JP2003214538A - 自動車の自動変速装置のための作動装置 - Google Patents
自動車の自動変速装置のための作動装置Info
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Abstract
できる作動装置を提供する。 【解決手段】 本発明は,自動車の自動変速装置(1
0)のための作動装置に関する。自動車を安全に運転
し,好都合に操作することを可能にするため,本発明
は,前記作動装置の正常な作動時に,駐車インタロック
を係合および解放させることができる第1装置のみなら
ず,誤作動時に,前記駐車インタロックを係合させるこ
とを可能にする第2装置も備える作動装置を提供する。
Description
装置のための作動装置に関し,特に,駐車インタロック
を有する作動装置に関する。
速装置のための作動装置は,周知とされている(例えば
特許文献1参照)。この作動装置はセレクタシャフトを
有し,このセレクタシャフトは,モータの位置に関係な
く,「N」ドライブ設定に対応する位置に移動させるこ
とができる。その結果,変速装置の制御システムが故障
した場合でも,自動車を牽引することができる。位置決
めは,手動でロックを解除できるロック解除レバーによ
り行われる。ロック解除レバーは,ボーデンラインによ
ってロック解除レバーに接続された作動装置により車両
内部で作動される。同時に,第2のボーデンラインによ
りイグニションロックが解除され,イグニションキーを
引き抜くことができる。
であって,非常ロック解除時にバネアキュムレータによ
りロック解除できる安全装置が開示されている(例えば
特許文献2参照)。このバネアキュムレータは,イグニ
ションキーをイグニションロック内で回転させることに
より作動される。
クタ装置であって,電気式圧力スイッチによりドライブ
設定を選択できる装置が開示されている(例えば特許文
献3参照)。自動変速装置のセレクタシャフトは,自動
変速装置に取り付けられたモータにより選択位置に回転
される。
レクタ装置が故障した場合,モータの駆動シャフトは,
工具を使って手で所望の位置に移動させることができ
る。正確に位置決めするために,様々なドライブ設定を
表示するマークがセレクタシャフトに近接して設けられ
ている。故障した場合,自動車の運転者は車内から出
て,エンジンコンパートメント内の工具を使って,セレ
クタシャフトを所望の位置に回転させなければならな
い。自動車が,駐車ブレーキまたは駐車インタロックに
より,動き出さないように固定されていない場合,自動
車の運転者は斜面で走行するおそれがある。
自動車を安全に運転し,便利に取り扱うことができる作
動装置を提案することにある。
的は,請求項1の特徴により達成される。この作動装置
は,少なくとも1つの駐車位置(P)および他の位置
(R,N,D)を有するドライブ設定セレクタ装置(2
2,122,222)を有する。このドライブ設定セレ
クタ装置は,自動車の運転者が操作することができ,特
に,ステアリングホイールの近傍またはセンタコンソー
ルの領域に配置することができる。様々な位置の選択
は,例えば,操作レバーを移動もしくは回転させ,また
は,様々な位置を表すボタンもしくはスイッチを作動さ
せることにより行うことができる。
ブ設定セレクタ装置の選択された位置を検知する少なく
とも1つの制御装置(19,119,219)と信号に
より通信する。この制御装置は,自動変速装置の機能を
制御する制御装置と同一のものでも良いし,別個に設け
られてもよい。
ュエータ(16,116,216)を制御する。このア
クチュエータは電動であることが好ましく,特にモータ
として実現されるか,または,油圧式もしくは空気圧式
でも良い。このアクチュエータは,自動変速装置のハウ
ジング内またはハウジング外に配置することができる。
このアクチュエータにより選択することができる。特
に,ドライブレンジは,ドライブ設定セレクタ装置が取
ることができる位置に対応する。特に,ドライブレンジ
は,セレクタシャフトを回転させるかもしくは軸方向に
変位させるか,および/または自動変速装置の様々なギ
ヤチェンジ要素を作動させて選択することができる。
ホイールを有するのが好都合であり,また,この駐車イ
ンタロックホイールは自動変速装置の出力シャフトに回
転方向に固定して接続されていると好都合である。駐車
インタロックホイールは,歯止め(爪)により自動変速
装置のハウジングに対して回転方向に固定して取り付け
ることができる。したがって,駐車インタロックが係合
されると,自動車は動き出さないように固定される。
および解放することができる。特に,この第1装置はア
クチュエータにより作動され,このアクチュエータは,
ドライブレンジを選択できるアクチュエータと同一のも
のであってもよいし,異なるものであってもよい。
クを係合させることを可能にする第2装置を有する。第
2装置による駐車インタロックの係合は,特に故障した
場合に行われる。故障の場合,駐車インタロックは,第
1装置により係合させることができなくなる。この状態
は,たとえば制御装置またはアクチュエータの障害によ
って生じる可能性がある。
に安全に運転することが可能である。第2装置により,
自動車は,どのような状態でも動き出さないように固定
することができる。さらに,盗難防止も確実になる。な
ぜなら,駐車インタロックの解放は,アクチュエータに
よってのみ行うことができるため,アクチュエータを作
動させるには,制御装置が必要だからである。制御装置
は,車両の許可された運転者が作動させた場合にのみ動
作する。
および自動ギヤチェンジを有する,遊星自動変速装置,
連続可変変速装置,または段階チェンジ変速装置として
実現することができる。
なくとも2つの位置(「不作動」,「作動」)を有する
イグニションスイッチ(イグニションロック(28,1
28))を備えている。このイグニションスイッチは,
たとえば回転スイッチ,摺動スイッチまたは圧力スイッ
チとして実現することができる。イグニションスイッチ
は,自動車の制御装置を作動させるために使用すること
ができる。さらに,イグニションスイッチは,エンジン
の始動をトリガすることができ,そのために他の位置
(「始動」)を有することができる。特に,イグニショ
ンスイッチは,イグニションロックとして実現すること
ができる。
クを係合させることができる第2装置との間には,たと
えば機械式および/または油圧式および/または空気圧
式などの効果的な接続が存在する。駐車インタロック
は,この効果的な接続および第2装置により係合させる
ことができる。
を節約することができる。なぜなら,自動車は,概して
イグニションスイッチを有し,駐車インタロックを確実
に係合させるために追加の構成要素が不要だからであ
る。
チは,他の位置(「非常作動」)を有し,この位置に設
定することにより,駐車インタロックを係合させること
ができる。この改良は特に好都合であり,車両の運転者
は,特に故障時に,身近なイグニションスイッチを使用
して駐車インタロックを係合させることができ,追加の
操作装置は不要である。こうした追加の装置がある場
合,運転者は先ずその位置を探さなければならない。
は,「不作動」位置に対して「作動」位置の反対方向の
イグニションスイッチ上に配置される。故障が発生時
に,特に,イグニションスイッチは,駐車インタロック
を係合させる場合に,通常の方向とは逆の方向に移動さ
せなければならない。この点は特に信頼性のある改良点
であり,車両の運転者が誤って操作することが起こりに
くくなる。
チはロック装置を有し,このロック装置により,イグニ
ションスイッチは,作動装置が正常に動作している場
合,「非常作動」位置とは異なる位置にのみ移動させる
ことができる。ロック装置は,たとえば電磁式および/
または機械式で良い。ロック装置が作動していない場
合,イグニションスイッチは「非常作動」位置に移動さ
せることができる。ロック装置は,特に,車両の運転者
が作動不能にするか,制御装置により作動不能にする
か,または故障時に自動的に作動不能になるように構成
することができる。ロック装置は,イグニションスイッ
チが不作動状態の場合,「非常作動」位置にのみ移動さ
せることができるように実現することができる。
誤って操作することが特に起こりにくくなる。
チは,イグニションキー(29,129)によって作動
させることができるイグニションロック(28,12
8)として実現することができる。イグニションロック
は,引抜き防止装置を備え,この装置により,イグニシ
ョンキーは,駐車インタロックが係合している場合にの
み引き抜くことができる。この引抜き防止装置は,たと
えば電磁式および/または機械式で良い。電磁式の実施
形態の場合,引抜き防止装置は,制御装置により制御さ
れる。制御装置は,様々なドライブレンジを選択するた
めにアクチュエータを制御する制御装置,自動変速装置
の機能を制御する制御装置,または別の制御装置で良
い。
置を備えた自動車の動作に関する様々な国の法規を遵守
することが可能である。したがって,様々な国のあるバ
ージョンの作動装置のみを購入することができる。その
結果,その他の何らかのバージョンを開発,製造および
販売する必要がなくなり,経済的である。
チは,イグニションキー(29,129)により作動さ
せることができるイグニションロック(28,128)
として実現される。このイグニションロックは,作動装
置が正常に動作している場合に,イグニションロックを
「非常作動」位置とは異なる位置にのみ移動させること
を可能にする装置を有する。同じ装置により,駐車イン
タロックが係合している場合にのみ,イグニションキー
を引き抜くことができるようにすることが可能である。
で2種類の機能を果たすことができる。
チを「非常作動」位置に動かすことは,イグニションス
イッチと,駐車インタロックを係合させるための第2装
置との間を効果的に接続することにより防止することが
できる。この改良は特に経済的であり,既存の効果的な
接続が,誤作動時に駐車インタロックを係合させる以外
の機能を果たすことができる。
チは,故障時にイグニションスイッチを「非常作動」位
置に移動させることができる非常ロック解除装置(15
1)を備える。この非常ロック解除装置は,車両の運転
者が操作することができる。この改良は,車両の運転者
が誤って操作することが特に起こりにくくなるので,特
に信頼できる。
9)は,イグニションキーがイグニションロック内にあ
るかどうか検知する第1センサと,自動車のドアが開い
ているか閉じているかを検知する第2センサとの双方ま
たはいずれか一方と,信号により通信する。故障発生時
に,駐車インタロックは,イグニションキーがイグニシ
ョンロックから取り外されている場合,および/また
は,自動車のドアが制御装置からの信号に基づいて開放
している場合に係合可能である。これらセンサからの信
号は,個別に,または,組み合わせて評価することがで
きる。この改良は,イグニションキーおよびイグニショ
ンロックを備えない車両,およびたとえばスタータボタ
ンを使ってエンジンを作動させることができる車両に特
に使用することができる。
あり,車両の運転者が特別な動作を行わなくても,故障
時に駐車インタロックを係合させることができる。
ッテリ(260)などのエネルギー蓄積装置を有する。
これは,前記駐車インタロックの係合をトリガできる前
記制御装置および前記アクチュエータが,たとえば車両
の電気系統が故障した場合にも作動することを意味す
る。その結果,自動車の特に安全な運転が保証される。
係合させるための第2装置は,故障時に駐車インタロッ
クを係合可能にする駐車インタロックアキュムレータ
(34,134,234)を有する。この駐車インタロ
ックアキュムレータは,たとえば,バネアキュムレー
タ,油圧アキュムレータまたは圧縮空気アキュムレータ
として実現できる。駐車インタロックアキュムレータ
は,一度駐車インタロックの係合を行ったら,係合後,
アキュムレータをリセットしなければならないように実
現することができる。
者は,駐車インタロックを係合させるための力を自分で
加える必要がなく,駐車インタロックアキュムレータを
解放するだけで良い。
クは,前記第1装置を作動させることができるアクチュ
エータとは独立して係合可能である。このため,駐車イ
ンタロックは,第1装置から分離することができる。こ
の改良により,駐車インタロックの確実な作動が可能と
なり,たとえば機械的な不具合により,第1装置がロッ
クされている場合にも,駐車インタロックを係合させる
ことができる。
係合させるための前記第2装置は,自動車のエンジンボ
ンネットをロック解除することを可能にする第3の装置
と効果的に接続される。この効果的な接続は機械式で良
く,特にボーデンライン,および/または油圧式および
/または空気圧式として実現される。
つながる。なぜなら,概して自動車のエンジンボンネッ
トをロック解除するための装置が存在するため,追加の
装置が不用だからである。
のハウジングの内部または外部に配置することができ
る。
徴,明細書および図面から明らかになる。本発明の実施
形態は,簡単化した形で図面に示され,以下の説明でさ
らに詳細に説明される。
る自動車の自動変速装置10は,図1に示す作動装置に
より作動される。自動変速装置10は,前端11におい
てエンジン(図示略)に接続される。この自動変速装置
は出力シャフト12を備え,出力シャフト12は出力フ
ランジ13により入力シャフト(図示略)に接続され
る。回転速度,エンジン出力,およびトルクは,自動変
速装置10により変換され,出力シャフト12,出力フ
ランジ13および入力シャフトにより,従動ホイール
(図示略)に供給される。
(図示略)を有する。駐車インタロックが係合される
と,出力シャフト12は,自動変速装置10のハウジン
グ14に回転方向に固定して接続される。したがって,
自動車は動かないように固定される。
ト15を回すことにより自動変速装置10内で選択され
る。自動変速装置10はドライブレンジとして,駐車,
後退,ニュートラル,および前進駆動を有する。駐車の
ドライブレンジを選択すると,エンジンと従動ホイール
との間の接続が遮断され,自動車は,駐車インタロック
によって動き出さないように固定される。自動車を後方
に移動させるには,後退のドライブレンジを選択しなけ
ればならず,自動車を前進させるには,前進のドライブ
レンジを選択しなければならない。ニュートラルのドラ
イブレンジでは,前記の接続は同様に遮断されるが,駐
車インタロックは係合されず,自動車を押すかまたは牽
引して動かすことができる。
0のハウジング14の外側に取り付けられたアクチュエ
ータ16により回転される。アクチュエータ16は,適
切な機械式構成要素によりセレクタシャフト15に結合
されたモータ(図示略)を有する。アクチュエータ16
には,センサ17が取り付けられ,センサ17は,セレ
クタシャフト15の設定位置を検知し,検知した位置を
信号線18により制御装置19に送信する。
御信号を生成し,この信号は,信号線20によってアク
チュエータ16に送信される。アクチュエータ16は,
制御信号に基づいて,セレクタシャフト15を所望の位
置に回転させる。アクチュエータ16は,アクチュエー
タ16の現在位置を制御装置19へ信号線20によりフ
ィードバックする。制御装置19は,信号線21により
ドライブ設定セレクタ装置22の制御装置24に接続さ
れる。
ー23を有し,このレバー23を変位させることによ
り,レバー23をドライブ設定セレクタ装置22の長手
方向の様々な位置に移動させることができる。ドライブ
設定セレクタ装置22は,駐車位置P,後退駆動位置
R,ニュートラル位置N,前進駆動位置Dを有する。ド
ライブ設定セレクタ装置22のこれらの位置は,セレク
タシャフト15の前記位置に対応する。ドライブ設定セ
レクタ装置22は,D位置から始まる2つの不安定な位
置(プラス,マイナス)を付加的に有する。これら不安
定な位置は,作動レバー23が移動する方向に対して垂
直に配置されている。これらのプラスおよびマイナスの
位置は,前記の移動方向に対して互いに対向して位置す
る。これらの不安定な位置により,車両の運転者は,自
動変速装置10に入力を与えることができる。作動レバ
ー23の図示した位置A1はR位置に対応し,図示した
位置A2は駐車位置に対応する。ドライブ設定セレクタ
装置22は,作動レバー23の現在位置を検知するため
のセンサ(図示略)を有し,この現在位置は,制御装置
24により信号線21を介して制御装置19に送信され
る。制御装置24は,ドライブ設定セレクタ装置22の
正しい動作を監視するための手段を有する。誤った動作
が検知された場合,故障信号が生成され,制御装置19
に送信される。
置26に接続される。制御装置19は,少なくとも,ド
ライブ設定セレクタ装置22の現在位置,ドライブ設定
セレクタ装置22からの何らかの故障信号,アクチュエ
ータ16の位置,およびセレクタシャフト15の位置を
制御装置26に送信する。制御装置26は,自動変速装
置10のアクチュエータ(図示略)の作動信号を生成
し,これらの信号は,信号線27により対応するアクチ
ュエータに送信される。自動変速装置10に属するセン
サ(図示略)は,自動変速装置10の状態,ならびに出
力シャフト12の少なくとも回転速度および回転方向に
関する情報を信号線27を介して制御装置26に送信す
る。制御装置26は,出力シャフト12の回転速度か
ら,自動車の走行速度を求める。この走行速度および出
力シャフト12の回転方向は,信号線25により制御装
置19に送信される。
出力シャフト12の回転方向に関連してドライブ設定セ
レクタ装置22の現在位置を評価する。走行速度および
回転方向がドライブ設定セレクタ装置22の現在位置と
適合している場合,制御装置19は,ドライブ設定セレ
クタ装置22の現在位置に基づいて制御信号を生成し,
この制御信号をアクチュエータ16に送信し,アクチュ
エータ16は,ドライブ設定セレクタ装置22の現在位
置に対応する位置にセレクタシャフト15を回転させ
る。たとえば,駐車のドライブレンジは,走行速度が一
定の閾値未満においてのみ選択可能であり,したがっ
て,この場合においてのみ,駐車インタロックを係合さ
せることができる。走行速度および回転方向がドライブ
設定セレクタ装置22の現在位置に適合しない場合,セ
レクタシャフト15は回転されず,その結果,前のドラ
イブレンジの選択状態が維持され,システムは,許容可
能な走行速度および/または回転方向に達するまで待機
する。
有する。イグニションロック28は,イグニションキー
29が挿入されることにより作動する。イグニションキ
ー29を回すことにより,イグニションロック28を様
々な位置に動かすことができる。図2に示すように,イ
グニションロック28は,4つの位置B1,B2,B3
およびB4を有する。位置B1では,自動車のすべての
制御装置が起動され,イグニションロック28は,自動
車の走行中,この位置にある。自動車のエンジンは,位
置B2を設定すると始動する。位置B3では,自動車の
すべての制御装置は作動を停止する。位置B4の設定
は,作動装置の正常な動作時には,インタロックソレノ
イド30により防止される。インタロックソレノイド3
0は,信号線31により制御装置19および26に接続
される。さらに,インタロックソレノイド30は,駐車
インタロックが係合されていない場合,イグニションキ
ー29がイグニションロック28から引き抜かれるのを
防止する。インタロックソレノイド30は,制御装置1
9から対応する制御信号を受信し,制御装置19は,そ
のために少なくともセンサ17からの情報を評価する。
制御装置19または26の一方が自動車の安全運転を危
うくする作動装置の故障を検知したか,あるいは,制御
装置19がたとえば電源(図示略)から分離されたため
に完全に機能しなくなった場合,インタロックソレノイ
ド30は,イグニションロック28を位置B4に回転さ
せることができる位置を取るように,制御装置19また
は26により制御される。この状態は,インタロックソ
レノイド30が電源から分離された場合にも生じる。イ
グニションロック28が位置B3にある場合,イグニシ
ョンキー29は,インタロックソレノイド30のこの位
置において引き抜くことができず,さらに,イグニショ
ンロック29を位置B1またはB2に動かすことができ
ない。
ン32により駐車インタロックアキュムレータ34の解
放ウエッジ33に接続される。駐車インタロックアキュ
ムレータ34は大部分円筒状のハウジング35を備え,
ハウジング35内には,螺旋状圧縮バネ36,およびこ
の螺旋状圧縮バネ36の端部に配置された接触プレート
37が案内される。解放ウエッジ33は,螺旋状圧縮バ
ネ36の長手方向に対して横断して配置される。接触プ
レート37は,別のボーデンライン38により作動レバ
ー40の一方の端部39に接続される。作動レバー40
の他方の端部41は,自動変速装置10のセレクタシャ
フト15に回転方向に固定された状態で接続される。し
たがって,作動レバー40は,セレクタシャフト15の
ドライブレンジ,つまり位置に対応する4つの位置を取
ることができる。ここで,図示した位置C1は後退のド
ライブレンジに対応し,位置C2は駐車のドライブレン
ジに対応する。作動レバー40と接触プレート37との
間の接続により,接触プレート37,ひいては螺旋状圧
縮バネ36も,同様に4つの位置を取ることができる。
接触プレート37の図示した位置D1は作動レバー40
の位置C1に対応し,位置D2は作動レバー40の位置
C2に対応する。位置D1では,接触プレート37は,
解放ウエッジ33の下部境界面42に当接し,その結
果,接触プレート37は,付勢された螺旋状圧縮バネ3
6によっても位置D2に移動することはできない。
と,ボーデンライン32は,駐車インタロックアキュム
レータ34のハウジング35の半径方向外側に解放ウエ
ッジ33を引っ張る。したがって,接触プレート37
は,解放ウエッジ33の下部境界面42に当接しなくな
る。これにより,螺旋状圧縮バネ36はさらに弛緩し,
接触プレート37を位置D2に移動させる。ボーデンラ
イン38により,作動レバー40は同時に位置C2に移
動する。セレクタシャフト15は回転方向に固定して接
続されることから,セレクタシャフト15は駐車位置に
移動し,その直接の結果として,駐車インタロックが係
合される。したがって,駐車インタロックは一度だけ係
合することができ,この係合の後,駐車インタロックア
キュムレータ34はリセットされる必要がある。
イグニションキー29を引き抜くこともできる。これに
より,故障時にも,駐車インタロックが係合した状態で
のみイグニションキー29を引き抜くことができる。
エータ16がセレクタシャフト15を移動させることが
でき,その結果,作動レバー40を位置C2とは異なる
位置に移動させることができる場合,接触プレート37
は,作動レバー40が位置C2から位置C1の方向に回
転した時に,位置D2から位置D1の方向に移動する。
続いて,接触プレート37は,解放ウエッジ33の斜面
43に接触する。斜面43は,解放ウエッジ33上の力
成分を増加させ,螺旋状圧縮バネ44の力に対抗して解
放ウエッジ33を半径方向外側に押し,その結果,位置
D1の方向に接触プレート37の通路を開く。接触プレ
ート37が位置D1に達し次第,解放ウエッジ33は,
螺旋状圧縮バネ44により半径方向内側に押される。そ
の結果,駐車インタロックアキュムレータ34はリセッ
トされ,別の故障が存在すると,駐車インタロックを再
び係合させることができる。
図により示されている。イグニションロック28は,イ
グニションキー29により設定できる4つの位置B1,
B2,B3およびB4を有する。位置B4は,位置B2
から位置B1およびB3を介してのみ設定することがで
きる。位置B1およびB2は,位置B3に対して時計方
向に配置され,位置B4は,位置B3に対して反時計方
向に配置される。
す。自動変速装置110は,同様に遊星自動変速装置と
して実現され,駐車インタロックを有する。第1の実施
形態の自動変速装置10のドライブレンジに対応する様
々なドライブレンジが,セレクタシャフト115を回転
させることにより選択される。セレクタシャフト115
は,自動変速装置110のハウジング114内に配置さ
れたアクチュエータ116により回転される。セレクタ
シャフト115の一方の端部は,ハウジング114から
突出する。アクチュエータ116上にはセンサ117が
取り付けられ,センサ117は,セレクタシャフト11
5の設定位置を検知し,検知した位置を信号線118に
より制御装置119に送信する。
の制御信号を生成し,この制御信号は,信号線120に
よりアクチュエータ116に送信される。さらに,制御
装置119は,自動変速装置110のアクチュエータ
(図示略)の作動信号を生成し,これらの作動信号は,
信号線127により対応するアクチュエータに送信され
る。自動変速装置110のセンサ(図示略)は,自動変
速装置110の状態,ならびに自動変速装置110の出
力シャフト112の少なくとも回転速度および回転方向
に関する情報を信号線127により制御装置119に送
信する。制御装置119は,出力シャフト112の回転
速度により,自動車の走行速度を求める。
装置122の制御装置124に信号線121により接続
される。制御装置119は,少なくとも,自動車の走行
速度,出力シャフト112の回転方向,およびセレクタ
シャフト115の現在位置を制御装置124へ信号線1
21により送信する。
P,R,NおよびDに移動可能な作動レバー123を有
する。これらの位置は,第1の実施形態のドライブ設定
セレクタ装置22の位置に対応する。第1の実施形態の
ドライブ設定セレクタ装置22と対照的に,ドライブ設
定セレクタ装置122は,制御装置124により制御さ
れるインタロックソレノイド150を有する。インタロ
ックソレノイド150を使って,作動レバー123は様
々な位置に固定することができる。対応する制御信号
は,少なくとも,作動レバー123の現在位置,車両の
速度,出力シャフト112の回転方向,セレクタシャフ
ト115の現在位置,および自動車の運転者が常用ブレ
ーキを作動させているかどうかに関する情報に基づい
て,制御装置124により計算される。自動車の運転者
が常用ブレーキを作動させているかどうかに関する情報
は,他の制御装置(図示略)によって提供される。
装置122の正常な動作を監視するための手段を有す
る。正常な動作が検知されない場合,故障信号が生成さ
れる。制御装置124は,少なくともドライブ設定セレ
クタ装置122の現在位置および故障信号を信号線12
1により制御装置119に送信する。
置に基づいて,制御装置119は,制御信号を生成し,
これらの制御信号をアクチュエータ116に送信する。
アクチュエータ116は,ドライブ設定セレクタ装置1
22の現在位置に対応する位置にセレクタシャフト11
5を回転させる。
し,イグニションロック128は,イグニションキー1
29が挿入されることにより作動する。イグニションキ
ー129を回転させることにより,イグニションロック
128を様々な位置B11,B12,B13およびB1
4に移動させることができる。これらの位置は,第1の
実施形態におけるイグニションロック28のB1,B
2,B3およびB4に対応する。作動装置が正常に動作
している場合,位置B14の設定は,機械式インタロッ
ク装置(図示略)により妨げられる。さらに,同じイン
タロック装置は,駐車インタロックが係合していないと
きに,イグニションキー129がイグニションロック1
28から引き抜かれるのを防止する。
び圧縮力を伝達できるフレキシブルシャフト132によ
り駐車インタロックアキュムレータ134の解放ウエッ
ジ133に接続される。駐車インタロックアキュムレー
タ134は,第1の実施形態の駐車インタロックアキュ
ムレータ34と基本的に同じ構造である。主な違いは,
解放ウエッジ133が上側に斜面143を有するだけで
なく,対向する下側にも斜面152をさらに有する点で
ある。駐車インタロックアキュムレータ134の接触プ
レート137は,別のフレキシブルシャフト138によ
り作動レバー140に接続される。このフレキシブルシ
ャフト138は,第1の実施形態に対応する形で,伸張
力および圧縮力を伝達できる。第1の実施形態と同様
に,作動レバー140は,自動変速装置110のセレク
タシャフト115に接続される。ここで,作動レバー1
40の図示した位置C11は後退のドライブレンジに対
応し,位置C12は駐車のドライブレンジに対応する。
は,作動レバー140の位置C11に対応し,位置D1
2は作動レバー140の位置C12に対応する。位置D
11では,接触プレート137は解放ウエッジ133の
下部斜面152に当接し,付勢された螺旋状圧縮バネ1
36により斜面152に圧接される。解放ウエッジ13
3は,第2の螺旋状圧縮バネ144により,駐車インタ
ロックアキュムレータ134の大部分円筒状のハウジン
グ135内に半径方向に押圧される。螺旋状圧縮バネ1
36および144は,接触プレート137に他の力が加
わっていない状態で接触プレート137が位置D11に
留まるように設計される。
115がアクチュエータ116により駐車のドライブレ
ンジに回転され,したがって駐車インタロックが係合し
ているとき,すなわち作動レバー140が位置C12に
回転しているとき,フレキシブルシャフト138は,位
置D12の方向への力を接触プレート137に加える。
斜面152は,解放ウエッジ133上の力成分を増加さ
せ,螺旋状圧縮バネ144の力に対抗して解放ウエッジ
133を半径方向外側に離脱位置に押し,その結果,位
置D12の方向に接触プレート137の通路を開く。接
触プレート137が位置D12に達し次第,解放ウエッ
ジ133は離脱位置に保持される。その結果,フレキシ
ブルシャフト132により,イグニションロック128
内のインタロック装置は,イグニションキー129を引
き抜くことを可能にする位置に移動される。その結果,
作動装置の正常な動作時には,駐車インタロックが係合
した場合にのみ,イグニションキー129を引き抜くこ
とができる。
転者は,イグニションロック128上に取り付けられた
非常解放ボタン151を作動させることができる。非常
解放ボタン151を作動させると,インタロック装置
は,イグニションロック128の位置B14を可能にす
る。一方,イグニションロック128が位置B13にあ
る場合,イグニションキー129は,非常解放ボタン1
51が作動しても,引き抜くことはできない。
ック128を位置B14に回転させると,作動レバー1
40は位置C12に移動し,イグニションロックに係合
する。さらに,アクチュエータ116は,ボーデンライ
ン153によりセレクタシャフト115から離れる。こ
れは,セレクタシャフト115を回転させたときに,ア
クチュエータ116内の抵抗源を克服することがさらに
必要ではないことを意味する。
するので,作動装置の正常な動作の例について説明した
ように,イグニションキー129を引き出して解放する
ことが行われる。これにより,誤作動時でも,駐車イン
タロックが係合している場合にのみ,イグニションキー
129を引き抜くことができる。
実施形態に記載したように,駐車インタロックアキュム
レータ134をリセット可能となる。さらに,アクチュ
エータ116のセレクタシャフト115からの離脱は,
駐車インタロックアキュムレータ134がリセットされ
ると,ある装置(図示略)により再び取り消される。
備えた作動装置の第3の実施形態を示す。この作動装置
は,図1に示す作動装置に概ね対応する。したがって,
図1の作動装置との相違点のみを説明する。
信号によりドライブ設定セレクタ装置222と通信し,
アクチュエータ216を制御し,その結果セレクタシャ
フト215を回転させることができる。さらに,制御装
置219は,信号によりイグニションロックセンサ25
5およびドアセンサ256と通信する。イグニションロ
ックセンサ255は,イグニションキー229がイグニ
ションロック228内にあるかどうかを検知し,この情
報を制御装置219に送信する。ドアセンサ256は,
車両ドア257を開放しているかまたは閉鎖しているか
を検知して,この情報を制御装置219に送信する。
ータ258と通信する。モータ258はスピンドル25
9と効果的に接続し,スピンドル259は,駐車インタ
ロックアキュムレータ234の解放ウエッジ233に接
続される。解放ウエッジ233は,モータ258により
回転されるスピンドル259によって,駐車インタロッ
クアキュムレータ234のハウジング235に対して半
径方向に移動することができる。
に有する。このバッテリ260により,制御装置219
は,正常な動作時に制御装置219に電気エネルギーを
供給する車両の電気系統(図示略)との接続(図示略)
が遮断され,あるいは,車両の電気系統が故障した場合
であっても作動可能である。これは,車両の運転者がエ
ンジンのスイッチを切って,正常な動作時に自動車の制
御装置が作動しなくなる位置にイグニションキー229
を動かした場合も同様である。
りモータ258に接続される。したがって,モータ25
8は,車両の電気系統に関係なく作動することができ
る。
タ258は,イグニションキー229がイグニションロ
ック228から取り出されるか,または車両のドア25
7が開放されると直ちに,解放ウエッジ233が,駐車
インタロックアキュムレータ234のハウジング235
から半径方向に引き抜かれるように制御される。その結
果,駐車インタロックは,図1の作動装置と同様に係合
する。
引き抜かれ,あるいは,車両ドアが開放している場合に
駐車インタロックが係合していることを,表示器(図示
略)が自動車の運転者にさらに知らせる。この指示を表
示するために,表示器に車両の電気系統から電力を供給
する必要はない。
ギヤチェンジを備えた段階チェンジ変速装置であって,
別個のアクチュエータにより駐車インタロックを係合お
よび解除することができる変速装置として実現すること
もできる。このアクチュエータは,たとえば電気式,電
磁式,油圧式または空気圧式で良い。このアクチュエー
タは,自動変速装置のハウジング内またはハウジング外
に配置することができる。このアクチュエータは,別個
の制御装置,または自動変速装置の他の機能も制御する
制御装置により制御することができる。
ンク(例えば直列CANバスリンク)により結合するこ
とができる。
車のエンジンボンネットをロック解除できる装置により
解放することもできる。この装置は,自動車の内部に配
置され,自動車の運転者により作動可能である。
シャフトに接続された自動変速装置のギヤホイールをハ
ウジングに接続できるように実現することもできる。車
両が動き出すのを防止するため,エンジンのスイッチが
切られている場合,エンジンと従動ホイールとの間の接
続は,後退ギヤにより確立されることが好ましい。その
結果,自動車は,エンジンの摩擦力により動き出さない
ように固定される。
駐車インタロックが係合していない場合でも,イグニシ
ョンキーを取り外すことができるように実施化すること
もできる。この場合,駐車インタロックは,キーを取り
外した直後に自動的に係合する。
に加えて,自動車の制御装置または電気機器,たとえば
車内に配置されたラジオを作動させる他の位置を有する
こともできる。
が係合している場合にのみ,イグニションキーをイグニ
ションロックから取り外すことを可能にする引抜き防止
装置を有することもできる。この引抜き防止装置は,イ
ンタロックソレノイド,またはこの装置をたとえば自動
変速装置に接続するボーデンラインを有することができ
る。
て,車両の電気系統に接続することもできる。
に配置することもできる。
い。異なる実施形態を示すために記載した特徴の組合せ
も,同様に可能である。
態でも動き出さないように固定することができるので,
自動車を特に安全に運転することが可能である。また,
自動車の盗難防止も確実にすることができる。
作動装置を示す。
式で示す。
タを備えた作動装置を示す。
タ 36 螺旋状圧縮バネ 151 緊急ロック解除装置 219 制御装置 228 イグニションロック 229 イグニションキー 256 ドアセンサ 257 車両ドア 260 バッテリ
Claims (19)
- 【請求項1】 少なくとも1つの駐車位置および他の位
置を有するドライブ設定セレクタ装置と,信号により前
記ドライブ設定セレクタ装置と通信する制御装置と,前
記制御装置により制御可能な少なくとも1つのアクチュ
エータと,前記アクチュエータにより選択可能な様々な
ドライブレンジと,駐車インタロックと,前記駐車イン
タロックを係合および解放可能な第1装置と,を備えて
いる,自動車の自動変速装置のための作動装置におい
て,前記駐車インタロックを係合させることができる第
2装置を有することを特徴とする作動装置。 - 【請求項2】 請求項1において,少なくとも2つの
「不作動」位置および「作動」位置を有するイグニショ
ンスイッチと,前記イグニションスイッチと前記第2装
置との間の接続部と,を有し,前記駐車インタロック
は,前記接続部および前記第2装置により係合させるこ
とができる,ことを特徴とする作動装置。 - 【請求項3】 請求項2において,前記イグニションス
イッチが他の「非常作動」位置を有し,前記駐車インタ
ロックは,前記「非常作動」位置が設定されることによ
り係合される,ことを特徴とする作動装置。 - 【請求項4】 請求項3において,前記他の「非常作
動」位置は,前記「不作動」位置に対して前記「作動」
位置から反対方向に配置されている,ことを特徴とする
作動装置。 - 【請求項5】 請求項3または4において,前記イグニ
ションスイッチはロック装置を有し,前記ロック装置
は,該作動装置の正常動作時に,「非常作動」位置とは
異なる位置にのみ前記イグニションスイッチを移動させ
ることを可能にする,作動装置。 - 【請求項6】 請求項3,4,または5において,前記
イグニションスイッチが,イグニションキーにより作動
可能なイグニションロックとして実現され,前記イグニ
ションロックは,前記駐車インタロックが係合されてい
る場合にのみ,前記イグニションキーを引き抜くことを
可能にする引抜き防止装置を有する,ことを特徴とする
作動装置。 - 【請求項7】 請求項3または4において,前記イグニ
ションスイッチは,イグニションキーにより作動可能な
イグニションロックとして実現され,前記イグニション
ロックは,前記作動装置の正常動作時に,「非常作動」
位置以外の位置にのみ前記イグニションロックを移動さ
せることを可能にする装置を有し,前記同一装置は,前
記駐車インタロックが係合している場合にのみ,前記イ
グニションキーを引き抜き可能とする,ことを特徴とす
る作動装置。 - 【請求項8】 請求項3〜7のいずれか1項において,
前記イグニションスイッチの「非常作動」位置への作動
が,前記イグニションスイッチと前記第2装置との間の
前記接続部により防止されることを特徴とする,作動装
置。 - 【請求項9】 請求項3〜8のいずれか1項において,
前記イグニションスイッチは,故障時に,前記イグニシ
ョンスイッチを前記「非常作動」位置に移動させること
ができる非常ロック解除装置を有する,ことを特徴とす
る作動装置。 - 【請求項10】 請求項1において,前記制御装置は,
前記イグニションキーが前記イグニションロック内にあ
るかどうかを検知する第1センサと,前記自動車のドア
が開放または閉鎖されているかを検知する第2センサと
の双方またはいずれか一方と信号により通信し,前記駐
車インタロックは,故障時において,前記イグニション
キーが前記イグニションロックから取り外されていると
きと,自動車のドアが前記制御装置からの信号に基づい
て開放しているときとの双方またはいずれか一方に係合
可能である,ことを特徴とする作動装置。 - 【請求項11】 請求項10において,前記第2センサ
は,自動車の運転者のドアが開放または閉鎖されている
かを検知する,ことを特徴とする作動装置。 - 【請求項12】 請求項10または11において,前記
駐車インタロックを係合させることができる前記第2装
置がアクチュエータを有することを特徴とする作動装
置。 - 【請求項13】 請求項10〜12のいずれか1項にお
いて,エネルギー蓄積装置を有することを特徴とする作
動装置。 - 【請求項14】 請求項13において,前記アクチュエ
ータがモータとして実現されることを特徴とする作動装
置。 - 【請求項15】 請求項1〜14のいずれか1項におい
て,前記第2装置が,故障時に,前記駐車インタロック
を係合可能にする駐車インタロックアキュムレータを有
する,ことを特徴とする作動装置。 - 【請求項16】 請求項1〜15のいずれか1項におい
て,様々なドライブレンジの選択および前記第1装置の
作動は,1つのアクチュエータのみで実行されることを
特徴とする作動装置。 - 【請求項17】 請求項1〜15のいずれか1項におい
て,前記第1装置は,別個のアクチュエータにより作動
可能であることを特徴とする作動装置。 - 【請求項18】 請求項1〜17のいずれか1項におい
て,前記駐車インタロックが,前記第1装置を作動させ
る前記アクチュエータから独立して係合可能であること
を特徴とする作動装置。 - 【請求項19】 請求項1,15および18のいずれか
1項において,前記第2装置が,自動車のエンジンボン
ネットをロック解除できる第3装置と接続されているこ
とを特徴とする作動装置。
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