JP2003219186A - 画像データ符号化・復号方法及びそれを用いる端末装置 - Google Patents

画像データ符号化・復号方法及びそれを用いる端末装置

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JP2003219186A
JP2003219186A JP2002014920A JP2002014920A JP2003219186A JP 2003219186 A JP2003219186 A JP 2003219186A JP 2002014920 A JP2002014920 A JP 2002014920A JP 2002014920 A JP2002014920 A JP 2002014920A JP 2003219186 A JP2003219186 A JP 2003219186A
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image
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data string
jbig
pixels
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JP2002014920A
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Koji Okada
孝二 岡田
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Nef KK
Original Assignee
Nef KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意サイズの画像データを復元可能な端末装
置を提供する。 【解決手段】 ファイル画素データ列変換部2はハード
ディスク1に保存されている画像データファイルを画素
データ列に変換し、画像メモリ11に格納する。“白”
画像付加部4は画像メモリ11の画素データ列の右端に
“白”画像を付加する。JBIG符号化部5は画像メモ
リ11に格納されている画素データ列に対してJBIG
符号化を行う。画像サイズコメントマーカ生成部6は今
送ろうとしている画像データの画像サイズ情報を格納し
たコメントマーカを生成し、JBIG符号データに挿入
する。ファクシミリ通信制御部7はJBIG符号データ
をファクシミリ通信手順にしたがって送信し、ファクシ
ミリ通信手順にしたがって相手端末からJBIG符号デ
ータを受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像データ符号化・
復号方法及びそれを用いる端末装置に関し、特にITU
−T(国際電気通信連合)のT82及びT85において
勧告化されているJBIG(Joint Bi−lev
el Image experts Group)符号
化方式を用いたファクシミリ通信を可能とするパーソナ
ルコンピュータやモバイル端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ(以下、
パソコンとする)やモバイル端末等からファクシミリ通
信が可能となっており、パソコン等の画像を相手端末へ
送ることができる。しかも、符号化方式として、JBI
G符号化方式を用いることが可能な端末も増えており、
JBIG符号化方式を用いることによって、2値画像デ
ータだけでなく、ハーフトーン画像も高圧縮率が得られ
るため、画像データを高速に送ることができる。
【0003】国際標準符号化方式であるJBIG符号化
方式では、図5に示すように、符号化パラメータ等から
成るヘッダ情報BIHと、画像データBIDとから構成
されており、それらヘッダ情報BIHと画像データBI
Dとの間(厳密には画像データBIDのある所定エリ
ア)にコメントマーカを挿入することが可能となってい
る。
【0004】コメントマーカは送り側から受け側へ、互
いに取り決めたフォーマットで情報を伝えることができ
るもので、一般の(未対応の)端末はコメントマーカが
挿入されていたらそれを読み捨てることになっているも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ファクシミ
リ通信のプロトコルでは勧告上、例えJBIG符号化方
式であったとしても、画像サイズとしてA4、B4、A
3の各種サイズ幅しか定義されていない。具体的には、
線密度が「8画素/mm(標準、ファイン)」の時に、
A4は1728画素、B4は2048画素、A3は24
32画素、線密度が「16画素/mm」の時にそれぞれ
その倍の画素の幅で送ることになっている。
【0006】そのため、パソコンやモバイル端末等にお
いて、スキャナやディジタルカメラ等を用いて取り込ん
だり、編集したりした画像、つまり上述の画素数の幅で
ない任意な大きさの画像を送ろうとすると、画像の右端
等に勧告で定義されている上述の画素数になるまで余分
な画データを付加して行う必要がある。
【0007】このように、画像の右端に余分な画データ
を付加して送信すると、受信側では復号した画像に対し
て余分な画像の有無が判らないため(A4、B4、A3
としか判らないため)、元の画像と同じサイズで復元す
ることができないという問題がある。
【0008】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、任意サイズの画像データを復元することができる
画像データ符号化・復号方法及びそれを用いる端末装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による画像データ
符号化・復号方法は、送信先に送信する画像データファ
イルを画素データ列に変換するステップと、前記送信す
る画像データファイルが予め定義されている画素数の幅
でない時に当該画素数になるまで右端に所定画像を付加
するステップと、前記画素データ列をJBIG(Joi
nt Bi−level Image experts
Group)符号化するステップと、ファクシミリ通
信手順にしたがってJBIG符号化された画素データ列
を送信するステップと、前記送信する画像データファイ
ルの画像サイズ情報を格納したコメントマーカを前記J
BIG符号化された画素データ列に挿入するステップと
を備えている。
【0010】本発明による他の画像データ符号化・復号
方法は、ファクシミリ通信手順にしたがってJBIG
(Joint Bi−level Image exp
erts Group)符号化された画素データ列を受
信するステップと、その受信した画素データ列を復号化
するステップと、前記JBIG符号化された画素データ
列に挿入されているコメントマーカから画像サイズ情報
を読出すステップと、この読出した画像サイズで前記復
号化された画素データ列の切り出し処理を行うステップ
と、その切り出された画素データ列を画像データファイ
ルに変換するステップとを備えている。
【0011】本発明による端末装置は、送信先に送信す
る画像データファイルを画素データ列に変換する手段
と、前記送信する画像データファイルが予め定義されて
いる画素数の幅でない時に当該画素数になるまで右端に
所定画像を付加する手段と、前記画素データ列をJBI
G(Joint Bi−level Image ex
perts Group)符号化する手段と、ファクシ
ミリ通信手順にしたがってJBIG符号化された画素デ
ータ列を送信する手段と、前記送信する画像データファ
イルの画像サイズ情報を格納したコメントマーカを前記
JBIG符号化された画素データ列に挿入する手段とを
備えている。
【0012】本発明による他の端末装置は、ファクシミ
リ通信手順にしたがってJBIG(Joint Bi−
level Image experts Grou
p)符号化された画素データ列を受信する手段と、その
受信した画素データ列を復号化する手段と、前記JBI
G符号化された画素データ列に挿入されているコメント
マーカから画像サイズ情報を読出す手段と、この読出し
た画像サイズで前記復号化された画素データ列の切り出
し処理を行う手段と、その切り出された画素データ列を
画像データファイルに変換する手段とを備えている。
【0013】すなわち、本発明の端末装置は、送信時、
送りたい画像データファイルを画素データ列に変換する
手段と、送りたい画像データが勧告で定義されている画
素数の幅でない時にその画素数になるまで右端に白画像
を付加する手段と、画素データ列を勧告に則ってJBI
G(Joint Bi−level Image ex
perts Group)符号化する手段と、ファクシ
ミリ通信手順にしたがってデータを送信する手段と、受
信時にファクシミリ通信手順にしたがってデータを受信
する手段と、受信したJBIG符号を復号化して画素デ
ータ列を得る手段と、画素データ列から画像データファ
イルに変換する手段と、送信時に元の画像データの画像
サイズ情報を格納したコメントマーカをJBIG符号デ
ータに挿入する手段と、受信時に符号データに挿入され
ているコメントマーカから画像サイズ情報を読出す手段
と、読出した画像サイズで画素データ列の切り出し処理
を行う手段とを有している。
【0014】上記のように構成することで、本発明の端
末装置では、従来のファクシミリ端末との互換性を保ち
ながら、任意なサイズの画像データを復元可能なJBI
G符号データを生成することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による
端末装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、本発明の一実施例による端末装置はハードディスク
1と、ファイル画素データ列変換部2と、制御部3と、
“白”画像付加部4と、JBIG(Joint Bi−
level Image experts Grou
p)符号化部5と、画像サイズコメントマーカ生成部6
と、ファクシミリ通信制御部7と、コメントマーカ画像
サイズ読出し部8と、JBIG復号化部9と、画素デー
タ列切り出し部10と、画像メモリ11と、画素データ
列ファイル変換部12と、それら各部を接続するシステ
ムバス100とから構成されている。
【0016】制御部3は装置各部を制御するセントラル
プロセシングユニットである。ハードディスク1は端末
装置内の画像ファイルを保存しておく装置で、記憶装置
であれば特にハードディスクでなくてもよい。画像メモ
リ11は送りたい画像データファイルを画素データ列に
変換、または受信した符号データを画素データ列に伸長
する際等にワークとして使用するランダムアクセスメモ
リである。
【0017】ファイル画素データ列変換部2はハードデ
ィスク1に保存されているファイル、例えばTIFF
(Tagged Image File Forma
t)ファイルやビットマップファイル等の画像データフ
ァイルを画素データ列に変換するためのもので、画素デ
ータ列は画像メモリ11に格納される。
【0018】“白”画像付加部4は画像メモリ11に格
納されている画素データ列の右端に“白”画像を付加す
るものである。JBIG符号化部5は画像メモリ11に
格納されている画素データ列に対してJBIG符号化を
行うものである。画像サイズコメントマーカ生成部6は
今送ろうとしている画像データの画像サイズ情報を格納
したコメントマーカを生成し、JBIG符号化部5にて
符号化したJBIG符号データのある所定の位置に挿入
するものである。
【0019】ファクシミリ通信制御部7はJBIG符号
化部5にて符号化されたJBIG符号データをファクシ
ミリ通信手順にしたがって送信するものであり、また受
信時はファクシミリ通信手順にしたがって相手端末(図
示せず)からJBIG符号データを受信するものであ
る。
【0020】コメントマーカ画像サイズ読出し部8はフ
ァクシミリ通信制御部7にて受信したJBIG符号デー
タに挿入されているコメントマーカから画像サイズ情報
を読出すものである。JBIG復号化部9はファクシミ
リ通信制御部7にて受信したJBIG符号データの復号
化を行い、画素データ列に伸長するものであり、得られ
た画素データ列は画像メモリ11に格納される。
【0021】画素データ列切り出し部10は画像メモリ
11に格納された画素データ列に対して、コメントマー
カ画像サイズ読出し部8にて読出した画像サイズで切り
出しを行うものである。画素データ列ファイル変換部1
2は画素データ列切り出し部10にて切り出しを行った
画素データ列を画像ファイルに変換してハードディスク
1に保存するものである。
【0022】図2は本発明の一実施例による端末装置に
おける送信時の動作を示すフローチャートである。これ
ら図1及び図2を参照して本発明の一実施例による端末
装置における送信時の動作について説明する。
【0023】端末装置では画像データの送信時に、ファ
イル画素データ列変換部2によって送りたい画像データ
ファイルを画素データ列に変換する(図2ステップS
1)。その際、制御部3は送りたい画像データが勧告で
定義されている画素数の幅かどうかを比較し、定義され
ている画素数の幅でなければ(図2ステップS2)、
“白”画像付加部4によって画素データ列の右端に
“白”画像を付加する(図2ステップS3)。
【0024】その後に、JBIG符号化部5は勧告で定
義されている画素数の幅の画像データ列、あるいは
“白”画像付加部4で右端に“白”画像が付加された画
素データ列を勧告に則ってJBIG符号化する(図2ス
テップS4)。
【0025】画像サイズコメントマーカ生成部6は元の
画像データの画像サイズ情報を格納したコメントマーカ
を生成してJBIG符号データに挿入し(図2ステップ
S5)、ファクシミリ通信制御部7は上記のように処理
されたJBIG符号データをファクシミリ通信手順にし
たがって送信する(図2ステップS6)。
【0026】図3は本発明の一実施例による端末装置に
おける受信時の動作を示すフローチャートである。これ
ら図1及び図3を参照して本発明の一実施例による端末
装置における受信時の動作について説明する。
【0027】端末装置では画像データの受信時に、ファ
クシミリ通信制御部7がファクシミリ通信手順にしたが
って符号データを受信すると(図3ステップS11)、
コメントマーカ画像サイズ読出し部8によって符号デー
タに挿入されているコメントマーカから画像サイズ情報
を読出す(図3ステップS12)。
【0028】JBIG復号化部9は受信したJBIG符
号を復号化し、画素データ列に伸長し(図3ステップS
13)、得られた画素データ列を画像メモリ11に格納
する。その際、制御部3は元の画像サイズを格納したコ
メントマーカがあったかどうかを判定し、コメントマー
カがあった場合(図3ステップS14)、画素データ列
切り出し部10においてコメントマーカ画像サイズ読出
し部8で読出した画像サイズで画素データ列の切り出し
処理を行う(図3ステップS15)。
【0029】画素データ列ファイル変換部12は画素デ
ータ列切り出し部10にて切り出しを行った画素データ
列を画像データファイルに変換し(図3ステップS1
6)、ハードディスク1に保存する。
【0030】図4は本発明の一実施例における画像の大
きさのイメージを表した概念図である。図4において
は、幅が1024画素で、768ラインの画像を示して
いる。a1は送りたい原画像を表し、幅が1024画素
で、768ラインの画像を表している。a2は右端に
“白”画像を付加した符号データ上の画像を表し、幅が
1728画素で、768ラインの画像を表している。
【0031】a3は受信した符号データを復号して伸長
した画像を表し、幅が1728画素で、768ラインの
画像を表しており、従来のファクシミリ端末装置で得ら
れる画像である。a4は伸長した画像を、幅が1024
画素で、768ラインにて切り出した復元画像を表して
いる。
【0032】図5(a)はJBIG符号データを示す図
であり、図5(b)は本発明の画像サイズコメントマー
カ付きJBIG符号データの例を示す図である。これら
図1〜図5を参照して、端末装置内にTIFFファイル
形式で保存されている幅1024画素×高さ768画素
の画像データを送信する動作について説明する。
【0033】まず、ファイル画素データ列変換部2はハ
ードディスク1に保存されている送りたいTIFF形式
画像データファイルを読出し、1ライン1024画素の
768ラインからなる画素データ列に変換し、画像メモ
リ11に格納する(図2ステップS1)。
【0034】続いて、制御部3はファイル画素データ列
変換部2が画像メモリ11に格納した画素データ列の幅
が、ファクシミリ通信勧告で定義されている画素数の幅
と同じかどうかの比較を行う(図2ステップS2)。こ
の場合、勧告で定義されている画素数の幅はA4サイズ
の8画素/mmで1728画素、B4サイズの8画素/
mmで2048画素、A3サイズの8画素/mmで24
32画素、A4サイズの16画素/mmで3456画
素、B4サイズの16画素/mmで4096画素、A3
サイズの16画素/mmで4864画素であるため、制
御部3は画素データ列の幅がファクシミリ通信勧告で定
義されている画素数の幅と同じではないと判断する。
【0035】そこで、“白”画素付加部4は画像メモリ
11に格納されている画素データ列の右端に、勧告で定
義されている画素数になるまで“白”画像を付加する
(図2ステップS3)。勧告で定義されている画素数と
しては、元の画素数を越える最小の勧告画素数が望まし
いので、ここではA4、8画素/mmの1728画素に
なるまで、つまり残り704画素分の“白”画素を付加
することになる。
【0036】JBIG符号化部5は画像メモリ11に格
納されている元の画素データ列及び付加された“白”画
素を合わせて1728画素×768ラインからなる画素
データ列のJBIG符号化を行い(図2ステップS
4)、画像サイズコメントマーカ生成部6が元の画像サ
イズ1024×768の情報を格納したコメントマーカ
を生成して符号データに挿入する(図2ステップS
5)。
【0037】JBIG符号データは符号化パラメータ等
からなるヘッダ情報BIHと、画像データBIDとから
構成されている。さらに、画像データBIDはストライ
プと呼ばれる128ライン単位に符号化されており、コ
メントマーカは各ストライプの先頭に挿入することがで
きるものであるが、コメントマーカは最初のストライプ
の先頭に挿入されていればよいので、結局、ヘッダ情報
BIHと画像データBIDとの間にコメントマーカが入
っていればよいことになる。
【0038】コメントマーカとしては、図5に示した例
のようにコメントマーカであることを表すコード‘FF
H’,‘07H’の2バイトと、情報のバイト数を格納
したレングス4バイト、及び元の画像サイズ情報“X
=”、‘00000400H’(1024)、”Y
=”、‘00000300H’(768)を並べた形で
生成し、ヘッダ情報BIHと画像データBIDとの間に
挿入する。
【0039】ファクシミリ通信制御部7はJBIG符号
化部5にて符号化されたJBIG符号データに、画像サ
イズコメントマーカ生成部6にてコメントマーカが挿入
されている符号データを、ファクシミリ通信手順にした
がってプロトコル上、A4サイズ8画素/mm(画素数
1728)として送信を行う(図2ステップS6)。
【0040】次に、幅1024画素×高さ768画素の
画像データを受信し、端末装置内にTIFFファイル形
式で保存する動作について説明する。
【0041】まず、ファクシミリ通信制御部7はファク
シミリ通信手順にしたがってA4サイズ8画素/mm
(画素数1728)の画像データのJBIG符号を受信
する(図3ステップS11)。
【0042】コメントマーカ画像サイズ読出し部8はフ
ァクシミリ通信制御部7が受信したJBIG符号データ
の中からコメントマーカコード‘FFH’,‘07H’
をサーチし、コメントマーカコードがあると情報のレン
グス4バイトを読出し、そのレングス内のバイト数だけ
情報を読出す。読出した情報が”X=”、‘00000
400H’(1024)、”Y=”、‘0000030
0H’(768)のフォーマットであれば、元の画像サ
イズ情報が格納されているので、画像サイズを読取り、
「1024×768」を認識する(図3ステップS1
2)。
【0043】JBIG復号化部9はJBIG符号データ
の復号を行い、幅1728画素×768ラインの画素デ
ータ列に伸長し、画像メモリ11に格納する(図3ステ
ップS13)。
【0044】ここで、制御部3はコメントマーカ画像サ
イズ読出し部8がコメントマーカから元の画像サイズを
認識したかどうかの判定を行う(図3ステップS1
4)。制御部3が元の画像サイズを認識したと判定する
と、画素データ列切出し部10は画像メモリ11に格納
されている画素データ列を、コメントマーカ画像サイズ
読出し部8が認識した元の画像サイズ「1024×76
8」で切り出しを行う(図3ステップS15)。つま
り、JBIG復号化部9で伸長された画素データ列から
余分な704画素を取り除くことになる。
【0045】画素データ列ファイル変換部12は画素デ
ータ列切り出し部10にて幅1024画素×768ライ
ンで切り出した画素データ列をTIFF形式画像ファイ
ルに変換し、ハードディスク1に保存する(図3ステッ
プS16)。
【0046】受信端末が本発明の一実施例による端末装
置でない、従来のファクシミリ端末装置の時には、コメ
ントマーカがあってもそれを読み捨てるため、コメント
マーカがない時と同様に、右端に“白”画像が付加され
ており、幅が1728画素で768ラインの画像を得ら
れることはできる。
【0047】上述したように、本実施例によれば、従来
のファクシミリ端末との互換性を保ちながら、任意なサ
イズの画像データを復元可能なJBIG符号データを生
成することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像データ
符号化・復号方法は、送信先に送信する画像データファ
イルを画素データ列に変換し、送信する画像データファ
イルが予め定義されている画素数の幅でない時に当該画
素数になるまで右端に所定画像を付加し、その画素デー
タ列をJBIG符号化し、JBIG符号化された画素デ
ータ列をファクシミリ通信手順にしたがって送信すると
ともに、送信する画像データファイルの画像サイズ情報
を格納したコメントマーカをJBIG符号化された画素
データ列に挿入することによって、任意サイズの画像デ
ータを復元することができるという効果が得られる。
【0049】また、本発明の他の画像データ符号化・復
号方法は、ファクシミリ通信手順にしたがってJBIG
符号化された画素データ列を受信し、その受信した画素
データ列を復号化し、JBIG符号化された画素データ
列に挿入されているコメントマーカから画像サイズ情報
を読出し、この読出した画像サイズで復号化された画素
データ列の切り出し処理を行い、その切り出された画素
データ列を画像データファイルに変換することによっ
て、任意サイズの画像データを復元することができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による端末装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による端末装置における送信
時の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例による端末装置における受信
時の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例における画像の大きさのイメ
ージを表した概念図である。
【図5】(a)はJBIG符号データを示す図、(b)
は本発明の画像サイズコメントマーカ付きJBIG符号
データの例を示す図である。
【符号の説明】
1 ハードディスク 2 ファイル画素データ列変換部 3 制御部 4 “白”画像付加部 5 JBIG符号化部 6 画像サイズコメントマーカ生成部 7 ファクシミリ通信制御部 8 コメントマーカ画像サイズ読出し部 9 JBIG復号化部 10 画素データ列切り出し部 11 画像メモリ 12 画素データ列ファイル変換部 100 システムバス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信先に送信する画像データファイルを
    画素データ列に変換するステップと、前記送信する画像
    データファイルが予め定義されている画素数の幅でない
    時に当該画素数になるまで右端に所定画像を付加するス
    テップと、前記画素データ列をJBIG(Joint
    Bi−level Image experts Gr
    oup)符号化するステップと、ファクシミリ通信手順
    にしたがってJBIG符号化された画素データ列を送信
    するステップと、前記送信する画像データファイルの画
    像サイズ情報を格納したコメントマーカを前記JBIG
    符号化された画素データ列に挿入するステップとを有す
    ることを特徴とする画像データ符号化・復号方法。
  2. 【請求項2】 前記ファクシミリ通信手順にしたがって
    前記JBIG符号化された画素データ列を受信するステ
    ップと、その受信した画素データ列を復号化するステッ
    プと、前記JBIG符号化された画素データ列に挿入さ
    れているコメントマーカから画像サイズ情報を読出すス
    テップと、この読出した画像サイズで前記復号化された
    画素データ列の切り出し処理を行うステップと、その切
    り出された画素データ列を画像データファイルに変換す
    るステップとを含むことを特徴とする請求項1記載の画
    像データ符号化・復号方法。
  3. 【請求項3】 ファクシミリ通信手順にしたがってJB
    IG(JointBi−level Image ex
    perts Group)符号化された画素データ列を
    受信するステップと、その受信した画素データ列を復号
    化するステップと、前記JBIG符号化された画素デー
    タ列に挿入されているコメントマーカから画像サイズ情
    報を読出すステップと、この読出した画像サイズで前記
    復号化された画素データ列の切り出し処理を行うステッ
    プと、その切り出された画素データ列を画像データファ
    イルに変換するステップとを有することを特徴とする画
    像データ符号化・復号方法。
  4. 【請求項4】 送信先に送信する画像データファイルを
    画素データ列に変換する手段と、前記送信する画像デー
    タファイルが予め定義されている画素数の幅でない時に
    当該画素数になるまで右端に所定画像を付加する手段
    と、前記画素データ列をJBIG(Joint Bi−
    level Image experts Grou
    p)符号化する手段と、ファクシミリ通信手順にしたが
    ってJBIG符号化された画素データ列を送信する手段
    と、前記送信する画像データファイルの画像サイズ情報
    を格納したコメントマーカを前記JBIG符号化された
    画素データ列に挿入する手段とを有することを特徴とす
    る端末装置。
  5. 【請求項5】 前記ファクシミリ通信手順にしたがって
    前記JBIG符号化された画素データ列を受信する手段
    と、その受信した画素データ列を復号化する手段と、前
    記JBIG符号化された画素データ列に挿入されている
    コメントマーカから画像サイズ情報を読出す手段と、こ
    の読出した画像サイズで前記復号化された画素データ列
    の切り出し処理を行う手段と、その切り出された画素デ
    ータ列を画像データファイルに変換する手段とを含むこ
    とを特徴とする請求項4記載の端末装置。
  6. 【請求項6】 ファクシミリ通信手順にしたがってJB
    IG(JointBi−level Image ex
    perts Group)符号化された画素データ列を
    受信する手段と、その受信した画素データ列を復号化す
    る手段と、前記JBIG符号化された画素データ列に挿
    入されているコメントマーカから画像サイズ情報を読出
    す手段と、この読出した画像サイズで前記復号化された
    画素データ列の切り出し処理を行う手段と、その切り出
    された画素データ列を画像データファイルに変換する手
    段とを有することを特徴とする端末装置。
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