「故障診断用回答テーブル」を用い
る。
【0110】ステップS406のデータベース検索は以
下の手順で行われる。最初に機種名=D1で機種テーブル
を検索し、機種IDを抽出する。次いで、機種IDで故障箇
所テーブルを検索し、該当する故障個所IDを全て抽出す
る。次いで、この故障個所IDで故障頻度テーブルを検索
し、該当する質問IDを全て抽出する。さらに、この質問
ID、および故障種フラグ=0で故障診断用質問テーブルを
検索し、質問内容、ガイド用画像ファイルパスを抽出す
る。また、この質問IDで故障診断用回答テーブルを検索
し、回答IDおよび回答項目を抽出する。抽出されたデー
タは配列QS(n)に記憶される。また、故障箇所ごとに分
類されたデータを配列F(m) (m=1,2,…,M、M:カメラの
故障箇所の数)に保存する。ここで、F(m)は内部に故障
箇所IDとその故障箇所IDを有する構造体である。次い
で、ステップS407に進む。
【0111】ステップS407では、配列QS(n)に含ま
れる頻度数の合計を演算する。演算結果は変数SFに代入
される。次いで、ステップS408に進む。
【0112】ステップS408では、ステップS406
で抽出されたF(m)を故障頻度順に並べ替える。すなわ
ち、F(1)の故障頻度か最も大きく、次いで、ステップS
409に進む。
【0113】ステップS409では、変数BFに0が代入
され、また変数jに1が代入される。次いで、ステップ
S410に進む。
【0114】ステップS410では、変数BFとSFとの比
較が行われる。すなわち、BFがSFの80パーセントを超え
ているのであれば(S410:YES)ステップS41
3に進み、BFがSFの80パーセント以下であれば(S41
0:NO)ステップS411に進む。
【0115】ステップS411では、変数BFに構造体QS
(j)の頻度数が加算される。次いで、ステップS412
に進む。
【0116】ステップS412では、変数jに1が加算
される。次いで、ステップS410に戻る。
【0117】以上のステップS410−S412の処理
によって、BFがSFの80パーセントを超えてるまでjに1
が加算されつづける。ステップS410においてBFがSF
の80パーセントを超えたとき、F(1)〜F(j-1)の故障箇所
は故障頻度上位8割の故障箇所である。
【0118】ステップS413ではMにj-1が代入され
る。次いで、ステップS417に進む。
【0119】ステップS417では、 (1)故障頻度の高い故障箇所に関する質問を優先す
る。 (2)ある故障箇所に対して質問が複数設定されている
場合は、故障頻度が高い故障に関する質問を優先する。 (3)故障頻度が上位8割に入らない故障箇所に関する
質問は除去する。 (4)Nから(3)で除去した質問数を減ずる。 という条件でQS(n)の並べ替えを行う。次いで、ステッ
プS418に進む。
【0120】ステップS418では、変数jに1が代入
される。次いで、ステップS419に進む。ステップS
419では、QS(j)が故障箇所診断ページに埋め込まれ
る。次いで、ステップS420に進む。
【0121】ステップS420では、jに1を加算す
る。次いで、ステップS421に進む。ステップS42
1では、変数jとNとの比較が行われる。すなわち、jがN
以下であるならば(S421:NO)ステップS419
に戻り、jがNより大きければ(S421:YES)本ル
ーチンを終了する。
【0122】以上のように、本ルーチンによって図8や
図9のような故障箇所診断質問ページが作成される。
【0123】図19は、図4ステップS212の「診断
結果ページ作成」サブルーチンの動作フローである。本
サブルーチンがスタートすると、ステップS501が実
行される。
【0124】ステップS501では、変数cに1が代入
される。次いで、ステップS502に進む。ステップS
502では、cとAN(故障箇所診断質問ページ内の回答
数)との比較が行われる。cがAN以下であれば(S50
2:NO)、ステップS503に進む。一方、cがANよ
り大きい場合は「全ての質問事項に対してチェックを行
ったが故障を検知できず、また故障以外の不具合である
とも判断されない」という状態であるので、このカメラ
の故障を診断するためには精密見積が必要となる。従っ
て、cがANより大きい場合は(S502:YES)ステ
ップS512に進んで診断結果ページを「精密見積依頼
ページ」に設定し、次いで本サブルーチンを終了する。
【0125】ステップS503では、Acの値が"True"で
あるかどうか、すなわちAcに対応した回答項目のチェッ
クボックスがチェックされているかどうかの反応が行わ
れる。Ac="True"、すなわちAcに対応した回答項目のチ
ェックボックスがチェックされているのであれば(S5
03:YES)ステップS504に進む。一方、Ac="Fa
lse"、すなわちAcに対応した回答項目のチェックボック
スがチェックされていないのであるならば(S503:
NO)ステップS505に進んでcに1を加算した後、
ステップS502に戻る。
【0126】ステップS504では、回答ID=Qacでデー
タベース(故障診断用回答テーブル)の検索を行い、そ
の回答の「次工程」の値を取得する。次いで、ステップ
S506に進む。
【0127】ステップS506では、ステップS504
で取得した「次工程」の値が「精密見積」であるかどう
かの判断を行っている。次工程の値が精密見積であれば
(S506:YES)、ステップS512に進んで診断
結果ページを「精密見積依頼ページ」に設定し、次いで
本サブルーチンを終了する。一方、次工程の値が精密見
積以外であれば(S506:NO)、ステップS507
に進む。
【0128】ステップS507では、ステップS504
で取得した「次工程」の値が「再診断」であるかどうか
の判断を行っている。次工程の値が再診断であれば(S
507:YES)、ステップS511に進んで診断結果
ページを「故障以外の不具合発生報知ページ」に設定
し、次いで本サブルーチンを終了する。一方、次工程の
値が再診断以外であれば(S507:NO)、ステップ
S508に進む。
【0129】ステップS508では回答ID=Qacで「故障
診断用回答テーブル」を検索し、「見積金額ID」の値を
取得する。次いで、ステップS513に進み、ステッフ
S508で取得した見積金額IDの値が「なし」であるか
どうかの判定が行われる。見積金額ID=「なし」ならば
(S513:YES)、本回答からは故障であるかどう
かの判定がつかないということなのでステップS505
に進み、次の回答をチェックする。一方、見積金額ID≠
「なし」ならば(S513:NO)、見積可能な故障が
発見されたということであるので、ステップS514に
進んで具体的な見積金額の算出を行う。
【0130】ステップS514では、ステップS508
で取得した見積金額IDを用いてデータベースの検索を行
い、見積金額を取得する。この検索には「見積金額算出
用テーブル」が利用される。見積金額算出用テーブルの
一例を表7に示す。なお、以下に示す表7の見積金額算
出用テーブルは一部を抜粋したものであり、実際には6
以上の見積金額データが本テーブルに登録されている。
【0131】
【表7】
【0132】ここで、「見積金額」とは、対応する見積
金額IDを持つ故障の見積修理金額である。
【0133】見積金額取得後、ステップS509に進
み、診断結果ページを「修理金額見積結果表示/修理依
頼ページ」に設定する。次いで、ステップS510に進
み、診断結果ページにステップS514で取得した見積
金額を埋め込んで、本サブルーチンを終了する。
【0134】以上のように、本サブルーチンによれば、
「故障箇所診断質問ページ」でカメラのユーザが入力し
た回答をもとに故障の診断を行い、診断結果ページを作
成することができる。
【0135】図20は、図5ステップS222の「ユー
ザ登録確認ページ作成」サブルーチンの動作フローであ
る。本ルーチンが開始すると、最初にステップと601
が実行される。ステップS601では、変数Y1の値が空
白であるかどうかの確認が行われる。変数Y1の値が空白
でないならば(S601:NO)、カメラのユーザは
「ユーザ登録ページ」で登録番号を入力したということ
であるので、ステップS602に進んでその登録番号の
ユーザのデータの検索を行う。
【0136】ステップS602のデータベース検索に
は、「登録ユーザテーブル」を用いる。登録ユーザテー
ブルの一例を表8に示す。なお、以下に示す表8の登録
ユーザテーブルは一部を抜粋したものであり、実際には
4以上の登録ユーザデータが本テーブルに登録されてい
る。
【0137】
【表8】
【0138】「ユーザID」とは、登録されている各ユー
ザごとに固有に割り振られた番号である。ユーザIDは
「修理依頼テーブル」(後述)を参照する際に用いられ
る。「ユーザ登録番号」はユーザIDと同様、各ユーザご
とに固有に割り振られた番号である。「パスワード」と
は、登録済みのユーザがWebサーバにアクセスして各種
問い合わせを行う際のユーザ認証に利用されるパスワー
ドである。登録済みのユーザは、ユーザ登録番号とパス
ワードをWebサーバに送信し、Webサーバはこのユーザ登
録番号とパスワードで登録ユーザテーブルを検索し、送
信されたユーザ登録番号とパスワードが登録ユーザテー
ブルに記録されているものと一致するかどうかをチェッ
クすることによってユーザ認証を行う。「氏名」「電話
番号」「メールアドレス」「郵便番号」「都道府県」お
よび「住所」はユーザ登録(後述)の際にカメラのユー
ザによって入力された値である。
【0139】ステップS602のデータベース検索は、
ユーザ登録番号=Y1、パスワード=Y2で登録ユーザテーブ
ルを検索し、該当するレコードの「氏名」「電話番号」
「メールアドレス」「郵便番号」「都道府県」および
「住所」を抽出する。次いで、ステップS603に進
む。
【0140】ステップS603では、変数Y3〜Y8が空白
であるかどうかの判定が行われる。変数Y3〜Y8が空白で
あれば(S603:YES)、カメラのユーザは登録情
報の修正を選択していないということであり、ステップ
S604に進む。ステップS604では変数Y3,Y4,Y5,Y
6,Y7,Y8にステップS602で抽出した「氏名」「電話
番号」「メールアドレス」「郵便番号」「都道府県」
「住所」をそれぞれ代入し、次いでステップS606に
進む。一方、ステップS603において変数Y3〜Y8が空
白でなければ(S603:NO)、ユーザは登録情報の
変更を行ったということであり、ステップS606に進
む。
【0141】一方、ステップS601においてY1が空白
であれば(S601:YES)、カメラのユーザはまだ
登録されていないということであり、ステップS605
に進む。
【0142】ステップS605では、Y1に値「新規登
録」が代入される。次いで、ステップS606に進む。
【0143】ステップS606では、ユーザ登録確認ペ
ージにD1,D2,Y1,Y3〜Y8を埋め込む。
【0144】以上のように、本サブルーチンによって、
図15のようなユーザ登録確認ページが作成される。
【0145】図21は図5ステップS227の「ユーザ
登録修理依頼データ作成」サブルーチンである。本サブ
ルーチンが開始すると、最初にステップS701が実行
される。ステップS701では、変数Y1の値が「新規登
録」かどうかの判定を行っている。すなわち、Y1="新規
登録"であれば(S701:YES)、ステップS70
2に進む。
【0146】ステップS702では登録番号を生成す
る。この登録番号は「登録ユーザテーブル」の「ユーザ
登録番号」に記録されている登録番号と一致しない番号
である。次いで、ステップS703に進む。
【0147】ステップS703では、変数Y1にステップ
S702で生成した登録番号を代入する。次いで、ステ
ップS704に進む。
【0148】一方、ステップS701において、Y1≠"
新規登録"であれば(S701:NO)、ステップS7
04に進む。
【0149】ステップS704では、ユーザ登録番号=Y
1で登録ユーザページを検索し、該当するレコードの
「氏名」「電話番号」「メールアドレス」「郵便番号」
「都道府県」「住所」にそれぞれY3,Y4,Y5,Y6,Y7,Y8の
値を代入する。また、検索の結果、該当するレコードが
存在しない場合は、新規レコードを作成し、そのレコー
ドの「ユーザ登録番号」「パスワード」「氏名」「電話
番号」「メールアドレス」「郵便番号」「都道府県」
「住所」にそれぞれY1,Y2,Y3,Y4,Y5,Y6,Y7,Y8の値を代
入する。次いでステップS705に進む。
【0150】ステップS705ではデータベースを検索
して受付番号の発行を行う。受付番号の発行には「修理
依頼テーブル」を用いる。修理依頼テーブルの一例を表
9に示す。なお、以下に示す表9の修理依頼テーブルは
一部を抜粋したものであり、実際には4以上の登録ユー
ザデータが本テーブルに登録されている。
【0151】
【表9】
【0152】「修理ID」とは受付が終了した各修理に付
与された番号である。また、「製造番号」はカメラごと
に固有に割り振られた番号である。「受付日」とは修理
を受け付けた日時である(後述)。
【0153】ステップS705ではこの修理依頼テーブ
ルの「受付番号」と重複しない番号を生成し、この番号
を本修理の受付番号とする。次いで、ステップS706
に進む。
【0154】ステップS706では、修理依頼テーブル
に新規レコードを作成する。この時、新規レコードの
「修理ID」は修理依頼テーブルの他のレコードの「修理
ID」と重複しない値に設定される。また、「受付番号」
にはステップS705で生成された受付番号が入力され
る。また、「ユーザID」にはユーザ登録番号=Y1で登録
ユーザページを検索して得られたレコードの「ユーザI
D」の値が代入される。また、「受付日」には現在の日
付が入力される。次いで、ステップS707に進む。
【0155】ステップS707では、ステップS705
で生成した受付番号、D1,D2,Y1,Y3〜Y8を修理受付完了
ページに埋め込む。次いで本サブルーチンを終了する。
【0156】以上のサブルーチンにより、修理受付完了
ページが生成されると共に、修理依頼テーブルに今回の
修理に関するデータが追記される。また、ユーザ登録情
報の更新がある場合は、登録ユーザテーブルのデータが
更新される。また、新規ユーザ登録が行われた場合は、
必要なデータが登録ユーザテーブルに追記される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の修理見積システムが運用
される環境の概観を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の修理見積システムを用い
たカメラ修理フローである。
【図3】本発明の実施の形態のWebサーバの第1のスト
レージに記憶されたデータベーステーブルの構成の概略
図である。
【図4】本発明の実施の形態の修理見積システムにおけ
る修理見積ルーチンの動作フロー。
【図5】本発明の実施の形態の修理見積システムにおけ
る修理見積ルーチンの動作フロー。
【図6】本発明の実施の形態の修理見積システムにおけ
るスタートページである。
【図7】本発明の実施の形態の修理見積システムによっ
て作成される故障箇所入力ページの一例である。
【図8】本発明の実施の形態の修理見積システムによっ
て作成される故障箇所診断質問ページの一例である。
【図9】本発明の実施の形態の修理見積システムによっ
て作成される故障箇所診断質問ページの別例である。
【図10】本発明の実施の形態における故障頻度分布の
一例を示したグラフである。
【図11】本発明の実施の形態の修理見積システムによ
って作成される修理金額見積結果表示/修理依頼ページ
の一例である。
【図12】本発明の実施の形態の修理見積システムにお
ける精密見積依頼ページである。
【図13】本発明の実施の形態の修理見積システムにお
ける故障以外の不具合発生報知ページである。
【図14】本発明の実施の形態の修理見積システムによ
って作成されるユーザ登録ページの一例である。
【図15】本発明の実施の形態の修理見積システムによ
って作成されるユーザ登録確認ページの一例である。
【図16】本発明の実施の形態の修理見積システムによ
って作成される理受付完了ページの一例である。
【図17】本発明の実施の形態の修理見積システムの故
障箇所入力ページ作成サブルーチンの動作フローであ
る。
【図18】本発明の実施の形態の修理見積システムの故
障箇所診断質問ページ作成サブルーチンの動作フローで
ある。
【図19】本発明の実施の形態の修理見積システムの診
断結果ページ作成サブルーチンの動作フローである。
【図20】本発明の実施の形態の修理見積システムのユ
ーザ登録確認ページ作成サブルーチンの動作フローであ
る。
【図21】本発明の実施の形態の修理見積システムのユ
ーザ登録修理依頼データ作成サブルーチンの動作フロー
である。
【符号の説明】
200 Webサーバ 201 第1のストレージ 202 第2のストレージ 203 第3のストレージ 204 プロセッサ 205 ネットワークインターフェース 300 端末用コンピュータ 301 モニタ 302 マウス 303 キーボード 304 モデム 305 ストレージ 306 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 達生 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 渡辺 秀長 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 小林 由紀子 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネット上のWebサーバに構築さ
    れ、携帯機器のユーザによって操作される端末から送信
    されたデータを用いて、前記携帯機器の故障診断および
    修理金額の見積を行う携帯機器の修理見積システムであ
    って、前記修理見積システムが、 データベースと、 端末からのリクエストに応じてデータベースを検索し、
    Webページを生成するWebページ生成手段と、を有し、 前記Webページ生成手段は携帯機器の外観図がクリッカ
    ブルマップとして埋め込まれた故障箇所入力ページを作
    成し、 前記携帯機器のユーザは、前記故障箇所入力ページの前
    記外観図の不具合発生箇所クリックすることにより、前
    記修理見積システムに前記携帯機器の不具合発生箇所を
    報知可能とすることを特徴とする修理見積システム。
  2. 【請求項2】 前記故障箇所入力ページは前記端末から
    送信されたデータに含まれる携帯機器の機種情報を用い
    てデータベースを検索することによって作成されること
    を特徴とする、請求項1に記載の修理見積システム。
  3. 【請求項3】 前記故障箇所入力ページには前記携帯機
    器の外観図が2枚埋め込まれており、その一方は前記携
    帯機器の特徴を判別可能な基本外観図であり、他方は前
    記基本外観図に記載されていない箇所のうち最も故障頻
    度の高い箇所が含まれる第2外観図であることを特徴と
    する、請求項1または請求項2に記載の修理見積システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記Webページ生成手段は、前記データ
    ベースを検索して前記基本外観図に記載されていない箇
    所のうち最も故障頻度の高い箇所が含まれる外観図デー
    タのファイルパスを取得し、前記ファイルパスを前記第
    2外観図として前記故障箇所入力ページに埋め込むこと
    を特徴とする、請求項3に記載の修理見積システム。
  5. 【請求項5】 前記Webページ生成手段は前記端末より
    報知された不具合発生箇所に基づいて故障診断用の質問
    および回答入力用のフォームが埋め込まれた故障箇所診
    断質問ページを作成し、 前記携帯機器のユーザは、前記故障箇所診断質問ページ
    のフォームに回答を入力して送信することにより故障診
    断用の回答を送信可能であり、 前記修理見積システムは、前記端末より送信された回答
    に基づいてデータベースを検索して故障診断を行い、 前記故障診断用の質問および回答入力用のフォームは、
    前記テータベースの故障頻度情報に基づいて配置されて
    いることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか
    に記載の修理見積システム。
  6. 【請求項6】 前記故障箇所診断質問ページには、前記
    故障診断用の質問の内容に対応した動作が記録されたガ
    イド用動画像ファイルが埋め込まれていることを特徴と
    する、請求項5に記載の修理見積システム。
  7. 【請求項7】 ある故障箇所についての故障診断用の質
    問および回答入力用のフォームはその故障の頻度の高い
    順に配置されていることを特徴とする、請求項5または
    請求項6に記載の修理見積システム。
  8. 【請求項8】 前記故障箇所診断質問ページには「携帯
    機器が人為的な故障かどうか」を問い合わせるための質
    問および回答入力用のフォームがページの先頭に埋め込
    まれていることを特徴とする、請求項7に記載の修理見
    積システム。
  9. 【請求項9】 前記故障箇所診断質問ページには「故障
    以外の不具合原因があるかどうか」を問い合わせるため
    の質問および回答入力用のフォームが前記「携帯機器が
    人為的な故障かどうか」を問い合わせるための質問およ
    び回答入力用のフォームに続いて配置されていることを
    特徴とする、請求項8に記載の修理見積システム。
  10. 【請求項10】 前記故障箇所入力ページには、前記携
    帯機器のユーザが前記携帯機器の不具合発生箇所を特定
    できないことを示す情報を前記Webサーバに送信するた
    めのボタンが配置されていることを特徴とする、請求項
    1から請求項5のいずれかに記載の修理見積システム。
  11. 【請求項11】 前記Webページ生成手段は前記端末よ
    り前記携帯機器の不具合発生箇所を特定できないことを
    示す情報を受信した時、故障診断用の質問および回答入
    力用のフォームが埋め込まれた故障箇所診断質問ページ
    を作成し、 前記携帯機器のユーザは、前記故障箇所診断質問ページ
    のフォームに回答を入力して送信することにより故障診
    断用の回答を送信可能であり、 前記修理見積システムは、前記端末より送信された回答
    に基づいてデータベースを検索して故障診断を行い、 前記故障診断用の質問および回答入力用のフォームのう
    ち、自然故障を診断するための質問および回答入力用の
    フォームは故障頻度の高い故障箇所順に配置されている
    ことを特徴とする請求項10に記載の修理見積システ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記故障箇所診断質問ページには、自
    然故障を診断するための質問および回答入力用のフォー
    ムのうち、故障件数の上位所定%の故障箇所に関する質
    問および回答入力用のフォームのみが配置されることを
    特徴とする、請求項11に記載の修理見積システム。
  13. 【請求項13】 ある故障箇所についての故障診断用の
    質問および回答入力用のフォームはその故障の頻度の高
    い順に配置されていることを特徴とする、請求項11ま
    たは請求項12に記載の修理見積システム。
  14. 【請求項14】 前記故障箇所診断質問ページには「携
    帯機器が人為的な故障かどうか」を問い合わせるための
    質問および回答入力用のフォームがページの先頭に埋め
    込まれていることを特徴とする、請求項11から請求項
    13のいずれかに記載の修理見積システム。
  15. 【請求項15】 前記故障箇所診断質問ページには「故
    障以外の不具合原因があるかどうか」を問い合わせるた
    めの質問および回答入力用のフォームが前記「携帯機器
    が自然故障かどうか」を問い合わせるための質問および
    回答入力用のフォームに続いて配置されていることを特
    徴とする、請求項14に記載の修理見積システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007164664A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Fujitsu Ltd 情報機器の操作に関するガイダンス装置、及び情報機器の操作に関するガイダンス方法

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