JP2003219605A - モータの冷却構造 - Google Patents

モータの冷却構造

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JP2003219605A
JP2003219605A JP2002015437A JP2002015437A JP2003219605A JP 2003219605 A JP2003219605 A JP 2003219605A JP 2002015437 A JP2002015437 A JP 2002015437A JP 2002015437 A JP2002015437 A JP 2002015437A JP 2003219605 A JP2003219605 A JP 2003219605A
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motor
rotor
cooling medium
partition wall
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Akihiko Sano
明彦 佐野
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ケース本体、ケース蓋に開口部な
どを設けることなく、コイルなどの熱をケース本体側、
ケース蓋側に移動させて、ケース本体側、ケース蓋から
外部に放熱させ、モータを効率的に冷却させる。 【解決手段】 ロータ13に取り付けられた各円板1
4、15によって、コイル8とケース本体3との間に形
成された空間を2分させるとともに、コイル8とケース
蓋5との間に形成された空間を2分させ、ロータ13が
回転駆動されているとき、各円板14、15の外縁側に
設けられた各フィン17、18によって、各円板14、
15の表面→裏面→表面なる経路で、冷却媒体16を循
環させて、コイル8の各コイルエンド、ステータ6など
を冷却させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車などに
使用されるモータに係わり、特にモータ内部で、冷却媒
体を循環させて、モータ内のコイルなどを冷却させるよ
うにしたモータの冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車などに使用されるモータの冷
却構造として、従来、特開平5−111218号で開示
された「回転電気機器の冷却構造」、特開平5−103
443号で開示された「電動機の冷却装置」などが知ら
れている。
【0003】これら特開平5−111218号で開示さ
れた「回転電気機器の冷却構造」、特開平5−1034
43号で開示された「電動機の冷却装置」などでは、ケ
ースに冷却風の入口出口となる開口部を設けるととも
に、ロータと一体で回転するファンを設け、ロータを回
転させたとき、ファンによって、ケースに設けられた一
方の開口部から外気を取り込ませて、モータ内部を冷却
させた後、ケースに設けられた他方の開口部から排出さ
せることにより、モータ内部を冷却させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これら特開
平5−111218号で開示された「回転電気機器の冷
却構造」、特開平5−103443号で開示された「電
動機の冷却装置」などでは、次に述べるような問題があ
った。
【0005】まず、特開平5−111218号で開示さ
れた「回転電気機器の冷却構造」では、ケースの外部か
ら冷却流体を取り込ませ、これをロータの軸方向に導い
て、ケースの外部に排出させるようにしているので、ケ
ースに開口部を設けない内部循環冷却を行おうとしたと
き、冷却流体を適切に循環させることができないという
問題があった。
【0006】また、特開平5−103443号で開示さ
れた「電動機の冷却装置」では、ケースの外部から冷却
流体を取り込ませ、これをロータの軸方向から放射方向
に導いて、ケースの外部に排出させるようにしているの
で、ケースに開口部を設けない内部循環冷却を行おうと
したとき、冷却流体を適切に循環させることができない
という問題があった。
【0007】本発明は上記の事情に鑑み、モータ内部
で、冷却媒体を適切に循環させて、モータ内部に設けら
れたコイルなどを効果的に冷却させて、コイルの電気抵
抗を小さく抑えさせ、消費電力を小さくさせることがで
きるモータの冷却構造を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、ケース内に配置されたス
テータ、コイルによって生成された回転磁界を用いて、
前記ケース内に配置されたロータを回転させるモータの
冷却構造において、前記ロータの各端部に設けられ、冷
却媒体の流路を残すように、前記ケース内端面と前記コ
イルエンドとの間に形成された空間を2分する隔壁と、
ロータ軸を中心にして回転し、前記隔壁のコイルエンド
側にある冷却媒体を前記ケース内端面側移動させる第1
円周配置翼列と、前記ロータ軸を中心にして回転し、前
記隔壁の前記ケース内端面側にある前記冷却媒体を前記
隔壁のコイルエンド側へ移動させる第2円周配置翼列
と、を備えたことを特徴としている。
【0009】また、請求項2では、請求項1に記載した
モータの冷却構造において、前記第1円周配置翼列は、
前記ロータ軸を中心にして回転し、前記隔壁と前記ケー
ス内端面の外周側との間にある前記冷却媒体を前記隔壁
と前記ケース内端面の内周側との間へ移動させ、前記第
2円周配置翼列は、前記ロータ軸を中心として回転し、
前記隔壁と前記ケース内端面の内周側との間にある前記
冷却媒体を前記隔壁と前記コイルエンドとの間に移動さ
せ、前記ケース内端面の外周側へ移動させることを特徴
としている。
【0010】また、請求項3では、請求項1、2に記載
したモータの冷却構造において、前記第1円周配置翼列
は、前記ケース内端面の外周側から冷却媒体を取り込ん
で、前記ケース内端面の内周側へ移動させる際、前記冷
却媒体の流路中に設けられた抜熱部によって、前記冷却
媒体の熱を抜熱させ、前記第2円周配置翼列は、前記前
記ケース内端面の内周側から、抜熱された前記冷却媒体
を取り込んで、前記コイルエンド側へ移動させることを
特徴としている。
【0011】また、請求項4では、請求項1、2、3の
いずれかに記載したモータの冷却構造において、前記ロ
ータ軸と前記隔壁とを一体化させ、この隔壁上に前記第
1円周配置翼列と、前記第2円周配置翼列とを配置させ
ることを特徴としている。
【0012】また、請求項5では、ケース内に配置され
たステータ、コイルによって生成された回転磁界を用い
て、前記ケース内に配置されたロータを回転させるモー
タの冷却構造において、冷却媒体の流路を残すように、
前記ロータの各端部に設けられる隔壁と、ロータ軸を中
心にして回転し、前記ステータの一方から前記冷却媒体
を取り込み、前記ステータの外周面と前記ケースの内周
面との間に形成された隙間を介して、前記ステータの他
方へ流入させる第1円周配置翼列と、前記ロータ軸を中
心として回転し、前記ステータの他方から前記冷却媒体
を取り込み、前記ステータの内周面と前記ロータの外周
面との間に形成されたエアーギャップを介して、前記ス
テータの一方へ流入させる第2円周配置翼列とを備えた
ことを特徴としている。
【0013】また、請求項6では、請求項5に記載した
モータの冷却構造において、前記第1円周配置翼列は、
前記ステータと前記ケースとの接続部分に対応するよう
に、前記隔壁上に配置され、前記第2円周配置翼列は、
前記エアーギャップに対応するように、前記隔壁上に配
置されることを特徴としている。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1のモータの冷却構造では、コイルエンドとケース
内端面との間に形成された空間を2分させ、一方の空間
から他方の空間に冷却媒体を移動させるとともに、他方
の空間から一方の空間に冷却媒体を移動させて、冷却媒
体を循環させることができ、これによってケースに開口
部などを設けさせることなく、コイルなどから発せられ
る熱をケース側に移動させて、外部に放出させ、モータ
を効率的に冷却させることができる。
【0015】また、請求項2のモータの冷却構造では、
ケース内端面の外周側から内周側に冷却媒体を移動させ
るとともに、ケース内端面の内周側からコイルエンド側
に冷却媒体を移動させて、冷却媒体を循環させることが
でき、これによってケースに開口部などを設けさせるこ
となく、コイルなどから発せられる熱をケース側に移動
させて、外部に放出させ、モータを効率的に冷却させる
ことができる。
【0016】また、請求項3のモータの冷却構造では、
コイルによって熱せられた冷却媒体を抜熱部に導かせ
て、冷却させた後、コイルエンド側に還流させて、最も
高温になるコイルを効率良く冷却させることができ、こ
れによってケースに開口部などを設けることなく、モー
タを効果的に冷却させることができる。
【0017】また、請求項4のモータの冷却構造では、
ロータ軸を回転させたとき、ロータ軸に固定された隔壁
上の第1円周配置翼列と、第2円周配置翼列とを回転さ
せて、ケース内に充填された冷却媒体を循環させること
ができ、これによってケースに開口部などを設けること
なく、モータを効果的に冷却させることができる。
【0018】また、請求項5のモータの冷却構造では、
ステータを取り囲むように冷却媒体を循環させて、主要
発熱源になっているステータを効率良く冷却させること
ができ、これによってケースに開口部などを設けること
なく、モータを効果的に冷却させることができる。
【0019】また、請求項6のモータの冷却構造では、
第1円周配置翼列によって、ケースの一端側からステー
タの外周面とケースの内周面との間に形成された隙間に
直接、冷却媒体を押し込ませるとともに、第2円周配置
翼列によって、ケースの他端側からステータの内周面と
ロータの外周面との間に形成されたエアーギャップに直
接、冷却媒体を押し込ませて、主要発熱源になっている
ステータを効率良く冷却させることができ、これによっ
てケースに開口部などを設けることなく、モータを効果
的に冷却させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるモータの冷却
構造のうち、請求項1、2、3、4を適用したモータの
一形態を示す断面図である。
【0021】この図に示すモータ1は、内部に水冷用の
流路2が形成されたカップ状のケース本体3と、内部に
水冷用の流路4が形成され、ケース本体3の開口部を閉
じるケース蓋5と、ケース本体3の内側に固定される円
筒状のステータ6と、ステータ6に形成された各スロッ
ト7内に各々、挿入されて固定される複数のコイル8
と、ケース本体3、ケース蓋5の中央部分に形成された
軸穴8、9に各々、はめ込まれるベアリング10、11
と、これら各ベアリング10、11に挿通されるロータ
軸12と、カシメ、溶接などの方法で、ロータ軸12に
固定される円柱状のロータ13と、カシメ、溶接などの
方法で、ロータ13の各端に各々、固定される円板1
4、15と、これら各円板14、15の外縁部分に沿っ
て固定され、図2、図3に示す如くロータ13が矢印A
方向に回転しているとき、各円板14、15の外縁側か
ら冷却媒体16を取り込んで、各円板14、15の中心
側に導く複数のフィン17、18と、各円板14、15
の中央部分、例えば円筒部19、20に形成された各開
口部22、23の周囲に固定され、図2、図3に示す如
くロータ13が矢印A方向に回転しているとき、各円板
14、15の中心側から冷却媒体16を取り込んで、各
開口部22、23を通過させ、各コイル8の各端部に導
く複数のフィン24、25とを備えている。
【0022】そして、各コイル8が順次、通電されて生
成された回転磁界によって、ロータ13が矢印A方向に
回転駆動されているとき、各円板14、15の外縁に設
けられた各フィン17、18によって、各円板14、1
5の外縁側→中心側なる経路で、各円板14、15とケ
ース本体3、ケース蓋5とによって形成された空間内の
冷却媒体16を移動させるとともに、各円板14、15
の円筒部19、20に設けられた各フィン24、25に
よって、各円板14、15の中心側→各開口部22、2
3→各円板14、15の外縁側なる経路で、各円板1
4、15とコイル8のコイルエンド部とによって形成さ
れた空間内に冷却流体16を移動させて、ケース本体
3、ケース蓋5によって形成される空間内で、冷却流体
16を循環させ、ステータ6、コイル8などを冷却させ
る。
【0023】このように、このモータ1では、ロータ1
3に取り付けられた各円板14、15によって、コイル
8とケース本体3との間に形成された空間を2分させる
とともに、コイル8とケース蓋5との間に形成された空
間を2分させ、ロータ13が回転駆動されているとき、
各円板14、15の外縁側に設けられた各フィン17、
18によって、各円板14、15の表面→裏面→表面な
る経路で、冷却媒体16を循環させて、コイル8の各コ
イルエンド、ステータ6などの熱をケース本体3側と、
ケース蓋5側とに伝えるようにしているので、モータ内
部で、冷却媒体16を循環させることができ、これによ
ってケース本体3、ケース蓋5に開口部などを設けるこ
となく、コイル8などの熱をケース本体3側、ケース蓋
5側に移動させて、コイル8、ステータ6などを効率的
に冷却させることができる(請求項1、2、4の効
果)。
【0024】また、このモータ1では、各円板14、1
5に設けられた各フィン17、18、24、25によっ
て、各円板14、15の外縁側から、中心側に冷却媒体
16を移動させているとき、冷却媒体16が持っている
熱をケース本体3、ケース蓋5に伝えて、各水路2、4
の冷却水に吸収させるようにしているので、冷却媒体1
6を冷却させた後、ステータ6側に流入させて、最も高
温になるコイル8を効果的に冷却させることができる
(請求項3の効果)。
【0025】図4は本発明によるモータの冷却構造のう
ち、請求項5、6を適用したモータの一形態を示す断面
図である。
【0026】この図に示すモータ31は、内部に水冷用
の流路32が形成されたカップ状のケース本体33と、
内部に水冷用の流路34が形成され、ケース本体33の
開口部を閉じるケース蓋35と、図5に示す如く外周面
に凹凸が形成された状態で、ケース本体33の内側には
め込まれて、固定される円筒状のステータ36と、ステ
ータ36に形成された各スロット37内に各々、挿入さ
れて固定される複数のコイル38と、ケース本体33、
ケース蓋35の中央部分に形成された軸穴39、40に
各々、はめ込まれるベアリング41、42と、これら各
ベアリング41、42に挿通されるロータ軸43と、カ
シメ、溶接などの方法で、ロータ軸43に固定される円
柱状のロータ44と、カシメ、溶接などの方法で、ロー
タ44の一端に固定される円板45と、この円板45の
外縁部分に沿って固定され、図6、図7に示す如くロー
タ45が矢印方向(正転方向)に回転しているとき、ス
テータ36の一端側にある冷却媒体46をステータ36
の中央側に移動させる複数のフィン47と、円板45の
中央部分、例えば傾斜部48の近傍に形成された各開口
部49に固定され、図6、図7に示す如くロータ44が
正転方向に回転しているとき、ロータ44の中央側にあ
る冷却媒体46をロータ44の一端側に移動させる複数
のフィン50と、ロータ44の他端に固定される円板5
1と、この円板51の外縁部分に沿って固定され、ロー
タ44が正転方向に回転しているとき、ステータ36の
中央側にある冷却媒体46をステータ36の他端側に移
動させる複数のフィン52と、円板51の中央部分、例
えば傾斜部53の近傍に形成された各開口部54に固定
され、ロータ44が正転方向に回転しているとき、ロー
タ44の他端側にある冷却媒体46をロータ44の中央
側に移動させる複数のフィン55とを備えている。
【0027】そして、各コイル38が順次、通電されて
生成された回転磁界によって、ロータ44が正転方向に
回転駆動されているとき、各円板45、51の外縁に設
けられた各フィン47、52によって、ステータ36の
一端側→ステータ36とケース本体33との間に形成さ
れた各隙間56→ステータ36の他端側なる経路で、ス
テータ36の一端側から他端側に冷却流体46を移動さ
せるとともに、各円板45、51の各傾斜部48、53
近傍に設けられた各フィン50、55によって、ロータ
44の他端側→ステータ36とロータ44との間に形成
されたエアギャップ57→ロータ44の一端側なる経路
で、ロータ44の他端側から一端側に冷却流体46を移
動させて、ケース本体33、ケース蓋35によって形成
される空間内部で、冷却流体46を循環させ、ステータ
36、コイル38などを冷却させる。
【0028】このように、このモータ31では、ロータ
44が正転方向に回転駆動されているとき、各円板4
5、51の外縁側に設けられた各フィン47、52、傾
斜部48、53の近傍に設けられた各フィン50、55
によって、ステータ36の一端側→ステータ36とケー
ス本体33との間に形成された各隙間56→ステータ3
6の他端側→ロータ44の他端側→ステータ36とロー
タ44との間に形成されたエアギャップ57→ロータ4
4の一端側→ステータ36の一端側なる経路で、冷却流
体46を循環させて、ステータ36などを冷却させるよ
うにしているので、主要発熱源になっているステータ3
6を効率良く冷却させることができ、これによってケー
ス本体33、ケース蓋35に開口部などを設けることな
く、ステータ36などの熱をケース本体33側、ケース
蓋45側に移動させて、ケース本体33側の水路32、
ケース蓋45の水路34中を流れる冷却水に吸収させ、
コイル38、ステータ36などを効率的に冷却させるこ
とができる(請求項5、6の効果)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるモータの冷却構造のうち、請求項
1、2、3、4を適用したモータの一形態を示す断面図
である。
【図2】図1に示す円板の詳細な構成例を示す正面図で
ある。
【図3】図1に示す円板の詳細な構成例を示す部分断面
図である。
【図4】本発明によるモータの冷却構造のうち、請求項
5、6を適用したモータの一形態を示す断面図である。
【図5】図4に示すステータとケース本体との接合関係
例を示す部分拡大図である。
【図6】図4に示す円板の詳細な構成例を示す正面図で
ある。
【図7】図4に示す円板の詳細な構成例を示す部分断面
図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 水冷用の流路(抜熱部) 3 ケース本体(ケース) 4 水冷用の流路(抜熱部) 5 ケース蓋(ケース) 6 ステータ 7 スロット 8 コイル 8 軸穴 9 軸穴 10 ベアリング 11 ベアリング 12 ロータ軸 13 ロータ 14 円板(隔壁) 15 円板(隔壁) 16 冷却媒体 17 フィン(第1円周配置翼列) 18 フィン(第1円周配置翼列) 19 円筒部 20 円筒部 22 開口部 23 開口部 24 フィン(第2円周配置翼列) 25 フィン(第2円周配置翼列) 31 モータ 32 水冷用の流路(抜熱部) 33 ケース本体(ケース) 34 水冷用の流路(抜熱部) 35 ケース蓋(ケース) 36 ステータ 37 スロット 38 コイル 39 軸穴 40 軸穴 41 ベアリング 42 ベアリング 43 ロータ軸 44 ロータ 45 円板(隔壁) 46 冷却媒体 47 フィン(第1円周配置翼列) 48 傾斜部 49 開口部 50 フィン(第2円周配置翼列) 51 円板(隔壁) 52 フィン(第1円周配置翼列) 53 傾斜部 54 開口部 55 フィン(第2円周配置翼列) 56 隙間 57 エアギャップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に配置されたステータ、コイル
    によって生成された回転磁界を用いて、前記ケース内に
    配置されたロータを回転させるモータの冷却構造におい
    て、 前記ロータの各端部に設けられ、冷却媒体の流路を残す
    ように、前記ケース内端面と前記コイルエンドとの間に
    形成された空間を2分する隔壁と、 ロータ軸を中心にして回転し、前記隔壁のコイルエンド
    側にある冷却媒体を前記ケース内端面側移動させる第1
    円周配置翼列と、 前記ロータ軸を中心にして回転し、前記隔壁の前記ケー
    ス内端面側にある前記冷却媒体を前記隔壁のコイルエン
    ド側へ移動させる第2円周配置翼列と、 を備えたことを特徴とするモータの冷却構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したモータの冷却構造に
    おいて、 前記第1円周配置翼列は、前記ロータ軸を中心にして回
    転し、前記隔壁と前記ケース内端面の外周側との間にあ
    る前記冷却媒体を前記隔壁と前記ケース内端面の内周側
    との間へ移動させ、 前記第2円周配置翼列は、前記ロータ軸を中心として回
    転し、前記隔壁と前記ケース内端面の内周側との間にあ
    る前記冷却媒体を前記隔壁と前記コイルエンドとの間に
    移動させ、前記ケース内端面の外周側へ移動させる、 ことを特徴とするモータの冷却構造。
  3. 【請求項3】 請求項1、2に記載したモータの冷却構
    造において、 前記第1円周配置翼列は、前記ケース内端面の外周側か
    ら冷却媒体を取り込んで、前記ケース内端面の内周側へ
    移動させる際、前記冷却媒体の流路中に設けられた抜熱
    部によって、前記冷却媒体の熱を抜熱させ、 前記第2円周配置翼列は、前記前記ケース内端面の内周
    側から、抜熱された前記冷却媒体を取り込んで、前記コ
    イルエンド側へ移動させる、 ことを特徴とするモータの冷却構造。
  4. 【請求項4】 請求項1、2、3のいずれかに記載した
    モータの冷却構造において、 前記ロータ軸と前記隔壁とを一体化させ、この隔壁上に
    前記第1円周配置翼列と、前記第2円周配置翼列とを配
    置させる、 ことを特徴とするモータの冷却構造。
  5. 【請求項5】 ケース内に配置されたステータ、コイル
    によって生成された回転磁界を用いて、前記ケース内に
    配置されたロータを回転させるモータの冷却構造におい
    て、 冷却媒体の流路を残すように、前記ロータの各端部に設
    けられる隔壁と、 ロータ軸を中心にして回転し、前記ステータの一方から
    前記冷却媒体を取り込み、前記ステータの外周面と前記
    ケースの内周面との間に形成された隙間を介して、前記
    ステータの他方へ流入させる第1円周配置翼列と、 前記ロータ軸を中心として回転し、前記ステータの他方
    から前記冷却媒体を取り込み、前記ステータの内周面と
    前記ロータの外周面との間に形成されたエアーギャップ
    を介して、前記ステータの一方へ流入させる第2円周配
    置翼列と、 を備えたことを特徴とするモータの冷却構造。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載したモータの冷却構造に
    おいて、 前記第1円周配置翼列は、前記ステータと前記ケースと
    の接続部分に対応するように、前記隔壁上に配置され、 前記第2円周配置翼列は、前記エアーギャップに対応す
    るように、前記隔壁上に配置される、 ことを特徴とするモータの冷却構造。
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