JP2003217236A - 再生装置及びデータアクセス方法 - Google Patents
再生装置及びデータアクセス方法Info
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- JP2003217236A JP2003217236A JP2002014885A JP2002014885A JP2003217236A JP 2003217236 A JP2003217236 A JP 2003217236A JP 2002014885 A JP2002014885 A JP 2002014885A JP 2002014885 A JP2002014885 A JP 2002014885A JP 2003217236 A JP2003217236 A JP 2003217236A
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- command
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- pulses
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録媒体に記録された複数のデータの所望す
るデータに簡便な操作でアクセス可能とする。 【解決手段】 第1のコマンドを入力する第1の入力部
21と、第1のコマンドに応じて、第1のパルスを1つ
だけ発生する第1のパルス発生部21と、第2のコマン
ドを入力する第2の入力部22と、第2のコマンドに応
じて、第2のパルスを次々に発生する第2のパルス発生
部23と、第2のパルスの数をカウントするパルス数計
測部26と、パルス数計測部26で第2のパルスが所定
の数だけカウントされたことに応じて、第2のパルスの
発生を停止させる停止パルスを発生する停止パルス発生
部26と、パルス数に応じて記憶部に記憶されているT
OCから開始アドレス情報を取得し、取得した開始アド
レス情報に基づいて当該再生装置10に装着した記録媒
体にアクセスするよう再生部11を制御する制御部24
とを備えることで実現する。
るデータに簡便な操作でアクセス可能とする。 【解決手段】 第1のコマンドを入力する第1の入力部
21と、第1のコマンドに応じて、第1のパルスを1つ
だけ発生する第1のパルス発生部21と、第2のコマン
ドを入力する第2の入力部22と、第2のコマンドに応
じて、第2のパルスを次々に発生する第2のパルス発生
部23と、第2のパルスの数をカウントするパルス数計
測部26と、パルス数計測部26で第2のパルスが所定
の数だけカウントされたことに応じて、第2のパルスの
発生を停止させる停止パルスを発生する停止パルス発生
部26と、パルス数に応じて記憶部に記憶されているT
OCから開始アドレス情報を取得し、取得した開始アド
レス情報に基づいて当該再生装置10に装着した記録媒
体にアクセスするよう再生部11を制御する制御部24
とを備えることで実現する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、膨大な数のデータ
が記録された記録媒体の所望のデータへの容易なアクセ
スを実現する再生装置及びデータアクセス方法に関す
る。
が記録された記録媒体の所望のデータへの容易なアクセ
スを実現する再生装置及びデータアクセス方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】デジタルデータの圧縮技術によって、デ
ータの持つ意味を変えずにデータサイズを小さくできる
ようになった。
ータの持つ意味を変えずにデータサイズを小さくできる
ようになった。
【0003】例えば、これにより、オーディオデータか
らなる楽曲の1曲あたりのデータサイズを小さくできる
ため記録媒体に記録できる楽曲の曲数は増加し、ユーザ
は、記録媒体の限られた記録容量を有効に活用すること
ができる。
らなる楽曲の1曲あたりのデータサイズを小さくできる
ため記録媒体に記録できる楽曲の曲数は増加し、ユーザ
は、記録媒体の限られた記録容量を有効に活用すること
ができる。
【0004】人間の聴覚特性を考慮して情報量を1/5
に圧縮するATRAC(登録商標、Adaptive TRansform
Acoustic Coding)と呼ばれる方式をフォーマットとし
て採用しているミニディスク(登録商標、MD:Mini D
isc)では、140MBの記憶容量のディスク状記録媒
体に、CD(Compact Disk)に記録されている650M
Bのオーディオデータを全て記録させることができる。
に圧縮するATRAC(登録商標、Adaptive TRansform
Acoustic Coding)と呼ばれる方式をフォーマットとし
て採用しているミニディスク(登録商標、MD:Mini D
isc)では、140MBの記憶容量のディスク状記録媒
体に、CD(Compact Disk)に記録されている650M
Bのオーディオデータを全て記録させることができる。
【0005】またこの、ミニディスクには、上述したA
TRACでの圧縮率よりもさらに高い圧縮率でありなが
ら、上記ATRACと同等の音質でオーディオデータを
再生可能な音声圧縮技術ATRAC3を用いたMDLP
(Mini Disc Long Play mode)という長時間ステレオ録
音再生モードがある。
TRACでの圧縮率よりもさらに高い圧縮率でありなが
ら、上記ATRACと同等の音質でオーディオデータを
再生可能な音声圧縮技術ATRAC3を用いたMDLP
(Mini Disc Long Play mode)という長時間ステレオ録
音再生モードがある。
【0006】MDLPには、ミニディスクに従来の2倍
長のオーディオデータを記録可能なステレオ長時間モー
ド”LP2モード”と、ミニディスクに従来の4倍長の
オーディオデータを記録可能なステレオ長時間モード”
LP4モード”とがある。
長のオーディオデータを記録可能なステレオ長時間モー
ド”LP2モード”と、ミニディスクに従来の4倍長の
オーディオデータを記録可能なステレオ長時間モード”
LP4モード”とがある。
【0007】例えば、再生時間で80分のオーディオデ
ータを記録可能なミニディスクに、LP2モードを使用
すると再生時間で160分に相当するオーディオデータ
を記録することができ、LP4モードを使用すると再生
時間で320分に相当するオーディオデータを記録する
ことができる。
ータを記録可能なミニディスクに、LP2モードを使用
すると再生時間で160分に相当するオーディオデータ
を記録することができ、LP4モードを使用すると再生
時間で320分に相当するオーディオデータを記録する
ことができる。
【0008】したがって、80分のミニディスクにはL
P4モードを使用することで、例えば60分で15曲の
楽曲が記録されている音楽CDだと5枚分(60分×5
枚=300分)、15曲×5=75曲の楽曲を記録でき
ることになる。
P4モードを使用することで、例えば60分で15曲の
楽曲が記録されている音楽CDだと5枚分(60分×5
枚=300分)、15曲×5=75曲の楽曲を記録でき
ることになる。
【0009】なお、音声圧縮技術ATRAC3を用いて
いるLP2モード、LP4モードでミニディスクに記録
されたオーディオデータは、音声圧縮技術ATRACで
は再生することはできない。
いるLP2モード、LP4モードでミニディスクに記録
されたオーディオデータは、音声圧縮技術ATRACで
は再生することはできない。
【0010】また、HD(Hard Disk)といった大容量
記録媒体の低価格化、複数のCDから所定のCDを選択
し、当該選択したCDに記録されている任意のデータへ
アクセスすることができるCDチェンジャーなどの普及
により、記録媒体に記録できるデータ量が多くなること
から、上記記録媒体に記録されるオーディオデータから
なる楽曲数も増加することになる。
記録媒体の低価格化、複数のCDから所定のCDを選択
し、当該選択したCDに記録されている任意のデータへ
アクセスすることができるCDチェンジャーなどの普及
により、記録媒体に記録できるデータ量が多くなること
から、上記記録媒体に記録されるオーディオデータから
なる楽曲数も増加することになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ユーザは、通常、記録
媒体に記録されているオーディオデータを楽曲単位で管
理し、記録媒体に記録されたオーディオデータへのアク
セスも楽曲単位で行っている。
媒体に記録されているオーディオデータを楽曲単位で管
理し、記録媒体に記録されたオーディオデータへのアク
セスも楽曲単位で行っている。
【0012】記録媒体のデータ管理領域には、TOC
(Table Of Contents)と呼ばれる記録媒体上に記録さ
れているオーディオデータの索引が記録されている。T
OCは、記録媒体に記録されている各楽曲の記録開始位
置を特定する開始アドレスを保持しており、当該記録媒
体を再生する再生装置は、TOCを読み込み、上記開始
アドレスを指定することで、オーディオデータの楽曲単
位のアクセスを可能としている。
(Table Of Contents)と呼ばれる記録媒体上に記録さ
れているオーディオデータの索引が記録されている。T
OCは、記録媒体に記録されている各楽曲の記録開始位
置を特定する開始アドレスを保持しており、当該記録媒
体を再生する再生装置は、TOCを読み込み、上記開始
アドレスを指定することで、オーディオデータの楽曲単
位のアクセスを可能としている。
【0013】ところで、記録媒体に10曲程度の楽曲し
か記録されていない場合、ユーザは、例えば、記録媒体
に記録されている楽曲を順番に1曲ずつ再生させるなど
して所望の楽曲を見つけだすことは、煩雑さをそれほど
伴わずに容易に行うことができる。
か記録されていない場合、ユーザは、例えば、記録媒体
に記録されている楽曲を順番に1曲ずつ再生させるなど
して所望の楽曲を見つけだすことは、煩雑さをそれほど
伴わずに容易に行うことができる。
【0014】しかし、記録媒体に10曲以上、例えば、
100曲近くの楽曲が記録されている場合、1曲ずつ再
生させ、所望の楽曲を選択するのは非常に煩雑な作業が
必要となり手間がかかるといった問題がある。
100曲近くの楽曲が記録されている場合、1曲ずつ再
生させ、所望の楽曲を選択するのは非常に煩雑な作業が
必要となり手間がかかるといった問題がある。
【0015】また、タイトルなどに基づいて所望の楽曲
を検索する手法なども考えられるが、100曲近くも記
録媒体に楽曲が記録されている場合、特に楽曲などにお
いて、ユーザは、聴いたイメージだけで楽曲を捉えてい
ることが多くタイトルなどの情報を記憶していないこと
も少なくない。しかも、100曲以上の楽曲のタイトル
をユーザが常時、記憶していることは不可能であり現実
的でないといった問題がある。
を検索する手法なども考えられるが、100曲近くも記
録媒体に楽曲が記録されている場合、特に楽曲などにお
いて、ユーザは、聴いたイメージだけで楽曲を捉えてい
ることが多くタイトルなどの情報を記憶していないこと
も少なくない。しかも、100曲以上の楽曲のタイトル
をユーザが常時、記憶していることは不可能であり現実
的でないといった問題がある。
【0016】そこで、本発明は上述したような問題を解
決するために案出されたものであり、複数のデータが記
録された記録媒体からユーザが所望するデータに簡便な
操作でアクセスすることができる再生装置及びデータア
クセス方法を提供することを目的とする。
決するために案出されたものであり、複数のデータが記
録された記録媒体からユーザが所望するデータに簡便な
操作でアクセスすることができる再生装置及びデータア
クセス方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る再生装置は、複数のデータと、上記
複数のデータのそれぞれのデータ記録開始位置を特定す
る開始アドレス情報を保持するTOC(Table Of Conte
nts)とが記録された記録媒体を装着し、上記装着した
記録媒体に記録されたデータを再生する再生手段を有す
る再生装置であって、上記TOCを記憶する記憶手段
と、第1のコマンドを入力する第1の入力手段と、上記
第1の入力手段によって入力された第1のコマンドに応
じて、第1のパルスを1つだけ発生する第1のパルス発
生手段と、第2のコマンドを入力する第2の入力手段
と、上記第2の入力手段によって入力された第2のコマ
ンドに応じて、第2のパルスを次々に発生する第2のパ
ルス発生手段と、上記第2のパルス発生手段によって発
生された第2のパルスの数をカウントするパルス数計測
手段と、上記パルス数計測手段で第2のパルスが所定の
数だけカウントされたことに応じて、上記第2のパルス
発生手段での第2のパルスの発生を停止させる停止パル
スを発生する停止パルス発生手段と、上記第1のパルス
発生手段及び第2のパルス発生手段で発生されたパルス
数に応じて上記記憶手段に記憶されているTOCから開
始アドレス情報を取得し、上記取得した開始アドレス情
報に基づいて当該再生装置に装着した上記記録媒体にア
クセスするよう上記再生手段を制御する制御手段とを備
えることを特徴とする。
めに、本発明に係る再生装置は、複数のデータと、上記
複数のデータのそれぞれのデータ記録開始位置を特定す
る開始アドレス情報を保持するTOC(Table Of Conte
nts)とが記録された記録媒体を装着し、上記装着した
記録媒体に記録されたデータを再生する再生手段を有す
る再生装置であって、上記TOCを記憶する記憶手段
と、第1のコマンドを入力する第1の入力手段と、上記
第1の入力手段によって入力された第1のコマンドに応
じて、第1のパルスを1つだけ発生する第1のパルス発
生手段と、第2のコマンドを入力する第2の入力手段
と、上記第2の入力手段によって入力された第2のコマ
ンドに応じて、第2のパルスを次々に発生する第2のパ
ルス発生手段と、上記第2のパルス発生手段によって発
生された第2のパルスの数をカウントするパルス数計測
手段と、上記パルス数計測手段で第2のパルスが所定の
数だけカウントされたことに応じて、上記第2のパルス
発生手段での第2のパルスの発生を停止させる停止パル
スを発生する停止パルス発生手段と、上記第1のパルス
発生手段及び第2のパルス発生手段で発生されたパルス
数に応じて上記記憶手段に記憶されているTOCから開
始アドレス情報を取得し、上記取得した開始アドレス情
報に基づいて当該再生装置に装着した上記記録媒体にア
クセスするよう上記再生手段を制御する制御手段とを備
えることを特徴とする。
【0018】また上述の目的を達成するために、本発明
に係るデータアクセス方法は、複数のデータと、上記複
数のデータのそれぞれのデータ記録開始位置を特定する
開始アドレス情報を保持するTOC(Table Of Content
s)とが記録された記録媒体を装着し、上記装着した記
録媒体に記録されたデータを再生する再生手段を有する
再生装置のデータアクセス方法であって、上記TOCを
記憶手段に記憶し、第1のコマンドを入力し、上記入力
された第1のコマンドに応じて、第1のパルスを1つだ
け発生し、第2のコマンドを入力し、上記入力された第
2のコマンドに応じて、第2のパルスを次々に発生し、
上記発生された第2のパルスの数をカウントし、上記第
2のパルスが所定の数だけカウントされたことに応じ
て、上記第2のパルスの発生を停止させる停止パルスを
発生し、上記第1のコマンドに応じて発生された第1の
パルス及び上記第2のコマンドに応じて発生された第2
のパルスのパルス数に応じて上記記憶手段に記憶されて
いるTOCから開始アドレス情報を取得し、上記取得し
た開始アドレス情報に基づいて当該再生装置に装着した
上記記録媒体にアクセスするよう上記再生手段を制御す
ることを特徴とする。
に係るデータアクセス方法は、複数のデータと、上記複
数のデータのそれぞれのデータ記録開始位置を特定する
開始アドレス情報を保持するTOC(Table Of Content
s)とが記録された記録媒体を装着し、上記装着した記
録媒体に記録されたデータを再生する再生手段を有する
再生装置のデータアクセス方法であって、上記TOCを
記憶手段に記憶し、第1のコマンドを入力し、上記入力
された第1のコマンドに応じて、第1のパルスを1つだ
け発生し、第2のコマンドを入力し、上記入力された第
2のコマンドに応じて、第2のパルスを次々に発生し、
上記発生された第2のパルスの数をカウントし、上記第
2のパルスが所定の数だけカウントされたことに応じ
て、上記第2のパルスの発生を停止させる停止パルスを
発生し、上記第1のコマンドに応じて発生された第1の
パルス及び上記第2のコマンドに応じて発生された第2
のパルスのパルス数に応じて上記記憶手段に記憶されて
いるTOCから開始アドレス情報を取得し、上記取得し
た開始アドレス情報に基づいて当該再生装置に装着した
上記記録媒体にアクセスするよう上記再生手段を制御す
ることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る再生装置及び
データアクセス方法の実施の形態を図面を参照にして詳
細に説明する。本発明は、図1に示すディスク再生シス
テムに適用される。
データアクセス方法の実施の形態を図面を参照にして詳
細に説明する。本発明は、図1に示すディスク再生シス
テムに適用される。
【0020】ディスク再生システムは、図示しないディ
スク状記録媒体を所定の箇所に装着し、装着したディス
ク状記録媒体に記録されているオーディオデータを再生
するディスク再生装置10と、ディスク再生装置10の
各種動作を制御するコントローラ20と、ディスク再生
装置10で再生されたオーディオデータを音声信号とし
て出力するイヤーフォン30とを備えている。
スク状記録媒体を所定の箇所に装着し、装着したディス
ク状記録媒体に記録されているオーディオデータを再生
するディスク再生装置10と、ディスク再生装置10の
各種動作を制御するコントローラ20と、ディスク再生
装置10で再生されたオーディオデータを音声信号とし
て出力するイヤーフォン30とを備えている。
【0021】ディスク再生装置10は、装着されたディ
スク状記録媒体にピットとして記録されているオーディ
オデータを図示しないレーザダイオードで読み出し、読
みだしたオーディオデータを電気信号として出力する。
スク状記録媒体にピットとして記録されているオーディ
オデータを図示しないレーザダイオードで読み出し、読
みだしたオーディオデータを電気信号として出力する。
【0022】ディスク再生装置10で使用するディスク
状記録媒体は、例えば、ミニディスク(登録商標、M
D:Mini Disc)といった光磁気ディスクであり、あら
かじめオーディオデータからなる楽曲が記録されている
とする。
状記録媒体は、例えば、ミニディスク(登録商標、M
D:Mini Disc)といった光磁気ディスクであり、あら
かじめオーディオデータからなる楽曲が記録されている
とする。
【0023】ディスク再生装置10は、MDLP(Mini
Disc Long Play mode)に対応しており、従来の2倍長
のオーディオデータが記録されたステレオ長時間モー
ド”LP2モード”でオーディオデータが記録されたM
Dや、従来の4倍長のオーディオデータが記録されたス
テレオ長時間モード”LP4モード”でオーディオデー
タが記録されたMDを再生することができる。
Disc Long Play mode)に対応しており、従来の2倍長
のオーディオデータが記録されたステレオ長時間モー
ド”LP2モード”でオーディオデータが記録されたM
Dや、従来の4倍長のオーディオデータが記録されたス
テレオ長時間モード”LP4モード”でオーディオデー
タが記録されたMDを再生することができる。
【0024】MDなどのディスク状記録媒体は、データ
記録領域に記録されているオーディオデータを管理する
ためにデータ管理領域にTOC(Table Of Contents)
を記録している。従来技術でも説明したようにデータ管
理領域に記録されたTOCは、ディスク状記録媒体に記
録されている各楽曲の記録開始位置を特定する開始アド
レスを保持している。上記開始アドレスは、ディスク状
記録媒体に記録された楽曲を特定するために与えられた
曲番号と対応してTOCに保持されている。
記録領域に記録されているオーディオデータを管理する
ためにデータ管理領域にTOC(Table Of Contents)
を記録している。従来技術でも説明したようにデータ管
理領域に記録されたTOCは、ディスク状記録媒体に記
録されている各楽曲の記録開始位置を特定する開始アド
レスを保持している。上記開始アドレスは、ディスク状
記録媒体に記録された楽曲を特定するために与えられた
曲番号と対応してTOCに保持されている。
【0025】ディスク再生装置10は、ディスク状記記
録媒体を装着すると、ます、データ管理領域へアクセス
をしTOCを読み込む。ディスク再生装置10は、上記
開始アドレスを指定することで、オーディオデータの楽
曲単位のアクセスが可能となる。
録媒体を装着すると、ます、データ管理領域へアクセス
をしTOCを読み込む。ディスク再生装置10は、上記
開始アドレスを指定することで、オーディオデータの楽
曲単位のアクセスが可能となる。
【0026】コントローラ20は、ディスク再生装置1
0に装着されたディスク状記録媒体を再生させる再生動
作、ディスク再生装置10の動作を停止させる停止動
作、ディスク状記録媒体に記録されたオーディオデータ
からなる所定の楽曲の頭出し動作をする制御コマンドを
ユーザの入力に応じて生成する。
0に装着されたディスク状記録媒体を再生させる再生動
作、ディスク再生装置10の動作を停止させる停止動
作、ディスク状記録媒体に記録されたオーディオデータ
からなる所定の楽曲の頭出し動作をする制御コマンドを
ユーザの入力に応じて生成する。
【0027】例えば、楽曲の頭出し動作をする制御コマ
ンドは、1曲頭出しスイッチ21、10曲頭出しスイッ
チ22を操作することで生成される。
ンドは、1曲頭出しスイッチ21、10曲頭出しスイッ
チ22を操作することで生成される。
【0028】1曲頭出しスイッチ21は、図1に示すよ
うに矢印A方向又は矢印B方向に動作する。例えば、1
曲頭出しスイッチ21を矢印A方向に一定距離、回転さ
せると現在再生中の楽曲、又は再生を停止された楽曲よ
りも1つだけ後の曲番号として記録されている楽曲が再
生され、矢印B方向に一定距離回転させると現在再生中
の楽曲、又は再生を停止された楽曲よりも1つだけ前の
曲番号として記録されている楽曲が再生される。
うに矢印A方向又は矢印B方向に動作する。例えば、1
曲頭出しスイッチ21を矢印A方向に一定距離、回転さ
せると現在再生中の楽曲、又は再生を停止された楽曲よ
りも1つだけ後の曲番号として記録されている楽曲が再
生され、矢印B方向に一定距離回転させると現在再生中
の楽曲、又は再生を停止された楽曲よりも1つだけ前の
曲番号として記録されている楽曲が再生される。
【0029】10曲頭出しスイッチ22は、1回押下す
ることで、現在再生中の楽曲、又は、再生停止された楽
曲よりも10だけ後の曲番号として記録されている楽曲
が再生される。
ることで、現在再生中の楽曲、又は、再生停止された楽
曲よりも10だけ後の曲番号として記録されている楽曲
が再生される。
【0030】また、コントローラ20は楽曲に与えられ
た当該楽曲を特定するための曲番号や楽曲のタイトルな
どを当該楽曲がディスク再生装置10で再生中に表示し
たり、上記ディスク再生装置10の動作状況を表示する
ディスプレイ27を備えている。ディスプレイ27は、
例えば、液晶ディスプレイなどである。
た当該楽曲を特定するための曲番号や楽曲のタイトルな
どを当該楽曲がディスク再生装置10で再生中に表示し
たり、上記ディスク再生装置10の動作状況を表示する
ディスプレイ27を備えている。ディスプレイ27は、
例えば、液晶ディスプレイなどである。
【0031】なお、コントローラ20の構成及び楽曲の
頭出し動作については後で詳細に説明をする。
頭出し動作については後で詳細に説明をする。
【0032】ディスク再生装置10と、コントローラ2
0とはコントローラ20から出力される制御信号を伝送
するための制御信号伝送コードと、ディスク再生装置1
0で再生されたオーディオデータを電気信号として伝送
するためのオーディオデータ伝送コードによって接続さ
れている。
0とはコントローラ20から出力される制御信号を伝送
するための制御信号伝送コードと、ディスク再生装置1
0で再生されたオーディオデータを電気信号として伝送
するためのオーディオデータ伝送コードによって接続さ
れている。
【0033】コントローラ20にはイヤーフォン30が
接続されており、イヤーフォン30は、コントローラ2
0にディスク再生装置10から上記オーディオデータ伝
送信号によって伝送されたオーディオデータの電気信号
を音声信号として出力する。
接続されており、イヤーフォン30は、コントローラ2
0にディスク再生装置10から上記オーディオデータ伝
送信号によって伝送されたオーディオデータの電気信号
を音声信号として出力する。
【0034】続いて、図2を用いてコントローラ20の
構成について説明をする。
構成について説明をする。
【0035】コントローラ20は、1曲頭出しスイッチ
21と、10曲頭出しスイッチ22と、パルス発生器2
3と、選曲マイコン24と、曲順送り回路25と、10
カウンター26と、ディスプレイ27とを備えている。
21と、10曲頭出しスイッチ22と、パルス発生器2
3と、選曲マイコン24と、曲順送り回路25と、10
カウンター26と、ディスプレイ27とを備えている。
【0036】コントローラ20は上述したようにディス
ク再生装置10に接続されている。ディスク再生装置1
0は、装着したディスク状記録媒体の指定されたアドレ
スへアクセスするために上記ディスク状記録媒体を駆動
させ、レーザダイオードの位置決めを行う駆動回路を備
えている。この駆動回路はコントローラ20から出力さ
れる制御信号に応じて駆動し、ディスク状記録媒体の指
定されたアドレスへのアクセスを実行する。
ク再生装置10に接続されている。ディスク再生装置1
0は、装着したディスク状記録媒体の指定されたアドレ
スへアクセスするために上記ディスク状記録媒体を駆動
させ、レーザダイオードの位置決めを行う駆動回路を備
えている。この駆動回路はコントローラ20から出力さ
れる制御信号に応じて駆動し、ディスク状記録媒体の指
定されたアドレスへのアクセスを実行する。
【0037】1曲頭出しスイッチ21は、ディスク状記
録媒体に記録されているオーディオデータからなる楽曲
を1曲飛ばして頭出ししたいとき、ユーザによって押下
される。1曲頭出しスイッチ21を押下する際に所定の
楽曲が再生中の場合は、再生中の楽曲よりも1つだけ前
の曲番号の与えられた楽曲か、再生中の楽曲より1つだ
け後の曲番号の与えられた楽曲が再生される。
録媒体に記録されているオーディオデータからなる楽曲
を1曲飛ばして頭出ししたいとき、ユーザによって押下
される。1曲頭出しスイッチ21を押下する際に所定の
楽曲が再生中の場合は、再生中の楽曲よりも1つだけ前
の曲番号の与えられた楽曲か、再生中の楽曲より1つだ
け後の曲番号の与えられた楽曲が再生される。
【0038】1曲頭出しスイッチ21がユーザによって
押下されると、パルスが1つだけ選曲マイコン24のポ
ートAから曲順送り回路25に出力される。
押下されると、パルスが1つだけ選曲マイコン24のポ
ートAから曲順送り回路25に出力される。
【0039】10曲頭出しスイッチ22は、ディスク状
記録媒体に記録されているオーディオデータからなる楽
曲を10曲飛ばして頭出ししたいときユーザによって押
下される。10曲頭出しスイッチ22がユーザによって
押下されると、パルス発生器23にその旨が伝えられ
る。
記録媒体に記録されているオーディオデータからなる楽
曲を10曲飛ばして頭出ししたいときユーザによって押
下される。10曲頭出しスイッチ22がユーザによって
押下されると、パルス発生器23にその旨が伝えられ
る。
【0040】パルス発生器23は、上述した10曲飛ば
しスイッチ22が押下されたことに応じて、パルスを所
定の間隔で次々に発生し選曲マイコン24のポートAを
介して曲順送り回路25に出力する。また、パルス発生
器23は、カウンター26から出力されるパルスに応じ
て、パルスの発生動作を停止させる。
しスイッチ22が押下されたことに応じて、パルスを所
定の間隔で次々に発生し選曲マイコン24のポートAを
介して曲順送り回路25に出力する。また、パルス発生
器23は、カウンター26から出力されるパルスに応じ
て、パルスの発生動作を停止させる。
【0041】選曲マイコン24は、曲順送り回路25を
備えており、ポートAから入力されたパルスに応じて、
曲順送り回路を動作させ楽曲の頭出しを実行するための
処理を行い、ディスク再生装置10の駆動回路を制御す
る。
備えており、ポートAから入力されたパルスに応じて、
曲順送り回路を動作させ楽曲の頭出しを実行するための
処理を行い、ディスク再生装置10の駆動回路を制御す
る。
【0042】ディスク再生装置10にディスクが装着さ
れ、読み込まれたTOCは、コントローラ20に備えら
れた図示しないRAM(Random Access Memory)などの
読み出し書き込み自在のメモリに一時的に格納される。
選曲マイコン24は、メモリに格納したTOCを参照
し、ポートAから入力されたパルスに応じて制御信号を
生成しディスク再生装置10に出力する。
れ、読み込まれたTOCは、コントローラ20に備えら
れた図示しないRAM(Random Access Memory)などの
読み出し書き込み自在のメモリに一時的に格納される。
選曲マイコン24は、メモリに格納したTOCを参照
し、ポートAから入力されたパルスに応じて制御信号を
生成しディスク再生装置10に出力する。
【0043】また、選曲マイコン24は、ポートAから
入力されたパルスに応じて、メモリに格納したTOCを
参照し、ディスク再生装置10で再生されている楽曲の
曲番号がディスプレイ27に表示されるよう制御をす
る。
入力されたパルスに応じて、メモリに格納したTOCを
参照し、ディスク再生装置10で再生されている楽曲の
曲番号がディスプレイ27に表示されるよう制御をす
る。
【0044】曲順送り回路25は、選曲マイコン24に
備えられている。曲順送り回路25は、パルス発生器2
3から所定の間隔で発生し選曲マイコン24のポートA
から入力されるパルスをカウンター26へ出力してい
く。
備えられている。曲順送り回路25は、パルス発生器2
3から所定の間隔で発生し選曲マイコン24のポートA
から入力されるパルスをカウンター26へ出力してい
く。
【0045】カウンター26は、曲順送り回路25から
選曲マイコン24のポートBを介して入力されるパルス
の数をカウントする。カウンター26は、所定の数のパ
ルスが入力されるとパルス発生器23にパルスの発生を
停止させるための停止用パルスを出力する。
選曲マイコン24のポートBを介して入力されるパルス
の数をカウントする。カウンター26は、所定の数のパ
ルスが入力されるとパルス発生器23にパルスの発生を
停止させるための停止用パルスを出力する。
【0046】例えば、曲順送り回路25からポートBを
介してパルスが10個入力されると、カウンター26
は、停止用パルスをパルス発生器23に出力する。カウ
ンター26は、パルスが10個入力されるとカウントし
た値をリセットする。
介してパルスが10個入力されると、カウンター26
は、停止用パルスをパルス発生器23に出力する。カウ
ンター26は、パルスが10個入力されるとカウントし
た値をリセットする。
【0047】カウンター26でカウントするパルスは1
0個でなくともよく、5曲飛ばしで頭出しを行う場合は
5個のパルスをカウントし、20曲飛ばしで頭出しを行
う場合は20個のパルスをカウントし、停止用パルスを
出力する。
0個でなくともよく、5曲飛ばしで頭出しを行う場合は
5個のパルスをカウントし、20曲飛ばしで頭出しを行
う場合は20個のパルスをカウントし、停止用パルスを
出力する。
【0048】ディスプレイ27は、液晶ディスプレイな
どであり、例えば、再生されているオーディオデータか
らなる楽曲の曲番号を表示したり、タイトルなどを表示
したり、ディスク再生装置の動作状況を示す情報を表示
したりする。
どであり、例えば、再生されているオーディオデータか
らなる楽曲の曲番号を表示したり、タイトルなどを表示
したり、ディスク再生装置の動作状況を示す情報を表示
したりする。
【0049】このように、ディスク再生システムは、ユ
ーザによってコントローラ20の10曲頭出しスイッチ
22が押下されることで、ディスク状記録媒体に記録さ
れている楽曲を10曲単位で頭出しを行い選曲すること
ができる。
ーザによってコントローラ20の10曲頭出しスイッチ
22が押下されることで、ディスク状記録媒体に記録さ
れている楽曲を10曲単位で頭出しを行い選曲すること
ができる。
【0050】また、コントローラ20の選曲マイコン2
4は、図3に示すように選曲マイコン24’のように構
成されていてもよい。
4は、図3に示すように選曲マイコン24’のように構
成されていてもよい。
【0051】選曲マイコン24’は、上述した1曲頭出
しスイッチ21と、10曲頭出しスイッチ22と、パル
ス発生器23と、曲順送り回路25と、カウンター26
と備えている。つまり、選曲マイコン24’は、コント
ローラ20のパルス発生器23と、カウンター26を選
曲マイコン24に組み込んだ構成となっている。選曲マ
イコン24’の各機能部は、コントローラ20が備える
各機能部と同様の動作をするため説明は省略する。
しスイッチ21と、10曲頭出しスイッチ22と、パル
ス発生器23と、曲順送り回路25と、カウンター26
と備えている。つまり、選曲マイコン24’は、コント
ローラ20のパルス発生器23と、カウンター26を選
曲マイコン24に組み込んだ構成となっている。選曲マ
イコン24’の各機能部は、コントローラ20が備える
各機能部と同様の動作をするため説明は省略する。
【0052】このように選曲マイコン24’をワンチッ
プ構成とすることで、コントローラ20を小型化するこ
とができる。
プ構成とすることで、コントローラ20を小型化するこ
とができる。
【0053】次に図4に示すフローチャートを用い、コ
ントローラ20を操作してディスク状記録媒体に記録さ
れた所望の楽曲を頭出しする動作について説明をする。
ントローラ20を操作してディスク状記録媒体に記録さ
れた所望の楽曲を頭出しする動作について説明をする。
【0054】ここでは、説明のためコントロール20に
は選曲マイコン24が備えられており、ディスク再生装
置10には、所定のディスク状記録媒体が装着され、T
OCも既にコントローラ20が備える図示しないメモリ
に内に格納されているとする。さらに、ディスク再生装
置10は、ディスク状記録媒体の所定の楽曲を再生中で
あるとし、1曲頭出しスイッチ21を押下すると再生中
の楽曲よりも1つだけ後の曲番号として記録されている
楽曲が頭出しされるものとする。
は選曲マイコン24が備えられており、ディスク再生装
置10には、所定のディスク状記録媒体が装着され、T
OCも既にコントローラ20が備える図示しないメモリ
に内に格納されているとする。さらに、ディスク再生装
置10は、ディスク状記録媒体の所定の楽曲を再生中で
あるとし、1曲頭出しスイッチ21を押下すると再生中
の楽曲よりも1つだけ後の曲番号として記録されている
楽曲が頭出しされるものとする。
【0055】まず、ステップS1において、ユーザは、
コントローラ20に備えられている1曲頭出しスイッチ
21又は10曲頭出しスイッチ22のどちらを押下する
か判断する。
コントローラ20に備えられている1曲頭出しスイッチ
21又は10曲頭出しスイッチ22のどちらを押下する
か判断する。
【0056】ユーザが1曲頭出しスイッチ21を押下す
ると判断した場合はステップS2へと工程を進め、10
曲頭出しスイッチ22を押下すると判断した場合はステ
ップS6へと工程を進める。
ると判断した場合はステップS2へと工程を進め、10
曲頭出しスイッチ22を押下すると判断した場合はステ
ップS6へと工程を進める。
【0057】ステップS2において、ユーザは、コント
ロール20に備えられた1曲頭出しスイッチ21を押下
する。1曲頭出しスイッチ21が押下されたことに応じ
て、選曲マイコン24のポートAを介して曲順送り回路
25にパルスが出力される。
ロール20に備えられた1曲頭出しスイッチ21を押下
する。1曲頭出しスイッチ21が押下されたことに応じ
て、選曲マイコン24のポートAを介して曲順送り回路
25にパルスが出力される。
【0058】曲順送り回路25にパルスが入力されたこ
とに応じて、選曲マイコン24は、図示しないメモリに
格納されているTOCを参照し、現在再生されている楽
曲よりも曲番号が1つだけ後の楽曲の開始アドレスを取
得する。
とに応じて、選曲マイコン24は、図示しないメモリに
格納されているTOCを参照し、現在再生されている楽
曲よりも曲番号が1つだけ後の楽曲の開始アドレスを取
得する。
【0059】ステップS3において、ユーザは、さらに
1曲頭出しスイッチ21、10曲頭出しスイッチ22を
押下するかどうかを判断する。上記頭出しスイッチを押
下しない場合は工程をステップS4に進め、押下する場
合は工程をステップS1へと戻す。
1曲頭出しスイッチ21、10曲頭出しスイッチ22を
押下するかどうかを判断する。上記頭出しスイッチを押
下しない場合は工程をステップS4に進め、押下する場
合は工程をステップS1へと戻す。
【0060】ステップS4において、選曲マイコン24
は、取得した開始アドレスに基づいて、ディスク再生装
置10に装着されているディスク状記録媒体にアクセス
するよう駆動回路11を制御し、上記開始アドレス以下
に記録されいている楽曲を再生させる。
は、取得した開始アドレスに基づいて、ディスク再生装
置10に装着されているディスク状記録媒体にアクセス
するよう駆動回路11を制御し、上記開始アドレス以下
に記録されいている楽曲を再生させる。
【0061】ステップS5において、ユーザは、ディス
ク状記録媒体に記録されディスク再生装置10で再生さ
れた楽曲が所望の楽曲であるかどうかを判断する。所望
の楽曲である場合は工程を終了し、所望の楽曲でない場
合は工程をステップS1へと戻す。
ク状記録媒体に記録されディスク再生装置10で再生さ
れた楽曲が所望の楽曲であるかどうかを判断する。所望
の楽曲である場合は工程を終了し、所望の楽曲でない場
合は工程をステップS1へと戻す。
【0062】ステップS6において、ユーザはコントロ
ーラ20に備えられた10曲頭出しスイッチ22を押下
する。
ーラ20に備えられた10曲頭出しスイッチ22を押下
する。
【0063】ステップS7において、10曲頭出しスイ
ッチ22が押下されたことに応じて、パルス発生器23
は、所定の間隔でパルスを次々と発生させ、選曲マイコ
ン24のポートAを介して曲順送り回路25に入力させ
る。
ッチ22が押下されたことに応じて、パルス発生器23
は、所定の間隔でパルスを次々と発生させ、選曲マイコ
ン24のポートAを介して曲順送り回路25に入力させ
る。
【0064】また、曲順送り回路25は、所定の間隔で
入力されるパルスを選曲マイコン24のポートBを介し
てカウンター26に出力する。
入力されるパルスを選曲マイコン24のポートBを介し
てカウンター26に出力する。
【0065】ステップS8において、カウンター26
は、選曲マイコン24のポートBを介して、曲順送り回
路25から出力されるパルスをカウントし、カウントし
たパルスの数が10個になったかどうかを判断する。カ
ウンター26によるパルスのカウント数が10個になっ
た場合は工程をステップS9へと進め、カウント数が1
0未満の場合はカウンター26はカウント作業を継続す
る。
は、選曲マイコン24のポートBを介して、曲順送り回
路25から出力されるパルスをカウントし、カウントし
たパルスの数が10個になったかどうかを判断する。カ
ウンター26によるパルスのカウント数が10個になっ
た場合は工程をステップS9へと進め、カウント数が1
0未満の場合はカウンター26はカウント作業を継続す
る。
【0066】ステップS9において、カウンター26
は、パルスのカウント数が10個になったことに応じ
て、パルス発生器23によるパルスの発生を停止させる
停止用パルスを出力する。パルス発生器23は、カウン
ター26から出力された停止用パルスを受信してパルス
の発生を停止させる。
は、パルスのカウント数が10個になったことに応じ
て、パルス発生器23によるパルスの発生を停止させる
停止用パルスを出力する。パルス発生器23は、カウン
ター26から出力された停止用パルスを受信してパルス
の発生を停止させる。
【0067】ステップS10において、選曲マイコン2
4は、図示しないメモリに格納されているTOCを参照
し、現在再生されている楽曲よりも曲番号が10だけ後
の楽曲の開始アドレスを取得する。開始アドレスを取得
すると工程はステップS3へと進み、上述したステップ
S3、ステップS4、ステップS5の工程を実行する。
4は、図示しないメモリに格納されているTOCを参照
し、現在再生されている楽曲よりも曲番号が10だけ後
の楽曲の開始アドレスを取得する。開始アドレスを取得
すると工程はステップS3へと進み、上述したステップ
S3、ステップS4、ステップS5の工程を実行する。
【0068】このようにして、ユーザは、ディスク再生
システムのコントローラ20を用いて、ステップS2の
1曲頭出しをする工程と、ステップS6〜ステップS1
0の10曲頭出しをする工程とを組み合わせて実行する
ことで、ディスク再生装置10に装着されたディスク状
記録媒体に記録された複数の楽曲の中から所望の楽曲を
簡便な操作によって検索し選曲することができる。
システムのコントローラ20を用いて、ステップS2の
1曲頭出しをする工程と、ステップS6〜ステップS1
0の10曲頭出しをする工程とを組み合わせて実行する
ことで、ディスク再生装置10に装着されたディスク状
記録媒体に記録された複数の楽曲の中から所望の楽曲を
簡便な操作によって検索し選曲することができる。
【0069】なお、本発明は、MDなどのディスク状記
録媒体を装着し再生させるディスク再生装置10に限定
されるものではなく、MP−3プレーヤ、CDプレー
ヤ、CDチェンジャーなどにも適用することができる。
録媒体を装着し再生させるディスク再生装置10に限定
されるものではなく、MP−3プレーヤ、CDプレー
ヤ、CDチェンジャーなどにも適用することができる。
【0070】例えば、車載用オーディオのCDチェンジ
ャーなどでは、コントローラ20を車両のハンドルなど
に装着可能とすることで、1曲頭出しスイッチ21、1
0曲頭出しスイッチ22の押下といった非常に簡便な操
作を組み合わせて使用することで、数10曲以上の楽曲
の中から所望の楽曲を視覚に頼った操作を必要とせずに
選曲できるため、車両走行中の安全性などからも非常に
効果的となる。
ャーなどでは、コントローラ20を車両のハンドルなど
に装着可能とすることで、1曲頭出しスイッチ21、1
0曲頭出しスイッチ22の押下といった非常に簡便な操
作を組み合わせて使用することで、数10曲以上の楽曲
の中から所望の楽曲を視覚に頼った操作を必要とせずに
選曲できるため、車両走行中の安全性などからも非常に
効果的となる。
【0071】なお、コントローラ20の機能は、ディス
ク再生装置10に全て備えられていてもよく、コントロ
ーラ20の機能を搭載したディスク再生装置10単体の
みでも上記頭出し操作及び駆動回路11の制御を実行可
能としてもよい。
ク再生装置10に全て備えられていてもよく、コントロ
ーラ20の機能を搭載したディスク再生装置10単体の
みでも上記頭出し操作及び駆動回路11の制御を実行可
能としてもよい。
【0072】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の再生装置は、第1のパルス発生手段及び第2のパル
ス発生手段で発生されたパルス数に応じて記憶手段に記
憶されているTOCから開始アドレス情報を取得し、取
得した開始アドレス情報に基づいて当該再生装置に装着
した記録媒体にアクセスするよう再生手段を制御手段で
制御することで、膨大な数のデータを記録した記録媒体
からユーザが所望するデータに簡便な操作でアクセスす
ることができる。
明の再生装置は、第1のパルス発生手段及び第2のパル
ス発生手段で発生されたパルス数に応じて記憶手段に記
憶されているTOCから開始アドレス情報を取得し、取
得した開始アドレス情報に基づいて当該再生装置に装着
した記録媒体にアクセスするよう再生手段を制御手段で
制御することで、膨大な数のデータを記録した記録媒体
からユーザが所望するデータに簡便な操作でアクセスす
ることができる。
【0073】特に、オーディオデータからなる楽曲が数
10曲単位で記録されている記録媒体から所望の楽曲を
選曲する場合において、第2の入力手段から入力される
第2のコマンドによって、例えば、10曲先などに記録
されている楽曲へアクセスすることができるため、第1
の入力手段から入力される第1のコマンドに応じた記録
媒体に記録された楽曲への1曲ずつのアクセスと組み合
わせて使用することで、高い操作性で選曲を実行するこ
とを可能とする。
10曲単位で記録されている記録媒体から所望の楽曲を
選曲する場合において、第2の入力手段から入力される
第2のコマンドによって、例えば、10曲先などに記録
されている楽曲へアクセスすることができるため、第1
の入力手段から入力される第1のコマンドに応じた記録
媒体に記録された楽曲への1曲ずつのアクセスと組み合
わせて使用することで、高い操作性で選曲を実行するこ
とを可能とする。
【0074】また、以上の説明からも明らかなように、
本発明のデータアクセス方法は、第1のコマンドに応じ
て発生された第1のパルス及び第2のコマンドに応じて
発生された第2のパルスのパルス数に応じて記憶手段に
記憶されているTOCから開始アドレス情報を取得し、
取得した開始アドレス情報に基づいて再生装置に装着し
た記録媒体にアクセスするよう再生手段を制御すること
で、膨大な数のデータを記録した記録媒体からユーザが
所望するデータに簡便な操作でアクセスすることができ
る。
本発明のデータアクセス方法は、第1のコマンドに応じ
て発生された第1のパルス及び第2のコマンドに応じて
発生された第2のパルスのパルス数に応じて記憶手段に
記憶されているTOCから開始アドレス情報を取得し、
取得した開始アドレス情報に基づいて再生装置に装着し
た記録媒体にアクセスするよう再生手段を制御すること
で、膨大な数のデータを記録した記録媒体からユーザが
所望するデータに簡便な操作でアクセスすることができ
る。
【0075】特に、オーディオデータからなる楽曲が数
10曲単位で記録されている記録媒体から所望の楽曲を
選曲する場合において、第2のコマンドによって、例え
ば、10曲先などに記録されている楽曲へアクセスする
ことができるため、第1のコマンドに応じた記録媒体に
記録された楽曲への1曲ずつのアクセスと組み合わせて
使用することで、高い操作性で選曲を実行することを可
能とする。
10曲単位で記録されている記録媒体から所望の楽曲を
選曲する場合において、第2のコマンドによって、例え
ば、10曲先などに記録されている楽曲へアクセスする
ことができるため、第1のコマンドに応じた記録媒体に
記録された楽曲への1曲ずつのアクセスと組み合わせて
使用することで、高い操作性で選曲を実行することを可
能とする。
【図1】本発明の実施の形態として示すディスク再生シ
ステムの概略構成について説明するための図である。
ステムの概略構成について説明するための図である。
【図2】同ディスク再生システムのコントローラの第1
の構成について説明するための図である。
の構成について説明するための図である。
【図3】同ディスク再生システムのコントローラの第2
の構成について説明するための図である。
の構成について説明するための図である。
【図4】同ディスク再生システムにおいて、ディスク状
記録媒体に記録された楽曲を頭出しする際の動作につい
て説明するためのフローチャートである。
記録媒体に記録された楽曲を頭出しする際の動作につい
て説明するためのフローチャートである。
1 ディスク再生装置、11 駆動回路、20 コント
ローラ、21 1曲頭出しスイッチ、22 10曲頭出
しスイッチ 23 パルス発生器、24、24’ 選曲
マイコン、25 曲順送り回路、26 カウンター、2
7 ディスプレイ、30 イヤーフォン
ローラ、21 1曲頭出しスイッチ、22 10曲頭出
しスイッチ 23 パルス発生器、24、24’ 選曲
マイコン、25 曲順送り回路、26 カウンター、2
7 ディスプレイ、30 イヤーフォン
Claims (4)
- 【請求項1】 複数のデータと、上記複数のデータのそ
れぞれのデータ記録開始位置を特定する開始アドレス情
報を保持するTOC(Table Of Contents)とが記録さ
れた記録媒体を装着し、上記装着した記録媒体に記録さ
れたデータを再生する再生手段を有する再生装置であっ
て、 上記TOCを記憶する記憶手段と、 第1のコマンドを入力する第1の入力手段と、 上記第1の入力手段によって入力された第1のコマンド
に応じて、第1のパルスを1つだけ発生する第1のパル
ス発生手段と、 第2のコマンドを入力する第2の入力手段と、 上記第2の入力手段によって入力された第2のコマンド
に応じて、第2のパルスを次々に発生する第2のパルス
発生手段と、 上記第2のパルス発生手段によって発生された第2のパ
ルスの数をカウントするパルス数計測手段と、 上記パルス数計測手段で第2のパルスが所定の数だけカ
ウントされたことに応じて、上記第2のパルス発生手段
での第2のパルスの発生を停止させる停止パルスを発生
する停止パルス発生手段と、 上記第1のパルス発生手段及び第2のパルス発生手段で
発生されたパルス数に応じて上記記憶手段に記憶されて
いるTOCから開始アドレス情報を取得し、上記取得し
た開始アドレス情報に基づいて当該再生装置に装着した
上記記録媒体にアクセスするよう上記再生手段を制御す
る制御手段とを備えることを特徴とする再生装置。 - 【請求項2】 当該再生装置に装着する上記記録媒体に
記録されたデータは、オーディオデータであることを特
徴とする請求項1記載の再生装置。 - 【請求項3】 複数のデータと、上記複数のデータのそ
れぞれのデータ記録開始位置を特定する開始アドレス情
報を保持するTOC(Table Of Contents)とが記録さ
れた記録媒体を装着し、上記装着した記録媒体に記録さ
れたデータを再生する再生手段を有する再生装置のデー
タアクセス方法であって、 上記TOCを記憶手段に記憶し、 第1のコマンドを入力し、 上記入力された第1のコマンドに応じて、第1のパルス
を1つだけ発生し、 第2のコマンドを入力し、 上記入力された第2のコマンドに応じて、第2のパルス
を次々に発生し、 上記発生された第2のパルスの数をカウントし、 上記第2のパルスが所定の数だけカウントされたことに
応じて、上記第2のパルスの発生を停止させる停止パル
スを発生し、 上記第1のコマンドに応じて発生された第1のパルス及
び上記第2のコマンドに応じて発生された第2のパルス
のパルス数に応じて上記記憶手段に記憶されているTO
Cから開始アドレス情報を取得し、 上記取得した開始アドレス情報に基づいて当該再生装置
に装着した上記記録媒体にアクセスするよう上記再生手
段を制御することを特徴とするデータアクセス方法。 - 【請求項4】 再生装置に装着する上記記録媒体に記録
されたデータは、オーディオデータであることを特徴と
する請求項3記載のデータアクセス方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002014885A JP2003217236A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 再生装置及びデータアクセス方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002014885A JP2003217236A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 再生装置及びデータアクセス方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003217236A true JP2003217236A (ja) | 2003-07-31 |
Family
ID=27651434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002014885A Withdrawn JP2003217236A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 再生装置及びデータアクセス方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003217236A (ja) |
-
2002
- 2002-01-23 JP JP2002014885A patent/JP2003217236A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |