JP2003214859A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JP2003214859A
JP2003214859A JP2002016565A JP2002016565A JP2003214859A JP 2003214859 A JP2003214859 A JP 2003214859A JP 2002016565 A JP2002016565 A JP 2002016565A JP 2002016565 A JP2002016565 A JP 2002016565A JP 2003214859 A JP2003214859 A JP 2003214859A
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JP2002016565A
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Hiroki Ota
宏樹 太田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地図情報配信型のナビゲーション装置におい
て、使用する無線回線を地図情報の入手計画に従ってそ
れぞれ決定し、安価に素早く必要な地図情報が入手でき
るようにする。 【解決手段】 GPS受信機11及び自立センサ12に
計算した現在位置から入力部13で入力した目的地まで
の経路を制御部17が検索し、この経路においてそれぞ
れ通信可能な無線回線及びその無線回線の属性(通信速
度、通信料金など)を出力し、この無線回線及び属性を
基に、いつどのエリアの地図情報をどの無線回線を用い
て入手するかという地図情報の入手計画を策定し、この
策定された計画に従ってそれぞれの地図情報をそれぞれ
の無線送受信部15により無線回線を介してセンタより
入手するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地図情報をセンタ
より入手する、いわゆる、地図情報配信型のナビゲーシ
ョン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、地図情報をセンタより入手す
る、いわゆる、地図情報配信型のナビゲーション装置
は、例えば、特開2000−251196号公報に記載
されて公知である。すなわち、この公報には、端末から
現在位置及び目的地をセンタに送信すると、センタでこ
の現在位置及び目的地を受信し、それを基に現在位置か
ら目的地までの最適ルートを検索し、そのルートにあっ
た地図情報を端末に送信するものが開示されている。し
たがって、このナビゲーション装置でも、センタにおい
て最新の地図情報を保有していれば、端末側でも必要な
ときに任意に最新の地図情報を入手することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このナ
ビゲーション装置では、通信回線や地図情報のデータ量
などが一切考慮されておらず、通信費が著しく増大する
可能性がある。特に、通信回線には色々な種類があり、
キャリア会社によっても料金体系が異なり、使用してい
る端末によっても使用できる通信回線が限定されるな
ど、色々な状況が考えられ、大量の地図情報を入手した
場合、その情報コストに加えて、膨大な通信費が掛かっ
てしまうという可能性がある。
【0004】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、簡単な構成で、通信費を極力少なくできる地図
情報配信型のナビゲーション装置を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のナビゲーション
装置は、現在位置を算出する現在位置算出手段と、現在
位置と入力手段によって入力された目的地とを基に現在
位置から目的地までの経路を検索する経路検索手段と、
経路の全ての地図情報が存在するかどうかを判断する判
断手段と、判断手段によって地図情報の一部でも存在し
ないと判断した場合、必要な地図情報を外部から入手す
るための入手計画を策定する策定手段と、入手計画に従
って必要な地図情報を外部から入手する入手手段とを備
えた構成とした。
【0006】この構成により、現在位置から目的地まで
の経路における地図情報が一部でも存在しなければ、そ
の地図情報を入手するための入手計画が策定され、入手
手段によって入手されるため、地図情報が一部存在しな
い場合でも、入手計画に従ってその地図情報が入手され
ることになり、入手計画において、希望する無線回線を
選択するようにしておけば、その無線回線が選択され、
安価に素早く、必要な地図情報を入手することができ
る。
【0007】また、本発明のナビゲーション装置は、策
定手段を経路及び経路における通信可能な無線回線並び
に無線回線の属性を基にして入手計画を策定する構成と
した。
【0008】この構成により、策定手段が現在位置から
目的地までの経路における通信可能な無線回線の中か
ら、その無線回線の属性を基にして最適の無線回線を選
択し、現在位置から目的地までの必要な地図情報の入手
するように入手計画を策定することになり、安価に素早
く、必要な地図情報を入手できる。
【0009】また、本発明のナビゲーション装置は、無
線回線の属性として通信速度を含むようにし、策定手段
が通信速度の早い無線回線を優先的に選択するように構
成した。
【0010】この構成により、通信速度の速い無線回線
が優先的に選択されることになり、必要な地図情報を素
早く入手したい場合、それに充分応えることができる。
【0011】また、本発明のナビゲーション装置は、無
線回線の属性として通信料金を含むようにし、策定手段
が通信料金の安い無線回線を優先的に選択するように構
成した。
【0012】この構成により、通信料金の安い無線回線
が優先的に選択されることになり、必要な地図情報を安
価な通信料金で入手したい場合、それに充分応えること
ができる。
【0013】また、本発明のナビゲーション装置は、策
定手段を地図情報を入手するタイミング及びタイミング
で入手する地図情報の容量並びに外部との無線回線のう
ち、少なくとも一つを選択決定できる構成とした。
【0014】この構成により、策定手段によって策定さ
れる入手計画に地図情報を入手するタイミング、地図情
報の容量、無線回線をそれぞれ含むものになり、各タイ
ミングにおいてそれぞれ必要な地図情報の容量、無線回
線が選択されることになり、地図情報の入手をより効率
的に行なうことができる。
【0015】また、本発明のナビゲーション装置は、現
在位置を算出する現在位置算出手段と、現在位置と入力
手段によって入力された目的地とを無線回線を介してセ
ンタに送信する送信手段と、送信手段によって送信され
た現在位置及び目的地に基づいて検索された現在位置か
ら目的地までの経路及び経路における通信可能な無線回
線並びに無線回線の属性を少なくとも含む検索情報をセ
ンタから受信する受信手段と、検索情報を基にして希望
する無線回線を選択し地図情報の入手計画を策定する策
定手段と、入手計画に従って希望する無線回線を介して
経路における地図情報をセンタより入手する入手手段と
を備えた構成とした。
【0016】この構成により、現在位置から目的地まで
の経路及びその経路における通信可能な無線回線並びに
その無線回線の属性をそれぞれセンタより入手すること
ができ、センタに新しい情報があれば、常にそれを利用
することができ、また、センタより得た通信可能な無線
回線の属性に基づいて希望する無線回線を選択し入手計
画を策定するようにしているため、常に最新の情報を基
に、素早く安価に必要な地図情報を入手することができ
るという作用を有する。
【0017】また、本発明のナビゲーション装置は、検
索情報を記憶する記憶手段を有し、策定手段が記憶手段
に記憶された検索情報を基にして利用者が希望する無線
回線を選択する構成とした。
【0018】この構成により、センタより入手した経
路、無線回線、属性がそれぞれ記憶手段に記憶され保存
されるため、再度、同じ目的地に行く場合や同じ目的地
までの経路を一部使用する場合などには、記憶部に記憶
された無線回線、属性の情報をそのまま使用することが
可能であり、いちいちこの分の情報をセンタより入手し
なくてもよいという作用を有する。
【0019】さらに、本発明のナビゲーション装置は、
入手手段が経路における地図情報を入手する各地点の手
前でそれぞれ各地点の周辺地図情報を順次入手する構成
とした。
【0020】この構成により、各地点の周辺地図情報が
それぞれその地点の手前で順次入手されることになり、
地図情報を記憶する記憶手段として記憶容量の大きなも
のを必要としないという作用を有する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0022】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態におけるナビゲーション装置の概略ブロ
ック図、図2は同じく第1の実施の形態におけるナビゲ
ーション装置の動作を示す流れ図、図3は同じく第1の
実施の形態におけるナビゲーション装置の動作を説明す
るための経路と地図情報の関係を示す、図4は同じく第
1の実施の形態におけるナビゲーション装置の動作を説
明するための(a)地図情報を入手する地点と情報の関
係を示す図及び(b)各無線回線に関する情報を示す図
である。
【0023】本発明の第1の実施の形態におけるナビゲ
ーション装置は、図1に示すように、GPS衛星からの
電波を受信するGPS受信機11と、車速センサやジャ
イロから構成される自立センサ12とを備えている。
【0024】そして、GPS受信機11の出力や自立セ
ンサ12の出力は、共に制御部17に入力され、ここ
で、両出力を基に現在位置が測位されるように構成され
ている。
【0025】また、入力部13は、目的地や各種情報、
指示などを入力するためのものであり、目的地が入力さ
れ、経路を検索するための指示が入力されると、制御部
17がこれらを検知し、先に測位された現在位置からこ
こで入力された目的地までの経路を検索するように構成
されている。
【0026】ここで、現在位置から目的地までの経路検
索に際しては、ユーザが入力部13を用いて入力した時
間優先か距離優先か、一般道路優先か有料道路優先かと
いった条件やVICSなどから入手した道路渋滞情報等
を考慮して希望する最適の経路が検索されるように構成
されている。
【0027】表示部14は、このようにして検索された
経路及び現在位置を表示するためのものであるが、この
他にも各種情報、指示などを入力する際の表示部として
も作用するように構成されている。
【0028】無線送受信部15は、制御部17からの指
示により図示していないセンタと無線回線を介して通信
し、センタより必要な地図情報などを入手するためのも
のである。そして、記憶部16は、入手した地図情報な
どを記憶し保存するためのものであり、経路、現在位置
などを表示部14で表示するとき、この記憶部16に記
憶された地図情報が使用されるように構成されている。
【0029】次に、図2〜図4を用いて本発明の第1の
実施の形態におけるナビゲーション装置の動作を説明す
る。
【0030】本実施の形態では、先に説明したように、
GPS受信機11の出力や自立センサ12の出力を用い
て現在位置が算出され(ステップ201)、入力部13
を用いて目的地が入力されると(ステップ202)、制
御部17が先ず現在位置から目的地までの経路を検索す
る(ステップ203)。ここで、目的地までの経路検索
に際して、入力部13から入力された時間優先か距離優
先か、一般道路優先か有料道路優先かといった条件やV
ICSなどで入手した道路渋滞情報等が考慮されること
は先に説明した通りである。
【0031】そして、経路が検索されると、記憶部16
に記憶された地図情報の中に、先に検索された経路の全
ての地図情報が存在するかどうかの判定が行なわれる
(ステップ204)。判定の結果、必要とする縮尺にお
いて一部でも経路の地図情報が存在しない場合には、外
部から入手すべき地図エリアを算出し、その地図エリア
の地図情報入手計画を策定する(ステップ205)。
【0032】地図情報の入手計画策定に際しては、先
ず、現在位置から目的地までの経路、その経路における
通信可能な無線回線、各無線回線の属性(通信速度、通
信料金)などを用い、いつどの地点でどのような地図情
報をどのような無線回線を介してセンタより入手するか
といった地図情報の入手計画を策定する。
【0033】例えば、図3に示すように、現在位置A0
から目的地までの経路においてF0〜F6の地図情報が
必要であったとする。この場合、F0〜F6の地図情報
をいつどの通信回線を通して入手するか、その地図情報
の入手計画を策定する。
【0034】すなわち、例えば、図4(a)に示すよう
に、F0、F1、F2の地図情報はA0で、F3、F4
の地図情報はA1で、F5、F6の地図情報はA2でと
いうようにそれぞれその地図情報を入手する地点を決定
する。そして、それぞれの地点A0、A1、A2で通信
可能な無線回線としてどのようなものがあるかを検索
し、この中からそれぞれの地点A0、A1、A2で使用
するそれぞれの通信可能な無線回線を1つ選択決定す
る。
【0035】通信可能な無線回線P1〜P8は、図4
(b)に示すように、それぞれ通信速度、通信料金など
が異なっており、これらを判断した上で希望する無線回
線を選択する。
【0036】例えば、入力部13を用いて、予め通信料
金の安い無線回線を優先的に選択する、あるいは、通信
速度の早い無線回線を優先的に選択すると入力しておけ
ば、制御部17がこの入力された情報を基に通信料金の
最も安い無線回線、あるいは、通信速度の最も早い無線
回線をそれぞれ自動的に選択する。
【0037】そして、その選択された無線回線は、他の
通信可能な無線回線と共に、その属性を含めて表示部1
4に表示される(ステップ206)。したがって、この
時点で、先に選択された無線回線が気に入らなければ、
入力部13を用いて、別の通信可能な無線回線に修正す
る(ステップ207)ことができる。
【0038】また、入力部13を用いて予め優先的に選
択する無線回線の属性を入力しなかった場合には、それ
ぞれの地点で通信可能な無線回線が、図4(a)に示す
ように、表示部14に表示される(ステップ206)。
したがって、この時点で、入力部13を用いて表示部1
4に表示された通信可能な無線回線からそれぞれ各地点
で用いる任意の1つを選択する(ステップ207)こと
により、それぞれその地点で使用する無線回線を決定す
ることができる。
【0039】このようにして、地図情報の入手計画が策
定されると、その計画にしたがって、地図情報をセンタ
に要求する(ステップ208)。すなわち、先の例でい
えば、現在位置A0で先ずF0、F1、F2の地図情報
を、例えば、通信速度がX1で、通信料金が1通信定額
1円である無線回線P1を用いてセンタに要求し、ま
た、A1に到着した時点でF3、F4の地図情報を、例
えば、通信速度がX1で、通信料金が1通信定額3円で
ある無線回線P3を用いてセンタに要求する。
【0040】A2に到着した時点でそれぞれF5、F6
の地図情報を、例えば、通信速度がX2で、通信料金が
1分4円である無線回線P4を用いてセンタに要求す
る。P6やP7といった従量制の通信料金は通信する情
報量と通信速度とから分当りの通信料金を推定し、他の
通信料金と比較し選択することができる。
【0041】すると、センタはこれを受信し(ステップ
209)、それぞれ要求された地図情報を端末に送信す
る(ステップ210)。
【0042】そして、端末は、それを受信し記憶部16
に記憶する(ステップ211)。記憶部16に記憶され
た地図情報は、必要に応じて読み出され、その地図上に
現在位置や目的地までの経路などを表示する形で表示部
14に表示される(ステップ212)。
【0043】尚、本実施の形態では、現在位置から目的
地までの経路を検索する経路検索手段や、その検索手段
によって検索された経路において通信可能な無線回線、
並びに、その無線回線の属性などの情報を、端末側にお
いてそれぞれ保有しているが、これらの全部または一部
は、センタより入手することも可能であり、このように
構成した場合には、記憶部16の容量をより少なくし、
携帯に便利な構成とすることができる。
【0044】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態におけるナビゲーション装置は、現在位置から目
的地までの経路算出及びその経路で通信可能な無線回線
情報の入手に関する処理・動作のみが、第1の実施の形
態の発明と異なり、その他の構成及び作用効果は第1の
実施の形態と同じであるので、処理・動作に関して異な
る点を中心に説明する。
【0045】図5を用いて本発明の第2の実施の形態に
おけるナビゲーション装置の動作を説明する。図5は本
発明の第2の実施の形態におけるナビゲーション装置の
動作を示す流れ図である。
【0046】本実施の形態では、GPS受信機11の出
力や自立センサ12の出力を用いて現在位置が算出され
(ステップ501)、入力部13を用いて目的地が入力
されると(ステップ502)、この時点で、現在位置や
目的地が予め定めた無線回線を介してセンタに送信され
る(ステップ503)。
【0047】センタでは、端末から送信された現在位
置、目的地を受信し、現在位置から目的地までの経路を
検索する(ステップ504)。検索に際しては、予め入
力部13を用いて、時間優先か距離優先か、一般道路優
先か有料道路優先かといった条件やVICSなどで入手
した道路渋滞情報等を入力しておくことにより、これら
の情報も現在位置や目的地と同様、センタに送信される
ため、センタでは、これらも考慮して現在位置から目的
地までの経路を検索する。
【0048】そして、経路が検索されると、その検索さ
れた経路において、それぞれの地点で通信可能な無線回
線とその無線回線の属性(通信速度、通信料金)が出力
され(ステップ505)、それが端末側に送信される
(ステップ506)。
【0049】ところで、この場合、端末から自己の端末
がどのような通信回線で通信可能かという情報を現在位
置、目的地と共にセンタに事前に送信しておけば、その
通信回線の範囲内で、各地点において通信可能な通信回
線が出力される。そして、どの地点で地図情報を必要と
するかという情報は、例えば、5Km毎や10Km毎ま
た、10分毎や20分毎というように、予め定めた一定
距離や一定時間毎でもよいが、端末から、記憶部16に
記憶可能な地図情報の情報量や、地図情報を入手したい
タイミング、地点などを予めセンタに送信することによ
り、センタでその情報を基に算出し、決定するようにし
てもよい。
【0050】このようにして、目的地までの経路、その
経路における各地点での通信可能な無線回線、属性が送
信されると、これが端末において受信され(ステップ5
07)、その受信内容に基づいて地図情報の入手計画が
策定される(ステップ508)。
【0051】地図情報の入手計画策定に際しては、第1
の実施の形態と同様、現在位置から目的地までの経路、
その経路における通信可能な無線回線、各無線回線の属
性(通信速度、通信料金)などを用いて、いつどの地点
でどのような地図情報をどのような無線回線を介してセ
ンタより入手するかといった地図情報の入手計画を端末
が策定する。
【0052】そして、策定された入手計画を表示部14
で表示し(ステップ509)、必要に応じて入力部13
からの入力で希望する無線回線を選択したり、修正した
り、決定したりして(ステップ510)、最終的な入手
計画を策定する。
【0053】最終的な入手計画が策定されると、その入
手計画に従って必要な地図情報を希望する無線回線を介
してセンタに要求する(ステップ511)。すなわち、
入手計画は、いつどのエリアの地図情報をどの無線回線
を介して入手するかという入手計画であり、地図情報を
入手する各時点でそれぞれ必要な地図情報が最適な無線
回線を介してセンタに要求される。
【0054】センタでは、端末からの地図情報の要求を
受信し(ステップ512)、必要な地図情報を端末に送
信する(ステップ513)。
【0055】端末は、センタからの地図情報を受信し、
記憶部16に記憶し(ステップ514)、地図上に現在
位置、経路を表示する形で表示部14に表示する(ステ
ップ515)。
【0056】このように、本実施の形態によれば、現在
位置から目的地までの経路をセンタで検索してもらい、
その経路と共に、その経路においてそれぞれ通信可能な
無線回線とその無線回線の属性をセンタより送信しても
らうようにしており、端末側において、これらの検索、
出力手段を有しなくても、必要な地図情報を入手する入
手計画を任意に希望通り策定することができ、その策定
された入手計画に従って希望する無線回線を用いて効率
よく必要な地図情報を入手することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は現在位置
から目的地までの経路における地図情報が一部でも存在
しなければ、その地図情報を入手するための入手計画が
策定され、入手手段によって入手される。そのため、地
図情報が一部存在しない場合でも、入手計画に従ってそ
の地図情報が入手されることになり、入手計画におい
て、希望する無線回線を選択するようにしておけば、そ
の無線回線が選択され、安価に素早く、必要な地図情報
を入手することができるというすぐれた効果を有するナ
ビゲーション装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーシ
ョン装置の概略ブロック図
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーシ
ョン装置の動作を示す流れ図
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーシ
ョン装置の動作を説明するための経路と地図情報の関係
を示す図
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーシ
ョン装置の動作を説明するための (a)地図情報を入手する地点と情報の関係を示す図 (b)各無線回線に関する情報を示す図
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるナビゲーシ
ョン装置の動作を示す流れ図
【符号の説明】
11 GPS受信機 12 自立センサ 13 入力部 14 表示部 15 無線送受信部 16 記憶部 17 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/10 G09B 29/10 A Fターム(参考) 2C032 HB02 HB05 HB22 HB25 HC08 HC13 HD03 HD07 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC08 AC14 AC20 5H180 AA01 BB05 CC12 FF04 FF05 FF12 FF13 FF22 FF27 FF32 5J062 AA05 BB01 CC07 FF01 HH05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在位置を算出する現在位置算出手段
    と、前記現在位置と入力手段によって入力された目的地
    とを基に前記現在位置から前記目的地までの経路を検索
    する経路検索手段と、前記経路の全ての地図情報が存在
    するかどうかを判断する判断手段と、前記判断手段によ
    って前記地図情報の一部でも存在しないと判断した場
    合、必要な地図情報を外部から入手するための入手計画
    を策定する策定手段と、前記入手計画に従って前記必要
    な地図情報を外部から入手する入手手段とを備えたナビ
    ゲーション装置。
  2. 【請求項2】 前記策定手段は、前記経路及び前記経路
    における通信可能な無線回線並びに前記無線回線の属性
    を基にして前記入手計画を策定することを特徴とする請
    求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 前記無線回線の属性には通信速度を含
    み、前記策定手段は、前記通信速度の早い無線回線を優
    先的に選択できるように構成されていることを特徴とす
    る請求項2記載のナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 前記無線回線の属性には通信料金を含
    み、前記策定手段は、前記通信料金の安い無線回線を優
    先的に選択できるように構成されていることを特徴とす
    る請求項2記載のナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 前記策定手段は、前記地図情報を入手す
    るタイミング及び前記タイミングで入手する前記地図情
    報の容量並びに外部との無線回線のうち、少なくとも一
    つを選択決定できるように構成されていることを特徴と
    する請求項1記載のナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 現在位置を算出する現在位置算出手段
    と、前記現在位置と入力手段によって入力された目的地
    とを無線回線を介してセンタに送信する送信手段と、前
    記送信手段によって送信された前記現在位置及び前記目
    的地に基づいて検索された前記現在位置から前記目的地
    までの経路及び前記経路における通信可能な無線回線並
    びに前記無線回線の属性を少なくとも含む検索情報をセ
    ンタから受信する受信手段と、前記検索情報を基にして
    希望する無線回線を選択し地図情報の入手計画を策定す
    る策定手段と、前記入手計画に従って前記無線回線を介
    して前記経路における前記地図情報を前記センタより入
    手する入手手段とを備えたナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】 前記検索情報を記憶する記憶手段を有
    し、前記策定手段が前記記憶手段に記憶された前記検索
    情報を基にして利用者が希望する無線回線を選択するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項6記載のナ
    ビゲーション装置。
  8. 【請求項8】 前記入手手段が、前記経路における前記
    地図情報を入手する各地点の手前でそれぞれ前記各地点
    の周辺地図情報を順次入手するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項6記載のナビゲーシ
    ョン装置。
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