JP2003214221A - 内燃機関の電子スロットル制御装置 - Google Patents
内燃機関の電子スロットル制御装置Info
- Publication number
- JP2003214221A JP2003214221A JP2002010854A JP2002010854A JP2003214221A JP 2003214221 A JP2003214221 A JP 2003214221A JP 2002010854 A JP2002010854 A JP 2002010854A JP 2002010854 A JP2002010854 A JP 2002010854A JP 2003214221 A JP2003214221 A JP 2003214221A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- throttle opening
- reference position
- throttle
- internal combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スロットル開度センサの温度特性による出力
変化によってエンジンストールした場合の再始動性を向
上すると共にスロットル開度の検出精度を高めてスロッ
トル開度制御精度を向上する。 【解決手段】 エンジン始動直前にスロットルバルブ1
5が基準位置(例えば全閉位置)のときのスロットル開
度センサ18の検出値を読み込んで基準位置を学習して
おく。そして、エンジン運転中にエンジンストールが発
生したときに、スロットル開度センサ18の出力値(ス
ロットル開度の検出値)が温度特性によって真値からず
れている可能性があると判断して、エンジン11が再始
動される前のイグニッションスイッチがオンされている
状態のときにスロットル開度の基準位置を再学習し、ス
ロットル開度センサ18の温度変化に伴う出力変化(ス
ロットル開度の検出値のずれ)を補償する。
変化によってエンジンストールした場合の再始動性を向
上すると共にスロットル開度の検出精度を高めてスロッ
トル開度制御精度を向上する。 【解決手段】 エンジン始動直前にスロットルバルブ1
5が基準位置(例えば全閉位置)のときのスロットル開
度センサ18の検出値を読み込んで基準位置を学習して
おく。そして、エンジン運転中にエンジンストールが発
生したときに、スロットル開度センサ18の出力値(ス
ロットル開度の検出値)が温度特性によって真値からず
れている可能性があると判断して、エンジン11が再始
動される前のイグニッションスイッチがオンされている
状態のときにスロットル開度の基準位置を再学習し、ス
ロットル開度センサ18の温度変化に伴う出力変化(ス
ロットル開度の検出値のずれ)を補償する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクセル操作等に
基づいてスロットルバルブをモータ等で駆動してスロッ
トル開度を電気的に制御するようにした内燃機関の電子
スロットル制御装置に関するものである。
基づいてスロットルバルブをモータ等で駆動してスロッ
トル開度を電気的に制御するようにした内燃機関の電子
スロットル制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載されている電子スロットル
システムは、アクセルペダルの踏込量(アクセル操作
量)をアクセルセンサにより検出すると共に、その検出
値に応じて目標スロットル開度を設定し、スロットルバ
ルブの開度(スロットル開度)をスロットル開度センサ
により検出しながらスロットルバルブをDCモータ等で
駆動して、実スロットル開度を目標スロットル開度に制
御するようにしている。
システムは、アクセルペダルの踏込量(アクセル操作
量)をアクセルセンサにより検出すると共に、その検出
値に応じて目標スロットル開度を設定し、スロットルバ
ルブの開度(スロットル開度)をスロットル開度センサ
により検出しながらスロットルバルブをDCモータ等で
駆動して、実スロットル開度を目標スロットル開度に制
御するようにしている。
【0003】この電子スロットルシステムでは、スロッ
トル開度センサの個体差(出力特性のばらつき)や組付
誤差等によってスロットル開度の検出誤差が生じ、この
検出誤差がスロットル開度制御精度を低下させる原因と
なる。この対策として、イグニッションスイッチのオン
操作直後(エンジン始動直前)にスロットル開度センサ
の出力値を読み込んで、その出力値からスロットル開度
の基準位置(オープナ開度又は全閉位置)を学習し、エ
ンジン運転中は、この基準位置の学習値を基準にしてス
ロットル開度センサの出力値から実スロットル開度を検
出するようにしている。
トル開度センサの個体差(出力特性のばらつき)や組付
誤差等によってスロットル開度の検出誤差が生じ、この
検出誤差がスロットル開度制御精度を低下させる原因と
なる。この対策として、イグニッションスイッチのオン
操作直後(エンジン始動直前)にスロットル開度センサ
の出力値を読み込んで、その出力値からスロットル開度
の基準位置(オープナ開度又は全閉位置)を学習し、エ
ンジン運転中は、この基準位置の学習値を基準にしてス
ロットル開度センサの出力値から実スロットル開度を検
出するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成のもの
は、エンジン始動直前にスロットル開度の基準位置を学
習するため、スロットル開度センサが冷えた状態で基準
位置を学習することになるが、スロットル開度センサの
検出誤差が生じる原因は、個体差(出力特性のばらつ
き)や組付誤差の他に、スロットル開度センサの温度変
化による出力変化(温度特性)がある。エンジン運転中
は、エンジンの放熱によってスロットル開度センサの温
度も上昇するため、エンジン運転中は、スロットル開度
センサの温度変化に伴ってセンサ出力値(スロットル開
度の検出値)がずれる。従って、上記従来のように、エ
ンジン始動直前に基準位置を学習しても、エンジン運転
中のスロットル開度センサの温度変化による出力変化は
全く補償することができず、エンジン運転中にスロット
ル開度センサの温度変化によるスロットル開度の検出誤
差が生じて、スロットル開度の制御精度が低下する要因
となる。その結果、スロットル開度の検出値が真のスロ
ットル開度よりも開き側にずれると、実スロットル開度
が目標スロットル開度よりも閉じ側にずれて制御される
ため、吸入空気量が要求値よりも少なくなってエンジン
回転速度が低下し、最悪の場合にはエンジンストールに
至るおそれがあり、エンジンストール発生後の再始動時
にも吸入空気量が要求値よりも少なくなってエンジンの
再始動が困難になる可能性がある。
は、エンジン始動直前にスロットル開度の基準位置を学
習するため、スロットル開度センサが冷えた状態で基準
位置を学習することになるが、スロットル開度センサの
検出誤差が生じる原因は、個体差(出力特性のばらつ
き)や組付誤差の他に、スロットル開度センサの温度変
化による出力変化(温度特性)がある。エンジン運転中
は、エンジンの放熱によってスロットル開度センサの温
度も上昇するため、エンジン運転中は、スロットル開度
センサの温度変化に伴ってセンサ出力値(スロットル開
度の検出値)がずれる。従って、上記従来のように、エ
ンジン始動直前に基準位置を学習しても、エンジン運転
中のスロットル開度センサの温度変化による出力変化は
全く補償することができず、エンジン運転中にスロット
ル開度センサの温度変化によるスロットル開度の検出誤
差が生じて、スロットル開度の制御精度が低下する要因
となる。その結果、スロットル開度の検出値が真のスロ
ットル開度よりも開き側にずれると、実スロットル開度
が目標スロットル開度よりも閉じ側にずれて制御される
ため、吸入空気量が要求値よりも少なくなってエンジン
回転速度が低下し、最悪の場合にはエンジンストールに
至るおそれがあり、エンジンストール発生後の再始動時
にも吸入空気量が要求値よりも少なくなってエンジンの
再始動が困難になる可能性がある。
【0005】そこで、スロットル開度センサの温度の代
用情報としてエンジン冷却水温を用いて、スロットル開
度センサの温度変化に伴うセンサ出力値(スロットル開
度の検出値)のずれを補正することが提案されている。
しかし、スロットル開度センサの温度は、エンジン冷却
水温の他に、走行風や外気温の影響も受けるため、エン
ジン冷却水温は、必ずしもスロットル開度センサの温度
を反映した温度情報になるとは限らない。このため、エ
ンジン冷却水温を用いた補正では、スロットル開度セン
サの温度変化に伴うセンサ出力値(スロットル開度の検
出値)のずれを精度良く補正することができない。
用情報としてエンジン冷却水温を用いて、スロットル開
度センサの温度変化に伴うセンサ出力値(スロットル開
度の検出値)のずれを補正することが提案されている。
しかし、スロットル開度センサの温度は、エンジン冷却
水温の他に、走行風や外気温の影響も受けるため、エン
ジン冷却水温は、必ずしもスロットル開度センサの温度
を反映した温度情報になるとは限らない。このため、エ
ンジン冷却水温を用いた補正では、スロットル開度セン
サの温度変化に伴うセンサ出力値(スロットル開度の検
出値)のずれを精度良く補正することができない。
【0006】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、内燃機関の運転中の
スロットル開度センサの温度変化による出力変化(スロ
ットル開度の検出値のずれ)によってエンジンストール
が発生した場合の再始動性を向上することができると共
に、スロットル開度の検出精度を高めてスロットル開度
制御精度を向上することができる内燃機関の電子スロッ
トル制御装置を提供することにある。
たものであり、従ってその目的は、内燃機関の運転中の
スロットル開度センサの温度変化による出力変化(スロ
ットル開度の検出値のずれ)によってエンジンストール
が発生した場合の再始動性を向上することができると共
に、スロットル開度の検出精度を高めてスロットル開度
制御精度を向上することができる内燃機関の電子スロッ
トル制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の内燃機関の電子スロットル制御
装置は、機関始動前又は停止後にスロットル開度の基準
位置を基準位置学習手段で学習し、機関運転中にエンジ
ンストールが発生したか否かをエンスト判定手段により
判定し、エンジンストールが発生したときに基準位置を
再学習するようにしたものである。つまり、機関運転中
に、エンジンストールが発生すると、イグニッションス
イッチがオンされている状態で内燃機関が停止するた
め、再び基準位置を学習できる状態となる。そこで、機
関運転中にエンジンストールが発生したときに、スロッ
トル開度センサの出力値(スロットル開度の検出値)が
温度特性によって真値からずれている可能性があると判
断して、内燃機関が再始動される前のイグニッションス
イッチがオンされている状態のときにスロットル開度の
基準位置を再学習する。これにより、エンジンストール
発生時に機関運転中のスロットル開度センサの温度変化
による出力変化(スロットル開度の検出値のずれ)を補
正することができて、エンジンストール発生後の再始動
性を向上することができると共に、その後のスロットル
開度の検出精度を高めてスロットル開度制御精度を向上
することができる。
に、本発明の請求項1の内燃機関の電子スロットル制御
装置は、機関始動前又は停止後にスロットル開度の基準
位置を基準位置学習手段で学習し、機関運転中にエンジ
ンストールが発生したか否かをエンスト判定手段により
判定し、エンジンストールが発生したときに基準位置を
再学習するようにしたものである。つまり、機関運転中
に、エンジンストールが発生すると、イグニッションス
イッチがオンされている状態で内燃機関が停止するた
め、再び基準位置を学習できる状態となる。そこで、機
関運転中にエンジンストールが発生したときに、スロッ
トル開度センサの出力値(スロットル開度の検出値)が
温度特性によって真値からずれている可能性があると判
断して、内燃機関が再始動される前のイグニッションス
イッチがオンされている状態のときにスロットル開度の
基準位置を再学習する。これにより、エンジンストール
発生時に機関運転中のスロットル開度センサの温度変化
による出力変化(スロットル開度の検出値のずれ)を補
正することができて、エンジンストール発生後の再始動
性を向上することができると共に、その後のスロットル
開度の検出精度を高めてスロットル開度制御精度を向上
することができる。
【0008】この場合、エンジンストールが発生したこ
とを判定する方法は、種々の方法が考えられるが、例え
ば、請求項2のように、機関運転中にクランク角センサ
からクランク角信号が所定期間出力されなくなったとき
にエンジンストールが発生したと判定するようにしても
良い。或は、請求項3のように、機関運転中にカム角セ
ンサからカム角信号が所定期間出力されなくなったとき
にエンジンストールが発生したと判定するようにしても
良い。また、請求項4のように、機関回転速度が所定回
転速度以下に低下したときにエンジンストールが発生し
たと判定するようにしても良い。これら請求項2乃至4
のいずれの判定方法でも、エンジンストールが発生した
ことを精度良く判定することができる。
とを判定する方法は、種々の方法が考えられるが、例え
ば、請求項2のように、機関運転中にクランク角センサ
からクランク角信号が所定期間出力されなくなったとき
にエンジンストールが発生したと判定するようにしても
良い。或は、請求項3のように、機関運転中にカム角セ
ンサからカム角信号が所定期間出力されなくなったとき
にエンジンストールが発生したと判定するようにしても
良い。また、請求項4のように、機関回転速度が所定回
転速度以下に低下したときにエンジンストールが発生し
たと判定するようにしても良い。これら請求項2乃至4
のいずれの判定方法でも、エンジンストールが発生した
ことを精度良く判定することができる。
【0009】尚、いずれの判定方法においても、内燃機
関の回転がほぼ停止したと判断できる状態になった時点
で、エンジンストールが発生したと判定するように判定
条件(所定期間、所定回転速度)を設定しても良いが、
内燃機関の回転速度(クランク角信号の出力周期、カム
角信号の出力周期)が自力で回転を持続できる最低回転
速度以下に落ち込んだ時点で、エンジンストールが発生
したと判定するように判定条件(所定期間、所定回転速
度)を設定しても良い。このようにすれば、内燃機関の
回転が停止するのを待たずに、基準位置の再学習を開始
することができ、その分、基準位置の再学習を行う時間
を長く確保することができ、内燃機関の再始動が開始さ
れる前に基準位置の再学習を確実に終了させることがで
きる。
関の回転がほぼ停止したと判断できる状態になった時点
で、エンジンストールが発生したと判定するように判定
条件(所定期間、所定回転速度)を設定しても良いが、
内燃機関の回転速度(クランク角信号の出力周期、カム
角信号の出力周期)が自力で回転を持続できる最低回転
速度以下に落ち込んだ時点で、エンジンストールが発生
したと判定するように判定条件(所定期間、所定回転速
度)を設定しても良い。このようにすれば、内燃機関の
回転が停止するのを待たずに、基準位置の再学習を開始
することができ、その分、基準位置の再学習を行う時間
を長く確保することができ、内燃機関の再始動が開始さ
れる前に基準位置の再学習を確実に終了させることがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図8に基づいて説明する。まず、図1に基づいて内
燃機関であるエンジン11の制御システム全体の概略構
成を説明する。エンジン11の吸気管12の上流側には
エアクリーナ13が装着され、その下流側には吸入空気
量Ga を測定するエアフローメータ14が設置され、更
に、その下流側にスロットルバルブ15が設けられてい
る。このスロットルバルブ15の回動軸15aにはDC
モータ等のモータ17(スロットルアクチュエータ)が
連結され、このモータ17の駆動力によってスロットル
バルブ15の開度(スロットル開度)が制御され、この
スロットル開度がスロットル開度センサ18によって検
出される。この場合、アイドル時も、モータ17の駆動
力によってスロットル開度を制御し、それによって吸入
空気量Ga を制御してエンジン回転速度を目標アイドル
回転速度に一致させるようにフィードバック制御する。
乃至図8に基づいて説明する。まず、図1に基づいて内
燃機関であるエンジン11の制御システム全体の概略構
成を説明する。エンジン11の吸気管12の上流側には
エアクリーナ13が装着され、その下流側には吸入空気
量Ga を測定するエアフローメータ14が設置され、更
に、その下流側にスロットルバルブ15が設けられてい
る。このスロットルバルブ15の回動軸15aにはDC
モータ等のモータ17(スロットルアクチュエータ)が
連結され、このモータ17の駆動力によってスロットル
バルブ15の開度(スロットル開度)が制御され、この
スロットル開度がスロットル開度センサ18によって検
出される。この場合、アイドル時も、モータ17の駆動
力によってスロットル開度を制御し、それによって吸入
空気量Ga を制御してエンジン回転速度を目標アイドル
回転速度に一致させるようにフィードバック制御する。
【0011】スロットルバルブ15を通過した吸入空気
をエンジン11の各気筒に導入する吸気マニホールド1
9には、インジェクタ20が取り付けられ、また、エン
ジン11の各気筒のシリンダヘッドには点火プラグ21
が取り付けられている。エンジン11のクランク軸22
に嵌着されたシグナルロータ23の外周に対向してクラ
ンク角センサ24が設置され、このクランク角センサ2
4から出力されるクランク角信号Neのパルスが電子制
御ユニット(ECU)25に取り込まれ、このクランク
角信号Neの発生周波数によってエンジン回転速度が検
出される。
をエンジン11の各気筒に導入する吸気マニホールド1
9には、インジェクタ20が取り付けられ、また、エン
ジン11の各気筒のシリンダヘッドには点火プラグ21
が取り付けられている。エンジン11のクランク軸22
に嵌着されたシグナルロータ23の外周に対向してクラ
ンク角センサ24が設置され、このクランク角センサ2
4から出力されるクランク角信号Neのパルスが電子制
御ユニット(ECU)25に取り込まれ、このクランク
角信号Neの発生周波数によってエンジン回転速度が検
出される。
【0012】一方、アクセルペダル26の踏込量(アク
セル操作量)がアクセルセンサ27によって検出され、
このアクセル操作量に応じた電圧信号Apが電子制御ユ
ニット25にA/D変換器28を介して取り込まれる。
また、エアフローメータ14で検出した吸入空気量Ga
やスロットル開度センサ18で検出したスロットル開度
TAの各電圧信号も、電子制御ユニット25にA/D変
換器28を介して取り込まれる。
セル操作量)がアクセルセンサ27によって検出され、
このアクセル操作量に応じた電圧信号Apが電子制御ユ
ニット25にA/D変換器28を介して取り込まれる。
また、エアフローメータ14で検出した吸入空気量Ga
やスロットル開度センサ18で検出したスロットル開度
TAの各電圧信号も、電子制御ユニット25にA/D変
換器28を介して取り込まれる。
【0013】この電子制御ユニット25は、CPU2
9、ROM30、RAM31等を備えたマイクロコンピ
ュータを主体として構成され、ROM30に記憶されて
いるエンジン制御用の各種ルーチンをCPU29で実行
することで、点火プラグ21の点火時期を制御すると共
に、インジェクタ駆動回路45を介してインジェクタ2
0に与える噴射信号のパルス幅を制御し、燃料噴射量を
制御する。
9、ROM30、RAM31等を備えたマイクロコンピ
ュータを主体として構成され、ROM30に記憶されて
いるエンジン制御用の各種ルーチンをCPU29で実行
することで、点火プラグ21の点火時期を制御すると共
に、インジェクタ駆動回路45を介してインジェクタ2
0に与える噴射信号のパルス幅を制御し、燃料噴射量を
制御する。
【0014】次に、図2に基づいて電子スロットルシス
テムの構成を説明する。アクセルペダル26の回転軸3
3にはアクセルレバー34が連結固定され、このアクセ
ルレバー34がアクセルリターンスプリング35,36
によって図2の下方(アクセル閉鎖方向)に付勢されて
いる。そして、アクセルペダル26を踏み込まない状態
(アクセルOFF)では、アクセルレバー34はアクセ
ルリターンスプリング35,36によってアクセル全閉
ストッパ37に当接した状態に保持される。エンジン運
転中は、アクセルレバー34の位置がアクセルセンサ2
7によってアクセル操作量Apとして検出される。
テムの構成を説明する。アクセルペダル26の回転軸3
3にはアクセルレバー34が連結固定され、このアクセ
ルレバー34がアクセルリターンスプリング35,36
によって図2の下方(アクセル閉鎖方向)に付勢されて
いる。そして、アクセルペダル26を踏み込まない状態
(アクセルOFF)では、アクセルレバー34はアクセ
ルリターンスプリング35,36によってアクセル全閉
ストッパ37に当接した状態に保持される。エンジン運
転中は、アクセルレバー34の位置がアクセルセンサ2
7によってアクセル操作量Apとして検出される。
【0015】一方、スロットルバルブ15の回動軸15
aにはバルブレバー38が連結固定され、このバルブレ
バー38がオープナスプリング39によって図2の上方
(スロットルバルブ15の開方向)に付勢されている。
このバルブレバー38の開側にオープナ40が掛合する
ように配置され、このオープナ40がリターンスプリン
グ41によって図2の下方(スロットルバルブ15の閉
方向)に付勢されている。このリターンスプリング41
の引張力はオープナスプリング39の引張力よりも大き
く設定されている。尚、これらバルブレバー38、オー
プナスプリング39、オープナ40、リターンスプリン
グ41及びオープナストッパ42によってオープナ機構
47が構成されている。
aにはバルブレバー38が連結固定され、このバルブレ
バー38がオープナスプリング39によって図2の上方
(スロットルバルブ15の開方向)に付勢されている。
このバルブレバー38の開側にオープナ40が掛合する
ように配置され、このオープナ40がリターンスプリン
グ41によって図2の下方(スロットルバルブ15の閉
方向)に付勢されている。このリターンスプリング41
の引張力はオープナスプリング39の引張力よりも大き
く設定されている。尚、これらバルブレバー38、オー
プナスプリング39、オープナ40、リターンスプリン
グ41及びオープナストッパ42によってオープナ機構
47が構成されている。
【0016】通常制御時(モータ17のON時)には、
アクセルペダル26の操作に応じてモータ17を正転又
は逆転させてスロットルバルブ15の開度(スロットル
開度)を調整し、そのときのスロットル開度がスロット
ル開度センサ18によって検出される。この際、スロッ
トル開度を開く場合には、モータ17を正回転させて、
図2(a)に示すように、バルブレバー38がリターン
スプリング41の引張力に抗してオープナ40を押し上
げながら、スロットルバルブ15を開方向に駆動する。
これとは反対に、スロットル開度を閉じる場合には、モ
ータ17を逆回転させてバルブレバー38を下降させな
がらスロットルバルブ15を閉方向に駆動し、スロット
ルバルブ15を全閉位置(0deg)まで閉じたとき
に、バルブレバー38がスロットル全閉ストッパ43に
当接して、それ以上の回動が阻止される。
アクセルペダル26の操作に応じてモータ17を正転又
は逆転させてスロットルバルブ15の開度(スロットル
開度)を調整し、そのときのスロットル開度がスロット
ル開度センサ18によって検出される。この際、スロッ
トル開度を開く場合には、モータ17を正回転させて、
図2(a)に示すように、バルブレバー38がリターン
スプリング41の引張力に抗してオープナ40を押し上
げながら、スロットルバルブ15を開方向に駆動する。
これとは反対に、スロットル開度を閉じる場合には、モ
ータ17を逆回転させてバルブレバー38を下降させな
がらスロットルバルブ15を閉方向に駆動し、スロット
ルバルブ15を全閉位置(0deg)まで閉じたとき
に、バルブレバー38がスロットル全閉ストッパ43に
当接して、それ以上の回動が阻止される。
【0017】一方、電子スロットルシステムの異常時に
は、モータ駆動回路32からモータ17への通電路中に
設けられた安全回路46が作動して、モータ17への通
電が遮断(OFF)された状態に保たれる。この状態で
は、図2(b)に示すように、リターンスプリング41
の引張力がオープナスプリング39の引張力に打ち勝っ
て、オープナ40がオープナストッパ42に当接した状
態に保持される。この状態では、オープナ40によりバ
ルブレバー38の位置(スロットル開度)がオープナス
トッパ42で規制される所定開度(例えば約5〜10d
eg)に保持され(以下、この開度を「オープナ開度」
という)、退避走行時の吸入空気量が確保される。退避
走行時は、オープナ機構47によりスロットルバルブ1
5がオープナ開度に保持された状態で、電子制御ユニッ
ト25がアクセルペダル26の踏込量に応じて、燃料カ
ットを織り混ぜた燃料噴射制御を行うことで、車速を制
御する。
は、モータ駆動回路32からモータ17への通電路中に
設けられた安全回路46が作動して、モータ17への通
電が遮断(OFF)された状態に保たれる。この状態で
は、図2(b)に示すように、リターンスプリング41
の引張力がオープナスプリング39の引張力に打ち勝っ
て、オープナ40がオープナストッパ42に当接した状
態に保持される。この状態では、オープナ40によりバ
ルブレバー38の位置(スロットル開度)がオープナス
トッパ42で規制される所定開度(例えば約5〜10d
eg)に保持され(以下、この開度を「オープナ開度」
という)、退避走行時の吸入空気量が確保される。退避
走行時は、オープナ機構47によりスロットルバルブ1
5がオープナ開度に保持された状態で、電子制御ユニッ
ト25がアクセルペダル26の踏込量に応じて、燃料カ
ットを織り混ぜた燃料噴射制御を行うことで、車速を制
御する。
【0018】電子制御ユニット25は、ROM30に記
憶されているスロットル制御用の各種ルーチンをCPU
29で実行することで、図3に示すように、アクセル操
作量Apに基づいて設定されるドライバ要求目標スロッ
トル開度、トラクション制御中に設定されるトラクショ
ン目標スロットル開度、定速走行制御(クルーズコント
ロール)中に設定される定速走行目標スロットル開度、
後述する基準位置学習制御中に設定される基準位置学習
時目標スロットル開度の中から選択した目標スロットル
開度と、ISC目標スロットル開度(アイドル回転速度
制御時の目標スロットル開度)とを、基準位置(スロッ
トルバルブ15の全閉位置におけるスロットル開度セン
サ17の検出値)に加算して最終目標スロットル開度を
設定する。そして、電子制御ユニット25は、スロット
ル開度センサ18で検出したスロットル開度を最終目標
スロットル開度に一致させるように、モータ駆動回路3
2を介してスロットルバルブ15のモータ17をPID
制御等によりフィードバック制御する。この電子制御ユ
ニット25の機能が特許請求の範囲でいうスロットル制
御手段に相当する役割を果たす。
憶されているスロットル制御用の各種ルーチンをCPU
29で実行することで、図3に示すように、アクセル操
作量Apに基づいて設定されるドライバ要求目標スロッ
トル開度、トラクション制御中に設定されるトラクショ
ン目標スロットル開度、定速走行制御(クルーズコント
ロール)中に設定される定速走行目標スロットル開度、
後述する基準位置学習制御中に設定される基準位置学習
時目標スロットル開度の中から選択した目標スロットル
開度と、ISC目標スロットル開度(アイドル回転速度
制御時の目標スロットル開度)とを、基準位置(スロッ
トルバルブ15の全閉位置におけるスロットル開度セン
サ17の検出値)に加算して最終目標スロットル開度を
設定する。そして、電子制御ユニット25は、スロット
ル開度センサ18で検出したスロットル開度を最終目標
スロットル開度に一致させるように、モータ駆動回路3
2を介してスロットルバルブ15のモータ17をPID
制御等によりフィードバック制御する。この電子制御ユ
ニット25の機能が特許請求の範囲でいうスロットル制
御手段に相当する役割を果たす。
【0019】電子制御ユニット25は、スロットル開度
センサ18の個体差や組付誤差等によるスロットル開度
の検出誤差を排除するために、図4乃至図6に示す基準
位置学習用の各ルーチンを実行することで、エンジン始
動直前にスロットルバルブ15を基準位置(本実施形態
では全閉位置)に制御して、スロットルバルブ15が基
準位置のときのスロットル開度センサ18の検出値を読
み込んで基準位置を学習する。
センサ18の個体差や組付誤差等によるスロットル開度
の検出誤差を排除するために、図4乃至図6に示す基準
位置学習用の各ルーチンを実行することで、エンジン始
動直前にスロットルバルブ15を基準位置(本実施形態
では全閉位置)に制御して、スロットルバルブ15が基
準位置のときのスロットル開度センサ18の検出値を読
み込んで基準位置を学習する。
【0020】更に、電子制御ユニット25は、図8に示
すエンスト時再学習ルーチンを実行することで、エンジ
ン運転中にエンジンストールが発生したときに、スロッ
トル開度センサ18の出力値(スロットル開度の検出
値)が温度特性によって真値からずれている可能性があ
ると判断して、スロットル開度の基準位置を再学習し、
エンジン運転中のスロットル開度センサ18の温度変化
による出力変化(スロットル開度の検出値のずれ)を補
償する。
すエンスト時再学習ルーチンを実行することで、エンジ
ン運転中にエンジンストールが発生したときに、スロッ
トル開度センサ18の出力値(スロットル開度の検出
値)が温度特性によって真値からずれている可能性があ
ると判断して、スロットル開度の基準位置を再学習し、
エンジン運転中のスロットル開度センサ18の温度変化
による出力変化(スロットル開度の検出値のずれ)を補
償する。
【0021】以下、電子制御ユニット25が実行する各
ルーチンの処理内容を説明する。
ルーチンの処理内容を説明する。
【0022】図4に示す基準位置学習ルーチンは、イグ
ニッションスイッチ(以下「IGスイッチ」と表記す
る)のオン後に所定周期で繰り返し実行され、特許請求
の範囲でいう基準位置学習手段としての役割を果たす。
本ルーチンが起動されると、まず、ステップ101で、
後述する図5の学習許可判定ルーチンを実行し、次のス
テップ102で、図5の学習許可判定ルーチンの処理結
果に基づいて基準位置学習が許可されているか否かを判
定する。もし、基準位置学習が禁止されていれば、以降
の基準位置学習処理(ステップ103〜106)を実行
することなく、本ルーチンを終了する。
ニッションスイッチ(以下「IGスイッチ」と表記す
る)のオン後に所定周期で繰り返し実行され、特許請求
の範囲でいう基準位置学習手段としての役割を果たす。
本ルーチンが起動されると、まず、ステップ101で、
後述する図5の学習許可判定ルーチンを実行し、次のス
テップ102で、図5の学習許可判定ルーチンの処理結
果に基づいて基準位置学習が許可されているか否かを判
定する。もし、基準位置学習が禁止されていれば、以降
の基準位置学習処理(ステップ103〜106)を実行
することなく、本ルーチンを終了する。
【0023】一方、基準位置学習が許可されていれば、
ステップ103以降の基準位置学習処理を次のようにし
て実行する。まず、ステップ103で、後述する図6の
基準位置学習時目標スロットル開度変更ルーチンを実行
して、図7のタイムチャートに示すように、基準位置学
習時目標スロットル開度TALRN を初期値TA1 から閉
方向に徐々に変更することで、スロットルバルブ15を
徐々に閉じてスロットル開度を基準位置である全閉位置
に近付けていく。
ステップ103以降の基準位置学習処理を次のようにし
て実行する。まず、ステップ103で、後述する図6の
基準位置学習時目標スロットル開度変更ルーチンを実行
して、図7のタイムチャートに示すように、基準位置学
習時目標スロットル開度TALRN を初期値TA1 から閉
方向に徐々に変更することで、スロットルバルブ15を
徐々に閉じてスロットル開度を基準位置である全閉位置
に近付けていく。
【0024】この後、ステップ104に進み、スロット
ル開度センサ18で検出した実スロットル開度が安定し
たか否か(つまりバルブレバー38がスロットル全閉ス
トッパ43に当接してスロットルバルブ15の閉動作が
停止したか否か)を判定し、実スロットル開度が安定し
たと判定された時点で、スロットルバルブ15が基準位
置である全閉位置まで閉じたと判断して、ステップ10
5に進み、スロットルバルブ15が全閉位置のときのス
ロットル開度センサ18の検出値を基準位置として読み
込んで、それを新たな基準位置の学習値S0 として更新
する。この基準位置の学習値S0 は、電子制御ユニット
25のバックアップRAM(図示せず)に記憶される。
ル開度センサ18で検出した実スロットル開度が安定し
たか否か(つまりバルブレバー38がスロットル全閉ス
トッパ43に当接してスロットルバルブ15の閉動作が
停止したか否か)を判定し、実スロットル開度が安定し
たと判定された時点で、スロットルバルブ15が基準位
置である全閉位置まで閉じたと判断して、ステップ10
5に進み、スロットルバルブ15が全閉位置のときのス
ロットル開度センサ18の検出値を基準位置として読み
込んで、それを新たな基準位置の学習値S0 として更新
する。この基準位置の学習値S0 は、電子制御ユニット
25のバックアップRAM(図示せず)に記憶される。
【0025】この後、ステップ106に進み、基準位置
学習終了フラグを、スロットル開度の基準位置学習を終
了したことを意味する「1」にセットした後、本ルーチ
ンを終了する。
学習終了フラグを、スロットル開度の基準位置学習を終
了したことを意味する「1」にセットした後、本ルーチ
ンを終了する。
【0026】一方、前記ステップ101で起動される図
5に示す学習許可判定ルーチンでは、まず、ステップ2
01〜204で、基準位置学習実行条件が成立している
か否かを判定する。ここで、基準位置学習実行条件は、
例えば、次の〜の条件を全て満たすことである。
5に示す学習許可判定ルーチンでは、まず、ステップ2
01〜204で、基準位置学習実行条件が成立している
か否かを判定する。ここで、基準位置学習実行条件は、
例えば、次の〜の条件を全て満たすことである。
【0027】IGスイッチがオンされた状態であるこ
と(ステップ201) エンジン始動前、つまり、エンジン回転が停止してい
ること(ステップ202) 今回の基準位置学習が未終了、つまり、基準位置学習
終了フラグが「0」であること(ステップ203) 前回のエンジン停止時の冷却水温THWold と現在の
冷却水温THWとの差の絶対値が所定値よりも大きいこ
と(ステップ204)
と(ステップ201) エンジン始動前、つまり、エンジン回転が停止してい
ること(ステップ202) 今回の基準位置学習が未終了、つまり、基準位置学習
終了フラグが「0」であること(ステップ203) 前回のエンジン停止時の冷却水温THWold と現在の
冷却水温THWとの差の絶対値が所定値よりも大きいこ
と(ステップ204)
【0028】このの条件により前回のエンジン停止時
の冷却水温THWold と現在の冷却水温THWとの差が
小さければ、前回の基準位置の学習値を更新する必要は
ないと判断して今回のエンジン始動直前の基準位置学習
を実行しない。上記〜の条件を全て満たせば、基準
位置学習実行条件が成立して、ステップ205に進み、
基準位置学習を許可した後、本ルーチンを終了する。
の冷却水温THWold と現在の冷却水温THWとの差が
小さければ、前回の基準位置の学習値を更新する必要は
ないと判断して今回のエンジン始動直前の基準位置学習
を実行しない。上記〜の条件を全て満たせば、基準
位置学習実行条件が成立して、ステップ205に進み、
基準位置学習を許可した後、本ルーチンを終了する。
【0029】一方、上記〜の条件のうちのいずれか
1つでも満たさない条件があれば、基準位置学習実行条
件が不成立となり、ステップ206に進み、基準位置学
習を禁止した後、本ルーチンを終了する。
1つでも満たさない条件があれば、基準位置学習実行条
件が不成立となり、ステップ206に進み、基準位置学
習を禁止した後、本ルーチンを終了する。
【0030】また、前記ステップ103で、図6に示す
基準位置学習時目標スロットル開度変更ルーチンが起動
されると、まず、ステップ301で、基準位置学習が禁
止から許可に切り替わった直後であるか否かを判定し、
基準位置学習が禁止から許可に切り替わった直後であれ
ば、ステップ302に進み、基準位置学習時目標スロッ
トル開度TALRN を初期値TA1 にセットする。 TALRN =TA1
基準位置学習時目標スロットル開度変更ルーチンが起動
されると、まず、ステップ301で、基準位置学習が禁
止から許可に切り替わった直後であるか否かを判定し、
基準位置学習が禁止から許可に切り替わった直後であれ
ば、ステップ302に進み、基準位置学習時目標スロッ
トル開度TALRN を初期値TA1 にセットする。 TALRN =TA1
【0031】これに対し、上記ステップ301で、基準
位置学習が禁止から許可に切り替わった直後でないと判
定された場合は、ステップ303に進み、基準位置学習
が許可されているか否かを判定し、基準位置学習が許可
されていれば、ステップ304に進み、次式により基準
位置学習時目標スロットル開度TALRN を所定量ΔTA
ずつ閉じ側に補正する。 TALRN(n)=TALRN(n-1)−ΔTA これにより、スロットルバルブ15を徐々に閉じて実ス
ロットル開度を基準位置である全閉位置に近付けてい
く。
位置学習が禁止から許可に切り替わった直後でないと判
定された場合は、ステップ303に進み、基準位置学習
が許可されているか否かを判定し、基準位置学習が許可
されていれば、ステップ304に進み、次式により基準
位置学習時目標スロットル開度TALRN を所定量ΔTA
ずつ閉じ側に補正する。 TALRN(n)=TALRN(n-1)−ΔTA これにより、スロットルバルブ15を徐々に閉じて実ス
ロットル開度を基準位置である全閉位置に近付けてい
く。
【0032】その後、基準位置学習が終了して基準位置
学習が禁止されたときに、ステップ303で「No」と
判定されて、ステップ305に進み、基準位置学習時目
標スロットル開度TALRN を0にリセットする。
学習が禁止されたときに、ステップ303で「No」と
判定されて、ステップ305に進み、基準位置学習時目
標スロットル開度TALRN を0にリセットする。
【0033】また、図8に示すエンスト時再学習ルーチ
ンは、IGスイッチのオン後に所定周期で繰り返し実行
される。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ4
01〜403で、基準位置の再学習実行条件が成立して
いるか否かを判定する。ここで、基準位置の再学習実行
条件は、例えば、次の〜の条件を全て満たすことで
ある。
ンは、IGスイッチのオン後に所定周期で繰り返し実行
される。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ4
01〜403で、基準位置の再学習実行条件が成立して
いるか否かを判定する。ここで、基準位置の再学習実行
条件は、例えば、次の〜の条件を全て満たすことで
ある。
【0034】エンジン回転速度Neが完爆判定値を越
えたこと、つまり、始動完了後であること(ステップ4
01) エンジンストールが発生したこと(ステップ402) ここで、エンジンストールが発生したか否かは、例えば
クランク角センサ24からクランク角信号が所定期間
(エンジン11が停止したと判断できる期間)、出力さ
れていないか否かによって判定すれば良い。この機能が
特許請求の範囲でいうエンスト判定手段に相当する役割
を果たす。
えたこと、つまり、始動完了後であること(ステップ4
01) エンジンストールが発生したこと(ステップ402) ここで、エンジンストールが発生したか否かは、例えば
クランク角センサ24からクランク角信号が所定期間
(エンジン11が停止したと判断できる期間)、出力さ
れていないか否かによって判定すれば良い。この機能が
特許請求の範囲でいうエンスト判定手段に相当する役割
を果たす。
【0035】IGスイッチがオンされた状態であるこ
と(ステップ403) 上記〜の条件を全て満たした場合には、基準位置の
再学習実行条件が成立するが、上記〜の条件のうち
のいずれか1つでも満たさない条件があれば、基準位置
の再学習実行条件が不成立となり、そのまま本ルーチン
を終了する。
と(ステップ403) 上記〜の条件を全て満たした場合には、基準位置の
再学習実行条件が成立するが、上記〜の条件のうち
のいずれか1つでも満たさない条件があれば、基準位置
の再学習実行条件が不成立となり、そのまま本ルーチン
を終了する。
【0036】一方、上記〜の条件を全て満たして基
準位置の再学習実行条件が成立した場合、つまり、エン
ジン運転中にエンジンストールが発生した場合には、ス
ロットル開度センサ18の出力値(スロットル開度の検
出値)が温度特性によって真値からずれている可能性が
あると判断して、ステップ404に進み、スロットル開
度の基準位置を再学習するために、基準位置学習終了フ
ラグを、基準位置学習の未終了を意味する「0」にリセ
ットする。これにより、前記図5の学習許可判定ルーチ
ンで、再び基準位置学習実行条件が成立してスロットル
開度の基準位置学習が許可されるため、前記図4の基準
位置学習ルーチンで、スロットル開度の基準位置が再学
習されて基準位置の学習値S0 が更新される。
準位置の再学習実行条件が成立した場合、つまり、エン
ジン運転中にエンジンストールが発生した場合には、ス
ロットル開度センサ18の出力値(スロットル開度の検
出値)が温度特性によって真値からずれている可能性が
あると判断して、ステップ404に進み、スロットル開
度の基準位置を再学習するために、基準位置学習終了フ
ラグを、基準位置学習の未終了を意味する「0」にリセ
ットする。これにより、前記図5の学習許可判定ルーチ
ンで、再び基準位置学習実行条件が成立してスロットル
開度の基準位置学習が許可されるため、前記図4の基準
位置学習ルーチンで、スロットル開度の基準位置が再学
習されて基準位置の学習値S0 が更新される。
【0037】以上説明した本実施形態によれば、エンジ
ン運転中にエンジンストールが発生したときには、スロ
ットル開度センサの出力値(スロットル開度の検出値)
が温度特性によって真値からずれている可能性があると
判断して、エンジンが再始動される前のIGスイッチが
オンされている状態のときにスロットル開度の基準位置
を再学習して基準位置の学習値を更新する。これによ
り、エンジン運転中のスロットル開度センサ18の温度
変化による出力変化(スロットル開度の検出値のずれ)
を補正することができて、エンジンストール発生後の再
始動性を向上することができると共に、その後のスロッ
トル開度の検出精度を高めてスロットル開度制御精度を
向上することができる。
ン運転中にエンジンストールが発生したときには、スロ
ットル開度センサの出力値(スロットル開度の検出値)
が温度特性によって真値からずれている可能性があると
判断して、エンジンが再始動される前のIGスイッチが
オンされている状態のときにスロットル開度の基準位置
を再学習して基準位置の学習値を更新する。これによ
り、エンジン運転中のスロットル開度センサ18の温度
変化による出力変化(スロットル開度の検出値のずれ)
を補正することができて、エンジンストール発生後の再
始動性を向上することができると共に、その後のスロッ
トル開度の検出精度を高めてスロットル開度制御精度を
向上することができる。
【0038】尚、本実施形態では、スロットル開度の基
準位置として全閉位置を学習するようにしたが、図9に
示す他の実施形態のように、スロットル開度の基準位置
としてオープナ開度を学習するようにしても良い。この
場合、図4の基準位置学習ルーチンに従って基準位置学
習処理を実行する際に、ステップ103で、図6の基準
位置学習時目標スロットル開度変更ルーチンに代えて図
9の基準位置学習時スロットル開度変更ルーチンを実行
して、スロットルバルブ15のモータ17への通電をオ
フする。これにより、基準位置学習時に、オープナ機構
47のスプリング力によってスロットル開度がオープナ
開度に保持されるため、スロットル開度の基準位置とし
てオープナ開度を学習することができる。
準位置として全閉位置を学習するようにしたが、図9に
示す他の実施形態のように、スロットル開度の基準位置
としてオープナ開度を学習するようにしても良い。この
場合、図4の基準位置学習ルーチンに従って基準位置学
習処理を実行する際に、ステップ103で、図6の基準
位置学習時目標スロットル開度変更ルーチンに代えて図
9の基準位置学習時スロットル開度変更ルーチンを実行
して、スロットルバルブ15のモータ17への通電をオ
フする。これにより、基準位置学習時に、オープナ機構
47のスプリング力によってスロットル開度がオープナ
開度に保持されるため、スロットル開度の基準位置とし
てオープナ開度を学習することができる。
【0039】また、本実施形態では、クランク角センサ
24からクランク角信号が所定期間出力されなくなった
ときにエンジンストールが発生したと判定するようにし
たが、エンジンストールを判定する方法は適宜変更して
も良く、例えば、カム角センサからカム角信号が所定期
間出力されなくなったときにエンジンストールが発生し
たと判定するようにしても良い。或は、エンジン回転速
度が所定回転速度以下に低下したときにエンジンストー
ルが発生したと判定するようにしても良い。
24からクランク角信号が所定期間出力されなくなった
ときにエンジンストールが発生したと判定するようにし
たが、エンジンストールを判定する方法は適宜変更して
も良く、例えば、カム角センサからカム角信号が所定期
間出力されなくなったときにエンジンストールが発生し
たと判定するようにしても良い。或は、エンジン回転速
度が所定回転速度以下に低下したときにエンジンストー
ルが発生したと判定するようにしても良い。
【0040】これらいずれの判定方法においても、エン
ジン11の回転がほぼ停止したと判断できる状態になっ
た時点で、エンジンストールが発生したと判定するよう
に判定条件(所定期間、所定回転速度)を設定しても良
いが、エンジン11の回転速度(クランク角信号の出力
周期、カム角信号の出力周期)が自力で回転を持続でき
る最低回転速度以下に落ち込んだ時点で、エンジンスト
ールが発生したと判定するように判定条件(所定期間、
所定回転速度)を設定しても良い。このようにすれば、
エンジン11の回転が停止するのを待たずに、基準位置
の再学習を開始することができ、その分、基準位置の再
学習を行う時間を長く確保することができて、エンジン
11の再始動が開始される前に基準位置の再学習を確実
に終了させることができる。
ジン11の回転がほぼ停止したと判断できる状態になっ
た時点で、エンジンストールが発生したと判定するよう
に判定条件(所定期間、所定回転速度)を設定しても良
いが、エンジン11の回転速度(クランク角信号の出力
周期、カム角信号の出力周期)が自力で回転を持続でき
る最低回転速度以下に落ち込んだ時点で、エンジンスト
ールが発生したと判定するように判定条件(所定期間、
所定回転速度)を設定しても良い。このようにすれば、
エンジン11の回転が停止するのを待たずに、基準位置
の再学習を開始することができ、その分、基準位置の再
学習を行う時間を長く確保することができて、エンジン
11の再始動が開始される前に基準位置の再学習を確実
に終了させることができる。
【0041】尚、基準位置の学習は、エンジン始動前に
行う場合に限定されず、エンジン停止後に基準位置の学
習を行うようにしても良い。
行う場合に限定されず、エンジン停止後に基準位置の学
習を行うようにしても良い。
【0042】その他、本発明は、電子スロットルシステ
ムの構成を適宜変更しても良く、例えば、モータ17と
スロットルバルブ15の回動軸15aとの間に電磁クラ
ッチを介在させた構成としても良い。
ムの構成を適宜変更しても良く、例えば、モータ17と
スロットルバルブ15の回動軸15aとの間に電磁クラ
ッチを介在させた構成としても良い。
【図1】本発明の一実施形態を示すエンジン制御システ
ム全体の概略構成図
ム全体の概略構成図
【図2】電子スロットルシステムの概略構成図で、
(a)は通常正常時(モータON時)の状態を示す図、
(b)はモータOFF時の状態を示す図
(a)は通常正常時(モータON時)の状態を示す図、
(b)はモータOFF時の状態を示す図
【図3】電子制御ユニットのスロットル制御機能の基本
的な構成を概略的に示す機能ブロック図
的な構成を概略的に示す機能ブロック図
【図4】基準位置学習ルーチンの処理の流れを示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図5】学習許可判定ルーチンの処理の流れを示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図6】基準位置学習時目標スロットル開度変更ルーチ
ンの処理の流れを示すフローチャート
ンの処理の流れを示すフローチャート
【図7】基準位置学習方法を説明するためのタイムチャ
ート
ート
【図8】エンスト時再学習ルーチンの処理の流れを示す
フローチャート
フローチャート
【図9】他の実施形態の基準位置学習時スロットル開度
変更ルーチンの処理の流れを示すフローチャート
変更ルーチンの処理の流れを示すフローチャート
11…エンジン(内燃機関)、12…吸気管、14…エ
アフローメータ、15…スロットルバルブ、17…モー
タ(スロットルアクチュエータ)、18…スロットル開
度センサ、25…電子制御ユニット(スロットル制御手
段,基準位置学習手段,エンスト判定手段)、26…ア
クセルペダル、27…アクセルセンサ、34…アクセル
レバー、35,36…アクセルリターンスプリング、3
7…アクセル全閉ストッパ、38…バルブレバー、39
…オープナスプリング、40…オープナ、41…リター
ンスプリング、42…オープナストッパ、43…スロッ
トル全閉ストッパ、47…オープナ機構。
アフローメータ、15…スロットルバルブ、17…モー
タ(スロットルアクチュエータ)、18…スロットル開
度センサ、25…電子制御ユニット(スロットル制御手
段,基準位置学習手段,エンスト判定手段)、26…ア
クセルペダル、27…アクセルセンサ、34…アクセル
レバー、35,36…アクセルリターンスプリング、3
7…アクセル全閉ストッパ、38…バルブレバー、39
…オープナスプリング、40…オープナ、41…リター
ンスプリング、42…オープナストッパ、43…スロッ
トル全閉ストッパ、47…オープナ機構。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
F02D 45/00 345 F02D 45/00 345C
Fターム(参考) 3G065 AA04 CA00 CA26 DA05 DA15
EA07 FA12 GA00 GA05 GA09
GA10 GA41 GA46 HA06 HA19
HA21 HA22 JA04 JA09 JA11
KA02 KA15 KA16
3G084 AA03 BA05 BA13 BA17 CA03
CA04 DA00 DA04 EA04 EA09
EA11 EB06 EB17 EC01 EC03
FA07 FA10 FA20 FA33 FA36
FA38
3G301 HA06 JA20 KA06 LA03 LB02
LC03 MA11 NA06 NA08 NB03
NB05 NB15 NC01 ND02 ND21
NE01 NE06 NE19 PA01Z
PA11A PA11Z PE01A PE01Z
PE03Z PE08Z PF03Z PF16Z
Claims (4)
- 【請求項1】 スロットルバルブを駆動するスロットル
アクチュエータと、前記スロットルバルブの開度(以下
「スロットル開度」という)を検出するためのスロット
ル開度センサと、このスロットル開度センサで検出した
スロットル開度をアクセル操作等に基づいて設定された
目標スロットル開度に一致させるように前記スロットル
アクチュエータを制御するスロットル制御手段とを備え
た内燃機関の電子スロットル制御装置において、 機関始動前又は停止後に前記スロットル開度の基準位置
を学習する基準位置学習手段と、 機関運転中にエンジンストールが発生したか否かを判定
するエンスト判定手段とを備え、 前記基準位置学習手段は、機関運転中に前記エンスト判
定手段によりエンジンストールが発生したと判定された
ときに前記基準位置を再学習することを特徴とする内燃
機関の電子スロットル制御装置。 - 【請求項2】 内燃機関のクランク軸の回転速度に応じ
た周期でクランク角信号を出力するクランク角センサを
備え、 前記エンスト判定手段は、機関運転中に前記クランク角
センサからクランク角信号が所定期間出力されなくなっ
たときにエンジンストールが発生したと判定することを
特徴とする請求項1に記載の内燃機関の電子スロットル
制御装置。 - 【請求項3】 内燃機関のカム軸の回転速度に応じた周
期でカム角信号を出力するカム角センサを備え、 前記エンスト判定手段は、機関運転中に前記カム角セン
サからカム角信号が所定期間出力されなくなったときに
エンジンストールが発生したと判定することを特徴とす
る請求項1に記載の内燃機関の電子スロットル制御装
置。 - 【請求項4】 前記エンスト判定手段は、機関回転速度
が所定回転速度以下に低下したときにエンジンストール
が発生したと判定することを特徴とする請求項1に記載
の内燃機関の電子スロットル制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002010854A JP2003214221A (ja) | 2002-01-18 | 2002-01-18 | 内燃機関の電子スロットル制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002010854A JP2003214221A (ja) | 2002-01-18 | 2002-01-18 | 内燃機関の電子スロットル制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003214221A true JP2003214221A (ja) | 2003-07-30 |
Family
ID=27648477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002010854A Pending JP2003214221A (ja) | 2002-01-18 | 2002-01-18 | 内燃機関の電子スロットル制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003214221A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7222605B2 (en) | 2004-11-25 | 2007-05-29 | Denso Corporation | Throttle control system and method |
US8095299B2 (en) | 2009-02-13 | 2012-01-10 | Ford Global Technologies, Llc | Method for starting a vehicle engine |
JP2016160906A (ja) * | 2015-03-05 | 2016-09-05 | 本田技研工業株式会社 | スロットル弁の制御装置 |
CN108730041A (zh) * | 2017-04-25 | 2018-11-02 | 罗伯特·博世有限公司 | 用于对用于内燃机的空气系统调节器的定位的位置传感器进行适应处理的方法 |
-
2002
- 2002-01-18 JP JP2002010854A patent/JP2003214221A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7222605B2 (en) | 2004-11-25 | 2007-05-29 | Denso Corporation | Throttle control system and method |
US8095299B2 (en) | 2009-02-13 | 2012-01-10 | Ford Global Technologies, Llc | Method for starting a vehicle engine |
JP2016160906A (ja) * | 2015-03-05 | 2016-09-05 | 本田技研工業株式会社 | スロットル弁の制御装置 |
CN108730041A (zh) * | 2017-04-25 | 2018-11-02 | 罗伯特·博世有限公司 | 用于对用于内燃机的空气系统调节器的定位的位置传感器进行适应处理的方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7287500B2 (en) | Start controller for internal combustion engine | |
US7861683B2 (en) | Diagnosis device for vehicle | |
EP2357340B1 (en) | Device and method for controlling timing at which ignition is stopped when internal combustion engine becomes stopped | |
US6196173B1 (en) | Valve timing control system for internal combustion engine | |
JP3104512B2 (ja) | 内燃機関のスロットル制御装置 | |
EP0691466B1 (en) | Device for coping with sensor abnormal state in electronic control system for internal combustion engine | |
JP2003138960A (ja) | 内燃機関の触媒早期暖機制御装置 | |
WO2007023890A1 (ja) | ディーゼル内燃機関の制御装置 | |
US7073321B2 (en) | Controller for internal combustion engine | |
JP4458256B2 (ja) | 内燃機関の始動制御装置 | |
JP2002266674A (ja) | 内燃機関の自動始動停止装置 | |
JP2003214221A (ja) | 内燃機関の電子スロットル制御装置 | |
US6640763B2 (en) | Apparatus for controlling starting of internal combustion engine | |
JP2003214232A (ja) | 内燃機関の電子スロットル制御装置 | |
JP4035996B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2001280188A (ja) | 内燃機関の電子スロットル制御装置 | |
JP3014559B2 (ja) | 車両用制御装置 | |
JP2005171915A (ja) | 電子スロットル制御装置 | |
JP5020220B2 (ja) | 内燃機関の停止時にスロットル弁を制御する装置 | |
JPS60224951A (ja) | エンジン用燃料供給装置 | |
JP3478170B2 (ja) | 内燃機関のアイドル回転数制御装置 | |
JPH06264812A (ja) | 内燃機関のスロットル制御装置 | |
JP6482904B2 (ja) | スロットル弁の制御装置 | |
JPH05312068A (ja) | 始動時燃料噴射制御装置 | |
JP2001323821A (ja) | 内燃機関のスロットル制御装置 |