JP2003218990A - 携帯電話機、携帯電話機のアラーム音発生停止方法及び擬似着信通話開始停止方法 - Google Patents

携帯電話機、携帯電話機のアラーム音発生停止方法及び擬似着信通話開始停止方法

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JP2003218990A
JP2003218990A JP2001374279A JP2001374279A JP2003218990A JP 2003218990 A JP2003218990 A JP 2003218990A JP 2001374279 A JP2001374279 A JP 2001374279A JP 2001374279 A JP2001374279 A JP 2001374279A JP 2003218990 A JP2003218990 A JP 2003218990A
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Japan
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operation button
button
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alarm sound
mobile phone
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JP2001374279A
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English (en)
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Hidehiko Kameyama
英彦 亀山
Yukiko Tani
由紀子 谷
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NEC Saitama Ltd
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NEC Saitama Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】専用の起動スイッチを設ける必要がなく、既存
の携帯電話機に適用することができ、所有者以外の者に
よるアラーム音や擬似通話動作の解除を困難にした防犯
機能付き携帯電話機を提供する。 【解決手段】本発明に係る携帯電話機1は、アラーム音
を発生させる第1の操作ボタン6aと、アラーム音を停
止させる第2の操作ボタン6bと、第2の操作ボタン6
bを設定するアラーム音停止ボタン設定部12と、アラ
ーム音停止ボタン設定部12によって設定された第2の
操作ボタン6bの設定情報を記憶するボタン設定記憶部
15と、第1の操作ボタン6aが押された場合にアラー
ム音を発生させ、第2の操作ボタン6bが所定時間押し
続けられた場合又は所定回数押された場合に、アラーム
音を停止させ、第2の操作ボタン6b以外の操作ボタン
が押されてもアラーム音を停止させないアラーム音発生
停止部14とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機(PH
Sも含む)に関し、特に、アラーム音を発生させたり、
擬似着信通話状態を作り出す防犯機能を備えた携帯電話
機、携帯電話機のアラーム音発生停止方法及び擬似着信
通話開始停止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、痴漢、暴漢、引ったくりなどを撃
退する防犯機器として、アラーム音を鳴らして、周囲の
人に危険な状態に陥ったことを知らせるものが知られて
いる。
【0003】しかし、上記の防犯機器は、小型であると
はいえ持ち歩きには煩わしさがあった。また、電池の自
然放電により緊急時に作動しない恐れもあり、常に電池
のチェックをして作動状態の確認をしなければならず、
その管理も煩わしかった。
【0004】そこで、近年広く普及している携帯電話機
に上記のアラーム機能を付加する技術が提案されてい
る。
【0005】例えば、特開平9−270078号公報、
特開平11−16055号公報、実用新案登録第303
5784号公報、実用新案登録第3065450号公報
には、本体の側面などに配置された起動スイッチと、そ
の起動スイッチを押圧又はスライドしてON状態に操作
するとアラーム音を発生させる警報手段とを備えた携帯
電話機が提案されている。この従来の携帯電話機によれ
ば、使用頻度の高い携帯電話機に警報手段を備えている
ので、特別に意識することなく警報を発する機器を携帯
することができるとともに、携帯電話機を使用するたび
に電源電池の消耗度合いをチェックすることができるの
で、電池が消耗して実際に使用する時に警報手段が作動
しないというトラブルを未然に防止できる(以下、従来
例1という)。
【0006】また、近くにいる者が自分に危害を加えよ
うとしている気配を感じたときに、携帯電話機で誰かに
電話をかけて自分のいる場所などを自然に話すことによ
り相手を威嚇することができる。この方法では、従来の
防犯機器と異なり、実際には危害を加える意思が相手に
なかった場合にも問題が生じないので気楽に利用可能で
ある(以下、従来例2という)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例1には
次のような課題がある。
【0008】(1)従来例1では、専用の起動スイッチ
を本体の側面などに設ける必要があるため、構成が複雑
になり製造コストがアップするという課題がある。
【0009】(2)従来例1では、既存の携帯電話機に
そのまま適用できないため、利用者は専用の携帯電話機
を新たに購入しなければならないという課題がある。
【0010】(3)従来例1では、アラーム音の解除方
法は、例えば起動スイッチを再度操作(押圧又はスライ
ド)することによって行われる(例えば実用新案登録第
3035784号公報の段落番号0012参照)。その
ため、犯罪者によって携帯電話機を取り上げられた場
合、アラーム音を容易に解除されてしまい、防犯効果を
十分に発揮できなくなるおそれがあるという課題があ
る。
【0011】また、従来例2には次のような課題があ
る。
【0012】(4)携帯電話機で電話をかける行動によ
り相手を刺激して逆上させてしまい、かえって状況が悪
化してしまう可能性がある。また、警察などに通報する
ほどの状況でもない場合もあり、通報するか否かの判断
が難しい。さらに、電話の相手方に電話がつながらない
場合には大きな効果を期待できない。
【0013】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、専用の起動スイッチを設ける必要がな
く、既存の携帯電話機に適用することができ、所有者以
外の者によるアラーム音や擬似通話動作の解除を困難に
した携帯電話機を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の携帯電話
機は、アラーム音を発生させる第1の操作ボタンと、ア
ラーム音を停止させる第2の操作ボタンと、前記第2の
操作ボタンを設定するアラーム音停止ボタン設定手段
と、前記アラーム音停止ボタン設定手段によって設定さ
れた第2の操作ボタンの設定情報を記憶するボタン設定
記憶手段と、前記第1の操作ボタンが押された場合にア
ラーム音を発生させ、前記第2の操作ボタンが所定時間
押し続けられた場合又は所定回数押された場合に、アラ
ーム音を停止させ、前記第2の操作ボタン以外の操作ボ
タンが押されてもアラーム音を停止させないアラーム音
発生停止手段とを有することを特徴とするものである。
【0015】本発明の第2の携帯電話機は、アラーム音
を発生させる第1の操作ボタンと、アラーム音を停止さ
せる暗証番号を設定する暗証番号設定手段と、前記暗証
番号設定手段によって設定された暗証番号の設定情報を
記憶する暗証番号記憶手段と、前記第1の操作ボタンが
押された場合にアラーム音を発生させ、前記暗証番号が
入力された場合に、アラーム音を停止させ、前記暗証番
号以外の番号が入力されてもアラーム音を停止させない
アラーム音発生停止手段とを有することを特徴とするも
のである。
【0016】前記アラーム音発生停止手段は、前記第1
の操作ボタンが所定時間押し続けられた場合又は所定回
数押された場合だけに、アラーム音を発生させてもよ
い。
【0017】前記第1の操作ボタンを設定するアラーム
音発生ボタン設定手段を有し、前記ボタン設定記憶手段
は、前記アラーム音発生ボタン設定手段によって設定さ
れた第1の操作ボタンの設定情報を記憶してもよい。
【0018】複数の異なるアラーム音を記憶するアラー
ム音記憶手段を有し、前記アラーム音発生ボタン設定手
段は、前記アラーム音記憶手段に記憶された複数の異な
るアラーム音に対応して複数の第1の操作ボタンを設定
可能であるように構成してもよい。
【0019】前記第1の操作ボタンが押された場合に、
表示部のバックライトを所定の色で発光させるコントロ
ーラを有してもよい。
【0020】本発明の第3の携帯電話機は、擬似着信動
作を開始させる第3の操作ボタンと、擬似通話動作を開
始させる第4の操作ボタンと、擬似通話動作を停止させ
る第5の操作ボタンと、前記第3の操作ボタンを設定す
る擬似着信動作開始ボタン設定部と、前記第4の操作ボ
タンを設定する擬似通話動作開始ボタン設定部と、前記
第5の操作ボタンを設定する擬似通話動作停止ボタン設
定部と、擬似着信動作開始ボタン設定部、擬似通話動作
開始ボタン設定部及び擬似通話動作停止ボタン設定部に
よって設定された第3の操作ボタン、第4の操作ボタン
及び第5の操作ボタンの設定情報を記憶するボタン設定
記憶手段と、擬似通話用音声データを記憶する音声デー
タ記憶手段と、前記第3の操作ボタンが押された場合
に、擬似着信動作を開始させ、次いで前記第4の操作ボ
タンが押された場合に、前記音声データ記憶手段に記憶
された擬似通話用音声データを出力して擬似通話動作を
開始させ、次いで前記第5の操作ボタンが押された場合
に、擬似通話動作を停止させる擬似着信通話開始停止手
段とを有してもよい。
【0021】音声データを録音する録音手段を有し、前
記擬似着信通話開始停止手段は、前記録音手段によって
録音された音声データを擬似通話用音声データとして出
力させてもよい。
【0022】前記擬似着信通話開始停止手段は、前記第
3の操作ボタンが押されて擬似着信動作を開始させた
後、前記第4の操作ボタン以外の操作ボタンが押された
場合に擬似着信動作を停止させてもよい。
【0023】ストレート型の本体で構成されてもよく、
折り畳み型の本体で構成されてもよい。
【0024】本発明の第1の携帯電話機のアラーム音発
生停止方法は、アラーム音を発生させる第1の操作ボタ
ンと、アラーム音を停止させる第2の操作ボタンとをす
る携帯電話機であって、前記第2の操作ボタンを設定す
るステップと、前記設定された第2の操作ボタンの設定
情報を記憶するステップと、前記第1の操作ボタンが押
された場合にアラーム音を発生させるステップと、前記
第2の操作ボタンが所定時間押し続けられた場合又は所
定回数押された場合に、アラーム音を停止させるステッ
プとを有することを特徴とするものである。
【0025】本発明の第2の携帯電話機のアラーム音発
生停止方法は、アラーム音を発生させる第1の操作ボタ
ンと、アラーム音を停止させる暗証番号を入力する操作
ボタンを有する携帯電話機であって、前記暗証番号を設
定するステップと、前記設定された暗証番号の設定情報
を記憶するステップと、前記第1の操作ボタンが押され
た場合にアラーム音を発生させるステップと、前記暗証
番号が入力された場合に、アラーム音を停止させるステ
ップと、を有することを特徴とするものである。
【0026】本発明の携帯電話機の擬似着信通話開始停
止方法は、擬似着信動作を開始させる第3の操作ボタン
と、擬似通話動作を開始させる第4の操作ボタンと、擬
似通話動作を停止させる第5の操作ボタンとを有する携
帯電話機であって、前記第3の操作ボタンを設定するス
テップと、前記設定された第3の設定ボタンの設定情報
を記憶するステップと、前記第4の操作ボタンを設定す
るステップと、前記設定された第4の設定ボタンの設定
情報を記憶するステップと、前記第5の操作ボタンを設
定するステップと、前記設定された第5の設定ボタンの
設定情報を記憶するステップと、前記第3の操作ボタン
が押された場合に、擬似着信動作を開始させるステップ
と、前記第4の操作ボタンが押された場合に、擬似通話
用音声データを出力して擬似通話動作を開始させるステ
ップと、前記第5の操作ボタンが押された場合に、擬似
通話動作を停止させるステップと、を有することを特徴
とするものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実
施の形態に係る携帯電話機の構成を示すブロック図であ
る。
【0028】図1に示すように、本発明の第1の実施の
形態に係る携帯電話機1は、各種情報を表示するLCD
2(2a、2b)、LCD2を発光させるLCDバック
ライト3、LCDバックライト3で発光する色をコント
ロールするRGBコントローラ4、着信時に本体を振動
させるバイブレータ5、ダイヤルボタン、機能ボタン等
の操作ボタン6、アラーム音、着信音、操作音等を鳴ら
すスピーカ7、スピーカ7を駆動させるスピーカ駆動部
8、各種データを記憶するROM等の記憶部9、これら
を制御する制御部10とを有する。
【0029】この携帯電話機1は、さらに通常の携帯電
話機1と同様に、基地局との電波の送受信を制御する送
受信部18、実際に電話を送受信するアンテナ19を有
する。さらに、携帯電話機1は、着信/充電ランプ、受
話口、送話口、外部接続端子、イヤホン端子(図示せ
ず)等を備えている。
【0030】また、この携帯電話機1は、表示部及び操
作部を一体に構成したストレート型(一体型)の本体で
構成されていてもよく、表示部(蓋部)と操作部を分離
して両者をヒンジで連結した折り畳み型の本体で構成さ
れていてもよい。
【0031】折り畳み型の場合、LCD2は、図1に示
すように、第1のLCD2aと第2のLCD2bとから
なってもよい。例えば第1のLCD2aが携帯電話機1
を閉じたとき内側に配置されるとすれば、第2のLCD
2bは携帯電話機1の背面に配置される。第1のLCD
2aには設定事項やメニュー項目を表示できるが、第2
のLCD2aには電界強度を示す電界バー表示や、電池
残量を示す電池残量表示などの状態表示、着信表示、時
計表示等、限られた表示を行うために使用される。
【0032】第1の操作ボタン6aとしては、折り畳ん
だ状態でもボタン操作できるように、例えば本体の側面
側に予め設けられた機能ボタンが利用される。また、第
1の操作ボタン6aとして、ダイヤルボタンや表面側の
機能ボタンが利用されてもよい。第2の操作ボタン6b
としては、例えばダイヤルボタン、表面側の機能ボタ
ン、本体の側面側に予め設けられた機能ボタン等が利用
される。
【0033】制御部10は、アラーム音を発生させる第
1の操作ボタン6aを設定するアラーム音発生ボタン設
定部11と、アラーム音を停止させる第2の操作ボタン
6bを設定するアラーム音停止ボタン設定部12と、ア
ラーム音を停止させる暗証番号を設定する暗証番号設定
部13と、スピーカ駆動部8を制御しアラーム音を発生
停止させるアラーム音発生停止部14と、基地局との通
信のやりとりを制御する通信制御部20とを有する。
【0034】記憶部9は、アラーム音発生ボタン設定部
11及びアラーム音停止ボタン設定部12によって設定
された第1及び第2の操作ボタン6a、6bの設定情報
を記憶するボタン設定記憶部15と、暗証番号設定部1
3によって設定された暗証番号の設定情報を記憶する暗
証番号記憶部16とを有する。
【0035】制御部10のアラーム音発生停止部14
は、第1の操作ボタン6aが押された場合にアラーム音
を発生させる。また、第2の操作ボタン6bが所定時間
押し続けられた場合、所定回数押された場合、又は所定
の暗証番号が入力された場合に、アラーム音を停止さ
せ、第2の操作ボタン6b以外の操作ボタン6が押され
たり、異なる暗証番号が入力された場合、アラーム音を
停止させない。
【0036】なお、記憶部9には、複数の異なるアラー
ム音を記憶するアラーム音記憶部17を有してもよい。
この場合、アラーム音発生ボタン設定部11は、アラー
ム音記憶部17に記憶された複数の異なるアラーム音に
対応して複数の第1の操作ボタン6aを設定することが
できる。
【0037】待ち受け状態から第1の操作ボタン6aが
押されると、制御部10のアラーム音発生停止部14
は、スピーカ駆動部8を制御し、スピーカ7からアラー
ム音を発生させる。
【0038】本携帯電話機1におけるLCD2の画面表
示やバイブレータ5によるバイブ動作は、通話中/メニ
ュー操作中の動作と異なる。従って、制御部10からの
信号を受けても、通話中/メニュー操作中の動作ではな
いため、第1のLCD2a及び第2のLCD2bへの特
別な表示は行わない。また、制御部10からの信号を受
けて、かつ着信時のバイブレータ5の起動が設定してあ
る場合でも、通話中/メニュー操作中の動作ではないた
め、バイブレータ5は振動しない。
【0039】また、制御部10からの信号により、RG
Bコントローラ4を介してLCDバックライト3を発光
させる。このときの発光色は携帯電話機1の所有者が危
険な状態にあることを表す色(例えば赤色)で発光す
る。
【0040】また、スピーカ7から発生するアラーム音
は、斬増音や低電圧警報音、移動機障害時などに鳴動す
る、明らかにアラーム音とわかる音とするのが好まし
い。また、音量は受話音量や着信音量に左右されること
なく、最大音量固定、または斬増音等本機能の目的であ
るアラームを知らせるにふさわしい音量で鳴動するのが
好ましい。
【0041】図2(A)及び(B)は本発明の実施の形
態に係る携帯電話機1の設定手順を説明するためのフロ
ーチャートである。
【0042】まず、図2(A)に示すように、携帯電話
機1の所有者の入力操作により、アラーム音発生ボタン
設定部11は第1の操作ボタン6aを設定する(ステッ
プA1)。第1の操作ボタン6aの設定情報は、ボタン
設定記憶部15に記憶される(ステップA2)。なお、
製品出荷時に予め第1の操作ボタン6aが設定されてい
てもよい。その場合には、ステップA1及びA2の手順
は不要となる。また、予め設定されている第1の操作ボ
タン6aを所有者の入力操作により別の操作ボタン6に
設定変更できるようにしてもよい。
【0043】次いで、携帯電話機1の所有者の入力操作
により、アラーム音停止ボタン設定部12は第2の操作
ボタン6bを設定する(ステップA3)。第2の操作ボ
タン6bの設定情報は、ボタン設定記憶部15に記憶さ
れる(ステップA4)。
【0044】また、図2(B)に示すように、暗証番号
設定部13によって暗証番号を設定してもよい(ステッ
プA5)。第2の操作ボタン6bの設定情報は、暗証番
号記憶部16に記憶される(ステップA6)。
【0045】図3は、本発明の第1の実施の形態に係る
携帯電話機1の動作手順を説明するためのフローチャー
トである。
【0046】待ち受け状態(ステップB1)からアラー
ム音を鳴動させるための第1の操作ボタン6aを押下す
ると(ステップB2)、制御部10によってアラームモ
ードに切り替わり(ステップB2’)、携帯電話機1の
スピーカ7よりアラーム音を鳴動(発生)させる(ステ
ップB3)。ステップB2にてアラーム音を鳴動させる
ための第1の操作ボタン6aを押下しない場合は、待ち
受け状態を維持する。
【0047】アラーム音鳴動中にアラーム音を停止させ
るための第2の操作ボタン6bを押下すると(ステップ
B4)、アラーム音が停止する(ステップB5)。この
とき、アラーム音を停止させるための解除方法は誰にで
もわかるような簡単なものではなく、携帯電話機1の所
有者のみが容易に解除できるように、指定キーである第
2の操作ボタン6bが所定時間(例えば5秒)押し続け
られた場合又は所定回数(例えば3回)押された場合に
だけ、アラーム音を停止するように構成されている。
【0048】アラーム音を停止させるための第2の操作
ボタン6b以外のボタンを押下した場合、携帯電話機1
のスピーカ7から鳴動しているアラーム音は停止せず、
アラーム音停止のためのボタン操作が正常に行われるま
で、アラーム音は鳴動し続けることになる。
【0049】アラーム音が停止すると、待ち受け状態に
移行される。
【0050】図4は、本発明の他の実施の形態に係る携
帯電話機1の動作手順を説明するためのフローチャート
である。
【0051】待ち受け状態(ステップC1)からアラー
ム音を鳴動させるための第1の操作ボタン6aを押下す
ると(ステップC2)、制御部10によってアラームモ
ードに切り替わり(ステップC2’)、携帯電話機1の
スピーカ7よりアラーム音を鳴動(発生)させる(ステ
ップC3)。ステップC2にてアラーム音を鳴動させる
ための第1の操作ボタン6aを押下しない場合は、待ち
受け状態を維持する。
【0052】アラーム音鳴音中にアラーム音を停止させ
るための暗証番号を入力し(ステップC4)、その暗証
番号が正しい場合には(ステップC5)、アラーム音が
停止する(ステップC6)。
【0053】アラーム音を停止させるための暗証番号が
正しく入力されなかった場合、携帯電話機1のスピーカ
7から鳴動しているアラーム音は停止せず、アラーム音
停止のためのボタン操作が正常に行われるまで、アラー
ム音は鳴動し続けることになる。
【0054】アラーム音が停止すると、待ち受け状態に
移行される。
【0055】本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話
機1によれば、専用の起動スイッチを本体の側面などに
設ける必要がなく、既存の操作ボタンを利用するので、
構成が複雑になることはなく、製造コストのアップを抑
えることができる。
【0056】また、制御部10及び記憶部9の構成を変
えるだけで既存の携帯電話機にそのまま適用できるた
め、利用者は専用の携帯電話機を新たに購入する必要は
ない。
【0057】さらに、アラーム音発生停止部14は、第
2の操作ボタン6bが所定時間押し続けられた場合、所
定回数押された場合又は所定の暗証番号が入力された場
合だけにアラーム音を停止し、第2の操作ボタン6b以
外の操作ボタン6が押されたり、所定の暗証番号以外の
番号が入力されてもアラーム音を停止しないので、携帯
電話機1の所有者のみが容易にアラーム音を解除でき、
所有者以外の者がアラーム音を解除するのは困難であ
る。従って、犯罪者によって携帯電話機1を取り上げら
れた場合であっても、アラーム音を容易に解除されてし
まうことはなく、防犯効果を著しく向上させることがで
きる。
【0058】図5は本発明の第2の実施の形態に係る携
帯電話機の構成を示すブロック図である。
【0059】第2の実施の形態に係る携帯電話機21
は、擬似着信通話状態を作り出す防犯機能を備えた携帯
電話機に関する。第2の実施の形態に係る携帯電話機2
1は、第1の実施の形態に係る携帯電話機1と基本的な
構成は同様であり、同一の構成要素は同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0060】操作ボタン6は、擬似着信動作を開始させ
る第3の操作ボタン6cと、擬似通話動作を開始させる
第4の操作ボタン6dと、擬似通話動作を停止させる第
5の操作ボタン6eとを有する。
【0061】各操作ボタン6c〜6eとしては、ダイヤ
ルボタン、機能ボタン、ストレート(一体)型携帯電話
機の筐体側面のボタン、ストレート(一体)型携帯電話
機の表示部背面に設けられたボタン、折畳型携帯電話機
の上部筐体の側面に設けられたボタン、折畳型携帯電話
機の下部筐体の側面に設けられたボタン、折畳型携帯電
話機の表示部背面に設けられたボタン等が用いられる。
【0062】制御部10は、擬似着信動作を開始させる
第3の操作ボタン6cを設定する擬似着信動作開始ボタ
ン設定部22と、擬似通話動作を開始させる第4の操作
ボタン6dを設定する擬似通話動作開始ボタン設定部2
3と、擬似通話動作を停止させる第5の操作ボタン6e
を設定する擬似通話動作停止ボタン設定部24と、擬似
着信通話動作を開始又は停止させる擬似着信通話開始停
止部25とを有する。
【0063】記憶部9は、擬似着信動作開始ボタン設定
部22、擬似通話動作開始ボタン設定部23、擬似通話
動作停止ボタン設定部24によって設定された第3の操
作ボタン6c、第4の操作ボタン6d、第5の操作ボタ
ン6eの設定情報を記憶するボタン設定記憶部26と、
擬似通話用音声データを記憶する音声データ記憶部27
とを有する。
【0064】制御部10の擬似着信通話開始停止部25
は、第3の操作ボタン6cが押された場合に、擬似着信
動作を開始させ、次いで第4の操作ボタン6dが押され
た場合に、音声データ記憶部27に記憶された擬似通話
用音声データを受話口から出力して擬似通話動作を開始
させ、次いで第5の操作ボタン6eが押された場合に、
擬似通話動作を停止させる。
【0065】擬似着信動作の動作形態としては、着信ラ
ンプを点灯/点滅される、メイン表示部のバックライト
を点灯/点滅される、キーボタン照明ランプを点灯/点
滅させる、背面表示LCDのバックライトを点灯/点滅
させる、上記のランプ類を特定の色で点灯/点滅させ
る、上記のランプ類の発光色を順次変えていく、着信音
を鳴らす、バイブレータ5を振動させる、等である。
【0066】なお、携帯電話機21は、過去の通話中の
相手方の音声データや新たに作成された音声データを録
音する録音部28を有し、擬似着信通話開始停止部25
は、録音部28によって録音された音声データを擬似通
話用音声データとして出力するように構成してもよい。
【0067】また、擬似着信通話開始停止部25は、第
3の操作ボタン6cが押されて擬似着信動作を開始させ
た後、第4の操作ボタン6d以外の操作ボタンが押され
た場合に擬似着信動作を停止させるように構成してもよ
い。
【0068】図6は本発明の第2の実施の形態に係る携
帯電話機の設定手順を説明するためのフローチャートで
ある。
【0069】まず、図6に示すように、携帯電話機21
の所有者の入力操作により、擬似着信動作開始ボタン設
定部22は第3の操作ボタン6cを設定する(ステップ
D1)。第3の操作ボタン6cの設定情報は、ボタン設
定記憶部26に記憶される(ステップD2)。なお、製
品出荷時に予め第3の操作ボタン6cが設定されていて
もよい。その場合には、ステップD1及びD2の手順は
不要となる。また、予め設定されている第3の操作ボタ
ン6cを所有者の入力操作により別の操作ボタン6に設
定変更できるようにしてもよい。
【0070】次いで、携帯電話機21の所有者の入力操
作により、擬似通話動作開始ボタン設定部23は第4の
操作ボタン6dを設定する(ステップD3)。第4の操
作ボタン6dの設定情報は、ボタン設定記憶部15に記
憶される(ステップD4)。次いで、携帯電話機21の
所有者の入力操作により、擬似通話動作停止ボタン設定
部24は第5の操作ボタン6eを設定する(ステップD
5)。第5の操作ボタン6eの設定情報は、ボタン設定
記憶部15に記憶される(ステップD6)。
【0071】図7は、本発明の第2の実施の形態に係る
携帯電話機の動作手順を説明するためのフローチャート
である。
【0072】待ち受け状態(ステップE1)から、擬似
着信動作を開始させる第3の操作ボタン6cを押下する
と(ステップE2)、制御部10によって擬似着信動作
モードに切り替わり(ステップE3)、着信音が鳴る、
着信ランプが点滅する等の擬似着信処理が行われる(ス
テップE4)。
【0073】ステップE2にて第3の操作ボタン6cを
押下しない場合は、待ち受け状態を維持する。
【0074】次いで、擬似通話動作を開始させる第4の
操作ボタン6dを押下すると(ステップE5)、制御部
10によって、擬似通話用音声データが出力され、擬似
通話処理が行われる(ステップE6)。ステップE5に
て第4の操作ボタン6c以外の操作ボタンが押下される
と、擬似着信処理は停止する(ステップE7)。擬似着
信処理が停止すると、待ち受け状態に移行される。
【0075】次いで、擬似通話動作を停止させる第5の
操作ボタン6eが押下されると(ステップE8)、擬似
通話処理が停止する(ステップE9)。このとき、擬似
通話動作を停止させるための解除方法は誰にでもわかる
ような簡単なものではなく、携帯電話機21の所有者の
みが容易に解除できるように、指定キーである第5の操
作ボタン6eが所定時間(例えば5秒)押し続けられた
場合又は所定回数(例えば3回)押された場合にだけ、
擬似通話動作を停止するように構成されるのが好まし
い。また、第1の実施の形態のように、所定の暗証番号
が入力された場合だけに、擬似通話動作を停止するよう
に構成してもよい。
【0076】第5の操作ボタン6e以外のボタンを押下
した場合、擬似通話動作は停止せず、擬似通話動作のた
めのボタン操作が正常に行われるまで、擬似通話処理が
行われ続けることになる。
【0077】擬似通話処理が停止すると、待ち受け状態
に移行される。
【0078】本発明の第2の実施の形態に係る携帯電話
機21によれば、擬似着信及び擬似通話を行うことによ
り、有効に相手を威嚇し、警戒させることができる。ま
た、発信の行為により相手を逆上させることもなく、相
手方に電話がつながらないという心配もないので、犯罪
の防止を安全かつ確実に行うことができる。
【0079】また、擬似着信通話開始停止部25は、第
5の操作ボタン6eが押された場合だけに擬似通話動作
を停止させ、第5の操作ボタン6e以外の操作ボタン6
が押された場合、擬似通話動作を停止しないので、携帯
電話機21の所有者のみが容易に擬似通話動作を解除で
き、所有者以外の者が擬似通話動作を解除するのは困難
である。従って、犯罪者によって携帯電話機21を取り
上げられた場合であっても、擬似通話動作を容易に解除
されてしまうことはなく、防犯効果を著しく向上させる
ことができる。
【0080】なお、擬似着信開始、擬似通話開始及び擬
似通話停止についてそれぞれ異なったボタン操作で行え
るようになっているが、各操作ボタン6c〜6eで設定
されるボタンは任意であり、例えば1つの操作ボタン
(例えば、折畳型の携帯電話機の本体に付いているサイ
ドボタン)で全ての動作を行えるようにしてもよい。
【0081】本発明は、上記実施の形態に限定されるこ
とはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範
囲内において、種々の変更が可能である。例えば、アラ
ーム音発生ボタン設定部11とアラーム音停止ボタン設
定部12を同一のボタン設定部として構成し、第1の操
作ボタン6aと第2の操作ボタン6bが同一になるよう
にしてもよい。この場合には、操作及び構成がより簡単
になる。
【0082】また、電源ボタンを押して電源をOFF状
態にしようとしてもアラーム音や擬似通話動作を停止で
きないように構成することにより、より防犯効果を向上
させることができる。
【0083】また、誤動作を防止するために、第1の操
作ボタン6a、第3の操作ボタン6cが所定時間押し続
けられた場合又は所定回数押された場合だけに、アラー
ム音を発生させたり、擬似着信動作を開始するように構
成してもよい。
【0084】また、振動センサ、加速度センサにより特
定の振動、加速度が加えられた場合にアラーム音を発生
させたり、擬似着信動作を開始するように構成してもよ
い。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、専用の起動スイッチを
本体の側面などに設ける必要がなく、既存の操作ボタン
を利用するので、構成が複雑になることはなく、製造コ
ストのアップを抑えることができる。
【0086】また、既存の携帯電話機にそのまま適用で
きるため、利用者は専用の携帯電話機を新たに購入する
必要はない。
【0087】また、アラーム音発生停止手段は、第2の
操作ボタンが所定時間押し続けられた場合、所定回数押
された場合又は所定の暗証番号が入力された場合だけに
アラーム音を停止し、第2の操作ボタン以外の操作ボタ
ンが押されたり、所定の暗証番号以外の番号が入力され
てもアラーム音を停止しないので、携帯電話機の所有者
のみが容易にアラーム音を解除でき、所有者以外の者が
アラーム音を解除するのは困難である。従って、犯罪者
によって携帯電話機を取り上げられた場合であっても、
アラーム音を容易に解除されてしまうことはなく、防犯
効果を著しく向上させることができる。
【0088】また、擬似着信及び擬似通話を行うことに
より、有効に相手を威嚇し、警戒させることができる。
また、発信の行為により相手を逆上させることもなく、
相手方に電話がつながらないという心配もないので、犯
罪の防止を安全かつ確実に行うことができる。
【0089】さらに、擬似着信通話開始停止手段は、第
5の操作ボタンが押された場合だけに擬似通話動作を停
止させ、第5の操作ボタン以外の操作ボタンが押された
場合、擬似通話動作を停止しないので、携帯電話機の所
有者のみが容易に擬似通話動作を解除でき、所有者以外
の者が擬似通話動作を解除するのは困難である。従っ
て、犯罪者によって携帯電話機を取り上げられた場合で
あっても、擬似通話動作を容易に解除されてしまうこと
はなく、防犯効果を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話機の
構成を示すブロック図である。
【図2】(A)及び(B)は第1の本発明の実施の形態
に係る携帯電話機の設定手順を説明するためのフローチ
ャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話機の
動作手順を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の他の実施の形態に係る携帯電話機の動
作手順を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る携帯電話機の
構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の本発明の実施の形態に係る携帯
電話機の設定手順を説明するためのフローチャートであ
る。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る携帯電話機の
動作手順を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1:携帯電話機 2:LCD 3:バックライト 4:RGBコントローラ 5:バイブレータ 6:操作ボタン 6a:第1の操作ボタン 6b:第2の操作ボタン 6c:第3の操作ボタン 6d:第4の操作ボタン 6e:第5の操作ボタン 7:スピーカ 8:スピーカ駆動部 9:記憶部 10:制御部 11:アラーム音発生ボタン設定部 12:アラーム音停止ボタン設定部 13:暗証番号設定部 14:アラーム音発生停止部 15:ボタン設定記憶部 16:暗証番号記憶部 17:アラーム音記憶部 18:送受信部 19:アンテナ 20:通信制御部 21:携帯電話機 22:擬似着信動作開始ボタン設定部 23:擬似通話動作開始ボタン設定部 24:擬似通話動作停止ボタン設定部 25:擬似着信通話開始停止部 26:ボタン設定記憶部 27:音声データ記憶部 28:録音部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アラーム音を発生させる第1の操作ボタン
    と、 アラーム音を停止させる第2の操作ボタンと、 前記第2の操作ボタンを設定するアラーム音停止ボタン
    設定手段と、 前記アラーム音停止ボタン設定手段によって設定された
    第2の操作ボタンの設定情報を記憶するボタン設定記憶
    手段と、 前記第1の操作ボタンが押された場合にアラーム音を発
    生させ、前記第2の操作ボタンが所定時間押し続けられ
    た場合又は所定回数押された場合に、アラーム音を停止
    させ、前記第2の操作ボタン以外の操作ボタンが押され
    てもアラーム音を停止させないアラーム音発生停止手段
    と、 を有することを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】アラーム音を発生させる第1の操作ボタン
    と、 アラーム音を停止させる暗証番号を設定する暗証番号設
    定手段と、 前記暗証番号設定手段によって設定された暗証番号の設
    定情報を記憶する暗証番号記憶手段と、 前記第1の操作ボタンが押された場合にアラーム音を発
    生させ、前記暗証番号が入力された場合に、アラーム音
    を停止させ、前記暗証番号以外の番号が入力されてもア
    ラーム音を停止させないアラーム音発生停止手段と、 を有することを特徴とする携帯電話機。
  3. 【請求項3】前記アラーム音発生停止手段は、前記第1
    の操作ボタンが所定時間押し続けられた場合又は所定回
    数押された場合だけに、アラーム音を発生させることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の携帯電話機。
  4. 【請求項4】前記第1の操作ボタンを設定するアラーム
    音発生ボタン設定手段を有し、 前記ボタン設定記憶手段は、前記アラーム音発生ボタン
    設定手段によって設定された第1の操作ボタンの設定情
    報を記憶する、 ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つの項に
    記載の携帯電話機。
  5. 【請求項5】複数の異なるアラーム音を記憶するアラー
    ム音記憶手段を有し、 前記アラーム音発生ボタン設定手段は、前記アラーム音
    記憶手段に記憶された複数の異なるアラーム音に対応し
    て複数の第1の操作ボタンを設定可能である、 ことを特徴とする請求項4に記載の携帯電話機。
  6. 【請求項6】前記第1の操作ボタンが押された場合に、
    表示部のバックライトを所定の色で発光させるコントロ
    ーラを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    か1つの項に記載の携帯電話機。
  7. 【請求項7】擬似着信動作を開始させる第3の操作ボタ
    ンと、 擬似通話動作を開始させる第4の操作ボタンと、 擬似通話動作を停止させる第5の操作ボタンと、 前記第3の操作ボタンを設定する擬似着信動作開始ボタ
    ン設定部と、 前記第4の操作ボタンを設定する擬似通話動作開始ボタ
    ン設定部と、 前記第5の操作ボタンを設定する擬似通話動作停止ボタ
    ン設定部と、 擬似着信動作開始ボタン設定部、擬似通話動作開始ボタ
    ン設定部及び擬似通話動作停止ボタン設定部によって設
    定された第3の操作ボタン、第4の操作ボタン及び第5
    の操作ボタンの設定情報を記憶するボタン設定記憶手段
    と、 擬似通話用音声データを記憶する音声データ記憶手段
    と、 前記第3の操作ボタンが押された場合に、擬似着信動作
    を開始させ、次いで前記第4の操作ボタンが押された場
    合に、前記音声データ記憶手段に記憶された擬似通話用
    音声データを出力して擬似通話動作を開始させ、次いで
    前記第5の操作ボタンが押された場合に、擬似通話動作
    を停止させる擬似着信通話開始停止手段と、 を有することを特徴とする携帯電話機。
  8. 【請求項8】音声データを録音する録音手段を有し、 前記擬似着信通話開始停止手段は、前記録音手段によっ
    て録音された音声データを擬似通話用音声データとして
    出力させる、 ことを特徴とする請求項7に記載の携帯電話機。
  9. 【請求項9】前記擬似着信通話開始停止手段は、前記第
    3の操作ボタンが押されて擬似着信動作を開始させた
    後、前記第4の操作ボタン以外の操作ボタンが押された
    場合に擬似着信動作を停止させる、 ことを特徴とする請求項7又は8に記載の携帯電話機。
  10. 【請求項10】ストレート型の本体で構成されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1つの項に記
    載の携帯電話機。
  11. 【請求項11】折り畳み型の本体で構成されていること
    を特徴とする請求項1乃至9のいずれか1つの項に記載
    の携帯電話機。
  12. 【請求項12】アラーム音を発生させる第1の操作ボタ
    ンと、アラーム音を停止させる第2の操作ボタンとをす
    る携帯電話機であって、 前記第2の操作ボタンを設定するステップと、 前記設定された第2の操作ボタンの設定情報を記憶する
    ステップと、 前記第1の操作ボタンが押された場合にアラーム音を発
    生させるステップと、 前記第2の操作ボタンが所定時間押し続けられた場合又
    は所定回数押された場合に、アラーム音を停止させるス
    テップと、 を有することを特徴とする携帯電話機のアラーム音発生
    停止方法。
  13. 【請求項13】アラーム音を発生させる第1の操作ボタ
    ンと、アラーム音を停止させる暗証番号を入力する操作
    ボタンを有する携帯電話機であって、 前記暗証番号を設定するステップと、 前記設定された暗証番号の設定情報を記憶するステップ
    と、 前記第1の操作ボタンが押された場合にアラーム音を発
    生させるステップと、 前記暗証番号が入力された場合に、アラーム音を停止さ
    せるステップと、 を有することを特徴とする携帯電話機のアラーム音発生
    停止方法。
  14. 【請求項14】擬似着信動作を開始させる第3の操作ボ
    タンと、擬似通話動作を開始させる第4の操作ボタン
    と、擬似通話動作を停止させる第5の操作ボタンとを有
    する携帯電話機であって、、 前記第3の操作ボタンを設定するステップと、 前記設定された第3の設定ボタンの設定情報を記憶する
    ステップと、 前記第4の操作ボタンを設定するステップと、 前記設定された第4の設定ボタンの設定情報を記憶する
    ステップと、 前記第5の操作ボタンを設定するステップと、 前記設定された第5の設定ボタンの設定情報を記憶する
    ステップと、 前記第3の操作ボタンが押された場合に、擬似着信動作
    を開始させるステップと、 前記第4の操作ボタンが押された場合に、擬似通話用音
    声データを出力して擬似通話動作を開始させるステップ
    と、 前記第5の操作ボタンが押された場合に、擬似通話動作
    を停止させるステップと、 を有することを特徴とする携帯電話機の擬似着信通話開
    始停止方法。
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