JP2003216174A - プロジェクタの遠隔操作装置 - Google Patents

プロジェクタの遠隔操作装置

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JP2003216174A
JP2003216174A JP2002013486A JP2002013486A JP2003216174A JP 2003216174 A JP2003216174 A JP 2003216174A JP 2002013486 A JP2002013486 A JP 2002013486A JP 2002013486 A JP2002013486 A JP 2002013486A JP 2003216174 A JP2003216174 A JP 2003216174A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プロジェクタを効率よく遠隔操作可能として円
滑なプレゼンテーション実現できるようにする。 【解決手段】プロジェクタ1とこのプロジェクタ1を音
声によって遠隔制御可能なマイク付きコマンダ2とを有
する。マイク付きコマンダ2は、少なくとも、マイクロ
ホン21と、入力されたプレゼンタの音声のうち、音声
認識すべき音声データを認識する音声認識部27と、プ
レゼンタの発話した音声を音声認識部27で音声認識さ
せるかまたは音声認識させないで単に音声として出力さ
せるかの設定を可能とするコマンダ操作部24と、プレ
ゼンテーション用データ入力部28およびそのデータの
記憶部29と、音声認識部27からの音声認識結果を受
けてそれに対応する動作制御信号を生成する機能および
前記入力されたプレゼンテーション用データを処理し
て、プロジェクタ1から出力させるべき画像データや音
声を生成する機能を持つコマンダ制御手段23とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロジェクタの操作
を効率よく行えるようにしたプロジェクタの遠隔操作装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、学会や会議などのプレゼンテーシ
ョンの場では、パーソナルコンピュータ(以下ではPC
という)に接続されたプロジェクタが盛んに利用されて
きている。
【0003】このプロジェクタはPC上の画像をスクリ
ーン上に投影させることができ、多人数を相手にプレゼ
ンテーションを行う場合に極めて好都合なものであり、
今後、より一層の普及が期待される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなプロジェク
タは、投影された画面の切り替えなどプロジェクタに対
する様々な動作制御は、PC本体に接続されたマウスや
キーボードなどを操作することによって行うのが一般的
である。
【0005】したがって、プレゼンテーション会場では
プレゼンタが自らPCのそばでマウス操作などを行いな
がらプレゼンテーションを進めるか、あるいは、別な人
にその操作を依頼して、会議の進行に合わせてPC操作
を行ってもらうなどといった方法がとられれている。
【0006】しかしながら、前者の方法は、プレゼンタ
はスクリーンと聴衆を交互に見ながら、繁雑なPC操作
を行わなければならないので、プレゼンテーションに集
中することができないという問題がある。
【0007】また、会場の規模などによっては、プロジ
ェクタおよびPCの設置位置とプレゼンタの立つ位置と
の距離が遠くにならざるを得ない場合もあり、手元でP
Cの操作が行えないという状況もあり得る。このような
場合は、結局は別な人にPC操作を依頼することになる
が、別な人にPC操作を依頼すると、プレゼンタ以外の
人員の確保が必要となる他、プレゼンタと操作者との間
で操作手順など細かい打ち合わせを入念に行う必要があ
るとともに、実演中において、プレゼンタと操作者の意
気が合わないと、円滑な進行ができず満足なプレゼンテ
ーションが行えないと言う問題もある。
【0008】このような問題点に対処するために、最近
では、ワイヤレスリモコンでマウス操作などを行えるよ
うにしたものも提案されているが、遠隔でマウスを操作
するのは使い勝手が悪く、マウス操作に気をとられるな
どして、プレゼンテーションに集中できないといった問
題もある。
【0009】また、ワイヤレスリモコンにPCの操作を
始めとするプレゼンテーションに必要な機能の殆どを遠
隔で操作可能な操作パネル部などを設けて、そのワイヤ
レスリモコン上のボタン操作でプロジェクタを動作制御
する機能を実現しようするものも提案されている。
【0010】しかし、この種のワイヤレスリモコンは、
ワイヤレスリモコン上での操作内容が多種存在する場合
は、それぞれに対応した多数の操作ボタンが存在するこ
とになり、プレゼンテーション中に急いで何らかの操作
を行おうとしたとき、どの操作ボタンを押したらよいか
を迷ったり、操作ボタンの押し間違いも多く、ボタン操
作に気を取られるなどして、円滑なプレゼンテーション
が行えないと言う問題がある。
【0011】また、たとえば、プレゼンテーションが終
了して、聴衆から質問を受けるような場合、ある特定の
画面をとっさに表示させる必要が多々ある。このような
場合、まず、一覧表示の操作ボタンを押して、次にその
中から必要な画面を選択するための操作ボタンを押すな
ど、ある1つの機能を行わせるために、複数のボタンを
順序だてて操作しなければならないなど、繁雑なボタン
操作を行わざるをえない場合もある。
【0012】そこで本発明は、音声認識機能用いて画面
切替などプレゼンテーションに必要な機能を行わせるこ
とによって、会議の進行に適切に合わせた遠隔操作を可
能とし、円滑なプレゼンテーションを実現可能なプロジ
ェクタの遠隔操作装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明のプロジェクタの遠隔操作装置は、プロ
ジェクタを音声によって遠隔制御可能なマイクロホン付
きコマンダを有するプロジェクタの遠隔操作装置であっ
て、前記マイクロホン付きコマンダは、少なくとも、プ
レゼンタの音声を入力する音声入力手段と、この音声入
力手段に入力されたプレゼンタの音声のうち、音声認識
すべき音声データを認識する音声認識手段と、前記プレ
ゼンタの発話した音声を前記音声認識手段で音声認識さ
せるかまたは音声認識させないで単に音声として出力さ
せるかの設定を可能とする操作手段と、プレゼンテーシ
ョン用データの入力が可能なプレゼンテーション用デー
タ入力手段と、前記音声認識手段からの音声認識結果を
受けてそれに対応する動作制御信号を生成する機能およ
び前記入力されたプレゼンテーション用データを処理し
て、前記プロジェクタから出力すべき画像データや音声
データを生成する機能を持つコマンダ制御手段と、この
コマンダ制御手段で生成された前記動作制御信号および
前記プレゼンテーション用データとしての画像データや
音声データ、さらに、プレゼンタの発話した音声を前記
プロジェクタに送信する信号送信手段とを有した構成と
している。
【0014】このようなプロジェクタの遠隔操作装置に
おいて、前記プレゼンテーション用データ入力手段とし
て、プレゼンテーション用データが記憶された記憶媒体
を前記マイクロホン付きコマンダに装着可能とするスロ
ット部と、前記マイクロホン付きコマンダをネットワー
クに接続可能とするネットワーク接続部の少なくとも一
方を有するようにしている。
【0015】また、前記マイクロホン付きコマンダは、
プレゼンテーション用データ入力手段に入力されたプレ
ゼンテーション用データを記憶する記憶手段を有してい
る。
【0016】また、前記マイクロホン付きコマンダから
前記プロジェクタに対して出力される音声認識結果に対
応する動作制御信号は、表示する画面の順方向及び逆方
向の送りを制御する信号、任意の画面を選択するための
信号、一覧表示を行わせるための信号、プレゼンテーシ
ョン用データが複数のファイルに分かれて存在する場合
は、それぞれのファイルの切り替えや選択を行わせるた
めの信号の少なくとも1つを含んでいる。
【0017】また、前記マイクロホン付きコマンダを着
脱自在に保持するマイクロホン保持台を設け、このマイ
クロホン保持台に前記プレゼンテーション用データ入力
手段を設けるようにしてもい。
【0018】また、前記マイクロホン付きコマンダを着
脱自在に保持するマイクロホン保持台を設け、前記マイ
クロホン付きコマンダ側には、前記音声入力手段、音声
認識手段、操作手段、プレゼンテーション用データ入力
手段、コマンダ制御手段、信号送信手段の各構成要素の
うち、少なくとも、前記音声入力手段と操作手段を設
け、それ以外の前記各構成要素は前記マイクロホン保持
台側に設けるようにしてもよい。
【0019】このように本発明では、プレゼンテーショ
ン用データをマイク付きコマンダ側で読み込んで、その
プレゼンテーション用データから投影すべき画像データ
や音声データをそのマイク付きコマンダ側で生成して、
生成された画像データや音声データをプロジェクタに出
力するようにしているので、従来のように、プロジェク
タをPCに接続してPC上で画像データや音声データを
生成する操作を行う必要がなくなる。また、プロジェク
タに対する画面切替など様々な操作を、音声コマンドに
よる遠隔操作を可能としているので、円滑なプレゼンテ
ーションが行える。また、プレゼンテーション用データ
を取得して、そのプレゼンテーション用データから投影
すべき画像データや音声データをマイク付きコマンダ側
で生成するようにしているので、プロジェクタ側には新
たな処理機能を持たせる必要が無いので、従来からのプ
ロジェクタを殆どそのまま使用することができる。
【0020】また、従来のようなワイヤレスリモコンの
ボタン操作によるコマンドでは、前述したように、操作
ボタンがたくさんあると、どのボタンを押したらよいか
を迷ったり、ボタンの押し間違いも多く、ボタン操作に
気を取られるなどして、円滑なプレゼンテーションが行
えないと言う問題があるが、本発明では、音声でそれら
の操作が可能となるので、効率よい操作が行える。
【0021】これによって、たとえば、プレゼンテーシ
ョンが終了して聴衆からの質問を受けるような場合、あ
る特定の画面を直ちに表示させる必要のある場合でも、
音声によって画面の指定ができるので、ある1つの機能
を行わせるために、複数のボタンを順序だてて操作する
といた煩わしい操作を行う必要がなくなる。
【0022】また、前記プロジェクタ側でプレゼンテー
ション用データを取得するには、プレゼンテーション用
データの記録された記録媒体を、マイク付きコマンダに
設けられたスロット部に装着したり、あるいは、マイク
付きコマンダをネットワークに続し、ネットワークから
取得したりするだけで、プレゼンテーションに必要なプ
レゼンテーション用データの取得が可能となる。
【0023】さらに、マイク付きコマンダ側にプレゼン
テーション用データを記憶する記憶手段を有することに
よって、取得したデータを保存しておくことができ、同
じプレゼンテーション用データを用いたプレゼンテーシ
ョンを繰り返し行うような場合には、その都度、そのプ
レゼンテーション用データを読み込ませる操作を行う必
要がなくなり、きわめて使い勝手のよいプレゼンテーシ
ョンシステムとすることができる。
【0024】また、音声コマンドによって可能となるプ
ロジェクタの動作制御内容としては、表示する画面の順
方向及び逆方向の送り機能、任意の画面の選択機能、一
覧表示、プレゼンテーション用データが複数のファイル
に分かれて存在する場合は、それぞれのファイルの切り
替えや選択する機能などが考えられ、これらの動作制御
を音声によって遠隔で行えることにより、繁雑なボタン
操作などが不要となり、効率のよい円滑なプレゼンテー
ションが可能となる。
【0025】また、マイクロホン付きコマンダを着脱自
在に保持するマイクロホン保持台を設け、このマイクロ
ホン保持台に前記プレゼンテーション用データ入力手段
を設けるようにすることもできる。
【0026】このように、マイクロホン保持台にプレゼ
ンテーション用データ入力手段を設けることにより、プ
レゼンテーション用データを記憶した記憶媒体を差し込
むためのスロット部を大きくすることができるので、メ
モリカードなど小型の記憶媒体だけでなく、フロッピィ
ディスクやコンパクトディスクなどマイク付きコマンダ
2側には装着しにくい形状や大きさを有する記憶媒体用
のスロット部なども設けることができ、これらフロッピ
ィディスクやコンパクトディスクなどを記憶媒体として
使用できるので、より汎用性に優れたものとなる。
【0027】また、マイクロホン付きコマンダを着脱自
在に保持するマイクロホン保持台側に、前記コマンダ制
御手段、音声認識手段、プレゼンテーション用データ入
力手段など主な構成要素の殆どを設けることも可能であ
り、これによれば、マイク付きコマンダを小型・軽量化
することができ、使い勝手より優れたものとすることが
できる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を第1
の実施の形態と第2の実施の形態の2つに分けて説明す
る。
【0029】〔第1の実施の形態〕図1は本発明のプロ
ジェクタの遠隔操作装置を用いたプレゼンテーションシ
ステムの概略的な構成図であり、その構成を大きく分け
ると、プロジェクタ1と本発明のプロジェクタの遠隔操
作装置としてのマイクロホン付きコマンダ(以下ではマ
イク付きコマンダという)2から構成されている。
【0030】プロジェクタ1は従来のプロジェクタが通
常有するプロジェクタとしての機能を有するとともに、
本発明では、マイク付きコマンダ2からの音声データや
制御信号を受信する信号受信機能を有している。
【0031】一方、マイク付きコマンダ2は、プロジェ
クタ1に対して有線または無線でプロジェクタ1を制御
するための様々なコマンド(のちに説明する)を送信す
ることができるものである。ただし、この実施の形態で
は、無線(ワイヤレス)によって音声やコマンドを送信
する場合について説明する。
【0032】このマイク付きコマンダ2は、さらに、プ
レゼンタの発話音声を認識できる音声認識機能を有する
とともに、従来ではPC側で行っていた機能として、プ
レゼンテーション用データを取得してそれを保持する機
能、そのプレゼンテーション用データを処理して、それ
を画像(文字も含む)として投影したり音声として出力
する機能を有している。
【0033】なお、この場合、プレゼンテーション用デ
ータは、たとえば、メモリカードなどの記録媒体3に記
憶されているデータであってもよく、また、ネットワー
ク上に存在するデータであってもよい。
【0034】そして、それらのプレゼンテーション用デ
ータを入力するためのプレゼンテーション用データ入力
手段と入力されたデータを保持するための記憶手段を有
する。すなわち、プレゼンテーション用データが記憶さ
れたメモリカードなどの記憶媒体3の差し込みが可能な
スロット部1aをプレゼンテーション用データ入力手段
として設け、そのスロット部2aに記憶媒体3が差し込
まれることによって、その記憶媒体3に記憶されたプレ
ゼンテーション用データを読み込んでそれを保持するこ
とができるようになっている。
【0035】また、ネットワークからもデータを取得で
きるようにするために、ネットワーク接続部2bをプレ
ゼンテーション用データ入力手段として設け、このネッ
トワーク接続部2bをネットワークに接続することによ
って、必要なプレゼンテーション用データを読み込んで
それを保持することができるようになっている。
【0036】図2はこの第1の実施の形態におけるプロ
ジェクタ1とマイク付きコマンダ2の構成を説明するブ
ロック図である。この図2によりこれらプロジェクタ1
とマイク付きコマンダ2について詳細に説明する。
【0037】プロジェクタ1には、プロジェクタ機能動
作部11、各種の設定や操作を可能とする設定・操作部
12、信号受信部13、プロジェクタ制御部16、D/
A変換器17、スピーカ18などが設けられており、こ
れらの構成要素は、従来からのプロジェクタにはごく普
通に備えられているものである。
【0038】プロジェクタ機能動作部11は、プロジェ
クタにもともと備わっている機能(画像を投影したり画
面切替を行ったりする機能など)を行うもので、プロジ
ェクタ制御部16からの画像データを受けてその画像を
投影するとともに、プロジェクタ制御部16からの動作
制御信号(スライド画面の順送りや逆送り、画像選択、
一覧表示などの制御信号)を受けてそれに対応する動作
を行う。
【0039】信号受信部13は、マイク付きコマンダ2
から送信されてくる音声データや制御信号を受信するも
ので、受信した音声データや制御信号をプロジェクタ制
御部16に渡す。
【0040】なお、マイク付きコマンダ2から送信され
てくる音声データは、この場合、プレゼンタが聴衆に対
して説明などを行うための音声データまたはプレゼンテ
ーション用データに音声データが含まれる場合はその音
声データである。また、マイク付きコマンダ2から送信
されてくる制御信号は、この場合、プレゼンタが現在発
話しているコマンド(音声コマンド)に対応する動作制
御信号(これについては後述する)が含まれる。
【0041】プロジェクタ制御部16は、このプロジェ
クタ1全体の構成要素を制御する機能を有し、この発明
で関係する機能としては、マイク付きコマンダ2から送
られてくる音声データをD/A変換器17に出力する機
能や、マイク付きコマンダ2から送られてくる投影すべ
き画像データや動作制御信号をプロジェクタ機能動作部
11に渡す機能を有する。
【0042】D/A変換器17は、ディジタル化されて
いる音声データをアナログ信号に変換するもので、ここ
では、マイク付きコマンダ2から送られてくるディジタ
ル化された音声データ(聴取に説明するための音声デー
タ)や、プレゼンテーション用データに含まれるディジ
タル化された音声データ(この実施の形態では、これら
の音声データはプロジェクタ制御部16を通過してくる
ようになっている)をD/A変換してスピーカ18から
出力する。
【0043】一方、マイク付きコマンダ2は、ごく一般
的なマイクロホンとして機能としての音声データ出力機
能を有することは勿論、プレゼンテーション用データを
取得してそれを保持する機能、さらに、プロジェクタ1
に対する動作制御信号や投影すべき画像データや出力す
べき音声データを生成する機能を有するもので、マイク
ロホン21、マイクロホンからの音声データをディジタ
ル信号に変換するA/D変換器22、コマンダ制御部2
3、コマンダ操作部24、信号送信部25、特徴分析部
26、音声認識部27、プレゼンテーション用データ入
力部28、プレゼンテーション用データ記憶部29など
を有している。
【0044】プレゼンテーション用データ入力部28
は、この場合、メモリカードなどの記憶媒体3の装着が
可能なスロット部2aやネットワーク接続部2b(図1
参照)を有している。
【0045】このプレゼンテーション用データ入力部2
8のスロット部2aにメモリカードなどの記憶媒体3が
差し込まれることによって、コマンダ制御部23の制御
により、その記憶媒体3に記憶されたプレゼンテーショ
ン用データをプレゼンテーション用データ記憶部29に
読み込ませることができるようになっている。また、ネ
ットワーク接続部2bをネットワークに接続することに
よって、コマンダ制御部23の制御により、ネットワー
ク上に存在するプレゼンテーション用データをプレゼン
テーション用データ記憶部29に読み込ませることがで
きるようになっている。
【0046】コマンダ制御部23は、このマイク付きコ
マンダ2全体の構成要素の制御を行うとともに、上述し
たようなプレゼンテーション用データ記憶部29にプレ
ゼンテーション用データを読み込ませる機能、さらに、
プレゼンテーション用データ記憶部29に読み込まれた
プレゼンテーション用データを取得して、そのプレゼン
テーション用データに含まれる投影すべき画像データや
出力すべき音声データ(ディジタル化された音声デー
タ)を生成する機能を有するソフトウエアを有してい
る。このプロジェクタ制御部23で生成された画像デー
タや音声データは信号送信部25によってプロジェクタ
1側に送信される。
【0047】なお、プレゼンテーション用データから画
像データや音声データを生成する機能を実行するソフト
ウエアは、従来ではPCが持っていて、PC側で画像信
号や音声データを生成してそれをプロジェクタ1に渡し
ていたが、本発明ではこれらの機能をすべてマイク付き
コマンダ2側で行うようにしている。
【0048】特徴分析部26は、マイクロホン21から
入力されたプレゼンタの音声コマンドに対する音声デー
タ(A/D変換器22でA/D変換された音声データ)
をコマンダ制御部23を介して受け取って、音声認識部
20で音声認識に用いられる特徴データを生成するもの
で、その特徴分析結果を音声認識部20に渡す。
【0049】音声認識部27はコマンダ制御部23から
の制御信号によって音声認識を行うものでその認識結果
はコマンダ制御部23に渡される。
【0050】なお、プレゼンテーション用データ記憶部
15は、前述したように、メモリカードなどの記憶媒体
3に記憶されているプレゼンテーション用データや、ネ
ットワークから取得したプレゼンテーション用データを
記憶するものであるが、メモリカードなどの場合は、こ
の実施の形態のように、それらに記憶されたプレゼンテ
ーション用データをプレゼンテーション用データ記憶部
15に一旦読み込ませるようにしてもよいが、メモリカ
ードなどの記憶媒体3からコマンダ制御部23が直接読
み込むようにすることも可能である。
【0051】コマンダ操作部24は、モード切替ボタン
24aを有し、このモード切替ボタン24aの操作によ
って、プレゼンタの発話音声をそのまま出力させるの
か、または、音声認識させるのかを設定することができ
るようになっている。
【0052】たとえば、プレゼンタが聴衆に対して投影
内容の説明を行ったりする場合は、コマンダ操作部24
に設けられたモード切替ボタン24aを押さずにプレゼ
ンタが発話を行い、プレゼンタがプロジェクタ1に対し
て動作制御を行わせるための音声コマンドを発する場合
は、そのモード切替ボタン24aを押しながら発話を行
う。
【0053】このモード切替ボタン24aの操作状態は
コマンダ制御部23が監視し、現在、どのような設定と
なっているかを判断する。つまり、モード切替ボタン2
4aが押されているか否かを示す制御信号がコマンダ制
御部23に送られることで、コマンダ制御部23はモー
ド切替ボタン24aの操作状態を知ることができる。
【0054】これによって、たとえば、モード切替ボタ
ン24aを操作せずに発話すれば、コマンダ制御部23
は、モード切替ボタン24aが操作されていないと判断
して、現在の発話音声は音声コマンドではない(音声認
識すべき音声データではない)と判断し、それによっ
て、その音声データは信号送信部25からプロジェクタ
1側に出力される。
【0055】この音声データはプロジェクタ1側の信号
受信部13で受信されたのち、プロジェクタ制御部16
に送られたのち、D/A変換器17でアナログ信号に変
換されてスピーカ18から音声として出力される。
【0056】また、プレゼンタがモード切替ボタン24
aを操作した状態で発話すれば、コマンダ制御部23
は、モード切替ボタン24aが押されていることを示す
制御信号を受け取ることで、プレゼンタの発話音声が音
声コマンドであると判断し、音声認識処理を行うべく音
声認識部20に通知する。それによって、プレゼンタの
発話した音声は特徴分析部19に送られて特徴分析がな
されたのちに、音声認識部20で音声認識処理される。
そして、その認識結果はコマンダ制御部23に渡され
る。
【0057】このように、プレゼンタがモード切替ボタ
ン24aを押さずに発話を行った場合は、マイク付きコ
マンダ2は、通常のマイクロホンとしての役目を行い、
また、プレゼンタがモード切替ボタン24aを押しなが
ら発話を行った場合は、マイク付きコマンダ2は、プレ
ゼンタがプロジェクタ1に対して動作制御を行うための
音声コマンドを音声認識する処理を行う。
【0058】このような構成において、本発明のプロジ
ェクタの遠隔操作装置を用いたプレゼンテーションシス
テムの具体的な使用例やそのときのプロジェクタの動作
などについて説明する。まず、プレゼンタがプレゼンテ
ーションを行う場合、そのプレゼンテーションに使用す
るプレゼンテーション用データの記憶されたメモリカー
ドなどの記憶媒体3をマイク付きコマンダ2のスロット
部2a(図1参照)に差し込む。そして、このスロット
部2aに差し込まれた記憶媒体3に記憶されているプレ
ゼンテーション用データをマイク付きコマンダ2の記憶
手段(プレゼンテーション用データ記憶部29)に読み
込ませておく。なお、プレゼンテーション用データはネ
ットワーク上から取得することもできる。
【0059】このようにして、プレゼンテーションを行
うべく準備がなされると、プロジェクタ1をプレゼンテ
ーション会場に設置する。そして、プレゼンタはマイク
付きコマンダ2を持って、演壇に立ち、プレゼンテーシ
ョンを開始する。このとき、プロジェクタ1はマイク付
きコマンダ2からの信号を良好に受信できる位置であれ
ば、投影面に投影しやすい任意の場所に設置することが
でき、プレゼンタの近くに設置する必要は特にない。
【0060】プロジェクタ1のプロジェクタ制御部16
は、マイク付きコマンダ2から送られてくるプレゼンテ
ーション用データ(投影すべき画像データや出力すべき
音声データ)をプロジェクタ機能動作部11やA/D変
換器17に出力する。
【0061】すなわち、画像データはプロジェクタ機能
動作部11に与えられて投影面に画像として投影され
る。また、音声データはD/A変換器17に出力され、
アナログ信号に変換されたのちにスピーカ18から出力
される。
【0062】一方、マイク付きコマンダ2は、プロジェ
クタ1に対してこの実施の形態ではワイヤレスで、画面
切替や画面選択など各種の動作制御を行うことができる
とともに、聴衆に対して投影画像の説明を行うための音
声データを送信できるようになっている。
【0063】このとき、聴衆に対する投影画像の説明な
どを行う場合には、モード切替ボタン24aを押さず
に、マイク付きコマンダ2に向かって発話すれば、その
音声データは音声認識されずに、そのまま、信号送信部
25からプロジェクタ1の信号受信部13に送信された
のち、プロジェクタ制御部16によって、D/A変換器
17に出力され、D/A変換器17でアナログ信号に変
換されたのちにスピーカ18から出力される。
【0064】また、プレゼンタがプロジェクタ1に対し
て音声コマンドを送る場合には、マイク付きコマンダ2
のモード切替ボタン24aを押しながら発話する。
【0065】たとえば、画面の切り替えのための音声コ
マンドとして、「次の画面」といった発話を行ったとす
る。このとき、コマンダ制御部23は、モード切替ボタ
ン24aが押されていることを示す制御信号を受け取る
ので、現在は音声コマンドが発話される状態であって、
その音声コマンドを認識してその認識結果に対応する動
作を行う状態、つまり、音声認識モードであることを理
解する。
【0066】したがって、プレゼンタの発話した「次の
画面」の音声データは、特徴分析部26に入力されて、
特徴分析されて、その特徴データが音声認識部27に渡
され、プレゼンタの発話内容が認識され、その認識結果
はコマンダ制御部23に渡される。
【0067】コマンダ制御部23では、その認識結果に
対応する動作制御信号を生成し、その動作制御信号は信
号送信部25からプロジェクタ1の信号送信部13を介
してプロジェクタ制御部16に送られる。
【0068】プロジェクタ制御部16ではマイク付きコ
マンダ2から送られてきた音声認識結果に基づく動作制
御信号をプロジェクタ機能動作部11に渡す。この場
合、認識結果は「次の画面」であるので、投影すべき画
面を次の画面に切り替えるべく動作制御信号がプロジェ
クタ機能動作部11に渡される。これによって、プロジ
ェクタ機能動作部11は、投影すべき画面を次の画面に
切り替えるべく動作を行う。
【0069】なお、音声コマンドの種類は様々設定する
ことができる。たとえば、画面を進める場合には、上述
したように、「次の画面」の他、単に「次」でもよい。
また、画面を前に戻す場合は、「前」あるいは「前の画
面」とする。さらに、画面を飛ばして、ある特定の画面
を指定する場合は、たとえば、「何番目」というように
画面の番号を指定することもでき、また、全体を1つの
画面に表示させる「一覧表示」といった音声コマンドも
使えるようにする。
【0070】さらに、画面の切り替えだけでなく、音声
のボリュームの設定や、プレゼンテーション用データ記
憶部に用意されているプレゼンテーション用データが幾
つかのファイルで構成されている場合には、そのファイ
ルの指定なども行えるようにするなど、様々な音声コマ
ンドの設定が行える。
【0071】なお、このような様々な音声コマンドに対
応できるようにするには、コマンダ制御部23では、音
声認識部27での認識結果に対応した動作制御信号を生
成する必要があるため、どのような認識結果のときはど
のような動作制御信号を出すかを予め設定しておけばよ
い。
【0072】たとえば、「次の画面」あるいは「次」と
いう認識結果に対しては、投影すべき画面を次に切り替
える制御を行わせるための動作制御信号を生成し、「前
の画面」あるいは「前」という認識結果に対しては、投
影すべき画面を前に戻す制御を行わせるための動作制御
信号を生成するというように予め設定しておく。
【0073】また、プレゼンテーション用データ記憶部
29に記憶されているそれぞれの画面に対応するデータ
(画面データという)の中から、ある特定の画面データ
を読み出して投影させたい場合、その画面データが何番
目の画面データであるが直ちにわからなくても、その画
面データに表題が有れば、その表題を音声コマンドとし
て与えたり、その画面データ内容の特徴を音声コマンド
として与えることにより、それに該当する画面データを
検索して、それを読み出して投影させることができるよ
うな機能をコマンダ制御部23に持たせることもでき
る。
【0074】以上説明したように、この第1の実施の形
態によれば、プレゼンテーション用データをマイク付き
コマンダ2側で読み込んで、それをプレゼンテーション
用データ記憶部29に記憶させておき、記憶されている
プレゼンテーション用データから、投影すべき画像デー
タや出力すべき音声データを生成して出力できるように
しているので、従来のように、プロジェクタ1をPCに
接続してPC上において、投影すべき画像データや出力
すべき音声データを生成する処理を行う必要がなくな
る。
【0075】また、プロジェクタ1に対する画面切替な
ど、様々な動作制御を音声コマンドによって可能とする
ので、プレゼンタはプロジェクタ1の遠隔操作が容易と
なり、円滑なプレゼンテーションが行える。すなわち、
従来のように、ワイヤレスリモコンのボタン操作による
コマンドでは、前述したように、操作ボタンがたくさん
あると、どのボタンを押したらよいかを迷ったり、ボタ
ンの押し間違いも多く、ボタン操作に気を取られるなど
して、円滑なプレゼンテーションが行えないと言う問題
があるが、本発明では、音声でそれらの操作が可能とな
るので、効率よい操作が行える。
【0076】これによって、たとえば、プレゼンテーシ
ョンが終了して聴衆からの質問を受けるような場合、あ
る特定の画面を直ちに表示させる必要がある場合でも、
音声によって画面の指定ができるので、ある1つの機能
を行わせるために、複数のボタンを順序だてて操作する
といた煩わしい操作を行う必要がなくなる。
【0077】また、プレゼンテーション用データ記憶部
29に記憶されているたくさんの画面データの中から、
ある特定の画面データを読み出して投影させたい場合、
その画面データが何番目かが直ちにわからなくても、前
述したように、その画面データの表題やその画面データ
内容の特徴などを音声コマンドとして与えるだけで、そ
れに該当する画像を検索して投影させるといったことも
可能であるので、後から必要な画面データを読み出して
投影するような場合はきわめて便利なものとなる。
【0078】また、プレゼンテーション用データ入力部
28、入力されたプレゼンテーション用データを保持す
るプレゼンテーション用データ記憶部29、この記憶部
29に記憶されているプレゼンテーション用データか
ら、投影すべき画像データや出力すべき音声データを生
成して出力できる機能を有するソフトウエアは、マイク
付きコマンダ2側に設けるようにしているので、プロジ
ェクタ1は従来のプロジェクタを殆どそのまま使用する
ことができることも大きな特徴の1つである。
【0079】〔第2の実施の形態〕図3は本発明の第2
の実施の形態を説明する図であり、この図3の構成は、
本発明のプロジェクタの遠隔操作装置の構成要素とし
て、マイク付きコマンダ2の他に、このマイク付きコマ
ンダ2を着脱自在に保持するマイクロホン保持台(以下
ではマイクスタンドという)4を設け、このマイクスタ
ンド4に、プレゼンテーション用データ入力部28のス
ロット部4aやネットワーク接続部4bを設けるように
したものである。
【0080】そして、マイク付きコマンダ2とマイクス
タンド4のそれぞれに両者を電気的に接続可能となるよ
うなコネクタなどの接続用端子(マイク付きコマンダ2
側の接続端子2tとマイクロホンスタンド4側の接続端
子4t)を設け、マイク付きコマンダ2をマイクロホン
スタンド4に保持させるとき、両者の接続端子2t,4
tを接続させることにより、スロット部4aに差し込ま
れた記憶媒体3上のプレゼンテーション用データや、ネ
ットワーク接続部4bに接続されたネットワークからの
プレゼンテーション用データを、マイク付きコマンダ2
側のプレゼンテーション用データ記憶部29に取り込む
ことができる。
【0081】図4はこのような構成をブロック図で示す
ものである。この図4からもわかるように、マイクスタ
ンド4には、プレゼンテーション用データ入力部41が
設けられるとともに、接続端子4tが設けられている。
【0082】また、マイク付きコマンダ2には、マイク
ロホン21、A/D変換器22、コマンダ制御部23、
コマンダ操作部24(モード切替ボタン24aも含
む)、信号送信部25、特徴分析部26、音声認識部2
7、プレゼンテーション用データ記憶部29、接続端子
2tが設けられる。
【0083】なお、プロジェクタ1はその構成や機能は
前述の第1の実施の形態で説明したと同様であるので、
その説明は省略する。
【0084】このように、第2の実施の形態では、プレ
ゼンテーション用データ入力部41をマイクスタンド4
側に設けている。これによって、記憶媒体3を差し込む
ためのスロット部4aを大きくすることができるので、
メモリカードなど小型の記憶媒体だけでなく、フロッピ
ィディスクやコンパクトディスク(CDという)などマ
イク付きコマンダ2側には装着しにくい形状や大きさを
持つ記憶媒体用のスロット部なども設けることができ、
これらフロッピィディスクやCDなど多様な記憶媒体を
用いることができることから、より汎用性に優れたもの
となる。
【0085】このような構成とすることによって、プレ
ゼンテーション用データをマイク付きコマンダ2側に取
り込むときは、マイク付きコマンダ2をマイクスタンド
4に保持し(このとき、両者の接続端子2t,4tを接
続した状態で保持させる)、マイクスタンド4のスロッ
ト部4aにメモリカード、フロッピィディスク、CDな
どいずれかの記憶媒体3をそれぞれ対応するスロット部
に差し込んで、その記憶媒体3上のプレゼンテーション
用データを、マイク付きコマンダ2側のプレゼンテーシ
ョン用データ記憶部29に読み込ませたり、ネットワー
ク接続部4bをネットワークに接続してネットワーク上
のプレゼンテーション用データを、マイク付きコマンダ
2側のプレゼンテーション用データ記憶部29に読み込
ませたりする。
【0086】このようにして、マイク付きコマンダ2側
のプレゼンテーション用データ記憶部29にプレゼンテ
ーション用データを読み込ませれば、あとは、このマイ
ク付きコマンダ2を前述の第1の実施の形態と同様に用
いることができる。
【0087】また、マイクスタンド4には、プレゼンテ
ーション用データ入力部28だけでなく、図1で示した
マイク付きコマンダ2が有する主な構成要素を設けるこ
とも可能である。
【0088】たとえば、図5に示すように、マイク付き
コマンダ2側には、マイクロホン21とコマンダ操作部
24(モード切替ボタン24aも含む)、接続端子2t
のみを設け、それ以外の構成要素、すなわち、A/D変
換器22、コマンダ制御部23、信号送信部25、特徴
分析部26、音声認識部27、プレゼンテーション用デ
ータ入力部28、プレゼンテーション用データ記憶部2
9はマイクスタンド4側に設ける。
【0089】なお、図5においては、 これらA/D変
換器22、コマンダ制御部23、信号送信部25、特徴
分析部26、音声認識部27、プレゼンテーション用デ
ータ入力部28、プレゼンテーション用データ記憶部2
9の符号を変えて、A/D変換器42、コマンダ制御部
43、信号送信部45、特徴分析部46、音声認識部4
7、プレゼンテーション用データ入力部41、プレゼン
テーション用データ記憶部48としてある。
【0090】そして、マイク付きコマンダ2からの音声
はマイクスタンド4に対してケーブルや無線で送信でき
るようにする。なお、この図4の場合は接続ケーブル5
によってマイク付きコマンダ2の接続端子2tとマイク
スタンド4の接続端子4tを接続した例について示され
ている。
【0091】この図5に示すような構成とすることによ
って、図4と同様に、メモリカードなど小型の記憶媒体
だけでなく、フロッピィディスクやCDなどマイク付き
コマンダ2側には装着しにくい形状や大きさを持つ記憶
媒体用のスロット部なども設けることができる。これに
よって、プレゼンテーション用データを記憶する記憶媒
体3としてフロッピィディスクやCDなども使用できる
ので、より汎用性に優れたものとなるといった効果の
他、マイク付きコマンダ2側の主な構成要素はマイクロ
ホン21とコマンダ操作部24とあとは接続端子2t程
度で済むので、マイク付きコマンダ2の小型・軽量化が
図れる。
【0092】なお、この図5に示すような構成としたと
きのマイク付きコマンダ2の使用方法やプロジェクタの
動作などについては既に説明した通りであるので、ここ
ではその説明は省略する。
【0093】また、この第2の実施の形態で説明したマ
イクスタンド4はマイク付きコマンダ2を充電するため
の充電器としての機能を持たせることも可能であり、そ
の場合、充電用端子(図示せず)をマイク付きコマンダ
2側とマイクスタンド4側にそれぞれ設け、両者の充電
用端子が接触するようにマイク付きコマンダ2をマイク
スタンド4に保持させることで、マイクスタンド4側の
充電機能が働いてマイク付きコマンダ2への充電が自動
的になされるようにすることもできる。
【0094】以上説明したようにこの第2の実施の形態
は、前述した第1の実施の形態で説明した効果と同様の
効果が得られる他、記憶媒体3を差し込むためのスロッ
ト部を大きくすることができるので、メモリカードなど
小型の記憶媒体だけでなく、フロッピィディスクやCD
などマイク付きコマンダ2側には装着しにくい形状や大
きさを持つ記憶媒体用のスロット部なども設けることが
でき、これらフロッピィディスクやCDなど多様な記憶
媒体を使用できるので、より汎用性に優れたものとな
り、また、図5のような構成とすることにより、マイク
付きコマンダを小型・軽量なものとすることができる。
【0095】なお、本発明は以上説明した実施の形態に
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能となるものである。たとえば、前
述の各実施の形態では、マイク付きコマンダ2側で音声
認識する内容は、プレゼンタが発話する画面切替や画面
選択など、プロジェクタ1を操作するための音声コマン
ドであったが、音声コマンドだけではなく、プレゼンタ
の説明内容をも音声認識することは可能であり、その認
識結果を用いることによって、コマンダ制御部23で
は、画面切替や画面選択など以外の動作制御信号を生成
することも可能となる。
【0096】たとえば、コマンダ制御部23が音声認識
部27からプレゼンタの説明内容の認識結果を受け取る
と、現在、投影画面のどの部分についてを説明している
のかを理解し、説明している部分を色を変えて表示した
り、その部分を指示するマークを表示させたりする制御
を行うことも可能となる。
【0097】また、前述の第1および第2の実施の形態
では、聴衆に説明するための音声はプロジェクタに備え
られているスピーカを用いるようにしたが、プレゼンテ
ーション会場が広く、プロジェクタ1に装備されたスピ
ーカでは音が会場の隅々まで届きにくい場合には、たと
えば、その会場に設置されているアンプやスピーカなど
別に用意された音響機器を用いることもできる。
【0098】また、前述の第1および第2の実施の形態
で説明したプレゼンテーションシステムでは、プレゼン
タの発話する音声によってを遠隔制御を可能とするため
に、音声の入力が可能なマイク付きコマンダ2を設け、
そのマイク付きコマン2側で音声認識し、その音声認識
結果に応じた動作制御信号をプロジェクタ1側に送信し
て、プロジェクタ1側でそれに対応した動作制御を行う
と言うように、音声によって遠隔操作を可能とした例に
ついて説明したが、音声だけでなく、従来からの操作ボ
タンによる遠隔操作も併用できるようにしてもよいこと
は勿論である。
【0099】つまり、マイク付きコマンダ2には、プロ
ジェクタ2の遠隔操作が可能となるような各種の動作制
御に対応した操作ボタンを設け、音声によっても動作制
御可能とするとともに、操作ボタンによっても動作制御
可能とする。これにより、たとえば、何らかの原因で音
声による動作制御が適正に行われないような場合には、
操作ボタンによる遠隔制御も可能となるので、より使い
勝手に優れたものとすることができる。
【0100】また、前述の各実施の形態では、マイク付
きコマンダ2からプロジェクタ1に対しては、無線(ワ
イヤレス)によって音声データや制御信号などを送るよ
うにしたが、無線でなく、有線によっても実現できるこ
とは勿論である。この場合、プロジェクタ1にマイク付
きコマンダ2を接続するコネクタなどを設けることで実
現できる。
【0101】また、本発明のプレゼンテーションシステ
ムで用いられるプロジェクタは、投射表示型のプロジェ
クタに限られるものではなく、リア表示型プロジェクタ
など画像の表示形式は問わず、幅広いプロジェクタを用
いることができる。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
レゼンテーション用データをマイク付きコマンダ側で読
み込んで、マイク付きコマンダ側でそのプレゼンテーシ
ョン用データから投影すべき画像データや音声データを
生成して出力できるようにしているので、従来のよう
に、プロジェクタをPCに接続してPC上で画像データ
や音声データを生成する操作を行う必要がなくなる。ま
た、プロジェクタに対する画面切替など様々な操作を、
音声による遠隔操作を可能としているので、円滑なプレ
ゼンテーションが行える。
【0103】また、従来のように、ワイヤレスリモコン
のボタン操作によるコマンドでは、前述したように、操
作ボタンがたくさんあると、どのボタンを押したらよい
かを迷ったり、ボタンの押し間違いも多く、ボタン操作
に気を取られるなどして、円滑なプレゼンテーションが
行えないと言う問題があるが、本発明では、音声でそれ
らの操作が可能となるので、効率よい操作が行える。
【0104】これによって、たとえば、プレゼンテーシ
ョンが終了して聴衆からの質問を受けるような場合、あ
る特定の画面をとっさに表示する必要のある場合にも、
音声によって画面の指定ができるので、ある1つの機能
を行わせるために、複数のボタンを順序だてて操作する
といた煩わしい操作を行う必要がなくなる。
【0105】また、プレゼンテーション用データを入力
してそれを保持する機能や、入力されたプレゼンテーシ
ョン用データから、投影すべき画像データや出力すべき
音声データを生成して出力できる機能を有するソフトウ
エアは、マイク付きコマンダ側に設けるようにしている
ので、プロジェクタは従来のプロジェクタを殆どそのま
ま使用することができるので、本発明のプロジェクタの
遠隔操作装置を用いることで汎用性に優れたプレゼンテ
ーションシステムとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロジェクタの遠隔操作装置を用いた
プレゼンテーションシステムの第1の実施の形態を説明
する外観的な概略構成図である。
【図2】図1で示した本発明のプロジェクタの遠隔操作
装置を用いたプレゼンテーションシステムの構成を示す
ブロック図である。
【図3】本発明のプロジェクタの遠隔操作装置を用いた
プレゼンテーションシステムの第2の実施の形態を説明
する外観的な概略構成図である。
【図4】図3で示した本発明のプロジェクタの遠隔操作
装置を用いたプレゼンテーションシステムの構成を示す
ブロック図である。
【図5】本発明のプロジェクタの遠隔操作装置を用いた
プレゼンテーションシステムの第2の実施の形態の変形
例を説明するブロック図である。
【符号の説明】
1 プロジェクタ 2 マイクロホン付きコマンダ(マイク付きコマンダ) 3 記憶媒体 4 マイクロホン保持台(マイクスタンド) 2a,4a スロット部 2b,4b ネットワーク接続部 2t,4t 接続端子 11 設定・操作部 12 プロジェクタ機能動作部 13 信号受信部 16 プロジェクタ制御部 17 D/A変換器 18 スピーカ 21 マイクロホン 22,42 A/D変換器 23,43 コマンダ制御部 24 コマンダ操作部 24a モード切替ボタン 25,45 信号送信部 26,46 特徴分析部 27,47 音声認識部 28,41 プレゼンテーション用データ入力部 29,48 プレゼンテーション用データ記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/28 G10L 3/00 551G

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロジェクタを音声によって遠隔制御可
    能なマイクロホン付きコマンダを有するプロジェクタの
    遠隔操作装置であって、 前記マイクロホン付きコマンダは、少なくとも、プレゼ
    ンタの音声を入力する音声入力手段と、この音声入力手
    段に入力されたプレゼンタの音声のうち、音声認識すべ
    き音声データを認識する音声認識手段と、前記プレゼン
    タの発話した音声を前記音声認識手段で音声認識させる
    かまたは音声認識させないで単に音声として出力させる
    かの設定を可能とする操作手段と、プレゼンテーション
    用データの入力が可能なプレゼンテーション用データ入
    力手段と、前記音声認識手段からの音声認識結果を受け
    てそれに対応する動作制御信号を生成する機能および前
    記入力されたプレゼンテーション用データを処理して、
    前記プロジェクタから出力すべき画像データや音声デー
    タを生成する機能を持つコマンダ制御手段と、このコマ
    ンダ制御手段で生成された前記動作制御信号および前記
    プレゼンテーション用データとしての画像データや音声
    データ、さらに、プレゼンタの発話した音声を前記プロ
    ジェクタに送信する信号送信手段とを有することを特徴
    とするプロジェクタの遠隔操作装置。
  2. 【請求項2】 前記プレゼンテーション用データ入力手
    段として、プレゼンテーション用データが記憶された記
    憶媒体を前記マイクロホン付きコマンダに装着可能とす
    るスロット部と、前記マイクロホン付きコマンダをネッ
    トワークに接続可能とするネットワーク接続部の少なく
    とも一方を有することを特徴とする請求項1記載のプロ
    ジェクタの遠隔操作装置。
  3. 【請求項3】 前記プレゼンテーション用データ入力手
    段に入力されたプレゼンテーション用データを記憶する
    記憶手段を有することを特徴とする請求項1または2記
    載のプロジェクタの遠隔操作装置。
  4. 【請求項4】 前記マイクロホン付きコマンダから前記
    プロジェクタに対して出力される音声認識結果に対応す
    る動作制御信号は、表示する画面の順方向及び逆方向の
    送りを制御する信号、任意の画面を選択するための信
    号、一覧表示を行わせるための信号、プレゼンテーショ
    ン用データが複数のファイルに分かれて存在する場合
    は、それぞれのファイルの切り替えや選択を行わせるた
    めの信号の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求
    項1から3のいずれかに記載のプロジェクタの遠隔操作
    装置。
  5. 【請求項5】 前記マイクロホン付きコマンダを着脱自
    在に保持するマイクロホン保持台を設け、このマイクロ
    ホン保持台に前記プレゼンテーション用データ入力手段
    を設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに
    記載のプロジェクタの遠隔操作装置。
  6. 【請求項6】 前記マイクロホン付きコマンダを着脱自
    在に保持するマイクロホン保持台を設け、前記マイクロ
    ホン付きコマンダ側には、前記音声入力手段、音声認識
    手段、操作手段、プレゼンテーション用データ入力手
    段、コマンダ制御手段、信号送信手段の各構成要素のう
    ち、少なくとも、前記音声入力手段と操作手段を設け、
    それ以外の前記各構成要素は前記マイクロホン保持台側
    に設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに
    記載のプロジェクタの遠隔操作装置。
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