JPH07281775A - 太陽光発電装置の運転制御方法 - Google Patents

太陽光発電装置の運転制御方法

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JPH07281775A
JPH07281775A JP6068664A JP6866494A JPH07281775A JP H07281775 A JPH07281775 A JP H07281775A JP 6068664 A JP6068664 A JP 6068664A JP 6866494 A JP6866494 A JP 6866494A JP H07281775 A JPH07281775 A JP H07281775A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 太陽電池の最大電力点への追従を迅速に行わ
せる共に、日射条件が大幅に変動する天候状態時でのイ
ンバータ出力の急激な変動に伴う連系点における系統電
圧などの擾乱を防止する。 【構成】 太陽電池の動作点を制御する制御目標値を、
該太陽電池の出力電圧の実測値と仮想最適動作電圧との
差に応じて増減する制御目標値の変化幅にて、所定周期
で変化させると共に、前記太陽電池の出力電圧が急上昇
した場合には、前記差に関係なく、前記変化幅を一定期
間、小さな値に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽電池の動作点を最
大電力点に追従させる太陽光発電装置の運転制御方法に
関し、詳しくは日射量の急変に関係なく、商用電力系統
との安定した並列運転が可能な太陽光発電装置の運転制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽光発電装置に使用される太陽電池
は、太陽電池に入射する日射量をパラメータとした場
合、図5に示すような電圧−電流特性(破線)、電圧−
電力特性(実線)を持っている。図から分かるように、
日射量の増大に従って電力も電流も増大する傾向を示
し、図中P1、P2、P3は最大電力点を示し、Q1、Q
2、Q3は最大電力出力時の電圧、電流を与える点であ
る。
【0003】このような特性を有する太陽電池から最大
電力を効率よく取り出すための運転制御として、太陽電
池の動作点を最大電力点に追従させる最大電力点追尾方
法(PPT制御)、いわゆる山登り法が用いられてい
る。
【0004】この方法は、太陽電池を相異なる2点で動
作させてその出力電力を比較しながら太陽電池の動作点
が最大出力点となるように制御する方法である。すなわ
ち、太陽電池の動作電圧の制御目標値となる電圧指令値
を適当な周期で微小変化させて、その場合の太陽電池の
出力電力の増減を判定し、増加傾向であれば前回と同様
の変化方向に電圧指令値を変化(例えば増加)させ、減
少傾向であれば前回とは逆の方向に電圧指令値を変化
(例えば減少)させるという手順で、太陽電池の動作点
を段階的に最適動作点(最大電力点)に近づけるインバ
ータ制御が行われている。
【0005】このようなPPT制御においては、図6に
示すように、電圧指令値の変化幅ΔV(変化量の絶対
値)を、太陽電池の動作点が最適動作点がPmaxから遠
い場合には大きくし、動作点が最適動作点Pmaxに近づ
くにつれて小さくすれば、インバータの起動時などにお
いて動作点を迅速に最適動作点Pmaxに近づけることが
できるとともに、動作点が最適動作点Pmaxの近辺であ
るときの出力電力の変動を抑えることができる。つま
り、運転開始から定常運転への移行の所要時間の短縮、
及び定常運転時における発電電力の有効利用を図ること
ができる。ただし、太陽電池の出力特性(I−V特性)
は日射量などに依存し、実際の最適動作点Pmaxは刻々
と変化する。
【0006】そこで、従来では、特定の条件における太
陽電池の最適動作電圧を基準電圧(仮想最適動作電圧V
sp)に設定し、その仮想最適動作電圧Vspにおける動作
点を最適動作点Pmaxとして電圧指令値の変化幅ΔVの
値を設定している。そして、太陽電池の出力電圧の実測
値Vs、及び電圧指令値の変化幅ΔVに基づいて、太陽
電池の直流出力を交流出力に変化するインバータの出力
電流を規定する電流指令値Iampの増減を行わせてい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、太陽光発電装
置では、雲の動きによってかなり急激な日射量の変化が
起こり、太陽電池の出力電圧が大幅に変動する場合があ
る。
【0008】このため、商用電力系統に大容量の太陽光
発電装置が連系され、その連系地域での天候が例えば雲
が多く、処所に晴れ間が覗いているような場合には、日
射量の急激な上昇に伴ってインバータ出力が急上昇した
後すぐに、雲による日射量の急激な降下に伴ってインバ
ータ出力が急降下する場合があり、この際のインバータ
出力の低下による供給電力変動が大きいため、商用電力
系統側が即座に追従できず、一時的に系統短絡状態とな
り系統電圧の低下を引き起こす虞れがあった。
【0009】また、日射量の急激な上昇に伴ってインバ
ータ出力が急上昇した場合には、急激な系統電圧の上昇
を招き、系統に連系されている機器等に悪影響を及ぼす
虞れがあった。
【0010】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
であって、太陽電池の動作点を最大電力点に迅速に追従
させる共に、日射条件が大幅に変動する天候状態時での
連系点における系統電圧などの擾乱を防止した太陽光発
電装置の運転制御方法を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、太陽電池の動
作点を制御する制御目標値を、該太陽電池の出力電圧の
実測値と仮想最適動作電圧との差に応じて増減する制御
目標値の変化幅にて、所定周期で変化させると共に、前
記太陽電池の出力電圧が急上昇した場合には、前記差に
関係なく、前記変化幅を一定期間、小さな値に設定する
太陽光発電装置の運転制御方法法である。
【0012】また、太陽電池の動作点を制御する制御目
標値として、太陽電池の出力電圧を用いてもよい。
【0013】
【作用】本発明によれば、太陽電池の最大電力追尾のた
めの動作点の変化幅を、太陽電池の出力電圧の実測値と
仮想最適動作電圧との差に応じて増減させているので、
定常運転時には太陽電池の動作点が、迅速に仮想最適動
作点近傍に位置する最適動作点を含む範囲内で周期的に
変動することになる。
【0014】また、日射条件が大幅に変動し、太陽電池
の出力電圧が急上昇した場合には、太陽電池の出力電圧
の実測値と仮想最適動作電圧との差に関係なく、動作点
の変化幅を一定期間、小さな値に設定するので、太陽電
池から供給される出力が急上昇することがない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の太陽光発電装置の運転制御方
法の一実施例を示す図面に基づいて説明する。図1は、
本発明の太陽光発電装置1の全体構成を示すブロック図
である。
【0016】図に示すように、太陽光発電装置1は太陽
電池2と、太陽電池2の直流出力を交流出力に電力変換
して所定交流出力を供給する連系インバータ装置3とか
ら構成され、図示しない保護継電器などを介して商用電
力系統4と連系されている。配電線5には各種の家電製
品などの負荷6が接続されている。
【0017】次に、連系インバータ装置3の構成につい
て説明する。図1において、11は複数のスイッチング
素子などからなるインバータ回路、12は1チップのマ
イクロコンピュータで構成された主制御部、13はデジ
タル信号プロセッサ(DSP)で構成されたインバータ
出力制御部、14は変圧器PT1で構成され、インバー
タ回路11の出力電圧Voを検出する第1電圧検出手
段、15は変流器CT1で構成され、インバータ回路1
1の出力電流Ioを検出する第1電流検出手段、16は
変圧器PT2で構成され、太陽電池2の出力電圧Vsを検
出する第2電圧検出手段、17は変流器CT2で構成さ
れ、太陽電池2の出力電流Isを検出する第2電流検出
手段である。
【0018】18は検出電圧Vo'、検出電流Io'、検出
電圧Vs'、及び検出電流Is'を夫々デジタル信号に変換
するA/D変換器、19は後述するインバータ出力制御
部13において生成されたパルス幅変調信号(PWM信
号)を、スイッチング素子を駆動制御するドライブ回路
20に送出するゲート回路である。
【0019】21は第1電圧検出手段14、第1電流検
出手段15のデジタル変換された検出値Vo'、Io'が入
力され、インバータ電圧の実効値、最大値、周波数と、
インバータ電流の実効値、最大値、周波数と、その電
圧、電流間の位相差とを算出する出力状態算出手段であ
る。
【0020】22は出力状態算出手段21によって算出
されたインバータ電圧、電流の各々の実効値、周波数、
及びその電圧、電流間の位相差と、第2電圧検出手段1
6のデジタル変換された検出値Vs'と、第2電流検出手
段17のデジタル変換された検出値Is'とが入力され、
太陽電池2及び商用電力系統4における異常発生を検出
する故障判定手段である。この故障判定手段22では、
インバータ回路11の出力側での電圧異常、電流異常、
周波数異常、系統との同期力率異常が発生していないか
否かを検出すると共に、太陽電池2側での電圧異常、電
流異常が発生していないかを検出している。
【0021】23は出力状態算出手段21によって算出
されたインバータ電圧及び電流の各実効値と、第2電圧
検出手段16のデジタル変換された検出値Vs'とが入力
され、インバータ電流Ioの電流振幅指令値Iampを生成
する電流振幅指令値算出手段である。
【0022】電流振幅指令値算出手段23では、0.5
秒周期で読み出した出力状態算出手段21からの電圧実
効値と電流実効値に基づいて算出した電力によって、電
力変化量ΔPを算出すると共に、同じタイミングで第2
電圧検出手段16からの検出値Vs'を読み込み、後述す
るように、電力変化量ΔPの符号に基づいて太陽電池1
の動作電圧の制御目標値となる電圧指令値の変化方向を
決定し、検出値Vs'に基づいて電圧指令値の変化幅ΔV
(本実施例では、0.7V〜15Vの範囲で設定してい
る)を決定している。そして、その検出値Vs'、及び電
圧指令値の変化幅ΔVに基づいて、インバータ電流Io
の電流指令値Iampを算出している。
【0023】尚、電流振幅指令値算出手段23には、図
2に示すように、仮想最適動作電圧Vspを200Vとし
た場合の実測された太陽電池電圧Vsに対する変化幅Δ
Vデータを予め格納させており、Vs=200Vの時に
は変化幅ΔV=0.7V、Vs<180V、又はVs>2
20Vの時には変化幅ΔV=15V、180V<Vs<
200V、又は200V<Vs<220Vの時にはVsが
仮想最適動作電圧Vspから離れるに連れて変化幅ΔVが
0.7Vから15Vに漸次増加するように設定されてい
る。
【0024】そして、主制御部12は、故障判定手段2
2、電流振幅指令値算出手段23の出力が入力されてお
り、故障判定手段22において系統異常、若しくは太陽
電池異常と判定された場合に、ゲート回路19にゲート
ブロック信号を出力すると共に、連系インバータ装置3
を商用電力系統4から解列する制御信号を解列スイッチ
7に送出する。また、主制御部12は電流振幅指令値算
出手段23において算出された電流振幅指令値Iampを
インバータ出力制御部13に送出している。
【0025】次に、インバータ出力制御部13の構成に
ついて更に詳しく説明する。図3はインバータ出力制御
部13の構成を示すブロック図である。図3において、
131は第1電圧検出手段14のデジタル変換された検
出値Vo'が入力され、連系点電圧の基本波周波数成分
(本実施例では60Hz)を抽出するバンドパスフィル
タ処理部、132は乗算処理部であって、主制御部12
からの電流振幅指令値Iampと、バンドパスフィルタ処
理部131からの連系点電圧波形信号Saとの積であ
る、電流指令値信号Sbを生成する。
【0026】133はエラーアンプ処理部であって、電
流指令値信号Sbと、第1電流検出手段15のデジタル
変換された検出値Io'との偏差eIに増幅率Aを乗じた
値である電流誤差信号Eを出力する。
【0027】134はエラーアンプ処理部133からの
電流誤差信号Eに基づいてパルス幅変調信号(PWM信
号)を出力するPWM発生部であり、具体的には、電流
誤差信号Eと、予め格納された基準三角波信号とを比較
して、電流誤差信号Eが零となるように、インバータ回
路11のスイッチング素子へのスイッチング制御信号で
あるPWM信号をゲート回路19に供給している。
【0028】次に、上記のように構成された太陽光発電
装置1の運転制御内容について、図4のフローチャート
に従い説明する。先ず、起動開始処理として電流振幅指
令値Iampを2Aに設定し、インバータ回路11のスイ
ッチング制御を行うと共に、初期値設定として前回のイ
ンバータ電力P0及び前回の太陽電池電圧Vs0を零に設
定する(S1)。
【0029】次に、電流振幅指令値算出手段23におい
て、第1電圧検出手段14からの検出電圧Vo'と第1電
流検出手段15からの検出電流Io'に基づいて、現在の
インバータ出力電力P1及びその電力変化量ΔP(=P1
−P0)を算出する(S3)。
【0030】そして、電流振幅指令値算出手段23にお
いて、電力変化量ΔPの符号と、第2電圧検出手段16
の検出電圧Vs'から算出される太陽電池電圧Vsとに基
づいて、太陽電池電圧の変化方向及び変化幅ΔVを決定
し、その結果に基づいて電流振幅指令値Iampを算出す
る(S5)。
【0031】次に、その電流振幅指令値Iampに基づい
て、インバータ回路11のスイッチング制御を行い(S
7)、P0としてP1を、Vs0としてVsを代入する(S
9)。
【0032】次のステップS11では、0.5秒経過し
たかどうか判断し、経過した場合には次のステップS1
3に進み、第2電圧検出手段16からの太陽電池電圧V
sを読み込む。
【0033】そして、その現在の太陽電池電圧Vsと前
回の太陽電池電圧Vs0との差が所定範囲以上(本実施例
では定格電圧の10%である20Vに設定)かどうか判
断し(S15)、YESの場合には、即ち、日射量が急
上昇したと判断される場合にはステップS17に進み、
NOの場合にはステップS3に戻る。
【0034】ステップS17では、日射量急上昇モード
にモード設定すると共に、太陽電池電圧の変化幅ΔVを
最小値の0.7Vに設定し、変化幅ΔVを電流振幅指令
値算出手段23に入力する。
【0035】次のステップS19では、電流振幅指令値
算出手段23にて、第1電圧検出手段14からの検出電
圧Vo'と第1電流検出手段15からの検出電流Io'に基
づいて、現在のインバータ出力電力P1及びその電力変
化量ΔP(=P1−P0)を算出し、ステップS21に進
む。
【0036】ステップS21では、電流振幅指令値算出
手段23にて、電力変化量ΔPの符号に基づいて太陽電
池電圧の変化方向を決定し、その結果と太陽電池電圧V
s、ΔV(=0.7V)に基づいて電流振幅指令値Iamp
を算出する。
【0037】そして、次のステップS23にて、その電
流振幅指令値Iampに基づいてインバータ回路11のス
イッチング制御を行い、ステップS25に進む。ステッ
プS25では、日射量急上昇モードに設定後30秒間経
過したかどうかを判断し、YESの場合にはステップS
9に戻り、NOの場合にはステップS27に進む。
【0038】ステップS27では、P0としてP1をVs0
としてVsを代入し、次のステップS29に進む。ステ
ップS29では、0.5秒経過したかどうか判断し、経
過後にステップS19に戻る。
【0039】以上のルーチンを繰り返すことにより、太
陽電池2の動作点をインバータ出力電力Pが増加する方
向へ移動させて行き、最終的には最大電力点を中心とし
て左右に振れることになると共に、日射量急上昇した場
合には、インバータ出力が急上昇せず、徐々に上昇する
ことになる。
【0040】尚、上記実施例では、太陽電池の仮想最適
動作電圧Vspを予め固定設定した場合について説明した
が、この他に、一定期間毎に太陽電池電圧Vsの平均値
を算出して、仮想最適動作電圧を前記平均値に置き換え
てもよい。
【0041】また、上記実施例では、インバータ回路1
1の出力電力が増大するように太陽電池1の動作点を変
化させている場合について説明したが、この他に、太陽
電池1の出力電力が増大するように太陽電池1の動作点
を変化させても構わない。
【0042】
【発明の効果】以上述べた通り本発明によれば、太陽電
池の最大電力追尾のための動作点の変化幅を、太陽電池
の出力電圧の実測値と仮想最適動作電圧との差に応じて
増減させているので、定常運転時には太陽電池の動作点
を、最適動作点近辺へ迅速に変化させ、最適動作点への
追従の精度、及び安定性を向上させることができる。
【0043】また、日射条件が大幅に変動し、太陽電池
の出力電圧が急上昇した場合には、太陽電池の出力電圧
の実測値と仮想最適動作電圧との差に関係なく、動作点
の変化幅を一定期間、小さな値に設定するので、太陽電
池から供給される出力が急上昇することがなく、連系点
における系統電圧などの擾乱を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の太陽光発電装置の全体構成を示すブロ
ック図である。
【図2】電流振幅指令値算出手段に格納されている変化
幅ΔVデータの内容を示す説明図である。
【図3】インバータ出力制御部の構成を示すブロック図
である。
【図4】本発明の運転制御方法の内容を説明するための
フローチャートである。
【図5】日射量をパラメータとした場合の太陽電池の電
圧−電流、及び電圧−電力特性図である。
【図6】最大電力点追尾の概要を説明するための説明図
である。
【符号の説明】
1 太陽光発電装置 2 太陽電池 3 連系インバータ装置 4 商用電力系統 5 配電線 6 負荷 7 解列スイッチ 11 インバータ回路 12 主制御部 13 インバータ出力制御部 14 第1電圧検出手段 15 第1電流検出手段 16 第2電圧検出手段 17 第2電流検出手段 18 A/D変換器 19 ゲート回路 20 ドライブ回路 21 出力状態算出手段 22 故障判定手段 23 電流振幅指令値算出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 甲野藤 正明 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 田中 邦穂 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】太陽電池と、該太陽電池から発生する直流
    出力を所定電圧の交流出力に変換して出力する電力変換
    装置を備え、商用電力系統と連系して負荷に電力を供給
    する太陽光発電装置において、 前記太陽電池の動作点を制御する制御目標値を、該太陽
    電池の出力電圧の実測値と仮想最適動作電圧との差に応
    じて増減する制御目標値の変化幅にて、所定周期で変化
    させると共に、前記太陽電池の出力電圧が急上昇した場
    合には、前記差に関係なく、前記変化幅を一定期間、小
    さな値に設定することを特徴とする太陽光発電装置の運
    転制御方法。
  2. 【請求項2】前記制御目標値は、太陽電池の出力電圧で
    あることを特徴とする請求項1記載の太陽光発電装置の
    運転制御方法。
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