JP2010273482A - 三相磁石発電機 - Google Patents

三相磁石発電機 Download PDF

Info

Publication number
JP2010273482A
JP2010273482A JP2009124470A JP2009124470A JP2010273482A JP 2010273482 A JP2010273482 A JP 2010273482A JP 2009124470 A JP2009124470 A JP 2009124470A JP 2009124470 A JP2009124470 A JP 2009124470A JP 2010273482 A JP2010273482 A JP 2010273482A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
switch
magnet
magnet generator
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009124470A
Other languages
English (en)
Inventor
Norikazu Takeuchi
則和 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DensoTrim Corp
Original Assignee
DensoTrim Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DensoTrim Corp filed Critical DensoTrim Corp
Priority to JP2009124470A priority Critical patent/JP2010273482A/ja
Publication of JP2010273482A publication Critical patent/JP2010273482A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】機械入力を低減して二輪車の燃費を向上させること、出力電流と発生周波数を抑制し安価なレギュレータの使用を可能にすること。
【解決手段】16極からなる回転子3と12極からなる固定子4とを備える三相磁石発電機において、回転子3は、椀状の回転部材7の内側に環状に配設される4分割された磁石片11aからなるフェライト磁石11であって、隣り合う磁石片11a間に隙間Gが設けられるとともに16極等間隔に着磁されたフェライト磁石11を有して構成され、固定子4は、12極のコア15を挟持したボビン16の上からコイル17を同一巻方向へ2極飛ばしで三相巻線をし、三相巻線をY結線して構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、最高使用回転数が10,000rpm前後の小型2輪車に装着され、バッテリの充電、ランプの点灯、エンジンの点火関係負荷に、サイリスタで短絡制御するレギュレータを介して、直流出力を供給する低出力の三相磁石発電機に関する。
従来から、三相磁石発電機として、回転子16極、固定子12極でΔ結線した三相磁石発電機(特許文献1参照)、回転子12極、固定子18極でY結線した三相磁石発電機(特許文献2参照)が知られている。
特許第3680213号公報 実開昭58−22870号公報
しかし、特許文献2に記載の三相磁石発電機によると、回転子が12極、固定子が18極のため、その出力電流特性は、アイドリングから高回転になるにつれて出力電流が大幅に増加するため、レギュレータの短絡電流が増加し、三相磁石発電機の機械入力が増大するとともに、レギュレータの半導体素子の電流容量も増大し、半導体素子が高価になるという問題がある。この対策として、コイルを細くして巻数を多くすると、高回転域での出力電流は抑制できるが、コイルの抵抗が増大することにより銅損が増大し、機械入力を低減させることができない。また、回転子12極、固定子18極の三相磁石発電機と同じ18極の固定子のコアで単相磁石発電機を構成すると、回転子も18極になるため、最高使用回転数が約10,000rpm前後のエンジンに装着すると、発生周波数が高くなり、レギュレータのサイリスタが誤動作する可能性があるので、18極の固定子のコアを、三相と単相の磁石発電機に共用することができなかった。
また、特許文献1に記載の高出力の三相磁石発電機によると、その出力電流特性は、Δ結線のためアイドリングから高回転になるにつれて出力電流が大幅に増加するため、レギュレータの短絡電流が増加し、三相磁石発電機の機械入力が増大するとともに、レギュレータの半導体素子の電流容量も増大し、半導体素子が高価になるという問題がある。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決し、機械入力を低減して二輪車の燃費を向上させること、出力電流と発生周波数を抑制し安価なレギュレータの使用を可能にすることを主な目的とする。
本発明の三相磁石発電機は、16極からなる回転子と12極からなる固定子とを備える三相磁石発電機において、前記回転子は、椀状の回転部材の内側に環状に配設される4分割された磁石片からなるフェライト磁石であって、隣り合う磁石片間に隙間が設けられるとともに16極等間隔に着磁されたフェライト磁石を有して構成され、前記固定子は、12極のコアを挟持したボビンの上からコイルを同一巻方向へ2極飛ばしで三相巻線をし、該三相巻線をY結線して構成されることを特徴とする。
本発明の三相磁石発電機によると、16極着磁した4つの磁石片からなり、隣り合う磁石片間に隙間が設けられたフェライト磁石を回転子の構成要素としたため、(i)フェライト磁石の体積を増大させ、出力電流を増大することができる、(ii)磁石の使用個数が減るため、磁石の加工工数と組付工数を減少させることができる、(iii)4つの磁石片に対する着磁を変更するだけで、12極の単相磁石発電機の回転子を実現することができる、(iv)隣り合う磁石片を2個ずつ接触させ、隙間を180°対向して2箇所にすることにより磁石の体積を更に増大させることができる、(v)磁石片間に隙間を設けたことにより、磁石の円周方向の加工寸法がばらついても組付けを行うことができる、(vi)磁石片間の隙間とN、S磁極間を略一致させ、隙間と磁極が重ならないようにして性能の低下を防止することができるなどの効果が奏される。
また、回転子16極、固定子12極としY結線したことにより、中高速の出力電流を抑制したフラットな特性を得ることができ、機械入力の低減により燃費が向上し、サイリスタを使用した電流容量の小さい安価なレギュレータの使用が可能になる。また、フラットな特性で出力電流が少ないため、コイルの発熱も減少し、放熱の悪いボビンの使用が可能になり、エポキシ樹脂塗装と違ってコアの外周にエポキシ樹脂が付着しなくなり、エポキシ樹脂を除去する必要がなくなり、加工工数の少ない安価な固定子を提供できる。
ここで、線対称の12極のコアを同一形状の二つのボビンで挟持するとともに一方のボビンに4つの端子を圧入し、該4つの端子のうちの1つの端子に、三相巻線した各相のコイルの一端側の引出線を結線して中性点とし、各相のコイルの他端側の引出線と各引出線に対応するリード線とを、対応する残りの端子に結線してY結線を構成する。コアを線対称にしたため、同じボビンでコアを挟持することが可能になり、ボビンの型費を低減させることができる。また、一方のボビンだけに端子を圧入するようにしたため、コアの積層厚が変更されるたびに端子の長さを変更する必要がなくなり、端子の型費を低減させることができる。
前記磁石片間の隙間は3mm以下である。回転子16極、固定子12極の三相磁石発電機は磁石の使用量を多く必要とするため、隙間を3mm以下にすることにより、円周方向の磁石の体積が増大し、回転子の軸長の増大を抑制することができる。
前記コアは、両側に、板厚約0.5mmの鍔付きコアエンドを有する。回転子16極、固定子12極の三相磁石発電機は磁石の使用量を多く必要とするため、磁石の軸方向が長くなり、コアからはみ出る磁石が増して磁石を有効活用することができなくなるが、鍔部を有するコアエンドを配設することにより、磁石とコアの対向面積が増大し、磁石の有効活用が可能になる。なお、コアエンドは、コアからの磁石のはみ出し状態に応じて左右異なる高さにしてもよい。また、コアエンドの板厚を約0.5mmと薄肉にしたことにより、コアエンドのR部と磁石との間のエアギャップが減少し、性能が向上する。
前記鍔付きコアエンドの鍔部の根元にリブが形成されている。リブを形成したことにより、コアエンドの鍔部変形強度が増大する。
前記ボビンと前記コアエンドを嵌合したとき、前記コアエンドと前記ボビンとの間に空間が形成される。空間を形成したことにより、ボビンをコアに嵌合する作業が容易になる。
コイルの出力側にレギュレータが接続され、コイルとレギュレータとの間に、Y結線の1相をオフする1相オフスイッチを設け、該1相オフスイッチをランプ負荷をオフするランプオフスイッチに連動させる。三相出力のままでランプ負荷をランプオフスイッチによりオフしてレギュレータの出力電流を減少させてもレギュレータの短絡電流が増大し銅損が増大するが、ランプオフスイッチと連動させて1相オフスイッチをオフさせ、Y結線の1相をオフすることにより、コイルの出力電流を減少させ、レギュレータの短絡電流を減少させることができる。
コイルの出力側にレギュレータが接続され、コイルとレギュレータとの間に、Y結線の1相をオフする1相オフスイッチを設け、該1相オフスイッチをランプ負荷をオフするランプオフスイッチに連動させるとともに、三相出力が必要な場合にオフ状態からオン動作するスイッチ回路を前記1相オフスイッチに並列接続する。低回転のため発電量が少ないエンジン始動時や、間欠負荷の追加等により発電量を一時的に増大させたい場合、単相出力が三相出力に切替わるので、発電量の増大を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る磁石発電機の本体部の断面図であって、図2図示I−I断面図である。 同本体部の図1図示II−II断面図であって、エンジンカバーを省略した断面図である。 同本体部の図1図示III-III断面図であって、エンジンカバーを省略した断面図である。 コアの平面図である。 図4図示矢印V方向から見た斜視図である。 ボビンの平面図である。 図2図示VII-VII断面図である。 図2図示VIII-VIII断面図である。 本発明の三相巻線コイルの巻線図である。 Y結線図である。 単相結線図である。 中間タップ付き単相結線図である。 性能測定回路図である。 本実施形態に係る三相磁石発電機の電気回路図である。 他の実施形態に係る三相磁石発電機の電気回路図である。 図13図示スイッチSW1がオンしているときの三相出力電流の特性図である。 図14図示スイッチSW1、スイッチSW2が共にオンしているときの機械入力特性図である。 図14図示スイッチSW1がオンし、スイッチSW2がオフしているときの機械入力特性図である。 図13図示スイッチSW1がオフしているときの出力電流の特性図である。 図14図示スイッチSW1、スイッチSW2が共にオフしているときの機械入力特性図である。
本発明の一実施形態に係る三相磁石発電機100は、図1〜図10に示す発電機本体部1と、図14に示す電気回路部2とにより構成される。
図1〜図10において、発電機本体部1は、回転子3と固定子4とエンジンカバー5とを備える。回転子3は、鉄材を鍛造成型した後、切削仕上げ加工されたボス6と、磁性体からなる椀状の回転部材7を備える。
ボス6は、エンジンのクランクシャフト8のテーパ部8aに嵌合されるテーパ孔部6aと、回転子3をクランクシャフト8から外すための抜きねじ6bと、ボス6と回転部材7を結合するための複数のリベット9が挿通されるリベット孔部6cとを有する。
回転部材7は、ボス6が挿通されるボス孔部7aを有する円環状板部7bと、この円環状板部7bの外周端に延設された円筒状のヨーク部7cとを有する。円環状板部7bは、上記複数のリベット9が挿通されるリベット孔部7dを有する。円環状板部7bの内面には、略円筒状の磁石保護部材10をかしめて円環状板部7bに固定するための打出部7eが形成されている。
ヨーク部7cの内周側には、均等に分割された4個の円弧状磁石片11aからなるリング状のフェライト磁石11が配置されている。フェライト磁石11と円環状板部7bとの間に形成される隙間には、樹脂成形されたリング状のスペーサ12が収容されている。フェライト磁石11及びスペーサ12は、ヨーク部7cの内周側の所定位置に配置した後、フェライト磁石11及びスペーサ12の内周側に磁石保護部材10を嵌合し、円環状板部7bの打出部7eをかしめて磁石保護部材10を回転部材7に結合するとともに、ヨーク部7cと磁石保護部材10との間の隙間13から接着剤を滴下してフェライト磁石11をヨーク部7cに接着固定することにより、回転部材7に固着される。
フェライト磁石11は、図2に示すように、隣り合う磁石片11a間の隙間Gが3mm以下に設定されており、等間隔に組み付けられている。4個の磁石片11aを2個ずつ接触させ、隙間Gを180°の間隔で2つに設定しかつ2つの隙間Gの各々を3mm以下に設定するようにすると、磁石片11aの体積を更に増大させることができ、フェライト磁石11の磁力が増大する。各磁石片11aの内周コーナー部には面取部11bが形成されているが、この面取部11bは極力小さめに形成されている。
フェライト磁石11は、図示しない着磁コアによって着磁されている。すなわち、フェライト磁石11は、着磁前のフェライト材を組み込んで構成した回転子に着磁コアを挿入し、着磁コアによってN、S交互に16極等間隔で着磁することによって構成される。この着磁の際、磁石片11a間の間隙と、N極、S極間の間隙とを略一致させ、磁石片11a間の間隙による磁力の低下を防止している。
回転子3は、ナット14を用いてクランクシャフト8のテーパ部8aに固定され、クランクシャフト8と一体となって回転する。
固定子4は、磁石保護部材10の内側に所定のエアギャップをもって配される。固定子4は、コア15と、このコア15を両側から挟むように嵌合される樹脂成形された2つのボビン16と、コア15に嵌合されたボビン16に巻線されるコイル17とを備える。
コア15は、積層された複数枚のコアシート18と、積層されたコアシート18を挟むように配される2枚のコアエンド19とを、リベット20をかしめることによって一体化して構成される。
コアシート18は、厚さ約0.5mmの電磁鋼板をプレスで打ち抜いて構成される。コアエンド19は、厚さ約0.5mmの鉄板をプレス加工して構成される。
コア15は、エンジンカバー5のインロー部5aと嵌合する内径孔部15aと、この内径孔部15aから外方へ延びる環状基部15bと、この環状基部15bから放射状に12箇所等間隔に延びる巻枠部15cと、各巻枠部15cの先端から延びフェライト磁石11と対向する磁極部15dとにより構成される。
環状基部15bには、固定子4をエンジンカバー5に固定する際、エンジンカバー5の取付座5bにねじ込まれる締付ボルト21が挿通される3つの締付孔部15eと、ボビン16のリード線端子圧入部16aが挿入される6つのリード線端子圧入部挿入孔部15fと、ボビン16の中性点端子圧入部16bが挿入される2つの中性点端子圧入部挿入孔部15gと、ボビン16のリード線通し部16cが挿入される4つのリード線通し部挿入孔部15hと、クリップ22が圧入される6つのクリップ圧入孔部15iと、アース端子(図示せず。)が圧入される1つのアース端子圧入孔部15jとが、それぞれ線対称となるよう形成されている。リード線端子圧入部挿入孔部15f、中性点端子圧入部挿入孔部15g及びリード線通し部挿入孔部15hは、それぞれ、コアエンド19側の孔の寸法が、コアシート18側の孔の寸法よりも若干大きく設定されており、コアエンド19とボビン16との間に図4、5、7、8に示す空間Nが形成され、リード線端子圧入部挿入孔部15f、中性点端子圧入部挿入孔部15g及びリード線通し部挿入孔部15hに対してボビン16のリード線端子圧入部16a、中性点端子圧入部16b及びリード線通し部16cが嵌合し易いようにしている。また、環状基部15bの外周部において、コアエンド19の外径寸法が、コアシート18の外径寸法よりも若干小さく設定されており、環状基部15bの外周部にボビン16が嵌合し易いようにしている。
巻枠部15cにおいて、コアエンド19の幅寸法がコアシート18の幅寸法よりも若干小さく設定されており、巻枠部15cにボビン16が嵌合し易いようにしている。
磁極部15dは、図5に示すように、コアシート18の磁極本体部18aとコアエンド19の鍔部19aとにより構成され、コアエンド19の鍔部19aは、磁極本体部18aに対して略垂直に延びている。鍔部19aの根元には、リブ19bが形成されている。
ボビン16は、図6、8に示すように、コイル17が巻線される12箇所の巻枠部16dと、各巻枠部16dの先端から延び、コイル17の外径側への巻崩れを防止する鍔部16eと、コイル17の渡り線の内側へのはみ出しを防止する衝立部16fとを備える。衝立部16fには、コイル引出線17aを通す6つのコイル引出線通し溝16gが設けられている。また、衝立部16fの内側には、リード線端子24が圧入される3つのリード線端子圧入孔部16hと、中性点端子25が圧入される1つの中性点端子圧入孔部16iと、リード線26を通す4つのリード線通し孔部16jと、クリップ22を通す6つのクリップ通し孔部16kと、アース端子を通す1つのアース端子通し孔部16lとが形成されている。ボビン16の裏面には、各リード線端子圧入孔部16h、中性点端子圧入孔部16i及び各リード線通し孔部16jに対応する部位に、それぞれリード線端子圧入部16a、中性点端子圧入部16b及びリード線通し部16cが突設されている。リード線端子圧入部16a、中性点端子圧入部16b及びリード線通し部16cは、それぞれ、コア15のリード線端子圧入部挿入孔部15f、中性点端子圧入部挿入孔部15g及びリード線通し部挿入孔部15hに挿入される。クリップ通し孔部16k及びアース端子通し孔部16lは、それぞれ、コア15にボビン16を嵌合したとき、コア15のクリップ圧入孔部15i及びアース端子圧入孔部15jと合致するよう形成されている。
ボビン16の巻枠部16dのスカート部16mは、図7に示すように、コア15の積層厚Tの1/2より短い長さに設定され、コア15をボビン16で覆うことができない空間Sを設けている。空間Sは、積層厚Tが多少変動してもボビン16を共用可能にするとともに、コイル17とコア15間の絶縁距離を確保している。スカート部16mの先端内側には、面取部16nを設けている。
回転子3の奥側に配されるボビン16のリード線端子圧入孔部16h及び中性点端子圧入孔部16iには、図1、2、8に示すような同一形状のリード線端子24及び中性点端子25が圧入固定される。
コイル17は、図9に示すように、ボビン16の巻枠部16dに、同一の巻方向で2極飛びに三相巻線され、図2に示すように、巻始めの3本は中性点端子25に結線されて中性点を形成し、巻終わりの3本は、それぞれリード線端子24にリード線26と結線され、図10に示すY結線が形成される。コイル17はエポキシ樹脂で含浸処理され固着される。
各リード線26は、ボビン16のリード線通し孔部16j及びコア15のリード線通し部挿入孔部15hを通り、図3に示す回転子3の解放側に引出され、クリップ22で固定される。クリップ22は、ボビン16のクリップ通し孔部16kに挿入され、コア15のクリップ圧入孔部15iに圧入固定される。クリップ22は、図3に示す右側のクリップ圧入孔部15iに圧入固定してリード線26を引出すこともできる。
エンジンカバー5は、エンジンケース27にねじ28で締付固定され、固定子4は回転子3のフェライト磁石11とエアギャップを介して対向し、磁気回路が形成される。
リード線26は、図14に示すように、エンジンカバー5の外部において、電気回路部2のレギュレータ29に接続される。
電気回路部2は、図14に示すように、レギュレータ29とスイッチ(1相オフスイッチ)SW1とを有する。スイッチSW1は、Y結線されたコイル17の1本のリード線26とレギュレータ29との間に接続される。残り2本のリード線26は、直接レギュレータ29に接続される。コイル17に発生した三相交流出力は、レギュレータ29の三相全波整流器29aで直流に変換され、点火関係負荷30、バッテリ31及びランプ負荷32に直流電流が供給される。
バッテリ31が充電されて規定電圧に達すると、レギュレータ29はサイリスタ29bにより三相交流出力を短絡し、レギュレータ29からの直流出力電流を減少させバッテリ31の電圧を規定電圧範囲内に保つ。
ランプ負荷32は、ヘッドライトHL、テールライトTL、メータランプML等のランプ類からなり、スイッチ(ランプオフスイッチ)SW2により、夜間はランプ類32を点灯し、昼間はランプ類32を消灯する。スイッチSW1はスイッチSW2に連動して動作し、スイッチSW2がオンすると同時にスイッチSW1はオンし、三相交流出力がレギュレータ29に供給され、また、スイッチSW2がオフすると同時にスイッチSW1はオフし、単相出力がレギュレータ29に供給され、直流出力電流が減少し、ランプ消灯に伴うサイリスタ29bによる短絡電流の増加を抑制する。
次に、本実施形態に係る三相磁石発電機100(レギュレータ29を除いた構成)の性能と、第1従来例(回転子16極、固定子12極でΔ結線した三相磁石発電機)及び第2従来例(回転子12極、固定子18極でY結線した三相磁石発電機)の性能とを比較する。測定に当たっては、図13に示す性能測定回路を用いた。
図13に示す性能測定回路は、コイル17(図13では、Y結線したコイルを示す。)の三相交流出力を直流に変換する三相全波整流器33と、三相全波整流器33の出力側に直流電流計34を介して接続される可変抵抗Rと、可変抵抗Rと並列接続された直流電圧計35とを備えて構成される。測定方法は、三相全波整流器33の直流出力電圧を可変抵抗Rで14Vの一定電圧に調整しながら出力電流Iを測定するようにした。
この測定試験の結果、図16に示すようなデータが得られた。図16に示すように、本実施形態(本案)の三相磁石発電機100の出力電流Iは、アイドリング時(低回転域)から高回転域に至るまで、第1従来例及び第2従来例よりも、フラットに近い特性が得られ、第2従来例のコイルの抵抗を増大させることなくフラットな出力電流特性が得られた。
また、図14図示のスイッチSW1、スイッチSW2を共にオンしたときの機械入力特性、つまり、ランプ点灯時の機械入力特性として、図17に示すような測定結果が得られた。この測定結果から、本実施形態の三相磁石発電機100の機械入力は、第1従来例及び第2従来例の機械入力に対して約20%低減する(例えば、400W→328W)ことが判明した。
また、図14図示のスイッチSW1をオン、スイッチSW2をオフしたときの機械入力特性、つまり、ランプ消灯時の機械入力特性として、図18に示すような測定結果が得られた。この測定結果から、本実施形態の三相磁石発電機100の機械入力は、第1従来例より約10%低減し(例えば、277W→246W)、第2従来例より約20%低減した(例えば、303W→246W)ことが判明した。
また、図13図示のスイッチSW1をオフしたときの出力電流特性として図19に示すような測定結果が得られた。この測定結果から、本実施形態の三相磁石発電機100の出力電流特性は、第2従来例より全体として出力電流が減少し、スイッチSW1オン時と同様、フラットに近い特性が得られることが判明した。
また、図14図示のスイッチSW1、スイッチSW2を共にオフしたときの機械入力特性、つまり、ランプ消灯1相オフ時の機械入力特性として、図20に示すような測定結果が得られた。この測定結果から、本実施形態の三相磁石発電機100の機械入力は、第2従来例より約35%低減した(例えば、303W→190W)ことが判明した。ここで、本案の1相をオフしない場合の図18に示す機械入力特性と、1相をオフした場合の図20に示す機械入力特性とを比較すると、1相をオフした場合の機械入力は、1相をオフしない場合より約20%低減する(例えば、246W→190W)ことが判明した。一方、第2従来例の10,000rpmでは、1相をオフしても機械入力が変わっていない。
上述したような実施形態に係る三相磁石発電機100の部品を使用して、回転子12極、固定子12極の単相磁石発電機を製作するに当たっては、回転子3のフェライト磁石11をN、S交互に12極等間隔に着磁し、固定子4は、ボビン16の12の巻枠部16dに巻方向を交互に変えながらコイル17を直列に巻線し、コイル17の巻始めと巻終わりを図2図示の2つのリード線端子24でリード線26と結線することにより、図11に示す第1の単相結線を得ることができる。
また、回転子3のフェライト磁石11をN、S交互に12極等間隔に着磁し、固定子4は、ボビン16の12箇所の巻枠部16dに巻方向を交互に変えながらコイル17を直列に巻線し、その途中から中間タップを引出し、コイル17の巻始めと中間タップを図2図示の2つのリード線端子24でリード線26と結線し、コイル17の巻終わりを図2図示のアース端子圧入孔部15jに圧入されるアース端子に結線してコア15にアースすることにより、図12に示す第2の単相結線を得ることができる。
また、エンジン始動時に比較的大きな低回転出力を必要とする場合や、間欠負荷の増加等、一時的な負荷の増加に対応するためには、電気回路部を図15に示すように構成する。
図15において、電気回路部2は、レギュレータ29とスイッチ(1相オフスイッチ)SW1とスイッチ回路SW3とを有する。スイッチSW1は、Y結線されたコイル17の1本のリード線26とレギュレータ29との間に接続される。残り2本のリード線26は、直接レギュレータ29に接続される。コイル17に発生した三相交流出力は、レギュレータ29の三相全波整流器29aで直流に変換され、点火関係負荷30、バッテリ31及びランプ負荷32に直流電流が供給される。
バッテリ31が充電されて規定電圧に達すると、レギュレータ29はサイリスタ29bにより三相交流出力を短絡し、レギュレータ29からの直流出力電流を減少させバッテリ31の電圧を規定電圧範囲内に保つ。
ランプ負荷32は、ヘッドライトHL、テールライトTL、メータランプML等のランプ類からなり、スイッチ(ランプオフスイッチ)SW2により、夜間はランプ類32を点灯し、昼間はランプ類32を消灯する。スイッチSW1はスイッチSW2に連動して動作し、スイッチSW2がオンすると同時にスイッチSW1はオンし、三相交流出力がレギュレータ29に供給され、また、スイッチSW2がオフすると同時にスイッチSW1はオフし、単相出力がレギュレータ29に供給され、直流出力電流が減少し、ランプ消灯に伴うサイリスタ29bによる短絡電流の増加を抑制する。
スイッチ回路SW3は、エンジン始動時に比較的大きな低回転出力が必要な場合や、間欠負荷が追加された場合にオン動作をするスイッチ回路であり、スイッチSW1に並列に接続される。エンジン制御の点火関係負荷が多くなり、低回転域で発電量の大きな三相出力が必要な場合、回転数の信号あるいは始動信号に基づいてスイッチ回路SW3をオンさせ、三相出力をレギュレータ29に供給するようにする。あるいは、ウインカー、ストップランプの点灯など間欠負荷が追加され、三相出力が必要とされる場合、間欠負荷追加信号に基づいてスイッチ回路SW3をオンさせ、三相出力をレギュレータ29に供給するようにする。
以上説明したように、本実施形態の三相磁石発電機100は、16極からなる回転子3と12極からなる固定子4とを備える三相磁石発電機において、回転子3は、椀状の回転部材7の内側に環状に配設される4分割された磁石片11aからなるフェライト磁石11であって、隣り合う磁石片11a間に隙間Gが設けられるとともに16極等間隔に着磁されたフェライト磁石11を有して構成され、固定子4は、12極のコア15を挟持したボビン16の上からコイル17を同一巻方向へ2極飛ばしで三相巻線をし、三相巻線をY結線して構成される。
本実施形態の三相磁石発電機によると、16極着磁した4つの磁石片11aからなり、隣り合う磁石片11a間に隙間Gが設けられたフェライト磁石11を回転子の構成要素としたため、(i)フェライト磁石11の体積を増大させ、出力電流を増大することができる、(ii)磁石11の使用個数が減るため、磁石11の加工工数と組付工数を減少させることができる、(iii)4つの磁石片11aに対する着磁を変更するだけで、12極の単相磁石発電機の回転子を実現することができる、(iv)隣り合う磁石片11aを2個ずつ接触させ、隙間Gを180°対向して2箇所にすることにより磁石11の体積を増大させることができる、(v)磁石片11a間に隙間Gを設けたことにより、磁石11の円周方向の加工寸法がばらついても組付けを行うことができる、(vi)磁石片11a間の隙間GとN、S磁極間を略一致させ、隙間Gと磁極が重ならないようにして性能の低下を防止することができるなどの効果が奏される。
また、回転子16極、固定子12極としY結線したことにより、中高速の出力電流を抑制したフラットな特性を得ることができ、機械入力の低減により燃費が向上し、安価なレギュレータ29の使用が可能になる。また、フラットな特性で出力電流が少ないため、コイル17の発熱も減少し、ボビン16の使用が可能になり、コア15の外周にエポキシ樹脂が付着しなくなり、エポキシ樹脂を除去する必要がなくなり、加工工数の少ない安価な固定子を提供できる。
線対称の12極のコア15を同一形状の二つのボビン16で挟持するとともに一方のボビン16に4つの端子24、25を圧入し、4つの端子24、25のうちの1つの端子25に、三相巻線した各相のコイル17の一端側の引出線17aを結線して中性点とし、各相のコイル17の他端側の引出線17aと各引出線17aに対応するリード線26とを、対応する残りの端子24に結線してY結線を構成した。コア15を線対称にしたため、同じボビン16でコア15を挟持することが可能になり、ボビン16の型費を低減させることができる。また、一方のボビン16だけに端子24、25を圧入するようにしたため、コア15の積層厚が変更されるたびに端子24、25の長さを変更する必要がなくなり、端子24、25の型費を低減させることができる。
磁石片11a間の隙間Gは3mm以下である。回転子16極、固定子12極の三相磁石発電機は磁石11の使用量を多く必要とするため、隙間Gを3mm以下にすることにより、円周方向の磁石11の体積が増大し、回転子3の軸長の増大を抑制することができる。
コア15は、両側に、板厚約0.5mmの鍔付きコアエンド19を有する。回転子16極、固定子12極の三相磁石発電機は磁石11の使用量を多く必要とするため、磁石11の軸方向が長くなり、コア15からはみ出る磁石11が増して磁石11を有効活用することができなくなるが、鍔部19aを有するコアエンド19を配設することにより、磁石11とコア15の対向面積が増大し、磁石11を有効活用可能になる。なお、コアエンド19は、コア15からの磁石11のはみ出し状態に応じて左右異なる高さにしてもよい。また、コアエンド19の板厚を約0.5mmと薄肉にしたことにより、コアエンド19のR部と磁石11との間のエアギャップが減少し、磁石11の性能が向上する。
鍔付きコアエンド19の鍔部19aの根元にリブ19bが形成されている。リブ19bを形成したことにより、薄いコアエンド19の変形強度が増大する。
ボビン16とコアエンド19を嵌合したとき、コアエンド19とボビン16との間に空間Nが形成される。空間Nを形成したことにより、ボビン16をコア15に嵌合するとき、コアエンド19でボビン16の位置決めが容易になり、嵌合作業が容易になる。
コイル17の出力側にレギュレータ29が接続され、コイル17とレギュレータ29との間に、Y結線の1相をオフする1相オフスイッチSW1を設け、1相オフスイッチSW1をランプ負荷32をオフするランプオフスイッチSW2に連動させた。ランプ負荷32をランプオフスイッチSW2によりオフしてレギュレータ29の出力電流を減少させても1相をオフさせないとレギュレータ29の短絡電流が増大し銅損が増大するが、ランプオフスイッチSW2と連動させて1相オフスイッチSW1をオフさせ、Y結線の1相をオフすることにより、コイル17の出力電流を減少させ、レギュレータ29の短絡電流を減少させることができる。
また、コイル17の出力側にレギュレータ29が接続され、コイル17とレギュレータ29との間に、Y結線の1相をオフする1相オフスイッチSW1を設け、1相オフスイッチSW1をランプ負荷32をオフするランプオフスイッチSW2に連動させるとともに、三相出力が必要な場合にオフ状態からオン動作するスイッチ回路SW3を1相オフスイッチSW1に並列接続した。低回転のため発電量が少ないエンジン始動時や、間欠負荷の追加等により発電量を増大させたい場合、単相出力が三相出力に切替わるようになるため、必要な時だけ発電量の増大を図ることができる。
3 回転子
4 固定子
7 回転部材
11 フェライト磁石
11a 磁石片
15 コア
16 ボビン
17 コイル
17a 引出線
19 コアエンド
19a 鍔部
19b リブ
24 リード線端子(端子)
25 中性点端子(端子)
26 リード線
29 レギュレータ
32 ランプ負荷
100 三相磁石発電機
G 隙間
N 空間
SW1 1相オフスイッチ
SW2 ランプオフスイッチ
SW3 スイッチ回路

Claims (8)

  1. 16極からなる回転子と12極からなる固定子とを備える三相磁石発電機において、
    前記回転子は、椀状の回転部材の内側に環状に配設される4分割された磁石片からなるフェライト磁石であって、隣り合う磁石片間に隙間が設けられるとともに16極等間隔に着磁されたフェライト磁石を有して構成され、
    前記固定子は、12極のコアを挟持したボビンの上からコイルを同一巻方向へ2極飛ばしで三相巻線をし、該三相巻線をY結線して構成される
    ことを特徴とする三相磁石発電機。
  2. 線対称の12極のコアを同一形状の二つのボビンで挟持するとともに一方のボビンに4つの端子を圧入し、該4つの端子のうちの1つの端子に、三相巻線した各相のコイルの一端側の引出線を結線して中性点とし、各相のコイルの他端側の引出線と各引出線に対応するリード線とを、対応する残りの端子に結線してY結線を構成することを特徴とする請求項1に記載の三相磁石発電機。
  3. 前記磁石間の隙間は3mm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の三相磁石発電機。
  4. 前記コアは、両側に、板厚約0.5mmの鍔付きコアエンドを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の三相磁石発電機。
  5. 前記鍔付きコアエンドの鍔部の根元にリブが形成されていることを特徴とする請求項4に記載の三相磁石発電機。
  6. 前記ボビンと前記コアエンドを嵌合したとき、前記コアエンドと前記ボビンとの間に空間が形成されることを特徴とする請求項4又は5に記載の三相磁石発電機。
  7. コイルの出力側にレギュレータが接続され、コイルとレギュレータとの間に、Y結線の1相をオフする1相オフスイッチを設け、該1相オフスイッチをランプ負荷をオフするランプオフスイッチに連動させたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の三相磁石発電機。
  8. コイルの出力側にレギュレータが接続され、コイルとレギュレータとの間に、Y結線の1相をオフする1相オフスイッチを設け、該1相オフスイッチをランプ負荷をオフするランプオフスイッチに連動させるとともに、三相出力が必要な場合にオフ状態からオン動作するスイッチ回路を前記1相オフスイッチに並列接続したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の三相磁石発電機。
JP2009124470A 2009-05-22 2009-05-22 三相磁石発電機 Pending JP2010273482A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009124470A JP2010273482A (ja) 2009-05-22 2009-05-22 三相磁石発電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009124470A JP2010273482A (ja) 2009-05-22 2009-05-22 三相磁石発電機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010273482A true JP2010273482A (ja) 2010-12-02

Family

ID=43421055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009124470A Pending JP2010273482A (ja) 2009-05-22 2009-05-22 三相磁石発電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010273482A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012152006A (ja) * 2011-01-19 2012-08-09 Denso Corp 回転電機
WO2013118778A1 (ja) * 2012-02-10 2013-08-15 デンソートリム株式会社 磁石式発電機
WO2013118777A1 (ja) * 2012-02-10 2013-08-15 デンソートリム株式会社 磁石式発電機
JP2015057012A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 株式会社デンソー 回転電機
US10087995B2 (en) 2014-06-06 2018-10-02 Saint-Gobain Performance Plastics Rencol Limited Tolerance ring
JP2019009994A (ja) * 2016-12-06 2019-01-17 デンソートリム株式会社 内燃機関用回転電機およびそのステータ
JP2020022242A (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 ステータ、ステータを用いたモータ及び圧縮機

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52106414A (en) * 1976-03-03 1977-09-07 Nippon Denso Co Ltd Output controller of magneto generator
JPS63179752U (ja) * 1987-05-11 1988-11-21
JPH0698514A (ja) * 1992-09-16 1994-04-08 Matsushita Electric Works Ltd ブラシレスモータのロータ
JPH09132185A (ja) * 1995-11-10 1997-05-20 Sanyo Electric Co Ltd 自転車用ハブダイナモ
JP2003259588A (ja) * 2002-02-28 2003-09-12 Mitsuba Corp ターミナル挿通部を有するコイルボビン
JP2006158181A (ja) * 2004-11-04 2006-06-15 Denso Corp 三相磁石式発電機

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52106414A (en) * 1976-03-03 1977-09-07 Nippon Denso Co Ltd Output controller of magneto generator
JPS63179752U (ja) * 1987-05-11 1988-11-21
JPH0698514A (ja) * 1992-09-16 1994-04-08 Matsushita Electric Works Ltd ブラシレスモータのロータ
JPH09132185A (ja) * 1995-11-10 1997-05-20 Sanyo Electric Co Ltd 自転車用ハブダイナモ
JP2003259588A (ja) * 2002-02-28 2003-09-12 Mitsuba Corp ターミナル挿通部を有するコイルボビン
JP2006158181A (ja) * 2004-11-04 2006-06-15 Denso Corp 三相磁石式発電機

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012152006A (ja) * 2011-01-19 2012-08-09 Denso Corp 回転電機
WO2013118778A1 (ja) * 2012-02-10 2013-08-15 デンソートリム株式会社 磁石式発電機
WO2013118777A1 (ja) * 2012-02-10 2013-08-15 デンソートリム株式会社 磁石式発電機
JP2013165589A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Denso Trim Kk 磁石式発電機
JP2013165590A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Denso Trim Kk 磁石式発電機
US9537365B2 (en) 2012-02-10 2017-01-03 Denso Trim Co., Ltd. Magnet-type generator
US9537366B2 (en) 2012-02-10 2017-01-03 Denso Trim Co., Ltd. Magnet-type generator
JP2015057012A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 株式会社デンソー 回転電機
US10087995B2 (en) 2014-06-06 2018-10-02 Saint-Gobain Performance Plastics Rencol Limited Tolerance ring
JP2019009994A (ja) * 2016-12-06 2019-01-17 デンソートリム株式会社 内燃機関用回転電機およびそのステータ
JP2020022242A (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 ステータ、ステータを用いたモータ及び圧縮機
CN110784027A (zh) * 2018-07-31 2020-02-11 日立环球生活方案株式会社 定子、使用了定子的马达以及压缩机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8344580B2 (en) Stator for a polyphase electric machine and method for manufacturing same
JP4440275B2 (ja) 三相回転電機
US8205321B2 (en) Method of assembling a magneto generator
JP2010273482A (ja) 三相磁石発電機
JP5279691B2 (ja) 回転電機
US7067949B2 (en) Rotary electric machine
CN101431268A (zh) 车辆用交流发电机及其制造方法、汽车、车辆用旋转电机
CN101573853B (zh) 电机
CN104604109B (zh) 旋转电动机及内燃机用增压器
CN102035275A (zh) 混合励磁无刷爪极电机
JP2008278567A (ja) 回転電機及び交流発電機
EP3416268B1 (en) Three phase flux switching electric machine with orthogonally oriented magnets
US20070236093A1 (en) Magnetoelectric generator
CN102005879A (zh) 电励磁部分双定子的无刷混合励磁同步发电机
US6967554B2 (en) Coil for a rotary electric machine
JP2002136004A (ja) 交流発電機の界磁回転子
CN106655553B (zh) 一种复合结构电机
JP5569109B2 (ja) 車両用交流発電機
CN104718688A (zh) 两相旋转电机
WO2015019746A1 (ja) ステータコア
CN201985720U (zh) 电励磁部分双定子的无刷混合励磁同步发电机
EP1589639A1 (en) Improved multipolar magnetogenerator charging system
JP2003164087A (ja) 磁石式発電機のステータ
US20060055261A1 (en) Multiple stator charging system
US6724116B1 (en) Alternator permanent magnet rotor design

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130702

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140107