JP7033600B2 - デュアルフローインペラーによって冷却される電気機械 - Google Patents

デュアルフローインペラーによって冷却される電気機械 Download PDF

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Description

本発明は、2016年9月21日に出願された仏国出願第1,658,870号明細書の優先権を主張し、その内容(テキスト、図面、および、特許請求の範囲)は、参照により本明細書に組み込まれている。
本発明の分野は、電気機械、好ましくは、回転式の電気機械、たとえば、発電機またはモーターなどの分野である。より具体的には、これらの電気機械は、車両、とりわけ、自動車、たとえば、道路用車両または列車などの中に据え付けられることが意図されている。
回転式の電気機械、たとえば、発電機またはモーターなどは、ステーターおよびローターを含む。コイルを形成する巻き線が、ステーターに装着されており、たとえば、永久磁石が、ローターに締結されている。ローターは、シャフトを介して回転可能である。電気機械が発電機であるときには、ステーターのコイルの反対側でローターが回転して移動することは、電気的なエネルギーを発生させることを可能にし、電気機械がモーターであるときには、ローターの回転は、機械的なエネルギーを発生させる。
これらの電気機械が電気自動車を動かすために使用されるケースでは、車両に搭載されるエレメントのすべての重量が最小化されるべきである。その理由は、この重量が、車両を推進させる電気機械に供給する責任を負う電源の自律性に直接的な影響を有するからである。重量を低減させるためのこの努力は、同じ性能レベルを維持しながら、この電気機械のコンパクトさの最適化によって反映される。
この状況は、電気機械によって作り出される熱密度の増加をもたらし、ローターの磁化に影響を及ぼす可能性がある。したがって、電気機械は、過熱を回避するために冷却されるべきであり、過熱は、性能の低減、特定のコンポーネントの破損、または、電気機械の破壊までも引き起こす可能性がある。
冷却されるべき電気機械のコンポーネントは、コイル、および、より具体的には、コイルヘッド、ならびに、ステーターおよびローターを形成するシートメタルを含む。同じことが、ローターとステーターとの間に存在する小さいスペース(空気ギャップと呼ばれる)にも当てはまる。これらのコンポーネントは、重要なエレメントであり、電気機械の全体的な性能の大きさを決める。電気機械のサイズのこの低減を念頭に置くと、これらのコンポーネントを効率的に冷却することは、とりわけ困難になる。
強制循環フローを使用して電気機械を冷却することが知られている。そのような循環は、回転機械の冷却を提供するインペラーを使用して行われる。しかし、これらのインペラーは、電気機械の中を循環するフローの十分な混合および最適な流量を可能にしない。
本発明は、先行する技術的な課題のうちの1つを少なくとも部分的に解決することを目的とする。その目的のために、本発明は、アッセンブリであって、アッセンブリは、(i)電気機械であって、電気機械は、コイルを形成する巻き線を有するステーター、ローター、および、ローターを回転させるシャフトを含む、電気機械と、(ii)電気機械を冷却するインペラーであって、冷却インペラーは、第1のクラウンおよび第2のクラウンを含む、少なくとも2つのクラウンを含み、それぞれのクラウンは、ベーンを含む、インペラーとを含む、アッセンブリを提案する。本発明によれば、冷却インペラーの第1のクラウンのベーンは、冷却流体フローの循環を第1の方向に発生させるように配置されており、第2のクラウンのベーンは、冷却流体フローの循環を第2の方向に発生させるように配置されており、第2の方向は、第1の方向と反対側になっている。
したがって、本発明は、電気機械の内側の冷却流体の良好な循環を提供する空気フローを発生させることを可能にし、したがって、改善された冷却を可能にする。非限定的に、冷却流体は、有利なことには空気である。この改善された冷却は、冷却流体の最適な混合、および、冷却されることとなる電気機械の内側の増加された冷却流体流量の結果である。
「反対側方向」は、たとえば、第1の方向が冷却インペラーから離れるように移動し、一方、第2の方向が冷却インペラーのより近くに来ることを意味しており、または、その逆も同様である。
単独でまたは組み合わせて考えられる本発明の異なる特徴によれば、以下のものを提供することが可能である。
- 冷却インペラーは、第1のクラウンの上にベーンが存在するよりも多いベーンを第2のクラウンの上に含み、とりわけ、冷却流体の移動を改善することを可能にする;
- 冷却インペラーは、少なくとも1つのリングを含み、少なくとも1つのリングは、第1のクラウンおよび第2のクラウンを接続しており、第1のクラウンの外側面および第2のクラウンの内側面を画定している;
- 冷却インペラーの第1のクラウンは、
- 第1のクラウンの内側面を画定している第1のリングと、
- 第1のクラウンの外側面を画定している第2のリングと、
- 第1のリングと第2のリングとの間に配置されている複数のベーンと
を含む;
- 冷却インペラーの第2のクラウンは、
- 第2のクラウンの内側面を画定している第2のリングと、
- 第2のクラウンの外側面を画定している第3のリングと、
- 第2のリングと第3のリングとの間に配置されている複数のベーンと
を含む;
- 第2のリングは、冷却インペラーの第1のクラウンおよび第2のクラウンによって共有されている;
- 冷却インペラーの第1のクラウンは、冷却インペラーの第2のクラウンの平均半径よりも小さい平均半径を有している。クラウンの平均半径は、クラウンの内側面および外側面の半径の平均に等しい;
- 平面が、冷却インペラーのクラウンのすべてを通過する。換言すれば、これは、クラウンが、冷却インペラーの平面の中に含有されている状態で、互いの上方に半径方向に配置されているということ意味している;
- 冷却インペラーは、第1のクラウンの内側面を画定するハブを含む;
- 少なくとも1つの接続アームが、ハブを冷却インペラーの第1のクラウンに接続している;
- それぞれのクラウンは、冷却インペラーの回転軸線に沿って同じ厚さを有している;
- 冷却インペラーの少なくとも1つのベーンは、丸みを帯びた形状を有する第1の端部を含む;
- 冷却インペラーの少なくとも1つのベーンは、尖っている形状を有する第2の端部を含む;
- 冷却インペラーのベーンは、第1の端部と第2の端部との間で徐々に薄くなっている;
- 冷却インペラーの少なくとも1つのベーンは、ベーンの伸長軸線に沿ってカーブを有している。第1のクラウンのベーンのカーブは、第2のクラウンのベーンのカーブとは異なっているということが留意されることとなる。1つの実施形態によれば、第1のクラウンのベーンのカーブを画定する半径は、第2のクラウンのベーンのカーブを画定する半径よりも小さくなっている;
- 冷却インペラーの第1のクラウンのベーンは、第2のクラウンのベーンがその中に延在する垂直方向の平面に対して点で交差する垂直方向の平面の中に延在している;
- 冷却インペラーは、冷却インペラーがその周りに回転する回転軸線に対して平行の方向に、冷却流体を吸い込んで推進させるように構成されている;
- 第1の代替的な実施形態によれば、冷却インペラーは、電気機械に回転可能に連結されている。第2の代替的な実施形態によれば、冷却インペラーは、電気機械から回転可能に解除される;
- 冷却インペラーは、ローターを回転させるシャフトから独立している。換言すれば、インペラーは、電気機械に回転可能に連結されていない。したがって、電気機械が回転する速度は、冷却インペラーが回転する速度に影響を与えず、電気機械が低い速度で回転するときに電気機械によって発生させられる熱を放出することを可能にする;
- 冷却インペラーは、電気機械から独立した電気アクチュエーターによって回転させられるように構成されている。独立しているということは、電気アクチュエーターが電気機械から機械的に独立しているということを意味している;
- 独立した電気アクチュエーターは、電気機械のフランジに締結されている;
- 冷却インペラーは、電気機械のローターとステーターとの間に位置付けされている空気ギャップの中を、所定の循環方向に冷却流体の循環を発生させるように配置されている;
- 冷却インペラーは、ステーターの外側面に沿って、所定の循環方向に冷却流体の循環を発生させるように配置されている;
- ステーターの外側面は、冷却フィンを含む;
- 冷却インペラーは、電気機械の長手方向端部に位置付けされている;
- 電気機械は、ジャケットを含み、ジャケットの中に、ステーターおよびローターが設置されており、冷却インペラーは、ジャケットの長手方向端部に設置されている。とりわけ、冷却インペラーの外側リングが、ジャケットを形成する壁部の長手方向の延長にあるということがここで理解される;
- アッセンブリは、冷却流体によってトラベルされることができる、ジャケットと冷却フィンの一方の端部との間に位置しているスペースを含む;
- 冷却インペラーは、ローターとローターを回転させるように構成されたシャフトとの間に位置しているスペースの中を、および、より具体的には、シャフトの反対側のローターに配置されている1つまたは複数のノッチに、所定の循環方向に冷却流体の循環を発生させるように配置されている;
- 冷却インペラーは、ローターを回転させるように構成されたシャフトの内側を、所定の循環方向に冷却流体の循環を発生させるように配置されており、前記シャフトは、中空になっている;
- 電気機械のシャフトは、ローターの内側キャビティーの一部分の中へ挿入されるように配置されており、前記ローターは、外側ゾーンにおいて、電磁束を発生させる少なくとも1つの磁気エレメントを含み、前記ローターの内側キャビティーは、接触部分によって互いから分離されている少なくとも2つの隣接するノッチによって境界を定められており、接触部分は、シャフトを圧迫するように構成されており、ノッチの境界を定める壁部の少なくとも一部は、磁気エレメントによって発生させられる電磁束にしたがっている。したがって、ローターの上に形成されたノッチは、電気機械のローターとシャフトとの間に冷却流体通路を生成させることを可能にするとともに、ローターを軽量化することも可能にする。冷却流体通路は、電気機械のローターおよびシャフトの強制対流による冷却を可能にする。2つのノッチは、それらが単一の接触部分のみによって分離されているときに、隣接していると言われる。接触部分は、ローターが電気機械のシャフトと接触した状態のままとなることを確保することを可能にし、回転移動の伝達を可能にする。「電磁束にしたがう」の概念は、壁部の一部分が、磁気エレメントによって発生させられる磁束ラインと同一または同様の、断面で見られるプロファイルに追従するということを意味している。したがって、この部分は、電磁束ラインに交差していない。1つの例示的な実施形態によれば、電磁束にしたがう壁部部分は、ローターの回転軸線に対して垂直の平面の中で湾曲している;
- ノッチの境界を定める壁部は、ローターの回転軸線に対して垂直の平面の中に延在している;
- ローターは、ローターシートのアッセンブリによって形成されており、それぞれのローターシートは、電磁束にしたがい、ノッチの境界を定める、壁部の部分を含む;
- それぞれのノッチは、ローターの回転軸線から見て、凹形の湾曲した形状を有している;
- 接触部分は、ローターの回転軸線から見て、凸形の円形形状を有している;
- ノッチは、規則的に角度的に分配されている。より具体的には、2つの隣接するノッチの間の一定の角度セクターは、360/Pに等しくなっており、ここで、Pは、磁気エレメントの合計数に対応している;
- ノッチと接触部分との間の角度間隔は、一定になっている。より具体的には、ノッチと接触部分との間の一定の角度間隔は、360/2Pに等しくなっており、ここで、Pは、磁気エレメントの合計数に対応している。したがって、8つの磁気エレメントに関して、ノッチと接触部分との間の一定の角度間隔は、ローターの回転軸線に関して22.5度に等しくなっている。次いで、これは、ローターが、45度ごとに8つのノッチを有しており、45度ごとに8つの接触部分を有しているということを意味している。角度セクターは、第1のノッチの頂点を通過するローターの第1の半径と、第2のノッチの頂点を通過するローターの第2の半径との間で測定される。角度間隔は、ノッチの頂点を通過するローターの半径と、接触部分の対称中心を通過するローターの半径との間で測定される;
- 磁気エレメントの中心を通過するローターの半径は、また、ローターの回転軸線から最も遠いノッチのポイントも通過する。したがって、磁気エレメントがノッチと整合させられているということを確保する。また、回転軸線から最も遠いノッチのポイントは、ノッチの頂点と呼ばれ得る。ノッチが、とりわけ長手方向に、対称平面を有するときに、ローターの半径は、また、磁気エレメントの中心、および、ノッチの長手方向の対称平面を通過することが可能である;
- 2つの隣接する磁気エレメント(それぞれ北の半径方向極性および南の半径方向極性を有する)は、それらの極性が互いに対して逆転されるように、ローターの上に位置決めされている。2つの磁気エレメントは、それらがそれぞれ他のものの直ぐ付近にいるときに、隣接していると言われる。逆転された極性は、所与の磁気エレメントが、北の外側半径方向極性および南の内側半径方向極性を有している場合には、隣接する磁気エレメントが、南の外側半径方向極性および北の内側半径方向極性を有するということを意味している;
- それぞれのノッチは、丸みを帯びた頂点を有している。ノッチの頂点は、回転軸線から最も遠いポイントに対応しており、また、磁気エレメントの最も近いポイントに対応することが可能である;
- シャフトは、ローターの接触部分と協働するための溝部を含む;
- 溝部は、ローターの回転軸線に対して平行に延在している。
本発明のさまざまな実施形態が提供され、そのすべての可能な組み合わせにしたがって本明細書で説明されているさまざまな随意的な特徴を組み込む。
また、本発明の他の特徴および利点は、一方では、以下の説明に現れることとなり、他方では、添付の概略的な図面に関して、情報のためにおよび非限定的に提供されるいくつかの例示的な実施形態に現れることとなる。
独立した電気アクチュエーターによって動かされる、本発明によるアッセンブリの冷却インペラーの正面図である。 図1に図示されている冷却インペラーの側面図である。 図1に図示されている冷却インペラーの斜視図である。 図1に図示されている冷却インペラーのベーンの部分的な斜視図である。 図1に図示されている、そのリングなしで示されている冷却インペラーの部分的な上面図である。 その第2の面に沿った、そのリングなしの冷却インペラーの斜視図である。 とりわけ、電気機械および図1の冷却インペラーを含む、本発明によるアッセンブリの斜視的および部分的な断面図である。 本発明によるアッセンブリの斜視図であり、電気機械がジャケットを含むことを示す図である。 本発明によるアッセンブリの斜視図であり、電気機械が、そのジャケットなしの状態で、および、図1に図示されている冷却インペラーを備えた状態で示されている図である。 本発明の第1の例示的な実施形態の縦断面図であり、冷却インペラーが、ローターを駆動するシャフトから独立していることを示す図である。 本発明によるアッセンブリの第2の例示的な実施形態の斜視的および部分的な断面図であり、冷却インペラーが、ローターを駆動するシャフトに固定されていることを示す図である。 本発明の第2の実施形態によるアッセンブリの縦断面図であり、インペラーが、ローターを駆動するシャフトに固定されていることを示す図である。 電気機械の斜視図であり、前記電気機械は、回転可能なシャフトに装着されたローターを含むことを示す図である。 図13に図示されている電気機械のローターの正面図である。 図14の一部の拡大図であり、電磁束ラインを見ることができる図である。 図13に図示されている電気機械の変形例の斜視図であり、シャフトが、ローターと協調する溝部を有していることを示す図である。
当然のことながら、本発明の特徴、変形例、および異なる実施形態が、それらが不適合でなくまたは相互に排他的でない限りにおいて、さまざまな組み合わせで、互いに関連付けられ得る。特徴の選択が、技術的な利点を与えるのに十分であるか、または、先行技術から本発明を区別するのに十分である場合には、とりわけ、他の説明されている特徴から隔離された、以降に説明されている特徴の選択のみを含む本発明の変形例を想像することが可能である。
とりわけ、技術的に言ってこの組み合わせを除外するものがない場合には、変形例のすべて、および、説明されている実施形態のすべてが、組み合わせられ得る。
図において、いくつかの図によって共有されているエレメントは、同じ参照符号を維持している。
以下の説明では、「内側」または「外側」などのような相対的な概念は、冷却インペラーがその周りに回転する軸線として定義される回転軸線Rに関して定義されている。この座標系による「内側」の概念は、考慮されるエレメントが、冷却インペラーの内側に向けて半径方向に位置付けされるかまたは配向されているということを意味しており、一方、この座標系による「外側」の観念は、考慮されるエレメントが、冷却インペラーの外側に向けて半径方向に位置付けされるかまたは配向されているということを意味している。長手方向軸線Lは、電気機械がその長さに関してそれに沿って延在する軸線として定義されており、長手方向軸線Lおよび回転軸線Rは、本発明によるアッセンブリが形成されるときに組み合わせられる。以下の説明では、また、長手方向の軸線L、垂直方向の軸線V、および横断方向の軸線Tの関数として配向を表すこととなる。その理由は、それらが、図1、図2、および図9に示されている三面体L、V、Tによって任意に定義されるからである。これらの軸線の名前の選択肢は、インペラーが自動車に対するその適用においてとり得る配向に関して限定していない。
図1は、電気機械を冷却することが意図された冷却インペラー1を示している。この冷却インペラー1は、回転軸線Rの周りに回転可能である。冷却インペラー1は、第1のクラウン21および第2のクラウン22を含む、少なくとも2つのクラウン2を含み、それぞれのクラウン2は、ベーン3を含む。より明確にするために、説明の残りの部分において、第1のクラウン21のベーンは、第1のベーン31と呼ばれることとなり、第2のクラウン22のベーンは、第2のベーン32と呼ばれることとなる。冷却インペラー1は、平面Pの中で半径方向に延在しており、クラウン2は、冷却インペラーの同じ前記平面Pの中で互いの上方に配置されている。換言すれば、冷却インペラー1のクラウン2、21、22は、回転軸線Rに沿って同軸になっている。
冷却インペラー1は、リング5を含み、リング5は、それぞれのクラウン2を分離することを可能にする。それぞれのリング5は、冷却インペラー1の回転軸線Rに沿ったその最大の寸法に沿って延在するということが留意されるべきである。換言すれば、それぞれのリング5の最大の寸法は、冷却インペラー1のベーン3に対して垂直になっている。より具体的には、第1のクラウン21は、第1のリング51(内側リングとも呼ばれる)を含み、第1のリング51は、第1のクラウン21の内側面211を画定している。第1のクラウン21は、第2のリング52(中間リングとも呼ばれる)を含み、第2のリング52は、第1のクラウン21の外側面212を画定している。次いで、第1のクラウン21のベーン3が、第1のリング51と第2のリング52との間に半径方向に配置されている。
同じ方式で、第2のクラウン22は、第2のリング52(中間リングと呼ばれる)を含み、第2のリング52は、第2のクラウン22の内側面221を画定している。第2のクラウン22は、第3のリング53(外側リングと呼ばれる)を含み、第3のリング53は、第2のクラウン22の外側面222を画定している。次いで、第2のクラウン21のベーン3が、第2のリング52と第3のリング53との間に半径方向に配置されている。
ここで、冷却インペラー1は、2つのクラウンだけを含み、したがって、第1のクラウン21と第2のクラウン22との間の中間リング52は、第1のクラウン21の外側面212および第2のクラウン22の内側面221の両方を画定している。
また、図1は、それぞれのクラウン2が平均半径を有することを示している。平均半径は、同じクラウンに関して、内側面の半径と外側面の半径との間の平均として定義される。したがって、第1のクラウン21は、内側半径R1i、外側半径R1e、および平均半径R1mを有している。同じことが、第2のクラウン22にも当てはまり、第2のクラウン22は、その内側半径R2i、その外側半径R2e、およびその平均半径R2mを有している。次いで、第1のクラウン21は、第2のクラウン22の平均半径R2mよりも小さい平均半径R1mを有しているということが留意されることとなる。
そのうえ、冷却インペラー1は、ハブ6を含み、ハブ6は、冷却インペラー1を回転させることを可能にするシャフトと協働することが意図されている。次いで、ハブは、第1のクラウン21の内側面211を画定している。ハブ6は、その面のうちの1つの上に、接続アーム7を含み、接続アーム7は、ハブ6を第1のクラウン21に接続している。これらの接続アーム7は、応力の方向に配向されており、ここでは、冷却インペラー1に対して半径方向に延在している。次いで、接続アーム7は、ハブ6からクラウン2、21、22へ回転移動を伝達することを可能にする。
ハブ6は、冷却インペラー1の回転軸線Rに対して垂直な平面の中に延在しており、その平面は、冷却インペラー1のベーン3のセットを通過しているということが留意されるべきである。したがって、冷却インペラー1の嵩張りが最適化されるということを確保する。より一般的には、ハブ6は、冷却インペラーの回転軸線Rに対して垂直な平面の中に延在しており、その平面は、冷却インペラー1のベーン3のうちの少なくとも1つを通過していると言うことが可能である。
そのうえ、図2に示されているように、冷却インペラー1は、好ましくは、冷却インペラー1の回転軸線Rに沿って測定される、同じ厚さEを維持している。冷却インペラー1は、好ましくは、シングルサクションアイ(suction eye)を有しており、すなわち、冷却インペラー1は、互いの上方に半径方向に設置されているクラウンを含む、1つだけのホイールを含有している。シングルサクションアイの観念は、たとえば、ダブルサクションアイインペラーと対照的であり、ダブルサクションアイインペラーは、回転軸線Rに沿って互いに並んで2つのホイールを含み、1つだけのハブを有している。そのうえ、図2は、また、冷却インペラー1が2つの反対側方向F1、F2に冷却流体のフローを発生させるということを示している。流体は、冷却インペラー1の回転軸線Rに対して平行に吸い込まれて推進させられ、したがって、インペラーは、軸線方向のタイプまたは螺旋状のタイプのものになると言われるということが留意されることとなる。軸線方向のまたは螺旋状のインペラーは、ラジアルインペラーまたは遠心インペラーとは対照的であり、ラジアルインペラーまたは遠心インペラーに関して、流体は、回転軸線Rに対して平行に吸い込まれ、この同じ軸線Rに対して垂直に推進させられる。
図3は、冷却インペラー1を斜視図で示している。次いで、冷却インペラー1は、第1の面11および第2の面12を含む。より具体的には、面11、12は、軸線方向にリング5、51、52、53の境界を定める端部縁部を通過する平面の中に画定されている。ここでは、第1の面11は、接続アーム7およびリング5、51、52、53を形成する第1の端部縁部41の両方を含む平面として定義されている。そして、第2の面12は、冷却インペラー1を回転させることを可能にするシャフトを受け入れるように意図されるものとして定義されており、第2の面12は、第2の端部縁部42を含み、第2の端部縁部42は、リング5、51、52、53を形成しており、第1の端部縁部41の反対側に位置している。
第1のクラウン21のベーン3(第1のベーン31と呼ばれる)は、冷却流体の循環を第1の循環方向F1に発生させるように配置されており、第2のクラウン22のベーン3(第2のベーン32と呼ばれる)は、冷却流体の循環を第2の循環方向F2に発生させるように配置されており、第2の方向F2は、第1の方向F1の反対側になっている。「反対側方向」は、たとえば、第1の方向F1が冷却インペラーから離れるように移動し、一方、第2の方向F2が冷却インペラーのより近くに来ることを意味しており、または、その逆も同様である。同じクラウン2に関して、ベーン3は、冷却インペラー1の回転軸線Rに対して直径方向に反対になっているということが観察される。
そのうえ、冷却流体は、液体またはガスのいずれかであることが可能である。非限定的に、以下の説明は、冷却流体がここでは空気であると考えている。
図4および図5によって図示されているように、それぞれのベーン3は、湾曲したブレードの形態をとることが可能である。ここで、ブレードは、たとえば、長方形になっており、少なくとも1つの長い縁部および少なくとも1つの短い縁部を有している。短い縁部は、ベーン3の長手方向端部33、34によって画定されており、長い縁部は、ベーンとリング5、51~53のうちの1つとの間の接触ゾーンによって画定されている。それぞれのベーン3は、第1の長手方向端部33および第2の長手方向端部34を含むということが留意される。これらの端部33、34は、ベーン3、31、32を囲む長方形の高さの境界を定めている。非限定的に、第1の端部33は丸みを帯びており、第2の端部34は尖っている。そのような端部33、34は、空気力学および空気の移動を最適化することを可能にする。次いで、丸みを帯びた端部33および尖った端部34を含むベーン3、31、32は、尖った第2の端部34に接近するにつれて徐々に薄くなっている内側面および外側面を有している。
一方のクラウンから他方のクラウンへ、これらの端部33、34は、互いに対して反対に配置されており、すなわち、第1のベーン31の丸みを帯びた端部33は、たとえば、冷却インペラー1の第1の面11に向けて配向されており、または、さらには冷却インペラー1の第1の面11に配置されており、一方、第2のベーン32の丸みを帯びた端部33は、冷却インペラー1の第2の面12に向けて配向されており、または、さらには冷却インペラー1の第2の面12に配置されている。
図5は、言及されたリング5、51、52、53なしで示されている、冷却インペラーの第1のベーン31および第2のベーン32の部分的な上面図を示している。それぞれのベーン3、31、32は、ベーン3の同じ面に、ベーン3、31、32の2つの長手方向端部33、34のそれぞれを通過する基準線Dを有している。冷却インペラー1の第1の面11から出発して、ベーン31、32および基準線Dは、冷却インペラー1の回転軸線Rに対して斜めに配置されており、または、回転軸線Rに対して平行のラインRiに対して斜めに配置されている。「斜めに」は、冷却インペラー1の回転軸線R、および、回転軸線Rに対して平行のラインRiに対して、ベーン3が平行または垂直になっていないということを意味している。より具体的には、冷却インペラー1の第1の面11に向けて配向されている第1のベーン31の第1の端部33をとると、第1のベーン31の基準線Dは、次いで、平行ラインRiと第1の角度αを形成している。冷却インペラーの第1の面11に向けて配向されている第2のベーン32の第2の端部34をとると、第2のベーン32の基準線Dは、次いで、平行ラインRiと第2の角度βを形成している。次いで、第1の角度αは、平行ラインRiに対して時計回り方向にあり、一方、第2の角度βは、平行ラインRiに対して反時計回り方向にあるということが留意されることとなる。換言すれば、第1の角度αは、マイナスの値を有しており、一方、第2の角度βは、プラスの値を有している。より一般的に、第1のベーン31および第2のベーン32が延在する平面が垂直方向に交差しているということを結論付けることが可能である。第1のベーン31および第2のベーン32が垂直方向に延在する平面は組み合わせられていないということが特定されるべきである。
そのうえ、ベーン3、31、32は、それらの伸長軸線に沿って湾曲Cを有している(図6を参照)。湾曲Cは、ベーン3、31、32の第1の端部から他の端部34へ延在している。より具体的には、冷却インペラー1の第1の面11に可能な限り近くに位置している端部33、34から出発して、ベーンの湾曲Cは、第1のベーン31に関して反時計回り方向になっており、第2のベーン32に関して時計回り方向になっている。
そのうえ、第1のクラウン21は、第2のクラウン22よりも少ないベーン3を含む。実際に、図6に示されている例示的な実施形態では、第1のクラウン21は、12個のベーン31を含み、第2のクラウン22は、22個のベーン32を含む。より具体的には、第1のクラウン21は、30度ごとにベーン31を含み、第2のクラウン22は、約17度ごとにベーン32を含む。
冷却インペラー1は、好ましくは、成形によって製造される。より具体的には、ベーン3、31、32、リング5、51、52、53、ハブ6、および接続アームは、すべて、同じ成形ステップの間に成形によって作製される。したがって、冷却インペラー1は、単一のピースになっている。
そのうえ、冷却インペラー1は、電気アクチュエーター10によって回転させられ得る。この電気アクチュエーター10は、冷却インペラー1が冷却する電気機械から機械的に独立している。電気アクチュエーター10は、冷却インペラー1のハブ6に位置しており、より具体的には、冷却インペラー1の第2の面12に位置している。冷却インペラー1の電気アクチュエーター10は、冷却インペラー1の反対側の面に、締結サポート13を含み、締結サポート13は、たとえば、電気機械への締結を可能にする。この締結サポート13は、ここでは締結タブ14によって具現化されており、締結タブ14は、締結手段が通ることを許容することができる少なくとも1つのオリフィス16を含む。締結手段は、たとえば、スクリューまたはリベットであることが可能である。したがって、締結サポート13は、冷却を必要とする回転機械にそのように形成された冷却インペラーを固定することが意図されている。図1から図6に示されている例示的な実施形態では、締結サポート13は、4つの締結タブ14を含み、4つの締結タブ14は、角度的に90°に分配されており、それぞれオリフィス16を含む。1つの代替例によれば、冷却インペラー1の電気アクチュエーター10は、接着によって、または、電気アクチュエーター10をサポートに固定することができる任意の他の手段によって、締結され得る。
以前に説明されているような電気機械100および冷却インペラー1を含むアッセンブリ1000は、図7に見ることができる。冷却インペラー1は、電気機械100の中に配置されているさまざまな冷却流体通路の中に(好ましくは、ガス状の)冷却流体を吸い込んで推進させることによって、電気機械100を冷却することが意図されている。冷却流体は、たとえば、空気である。
冷却インペラー1を通って進入する空気は、電気機械100の外側の空気であり、一方、冷却インペラーを通って離れていく空気は、電気機械100の内側の空気であるということが留意されるべきである。実際に、図7に示されている電気機械は、いわゆるオープンマシンであり、すなわち、その外側の空気に露出されている。また、下記に説明されている電気機械100は、とりわけ外気による単一の冷却回路を含むということが特定されることとなる。換言すれば、電気機械100は、単に空気によって冷却される。
電気機械100は、ステーター9、および、ローター103を回転させるシャフト101を含む。ステーター9とローター103との間に配置されている空気ギャップ20は、電気機械100の中の第1の冷却流体通路を形成している。
ステーター9は、シート90のスタックによって作製され得、複数のコイル106を形成する巻き線がシート90に装着されている。コイル106は、コイルヘッド16を有しており、それぞれのコイルヘッド16は、ステーター9の金属シート90のスタックから、電気機械100の長手方向軸線Lに沿って、長手方向に突出している。ステーター9のそれぞれの金属シート90は、随意的に、その外周部から生じた少なくとも1つの冷却フィン99を含むことが可能であり、したがって、ステーター9の外側面の冷却を可能にする。
また、ローター103は、永久磁石がたとえばその上に装着されている金属シート17のスタックから作製され得る。また、ローター103は、巻き付けられるかまたは成形され得る。ローター103の金属シート17は、それらの中央部分に1つまたはいくつかのノッチ173を含むことが可能であり、ローター103とその回転シャフト101との間に少なくとも第2の冷却流体通路を生成させるようになっている。
本発明によれば、本発明によるアッセンブリ1000は、有利なことには、電気機械100のローター103とシャフト101との間に少なくとも1つの冷却流体通路を含み、冷却インペラー1は、以前に説明されている実施形態によれば、電気機械100に固定されているか、または、電気機械100から独立している。電気機械100のローター103とシャフト101との間のそのような冷却流体通路の例示的な実施形態が、図13および図14を参照して、より詳細に説明されることとなる。
そのうえ、電気機械100は、ステーター9の長手方向端部に配置されている少なくとも1つのフランジ8を含むことが可能である。ここで図示されている例では、電気機械100は、ステーター9の長手方向端部にそれぞれ配置されている2つのフランジ8を含む。それぞれのフランジ8は、シャフト101が回転軸受105(たとえば、ボール軸受)を介してローター103を回転させることを維持することを可能にする。
図8は、電気機械100が、好ましくは、フランジ8およびステーター9をカバーするジャケット102を含むということを示している。カバーすることは、電気機械100が延在する長手方向軸線Lに沿って行われている。電気機械100がジャケット102を含むときには、冷却インペラー1は、ジャケット102の長手方向端部に設置されており、ジャケット102は、冷却インペラー1の外側リング53をカバーしていない。また、ジャケット102は、ステーター9の冷却フィン99に押し付けられておらず、それは、次いで、冷却フィン99とジャケット102との間に第3の冷却流体通路を生成させることを可能にする。
また、この図8は、電気機械100が開口部19を含み、電気機械100の中のさまざまな冷却流体通路からのまたはそれに向けての空気のフローの循環を可能にするということを示すことを可能にする。次いで、冷却インペラー1は、ステーター9の長手方向端部に位置している。電気機械100が2つのフランジ8を含むときには、冷却インペラー1は、前記2つのフランジ8のうちの1つに締結される。冷却インペラー1は、電気機械のシャフト101によって回転させられるか、または、前記電気機械100から独立したアクチュエーターを介して回転させられるかのいずれかである。このケースでは、冷却インペラー1を受け入れることを意図されたフランジ8は、スペーサー15を含み、スペーサー15は、長手方向軸線Lに対して周囲方向におよび横断方向に、開口部19を画定しており、電気機械100の中の空気のフローの循環を可能にする。これらのスペーサー15は、図9においても見ることができる。そして、反対側フランジ8は、周囲開口部19を含み、U字状での冷却流体(たとえば、空気のフロー)の循環を可能にし、したがって、混合物が電気機械100から離れていくことを防止する。閉じたフランジのケースでは、閉じたフランジは、U字状での空気のフローの循環のための周囲開口部を含み、したがって、混合物が電気機械100の内側にループを形成することを可能にし、次に、冷却インペラー1が位置付けされている側から離れていくことを可能にする。
冷却インペラー1のクラウン2は、これらの開口部19と協働することが意図されている。その目的のために、冷却インペラー1のそれぞれのリング5、51、52、53は、電気機械100の壁部の長手方向の延長に位置付けされており、より具体的には、ジャケット102を形成する壁部、および/または、フランジ8の長手方向の壁部81、82の長手方向の延長に位置付けされている。
図10に示されている例示的な実施形態では、冷却インペラー1の内側リング51は、フランジ8の内側壁部81の長手方向の延長に位置している。インペラー1の中間リング52は、フランジ8の外側壁部82の長手方向の延長に位置しており、外側リング53は、ジャケット102を形成する壁部の長手方向の延長に位置している。したがって、第1のクラウン21の第1のベーン31の配置によって、空気のフローは、電気機械の中を第1の方向F1に循環し、すなわち、冷却インペラー1から離れる方におよび電気機械100の内側に向けて移動するようにフローが配向される方向に循環する。この空気のフローF1は、たとえば、ローター103とステーター9との間に位置している空気ギャップ20の中を循環する。また、この空気のフローは、ローター103の金属シートを通して配置されているノッチ173によって形成された第2の冷却流体通路を循環することが可能であり、したがって、ローター103とそのシャフト101との間を循環することが可能である。
そのうえ、第2のクラウン22の第2のベーン32の配置を通して、空気のフローは、電気機械100の中を第2の方向F2に循環し、すなわち、電気機械100の内側にある間に、冷却インペラーに向けてまたは冷却インペラーの方向にフローが配向される方向に循環する。この空気のフローF2は、この例では、ステーター9の外側面に沿って循環し、より具体的には、ステーター9の冷却フィン99同士の間を循環し、また、前記冷却フィン99とジャケット102との間を循環する。
冷却流体の性質を踏まえて、他の旅程も可能であるということが理解される。とりわけ、空気のフローは、ステーターの外側面に沿って循環することによって、電気機械に進入することが可能であり、次いで、空気ギャップ20を通過することによって、および/または、ノッチ173によって形成された第2の冷却流体通路を通過することによって、冷却インペラー1に向けて戻ることが可能である。
図11および図12に示されているように、ローター103を回転させるシャフト101は、シャフト101の内側の空気のフローのための第4の冷却流体通路1010を生成させるために、中空であることが可能である。その目的のために、シャフト101は、その端部のそれぞれにおいて、スリーブ18を含み、スリーブ18は、空気のフローの進入または退出のためのオリフィス180を設けられている。したがって、空気のフローは、中空のシャフト101およびそのスリーブ18の内側にも循環することが可能であり、したがって、ローターの内側部分を冷却することが可能である。
図7から図10では、冷却インペラー1は、冷却インペラー1が冷却する電気機械100から独立しており、次いで、アッセンブリ1000の第1の実施形態を図示しているということが留意されることとなる。より具体的には、冷却インペラー1は、ローター103を回転させるシャフト101から独立している。その目的のために、冷却インペラー1は、電気機械100から独立した電気アクチュエーター10によって回転させられるように構成されている。したがって、電気機械100が回転する速度は、冷却インペラー1が回転する速度に影響を与えず、有利なことには、電気機械100が低い速度で回転するときに電気機械100によって発生させられる熱を放出することを可能にする。
好ましくは、冷却インペラー1の電気アクチュエーター10は、電気機械100のフランジ8に締結されている。
図11または図12に示されている第2の実施形態によれば、冷却インペラー1は、ローター103の駆動シャフト101に固定されている。したがって、冷却インペラー1は、専用の電気アクチュエーターによって回転させられるのではなく、シャフト101の回転によって回転させられる。次いで、冷却インペラー1のハブ6は、ローター17を支持する電気機械のシャフト101に直接的に接続されている。
図12に示されている例示的な実施形態では、空気のフローは、電気機械100の中を第1の方向に循環し、すなわち、空気が冷却インペラー1から離れる方におよび電気機械100の内側に向けて移動する方向に循環する。この空気のフローは、たとえば、ノッチ173を介してローター103を通して配置されている第1の冷却流体通路の中を循環し、したがって、ローター103とそのシャフト101との間を冷却する。この空気のフローは、次に、ローター103とステーター9との間に位置している空気ギャップ20の中を循環することが可能であり、または、ジャケット102とステーター9のフィン99との間に位置している第3の冷却流体通路を使用することが可能である。
当然のことながら、冷却インペラー1、および、電気機械100の中の流体の循環に関する説明は、アッセンブリ1000の第1の実施形態および第2の実施形態の両方に当てはまる。そのさまざまな実施形態にしたがって説明されている本発明および変形例は、制限された体積を維持しながら、車両の(とりわけ、自動車の)電気推進マシンからかなりの性能を取得することを可能にし、制限された体積は、電気機械を車両の中に位置決めし、その重量を制限することを可能にする。同一の体積または重量によって、電気機械の性能は増加させられる。その理由は、その冷却が強化されるからである。
図13および図14は、本発明による、および、先行する図に示されているような、アッセンブリ1000の電気機械100を示しており、前記電気機械は、前記電気機械100のシャフト101を介して回転させられることができるローター103を含む。シャフト101は、ボール軸受などのような、電気機械の軸受の中へ挿入されることが意図された軸受表面20を生成させるために、ショルダー部を有している。
ローター103は、内径Diおよび外径Deを有している。シャフト101は、ローター103の内径Diに実質的に近い直径を有しており、ローター103の内側キャビティー4の一部分の中へ挿入されている。内側キャビティー4のこの部分は、内径Diに実質的に対応している。
ローター103は、ローター103またはアッセンブリ1000の外側に向けて露出された外側ゾーン116において、数Pの磁気エレメント10を含む。図に示されている例示的な実施形態では、磁気エレメント10は、平行六面体になっている。磁気エレメント10は、たとえば、永久磁石である。また、ローター103は、巻かれるかまたは成形され得る。
永久磁石のそれぞれは、北の半径方向極性Nおよび南の半径方向極性Sを有している。ローター103の回転を実装するために、磁気エレメント10とその近隣との間の極性は逆転されている。換言すれば、所与の磁気エレメント10が、北の外側半径方向極性および南の内側半径方向極性を有している場合には、隣接する磁気エレメント10は、南の外側半径方向極性および北の内側半径方向極性を有している。2つの隣接する磁気エレメント10の間のこの配置は、次いで、ローター103の内側に電磁束を発生させる。電磁束は、たとえば、図14に部分的に示されているように、円弧Fの形態になっている。
ローター103の磁化を変更させないために、および、冷却を提供することを可能にしながら、また、ローター103、アッセンブリ1000、および/または電気機械100の軽量化をしながら、冷却流体通路が、ローター103とシャフト101との間に生成されている。その目的のために、ローター103は、ノッチ173を含む。ノッチ173は、ローター103の回転軸線Rに対して長手方向におよび平行に延在している。より具体的には、ローター103は、少なくとも2つのノッチ173を含み、少なくとも2つのノッチ173は、内側キャビティー4の境界を定めており、次いで、ローター103とそのシャフト101との間に2つの冷却流体通路を形成している。
ノッチ173は、回転軸線Rに対して垂直の平面の中に延在する壁部によって境界を定められている。前記壁部の少なくとも一部は、磁気エレメント10によって発生させられる電磁束Fを表す。換言すれば、ノッチ173のカッティングは、電磁束Fをほとんど受けないかまたは電磁束Fをまったく受けないローター103の一部分の中に行われる。したがって、シャフト101の全周におよびシャフト101全体に沿って冷却流体通路を形成するノッチ173の存在に起因して、本発明は、ローター103、シャフト101、および、それらがその上により効率的に装着される電気機械を冷却することを可能にする。
図によって図示されている例示的な実施形態では、それぞれのノッチ173は、ローター103の内径Diの上に凹面を形成している。より具体的には、回転軸線Rに関して凹形円形形状を有しているのは、電磁束に関する壁部である。
2つの隣接するノッチ173は、接触部分140によって互いから分離されている。接触部分140は、シャフト101を圧迫するように構成されている。したがって、ローター103は、シャフト101を圧迫するように構成されている複数の接触部分140を含む。これらの接触部分140は、ローター103とシャフト101との間の回転移動の協働および伝達を可能にする。より具体的には、前記接触部分140のそれぞれの頂点は、ローター103の内径Diを画定している。接触部分140は、シャフト101との接触を提供することを可能にするすべてのタイプの形状をとることが可能である。非限定的に、これらの接触部分140は、平坦な形状を有することが可能であるか、回転軸線に向けて丸みを帯びているか、または、対照的に、回転軸線から離れる方向に丸みを帯びていることが可能であり、シャフト101の円形形状を採用するようになっている。また、接触部分140は、尖っていることが可能である。
図15は、図14の一部の拡大図を示している。ノッチ173の境界を定める壁部、すなわち、回転軸線Rに対して垂直の平面Pの中に延在する壁部のこの部分113が、ここでは、概略的に矢印によって示されている。ノッチ173の境界を定める壁部のこの部分113は、磁気エレメント10によって発生させられる電磁束Fにしたがっている。次いで、ノッチ173の境界を定める壁部は、電磁束ラインFをカットすることなく、磁気エレメント10同士の間の電磁束の循環を可能にするということが理解される。
図15に示されている例示的な実施形態では、ローター103は、8個に等しい数Pの磁気エレメントと8つの隣接するノッチ173を含み、8つの隣接するノッチ173は、シャフト101を圧迫するように構成されている8つの接触部分140によって互いから分離されている。8つのノッチ173および8つの接触部分140は、回転軸線Rに対して規則的な角度間隔で位置している。より具体的には、ノッチ173および接触部分140は、ここでは、回転軸線Rに関して45度だけ、規則的に間隔を離して配置されている。換言すれば、それぞれのノッチ173の間の角度セクターは、一定になっており、それぞれの接触部分140の間の角度セクターも一定になっており、前記角度セクターは、360/Pに等しくなっており、ここで、Pは、ローター103の上に存在する磁気エレメント10の数に対応している。また、ノッチ173と接触部分140との間の角度間隔も一定になっており、前記角度間隔は、360/2Pに等しくなっており、ここで、Pは、ローター103の上に存在する磁気エレメント10の数に対応しており、ここでは、角度間隔が22.5度であるということが留意される。したがって、図に示されているように、ノッチ173と接触部分140とを交互に繰り返すことによって、ローター103の内径Diの上に正弦曲線を形成している。
また、図14は、ノッチ173に対する磁気エレメント10の相対的な位置を図示している。実際に、この例示的な実施形態では、磁気エレメント10の中心Mを通過する半径Iは、また、ノッチ173の長手方向の対称平面を通過しており、ここでは、ノッチ173の長手方向の対称平面は、ノッチ173の頂点Eおよびローター103の半径Iを通過する平面によって示されている。換言すれば、ノッチ173の頂点Eは、磁気エレメント10と半径方向に整合させられている。ここでは、ノッチ173の頂点Eがわずかに丸みを帯びているということが留意されることとなる。より一般的には、磁気エレメント10の中心Mを通過する半径Iが、また、ローター103の回転軸線Rから最も遠いノッチ173のポイントEも通過すると言うことも可能である。
代替的に、および、電磁束Fにしたがって、磁気エレメント10は、接触部分140と整合させられ得、したがって、ノッチ173は、磁気エレメント10同士の間に位置している。換言すれば、磁気エレメント10の中心Mを通過する半径Iは、また、接触部分140の長手方向の対称平面も通過する。以前の代替的な実施形態に対して、磁気エレメント10は、22.5度の角度だけ、回転方向にオフセットされている。
ローター103がスタックされたローターシートのアッセンブリによって作製されているケースでは、それぞれのローターシートは、ノッチ173を含み、ノッチ173は、シャフト101に沿って冷却流体通路を生成させるために、その少なくとも一部分113が電磁束Fにしたがう壁部を有している。縦断面は、冷却流体通路、ひいては、ノッチ173が、回転軸線Rに対して平行に延在しているということを示している。
図16は、アッセンブリ1000の代替的な実施形態を示しており、そこでは、シャフト101が、ローター103の接触部分140と協働する長手方向の溝部122を有している。一緒になって、これらの溝部122および接触部分140は、とりわけ、パーツを装着する間に、シャフト101の上のローター103のガイドを提供する。そのうえ、溝部122の存在は、溝部のない滑らかなシャフト101に対して、シャフト101の上のローター103の保持を改善し、シャフト101とローター103との間でトルクを伝達することを可能にする。
ローター103のノッチ173の中へ挿入される冷却流体は、液体またはガスのいずれかであることが可能であるということが留意されるべきである。非限定的に、上記の説明において、冷却流体は、空気であると考えられている。
当然のことながら、本発明は、上記に説明されている例に限定されず、多くの発展例が、本発明の範囲を超えることなく、これらの例に対して作製され得る。とりわけ、本発明のさまざまな特徴、形態、変形例、および実施形態が、それらが不適合でなくまたは相互に排他的でない限りにおいて、さまざまな組み合わせにしたがって互いに組み合わせられ得る。とりわけ、以前に説明されている変形例および実施形態のすべてが、互いに組み合わせられ得る。

Claims (13)

  1. アッセンブリ(1000)であって、前記アッセンブリ(1000)は、
    - 電気機械(100)であって、前記電気機械(100)は、
    - コイル(106)を形成する巻き線を有するステーター(9)、
    - ローター(103)、および、
    - 前記ローター(103)を回転させるシャフト(101)
    を含む、電気機械(100)と、
    - 前記電気機械を冷却するために回転する冷却インペラー(1)であって、前記冷却インペラー(1)は、第1のクラウン(21)および第2のクラウン(22)を含む、少なくとも2つのクラウン(2、21、22)を含み、それぞれのクラウン(2、21、22)は、ベーン(3)を含み、前記冷却インペラー(1)は、前記第1のクラウン(21)の内側面を画定する第1のリングと、前記第1のクラウン(21)と前記第2のクラウン(22)との間に配された第2のリングと、前記第2のクラウン(22)の外側面を画定する第3のリングとをさらに含む冷却インペラー(1)と
    を含む、アッセンブリ(1000)において、
    前記冷却インペラー(1)の前記第1のクラウン(21)の前記ベーン(3、31)は、冷却流体フローの循環を、前記冷却インペラー(1)の回転軸線と平行な第1の方向(F1)に発生させるように配置されており、前記第2のクラウン(22)の前記ベーン(3、32)は、前記冷却流体フローの前記循環を、前記冷却インペラー(1)の前記回転軸線と平行な第2の方向(F2)に発生させるように配置されており、前記第2の方向(F2)は、前記第1の方向(F1)と反対側になっていることを特徴とする、アッセンブリ(1000)。
  2. 前記冷却インペラー(1)は、前記ローター(103)を回転させる前記シャフト(101)から独立している、請求項1に記載のアッセンブリ(1000)。
  3. 前記冷却インペラー(1)は、前記電気機械(100)から独立した電気アクチュエーター(10)によって回転させられるように構成されている、請求項2に記載のアッセンブリ(1000)。
  4. 独立した前記電気アクチュエーター(10)は、前記電気機械(100)のフランジ(8)に締結されている、請求項3に記載のアッセンブリ(1000)。
  5. 前記冷却インペラー(1)は、前記電気機械(100)の長手方向端部に位置付けされている、請求項1から4のいずれか一項に記載のアッセンブリ(1000)。
  6. 前記電気機械(100)は、ジャケット(102)を含み、前記ジャケット(102)の中に、前記ステーター(9)および前記ローター(103)が設置されており、前記冷却インペラー(1)は、前記ジャケット(102)の長手方向端部に設置されており、
    前記第1の方向(F1)の前記冷却流体フローと、前記第2の方向(F2)の前記冷却流体フローとのうちの一方は、前記ステーター(9)と前記ローター(103)との間の冷却流体通路と、前記ローター(103)と前記シャフト(101)との間の冷却流体通路および/または前記シャフト(101)の内側の冷却流体通路とを通り、
    前記第1の方向(F1)の前記冷却流体フローと、前記第2の方向(F2)の前記冷却流体フローとのうちの他方は、前記ステーター(9)と前記ジャケット(102)との間の冷却流体通路を通る、請求項1から5のいずれか一項に記載のアッセンブリ(1000)。
  7. 前記電気機械(100)の前記シャフト(101)は、前記ローター(103)の内側キャビティー(4)の一部分の中へ挿入されるように配置されており、前記ローター(103)は、外側ゾーン(116)において、電磁束(F)を発生させる少なくとも1つの磁気エレメント(10)を含み、前記ローター(103)の前記内側キャビティー(4)は、接触部分(140)によって互いから分離されている少なくとも2つの隣接するノッチ(173)によって境界を定められており、前記接触部分(140)は、前記シャフト(101)を圧迫するように構成されており、前記ノッチ(173)の境界を定める壁部の少なくとも一部(113)は、前記磁気エレメント(10)によって発生させられる前記電磁束(F)にしたがっている、請求項1から6のいずれか一項に記載のアッセンブリ(1000)。
  8. 前記ノッチ(173)の境界を定める前記壁部は、前記ローター(103)の回転軸線に対して垂直の平面(P)の中に延在している、請求項7に記載のアッセンブリ(1000)。
  9. それぞれのノッチ(173)は、前記ローター(103)の回転軸線から見て、凹形の湾曲した形状を有しており、および/または、前記接触部分(140)は、前記ローター(103)の回転軸線から見て、凸形の円形形状を有している、請求項7または8に記載のアッセンブリ(1000)。
  10. 前記磁気エレメント(10)の中心(M)を通過する前記ローター(103)の半径(I)は、また、前記ローター(103)の回転軸線から最も遠い前記ノッチ(173)のポイント(E)も通過する、請求項7から9のいずれか一項に記載のアッセンブリ(1000)。
  11. それぞれのノッチ(173)は、丸みを帯びた頂点(E)を有している、請求項10に記載のアッセンブリ(1000)。
  12. 前記シャフト(101)は、前記ローター(103)の前記接触部分(140)と協働するための溝部(122)を含むことを特徴とする、請求項11に記載のアッセンブリ(1000)。
  13. 前記溝部(122)は、前記ローター(103)の回転軸線に対して平行に延在していることを特徴とする、請求項12に記載のアッセンブリ(1000)。
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