JP2003218602A - 衛星放送受信用コンバータ - Google Patents

衛星放送受信用コンバータ

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JP2003218602A
JP2003218602A JP2002010479A JP2002010479A JP2003218602A JP 2003218602 A JP2003218602 A JP 2003218602A JP 2002010479 A JP2002010479 A JP 2002010479A JP 2002010479 A JP2002010479 A JP 2002010479A JP 2003218602 A JP2003218602 A JP 2003218602A
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short
circuit
probe
circuit board
linearly polarized
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JP2002010479A
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English (en)
Inventor
Shuji Saito
修司 斎藤
Kazutoyo Kajita
和豊 梶田
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短絡端末としての金属キャップを省略するこ
とができ、省スペース化や小型化に好適な衛星放送受信
用コンバータを提供すること。 【解決手段】 導波管1内に電波の進行方向に沿って第
1のプローブ2と短絡棒3および第2のプローブ4を順
次配置すると共に、導波管1の後部開口端に配置した回
路基板5に短絡パターン6を設け、第1の直線偏波を短
絡棒3で反射して第1のプローブ2にて検出し、第2の
直線偏波を回路基板5上の短絡パターン6で反射して第
2のプローブ4にて検出するように構成した。これによ
り、回路基板5の背面側に短絡端末としての金属キャッ
プを配置する必要がなくなるため、衛星放送受信用コン
バータの省スペース化や小型化を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに直交する2
種類の直線偏波信号を受信する衛星放送受信用コンバー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の衛星放送受信用コンバータの従
来例を図3と図4に基づいて説明すると、図4は衛星放
送受信用コンバータの側断面図、図4は図3のB−B線
に沿う断面図である。
【0003】これらの図に示すように、従来例に係る衛
星放送受信用コンバータは、両端を開口する筒状の導波
管10と、この導波管10の後部開口端を蓋閉する有底
形状の金属キャップ11と、これら導波管10と金属キ
ャップ11間に挟持された回路基板12と、導波管10
内の所定位置に配設された第1のプローブ13とを具備
しており、回路基板12の表裏両面には短絡パターン1
4と第2のプローブ15が設けられている。
【0004】導波管10は前部開口側にホーン部10a
を有し、衛星から送信された電波はホーン部10aから
進入した後、互いに直交する第1の直線偏波および第2
の直線偏波として導波管10内を進行する。第1のプロ
ーブ13はL字状のピン部材であり、導波管10内を進
行する第1の直線偏波(例えば水平偏波)を検出する。
第1のプローブ13の先端側は導波管10の内部に突出
されており、基端側は回路基板12に接続されている。
短絡パターン14は第1の直線偏波を反射して第1のプ
ローブ13に検出させるもので、この短絡パターン14
は第1のプローブ13から電波の進行方向に約1/4波
長離れた位置に設定されている。第2のプローブ15は
回路基板12の裏面にパターン形成されたもので、導波
管10内を進行する第2の直線偏波(例えば垂直偏波)
を検出する。金属キャップ11は回路基板12を介して
導波管10の後部開口端にビス等で固定されており、そ
の内底面は短絡面11aとなっている。この短絡面11
aは第2の直線偏波を反射して第2のプローブ15に検
出させるもので、短絡面11aは第2のプローブ15か
ら電波の進行方向に約1/4波長離れた位置に設定され
ている。
【0005】なお、回路基板12には第1および第2の
プローブ13,14にて検出された信号を適宜処理(増
幅や周波数変換等)するための処理回路が設けられてお
り、この処理回路用の電気部品は導波管10および金属
キャップ11の周囲の回路基板12上に実装されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来の衛星放送受信用コンバータでは、電波の進行方向側
に配置される第2のプローブ15を回路基板12の片面
にパターン形成し、この回路基板12を介して導波管1
0の後部開口端に取り付けられた金属キャップ11の内
底面(短絡面11a)を第2のプローブ15の短絡端末
としているため、金属キャップ11によって覆われた部
分の回路基板12上に処理回路用の電気部品を実装する
ことができず、その結果、回路基板12が大きくなって
衛星放送受信用コンバータの小型化の妨げになるという
問題があった。また、金属キャップ11に第2のプロー
ブ15の引き出しパターンとの接触を回避する凹部等を
設ける必要があり、このような構造の金属キャップ11
は部品コストが高いという問題があり、しかも、金属キ
ャップ11を回路基板12を介して導波管10の後部開
口端にビス等で固定しなければならないため、組立作業
性も悪いという問題があった。
【0007】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、省スペース化や小型
化に好適な衛星放送受信用コンバータを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の衛星放送受信用コンバータは、管内へ進
入した電波が互いに直交する第1の直線偏波および第2
の直線偏波として進行する導波管と、前記第1の直線偏
波を検出する第1のプローブと、この第1のプローブか
ら電波の進行方向に約1/4波長離れた位置に配置され
た第1の短絡端末と、前記第2の直線偏波を検出する第
2のプローブと、この第2のプローブから電波の進行方
向に約1/4波長離れた位置に配置された第2の短絡端
末と、前記第1および第2のプローブにて検出された信
号を処理する処理回路が設けられた回路基板とを備え、
前記回路基板を前記導波管の開口端側に位置させると共
に、この回路基板に前記第2の短絡端末を設けた。
【0009】このように構成された衛星放送受信用コン
バータでは、導波管内に電波の進行方向に沿って第1の
プローブと第1の短絡端末および第2のプローブが順次
配置されると共に、導波管の後部開口端に配置された回
路基板に第2の短絡端末が設けられており、第1の直線
偏波は第1の短絡端末で反射されて第1のプローブに検
出され、第2の直線偏波は回路基板上の第2の短絡端末
で反射されて第2のプローブに検出されるため、短絡端
末としての金属キャップを省略することができる。
【0010】上記の構成において、第2の短絡端末は回
路基板の一面に設けられた短絡パターンであることが好
ましく、この場合、回路基板の表裏両面のうち第2のプ
ローブ側の一面に短絡パターンを設けると共に、この短
絡パターンと反対側の他面に処理回路の一部を設ける
と、回路基板上における回路部品の実装スペースが拡が
り、衛星放送受信用コンバータの小型化を図ることがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
図面を参照して説明すると、図1は実施形態例に係る衛
星放送受信用コンバータの側断面図、図2は図1のA−
A線に沿う断面図である。
【0012】これらの図に示すように、本実施形態例に
係る衛星放送受信用コンバータは、一端にホーン部1a
を有し他端を開口した筒状の導波管1と、この導波管1
内に電波の進行方向に沿って順次配置された第1のプロ
ーブ2と短絡棒3および第2のプローブ4と、導波管1
の後部開口端を蓋閉するように配置された回路基板5と
を具備しており、この回路基板5の一面には短絡パター
ン6が設けられている。
【0013】第1のプローブ2と第2のプローブ4はい
ずれもL字状のピン部材であり、これらプローブ2,4
の基端側は回路基板5に接続されている。第1のプロー
ブ2は導波管1内を進行する第1の直線偏波(例えば水
平偏波)を検出し、その先端側は導波管1の内部に突出
している。短絡棒3は第1の直線偏波を反射して第1の
プローブ2に検出させるもので、この短絡棒3は第1の
プローブ2から電波の進行方向に約1/4波長離れた位
置に配置されている。第2のプローブ4は導波管1内を
進行する第2の直線偏波(例えば垂直偏波)を検出し、
その先端側は第1のプローブ2と直交するように導波管
1の内部に突出している。短絡パターン6は第2の直線
偏波を反射して第2のプローブ4に検出させるもので、
本実施形態例では、短絡パターン6の反射特性を高める
ために導波管1の後部開口端の全面を覆う形状にパター
ニングしてある。この短絡パターン6(すなわち回路基
板5)は第2のプローブ4から電波の進行方向に約1/
4波長離れた位置に配置されている。
【0014】なお、回路基板5には第1および第2のプ
ローブ2,4にて検出された信号を適宜処理(増幅や周
波数変換等)するための処理回路が設けられており、こ
の処理回路の一部、例えばチップ部品7や配線パターン
は、短絡パターン6と反対側の回路基板5に設けられて
いる。
【0015】このように構成された衛星放送受信用コン
バータにおいては、衛星から送信された電波がホーン部
1aから進入して互いに直交する第1の直線偏波および
第2の直線偏波として導波管1内を進行すると、第1の
直線偏波は短絡棒3で反射されて第1のプローブ2に検
出され、第2の直線偏波は回路基板5上の短絡パターン
6で反射されて第2のプローブ4に検出される。したが
って、前述した従来例で必要とされていた金属キャップ
を省略することができ、その分、部品コストを低減でき
ると共に組立作業性を高めることができる。また、金属
キャップが不要であるため、処理回路の一部を短絡パタ
ーン6と反対側の回路基板5に設けることができ、その
結果、回路基板5上における回路部品の実装スペースが
拡がり、衛星放送受信用コンバータの小型化を図ること
ができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0017】導波管内に電波の進行方向に沿って第1の
プローブと第1の短絡端末および第2のプローブを順次
配置すると共に、導波管の後部開口端に配置した回路基
板に第2の短絡端末を設け、第1の直線偏波を第1の短
絡端末で反射して第1のプローブにて検出し、第2の直
線偏波を回路基板上の第2の短絡端末で反射して第2の
プローブにて検出するようにしたので、回路基板の背面
側に短絡端末としての金属キャップを配置する必要がな
くなり、省スペース化や小型化に好適な衛星放送受信用
コンバータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例に係る衛星放送受信用コン
バータの側断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】従来例に係る衛星放送受信用コンバータの側断
面図である。
【図4】図3のB−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 導波管 2 第1のプローブ 3 短絡棒(第1の短絡端末) 4 第2のプローブ 5 回路基板 6 短絡パターン(第2の短絡端末) 7 チップ部品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管内へ進入した電波が互いに直交する第
    1の直線偏波および第2の直線偏波として進行する導波
    管と、前記第1の直線偏波を検出する第1のプローブ
    と、この第1のプローブから電波の進行方向に約1/4
    波長離れた位置に配置された第1の短絡端末と、前記第
    2の直線偏波を検出する第2のプローブと、この第2の
    プローブから電波の進行方向に約1/4波長離れた位置
    に配置された第2の短絡端末と、前記第1および第2の
    プローブにて検出された信号を処理する処理回路が設け
    られた回路基板とを備え、前記回路基板を前記導波管の
    開口端側に位置させると共に、この回路基板に前記第2
    の短絡端末を設けたことを特徴とする衛星放送受信用コ
    ンバータ。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記第2の短
    絡端末が前記回路基板の一面に設けられた短絡パターン
    であることを特徴とする衛星放送受信用コンバータ。
  3. 【請求項3】 請求項2の記載において、前記回路基板
    の表裏両面のうち前記第2のプローブ側の一面に前記短
    絡パターンを設けると共に、この短絡パターンと反対側
    の他面に前記処理回路の一部を設けたことを特徴とする
    衛星放送受信用コンバータ。
JP2002010479A 2002-01-18 2002-01-18 衛星放送受信用コンバータ Withdrawn JP2003218602A (ja)

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