JP2003216255A - 太陽光発電装置におけるコンバータ制御方法 - Google Patents
太陽光発電装置におけるコンバータ制御方法Info
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- JP2003216255A JP2003216255A JP2002009697A JP2002009697A JP2003216255A JP 2003216255 A JP2003216255 A JP 2003216255A JP 2002009697 A JP2002009697 A JP 2002009697A JP 2002009697 A JP2002009697 A JP 2002009697A JP 2003216255 A JP2003216255 A JP 2003216255A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 太陽光発電装置に接続されたDC/DCコン
バータの制御方法において、最大電力点追尾制御の追従
性と安定性を両立させる。 【解決手段】 制御部7は、スイッチング素子11の導
通比を変更して太陽光発電装置1の最大電力点追尾制御
を行う際において、導通比変更量を動作点に応じて変更
するものであり、最大電力点追尾制御の追従性と安定性
を両立でき、またソフトだけで実現できるため安価に製
造可能となるものである。
バータの制御方法において、最大電力点追尾制御の追従
性と安定性を両立させる。 【解決手段】 制御部7は、スイッチング素子11の導
通比を変更して太陽光発電装置1の最大電力点追尾制御
を行う際において、導通比変更量を動作点に応じて変更
するものであり、最大電力点追尾制御の追従性と安定性
を両立でき、またソフトだけで実現できるため安価に製
造可能となるものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽光発電装置と
接続されたDC/DCコンバータの制御方法に関するも
のである。
接続されたDC/DCコンバータの制御方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術においては、太陽光発電装置
に接続されたDC/DCコンバータの制御は所定の量だ
け導通比を変更し、最大電力点追尾を行っていた。
に接続されたDC/DCコンバータの制御は所定の量だ
け導通比を変更し、最大電力点追尾を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の技
術においては、最大電力点追尾の追従性が十分ではな
く、発電量の低下を招いていた。また、最大電力点への
収束が十分ではなく、最大電力点での動作の安定性に汎
用性に欠けるものであった。
術においては、最大電力点追尾の追従性が十分ではな
く、発電量の低下を招いていた。また、最大電力点への
収束が十分ではなく、最大電力点での動作の安定性に汎
用性に欠けるものであった。
【0004】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、DC/DCコンバータを構成するスイッチング素子
の導通比の変更量を可変にすることによって、従来、ト
レードオフの関係であった最大電力点追尾の追従性と、
最大電力点動作時の安定性を両立させることができる太
陽光発電装置におけるコンバータ制御方法を提供するこ
とを目的とするものである。
で、DC/DCコンバータを構成するスイッチング素子
の導通比の変更量を可変にすることによって、従来、ト
レードオフの関係であった最大電力点追尾の追従性と、
最大電力点動作時の安定性を両立させることができる太
陽光発電装置におけるコンバータ制御方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の太陽光発電装置におけるコンバータ制御方法
は、太陽光発電装置の発電電力とその変化の推移によっ
て導通比の変更量を決定しながら最大電力点追尾を行う
ものである。
に本発明の太陽光発電装置におけるコンバータ制御方法
は、太陽光発電装置の発電電力とその変化の推移によっ
て導通比の変更量を決定しながら最大電力点追尾を行う
ものである。
【0006】これにより、最大電力点追尾の追従性が改
善され、最大電力点での動作を従来よりも安定させるこ
とができるものである。
善され、最大電力点での動作を従来よりも安定させるこ
とができるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、制御手
段を備え、前記制御手段は、太陽光発電装置の電圧と電
流を検知し、発電する電力が最大となるようにDC/D
Cコンバータを構成するスイッチング素子の導通比を変
更する、太陽光発電装置におけるコンバータ制御方法と
することにより、太陽光発電装置の発電電力を最大とす
ることが可能となり、自然エネルギーを有効に利用する
ことが可能である。
段を備え、前記制御手段は、太陽光発電装置の電圧と電
流を検知し、発電する電力が最大となるようにDC/D
Cコンバータを構成するスイッチング素子の導通比を変
更する、太陽光発電装置におけるコンバータ制御方法と
することにより、太陽光発電装置の発電電力を最大とす
ることが可能となり、自然エネルギーを有効に利用する
ことが可能である。
【0008】請求項2に記載の発明は、特に、請求項1
に記載の制御手段が、導通比を変更する前と変更後の電
力を比較し、その差が所定の閾値より大の時と小の時で
導通比の変更量を異なる量にすることにより、太陽電池
の動作点が最大電力点から外れている場合の最大電力点
追尾の性能を向上させるとともに、最大電力点到達後の
安定性を確保することが可能である。
に記載の制御手段が、導通比を変更する前と変更後の電
力を比較し、その差が所定の閾値より大の時と小の時で
導通比の変更量を異なる量にすることにより、太陽電池
の動作点が最大電力点から外れている場合の最大電力点
追尾の性能を向上させるとともに、最大電力点到達後の
安定性を確保することが可能である。
【0009】請求項3に記載の発明は、特に、請求項2
記載の発明において、電力の差が所定の閾値より大の時
は、小の時より導通比の変更量を大とすることにより、
太陽電池の動作点が最大電力点から遠いときは導通比の
変更量を多くすることによって最大電力点追尾の追従性
を上げ、動作点が最大電力点に近くなったときには導通
比の変更量を小さくすることによって安定性を確保する
ことが可能となる。
記載の発明において、電力の差が所定の閾値より大の時
は、小の時より導通比の変更量を大とすることにより、
太陽電池の動作点が最大電力点から遠いときは導通比の
変更量を多くすることによって最大電力点追尾の追従性
を上げ、動作点が最大電力点に近くなったときには導通
比の変更量を小さくすることによって安定性を確保する
ことが可能となる。
【0010】請求項4に記載の発明は、特に、請求項2
または3に記載の発明において、電力の差を判定する所
定の閾値は、電力の差が小さくなるにつれて減少させる
ことにより、太陽電池の動作点が最大電力点に近づくに
つれて追従性能が飽和するのを防ぎ、より高速に最大電
力点に到達することが可能となる。
または3に記載の発明において、電力の差を判定する所
定の閾値は、電力の差が小さくなるにつれて減少させる
ことにより、太陽電池の動作点が最大電力点に近づくに
つれて追従性能が飽和するのを防ぎ、より高速に最大電
力点に到達することが可能となる。
【0011】請求項5に記載の発明は、特に、請求項2
〜4のいずれか1項に記載の導通比に、上限値を設定す
ることにより、導通比が大きくなってDC/DCコンバ
ータを構成するパワー素子に負担がかかり、熱破壊が起
こるということなどを防止することが可能である。
〜4のいずれか1項に記載の導通比に、上限値を設定す
ることにより、導通比が大きくなってDC/DCコンバ
ータを構成するパワー素子に負担がかかり、熱破壊が起
こるということなどを防止することが可能である。
【0012】請求項6に記載の発明は、特に、請求項2
〜5のいずれか1項に記載の導通比の変更量に、上限値
を設定することにより、導通比の変更量が大きすぎるこ
とによって動作点が大きく変化し、制御が不安定になる
ことを防止することが可能である。
〜5のいずれか1項に記載の導通比の変更量に、上限値
を設定することにより、導通比の変更量が大きすぎるこ
とによって動作点が大きく変化し、制御が不安定になる
ことを防止することが可能である。
【0013】請求項7に記載の発明は、特に、請求項2
〜6のいずれか1項に記載の発明において、電力の差が
減少から増加に転じた場合、導通比の変更量を初期値に
戻すことにより、太陽電池や天候に何らかの変化があ
り、太陽光発電装置の動作点が変わって最大電力点追尾
を行わなければならない場合、導通比の変更量を初期値
に戻すことによって高速な最大電力点追尾を行うことが
可能となる。
〜6のいずれか1項に記載の発明において、電力の差が
減少から増加に転じた場合、導通比の変更量を初期値に
戻すことにより、太陽電池や天候に何らかの変化があ
り、太陽光発電装置の動作点が変わって最大電力点追尾
を行わなければならない場合、導通比の変更量を初期値
に戻すことによって高速な最大電力点追尾を行うことが
可能となる。
【0014】請求項8に記載の発明は、特に、請求項2
〜6のいずれか1項に記載の導通比の変更量が増加から
減少に転じた場合、導通比の変更量増加を禁止すること
により、太陽電池の動作点が最大電力点に近づいたた
め、導通比の変更量に制限をかけることによって最大電
力点に早く到達させることができる。
〜6のいずれか1項に記載の導通比の変更量が増加から
減少に転じた場合、導通比の変更量増加を禁止すること
により、太陽電池の動作点が最大電力点に近づいたた
め、導通比の変更量に制限をかけることによって最大電
力点に早く到達させることができる。
【0015】請求項9に記載の発明は、特に、請求項8
に記載の発明において、電力の差が減少し制御手段が安
定と判断した場合、導通比の変更量増加を許可すること
により、太陽電池の動作点が不安定となることを防ぐこ
とが可能となる。
に記載の発明において、電力の差が減少し制御手段が安
定と判断した場合、導通比の変更量増加を許可すること
により、太陽電池の動作点が不安定となることを防ぐこ
とが可能となる。
【0016】請求項10に記載の発明は、特に、請求項
1〜9のいずれか1項に記載した制御方法の全てまたは
一部をプログラムにより実現することにより、マイコン
は勿論のことDSPや汎用コンピュータを用いて容易に
実現することが可能である。また、記録媒体に記録した
り、通信回線を用いてプログラムを配信したりすること
でプログラムの配布やインストール作業が簡単に出来る
ものである。
1〜9のいずれか1項に記載した制御方法の全てまたは
一部をプログラムにより実現することにより、マイコン
は勿論のことDSPや汎用コンピュータを用いて容易に
実現することが可能である。また、記録媒体に記録した
り、通信回線を用いてプログラムを配信したりすること
でプログラムの配布やインストール作業が簡単に出来る
ものである。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0018】図1は太陽光発電装置の最大電力点追尾制
御の構成を示すブロック図である。図1において、太陽
光発電装置1は、太陽光を受けて発電を行うものであ
る。太陽光発電装置1は太陽電池を一つまたは複数の太
陽電池からなり、太陽電池の種類としては単結晶、多結
晶、アモルファスなどがあるが、どのような種類の太陽
電池であっても良い。電圧検知部2は、太陽光発電装置
1によって発電された電圧を測定するためのものであ
る。電圧検知部2としては、抵抗分圧したものであって
も良いし、センサーであっても良い。電流検知部3は、
太陽光発電装置1によって発電された電力が負荷側に流
れたときの電流を測定するためのものである。電流検知
部3としては、シャント抵抗であっても良いし、センサ
ーであっても良い。
御の構成を示すブロック図である。図1において、太陽
光発電装置1は、太陽光を受けて発電を行うものであ
る。太陽光発電装置1は太陽電池を一つまたは複数の太
陽電池からなり、太陽電池の種類としては単結晶、多結
晶、アモルファスなどがあるが、どのような種類の太陽
電池であっても良い。電圧検知部2は、太陽光発電装置
1によって発電された電圧を測定するためのものであ
る。電圧検知部2としては、抵抗分圧したものであって
も良いし、センサーであっても良い。電流検知部3は、
太陽光発電装置1によって発電された電力が負荷側に流
れたときの電流を測定するためのものである。電流検知
部3としては、シャント抵抗であっても良いし、センサ
ーであっても良い。
【0019】入力端子4は、太陽光発電装置1によって
発電された電力をDC/DCコンバータ5に供給する接
続を行うためのものである。DC/DCコンバータ5
は、太陽光発電装置1によって発電された電力を、負荷
に合わせた電圧に変換して出力端子6へ出力するもので
ある。制御部(制御手段)7は、電圧検知部2の検出電
圧と電流検知部3の検出電流に基づき、太陽光発電装置
1によって発電された電力を演算し、その電力が太陽光
発電装置1の最大電力点となるようにDC/DCコンバ
ータ5を制御するものである。制御部7としては、IC
やマイコンは勿論のことDSPや汎用コンピュータなど
であっても良い。また、そうすることによって容易に実
現することが可能で修正も容易である。また、記録媒体
に記録したり、通信回線を用いてプログラムを配信した
りすることでプログラムの配布やインストール作業が出
来るようにしても良い。
発電された電力をDC/DCコンバータ5に供給する接
続を行うためのものである。DC/DCコンバータ5
は、太陽光発電装置1によって発電された電力を、負荷
に合わせた電圧に変換して出力端子6へ出力するもので
ある。制御部(制御手段)7は、電圧検知部2の検出電
圧と電流検知部3の検出電流に基づき、太陽光発電装置
1によって発電された電力を演算し、その電力が太陽光
発電装置1の最大電力点となるようにDC/DCコンバ
ータ5を制御するものである。制御部7としては、IC
やマイコンは勿論のことDSPや汎用コンピュータなど
であっても良い。また、そうすることによって容易に実
現することが可能で修正も容易である。また、記録媒体
に記録したり、通信回線を用いてプログラムを配信した
りすることでプログラムの配布やインストール作業が出
来るようにしても良い。
【0020】記憶部8は、制御部7によって太陽光発電
装置1の最大電力点追尾に必要な情報を格納するもので
ある。記憶部8はROMであっても良いしRAMであっ
ても良い。また、フラッシュROMのような書換の可能
なROMであっても良い。
装置1の最大電力点追尾に必要な情報を格納するもので
ある。記憶部8はROMであっても良いしRAMであっ
ても良い。また、フラッシュROMのような書換の可能
なROMであっても良い。
【0021】図2はDC/DCコンバータ5の基本的な
回路図である。図2において、入力平滑コンデンサ9
は、入力端子4からきた入力波形を平滑するものであ
る。またコイル10は、入力端子4より供給されたエネ
ルギーを一時的に蓄えておくものである。スイッチング
素子11は、供給された電力を制御するものである。出
力平滑コンデンサ12は、出力波形を平滑するものであ
る。出力端子6は、DC/DCコンバータ5の出力を出
すためのものである。出力平滑コンデンサ12は、出力
波形を平滑するものである。出力端子6はDC/DCコ
ンバータ5の出力を出すためのものであって、負荷側と
接続することによって負荷に電力が供給されるものであ
る。図2は図1に示したDC/DCコンバータ5の基本
的な回路図であるが、これ以外の構成であっても良い。
回路図である。図2において、入力平滑コンデンサ9
は、入力端子4からきた入力波形を平滑するものであ
る。またコイル10は、入力端子4より供給されたエネ
ルギーを一時的に蓄えておくものである。スイッチング
素子11は、供給された電力を制御するものである。出
力平滑コンデンサ12は、出力波形を平滑するものであ
る。出力端子6は、DC/DCコンバータ5の出力を出
すためのものである。出力平滑コンデンサ12は、出力
波形を平滑するものである。出力端子6はDC/DCコ
ンバータ5の出力を出すためのものであって、負荷側と
接続することによって負荷に電力が供給されるものであ
る。図2は図1に示したDC/DCコンバータ5の基本
的な回路図であるが、これ以外の構成であっても良い。
【0022】ここで、簡単にDC/DCコンバータ5の
動作原理を説明すると、スイッチング素子11がオンの
状態、つまり導通状態にあるとき、入力端子4から供給
される電力はコイル10に一時的に蓄えられる。その
後、スイッチング素子11がオフの状態、つまり開放状
態にあるとき、コイル10に一時的に蓄えられていた電
力は放出され、出力平滑コンデンサ12に蓄えられる。
この動作を繰り返すことによって、入力端子4に接続さ
れた電力供給源の電圧は、スイッチング素子11の導通
比に応じた昇圧比で昇圧され、出力端子6に出てくるも
のである。
動作原理を説明すると、スイッチング素子11がオンの
状態、つまり導通状態にあるとき、入力端子4から供給
される電力はコイル10に一時的に蓄えられる。その
後、スイッチング素子11がオフの状態、つまり開放状
態にあるとき、コイル10に一時的に蓄えられていた電
力は放出され、出力平滑コンデンサ12に蓄えられる。
この動作を繰り返すことによって、入力端子4に接続さ
れた電力供給源の電圧は、スイッチング素子11の導通
比に応じた昇圧比で昇圧され、出力端子6に出てくるも
のである。
【0023】図3は太陽電池の一般的な電気出力特性を
示すものであり、図3に示すとおり、太陽光発電装置の
動作点が変動する。解放時の動作点は開放端電圧(電流
は零)となる。太陽光発電装置をDC/DCコンバータ
5と接続し、スイッチング素子11の導通比を大きくし
ていくと電圧は降下し、電流は上昇して動作点が移動す
る。逆に導通比を小さくすると電圧は上昇し、電流が減
少する。
示すものであり、図3に示すとおり、太陽光発電装置の
動作点が変動する。解放時の動作点は開放端電圧(電流
は零)となる。太陽光発電装置をDC/DCコンバータ
5と接続し、スイッチング素子11の導通比を大きくし
ていくと電圧は降下し、電流は上昇して動作点が移動す
る。逆に導通比を小さくすると電圧は上昇し、電流が減
少する。
【0024】それぞれの勲作点における電力は一定では
ないため、最大電力となる点が存在する。したがって、
このように動作点を変動して行き、最大電力点で動作す
るように制絢することによって、太陽電池の能力を最大
限に引き出すことが可能となる(このような制御を最大
電力点追尾制御という)。
ないため、最大電力となる点が存在する。したがって、
このように動作点を変動して行き、最大電力点で動作す
るように制絢することによって、太陽電池の能力を最大
限に引き出すことが可能となる(このような制御を最大
電力点追尾制御という)。
【0025】このような最大電力点追尾制御の性能を判
断する指標としては、追従性(最大電力点に到達する性
能)と安定性(電力の変動量)がある。これらは規格等
で決められているものではないものの、発電量に関係す
るものであるため機器全体の性能を左右するものとな
る。
断する指標としては、追従性(最大電力点に到達する性
能)と安定性(電力の変動量)がある。これらは規格等
で決められているものではないものの、発電量に関係す
るものであるため機器全体の性能を左右するものとな
る。
【0026】追従性の性能を上げるためには導通比の変
更量を大きくすることによってほぼ実現することが可能
であるが、動作点が最大電力点付近まで到達しても最大
電力点に収束せず、安定性に欠けるものとなる。逆に導
通比の変更量を小さくすると最大電力点での安定性が上
がるものの、追従性が劣るものとなる。したがって、追
従性と安定性を両立させるためには動作点が最大電力点
に近いときは安定性を重視し、遠い場合は追従性を重視
するような制御方法であることが望ましい。それを制御
部7によって最適な導通比でスイッチングを行うための
導通比計算を行い、その結果に基づいてスイッチング素
子11のオンオフの制御を行うものである。
更量を大きくすることによってほぼ実現することが可能
であるが、動作点が最大電力点付近まで到達しても最大
電力点に収束せず、安定性に欠けるものとなる。逆に導
通比の変更量を小さくすると最大電力点での安定性が上
がるものの、追従性が劣るものとなる。したがって、追
従性と安定性を両立させるためには動作点が最大電力点
に近いときは安定性を重視し、遠い場合は追従性を重視
するような制御方法であることが望ましい。それを制御
部7によって最適な導通比でスイッチングを行うための
導通比計算を行い、その結果に基づいてスイッチング素
子11のオンオフの制御を行うものである。
【0027】上記の内容を、図4のフローチャートを元
に説明する。DC/DCコンバータ5の制御開始時の導
通比は零とし、導通比変更量は初期値とする。入力端子
4には電力を供給されていない状態とする(STEP
1)。この状態から制御を開始する(STEP2)。制御
部7によってスイッチング素子11の導通比を大きくし
(STEP3)、その際の入力端子4の電圧を電圧検知部
2、電流を電流検知部3によって検出し(STEP4)、
制御部7に取り込まれる。制御部7に取り込まれたデー
タは、制御部7内で演算して電力値として記憶部8に記
憶される(STEP5)。前回の電力値と現在の電力差を
計算し、記憶部8に記憶される(STEP6)。このと
き、STEP5とSTEP6で記憶される値には相関が
あるため、どちらか一方のみを記憶しても良い。以下の
制御で必要なデータは、現在の電力、前回の電力、電力
あるいは電力差の推移データであるため、制御部7で都
度演算すればそれらの値を算出できるため、記憶部8の
容量が小さい場合でも実現が可能である。
に説明する。DC/DCコンバータ5の制御開始時の導
通比は零とし、導通比変更量は初期値とする。入力端子
4には電力を供給されていない状態とする(STEP
1)。この状態から制御を開始する(STEP2)。制御
部7によってスイッチング素子11の導通比を大きくし
(STEP3)、その際の入力端子4の電圧を電圧検知部
2、電流を電流検知部3によって検出し(STEP4)、
制御部7に取り込まれる。制御部7に取り込まれたデー
タは、制御部7内で演算して電力値として記憶部8に記
憶される(STEP5)。前回の電力値と現在の電力差を
計算し、記憶部8に記憶される(STEP6)。このと
き、STEP5とSTEP6で記憶される値には相関が
あるため、どちらか一方のみを記憶しても良い。以下の
制御で必要なデータは、現在の電力、前回の電力、電力
あるいは電力差の推移データであるため、制御部7で都
度演算すればそれらの値を算出できるため、記憶部8の
容量が小さい場合でも実現が可能である。
【0028】これらの制御を数回繰り返し、太陽光発電
装置1の発電電力推移を記憶部8に記憶していく。
装置1の発電電力推移を記憶部8に記憶していく。
【0029】制御部7は記憶部8に記憶された電力差よ
り、動作点の安定性を判定する(STEP7)。安定性
の判定方法としては、電力差の推移データを読込、電力
差が減少あるいは電力差の絶対値が十分に小さくなって
いるかどうかで判定が可能である。
り、動作点の安定性を判定する(STEP7)。安定性
の判定方法としては、電力差の推移データを読込、電力
差が減少あるいは電力差の絶対値が十分に小さくなって
いるかどうかで判定が可能である。
【0030】STEP7で不安定と判断された場合、現
在の電力差と前回の電力差とを比較し(STEP8)、
現在の電力差の方が大きい場合は導通比変更量を初期値
にリセットする(STEP9)。これは、太陽光発電装
置1の動作点が移動したために最大電力点から遠くなっ
たことを意味する。したがって、追従性を上げるために
導通比変更量を初期値として導通比変更量を大とするも
のである。また、同時に閾値を初期値にリセットしても
良い。
在の電力差と前回の電力差とを比較し(STEP8)、
現在の電力差の方が大きい場合は導通比変更量を初期値
にリセットする(STEP9)。これは、太陽光発電装
置1の動作点が移動したために最大電力点から遠くなっ
たことを意味する。したがって、追従性を上げるために
導通比変更量を初期値として導通比変更量を大とするも
のである。また、同時に閾値を初期値にリセットしても
良い。
【0031】制御部7は記憶部8から閾値を読み出し、
電力差と比較を行う(STEP10)。電力差が閾値以
下の場合、導通比変更量は減少させる(STEP1
1)。つまり、電力差が小さい場合であり、これは動作
点が最大電力点に近いことを意味するので、安定度を上
げるために導通比変更量を少なくする。
電力差と比較を行う(STEP10)。電力差が閾値以
下の場合、導通比変更量は減少させる(STEP1
1)。つまり、電力差が小さい場合であり、これは動作
点が最大電力点に近いことを意味するので、安定度を上
げるために導通比変更量を少なくする。
【0032】逆に、STEP10で電力差が閾値以上あ
る場合は動作点が最大電力点よりも離れているときであ
るため、導通比変更量を増加させる(STEP12)こ
とによって追従性を上げる作用となる。
る場合は動作点が最大電力点よりも離れているときであ
るため、導通比変更量を増加させる(STEP12)こ
とによって追従性を上げる作用となる。
【0033】STEP12の後、導通比変更量が導通比
変更量の上限値に達していないかを比較し(STEP1
3)、上限値を超えている場合には上限値に固定する
(STEP14)。これは、導通比変更量が大きすぎる
ことによって、DC/DCコンバータ5の動作が不安定
になることを防ぐためである。
変更量の上限値に達していないかを比較し(STEP1
3)、上限値を超えている場合には上限値に固定する
(STEP14)。これは、導通比変更量が大きすぎる
ことによって、DC/DCコンバータ5の動作が不安定
になることを防ぐためである。
【0034】そして、制御部7は記憶部8より閾値テー
ブルを読込、閾値を変更する(STEP15)。これに
より、太陽電池の動作点が最大電力点に近づくにつれて
追従性能が飽和するのを防ぎ、より高速に最大電力点に
到達することが可能となる。
ブルを読込、閾値を変更する(STEP15)。これに
より、太陽電池の動作点が最大電力点に近づくにつれて
追従性能が飽和するのを防ぎ、より高速に最大電力点に
到達することが可能となる。
【0035】その後、現在の電力と前回の電力を比較
し、現在の電力の方が大きい場合には前回行った導通比
の変更と同じ変更、つまり導通比を上げて現在の電力と
なった場合には導通比を上げる、導通比を下げることに
よって現在の電力となった場合には導通比を下げる(S
TEP16)。
し、現在の電力の方が大きい場合には前回行った導通比
の変更と同じ変更、つまり導通比を上げて現在の電力と
なった場合には導通比を上げる、導通比を下げることに
よって現在の電力となった場合には導通比を下げる(S
TEP16)。
【0036】逆に、現在の電力と前回の電力を比較し、
現在の電力の方が小さい場合には前回行った導通比の変
更と逆の変更、つまり導通比を上げて現在の電力となっ
た場合には導通比を下げる、導通比を下げることによっ
て現在の電力となった場合には導通比を上げる(STE
P17)。
現在の電力の方が小さい場合には前回行った導通比の変
更と逆の変更、つまり導通比を上げて現在の電力となっ
た場合には導通比を下げる、導通比を下げることによっ
て現在の電力となった場合には導通比を上げる(STE
P17)。
【0037】このような導通比の変更によって太陽光発
電装置1の動作点は最大電力点に近づいていく。STE
P16とSTEP17における導通比変更量はSTEP
15までで調整済みであるため、動作点が高速に最大電
力点を追尾することが可能であり、さらに最大電力点付
近での動作点の安定性も可能となるものである。
電装置1の動作点は最大電力点に近づいていく。STE
P16とSTEP17における導通比変更量はSTEP
15までで調整済みであるため、動作点が高速に最大電
力点を追尾することが可能であり、さらに最大電力点付
近での動作点の安定性も可能となるものである。
【0038】また、本発明の実施例における制御機能の
全てまたは一部は、プログラムにより実現されるもので
あって、その手順は図4に示したフローチャートで示し
たとおりである。この際、導通比や導通比変更量の設
定、電力や導通比変更量の記憶、電力値の計算は制御部
7によって行われる。また、入力電圧の測定は、電圧検
知部2で得られたデータを制御部7によって受信する事
で実現される。そして、上記プログラムは、マイコンは
勿論のことDSPや汎用コンピュータを用いて容易に実
現することが可能である。また、記録媒体に記録した'
り、通信回線を用いてプログラムを配信したりすること
でプログラムの配布やインストール作業が簡単に出来る
ものである。
全てまたは一部は、プログラムにより実現されるもので
あって、その手順は図4に示したフローチャートで示し
たとおりである。この際、導通比や導通比変更量の設
定、電力や導通比変更量の記憶、電力値の計算は制御部
7によって行われる。また、入力電圧の測定は、電圧検
知部2で得られたデータを制御部7によって受信する事
で実現される。そして、上記プログラムは、マイコンは
勿論のことDSPや汎用コンピュータを用いて容易に実
現することが可能である。また、記録媒体に記録した'
り、通信回線を用いてプログラムを配信したりすること
でプログラムの配布やインストール作業が簡単に出来る
ものである。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、太陽光発
電装置に接続されたDC/DCコンバータを構成するス
イッチング素子の導通比を制御方法する方法において、
最大電力点追尾制御の2つの課題である追従性と安定性
を両立させる導通比変更量の演算を追加し、最大電力点
追尾の追従性と最大電力点付近の安定性を両立させるも
のであり、DC/DCコンバータを構成するスイッチン
グ素子の導通比の制御だけで実現し、安価な構成で実現
することが可能となるものである。
電装置に接続されたDC/DCコンバータを構成するス
イッチング素子の導通比を制御方法する方法において、
最大電力点追尾制御の2つの課題である追従性と安定性
を両立させる導通比変更量の演算を追加し、最大電力点
追尾の追従性と最大電力点付近の安定性を両立させるも
のであり、DC/DCコンバータを構成するスイッチン
グ素子の導通比の制御だけで実現し、安価な構成で実現
することが可能となるものである。
【図1】本発明の一実施例における太陽光発電装置の最
大電力点追尾制御の構成ブロック図
大電力点追尾制御の構成ブロック図
【図2】図1におけるDC/DCコンバータの基本的な
回路図
回路図
【図3】太陽電池の一般的な電気出力特性図
【図4】本発明の一実施例の太陽光発電装置におけるコ
ンバータ制御方法のフローチャート
ンバータ制御方法のフローチャート
1 太陽光発電装置電力供給源
2 電圧検知部
3 電流検知部
4 入力端子
5 DC/DCコンバータ
6 出力端子
7 制御部
8 記憶部
9 入力平滑コンデンサ
10 コイル
11 スイッチング素子
12 出力平滑コンデンサ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 貞平 匡史
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
Fターム(参考) 5H420 BB03 BB14 CC03 DD02 EA11
EA39 EB09 EB37 FF03 FF04
FF24
5H730 AS04 BB14 DD02 FD11 FD41
FG05
Claims (10)
- 【請求項1】 制御手段を備え、前記制御手段は、太陽
光発電装置の電圧と電流を検知し、発電する電力が最大
となるようにDC/DCコンバータを構成するスイッチ
ング素子の導通比を変更する、太陽光発電装置における
コンバータ制御方法。 - 【請求項2】 制御手段は導通比を変更する前と変更後
の電力を比較し、その差が所定の閾値より大の時と小の
時で導通比の変更量を異なる量にすることを特長とする
請求項1に記載の太陽光発電装置におけるコンバータ制
御方法。 - 【請求項3】 電力の差が所定の閾値より大の時は、小
の時より導通比の変更量を大とすることを特長とする請
求項2に記載の太陽光発電装置におけるコンバータ制御
方法。 - 【請求項4】 電力の差を判定する所定の閾値は、電力
の差が小さくなるにつれて減少させることを特長とする
請求項2または3に記載の太陽光発電装置におけるコン
バータ制御方法。 - 【請求項5】 導通比に上限値を設定することを特長と
する請求項2〜4のいずれか1項に記載の太陽光発電装
置におけるコンバータ制御方法。 - 【請求項6】 導通比の変更量に上限値を設定すること
を特長とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の太陽
光発電装置におけるコンバータ制御方法。 - 【請求項7】 電力の差が減少から増加に転じた場合、
導通比の変更量を初期値に戻すことを特長とする請求項
2〜6のいずれか1項に記載の太陽光発電装置における
コンバータ制御方法。 - 【請求項8】 導通比の変更量が増加から減少に転じた
場合、導通比の変更量増加を禁止することを特長とする
請求項2〜6のいずれか1項に記載の太陽光発電装置に
おけるコンバータ制御方法。 - 【請求項9】 電力の差が減少し制御手段が安定と判断
した場合、導通比の変更量増加を許可することを特長と
する請求項8に記載の太陽光発電装置におけるコンバー
タ制御方法。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項に記載し
た制御方法の全てまたは一部をプログラムにより実現し
た太陽光発電装置におけるコンバータ制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002009697A JP2003216255A (ja) | 2002-01-18 | 2002-01-18 | 太陽光発電装置におけるコンバータ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002009697A JP2003216255A (ja) | 2002-01-18 | 2002-01-18 | 太陽光発電装置におけるコンバータ制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003216255A true JP2003216255A (ja) | 2003-07-31 |
Family
ID=27647636
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002009697A Pending JP2003216255A (ja) | 2002-01-18 | 2002-01-18 | 太陽光発電装置におけるコンバータ制御方法 |
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- 2002-01-18 JP JP2002009697A patent/JP2003216255A/ja active Pending
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