JP2003219592A - オールタネータ用高効率ボビン - Google Patents

オールタネータ用高効率ボビン

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JP2003219592A
JP2003219592A JP2003015962A JP2003015962A JP2003219592A JP 2003219592 A JP2003219592 A JP 2003219592A JP 2003015962 A JP2003015962 A JP 2003015962A JP 2003015962 A JP2003015962 A JP 2003015962A JP 2003219592 A JP2003219592 A JP 2003219592A
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flap
bobbin
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JP2003015962A
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Michael T York
ティー ヨーク マイケル
Tony Militello
ミリテロ トニー
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Visteon Global Technologies Inc
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/46Fastening of windings on the stator or rotor structure
    • H02K3/52Fastening salient pole windings or connections thereto
    • H02K3/527Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to rotors only
    • H02K3/528Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to rotors only of the claw-pole type
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/02Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
    • H02K15/022Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies with salient poles or claw-shaped poles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転子内のフィールド電線充填率を増加さ
せ、フィールドから爪形磁極片への熱伝達を改良したオ
ールタネータ用ボビン設計を提供する。 【解決手段】 回転子アセンブリは、ボビンアセンブリ
と、それを位置決めする一体化ハブを有する爪形磁極ア
センブリと、爪形磁極アセンブリ内に受入れられるシャ
フトと、シャフト上のスリップリングアセンブリとを含
む。ボビンアセンブリは、薄い第1及び第2のエンドキ
ャップと、金属スリーブと、内側テープリングと、励磁
コイルと、外側テープリングとを含む。各エンドキャッ
プは、内側及び外側フラップを有する。内側フラップ
を、金属スリーブ上に適合するように内側へ折曲げた後
にそれらの周りに内側テープリングを巻く。それらの上
に励磁コイルを巻いた後に外側フラップを内側に折曲げ
る。外側テープリングを、折曲げた外側フラップ及び励
磁コイルに付着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用オールタ
ネータに関し、特に、高効率ボビンを有するオールタネ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は、特に乗用車及び軽トラックを
含むモータビークル(以下、自動車という)応用に使用
するようになっているオールタネータに関する。これら
のデバイスは、典型的には、自動車の内燃機関のクラン
クシャフトに接続された滑車に巻きつけられた駆動ベル
トによって機械的に駆動される。ベルトがオールタネー
タ上の滑車を駆動し、オールタネータは内部回転子アセ
ンブリを回転させて交流(AC)電力を生成する。この
交流電力は直流(DC)に整流され、自動車の電気母線
及び蓄電池へ供給される。
【0003】オールタネータは、数十年にわたって自動
車に使用されてきたが、現今の自動車の設計、コスト、
及び性能に対する要求から、オールタネータの設計をよ
り効率的にすることが益々強調されてきている。今日の
自動車の特色は、装備される電気システム及びアクセサ
リの数が劇的に増加していることである。これらの電気
デバイスは、室内及び室外照明、空調システム、益々精
巧になってきている動力伝達制御システム、自動車安定
性システム、トラクション制御システム、及びアンチロ
ックブレーキシステムを含む。自動車オーディオ及びテ
レマチックスシステムも、自動車の電気系統にさらなる
要求をもたらす。自動車のオールタネータの出力容量に
ついてのさらなる挑戦は、電気支援式パワーステアリン
グ及び電気ブレーキングシステムが一般的に採用されて
きたことである。これらの設計挑戦を組合わせると自動
車の電気系統に対する要望は広く変化するようになり、
この要望の変化は、オールタネータを駆動している、そ
して種々の駆動条件によって変化する機関の動作速度に
は無関係である。
【0004】自動車のオールタネータに大きい電気的出
力を供給させる挑戦の他にも、ボンネット内の容積が制
限されているためにオールタネータのサイズを、及び自
動車の燃費に関連してオールタネータの質量を最小化す
ることを含む制約も存在している。
【0005】これらのデバイスの設計者は、電気出力を
高めるような努力に加えて、機関駆動ベルトによって供
給される機械的パワーを電力出力に変換する際の効率を
高める努力もしている。この効率を改善することは、直
ちに、自動車の総合熱効率の改善に、従って燃費の改善
につながる。そして最後に、大量生産される自動車のた
めの全ての成分と同様に、これらの成分を元の機器製造
業者へ競争的にオッファする際に残された要因の1つは
コストである。
【0006】自動車のオールタネータには、専ら爪形磁
極スタイルの回転子が使用されていることは公知であ
る。標準の爪形磁極回転子は、2つの鉄製の爪形の磁極
片と、巻かれたフィールドコイルを支持する絶縁ボビン
と、シャフトと、スリップリングアセンブリとからな
る。
【0007】励磁巻線は、ボビンの周囲に巻かれた連続
する絶縁銅線からなる。各爪形磁極片は、ボビンの内径
の内側へ挿入されるハブ部分を含む。各磁極片のハブ部
分は、対向するハブ面領域と接触してボビンの内径内に
連続する鉄の磁気回路を形成する面領域を有している。
【0008】磁極片のアセンブリによって形成された孔
の中にローレット切りされたシャフトが挿入され、磁極
をシャフト上にロックする。磁極アセンブリは、2つま
たは3つの成分を含むことができる。スリップリングア
センブリも、シャフトのローレット切りされた小直径部
分上へ圧入される。フィールドコイルの巻始め及び巻終
わりのリード線は、後側磁極片の背後を横切ってシャフ
トのスロットに導かれる。巻始め及び巻終わりのリード
線は、スリップリングアセンブリの銅シェルに電気的に
接続される。これによって、機械の残余に対して回転子
が回転する時に、機械に取付けられた電気的ブラシが電
流をスリップリングアセンブリ及びフィールドコイルを
通過させることができる。
【0009】もし、鋼の磁気回路を飽和させることな
く、回転子のフィールドコイル内の銅の充填率(もしく
は、百分率)を増加させることができれば、オールタネ
ータの電力密度及び効率を改善できることは公知であ
る。回転子の内側に位置決めできるフィールドコイルの
巻回を多くする程、磁束が増加してオールタネータの出
力が高くなる。現在の普通の標準回転子では、フィール
ドコイルのための領域は、対向する爪形磁極片によって
作られている。使用可能な領域は、ボビン及びフィール
ドコイルによって占有される。公知設計では、フィール
ドコイルの許容領域の約16%がボビンのために使用され
ている。残余の領域が、フィールドコイルの銅線のため
に使用することができる。
【0010】一般的に言えば、今日市販されているボビ
ンの壁厚は、約0.5−0.9ミリメートル(mm)である。
現在使用されている殆どのボビンは、ナイロン6−6を
使用して射出成形されている。ボビンを0.5mmより薄
い壁厚で製造することは望ましくない。
【0011】オールタネータ用ボビンを製造するための
別の従来技術の設計及びプロセスは、紙またはポリマー
シートのエンドキャップを型抜きすることである。ボビ
ンのエンドキャップは、2つの爪形磁極とは分離してい
る片であるハブ上にアセンブルされる。このハブは、ボ
ビンの内径に構造的な堅牢性を与え、巻線機によって電
線に張力が加えられてもボビンが潰れることなく線を巻
くことも、巻線機から取り外すこともできる。
【0012】この設計には2つの主要な欠陥が存在して
いる。第1に、爪形磁極のためのハブを、爪形磁極から
分離した片とすることが要求されることである。この設
計では、ボビンのエンドキャップをハブにアセンブル
し、定位置に固定(それらを定位置にテーピングするこ
とが多い)しなければならない。次いで、ハブによって
支持されたボビン上にフィールドコイル電線を巻く。第
2に、励磁コイルの電線を定位置に保持するのを援助
し、またエンドキャップを巻線機の支持ツールから取外
した後にエンドキャップが外側にたわむのを防ぐように
するために、型抜きされたエンドキャップは比較的厚く
なっている。
【0013】ハブを磁極片から分離した成分とすること
が望ましくない理由は幾つかある。第1に、ハブが、1
つの完全仕上げされたプレス加工部品内に磁極の一部と
して作られていないので、製造費がより高価になること
である。そうではなく、磁極は別個にプレス加工され、
ハブは冷間ヘッディングされて最終形状に加工される。
第2に、それが、ハブの端と磁極面との間に1つの余分
な界面を作り出すことである。これは磁極を通して導か
れる磁場を弱くし、機械の電力出力を低下させる。これ
に対して、一体化されたハブを有する磁極は、組立てた
時に磁極ハブ面が接する界面は1つだけである。第3
に、各磁極の構造的な堅牢さが低下することである。高
速回転/分(RPM)で動作中、遠心力のために磁極の
指は外側にたわむ傾向がある。ハブを除いてしまうと、
磁極の基本強度が低下して高速RPM能力が低下し、ま
た振動による雑音が増加するようになる。
【0014】更に、型抜きされるエンドキャップの厚み
を薄くすることが望ましい理由も幾つかある。第1に、
エンドキャップを厚くする程、エンドキャップがより多
くの空間を占めるようになり、回転子内に適合(フィッ
ト)させ得る励磁電線の充填率が減少するからである。
これは、オールタネータの電力密度を低下させ、効率を
低下させるのでオールタネータの電力出力を低下させ
る。第2に、コイルからボビンのエンドキャップを通し
て磁極への熱伝達が低下し、フィールドコイルが高温で
動作するようになるからである。これもまた、オールタ
ネータの効率、電力密度、及び有用寿命を低下させる。
【0015】
【発明の概要】本発明は、回転子内のフィールド電線の
充填率を増加させ、そしてフィールドコイルから爪形磁
極片への熱伝達を改善した、改良されたオールタネータ
用ボビンを提供する。本発明のアセンブリは、ボビンの
厚みを実質的に減少させたことによって、フィールドコ
イルの領域を増加させている。また、ボビンが極めて薄
いために、フィールドコイルと爪形磁極片との間の熱抵
抗は劇的に減少する。熱抵抗の減少は、熱がボビンの厚
みを通して爪形磁極片へより容易に散逸することを意味
している。このアセンブリは、一体化されたハブを有す
る磁極と共に使用することができる。更に、電線がボビ
ンまたは磁極に対して回転しないようにするために、電
線に張力を加える新しい方法も開示する。
【0016】本発明の付加的な便益及び長所は、以下の
添付図面に基づく好ましい実施の形態の説明から明白に
なるであろう。
【0017】
【実施の形態】図1に、従来技術のオールタネータ構成
を示す。オールタネータ10は、ハウジング12内に収
容されている。オールタネータ回転子シャフト14は、
転がり要素軸受16、18によって支持されている。ベ
ルトによって駆動される滑車20は、回転子シャフト1
4の突き出た前端に固定されている。ファン22がシャ
フト14と共に回転し、オールタネータ10から熱を除
去するための冷却空気流を供給する。オールタネータの
前側磁極片24及び後側磁極片26はシャフト14と共
に回転し、軸方向に伸びる爪形指28及び30をそれぞ
れ有している。指28及び30はインタレースされて、
公知の“爪形磁極”回転子を構成する。励磁巻線32
は、磁極片24と26との間に形成されている空洞内に
担持される。直流励磁信号は、1対のスリップリング3
4及び36、及びそれぞれのブラシを通して励磁巻線3
2に印加される。
【0018】磁極片24及び26、巻線32、及びスリ
ップリング34及び36を含む回転子アセンブリ38
は、回転子アセンブリの回転によって極性が交番する磁
場を発生する。スリップリング34及び36には直流励
磁信号が印加されるのであるが、磁極24及び26が交
互にインタレースされているので、回転子アセンブリ3
8の周りに放射状に配置されている静止コア40の巻線
には交番極性磁場が提示される。回転子アセンブリ38
によってコア40の巻線を横切って提示される交番極性
磁場の運動が、公知のように電気を発生させる。
【0019】コア40内に生成されたオールタネータ1
0の電気エネルギ出力は整流用ダイオード(図示してな
い)に印加され、多分自動車の配電母線に接続される前
に濾波されて電力調整デバイスに導かれる。適切なレベ
ルの直流電圧を励磁巻線32へ印加して、オールタネー
タ10から出力される交流(コア40の巻線設計に依存
して、単相または多相の形状であることができる)に所
望のRMS値を生じさせるために、電圧調整器として知
られる精巧な制御システムが使用される。
【0020】図2に全体を42で示すボビンアセンブリ
は、第1のエンドキャップ44、第2のエンドキャップ
46、堅牢なスリーブ48、内側テープリング50、励
磁巻線52、及び外側テープリング54を含んでいる。
好ましくは、エンドキャップ44、46は型抜きする。
これらは、薄いポリマーのシート、複合材、材料の布シ
ート、またはNOMEXTM、MYLARTMラミネートのようなラミ
ネートされた材料から型抜きすることができる。
【0021】堅牢なスリーブ48は好ましくは金属であ
り、平らな矩形金属シートをロールすることによって円
筒形に作る。好ましくは、金属は鋼である。好ましくは
壁の厚みは0.1−1.0mmであるが、最も好ましくは0.20
−0.30mmの範囲内である。
【0022】第1のエンドキャップ44は全体的に星形
であり、中心に円形アパーチャ56を有している。第1
のエンドキャップ44は、外縁の周囲に位置する外側フ
ラップ58と、内縁の周囲に位置する内側フラップ60
とを有している。同様に、第2のエンドキャップ46は
全体的に星形であり、中心に円形アパーチャ62を有し
ている。第2のエンドキャップ46も、外縁の周囲に位
置する外側フラップ64と、内縁の周囲に位置する内側
フラップ66とを有している。
【0023】更に、第1及び第2のエンドキャップ4
4、46は、各々、外側(外を向いている側)68、7
0、及び内側(内を向いている側)72、74を有して
いる。第1及び第2のエンドキャップ44、46の内側
フラップ60、66は内側へ折曲げられ、金属スリーブ
48上に適合する。換言すれば、内側フラップ60、6
6は、第1及び第2の両エンドキャップ44、46の内
側72、74から概ね90°に折り曲げられる。
【0024】図3に示すように、第1及び第2のエンド
キャップ44、46の内側フラップ60、66を金属ス
リーブ48上に位置決めした後に、内側フラップ60、
66を金属スリーブ48に付着させるために内側テープ
リング50を内側フラップ60、66の周囲に配置する
ことができる。内側フラップを金属スリーブに付着させ
るためには、例えば、限定するものではないが、接着剤
の使用を含む多くの方法を使用することができる。図4
に示すように、励磁巻線52は、連続した絶縁銅線であ
ることが好ましい。励磁巻線52は、金属スリーブ4
8、第1のエンドキャップの内側フラップ60、第2の
エンドキャップの内側フラップ66、及び内側テープの
リング50の周りに位置決めされる。励磁巻線52の第
1及び第2の端76、78は、金属スリーブ48の周り
には巻かれない。
【0025】図5に示すように、第1のエンドキャップ
44及び第2のエンドキャップ46の両者の外側フラッ
プ58、64は、励磁巻線52の周りに内側に折曲げら
れる。第1及び第2のエンドキャップ44、46の折曲
げられた外側フラップ58、64の周りに外側テープリ
ング54を巻付けて、励磁巻線52の周りの定位置に外
側フラップ58、64を確保することができる。
【0026】換言すれば、図6に示すように、環状の金
属スリーブ48が外径49を限定している。薄い材料の
シートから形成された第1のエンドキャップ44は、内
側フラップ60、外側フラップ58、及び内側フラップ
60と外側フラップ58との間の側壁51を有してい
る。内側フラップ60は内側へ折曲げられ、金属スリー
ブ48の外径49上に適合する。同様に、薄い材料のシ
ートから形成された第2のエンドキャップ46は、内側
フラップ66、外側フラップ64、及び内側フラップ6
6と外側フラップ64との間の側壁53を有している。
内側フラップ66は内側へ折曲げられ、金属スリーブ4
8の外径49上に適合する。環状の励磁巻線52は、内
径55、外径57、及び対向する側面59、61を有し
ている。第1及び第2のエンドキャップ44、46の内
側フラップ60、66は、金属スリーブの外径49と環
状励磁巻線52の内径55との間に位置する。第1及び
第2のエンドキャップ44、46の外側フラップ58、
64は、環状励磁巻線52の外径57上を伸びるように
内側へ折曲げられる。第1及び第2のエンドキャップ4
4、46の側壁51、53は、励磁巻線52の対向する
側面59、61上に位置する。
【0027】このボビンアセンブリ42は、自動車のオ
ールタネータのような電気機械のための回転子アセンブ
リ80内に使用することができる。図7及び8に示す回
転子アセンブリ80は、前側爪形磁極区分82、後側爪
形磁極区分84、シャフト86、及びスリップリングア
センブリ88を更に含んでいる。前側及び後側爪形磁極
区分82、84は、組合わされて爪形磁極アセンブリ9
0を形成する。好ましくは、爪形磁極アセンブリ90
は、一体化されたハブ92を有している。更に、爪形磁
極アセンブリ90は、シャフト86を受入れるための孔
94を形成している。スリップリングアセンブリ88
は、シャフト86に取付けられている。
【0028】励磁巻線52の第1及び第2の端、即ちフ
ィールドコイルのリード76、78は、スリップリング
アセンブリ88に接続するために使用することができ
る。リード76、78は、スリップリングアセンブリ8
8に接続するために後側爪形磁極区分84に沿って導か
れる。
【0029】図9に、本発明の方法をフローチャート1
20で示す。ステップ122において、極めて薄い材料
から、内側フラップ及び外側フラップを有する第1のエ
ンドキャップを型抜きする。ステップ124において、
極めて薄い材料から、内側フラップ及び外側フラップを
有する第2のエンドキャップを型抜きする。ステップ1
26において、平らな矩形金属シートをロールすること
によって円筒形金属スリーブを作る。ステップ128に
おいて、第1のエンドキャップの内側フラップを内側へ
折曲げる。ステップ130において、第2のエンドキャ
ップの内側フラップを内側へ折曲げる。ステップ132
において、第1のエンドキャップの内側へ曲げた内側フ
ラップを金属スリーブ上に配置する。ステップ134に
おいて、第2のエンドキャップの内側へ折曲げた内側フ
ラップを金属スリーブ上に配置する。ステップ136に
おいて、内側テープリングを、第1及び第2のエンドキ
ャップの内側フラップ及び金属スリーブの外径上に巻
く。ステップ138において、第1及び第2のエンドキ
ャップ内に包み込まれるように、励磁巻線コイルをテー
プのリングの周りに巻く。ステップ140において、第
1のエンドキャップの外側フラップを励磁巻線コイルの
周りに折曲げる。ステップ142において、第2のエン
ドキャップの外側フラップを励磁巻線コイルの周りに折
曲げる。ステップ144において、外側テープリング
を、第1及び第2のエンドキャップの折曲げた外側フラ
ップの外径の周りに巻く。ステップ146において、ボ
ビンアセンブリを、一体化されたハブを有する爪形磁極
アセンブリ内に配置する。
【0030】以上の説明は本発明の好ましい実施の形態
に関するものであるが、本発明は、特許請求の範囲から
逸脱することなく変更、変形、及び変化が可能であるこ
とを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】典型的な従来技術のオールタネータの断面図で
ある。
【図2】本発明のボビンアセンブリの分解斜視図であ
る。
【図3】組立てられたボビンの斜視図である。
【図4】ボビン上に取付けられた励磁巻線の斜視図であ
る。
【図5】本発明のボビンアセンブリの分解斜視図であ
る。
【図6】本発明のボビンアセンブリの断面図である。
【図7】本発明の回転子アセンブリの分解斜視図であ
る。
【図8】本発明の回転子アセンブリの斜視図である。
【図9a】本発明の方法のフローチャートである。
【図9b】本発明の方法のフローチャートである。
【符号の説明】
10 オールタネータ 12 ハウジング 14 回転子シャフト 16、18 転がり軸受 20 滑車 22 ファン 24 前側磁極片 26 後側磁極片 28、30 爪形指 32 励磁巻線 34、36 スリップリング 38 回転子アセンブリ 40 静止コア 42 ボビンアセンブリ 44 第1のエンドキャップ 46 第2のエンドキャップ 48 スリーブ 49 外径 50 内側テープリング 51、53 側壁 52 励磁巻線 54 外側テープリング 55 巻線の内径 56 円形アパーチャ 57 巻線の外径 58 第1のエンドキャップの外側フラップ 59、61 巻線の側面 60 第1のエンドキャップの内側フラップ 62 円形アパーチャ 64 第2のエンドキャップの外側フラップ 66 第2のエンドキャップの内側フラップ 68、70 エンドキャップの外側 72、74 エンドキャップの内側 76、78 励磁巻線の端(リード) 80 回転子アセンブリ 82 前側爪形磁極区分 84 後側爪形磁極区分 86 シャフト 88 スリップリングアセンブリ 90 爪形磁極アセンブリ 92 ハブ 94 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トニー ミリテロ アメリカ合衆国 ミシガン州 48197 イ プシランティ ソーンヒル ドライヴ 7752 Fターム(参考) 5H604 AA03 BB03 BB10 BB14 CC02 CC05 CC19 DA14 DA17 DA20 DB26 PB03 PB04 5H619 AA11 BB02 BB05 BB06 BB10 BB17 PP02 PP12 PP17 PP24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機械内に使用するためのボビンアセ
    ンブリであって、 外径を限定している環状の堅牢なスリーブと、 薄いシート材料で形成され、内側フラップ、外側フラッ
    プ、及び上記内側フラップと上記外側フラップとの間に
    位置する側壁を有し、上記内側フラップが内側へ曲げら
    れて上記堅牢なスリーブの外径上に適合するようになっ
    ている第1のエンドキャップと、 薄いシート材料で形成され、内側フラップ、外側フラッ
    プ、及び上記内側フラップと上記外側フラップとの間に
    位置する側壁を有し、上記内側フラップが内側へ曲げら
    れて上記堅牢なスリーブの外径上に適合するようになっ
    ている第2のエンドキャップと、 内径、外径、及び対向している側面を有する環状励磁巻
    線と、 を備え、 上記第1及び第2のエンドキャップの内側フラップは上
    記堅牢なスリーブの外径と上記環状励磁巻線の内径との
    間に位置し、上記第1及び第2のエンドキャップの外側
    フラップは上記環状励磁巻線の外径上を伸び、上記第1
    及び第2のエンドキャップの側壁は上記励磁巻線の対向
    している側表面上を伸びている、 ことを特徴とするボビンアセンブリ。
  2. 【請求項2】 上記第1のエンドキャップの内側フラッ
    プ及び上記第2のエンドキャップの内側フラップを、上
    記堅牢なスリーブに付着させる内側テープリングを更に
    備えている請求項1に記載のボビンアセンブリ。
  3. 【請求項3】 上記第1及び第2のエンドキャップの折
    曲げられた外側フラップ及び上記励磁巻線の周りに巻付
    けられている外側テープリングを更に備えている請求項
    1に記載のボビンアセンブリ。
JP2003015962A 2002-01-24 2003-01-24 オールタネータ用高効率ボビン Abandoned JP2003219592A (ja)

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