JP2003212385A - 加工処理機の枚葉紙ガイド装置 - Google Patents
加工処理機の枚葉紙ガイド装置Info
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- JP2003212385A JP2003212385A JP2002353024A JP2002353024A JP2003212385A JP 2003212385 A JP2003212385 A JP 2003212385A JP 2002353024 A JP2002353024 A JP 2002353024A JP 2002353024 A JP2002353024 A JP 2002353024A JP 2003212385 A JP2003212385 A JP 2003212385A
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- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
て、簡単で、マーキング無しで、あるいはインキの染み
が無いようにして、片面ないし両面に印刷および/また
はニス引きされた枚葉紙を案内することができる製造コ
ストを抑えた枚葉紙ガイド装置を提供する。 【解決手段】 クロム、鉄、チタン、ニッケル、コバル
ト、タングステン、又はモリブデン等の金属から成る
か、少なくともこれらの一部を含有して成るインキない
しニスを弾くコーティング15を表面に持つ着脱自在の
ドラムキャップ7,8を枚葉紙案内胴に設ける。二つの
枚葉紙保持機構から形成される受け渡し領域の下側に、
案内面を有して空気圧による調整が可能な枚葉紙ガイド
装置10を、枚葉紙搬送面と所定距離空けて胴本体6に
設ける。この枚葉紙ガイド装置10に、第1の噴出し空
気機構13を搬送方向上流側に設け、胴本体6の下側に
第2の噴出し空気機構14を配置する。
Description
分おいて書き部に記載された加工処理機の枚葉紙ガイド
装置に関する。
関する独国特許出願公開第1254645号明細書か
ら、複数の枚葉紙案内胴を有する輪転印刷機として公知
となっている。これらの枚葉紙案内胴は、2倍の大きさ
の複数の渡しドラム(Uebergabetrommel)として形成さ
れ、これらの渡しドラムは、駆動される本体ないし基体
から構成されかつ各々が二つの対称的な平坦部を備えて
いる。これらの平坦部には、ドラムキャップとも呼ばれ
るセグメント状のドラム分割体が取り外しできるように
着脱自在に設けられている。これらのドラム分割体すな
わちドラムキャップは、さらに、特定の印刷の仕様ない
し注文に応じて、インキを弾いてこれを付着させないよ
うな材料からなる表皮(カバー)を有した構成にするこ
とができる。こういった表皮ないしカバーは、インキを
弾く材料からなるとともに、張設部材を用いてドラムキ
ャップ面に張り付けられている。
書より、外周面を有する枚葉紙案内胴が知られており、
この外周面上に、相対的に移動できてインキを弾く織物
材料が設けられている。この胴外周面は、好ましくはポ
リテトラフロロエチレン(Polytetrafluorethylen)か
らなる摩擦の少ないコーティングを有している。枚葉紙
案内胴がこのような構成とされている場合、枚葉紙は、
略インキ染みの汚れを生じることなく印刷された側で胴
の外周面に面して案内される。
案内胴を有してなるガイド装置が、さらに独国特許出願
公開第19513426号明細書より知られている。枚
葉紙とドラムキャップ外周面との間に溜まった空気を取
り除くために、ドラムキャップは、この空気を胴の内部
空間に向けて逃がすための穴部を有して構成されてい
る。さらに、ドラムキャップ上に通気性の有る織物製の
衣(Aufzug)が取り付けられるとともに、枚葉紙案内胴
の下側にエアボックス(Luftkasten)が配置されてい
る。上記エアボックスは、とりわけ始端に配置されたエ
アドクタ(Luftrakel)、そして必要に応じてさらに終
端に配置された遮断吹き付け管(Abschlussblasrohr)
から構成されている。
号明細書により、ドラムキャップを有する枚葉紙案内
胴、ならびに、クロム、鉄、チタン、ニッケル、コバル
ト、タングステン、又はモリブデンによって形成された
インキないしニスを弾くコーティングが知られている。
さらなる発展態様において、上記コーティングの上に、
ポリオルガノシロキサン(Polyorganosiloxane)のグル
ープからなる密閉補強塗布層が設けられている。
に、片面ないし両面に印刷および/またはニス引きされ
た枚葉紙を、簡単で、マーキング無しで、あるいはイン
キ染みの汚れが無い状態で案内することができ、製造コ
ストの安い上述した類の枚葉紙ガイド装置を提供するこ
とにある。
は請求項2の特徴部分に記載の構成によって解決され
る。他のさらなる発展態様は、従属請求項に与えられて
いる。
ャップが、枚葉紙を案内する渡し胴の円筒状ないし円柱
状とされた胴本体(本明細書中、円筒状の基体ないし円
筒基体と称する場合もある)に素早く着脱できるように
設けられているという点にある。これにより、確実に装
着時間が短縮され、渡し胴が広範な用途に使用できるよ
うになる。こうして、渡し胴は、一つないし複数のドラ
ムキャップ無しで動作可能、すなわち、単なる枚葉紙保
持機構を有する胴本体だけとして動作できる。
の枚葉紙の面が渡し胴に面して案内される場合は特に、
上記渡し胴に、インキないしニスを弾いてインキないし
ニスが着かない外周面を有する少なくとも一つのドラム
キャップが設けられる。
択的に、ドラムキャップならびにその外周面上に設けら
れた織物製の表面構造体ないし面形成体を有して構成す
ることができるか、あるいは、ドラムキャップならびに
その上に設けられたインキないしニスを弾くコーティン
グ、好ましくは、ポリオルガノシロキサンの群からなる
インキないしニスを弾く密閉補強塗布層を有するコーテ
ィングを有して構成することができるという点も長所で
ある。ここで、斯かる渡し胴の各々には、後述するよう
な枚葉紙ガイド装置が、或る一定の距離だけ離されて配
置される。
ら組み立てられた輪転印刷機、あるいはその別構成とし
て印刷装置及びニス引き装置から組み立てられた輪転印
刷機内で、枚葉紙ガイド装置を有して枚葉紙を案内する
渡し胴の上述の構成が、枚葉紙反転装置の主に下流側に
配置できるという点にある。あるいはこれとは別に、上
記の枚葉紙ガイド装置を有する渡し胴は、もっぱらニス
引き装置だけが一列に並べられ、必要に応じて枚葉紙反
転装置が少なくとも一つ配されて組み立てられたコーテ
ィング装置内に用いることができる。
たドラムキャップは、枚葉紙を案内する単一の大きさの
(単位大きさに等しい)渡し胴に制限されることはな
い。例えば、単一の大きさのプレート胴ないし版胴を基
準として、2倍、あるいは3ないし4倍の大きさの渡し
胴が、外周面の複数の側に配置された複数のドラムキャ
ップを有して構成されてもよい(本明細書中、プレート
胴ないし版胴の大きさを基準の単位大きさとした2倍の
大きさ、3ないし4倍の大きさを、単に2倍の大きさ、
あるいは3ないし4倍の大きさと称する場合もある)。
如き渡し胴は、表面印刷においてだけでなく表面裏面印
刷(両面印刷)においても、広範に使用することができ
るという点が有利である。
て詳述する。
機と称する場合もある)は、少なくとも多色印刷用の印
刷装置、あるいはその代わりにニス引き装置などを有し
ている。各印刷装置は、枚葉紙案内胴として圧胴3を備
え、このとき、この圧胴3に対してゴムブランケット胴
2が設けられ、さらにこのゴムブランケット胴に対して
プレート胴1が設けられている。複数の印刷装置間、特
に枚葉紙を案内する複数の圧胴3の間には、隣接する印
刷装置ないしニス引き装置に枚葉紙を移送するための渡
し胴(胴本体6)としての少なくとも一つ枚葉紙案内胴
が設けられている。別の実施形態では、複数の圧胴3間
に三つの渡し胴が配置可能とされている。表面裏面印刷
用に構成された加工処理機においては、二つの印刷装
置、あるいは版胴2を有する二つのニス引き装置の間、
あるいはこれらを組み合わせたものの間に、上記の一つ
ないし複数の渡し胴に代えて、反転胴4が単一ドラム反
転部または複数ドラム反転部として配置される。
倍の大きさに形成されかつ架台側に支持された胴本体6
を有しており、この胴本体6に、二つの枚葉紙保持機構
が外周側に対称に(180°ずらされて)配置されてい
る。この胴本体6は、例えば、独国特許出願公開第12
54645号明細書より公知とされているような割線状
の平坦部を二つ有している。
に、胴本体6における上記平坦部には、第1のドラムキ
ャップ7ならびに第2のドラムキャップ8が外周側に取
り外しできるように着脱自在に設けられている。
プ7,8上には、ドラムキャップ7,8の外周面上で相
対的に移動できてインキないしニスを弾く特性を持った
網目状で織物製の表面構造体9(面形成体)が設けられ
ている。ドラムキャップ7,8の外周面上に、例えばフ
ッ素ポリマー(Fuluorpolymer)といった摩擦を防止す
るコーティングをさらに設けることもでき、このコーテ
ィングの上に上記織物製の表面構造体9が設けられてい
ることが好ましい。
プ7,8上には、インキないしニスを弾くコーティング
15が設けられており、このコーティングは、ドラムキ
ャップ7,8上に付着固定、すなわち付着させて動かな
いように設けられている。このコーティング15は、摩
耗し難い上に、好適にも組織構造を有して形成されてい
る。コーティング15の層厚は、10〜120μmの間
の値を有していることが好ましい。好適な粗度RZは、
5〜60μmの間の値である。
枚葉紙を移送するため、コーティング15は、ランダム
に分散配置されかつ尖った円錐状の複数突起物を有する
不規則な表面構造によって、接触表面割合および断面形
状の谷間部をできるだけ少なくした状態で形成されてい
る。
金属から形成されている。 − クロム、鉄、チタン、ニッケル、コバルト、または
タングステン − これらの酸化物で、Al2O3、TiO2、Cr2
O3、SiO2、またはZrO2といったもの − これらの炭化物で、WC、またはCr3C2といっ
たもの − これらの金属の珪化物、混合物、またはその合金 これらとは別に、特に好ましい材料として、純粋なモリ
ブデンまたはタングステンカーバイド/コバルト(WC
/Co)をコーティング15に用いることができる。
補強塗布層(Versiegelungsschicht)が付着固定されて
いることが好ましい。コーティング15の構造化された
表面上のインキないしニスを弾く特徴は、この付加的な
密閉補強塗布層、というかむしろインキないしニスを弾
く粒子によって一層優れたものになる。このとき、アク
リレート(Acrylate)はもちろんPTFEを基にしたフ
ッ素ポリマー(Fluorpolymer)ならびにフッ素含有コポ
リマー(fluorhaltige Copolymer)といったフッ素処理
された炭化水素(fluorierte Kohlenwasserstoffe)を
用いることができる。この別法として、有機的なSi−
Si網目構造及び無機的なSi−O網目構造から形成さ
れている無機・有機ハイブリッドポリマーを表面上に与
えることもできる。このハイブリッドポリマー内に、ア
ルキル、ビニル、または金属酸化物等の官能基を含ませ
ることができる。
補強塗布層としてポリオルガノシロキサン(Polyorgano
siloxane)、その炭化水素残基(Kohlenwasserstoffres
te)、好ましくはメチル基を始め他のアルキル、例えば
フェニル基ないしアリル基等も用いることができる。こ
れらの化合物内に、さらに、ハロゲン化された基、特に
FないしF化合物を組み込むことができる。コーティン
グ15上にポリオルガノシロキサン基による密閉補強材
料(密閉補強塗布層)が付着固定され、これにより、こ
の材料が被印刷材料に面することが好ましい。
に設けられたドラムキャップ7,8を有して枚葉紙を案
内する渡し胴(胴本体6)は、2倍の大きさの渡し胴の
構成に制限されるものではない。むしろ、一つの胴本体
6と一つのドラムキャップ7ないし8を有する単位大き
さの渡し胴、あるいは、一つの胴本体6とその外周に対
称的に配置された三つないし四つのドラムキャップ7,
8をそれぞれが有してなる3倍ならびに4倍の大きさの
渡し胴も構成可能である。
れることなく、さらに、例えば枚葉紙を案内する給紙ド
ラム(Anlagetrommel)、ループドラム(Umfuehrtromme
l)、および取り出しドラム(Abnahmetrommel)(送り
出しドラム(Auslegertrommel))の場合にも用いるこ
とができる。例えば、周回するくわえ機構を有する送り
出し装置では、胴本体6(枚葉紙保持機構を持たない)
は、チェーンホイールのシャフトとして構成することが
でき、その結果、少なくとも一つのドラムキャップ7な
いし8をこれに着脱自在に取り付けることができるよう
になる。ドラムキャップ7,8には、やはりコーティン
グ15ならびにこのコーティング15上の密閉補強塗布
層が付着固定されている。
キャップ7,8は、クリアランス(Unterschnitt)を有
して、つまり胴の包絡円(胴が内包される円)(Zylind
erhuellkreis)に対して小さい半径Rを有して形成する
ことができるか、あるいは胴の包絡円と同じ半径Rを有
して形成することができる。
(胴本体6)には、それぞれ枚葉紙ガイド装置10が、
渡し胴の下側に隣接配置されている。圧胴3の間に三つ
の渡し胴が配置される場合には、搬送方向における一番
目と三番目の渡し胴に、それぞれ枚葉紙ガイド装置10
が下側に隣接配置されている。各枚葉紙ガイド装置10
は、最大版型幅にわたって延在し、空気圧機構11に接
続された少なくとも一つの流路12を備えている。この
流路12は、枚葉紙搬送方向にノズルを備えてそれ以外
の所では塞がった枚葉紙案内面を備えている。この案内
面は、所定距離隔てて枚葉紙搬送面に合致させられてい
る。このような複数の枚葉紙ガイド装置が搬送方向にモ
ジュール式に設けられていることが好ましい。
葉紙案内胴、例えば圧胴3と渡し胴(胴本体6)の受け
渡し領域が形成されている。搬送方向に上記受け渡し領
域に後続する枚葉紙ガイド装置10の枚葉紙下降部に
は、空気供給源に接続された第1の吹き出し空気機構1
3が最大版型幅にわたって設けられており、その噴出し
空気流は、渡し胴(胴本体6)に面して案内される枚葉
紙に向かって向き付けられている。このような噴出し空
気流は、主として胴本体6の胴の軸線の方向(方面)に
向き付けられている。噴出し空気機構13の他のさらな
る実施形態においては、渡し胴方向への噴出し空気流に
加えて、上述した受け渡し領域方向(方面)への噴出し
空気流が生成可能とされている。
向上流側、つまり、例えば前端部分といった始端側にお
いて枚葉紙ガイド装置に設けられていることが好まし
い。第1の噴出し空気機構13の噴出し空気流は、渡し
胴(胴本体6)のドラムキャップ7,8上で枚葉紙を案
内するのに用いられ、枚葉紙のループを受け渡し領域の
方へ締め付けて押し出すの役立つ。
いし胴本体6の下側には、空気供給源に接続された第2
の噴出し空気機構14が最大版型幅にわたって設けられ
ている。この第2の噴出し空気機構14は、枚葉紙ガイ
ド装置10の案内面の面内に組み込まれているか、ある
いは、複数の枚葉紙ガイド装置10の二つの案内面の間
に配置可能とされている。さらに他の実施形態におい
て、第2の噴出し空気機構14は、枚葉紙ガイド装置1
0の案内面のレベルより下方に配置可能とされている。
この場合、噴出し空気機構14は、常に開放された自由
な状態に置かれて、つまりは案内面によって覆われな
い。
気流は、渡し胴に面して案内される枚葉紙に向かって向
き付けられている。枚葉紙材料の搬送方向には、ここで
もやはり第2の噴出し空気機構14に枚葉紙上昇部への
案内面を有する枚葉紙ガイド装置10が接続されてい
る。この枚葉紙上昇部には、搬送方向に例えば渡し胴
(胴本体6)と後置された圧胴3との間の受け渡し領域
が後続している。圧胴3は、版胴/ゴムブランケット胴
2とともに、印刷ないしニス引き領域を形成しており、
ここで、この印刷ないしニス引き領域上流側に、圧胴吹
き付け装置5が、枚葉紙を案内するのを補助するために
設けられている。
空気機構14の噴出し空気流は、枚葉紙材料の搬送方向
に向かって、水平方向に対し好ましくは20°から45
°までの或る鋭角を有して、渡し胴を案内される枚葉紙
の方向に傾けられた状態に向き付けられている。第2の
噴出し空気機構14のさらに他の実施形態においては、
付加的な噴出し空気流が、略直角をなすように胴本体6
の胴軸線方向に垂直に向けられている。
の空気供給源から別々に供給されるものであってもよい
し、あるいは、一つの空気供給源から合わせて供給され
るものであってもよい。こうして、噴出し空気機構1
3,14に対して、枚葉紙ガイド装置の空気圧機構11
とは独立した少なくとも一つの個別の空気供給源が設け
られている。
圧力は、独立して制御可能とされ、空気圧機構13を有
して空気圧による調整が可能(圧搾空気を供給して動作
させるとともに、この圧搾空気の圧力の制御が可能)な
枚葉紙ガイド装置10の圧力より高いことが好ましい。
さらに他の実施形態においては、枚葉紙ガイド装置10
の案内面に対する噴出し空気機構13,14の距離が可
変に調整可能とされている。この距離の変更によって、
同様に圧力を変更することもできる。
閉補強塗布層を持つコーティング15を有するドラムキ
ャップ7,8を備えて成る上述の渡し胴(胴本体6)
は、単に加工処理機の構成に用いられるだけに留まらな
い。それどころか、コーティング機内で、第一および第
二の実施形態による渡し胴を組み合わせることも同じよ
うに可能である。
の表面構造体9を有する第1の渡し胴(ドラムキャップ
7,8を有する胴本体6)を二つの印刷装置および/ま
たはニス引き装置の間に設けることができる。例えば、
反転装置4の下流側に、印刷装置ないしニス引き装置の
第1の圧胴3に対して上記のような渡し胴が後置され
る。この構成に代えて、密閉補強塗布層を持つコーティ
ング15をドラムキャップ7ないし8上に有する送り出
しドラム(少なくとも一つのドラムキャップ7ないし8
を有するチェーンホイールシャフトないし胴本体6)
が、搬送方向下流側において印刷装置ないしニス引き装
置の圧胴3に設けられている。
枚葉紙加工処理機を示す図である
Claims (7)
- 【請求項1】 枚葉紙案内胴を複数有する加工処理機内
の枚葉紙ガイド装置であって、少なくとも一つの枚葉紙
案内胴が円筒状の基体を備え、この基体が少なくとも一
つの枚葉紙保持機構および該基体上で取り外しできる少
なくとも一つのドラムキャップを有している枚葉紙ガイ
ド装置において、 前記ドラムキャップ(7,8)の表面に、インキないし
ニスが着かないコーティング(15)が付着固定され、
前記コーティング(15)は、クロム、鉄、チタン、ニ
ッケル、コバルト、タングステン、又はモリブデンであ
る金属から形成されるか、あるいは、少なくともこれら
の金属の一部を含んでなり、さらに前記コーティング
(15)上に、インキないしニスが着かない密閉補強塗
布層が付着固定され、 二つの枚葉紙保持機構から形成される受け渡し領域の下
側には、空気圧によって調整可能で案内面を有してなる
該枚葉紙ガイド装置(10)が、枚葉紙の搬送面と或る
一定の距離を隔てて前記円筒基体(6)に設けられ、 前記円筒基体(6)に面して導かれる枚葉紙の方向に噴
出し空気流を生成して枚葉紙のループを押し出すように
する第1の噴出し空気機構(13)が、搬送方向上流側
に該枚葉紙ガイド装置(10)に対して設けられ、 前記円筒基体(6)面して導かれる枚葉紙に向かって噴
出し空気流を生成する第2の噴出し空気機構(14)
が、前記円筒基体(6)の下側に、軸線に対して略垂直
に設けられ、 これら二つの噴出し空気機構(13,14)は、最大半
型幅にわたって延在しかつ少なくとも一つの独立した空
気供給源に接続されていることを特徴とする枚葉紙ガイ
ド装置。 - 【請求項2】 枚葉紙案内胴を複数有する加工処理機内
の枚葉紙ガイド装置であって、少なくとも一つの枚葉紙
案内胴が円筒状の基体を備え、この基体が少なくとも一
つの枚葉紙保持機構および該基体上で取り外しできる少
なくとも一つのドラムキャップを有している枚葉紙ガイ
ド装置において、 前記ドラムキャップ(7,8)の表面に、該ドラムキャ
ップの外周面上における相対的な移動が可能な織物製の
表面構造体(9)が設けられ、 二つの枚葉紙保持機構から形成される受け渡し領域の下
側には、空気圧によって調整可能で案内面を有してなる
該枚葉紙ガイド装置(10)が、枚葉紙の搬送面と或る
一定の距離を隔てて前記円筒基体(6)に設けられ、 前記円筒基体(6)に面して導かれる枚葉紙の方向に噴
出し空気流を生成して枚葉紙のループを押し出すように
する第1の噴出し空気機構(13)が、搬送方向上流側
に該枚葉紙ガイド装置(10)に対して設けられ、 前記円筒基体(6)面して導かれる枚葉紙に向かって噴
出し空気流を生成する第2の噴出し空気機構(14)
が、前記円筒基体(6)の下側に、軸線に対して略垂直
に設けられ、 これら二つの噴出し空気機構(13,14)は、最大半
型幅にわたり延在しかつ少なくとも一つの独立した空気
供給源に接続されていることを特徴とする枚葉紙ガイド
装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の枚葉紙
ガイド装置において、 前記第1の噴出し空気機構(13)の噴出し空気流は、
二つの枚葉紙保持機構の受け渡し領域の方に向けられて
いることを特徴とする枚葉紙ガイド装置。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の枚葉紙
ガイド装置において、 前記第2の噴出し空気機構(14)の噴出し空気流は、
水平方向と或る鋭角をなして枚葉紙搬送方向に向かって
傾けられていることを特徴とする枚葉紙ガイド装置。 - 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載の枚葉紙
ガイド装置において、 前記二つの噴出し空気機構(13,14)のための圧力
が調整可能とされていることを特徴とする枚葉紙ガイド
装置。 - 【請求項6】 請求項1または請求項2に記載の枚葉紙
ガイド装置において、前記第2の噴出し空気機構(1
4)は、前記枚葉紙ガイド装置(10)の案内面の下側
に、開放された露出状態で配置されていることを特徴と
する枚葉紙ガイド装置。 - 【請求項7】 請求項1または請求項2に記載の枚葉紙
ガイド装置において、 枚葉紙は、反転装置(4)の搬送方向下流側で、前記ド
ラムキャップ(7,8)のうちの一つの面上に、印刷さ
れた面で載置されるように構成されていることを特徴と
する枚葉紙ガイド装置。
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