JP2003213570A - 吸湿性繊維構造体およびその製造方法 - Google Patents

吸湿性繊維構造体およびその製造方法

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JP2003213570A
JP2003213570A JP2002011189A JP2002011189A JP2003213570A JP 2003213570 A JP2003213570 A JP 2003213570A JP 2002011189 A JP2002011189 A JP 2002011189A JP 2002011189 A JP2002011189 A JP 2002011189A JP 2003213570 A JP2003213570 A JP 2003213570A
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JP
Japan
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hygroscopic
fiber structure
monomer
nonionic
polymer
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Tomoki Nakamura
知基 中村
Shigenobu Kobayashi
重信 小林
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 柔軟な風合いを損なうことなく、洗濯耐久性
のある吸湿性と帯電防止性を兼ね備えた吸湿性繊維構造
体を提供すること。 【解決手段】 ノニオン性吸湿モノビニルモノマーと下
記一般式[I]で示されるジビニルモノマーからなる重
合体であって、かつこれらモノマーの重量比が1:10
〜10:1の重合体を繊維表面に付着させる。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸湿性に優れた繊
維構造体に関するものである。さらに詳しくは、柔軟な
風合いを損なうことなく、耐久性のある吸湿性と帯電防
止性を兼ね備えた吸湿性繊維構造体およびその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリエステル、ナイロンなどの合
成繊維は、優れた物理的性質および化学的性質を有して
いるため広く用いられている。しかるに、合成繊維は一
般的に吸湿性が低いため、着用時に蒸れやすい、帯電し
やすいなどという欠点を有している。
【0003】これらを解決すべく、例えば、特公昭60
−34979号公報では、合成繊維にアクリル酸やメタ
クリル酸をグラフト重合させる方法が提案され、また、
特公昭53−46960号公報では、ポリアルキレング
リコールセグメントを有する共重合ポリマーを、合成繊
維に付与する方法が提案されている。しかし、これらの
方法では性能や耐久性が不十分であったり、風合いが硬
くなるなどの欠点があった。
【0004】一方、例えば特開平6−280164号公
報などでは、イオン性吸湿モノマーとジビニルモノマー
との重合体を繊維材料表面に付着させる方法が提案され
ている。
【0005】しかるに、かかるイオン性吸湿モノマーを
用いる方法では、布帛の柔軟性は維持できるものの、重
合後において、吸湿性ポリマーの吸水性が高くなりすぎ
る傾向にある。その結果、かかるポリマーを付与した布
帛が洗濯される際、該ポリマーが膨潤剥離し、洗濯耐久
性の点で満足なものは得られなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の問題を解消するためになされたものであり、その課
題は、繊維構造体本来の風合いを損なうことなく、洗濯
耐久性の良好な吸湿性と帯電防止性を有する吸湿性繊維
構造体およびその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
を達成するため鋭意検討した結果、ノニオン性吸湿モノ
ビニルモノマーとジビニルモノマーとを所定の重量比で
重合してなる重合体を繊維構造体に付着させることによ
り、布帛本来の風合いを損なうことなく、洗濯耐久性の
良好な吸湿性と帯電防止性を有する吸湿性繊維構造体が
得られることを知り、本発明を完成するに至った。
【0008】かくして、本発明によれば、ノニオン性吸
湿モノビニルモノマーと下記一般式[I]で示されるジ
ビニルモノマーが、重量比1:10〜10:1で重合し
てなる重合体が、繊維の表面に付着してなることを特徴
とする吸湿性繊維構造体が提供される。
【0009】
【化3】
【0010】その際、前記重合体の付着量が繊維構造体
に対して1〜30wt%であることが好ましい。また、
前記ノニオン性吸湿モノビニルモノマーとしては、ポリ
エチレングリコールのアクリル酸エステル、ポリエチレ
ングリコール誘導体のアクリル酸エステル、ポリエチレ
ングリコールのメタクリル酸エステル、ポリエチレング
リコール誘導体のメタクリル酸エステル、N−ビニルア
セトアミドなどが好ましく例示される。
【0011】そして、上記の吸湿性繊維構造体は、前記
ノニオン性吸湿ビニルモノマー、ジビニルモノマー、な
らびに重合開始剤を含む処理液を繊維構造体に付与した
後、ノニオン性吸湿ビニルモノマーとジビニルモノマー
を重合させることにより、容易に得られる。そして、か
かる吸湿性繊維構造体に染色加工を施す場合は、前記重
合の後に、染色加工を施すことが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。まず、本発明の吸湿性繊維構造体に
用いるノニオン性吸湿モノビニルモノマーとしては、ポ
リエチレングリコールのアクリル酸エステル、ポリエチ
レングリコール誘導体のアクリル酸エステル、ポリエチ
レングリコールのメタクリル酸エステル、ポリエチレン
グリコール誘導体のメタクリル酸エステル、N−ビニル
アセトアミドなどが好ましく例示される。また、これら
のモノマーを2種類以上用いることも何ら差し支えな
い。
【0013】一方、本発明の吸湿性繊維構造体に用いる
ジビニルモノマーとしては、前記一般式[I]で表さ
れ、n=3〜25(好ましくはn=8〜18)の範囲内
のものである。nが3よりも小さいと、該ジビルモノマ
ーを用いて処理液を得る際、該ジビルモノマーの水に対
する溶解性が低下し、安定した重合が得られず好ましく
ない。逆に、nが25よりも大きいと、該ジビルモノマ
ーと前記ノニオン性吸湿モノビニルモノマーとの反応性
が低下し、好ましくない。Xについては、H、CH3
どちらでもよいが、CH3を用いることが好ましい。さ
らに、一般式[I]で表されるものに含まれる2種以上
のものを用いても何ら差し支えない。
【0014】前記ノニオン性吸湿モノビニルモノマーと
ジビルモノマーとの重量比は、1:10〜10:1(好
ましくは1:5〜5:1)である必要がある。ノニオン
性吸湿モノビニルモノマーの割合がこの範囲よりも大き
いと、吸湿性の洗濯耐久性が低下し好ましくない。逆
に、ジビニルモノマーの割合がこの範囲よりも大きい
と、吸湿性が低下するため好ましくない。
【0015】本発明において、前記ノニオン性吸湿モノ
ビニルモノマーとジビニルモノマーからなる重合体が繊
維構造体の繊維表面に付着されている。該付着量は特に
限定されないが、吸湿性を優れたものとし、かつ繊維構
造体の柔軟な風合いを損なわせないためには、繊維構造
体の重量に対して、1〜30wt%(より好ましくは5
〜25wt%)とすることが好ましい。
【0016】本発明の吸湿性繊維構造体に用いうる繊維
材料としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリ
メチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート
などのポリエステル系繊維、ポリエステルに第3成分を
共重合したポリエステル系繊維、ナイロン6やナイロン
66などのポリアミド系繊維、ポリアミドに第3成分を
共重合したポリアミド系繊維などが好ましく例示され
る。また、繊維構造体の形態としては、フィラメント、
ステープル、織編物、不織布などいかなる形態であって
もよい。
【0017】次に、以上に説明した吸湿性繊維構造体を
製造するための好ましい方法について説明する。
【0018】まず、前記ノニオン性吸湿ビニルモノマー
とジビニルモノマーを1:10〜10:1の重量比で含
み、かつ、重合開始剤を含む処理液を準備する。
【0019】かかる重合開始剤としては、特に限定され
ず、2,2´−アゾビス(2−メチル−N−(1,1´
−ビス(ヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチル)
プロピオンアミド)、2,2´−アゾビス(2−メチル
−N−(2−ヒドロキシエチル)−プロピオンアミド)
などがあげられる。また、重合開始剤の使用濃度は、使
用するモノマー濃度や処理条件にもよるが、0.05〜
5wt%(より好ましくは0.1〜3wt%)が適当で
ある。
【0020】また、ノニオン性吸湿ビニルモノマーとジ
ビニルモノマーの処理液中の濃度としては、それぞれ
0.5〜15wt%(より好ましくは1〜10wt%)
の範囲が適当である。
【0021】前記のノニオン性吸湿ビニルモノマーとジ
ビニルモノマーならびに重合開始剤をヘプタン、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、酢
酸エチル、ミネラルターペン、イソプロピレンアルコー
ル等の有機溶剤に分散・溶解して処理液としてもよい
し、水中に自己乳化するか、又は、適当な乳化剤、例え
ば、高級アルコールの硫酸エステル塩、アルキルベンゼ
ンスルホン酸塩、高級アルコールポリオキシアルキルキ
レン付加物、高級脂肪酸ポリオキシアルキレン付加物、
高級脂肪酸ソルビタンエステル等を用いて水中に乳化し
て処理液としてもよい。かかる処理液には、必要に応じ
て仕上げ加工剤、例えば撥水剤、柔軟剤、難燃剤、抗菌
防臭加工剤などを添加してもよい。
【0022】続いて、上記の処理液を繊維構造体に付与
する。繊維構造体としては前記のものが使用される。こ
こで、かかる繊維構造体は必要に応じてアルカリ減量加
工を施されていてもよいが、染色加工は施されていない
ことが好ましい。繊維構造体に処理液を付与する前に、
該繊維構造体が染色されていると、染料が処理液中に流
出し、重合開始剤が失活することにより、安定した重合
が得られず、吸湿性の洗濯耐久性が低下する恐れがあ
る。
【0023】処理液を繊維構造体に付与する方法として
は、常法のものが使用される。例えば、パデイング法、
スプレー法などが例示される。これらの方法で処理液を
付与した後、さらに、真空脱水機などで付着量を調整し
てもよい。
【0024】次に、繊維構造体に付与された処理液中
の、ノニオン性吸湿モノビニルモノマーとジビニルモノ
マーを重合させる。かかるノニオン性吸湿モノビニルモ
ノマーとジビニルモノマーを重合させる方法としては、
ラジカル重合に用いられるあらゆる手段を使用すること
ができる。例えば、乾熱処理、スチーム処理、マイクロ
波処理、紫外線処理、電子線照射などがあげられる。こ
れらの処理方法は単独で使用してもよいし、組み合わせ
て使用してもよい。中でも、スチーム処理が処理の安定
性の点でもっとも好ましい。スチーム処理の温度は80
〜160℃(より好ましく90〜130℃)、スチーム
処理の時間は1〜20分(より好ましくは2〜15分)
が適当である。
【0025】また、ノニオン性吸湿モノビニルモノマー
とジビニルモノマーを重合させた後、繊維構造体を乾熱
もしくは湿熱により、熱セットすることが好ましい。
【0026】さらに、重合体が付着された繊維構造体は
必要に応じて染色加工が施される。かかる染色加工は常
法によるものが使用でき、通常の染色、乾燥、樹脂加工
等を実施することができる。ただし、アルカリ減量加工
を施す場合は、繊維構造体に処理液を付与する前に実施
することが好ましい。重合体が付着された繊維構造体に
アルカリ減量加工を施すと、重合体が脱落する恐れがあ
る。
【0027】本発明の吸湿性繊維構造体は、従来のよう
なイオン性吸湿モノマーを含んでいないため、洗濯時に
該吸湿ポリマーが膨潤剥離することがなく、優れた洗濯
耐久性が得られる。
【0028】
【実施例】次に本発明の実施例及び比較例を詳述する
が、本発明はこれらによって限定されるものではない。
なお、実施例中の各測定項目は下記の方法で測定した。 <重合体の付着量>重合体付与前後の繊維構造体を10
5℃で2時間乾燥して、下記式により求めた。 重合体の付着量=((A1−A0)/A0)×100
(%) ここで、A0は重合体付与前の繊維構造体の重量であ
り、A1は重合体付与後の繊維構造体の重量である。 <吸湿率>繊維構造体を105℃で2時間乾燥したのち
の重量と、繊維構造体を35℃、95RH%の環境下で
24時間放置した後の重量から下記式により求めた。 吸湿率=((B1−B0)/B0)×100(%) ここで、B0は繊維構造体を105℃で2時間乾燥した
のちの重量の重量であり、B1は繊維構造体を35℃、
95RH%の環境下で24時間放置した後の重量の重量
である。 <洗濯耐久性>JIS L0217法による評価を行っ
た。 <摩擦耐電圧>JIS L1094法による評価を行っ
た。 <風合い評価>試験者3名により、ソフト感について官
能評価を行い3段階評価した。「優れている」は○、
「普通」は△、「劣っている」は×で示した。
【0029】[実施例1]経糸として、総繊度56dt
ex/24filのポリエチレンテレフタレート繊維、
緯糸として、総繊度84dtex/36filのポリエ
チレンテレフタレート繊維を用い、繊維構造体として目
付け55g/m2のタフタ織物を得た。また、下記の処
理液を用意した。
【0030】[処理液の組成] ・N−ビニルアセトアミド 8.0wt% ・PEG600ジメタクリレート 8.0wt% (前記化学式[I]においてX=CH3、n=14のモ
ノマー) ・2,2´−アゾビス(2−メチル−N−(1,1´−
ビス(ヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチル)プ
ロピオンアミド) 0.1wt% ・水 83.9wt% 次いで、該処理液中に前記繊維構造体を浸漬し、マング
ルで絞った(パデング法)後、105℃の加熱スチーム
で10分間処理した。次いで熱風乾燥機を用いて170
℃、1分間熱セットし、評価に供した。結果を表1に示
す。
【0031】[実施例2]実施例1において、N−ビニ
ルアセトアミドにかえてメトキシPEG600モノメタ
クリレートを使用するほかは、実施例1と同様に実施し
た。結果を表1に示す。
【0032】[実施例3]実施例1において、処理液の
組成をN−ビニルアセトアミド4wt%、PEG600
ジメタクロレート12wt%にかえる以外は、実施例1
と同様に実施した。結果を表1に示す。
【0033】[実施例4]実施例1において、処理液の
組成をN−ビニルアセトアミド12wt%、PEG60
0ジメタクロレート4wt%にかえる以外は、実施例1
と同様に実施した。結果を表1に示す。
【0034】[比較例1]実施例1において、N−ビニ
ルアセトアミドにかえてイオン性吸湿モノビニルモノマ
ーであるアクリル酸を用いるほかは、実施例1と同様に
実施した。初期の吸湿性はあるものの、洗濯30回で吸
湿性が喪失した。結果を表1に示す。
【0035】[比較例2]実施例1において、処理液の
組成をN−ビニルアセトアミド1wt%、PEG600
ジメタクリレート15wt%にかえる以外は実施例1と
同様に実施した。処理後の繊維構造体の風合いが硬いも
のであり、実用に不適であった。結果を表1に示す。
【0036】[比較例3]実施例1において、処理液の
組成をN−ビニルアセトアミド15wt%、PEG60
0ジメタクリレート1wt%にかえる以外は実施例1と
同様に実施した。処理後の繊維構造体において、吸湿率
の洗濯耐久性がなく、実用に不適であった。結果を表1
に示す。
【0037】[実施例5]実施例1で得られた繊維構造
体を分散染料ダイアニックスネイビーブルーBG−SE
(三菱化成株式会社製)3%owf、酢酸0.5g/リ
ットル、デイスパーVG0.5g/リットルを用いて、
130℃、30分間で染色した後、炭酸ソーダ2g/リ
ットル、アミラジン2g/リットル、ハイドロサルファ
イト2g/リットル水溶液で80℃20分間の還元洗浄
を行い、染色された吸湿性繊維構造体を得た。この染色
された吸湿性繊維構造体は、洗濯前で重合体の付着量1
4wt%、吸湿率4.0%、摩擦耐電圧0.4kV、1
0回洗濯後で重合体の付着量11wt%、吸湿率3.5
%、摩擦耐電圧0.5kVと優れた吸湿性と帯電防止性
を有していた。また、風合いも良好なもの(○)であっ
た。
【0038】
【表1】
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、繊維構造体本来の風合
いを損なうことなく、洗濯耐久性の良好な吸湿性と帯電
防止性を有する吸湿性繊維構造体を得ることが可能であ
り、かかる吸湿性繊維構造体は衣料用途として極めて好
適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C09K 3/16 102 C09K 3/16 102L 106 106E Fターム(参考) 4J027 AC03 BA13 BA18 CB09 CD00 4J100 AL66Q AN04P BA08 CA04 JA11 4L033 AA07 AA08 AB01 AB04 AC06 CA20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノニオン性吸湿モノビニルモノマーと下
    記一般式[I]で示されるジビニルモノマーが重量比
    1:10〜10:1で重合してなる重合体が繊維表面に
    付着してなることを特徴とする吸湿性繊維構造体。 【化1】
  2. 【請求項2】 前記重合体の付着量が繊維構造体に対し
    て1〜30wt%である請求項1記載の吸湿性繊維構造
    体。
  3. 【請求項3】 前記ノニオン性吸湿モノビニルモノマー
    が、ポリエチレングリコールのアクリル酸エステル、ポ
    リエチレングリコール誘導体のアクリル酸エステル、ポ
    リエチレングリコールのメタクリル酸エステル、ポリエ
    チレングリコール誘導体のメタクリル酸エステル、N−
    ビニルアセトアミドの群より選択された少なくとも1種
    のモノマーである請求項1または請求項2に記載の吸湿
    性繊維構造体。
  4. 【請求項4】 ノニオン性吸湿モノビニルモノマーと下
    記一般式[I]で示されるジビニルモノマーを重量比
    1:10〜10:1で含み、かつ重合開始剤を含む処理
    液を繊維構造体に付与した後、該ノニオン性吸湿モノビ
    ニルモノマーとジビニルモノマーを重合させることを特
    徴とする吸湿性繊維構造体の製造方法。 【化2】
  5. 【請求項5】 前記ノニオン性吸湿モノビニルモノマー
    とジビニルモノマーを重合させた後、染色加工を施す請
    求項4に記載の吸湿性繊維構造体の製造方法。
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