JP2003219833A - 植物から抽出したポリフェノール等を含有する赤〜紫色の天然塩製造方法 - Google Patents
植物から抽出したポリフェノール等を含有する赤〜紫色の天然塩製造方法Info
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- JP2003219833A JP2003219833A JP2002058006A JP2002058006A JP2003219833A JP 2003219833 A JP2003219833 A JP 2003219833A JP 2002058006 A JP2002058006 A JP 2002058006A JP 2002058006 A JP2002058006 A JP 2002058006A JP 2003219833 A JP2003219833 A JP 2003219833A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】天然塩に植物から抽出したポリフェノール類、
各種ミネラル成分及びクエン酸を添加して製塩し、海水
中のミネラル成分と共に、健康増進に効果の高い物質を
含有する、赤〜紫色の天然塩を製造する方法。 【解決の手段】紅芋類から発酵法によりポリフェノール
類や各種ミネラル成分の抽出液を得て、これにクエン酸
を含むヒラミレモン等の柑橘類の果実搾り汁を添加して
pHを3程度に調整後、天然塩に添加・乾燥させて、製
塩する方法。
各種ミネラル成分及びクエン酸を添加して製塩し、海水
中のミネラル成分と共に、健康増進に効果の高い物質を
含有する、赤〜紫色の天然塩を製造する方法。 【解決の手段】紅芋類から発酵法によりポリフェノール
類や各種ミネラル成分の抽出液を得て、これにクエン酸
を含むヒラミレモン等の柑橘類の果実搾り汁を添加して
pHを3程度に調整後、天然塩に添加・乾燥させて、製
塩する方法。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海水中のミネラル
成分の他に、ポリフェノール、各種ミネラル成分及びク
エン酸を含有する赤〜紫色の天然塩の製造方法に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来の天然塩への添加物は、海藻を海水
に浸漬してうまみ成分を抽出し、この海水から天然塩を
製造する方法により行われてきた。 【0003】 【発明が解決しようとしている課題】従来からの天然塩
の製造方法は、単に海水中のミネラル成分やうまみ成分
を含むだけのものであったが、更に健康増進に効果が高
いとされるポリフェノールや各種ミネラル成分を紅芋類
から独特の方法で抽出し、これとクエン酸を含むヒラミ
レモン等の柑橘類の果実搾り汁を合わせて天然塩に添加
し、この天然塩を乾燥させて、健康増進に効果の高い成
分を含有する赤〜紫色の天然塩を製造する方法を提供す
ることを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】蒸気で蒸した紅芋をすり
潰した後、これに水・麹及び発酵菌を添加して、10日
から20日間発酵させた後、これを濾過してポリフェノ
ール類を含む赤紫色の液体を製造する。この液体にクエ
ン酸を含むヒラミレモンの果実搾り汁を添加してpHを
3程度に調整する。 【0005】特願2001−268008の方法により
製造された乾燥前の天然塩に前項の液体を重量比で5%
程度添加・混合して、天日等の方法で乾燥させる。 【0006】この天然塩は、海水中のミネラル成分とと
もに天然のポリフェノール類、各種ミネラル成分及びク
エン酸を含むため、他の方法で製造された天然塩より、
健康増進効果の高い赤〜紫色の天然塩が得られる製造方
法。 【0007】 【実施例】次に実施例により本発明を説明するが、本発
明は下記の実施例に限定されるものではない。 【0008】紅芋1kgを蒸煮した後すり潰し、これに
1リットルの水と250gの米麹を添加・混合し、3日
間熟成させて芋もろみを製造した。この後更にワイン酵
母菌10gを添加して、10日から20日間発酵させ
た。これを濾過することで、芳香のある濃赤紫色の抽出
液体を得た。 【0009】この抽出液体を酸、アルカリによりpHを
調整したところ、pH5以下では赤〜紫色であるが、p
H5を超えると青〜緑色に変化するポリフェノール特有
の特性を示した。 【0010】次に紅芋抽出液に沖縄産のヒラミレモン果
実搾り汁を加えて、pHを3.5に調整して乾燥前の天
然塩に重量比で5%添加・混合した所、鮮やかな赤紫色
を呈し、天日で乾燥後も同じ色調が保持された。 【0011】 【発明の効果】本発明方法によれば、天然塩中に海水中
のミネラル成分の他に、紅芋類から抽出されたポリフェ
ノールや各種ミネラル成分及びヒラミレモン等の柑橘類
の果実搾り汁中のクエン酸を含むため、調味料としての
役割の他に、健康増進に効果のある成分が摂取でき健康
増進に大きな効果をもたらす天然塩が製造出来る。
成分の他に、ポリフェノール、各種ミネラル成分及びク
エン酸を含有する赤〜紫色の天然塩の製造方法に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来の天然塩への添加物は、海藻を海水
に浸漬してうまみ成分を抽出し、この海水から天然塩を
製造する方法により行われてきた。 【0003】 【発明が解決しようとしている課題】従来からの天然塩
の製造方法は、単に海水中のミネラル成分やうまみ成分
を含むだけのものであったが、更に健康増進に効果が高
いとされるポリフェノールや各種ミネラル成分を紅芋類
から独特の方法で抽出し、これとクエン酸を含むヒラミ
レモン等の柑橘類の果実搾り汁を合わせて天然塩に添加
し、この天然塩を乾燥させて、健康増進に効果の高い成
分を含有する赤〜紫色の天然塩を製造する方法を提供す
ることを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】蒸気で蒸した紅芋をすり
潰した後、これに水・麹及び発酵菌を添加して、10日
から20日間発酵させた後、これを濾過してポリフェノ
ール類を含む赤紫色の液体を製造する。この液体にクエ
ン酸を含むヒラミレモンの果実搾り汁を添加してpHを
3程度に調整する。 【0005】特願2001−268008の方法により
製造された乾燥前の天然塩に前項の液体を重量比で5%
程度添加・混合して、天日等の方法で乾燥させる。 【0006】この天然塩は、海水中のミネラル成分とと
もに天然のポリフェノール類、各種ミネラル成分及びク
エン酸を含むため、他の方法で製造された天然塩より、
健康増進効果の高い赤〜紫色の天然塩が得られる製造方
法。 【0007】 【実施例】次に実施例により本発明を説明するが、本発
明は下記の実施例に限定されるものではない。 【0008】紅芋1kgを蒸煮した後すり潰し、これに
1リットルの水と250gの米麹を添加・混合し、3日
間熟成させて芋もろみを製造した。この後更にワイン酵
母菌10gを添加して、10日から20日間発酵させ
た。これを濾過することで、芳香のある濃赤紫色の抽出
液体を得た。 【0009】この抽出液体を酸、アルカリによりpHを
調整したところ、pH5以下では赤〜紫色であるが、p
H5を超えると青〜緑色に変化するポリフェノール特有
の特性を示した。 【0010】次に紅芋抽出液に沖縄産のヒラミレモン果
実搾り汁を加えて、pHを3.5に調整して乾燥前の天
然塩に重量比で5%添加・混合した所、鮮やかな赤紫色
を呈し、天日で乾燥後も同じ色調が保持された。 【0011】 【発明の効果】本発明方法によれば、天然塩中に海水中
のミネラル成分の他に、紅芋類から抽出されたポリフェ
ノールや各種ミネラル成分及びヒラミレモン等の柑橘類
の果実搾り汁中のクエン酸を含むため、調味料としての
役割の他に、健康増進に効果のある成分が摂取でき健康
増進に大きな効果をもたらす天然塩が製造出来る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】天然塩に植物から抽出したポリフェノール
類、各種ミネラル成分及びクエン酸を添加して製塩し、
海水中のミネラル成分と共に、健康増進に効果の高い物
質を含有する、赤〜紫色の天然塩を製造する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002058006A JP2003219833A (ja) | 2002-01-29 | 2002-01-29 | 植物から抽出したポリフェノール等を含有する赤〜紫色の天然塩製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002058006A JP2003219833A (ja) | 2002-01-29 | 2002-01-29 | 植物から抽出したポリフェノール等を含有する赤〜紫色の天然塩製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003219833A true JP2003219833A (ja) | 2003-08-05 |
Family
ID=27751049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002058006A Pending JP2003219833A (ja) | 2002-01-29 | 2002-01-29 | 植物から抽出したポリフェノール等を含有する赤〜紫色の天然塩製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003219833A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101293087B1 (ko) | 2011-12-10 | 2013-08-08 | 박창하 | 다기능성 소금의 제조방법 |
-
2002
- 2002-01-29 JP JP2002058006A patent/JP2003219833A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101293087B1 (ko) | 2011-12-10 | 2013-08-08 | 박창하 | 다기능성 소금의 제조방법 |
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