JP2003216320A - 情報入出力装置、情報入出力方法、その方法を実現するためのプログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報入出力装置、情報入出力方法、その方法を実現するためのプログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体

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JP2003216320A
JP2003216320A JP2002009964A JP2002009964A JP2003216320A JP 2003216320 A JP2003216320 A JP 2003216320A JP 2002009964 A JP2002009964 A JP 2002009964A JP 2002009964 A JP2002009964 A JP 2002009964A JP 2003216320 A JP2003216320 A JP 2003216320A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが操作することなく、多くの機能を自
動的に設定する。 【解決手段】 デバイス装置100は、USBケーブル
によりパソコンと通信するための通信インターフェイス
と、液晶一体型のタブレット104、106と、液晶一
体型タブレット104を含む下蓋部150と液晶一体型
タブレット106を含む上蓋部152とを保持する保持
部154と、保持部154に設けられた上蓋部152の
開状態を検知する開閉スイッチと、通信インターフェイ
スにより判断されたパソコンとの通信可否および開閉ス
イッチにより検知された液晶一体型タブレットの表示可
否に基づいて、デバイス装置100の動作モードを決定
するMPUとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータの周
辺機器であって、座標入力および情報表示が可能な情報
入出力装置に関し、特に、コンピュータとの接続状態お
よびその情報入出力装置自体の状態に対応して、情報入
出力装置における処理を切替える技術に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの周辺機器の1つに、コン
ピュータのユーザが要求する情報を、デバイスの位置に
基づく座標データとして入力するマウス、ペンでタッチ
された位置に基づく座標データとして入力するタブレッ
トという入力デバイスがある。これらの入力デバイス
は、キーボードに代わり容易にユーザの要求する情報を
入力するデバイスとして広く普及している。
【0003】最近では、これらのデバイスにおいて、単
にユーザが情報を入力するだけではないものがある。特
開2000−132261公報は、個人を認証するため
の情報を記憶しておいて、認証されるとその個人に対応
したプログラムをコンピュータに転送して、その個人に
対応したプログラムをコンピュータで実行させるマウス
を開示する。この公報に開示されたマウスは、コンピュ
ータと通信するインターフェイスと、座標を指示する座
標入力回路と、個人を認証する認証回路と、このコンピ
ュータで実行されるアプリケーションプログラムを記憶
する情報記憶回路と、認証回路により特定の個人が認証
されたことに応答して、情報記憶回路に記憶されたアプ
リケーションプログラムをコンピュータに転送する転送
回路とを含む。
【0004】このマウスによると、マウスをコンピュー
タにインターフェイスを介して接続すると、コンピュー
タのプラグアンドプレイ機能によりマウスが認識され
る。マウスの座標入力回路により、このマウスは座標を
入力するデバイスとして使用できる。コンピュータにお
いては、認証プログラムが実行され、マウスの認証回路
が検知した指紋パターンに基づいて個人が認証される。
認証されると、マウスの情報記憶回路に予め記憶された
アプリケーションプログラムがコンピュータにロードさ
れ、コンピュータによりアプリケーションプログラムが
実行される。これにより、コンピュータに記憶されてい
ないアプリケーションであっても、そのアプリケーショ
ンプログラムを記憶したマウスを持ち歩くだけで、所望
のアプリケーションをコンピュータに実行させることが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この公
報に開示されたマウスは、単体でアプリケーションを実
行できるものではない。また、このような入力デバイス
とは異なるが、単体でアプリケーションを実行できるも
のとしてPDA(Personal Digital Assistant)があ
る。PDAの一機能として、コンピュータに接続して、
データをコンピュータにエクスポートして、コンピュー
タに記憶されたデータとPDAに記憶されたデータとを
整合させる機能がある。このような機能を用いても、P
DAは、コンピュータにデータを容易に入力するマウス
のような入力デバイスの代わりにはならない。
【0006】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたものであって、座標入力および情報表示が可能な
装置であって、ユーザが煩わしさを感じることなくその
装置に備わる多数の機能を容易に切替えることができる
情報入出力装置、情報入出力方法、その方法を実現する
ためのプログラム、およびそのプログラムを記録した記
録媒体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る情報入
出力装置は、他の装置と通信するための通信手段と、情
報を記憶するための記憶手段と、情報を表示するための
表示手段と、ユーザが座標データを入力するための入力
手段と、通信手段に接続され、他の装置との通信が可能
であるか否かを検知するための検知手段と、検知手段に
よる検知結果に基づいて、入力手段により入力された座
標データを通信手段を用いて他の装置に送信する第1の
モード、他の装置から通信手段を用いて受信した情報を
表示手段に表示する第2のモードおよび記憶手段に記憶
された情報に基づいて表示手段に情報を表示する第3の
モードのいずれかのモードを動作モードとして設定する
ように、通信手段と記憶手段と表示手段と入力手段とを
制御するための制御手段とを含む。
【0008】第1の発明によると、たとえば、検知手段
により他の装置と通信が可能であることが検知される
と、情報入出力装置の動作モードは、第1のモードまた
は第2のモードに設定され、検知手段により他の装置と
通信が不可能であることが検知されると、情報入出力装
置の動作モードは、第3のモードに設定される。たとえ
ば、このときの第1のモードは、マウスやタブレットな
どの入力手段からユーザが入力した座標データを他の装
置に送信する動作モードである。このときの第2のモー
ドは、液晶モニタなどの表示手段に、他の装置から受信
した情報を表示する動作モードである。このときの第3
のモードは、液晶モニタなどの表示手段に、記憶手段に
記憶された情報(たとえばアプリケーションプログラ
ム)に基づいて作成された情報を表示する動作モードで
ある。これにより、この情報入出力装置のユーザが何ら
動作モードを設定する必要がなく、情報入出力装置の動
作モードを設定することができる。その結果、座標入力
および情報表示が可能なデバイス装置であって、ユーザ
が煩わしさを感じることなくデバイス装置に備わる多数
の機能を切替えることができる情報入出力装置を提供す
ることができる。
【0009】第2の発明に係る情報入出力装置は、第1
の発明の構成に加えて、制御手段は、検知手段が他の装
置との通信が可能であると検知したことに応答して第1
のモードおよび第2のモードのいずれかのモードを動作
モードとして、検知手段が他の装置との通信が不可能で
あると検知したことに応答して第3のモードを動作モー
ドとして設定するための手段を含む。
【0010】第2の発明によると、検知手段が検知し
た、情報入出力装置と他の装置との通信可否に基づい
て、動作モードを設定することができる。
【0011】第3の発明に係る情報入出力装置は、第1
の発明の構成に加えて、検知手段は、通信手段に接続さ
れ、他の装置との通信が可能であるか否かを検知するた
めの手段と、表示手段に接続され、表示手段による情報
の表示が可能であるか否かを検知するための手段とを含
む。
【0012】第3の発明によると、検知手段は、たとえ
ば、折畳式の表示手段が開かれていると、表示手段によ
る情報の表示が可能であることを検知する。この表示手
段における情報の表示可否と、情報入出力装置と他の装
置との通信可否に基づいて、情報入出力装置の動作モー
ドを設定することができる。
【0013】第4の発明に係る情報入出力装置は、第3
の発明の構成に加えて、制御手段は、検知手段が他の装
置との通信が可能かつ表示手段による情報の表示が不可
能であると検知したことに応答して第1のモードを動作
モードとして、検知手段が他の装置との通信が可能かつ
表示手段による情報の表示が可能であると検知したこと
に応答して第2のモードを動作モードとして、検知手段
が他の装置との通信が不可能であると検知したことに応
答して第3のモードを動作モードして設定するための手
段を含む。
【0014】第4の発明によると、検知手段は、たとえ
ば、折畳式の表示手段が開かれていると、表示手段によ
る情報の表示が可能であることを検知する。この表示手
段における情報の表示が不可能であり、情報入出力装置
と他の装置との通信が可能であると第1のモードに、情
報の表示が可能であり、他の装置との通信が可能である
と第2のモードに、他の装置との通信が不可能であると
第3のモードに、この情報入出力装置の動作モードを設
定することができる。
【0015】第5の発明に係る情報入出力装置は、第3
または4の発明の構成に加えて、表示手段は、液晶型の
表示デバイスを含む。入力手段は、表示デバイスの液晶
の表面に設けられ、ペン入力に対応するタブレットを含
む。
【0016】第5の発明によると、この情報入出力装置
は、液晶モニタと、その液晶モニタの表面に貼付された
タブレットとを含む。ユーザは、液晶モニタに表示され
た情報を認知することができるとともに、入力ペンでタ
ブレットにタッチすることにより、座標データを入力す
ることができる。
【0017】第6の発明に係る情報入出力装置は、第3
または4の発明の構成に加えて、表示手段は、液晶型の
表示デバイスを含む。入力手段は、マウスと、表示デバ
イスの液晶の表面に設けられ、ペン入力に対応するタブ
レットとを含む。
【0018】第6の発明によると、この情報入出力装置
は、液晶モニタと、マウスと、その液晶モニタの表面に
貼付されたタブレットとを含む。ユーザは、液晶モニタ
に表示された情報を認知することができるとともに、入
力ペンでタブレットにタッチすることおよびマウスを用
いて位置を指定することにより、座標データを入力する
ことができる。
【0019】第7の発明に係る情報入出力装置は、第1
〜6のいずれかの発明の構成に加えて、第2のモード
は、他の装置に記憶されたアプリケーションプログラム
が他の装置により実行されることにより作成された情報
を表示手段に表示するモードである。
【0020】第7の発明によると、他の装置に記憶され
たアプリケーションプログラムが他の装置で実行された
結果である情報が、表示手段に表示される。
【0021】第8の発明に係る情報入出力装置は、第1
〜6のいずれかの発明の構成に加えて、第2のモード
は、記憶手段に記憶されたアプリケーションプログラム
が他の装置により実行されることにより作成された情報
を表示手段に表示するモードである。
【0022】第8の発明によると、この情報入出力装置
の記憶手段に記憶されたアプリケーションプログラムが
他の装置で実行された結果である情報が、表示手段に表
示される。
【0023】第9の発明に係る情報入出力装置は、第1
〜6のいずれかの発明の構成に加えて、第3のモード
は、記憶手段に記憶されたアプリケーションプログラム
が情報入出力装置により実行されることにより作成され
た情報を表示手段に表示するモードである。
【0024】第9の発明によると、この情報入出力装置
の記憶手段に記憶されたアプリケーションプログラムが
この情報入出力装置で実行された結果である情報が、表
示手段に表示される。
【0025】第10の発明に係る情報入出力装置は、第
1〜9のいずれかの発明の構成に加えて、個人を認証す
るための認証手段と、制御手段と認証手段とに接続さ
れ、認証手段による認証が行なわれると、制御手段によ
る制御ができるように設定するための設定手段とをさら
に含む。
【0026】第10の発明によると、個人情報により特
定の個人であることが認証されない限り、制御手段によ
る制御が実行できないようにできる。
【0027】第11の発明に係る情報入出力装置は、第
1〜9のいずれかの発明の構成に加えて、個人を認証す
るための認証手段と、情報入出力装置の外部の記録媒体
の情報を処理するための処理手段と、認証手段と処理手
段とに接続され、認証手段による認証が行なわれると、
処理手段による処理ができるように設定するための設定
手段とをさらに含む。
【0028】第11の発明によると、個人情報により特
定の個人であることが認証されない限り、処理手段によ
る外部の記録媒体の処理が実行できないようにできる。
【0029】第12の発明に係る情報入出力方法は、他
の装置と通信する通信ステップと、情報を予め準備する
準備ステップと、情報を表示する表示ステップと、ユー
ザが座標データを入力する入力ステップと、他の装置と
の通信が可能であるか否かを検知する検知ステップと、
検知ステップにおける検知結果に基づいて、入力ステッ
プにて入力された座標データを通信ステップにて他の装
置に送信する第1のモード、他の装置から通信ステップ
にて受信した情報を表示ステップにて表示する第2のモ
ードおよび準備ステップにて準備された情報に基づいて
表示ステップにて情報を表示する第3のモードのいずれ
かのモードを動作モードとして設定するように、通信ス
テップと準備ステップと表示ステップと入力ステップと
を制御する制御ステップとを含む。
【0030】第12の発明によると、たとえば、検知ス
テップにて他の装置と通信が可能であることが検知され
ると、情報入出力方法における動作モードは、第1のモ
ードまたは第2のモードに設定され、検知ステップにて
他の装置と通信が不可能であることが検知されると、情
報入出力方法における動作モードは、第3のモードに設
定される。たとえば、このときの第1のモードは、マウ
スやタブレットなどを用いた入力ステップにてユーザが
入力した座標データを他の装置に送信する動作モードで
ある。このときの第2のモードは、液晶モニタなどを用
いた表示ステップにて、他の装置から受信した情報を表
示する動作モードである。このときの第3のモードは、
液晶モニタなどを用いた表示ステップにて、準備ステッ
プにて準備された情報(たとえばアプリケーションプロ
グラム)に基づいて作成された情報を表示する動作モー
ドである。これにより、この情報入出力装置のユーザが
何ら動作モードを設定する必要がなく、情報入出力方法
における動作モードを設定することができる。その結
果、座標入力および情報表示が可能なデバイス装置にお
いて、ユーザが煩わしさを感じることなくデバイス装置
に備わる多数の機能を切替えることができる情報入出力
方法を提供することができる。
【0031】第13の発明に係る情報入出力方法は、第
12の発明の構成に加えて、検知ステップは、他の装置
との通信が可能であるか否かを検知するステップと、表
示ステップにおける情報の表示が可能であるか否かを検
知するステップとを含む。
【0032】第13の発明によると、検知ステップは、
たとえば、折畳式の表示モニタが開かれていると、表示
ステップにおける情報の表示が可能であることを検知す
る。この表示ステップにおける情報の表示の可否と、情
報入出力装置と他の装置との通信可否に基づいて、情報
入出力方法における動作モードを設定することができ
る。
【0033】第14の発明に係るプログラムは、コンピ
ュータを用いて、請求項12または13に記載の情報入
出力方法を実現するためものである。
【0034】第14の発明によると、座標入力および情
報表示が可能なデバイス装置において、ユーザが煩わし
さを感じることなくデバイス装置に備わる多数の機能を
切替えることができる情報入出力方法を実現するプログ
ラムを提供することができる。
【0035】第15の発明に係る記録媒体は、コンピュ
ータを用いて、請求項12または13に記載の情報入出
力方法を実現するためのプログラムを記録したものであ
る。
【0036】第15の発明によると、座標入力および情
報表示が可能なデバイス装置において、ユーザが煩わし
さを感じることなくデバイス装置に備わる多数の機能を
切替えることができる情報入出力方法を実現するプログ
ラムを記録した記録媒体を提供することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一
の部品には同一の符号を付してある。それらの名称およ
び機能も同じである。したがってそれらについての詳細
な説明は繰返さない。
【0038】図1に本発明の実施の形態に係るデバイス
装置100の外観図を示す。図1に示すように、このデ
バイス装置100は、下蓋部150と、上蓋部152
と、下蓋部150と上蓋部152とを開閉可能に保持す
る保持部154とからなる。下蓋部150には、液晶一
体型タブレット104と、マウス機能を実現する左ボタ
ン110および右ボタン112と、SDカード300を
格納するメモリカードスロットと、パーソナルコンピュ
ータ(以下、パソコンという。)と有線または無線で通
信する通信インターフェイスとを含む。上蓋部152
は、液晶一体型タブレット106を含む。
【0039】図2に、図1に示したデバイス装置100
の制御ブロック図を示す。デバイス装置100は、接触
または非接触でこのデバイス装置の移動量を検知する移
動量検知部102と、情報を表示する液晶と一体化され
てペンタッチ入力が可能な液晶一体型タブレット10
4、106と、上蓋部152の開状態を検知する開閉ス
イッチ108と、左ボタン110および右ボタン112
と、電池114と、それらを接続するバス116とを含
む。デバイス装置100は、さらに、このデバイス装置
100を制御するMPU(Multiple Processing Unit)
120と、各種プログラムやデータが格納されるROM
(Read Only Memory)122とを含む。MPU120
は、その内部にメモリとタイマ回路とを含む。デバイス
装置100は、さらに、スピーカ500と通信するため
の音声インターフェイス130と、モニタ400と通信
するための画像インターフェイス132と、SDカード
300が挿入され、このSDカード300と通信するた
めのメモリカードスロット134、136と、拡張機器
200と通信するための拡張インターフェイス138と
を含む。
【0040】移動量検知部102は、デバイス装置10
0をいわゆるマウスとして機能させるために、X軸方向
およびY軸方向の移動量を検知する。この移動量は、接
地型の回転球体により検知されるものであっても、光電
センサにより検知されるものであってもよい。左ボタン
110および右ボタン112は、たとえば保持部154
に設けられ、それらのボタンからの入力信号は、MPU
120に送られる。
【0041】開閉スイッチ108は、デバイス装置10
0の保持部158に設けられ、下蓋部150と上蓋部1
52とが開いている開信号を検知し、その開信号はMP
U120に送られる。
【0042】液晶一体型タブレット104、106は、
表示機能とペン入力機能とを併せ持つ。表示機能とし
て、デバイス装置100のMPU120が実行したアプ
リケーションプログラムの実行結果を表示したり、後述
するパソコンのCPUが実行したアプリケーションプロ
グラムの実行結果を表示したりする。ペン入力機能とし
て、認証処理時においてユーザがペンを用いてパスワー
ドを入力したり、手書き文字認識時においてユーザがペ
ンを用いて手書き文字を入力したりする。
【0043】電池114は、充放電可能な2次電池が好
ましい。この電池114は、デバイス装置100の動作
モードが単体モードであるとき、もしくは接続モードで
あってもパソコンから電力が供給されないときには、放
電されて、デバイス装置100の各部での電力の消費に
充てられる。接続モードであってパソコンから電力が供
給されるときには、パソコンから供給された電力により
電池114は充電される。このとき、デバイス装置10
0の各部での電力の消費は、パソコンから供給される電
力が充てられる。
【0044】MPU120は、通信インターフェイス1
18および開閉スイッチ108からの信号に基づいて、
このデバイス装置100の動作モードおよび各種機能の
有効/無効を設定する。このデバイス装置100におけ
るこのような設定処理は、このデバイス装置100のハ
ードウェアとMPU120により実行されるソフトウェ
アとにより実現される。一般的にこうしたソフトウェア
は、ROM112などの記録媒体に格納され、ROM1
12から読出されて、MPU120により実行される。
図2に示したデバイス装置100を構成するハードウェ
ア個々は一般的なものである。したがって、本発明の最
も本質的な部分は、ROM112などの記録媒体に記録
されたソフトウェアである。なお、このMPU120に
おいて、このデバイス装置100の動作モードおよび機
能の有効/無効を設定する制御の詳細については後述す
る。
【0045】MPU120は、ROM122に記憶され
た制御プログラムおよび認証プログラムなどを実行す
る。また、移動量検知部102から入力された移動量、
左ボタン110、右ボタン112、液晶一体型タブレッ
ト104、106からの入力信号、開閉スイッチ108
の開信号を、パソコンに送信する。このとき、デバイス
装置100の通信インターフェイス118と、パソコン
の通信インターフェイスとが使用される。このときの通
信形態は、無線であっても有線であっても構わない。
【0046】ROM122には、デバイス装置100の
起動時にMPU120で実行される認証プログラム、接
続モード/単体モードの動作モードの切替えプログラ
ム、表示モード切替えプログラム、入力モード切替えプ
ログラム、内部アプリケーションプログラム(手書きメ
モプログラム、お絵描きプログラム、テキストビューア
プログラム、画像ビューアプログラム、音楽再生プログ
ラム、動画再生プログラム等)が記憶されている。ま
た、MPU120は、これ以外のアプリケーションプロ
グラムも実行可能である。たとえば、SDカード300
に記録されたアプリケーションプログラム、パソコンの
固定ディスクに記憶されたアプリケーションプログラム
などをMPU120は実行することができる。
【0047】メモリカードスロット134、136は、
SDカード300が装着される。本実施の形態において
は、SDカードを使用するが、これ以外の記録媒体(た
とえば、コンパクトフラッシュ(R)、スマートメディ
アなど)を用いることもできる。SDカード300に
は、各種の情報(テキストデータ、音声データ、動画デ
ータ、アプリケーションプログラムおよびそれに対応す
るデータ)が記憶される。この各種の情報は、デバイス
装置100のMPU120およびパソコンのCPUに送
信され、それぞれで実行されるアプリケーションプログ
ラムで使用される。
【0048】音声インターフェイス130および画像イ
ンターフェイス132は、MPU120において処理さ
れたデータおよび実行されたアプリケーションプログラ
ムの結果をデバイス装置100の外部に出力したり、外
部の装置から情報(音声、静止画、動画等)を入力した
りするためのものである。本実施の形態においては、音
声インターフェイス130には、スピーカ500が接続
され、ユーザは音声を視聴できる。画像インターフェイ
ス132には、モニタ400が接続され、ユーザは静止
画および動画を視聴できる。また、本実施の形態では、
デバイス装置100から出力する信号のみを例示してイ
ンターフェイスを説明したが、これに限定されるもので
はなく、デバイス装置100に入力する信号を処理する
インターフェイスであってもよい。この場合、個人の認
証をマイクから音声インターフェイス130を介してデ
バイス装置100に入力された音声信号に基づいて行な
うこともできる。
【0049】拡張インターフェイス138は、デバイス
装置100の機能を拡張させるための拡張機器200が
接続される。拡張装置200は、たとえば、SDカード
読取装置のような外部記憶装置であってもよいし、MP
U120の処理速度を向上させるアクセラレータなどの
演算補助装置であってもよい。さらに、拡張機器200
は、外部からの各種信号を入力するための信号入力装置
であってもよい。たとえば、音声信号による認証を行な
ったり、指紋による認証を行なったり、デジタルカメラ
からの画像信号を入力したりする装置である。
【0050】図3に、パソコン1000の一例であるコ
ンピュータシステムの制御ブロックを示す。図3を参照
してこのコンピュータシステムは、FD(Flexible Dis
k)駆動装置1106およびCD−ROM(Compact Dis
c-Read Only Memory)駆動装置1108を備えたコンピ
ュータ1102と、モニタ1104と、キーボード11
10とを含む。さらに、このコンピュータ1102は、
上記したFD駆動装置1106およびCD−ROM駆動
装置1108に加えて、相互にバスで接続されたCPU
(Central Processing Unit)1120と、メモリ11
22と、固定ディスク1124と、デバイス装置100
との通信を行なう通信インターフェイス1126とを含
む。FD駆動装置1106にはFD1116が装着され
る。CD−ROM駆動装置1108にはCD−ROM1
118が装着される。
【0051】このパソコン1000における処理は、コ
ンピュータハードウェアとCPU1120により実行さ
れるソフトウェアとにより実現される。一般的にこうし
たソフトウェアは、FD1116、CD−ROM111
8などの記録媒体に格納されて流通し、FD駆動装置1
106またはCD−ROM駆動装置1108などにより
記録媒体から読取られて固定ディスク1124に一旦格
納される。さらに固定ディスク1124からメモリ11
22に読出されて、CPU1120により実行される。
図3に示したコンピュータのハードウェア自体は一般的
なものである。したがって、本発明の最も本質的な部分
は、FD1116、CD−ROM1118、固定ディス
ク1124などの記録媒体に記録されたソフトウェアで
ある。
【0052】なお、図3に示したコンピュータ自体の動
作は周知であるので、ここではその詳細な説明は繰返さ
ない。
【0053】また、デバイス装置100のROM122
に記憶されているアプリケーションを内部アプリケーシ
ョンと、パソコン1000の固定ディスク1124また
はSDカード300に記憶されているアプリケーション
を外部アプリケーションという。また、アプリケーショ
ンには、パソコン1000のCPU1120でのみ実行
が可能なAグループのアプリケーションと、デバイス装
置100のMPU120でのみ実行が可能なBグループ
のアプリケーションと、パソコン1000のCPU11
20でもデバイス装置100のMPU120でも実行が
可能なCグループのアプリケーションとがある。
【0054】デバイス装置100とパソコン1000と
は、デバイス装置100の通信インターフェイス118
と、パソコン1000の通信インターフェイス1126
とを介して通信される。このときの通信は、Bluetooth
などの無線通信であっても良いし、USB(Universal
Serial Bus)などの有線通信であっても良い。また、こ
の両者であっても良い。
【0055】図4を参照して、本実施の形態に係るデバ
イス装置100で実行されるプログラムは、動作モード
設定処理に関し、以下のような制御構造を有する。
【0056】ステップ(以下、ステップをSと略す。)
100にて、デバイス装置100のMPU120は、パ
ソコン1000との通信可能状態を検知したか否かを判
断する。この判断は、通信インターフェイス118の状
態に基づいて行なわれる。パソコン1000との通信可
能状態を検知すると(S100にてYES)、処理はS
106へ移される。もしそうでないと(S100にてN
O)、処理はS102へ移される。
【0057】S102にて、MPU120は、開閉スイ
ッチ108の開状態を検知したか否かを判断する。開閉
スイッチ108の開状態を検知すると(S102にてY
ES)、処理はS104へ移される。もしそうでないと
(S102にてNO)、処理はS100へ戻される。
【0058】S104にて、MPU120は、デバイス
装置100の動作モードを単体モードに設定する。S1
06にて、MPU120は、デバイス装置100の動作
モードを接続モードに設定する。この動作モードは、C
PU120のメモリに記憶される。
【0059】図5を参照して、本実施の形態に係るデバ
イス装置100で実行されるプログラムは、機能設定処
理に関し、以下のような制御構造を有する。
【0060】S200にて、デバイス装置100のMP
U120は、動作モードが接続モードであるか否かを判
断する。動作モードが接続モードである場合には(S2
00にてYES)、処理はS202へ移される。もしそ
うでないと(S200にてNO)、この機能設定処理は
終了する。
【0061】S202にて、MPU120は、開閉スイ
ッチ108の開状態を検知したか否かを判断する。開閉
スイッチ108の開状態を検知すると(S202にてY
ES)、処理はS204へ移される。もしそうでないと
(S202にてNO)、処理はS212へ移される。
【0062】S204にて、MPU120は、液晶一体
型タブレット104、106へのペンタッチ入力を検知
したか否かを判断する。ペンタッチ入力を検知すると
(S204にてYES)、処理はS210へ移される。
もしそうでないと(S204にてNO)、処理はS20
6へ移される。
【0063】S206にて、MPU120は、開閉スイ
ッチ108の開状態を検知してから、予め定められた時
間が経過したか否かを判断する。予め定められた時間が
経過すると(S206にてYES)、処理はS208へ
移される。もしそうでないと(S206にてNO)、処
理はS204へ戻される。
【0064】S208にて、MPU120は、マウス機
能をオフに、マルチディスプレイ機能をオンに、タブレ
ット機能をオフに設定する。S208の処理後、処理は
S214へ移される。S210にて、MPU120は、
マウス機能をオフに、マルチディスプレイ機能をオフ
に、タブレット機能をオンに設定する。S210の処理
後、処理はS214へ移される。S212にて、MPU
120は、マウス機能をオンに、マルチディスプレイ機
能をオフに、タブレット機能をオフに設定する。S21
2の処理後、処理はS216へ移される。
【0065】S214にて、MPU120は、手動切替
え機能をオンに設定する。S214の処理後、処理はS
218へ移される。S216にて、MPU120は、手
動切替え機能をオフに設定する。S216の処理後、処
理はS220へ移される。
【0066】S218にて、MPU120は、パソコン
1000からSDカード300へのアクセス機能をオン
に設定する。S220にて、MPU120は、パソコン
1000からSDカード300へのアクセス機能をオフ
に設定する。
【0067】図6を参照して、本実施の形態に係るデバ
イス装置100で実行されるプログラムは、メイン処理
に関し、以下のような制御構造を有する。
【0068】S300にて、デバイス装置100のMP
U120は、制御プログラムを起動する。この制御プロ
グラムはROM122に記憶されている。S302に
て、MPU120は、制御プログラム用パスワード認証
処理を行なう。S304にて、MPU120は、制御プ
ログラム用パスワード認証処理において認証できたか否
かを判断する。認証できると(S304にてYES)、
処理はS306へ移される。もしそうでないと(S30
4にてNO)、処理はS316へ移される。
【0069】S306にて、MPU120は、動作モー
ドが接続モードおよび単体モードのいずれであるかを判
断する。動作モードが接続モードである場合には(S3
06にて接続モード)、処理はS308へ移される。動
作モードが単体モードであると(S306にて単体モー
ド)、処理は310へ移される。
【0070】S308にて、MPU120は、SD処理
を要求する入力を検知したか否かを判断する。SD処理
を要求する入力を検知すると(S308にてYES)、
処理はS312へ移される。もしそうでないと(S30
8にてNO)、処理はS310へ移される。
【0071】S310にて、MPU120は、接続モー
ド処理ルーチンを行なう。S312にて、MPU120
は、SD処理ルーチンを行なう。S314にて、MPU
120は、単体モード処理ルーチンを行なう。これらの
処理ルーチンの詳細については後述する。
【0072】S316にて、MPU120は制御プログ
ラムを終了するか否かを判断する。この判断は、デバイ
ス装置100に入力された情報に基づいて行われる。制
御プログラムを終了する場合には(S316にてYE
S)、このメイン処理を終了する。もしそうでないと
(S316にてNO)、処理はS306へ戻される。
【0073】図7を参照して、本実施の形態に係るデバ
イス装置100で実行されるプログラムは、接続モード
処理ルーチンに関し、以下のような制御構造を有する。
なお、以下に示す接続モード処理ルーチンは、図6のS
310における処理の詳細を示すものである。
【0074】S400にて、デバイス装置100のMP
U120は、表示モード切替え入力を検知したか否かを
判断する。表示モード切替え入力を検知すると(S40
0にてYES)、処理はS402へ移される。もしそう
でないと(S400にてNO)、処理はS404へ移さ
れる。
【0075】S402にて、MPU120は、表示モー
ド切替え処理を行なう。S404にて、MPU120
は、入力モード切替え入力を検知したか否かを判断す
る。入力モード切替え入力を検知すると(S404にて
YES)、処理はS406へ移される。もしそうでない
と(S404にてNO)、処理はS410へ移される。
【0076】S406にて、MPU120は、手動切替
え機能がオン状態であるか否かを判断する。手動切替え
機能がオン状態であると(S406にてYES)、処理
はS408へ移される。もしそうでないと(S406に
てNO)、処理はS410へ移される。
【0077】S408にて、MPU120は、入力モー
ド切替え処理を行なう。S410にて、MPU120
は、接続/単体モード用内部アプリケーションの実行要
求を検知したか否かを判断する。接続/単体モード用内
部アプリケーションの実行要求を検知すると(S410
にてYES)、処理はS412へ移される。もしそうで
ないと(S410にてNO)、処理はS414へ移され
る。
【0078】S412にて、MPU120は、接続/単
体モード用内部アプリケーションの実行処理を行なう。
このとき実行されるプログラムは、ROM122に記憶
された、BグループまたはCグループのアプリケーショ
ンプログラムである。
【0079】S414にて、MPU120は、接続/単
体モード用外部アプリケーションの実行要求を検知した
か否かを判断する。接続/単体モード用外部アプリケー
ションの実行要求を検知すると(S414にてYE
S)、処理はS416へ移される。もしそうでないと
(S414にてNO)、この接続モード処理ルーチンは
終了し、処理は、図6のS316へ戻される。
【0080】S416にて、MPU120は、接続/単
体モード用外部アプリケーション実行処理を行なう。こ
のとき実行されるプログラムは、SDカード300また
はパソコン100の固定ディスク1124に記憶され
た、BグループまたはCグループのアプリケーションプ
ログラムである。
【0081】図8を参照して、本実施の形態に係るデバ
イス装置100で実行されるプログラムは、単体モード
処理ルーチンに関し、以下のような制御構造を有する。
なお、以下に示す単体モード処理ルーチンは、図6のS
314の処理の詳細を示すものである。
【0082】S500にて、デバイス装置100のMP
U120は、表示・入力画面変更入力を検知したか否か
を判断する。表示・入力画面変更入力を検知すると(S
500にてYES)、処理はS502へ移される。もし
そうでないと(S500にてNO)、処理はS504へ
移される。
【0083】S502にて、MPU120は、表示・入
力画面変更処理を行なう。S504にて、MPU120
は、単体モード用内部アプリケーションの実行要求を検
知したか否かを判断する。単体モード用内部アプリケー
ションの実行要求を検知すると(S504にてYE
S)、処理はS506へ移される。もしそうでないと
(S504にてNO)、処理はS508へ移される。
【0084】S506にてMPU120は、単体モード
用内部アプリケーション実行処理を行なう。このとき実
行されるプログラムは、ROM122に記憶された、B
グループのアプリケーションプログラムである。
【0085】S508にて、MPU120は、接続/単
体モード用内部アプリケーションの実行要求を検知した
か否かを判断する。接続/単体モード用内部アプリケー
ションの実行要求を検知すると(S508にてYE
S)、処理はS510へ移される。もしそうでないと
(S508にてNO)、処理はS512へ移される。
【0086】S510にて、MPU120は、接続/単
体モード用内部アプリケーション実行処理を行なう。こ
のとき実行されるプログラムは、ROM122に記憶さ
れた、BグループまたはCグループのアプリケーション
プログラムである。
【0087】S512にて、MPU120は、接続/単
体モード用外部アプリケーションの実行要求を検知した
か否かを判断する。接続/単体モード用外部アプリケー
ションの実行要求を検知すると(S512にてYE
S)、処理はS514へ移される。もしそうでないと
(S512にてNO)、この単体モード処理ルーチンは
終了し、処理は図6のS316へ戻される。
【0088】S514にて、MPU120は、接続/単
体モード用外部アプリケーション実行処理を行なう。こ
のとき実行されるプログラムは、SDカード300に記
憶された、BグループまたはCグループのアプリケーシ
ョンプログラムである。
【0089】図9を参照して、本実施の形態に係るデバ
イス装置100で実行されるプログラムは、SD処理ル
ーチンに関し、以下のような制御構造を有する。なお、
以下に示す処理は、図6のS312における処理の詳細
を示すものである。
【0090】S600にて、デバイス装置100のMP
U120は、SDデータを管理する要求を検知したか否
かを判断する。SDデータを管理する要求を検知すると
(S600にてYES)、処理はS602へ移される。
もしそうでないと(S600にてNO)、処理はS61
2へ移される。
【0091】S602にて、MPU120はSDアクセ
ス機能がオン状態であるか否かを判断する。SDアクセ
ス機能がオン状態であると(S602にてYES)、処
理はS604へ移される。もしそうでないと(S602
にてNO)、処理はS612へ移される。
【0092】S604にて、MPU120は、SDアク
セス用のパスワードが認証済であるか否かを判断する。
パスワードが認証済である場合には(S604にてYE
S)、処理はS610へ移される。もしそうでないと
(S604にてNO)、処理はS606へ移される。
【0093】S606にて、MPU120は、SDカー
ド用パスワード認証処理を行なう。S608にて、MP
U120は、SDカード用パスワード認証処理において
認証できたか否かを判断する。認証できると(S608
にてYES)、処理はS610へ移される。もしそうで
ないと(S608にてNO)、処理はS600へ戻され
る。
【0094】S610にて、MPU120は、SDカー
ドに記憶されたデータの整理・編集を行なう。
【0095】S612にて、MPU120は、パスワー
ド設定入力を検知したか否かを判断する。パスワード設
定入力を検知すると(S612にてYES)、処理はS
614へ移される。もしそうでないと(S612にてN
O)、処理はS616へ移される。
【0096】S614にて、MPU120は、パスワー
ド設定処理を行なう。S616にて、MPU120は、
制御プログラム設定入力を検知したか否かを判断する。
制御プログラム設定入力を検知すると(S616にてY
ES)、処理はS618へ移される。もしそうでないと
(S616にてNO)、このSD処理ルーチンは終了
し、処理は、図6のS316へ戻される。
【0097】S618にて、MPU120は、メニュー
アイコンの整理、外部アプリケーションの登録/削除、
通信/認証プログラムの設定を行なう。
【0098】図10を参照して、本実施の形態に係るパ
ソコン1000で実行されるプログラムは、動作モード
設定に関し、以下のような制御構造を有する。
【0099】S1000にて、パソコン1000のCP
U1120は、OS(Operating System)を起動する。
S1002にて、CPU1120は、通信インターフェ
イス1126を起動する。
【0100】S1004にて、CPU1120は、デバ
イス装置100との通信可能状態を検知したか否かを判
断する。この判断は、通信インターフェイス1126の
状態に基づいて行なわれる。デバイス装置100との通
信可能状態を検知すると(S1004にてYES)、処
理はS1008へ移される。もしそうでないと(S10
04にてNO)、処理はS1006へ移される。
【0101】S1006にて、CPU1120は、パソ
コン1000の動作モードを単体モードに設定する。S
1008にて、CPU1120は、パソコン1000の
動作モードを接続モードに設定する。
【0102】図11を参照して、本実施の形態に係るパ
ソコン1000で実行されるプログラムは、機能設定処
理に関し、以下のような制御構造を有する。
【0103】S1102にて、パソコン1000のCP
U1120は、動作モードが接続モードであるか否かを
判断する。動作モードが接続モードであると(S110
2にてYES)、処理はS1104へ移される。もしそ
うでないと(S1002にてNO)、この機能設定処理
は終了する。
【0104】S1104にて、CPU1120は、開閉
スイッチ108の開状態を検知したか否かを判断する。
開閉スイッチ108の開状態を検知すると(S1104
にてYES)、処理はS1106へ移される。もしそう
でないと(S1104にてNO)、処理はS1114へ
移される。
【0105】S1106にて、CPU1120は、液晶
一体型タブレット104、106へのペンタッチ入力を
検知したか否かを判断する。ペンタッチ入力を検知する
と(S1106にてYES)、処理はS1112へ移さ
れる。もしそうでないと(S1106にてNO)、処理
はS1108へ移される。
【0106】S1108にて、CPU1120は、開閉
スイッチ108の開状態を検知してから予め定められた
時間が経過したか否かを判断する。予め定められた時間
が経過すると(S1108にてYES)、処理はS11
10へ移される。もしそうでないと(S1108にてN
O)、処理はS1106へ戻される。
【0107】S1110にて、CPU1120は、マウ
ス機能をオフに、マルチディスプレイ機能をオンに、タ
ブレット機能をオフに設定する。S1110の処理後、
処理は、S1116へ移される。S1112にて、CP
U1120は、マウス機能をオフに、マルチディスプレ
イ機能をオフに、タブレット機能をオンに設定する。S
1112の処理後、処理は、S1116へ移される。S
1114にて、CPU120は、マウス機能をオンに、
マルチディスプレイ機能をオフに、タブレット機能をオ
フに設定する。S1114の処理後、処理は、S111
8へ移される。
【0108】S1116にて、CPU1120は、パソ
コン1000からSDカード300へのアクセス機能を
オンに設定する。S1118にて、CPU1120は、
パソコン1000からSDカード300へのアクセス機
能をオフに設定する。
【0109】このようにして、デバイス装置100の動
作モードとパソコン1000の動作モードとの同期がと
られる。なお、パソコン1000の動作モードの設定に
ついては、パソコン1000がデバイス装置100の状
態に基づいて判断するほか、デバイス装置100からデ
バイス装置100の動作モードを送信して貰い、受信し
たデバイス装置100の動作モードに合わせるようにし
てもよい。
【0110】図12を参照して、本実施の形態に係るパ
ソコン1000で実行されるプログラムは、メイン処理
に関し、以下のような制御構造を有する。
【0111】S1200にて、パソコン1000のCP
U1120は、制御プログラムを起動する。この制御プ
ログラムは、パソコン1000の固定ディスク1124
に記憶されている。S1202にて、CPU1120
は、制御プログラム用パスワード認証処理を行なう。こ
のとき、デバイス装置100のROM112に記憶され
たパスワードが用いられる。S1204にて、CPU1
120は、制御プログラム用パスワード認証処理におい
て認証できたかどうかを判断する。認証できると(S1
204にてYES)、処理はS1206へ移される。も
しそうでないと(S1204にてNO)、処理はS12
14へ移される。
【0112】S1206にて、CPU1120は、動作
モードが単体モードであるか接続モードであるかを判断
する。動作モードが単体モードであると(S1106に
て単体モード)、処理はS1210へ移される。動作モ
ードが接続モードであると(S1206にて接続モー
ド)、処理はS1208へ移される。
【0113】S1208にて、CPU1120は、SD
処理を要求する入力を検知したか否かを判断する。SD
処理を要求する入力を検知すると(S1208にてYE
S)、処理はS1210へ移される。もしそうでないと
(S1028にてNO)、処理はS1212へ移され
る。
【0114】S1210にて、CPU1120は、SD
処理ルーチンを行なう。S1212にて、CPU112
0は、接続モード処理ルーチンを行なう。
【0115】S1214にて、CPU1120は、制御
プログラムを終了するか否かを判断する。この判断は、
パソコン1000に入力された情報に基づいて行われ
る。制御プログラムを終了する場合には(S1214に
てYES)、このメイン処理は終了する。もしそうでな
いと(S1214にてNO)、処理はS1206へ戻さ
れる。
【0116】図13を参照して、本実施の形態に係るパ
ソコン1000で実行されるプログラムは、接続モード
処理ルーチンに関し、以下のような制御構造を有する。
なお、以下に示す処理は、図12のS1212の詳細を
示すものである。
【0117】S1300にて、パソコン1000のCP
U120は、デバイス装置100から表示モード切替え
入力を検知したか否かを判断する。デバイス装置100
から表示モード切替え入力を検知すると(S1300に
てYES)、処理はS1302へ移される。もしそうで
ないと(S1300にてNO)、処理はS1304へ移
される。
【0118】S1302にて、CPU1120は、表示
モード切替え処理を行なう。この処理の結果、パソコン
1000から通信インターフェイス1126、118を
介してデバイス装置100へ送信される表示情報を切替
えることができる。
【0119】S1304にて、CPU1120は、デバ
イス装置100から入力モード切替え入力を検知したか
否かを判断する。デバイス装置100から入力モード切
替え入力を検知すると(S1304にてYES)、処理
はS1306へ移される。もしそうでないと(S130
4にてNO)、処理はS1310へ移される。
【0120】S1306にて、CPU1120は、手動
切替え機能がオン状態であるか否かを判断する。手動切
替え機能がオン状態であると(S1306にてYE
S)、処理はS1308へ移される。もしそうでないと
(S1306にてNO)、処理はS1310へ移され
る。
【0121】S1308にて、CPU1120は、入力
モード切替え処理を行なう。この入力モード切替え処理
を、パソコン1000で実行することにより、デバイス
装置100から入力されるモードを切替えることができ
る。
【0122】S1310にて、CPU1120は、デバ
イス装置100から接続/単体モード用内部アプリケー
ションの実行要求を検知したか否かを判断する。デバイ
ス装置100から接続/単体モード用内部アプリケーシ
ョンの実行要求を検知すると(S1310にてYE
S)、処理はS1312へ移される。もしそうでないと
(S1310にてNO)、処理はS1314へ移され
る。
【0123】S1312にて、CPU1120は、接続
/単体モード用内部アプリケーション実行処理を行な
う。このとき実行されるプログラムは、ROM122に
記憶されたAグループまたはCグループのアプリケーシ
ョンプログラムである。この接続/単体モード用内部ア
プリケーション実行処理を、パソコン1000のCPU
1120で実行した結果が、パソコン1000の通信イ
ンターフェイス1126、デバイス装置100の通信イ
ンターフェイス118を介して、デバイス装置100の
液晶一体型タブレット104、106に表示される。
【0124】S1314にて、CPU1120は、デバ
イス装置100から接続/単体モード用外部アプリケー
ションの実行要求を検知したか否かを判断する。デバイ
ス装置100から接続/単体モード用外部アプリケーシ
ョンの実行要求を検知すると(S1314にてYE
S)、処理はS1316へ移される。もしそうでないと
(S1314にてNO)、この接続モード処理ルーチン
は終了し、処理は図12のS1214へ戻される。
【0125】S1316にて、CPU1120は、接続
/単体モード用外部アプリケーション実行処理を行な
う。このとき実行されるプログラムは、SDカード30
0またはパソコン1000の固定ディスク1124に記
憶されたAグループまたはCグループのアプリケーショ
ンプログラムである。この接続/単体モード用外部アプ
リケーション実行処理を、パソコン1000のCPU1
120で実行した結果が、パソコン1000の通信イン
ターフェイス1126、デバイス装置100の通信イン
ターフェイス118を介して、デバイス装置100の液
晶一体型タブレット104、106に表示される。
【0126】図14を参照して、本実施の形態に係るパ
ソコン1000で実行されるプログラムは、SD処理ル
ーチンに関し、以下のような制御構造を有する。なお、
以下に示す処理は、図12のS1210の詳細を示すも
のである。
【0127】S1400にて、パソコン1000のCP
U1120は、デバイス装置100からSDデータを管
理する要求を検知したか否かを判断する。デバイス装置
100からSDデータを管理する要求を検知すると(S
1400にてYES)、処理はS1402へ移される。
もしそうでないと(S1400にてNO)、処理はS1
412へ移される。
【0128】S1402にて、CPU1120は、SD
アクセス機能がオン状態であるか否かを判断する。SD
アクセス機能がオン状態であると(S1402にてYE
S)、処理はS1404へ移される。もしそうでないと
(S1402にてNO)、処理は1412へ移される。
【0129】S1404にて、CPU1120は、SD
アクセス用のパスワードが認証済であるか否かを判断す
る。パスワードが認証済であると(S1404にてYE
S)、処理はS1410へ移される。もしそうでないと
(S1404にてNO)、処理はS1406へ移され
る。
【0130】S1406にて、CPU1120は、SD
カード用パスワード認証処理を行なう。S1408に
て、CPU1120は、SDカード用パスワード認証処
理において認証できたか否かを判断する。認証できると
(1408にてYES)、処理はS1410へ移され
る。もしそうでないと(S1408にてNO)、処理は
S1400へ戻される。S1410にて、CPU112
0は、SDカード300のデータの整理・編集を行な
う。この処理により、パソコン1000のCPU112
0が、デバイス装置100のメモリカードスロット13
4、136に装着されたSDカード300のデータを整
理したり編集したりすることができる。
【0131】S1412にて、CPU1120は、デバ
イス装置100からパスワード設定入力を検知したか否
かを判断する。デバイス装置100からパスワード設定
入力を検知すると(S1412にてYES)、処理は1
414へ移される。もしそうでないと(S1412にて
NO)、処理は1416へ移される。
【0132】S1414にて、CPU1120は、パス
ワード設定処理を行なう。S1416にて、CPU11
20は、デバイス装置100から制御プログラム設定入
力を検知したか否かを判断する。デバイス装置100か
ら制御プログラム設定入力を検知すると(S1416に
てYES)、処理はS1418へ移される。もしそうで
ないと(S1416にてNO)、このSD処理ルーチン
は終了し、処理は、図12のS1214へ戻される。
【0133】S1418にて、CPU1120は、メニ
ューアイコンの整理、外部アプリケーションの登録/削
除、通信/認証プログラムの設定を行なう。
【0134】以上のような構造およびフローチャートに
基づく、本実施の形態に係るデバイス装置100の動作
について説明する。
【0135】デバイス装置100にUSBケーブルを接
続すると(S100にてYES)、デバイス装置100
の動作モードが接続モードに設定される(S106)。
また、デバイス装置100の通信インターフェイス11
8がBluetoothによる無線通信を検知すると(S100
にてYES)、デバイス装置100の動作モードが接続
モードに設定される(S106)。
【0136】デバイス装置100のユーザが上蓋部15
2を開くと(S102にてYES)、デバイス装置10
0の動作モードが単体モードに設定される。
【0137】動作モードが接続モードである場合には
(S200にてYES)、デバイス装置100の機能が
設定される。通信インターフェイス118が、USBケ
ーブルまたはBluetoothによる通信を検知している場合
において、ユーザが上蓋部152を開くと(S202に
てYES)、ペンタッチ入力の検知を判断する(S20
4)。ユーザが上蓋部152を開いてから予め定められ
た時間が経過する前に、ペンで液晶一体タブレット10
4、106をタッチすると(S204にてYES)、マ
ウス機能がオフに、マルチディスプレイ機能がオフに、
タブレット機能がオンに設定される(S210)。ユー
ザが上蓋部152を開いてから予め定められた時間が経
過するまでに、液晶一体型タブレット104、106に
ペンタッチ入力を行なわないと(S206にてYE
S)、マウス機能がオフに、マルチディスプレイ機能が
オンに、タブレット機能がオフに設定される(S20
8)。また、ユーザが上蓋部152を開かないと(S2
02にてNO)、マウス機能がオンに、マルチディスプ
レイ機能がオフに、タブレット機能がオフに設定される
(S212)。なお、手動設定により、これらのマルチ
ディスプレイ機能を液晶一体型タブレット104により
実現して、タブレット機能をを液晶一体型タブレット1
06により実現するようにできる。
【0138】また、ユーザが上蓋部152を開いた場合
には(S202にてYES)、手動切替え機能がオンに
設定され(S214)、パソコン1000からSDカー
ド300へのアクセス機能がオンに設定される(S21
8)。一方、ユーザが上蓋部152を開かないと(S2
02にてNO)、手動切替え機能がオフに設定され(S
216)、パソコン100からSDカード300へのア
クセス機能がオフに設定される(S220)。
【0139】デバイス装置100において制御プログラ
ムが起動し(S300)、制御プログラム用パスワード
認証処理において認証できると(S302、S304に
てYES)、動作モードが判断される(S306)。動
作モードが接続モードであって(S306にて接続モー
ド)、ユーザがSD処理を要求しないと(S308にて
NO)、接続モード処理ルーチンが実行される(S31
0)。動作モードが接続モードであって(S306にて
接続モード)、ユーザがSD処理を要求する入力を行な
うと(S308にてYES)、SD処理ルーチンが実行
される(S312)。動作モードが単体モードである場
合には(S306にて単体モード)、単体モード処理ル
ーチンが実行される(S314)。
【0140】デバイス装置100における接続モード処
理ルーチンにおいては、図15に示すようなメニュー画
面が表示される。図15に示すメニュー画面が表示され
ている場合において、ユーザが表示モード切替え入力を
行なうと(S400にてYES)、表示モード切替え処
理が行なわれる(S402)。このときの表示モード切
替え処理におけるデバイス装置100の、画面を図16
に、使用の態様を図18にそれぞれ示す。
【0141】図15に示すメニュー画面が表示されてい
る場合において、ユーザが入力モード切替え入力を行な
うと(S404にてYES)、手動切替え機能がオンで
あれば(S406にてYES)、入力モード切替え処理
が行なわれる(S408)。このときの入力モード切替
え処理におけるデバイス装置100の、画面を図17
に、使用の態様を図19および図20にそれぞれ示す。
【0142】図15に示すメニュー画面が表示されてい
る場合において、ユーザが、内部アプリケーション実行
要求を入力すると(S410にてYES)、内部アプリ
ケーション実行処理が行なわれる(S412)。このと
きの使用の態様を図23に示す。このとき、ROM12
2に記憶されたグループA、グループBまたはグループ
Cのアプリケーションプログラムが、MPU120また
はCPU1120で実行される。
【0143】図15に示すメニュー画面が表示されてい
る場合において、ユーザが外部アプリケーション実行要
求を入力すると(S414にてYES)、外部アプリケ
ーション実行処理が行なわれる(S416)。このとき
の使用の態様を図25に示す。このとき、SDカード3
00またはパソコン1000の固定ディスク1124に
記憶されたAグループ、BグループまたはCグループの
アプリケーションプログラムが、MPU120またはC
PU1120で実行される。
【0144】デバイス装置100の単体モード処理ルー
チンについて説明する。デバイス装置100が単体モー
ドで動作している場合において、ユーザが、表示・入力
画面変更入力を行なうと(S500にてYES)、表示
・入力画面変更処理が実行される(S502)。このと
きの使用の態様を図21に示す。
【0145】デバイス装置100が単体モードで動作し
ている場合において、図15に示すメニュー画面が表示
されている場合において、ユーザが単体モード用内部ア
プリケーションの実行要求を入力すると(S504にて
YES)、単体モード用内部アプリケーション実行処理
が行なわれる(S506)。このときの使用の態様を図
24に示す。このとき、ROM122に記憶されたBグ
ループのアプリケーションプログラムが、MPU120
で実行される。
【0146】デバイス装置100が単体モードで動作し
ている場合において、図15に示すメニュー画面が表示
されている場合において、ユーザが内部アプリケーショ
ン実行要求を入力すると(S508にてYES)、内部
アプリケーション実行処理が行なわれる(S510)。
このときの使用の態様を図23に示す。このとき、RO
M122に記憶されたBグループまたはCグループのア
プリケーションプログラムが、MPU120で実行され
る。
【0147】デバイス装置100が単体モードで動作し
ている場合において、図15に示すメニュー画面が表示
されている場合において、ユーザが外部アプリケーショ
ン実行要求を入力すると(S512にてYES)、外部
アプリケーション実行処理が行なわれる(S514)。
このときの使用の態様を図25に示す。このとき、SD
カード300に記憶されたBグループまたはCグループ
のアプリケーションプログラムが、MPU120で実行
される。
【0148】デバイス装置100のSD処理動作につい
て説明する。図15に示すメニュー画面が表示されてい
る場合において、ユーザがSDデータ管理を要求すると
(S60にてYES)、SDアクセス機能がオン状態で
あるか否かが判断される(S602)。SDアクセス機
能がオン状態であって(S602にてYES)、パスワ
ードが認証済であると(S604にてYES)、SDカ
ードのデータの整理や編集が行われる(S610)。こ
のときの使用の態様を図22に示す。
【0149】図15に示すメニュー画面が表示されてい
る場合において、ユーザがパスワード設定を要求する入
力を行なうと(S602にてYES)、パスワード設定
処理が行なわれる(S614)。このときの使用の態様
を図22に示す。
【0150】図15に示すメニュー画面が表示されてい
る場合において、制御プログラム設定を要求すると(S
616にてYES)、メニューアイコンの整理などが実
行される(S618)。このときの使用の態様を図26
に示す。
【0151】図15〜図17を参照して、デバイス装置
100の液晶一体型タブレット104、106に表示さ
れる画面の表示例について説明する。
【0152】図15に、本発明に係るデバイス装置10
0に表示される制御プログラム画面の一例であるメニュ
ー画面を示す。この制御プログラムは、デバイス装置1
00のROM122、パソコン1000の固定ディスク
1124等に記憶されて、適宜読出されて使用されるも
のとする。また、この制御プログラムは、デバイス装置
100の開閉スイッチ108の開閉により起動されるも
のとする。本実施の形態の制御プログラムは、図15の
ようなメニュー画面が使用され、さまざまなモードおよ
び場面において適宜読出されて使用できるものとする。
【0153】メニュー画面には、デバイス装置100お
よびパソコン1000における、表示モード切替え、入
力モード切替え、接続モードもしくは単体モード、SD
データ管理、パスワード変更の他、内部処理可能なアプ
リケーションプログラム(たとえば手書きメモプログラ
ム、お絵描きプログラム、テキストビューアプログラ
ム、画像ビューアプログラム、音楽再生プログラム、動
画再生プログラム)および、その他の書換え可能な外部
アプリケーションプログラム読出などのアイコンが表示
される。ユーザはこれらを適宜選択して処理の切替えを
行なう。ただし、本実施の形態では、予めいくつかの内
部処理用アプリケーションプログラム(手書きメモプロ
グラム、お絵描きプログラム、テキストビューアプログ
ラム、画像ビューアプログラム、音楽再生プログラム、
動画再生プログラム)が搭載されているのとしたが、こ
れらの一部や全く別の内部処理アプリケーションプログ
ラムが搭載されていてもよい。また、図15における
「設定」アイコンでは、メニュー画面に表示されるアイ
コンの並び順の変更や入替え、外部アプリケーションプ
ログラムの追加および削除、通信プログラムの設定、認
証プログラムの設定などを行なうことができる。
【0154】図16に、制御プログラム画面の一例であ
る表示モード切替え画面を示す。この画面は、図15の
メニュー画面において、表示モード切替えアイコンをユ
ーザが選択することにより表示される。デバイス装置1
00の液晶一体型タブレット104、106は、2つの
表示部分を有しているので、パソコン1000のサブモ
ニタ(パソコン1000のCPU1120により実行さ
れたアプリケーションプログラムの結果を表示する)と
して、これらのモニタの片方を用いるか、両方を用いる
かの切替えが可能なようにしてある。ただし、本設定
は、図15のメニュー画面において接続モードを選択し
た場合および自動的にデバイス装置100の動作モード
が接続モードに設定されている場合に有効となる。ま
た、この画面から図15のメニュー画面に戻るときに
は、図16の右下の「メニュー画面へ」というアイコン
を選択すればよい。
【0155】図17に、制御プログラム画面の一例であ
る入力モード切替え画面を示す。この画面は、図15の
メニュー画面において、入力モード切替えアイコンをユ
ーザが選択することにより表示される。デバイス装置1
00は、通常のマウスの機能を実現する移動検出部10
2と左ボタン110と右ボタン112とを、タブレット
の機能を実現する液晶一体型タブレット104、106
とを有している。これらを適宜切替えて使用できるよう
にする。
【0156】デバイス装置100をパソコン1000の
マウスとして使用する場合には、前述のようにマウス機
能をオンに自動的に設定する場合に加えて、「マウス入
力オン/オフ」のアイコンを選択するたびに、マウス機
能の有効/無効が切替わるようになっている。デバイス
装置100を単にタブレットとして使用する場合(サブ
モニタ画面表示なし)や、液晶タブレットとして使用す
る場合には、図17に示す各種アイコンを選択すること
で切替えが可能なようにしてある。ただし、本設定は、
図15のメニュー画面において、接続モードを選択した
場合に有効となる。また、デバイス装置100を閉じた
状態で使用する場合は、一般のマウスとしての使用もし
くは外部記憶装置(SDカード300)としての使用に
制限される。また、本画面から図15のメニュー画面に
戻るときには、図17の右下の「メニュー画面へ」とい
うアイコンを選択すればよい。
【0157】図18に、デバイス装置100の使用の態
様の一例として、デバイス装置100をサブモニタとし
て使用する場合を示す。この態様においては、図16に
おいて選択した表示モード切替えによって、どのような
状態になるのかを示してある。図18の中に示した各ア
イコンは、図16で切替えられた表示モードに対応して
いる。ただし、図18でサブモニタとして使用している
液晶一体型タブレット104、106には、画面表示に
支障を生じない部分(たとえば画面の最下部)に、図1
5に示すメニュー画面へ戻るためのアイコンが表示され
ているものとする。また、液晶一体型タブレットに、現
在の表示モードが表示されるようにしてもよい。
【0158】図19および図20に、デバイス装置10
0の使用の態様の一例として、デバイス装置100をポ
インティングデバイスとして使用する場合を示す。この
態様においては、図17において選択した入力モード切
替えによってどのような状態になるのかを示してある。
ただし、図19の左斜め上の状態は、デバイス装置10
0を閉じた状態であり、一般のマウスとしての使用もし
くは外部記憶装置としての使用のみが有効となる。
【0159】図19および図20の中に示した各アイコ
ンは、図17で切替えられた入力モードに対応してい
る。ただし、図19および図20でタブレットとして使
用している液晶一体型タブレットには、座標入力に支障
を生じない部分(たとえば画面の最下部)に、図15に
示すメニュー画面へ戻るためのアイコンが表示されるよ
うになっている。また、液晶一体型タブレットに、現在
の入力モードが表示されるようにしてもよい。
【0160】図21に、デバイス装置100の使用の態
様の一例として、デバイス装置100を単体で使用する
場合を示す。本態様においては、図15において単体モ
ードを選択した場合、前述のように自動的に単体モード
が選択された場合における、入力・表示をどのように切
替えて使用するのかについて示してある。図21の左側
では、デバイス装置100の液晶一体型タブレット10
4、106の両面は非表示となっている。この状態で、
上面もしくは下面の液晶一体型タブレット104、10
6の表面をペンでタッチすることにより、タッチパネル
として使用できるようになる。逆に、液晶一体型タブレ
ット104、106の画面の左上に表示された非表示の
マーク(×マーク)をペンでタッチすることで、その画
面の表示を非表示とすることができる。これらを切替え
ることによって、単体モードにおける液晶一体型タブレ
ット104、106をさまざまな態様で有効に使用する
ことができる。
【0161】図22に、デバイス装置100の使用の態
様の一例として、デバイス装置100をSDデータ管
理、パスワード設定として使用する場合を示す。この使
用の態様においては、図15において選択されるSDデ
ータ管理およびパスワード設定に関する実行状態を示
す。図22の枠内に示した各アイコンには、図15で選
択された処理に対応する。ただし、図22の各種の処理
の実行中において、デバイス装置100の液晶一体型タ
ブレット104、106には画面表示に支障を生じない
部分(画面の最下部)に、図15に示すメニュー画面へ
戻るためのアイコンが表示されているものとする。ま
た、液晶一体型タブレット104、106に、現在実行
されている処理のアイコンが表示されるようにしてもよ
い。これらの処理は、図15のメニュー画面において、
各アイコンを選択することにより実行されるものとす
る。また、デバイス装置100とパソコン1000とが
通信インターフェイスを経由した通信が可能な場合に
は、図15のメニュー画面において「接続モード」と
「単体モード」とを切替えて、処理を行なうことができ
るものとする。
【0162】図22に示すSDデータ管理の処理におい
ては、メモリカードスロット134、136に装着され
たSDカード300に記憶されたデータの閲覧・修正・
複写などの処理が行なわれる。これらのデータは、必要
に応じて、各種内部処理(手書きメモ、お絵描き、テキ
ストビューア、音楽再生、動画再生)アプリケーション
および予めSDカード300に登録された外部処理アプ
リケーションなどから読出されて処理される。
【0163】「パスワード設定」の処理では、デバイス
装置100および制御プログラム起動時およびSDカー
ド300に記憶されたデータへのアクセス時に実行され
る認証プログラムのためのパスワードの設定・変更を行
なう。なお、本実施の形態では、パスワードによる認証
としたが、筆跡などの認証でもよいし、入出力インター
フェイスおよび拡張インターフェイスを通じて音声によ
り認証を行なうようにしてもよい。
【0164】図23に、デバイス装置100の使用の態
様の一例である内部アプリケーションプログラム(手書
きメモプログラム、お絵描きプログラム)を使用する場
合を示す。この態様においては、図15において選択さ
れる各種の内部処理アプリケーションに関する処理の実
行状態を示す。これらの内部処理アプリケーションは、
デバイス装置100の動作モードが「接続モード」また
は「単体モード」である場合に使用される。図23の中
に示した各種アイコンは、図15で選択される処理と対
応している。
【0165】図23に示す「手書きメモ」の処理では、
タブレットおよびペン入力を用いた、ユーザの手書きに
よるメモを実現する。この場合、筆跡情報および座標情
報がSDカード300もしくは通信インターフェイスを
経由してパソコンの固定ディスクなどの記憶媒体に記憶
される。また、必要に応じてデータの読出を行ない、修
正・変更・複写などを行なうことも可能である。また、
より高度な処理として、手書き文字認識の機能を搭載し
てもよい。この手書き文字認識に関しては、筆跡情報お
よび手書きメモに基づいて、パターンマッチングと呼ば
れる予め登録された認識辞書との照合により、手書き情
報をテキスト情報に変換する。この認識機能自体は、マ
ウス本体よりもさらに高速かつ大容量なパソコンで行な
うことが好適である。
【0166】「お絵描き」の処理では、タブレットおよ
びペン入力を用いた写真や絵、図形などの画像の編集を
行なう。この場合、筆跡情報および座標情報がSDカー
ド300もしくは通信インターフェイスを経由してパソ
コン1000の固定ディスク1124などの記憶媒体に
記憶される。必要に応じて、データの読出を行ない、修
正・変更・複写などを行なうことも可能である。
【0167】図24に、デバイス装置100の使用の態
様の一例である内部アプリケーション(テキスト、画
像、音楽、動画)を使用する場合を示す。この態様にお
いては、デバイス装置100の動作モードが「単体モー
ド」である場合において、SDカード300に記憶され
た情報(テキストデータ、画像データ、音楽データ、動
画データなど)を閲覧したり編集したりするためのもの
である。ただし、編集機能を除いて、単に閲覧のみが行
なわれるようにしてもよい。
【0168】図24に示す「テキストビューア」の処理
では、SDカード300に記憶されたテキストデータの
閲覧・編集などが行なわれる。図23を用いて説明した
ように、手書きメモおよび手書き文字認識との連携によ
り、手書きによるテキストの追加編集などを行なうよう
にしてもよい。
【0169】図24に示す「画像ビューア」の処理で
は、SDカード300に記憶された静止画像データ(た
とえばデジタルカメラの画像、図面や絵画などの画像)
の閲覧・編集などが行なわれる。図21を用いて説明し
た「お絵描き」の処理との連携により、画像の編集や追
加などを行なうようにしてもよい。また、画像出力用と
して、画像インターフェイスを通じて静止画の情報をモ
ニタに表示するようにしてもよい。
【0170】図24に示す「音楽再生」の処理では、S
Dカード300に記憶された音楽情報データ(たとえ
ば、MP3またはMIDIなどの音声情報)を再生し、
音声インターフェイスなどを通じて視聴することができ
る。
【0171】図24に示す「動画再生」の処理では、S
Dカード300に記憶された動画データ(たとえば、ニ
ュース番組のダイジェストや、ビデオクリップなど)を
再生し、液晶表示一体型タブレットもしくは画像インタ
ーフェイスを介してモニタに表示させることができる。
また、このとき音声インターフェイスを介してスピーカ
による音声の出力も可能である。また、音声インターフ
ェイスの代わりに、デバイス装置100の内部に小型ア
ンプとスピーカを搭載して、デバイス装置100単体の
みで音声データの視聴ができるようにしてもよい。
【0172】図25に、デバイス装置100の使用の態
様の一例である外部アプリケーションを使用する場合を
示す。この態様においては、デバイス装置100の動作
モードが「接続モード」または「単体モード」である場
合において、SDカード300に記憶された外部アプリ
ケーションを読出して、図24とは異なる用途の処理を
行なうものである。またこのとき外部アプリケーション
により使用されるデータは、SDカード300に記憶さ
れたものであってもよい。またこの外部アプリケーショ
ンプログラムは、通信インターフェイスを経由してパソ
コンからSDカード300に記憶されるようにしてもよ
い。
【0173】図26に、デバイス装置100の使用の態
様の一例である制御プログラムの設定を使用する場合を
示す。この態様においては、デバイス装置100がの動
作も0D0画「接続モード」である場合に処理されるも
のとする。この処理は、図15において、ユーザが「設
定」アイコンを選択することにより実行される。また、
この設定では、図15のメニュー画面などにおける、ア
イコンの整理や並べ替え、図25を用いて説明したよう
な外部アプリケーションの登録や削除、通信処理や認証
プログラムに関する各種設定などを行なえる。また、こ
れらの設定は、デバイス装置100およびパソコン10
00が接続されている場合には、同じ設定となるよう
に、同期させながら処理されてもよいし、全く個々に処
理されるようになっていてもよい。
【0174】なお、上述の説明において、パスワード設
定処理およびメニューアイコンの整理処理、外部アプリ
ケーション登録/削除処理、通信/認証プログラム設定
処理については、SD処理ルーチンの中で処理されると
して説明した。このSD処理ルーチンは、動作モードが
接続モードである場合においてのみ実行可能であるとし
た。ただし、これに限定されることなく、パスワード設
定処理、メニューアイコン整理処理、外部アプリケーシ
ョン登録/削除処理、通信/認証プログラム設定処理に
ついては、SD処理ルーチンに含めず、デバイス装置1
00の動作モードが単体モードである場合においても実
行できるようにしてもよい。
【0175】以上のようにして、本実施の形態に係るデ
バイス装置は、パソコンとの接続状態および液晶一体型
タブレットの表示可能状態に基づいて、デバイス装置の
動作モードを自動的に切替えたり、液晶一体型タブレッ
トに表示されたメニューアイコンに基づいて、動作モー
ドを変更したりすることができる。その結果、多くの機
能を有するデバイス装置において、ユーザが設定の煩わ
しさを感じることなく、多くの機能を自動的に切替える
ことができるデバイス装置を提供できる。
【0176】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るデバイス装置の外
観図である。
【図2】 図1に示すデバイス装置の制御ブロック図で
ある。
【図3】 デバイス装置に接続されるパーソナルコンピ
ュータシステムの制御ブロック図である。
【図4】 デバイス装置で実行される動作モード設定処
理の制御の手順を示すフローチャートである。
【図5】 デバイス装置で実行される機能設定処理の制
御の手順を示すフローチャートである。
【図6】 デバイス装置で実行されるメイン処理の制御
の手順を示すフローチャートである。
【図7】 デバイス装置で実行される接続モード処理の
制御の手順を示すフローチャートである。
【図8】 デバイス装置で実行される単体モード処理の
制御の手順を示すフローチャートである。
【図9】 デバイス装置で実行されるSD処理の制御の
手順を示すフローチャートである。
【図10】 パソコンで実行される動作モード設定処理
の制御の手順を示すフローチャートである。
【図11】 パソコンで実行される機能設定処理の制御
の手順を示すフローチャートである。
【図12】 パソコンで実行されるメイン処理の制御の
手順を示すフローチャートである。
【図13】 パソコンで実行される接続モード処理の制
御の手順を示すフローチャートである。
【図14】 パソコンで実行されるSD処理の制御の手
順を示すフローチャートである。
【図15】 デバイス装置に表示される画面例を示す図
(その1)である。
【図16】 デバイス装置に表示される画面例を示す図
(その2)である。
【図17】 デバイス装置に表示される画面例を示す図
(その3)である。
【図18】 デバイス装置を接続モードで使用する態様
を示す図(その1)である。
【図19】 デバイス装置を接続モードで使用する態様
を示す図(その2)である。
【図20】 デバイス装置を接続モードで使用する態様
を示す図(その3)である。
【図21】 デバイス装置を単体モードで使用する態様
を示す図(その1)である。
【図22】 デバイス装置を接続/単体モードで使用す
る態様を示す図(その1)である。
【図23】 デバイス装置を接続/単体モードで使用す
る態様を示す図(その2)である。
【図24】 デバイス装置を単体モードで使用する態様
を示す図(その2)である。
【図25】 デバイス装置を接続/単体モードで使用す
る態様を示す図(その3)である。
【図26】 デバイス装置を接続/単体モードで使用す
る態様を示す図(その4)である。
【符号の説明】
100 デバイス装置、102 移動量検知部、10
4、106 液晶一体型タブレット、108 開閉スイ
ッチ、110 左ボタン、112 右ボタン、114
電池、116 バス、118 通信インターフェイス、
120 MPU、122 ROM、130 音声インタ
ーフェイス、132 画像インターフェイス、134、
136 メモリカードスロット、138 拡張インター
フェイス、150 下蓋部、152 上蓋部、154
保持部、200 拡張機器、300SDカード、400
モニタ、500 スピーカ、1000 パソコン、1
102 コンピュータ、1104 モニタ、1106
FD駆動装置、1108CD−ROM駆動装置、112
0 CPU、1122 メモリ、1124 固定ディス
ク、1126 通信インターフェイス、1116 F
D、1118 CD−ROM。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の装置と通信するための通信手段と、 情報を記憶するための記憶手段と、 情報を表示するための表示手段と、 ユーザが座標データを入力するための入力手段と、 前記通信手段に接続され、前記他の装置との通信が可能
    であるか否かを検知するための検知手段と、 前記検知手段による検知結果に基づいて、前記入力手段
    により入力された座標データを前記通信手段を用いて前
    記他の装置に送信する第1のモード、前記他の装置から
    前記通信手段を用いて受信した情報を前記表示手段に表
    示する第2のモードおよび前記記憶手段に記憶された情
    報に基づいて前記表示手段に情報を表示する第3のモー
    ドのいずれかのモードを動作モードとして設定するよう
    に、前記通信手段と前記記憶手段と前記表示手段と前記
    入力手段とを制御するための制御手段とを含む、情報入
    出力装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記検知手段が前記他
    の装置との通信が可能であると検知したことに応答して
    前記第1のモードおよび前記第2のモードのいずれかの
    モードを動作モードとして、前記検知手段が前記他の装
    置との通信が不可能であると検知したことに応答して前
    記第3のモードを動作モードとして設定するための手段
    を含む、請求項1に記載の情報入出力装置。
  3. 【請求項3】 前記検知手段は、前記通信手段に接続さ
    れ、前記他の装置との通信が可能であるか否かを検知す
    るための手段と、前記表示手段に接続され、前記表示手
    段による情報の表示が可能であるか否かを検知するため
    の手段とを含む、請求項1に記載の情報入出力装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記検知手段が前記他
    の装置との通信が可能かつ前記表示手段による情報の表
    示が不可能であると検知したことに応答して前記第1の
    モードを動作モードとして、前記検知手段が前記他の装
    置との通信が可能かつ前記表示手段による情報の表示が
    可能であると検知したことに応答して前記第2のモード
    を動作モードとして、前記検知手段が前記他の装置との
    通信が不可能であると検知したことに応答して前記第3
    のモードを動作モードして設定するための手段を含む、
    請求項3に記載の情報入出力装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、液晶型の表示デバイス
    を含み、 前記入力手段は、前記表示デバイスの液晶の表面に設け
    られ、ペン入力に対応するタブレットを含む、請求項3
    または4に記載の情報入出力装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段は、液晶型の表示デバイス
    を含み、 前記入力手段は、マウスと、前記表示デバイスの液晶の
    表面に設けられ、ペン入力に対応するタブレットとを含
    む、請求項3または4に記載の情報入出力装置。
  7. 【請求項7】 前記第2のモードは、前記他の装置に記
    憶されたアプリケーションプログラムが前記他の装置に
    より実行されることにより作成された情報を前記表示手
    段に表示するモードである、請求項1〜6のいずれかに
    記載の情報入出力装置。
  8. 【請求項8】 前記第2のモードは、前記記憶手段に記
    憶されたアプリケーションプログラムが前記他の装置に
    より実行されることにより作成された情報を前記表示手
    段に表示するモードである、請求項1〜6のいずれかに
    記載の情報入出力装置。
  9. 【請求項9】 前記第3のモードは、前記記憶手段に記
    憶されたアプリケーションプログラムが前記情報入出力
    装置により実行されることにより作成された情報を前記
    表示手段に表示するモードである、請求項1〜6のいず
    れかに記載の情報入出力装置。
  10. 【請求項10】 前記情報入出力装置は、 個人を認証するための認証手段と、 前記制御手段と前記認証手段とに接続され、前記認証手
    段による認証が行なわれると、前記制御手段による制御
    ができるように設定するための設定手段とをさらに含
    む、請求項1〜9のいずれかに記載の情報入出力装置。
  11. 【請求項11】 前記情報入出力装置は、 個人を認証するための認証手段と、 前記情報入出力装置の外部の記録媒体の情報を処理する
    ための処理手段と、 前記認証手段と前記処理手段とに接続され、前記認証手
    段による認証が行なわれると、前記処理手段による処理
    ができるように設定するための設定手段とをさらに含
    む、請求項1〜9のいずれかに記載の情報入出力装置。
  12. 【請求項12】 他の装置と通信する通信ステップと、 情報を予め準備する準備ステップと、 情報を表示する表示ステップと、 ユーザが座標データを入力する入力ステップと、 前記他の装置との通信が可能であるか否かを検知する検
    知ステップと、 前記検知ステップにおける検知結果に基づいて、前記入
    力ステップにて入力された座標データを前記通信ステッ
    プにて前記他の装置に送信する第1のモード、前記他の
    装置から前記通信ステップにて受信した情報を前記表示
    ステップにて表示する第2のモードおよび前記準備ステ
    ップにて準備された情報に基づいて前記表示ステップに
    て情報を表示する第3のモードのいずれかのモードを動
    作モードとして設定するように、前記通信ステップと前
    記準備ステップと前記表示ステップと前記入力ステップ
    とを制御する制御ステップとを含む、情報入出力方法。
  13. 【請求項13】 前記検知ステップは、前記他の装置と
    の通信が可能であるか否かを検知するステップと、前記
    表示ステップにおける情報の表示が可能であるか否かを
    検知するステップとを含む、請求項12に記載の情報入
    出力方法。
  14. 【請求項14】 コンピュータを用いて、請求項12ま
    たは13に記載の情報入出力方法を実現するためのプロ
    グラム。
  15. 【請求項15】 コンピュータを用いて、請求項12ま
    たは13に記載の情報入出力方法を実現するためのプロ
    グラムを記録した記録媒体。
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