JP2003214653A - 除湿機 - Google Patents

除湿機

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JP2003214653A
JP2003214653A JP2002012740A JP2002012740A JP2003214653A JP 2003214653 A JP2003214653 A JP 2003214653A JP 2002012740 A JP2002012740 A JP 2002012740A JP 2002012740 A JP2002012740 A JP 2002012740A JP 2003214653 A JP2003214653 A JP 2003214653A
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Sakae Hagiwara
栄 萩原
Yasuhiro Takakusaki
康広 高草木
Hideo Shibata
英雄 柴田
Kenichi Yamada
賢一 山田
Toshio Ishikawa
俊夫 石川
Masaya Sakaki
雅也 榊
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁装置の取り付け作業に時間がかからず、部
品点数を削減することができて、コストも安価にできる
除湿機を提供する。 【解決手段】 本体1の内部に、冷却器2、凝縮器3、
圧縮機4、前記冷却器2から滴下した水を受ける水受皿
5および排水タンク7を有し、前記水受皿5にドレン口
6を設け、前記排水タンク7の出し入れと連動する弁装
置13をドレン口6と対向するように設け、この弁装置
13によって前記排水タンク7が取り出された時にドレ
ン口6を閉止するように構成した除湿機において、前記
弁装置13をバネ部材で構成したレバー14と、このレ
バーに取り付けられた弁体15とで構成し、排水タンク
7が取り出された時に、前記レバー14自体が保有して
いる弾性力によってドレン口6を前記弁体15で閉止す
るように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒を圧縮機によ
り凝縮器と冷却器との間を循環させ、室内の空気を冷却
して除湿する除湿機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の除湿機は、特開平5−60341
号公報および特開平6−34158合公報に示されるよ
うに、冷却器から滴下した水を受ける水受皿の下方に排
水タンクを配置し、前記排水タンクの出し入れと連動す
るレバーを水受皿のドレン口と対向するように取り付
け、このレバーに前記排水タンクが出された時にドレン
口を閉止する弁体を取り付けて、前記ドレン口からの水
のポタ落ちを防止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の除湿機においては、いずれもレバーは軸によって回
動自在となるように水受皿の底部に支持されるととも
に、別部材のバネによって押圧力を付勢するように構成
されている。このため、弁装置を構成する部品点数が多
く、レバー自体の形状も複雑化して、狭い空間内で各構
成部品を取り付けるには、その取り付け作業に時間がか
かり、コストも高くなるという問題点があった。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、弁装置の取り付け作業に時間
がかからず、部品点数も削減することができて、コスト
を安価にできる除湿機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の係わる除湿機は、除湿機本体の内部に、冷却
器、凝縮器、圧縮機、前記冷却器から滴下した水を受け
る水受皿および排水タンクを有し、前記水受皿にドレン
口を設け、前記排水タンクの出し入れと連動する弁装置
をドレン口と対向するように設け、この弁装置によって
前記排水タンクが取り出された時にドレン口を閉止する
ように構成した除湿機において、前記弁装置を板バネ部
材で構成したレバーと、このレバーに取り付けられた弁
体とで構成し、前記レバーは排水タンクの装着時に該排
水タンクによる押圧を受けてドレン口を開口するように
変位し、排水タンクの取り出し時に前記レバー自体が保
有する弾性力によってドレン口を閉止するように変位す
るものである。
【0006】また、前記レバーは、一端に係合部を有
し、この係合部を水受皿底部に設けた取付用凹部に弾性
係合させることによって着脱自在に設けたものである。
【0007】また、前記レバーは、前記係合部と弁体の
取り付け部との間に位置して略U字状に折り曲げた変位
部を有するものである。
【0008】また、前記レバーは、排水タンクによって
押圧される当接部を排水タンクの装着方向に向けて若干
傾斜させたものである。
【0009】また、前記レバーの係合部をU字状に形成
し、その末端部分に前記取付用凹部との弾性係合を解除
するための摘み部を有しているものである。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態1を示す除湿機を図面とともに説明する。図1
は本発明の実施の形態1を示す除湿機の排水タンク装着
時の概略縦断面図、図2は同じく排水タンク取り出し時
の要部縦断面図、図3は同じく排水タンク装着時の弁装
置とドレン口部分の縦断面図、図4は同じく排水タンク
取り出し時の弁装置とドレン口部分の縦断面図である。
【0011】図1〜図4において、1は除湿機本体で、
この本体1内に冷却器2、凝縮器3、圧縮機4を冷媒配
管(図示せず)で連通して冷凍サイクルを形成してい
る。5は水受皿で、冷却器2の下方に設置されており、
後方に向かって開口した円筒形のドレン口6を備えてい
る。7は排水タンクで、ドレン口6の下方に設けられて
いる。排水タンク7内には貯留したドレン水の満水を検
知する満水検知手段7bが設けられている。8は風の吸
込口、9は送風ファン、10は吹出口である。11は吹
出口10に設けられた風向変更ルーバー、12は排水タ
ンク7がのっている本体1の底板である。
【0012】13は前記排水タンク7の出し入れに連動
する弁装置で、板バネ等のバネ部材からなるレバー14
と、このレバーに取り付けられた弾力性を有する弁体1
5とで構成されている。14aはレバー14の一端にU
字状に折り返して形成した係合部、14bはレバー14
の係合部14aと弁体15取付部との間に位置して形成
したU字状に折り曲げた変位部で、前記排水タンク7の
装着時に、レバーの変位をこの変位部14bを中心にし
て行い、曲げ応力の局部的集中を防止する役目をする。
14cは排水タンク7の後部が当接する当接部で、排水
タンク7の装着時に、レバー14に加わる押圧力を分散
する用に排水タンクの装着方向に向かって若干傾斜させ
ている。14dはレバー14の係合部14aに設けた係
止孔、14eはレバー14の係合部14aの末端部分に
設けた摘み部で、後述する固定用凹部16と係合部14
aの弾性係合を解除するときに使用される。16は水受
皿5の外底部に形成した取付用凹部、16aはこの取付
用凹部16の内側面に形成した係止用突起である。
【0013】次に、以上のように構成された実施の形態
1の除湿機の動作について説明する。まず、排水タンク
7が本体1内に装着されている状態では、図3のよう
に、排水タンク7の後部によってレバー14の当接部1
4cが後方へ押圧され、レバー14は変位部14bを中
心にして後方へ変形し、レバー14に取り付けられた弁
体15はドレン口6から離れて、ドレン口6が開口して
いる。
【0014】この状態で、圧縮機4及び送風ファン9が
運転されると、居室内の空気は吸込口8を通り、冷却器
2で除湿され、凝縮器2によって加熱されて、乾燥空気
として吹出口10より居室内へ戻され除湿される。この
とき、冷却器2で発生したドレン水は水受皿5で集めら
れ、ドレン口6を通って排水タンク7に貯留される。
【0015】貯留されたドレン水が徐々に増加し、そし
て排水タンク7内の満水を満水検知手段7bが検知する
と、除湿運転を停止し、使用者にランプやブザー等(図
示せず)で満水を知らせ、排水タンク7内のドレン水の
排出を促す。ここで、使用者は図2のように、排水タン
ク7を本体内1から取り出してドレン水の排水を行う。
このとき、図4のように、排水タンク7が取り出された
ときは、排水タンク7による当接部14cの押圧力がな
くなるので、バネ部材からなるレバー14は変位部14
bを中心に元の形状に復帰し、レバー14に取り付けら
れた弾力性を有する弁体15がドレン口6を閉止して、
ドレン水がドレン口6から流出するのを防止する。
【0016】また、弁装置13の取り付け作業において
は、弁体15をレバー14に取り付けた後、このレバー
14の一端に設けたU字状の係合部14aを水受皿5に
設けた取付用凹部16に挿入して弾性係合させるだけで
よく、短時間で行える。このとき、取付用凹部16の内
側面に設けた係止用突起32とレバー14の係合部14
aに設けた係止孔14dが嵌合するので、排水タンク7
による押圧力がレバー14に加わっても、レバー14が
簡単に外れるようなことはなく、確実に固定することが
できる。さらに、レバー14の係合部14aの末端部分
には前記取付用凹部16と係合部14aの弾性係合を解
除するための摘み部14eを設けているので、弁装置1
3の取り外し作業も簡単に行える。
【0017】すなわち、使用者の使い勝手として排水タ
ンク7を使用せず、連続的にドレン水を排出したい場合
は、連続排水用ホース17をドレン口6に接続して使用
する。図5は弁装置13を取り外す時の状態を示す縦断
面図であり、図6は弁装置13を取り外して連続排水ホ
ース17をドレン口6に接続した時の状態を示す縦断面
図である。図6のような使い方をする場合においても、
上記実施の形態1に示す弁装置13であれば、取り外し
作業が簡単に行えるので、有効である。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明の除湿機は、バネ
部材で構成したレバーと、該レバー自体の弾性力によっ
て前記排水タンクが出された時にドレン口を閉止する弁
体とで弁装置を構成したので、部品点数を削減できて、
コストが削減でき、弁装置の取り付け作業にも短時間で
行えるという効果が得られる。
【0019】また、レバーの一端を水受皿の固定用凹部
に挿入だけで良く、取り付け作業が容易で、短時間で行
える。
【0020】また、レバーの係合部と弁体の取り付け部
との間に位置して形成したU字状に折り曲げた変位部を
設けたので、レバーの変位をこの変位部を中心に行うこ
とができ、曲げ応力の局部的集中を防止できる。
【0021】また、排水タンクの後部が当接する当接部
を排水タンクの装着方向に向かって若干傾斜させている
ので、、排水タンクの装着時に、レバーに加わる押圧力
を分散することができる。
【0022】また、レバーの係合部の末端部分に摘み部
を設けたことにより、弁装置の取り外し作業も容易にな
り、連続排水用ホースをドレン口に接続して連続排水等
への対応が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示す除湿機の排水タ
ンク装着時の縦断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1を示す除湿機の排水タ
ンク取り出し時の要部縦断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1を示す除湿機の排水タ
ンク装着時の要部縦断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態1を示す除湿機の排水タ
ンク取り出し時の要部縦断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態1を示す除湿機の弁装置
の取り外し時の要部縦断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態1を示す除湿機の連続排
水用ホース接続時の要部縦断面図である。
【符号の説明】
1 本体、2 冷却器、3 凝縮器、4 圧縮機、5
水受皿、6 ドレン口、7 排水タンク、13 弁装
置、14 レバー、14a 係合部、14b 変位部、
14c 当接部、14d 係止孔、14e 摘み部、1
5 弁体、16取付用凹部、16a 係止用凸起、17
連続排水用ホース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 英雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 山田 賢一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 石川 俊夫 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 榊 雅也 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3L050 BD05 BE03 BE04 BF04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 除湿機本体の内部に、冷却器、凝縮器、
    圧縮機、前記冷却器から滴下した水を受ける水受皿およ
    び排水タンクを有し、前記水受皿にドレン口を設け、前
    記排水タンクの出し入れと連動する弁装置をドレン口と
    対向するように設け、この弁装置によって前記排水タン
    クが取り出された時にドレン口を閉止するように構成し
    た除湿機において、前記弁装置を板バネ部材で構成した
    レバーと、このレバーに取り付けられた弁体とで構成
    し、前記レバーは排水タンクの装着時に該排水タンクに
    よる押圧を受けてドレン口を開口するように変位し、排
    水タンクの取り出し時に前記レバー自体が保有する弾性
    力によってドレン口を閉止するように変位することを特
    徴とする除湿機。
  2. 【請求項2】 前記レバーは、一端に係合部を有し、こ
    の係合部を水受皿底部に設けた取付用凹部に弾性係合さ
    せることによって着脱自在に設けたことを特徴とする請
    求項1記載の除湿機。
  3. 【請求項3】 前記レバーは、前記係合部と弁体の取り
    付け部との間に位置して略U字状に折り曲げた変位部を
    有することを特徴とする請求項2記載の除湿機。
  4. 【請求項4】 前記レバーは、排水タンクによって押圧
    される当接部を排水タンクの装着方向に向けて若干傾斜
    させたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
    載の除湿機。
  5. 【請求項5】 前記レバーの係合部をU字状に形成し、
    その末端部分に前記取付用凹部との係合を解除するため
    の摘み部を有していることを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれかに記載の除湿機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1672295A2 (de) * 2004-12-16 2006-06-21 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Klimaanlage
CN100465541C (zh) * 2003-08-25 2009-03-04 乐金电子(天津)电器有限公司 除湿机冷凝水排出切断装置
KR101542015B1 (ko) 2014-07-25 2015-08-05 주식회사 동양매직 드레인 모듈
CN107461907A (zh) * 2017-10-11 2017-12-12 成都歆雅春风科技有限公司 一种冷凝水回收装置及空调

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