JP2003214293A - 内燃機関の燃料噴射装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射装置

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JP2003214293A
JP2003214293A JP2002014629A JP2002014629A JP2003214293A JP 2003214293 A JP2003214293 A JP 2003214293A JP 2002014629 A JP2002014629 A JP 2002014629A JP 2002014629 A JP2002014629 A JP 2002014629A JP 2003214293 A JP2003214293 A JP 2003214293A
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Japan
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fuel
fuel injection
pipe
common rail
branch
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JP2002014629A
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Tatsumi Furukubo
辰巳 古久保
Takafumi Yamada
貴文 山田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料噴射装置内の燃料に発生する圧力波を減
衰させる。 【解決手段】 複数の燃料噴射弁21〜24と、これら
燃料噴射弁に供給されるべき燃料を高圧下にて溜めてお
くためのコモンレール3とを具備する。これら燃料噴射
弁のうち連続して燃料噴射が実行されない偶数である少
なくとも2つの燃料噴射弁21,22にそれぞれ対応し
て燃料枝管61,62の一端が接続され、これら燃料枝
管の他端が互いに合流せしめられ、これら燃料枝管の合
流部に燃料管7aの一端が接続され、該燃料管の他端が
コモンレールに接続されている。燃料はコモンレールか
ら燃料管および燃料枝管を介して燃料噴射弁に供給され
る。各燃料枝管の長さが互いに等しく、且つ、燃料枝管
の長さが燃料管の長さに等しい。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の燃料噴射
装置に関する。 【0002】 【従来の技術】複数の燃焼室を備えた内燃機関用の燃料
噴射装置が特開平7−103103号公報に開示されて
いる。この燃料噴射装置は、各燃焼室内に燃料を噴射す
るための複数の燃料噴射弁と、これら燃料噴射弁に極め
て高圧で燃料を供給するための所謂、コモンレールと、
該コモンレールに燃料を圧送するための燃料ポンプとを
具備する。各燃料噴射弁はそれぞれ対応する噴射弁側配
管を介してコモンレールに直接、接続され、コモンレー
ルは1つのポンプ側配管を介して燃料ポンプに接続され
ている。 【0003】ところで、燃料噴射弁から燃料が噴射され
ると、燃料噴射弁内の燃料圧が低下し、したがって、燃
料内に圧力波が発生する。この圧力波は噴射弁側配管内
を伝播し、その後、燃料噴射装置の各所にある開放端ま
たは閉鎖端にて反射し、燃料噴射弁に戻ってくる。この
ように圧力波が燃料噴射弁に戻ると、燃料噴射弁から噴
射される燃料の噴射圧が変動するので、所望の量の燃料
が燃料噴射弁から噴射されなくなってしまう。 【0004】そこで、上記公報では、各噴射弁側配管の
長さと、コモンレールの長さと、ポンプ側配管の長さと
を所定の割合に調節することによって、燃料噴射装置内
に発生した圧力波を減衰させるようにしている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】このように燃料噴射装
置の分野には、燃料噴射弁から燃料が噴射されたときに
燃料内に発生する圧力波を減衰させるという要求が存在
する。そこで本発明の目的は、従来の構成とは異なる構
成によって、燃料噴射装置内の燃料に発生する圧力波を
減衰させることにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、1番目の発明では、複数の燃料噴射弁と、これら燃
料噴射弁に供給されるべき燃料を高圧下にて溜めておく
ためのコモンレールとを具備し、これら燃料噴射弁のう
ち連続して燃料噴射が実行されない偶数である少なくと
も2つの燃料噴射弁にそれぞれ燃料枝管の一端が接続さ
れ、これら燃料枝管の他端が互いに合流せしめられ、こ
れら燃料枝管の合流部に燃料管の一端が接続され、該燃
料管の他端がコモンレールに接続され、燃料がコモンレ
ールから燃料管および燃料枝管を介して燃料噴射弁に供
給されるようになっている内燃機関の燃料噴射装置にお
いて、各燃料枝管の長さが互いに等しく、且つ、燃料枝
管の長さが燃料管の長さに等しい。これによれば、一方
の燃料噴射弁にて発生する圧力波はそれに対応する燃料
枝管を介して他方の燃料枝管および燃料管内に伝播し、
他方の燃料枝管に伝播した圧力波は他方の燃料噴射弁に
て反射波となって一方の燃料枝管に到来し、燃料管に伝
播した圧力波はコモンレールにて反射波となって一方の
燃料枝管に到来する。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を説
明する。図1は、本発明の燃料噴射装置を備えた内燃機
関を示す図である。図1において、1は機関本体を示
し、♯1〜♯4は燃焼室を示す。以下の説明では、図1
において上方から、第1燃焼室♯1、第2燃焼室♯2、
第3燃焼室♯3、第4燃焼室♯4と称す。 【0008】本発明の燃料噴射装置は、複数の燃料噴射
弁21〜24と、燃料を高圧下にて溜めておくためのコ
モンレール3と、吐出量可変の燃料ポンプ4と、燃料タ
ンク5とを具備する。これら燃料噴射弁21〜24はそ
れぞれ対応する燃焼室♯1〜♯4に燃料を噴射すること
ができるように機関本体1に取り付けられている。各燃
料噴射弁21〜24にはそれぞれ対応する燃料枝管61
〜64が接続される。 【0009】第1の燃料枝管61と第2の燃料枝管62
とはコモンレール3側で合流せしめられている。したが
って、第1燃料枝管61の一端が第1燃料噴射弁21に
接続され、第2燃料枝管62の一端が第2燃料噴射弁2
2に接続され、第1燃料枝管61の他端が第2燃料枝管
62の他端に接続されている。第1燃料枝管61と第2
燃料枝管62との合流部には、燃料管7aの一端が接続
されている。燃料管7aの他端はコモンレール3に接続
されている。 【0010】一方、第3の燃料枝管63と第4の燃料枝
管64とはコモンレール3側で合流せしめられている。
したがって、第3燃料枝管63の一端が第3燃料噴射弁
23に接続され、第4燃料枝管64の一端が第4燃料噴
射弁24に接続され、第3燃料枝管63の他端が第4燃
料枝管64の他端に接続されている。第3燃料枝管63
と第4燃料枝管64との合流部には、燃料管7bの一端
が接続されている。燃料管7bの他端はコモンレール3
に接続されている。 【0011】コモンレール3は燃料圧送管8を介して燃
料タンク5に接続されている。燃料ポンプ4は燃料圧送
管8に配置されている。コモンレール3にはコモンレー
ル3内の燃料圧を検出するための圧力センサ9が取り付
けられており、圧力センサ9の出力信号は電子制御装置
(ECU)に送信される。ECUは、圧力センサ9から
の出力信号に基づいて、コモンレール3内の燃料圧が所
定の圧力となるように燃料ポンプ4の吐出量を制御す
る。 【0012】ところで、本発明では、各燃料枝管61〜
64の長さが互いに等しく、且つ、燃料管7a、7bの
長さに等しい。すなわち、図2を参照して説明すると、
第1燃料枝管61の長さL1と、第2燃料枝管62の長
さL2と、燃料管7aの長さLaとが互いに等しい。云
い換えれば、第1燃料噴射弁21から燃料枝管61,6
2の合流部までの管の長さと、燃料枝管61,62の合
流部からコモンレール3までの管の長さとが互いに等し
い。 【0013】もちろん、図示していないが、第3燃料枝
管63の長さと、第4燃料枝管64の長さと、燃料管7
bの長さも互いに等しい。云い換えれば、第3燃料噴射
弁23から燃料枝管63,64の合流部までの管の長さ
と、燃料枝管63,64の合流部からコモンレール3ま
での管の長さとが互いに等しい。 【0014】本発明のように、燃料枝管61〜64およ
び燃料管7a、7bの長さを設定することには、燃料噴
射装置内の燃料に発生した圧力波を減衰させるという利
点がある。次に、この利点について詳細に説明する。 【0015】例えば、第1燃料噴射弁21から第1燃焼
室♯1内に燃料が噴射されると、第1燃料噴射弁21内
の燃料圧が低下する。これにより燃料に圧力波が発生す
る。この圧力波は第1燃料枝管61内を伝播し、やが
て、第2燃料枝管62との合流部に達する。さらに、圧
力波は第2燃料枝管62内および燃料管7a内に分かれ
て伝播する。 【0016】第2燃料枝管62内に伝播した圧力波は第
2燃料噴射弁22に達する。この時点において第2燃料
噴射弁22は開弁されていないように本発明の内燃機関
の運転が設定されている。例えば、第1燃料噴射弁21
と第2燃料噴射弁22とは連続して燃料噴射が行われな
いような関係になっている。したがって、圧力波にとっ
て第2燃料噴射弁22は閉端部となる。したがって、第
2燃料噴射弁22において反射した圧力波は同位相の圧
力波である。この同位相の圧力波は第2燃料枝管62を
介して第1燃料枝管61との合流部に達する。 【0017】一方、燃料管7a内に伝播した圧力波はコ
モンレール3に達する。ここでコモンレール3は開放端
となる。したがって、コモンレール3において反射した
圧力波は逆位相の圧力波である。この逆位相の圧力波は
燃料管7aを介して第1燃料枝管61との合流部に達す
る。 【0018】ここで、第2燃料枝管62と燃料管7aと
の長さが等しいので、第1燃料枝管61から分かれて第
2燃料噴射弁22で反射した圧力波と、第1燃料枝管6
1から分かれてコモンレール3で反射した圧力波とは、
同時に、第1燃料枝管61との合流部に到達することに
なる。これら圧力波の位相は互いに逆位相であるので、
互いに打ち消し合って圧力波は減衰せしめられる。 【0019】こうした圧力波の減衰効果は第2燃料噴射
弁22、第3燃料噴射弁23、および、第4燃料噴射弁
24にて発生した圧力波に関しても等しく当てはまり、
したがって、本発明の燃料噴射装置では、その中に発生
せしめられる圧力波は確実に減衰せしめられることとな
る。 【0020】もちろん、場合によっては、2つよりも多
い偶数の燃料噴射弁にそれぞれ接続されている燃料枝管
を合流させ、その合流部とコモンレールとを1つの燃料
管によって接続し、これら燃料枝管および燃料管の長さ
を互いに等しくしても、燃料に発生した圧力波を確実に
減衰させることができる。 【0021】 【発明の効果】本発明によれば、一方の燃料噴射弁にて
発生する圧力波はそれに対応する燃料枝管を介して他方
の燃料枝管および燃料管内に伝播し、他方の燃料枝管に
伝播した圧力波は他方の燃料噴射弁にて反射波となり、
燃料管に伝播した圧力波はコモンレールにて反射波とな
り、これら反射波は同時に一方の燃料枝管に到来する。
ここで、他方の燃料噴射弁にて反射した反射波の位相は
圧力波の位相と同位相であり、コモンレールにて反射し
た反射波の位相は圧力波の位相と逆位相である。したが
って、互いに逆位相の反射波が同時に一方の燃料枝管に
到来するので、ここで反射波、すなわち、燃料噴射装置
内の圧力波は減衰せしめられる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の燃料噴射装置を備えた内燃機関を示す
図である。 【図2】燃料噴射装置の一部を示した図である。 【符号の説明】 1…機関本体 21〜24…燃料噴射弁 3…コモンレール 61〜64…燃料枝管 7a、7b…燃料管 ♯1〜♯4…燃焼室

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の燃料噴射弁と、これら燃料噴射弁
    に供給されるべき燃料を高圧下にて溜めておくためのコ
    モンレールとを具備し、これら燃料噴射弁のうち連続し
    て燃料噴射が実行されない偶数である少なくとも2つの
    燃料噴射弁にそれぞれ燃料枝管の一端が接続され、これ
    ら燃料枝管の他端が互いに合流せしめられ、これら燃料
    枝管の合流部に燃料管の一端が接続され、該燃料管の他
    端がコモンレールに接続され、燃料がコモンレールから
    燃料管および燃料枝管を介して燃料噴射弁に供給される
    ようになっている内燃機関の燃料噴射装置において、各
    燃料枝管の長さが互いに等しく、且つ、燃料枝管の長さ
    が燃料管の長さに等しいことを特徴とする燃料噴射装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013051560A1 (ja) * 2011-10-03 2013-04-11 臼井国際産業株式会社 コモンレール式燃料噴射システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013051560A1 (ja) * 2011-10-03 2013-04-11 臼井国際産業株式会社 コモンレール式燃料噴射システム
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