JP2003211659A - インクジェット式記録ヘッド - Google Patents

インクジェット式記録ヘッド

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JP2003211659A JP2002013153A JP2002013153A JP2003211659A JP 2003211659 A JP2003211659 A JP 2003211659A JP 2002013153 A JP2002013153 A JP 2002013153A JP 2002013153 A JP2002013153 A JP 2002013153A JP 2003211659 A JP2003211659 A JP 2003211659A
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Osamu Machida
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般に、ノズル側の抵抗に対し、インク供給
路側の抵抗の方が大きくすることが好ましい。つまり、
インク供給路については、ノズル部の抵抗に対し、所定
量の抵抗を確保しなければならず、そのために、インク
供給路を長くしたり、インク供給路を複数設け、抵抗を
増すようして、インク加圧室が収縮する際はより大量の
インクがノズル側へ流れるようする。 【解決手段】 共通インク室からのインクを供給するイ
ンク供給路、インク加圧室、ノズルへの連通路を同一平
面状に列状に並べたインク流路形成基板とインクが噴射
されるノズル開口部を有するインクジェット記録ヘッド
において、前記インク供給路に、インク流れの吐出方向
の抵抗を小さくすると共に逆方向の抵抗を大きくする流
路開閉弁を前記インク流路形成基板と一体加工して形成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット式
記録装置の記録ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録ヘッドを搭載した記
録装置は、小さなドットを高い密度で形成できるため、
カラー印刷を含めた多くの印刷に使用されている。更に
は、より高速印刷を実現するために、ノズルを印刷用紙
幅全体にライン上に配設することが必要になってくる。
また、最近では屋外用の大判ポスターをインクジェット
記録装置で印刷する用途も増えてきている。
【0003】図6は、インクジェト式記録装置の記録ヘ
ッドの圧力発生室の中心線上での断面構造を示す。図中
の1は流路形成基板で、圧電振動子2に対向する面に圧
力発生室3が形成されて、圧力発生室3の一端側には貫
通孔からなる共通インク室となるリザーバ4が形成さ
れ、圧力発生室3とリザーバ4とはインク供給路5によ
り連通されている。
【0004】また、ノズルプレート8のノズル開口9の
近傍には、ノズル開口9と前記圧力発生室3とを連通さ
せる貫通孔からなるノズル連通口10が形成されてい
る。
【0005】このような流路形成基板1は、例えば、シ
リコンウェハ基板をウェットによる異方性エッチングや
ドライエッチングによって凹部や貫通孔を形成する方法
や、不錆鋼等の金属板を、やはりエッチング加工により
凹部や連通孔を形成する方法により構成することが出来
る。
【0006】前記流路形成基板1は、圧前振動子2側の
面を振動板15で封止されている。圧力発生室3のほぼ
中央には、圧力発生手段である圧電振動子2が当接さ
れ、他端が固定基板16を介してヘッドフレーム17に
固定されている。
【0007】図7に、上記記録ヘッドの駆動パルス波形
を示す。電圧パルスは、時間t1で示した圧電振動子2
の変形により、圧力発生室3の容積が拡大する方向に電
圧が変化する第一の期間と、時間t2で示した電圧を一
定保持する第二の期間と、時間t3で示した圧電振動子
2の変形により、圧力発生室3の容積が縮少する方向に
電圧が変化する第三の期間からなっており、其々の期間
で電圧の変化は直線とした。すなわち、入力パルスの立
ち上りで圧力発生室3上部の振動板15を撓わませた状
態となり、インクがリザーバ4からインク供給路5を経
由して圧力発生室3内に供給される。その後、一旦保持
し、電荷が加えられた状態から、圧電振動子2に貯えら
れた電荷を急速に放電することで、振動板15を急速に
撓ませてインクを吐出させる、いわゆる引き打ち方によ
り駆動されることが一般的となってきている。
【0008】この様にして、吐出するインク滴をより高
周波数で駆動することにより、印刷品質の向上及び印刷
速度の向上させることが可能となる。その実現のため
に、従来から多くの方法が考案されている。
【0009】特開昭61−79667号公報の図3に記
載されているように、圧力発生室内に柔軟性のある材料
で複数の弁を配置した構成が考案されている。この方法
では、インク供給路内に別部材で弁を設けることとな
り、弁の製作、組立が難しく、コストが高くなる。ま
た、ノズルの高密度実装に対応することが難しかった。
【0010】また、特開平6−143571号公報で提
案されているように、シリコンウェハ等からなる基板に
エッチング加工により、インク供給路の側壁を鋸歯状と
したり、インク供給路の溝の中心線上に二等辺三角形又
はひし形の島を形成し、インク流れの順方向の抵抗を小
さくすると共に、逆方向の抵抗を大きくする流体ダイオ
ードが形成されている。前記鋸歯状の場合、流路中の突
起によりインク流に渦が発生し、気泡発生の要因となる
と共に気泡の排出が困難になる。また、後者の場合、逆
方向のインクの流れにおいて、その流れを阻止するよう
に考えられるが、流路の溝の幅が、全長に渡ってほぼ同
じとなっているため、流体抵抗の点からは、2本のイン
ク流路が存在することとほぼ同等の機能と同じことにな
り、大きな改善には効果が低い。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】インク加圧室の容積が
拡大と縮少を繰り返すことにより、共通インク室からイ
ンク加圧室へ一端吸込んでインクノズルへ送り出す際、
前記インク供給路とノズル出口部との抵抗のバランスに
よってインクが吐出される。一般に、ノズル側の抵抗に
対し、インク供給路側の抵抗の方を大きくすることが好
ましい。
【0012】つまり、インク供給路については、ノズル
部の抵抗に対し、所定量の抵抗を確保しなければなら
ず、そのためにインク供給路5を長くしたり、図4に示
すようにインク供給路50を複数設けて抵抗を増すよう
して、インク加圧室3が収縮する際はより大量のインク
がノズル側へ流れるようにしなければならない。結果と
して、ヘッドが大型化されることになる。
【0013】また、図5に示されるように、インク供給
路の一部に突起60を設けたりして、ノズル方向へのイ
ンク流入の抵抗を小さくし、その逆方向の流れに対して
抵抗が大きくなるように構成が提案されている。しかし
ながら、前記突起60により、インク圧力室が収縮され
ることによって、共通インク室であるリザーバ4へ逆流
するインクの流れが乱され、場合によっては、繰り返し
周波数を低下させてしまうことが起きる。
【0014】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、インク吐出周
波数を大きくすると共に、ヘッドを小型化して多数のヘ
ッドを集積することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明においては、共通インク室、該供給インク室か
らのインクを供給するインク供給路、圧力変換器により
インクを加圧するインク加圧室、ノズルへの連通路を同
一平面状に列状に並べたインク流路形成基板と、インク
が噴射されるノズル開口部とを有するインクジェット記
録ヘッドにおいて、前記インク供給路に、インク流れの
吐出方向の抵抗を小さくすると共に、逆方向の抵抗を大
きくする流路開閉弁を、前記インク流路形成基板と一体
加工して形成したことを特徴とする。
【0016】また、インク圧力室方向へ、インク供給路
の両側側壁より互いに交錯するように突起が伸びている
ように形成したことを特徴とする。
【0017】また、インク流路途中に少なくとも1つ以
上の前記流路開閉弁を具備していることを特徴とする。
【0018】また、共通インク室、該供給インク室から
のインクを供給するインク供給路、圧力変換器によりイ
ンクを加圧するインク加圧室、ノズルへの連通路を同一
平面状に列状に並べたインク流路形成基板と、インクが
噴射されるノズル開口部とを有し、前記インク供給路
に、インク流れの吐出方向の抵抗を小さくすると共に、
逆方向の抵抗を大きくする流路開閉弁を、前記インク流
路形成基板と一体加工して形成したことを特徴とするイ
ンクジェット式記録ヘッドにおいて、インク供給路側壁
より突出した突起の一方がばね性を有し、他方がその封
止用突起であることを特徴とする。
【0019】また、前記流路開閉弁の弾性バネ定数が、
インク吸引工程における負圧力及びインク吐出時の正圧
力の絶対値より小さいことを特徴とする。
【0020】また、前記流路形成基板がシリコン単結晶
基板をエッチングして構成されていることを特徴とす
る。
【0021】また、前記流路開閉弁の深さ方向の厚み
が、流路形成基板の厚みより小さいことを特徴とする。
【0022】更に、前記流路開閉弁の厚みを、シリコン
単結晶板のハーフエッチングにより形成されていること
を特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て説明する。
【0024】図1に本発明となるインクジェット記録装
置のヘッド断面図を示す。基本的なヘッド構造及びイン
ク滴の吐出原理については、従来技術に同じなので説明
を省略する。ここで、従来技術との相違点は、インク流
路形成基板1を弁機能を有する基板1aと、リザーバ4
及びノズルへの連通口10を確保する基板1bを有する
ことである。
【0025】図2に、本発明となるインク流路形成基板
1aの構成について詳細を示す。インク流路形成基板1
は、複数のノズルの共通インク室としてのリザーバ4か
らのインク供給路5と、圧力発生室3が形成されてい
る。前記インク流路形成基板1aは、シリコンウェハの
基板をウェットによる異方性エッチング、又はドライエ
ッチングにより微細な形状を高精度に加工することが出
来る。この方法を用いることで、図2に示されるよう
に、圧力発生室へのインク流路途中に弁機構30を高精
細に付加することが可能になった。また、エッチングに
より、弁機構30をインク流路形成基板1と一体加工形
成することで、高精度な位置決め及び組立の簡略化が可
能となった。
【0026】図2に示されるように、前記弁機構30
は、インク流路5の側壁から伸びた一端のアーム31
と、もう一方の側壁より伸びた突起32とが交錯するよ
うに構成されている。前記アーム31は、弾性を有すよ
うに形成され、その根本部は応力低減のため幅広の形状
にすることが望ましい。もう一方の突起32が、ストッ
パとしての機能を持つ。つまり、インクがノズル側へ流
れる方向(以下、順方向とする)に開放されるように構
成されている。
【0027】次に、上記ヘッドによる本発明の動作原理
を説明する。
【0028】図7に示される駆動パルスにおいて、時間
t1で示されるインク吸引工程では、圧力発生室3内が
負圧になる。この負圧力P1によって、前記インク流路
5途中にある弁が開放される。その後、電圧ホールド状
態においても負圧が働く限りインクが供給される。そし
て、時間t3における圧縮工程においては、前記圧力発
生室3内が正圧となり、その正圧力P2によって前記弁
がリザーバ4側へ押し戻され、突起32によってインク
供給路が遮断される。つまり、インクが供給される時
は、インク流路の抵抗が小さくなり、インク滴を吐出す
る時は、インク流路の抵抗が大きくなるように構成する
ことが出来る。
【0029】また、前記流路形成基板1は、圧力発生室
3の圧電振動子2側の面を振動板15で、その一方をオ
リフィスプレート8で封止されている。従って、本発明
においては、前記弁機構30における弾性を有するアー
ム31は、流路形成基板1の厚みよりも僅かに薄くする
ことが必要であり(図2(b))、それを形成するため
にハーフエッチング技術を利用することで容易に形成す
ることが出来る。これにより、インク流路内で稼動可能
なように形成されている。
【0030】この様に、僅かに隙間を設けることで、各
々の突起根本部付近でのインクの流れをスムーズにする
ことが可能となり、従来技術で問題となるような気泡の
残留を少なくすることが出来る。更には、インク流路内
に親水処理を施すことによって、より効果的に気泡を除
去可能となる。
【0031】図3は、本発明における他の例を示す。
【0032】インク供給路の両側壁より伸びた弾性を有
する突起40が、圧力発生室方向3へ傾いて伸びてい
る。その先端部は、互いに交錯するように一方が短く、
一方が長くなるように形成する。また、両側より伸びた
突起40は、交互にずれた位置より形成し同じ長さに形
成しても良い。また、図に示すように複数本を交錯する
ように形成することで、より多くの抵抗体を増やすこと
が可能となる。前記突起は、稼動可能なように弾性を有
する構成にすることが望ましく、図1とほぼ同様な効果
を有することが出来る。
【0033】本発明のインクジェットヘッドの製造方法
を図8に基づいて説明する。
【0034】インク流路形成基板1aは、シリコン単結
晶基板を用い、ドライエッチング法によって加工され
る。尚、異方性ウェットエッチングと異なり、使用する
シリコン単結晶基板の面方位は限定されないため、一般
的に半導体などで使用される安価な(100)ウエハを
用いることが出来る。
【0035】シリコン単結晶基板1aの表面に熱酸化法
などで酸化シリコン膜13,14を形成し、インク流
路、弁アーム31及びリザーバ4の形状に合せてフォト
リソグラフィ法によりパターニングを行い、酸化シリコ
ン膜を完全に除去する。尚、酸化シリコン膜のエッチン
グは、フッ酸とフッ化アンモニウムの混合液によって行
う。またオリフィスプレートが取付けられる側の酸化シ
リコン膜14を保護するために、酸化シリコン膜のエッ
チングの際にはレジスト材を全面に塗布しておく。
(a) 次に、インク流路及びリザーバ部のシリコンのエッチン
グをドライエッチングによって各部が貫通するまで行
う。エッチング条件としては、エッチングガスとしてC
、SFガスを交互に使用し、1分間に4μmのエ
ッチングレートでエッチングを行う。ここでCFガス
は形成される溝の側面にエッチングが進行しないように
溝側面を保護するために使用し、SFガスはシリコン
ウエハの垂直方向のエッチングを促進させるために使用
するため、溝は基板に対して垂直な壁を形成できる。
(b) 次に、インク流路のハーフエッチング部形状に合わせ
て、工程(a)と同様にフォトリソグラフィ法によりパ
ターニングを行い、酸化シリコン膜13、14のハーフ
エッチングを行う。ハーフエッチング後の酸化シリコン
膜の厚さTは、シリコン単結晶基板1aのドライエッチ
ング時のエッチングレートをr1、酸化シリコン膜13
のエッチングレートをr2、インク流路ハーフエッチン
グ部の高さをt1とすると、 T1=r2・(1−t1)/r1 以上の厚さが必要となる。(c) 次に、工程(c)でハーフエッチングを行った酸化シリ
コン膜が完全に除去されるまで、酸化シリコン膜のエッ
チングを行い、その後更に、弁アーム部であるシリコン
のエッチングを行う。(d) 以上の工程によって、インク流路、マニホールド及び弁
アームが形成される。更に、工程(d)終了後の基板を
1100℃、酸素雰囲気中で熱酸化を行い、インク流路
形成基板全体に酸化シリコン膜を形成する。(e)
【0036】
【発明の効果】以上、説明したように本発明において
は、共通インク室からのインクを供給するインク供給
路、インク加圧室、ノズルへの連通路を同一平面状に列
状に並べたインク流路形成基板とインクが噴射されるノ
ズル開口部を有するインクジェット記録ヘッドにおい
て、流体抵抗体をインク供給路にインク流路形成基板と
一体で形成することで、高精度でかつ高密度にインク流
路を形成できる。
【0037】また、弁機構が付加されたことで以下の様
な効果が期待できる。
【0038】複雑なインク供給路を形成すること無しに
繰り返し駆動周波数を上げることが出来るので、印刷品
質を低下させること無く印刷速度飛躍的に向上すること
が出来る。
【0039】シリコンウェハのエッチング加工により、
狭いインク流路に高精度の流体抵抗体を設けることが出
来るので、製造も容易であり、高密度化を達成でき、記
録ヘッドの小型化ばかりでなくそれを搭載する装置も小
型化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明となるインクジェット式記録ヘッドの
断面図である。
【図2】 本発明となるインクジェット式記録ヘッドの
インク流路平面図である。
【図3】 本発明となる他の例を示すインク流路平面図
である。
【図4】 従来技術における記録ヘッド内の流体抵抗体
である。
【図5】 従来技術における記録ヘッド内の流体抵抗体
である他の例である。
【図6】 従来技術におけるインクジェット式記録ヘッ
ドの断面図である。
【図7】 インクジェット式記録ヘッドの駆動パルス波
形である。
【図8】 本発明となる記録ヘッド内の流体抵抗体の製
作工程図である。
【符号の説明】
1はインク流路形成基板、2は圧電振動子、3は圧力発
生室、4はリザーバ、5はインク流路、9はノズル開
口、30は弁機構、31は弁アーム、32は突起であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 佳孝 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内 (72)発明者 町田 治 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内 (72)発明者 川澄 勝則 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内 Fターム(参考) 2C057 AF93 AG30 AP33 AP34 AQ02 BA04 BA14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通インク室、該供給インク室からのイン
    クを供給するインク供給路、圧力変換器によりインクを
    加圧するインク加圧室、ノズルへの連通路を同一平面状
    に列状に並べたインク流路形成基板と、インクが噴射さ
    れるノズル開口部とを有するインクジェット記録ヘッド
    において、前記インク供給路に、インク流れの吐出方向
    の抵抗を小さくすると共に、逆方向の抵抗を大きくする
    流路開閉弁を、前記インク流路形成基板と一体加工して
    形成したことを特徴とするインクジェット式記録ヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】インク圧力室方向へ、インク供給路の両側
    側壁より互いに交錯するように突起が伸びているように
    形成したことを特徴とする請求項1記載のインクジェッ
    ト式記録ヘッド。
  3. 【請求項3】インク流路途中に少なくとも1つ以上の前
    記流路開閉弁を具備していることを特徴とする請求項1
    記載のインクジェット式記録ヘッド。
  4. 【請求項4】共通インク室、該供給インク室からのイン
    クを供給するインク供給路、圧力変換器によりインクを
    加圧するインク加圧室、ノズルへの連通路を同一平面状
    に列状に並べたインク流路形成基板と、インクが噴射さ
    れるノズル開口部とを有し、前記インク供給路に、イン
    ク流れの吐出方向の抵抗を小さくすると共に、逆方向の
    抵抗を大きくする流路開閉弁を、前記インク流路形成基
    板と一体加工して形成したことを特徴とするインクジェ
    ット式記録ヘッドにおいて、インク供給路側壁より突出
    した突起の一方がばね性を有し、他方がその封止用突起
    であることを特徴とする請求項2記載のインクジェット
    式記録ヘッド。
  5. 【請求項5】前記流路開閉弁の弾性バネ定数が、インク
    吸引工程における負圧力及びインク吐出時の正圧力の絶
    対値より小さいことを特徴とする請求項1記載のインク
    ジェット式記録ヘッド。
  6. 【請求項6】前記流路形成基板がシリコン単結晶基板を
    エッチングして構成されていることを特徴とする請求項
    1記載のインクジェット式記録ヘッド。
  7. 【請求項7】前記流路開閉弁の深さ方向の厚みが、流路
    形成基板の厚みより小さいことを特徴とする請求項1記
    載のインクジェット式記録ヘッド。
  8. 【請求項8】前記流路開閉弁の厚みを、シリコン単結晶
    板のハーフエッチングにより形成されていることを特徴
    とする請求項6記載のインクジェット式記録ヘッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017170836A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 インクジェットヘッドおよびインクジェット装置

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