JP2003218523A - 配線基板 - Google Patents

配線基板

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JP2003218523A
JP2003218523A JP2002016484A JP2002016484A JP2003218523A JP 2003218523 A JP2003218523 A JP 2003218523A JP 2002016484 A JP2002016484 A JP 2002016484A JP 2002016484 A JP2002016484 A JP 2002016484A JP 2003218523 A JP2003218523 A JP 2003218523A
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JP
Japan
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core material
wiring board
wiring layer
wiring
core
Prior art date
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JP2002016484A
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English (en)
Inventor
Yosuke Ozaki
陽介 尾崎
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O K PRINT KK
Original Assignee
O K PRINT KK
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Publication date
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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線基板の性能を良好とし、また配線基板を
使用する電子装置の製造コストを安価にする。 【解決手段】 第1の絶縁材料であるテフロンからなる
第1のコア材11の一方の面にアンテナ回路を有する配
線層12を形成し、第1のコア材11の他方の面に配線
層13を形成し、テフロン以外の第2の絶縁材料である
ガラス繊維にエポキシ樹脂を含浸させたガラス繊維エポ
キシ樹脂からなる第2のコア材14の両面に配線層1
5、配線層16を形成し、第1のコア材11と第2のコ
ア材14とをプリプレーグ17により接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコア材に配線層が形
成された配線基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の配線基板の一部を示す断面
図である。図に示すように、ガラス繊維にエポキシ樹脂
を含浸させたガラス繊維エポキシ樹脂からなるコア材1
の両面に配線層2、3が形成され、ガラス繊維エポキシ
樹脂からなるコア材4の両面に配線層5、6が形成さ
れ、コア材1、4がプリプレーグ7により接着されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような配
線基板においては、コア材1、4がガラス繊維エポキシ
樹脂からなるから、コア材1、4の誘電率が高く、誘電
正接が高いので、誘電率が低く、誘電正接が低いコア材
に形成すべきアンテナ回路等のような特定回路を配線層
2、3が有する場合には、配線基板の性能が良好ではな
い。そこで、誘電率が低く、誘電正接が低いコア材に特
定回路を形成すべき場合に、別にテフロン(登録商標)
等の低誘電率、低誘電正接の絶縁材料からなるコア材に
上記のような特定回路を形成して配線基板を作製し、こ
の配線基板の配線層と図4に示した配線基板の配線層
2、3、5、6とを接続することが考えられるが、この
場合には配線基板を使用する電子装置の製造コストが高
価となる。
【0004】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、性能が良好であり、また配線基板を使用す
る電子装置の製造コストを安価にすることができる配線
基板を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明においては、第1の絶縁材料からなる第1の
コア材に配線層を形成し、上記第1の絶縁材料以外の第
2の絶縁材料からなる第2のコア材に配線層を形成し、
上記第1のコア材と上記第2のコア材とをプリプレーグ
により接着する。
【0006】また、第3の絶縁材料からなる第3のコア
材の一部を除去し、上記第3のコア材の除去部分に上記
第3の絶縁材料以外の第4の絶縁材料からなる第4のコ
ア材を設けて複合コア材とし、上記複合コア材に配線層
を形成する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る配線基板の一
部を示す断面図である。図に示すように、テフロン(第
1の絶縁材料)からなる第1のコア材11の両面に配線
層12、13が形成され、配線層12はアンテナ回路を
有する。また、ガラス繊維エポキシ樹脂(第2の絶縁材
料)からなる第2のコア材14の両面に配線層15、1
6が形成され、コア材11とコア材14とがプリプレー
グ17により接着されている。
【0008】この配線基板においては、コア材14はテ
フロンからなるから、コア材14の誘電率は低く、誘電
正接は低いので、誘電率が低く、誘電正接が低いコア材
に配線を形成すべき特定回路を有する配線層をコア材1
4に形成すれば、配線基板の性能が良好である。すなわ
ち、配線層を適切なコア材に形成することができるか
ら、配線基板の性能が良好である。また、別にテフロン
からなるコア材に上記のような特定回路を有する配線層
を形成して配線基板を作製する必要がないから、配線基
板を使用する電子装置の製造コストが安価となる。
【0009】図2は本発明に係る他の配線基板を示す概
略図、図3は図2の拡大A−A断面図である。図に示す
ように、ガラス繊維エポキシ樹脂(第3の絶縁材料)か
らなる第3のコア材21の一部が除去され、コア材21
の除去部分にテフロン(第4の絶縁材料)からなる第4
のコア材22が設けられて複合コア材23が構成されて
いる。すなわち、コア材21の除去部分にコア材22が
嵌め込まれ、コア材21とコア材22とが接着剤によっ
て接着され、複合コア材23が構成されている。また、
複合コア材23に配線層24、25が形成され、ガラス
繊維エポキシ樹脂(第5の絶縁材料)からなる第5のコ
ア材26の両面に配線層27、28が形成され、複合コ
ア材23とコア材26とがプリプレーグ29により接着
されている。
【0010】この配線基板においては、コア材22はテ
フロンからなるから、コア材22の誘電率は低く、誘電
正接は低いので、誘電率が低く、誘電正接が低いコア材
に配線を形成すべき特定回路を有する配線層をコア材2
2に形成すれば、配線基板の性能が良好である。すなわ
ち、配線層を適切なコア材に形成することができるか
ら、配線基板の性能が良好である。また、別にテフロン
からなるコア材に上記のような特定回路を有する配線層
を形成して配線基板を作製する必要がないから、配線基
板を使用する電子装置の製造コストが安価となる。
【0011】なお、上述実施の形態においては、コア材
11とコア材14とをプリプレーグ17により接着した
が、3種類以上の絶縁材料からなるコア材をプリプレー
グにより接着してもよい。また、上述実施の形態におい
ては、コア材21の除去部分にコア材22を嵌め込んだ
が、第3のコア材の除去部分に第3の絶縁材料以外の2
種類以上の絶縁材料からなるコア材を設けてもよい。ま
た、上述実施の形態においては、第1、第4の絶縁材料
をテフロンとし、第2、第3、第5の絶縁材料をガラス
繊維エポキシ樹脂としたが、第1、第2の絶縁材料の1
つまたは第3、第4の絶縁材料の1つをセラミックス等
としてもよい。また、上述実施の形態においては、コア
材11とコア材14とをプリプレーグ17により接着し
たが、第1、第2のコア材および金属板をプリプレーグ
により接着してもよい。また、上述実施の形態において
は、複合コア材23とコア材26とをプリプレーグ29
により接着したが、複合コア材に配線層を形成しただけ
でもよく、また複合コア材、金属板をプリプレーグによ
り接着してもよい。また、上述実施の形態においては、
コア材11とコア材14とをプリプレーグ17により接
着したが、第1、第2のコア材以外の1以上のコア材を
さらに積層してもよい。また、上述実施の形態において
は、複合コア材23とコア材26とをプリプレーグ29
により接着したが、複合コア材、第5のコア材以外の1
以上のコア材をさらに積層してもよい。
【0012】
【発明の効果】本発明に係る配線基板においては、配線
層を適切なコア材に形成することができるから、配線基
板の性能が良好であり、また別に配線基板を作製する必
要がないから、配線基板を使用する電子装置の製造コス
トが安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配線基板の一部を示す断面図であ
る。
【図2】本発明に係る他の配線基板を示す概略図であ
る。
【図3】図2の拡大A−A断面図である。
【図4】従来の配線基板の一部を示す断面図である。
【符号の説明】
11…第1のコア材 12…配線層 13…配線層 14…第2のコア材 15…配線層 16…配線層 21…第3のコア材 22…第4のコア材 23…複合コア材 24…配線層 25…配線層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の絶縁材料からなる第1のコア材に配
    線層を形成し、上記第1の絶縁材料以外の第2の絶縁材
    料からなる第2のコア材に配線層を形成し、上記第1の
    コア材と上記第2のコア材とをプリプレーグにより接着
    したことを特徴とする配線基板。
  2. 【請求項2】第3の絶縁材料からなる第3のコア材の一
    部を除去し、上記第3のコア材の除去部分に上記第3の
    絶縁材料以外の第4の絶縁材料からなる第4のコア材を
    設けて複合コア材とし、上記複合コア材に配線層を形成
    したことを特徴とする配線基板。
JP2002016484A 2002-01-25 2002-01-25 配線基板 Pending JP2003218523A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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