JP2003222595A - 物品表面の検査方法及び検査システム - Google Patents

物品表面の検査方法及び検査システム

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寛成 猪股
Isao Fujita
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部環境などに影響されずに安定して物品表
面の状態を検査できる方法とシステムを提供する。 【解決手段】 物品の被検査面をCCDカメラにより撮
影し,その画像によって物品表面を検査する方法であっ
て,画像中において被検査面を示している画素から任意
の2つの画素を選択し,それらを比較することによって
物品の表面を検査をする。2つの画素を選択するに際
し,例えば点対称もしくは線対称である画素を選択する
ことができる。また,選択された2つの画素について,
例えば輝度を比較する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,物品表面を撮影し
た画像によって物品の外観を検査する方法と装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】物品表面の状態を検査する方法として,
一般に種々の方法が知られているが,とりわけCCDカ
メラにより物品を撮影し,その画像を演算処理すること
によって物品表面の状態を検査する方法が採用されてい
る。この場合,例えばCCDカメラで撮影した画像中に
おいて被検査面を示している画素から10点程度選択し
てそれらの輝度の平均値を標準値として定め,測定対象
点の画素の輝度をこの標準値と比較して,物品表面の状
態を検査することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,このよ
うな従来の検査方法によると,物品の表面状態の変化
や,太陽光や室内照明などといった外部環境の変化,画
像の撮影をするための照明の有無等により,検査結果が
安定しないという問題があった。また一方,検査結果を
安定させるために外部環境などの影響を排除するには,
多大な投資が必要であった。
【0004】本発明の目的は,外部環境などに影響され
ずに安定して物品表面の状態を検査できる方法とシステ
ムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは,希土類金
属からなる円盤形状磁石のメッキされた表面をCCDカ
メラで撮影し,その画像において色むら,シミ,膨れ,
欠け等を観察し,種々検討した結果,被検査面(メッキ
表面)の光学的測定値,特に輝度は外部環境や物品の種
類によって異なるが,CCDカメラで撮影された画像中
において被検査面を示している画素の輝度は,被検査面
が平面もしくは曲率の小さい曲面である場合はほぼ一定
な値を示し,±20%程度の正規分布となり,一方,被
検査面にシミや,膨れ,ヘアクラックなどの不良がある
場合は,画像中においてその不良箇所を示している画素
の輝度は,特異な値を示すことを見いだした。
【0006】かかる知見に基づき,本発明によれば,物
品の被検査面をCCDカメラにより撮影し,その画像に
よって物品表面を検査する方法であって,画像中におい
て被検査面を示している画素から任意の2つの画素を選
択し,それらを比較することによって物品の表面を検査
をすることを特徴とする,検査方法が提供される。
【0007】この検査方法は,被検査面を示している画
素の全部について比較することが好ましい。また,2つ
の画素を選択するに際し,例えば点対称もしくは線対称
である画素を選択することができる。選択された2つの
画素について,例えば輝度を比較する。その場合,選択
された2つの画素の輝度の比を求め,その比が所定の範
囲外である画素が所定の数連続する場合に,物品表面の
状態を不良と判断することができる。なお,物品の被検
査面をCCDカメラにより撮影するに際し,光源により
被検査面を照明しても良い。
【0008】また本発明によれば,物品の被検査面を照
明する光源と,物品の被検査面を撮影するCCDカメラ
と,撮影された画像中において被検査面を示している画
素から任意の2つの画素を選択し,それらを比較するこ
とによって物品の表面を検査をする制御装置を備えるこ
とを特徴とする,検査システムが提供される。この場
合,制御装置による検査結果により,物品を分別する分
別装置を備えていても良い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好ましい実施の形
態を図面を参照にして説明する。図1は,本発明の実施
の形態にかかる検査システム1の概略的な構成を示す平
面図である。この実施の形態では,物品の一例であるN
d−Fe−B−C系焼結磁石からなるワークWの外観を
連続的に検査する検査システム1として構成されてい
る。
【0010】ワーク(希土類磁石)Wは,円形あるいは
角形等の平板形状をなしている。このような平板形状を
なすワークWは,焼成によって得られた丸棒状や角棒状
の焼結品をスライス状に切断することにより形成されて
おり,例えば厚みが数mm程度で直径や一辺の長さが1
0mm程度である。このため,ワークWの表面W1と裏
面W2はいずれも切断面に形成されている。
【0011】図1に示す検査システム1において,ワー
クWが,ホッパー10から整列フィーダー11及びリニ
アフィーダー12を経て供給されて切り出し装置13に
よって一枚ずつ取り出され,第1のコンベア14の始端
部(図1では,第1の搬送コンベア14の左端部)にワ
ークWが一枚ずつ供給される。整列フィーダー11は,
ホッパー10から供給されたワークWに振動を加えるこ
とにより,ワークWの表面W1を上に向けた姿勢に揃え
て,次のリニアフィーダー12に受け渡すようになって
いる。切り出し装置13は,図1において反時計回転方
向に回転し,その搬送中においてワークWの厚さを二つ
の厚さ検査装置15,16によって検査するようになっ
ている。
【0012】第1のコンベア14は,切り出し装置13
から受け渡されたワークWの表面W1を上に向けた姿勢
で,その始端部から終端部に向けて(図1中の右向き
に)ワークWを搬送していく。第1のコンベア14の終
端部(図1では,第1のコンベア14の右端部)には,
第2のコンベア20の始端部(図1では,第2のコンベ
ア20の左端部)が接続されており,これら第1のコン
ベア14と第2のコンベア20によってワークWを搬送
する搬送装置を構成している。
【0013】第1のコンベア14の終端部と第2のコン
ベア20の始端部の接続箇所には,ワークWを裏返しに
反転させる反転装置21が配置されている。反転装置2
1は,第1のコンベア14から受け渡されたワークWを
反転させ,ワークWの裏面W2を上に向けた姿勢にさせ
るようになっている。第2のコンベア20は,こうして
反転装置21によって裏面W2を上に向けた姿勢にさせ
られたワークWを,その始端部から終端部に向けて(図
1中の右向きに)搬送していく。
【0014】第1のコンベア14に沿って,分別装置2
5とワークWの表面W1側の外観を検査する3つの検査
手段26,27,28が配置されている。分別装置25
は,厚さ検査装置15,16によって検査されたことに
より,厚さが所定範囲にあると判定されたワークWはそ
のまま第1のコンベア14によって図1中の右向きに搬
送させるが,厚さが所定範囲を越えていると判定された
ワークWは領域30に排出させ,厚さが所定範囲未満と
判定されたワークWは領域31に排出させる。これによ
り,厚さが所定範囲にあるワークWだけが,次の検査手
段26,27,28に供給されるようになっている。
【0015】一方,第2のコンベア20に沿って,ワー
クWの裏面W2側の外観を検査する3つの検査手段3
5,36,37と分別装置38が配置されている。分別
装置38は,第1のコンベア14に沿って配置された検
査手段26,27,28と第2のコンベア20に沿って
配置された検査手段35,36,37によって検査した
ことにより,外観が正常であると判定されたワークW
は,第2のコンベア20の終端部においてシュート40
を経て収納領域41に搬出させるが,外観が不良である
と判定されたワークWは,第2のコンベア20の終端部
においてシュート42を経て領域43に搬出させ,外観
が判定できなかったワークWは,第2のコンベア20の
終端部においてシュート45を経て領域46に搬出させ
るようになっている。
【0016】ここで,第1のコンベア14に沿って配置
された検査手段26と第2のコンベア20に沿って配置
された検査手段35は同様の構成を有しており,図2
は,これら検査手段26,35の説明図である。第1の
コンベア14もしくは第2のコンベア20によって搬送
されるワークWの上方に光源50が配置されており,こ
の光源50によりほぼ真上からワークWを照明してい
る。光源50はリング形状をなしており,この光源50
からワークWに照射された反射光が光源50の中央に配
置されたコンバージョンレンズ51に入光し,ズームレ
ンズ52を経てCCDカメラ53によってワークWの画
像が撮影される。検査手段26,35においては,これ
らコンバージョンレンズ51,ズームレンズ52及びC
CDカメラ53はいずれもワークWの真上(検査手段2
6にあってはワークWの表面W1に対して垂直,検査手
段35にあっては裏面W2に対して垂直)に位置してい
る。こうして,検査手段26においては,第1のコンベ
ア14によって搬送されるワークWの表面W1に対して
垂直(真上)の方向から被検査面(表面W1)を撮影
し,検査手段35においては,第2のコンベア20によ
って搬送されるワークWの裏面W2に対して垂直(真
上)の方向から被検査面(裏面W2)を撮影する。
【0017】また,第1のコンベア14に沿って配置さ
れた検査手段27と第2のコンベア20に沿って配置さ
れた検査手段36も,基本的には図2で説明した検査手
段26,35と同様の構成を有しており,図3に示すよ
うに,リング状の光源55によってワークWを照明し,
その反射光がコンバージョンレンズ56に入光し,ズー
ムレンズ57を経てCCDカメラ58によってワークW
の画像が撮影されるようになっている。これらコンバー
ジョンレンズ56,ズームレンズ57及びCCDカメラ
58はいずれもワークWの真上(検査手段26にあって
はワークWの表面W1に対して垂直,検査手段35にあ
っては裏面W2に対して垂直)に位置しており,検査手
段27においては,第1のコンベア14によって搬送さ
れるワークWの表面W1に対して垂直の方向から撮影
し,検査手段36においては,第2のコンベア20によ
って搬送されるワ−クWの裏面W2に対して垂直の方向
から撮影する。但し,これら検査手段27,36にあっ
ては,光源55が(光源50に比べて)大径であり,ワ
ークWの周囲からワークWの外周緑部に対して光を照射
している。図示の形態にあっては,ワークWの外周緑部
に対して斜め45°に下向きに光を照射するように構成
されている。これにより,光源55から照射された光は
ワークWの外周緑部で反射するので,CCDカメラ58
はワークWの外周緑部を撮影するようになっている。
【0018】また,第1のコンベア14に沿って配置さ
れた検査手段28と第2のコンベア20に沿って配置さ
れた検査手段37も,基本的には図2で説明した検査手
段26,35と同様の構成を有しており,図4に示すよ
うに,リング状の光源60によってワークWを照明し,
その反射光がコンバージョンレンズ61に入光し,ズー
ムレンズ62を経てCCDカメラ63によってワークW
の画像が撮影されるようになっている。但し,先に説明
した検査手段26,35や検査手段27,36がワーク
Wに対してほぼ真上から光を照射し,コンバージョンレ
ンズ51,56,ズームレンズ52,57及びCCDカ
メラ53,58がいずれもワークWの真上(ワークWの
表面W1もしくは裏面W2に対して垂直)に配置されて
いたのに対し,この検査手段28,37にあっては,図
4に示すように,光源60とコンバージョンレンズ6
1,ズームレンズ62及びCCDカメラ63がいずれ
も,ワークWの表面W1もしくは裏面W2に対して垂直
な方向Xに対してα°だけ斜めに傾いた光軸Yを中心と
して配置されている点が異なっている。この場合,傾斜
角αは,例えば5°〜10°程度である。
【0019】なお,これら検査手段26,35の光源5
0及び検査手段28,37の光源60としては,例えば
ハロゲンランプのリング照明が用いられ,検査手段2
7,36の光源55としては,例えばハロゲンランプの
内径照射照明が用いられる。
【0020】また,これら検査手段26,35,検査手
段27,36及び検査手段28,37において,コンバ
ージョンレンズ51,56,61としては,例えば清和
光学製のCV−05(0.5倍),CV−025(0.
25倍)のレンズが用いられる。この場合,最大径が3
2Φ以下の点対称形状のワークWであればCV−025
(0.25倍)のレンズを使用し,最大径が16Φ以下
の点対称形状のワークWであればCV−05(0.5
倍)のレンズを使用するなどといったように,ワークW
の大きさや検査基準などによって使用するレンズを変更
すると良い。
【0021】また,これら検査手段26,35,検査手
段27,36及び検査手段28,37において,ズーム
レンズ52,57,62としては,例えば清和光学製の
MS−501(0.75〜4.5)の高解像度ズームレ
ンズが用いられる。CCDカメラ53,58,63とし
ては,例えば東京電子製のCS3910(解像度128
0×1030),竹中システム製のFC−1300(解
像度1280×1030),SONY製のXC−750
0(解像度512×480)などが用いられる。なお,
東京電子製のCS3910及び竹中システム製のFC−
1300には画像入力ボードとしてファースト製のFH
C−331LVを用いると良く,SONY製のXC−7
500には画像入力ボードとしてファースト製のRIC
E−001を用いると良い。
【0022】図1に示すように,これら検査手段26,
35,検査手段27,36及び検査手段28,37で撮
影された画像は,制御装置70に入力されるようになっ
ている。制御装置70は,こうして入力された画像によ
って後述するようにワークWの表面を検査し,その検査
結果に基づいて第2のコンベア20の終端部に配置され
た分別装置38を制御する。これにより,前述のように
外観が正常なワークWのみを収納領域41に搬出させ,
外観が不良のワークWを領域43に搬出させると共に,
外観が判定できなかったワークWを領域46に搬出させ
るようになっている。
【0023】さて,以上のように構成された検査システ
ム1において,表面W1を上に向けた姿勢にされたワー
クWが,切り出し装置13により第1のコンベア14の
始端部に一枚ずつ供給される。そして分別装置25によ
り,厚さが所定範囲にあるワークWのみがそのまま第1
のコンベア14によって図1中の右向きに搬送されてい
く。
【0024】この搬送中において,検査手段26,2
7,28によりワークWの表面W1側の外観が検査され
る。即ち,先ず検査手段26の光源50で照明され,C
CDカメラ53によってワークWの表面W1の画像が撮
影されて,その画像が制御装置70に入力される。こう
してCCDカメラ53で撮影され,制御装置70に入力
されるワークWの表面W1の画像Aは,例えばワークW
の表面W1の形状が円形である場合は図5に示すように
円形状の被検査面(ワークWの表面W1)を映し出すこ
ととなり,また,例えばワークWの表面W1の形状が四
角形である場合は図6に示すように四角形状の被検査面
(ワークWの表面W1)を映し出すこととなる。
【0025】そして,制御装置70では,この画像A中
において被検査面(ワークWの表面W1)を示している
画素から任意の2つの画素a,bを選択し,それらを比
較することによってワークWの表面W1を検査する。こ
の場合,被検査面(ワークWの表面W1)が円形状の如
き点対称の形状であれば,図5に示すように,中心点O
について点対称となる2つの画素a,bをそれぞれ選択
し,それらを一々比較する。即ち,図5に示す例につい
て具体的に説明すれば,画素a1と画素b1を比較し,
画素a2と画素b2を比較し,画素a3と画素b3を比
較し,画素a4と画素b4を比較し,画素a5と画素b
5を比較し,画素a6と画素b6を比較し,画素a7と
画素b7を比較し,画素a8と画素b8を比較し,画素
a9と画素b9を比較し,画素a10と画素b10を比
較し,画素a11と画素b11を比較し,画素a12と
画素b12を比較し,画素a13と画素b13を比較
し,画素a14と画素b14を比較し,画素a15と画
素b15を比較し,画素a16と画素b16を比較す
る。こうして,被検査面(ワークWの表面W1)を示し
ている画素a1〜a16及びb1〜b16の全部につい
て比較する。
【0026】また,被検査面(ワークWの表面W1)が
四角形状の如き線対称の形状であれば,図6に示すよう
に,中心線Lについて線対称となる2つの画素をそれぞ
れ選択し,それらを一々比較する。即ち,図6に示す例
について具体的に説明すれば,画素a1と画素b1を比
較し,画素a2と画素b2を比較し,画素a3と画素b
3を比較し,画素a4と画素b4を比較し,画素a5と
画素b5を比較し,画素a6と画素b6を比較し,画素
a7と画素b7を比較し,画素a8と画素b8を比較
し,画素a9と画素b9を比較し,画素a10と画素b
10を比較し,画素a11と画素b11を比較し,画素
a12と画素b12を比較し,画素a13と画素b13
を比較し,画素a14と画素b14を比較し,画素a1
5と画素b15を比較し,画素a16と画素b16を比
較し,画素a17と画素b17を比較し,画素a18と
画素b18を比較する。こうして,被検査面(ワークW
の表面W1)を示している画素a1〜a18及びb1〜
b18の全部について比較する。
【0027】そして,このように各画素a,b同士を比
較する場合,それぞれ選択された2つの画素a,bの輝
度Bを一々比較することによって,各画素a,bで示さ
れるワークWの表面W1の各箇所を全体に渡って検査す
ることができる。即ち,ワークWの表面W1に不良がな
い場合は,CCDカメラ53で撮影された画像A中にお
いて被検査面(ワークWの表面W1)を示している各画
素a,bの輝度は,ワークWの表面W1が平面もしくは
曲率の小さい曲面であればほぼ一定な値を示し,±20
%程度の正規分布となる。一方,ワークWの表面W1に
色むら,シミ,膨れ,ヘアクラック,欠けなどといった
不良が存在する場合は,その不良が存在する箇所を示す
画素a,bは,輝度Bが特異な値を示すこととなる。従
って,被検査面(ワークWの表面W1)を示している各
画素a,bの輝度Bの比をそれぞれ求め,全ての比が所
定の範囲内であれば(±20%程度の正規分布から外れ
ない場合は)ワークWの表面W1に不良がないと判断す
ることができ,一方,その比が所定の範囲外となる箇所
が存在する場合は(±20%程度の正規分布から外れる
画素がある場合は),ワークWの表面W1が不良である
と判断することが可能となる。
【0028】ここで,通常は,色むら,シミ,膨れ,ヘ
アクラック,欠けなどといった不良はワークWの表面W
1において相当の範囲に形成されている場合が多く,こ
のため,色むら,シミ,膨れ,ヘアクラック,欠けなど
といった不良が存在すると,画像A中において被検査面
(ワークWの表面W1)を示している各画素a,bの輝
度は,複数の画素a,bに渡り連続して特異な値を示す
ことが多い。従って,複数の隣接する画素a,bに渡っ
て輝度Bの比が所定の範囲外となった場合に,ワークW
の表面W1の状態を不良と判断するようにしても良い。
【0029】こうして,検査手段26のCCDカメラ5
3で撮影された画像による検査が行われることに引き続
き,次に検査手段27の光源55で照明され,CCDカ
メラ58によってワークWの表面W1の外周緑部の画像
が撮影されて,その画像が制御装置70に入力される。
こうしてCCDカメラ58で撮影され,制御装置70に
入力されるワークWの表面W1の外周緑部の画像A’
は,例えばワークWの表面W1の形状が円形である場合
は図7に示すように円形状に細く連続した被検査面(ワ
ークWの表面W1の外周緑部)を映し出すこととなり,
また,例えばワークWの表面W1の形状が四角形である
場合は図8に示すように四角形状に細く連続した被検査
面(ワークWの表面W1の外周緑部)を映し出すことと
なる。
【0030】そして,制御装置70では,先と同様に,
この画像A’中においても被検査面(ワークWの表面W
1の外周緑部)を示している画素から任意の2つの画素
a,bを選択し,それらを比較することによってワーク
Wの表面W1の外周緑部を検査する。この場合,ワーク
Wの表面W1が円形状の如き点対称の形状であれば,図
7に示すように,中心点Oについて点対称となる2つの
画素a,bをそれぞれ選択し,それらを一々比較する。
即ち,図7に示す例について具体的に説明すれば,画素
a1と画素b1を比較し,画素a2と画素b2を比較
し,画素a3と画素b3を比較し,画素a4と画素b4
を比較し,画素a5と画素b5を比較し,画素a6と画
素b6を比較し,画素a7と画素b7を比較し,画素a
8と画素b8を比較し,画素a9と画素b9を比較し,
画素a10と画素b10を比較する。こうして,被検査
面(ワークWの表面W1の外周縁部)を示している画素
a1〜a10及びb1〜b10の全部について比較す
る。
【0031】また,ワークWの表面W1が四角形状の如
き線対称の形状であれば,図8に示すように,中心線L
について線対称となる2つの画素を選択し,それらをそ
れぞれ比較する。即ち,図8に示す例について具体的に
説明すれば,画素a1と画素b1を比較し,画素a2と
画素b2を比較し,画素a3と画素b3を比較し,画素
a4と画素b4を比較し,画素a5と画素b5を比較
し,画素a6と画素b6を比較し,画素a7と画素b7
を比較し,画素a8と画素b8を比較し,画素a9と画
素b9を比較し,画素a10と画素b10を比較する。
こうして,被検査面(ワークWの表面W1の外周縁部)
を示している画素a1〜a10及びb1〜b10の全部
について比較する。
【0032】そして,このようにワークWの表面W1の
外周縁部を示す各画素a,b同士を比較する場合も同様
に,それぞれ選択された2つの画素a,bの輝度Bを比
較することによって,各画素a,bで示されるワークW
の表面W1の外周縁部の各箇所を検査することができ
る。この場合も,被検査面(ワークWの表面W1の外周
縁部)を示している各画素a,bの輝度Bの比をそれぞ
れ求め,その比によってワークWの表面W1の外周縁部
に不良があるかないかを判断することが可能となる。ま
た,複数の隣接する画素a,bに渡って輝度Bの比が所
定の範囲外となった場合に,ワークWの表面W1の外周
縁部の状態を不良と判断するようにしても良い。
【0033】また,こうして検査手段27のCCDカメ
ラ58で撮影された画像による検査が行われることに引
き続き,更に検査手段28の光源60で照明され,CC
Dカメラ63によってワークWの表面W1の画像が撮影
されて,その画像が制御装置70に入力される。こうし
てCCDカメラ63で撮影され,制御装置70に入力さ
れるワークWの表面W1の画像Aは,例えばワークWの
表面W1の形状が円形であれば,先に図5で説明したよ
うに円形状の被検査面(ワークWの表面W1)を映し出
すこととなり,また,例えばワークWの表面W1の形状
が四角形であれば,先に図6で説明したように四角形状
の被検査面(ワークWの表面W1)を映し出すこととな
る。
【0034】そして,制御装置70では,先と同様に,
この画像A中においても被検査面(ワークWの表面W
1)を示している画素から任意の2つの画素a,bを選
択し,それらを比較することによってワークWの表面W
1の外周緑部を検査する。この場合,ワークWの表面W
1が円形状の如き点対称の形状であれば,先に図5で説
明したように,中心点Oについて点対称となる画素a1
と画素b1,画素a2と画素b2,画素a3と画素b
3,画素a4と画素b4,画素a5と画素b5,画素a
6と画素b6,画素a7と画素b7,画素a8と画素b
8,画素a9と画素b9,画素a10と画素b10,画
素a11と画素b11,画素a12と画素b12,画素
a13と画素b13,画素a14と画素b14,画素a
15と画素b15,画素a16と画素b16をそれぞれ
比較することにより,被検査面(ワークWの表面W1)
を示している画素a1〜a16及びb1〜b16の全部
について比較する。
【0035】また,ワークWの表面W1が四角形状の如
き線対称の形状であれば,先に図6で説明したように,
中心線Lについて線対称となる画素a1と画素b1,画
素a2と画素b2,画素a3と画素b3,画素a4と画
素b4,画素a5と画素b5,画素a6と画素b6,画
素a7と画素b7,画素a8と画素b8,画素a9と画
素b9,画素a10と画素b10,画素a11と画素b
11,画素a12と画素b12,画素a13と画素b1
3,画素a14と画素b14,画素a15と画素b1
5,画素a16と画素b16,画素a17と画素b1
7,画素a18と画素b18をそれぞれ比較することに
より,被検査面(ワークWの表面W1)を示している画
素a1〜a18及びb1〜b18の全部について比較す
る。
【0036】この場合,先に図4で説明したように,検
査手段28では,照明60とコンバージョンレンズ6
1,ズームレンズ62及びCCDカメラ63がいずれも
ワークWの表面W1に対して斜めに傾いて配置されるた
め,例えばワークWの表面W1に凹凸があれば,該凹凸
により被検査面(ワークWの表面W1)を示している画
素a,bにおいて明暗が現れることになる。
【0037】このため,制御装置70は,検査手段28
のCCDカメラ63で撮影された画像によって,ワーク
Wの表面W1における凹凸の有無を判断することができ
る。なお,この場合も,被検査面(ワークWの表面W
1)を示している各画素a,bの輝度Bの比をそれぞれ
求め,その比によってワークWの表面W1に不良(凹
凸)があるかないかを判断することが可能となる。ま
た,複数の隣接する画素a,bに渡って輝度Bの比が所
定の範囲外となった場合に,ワークWの表面W1の状態
を不良と判断するようにしても良い。
【0038】以上のようにして,第1のコンベア14に
よる搬送中において,検査手段26,27,28によ
り,ワークWの表面W1側の外観が総合的に検査され
る。こうして検査手段26,27,28における検査が
それぞれ行われた後,ワークWは,第1のコンベア14
によって第1のコンベア14の終端部まで搬送され,反
転装置21にて裏返しに反転させられた後,裏面W2を
上に向けた姿勢にされたワークWが第2のコンベア20
の始端部に供給される。そして,ワークWは,裏面W2
を上に向けた姿勢で,第2のコンベア20によって図1
中の右向きに搬送されていく。
【0039】この第2のコンベア20による搬送中にお
いて,先に検査手段26,27,28によってワークW
の表面W1側の検査をした場合と同様に,検査手段3
5,36,37によってワークWの裏面W2側の検査が
それぞれ行われる。こうして,制御装置70では,ワー
クWの表面W1側及び裏面W2側の状態を総合的に判断
されることになる。そして,表面1側と裏面W2側の両
方の外観が検査されたワークWが第2のコンベア20の
終端部に搬送されてくると,制御装置70の制御によ
り,分別装置38における分別が行われ,外観が正常な
ワークWのみが収納領域41に搬出されることとなる。
従って,この検査システム1によれば,ワークWの表面
W1及び裏面W2やそれらの外周緑部における欠け,ク
ラック,凹凸などといった形状不良の有無を容易に検査
でき,暇癖のない外観が正常なワークWのみを選別して
得ることが可能となる。
【0040】以上,本発明の好ましい実施の形態の一例
を説明したが,本発明は以上に示した形態に限定されな
い。検査の対象となる物品は,希土類磁石等のワークW
に限らず,その他種々の物品の外観検査について本発明
を適用できる。また,第1のコンベア14に沿って検査
手段26,27,28のいずれか一つを配置しても良い
し,第1のコンベア14に沿って検査手段26,27,
28を任意の組合せで配置しても良い。また同様に,第
2のコンベア20に沿って検査手段35,36,37の
いずれか一つを配置しても良いし,第2のコンベア20
に沿って検査手段35,36,37を任意の組合せで配
置しても良い。
【0041】検査対象となる物品の被検査面は,色調,
粗さ,メッキの有無などによる光沢等により輝度が異な
ってくるので,CCDカメラには隣接して照明光源を設
置するのが一般的である。光源は,蛍光灯などの一般的
な照明でも良いが,リング状のハロゲンランプで500
ルクスから20000ルクスの明るさで被検査面を上方
から均一に照明することが好ましい。また,CCDカメ
ラは,色調を検査する場合にはカラーCCDが必要であ
るが,希土類焼結磁石の表面を検査する場合などは,モ
ノカラーのCCDカメラで十分である。CCDカメラの
画素は,30万画素以上好ましくは100万画素以上必
要であり,画素が多いほど微細な検査ができるがノイズ
も増加するので,検査の状況に応じた選択が必要であ
る。
【0042】また,CCDカメラによって撮影する場
合,絞りは一般的には全開で行う。シャッタースピード
は1/1000から1/10000秒で撮影することが
望ましい。なお,被検査面が円形状の如き点対称の形状
であれば,図5で説明したように,中心点Oについて点
対称となる2つの画素をそれぞれ選択し,それらを比較
することが好ましい。また,被検査面が四角形状の如き
線対称の形状であれば,図6で説明したように,中心線
Lについて線対称となる2つの画素をそれぞれ選択し,
それら比較することが好ましい。
【0043】また,選択した2つの画素の輝度を比較し
て検査する場合,本発明者らの知見によれば,輝度の比
が0.7〜1.3の間であれば,正常と判断して差し支
えないが,検査の種類により,正常と判断される輝度の
比の範囲は任意に設定することができる。この範囲が狭
すぎると良品を不良品と判断する心配があり,逆に広す
ぎると不良品を良品と判断する心配がある。それらの事
情を予め勘案して,不良品を判断するしきい値を適当に
設定し,判定用のプログラムに組み込んで良否を判定す
る必要がある。これら一連の操作は,制御装置内にイン
ストールされたプログラムによって行えば,連続的に効
率の良い外観検査を実施できるようになる。また,判断
を良不良2段階だけでなく,3段階以上にふるい分け
し,検査を繰り返したり,目視による検査を一部導入す
ることにより,さらにきめこまかい検査を実施すること
ができる。
【0044】
【実施例】図1等で説明した本発明の検査システムにお
いて,直径6.5mm,厚み1.0mmの円盤形状のN
d−Fe−C−B系焼結磁石をワークとして,一定速度
50mm/secで搬送させながら,ワークの外観を連
続的に検査した。清和光学製MS−501高解像度レン
ズを装着した東京電子製CS−3910型CCDカメラ
(141万画素)を使用し,光源は清和光学製HL−2
8−2000(28φ)リング状のハロゲンランプを用
いた。ワークの外形を包絡処理して形状を求め,その中
心がCCDカメラの中心に来たときに撮影した。絞りは
全開とし,シャッタースピードは1/2000secで
ある。点対称となる画素を選択し,両者の輝度の比が
1.4以上を異常とし,異常となった画素が450以上
連続した時に,外観が不良と判断するように設定した。
1000個のワークについて本発明による検査を行っ
た。実施例に供される試験について,目視によっても検
査を行い,目視による検査結果を正解とした。
【0045】また,比較例の検査方法として,CCDカ
メラで撮影した画像中において被検査面を示している画
素から10点程度選択してそれらの輝度の平均値を標準
値として定め,測定対象点の画素の輝度をこの標準値と
比較して,物品表面の状態を検査した。本発明の実施例
と比較例を比較したところ,表1のようになり,本発明
の実施例は,比較例に比べて,良品の正解率,不良品の
正解率がいずれも勝っていた。
【0046】
【表1】
【0047】
【発明の効果】本発明によれば,物品の外観を安定して
検査することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる検査システムの概
略的な構成を示す平面図である。
【図2】検査手段の説明図である。
【図3】光源が大径の検査手段の説明図である。
【図4】光軸が傾斜した検査手段の説明図である。
【図5】被検査面が円形状であるワークの中心点につい
て点対称となる2つの画素を選択する状態の説明図であ
る。
【図6】被検査面が四角形状であるワークの中心線につ
いて線対称となる2つの画素を選択する状態の説明図で
ある。
【図7】被検査面が円形状であるワークの中心点につい
て点対称となる2つの画素を選択する状態の説明図であ
り,外周緑部を検査する場合を示している。
【図8】被検査面が四角形状であるワークの中心線につ
いて線対称となる2つの画素を選択する状態の説明図で
あり,外周緑部を検査する場合を示している。
【符号の説明】
W ワーク a,b 画素 1 検査システム 10 ホッパー 11 整列フィーダー 12 リニアフィーダー 13 切り出し装置 14 第1のコンベア 15,16 厚さ検査装置 20 第2のコンベア 21 反転装置 25,38 分別装置 26,27,28,35,36,37 検査手段 70 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 功 東京都千代田区丸の内一丁目8番2号 同 和鉱業株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA49 DD11 FF04 GG02 GG17 HH12 HH13 JJ03 JJ08 JJ09 JJ26 PP15 QQ25 QQ26 QQ31 SS02 SS04 SS13 TT01 TT03 2G051 AA01 AB07 BA01 BB03 CA04 CA07 DA01 DA06 DA13 EA11 ED08 ED11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品の被検査面をCCDカメラにより撮
    影し,その画像によって物品表面を検査する方法であっ
    て,画像中において被検査面を示している画素から任意
    の2つの画素を選択し,それらを比較することによって
    物品の表面を検査することを特徴とする,検査方法。
  2. 【請求項2】 被検査面を示している画素の全部につい
    て比較することを特徴とする,請求項1に記載の検査方
    法。
  3. 【請求項3】 2つの画素を選択するに際し,点対称も
    しくは線対称である画素を選択することを特徴とする,
    請求項2に記載の検査方法。
  4. 【請求項4】 選択された2つの画素の輝度を比較する
    ことを特徴とする,請求項3に記載の自動検査方法。
  5. 【請求項5】 選択された2つの画素の輝度の比を求
    め,その比が所定の範囲外である画素が所定の数連続す
    る場合に,物品表面の状態を不良と判断することを特徴
    とする,請求項4に記載の自動検査方法。
  6. 【請求項6】 物品の被検査面をCCDカメラにより撮
    影するに際し,光源により被検査面を照明することを特
    徴とする,請求項1,2,3,4又は5に記載の自動検
    査方法。
  7. 【請求項7】 物品の被検査面を照明する光源と,物品
    の被検査面を撮影するCCDカメラと,撮影された画像
    中において被検査面を示している画素から任意の2つの
    画素を選択し,それらを比較することによって物品の表
    面を検査をする制御装置を備えることを特徴とする,検
    査システム。
  8. 【請求項8】 制御装置による検査結果により,物品を
    分別する分別装置を備えることを特徴とする,請求項7
    に記載の検査システム。
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