JP2003211551A - 低膨張ブレーキゴムホースとその製造方法 - Google Patents

低膨張ブレーキゴムホースとその製造方法

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JP2003211551A JP2002018602A JP2002018602A JP2003211551A JP 2003211551 A JP2003211551 A JP 2003211551A JP 2002018602 A JP2002018602 A JP 2002018602A JP 2002018602 A JP2002018602 A JP 2002018602A JP 2003211551 A JP2003211551 A JP 2003211551A
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reinforcing
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Yutaka Umene
豊 梅根
Takashi Terajima
隆史 寺嶋
Sadao Kimura
定雄 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1補強層の補強繊維間の滑りを抑えるこ
とができず、低膨張量で耐久性に優れたブレーキゴムホ
ースを得ることはできなかった。 【解決手段】 内ゴム管を低粘度の熱硬化性樹脂液槽に
強制的に浸漬して外面に熱硬化性樹脂液を塗布し、第1
補強層を編組して補強繊維の各繊維間に熱硬化性樹脂液
を浸透させ、第1補強層に中間ゴム層を成形し、前記中
間ゴム層の外面に第2補強層を編組し、第2補強層の外
面に外ゴム管を押し出し成形する。続いて、内ゴム管、
熱硬化性樹脂、外ゴム管を硬化させ、加硫工程によって
第1補強層全体を繊維内に熱硬化性樹脂が含浸した一体
の硬化層としてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車のブレーキ装
置に使用するブレーキゴムホースに係り、詳しくは初期
加圧時の膨張量が小さい低膨張ブレーキゴムホースとそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の液圧ブレーキゴムホースにおい
ては、ブレーキペダルの踏み力をマスターシリンダによ
って液圧に変換し、ブレーキゴムホースを通して各ホイ
ールシリンダに伝えられる。従来のブレーキゴムホース
はゴム管と編組による補強層とからできており、耐ブレ
ーキ液性のエチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPD
M)、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)等による内
ゴム管、補強糸としてビニロン糸を編組してなる第1補
強層、天然ゴム(NR)、EPDM、ブチルゴム(II
R)等による中間ゴム層、ビニロン糸を編組してなる第
2補強層、さらに、EPDM、クロロプレンゴム(C
R)による外ゴム管から構成されている。
【0003】前記第1補強層及び第2補強層に用いられ
るビニロン(ポリビニルアルコール)糸やレーヨン糸
は、ある種のブレーキ液成分に対して劣化し易いという
問題があるため、近年では、補強層を形成する補強繊維
材料として耐ブレーキ液性と耐疲労性に優れているポリ
エステル糸が採用されている。
【0004】しかしながら、このポリエステル糸は、従
来用いられているビニロン糸やレーヨン糸と比較して、
耐疲労性は格段に優れているが繊維のモジュラスが低い
ために、加圧時にホースの膨張量が大きくなるという問
題がある。従って、制動時のブレーキフィーリング(制
動感)が鈍くなり、いわゆる「ブレーキの利きが悪い」
という状態になってしまう。一方、前記制動能力とブレ
ーキフィーリング(制動感)については、近年、エンジ
ンの技術が進歩し、道路環境が整備されたことによって
車両が高速化しており、ブレーキ性能には一層の関心が
高まり、厳しいものが求められている。
【0005】ブレーキゴムホースにかかる圧力範囲の中
で、ブレーキフィーリングには0〜2.94MPaとい
う低圧の範囲が関係している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、ブレーキゴム
ホースの低膨張化を図るためには、ポリエステルの中で
ポリエチレン−2,6−ナフタレート(PEN)がモジ
ュラスが高いことが知られているが、価格が高価である
ために実際には使用することができない。
【0007】また、このような低圧でホース内容積が膨
張する原因となるのは、ホース構造の中で、ホースの繊
維補強層の繊維自身が弾性的に伸長するためではなく、
編組された補強糸の相互間において滑りが生じたり、編
組のゆるみが大きく影響していると考えられる。そこ
で、出願人は、先に特開2000−94537号におい
て、第1補強層をビニロン糸により編組し、前記編組を
形成する補強糸の各繊維間に熱硬化性樹脂を浸透させ、
加硫温度で硬化させることによって第1補強層全体を一
体の硬化層に形成することを提案した。
【0008】しかしながら、前記補強繊維を熱硬化性樹
脂を含浸させて硬化する方法は、補強層にビニロン糸を
使用した場合には有効であるが、ポリエステル繊維を使
用した場合には、第2補強層を編組した後、外ゴム管を
押し出し成形する際に第1補強層と第2補強層とが密着
せずずれてしまって製品とすることができなかった。こ
れは、ビニロン糸とポリエステル糸との接着性の違いに
よるものと思われる。
【0009】この発明はかかる現況に鑑みてなされたも
ので、その目的は、ポリエステル糸を使用した場合に
も、ブレーキゴムホースに要求される耐疲労性とブレー
キ液性に対して優れた耐食性を満足する低膨張のブレー
キゴムホースを提供することにある。また、この発明の
目的は、高価な糸を使わずに、低膨張のブレーキゴムホ
ースを提供することにある。また、この発明は、ポリエ
ステル糸を使用した場合にも、第1補強層と第2補強層
との間のずれを防止した低膨張のブレーキゴムホースを
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために次のような構成とした。即ち、この発明に
係る低膨張ブレーキゴムホースは、内ゴム管と第1補強
層と第2補強層と外ゴム管からなるブレーキゴムホース
において、第1補強層及び第2補強層をポリエステル糸
により編組し、第1補強層と第2補強層の間に中間ゴム
層を設け、前記第1補強層は編組を形成する補強糸の各
繊維に熱硬化性樹脂を浸透させ、加硫温度で硬化させる
ことによって第1補強層全体が繊維内に熱硬化性樹脂が
含浸した一体の硬化層をなしていることを特徴とする。
前記内ゴム管及び外ゴム管は、EPDMにより形成し、
前記熱硬化性樹脂をメラミン樹脂とし、ポリエステル糸
をポリエチレンテレフタレート糸とすることが好まし
い。また、前記熱硬化性樹脂をフェノール樹脂としても
よい。
【0011】また、上記構成の低膨張ブレーキゴムホー
スの製造方法は、内ゴム管を低粘度の熱硬化性樹脂液槽
に強制的に浸漬して外面に熱硬化性樹脂液を塗布する工
程、第1補強層を編組して補強繊維の各繊維間に熱硬化
性樹脂液を浸透させる工程、第1補強層に中間ゴム層を
成形する工程、前記中間ゴム層の外面に第2補強層を編
組する工程、第2補強層の外面に外ゴム管を押し出し成
形する工程、続いて、内ゴム管、熱硬化性樹脂、外ゴム
管を硬化させる加硫工程からなり、加硫工程によって第
1補強層全体を繊維内に熱硬化性樹脂が含浸した一体の
硬化層としたことを特徴とする。前記中間ゴム層を成形
する工程では、ゴム糊を塗布することにより成形しても
よいし、ゴムシート又はゴムテープを巻き付けることに
より成形してもよい。あるいは、前記中間ゴム層を成形
する工程では、中間ゴムを押し出して成形してもよい。
【0012】
【作用】第1補強層の補強糸は、熱硬化性樹脂が各糸の
繊維の内部にまで浸透して硬化することによって補強層
が一体の硬化層となり、中間ゴム層を設けることによっ
て第1補強層と第2補強層との間のずれも防止される。
また、この発明の製造方法によれば、内ゴム管の外面に
熱硬化性樹脂液を塗布した後、第1補強層を編組するこ
ととしたから、第2補強層を編組する前にゴム糊を塗布
したり、ゴムシート又はゴムテープを巻き付け、あるい
は中間ゴムを押し出すことによって、中間ゴム層を成形
することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態ついて具体的
説明する。図1は、この発明に係るブレーキゴムホース
の分解斜視図である。図において、11はブレーキ液が
透過し難いEPDMからなる内ゴム管、12は内ゴム管
10の外面にポリエステル糸により編組した第1補強
層、13は第1補強層12の外面に設け、第2補強層と
の間に介在させた中間ゴム層、14は前記中間ゴム層1
3の外周面にポリエステル糸により編組してなる第2補
強層、15はEPDMにより被覆してなる外ゴム管であ
る。
【0014】前記第1補強層12を形成するポリエステ
ル糸には、ポリエチレンテレフタレート糸を使用するこ
とが好ましく、加硫温度で硬化する熱硬化性樹脂である
メラミン樹脂またはフェノール樹脂を浸透させることに
よって固められている。前記メラミン樹脂またはフェノ
ール樹脂はポリエチレンテレフタレート糸の各繊維の内
部にまで浸透することによって、全体が一体の硬化層を
なしている。
【0015】すなわち、前記熱硬化性樹脂は、単に編組
した補強糸の表面を被覆するだけではなく、補強糸の内
部に浸透して補強繊維それ自体を固めている。従って、
第1補強層12を形成する各補強糸の繊維は、浸透した
熱硬化性樹脂によって硬化しており、繊維間同士も一体
化されていて全体が硬化層をなしている。ブレーキゴム
ホースの耐圧は第1補強層12で保持されており、第2
補強層14は補助的機能を果たしているにすぎないか
ら、熱硬化性樹脂による補強繊維の硬化は、第1補強層
12において行うことで十分である。
【0016】次に、上記構成のブレーキゴムホースの製
造方法について説明する。図2に示すように、長尺マン
ドレル20に内ゴム管11を押出機21によって押出成
形し、前記内ゴム管11の外面に熱硬化性樹脂液22を
塗布する。熱硬化性樹脂液22の塗布は、樹脂液槽23
内に強制的に浸漬することによって塗布することができ
る。前記樹脂液槽23には、メラミン樹脂またはフェノ
ール樹脂を補強繊維に浸透可能な低い粘度に調整して充
填されており、樹脂液槽23に配設したガイドローラ2
4及び押えローラ25によって内ゴム管11を強制的に
浸漬させて塗布することができる。
【0017】内ゴム管11への熱硬化性樹脂液の塗布量
は、第1補強層に浸透するだけの量であればよく、第1
補強層の表面から多量に染み出てべたつくほどの量にな
らない程度に調整することが好ましい。第1補強層から
熱硬化性樹脂液が多量に染み出ると次工程における中間
ゴム層の成形がし難くなるからである。
【0018】内ゴム管11に熱硬化性樹脂液22を塗布
した後、熱硬化性樹脂液22が乾燥する前に続いてブレ
ーダ28によって第1補強層12を編組する。第1補強
層12が編組されると、内ゴム管11に塗布された熱硬
化性樹脂液22が各糸の繊維間に浸透する。次いで、前
記第1補強層12の外面に中間ゴム層成形機29によっ
て中間ゴム層13を成形する。中間ゴム層13を成形す
る中間ゴム層成形機29は、第1補強層12の外面にゴ
ム糊を塗布するゴム糊塗布機とするか、第1補強層12
の外面にゴムシート又はゴムテープを巻き付ける巻付機
とするか、中間ゴム層を押し出す押出機とすることがで
きる。
【0019】前記中間ゴム層13の外面にブレーダ30
によって第2補強層14を編組し、続いて、押出機31
によって外ゴム管15を被覆成形する。その後は、従来
と同様に、加硫して内ゴム管11、中間ゴム層13、外
ゴム管15と共に、第1補強層に浸透させた熱硬化性樹
脂を硬化させればよい。加硫後、長尺マンドレルを水圧
を利用して抜き取り、長尺ゴムホースはその後所定の長
さに切断して使用すればよい。あるいは、加硫後所定の
長さに切断し、圧力を利用したり機械的方法によって抜
き取ってもよい。
【0020】上記製造方法において、第1補強層に熱硬
化性樹脂液を塗布し浸透させる点では先願の特開200
0−94537号と同様であるが、本願発明では、ま
ず、内ゴム管に熱硬化性樹脂液を塗布した後に第1補強
層を編組する点で異なっている。これは、第1補強層を
編組した後に熱硬化性樹脂液を塗布したのでは、第1補
強層から熱硬化性樹脂液が多量に染み出た場合と同様
に、次工程における中間ゴム層の成形がし難くなるから
である。
【0021】また、ポリエステル糸の場合には、第2補
強層を編組した後、外ゴム管を押し出し成形する際にビ
ニロン糸とは異なり、第1補強層と第2補強層とが密着
せずずれてしまうことから、中間ゴム層を設けることが
必要である。
【0022】
【実施例】次に、この発明の実施例と比較例の試験結果
を示すと下記の通りである。実施例では、内ゴム管11
にEPDMを用い、内径3.4mm、外径5.0mmに
形成し、メラミン樹脂液を塗布した後、第1補強層12
はポリエチレンテレフタレート1500デニールを用い
て2本×20キャリアによって編組し、次いでゴム糊1
3を塗布し、第2補強層14はポリエチレンテレフタレ
ート1500デニールを用いて2本×24キャリアによ
って編組し、外ゴム管15はEPDMを用い、外径1
0.2mmに形成した。一方、比較例は、内ゴム管、第
1補強層、ゴム糊、第2補強層、及び外ゴム管の構成は
実施例と同じであるが、第1補強層にメラミン樹脂液は
浸透させていない。
【0023】上記ブレーキゴムホースについて、それぞ
れ膨張量と耐久性について試験した。試験条件はJIS
D2601に準じて行った。耐久性はホイップ試験を
行った。試験結果は表1に示すとおりである。
【0024】
【表1】
【0025】表1から明らかように、実施例のブレーキ
ゴムホースは比較例に比べて、膨張量が小さく耐久性に
おいてもそん色がない。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明では第1
補強層を形成する補強糸の各繊維の内部まで熱硬化性樹
脂を浸透させて一体の硬化層としたから、内容積の膨張
を支配している第1補強層の加圧時の補強糸間相互の滑
りを完全に防止し、膨張量を低く抑えることができる。
従って、ブレーキフィーリング、耐久性に優れたブレー
キゴムホースを得ることができる。また、第1補強層と
第2補強層との間には中間ゴム層を設けたから、補強層
にポリエステル糸を使用した場合にも、外ゴム管の押し
出し成形の際に第1補強層と第2補強層との間にずれが
生じることがなく、ブレーキゴムホースとしての製造が
可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るブレーキゴムホースの分解斜視
図である。
【図2】製造工程を示す説明図である。
【符号の説明】
11 内ゴム管 12 第1補強層 13 中間ゴム層 14 第2補強層 15 外ゴム管 20 長尺マンドレル 21 押出機 22 熱硬化性樹脂液 28 ブレーダ 29 中間ゴム層成形機 30 ブレーダ 31 押出機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 21:00 B29K 21:00 105:08 105:08 (72)発明者 木村 定雄 神奈川県足柄上郡開成町延沢1番地 株式 会社明治ゴム化成本社工場内 Fターム(参考) 3H111 AA02 BA12 BA13 BA15 BA25 CB06 CB14 CC02 CC22 DA26 DB12 DB19 EA04 EA12 EA14 EA17 4F100 AG00A AG00D AK33B AK36B AK42B AK42C AK75A AK75D AN00E BA04 BA05 BA07 BA10A BA10D DA11 DG13B DH01B EH46 EH462 EJ08B EJ82 EJ82B EJ822 JA06A JB13B JK01B JK01C 4F213 AA45 AB25 AD05 AD16 AG03 AG08 AH17 WA02 WA06 WA14 WA15 WA31 WA32 WA38 WA40 WA43 WA53 WA57 WA58 WA87 WB01 WB11 WB22 WE01 WE16 WE21 WF01 WF05 WF06 WF24 WK03 WW06 WW15 WW21 WW32 WW33

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内ゴム管と第1補強層と第2補強層と外
    ゴム管からなるブレーキゴムホースにおいて、第1補強
    層及び第2補強層をポリエステル糸により編組し、第1
    補強層と第2補強層の間に中間ゴム層を設け、前記第1
    補強層は編組を形成する補強糸の各繊維に熱硬化性樹脂
    を浸透させ、加硫温度で硬化させることによって第1補
    強層全体が繊維内に熱硬化性樹脂が含浸した一体の硬化
    層をなしていることを特徴とする低膨張ブレーキゴムホ
    ース。
  2. 【請求項2】 内ゴム管及び外ゴム管をEPDMにより
    形成し、ポリエステル糸をポリエチレンテレフタレート
    糸とし、熱硬化性樹脂をメラミン樹脂としたことを特徴
    とする請求項1記載の低膨張ブレーキゴムホース。
  3. 【請求項3】 内ゴム管及び外ゴム管をEPDMにより
    形成し、ポリエステル糸をポリエチレンテレフタレート
    糸とし、熱硬化性樹脂をフェノール樹脂としたことを特
    徴とする請求項1記載の低膨張ブレーキゴムホース。
  4. 【請求項4】 内ゴム管を低粘度の熱硬化性樹脂液槽に
    強制的に浸漬して外面に熱硬化性樹脂液を塗布する工
    程、第1補強層を編組して補強繊維の各繊維間に熱硬化
    性樹脂液を浸透させる工程、第1補強層に中間ゴム層を
    成形する工程、前記中間ゴム層の外面に第2補強層を編
    組する工程、第2補強層の外面に外ゴム管を押し出し成
    形する工程、続いて、内ゴム管、熱硬化性樹脂、外ゴム
    管を硬化させる加硫工程からなり、加硫工程によって第
    1補強層全体を繊維内に熱硬化性樹脂が含浸した一体の
    硬化層としたことを特徴とする低膨張ブレーキゴムホー
    スの製造方法。
  5. 【請求項5】 中間ゴム層を成形する工程では、ゴム糊
    を塗布することにより成形することを特徴とする請求項
    4に記載の低膨張ブレーキゴムホースの製造方法。
  6. 【請求項6】 中間ゴム層を成形する工程は、ゴムシー
    ト又はゴムテープを巻き付けることにより成形すること
    を特徴とする請求項4に記載の低膨張ブレーキゴムホー
    スの製造方法。
  7. 【請求項7】 中間ゴム層を成形する工程は、ゴムを押
    し出して成形することを特徴とする請求項4に記載の低
    膨張ブレーキゴムホースの製造方法。
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