JP2003223259A - 電子機器のキー操作補助用具 - Google Patents

電子機器のキー操作補助用具

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JP2003223259A
JP2003223259A JP2002021589A JP2002021589A JP2003223259A JP 2003223259 A JP2003223259 A JP 2003223259A JP 2002021589 A JP2002021589 A JP 2002021589A JP 2002021589 A JP2002021589 A JP 2002021589A JP 2003223259 A JP2003223259 A JP 2003223259A
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key operation
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shape
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JP2002021589A
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Atsushi Kitaichi
淳 北市
Yoichi Nakada
陽一 仲田
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3M Japan Ltd
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Sumitomo 3M Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器のキー操作を円滑かつ簡便に行うこ
とができるような補助用具を提供する。 【解決手段】 電子機器のキー操作を円滑かつ簡便に行
うために、電子機器使用者の指先に取り付けて使用する
補助用具である。当該補助用具1は、その表面2の一部
が突出した突起形状を有するとともに、その裏面3が電
子機器使用者の指先及び電子機器に対して着脱可能な装
着面となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、携帯電話等の電
子機器のキー操作を円滑かつ簡便に行うために、電子機
器使用者の指先に取り付けて使用する補助用具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】 近年、携帯電話等の電子機器の普及が
目覚ましい。このような電子機器は、携帯できるよう小
型化が求められ、それに伴って操作キー(ボタン)もま
た小さくなりつつあり、使用者の指より小さいサイズに
なることもある。。
【0003】 また、最近の電子機器は、その充実した
機能や性能を発揮させるために、使用者に複雑で多くの
キー操作を要求するため、使用者がかかるキー操作を行
うにはある程度の熟練が必要となり、特に高齢者や身体
的に指の大きい男性にとっては、操作が困難であった
り、操作に慣れるのに時間がかかるという問題があっ
た。
【0004】 従来、このような電子機器のキー操作を
改善するための手段の1つとして、特開2001−14
9137公報には、長く伸ばした生爪あるいは人工爪の
裏側に装着して指先の代用とする人工指頭が開示されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、前記
の人工指頭は、長く伸ばした生爪や人工爪の裏側に装着
することを前提とした形状となっており、長い生爪や人
工爪を持たない電子機器使用者では、通常爪裏が外部に
露出しないため、これを装着することができない。
【0006】 また、長い生爪や人工爪をもつ電子機器
使用者がこの人工指頭を装着した場合でも、スムーズな
キー操作には依然として熟練を必要とする。なぜなら、
人工指頭の装着により、電子機器使用者の実際の指先と
操作キーとの距離が長くなって、その距離感をつかむま
でにある程度の時間を要するからである。
【0007】 本発明は、このような従来の事情に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、長い
生爪や人工爪をもつ電子機器使用者に対象が限定される
ことなく、電子機器のキー操作を円滑かつ簡便に行うこ
とができるような補助用具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本発明によれば、電子
機器のキー操作を円滑かつ簡便に行うために、電子機器
使用者の指先に取り付けて使用する補助用具であって、
その表面の一部が突出した突起形状を有するとともに、
その裏面が電子機器使用者の指先及び電子機器に対して
着脱可能な装着面となっていることを特徴とする電子機
器のキー操作補助用具、が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】 前記のとおり、本発明に係るキ
ー操作補助用具は、その表面の一部が突出した突起形状
を有するとともに、その裏面が電子機器使用者の指先及
び電子機器に対して着脱可能な装着面となっている。電
子機器使用者は、この補助用具を、キーを操作する指の
指先(通常は、指の腹よりも先端よりの部位)に直接取
り付け、当該補助用具表面の突出した突起形状の部分に
て操作キーを押すようにする。
【0010】 そして、このように本発明の補助用具を
用いてキー操作行うことにより、小さいキーでも容易か
つ確実に押すことができる。また、突起形状部分の高さ
を適切に小さく保つことにより、従来の感覚のままキー
操作を行うことが可能であり、しかもその操作を確実か
つ迅速に改善させる。すなわち、当該補助用具を装着し
た状態でのキー操作には、ほとんど慣れを必要とせず、
装着して直ぐに快適なキー操作を実現できる。
【0011】 図1は、本発明に係るキー操作補助用具
の実施形態の一例を示す説明図で、(a)が正面図、
(b)が側面図である。本発明の補助用具1において
は、その裏面3から突起形状を有する表面2の最も高い
部分までの高さHが1.0〜5.0mmであることが好
ましく、当該範囲とすることで、ほとんど従来感覚のま
まキー操作を行うことができる。この高さHが1.0m
m未満ではキー操作の改善効果が低く、また、5.0m
mを超えると実際の指先と操作キーとの距離が長くなっ
て、その距離感をつかむまでに時間を要するようにな
る。
【0012】 裏面3は、電子機器使用者の指先及び電
子機器に対して着脱可能な装着面となっており、電子機
器を使用している時は、前述のように使用者の指先に装
着し、電子機器を使用していない時には紛失しないよう
に電子機器の一部に装着しておくことで、繰り返し使用
することができる。
【0013】 装着面の具体的な状態としては、裏面3
に粘着剤が塗工された状態となっていることが好まし
い。この粘着剤としては、電子機器使用者の指先及び電
子機器に対して十分貼付かつ再剥離可能とするような適
切な粘着力を持つ感圧性接着剤が好適に使用できる。こ
こで言う適切な粘着力とは、ステンレススチールに対す
る90度方向剥離力として10〜50N/cmの粘着力
である。当該90度方向剥離力が10N/cm未満では
粘着力が不十分で、使用中に剥がれやすく、また繰り返
し使用にも適さない。一方、当該90度方向剥離力が5
0N/cmを超えると粘着力が強すぎて、使用者の指先
や電子機器から剥離しにくくなり、また、剥離した際に
接着剤の一部が被接着面に残る場合がある。
【0014】 なお、前記90度方向剥離力は、キー操
作補助用具本体と同じ組成を有する0.8mm厚シート
を基材とする試験片を25mm幅に調整し、この試験片
をステンレススチール版に載置して、その上から2kg
fゴムローラーを1往復させることにより圧着し、室温
で20分間放置した後、引張速度300mm/分にて、
試験片に90度方向(剪断方向に対して垂直方向)で引
張力を加えて測定するものとする。
【0015】 粘着剤の種類としては、有機又は無機の
高分子を含む感圧性接着剤が好適に使用でき、特に入手
の容易性から有機高分子を含む感圧性接着剤が好まし
い。具体的には、例えばゴム系、ホットメルト系、アク
リル系、シリコーン系、ウレタン系の感圧性接着剤が挙
げられる。これらの中でも、特に使用者の指先表面の角
質層及びスチール、ポリカーボネート又はポリスチレン
等の電子機器表面の双方に、高タック力で接着できるも
のとして、ゴム系、アクリル系若しくはシリコーン系の
感圧性接着剤が挙げられる。
【0016】 これらの粘着剤を使用者の指先表面の角
質層や電子機器表面に再剥離可能なように、その塗工量
を調整して裏面3に塗工する。なお、装着面の他の状態
の例として、粘着剤を塗工する代わりに、裏面に吸盤を
設け、当該吸盤の吸着力により電子機器使用者の指先及
び電子機器に装着するようにしてもよい。
【0017】 装着面となる裏面3の外周形状は、図1
のような円形の他、楕円形、長円形、卵形、ひょうたん
形などのような角の無い形状とすることが好ましい。こ
れらのような角の無い外周形状は、指先の曲面形状にな
じみやすいため剥がれにくいからである。一方、裏面の
外周形状が三角形や四角形などのように角のある形状で
ある場合は、当該角部が剥がれやすく、それを起点とし
て剥離が進行し、機器操作中に指先から脱落する可能性
がある。
【0018】 また、装着面となる裏面3は、その長径
Lが5.0〜15.0mmであることが好ましい。当該
長径Lが5.0mm未満では装着面の面積が狭くなっ
て、適切な接着力や吸着力が得られにくく、15.0m
mを超えると装着する指先の幅を超えてしまったり、小
さなキーが操作しにくくなったりする。
【0019】 表面2の突起形状としては、図1のよう
なドーム形に突出した形状の他、図2に示す円錐形や、
図3に示す正規分布曲線形のように表面の中央部付近が
最も高くなるような突起形状とすると、良好な操作感が
得られ好ましい。例えば円柱状のように全体が同じ高さ
の形状の場合には、端面の縁の部分が機器表面の凹凸部
分に引っかかりやすいため、操作性が良くない。
【0020】 本発明に係る補助用具の構成材料として
は、常温で適当な弾性を持つウレタン、発泡ゴム、アク
リル系樹脂等のエラストマーであることが好ましい。具
体的には、常温における硬度(ショアA(測定方法はA
STM D2240に準拠する))が40〜90、より
好適には70〜80であるエラストマーを用いると、快
適な操作性が得られる。
【0021】 なお、本発明に係る補助用具は、その表
面に様々な印刷を施すことも可能である。また、特にア
クリル系樹脂など透明性のある材料を用いた場合には、
いわゆるスケルトンタイプのものや、粘着剤と当該透明
材料との間に様々な印刷を施したデザイン性に優れたも
のが得られる。
【0022】 携帯電話等の電子機器において、複数の
異なるキーを素早く連続的に入力する場合には、キー間
の移動時に本発明の補助用具が電子機器から完全に離れ
た(浮いた)状態にはならず、機器表面に軽く接触しな
がら移動することが多いため、補助用具本体表面が電子
機器表面に対してある程度の滑りやすさを持つことが好
ましい。具体的には、電子機器と接する表面の摩擦係数
が、常温でのガラスに対する動摩擦係数(測定方法はA
STM D1894に準拠する)として0.1〜2.0
となるようにすると、キーの連続操作を円滑に行いやす
くなる。
【0023】
【実施例】 以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細
に説明するが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はない。
【0024】 裏面に合成ゴム系粘着剤が塗工されたウ
レタン樹脂シートを用いて、図1に示すような裏面3の
外周形状が円形(直径L:9.0mm)で、表面2がド
ーム形の突起形状(高さH:4.0mm)を有するキー
操作補助用具1を作製した。この補助用具1を図4のよ
うに親指の指先に貼付し、当該親指にて図5のように携
帯電話4の操作を行ったところ、補助用具1を用いない
場合に比して、円滑で確実なキー操作を実現できた。
【0025】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明のキー操
作補助用具は、指先に取り付けるだけで、携帯電話等の
電子機器のキー操作を円滑かつ簡便とし、特に高齢者や
身体的に指の大きい男性のキー操作改善に有用である。
また、使用に当たってほとんど慣れを必要とせず、装着
して直ぐに快適なキー操作を実現できる。更に、本発明
の補助用具は指先に装着して使用するので、従来の人工
指頭のように長い生爪や人工爪をもつ電子機器使用者に
対象が限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るキー操作補助用具の実施形態の
一例を示す説明図で、(a)が正面図、(b)が側面図
である。
【図2】 本発明に係るキー操作補助用具の実施形態の
他の一例を示す側面図である。
【図3】 本発明に係るキー操作補助用具の実施形態の
他の一例を示す側面図である。
【図4】 本発明に係るキー操作補助用具を親指に装着
した状態を示す説明図である。
【図5】 本発明に係るキー操作補助用具を親指に装着
して、電子機器(携帯電話)を操作している状態を示す
説明図である。
【符号の説明】
1…キー操作補助用具、2…表面、3…裏面、4…携帯
電話。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器のキー操作を円滑かつ簡便に行
    うために、電子機器使用者の指先に取り付けて使用する
    補助用具であって、 その表面の一部が突出した突起形状を有するとともに、
    その裏面が電子機器使用者の指先及び電子機器に対して
    着脱可能な装着面となっていることを特徴とする電子機
    器のキー操作補助用具。
  2. 【請求項2】 前記裏面から前記突起形状を有する表面
    の最も高い部分までの高さが1.0〜5.0mmである
    請求項1記載のキー操作補助用具。
  3. 【請求項3】 前記裏面に粘着剤が塗工されている請求
    項1記載のキー操作補助用具。
  4. 【請求項4】 前記裏面の外周形状が角の無い形状であ
    る請求項1記載のキー操作補助用具。
  5. 【請求項5】 常温で40〜90の硬度(ショアA)を
    示すエラストマーを構成材料とする請求項1記載のキー
    操作補助用具。
JP2002021589A 2002-01-30 2002-01-30 電子機器のキー操作補助用具 Withdrawn JP2003223259A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014142624A1 (ja) * 2013-03-15 2014-09-18 株式会社ライフリング タッチパネル操作用シール
WO2014142625A1 (ja) * 2013-03-15 2014-09-18 株式会社ライフリング タッチパネル操作用シール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014142624A1 (ja) * 2013-03-15 2014-09-18 株式会社ライフリング タッチパネル操作用シール
WO2014142625A1 (ja) * 2013-03-15 2014-09-18 株式会社ライフリング タッチパネル操作用シール

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Effective date: 20050405