JP2003222762A - 光モジュール - Google Patents

光モジュール

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JP2003222762A JP2002020775A JP2002020775A JP2003222762A JP 2003222762 A JP2003222762 A JP 2003222762A JP 2002020775 A JP2002020775 A JP 2002020775A JP 2002020775 A JP2002020775 A JP 2002020775A JP 2003222762 A JP2003222762 A JP 2003222762A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光反射面または素子配設面として平坦性の優
れた面を備えた光路変換体を容易にかつ迅速に提供で
き、さらに、複数の光源を有する面発光素子と複数の光
伝送体との光接続を高効率にし、同時に面発光素子の光
出力を制御できる信頼性の高い光モジュールを提供する
こと。 【解決手段】 高低差のある低位置面1a及び高位置面
1bを形成した基板1の低位置面1aに、複数の発光点
を有する面発光素子5、及び面発光素子5の出射光L1
を反射させる光路変換体2あるいは光半導体素子を配設
した光路変換体2をそれぞれ配設し、高位置面に形成さ
れ断面がV字状を成す搭載用溝6に、光路変換体2から
の反射光L2を先端8aに入射させる光ファイバやその
他の光導波路体から成る光伝送体8を配設している光モ
ジュールM1とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信及び光情報
通信分野等において使用される光モジュールに関する。
【0002】
【発明の背景】表面実装型の光伝送モジュールにおい
て、動作電流や温度特性に優れた面発光レーザー(Ve
rtical Cavity Surface Emi
tting Laser、以下、VCSELともいう)
の出射光を、所定形状の基体の反射面により光路を変え
て、光ファイバ等の光素子に光学的接続を容易に行わせ
ることが可能である。また、次世代の光情報通信ネット
ワークにおいて、情報伝送容量が増大するため、複数の
光源を有する(アレイ状)面発光レーザーの導入が進
み、基体の反射面となる面に個々の光源に対応する受光
素子を搭載することで、VCSELの出力監視が容易に
なる。
【0003】ところで、上述の光路変換体を、光伝送モ
ジュールの基板として好適に用いられる単結晶シリコン
で形成する場合、光路変換体の反射面は基板の異方性エ
ッチングで形成することにより、高精度に平坦な反斜面
を作製できる。
【0004】しかし、基板を異方性エッチングにより高
精度に平坦な反斜面を作製するには、不純物の少ない基
板を選択しなければならず、そのための製法が限定され
しかもコスト高となる。すなわち、例えばFZ(フロー
ティング・ゾーン)法によって製作された、コストの高
い単結晶シリコン基板が選ばれる。これは、例えばCZ
(チョコラルスキー)法などの比較的安価な手法によっ
て製作された単結晶シリコン基板は、製法プロセス上、
不純物が混入し、結晶中に欠陥を作りやすいためであ
る。このような欠陥は異方性エッチングの際に、エッチ
ング面にピットが形成され、これにより平坦な反斜面が
作製できない。
【0005】また、上記FZ法で製作された単結晶シリ
コン基板を用いた場合でも、高精度に平坦な反斜面を作
製するには、エッチング条件を最適化しなければなら
ず、このような最適化は容易ではない。
【0006】また、受光素子のような光半導体素子を上
記のような光路変換体を利用して搭載する場合、異方性
エッチングで形成された面に搭載することになり、この
面は基板表面に対し傾斜しているので、多数の光半導体
素子を精度良く搭載するのが困難であるという問題が生
じる。
【0007】また、上記光路変換体を搭載する場合、光
伝送体への光結合効率を向上するために調芯が必要であ
り、さらに、複数の光源を有するために、光モジュール
の搭載プロセスが複雑になるという問題が生じる。
【0008】また、多数個の光半導体素子を上記のよう
な光路変換体の反射面に搭載する場合、基板表面と接す
るエッチング面に比べて面積が大きくなるために、光路
変換体が不安定になり転倒するという問題が生じる。
【0009】さらに、光路変換体の実装基板への搭載時
に、光路変換体を実装基板へ加圧・密着させることにな
るため、光路変換体のエッジ部で、受光素子に接続する
電極配線が断線する恐れがあるという問題があった。
【0010】そこで本発明では、上述の問題を解消し、
光反射面または素子配設面として平坦性の優れた面を備
えた光路変換体を用い、さらに、複数の光源を持つ面発
光素子と光伝送体との光接続を高効率にできる、信頼性
の高い光モジュールを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光モジュールは、高低差のある基板の低位
置面に、複数の発光点を備えた面発光手段と、該面発光
手段の出射光を反射させる柱状の光路変換体とを配設
し、前記基板の高位置面に前記光路変換体からの反射光
を入射させる光伝送体を配設した光モジュールであっ
て、前記光路変換体は、前記基板への配設面が異方性エ
ッチングで形成されているとともに、前記面発光手段の
出射光を反射させる面を非エッチング面とし、且つ所定
方向へ光路変換させる光反射面、または前記面発光手段
の出射光をモニターする受光手段を配設(形成を含む)
させる受光手段配設面としたことを特徴とする。なお、
ここで非エッチング面とは前記異方性エッチングの際の
非エッチング面であり、その前後の工程においてエッチ
ングがなされてもよいこととする。
【0012】また特に、前記受光手段は、前記面発光手
段の出射光の一部を反射させ前記光伝送体へ入射させる
ように配設する。また、前記光伝送体を覆う固定ブロッ
クを備えるとともに、該固定ブロックと前記光路変換体
とを係合させて、前記面発光手段と前記光伝送体とを位
置合わせするようにしたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る実施形態の
例について模式的に示した図面に基づき詳細に説明す
る。
【0014】図1,図2に本発明の光モジュールM1,
M2の断面図を示す。光モジュールM1,M2は、高低
差のある低位置面1a及び高位置面1bを形成した基板
1の低位置面1aに、アレイ状に複数の発光点を備えた
面発光手段である面発光素子5、及び面発光素子5の出
射光L1を反射させる光路変換体2をそれぞれ配設し、
光伝送体固定ブロック3,4および基板1を基板1の高
位置面1b上に積み上げ、光軸に直交する断面形状がV
字状を成す搭載用溝6に、光路変換体2からの反射光L
2を先端8aに入射させる光ファイバやその他の光導波
路体から成る光伝送体8を配設している。
【0015】ここで、光路変換体2は異方性エッチング
が可能な材料から成り柱状である。そして、この本体の
上下面2a,2bはアルカリ水溶液等を用いた異方性エ
ッチングで形成されている。また、非エッチング面であ
る傾斜面2cは、面発光素子5からの入射光L1を所定
方向へ光路変換させるための金属膜9a等の反射膜を設
けた光反射面(図1を参照)、または受光素子等の光半
導体素子9bを配設(素子の形成を含む)するための素
子配設面(素子形成面)である(図2を参照)。なお、
ここで非エッチング面とは前記異方性エッチングの際の
非エッチング面であり、その前後の工程においてエッチ
ングがなされてもよい。
【0016】この光路変換体2において、特に本体が単
結晶シリコンまたはそれと同様な結晶構造の半導体材料
から成り、異方性エッチングを施す上下面2a,2bは
(111)面またはその等価な面であり、かつ光反射面
または素子配設面が、(100)面から[110]方向
へ5°〜15°傾斜させた面(より好適には9°〜10
°、最適には9.7°)またはその等価な面であり、面
発光素子5からのほぼ垂直な出射光を、光路変換体2の
傾斜面2cでほぼ90°角度またはそれに近い角度で光
路変換させて(略水平方向へ)水平に配設された光伝送
体8へ入射させることができ、効率よく光接続できる。
このように、光反射面は入射光に対してほぼ90°の角
度で光路変換させるように形成されているとよい。
【0017】光路変換体2は、以下のようにして製造さ
れる。まず、図3に平面図、図4に図3のA−A’線断
面図にて示すように、単結晶ウエハWの両主面10,1
3に対し、異方性エッチングの保護を目的とし、フォト
リソグラフィ技術を用いて窒化シリコン膜11を所定の
領域に形成し、露出面に対しアルカリ水溶液等による異
方性エッチングを施すことにより、両主面10,13上
に交互に位置するV溝12を所定方向に複数条に形成す
る。これにより、V溝12の両側に形成され断面が平行
四辺形状で厚みが交互に異なる柱状部14,15が形成
される。
【0018】なお、光路変換体2の傾斜面2cは、光反
射面または光半導体素子を高精度に配設するため、単結
晶ウエハの両主面10、13は、MCP(メカノケミカ
ルポリッシュ)により鏡面(算術平均粗さが10nm以
下)に研磨されたものを用いる。
【0019】次に、厚みの小さい方の柱状部14の両側
に示したラインDにおいてダイシングを行なうことによ
り除去し、厚みの大きい方の柱状部15を分離する。な
お、図4において、θ1は40°〜50°、θ2は5
9.4°〜69.4°となる。θ1は45°に対して±
5°、θ2は64.4°に対して±5°とするのは、光
ファイバに光を有効に入射させるように、光ファイバの
開口比を考慮して傾きの範囲を±5°とするためであ
る。
【0020】このようにして得た、柱状をなす本体の非
エッチング面の一部を、入射光を所定方向へ光路変換さ
せるための金属膜9aを設けた光反射面(図1を参
照)、または光半導体素子9bを設ける素子配設面(図
2を参照)とする。
【0021】面発光素子5は、例えばVCSELアレイ
を用いるが、実装基板表面に対し法線方向に発光してい
る形状でアレイば適用可能である。
【0022】光伝送体8は、複数の光ファイバで構成さ
れる場合、これを覆う光伝送体固定ブロック3,4で固
定される。なお、この光伝送体は、各種形状の光導波路
体や基板1および光伝送体固定ブロックに直接形成した
光導波路としてもよい。
【0023】光伝送体固定ブロック3は、以下のように
して製造される。まず、単結晶ウエハの両主面に対し、
酸化シリコン(SiO2)膜あるいは窒化シリコン膜な
どを形成し、所定の領域に露出面を形成する。次に、露
出面に対しKOH水溶液等のアルカリ水溶液等による異
方性エッチングを施すことにより、両主面上にV溝を所
定方向に複数条に形成し、ダイシングで切り分けて作製
する。
【0024】また、最上段の光伝送体固定ブロック4の
場合は、一主面上に浅溝7を,他主面上にV溝を所定方
向に複数条に形成する。このとき、図9に示す浅溝7の
底面における一辺38の長さは、図7に示す光路変換体
2の一辺の長さW1に相当する。その後、中央部をダイ
シングなどの切削加工により、90°の角度を有するV
溝を形成しながら切断し、図9に示す上面の一部に突設
部39を設けて作製する。
【0025】さらに、光伝送体固定ブロック3,4の高
さ、および実装基板1の高低差の和は、図7に示す光路
変換体2の高さH1に等しくする。
【0026】そのため、図15に最終組み上げ図にて示
すように、光伝送体固定ブロック3の浅溝7の底におけ
る一辺部分を、光路変換体2の光反射面の一部に係合さ
せることにより、光路変換体2の転倒を防ぎ、さらに、
光路変換体2の互いに直交するX−Y−ZにおけるX方
向において正確な位置決めを可能にし、光路変換体2の
最上面2aは光伝送体固定ブロック3の最上面37と同
一平面であるために光路変換体2のZ方向の位置決めを
可能にし、光伝送体固定ブロック3の突設部39は、光
路変換体2のY方向の位置合わせを可能にする。
【0027】かくして、異方性エッチング技術を用いた
傾斜面を光反射用の斜面として用いず、鏡面研磨された
ウエハの両主面を光反射面とすることができ、平坦性の
優れた光反射面または素子配設面を備えた、優れた光路
変換体を提供できる。
【0028】また、光路変換体はウエハプロセスによる
一括作製が可能なため、非常に低コストに作製可能であ
る。
【0029】また、ウエハ面方位により入射光に対して
所定角度で光路変換させる光路変換体を提供できるた
め、任意の傾斜角を形成でき、面発光素子からの出射光
を効率的に入射光学系へ効率的に入射する光学系を提供
できる。
【0030】また、受光素子付き光路変換体の一部を光
伝送体固定ブロックの凹部に組み込むことにより、アレ
イ状のVCSELと複数の光伝送体との光接続を高効率
にできる信頼性の高い光モジュールを短時間で容易に作
製することができる。
【0031】さらに、光路変換体として単結晶シリコン
を用いることにより、光半導体素子をシリコン基板上に
直接形成したり、光半導体素子としてシリコンとは異な
る化合物半導体材料を用いる場合、別の化合物半導体基
板上に複数の光半導体素子を形成し、複数の光路変換体
が形成されたシリコン基板表面へ、一括して貼り合わせ
る接着が可能なため、実装コストを削減した優れた受光
素子付き光路変換体が実現される。
【0032】次に、本発明に係る他の実施形態について
説明する。
【0033】図5に示すように、光路変換体2の非エッ
チング面である傾斜面(素子配設面)2cに、フォトダ
イオード等の受光素子である光半導体素子を配設する。
光半導体素子は、以下のようにして製造される。まず、
図5(a)に断面図にて示すように、例えばSi単結晶
ウエハWにp型基板を用い、ダイシング前の柱状部15
の主面10に対し、所定のSiO2膜あるいはSiN膜
11を形成する。
【0034】次に、図5(b)に断面図にて示すよう
に、露出面に対し、例えばリンを拡散しn型領域21,
25を形成する。その後、図5(c)、(d)に示すよ
うに、p型領域22を露出させ、各領域の電極配線を配
設し、図6に平面図にて示すような電極配線の光半導体
素子を有する光反射面を作製する。
【0035】また、光路変換体2において、その本体の
下面2bと素子配設面2cとの間、すなわち、素子配設
面2cとエッチング面である下面2bとの境界部におい
て、オーミックコンタクト用の不純物拡散領域25が形
成されている。
【0036】このようにして構成した光路変換体2を用
い、図2に断面図にて示すように、光モジュールM2
は、高低差のある低位置面及び高位置面を形成した基板
1の低位置面1aに、面発光素子5及びこれからの出射
光を反射させる光路変換体2を配設するとともに、前記
高位置面に光路変換体2からの反射光を入射させる光伝
送体8を配設している。なお、光モジュールM2におい
て、光路変換体2に光半導体素子9を配設すること以外
の構成は、図1に示す光モジュールM1とほぼ同様であ
り、同一構成要素については同一符号を付し説明を省略
する。
【0037】かくして、光モジュールM2によれば、光
モジュールM1と同様な効果を奏する上に、異方性エッ
チング技術を用いた傾斜面を光反射用の斜面として用い
ず、鏡面研磨されたウエハの両主面を光半導体素子の素
子配設面とすることができ、平坦性の優れた光反射面ま
たは素子配設面を備えた、優れた光路変換体を提供でき
る。
【0038】また、素子配設面と光路変換体の下面との
間に所定以上(例えば1×1018cm-3以上)の不純物
濃度が拡散されているため、金属薄膜等で形成される受
光素子の電極線路を2面に形成する必要が無くなり、電
気配線が光路変換体のエッジで断線することがない。
【0039】さらに、受光素子付き光路変換体の一部を
光伝送体固定ブロックの凹部に組み込むことにより、ア
レイ状のVCSELと光を複数の受光素子でモニターに
できる信頼性の高い光モジュールを短時間で容易に実現
される。
【0040】
【実施例】次に、本発明の光モジュールをより具体化し
た実施例について説明する。 <実施例1>図1に示す光モジュールM1において、単
結晶シリコンから成り高低差のある基板1の低位置面1
aに光路変換体2及び面発光レーザー5が配設され、基
板1の高位置面1bに形成された断面V字形状の搭載溝
6に光ファイバ8が配設されたものとした。なお、本実
施例ではVCSELの光源を2×3個のアレイで図示し
ているが、それ以外の1次元あるいは他の2次元アレイ
であってもよい。
【0041】図10〜図15について説明する。まず、
図10に示す基板1は特に材質がCZ法で作製されたコ
ストが安いことに特徴のある単結晶シリコンを用いた。
段差は異方性エッチングにより形成し、また、光ファイ
バ4の搭載溝6は異方性エッチングにより形成した。こ
の段差は200μmとした。これは、後述の搭載溝のV
溝深さよりも深いが、搭載溝はV溝形成後にエッチング
が終端し、V溝深さは変化しないので問題はない。搭載
溝6の深さは、後述する光伝送体固定ブロック4と基板
1の搭載溝6によって光伝送体の光ファイバが4点で固
定され、さらに、基板1と光伝送体固定ブロック4の間
に隙間が出来ないようにするために、例えば直径125
μmのマルチモードファイバーに対して、搭載溝6の深
さを115.8μmとした。なおこの時、搭載溝6の深
さは、ファイバが上下の搭載溝で固定されている場合で
あれば、搭載溝深さは上述以下であれば問題ない。ま
た、後述の搭載溝6の深さも同一とした。
【0042】次に、図11に示す面発光レーザーアレイ
5を加圧・密着させ、実装基板1に形成された薄膜半田
(不図示)を溶解・冷却し、基板1上に実装固定した。
【0043】次に、図12に示す光ファイバ8を搭載用
溝6上に搭載した。
【0044】次に、図13に示す光伝送体固定ブロック
4は、実装基板1上の光ファイバ8を、押圧固定する等
の方法で実装固定すると同時に、光伝送体固定ブロック
4の位置決めに利用した。
【0045】また、光伝送体固定ブロック4は以下のよ
うにして作製した。例えば厚み400μmの単結晶ウエ
ハの両主面に対し、LPCVD法によりSiN膜11を
形成し、フォトリソグラフィ技術により、搭載用V溝に
露出面を形成した。次に、露出面に対しアルカリ水溶液
等による異方性エッチングを施すことにより、両主面上
にV溝12を所定方向に複数条に形成し、ダイシングに
より個々のブロックに切り分けて光伝送体固定ブロック
4を作製した。
【0046】次に、図14に示す光伝送体固定ブロック
3は、光伝送体固定ブロック4上の光ファイバ8を、押
圧固定する等の方法で実装固定すると同時に、光伝送体
固定ブロック3の位置決めに利用した。
【0047】また、光伝送体固定ブロック3は、以下の
ようにして作製した。図8(a)に断面図にて示すよう
に、例えば厚み400μmの単結晶ウエハ30の両主面
31,32に対し、LPCVD法により窒化シリコン膜
33を形成し、フォトリソグラフィ技術により、搭載用
V溝の領域35および光路変換体位置決め用の浅溝領域
34に露出面を形成した。次に、図8(c)、(d)に
て示すように、露出面に対しアルカリ水溶液等による異
方性エッチングを施すことにより、主面31上には浅溝
7,主面32上にはV溝を所定方向に複数条に形成し
た。このとき、図9にて示す浅溝7の底の一辺38は、
図7に示す光路変換体2の一辺W1の長さに相当する。
その後、図8(f)の側面図にて示すように、中央部を
90度の角度を有する刃(ブレード)を用いたダイシン
グの切削加工により、V溝36を形成しながら切断し、
図9に示すように、浅溝7を形成する面31に突設部3
9を有する光伝送体固定ブロック3を作製した。
【0048】次に、図15に示すように、光路反射体2
は、光伝送体固定ブロック3の浅溝7の一底辺を利用し
て、X方向へ正確に位置決めした。また、光路反射体2
の上面2aは、光伝送体固定ブロック4の上面37と同
一平面となるので、Z方向へ正確に位置決めした。さら
に、光伝送体固定ブロック4の突設部39を利用し、Y
方向へ正確に位置決めし、最終的に、固定材にはAuS
u系の半田を用い実装固定した。
【0049】また、光路変換体2は以下のようにして作
製した。まず、図3に示すように、MCPにより鏡面に
研磨された表裏面10,13が(100)面から9.7
°傾いた面を有し、厚みが1mmのウエハWを用い、表
裏面において、フォトリソグラフィー技術およびLPC
VD法によるSiN成膜技術により、[110]方向へ
沿って直線状にSiN膜11を等間隔に被着形成し、こ
のウエハWの露出部を水酸化カリウム水溶液に浸すこと
により異方性エッチングを施した。これにより、(11
1)面及びそれに等価な面が斜面の断面V字状の溝12
が形成された。ウエハWの厚みを1mmとするのは、基
板1の高低差と光伝送体固定ブロック3,4の高さの合
計と同じくするためである。
【0050】図4に示すように、ウエハWは(100)
から前記[110]方向へ9.7°傾いているので、傾
斜角θ1は45°、θ2は64.4°となる。なお、θ
1は光路を90°変換するために、θ1=45°に設定
する必要があり、この形成は異方性エッチングにより高
精度に形成した。
【0051】また、45°斜面を有する光路変換体用柱
状体15を形成するように、表面10と裏面13でフォ
トレジスト11の形成領域をずらした。
【0052】次に、フォトレジスト11をリムーバーに
より除去し、その後、光路変換体用柱状体15の上下面
10,13に光反射膜を形成するべく金属薄膜を形成し
た。ここで、金属薄膜の最上層には反射率の高いAuを
用いた。また、この最上層金属膜をウエハWのシリコン
基体上に有効に形成させるために、最上層金属薄膜とシ
リコン基体の間に下地金属膜としてCr層を用い、シリ
コン基体表面にシリコン酸化膜層を形成した。金属薄膜
の合計膜厚は約1μmとした。
【0053】そして、図4に示すラインDに沿って、ダ
イシングにより切断を行い、個々の光路変換体となるよ
うに切り分けた。その際に、エッチング残部である小さ
い方の柱状部14が完全に除去され、所定形状の光路変
換体が作製できた。
【0054】かくして、光モジュールM1によれば、光
反斜面はミラー加工された{100}面を利用するの
で、高精度に平坦化された反斜面を実現できる。また、
異方性エッチングにおいてエッチング面を高精度に平坦
化する必要がないことにより、FZ法、CZ法等の各種
の製法で作製したシリコン基板を用いることができ、ま
た、エッチング中に超音波揚動などを行う必要がなく、
エッチング条件の最適化が省けた。また、光路反射体は
シリコンウエハの両面からエッチングを行うことによ
り、断面が略平行四辺形で、光路変換体の上面が平坦に
なることから、光路変換体は光伝送体固定ブロックの一
部を利用し、複数の光源でも、容易に短時間での高精度
の実装も可能となった。
【0055】<実施例2>光路変換体2の作製は実施例
1と同様にして行った。
【0056】そして、図5(a)〜(d)、および図6
に示すように、光路変換体2の斜面2cに、光半導体素
子5を以下のようにして配設した。
【0057】また、図2に示す光モジュールM2は、光
路変換体2に光半導体素子26を配設し、その配線等を
施した以外については、既に説明した光モジュールM1
と同様に構成した。
【0058】この実施例では、図5(b)に示すよう
に、光路変換体2の光反射面である傾斜面2cと下面2
bの境界部分25にも、例えばリンを拡散し、不純物濃
度を1×1018cm-3以上とした。なおこの時、砒素な
ど半導体の不純物であればリン以外でも良い。
【0059】次に、光半導体素子のアノード用線路2
3、カソード用線路24を金属薄膜で形成した。この金
属薄膜は上層/下層で、Au/Crとし、その厚みは合
計で約1μmとした。このとき、各線路の一端は、不純
物拡散領域25まで配置した。
【0060】また、光ファイバへの反射する所望の光強
度を得るために、上記の光半導体素子のn型領域上の金
属電極は、全面あるいは一部に真空蒸着により作製して
も良い。
【0061】また、2個のn型領域に対して1個のp型
領域として共通アノード電極を用いたが、受光素子の性
能を有するようにすれば電極配線はこれ以外でも良い。
【0062】また、単結晶基板にp型を用いたが、n型
を用いてボロンを注入しp型領域を形成しても同様の受
光素子が作製できる。
【0063】また、光半導体素子5は、GaAs、In
GaAs/InPなどの化合物半導体材料でも、また、
PN型フォトダイオード以外のPIN型フォトダイオー
ド、アバランシェ・フォト・ダイオードなど、フォトダ
イオードの機能を有するものを貼り合わせの技術を用い
て搭載しても良い。
【0064】このようにして得た受光素子付き光路変換
体2は、光伝送体固定ブロック3を利用して、正確に位
置決めし実装した。その後、光半導体素子が搭載された
光路変換体と実装基板および光伝送体固定ブロックに対
して300〜400℃の熱処理を行い、実装基板上の電
気線路と反射鏡素子の不純物拡散領域をアニールするこ
とによりオーミック接合された。
【0065】かくして、光モジュールM2によれば、光
モジュールM1の作用・効果に加えて、以下のような効
果を奏する。受光素子は、シリコン基板表面に固相拡散
やイオン注入などの技術およびフォトリソグラフィ技術
を用いて、シリコンのフォトダイオードを形成すること
により、実装時間の削減・高精度の実装が実現できた。
【0066】また、VCSELアレイの個別の出力光を
正確に制御することが可能となった。
【0067】また、受光素子付き光路変換体の端部に存
在する高濃度の不純物領域を介して、実装基板と受光素
子付き光路変換体の電極が結合される。その結果、受光
素子付き光路変換体のエッジ部に電極が配線されていな
いことから断線することがなくなった。
【0068】さらに、受光素子付き光路変換体の一部を
光伝送体固定ブロックの凹部に組み込むことにより、ア
レイ状のVCSELと光を複数の受光素子でモニターに
できる信頼性の高い光モジュールを短時間で容易に作製
できた。
【0069】
【発明の効果】本発明の光モジュールによれば、異方性
エッチング技術を用いた傾斜面を光反射用の斜面として
用いず、鏡面研磨がしやすいウエハの両主面を光反射面
または光半導体素子の素子配設面とすることができ、平
坦性の優れた光反射面または複数の素子配設面を備えた
優れた光路変換体を備えたものであるので、ウエハ面方
位により入射光に対して所定角度で光路変換させるよう
にできるため、面発光素子からの複数の出射光を効率的
に入射光学系へ効率的に光接続できる光モジュールを提
供できる。
【0070】また、本発明の光路変換体において、素子
配設面に複数の受光素子が配設させることにより、面発
光素子の個々の出射光を精度よくモニタすることができ
るとともに、受光素子からの反射光を効率的に光伝送体
へ入射させることが可能な優れた光モジュールを提供で
きる。
【0071】また、本発明の光路変換体の下面と素子配
設面との間に、オーミックコンタクト用の不純物拡散領
域を形成すれば、金属薄膜で光半導体素子の電極パター
ンを光路変換体の2面に形成する必要が無くなり、光路
変換体のエッジで金属薄膜の断線がない信頼性に優れた
光モジュールを提供できる。
【0072】さらに、本発明の光路変換体と光伝送体の
固定ブロックを係合させることにより、複雑な調芯を行
わずに、アレイ状のVCSELと光を複数の光伝送体と
の光接続を高効率にできる信頼性の高い光モジュールを
短時間で容易に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光モジュールを模式的に説明する
断面図である。
【図2】本発明に係る他の光モジュールを模式的に説明
する断面図である。
【図3】本発明に係る光路変換体の製造方法を模式的に
説明するための平面図である。
【図4】図3におけるA−A’線断面図である。
【図5】(a)〜(d)はそれぞれ本発明に係る他の光
路変換体製造方法を模式的に説明するための断面図であ
る。
【図6】本発明に係る他の光路変換体を模式的に説明す
るための平面図である。
【図7】本発明に係る他の光路変換体を模式的に説明す
るための斜視図である。
【図8】(a)、(c)、(e)はそれぞれ本発明に係
る光伝送体固定ブロックを模式的に説明するための製造
方法を模式的に説明するための断面図、(b)、
(d)、(f)はそれぞれ側面図である。
【図9】本発明に係る光伝送体固定ブロックを模式的に
説明するための斜視図である。
【図10】本発明に係る光モジュールの組み立てを模式
的に説明する斜視図である。
【図11】本発明に係る光モジュールの組み立てを模式
的に説明する斜視図である。
【図12】本発明に係る光モジュールの組み立てを模式
的に説明する斜視図である。
【図13】本発明に係る光モジュールの組み立てを模式
的に説明する斜視図である。
【図14】本発明に係る光モジュールの組み立てを模式
的に説明する斜視図である。
【図15】本発明に係る光モジュールの組み立てを模式
的に説明する斜視図である。
【符号の説明】
1:基板 1a:基板1の低位置面 1b:基板1の高位置面 2:光路変換体 2a、2b:光路変換体の上下面 2c:光路変換体の傾斜面 3、4:光伝送体固定用ブロック 5:面発光素子アレイ 6:搭載用溝 7:浅溝 8:光伝送体 8a:光伝送体の先端 9a:金属膜 9b:光半導体素子(受光素子、フォトダイオード) 10、13:単結晶ウエハWの両主面 11:SiN膜 12:V溝 14,15:光路変換体用柱状部 21:n型領域 22:p型領域 23:アノード用線路 24:カソード用線路 25:反射面端部n型領域 30:光伝送体固定ブロック作製用単結晶ウエハ 31、32:光伝送体固定ブロック作製用単結晶ウエハ
Wの両主面 33:レジスト 34:浅溝作製領域 35:搭載溝作製領域 36:切削V溝 37:光伝送体固定ブロック最上面 38:浅溝の一辺 39:突起部 D:ダイシングライン D1:浅溝深さ D2:搭載溝深さ H1:光路変換体2の高さ L1,L2:出射光 M1,M2:光モジュール W:単結晶ウエハ W1:光路変換体2の一辺 W2:浅溝の一辺 X:光モジュールのX方向 Y:光モジュールのY方向 Z:光モジュールのZ方向 θ1、θ2:エッチング面の傾斜角度

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高低差のある基板の低位置面に、複数の
    発光点を備えた面発光手段と、該面発光手段の出射光を
    反射させる柱状の光路変換体とを配設し、前記基板の高
    位置面に前記光路変換体からの反射光を入射させる光伝
    送体を配設した光モジュールであって、前記光路変換体
    は、前記基板への配設面が異方性エッチングで形成され
    ているとともに、前記面発光手段の出射光を反射させる
    面を非エッチング面とし、且つ所定方向へ光路変換させ
    る光反射面、または前記面発光手段の出射光をモニター
    する受光手段を配設させる受光手段配設面としたことを
    特徴とする光モジュール。
  2. 【請求項2】 前記受光手段は、前記面発光手段の出射
    光の一部を反射させ前記光伝送体へ入射させるように配
    設したことを特徴とする請求項1に記載の光モジュー
    ル。 【請求光3】 前記光伝送体を覆う固定ブロックを備え
    るとともに、該固定ブロックと前記光路変換体とを係合
    させて、前記面発光手段と前記光伝送体とを位置合わせ
    するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記
    載の光モジュール。
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