JP2003223253A - メニュー項目選択装置 - Google Patents

メニュー項目選択装置

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JP2003223253A
JP2003223253A JP2002019478A JP2002019478A JP2003223253A JP 2003223253 A JP2003223253 A JP 2003223253A JP 2002019478 A JP2002019478 A JP 2002019478A JP 2002019478 A JP2002019478 A JP 2002019478A JP 2003223253 A JP2003223253 A JP 2003223253A
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JP2002019478A
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Masashi Inoue
正史 井上
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メニュー項目の設定状態を容易に把握できる
と共に、所望のメニュー項目を短時間で簡易に選択で
き、かつ誤操作に起因する誤選択の発生を防止できるメ
ニュー項目選択装置を得る。 【解決手段】 デジタルカメラ10に備えられている液
晶ディスプレイ14の表示領域を複数の区分領域に区分
し、当該複数の区分領域の少なくとも1つに1対1でメ
ニュー項目を対応付けると共に、メニュー項目を対応付
けた区分領域に当該メニュー項目を特定できる特定情報
と、当該メニュー項目の現時点の設定内容を示す設定情
報とを表示し、かつ各々上記区分領域に1対1で対応
し、対応する区分領域に対応付けられたメニュー項目を
選択する際に操作される上記区分領域の数と同数のスイ
ッチを有した8方向カーソルボタン16を備え、当該8
方向カーソルボタン16に対する操作に基づいて、選択
されたメニュー項目を特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のメニュー項
目から所望の項目を選択する際に用いられるメニュー項
目選択装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、液晶ディスプレイ等の画像モニタに被写体像(所謂
スルー画)を映し出し、シャッタスイッチの操作により
被写体像を撮影して本体に内蔵されたメモリに画像ファ
イルとして記憶し、メモリに記憶された画像ファイルを
画像モニタにより再生することができるデジタルカメラ
がある。
【0003】この種のデジタルカメラに対してホワイト
バランス調整機能、明るさ調整機能等の各種機能を設定
する場合、これらの機能を画像モニタにメニュー項目と
して一覧表示させ、これらのメニュー項目から所望のも
のをボタン、キースイッチ等の操作手段の操作によって
選択する、という方法があった。
【0004】しかしながら、この方法では、選択対象と
する複数のメニュー項目が一方向(主として横方向又は
縦方向)に規則的に一覧表示され、選択しようとしてい
るメニュー項目を示すカーソルを所望のメニュー項目の
位置に移動させる際に操作される移動キーの操作によっ
て所望のメニュー項目を選択する必要があったため、当
該移動キーの操作回数が多くなり、時間と手間がかか
る、という問題があった。
【0005】この問題に鑑み、特開平9−325876
号公報及び特開2000−115318号公報では、複
数のメニュー項目を画像モニタの周囲に表示し、操作方
向が各メニュー項目に各々対応付けられた8方向キーを
用いて所望のメニュー項目を選択可能とする技術が提案
されている。
【0006】しかしながら、この技術では、メニュー項
目を画面の周囲に表示し、かつ操作方向が各メニュー項
目に各々対応付けられた8方向キーにより所望のメニュ
ー項目を選択するようにしたことによって操作性は向上
したものの、各メニュー項目には、当該メニュー項目を
示す文字情報のみ表示していたため、選択した項目の下
位階層でパラメータやオン/オフ等を設定する必要のあ
る項目については、下位階層での設定状態を把握でき
ず、設定状態を把握するためには当該項目を選択して下
位階層へ移行する必要があり、下位階層の設定状態を把
握するのに手間がかかる、という問題点があった。
【0007】また、従来の8方向キーによりメニュー項
目を選択する技術では、8方向キーを操作して所望のメ
ニュー項目にカーソルの位置を移動させた後、8方向キ
ーの中央部に設けられたスイッチ部を押圧操作すること
により、選択したメニュー項目が確定される構成となっ
ている場合が多く、この場合には、誤操作により所望の
メニュー項目でない項目が選択されたものとして確定さ
れてしまう場合がある、という問題点もあった。
【0008】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたものであり、メニュー項目の設定状態を容易に把
握できると共に、所望のメニュー項目を短時間で簡易に
選択でき、かつ誤操作に起因する誤選択の発生を防止で
きるメニュー項目選択装置を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、複数のメニュー項目を表
示するための表示手段と、前記表示手段の表示領域を複
数の区分領域に区分し、当該複数の区分領域の少なくと
も1つに1対1で前記メニュー項目を対応付けると共
に、メニュー項目を対応付けた区分領域に当該メニュー
項目を特定できる特定情報を表示し、かつ当該メニュー
項目が設定を要するものである場合に現時点の設定内容
を示す設定情報を表示するように前記表示手段を制御す
る表示制御手段と、各々前記区分領域に1対1で対応
し、対応する区分領域に対応付けられたメニュー項目を
選択する際に操作される前記区分領域の数と同数のスイ
ッチ手段を有した操作手段と、前記操作手段に対する操
作に基づいて、選択されたメニュー項目を特定する特定
手段と、を備えている。
【0010】請求項1に記載の発明によれば、表示制御
手段により、複数のメニュー項目を表示するための表示
手段の表示領域が複数の区分領域に区分され、当該複数
の区分領域の少なくとも1つに1対1で上記メニュー項
目が対応付けられると共に、メニュー項目が対応付けら
れた区分領域に当該メニュー項目を特定できる特定情報
が表示され、かつ当該メニュー項目が設定を要するもの
である場合に現時点の設定内容を示す設定情報が表示さ
れるように上記表示手段が制御される。
【0011】すなわち、本発明では、表示手段の表示領
域に選択可能なメニュー項目を表示する際に、当該メニ
ュー項目と同一の区分領域内に現時点の設定内容を表示
するようにしており、これによって、従来技術のよう
に、当該メニュー項目の下位階層に移行することなく、
視覚的にメニュー項目の現時点の設定内容を把握できる
ようにしている。
【0012】なお、上記表示手段としては、液晶ディス
プレイ、有機ELディスプレイ、ブラウン管ディスプレ
イ等のあらゆる表示装置を適用することができる。ま
た、上記特定情報には、特定するメニュー項目の名称を
示す文字情報の他、当該メニュー項目を模式的に示すア
イコン情報(画像情報)が含まれる。更に、上記設定情
報にも、設定内容を示す文字情報の他、画像情報が含ま
れる。
【0013】一方、本発明では、各々上記区分領域に1
対1で対応し、対応する区分領域に対応付けられたメニ
ュー項目を選択する際に操作される上記区分領域の数と
同数のスイッチ手段を有した操作手段を備え、当該操作
手段に対する操作に基づいて、選択されたメニュー項目
が特定手段によって特定される。
【0014】すなわち、本発明では、メニュー項目が選
択される際に用いられる操作手段を、上記複数の区分領
域に1対1で対応した複数のスイッチ手段を有するもの
としており、これによって、操作手段に対する1回の操
作により、対応する区分領域に対応付けられたメニュー
項目を選択することができるようにしており、この結果
として、所望のメニュー項目が短時間でかつ簡易に選択
できるようになる。
【0015】なお、上記操作手段としては、例えば表示
領域を縦方向2つで横方向2つの合計4つの区分領域に
区分した場合には4つのボタン(本発明のスイッチ手段
に相当。)からなるボタン群や、周辺4箇所にスイッチ
(本発明のスイッチ手段に相当。)を持つ4方向キーを
適用することができる。同様に、表示領域を縦方向3つ
で横方向3つの合計9つの区分領域に区分した場合に
は、周囲8箇所及び中央部に各々スイッチを持つ8方向
キーを適用することができる。
【0016】このように、請求項1に記載の発明によれ
ば、複数のメニュー項目を表示するための表示手段の表
示領域を複数の区分領域に区分し、当該複数の区分領域
の少なくとも1つに1対1で前記メニュー項目を対応付
けると共に、メニュー項目を対応付けた区分領域に当該
メニュー項目を特定できる特定情報を表示し、かつ当該
メニュー項目が設定を要するものである場合に現時点の
設定内容を示す設定情報を表示するように前記表示手段
を制御し、かつ各々上記区分領域に1対1で対応し、対
応する区分領域に対応付けられたメニュー項目を選択す
る際に操作される上記区分領域の数と同数のスイッチ手
段を有した操作手段を備え、当該操作手段に対する操作
に基づいて、選択されたメニュー項目を特定しているの
で、メニュー項目の設定状態を容易に把握できると共
に、所望のメニュー項目を短時間で簡易に選択できる。
【0017】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
記載の発明において、前記表示制御手段は、前記複数の
区分領域の少なくとも1つに1対1で前記メニュー項目
を対応付けるとき、対応する前記スイッチ手段の操作性
に応じて予め定めた前記複数の区分領域の優先順位に基
づいて、当該優先順位の高い順に、選択される可能性の
高いメニュー項目を対応付けるものである。
【0018】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
記載の表示制御手段により、上記複数の区分領域の少な
くとも1つに1対1でメニュー項目を対応付けるとき、
対応するスイッチ手段の操作性に応じて予め定めた上記
複数の区分領域の優先順位に基づいて、当該優先順位の
高い順に、選択される可能性の高いメニュー項目が対応
付けられる。
【0019】ここで、上記「対応するスイッチ手段の操
作性に応じて予め定めた上記複数の区分領域の優先順
位」とは、操作が行いやすいスイッチ手段に対応する区
分領域ほど順位が高くなるように定められた優先順位を
意味している。また、上記選択される可能性の高いメニ
ュー項目には、それまでに選択されたことのあるメニュ
ー項目や、当該メニュー項目が、明るさ、温度、湿度等
の環境条件に応じて選択されるものである場合におい
て、当該環境条件の計測結果に応じて決定されるメニュ
ー項目等が含まれる。
【0020】このように、請求項2に記載の発明によれ
ば、請求項1記載の発明と同様の効果を奏することがで
きると共に、複数の区分領域の少なくとも1つに1対1
でメニュー項目を対応付けるとき、対応するスイッチ手
段の操作性に応じて予め定めた複数の区分領域の優先順
位に基づいて、当該優先順位の高い順に、選択される可
能性の高いメニュー項目を対応付けているので、メニュ
ー項目を選択する際に用いられる操作手段の操作性が向
上でき、所望のメニュー項目を、より短時間でより簡易
に選択できる。
【0021】更に、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は請求項2に記載の発明において、前記スイッチ手段
を、操作方向に2段階で操作可能なものとし、前記特定
手段は、前記スイッチ手段が1段階まで操作されたとき
に当該スイッチ手段に対応する区分領域に対応付けられ
たメニュー項目を選択候補とし、当該スイッチ手段が2
段階まで操作されたときに当該メニュー項目が選択され
たものとして特定するものである。
【0022】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2記載の発明の操作手段におけるスイッチ手
段が操作方向に2段階で操作可能なものとされており、
特定手段により、当該スイッチ手段が1段階まで操作さ
れたときに当該スイッチ手段に対応する区分領域に対応
付けられたメニュー項目が選択候補とされ、2段階まで
操作されたときに当該メニュー項目が選択されたものと
して特定される。
【0023】このように、請求項3に記載の発明によれ
ば、請求項1又は請求項2記載の発明と同様の効果を奏
することができると共に、本発明のスイッチ手段を、操
作方向に2段階で操作可能なものとし、当該スイッチ手
段が1段階まで操作されたときに当該スイッチ手段に対
応する区分領域に対応付けられたメニュー項目を選択候
補とし、当該スイッチ手段が2段階まで操作されたとき
に当該メニュー項目が選択されたものとして特定してい
るので、ユーザーは、所望のメニュー項目を選択する際
に、当該メニュー項目が対応付けられた区分領域に対応
する単一のスイッチ手段の操作のみによって当該メニュ
ー項目を選択することができるため、誤操作に起因する
誤選択の発生を防止できる。
【0024】なお、本発明における前記操作手段に、前
記メニュー項目の選択の中断を指示するためのスイッチ
手段を更に設けることが好ましい。これによって、途中
でメニュー項目の選択を中断する場合でも同じ操作手段
で当該中断を指示することができ、操作性を向上するこ
とができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。なお、以下では、
本発明のメニュー項目選択装置をデジタルカメラに適用
した場合について説明する。
【0026】図1に示すように、本実施の形態に係るデ
ジタルカメラ10の背面には、撮影によって得られた被
写体像、各種メニュー、画像処理に関するパラメータ、
メッセージ等を表示するための液晶ディスプレイ14
と、液晶ディスプレイ14への各種表示を実行する際に
押圧操作される表示ボタン20と、撮影を実行する際に
被写体の構図等を決定するためのファインダー18と、
撮影モードとしてオート撮影、マニュアル撮影、連写撮
影、動画撮影の何れか1つを選択する際に回転操作され
るダイヤル23と、液晶ディスプレイ14に表示された
メニュー画面から所望のメニュー項目又はパラメータを
選択するための8方向カーソルボタン16と、が設けら
れている。
【0027】また、デジタルカメラ10の側面には、撮
影によって得られた画像データをデジタルデータとして
記憶する可搬型の記録メディア(本実施の形態では、ス
マートメディア)をデジタルカメラ10に装着する際に
当該記録メディアが装着される記録メディアインタフェ
ース(以下、「記録メディアI/F」という。)46
(図2参照、図1では図示省略)が設けられている。
【0028】更に、デジタルカメラ10の上面には、デ
ジタルカメラ10の各部への電源電力の供給/供給停止
の切り替えを行う電源スイッチ21と、撮影を実行する
際にユーザーによって押圧操作されるシャッタスイッチ
(所謂レリーズスイッチ)22と、が設けられており、
デジタルカメラ10の正面には、被写体像を結像させる
ためのレンズ32と、露光に際して被写体が適正な露光
光量が得られない低照度の場合に発光されるストロボ3
6と、が備えられている(デジタルカメラ10の上面及
び正面は図示省略、図2参照)。
【0029】次に、図2を参照して、本実施の形態に係
るデジタルカメラ10の電気系の構成を説明する。
【0030】同図に示すように、デジタルカメラ10
は、レンズ32を通過した被写体像を示す入射光に基づ
き被写体を撮像して被写体像を示すアナログ画像信号を
出力するCCD(Charge Coupled Device)28と、入
力された信号に対して所定のアナログ信号処理を施すア
ナログ信号処理部40と、入力されたアナログ信号をデ
ジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換器(以
下、「A/D変換器」という。)42と、入力されたデ
ジタル信号に対して所定のデジタル信号処理を行うDS
P(Digital Signal Processor)26と、主として被写
体像を示すデジタル信号によって示される情報を記憶す
るSDRAM(Synchronous Dynamic RandomAccess Mem
ory)48と、各種プログラムや所定データ等を記憶す
るためのフラッシュROM(Flash Read Only Memory)
50と、レンズ32を光軸方向に移動させるモータ(図
示省略)を駆動するための駆動信号を生成するモータド
ライバ34と、CCD28に対する撮影時のタイミング
制御を行うCCD制御部30と、ストロボ36の発光の
制御を行うストロボ制御部38と、を備えている。
【0031】CCD28の出力端はアナログ信号処理部
40の入力端に、アナログ信号処理部40の出力端はA
/D変換器42の入力端に、A/D変換器42の出力端
はDSP26の入力端に、各々接続されている。また、
DSP26及びSDRAM48は共にメインバスMBに
接続されており、CCD28から出力された被写体像を
示すアナログ画像信号は、アナログ信号処理部40によ
り所定のアナログ信号処理が施され、次いでA/D変換
器42によりデジタル画像信号に変換された後、DSP
26により所定のデジタル信号処理が施されてデジタル
画像データとしてSDRAM48に一旦記憶される。
【0032】一方、記録メディアI/F46及び液晶デ
ィスプレイ14はDSP26に接続されており、SDR
AM48に記憶されたデジタル画像データは、必要に応
じてDSP26を介して記録メディアI/F46に装着
されたスマートメディアに記憶され、画像再生時にはス
マートメディアに記憶された再生対象とするデジタル画
像データがDSP26によって読み出され、液晶ディス
プレイ14に表示される。
【0033】ところで、本実施の形態のデジタルカメラ
10には、音声によりデジタル画像データにコメント等
を付加できるボイスメモ機能、及び動画像を音声と共に
記録できる動画撮影機能が備えられている。これらの機
能は音声データを再生する機能を必要としており、この
ために、デジタルカメラ10には、音声データを再生す
るスピーカ、ヘッドホン等の再生手段との間の電気的な
接続を司るオーディオインタフェース(以下、「オーデ
ィオI/F」という。)44が備えられている。このオ
ーディオI/F44はDSP26に接続されており、D
SP26を介して音声データが再生される。
【0034】一方、デジタルカメラ10は、デジタルカ
メラ10全体の動作を司るCPU(中央演算処理装置)
24を更に備えている。
【0035】このCPU24には、電源スイッチ21、
シャッタスイッチ22、8方向カーソルボタン16が接
続されており、CPU24はこれらのスイッチ乃至ボタ
ンのユーザーによる操作状態を常時把握できる。
【0036】更に、CPU24には、CCD制御部3
0、モータドライバ34、ストロボ制御部38、DSP
26、オーディオI/F44、液晶ディスプレイ14が
接続されており、CPU24は、これら各部の作動を制
御する。
【0037】なお、CPU24及びフラッシュROM5
0は共にメインバスMBに接続されており、CPU24
は、SDRAM48及びフラッシュROM50に任意に
アクセスすることができる。
【0038】液晶ディスプレイ14が本発明の表示手段
に、CPU24が本発明の表示制御手段及び特定手段
に、8方向カーソルボタン16が本発明の操作手段に、
各々相当する。
【0039】ところで、本実施の形態に係るデジタルカ
メラ10では、液晶ディスプレイ14にメニュー画面を
OSD(On Screen Display)機能により表示する際
に、最上位の階層として複数のメニュー項目から成るメ
インメニューを表示し、当該メインメニューにおいて画
像処理に関するパラメータを設定する必要のあるメニュ
ー項目がユーザにより選択されたときに、当該メニュー
項目について設定可能とされた複数のパラメータが各々
反映された複数の画像を上記メインメニューの下位に位
置する階層のメニュー(以下、「タイプ1サブメニュ
ー」という。)として表示するように構成されている。
なお、メインメニューにおいて画像処理以外の複数のパ
ラメータが存在するメニュー項目が選択された場合に
は、サブメニュー(以下、「タイプ2サブメニュー」と
いう。)として当該パラメータを示す文字情報を一覧表
示する。
【0040】ここで、デジタルカメラ10には、図3に
示すように、液晶ディスプレイ14の表示領域を複数の
区分領域(本実施形態では、横3列×縦3行の合計9領
域)に区分し、該9つの区分領域のうちの少なくとも1
つに1対1でメインメニューで表示されるメニュー項目
を対応付けるためのテーブル(以下、「メインメニュー
テーブル」という。)が用意されている。
【0041】ここで、同図に示すように本明細書では、
各区分領域に関する説明を明確化するために、左上から
右下にかけて昇順となるように各区分領域に区分番号を
付する。例えば、左上の区分領域は区分領域1、右上の
区分領域は区分領域3、左下の区分領域は区分領域7と
なる。
【0042】本実施の形態に係るメインメニューテーブ
ルは、図4に示すように、区分領域5を除く各区分領域
に、シャッタスイッチ22を操作してから所定時間経過
した後に撮影を実行するセルフタイマー機能、ホワイト
バランス調整機能、記録画素数や圧縮率等を変更して画
質を調整するPixel Quality等の、各種機能を表すメニ
ュー項目が対応付けられ、区分領域5にはメインメニュ
ーの表示を中止(キャンセル)することを示すメニュー
項目が対応付けられている。
【0043】また、メニュー項目がオン/オフを選択す
るものや、当該メインメニューの下位階層でパラメータ
を選択するものである場合は、当該メニュー項目に対し
て選択されているオン/オフやパラメータの設定状態も
メニュー項目に対応付けられて記憶されている。
【0044】一方、デジタルカメラ10には、上記メイ
ンメニューの場合と同様の区分領域1乃至区分領域9
(図3も参照)の少なくとも1つに、タイプ1サブメニ
ューで表示される画像に反映させるパラメータを1対1
で対応付けるためのテーブル(以下、「タイプ1サブメ
ニューテーブル」という。)と、パラメータを示す文字
情報が一覧表示されるタイプ2サブメニューの各パラメ
ータの表示順番とパラメータとを対応付けるためのテー
ブル(以下、「タイプ2サブメニューテーブル」とい
う。)と、が用意されている。
【0045】図5には、本実施の形態に係るタイプ1サ
ブメニューテーブルが模式的に示されている。なお、同
図では、メインメニューにおける「明るさ」に対応する
テーブルが示されている。
【0046】同図に示すように、本実施の形態に係るタ
イプ1サブメニューテーブルでは、区分領域1乃至9の
各々に1対1で設定可能なパラメータ(1.2、0.
9、…、0、…、−1.9、−1.2)が対応付けられ
ている。すなわち、ここでは、液晶ディスプレイ14の
各区分領域の上行から下行にかけて、各行では左から右
にかけて、順にパラメータの値が小さくなるように対応
付けられている。
【0047】また、図6には、本実施の形態に係るタイ
プ2サブメニューテーブルが模式的に示されている。な
お、同図では、メインメニューにおける「ストロボ」に
対応するテーブルが示されている。
【0048】同図に示すように、本実施の形態に係るタ
イプ2サブメニューテーブルでは、一覧表示する際の各
パラメータ(AUTO、赤目軽減、…)の表示順番とパ
ラメータとが1対1で対応付けられている。
【0049】なお、これらのテーブルは、当該デジタル
カメラ10の出荷時に、フラッシュROM50の所定領
域に予め定められたデフォルト状態で記憶される。
【0050】一方、本実施の形態に係る8方向カーソル
ボタン16には、区分領域1〜9に1対1で対応し、対
応する区分領域に対応付けられたメニュー項目又はパラ
メータを選択する際に操作される9つのスイッチ(図示
省略)が内蔵されている。これらの9つのスイッチは、
平面視円形とされた8方向カーソルボタン16の中央
部、上端部、下端部、左端部、右端部、左上端部、右上
端部、左下端部、右下端部に各々配置されている。そし
て、本実施の形態では、同一の位置関係にある8方向カ
ーソルボタン16のスイッチと液晶ディスプレイ14の
表示領域の区分領域とが対応するものとしている。すな
わち、例えば、区分領域1が8方向カーソルボタン16
の左上端部に位置するスイッチに、区分領域6が8方向
カーソルボタン16の右端部に位置するスイッチに、各
々対応している。
【0051】以下、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態のデジタルカメラ10は、電源スイッチ21
の操作により起動される。ユーザーは、被写体の撮影を
行うときには不図示の切替スイッチを操作して撮影モー
ドに切替えると共に、ダイヤル23を操作して撮影モー
ドの種類を選択し、その後にファインダー18を覗きな
がら被写体の構図を決定し、シャッタスイッチ22を押
圧操作する。また、既に撮影した画像を液晶ディスプレ
イ14に表示するときには、不図示の切替スイッチを操
作して再生モードに切替える。
【0052】一方、ユーザーにより8方向カーソルボタ
ン16が操作されると、CPU24は、各種機能に関す
る設定を更新する設定更新処理を行う。
【0053】以下、図7を参照して、本実施の形態に係
る設定更新処理について説明する。なお、図7は、設定
更新処理を行う際にCPU24によって実行される設定
更新処理プログラムの処理の流れを示すフローチャート
であり、該プログラムはフラッシュROM50に予め記
憶されている。
【0054】まず、ステップ100では8方向カーソル
ボタン16から受信された操作信号に基づいて、ユーザ
ーにより操作された8方向カーソルボタン16のスイッ
チが中央部に位置するスイッチであったか否かを判定
し、否定判定である場合は8方向カーソルボタン16の
操作が無効であるものと見なして本設定更新処理プログ
ラムを終了し、肯定判定である場合にはステップ102
に移行して、上記メインメニューテーブル(図4も参
照)に基づきメインメニューを液晶ディスプレイ14に
表示する。
【0055】すなわち、液晶ディスプレイ14にメニュ
ーが表示されていないときにおいて、8方向カーソルボ
タン16の中央部に位置するスイッチは、メインメニュ
ーを表示させる旨を示すものとして機能する。
【0056】図8には、上記ステップ102の処理によ
って液晶ディスプレイ14に表示されたメインメニュー
が示されている。
【0057】同図に示すように、本実施の形態に係るメ
インメニューでは、表示すべきメニュー項目の各々を、
対応する区分領域内の所定位置に円形枠で囲まれた文字
情報として表示する(この円形枠で囲まれた表示領域
を、以下では、「選択項目表示領域」という。)と共
に、メニュー項目が当該メインメニューの下位階層でパ
ラメータやオン/オフを選択して設定を更新するもので
ある場合は、上記選択項目表示領域を上下2つの領域に
区切り、上段には各領域に対応付けられたメニュー項目
名を示す情報(本発明の「特定情報」に相当。)を表示
し、下段にはメインメニューテーブルに「設定状態」と
して記憶された下位階層での設定内容を示す情報(本発
明の「設定情報」に相当。)を表示する。
【0058】同図では、下位階層で「セルフタイマー」
及び「マクロ」がオフに設定され、「明るさ」及び「ス
トロボ明るさ」のパラメータとして「0」が設定され、
「ホワイトバランス」及び「ストロボ」として「AUT
O」が設定されている場合について示されている。
【0059】このように、本実施の形態におけるメイン
メニューでは、メニュー項目を対応付けた区分領域に当
該メニュー項目を特定できる特定情報と、現時点の設定
内容を示す設定情報とを表示しているので、メニュー項
目の設定状態を容易に把握できる。
【0060】なお、区分領域5には、図4に示されるよ
うに「キャンセル」が対応付けられているが、同図では
便宜上、当該区分領域内の選択項目表示領域にメインメ
ニューの表示を示す「MENU」と表示している。
【0061】また、同図に示されるように、本実施の形
態では、デフォルトとしてカーソル52を液晶ディスプ
レイ14の表示領域の中央に位置する区分領域5の選択
項目表示領域に位置するように表示する。
【0062】このようなメインメニューが液晶ディスプ
レイ14に表示されると、ユーザーは8方向カーソルボ
タン16を操作してカーソル52を所望のメニュー項目
の位置に移動させて選択する。
【0063】本実施の形態に係る8方向カーソルボタン
16に内蔵された各スイッチは2段階に操作可能なもの
とされており、1段階まで操作すると、対応する区分領
域内の選択項目表示領域の位置にカーソル52が移動さ
れ、2段階まで操作すると、カーソル52が位置する選
択項目表示領域のメニュー項目が選択されたものとして
決定するようにされている。
【0064】例えば、図8のメインメニューが表示され
た状態において、ユーザーが8方向カーソルボタン16
の下端部のスイッチを1段階押圧操作すると、「ホワイ
トバランス」と表示された選択項目表示領域の位置にカ
ーソル52が移動し、この状態で8方向カーソルボタン
16の操作を中止(8方向カーソルボタン16から指を
離す)すると、カーソル52は「MENU」と表示され
た区分領域5の選択項目表示領域に戻る。
【0065】一方、8方向カーソルボタン16の下端部
のスイッチを1段階まで押圧操作した後、そのまま更に
2段階まで押し込むと、「ホワイトバランス」が選択さ
れたものとして決定される。
【0066】そこで、ステップ104では、8方向カー
ソルボタン16の操作待ちを行い、次のステップ106
では、8方向カーソルボタン16から受信した操作信号
により示されるスイッチが対応付けられた区分領域内の
選択項目表示領域の位置にカーソル52を移動し、次の
ステップ108では、8方向カーソルボタン16が選択
決定を意味する2段階まで操作されたか否かを判定し、
否定判定である場合はステップ110に移行してカーソ
ル52を区分領域5内の選択項目表示領域に戻した後に
ステップ104に戻り、肯定判定である場合は、カーソ
ル52が位置する選択項目表示領域のメニュー項目が選
択されたものと見なしてステップ112に移行する。
【0067】ステップ112では、カーソル52の位置
によって示されるメニュー項目が中央部に位置する「M
ENU」(実際には「キャンセル」)以外であるか否か
を判定し、否定判定である場合は、メインメニューの表
示のキャンセルが選択されたものと判断してステップ1
39に移行し、液晶ディスプレイ14のメニュー表示を
クリア(消去)した後に本設定更新処理プログラムを終
了する。
【0068】一方、上記ステップ112の判定が肯定判
定であった場合はステップ114に移行して、カーソル
52の位置によって示されるメニュー項目をユーザーに
よって選択されたメニュー項目として決定した後にステ
ップ116に移行する。
【0069】ステップ116では、ユーザーによって選
択されたメニュー項目に基づき、メインメニューテーブ
ルを次のように更新する。
【0070】例えば、ユーザーにより、図8に示される
メインメニューから区分領域8に対応付けられた「ホワ
イトバランス」が選択された場合、図9(A)に示され
るように、メインメニューテーブルの区分領域2に「ホ
ワイトバランス」を対応付け、区分領域2に対応付けら
れていた「セルフタイマー」を液晶ディスプレイ14上
で時計回り方向に1つずらして区分領域3に対応付け、
同様にして区分領域3に対応付けられていた「マクロ」
を区分領域6に、区分領域6に対応付けられていた「明
るさ」を区分領域9に、区分領域9に対応付けられてい
た「ストロボ明るさ」を区分領域8に、各々順次ずらし
て対応付ける。
【0071】この結果、次回表示されるメインメニュー
は図9(B)に示されるようになり、この更新が繰り返
されることによって、選択回数の多いメニュー項目は液
晶ディスプレイ14の表示領域の上側及び右側の区分領
域に位置される一方、ほとんど選択されないメニュー項
目は左側に位置される傾向となる。
【0072】すなわち、図1に示すように、本実施の形
態に係るデジタルカメラ10では、8方向カーソルボタ
ン16を本体背面の右上に位置するように設けており、
8方向カーソルボタン16がユーザーによって右手でデ
ジタルカメラ10の本体右端を把持した状態で操作され
ることを想定している。この場合、8方向カーソルボタ
ン16は当該ユーザーの右手の親指で操作されることに
なり、8方向カーソルボタン16の左側のスイッチより
右側のスイッチの方が操作しやすく、下側のスイッチよ
り上側のスイッチの方が操作しやすい。そこで、本実施
形態に係るデジタルカメラ10では、上側及び右側の区
分領域の優先順位を他の区分領域に比較して高いものと
し、上記のように、選択回数の多いメニュー項目は上側
及び右側の区分領域に対応付ける傾向とすることによっ
て操作性を向上させている。
【0073】次のステップ118では、ユーザーによっ
て選択されたメニュー項目のサブメニューがタイプ1サ
ブメニューであるか否かを判定し、否定判定である場合
はステップ120に移行し、後述するタイプ2サブメニ
ュー設定更新処理プログラムを実行する。
【0074】一方、ステップ118で肯定判定となった
場合はステップ122に移行して、上記選択されたメニ
ュー項目に対応するタイプ1サブメニューテーブルに基
づいてタイプ1サブメニューを液晶ディスプレイ14に
表示し、これ以降、タイプ1用のサブメニュー設定更新
処理を行う。
【0075】図10には、上記ステップ122の処理に
よって液晶ディスプレイ14に表示されたタイプ1サブ
メニューの一例が示されている。なお、同図では、メイ
ンメニューにおいて「明るさ」が選択された場合に表示
されるタイプ1サブメニューの表示例が示されている。
【0076】同図に示すように、本実施の形態に係るタ
イプ1サブメニューでは、図5に示されるタイプ1サブ
メニューテーブルに基づいて、選択可能とされた明るさ
の程度を示すパラメータ(1.2、0.9、…、0、
…、−0.9、−1.2)の各々を適用して画像処理を
施した画像処理対象とする画像(本実施の形態ではスル
ー画像)の各々を、適用したパラメータに対応する区分
領域内の所定位置に矩形枠で囲んで表示する(この矩形
枠で囲まれた領域を、以下では、「処理画像表示領域」
という。)。
【0077】また、当該タイプ1サブメニューが「明る
さ」のサブメニューであることを示すために、液晶ディ
スプレイ14の表示領域中央部に位置する区分領域5内
の処理画像表示領域には、タイプ1サブメニューテーブ
ルで対応付けられているパラメータの値(「0」)と共
に、「明るさ」という文字を表示している。
【0078】ここで、タイプ1サブメニューは、メイン
メニューと同様に、デフォルトとしてカーソル52を液
晶ディスプレイ14の表示領域の中央に位置する区分領
域5の処理画像表示領域に位置するように表示する。ユ
ーザーは、メインメニューでのメニュー項目の選択と同
様に、8方向カーソルボタン16を操作してカーソル5
2を所望のパラメータの処理画像表示領域の位置に移動
させて選択する。
【0079】一方、図11(A)には、メインメニュー
における「ホワイトバランス」に関するタイプ1サブメ
ニューテーブルの一例が示されている。
【0080】ここで、本実施の形態のタイプ1サブメニ
ューテーブルにおいては、区分領域の数よりもパラメー
タの種類が少ない場合、各区分領域に予め定められた優
先順位順にパラメータを対応付け、パラメータが対応付
けられていない区分領域に関してはタイプ1サブメニュ
ーによるパラメータの選択を中止(キャンセル)する機
能を対応付ける。
【0081】図11(A)に示す例では、優先順位が他
の区分領域より下位とされた区分領域5と区分領域8を
除く各区分領域に、蛍光灯の種類や、「晴れ」、「日
陰」等の天候等の様々な条件下でのホワイトバランス調
整機能に関するパラメータを対応付け、区分領域5及び
区分領域8には、タイプ1サブメニューによるホワイト
バランスに関するパラメータの選択をキャンセルする機
能を対応付けている。
【0082】また、このホワイトバランスに関するタイ
プ1サブメニューの表示は、他のタイプ1サブメニュー
の表示方法とは異なり、ユーザーによりメインメニュー
から「ホワイトバランス」の項目が選択された時点で、
周辺環境の明るさ及び色温度の何れかを測定し、最適な
パラメータを特定する。
【0083】すなわち、本実施の形態に係るデジタルカ
メラ10では、図12に示す色温度と当該色温度に対す
る最適なパラメータとの対応関係を示すホワイトバラン
ス対応テーブルが予めフラッシュROM50の所定領域
に記憶されており、当該テーブルを用いて、測定された
色温度に対応する最適なパラメータを得るようにしてい
る。
【0084】なお、同図における蛍光灯1は昼光色蛍光
灯であり、蛍光灯2は昼白色蛍光灯であり、蛍光灯3は
白色蛍光灯である。
【0085】すなわち、色温度が5700K〜7000
Kである場合は、昼光色蛍光灯下とほぼ同じ環境である
ため「蛍光灯1」を選択し、色温度が4500K〜55
00Kである場合は、昼白色蛍光灯下とほぼ同じ環境で
あるため「蛍光灯2」を選択する。また、色温度が37
00K〜4500Kである場合は、白色蛍光灯下とほぼ
同じ環境であるため「蛍光灯3」を選択し、色温度が2
500K〜3500Kである場合は「白熱」を選択す
る。さらに、色温度の測定結果が以上の範囲外である場
合は「AUTO」を選択する。
【0086】その後、フラッシュROM50に記憶され
ているホワイトバランスに関するタイプ1サブメニュー
テーブル(図11(A)参照)を、色温度に基づいて選
択された最適なパラメータがユーザーにとって最も操作
しやすい位置に位置する8方向カーソルボタン16のス
イッチの位置に対応する区分領域2に表示されるように
更新する。
【0087】例えば、上記測定された色温度に基づいて
「蛍光灯1」が選択された場合、タイプ1サブメニュー
テーブルは図11(B)に示されるように更新される。
【0088】そして、このようにして更新されたタイプ
1サブメニューテーブルに基づいて液晶ディスプレイ1
4にホワイトバランスに関するタイプ1サブメニューを
表示する。
【0089】図13には、以上のようにして液晶ディス
プレイ14に表示されたタイプ1サブメニューの一例が
示されている。同図に示す例では、タイプ1サブメニュ
ーテーブルに基づいて、選択可能とされたパラメータの
各々を適用して画像処理を施した画像処理対象とする画
像の各々を、適用したパラメータに対応する区分領域内
の処理画像表示領域に表示する点では図10に示したサ
ブメニューと同様であるが、最適なパラメータがユーザ
ーにとって最も操作しやすい8方向カーソルボタン16
のスイッチの位置に対応する区分領域2に表示される点
で異なっている。
【0090】また、液晶ディスプレイ14の表示領域の
中央部に位置する区分領域5内の処理画像表示領域に
は、表示しているタイプ1サブメニューがホワイトバラ
ンスに関するメニューであることを示すために、「W.
B」という文字情報を表示すると共に、現在選択されて
いるパラメータが反映された画像を表示している(図1
3では、「AUTO」が選択されている場合の状態例が
示されている)。
【0091】ユーザーは、所望のメニュー項目のタイプ
1サブメニューが表示されると、メインメニューからメ
ニュー項目を選択する場合と同様にして8方向カーソル
ボタン16の操作によりタイプ1サブメニューの中から
所望のパラメータを選択する。
【0092】そこで、ステップ124では、8方向カー
ソルボタン16の操作待ちを行い、次のステップ126
では、8方向カーソルボタン16からの操作信号により
示されるスイッチが対応付けられた区分領域に表示され
た処理画像表示領域にカーソル52を移動させ、次のス
テップ128で8方向カーソルボタン16が決定を意味
する2段階まで操作されたか否かを判定する。該判定が
否定判定である場合はステップ130に移行してカーソ
ル52の位置を区分領域5に表示された処理画像表示領
域に戻した後にステップ124に戻り、再び8方向カー
ソルボタン16の操作待ちを行う。
【0093】一方、ステップ128で肯定判定となった
場合は、カーソル52が位置する区分領域に対応付けら
れたパラメータの選択が指示されたものと見なしてステ
ップ132に移行する。
【0094】ステップ132では、カーソル52が位置
する区分領域が「キャンセル」以外のパラメータの対応
付けられた区分領域であるか否かを判定する。該判定が
否定判定である場合は、タイプ1サブメニューからのパ
ラメータの選択のキャンセルが指示されたものと判断し
てステップ102に戻り、最上位の階層であるメインメ
ニューを再び表示する。
【0095】一方、ステップ132で肯定判定となった
場合はステップ134に移行し、カーソル52が位置す
る区分領域に対応するパラメータが選択されたものとし
て決定し、ステップ135に移行する。
【0096】ステップ135では、タイプ1サブメニュ
ーテーブルの更新が必要か否かを判定する。
【0097】ここで、タイプ1サブメニューには、「明
るさ」のように、選択可能なパラメータが数値的な程度
を示すものと、「ホワイトバランス」のように、選択可
能なパラメータが程度を示すものでなく、各々独立した
条件を示すものとがある。
【0098】タイプ1サブメニューのパラメータが程度
を示すものである場合、パラメータを対応付ける区分領
域を選択結果に応じて更新すると、逆にパラメータの選
択が困難となるが、パラメータが各々独立した条件を示
すものである場合、メインメニュー同様、選択結果に応
じてパラメータを対応付ける区分領域を変動させること
で、好みのパラメータが容易に選択できるようになる。
【0099】このため、ステップ135では、対象とし
ているメニュー項目が、パラメータが独立した条件を示
すものであるか否かを判定することにより、タイプ1サ
ブメニューテーブルの更新が必要か否かを判定し、肯定
判定の場合はステップ136に移行してタイプ1サブメ
ニューテーブルの更新を行った後にステップ137に移
行し、否定判定の場合は上記ステップ136の処理を実
行することなくステップ137に移行する。
【0100】上記ステップ136では、次回のサブメニ
ュー表示時に、今回、ユーザーによって選択されたパラ
メータが区分領域2に表示されるようにタイプ1サブメ
ニューテーブルを更新する。
【0101】例えば、ステップ114で「ホワイトバラ
ンス」がメニュー項目として決定され、ステップ134
で「蛍光灯3」がパラメータとして決定された場合、図
11(B)に示したホワイトバランスに関するタイプ1
サブメニューテーブルは、ステップ116で説明したメ
インメニューテーブルの更新と同様にして、図14に示
されるように区分領域2に「蛍光灯3」を対応付け、各
領域に対応付けられていたパラメータを、液晶ディスプ
レイ14上で順次時計回り方向に1つずつずらして対応
付ける。
【0102】ただし、区分領域8はパラメータを対応付
ける際の優先順位が低いため、区分領域9に対応付けら
れていたパラメータは区分領域8ではなく、区分領域7
に対応付けるようにタイプ1サブメニューテーブルを更
新する。
【0103】この結果、ホワイトバランスに関するタイ
プ1サブメニューは図15に示されるようになり、この
更新が繰り返されることによって、選択回数の多いパラ
メータは液晶ディスプレイ14の表示領域の上側及び右
側の区分領域に対応付けられる一方、ほとんど選択され
ないパラメータは左側に対応付けられる傾向となる。
【0104】ステップ137では、メインメニューテー
ブルのステップ114で決定されたメニュー項目に対応
するパラメータの設定状態が、ステップ134で決定さ
れたパラメータとなるようにメインメニューテーブルを
更新し、次のステップ138では、ユーザーにより選択
されたパラメータを適用するようにデジタルカメラ10
の関係する各部を制御し、次のステップ139で液晶デ
ィスプレイ14のメニュー表示をクリア(消去)して本
設定更新処理プログラムを終了する。
【0105】次に、図16を参照して、前述の設定更新
処理プログラムのステップ120で実行されるタイプ2
サブメニュー設定更新処理プログラムについて説明す
る。なお、図16は、タイプ2サブメニュー設定更新処
理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであ
り、該プログラムもフラッシュROM50に予め記憶さ
れている。
【0106】まず、ステップ140では、ユーザーによ
ってメインメニュー上で選択されたメニュー項目のタイ
プ2サブメニューテーブルに基づいてタイプ2サブメニ
ューを液晶ディスプレイ14に表示する。
【0107】図17には、メインメニュー上で「ストロ
ボ」が選択されている場合に、一例として図6に示され
る「ストロボ」に関するタイプ2サブメニューテーブル
に基づいて表示されるタイプ2サブメニューが示されて
いる。
【0108】同図に示されるように、このタイプ2サブ
メニューでは、液晶ディスプレイ14の表示領域に対し
て上下方向にストロボ36の選択可能な機能に関するパ
ラメータを一覧表示し、かつデフォルトとしてカーソル
52を一覧の一番先頭(液晶ディスプレイ14の表示領
域の最上の位置)に表示されたパラメータに位置するよ
うに表示する。
【0109】このようにして液晶ディスプレイ14にタ
イプ2サブメニューが表示されると、ユーザーは8方向
カーソルボタン16の操作によりカーソル52を所望の
パラメータの位置まで移動させて選択する。
【0110】なお、タイプ2サブメニューの8方向カー
ソルボタン16の操作によるパラメータの選択方法は、
メインメニューやタイプ1サブメニューの選択における
8方向カーソルボタン16の操作によるパラメータの選
択方法とは異なり、8方向カーソルボタン16のスイッ
チと表示領域の区分領域とを対応付けていないため、8
方向カーソルボタン16の上端部又は下端部のスイッチ
を1段階まで操作するとカーソル52は上方又は下方に
1パラメータ分移動するが、8方向カーソルボタン16
の操作を中止(8方向カーソルボタン16から指を離
す)してもカーソル52をデフォルトの位置(一覧の一
番先頭に表示されたパラメータの位置)へは戻さないよ
うにしている。
【0111】次のステップ142では、8方向カーソル
ボタン16の操作待ちを行い、次のステップ144で
は、操作されたスイッチが8方向カーソルボタン16の
上端部のスイッチであるか否かを判定し、肯定判定であ
る場合はステップ148に移行し、カーソル52を1パ
ラメータ分上方に移動させた後、ステップ150に移行
する。
【0112】一方、上記ステップ144で否定判定とな
った場合はステップ146に移行し、操作されたスイッ
チが8方向カーソルボタン16の下端部のスイッチであ
るか否かを判定し、肯定判定である場合はステップ14
8に移行してカーソル52を1パラメータ分下方に移動
させた後、ステップ150に移行する。
【0113】また、ステップ146で否定判定である場
合は、8方向カーソルボタン16の無効なスイッチが操
作されたものと判断してステップ142に戻る。
【0114】ユーザーは、8方向カーソルボタン16の
操作により所望のパラメータまでカーソル52を移動さ
せた後、8方向カーソルボタン16から指を放さずにそ
のまま2段階まで押し込んで当該パラメータの選択を指
示する。
【0115】そこで、ステップ150では、8方向カー
ソルボタン16が決定を意味する2段階まで操作された
か否かを判定し、否定判定の場合はステップ142に戻
り、肯定判定の場合はステップ152に移行してカーソ
ル52が位置するパラメータが選択されたものとして決
定した後、ステップ153でタイプ2サブメニューテー
ブルの更新を行う。
【0116】本実施の形態では、今回選択されたパラメ
ータが次回の当該タイプ2サブメニューの表示時に一覧
の一番先頭(タイプ2サブメニューテーブルの表示順番
1に相当)に表示されるようにタイプ2サブメニューテ
ーブルを更新する。
【0117】例えば、前述したストロボに関するタイプ
2サブメニュー(図17)において「強制発光」がユー
ザーにより選択された場合、タイプ2サブメニューテー
ブルは図18(A)に示されるように、「強制発光」を
表示順番1に対応付け、表示順番1及び2に対応付けら
れていたパラメータは表示順番3及び4に、表示順番4
に対応付けられていたパラメータは表示順番2に対応付
けるように更新する。
【0118】当該更新されたタイプ2サブメニューテー
ブルに基づいて表示されるタイプ2サブメニューは図1
8(B)に示されるようになる。
【0119】次のステップ154では、メインメニュー
テーブルのステップ114で決定されたメニュー項目に
対応する設定状態が、ステップ152で決定されたパラ
メータとなるようにメインメニューテーブルを更新し、
次のステップ155では、ユーザーにより選択されたパ
ラメータを適用するように関係する各部を制御した後、
ステップ156で液晶ディスプレイ14のメニュー表示
をクリア(消去)して本タイプ2サブメニュー設定更新
処理プログラムを終了する。
【0120】なお、メインメニューにおいて表示される
メニュー項目と、タイプ1サブメニュー及びタイプ2サ
ブメニューにおいて表示されるパラメータと、が本発明
のメニュー項目に相当する。
【0121】以上説明したように、本実施の形態のデジ
タルカメラ10によれば、液晶ディスプレイ14の表示
領域を複数の区分領域に区分し、当該複数の区分領域の
少なくとも1つに1対1でメニュー項目を対応付けると
共に、メニュー項目を対応付けた区分領域に当該メニュ
ー項目を特定できる特定情報(本実施の形態では、メニ
ュー項目の名称を示す文字情報)を表示し、かつ当該メ
ニュー項目が設定を要するものである場合に現時点の設
定内容を示す設定情報(本実施の形態では、メニュー項
目が「セルフタイマー」、「マクロ」である場合の「O
N」又は「OFF」を示す文字情報、メニュー項目が
「明るさ」である場合の明るさの程度を示す数値情報、
メニュー項目が「ストロボ」、「ホワイトバランス」で
ある場合の各々独立した条件を示す文字情報)を表示す
るように液晶ディスプレイ14を制御し、かつ各々上記
区分領域に1対1で対応し、対応する区分領域に対応付
けられたメニュー項目を選択する際に操作される上記区
分領域の数と同数のスイッチを有した8方向カーソルボ
タン16を備え、当該8方向カーソルボタン16に対す
る操作に基づいて、選択されたメニュー項目を特定して
いるので、メニュー項目の設定状態を容易に把握できる
と共に、所望のメニュー項目を短時間で簡易に選択でき
る。
【0122】また、本実施の形態のデジタルカメラ10
によれば、複数の区分領域の少なくとも1つに1対1で
メニュー項目を対応付けるとき、対応するスイッチの操
作性に応じて予め定めた複数の区分領域の優先順位に基
づいて、当該優先順位の高い順に、選択される可能性の
高いメニュー項目を対応付けているので、メニュー項目
を選択する際に用いられる8方向カーソルボタン16の
操作性が向上でき、所望のメニュー項目を、より短時間
でより簡易に選択できる。
【0123】また、本実施の形態のデジタルカメラ10
によれば、8方向カーソルボタン16に内蔵されたスイ
ッチを、操作方向に2段階で操作可能なものとし、当該
スイッチが1段階まで操作されたときに当該スイッチに
対応する区分領域に対応付けられたメニュー項目を選択
候補とし、当該スイッチが2段階まで操作されたときに
当該メニュー項目が選択されたものとして特定している
ので、ユーザーは、所望のメニュー項目を選択する際
に、当該メニュー項目が対応付けられた区分領域に対応
する単一のスイッチの操作のみによって当該メニュー項
目を選択することができるため、誤操作に起因する誤選
択の発生を防止できる。
【0124】更に、本実施の形態のデジタルカメラ10
によれば、8方向カーソルボタン16にメニュー項目の
選択の中断を指示するためのスイッチ(8方向カーソル
ボタン16の中央部に位置するスイッチ)を設けている
ので、途中でメニュー項目の選択を中断する場合でも同
じ8方向カーソルボタン16で当該中断を指示すること
ができ、操作性を向上することができる。
【0125】なお、本実施の形態では、錯綜を回避する
ために、メニューの階層数を2とした場合について説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、3以
上の複数階層とすることもできる。この場合は、本実施
の形態に比較して、多機能のメニュー構成を実現でき
る。
【0126】また、本実施の形態では、画像処理に関す
るパラメータを選択するメニュー画面において、各区分
領域に各パラメータを適用して画像処理を施した状態の
画像処理対象とする画像を表示する場合、図10のよう
に、全体として1枚の画像になるように表示する方法、
図13のように1枚の画像を背景として、背景のうち同
一の一部分を表示する方法について説明したが、これに
限らず、例えば図19に示すように、1枚の画像を各区
分領域に収まる大きさに縮小して、画像処理後の画像を
表示させてもよい。
【0127】また、本実施の形態では、デジタルカメラ
10により特定した最適なパラメータや、ユーザーによ
り選択されたメニュー項目やパラメータを優先順位が最
も高い区分領域2に表示することとしたが、これに限ら
ず、他の区分領域に表示することとしてもよい。
【0128】さらに、本実施の形態では、タイプ2サブ
メニューは項目を一覧表示させていたが、メインメニュ
ーと同様に液晶ディスプレイ14の表示領域を複数の区
分領域に区分して選択候補を対応付け、さらに8方向カ
ーソルボタン16の各スイッチと区分領域を対応付けて
選択させるようにしてもよい。
【0129】また、本実施の形態では、メインメニュー
テーブル及びタイプ1サブメニューテーブルの更新を、
ユーザーの操作又は色温度に基づいて決定(選択)され
たメニュー項目又はパラメータを区分領域2に対応付
け、各区分領域に対応付けられていたパラメータを液晶
ディスプレイ14上で順次時計回り方向に1つずつずら
して対応付けて行う(図9、図11、図14参照)場合
について説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば、ユーザーの操作又は色温度に基づいて
決定(選択)されたメニュー項目やパラメータと区分領
域2に対応付けられていたメニュー項目又はパラメータ
とを入れ替える形態とすることもできる。
【0130】図20には、この形態として、タイプ1サ
ブメニューテーブルが図11(A)に示される状態とさ
れているとき、ユーザによって「蛍光灯3」がパラメー
タとして決定(選択)された場合のタイプ1サブメニュ
ーテーブルが示されている。同図に示すように、この場
合は、区分領域7に対応付けられていた「蛍光灯3」が
区分領域2に対応付けられると共に、区分領域2に対応
付けられていた「AUTO」が区分領域7に対応付けら
れることになる。
【0131】この場合は、メニュー項目ないしパラメー
タを時計回り方向にずらす処理を行う必要がないので、
本実施の形態に比較して処理を簡易化することができ
る。
【0132】
【発明の効果】請求項1に記載のメニュー項目選択装置
によれば、複数のメニュー項目を表示するための表示手
段の表示領域を複数の区分領域に区分し、当該複数の区
分領域の少なくとも1つに1対1で前記メニュー項目を
対応付けると共に、メニュー項目を対応付けた区分領域
に当該メニュー項目を特定できる特定情報を表示し、か
つ当該メニュー項目が設定を要するものである場合に現
時点の設定内容を示す設定情報を表示するように前記表
示手段を制御し、かつ各々上記区分領域に1対1で対応
し、対応する区分領域に対応付けられたメニュー項目を
選択する際に操作される上記区分領域の数と同数のスイ
ッチ手段を有した操作手段を備え、当該操作手段に対す
る操作に基づいて、選択されたメニュー項目を特定して
いるので、メニュー項目の設定状態を容易に把握できる
と共に、所望のメニュー項目を短時間で簡易に選択でき
る、という効果が得られる。
【0133】また、請求項2に記載のメニュー項目選択
装置によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を奏す
ることができると共に、複数の区分領域の少なくとも1
つに1対1でメニュー項目を対応付けるとき、対応する
スイッチ手段の操作性に応じて予め定めた複数の区分領
域の優先順位に基づいて、当該優先順位の高い順に、選
択される可能性の高いメニュー項目を対応付けているの
で、メニュー項目を選択する際に用いられる操作手段の
操作性が向上でき、所望のメニュー項目を、より短時間
でより簡易に選択できる、という効果が得られる。
【0134】更に、請求項3に記載のメニュー項目選択
装置によれば、請求項1又は請求項2記載の発明と同様
の効果を奏することができると共に、本発明のスイッチ
手段を、操作方向に2段階で操作可能なものとし、当該
スイッチ手段が1段階まで操作されたときに当該スイッ
チ手段に対応する区分領域に対応付けられたメニュー項
目を選択候補とし、当該スイッチ手段が2段階まで操作
されたときに当該メニュー項目が選択されたものとして
特定しているので、ユーザーは、所望のメニュー項目を
選択する際に、当該メニュー項目が対応付けられた区分
領域に対応する単一のスイッチ手段の操作のみによって
当該メニュー項目を選択することができるため、誤操作
に起因する誤選択の発生を防止できる、という効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るデジタルカメラの背面を示す
外観図である。
【図2】実施の形態に係るデジタルカメラの電気系の構
成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態において表示領域を9つの区分領域
に区分した場合に各区分領域の状態を示す平面図であ
る。
【図4】実施の形態に係るメインメニューテーブルの一
例を示す模式図である。
【図5】実施の形態に係るタイプ1サブメニューテーブ
ルの一例であり、明るさに関するタイプ1サブメニュー
テーブルを示す模式図である。
【図6】実施の形態に係るタイプ2サブメニューテーブ
ルの一例であり、ストロボに関するタイプ2サブメニュ
ーテーブルを示す模式図である。
【図7】実施の形態に係る設定更新処理プログラムの処
理の流れを示すフローチャートである。
【図8】図3のメインメニューテーブルに基づいて表示
されたメインメニューの一例を示す平面図である。
【図9】実施の形態に係るメインメニューに関する図で
あり、(A)は設定更新処理によりユーザーによる選択
結果に応じて更新されたメインメニューテーブルを示す
模式図であり、(B)は(A)のメインメニューテーブ
ルに基づいて表示されたメインメニューを示す平面図で
ある。
【図10】図4のタイプ1サブメニューテーブルに基づ
いて表示された明るさに関するタイプ1サブメニューを
示す平面図である。
【図11】実施の形態に係るホワイトバランスに関する
タイプ1メニューテーブルを示す図であり、(A)は更
新前のホワイトバランスに関するテーブルを示す模式図
であり、(B)は最適なパラメータが所定の位置に表示
されるように更新した後のホワイトバランスに関するテ
ーブルを示す模式図である。
【図12】実施の形態に係るホワイトバランス対応テー
ブルの構成を示す模式図である。
【図13】図11(B)のホワイトバランスに関するタ
イプ1サブメニューテーブルに基づいて表示されたタイ
プ1サブメニューを示す平面図である。
【図14】実施の形態に係る設定更新処理プログラムに
よりユーザーによる選択結果に応じて更新されたホワイ
トバランスに関するタイプ1サブメニューテーブルを示
す模式図である。
【図15】図13のホワイトバランスに関するタイプ1
サブメニューテーブルに基づいて表示されたホワイトバ
ランスに関するタイプ1サブメニューを示す平面図であ
る。
【図16】実施の形態に係る設定更新処理プログラムの
実行途中で実行されるタイプ2サブメニュー設定更新処
理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図17】図5のタイプ2サブメニューテーブルに基づ
いて表示されたストロボに関するタイプ2サブメニュー
を示す平面図である。
【図18】実施の形態に係るストロボに関するメニュー
についての図であり、(A)はタイプ2用設定更新処理
プログラムにより選択結果に応じて更新されたタイプ2
サブメニューテーブルを示す模式図であり、(B)は
(A)に示したタイプ2サブメニューテーブルに基づい
て表示されたタイプ2サブメニューを示す平面図であ
る。
【図19】実施の形態に係るタイプ1サブメニューの他
の表示例を示す平面図である。
【図20】選択結果に応じて更新されたホワイトバラン
スに関するタイプ1サブメニューテーブルの他の形態例
を示す模式図である。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ 14 液晶ディスプレイ(表示手段) 16 8方向カーソルボタン(操作手段) 24 CPU(表示制御手段、特定手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 5/225 A 5E501 F // H04N 101:00 101:00 Fターム(参考) 2H100 AA18 2H102 AA51 AA66 BB08 CA34 5B020 BB10 CC12 DD02 DD29 5B087 AA09 AB01 BC08 BC11 DE03 5C022 AA13 AC03 AC13 AC31 AC42 5E501 AA30 BA05 CB03 DA12 EB05 FA05 FA22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメニュー項目を表示するための表
    示手段と、 前記表示手段の表示領域を複数の区分領域に区分し、当
    該複数の区分領域の少なくとも1つに1対1で前記メニ
    ュー項目を対応付けると共に、メニュー項目を対応付け
    た区分領域に当該メニュー項目を特定できる特定情報を
    表示し、かつ当該メニュー項目が設定を要するものであ
    る場合に現時点の設定内容を示す設定情報を表示するよ
    うに前記表示手段を制御する表示制御手段と、 各々前記区分領域に1対1で対応し、対応する区分領域
    に対応付けられたメニュー項目を選択する際に操作され
    る前記区分領域の数と同数のスイッチ手段を有した操作
    手段と、 前記操作手段に対する操作に基づいて、選択されたメニ
    ュー項目を特定する特定手段と、 を備えたメニュー項目選択装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、前記複数の区分領
    域の少なくとも1つに1対1で前記メニュー項目を対応
    付けるとき、対応する前記スイッチ手段の操作性に応じ
    て予め定めた前記複数の区分領域の優先順位に基づい
    て、当該優先順位の高い順に、選択される可能性の高い
    メニュー項目を対応付ける請求項1記載のメニュー項目
    選択装置。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ手段を、操作方向に2段階
    で操作可能なものとし、 前記特定手段は、前記スイッチ手段が1段階まで操作さ
    れたときに当該スイッチ手段に対応する区分領域に対応
    付けられたメニュー項目を選択候補とし、当該スイッチ
    手段が2段階まで操作されたときに当該メニュー項目が
    選択されたものとして特定する請求項1又は請求項2記
    載のメニュー項目選択装置。
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