JP2003222830A - 液晶装置の製造方法。 - Google Patents

液晶装置の製造方法。

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JP2003222830A
JP2003222830A JP2002020846A JP2002020846A JP2003222830A JP 2003222830 A JP2003222830 A JP 2003222830A JP 2002020846 A JP2002020846 A JP 2002020846A JP 2002020846 A JP2002020846 A JP 2002020846A JP 2003222830 A JP2003222830 A JP 2003222830A
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sized substrate
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Takeshi Yoshino
吉野  武
Katsuyuki Tanaka
克幸 田中
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射膜を有する液晶表示装置を大型基板を用
いて多数個取りにより形成する場合、反射膜の形成に工
数がかかり、製造コストが高くなることを改善する。 【解決手段】 反射膜を有する液晶表示装置を大型基板
を用いて多数個取りにより形成する場合において、大型
基板22上に、周辺部22bをガラス押さえた状態で蒸
着、スパッタ等により、周辺部22b除く全面にわた
り、一気に反射膜25を形成し、その後の工程で周辺部
22bに位置合わせマークM2を設けて電極8等のパタ
ーニングの位置出しに利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は第1の大型基板と
第2の大型基板を重ね合わせた後に切断し、複数個の単
個の液晶装置を得る液晶装置の製造方法に関し、特に基
板に反射膜を有する液晶装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、第1の大型基板(当従来技術の説
明では、下側の基板を第1の大型基板としているが、後
の本願発明の実施形態の説明では上側の基板を第1の大
型基板として説明を行っている。)と第2の大型基板を
重ね合わせた後に複数個の反射型の液晶装置を得る方法
としては、例えば以下に説明する方法が知られている。
図14および図15は第1の大型基板101における反
射膜、電極等の膜を形成する工程を説明する図である。 (1)図14のST101において、第2の大型基板1
01の上面全体にスパッタリング又は蒸着により、Al
等よりなる反射皮膜103を形成する。(2)次に、S
T102において前記反射皮膜103の上にレジスト1
04を塗布する。
【0003】(3)次に、ST103において、前記レ
ジスト104をマスク105を用いて露光する。マスク
105は窓部105b及び遮光部105c1、105c
2を有している。ここで遮光部105c1は後述する反
射膜に対応する部分であり、遮光部105c2は後述す
る位置合わせマークに対応する部分である。前記露光に
より、レジスト104の前記窓部105bに対応する部
分は感光・変質した露光部分104bとなり、それ以外
の部分は遮光部105c1及び105c2に遮光され
て、それぞれ未露光部分104c1、104c2とな
る。(4)次に、ST104において、現像液によりレ
ジスト104の感光変質した前記露光部分104bのみ
を選択的に溶解除去する現像を行なう。(5)次に、S
T105において、残されたレジスト104の前記未露
光部分104c1、104c2を加熱してポストベーク
した後、酸性のエッチング液を用いて、残されたレジス
ト104の未露光部分104c1、104c2によりそ
れぞれ被覆されている反射皮膜103の被覆部分103
c1、103c2を残して、これ以外の反射皮膜103
の部分をエッチングにより除去する。ここで、このポス
トベークは前記残されたレジスト104の未露光部分1
04c1、104c2と前記反射膜103との密着力を
高めるために行うものであるが、必ずしも必要なもので
はない。
【0004】(6)次にST106において、剥離液
(例えば、KOH、NAOH)を用いて、反射皮膜10
3の上に残されたレジスト104の未露光部分104c
1、104c2を溶解・剥離し、前記被覆部分103c
1を単個液晶装置用の個別反射膜154とし、被覆部分
103c2を次の工程のための位置合わせマークM1と
する。(7)次にST107において、前記の個別反射
膜154及び位置合わせマークM1の上にSiO2等よ
りなる絶縁膜106を形成する(例えば、蒸着又はスパ
ッタリングにより)。(8)次にST108において、
前記絶縁膜106の上にエポキシ等よりなる保護膜10
7を塗布により形成する。
【0005】(9)次に図15のST109において、
前記保護膜107の上に電極膜(例えばITO(In2
O3+SnO2)膜又はAl膜)108を形成する(例
えば、蒸着又はスパッタリングにより)。(10)次に
ST110において、前記ITO皮膜108上にレジス
ト109を塗布する。(11)次にST111におい
て、前記レジスト109をフォトマスク110を用いて
露光する。フォトマスク110窓部110bと遮光部1
10c1、110c2とを有し、遮光部110c1は後
述する共通電極に対応し、遮光部110c2は後述する
位置合わせマークに対応する。フォトマスクは110は
遮光部110c2を位置合わせマークM1に合わせるこ
とにより、反射膜154に対する位置出しがなされる。
前記露光により、前記レジスト109の前記窓部110
bに対応する部分は感光・変質した露光部分109bと
なり、前記遮光部110c1、110c2に対応する部
分は未露光部分109c1、109c2等となる。(1
2)次にST112において、現像液により、レジスト
109のうちで感光・変質した前記露光部分109bの
みを選択的に溶解除去する現像を行う。(13)次にS
T113において、残されたレジスト109の未露光部
分109c1、109c2を加熱してポストベークす
る。このポストベークは前記残されたレジスト109の
未露光部分109c1、109c2と前記電極膜108
との密着力を高めるために行うものである。このポスト
ベークは、必ずしも必要とするものではない。
【0006】(14)次にST114において、残され
たレジスト109の未露光部分109c1、109c2
により被覆されている電極膜108の被覆部分108c
1、108c2を残して、これ以外の電極膜108の部
分をエッチング(例えば酸性のエッチング液を用いる)
により除去する。(15)次にST115において、剥
離液(例えば、KOH、NAOH)を用いて、電極膜1
08の前記被覆部分108c1、108c2の上に残さ
れたレジスト109の未露光部分109c1、109c
2を溶解・剥離し、前記被覆部分108c1、108c
2をそれぞれ共通電極8および位置合わせマークM2と
する。(16)次にST116において前記共通電極1
55の上に、配向膜111を形成し(例えば、スクリー
ン印刷により)、ラビング等により配向処理を行う。こ
の際、共通電極155に対する配向膜111の位置出し
は位置合わせマークM2を利用して行う。(17)次に
ST117において前記配向膜111を囲んでシール材
112を形成する(例えば、スクリーン印刷により)。
この場合も共通電極155および配向膜111に対する
シール材112の位置出しは位置合わせマークM2を利
用して行う。このようにして、第2の大型基板101上
の所要部材の形成の工程が終了する。
【0007】次に、その後の製造工程については、図1
6を参照して説明する。図16(a)に示すように、第
2の大型基板102の上に、公知の技術により、セグメ
ント電極156(例えばITOで形成される)および位
置合わせマークM3を形成し、さらにセグメント電極1
56の各組に対応してその上に配向膜111を形成す
る。同図(b)に示すように、所要部材を形成した第2
の大型基板101に対し、第1の大型基板102をセグ
メント電極156等が下向きになるようにして対向さ
せ、同図(c)に示すように第2の大型基板101と第
1の大型基板102をシール112材によって接合し、
スペーサ158により定められたギャップ内に液晶15
9を封入する。ここで、第2の大型基板101と第1の
大型基板102を接合する際の位置出しは、両基板の位
置合わせマークM2とM3を互いに重なり合わせるうよ
うにして行う。
【0008】次に、この第1、第2の大型基板102、
101にそれぞれ設けた図示しない切断マークを目安に
して、これらを切断し、同図(d)に示す個々の液晶装
置160に分離する。ここで161および162はそれ
ぞれ液晶装置160の下基板および上基板であり、それ
ぞれ、第2の大型基板101および第1の大型基板10
2から切断・分離されたものである。液晶装置160は
上方から入射した光を反射膜154で反射させ液晶15
9を透過して上方に出射する。このとき、共通電極15
5とセグメント電極156の間に加えられる駆動電圧に
より、液晶の透過率を変化させ所望の表示を行う。すな
わち、ここに反射型の液晶表示装置が得られることとな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の反射型の液晶装
置は、外光を利用し特別の照明手段を必要とせず、その
構造の厚みも薄いので、小型薄型の表示装置に適してい
る。しかしながら、上記したように反射膜(154)を
形成するのにホトエッチング法を用いているので工数が
増加し製造コストが高くなる。そこで、反射膜を形成す
るための工数を減らす方法として、マスク(例えば蒸着
用金属マスク、スパッタリング用金属マスク)を用いて
蒸着又はスッパッタリングにより、反射膜を一気に形成
する方法がある。しかし、このマスクは、その機種の液
晶装置にしか使えず、種類が変わればこれに応じたマス
クおよびマスク治具を準備する必要があり、その費用に
より製造コストの増大を招く。本発明は反射膜を有する
液晶装置の製造方法における製造コストの上昇に関する
上記の問題を解決することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めにその第1の手段として本発明は、少なくとも液晶装
置複数個分の電極及び配向膜を有する第1の大型基板
と、少なくとも略全面に反射膜が設けらると共に前記反
射膜の上方に前記液晶装置複数個分の絶縁膜と電極及び
配向膜を有する第2の大型基板を、それぞれの前記電極
が対向するように間隙を有して重ねて配設し、前記液晶
装置複数個分の液晶封止用のシール材を介して接着し、
前記シール材内に液晶を封止し、切断することで前記液
晶装置を得る液晶装置の製造方法において、前記第2の
大型基板に形成された前記反射膜形成時の大型基板押さ
え部に位置合わせマークを設け、該位置合わせマークを
用いて液晶装置を製造することを特徴とする。
【0011】上記の課題を解決するためにその第2の手
段として本発明は、前記第1の手段において、前記位置
合わせマークが、前記電極の形成工程で形成されたこと
を特徴とする。
【0012】上記の課題を解決するためにその第3の手
段として本発明は、前記第1の手段または第2の手段に
おいて、前記位置合わせマークが、前記第2の大型基板
に設けられるカラーフィルタの形成工程でカラーフィル
タにより形成されたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の第1の実施の形態
に係る液晶装置の製造方法につき、図面を用いて説明を
行う。図1は本第1の実施の形態に係る製造方法の対象
となる液晶装置20の構成を示す図である。図1(a)
は液晶装置20の構成を示す断面図1(b)は後述する
上基板に設けられた電極の平面形状を示す図1(c)は
後述する下基板に設けられた電極の平面形状を示す図で
ある。図1において、1は上基板、2は下基板である。
3は上基板1の下面に設けられたセグメント電極(例え
ばITOよりなる)であり、3bはセグメント電極引き
出し線であり、8bは後述する共通電極引き出し線であ
る。又12は外部接続端子である。前記の引き出し線3
b、8bおよび外部接続端子12は上基板1の張り出し
部の下面に設けられている。4はセグメント電極3の上
に設けられた配向膜である。5は下基板2の上面に設け
られた反射膜(例えばAl)であり、6は反射膜5上に
設けられた絶縁膜(例えばSiO2)であり、7は絶縁
膜6の上に設けられた保護膜(例えば、ポリイミド樹
脂)であり、8は保護膜7の上に設けられた共通電極
(例えば、ITOよりなる電極膜)である。共通電極8
の上にも配向膜4が設けられている。
【0014】9は前記配向膜4を囲む位置において、共
通電極8を跨いで保護膜7の上に設けられたシール材で
ある。10は上基板1と下基板2の間隙に封入された液
晶であり、11は前記間隙の厚みを確保するためのスペ
ーサである。シール材9は異方性導電性接着剤よりな
り、上基板1に設けられた共通電極引出し線8bと下基
板2に設けられた共通電極8をトランスファー接続して
いる。14は上基板の張り出し部の下面に実装された駆
動用ICであり、その接続端子14bが異方性導電性フ
ィルム15を介して対応する前記の引出し線3b、8b
および外部接続端子12に接続されている。外部回路よ
り、前記外部接続端子12を通じて前記駆動用IC14
に表示信号が加えられると、駆動用IC14は前記極引
出し線3b、8bを介して前記セグメント電極3と共通
電極8の間に表示信号に応じた駆動電圧を印加し、挟持
した液晶10の透過率を制御する。これにより、外光が
前記反射膜5によって反射された反射光の強さが液晶1
0により制御され、表示情報の表示がなされる。なお、
図1に示す液晶装置20は後述する第1の大型基板と第
2の大型基板にそれぞれ複数組の所要の部材が形成され
たのち、互いに対向して接合され、液晶封入後に切断に
より個別の液晶装置に分離されてなるものである。そし
て、図1の上基板1は前記第1の大型基板が分割された
ものであり、下基板2は第1の大型基板が分割されたも
のである。
【0015】本第1の実施の形態の特徴とするところ
は、図1に示した液晶装置20の反射膜5を有する下基
板2に対応する大型基板に所要の部材を形成する方法で
ある。以下に図面を用いてこの製造方法を説明する。図
2はこの製造方法の工程を示す図である。図2に示すよ
うに、(イ)ST1において、第2の大型基板22をキ
ャリア23の枠内に入れ基板押さえ23bでその大型基
板22の周辺部を押さえて固定する。ここで図3はキャ
リア23の構造を示す図であり、図3(a)は上面図、
図3(b)は断面図を示す。図3に示すように、キャリ
ア23には基板押さえ23b、押さえネジ23cが付属
している。そして、図3(c)に示すように、第2の大
型基板22をキャリア23の枠部に入れ、前記基板押さ
え23bを押さえネジ23で固定し、第2の大型基板2
2をキャリア23内に保持する。(ロ)次にST2にお
いて、第2の大型基板22を保持しているキャリア23
をスパッタリング装置または蒸着装置等の成膜装置に入
れ、スパッタリング又は蒸着により、大型基板22の上
面にAl(アルミニウム)よりなる反射膜25を形成す
る。このとき、第2の大型基板の状態を示す平面図4
(a)に示すように、基板押さえ23bにより押さえら
れている押さえ部22bを除き、大型基板22の上面の
全面に反射膜25が形成される。本第1の実施の形態に
おいては、基板としてガラス基板を用いたが、プラスチ
ック基板でも良い。また反射膜はAlを用いたが、公知
の方法によりAg等を用いても良い。
【0016】(ハ)次にST3において、前記の基板押
さえ23bを外すことなく同一の成膜装置内で前記の反
射膜25の上にスパッタリング又は蒸着によりSiO2
よりなる絶縁膜26を形成する。ここで、絶縁膜26も
第2の大型基板22の前記押さえ部23bを除き全面に
形成される。(ニ)次にST4において、大型基板22
をキャリア23から取り外し、塗布により、前記絶縁膜
26の上に全面にわたり保護膜27(例えば、ポリイミ
ド樹脂等のアクリル系樹脂よりなる)を形成する。保護
膜27は十分に厚く(例えば、3μm程度に)形成す
る。保護膜27は第2の大型基板22の前記押さえ部2
2b上にも形成される。 (ホ)次にST5において、
前記保護膜27の上を全面にわたり、公知の技術によ
り、スパッタリング又は蒸着を用いて、電極膜28(例
えば、ITO)を形成する。
【0017】(ヘ)次にST6において、前記電極膜2
8(例えば、ITO)上にレジスト30を塗布する。
(ト)次にST7において、前記レジスト30をフォト
マスク31を用いて露光する。フォトマスク31は窓部
31bと遮光部31c1、31c2とを有し、遮光部3
1c1は前記共通電極8に対応し、遮光部31c2後述
する位置合わせマークに対応する。この他に、後述する
切断マークに対応して、図示しない遮光部を有してい
る。前記露光により、前記レジスト30の前記窓部31
bに対応する部分は感光・変質した露光部分30bとな
り、前記遮光部31c1、31c2等に対応する部分は
未露光部分30c1、30c2等となる。(チ)次にS
T8において、現像液により、レジスト30のうちで感
光・変質した前記露光部分30bのみを選択的に溶解除
去する現像を行った後、残されたレジスト30の未露光
部分30c1、30c2等を加熱してポストベークす
る。このポストベークは前記残されたレジスト30の未
露光部分30c1、30c2等と前記電極膜28との密
着力を高めるために行うものである。このポストベーク
は行わなくても良い。
【0018】(リ)次にST9において、エッチング液
(例えば、酸性)を用いて、残されたレジスト30の未
露光部分30c1、30c2等により被覆されている電
極膜28(例えば、ITO)の被覆部分28c1、28
c2等を残して、これ以外の電極膜28の部分をエッチ
ングにより除去する。(ヌ)次にST10において、剥
離液(例えば、KOH、NAOH)を用いて、電極膜2
8の前記被覆部分28c1、28c2等の上に残された
レジスト30の未露光部分30c1、30c2等を溶解
・剥離し、前記被覆部分28c1、28c2等を共通電
極8、下側位置合わせマークM2および後述する切断マ
ークとする。ここで、図4(b)はこの工程(ST1
0)が終了した状態を示す平面図あり、MSは切断マー
クを示す。図4(b)に示すように、下側位置合わせマ
ークM2および切断マークMSは第2の大型基板22の
前記押さえ部22bの領域内に設けられているが、この
領域においては、これらのマークの下には光を透過しや
すい保護膜27のみが存在し、光を透過しにくい反射膜
25等は存在しないので、後の工程においてこれらの位
置合わせマークM2等を透過光により識別し、利用する
ことができる。
【0019】(ル)次にST11において、スクリーン
印刷により、前記共通電極8の上に配向膜4を形成し、
ラビング等の配向処理を行う。この際、スクリーンの位
置合わせは前記下側位置合わせマークM2を用いて行
う。(ワ)次にST12において、スクリーン印刷によ
り前記配向膜4の周辺部に異方性導電性接着剤よりなる
シール材9を塗布する。この際、スクリーンの位置合わ
せは前記下側位置合わせマークM2を用いて行い、配向
膜4とシール材9の位置関係を確保する。以上の工程に
より、第2の大型基板22上に所要の部材が複数組形成
される。
【0020】以下に、図1に示す液晶装置20の製造方
法につき、図5を参照して更なる説明を行う。第1の大
型基板21の上には、図5(a)に示すように、公知の
方法により、複数組のセグメント電極3、セグメント電
極引出し線3b(図1(b)参照)、共通電極引出し線
8b、外部接続端子12及び上側位置合わせマークM1
および図示しない切断マークが電極膜により同時に形成
され、その後にセグメント電極3の上に配向膜4が形成
されている。
【0021】上記のように、それぞれに所要部材が形成
された第1の大型基板21及び第2の大型基板22(以
下にそれぞれ第1の大型基板ブロック、第2の大型基板
ブロックという。)を用いて、個々の液晶装置20を以
下のようにして形成する。 図5(b)に示すように、第2の大型基板22ブロッ
クの上に配向膜4を下にして第1の大型基板21のブロ
ックを重ね、第2の大型基板22ブロックの前記下側位
置合わせマークM2と、第1の大型基板ブロックの前記
上側位置合わせマークM1を用いて第2の大型基板22
に対する第1の大型基板21の位置合わせを行う。
【0022】次に図5(c)に示すように第1の大型
基板21と第2の大型基板22をシール材9を介して圧
着、加圧して接合する。なおこの接合に先立ち、第2の
大型基板ブロックのシール材9の囲みの中にスペーサ1
1を散布しておく。次に、シール材9に設けた図示し
ない封孔より、シール材に囲まれた上下基板の隙間に液
晶10を吸入・充填して封止する。次に第2の大型基
板ブロックの前記切断マークMS(図4(b)参照)
と、第1の大型基板21ブロックに設けた前記図示しな
い切断マークを目安として、スライシングマシン等によ
り第1の大型基21と第2の大型基板22を重ね合わせ
た状態で縦横に切断する。これにより、複数の個々の液
晶装置が分離して形成される。すなわち、図1に示す液
晶装置20の上基板1は第1の大型基板21から切り出
され、下基板2は第2の大型基板22から切り出され
る。又その際、第2の大型基板22上の反射膜25、絶
縁膜26および保護膜27は切断されてそれぞれ図1の
液晶装置20の反射膜5、絶縁膜6および保護膜7とな
る。
【0023】本第1の実施の形態に係る製造方法によれ
ば、上記のようにして、図1に示す液晶装置20を製造
することができる。この場合、最も、特徴とするところ
は第2の大型基板22における所要部材の形成方法、特
に反射膜25の形成方法にある。即ち、大型基板22に
おける反射膜25は蒸着又はスパッタにより、一気に形
成されるため、従来のようなフォトエッチングによるパ
ターニングを行う場合に比して工数が低減される。又機
種に対応した蒸着マスクを使用する方法に比較し、共通
の蒸着治具により、各機種に対し反射皮膜の形成ができ
るため、蒸着マスクの費用が省略できる。なお、上記し
たように大型基板22を保持するキャリア23は基板押
さえ23bを有しているため、反射膜25は大型基板2
2の押さえ部22bに形成されないので、この領域に位
置合わせマークを形成することにより、後の工程におけ
るパターニグの位置出しの精度を十分に確保することが
できる。
【0024】以下に本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。図6は本第2の実施の形態に
係る製造方法の対象となる液晶装置40の構成を示す図
である。図6(a)は液晶装置40の構成を示す断面
図、図6(b)は上基板1に設けられた電極の平面形状
を示す図、図6(c)は下基板2に設けられた電極の平
面形状を示す図である。図6において、17r、17
g、17bそれぞれ下基板2において反射膜5上の絶縁
膜6の上に設けられた赤色カラーフィルタ、緑色カラー
フィルタ、青色カラーフィルタである。前記カラーフィ
ルタ17r、17g、17bおよび絶縁膜6の上にポリ
イミド樹脂よりなる保護膜7が設けられている。保護膜
7の上にはセグメント電極3が設けられている。前記セ
グメント電極3は前記カラーフィルタ17r、17g、
13bと重なり合う位置に設けられている。その他の構
造については、図1に示した液晶装置20と同様であ
る。
【0025】次に、本第2の実施の形態に係る液晶装置
の製造方法の説明として、まず下基板2となる第2の大
型基板の上に所要の部材を形成する方法につき図7を参
照して説明をする。 ST21において、第1の実施の形態においてすでに
図2のST1〜ST3で説明したのと同様の方法によ
り、第2の大型基板22の上に、反射膜25及び絶縁膜
26を順次形成する。次にST22において、公知の
方法により顔料(染料でも良い)を含む赤色の感光性樹
脂により、前記赤色カラーフィルタ17rを前記絶縁膜
26の上に形成すると共に、赤色位置合わせマークMr
を第2の大型基板22の反射膜25、絶縁膜26が形成
されていない押さえ領域22bに形成する。ST22に
対応する平面形状を図8(a)に示す。次にST23
において、公知の方法により、顔料を含む緑色の感光性
樹脂により、前記緑色カラーフィルタ17gを前記絶縁
膜26上に形成する。ここで前記赤色カラーフィルタ1
7rに対する前記緑色カラーフィルタ17gの位置出し
は緑色カラーフィルタ17gをパターニングするための
露光マスクを前記赤色位置合わせマークMrを用いて位
置出しすることにより達成できる。ここでST23に対
応する平面形状を図8(b)に示す。
【0026】次にST24において、公知の方法によ
り、顔料を含む青色の感光性樹脂により、前記青色カラ
ーフィルタ17bを前記絶縁膜26上に形成する。ここ
で前記赤色カラーフィルタ17rに対する前記青色カラ
ーフィルタ17bの位置出しは青色カラーフィルタ17
bをパターニングするための露光マスクを前記赤色位置
合わせマークMrを用いて位置出しすることにより達成
できる。ST24に対応する平面形状を図8(c)に示
す。次にST25において、カラーフィルタ17r、
17g、17b及び縁絶膜26の上に保護膜(例えば、
ポリイミド樹脂)27を塗布等により第2の大型基板2
2の全面にわたり形成する。
【0027】次にST26おいて、公知の方法によ
り、保護膜27の上に、セグメント電極3用の電極膜
(例えば、ITOよりなる)を形成し、これと同時に前
記電極膜よりなる下側位置合わせマークM2および図8
(d)に示す切断マークMSを前記押さえ領域22bに
形成する。この際、セグメント電極3はカラーフィルタ
17r、17g、17bと重なる位置に形成されるが、
この位置出しは、セグメント電極3をパターニングする
ための露光マスクを前記赤色位置合わせマークMrを用
いて位置出しすることにより達成できる。次にST2
7において、印刷(例えば、スクリーン印刷)により、
前記セグメント電極3の上に配向膜4を形成し、ラビン
グ等の配向処理を行う。この際、印刷の位置合わせは例
えば前記下側位置合わせマークM2を用いて行う。これ
により、セグメント電極3に対する配向膜4の位置出し
がなされる。次にST28において、印刷(例えば、
スクリーン印刷)により前記配向膜4の周辺部に異方性
導性接着剤よりなるシール材9を塗布する。この際、ス
クリーンの位置合わせは例えば前記下側位置合わせマー
クM2用いて行う。これにより、セグメント電極3に対
するシール材9の位置出しがなされる。以上の工程によ
り、第2の大型基板22に所要の部材が複数組形成され
る。
【0028】次に、図9を参照して、図6に示す液晶装
置40の製造方法につき更に説明を行う。図9(a)に
示すように第1の大型基板21の上に、公知の方法によ
り、複数組の共通電極8、セグメント電極引出し線3b
(図6(b)参照)、共通電極引出し線8b、外部接続
端子12、上側位置合わせマークM1及び図示しない切
断マークをITOにより形成した後、共通電極8の上に
配向膜4が形成される。
【0029】次に、図9(a)に示す所要部材が形成さ
れた第1の大型基板21及び図7のST28に示す所要
部材が形成された第2の大型基板22を用いて、第1の
実施の形態においてすでに説明したのと同様の方法によ
り、接合後、分割を行ない図6に示す液晶装置40を製
造する。すなわち、図9(b)に示すように第2の大
型基板22のブロックの上に、配向膜4を下にして第1
の大型基板21のブロックを重ね、第2の大型基板22
の前記下側位置合わせマークM1と、第1の大型基板2
1の前記上側位置合わせマークM2を用いて第2の大型
基板22に対する第1の大型基板21の位置合わせを行
う。この重ね合わせ先立ち、第2の大型基板22のシー
ル材9の囲みの中にスペーサ11を散布しておく。
【0030】次に第1の大型基板21と第2の大型基
板22をシール材9を介して圧着して接合する。この際
に熱を加える場合もある。次に、シール材9に設けた
図示しない注入孔より、シール材9囲まれた上下基板の
隙間に液晶10を充填して、その後注入孔を封止する。
次に第2の大型基板22の前記切断マーク(図8
(d)のMS)と、第1の大型基板21の図示しない切
断マークを目安として、スライシング等により第1の大
型基21と第2の大型基板22を重ね合わせた状態で縦
横に切断する。これにより、複数の図6に示す液晶装置
40が分離して形成される。このとき、液晶装置40の
上基板1は第1の大型基板21から切り出され、下基板
2は第2の大型基板22から切り出される。又、第2の
大型基板22上の反射膜25、絶縁膜26、保護膜27
は切断されて、それぞれ液晶装置40の反射膜5、絶縁
膜6、保護膜7なる。このようにして、本第2の実施の
形態に係る製造方法により、反射膜およびカラーフィル
タを有する液晶装置を製造することができる。以上の実
施の形態では赤色位置合わせマークMrの他に下側位置
合わせマークM2、切断マークMSを用いて所用の位置
出しや位置決めをしたが、前記M2、MSを省き、Mr
を用い、計算手段と併用する等して、所要の位置出しや
位置決めを行っても良い。
【0031】本第2の実施の形態の場合も第1の実施の
形態と同様に、大型基板22における反射膜25は蒸着
又はスパッタにより、一気に形成され、従来のようなフ
ォトエッチングによるパターニングを行う場合に比して
工数が低減される。又機種に対応した蒸着マスクを使用
する方法に比較し、共通の蒸着治具により、各機種に対
し反射皮膜の形成ができるため、蒸着マスクの費用が省
略できる。これにより液晶装置の製造コストを低減する
ことができる。又、反射膜25の形成の際には、第2の
大型基板上でガラス押さえ24による押さえ部には反射
膜が形成されないので、その後の工程で前記押さえ部に
所要の位置合わせマークを設け、すでに説明したカラー
フィルタ、セグメント電極等の位置出しが正確にでき
る。
【0032】図示はしないが、遮光膜を液晶装置に設け
ることが多々あるが、上記第2の実施の形態と同様にし
て、遮光膜を用いた位置合わせマークを押さえ部22b
に配設しても良い。
【0033】以下に、本発明の第3の実施の形態につ
き、図面を参照して説明する。本第3の実施の形態は上
記の第2の実施形態の変形例である。図10(a)は本
第3の実施の形態の対象となる液晶装置50の断面図で
あり、図10(b)、(c)はその製造方法を示す図で
ある。図10(a)に示すように、ポリイミド樹脂より
なる保護膜7はシール材9の内側に設けられ、シール材
9は絶縁膜6の上に直接に固定されている。これによ
り、シール材9の固着が強化される。他の構成について
は図6に示す液晶装置40と同様である。図10(a)
に示す液晶装置50を製造するためには、図7に示す工
程をST21からST24まで順次行い図10(b)の
状態とする。次にST25に対応する工程において、図
10(b)に示すようにカラーフィルタ(17r、17
g、17b)の各組に対応させて保護膜7を個別にスク
リーン印刷により形成する。このとき、カラーフィルタ
に対する保護膜7の位置出しは第2の大型基板22の押
さえ領域22bの赤色のカラーフィルタの材料で形成さ
れている赤色位置合わせマークMrを用いてスクリーン
を位置合わせすることにより達成される。以後は、図7
のST26以降の工程及び図9に示第2の実施例の工程
と実質的には同様の工程を行うことにより、前記液晶装
置50が形成される。
【0034】以下に、本発明の第4の実施の形態につ
き、図面を参照して説明する。本第4の実施の形態は上
記の第1の実施の形態の変形例である。図11(a)は
本第4の実施の形態の対象となる液晶装置60の断面
図、同図(b)はそのC部拡大図であり、同図(c)は
液晶装置60の製造方法を示す図であり、同図(d)は
そのD部拡大図である。図11(a)に示すように液晶
装置60には、下基板2の上に反射膜(図1の5)の代
わりに半透過反射膜16が設けられている。半透過反射
膜16は図11(b)に示すように、高屈折率層A(例
えば、TiO2)と低屈折率層B(例えば、SiO2)
を順次積層して形成したものであり、光が高屈折率層A
とから低屈折率層Bへ入るときその一部が反射され、残
り部分が透過する。従って、上方からの光が入射した場
合はの一部を反射させることができ、下方からの光が入
射した場合はその一部を上方に透過させることができ
る。従って液晶装置60は反射型晶装置として用いるこ
とも、透過型液晶装置として用いることもできる。
【0035】半透過反射膜16を形成するには、図2に
示すST2に対応する工程として、図11(c)に示す
ように、第2の大型基板22をキャリアー23の枠内に
入れて基板押さえ23bで押さえ、蒸着装置又はスパッ
タリング装置内に入れ、蒸着又はスパッタリングによ
り、第2の大型基板22の上に押さえ部22bを除く全
面にわたり、図11(d)に示すように高屈折率層Aと
低屈折率層Bを交互に積層して半透過反射膜36を形成
する。この半透過反射膜は、後に大型基板22とともに
切断されて液晶装置60の半透過反射膜16となる。
【0036】以下に、本発明の第5の実施の形態につ
き、図面を参照して説明する。本第5の実施の形態は上
記の第2の実施の形態の変形例である。図12は本第5
の実施の形態の対象となる液晶装置70の断面図であ
り、図13はその製造方法を示す図である。図12にお
いて、下基板2のセグメント電極3はシール材9で囲ま
れた領域の内側において、絶縁膜6により被覆され、更
にその上に配向膜4が形成されている。又上基板の共通
電極8も絶縁膜6により被覆され更にその上に配向膜4
が形成されている。このように、電極の表面に絶縁膜を
形成することにより、製造工程中のゴミによる上下電極
間のショート等が防止される。
【0037】このようにセグメント電極3を被覆する絶
縁膜6を形成するには、すでに説明した図7のST21
〜ST26の工程により、第2の大型基板22におい
て、保護皮膜27の上にセグメント電極3および下側位
置合わせマークM2が形成されている状態とする。この
状態を図13(a)に示す。次に同図(b)に示すよう
に、セグメント電極3の各組に個別に対応してその上に
絶縁膜6を形成する。絶縁膜6のパターニングはフォト
エッチング又はスクリーン印刷等の公知の方法により行
うが、その際のフォトマスク又はスクリーンの位置決め
を前記下側位置合わせマークM2を用いて行うことによ
り、セグメント電極3に対する絶縁膜6の位置出しが達
成される。次に同図(c)に示すように前記絶縁膜6の
上に配向膜4がスクリーン印刷により形成される。その
次に同図(d)に示すように、シール材9が前記配向膜
4を囲んで形成される。ここで、これらに対応するスク
リーンの位置決めを前記下側位置合わせマークM2を用
いて行うことにより、セグメント電極3に対する配向膜
4およびシール材9の位置出しが達成される。ここで、
前記下側位置合わせマークM2は第2の大型基板22の
反射膜25の存在しない押さえ領域22bに形成されて
いるので、上記のスクリーン等の位置決めの際は、透過
光により容易に識別することができる。
【0038】次に、図13(e)に示すように、第1の
大型基板21に、共通電極8、共通電極引出し線8b、
セグメント電極3b、外部接続端子、上側位置合わせマ
ークM1を形成した後、共通電極8の上に絶縁膜6を形
成し、更に絶縁膜6の上に配向膜4を形成する。これら
は、公知の方法により行われるが、共通電極8に対する
絶縁膜6および配向膜4の位置出しは上側位置合わせマ
ークM1を利用して行う。このようにして、所要部材が
形成された第1の大型基板21を、前記のようにして所
要部材が形成された第2の大型基板22と対向させ、上
側位置合わせマークM1と下側位置合わせマークM2が
重なり合うよう位置出しをして接合し、すでに説明した
ようにして個々の液晶装置に切り離すことにより、図1
2に示す液晶装置70を形成する。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、大
型基板から複数個取りにより分割されて形成され、且つ
反射膜を有する液晶装置の製造コストを従来よりも低減
することができる。すなわち、押さえ部材を有するキャ
リアを利用して大型基板に蒸着又はスパッターにより、
押さえ部を除いた部分に全面にわたり、反射膜を形成
し、その後の工程で、押さえ部に位置合わせマークを形
成して利用することにより、大型基板に複数組の電極等
の所要部材を正確に位置出し、多数個取りにより液晶装
置を製造することを可能とする。ここで、反射膜形成の
際には、従来のような複雑な工程によるパターニングを
必要とせず、製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る製造方法の対
象となる液晶装置を示す図である。
【図2】図1に示す液晶装置の製造の工程を示す図であ
る。
【図3】図1に示す液晶装置の製造に用いる蒸着治具を
示す図である。
【図4】図2に示す製造工程の途中の段階における大型
基板の状態を示す平面図である。
【図5】図1に示す液晶装置の更なる製造工程を示す図
である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る製造方法の対
象となる液晶装置を示す図である。
【図7】図7に示す液晶装置の製造の工程を示す図であ
る。
【図8】図7に示す製造工程の途中の段階における大型
基板の状態を示す平面図である。
【図9】図7に示す液晶装置の更なる製造工程を示す図
である。
【図10】本発明の第3の実施の形態に係る製造方法の
対象となる液晶装置およびその製造方法を示す図であ
る。
【図11】本発明の第4の実施の形態に係る製造方法の
対象となる液晶装置およびその製造方法を示す図であ
る。
【図12】本発明の第5の実施の形態に係る製造方法の
対象となる液晶装置を示す図である。
【図13】図12に示す液晶装置の製造方法を示す図で
ある。
【図14】従来の方法により液晶装置を製造する工程を
示す図である。
【図15】図14に示した工程につながる更なる製造工
程を示す図である。
【図16】図15に示した工程につながる更なる製造工
程を示す図である。
【符号の説明】
1 上基板 2 下基板 3 セグメント電極 3b セグメント電極引出し線 4 配向膜 5 反射膜 6 絶縁膜 7 保護膜 8 共通電極 8b 共通電極引出し線 9 シール材 10 液晶 11 スペーサ 12 外部接続端子 14 駆動用IC 15 異方性導電性フィルム 16 半透過反射膜 17r、17g、17b カラーフィルタ 20,40、50、60、70 液晶装置 21 第1の大型基板 22 第2の大型基板 22b 押さえ部 23 キャリア 23b ガラス押さえ 25 反射膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H088 FA04 FA07 FA10 FA11 FA16 FA17 FA27 FA28 FA30 HA01 HA21 MA16 2H089 KA15 NA24 NA41 NA45 NA48 NA55 NA56 NA60 QA11 QA12 QA13 5C094 AA43 AA44 AA45 AA46 AA49 BA43 GB10 5G435 AA17 BB12 EE09 KK03 KK05 KK10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも液晶装置複数個分の電極及び配
    向膜を有する第1の大型基板と、少なくとも略全面に反
    射膜が設けらると共に前記反射膜の上方に前記液晶装置
    複数個分の絶縁膜と電極及び配向膜を有する第2の大型
    基板を、それぞれの前記電極が対向するように間隙を有
    して重ねて配設し、前記液晶装置複数個分の液晶封止用
    のシール材を介して接着し、前記シール材内に液晶を封
    止し、切断することで前記液晶装置を得る液晶装置の製
    造方法において、前記第2の大型基板に形成された前記
    反射膜形成時の大型基板押さえ部に位置合わせマークを
    設け、該位置合わせマークを用いて液晶装置を製造する
    ことを特徴とする液晶装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記位置合わせマークが、前記電極の形
    成工程で形成されたことを特徴とする請求項1に記載の
    液晶装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記位置合わせマークが、前記第2の大
    型基板に設けられるカラーフィルタの形成工程でカラー
    フィルタにより形成されたことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の液晶装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011118428A (ja) * 2005-09-15 2011-06-16 Sharp Corp 表示パネル
JP2020008758A (ja) * 2018-07-10 2020-01-16 三菱電機株式会社 表示装置

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