JP2003220686A - フラットスクリーン捺染機 - Google Patents
フラットスクリーン捺染機Info
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Abstract
ン捺染機において、スクリーン上の色糊部からデザイン
彫刻部へ色糊が流れ出す不具合を防止する。 【解決手段】 スクリーン3に対して接近・離反する仕
切り板10を配設した。仕切り板10とスクリーン3と
の離反距離を2段階に調整する離反距離調節機構11を
備えることができ、離反距離調節機構11は、ローラー
スキージ4が糊溜部6からデザイン彫刻部3aへ向かう
方向へ移動する時は仕切り板10をローラースキージ4
と同等の高さに離反させてローラースキージ4が搬送す
る色糊を掻きならし、逆方向へ移動する時はローラース
キージ4が搬送する色糊を掻き取らないような高さに仕
切り板10を離反させる。
Description
ン捺染機、詳しくは、スクリーン下面に配置したマグネ
ットテーブルの吸引力により型枠内のスクリーン上面に
配置されたローラースキージを吸引、回転移動させて、
スクリーンに彫刻されたデザイン彫刻部の下面に配置し
た布帛に染料を印捺するフラットスクリーン捺染機に関
する。
機は、図6〜10に示すように、フレーム1a、1b、
及び1cに支持された型枠2にスクリーン3が張られ、
スクリーン3上に配設されたローラースキージ4は、ス
クリーン3の幅方向に沿って延び、スクリーン下面に配
設されたマグネットテーブル5に吸着され、マグネット
テーブル5の移動に伴ってスクリーン3上を型枠内の一
端から他端へ回転移動する。マグネットテーブル5は、
磁石5aを内蔵し、サーボ制御等によりスクリーン3の
長さ方向に往復動する。
側領域3bであってローラースキージ4と平行な少なく
とも一方の領域に色糊を供給し溜めておく領域が設けら
れており(糊溜部と呼ばれる。)、そこに供給された色
糊をローラースキージ4がスクリーン上を回転移動する
ことによって、スクリーン3とマグネットテーブル5と
の間の所定位置に配置された布帛(図示せず)に捺染す
るようになっている。糊溜部6は、デザイン彫刻部外側
領域の型枠寄りに設けられるが、色糊自体が流動性を有
するものであるため、糊溜部の範囲も色糊の量や粘度に
よって流動的である。
は、被捺染物としての長尺帯状の布帛は、スクリーン3
とマグネットテーブル5との間を間欠的に搬送され、布
帛の捺染されるべき箇所がスクリーン3の下方位置まで
搬送されると布帛の搬送を停止して、マグネットテーブ
ル5の駆動によりローラースキージ4を一端から他端へ
回転移動させて捺染する。最初の捺染が終わると、図外
の昇降装置によって型枠2と共にスクリーン3が持ち上
げられ、布帛が再び搬送され、次の印捺されるべき箇所
がデザイン彫刻部3aの下方位置まで搬送されたところ
で布帛の搬送を停止し、型枠2を降ろしてローラースキ
ージを他端から一端へ回転移動させて印捺する。型枠2
を持ち上げてスクリーンを布帛から剥離すると、ローラ
ースキージ4にはマグネットテーブル5の磁力が及ばな
くなるが、このときローラースキージ4は、型枠2の側
壁に近接して位置しており、色糊の粘性(一般には20
0〜12000cSt)よってその位置が保持される。
このような動作を繰り返して、帯状の布帛に所定間隔毎
に捺染が施される。
2の側壁に近接して配置されており(図9(a))、捺
染開始後は、ローラースキージ4が進行方向に色糊7を
押すようにして回転移動して印捺する(図9(b))。
ローラースキージ4がスクリーン3上を回転移動して型
枠2の他端に接近する際、ローラースキージ4の進行方
向前方にあった色糊は型枠2の側壁2aとの間に挟まれ
て(図9(c))、ローラースキージ4を乗り越え、再
びスクリーン3上に載る(図9(d))。次に印捺され
るべき布帛がセットされると、ローラースキージ4が他
端から一端へ向けて回転移動し、それによって色糊7が
搬送されつつ印捺され(図9(e))、ローラースキー
ジ4はスクリーン3の他端で停止する(図9(a))。
なお、ここでは一度刷りについて説明したが、ローラー
スキージを往復させる二度刷りの場合もある。
この種のフラットスクリーン捺染機では、上記したよう
に、色糊の流動性によって糊溜部の範囲が変動し、ロー
ラースキージの停止中、例えば、スクリーン剥離時(型
枠上昇時)や色糊補給時に、色糊が糊溜部からデザイン
彫刻部に流れ込むことがあり、デザイン彫刻部を通じて
色糊がスクリーンに裏回りすると、致命的な不具合を生
じた。
機では、色糊を溜めておく糊溜部の幅を広くするととも
に色糊の量を出来るだけ少なくし、少なくなりすぎない
ように作業員が常に監視し、色糊の補給を頻繁に行わな
ければならなかった。
続捺染に伴う色糊の減少量を正確に把握することが困難
となり、色糊補給量の調節が困難であった。
機を長時間停止させる場合には、色糊がデザイン彫刻部
へ流動することが無いよう、一旦、色糊を拭き取ってし
まわなければならず、無駄が生じていた。
ースキージ4の回転移動に伴って色糊7もまた転がるよ
うにしてスクリーン上を移動し、その移動中に色糊が丸
められ、その表面張力によって断面円形に近づくように
断面形状が変わるが、色糊の断面形状が円形に近づくに
つれて色糊の高さが増し、ついには色糊がローラースキ
ージ4を乗り越えて、ローラースキージ4の進行方向後
方に落ちてしまう不具合が生じることがあった。このよ
うな不具合は、色斑を生じさせ、製品の品質を低下させ
る原因となっていた。
フラットスクリーン捺染機を提供することを目的とす
る。
め、本発明に係るフラットスクリーン捺染機は、スクリ
ーンのデザイン彫刻部外側領域に、前記スクリーンに対
して接近して前記糊溜部を仕切る位置と、前記ローラー
スキージの移動を妨げないように前記スクリーンから離
反した位置とを取るように設けられた仕切り板を有する
ことを特徴とする。斯かる仕切り板がローラースキージ
の回転移動を妨げずに糊溜部を仕切ることにより、色糊
がスクリーンのデザイン彫刻部へ流動する不具合を防止
するとともに、スクリーンのデザイン彫刻部外側領域の
面積を従来に比べて小さくすることができる。
糊溜部上からデザイン彫刻部上の側へ移動する際に、前
記ローラースキージを通過させるとともに色糊を掻き均
すような離反位置を取るようにして、余剰の色糊を掻き
取るようにすることが好ましい。それによって、均一な
量の色糊を布帛に印捺することができる。この場合、前
記仕切り板は、前記ローラースキージの仕切り板通過
後、スクリーンに接近して糊溜部を仕切り、掻き取った
余剰の色糊が糊溜部からデザイン彫刻部へ流動する不具
合を防止することが好ましい。
ージがデザイン彫刻部から糊溜部の側へ移動する際に
は、前記ローラースキージによって運ばれる色糊を掻き
取らないようにスクリーンから離反することが好まし
い。
捺染機は、前記仕切り板と前記スクリーンとの離反距離
を調節する離反距離調節機構を備え、該離反距離調節機
構は、前記ローラースキージが前記糊溜部からデザイン
彫刻部の側へ移動する際には色糊を掻き均すような距離
に前記仕切り板をスクリーンから離反させ、前記ローラ
ースキージがデザイン彫刻部から糊溜部の側へ移動する
際には色糊を掻き取らないような距離に前記仕切り板を
スクリーンから離反させるように構成されていることが
好ましい。
ーン捺染機は、前記糊溜部の色糊の表面を検知する糊面
センサーと、該糊面センサーからの信号に基づいて前糊
溜部に色糊を供給する色糊自動供給機とを備えることが
好ましい。
て以下に図1〜5を参照して説明する。なお、従来と同
様の構成部分については、同符号を付してその説明を簡
略にする。
は、スクリーン3に対して接近して糊溜部6を仕切り、
ローラースキージ4の移動を妨げないようにスクリーン
3から離反する仕切り板10を有する点が従来と異な
る。仕切り板10は、ローラースキージ4と平行に配置
され、スクリーン3と仕切り板10との離反距離を調節
する離反距離調節機構11に取り付けられている。
てフレーム1cに支持されている。支持板12は、型枠
2の長さ方向に関する固定位置を調節できるように取り
付け、支持板12の固定位置を調節することにより、糊
溜部6の範囲を調節することができるようにしておくこ
とが好ましい。なお、図示の例では、スクリーン3の一
方側にのみ仕切り板10を備えているが、スクリーン3
の両側に配置することもできる。
フレーム1cに取り付けられた支持板12に、第1エア
シリンダー13及び第2エアシリンダー14が隣り合っ
て固定され、第1エアシリンダー13のピストンロッド
13a(図4参照)にはブラケット15を介して仕切り
板10が取り付けられ、第2エアシリンダー14のピス
トンロッド14a(図4参照)には、第1エアシリンダ
ー13のピストンロッド13aの移動量を制限するスト
ッパー16が固定されている。
ー16は、第1エアシリンダー13の上方へ延びるアー
ム16aとアーム16aの先端部に固定された当てボル
ト16bを備えている。図示の例では、当てボルト16
bは、アーム16aに螺入され、ナット16cで固定さ
れている。
には、使用するローラースキージ4の直径に併せて当て
ボルト16bとの距離を変更することができる可変高さ
円盤17が取り付けられている。可変高さ円盤17は、
回転式で回転角度位置を変更することによって段階的に
高さが変わる複数の段17a,17b,17cが形成さ
れ(図2参照)、円盤17を回転させると、当てボルト
16bとの距離が変わるようになっている。
キージ4は糊溜部6の型枠2近傍に位置しており、糊溜
部6は仕切り板10によって仕切られている。このと
き、仕切り板10によって糊溜部6を仕切ることで、糊
溜部6からデザイン彫刻部3a’への流動が防がれてい
る。
ーラースキージ4が糊溜部6からデザイン彫刻部3a’
の側へ移動する際(図5(b))には、第1エアシリン
ダー13のみが作動して、仕切り板10をスクリーン3
から離反させる(図4(b))。第1エアシリンダー1
3のピストンロッド13aは、可変高さ円盤17がスト
ッパー16の当てボルト16bに当接するまで上昇し、
仕切り板10をスクリーン3から所定距離だけ離反させ
る。このときの離反距離(第1の距離と言う)は、ロー
ラースキージ4の直径と同程度(少し高い)の距離に設
定することが好ましく、ローラースキージ4の高さを越
える色糊7を掻き取るようになっている(図5(b)、
5(c))。
イミングは、ローラースキージ4が糊溜部6から持ち出
す(搬送する)色糊の量を決定するものであり、適宜設
定することができる。例えば、仕切り板10を上昇(離
反)させるタイミングは、ローラースキージ4が移動し
始めた時とすることができる。
板10を通る際にローラースキージ4の高さを越える色
糊を掻き取ることによって、ローラースキージ4によっ
て運ばれる色糊の量が減る。このように運ばれる色糊7
の量を減らすことで、一度刷りの場合にローラースキー
ジ4が糊溜部6とは反対側の型枠近傍で停止していると
き(図5(e))に、デザイン彫刻部3a’へ色糊が流
動することを減少させることができるし、印捺に用いら
れる色糊の量を定量化し、品質を安定させることができ
る。
を掻き取るようにすれば、ローラースキージ4によって
搬送されるにつれて色糊7が高さを増すのを制限し、色
糊7の高さが増しすぎて進行するローラースキージ4の
後方に色糊が落下することを防止することができる。こ
の場合、仕切り板10は、色糊を掻き取る部分が色糊を
掻き取り易いように傾斜していることが好ましい。
キージ4が仕切り板10を通過した後、仕切り板10を
スクリーン3に対して接近させ、糊溜部を仕切ることに
よって、糊溜部に留められる(図5(d))。掻き取っ
た色糊を色溜部に仕切るように構成することによって、
掻き取られた色糊がデザイン彫刻部3a’へ流動するこ
とを防止する。また、余剰分の色糊を掻き取って糊溜部
6に仕切るようにすれば、糊溜部6に供給する色糊の量
を従来に比べて増やすことができ、その結果、色糊の供
給頻度を減少させ、色糊量の管理負担が軽減される。
とき、ローラースキージ4がスクリーン上の型枠近傍で
色糊によって保持され(図5(e)参照)、その状態で
型枠2が上昇し、次に印捺されるべき布帛が搬送されて
くると、型枠2が下降して、ローラースキージ4がマグ
ネットテーブル5の磁石に吸引され、マグネットテーブ
ル5の移動に伴って、色糊部6の側へ移動する。
くと(このとき仕切り板10はスクリーン3と接してい
る)、第1エアシリンダー13と第2エアシリンダー1
4とが同時に作動して、仕切り板10を上昇させてスク
リーン3から離反させる(図5(g))。
トッパー16の位置が上昇するため、それに併せて第1
エアシリンダー13のピストンロッド移動距離が伸び、
仕切り板10とスクリーン3との離反距離が大きくなる
(図4(c))。このときのスクリーン3の離反距離
(第2の距離と言う)は、ローラースキージ4の高さを
超える色糊を掻き取らないような距離とされる。一般
に、第2の距離は、前記第1の距離より大きく設定され
ている。
てくる際にローラースキージ4によって搬送される色糊
は、デザイン彫刻部の広さや搬送される色糊の量によっ
ては、ローラースキージ4の高さを超えることがある
(図4(g))。この場合に、その越えた色糊を仕切り
板10が掻き取ってしまうと、掻き取られた色糊がロー
ラースキージ4の進行方向後方に落下し、デザイン彫刻
部に流れ出す畏れがある。そこで、ローラースキージ4
がデザイン彫刻部3a’から糊溜部6の側へ移動する際
には、ローラースキージ4の高さを越える色糊を掻き取
らないよう高さに仕切り板10を上昇させることによ
り、斯かる不具合を解消することができる。なお、ここ
で仕切り板10が作動するタイミングは、ローラースキ
ージ4が仕切り板を通過後できるだけ速やかに作動させ
ることが好ましい。
グネットテーブル5を駆動するサーボモーターに付属す
るロータリーエンコーダーからの出力をパルスカウンタ
ーで読み込み、エアシリンダー13、14をマイコン制
御する等、公知の制御手段を採用することができる。
示しないが、糊溜部の色糊の表面を検知する糊面センサ
ーと、該糊面センサーからの信号に基づいて前糊溜部に
色糊を供給する色糊自動供給機とを備えることが好まし
い。
るので、糊溜部6に溜まる色糊の量を糊面センサーで検
出することにより、色糊の量を正確に検出することがで
きる。そして、糊面センサーからの検出信号に基づいて
色糊を自動供給することで、色糊の量を正確に管理する
ことができる。
上記した利点に加えて、次のような利点がある。ゴムス
キージのスクリーン捺染機では、ゴムスキージを並列さ
せてその並列間に色糊を供給することで、色糊の不測の
流出を考慮する必要が無く、そのためスクリーンのデザ
イン彫刻部外側領域は、スキージの並列間隔があれば足
りた(例えば200mm)。また、上記説明した従来の
フラットスクリーン捺染機では、デザイン彫刻部外側領
域を広く(例えば400mm以上)とっていたため、布
帛の搬送方向とローラースキージの移動方向とが同じ方
向となるようにスクリーンを配置していたため、一つの
装置に設置されるスクリーンの数が制限されていた。本
発明のフラットスクリーン捺染機では、デザイン彫刻部
外側領域の面積を小さくできることから、型枠を横置き
(ローラースキージの移動方向と布帛の搬送方向とが交
叉する向きの配置)することができ、ゴムスキージのス
クリーン枠をそのまま使用できるという利点がある。
に説明するような種々の変更態様を採用することが可能
である。
度に糊溜部の色糊量を制限して使用する等の使用条件で
は、前記した2段階に離反距離を調節する離反距離調節
機構に代えて単に昇降機能のみを有する離反機構によ
り、仕切り板10をスクリーン3に接近させてスクリー
ン3上において糊溜部6を仕切り、ローラースキージ4
の移動を妨げないように仕切り板10を離反させるよう
にすることもできる。
キージ4が長時間停止した状態で色糊部に位置する場合
に、色糊部が仕切り板10で仕切られていれば、色糊部
からデザイン彫刻部への流動による不具合を生じること
がないし、色糊部を設けたスクリーンのデザイン彫刻部
外側領域の面積を小さくすることができ、それによって
装置を小型化できる。特に2度刷りの場合は、ローラー
スキージ4が停止位置において常に色糊部に位置するよ
うにしておけば、デザイン彫刻部外側領域からデザイン
彫刻部への色糊の流動による不具合は解消され得る。ま
た、一度刷りの場合でもスクリーン3の両側に仕切り板
10を配置しておくことによって、斯かる不具合は解消
され得る。ただし、この場合は、仕切り板10がローラ
ースキージ4の高さを超える色糊を掻き取らないような
高さまで仕切り板10をスクリーン3から離反させるよ
うにする。
に糊溜部の色糊量を制限して使用する等の場合において
は、ローラースキージ4がデザイン彫刻部外側領域から
デザイン彫刻部の側へ仕切り板10を通過した後、直ち
に糊溜部を仕切らずに上昇位置で待機させておき、ロー
ラースキージ4が戻ってくる時、即ち、デザイン彫刻部
からデザイン彫刻部外側領域の側へ仕切り板を通過した
後に仕切り板10を仕切ることができる。特に2度刷り
の場合は、ローラースキージ4が往復して戻ってくるた
め、戻ってから色糊部を仕切ることができる。
して昇降式のものについて説明したが、図11に示すよ
うに、仕切り板10を支点10aの回りに回動自在とす
ることによって、仕切り板10をスクリーン3に対して
接近又は離反するように構成してもよい。
に係るフラットスクリーン捺染機によれば、スクリーン
に対して接近して糊溜部を仕切りる位置と、ローラース
キージの移動を妨げないようにスクリーンから離反する
位置とを取るような仕切り板を設けることにより、スク
リーンのデザイン彫刻部外側領域からデザイン彫刻部へ
の色糊の望ましくない流動を防止することができる。
らデザイン彫刻部上の側へ移動する際に、前記仕切り板
を前記スクリーンから離反させ、余剰の色糊を掻き均す
ようにすることにより、均一な量の色糊を布帛に印捺す
ることができる。この場合、前記ローラースキージの仕
切り板通過後、前記仕切り板をスクリーンに接近させて
糊溜部を仕切りことにより、掻き取った余剰の色糊が糊
溜部からデザイン彫刻部へ流動する不具合を防止するこ
とができる。
彫刻部から糊溜部の側へ移動する際には、前記仕切り板
が前記ローラースキージによって運ばれる色糊を掻き取
らないような離反位置まで前記仕切り板をスクリーンか
ら離反させることにより、色糊が仕切り板の外側(デザ
イン彫刻部の側)に落ちないようにして、デザイン彫刻
部の汚染を防止することができる。
施形態の要部を示す斜視図である。
(a)は平面図、(b)はA−A断面図、(c)はB−
B断面図である。
ある離反距離調節機構の作動状態を説明する図3(c)
の一部に対応する断面図である。
示す図3(c)に対応する断面図である。
である。
示す図7に対応する断面図である。
を示す図7に対応する断面図である。
の実施形態を示す図4に対応する断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 スクリーン下面に配置したマグネットテ
ーブルの吸引力により型枠内のスクリーン上面に配置さ
れたローラースキージを吸引、回転移動させて、スクリ
ーンのデザイン彫刻部外側領域に設けられる糊溜部の色
糊を布帛に印捺するフラットスクリーン捺染機であっ
て、 前記スクリーンに対して接近して前記糊溜部を仕切る位
置と、前記ローラースキージの移動を妨げないように前
記スクリーンから離反した位置とを取るように設けられ
た仕切り板を有することを特徴とするフラットスクリー
ン捺染機。 - 【請求項2】 前記仕切り板は、前記ローラースキージ
が前記糊溜部上からデザイン彫刻部の側へ移動する際に
前記ローラースキージを通過させるとともに色糊を掻き
均すような離反位置をとることを特徴とする請求項1記
載のフラットスクリーン捺染機。 - 【請求項3】 前記仕切り板は、前記ローラースキージ
が前記仕切り板を通過した後に掻き取った色糊を糊溜部
に留めるように前記スクリーンに接近して前記糊溜部を
仕切るようになっていることを特徴とする請求項2記載
のフラットスクリーン捺染機。 - 【請求項4】 前記仕切り板は、前記ローラースキージ
がデザイン彫刻部から糊溜部の側へ移動する際には、前
記ローラースキージによって運ばれる色糊を掻き取らな
いような離反位置をとることを特徴とする請求項1〜3
の何れかに記載のフラットスクリーン捺染機。 - 【請求項5】 前記仕切り板と前記スクリーンとの離反
距離を調節する離反距離調節機構を備え、 該離反距離調節機構は、前記ローラースキージが前記糊
溜部からデザイン彫刻部の側へ移動する際には色糊を掻
き均す距離に前記仕切り板をスクリーンから離反させ、
前記ローラースキージがデザイン彫刻部から糊溜部の側
へ移動する際には色糊を掻き取らない距離に前記仕切り
板をスクリーンから離反させるように構成されているこ
とを特徴とする請求項1記載のフラットスクリーン捺染
機。 - 【請求項6】 前記糊溜部の色糊の表面を検知する糊面
センサーと、該糊面センサーからの信号に基づいて前糊
溜部に色糊を供給する色糊自動供給機とを備えることを
特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のフラットスク
リーン捺染機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002023251A JP3605729B2 (ja) | 2002-01-31 | 2002-01-31 | フラットスクリーン捺染機 |
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WO2007145095A1 (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-21 | Hiramatsu Sangyo Company | 布帛への樹脂加工に使用するドクターブレード及びそれを使用した樹脂加工法 |
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CN113695156A (zh) * | 2021-08-12 | 2021-11-26 | 湖南航硕体育用品有限公司 | 一种便于固定的皮片生产用上色设备 |
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2002
- 2002-01-31 JP JP2002023251A patent/JP3605729B2/ja not_active Expired - Fee Related
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