JP2003216281A - 制御装置 - Google Patents

制御装置

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JP2003216281A
JP2003216281A JP2002015621A JP2002015621A JP2003216281A JP 2003216281 A JP2003216281 A JP 2003216281A JP 2002015621 A JP2002015621 A JP 2002015621A JP 2002015621 A JP2002015621 A JP 2002015621A JP 2003216281 A JP2003216281 A JP 2003216281A
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cpu
control device
output
reset
signal
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JP2002015621A
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Hiroki Sue
浩樹 末
Yasuhiro Harada
康裕 原田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to US10/347,944 priority patent/US20030140261A1/en
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電源電圧低下時にCPUリセットするとズー
ムポジションを誤認識するなどカメラが動作不良となる
可能性がある。 【解決手段】 電池電圧をコンパレータで検出し、電源
電圧が所定レベル以下に低下した時に、CPUをソフト
上の無限ループに移行させ、CPUの暴走を検知するウ
ォッチドッグタイマの動作等でCPU異常を検知させ、
システムリセットをかけることにより、簡単な構成で、
電源低下時におけるCPU誤動作を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池を使用する機
器に於いて、CPUシステムリセットから各種データを
保護する制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、カメラにおいては様々な電子制
御系を有する場合が多いが、この電子制御系を構成する
回路には、マイクロコンピュータ(以下、マイコンとい
う。)が多く用いられている。また、通常カメラの電源
には電池が用いられ、電池電圧を昇圧しマイコンへ供給
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カメラ
の電源電池は電池電圧が一時的に変動する場合がある。
そのため、マイコンの電源として電池電圧をいったん昇
圧し、この昇圧電圧を安定化した電圧を用いる必要があ
る。
【0004】ところが、昇圧した場合でも、昇圧電源が
十分高くない場合、または、マイコン動作中に何らかの
要因で昇圧しきれず昇圧電源が低下した場合などにおい
て、マイコンの動作が不安定になり、誤動作する可能性
がある。
【0005】また、カメラ動作中に前記のように初期状
態に戻ってしまった場合に、一例をあげると、ズーム動
作中にリセットがかかると、ズームポジションが現在の
位置とは異なった位置をCPUが認識してしまい、カメ
ラが動作不良となる可能性があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、電池電圧をコ
ンパレータで検出し、電圧が所定レベル以下となった
時、CPUのソフトウエア上、無限ループを構成し、C
PUの暴走を検出するウォッチドッグタイマの動作等で
CPU異常を検知させ、CPUのシステムリセットを行
う事を特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一の実施の形態
について詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明の第1の形態に係るカメラ
の回路構成を示すブロック図である。
【0009】同図に於いて、101はカメラの演算、シ
ーケンス制御を行う制御用マイクロコンピュータであ
る。
【0010】102は時計計測手段であるところのタイ
マーであり、103は記憶手段であるところのEEPR
OMなどの不揮発性メモリである。104は、マイコン
などの動作異常を時間監視によって検出するウォッチド
ッグタイマである。前記、ウォッチドッグタイマは、C
PUが正常動作を行なっている時に、プログラムにより
設定された発生間隔でマイコンから出力されるリセット
信号によりリセットされるように構成される。そして、
リセットされた後に限時動作を行う事によって限時動作
が終了するまでに次のリセット信号がマイコンから出力
されないとタイムアップして異常検知信号を出力するよ
うに構成されているのであって、異常検知信号が出力さ
れない間は、マイコンの動作が正常であるとみなすもの
である。また、マイコンに暴走などの異常が生じたとき
には、プログラムによるリセット信号が発生しないか
ら、異常検知信号が出力されてマイコンの異常が報知さ
れるものである。
【0011】105は、電池電圧を検出する電圧検出手
段、106は、電池電圧を昇圧するための昇圧手段、1
07は、電源用ダイオード、108は、昇圧手段106
からの電源供給用ダイオード、109は、日付けやカメ
ラの各モード表示のための表示手段、110は、電源で
あるところの電池、111は、電源バックアップ用のコ
ンデンサである。
【0012】図2は、電池電圧(VBAT)を検出する
回路で、201公知のコンパレータと定電流源を発生す
る部分と、VBATを検出するためのブリーダ抵抗など
で構成されている。201コンパレータ出力は、設定さ
れた閾値レベルより電池電圧(VBAT)が低下した場
合、出力を反転させるものである。
【0013】図3は、ストロボ充電やその他の要因によ
り、電池電圧(VBAT)が低下した場合のグラフであ
る。この中で、電池電圧を検知し予め定めた閾値以下の
時、検出信号を発生する201コンパレータを有し、閾
値以下になるとタイマーをスタートさせ所定時間(t)
後にシステムリセットを掛けるもので、前記タイマーが
スタートし前記システムリセットが掛かる所定時間
(t)の間に揮発性メモリなどの情報を不揮発性メモリ
へ転送するものである。また、前記コンパレータ閾値よ
り低下すると、所定時間(t)の遅延時間を持ってシス
テムリセットが掛かる為、電池切片のチャタリングなど
のように、電池電圧の瞬断ではシステムリセットが掛か
らず、揮発性メモリなどの情報が消去してしまう事が無
くなる。具体的な一例では、日付データが消去してしま
い初期状態に知らない間に戻ってしまう事を防止してい
る。
【0014】図4は、ウォッチドッグタイマと、システ
ムリセットとの関係を表したタイミングチャートであ
る。
【0015】401タイマーリセット信号は、ウォッチ
ドッグタイマをキャンセルする信号である。402コン
パレータ出力は、電池電圧が図3記載のコンパレータ閾
値より高いか低いかによって出力が反転するものであ
る。403データ書き込み指示は、402コンパレータ
出力の閾値より低くなった場合、CPUにより出される
信号である。404データ転送は、403データ書き込
み指示後に不揮発性メモリへ各種データを待避するもの
である。405システムリセットは、402コンパレー
タ出力が反転してから、所定時間(t)後にリセットを
かけるものである。
【0016】図5は、本実施の形態による起動から復帰
までの一連の動作を示すフローチャートである。
【0017】マイコンの電源が投入されCPUシステム
リセットされると、CPU101は初期状態から起動す
る(501)。まず、初期設定のプログラムが実行され
(502)、電池電圧の監視が行われ(503)、通常
動作が開始されて順次プログラムを実行する(50
4)。次に通常動作中に電池電圧がコンパレータ閾値以
上であれば通常動作を繰り返し、コンパレータ閾値以下
であれば次のシーケンスへ進む(505)。前記、コン
パレータ閾値以下になった場合、CPUはデータ書き込
み指示を行い(506)、各種データを不揮発性メモリ
に待避させる(507)。その後更に、ソフトウエアは
無限ループへ移行し(508)、ウォッチドッグタイマ
がキャンセル無しに(無限ループは異常動作であり前記
タイマに対してのリセット信号が出ない)一定時間経過
すると(509)、CPUを強制的にリセットし(51
0)、初期設定(502)へ戻る。即ち、通常動作への
復帰をソフトウエアによって行うものである。
【0018】初期設定(502)では、不揮発性メモリ
のデータを読み出して、システムを元の状態へ復帰さ
せ、処理の続きを実行する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電池電圧をコンパレータで検出し、電源電圧が低下した
時にシステムリセットをかける構成として、無限ループ
移行及びCPU異常リセット動作を利用したので、簡単
な構成で、電圧低下時におけるCPU誤動作を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の形態に係るカメラの回路構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の形態に係る電圧検出回路を表し
た図である。
【図3】本発明の第1の形態に係る電池電圧が低下した
場合のグラフである。
【図4】本発明の第1の形態に係るタイミングチャート
である。
【図5】本発明の第1の形態に係るフローチャートであ
る。
【符号の説明】
101 マイクロコンピュータ(CPU) 102 時計計測手段 103 記憶手段 104 ウォッチドッグタイマ 105 電圧検出手段 106 昇圧手段 107 電源用ダイオード 108 電源供給用ダイオード 109 表示手段 110 電池 111 電源バックアップ用のコンデンサ 201 コンパレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B011 DA06 DC06 EA08 GG04 JA04 KK02 5B018 GA04 KA03 LA06 NA01 QA05 5B054 BB05 CC01 DD08 DD13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器制御を行うCPUと、電源手段の電
    源電圧を検知し予め定めた設定値以下の時、検出信号を
    発生する電圧検出手段と、CPUの異常を検知した場合
    前記CPUのリセットを行なう制御装置において、前記
    電圧検出手段から検出信号が出力された場合前記CPU
    でのソフトウエア−上での処理を無限ループに移行させ
    ることで、CPUの異常検知を行なわせたことを特徴と
    する制御装置。
  2. 【請求項2】 前記CPUは正常動作時所定時間間隔で
    信号を出力するように構成され、該信号が予め決められ
    た時間を超えて出力されない時異常と判定させることを
    特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御装置は前記CPUから所定時間
    間隔で出力される信号によりリセットされリセット後計
    時動作を行うウォッチドッグタイマを有し、該タイマに
    よる計時動作が前記所定時間を超えても行なわれている
    時、異常と判定させることを特徴とする請求項2に記載
    の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記電圧検出手段から検出信号が出力さ
    れた場合前記CPUでのソフトウエア−上での処理を無
    限ループに移行させる前にデータ不揮発性メモリーへの
    転送処理を行なうことを特徴とする請求項1または2ま
    たは3に記載の制御装置。
JP2002015621A 2002-01-24 2002-01-24 制御装置 Withdrawn JP2003216281A (ja)

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Cited By (3)

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Effective date: 20050405