JP2003219061A - 緊急通報機能付き携帯電話機 - Google Patents

緊急通報機能付き携帯電話機

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JP2003219061A
JP2003219061A JP2002010476A JP2002010476A JP2003219061A JP 2003219061 A JP2003219061 A JP 2003219061A JP 2002010476 A JP2002010476 A JP 2002010476A JP 2002010476 A JP2002010476 A JP 2002010476A JP 2003219061 A JP2003219061 A JP 2003219061A
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emergency call
mobile phone
call function
impact force
function
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JP2002010476A
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Takashi Takasaki
尚 高崎
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NEC Saitama Ltd
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NEC Saitama Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急通報を自動的に正確かつ確実に実行する
緊急通報機能付き携帯電話機を提供すること。 【解決手段】 加速度センサ118を利用して衝撃力を
検出し、マイク121を利用して衝撃音を検出し、GP
S回路105でGPS信号を受信して現在位置を測位
し、検出された衝撃力または衝撃音の大きさに対応する
所定のレベル値を記憶し、記憶した所定のレベル値と検
出した衝撃力または衝撃音の大きさとを比較判定する。
この比較の結果に応じて、緊急通報を行う緊急通報機能
が構成されている。さらに、測定した現在位置の情報を
音声に変換する音声変換手段をさらに有している。本構
成により、万が一交通事故等で大きな衝撃力あるいは大
きな衝撃音が発生した場合、緊急事態と認識し、自動で
あらかじめ登録した相手先に発呼を行い、現在位置情報
と登録メッセージを流すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緊急通報機能付き
携帯電話機に関し、さらに詳述すると、本発明は、自動
車あるいはバイクの運転中(乗車中)に交通事故等で使
用者がダメージを受けた場合、あらかじめ登録された相
手先へ緊急通報を行うようにした緊急通報機能付き携帯
電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、緊急通報機能付き携帯電話機は、
たとえば、緊急時に携帯電話機やPHSに緊急通報機能
を付加している。このような従来の携帯電話機やPHS
では、緊急通報を行うに際して、使用者自らがキー操作
を行うことで緊急通報を行う機能を構成することができ
る。
【0003】本発明と技術分野の類似する先願発明例1
としての特開2000−251177号公報の「携帯用
緊急通報装置」は、ユーザ自身が通報不能でも緊急通報
を発することができ、平行してGPS現在位置情報の送
受を可能としている。
【0004】先願発明例2の特開2000−29878
6号公報の「通報システムおよび通報方法」は、交通事
故の際に事故の規模などを通報センタ側で判別できるよ
うにしている。
【0005】先願発明例3の特開2001−25658
1号公報の「車両用緊急時連絡装置」は、加速度センサ
およびエアバッグ装置からの情報を得て、事故が発生し
たときに、正確な事故情報を迅速かつ確実に連絡するこ
とを図っている。
【0006】先願発明例4の特開平5−20578号公
報の「現在位置緊急通報装置」は、衝突検出手段、位置
検出手段を有し、ドライバーが事故や突然意識を失った
場合、あるいは身動きができない状態にあっても警察な
どの関係者にそのことを自動的に通報可能としている。
【0007】先願発明例5の特開平6−125300号
公報の「現在位置緊急通報装置付自動車電話」は、自動
的に事故と発生した位置が通報され、救急措置を受ける
ことを可能としている。
【0008】先願発明例6の特開平7−143551号
公報の「携帯装置」は、交通事故や火災に巻き込まれた
場合にも、基地局からの要求なしに、その位置を基地局
に知らせることを図っている。
【0009】先願発明例7の特開平8−221679号
公報の「車載用緊急通報装置」は、適切な救急処置に必
要な機材等を迅速に準備でき、事故時の状況を正確に把
握できることを図っている。
【0010】先願発明例8の特開平9−198592号
公報の「緊急通報システム」は、移動体の事故等で運転
者による外部との通信が不可能となった場合でも、異常
発生を移動体の位置とともに速やかに外部へ伝達可能と
している。
【0011】先願発明例9の特開平11−187153
号公報の「緊急通報システム」は、緊急連絡先を簡単に
変更可能としている。
【0012】先願発明例10の特開平11−28507
0号公報の「交通事故防止機能付き携帯電話機」は、走
行中は携帯電話機での発着信を自動的に停止させる機能
を持たせている。
【0013】先願発明例11の特開平10−12166
2号公報(特許第3019060号)の「緊急通報装
置」は、緊急通報に際して所定の情報を送出した後に、
自動的に車両付近と受付センタとの間で音声による通話
を可能としている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の携帯電話機やPHSでは、緊急通報を行う手段とし
て使用者自らがキー操作を行う必要があったり、使用者
がダメージを受け意識不明時には自らキー操作を行うこ
とができず、位置情報の具体的な連絡手法が示されてい
ない等の不備を有する。このため、的確な緊急通報の実
行ができないといった問題点がある。
【0015】また、上記の先願発明例は、それぞれ一長
一短があり、衝撃の度合いと緊急連絡の度合いとの関
係、携帯電話自体を落下させてしまった場合と事故時の
衝撃とをいかにして区別するか等の具体的手順が明示さ
れていない。これらの観点から、上記の先願発明の主な
問題点を、以下に列挙する。
【0016】ユーザ自身が通報操作不能時の緊急通報に
ついて開示した上記の先願発明例1において、異常の内
容が明確化されていないことと、音声による位置通報等
が開示されていない。
【0017】先願発明例2、先願発明例3には自動緊急
通報の具体的手段が開示されていない。また、先願発明
例4、先願発明例5には事故内容と自動緊急通報との具
体的な関係が開示されていない。先願発明例6、先願発
明例7、先願発明例8には異常加速度や火災発生時等の
位置情報の通信手順が示されている。しかし、位置情報
の音声による通報などは開示されていない。
【0018】本発明は、緊急通報を自動的に正確かつ確
実に実行する緊急通報機能付き携帯電話機を提供するこ
とを目的とする。
【0019】より詳細に本発明は、携帯電話機所有者が
自動車あるいはバイクを運転中(乗車中)に万一交通事
故等に遭い、所有者がダメージを受けた場合、あらかじ
め登録された相手先への自動発呼を行い、緊急通報を行
う機能等を有し、機能性能および利便性のより高い、緊
急通報機能付き携帯電話機を提供することを目的とす
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の緊急通報機能付き携帯電話機は、衝撃力を
検出する加速度センサと、衝撃音を検出するマイクと、
GPS信号を受信して現在位置を測位するGPS受信手
段と、検出された衝撃力または衝撃音の大きさに対応す
る所定のレベル値を記憶する記憶手段と、所定のレベル
値と検出した衝撃力または衝撃音の大きさとを比較する
比較手段とを有し、比較の結果に応じて緊急通報を行う
緊急通報機能が構成されたことを特徴としている。
【0021】また、上記の緊急通報機能は、当該携帯電
話機自身が発する通報音発信およびあらかじめ登録され
た電話番号への自動緊急通報機能の少なくとも1つを含
むとよい。
【0022】さらに、携帯電話機は、自身の現在位置を
測定する現在位置測定手段をさらに有し、あらかじめ登
録された電話番号への自動緊急通報時に測定した情報を
通報する機能が構成され、測定した現在位置の情報を音
声に変換する音声変換手段をさらに有し、自動緊急通報
機能は現在位置の情報を音声に変換して電話番号へ通報
する機能を含むとよい。
【0023】なお、自動緊急通報機能は、当該携帯電話
機自身が発する自己通報と、あらかじめ登録された電話
番号へ通報する外部通報との間に実行への時間差を設
け、自己通報を確認した場合に、外部通報の実行のキャ
ンセルを可能とした機能を有し、実行への時間差は、検
出された衝撃力または衝撃音の大きさに対応して可変と
するとよい。
【0024】さらに、上記携帯電話機は、車両エンジン
のイグニッションノイズの有無を検出するイグニッショ
ンノイズ検出手段をさらに有し、該イグニッションノイ
ズ検出手段でのイグニッションノイズの検出有無によ
り、自動緊急通報機能の選択を可能とし、イグニッショ
ンノイズの検出有無により、車両の稼働状態を検出し、
車両の盗難通報機能への利用を可能とし、緊急通報は、
衝撃力、衝撃音、イグニッションノイズの何れかの検出
であるかを識別する識別信号を含み、人体および車両が
受けた状態を、条件別に検出および通報可能とするとよ
い。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
による緊急通報機能付き携帯電話機の実施の形態を詳細
に説明する。図1から図4を参照すると、本発明の緊急
通報機能付き携帯電話機の一実施形態が示されている。
【0026】次に、本発明の実施の形態について図面を
参照して詳細に説明する。図1は、本発明になる緊急通
報機能付き携帯電話機の構成例を示すブロック図であ
る。本実施形態の緊急通報機能付き携帯電話機は、イグ
ニッションノイズ取得用アンテナ101、波形整形部1
02、検出部103、GPS受信用アンテナ104、G
PS受信回路105、位置測位部106、音声変換部1
07、加速度センサ118、増幅器(衝撃力)117、
設定値記憶部(衝撃力)115、判断部(衝撃力)11
6、制御部114、マイク121、増幅器(衝撃音)1
20、設定値記憶部(衝撃音)122、判断部(衝撃
音)119、音声メッセージ記憶部108、緊急時発呼
先番号記憶部109、表示部110、キーボード部11
1、音声回路123、スピーカ124、携帯電話送受信
用アンテナ112、無線部113を有して構成されてい
る。
【0027】イグニッションノイズ取得用アンテナ10
1は、自動車あるいはバイクのエンジン付近より発生す
るイグニッションノイズをとらえる受信器である。波形
整形部102は、イグニッションノイズ取得用アンテナ
101でとらえたイグニッションノイズの波形をパルス
波形に整形する波形処理部である。検出部103はパル
ス信号を検出し、制御部114は緊急通報機能ON/O
FFの設定する。GPS受信用アンテナ104はGPS
信号をとらえ、GPS受信回路105はとらえたGPS
電波を受信し、位置測位部106は受信データから現在
地の位置特定を行い、音声変換部107は位置データを
音声変換する。
【0028】加速度センサ118は衝撃力のレベルを測
定し、増幅器(衝撃力)117は測定レベルを増幅す
る。設定値記憶部(衝撃力)115には比較するデータ
を記憶させ、判断部(衝撃力)116は記憶させたデー
タと測定レベルを比較し緊急通報の有無を判断し、制御
部114は緊急通報が有りと判断した場合に緊急通報を
行う。マイク121は衝撃音をとらえ、増幅器(衝撃
音)120はマイク121がとらえた音を増幅する。設
定値記憶部(衝撃音)122には比較するデータを記憶
させ、判断部(衝撃音)119は記憶させたレベルと測
定レベルを比較し緊急通報の有無を判断する。
【0029】制御部114は緊急通報が有りと判断した
場合に緊急通報を行い、音声メッセージ記憶部108に
は緊急時に相手先に流すメッセージを記憶させ、緊急時
発呼先番号記憶部109には緊急通報時に発呼する電話
番号を記憶させる。
【0030】さらに、表示部110と、キーボード部1
11と、音声の処理を行う音声回路123と、スピーカ
124と、携帯電話機の電波を受ける携帯電話送受信用
アンテナ112と、無線部113と、上記各部の制御を
行う制御部114とを有している。
【0031】(動作)図1のブロック図を用いて構成例
の動作について説明する。イグニッションノイズをイグ
ニッションノイズ取得用アンテナ101でとらえ、波形
整形部102できれいなパルス波に整形し、検出部10
3へ出力する。検出部103で、ある一定時間パルス成
分が確認できたら、制御部114に緊急通報設定ON要
求を出力し、制御部114で緊急通報設定をONにす
る。
【0032】緊急通報設定ONの状態で、加速度センサ
118で衝撃力レベルの測定を行い、測定レベルを増幅
器(衝撃力)117で増幅し、判断部(衝撃力)116
に入力する。判断部(衝撃力)116では、設定値記憶
部(衝撃力)115とレベルの比較を行い、測定レベル
が大きい場合は、制御部114に対し緊急通報実行信号
を出力する。制御部114は、緊急通報実行信号を受
け、直ちに緊急時発呼先番号記憶部109に記憶されて
いる相手先へ自動発呼を行い、相手先が着信したところ
で、GPS受信用アンテナ104で受けたGPS電波を
GPS受信回路105で受信し、受信した信号を位置測
位部106で現在地の位置特定を行い、位置情報データ
を音声変換部107で音声データに変換し、位置情報の
音声データと音声メッセージ記憶部108に記憶されて
いるメッセージを相手先に流す。
【0033】また、マイク121で衝撃音レベルの検出
を行い、検出レベルを増幅器(衝撃音)120で増幅
し、判断部(衝撃音)119に入力する。判断部(衝撃
音)119では、設定値記憶部(衝撃音)122と入力
レベルの比較を行い、測定レベルが大きい場合は、上記
と同様、制御部114に対し、緊急通報実行信号を出力
する。制御部114は、緊急通報実行信号を受け、上記
と同様の処理を行う。
【0034】図2のフロチャートを用いて、緊急通報設
定のON/OFFについて説明する。まず、イグニッシ
ョンノイズ検出(ステップS201)にてイグニッショ
ンノイズの有無の確認を行い、無しの場合はイグニッシ
ョンノイズの検出(ステップS201)を繰返し、有り
の場合は、緊急通報設定をON(ステップS202)と
する。
【0035】次に緊急通報解除キーの入力有無の確認を
行い(ステップS203)、無しの場合は緊急通報解除
キー入力有無の確認(ステップS203)を繰り返し、
有りの場合は緊急通報をOFF(ステップS204)と
し、STARTへ戻る。
【0036】図3のフロチャートを用いて、緊急通報を
行う判断処理について説明する。衝撃力レベルの測定
(ステップS301)と衝撃音のレベル測定(ステップ
S303)を行い、キー操作により入力し、記憶をさせ
た設定値のそれぞれとの比較を行い(ステップS30
2、S304)、どちらかが設定値よりも測定値が大き
ければ、緊急通報実行信号を制御部に送出し(ステップ
S305)、処理を終了する。
【0037】図4のフロチャートを用いて、緊急通報実
行信号を受けての制御部の動作について説明する。ま
ず、携帯電話機が緊急通報機能の設定状態を確認し(ス
テップS401)、この確認に結果がOFFの場合は
(ステップS401/OFF)、緊急通報の処理は行わ
ない。ONの場合は、表示部に緊急通報設定がONであ
ることを示す緊急通報モード表示を、表示部110にメ
ッセージとして表示する(ステップS402)。
【0038】制御部114より緊急通報判断部動作開始
要求を行い(ステップS403)、この要求を受けた判
断部(衝撃力)116、判断部(衝撃音)119が緊急
通報実行信号を出力しない場合は、制御部114は緊急
通報実行信号を受信できないため本動作を繰り返す(ス
テップS404/NO)。緊急通報実行信号を出力した
場合は、制御部114は緊急通報実行信号を受信し(ス
テップS404/YES)、緊急通報の処理として登録
された相手先への発呼を行い(ステップS405)、相
手先が着呼したか否かを確認し、着呼されていなければ
(ステップS406/NO)、相手先への発呼を繰り返
す(ステップS405、S406)。
【0039】相手先が着呼した場合は(ステップS40
6/YES)、音声メッセージ記憶部108に登録され
ている音声メッセージと位置測位部106とで取得した
現在地の位置情報を音声変換部107で音声に変換した
位置情報メッセージを相手先に流し(ステップS40
7)、相手先が終話したか否かを確認し(ステップS4
08)、終話していなければ音声メッセージを繰り返し
流し(ステップS408/NO、ステップS407)、
終話されたらメッセージを停止させ(ステップS408
/YES)、緊急通報の処理を終了する。
【0040】上記実施形態の携帯電話機は、衝撃力を検
出するため、加速度センサを利用した衝撃力検出部と、
衝撃音を検出するためのマイクを利用した衝撃音検出部
と現在位置を測位するため、GPSを利用した位置測位
部とを持っている。本構成において、衝撃力検出部によ
りあらかじめ設定された衝撃力レベルを超えた場合、あ
るいは衝撃音検出部によりあらかじめ設定された衝撃音
レベルを超えた場合に、あらかじめ登録された電話番号
へ自動発呼を行い、位置測位部により測位された位置情
報を音声変換し、あらかじめ登録された音声メッセージ
と一緒に相手先への緊急通報を行う機能を備えている。
【0041】また、緊急通報機能の開始/停止の機能を
キー操作で任意に設定できる機能をもち、車あるいはバ
イクのイグニッションノイズの有無を検出するイグニッ
ションノイズ検出部をもち、イグニッションノイズ検出
部でイグニッションノイズを検出した場合に、緊急通報
機能が停止状態になっていても、自動で緊急通報機能を
開始する機能を備えている。
【0042】(効果)上記の実施形態によれば、自動車
あるいはバイクを運転あるいは乗車した場合に、自動で
緊急通報の機能をONとすることができ、万が一交通事
故等で大きな衝撃力あるいは大きな衝撃音が発生した場
合、緊急事態と認識し、自動であらかじめ登録した相手
先に発呼を行い、現在位置情報と登録メッセージを流す
ことができるので、所有者が意識不明の場合でも間違い
なく緊急通報ができる。
【0043】なお、車両事故の有無の判定において、設
定レベル以上の加速度と衝撃音と、これらが発生した直
前・直後のイグニッションノイズの有無を比較し、総合
的に車両事故であるか否かの判別も可能となる。また、
緊急通報を必要としない場合は、キー操作で設定をOF
Fにすることができるため、落下時等の誤動作を防ぐこ
とができる。
【0044】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例である。ただし、これに限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形
実施が可能である。
【0045】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の緊急通報機能付き携帯電話機は、加速度センサを利用
して衝撃力を検出し、マイクを利用して衝撃音を検出
し、イグニッションノイズを検出し、さらにはGPSを
利用して現在位置を測位する。これら検出された衝撃力
または衝撃音の大きさに対応する所定のレベル値を記憶
しておき、所定のレベル値と検出した衝撃力または衝撃
音の大きさとを比較する。よって、この比較の結果に応
じて緊急通報を行うことが可能となる。
【0046】また、イグニッションノイズとGPSとの
関係で、盗難に対応する連絡と現在位置の検索等に用い
ることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の緊急通報機能付き携帯電話機の実施形
態の構成例を示すブロック図である。
【図2】緊急通報機能設定のON/OFFの動作例を示
すフロチャートである。
【図3】緊急通報を行う判断処理の動作例を示すフロチ
ャートである。
【図4】制御部の動作例を示すフロチャートである。
【符号の説明】
101 イグニッションノイズ取得用アンテナ 102 波形整形部 103 検出部 104 GPS受信用アンテナ 105 GPS受信回路 106 位置測位部 107 音声変換部 108 音声メッセージ記憶部 109 緊急時発呼先番号記憶部 110 表示部 111 キーボード部 112 携帯電話送受信用アンテナ 113 無線部 114 制御部 115 設定値記憶部(衝撃力) 116 判断部(衝撃力) 117 増幅器(衝撃力) 118 加速度センサ 119 判断部(衝撃音) 120 増幅器(衝撃音) 121 マイク 122 設定値記憶部(衝撃音) 123 音声回路 124 スピーカ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/34 H04B 7/26 106A Fターム(参考) 5C086 AA28 AA54 BA22 CA09 CA21 CA25 CB26 CB27 CB40 DA08 DA14 EA41 EA45 FA06 FA18 5C087 AA02 AA03 AA19 AA37 AA44 BB12 BB18 BB64 BB74 DD03 DD05 DD14 EE08 EE18 FF01 FF02 FF04 FF17 FF19 FF20 FF23 GG08 GG12 GG19 GG23 GG31 GG32 GG66 GG67 GG70 GG71 GG83 5K027 AA11 EE04 5K067 AA34 BB04 DD16 EE02 EE10 FF23 GG01 HH22 HH23 JJ52 JJ56 5K101 KK14 LL12 NN07 NN37

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衝撃力を検出する加速度センサと、 衝撃音を検出するマイクと、 GPS信号を受信して現在位置を測位するGPS受信手
    段と、 前記検出された衝撃力または衝撃音の大きさに対応する
    所定のレベル値を記憶する記憶手段と、 前記所定のレベル値と前記検出した衝撃力または衝撃音
    の大きさとを比較する比較手段とを有し、 前記比較の結果に応じて緊急通報を行う緊急通報機能が
    構成されたことを特徴とする緊急通報機能付き携帯電話
    機。
  2. 【請求項2】 前記緊急通報機能は、当該携帯電話機自
    身が発する通報音発信およびあらかじめ登録された電話
    番号への自動緊急通報機能の少なくとも1つを含むこと
    を特徴とする請求項1記載の緊急通報機能付き携帯電話
    機。
  3. 【請求項3】 前記携帯電話機は、自身の現在位置を測
    定する現在位置測定手段をさらに有し、前記あらかじめ
    登録された電話番号への自動緊急通報時に前記測定した
    情報を通報する機能が構成されたことを特徴とする請求
    項2記載の緊急通報機能付き携帯電話機。
  4. 【請求項4】 前記携帯電話機は、前記測定した現在位
    置の情報を音声に変換する音声変換手段をさらに有し、
    前記自動緊急通報機能は前記現在位置の情報を音声に変
    換して前記電話番号へ通報する機能を含むことを特徴と
    する請求項3記載の緊急通報機能付き携帯電話機。
  5. 【請求項5】 前記自動緊急通報機能は、当該携帯電話
    機自身が発する自己通報と、前記あらかじめ登録された
    電話番号へ通報する外部通報との間に実行への時間差を
    設け、前記自己通報を確認した場合に、前記外部通報の
    実行のキャンセルを可能とした機能を有することを特徴
    とする請求項3または4記載の緊急通報機能付き携帯電
    話機。
  6. 【請求項6】 前記実行への時間差は、前記検出された
    衝撃力または衝撃音の大きさに対応して可変としたこと
    を特徴とする請求項5記載の緊急通報機能付き携帯電話
    機。
  7. 【請求項7】 前記携帯電話機は、車両エンジンのイグ
    ニッションノイズの有無を検出するイグニッションノイ
    ズ検出手段をさらに有し、該イグニッションノイズ検出
    手段でのイグニッションノイズの検出有無により、前記
    自動緊急通報機能の選択を可能としたことを特徴とする
    請求項5または6記載の緊急通報機能付き携帯電話機。
  8. 【請求項8】 前記イグニッションノイズの検出有無に
    より、車両の稼働状態を検出し、車両の盗難通報機能へ
    の利用を可能としたことを特徴とする請求項7記載の緊
    急通報機能付き携帯電話機。
  9. 【請求項9】 前記緊急通報は、前記衝撃力、前記衝撃
    音、前記イグニッションノイズの何れかの検出であるか
    を識別する識別信号を含み、人体および車両が受けた状
    態を、条件別に検出および通報可能としたことを特徴と
    する請求項7または8記載の緊急通報機能付き携帯電話
    機。
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