JP2003211448A - 廃棄プラスチックの成形方法、および、廃棄プラスチックの成形装置 - Google Patents

廃棄プラスチックの成形方法、および、廃棄プラスチックの成形装置

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JP2003211448A JP2002010520A JP2002010520A JP2003211448A JP 2003211448 A JP2003211448 A JP 2003211448A JP 2002010520 A JP2002010520 A JP 2002010520A JP 2002010520 A JP2002010520 A JP 2002010520A JP 2003211448 A JP2003211448 A JP 2003211448A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、家庭から回収された使用済みプラ
スチックを含む廃棄プラスチックを成形して、化学原料
用の粒状化プラスチックを製造する方法と装置に関わ
り、また、プラスチックの圧縮成形条件を改善するとと
もに、プラスチック粒状物の形状品質を高めるものであ
る。 【解決手段】 水分を4%以上含む破砕された廃棄プラ
スチックを、圧縮成形機でプラスチック成形体を製造し
た後に、この成形体を分級して、篩上の部分をリサイク
ル向け製品として利用して、また、篩下の部分の粉プラ
スチックを圧縮成形機にリターンして、原料である破砕
した廃棄プラスチックと攪拌混合して、再度、圧縮成形
する廃棄プラスチックの成形方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭から回収され
る使用済みの廃棄プラスチックを用いて、化学原料用と
燃料用の粒状化プラスチックとするリサイクル方法に関
するものである。特に、雑多な種類のプラスチックにて
構成される家庭等から回収される使用済みプラスチック
を高い歩留でリサイクルする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレン、ポリスチレン、ポリ塩化
ビニル、その他のプラスチックは、成形性と耐久性に優
れていることから、容器、包装、家電品の外枠、おもち
ゃ、等の多岐にわたる用途に用いられている。しかし、
その結果、廃棄物としても大量に廃棄されている。廃棄
物として発生するプラスチックは、型抜きの残り屑や成
形時の切り残り等の加工工程から発生する廃棄プラスチ
ック(以下、屑プラスチックと称す)と、容器包装プラ
スチックや製品プラスチックが使用後に廃棄される使用
済みの回収プラスチック(以下、使用済みプラスチック
と称す)が存在する。
【0003】大量のプラスチック廃棄物が発生すること
は、種々の社会問題を引き起こしており、特に、環境や
資源上の問題は社会的に重要な問題点である。つまり、
これらの廃棄プラスチックを、廃棄物として焼却する場
合は、焼却炉の燃焼温度が上がりすぎて、焼却炉を損傷
したり、燃焼時に有害な塩化水素ガスやダイオキシンを
発生したりする問題がある。また、特に、使用済みプラ
スチックは、埋立処理されることが多く、この場合に
は、処分場の寿命が短くなる問題のみならず、プラスチ
ックは腐敗しないため、土壌が固化せず、土地利用がし
づらいなどの問題があった。
【0004】したがって、廃棄プラスチックを有効にリ
サイクルすることは、前述の環境問題点を解決するとと
もに、省エネルギーと省資源の観点からも有利であるこ
とから、種々の方法が実施されてきていた。例えば、マ
テリアルリサイクルの方法については、ポリエチレンテ
レフタレートのビンをプラスチックや繊維の原料にする
方法がある。また、化学リサイクルの場合には、ガス化
や油化する方法などが行われている。さらに、燃料への
リサイクルについては、ポリ塩化ビニルを除去した後
に、圧縮成形して製造する粒状化物をボイラーや工業炉
の燃料として利用する方法が一般的である。
【0005】このような廃棄プラスチックを有効にリサ
イクルするためには、燃料、もしくは、化学原料として
の形状を整える必要がある。そのために、廃棄プラスチ
ックに混在する異物を分離した後に粒状化することが一
般的である。この粒状化処理の方法としては、例えば、
特開平8−99318号公報に記載されるように、廃棄
プラスチックを再利用に適正なサイズに破砕して、これ
を圧縮成形して、粒状のプラスチックを製造することが
一般に行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、廃棄
プラスチックのリサイクルは、環境と資源の問題に対応
する重要な方法である。しかし、廃棄プラスチックに
は、廃棄時の状態の影響や中間処置後の影響で、水分が
付着しており、これが圧縮成形時の問題となる。一般廃
棄物プラスチックは、容器包装に用いられたフイルム状
のものが多く、比表面積が大きく、また、家庭での保管
時や収集時に水分を含みやすいことから、付着水分が1
0%を超える場合も認められる。
【0007】ところが従来は、一般的には、水分の管理
が厳重になされていた屑プラスチックのみを化学原料に
使用しており、水分の多い使用済みプラスチックの処置
についての有効な技術が考案されていなかった。また、
従来より、使用済みプラスチックの圧縮成形も行われて
いたが、これはリサイクルが目的でなく、埋立処分の際
の容積を少なくすることが、主目的で実施されており、
形状や粉化率等の形状的な品質については、十分な技術
対応がなされていなかった。
【0008】廃棄プラスチックに付着している水分が多
い場合は、圧縮成形する際に、成形機内で水分が蒸発
し、その蒸気圧により半溶融状態のプラスチック内で突
沸現象を誘発して、プラスチックが穴型から不連続的に
飛び出したり、粒状化した成形体の形状が悪化したりす
る問題が生じていた。また、特に付着水分が多い場合
は、圧縮成形時に付着水分の蒸発に熱を奪われ、廃棄プ
ラスチックの温度が上がりきらず、プラスチックの軟化
が起きなくなる。この結果、成形後のプラスチックが粒
状体の内部で互いに粘着しておらず、搬送時にバラバラ
になることも多かった。そのため、一般廃棄物プラスチ
ックが混在する、水分が多く付着している廃棄プラスチ
ックを用いた圧縮成形では、形状的な品質が悪く、粉化
しやすいプラスチック粒状物しか製造できていなかっ
た。
【0009】以上に記載したように、従来技術では、廃
棄プラスチックの特性に即した、圧縮成形の設備と操業
の設計が不十分であり、前述したような種々の問題が生
じていた。特に、使用済みプラスチックが主体である一
般廃棄物プラスチックの圧縮成形に適合した処理を行う
ためには、水分の変動に対応するための新しい方法と装
置が求められていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点に
鑑みなされたものであり、その要旨とするところは、
(1)水分を4%以上含む破砕された廃棄プラスチック
を、貫通穴型から押し出す型式の廃棄プラスチック圧縮
成形機で廃棄プラスチックの成形体を製造した後に、当
該成形体を分級して、篩上の部分を燃料もしくは化学原
料向けのリサイクル製品として利用して、また、篩下の
部分のプラスチックを当該廃棄プラスチック圧縮成形機
にリターンして、原料である破砕した廃棄プラスチック
と混合して、再度、圧縮成形することを特徴とする廃棄
プラスチックの成形方法、(2)成形体を分級した篩下
の部分である、廃棄プラスチック圧縮成形機へリターン
するプラスチックと、破砕された廃棄プラスチックを、
備蓄槽内部で機械的に攪拌混合して、その後に両者の混
合物を圧縮成形機に供給して、圧縮成形する前記(1)
記載の廃棄プラスチックの成形方法、(3)貫通穴型か
ら押し出す型式の圧縮成形機にて、最小長が6mm以上
の廃棄プラスチックの成形体を製造した後に、当該成形
体を格子間隔が3mm以上の篩目の分級装置で分級する
前記(1)又は(2)記載の廃棄プラスチックの成形方
法、(4)廃棄プラスチック破砕機、攪拌装置を有する
プラスチック備蓄槽、貫通穴型に押し込む型式の圧縮成
形機、および、成形体分級装置から構成される廃棄プラ
スチックの破砕と成形を行なう装置であり、かつ、当該
廃棄プラスチック破砕機と当該プラスチック備蓄槽、お
よび、当該プラスチック備蓄槽と当該圧縮成形機を搬送
装置で結合し、さらに、当該成形体分級装置から当該プ
ラスチック備蓄槽へを成形体分級装置の篩下になった粉
プラスチックをリターンする搬送装置で結合してなるこ
とを特徴とする廃棄プラスチックの成形装置、および、
(5)成形体分級装置からプラスチック備蓄槽へを連結
する篩下の粉プラスチック搬送装置として、パイプの内
部を複数の板が移動する型式の搬送装置を用いる前記
(4)記載の廃棄プラスチックの成形装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明者らは、廃棄プラスチック
を圧縮成形することにより、化学原料用又は燃料用のプ
ラスチック粒状物を製造する技術を種々検討して、以下
に記載される方法および装置を発明した。この装置の概
要を図1と図2に示す。
【0012】図1の装置は、プラスチック供給コンベア
1、破砕機2、破砕物コンベア3、備蓄槽4、定量供給
装置5、圧縮成形装置6、成形体冷却コンベア7、振動
分級装置8、製品コンベア9、および、篩下リターンコ
ンベア10から構成される。また、備蓄槽4と定量供給
装置5の詳細図を図2に示す。備蓄槽4の上部は、円筒
形又は四角形などの多角形の筒状の形をしており、側壁
はほぼ垂直である。また、備蓄槽4の下部は、下が狭く
なるコーン状の形状をしている。備蓄槽4の内部の破砕
済みとリターンのプラスチックを円滑に排出する観点か
らは、この部分の側壁の角度は垂直に近い方が良く、水
平面に対して60度以上の角度を持つことが良い。備蓄
槽4の上には、破砕物コンベア3から落下する破砕済み
プラスチックを供給する破砕物供給口11と、篩下リタ
ーン物を供給するリターン品供給口12が存在する。ま
た、備蓄槽4の内部には、撹拌混合パドル13が設置し
てある。備蓄槽4の下には、定量供給装置5が接続され
ている。
【0013】次に、本発明の装置による操業方法を説明
する。まず、廃棄プラスチックをプラスチック供給コン
ベア1にて、破砕機2に送る。破砕機2では、廃棄プラ
スチックを圧縮成形装置6に適正な大きさに、切断す
る。通常は、破砕された廃棄プラスチックのサイズは、
圧縮成形装置6の貫通穴型の直径とほぼ同じ大きさであ
る。
【0014】破砕された廃棄プラスチックは、破砕物コ
ンベア3で、備蓄槽4に送られ、備蓄槽4に設置してあ
る破砕物供給口11から、備蓄槽4の内部に供給され
る。また、リターン品供給口12からは、圧縮成形され
た粒状化物を分級した際の篩下のプラスチック粉をリタ
ーンして落とし込む。
【0015】備蓄槽4の内部で、撹拌混合パドル13を
回転させることにより、破砕されたプラスチックとリタ
ーン粉を、機械的に撹拌することにより、両者を良く混
合する。撹拌方法は、上記の方法でなくとも良く、備蓄
槽4の下部から空気を吹き込んで混合する方法などでも
良い。この混合物を定量供給装置5にて、圧縮成形装置
6に送る。
【0016】圧縮成形装置6では、6mm以上、望まし
くは、8〜50mmの貫通穴型を有している。廃棄プラ
スチックに混在する異物の量が少ない場合は、6mm以
上の直径の貫通穴型で良い。しかし、混入異物の多い、
家庭などから排出される使用済みプラスチックなどの一
般廃棄物起因のものは、8mm以上の直径の貫通穴型を
用いることが良い。
【0017】圧縮成形機の型式は、いくつかのものがあ
るが、樽型容器の内部には1又は2式の押し出しスクリ
ューを有しており、当該樽型容器のエンドプレートに複
数、通常は10〜100程度、の貫通穴型を有する装置
や、回転する円筒に多数の貫通穴型を有しており、押し
込みローラーで、プラスチックを押し込む型式の圧縮成
形装置を用いることが良い。貫通穴型の直径が10〜6
0mm程度の場合は、前者の圧縮成形装置を用いること
が望ましく、また、直径が6〜20mm程度の場合は、
後者の圧縮成形装置を用いることが望ましい。例えば、
前者の圧縮成形機の構造を図3に示す。破砕されたプラ
スチックとリターンされたプラスチックの混合物を圧縮
成形機の内部に供給する。プラスチック供給口14から
胴部15の中に供給する。ここで、回転軸16によって
回転するスクリューブレード17でこの混合プラスチッ
クを練りながら押し込んでいき、貫通穴型18から押し
出す。この時の摩擦熱で混合プラスチックは100〜1
40℃になり成形される。
【0018】水分が少ない混合物用に設計した圧縮成形
装置では、内部での摩擦熱が少なくなるような設計をし
てある。この装置では、混合物の水分が4質量%以上と
なると、粉の発生が多くなる。また、水分が多い混合物
用に設計した圧縮成形装置では、内部での摩擦熱が多く
なるような設計をしてある。この装置では、混合物の水
分が8質量%以上となると、粉の発生が増加していた。
つまり、廃棄プラスチックに含有される水分が4質量%
以上となる場合は、本発明の方法は有効である。
【0019】定量供給装置5から供給された破砕済みプ
ラスチックとリターン粉の混合物は、圧縮成形装置6の
スクリューにて、練りこまれながら、エンドプレートに
設置してある貫通穴型の方向に押し込まれる。この時の
摩擦熱で、混合物の温度を100〜140℃とする。こ
の温度では、ポリエチレンなどの軟質プラスチックは軟
化して、バインダーとして機能するようになる。バイン
ダー機能を持つポリエチレンの比率が10質量%以下の
場合は成形体の内部結合が不十分である。また、ポリエ
チレンの比率が70質量%以上の場合は、成形の際に成
形体が軟化しすぎて、成形体が互いに粘着する問題が起
きる。したがって、ポリエチレンの比率は10〜70質
量%の範囲が良い。この方法で製造された成形体を、切
断刃で、直径の1〜2倍の長さに切断する。
【0020】圧縮成形装置6を出た成形体は100℃前
後の温度であることから、成形体冷却コンベア7にて、
成形体を冷却しながら、振動分級装置8に送る。振動分
級装置8では、3mm以上の間隔の篩目を有する。篩目
が3mm以下の場合は、粉プラスチックが格子間隔に詰
まることが頻発することが、篩目間隔を決めた理由であ
る。
【0021】振動分級装置8の篩上の部分は、形状の良
い成形体であることから、化学原料や燃料となる製品と
する。この製品となった成形体は、成形体コンベア9に
て、ガス化プラント、油化プラント、高炉、コークス
炉、その他の化学リサイクル先や発電所等に送られる。
一方、篩下の部分である粉プラスチックは、このままで
は、製品とならないため、篩下リターンコンベア10に
て、備蓄槽4にリターンされる。
【0022】備蓄槽4にリターンされた粉プラスチック
は、100℃以上の処理を行ったものであることから、
原料である破砕済みプラスチックよりも含有水分が低い
ものとなる。したがって、リターンされた粉プラスチッ
クを破砕済みプラスチックに混合することにより、圧縮
成形装置6に供給されるプラスチックの水分を低減する
効果があり、この効果を発揮することが本発明の主たる
目的である。
【0023】以上に説明した本発明の方法による廃棄プ
ラスチックの成形体の製造方法を示したが、図1に示す
設備構成をなす装置も、本発明の範囲である。また、振
動分級装置8の篩下のプラスチック粉は飛散しやすいこ
とから、振動分級装置8から備蓄槽4に、プラスチック
粉をリターンする篩下リターンコンベア10は、粉の飛
散を防止できる特別な型式のものが良い。篩下リターン
コンベア10の好ましい構成としては、図4に示すよう
に、鋼製のパイプ19の内部をチェーン20で牽引され
てパイプ19の長さ方向に移動する移動板21が複数あ
る型式のもので、この移動板21の面は移動方向にほぼ
垂直であるものである。篩下のプラスチックは篩下物供
給口22から古い下リターンコンベア10に入る。な
お、鋼製のパイプ19はエンドレス状になって、移動板
21が循環する型式のものが良い。
【0024】
【実施例】本発明の方法を実施した結果を説明する。実
施例での処理は、図1と図2に示す装置を用いて行っ
た。圧縮成形装置6の型式は、押し出しスクリューを用
いて貫通穴型から廃棄プラスチックを押し出すものであ
った。この装置を用いて、篩下リターンコンベア10含
有水分が平均では8質量%であるが、5〜13質量%の
廃棄プラスチックを成形する操業を行ったところ、以下
の効果が確認された。
【0025】通常の処理操業では、廃棄プラスチックの
水分が8質量%以上と多い場合は、圧縮成形時の温度が
上昇しきらずに、100〜110℃と比較的低温となっ
ていた。この場合は、軟質プラスチックの軟化が不十分
となるため、成形体が粉化しやすくなる問題があった。
特に、成形体の切断時に粉が多く発生していた。一方、
水分が低い場合は、混合物の温度が110℃以上とな
り、粉の発生は少なかった。圧縮成形機の型式や詳細な
設計にもよるが、本発明の装置を用いた場合は、8質量
%以上と、原料の水分が多くなり、成形体の粉の発生量
が増加すると、振動分級装置8の篩下分の粉プラスチッ
クが増加して、備蓄槽4を経由して、圧縮成形装置6へ
返る粉プラスチックの比率が増加していた。圧縮成形装
置6では、100℃以上の温度で混合物を成形するた
め、成形体とこれから分離した粉に含有される水分は、
原料である破砕済みプラスチックの水分よりも少なくな
っていた。つまり、破砕済みプラスチックの水分が多く
なると、リターン粉の比率が増加していた。この結果、
原料水分が多い場合は、水分が少ないリターン粉の混合
比率が増加するため、混合物の水分が、破砕済みプラス
チックの元来の水分比率よりも低下した。この結果、圧
縮成形装置6での成形温度が上昇して、成形体の粉の発
生量が減少した。
【0026】このように、振動篩8の篩下粉を備蓄槽4
にリターンして、破砕済みプラスチックと混合すること
により、圧縮成形装置に供給される混合物の水分は低下
し、ある水準で自律的に安定化する。この効果により、
圧縮成形装置6に供給されるプラスチックが含有する水
分は、5〜10質量%と変動範囲が小さくなった。この
ように、篩下粉のリターンを行うことにより、成形体の
粉化率を低い水準で安定化することができる。したがっ
て、圧縮成形装置での成形温度制御が容易となる。
【0027】また、図1に示す装置の篩下リターンコン
ベア10には、鋼製のパイプの内部を駆動チェーンで3
0〜70cmの間隔で連結されている複数の鉄板が、移
動していく型式のコンベアを使用した。この装置での搬
送の結果、粉となったプラスチックが飛散することなく
搬送できて、清掃作業が大幅に低減された。
【0028】さらに、図1と図2に示す、本発明の装置
を用いた処理の実施例である実施例1から3を表1に示
す。また、本発明の効果を確認するために、成形体の篩
下粉のリターンを行わない処理の例を比較例として示
す。なお、圧縮成形機6の定格処理速度は毎時2.2ト
ンであった。成形体のサイズは、直径が15mmで、長
さが20mmであり、また、振動分級装置8の篩目は4
mmであった。
【0029】
【表1】
【0030】実施例1では、原料の廃棄プラスチックの
ポリエチレン比率は34質量%であり、また、平均的な
水分は8質量%であった。圧縮成形装置6で製造した成
形体振動分級装置8での篩下の粉プラスチックを備蓄槽
4にリターンした。処理は順調に行われ、処理が定常状
態となった時点では、成形体の粉率は16%であり、こ
の粉プラスチックの全量を備蓄槽4を経由して、圧縮成
形装置6に戻した。この結果、原料と粉リターンの混合
物の水分は6質量%となり、原料の水分の8質量%より
も低い値となった。この結果、成形温度は122℃で安
定して、毎時2.1トンの処理速度で、安定的に低い粉
率で成形でき、かつ、成形体の毛絵以上も良好であっ
た。この安定操業は原料に含まれるポリエチレンの比率
が34質量%と成形に適切な比率であったことも一因で
ある。
【0031】次に、実施例2では、実施例1とほぼ同一
の処理条件であるが、原料である廃棄プラスチック中の
ポリエチレンの比率が7質量%と低いものの処理の結果
である。この処理例では、ポリエチレン比率が低いため
に、粉プラスチックの発生比率が21%と高かった。し
かし、処理速度は毎時1.8トンとやや低いものの、処
理そのものは安定的に実施でき、成形体の形状は良好で
あった。
【0032】また、実施例3は、実施例1とほぼ同一の
処理条件であるが、原料である廃棄プラスチック水分比
率が11質量%と高いものの処理結果である。原料水分
が高いものも、破砕済みプラスチックと粉プラスチック
の混合物の水分は、8質量%と低下しており、成形に適
正な温度範囲内である109℃を何とか確保できた。こ
の結果、処理速度は毎時1.6トンとやや低いが、安定
処理が行え、成形体の形状も良好であった。
【0033】一方、比較例は、原料の廃棄プラスチック
の条件は、実施例3と同等であるが、粉プラスチックの
リターンを行わなかった処理の例である。この処理で
は、圧縮成形装置6に送られるプラスチックの水分は1
1質量%と高く、成形体の粉プラスチックの発生率は3
4%と高かった。また、処理速度(製品となる成形体の
生産速度)は毎時1.1トンと低く、また、成形成形体
が十分に圧密されていなかった。
【0034】このように、本発明の装置で、本発明の方
法を実施すれば、高い処理速度で、形状の良好な廃棄プ
ラスチックの成形体を製造できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく、廃棄プラスチック粒状化物の
成形装置の全体を示す設備フロー図である。
【図2】廃棄プラスチックの備蓄槽の詳細を示す図であ
る。
【図3】圧縮成形機の構造を示す図である。
【図4】篩下リターンコンベアの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 プラスチック供給コンベア 2 破砕機 3 破砕物コンベア 4 備蓄槽 5 定量供給装置 6 圧縮成形装置 7 成形体冷却コンベア 8 振動分級装置 9 製品コンベア 10 篩下リターンコンベア 11 破砕物供給口 12 リターン品供給口 13 撹拌混合パドル 14 プラスチック供給口 15 胴部 16 回転軸 17 スクリューブレード 18 貫通穴型 19 鋼製パイプ 20 チェーン 21 移動板 22 篩下物供給口
フロントページの続き (72)発明者 松隈 英治 北九州市戸畑区大字中原46−59 新日本製 鐵株式会社エンジニアリング事業本部内 Fターム(参考) 4D021 AA01 CA07 EA10 4F204 AA50 FA01 FB01 FF01 FF23 FF51 FN11 FN30 FW45 4F301 AA13 AA15 AA17 AD10 BD08 BD29 BD47 BF12 BF16 BF25 BF29 BF31 BG02 BG14 BG22 BG32 BG44

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水分を4%以上含む破砕された廃棄プラ
    スチックを、貫通穴型から押し出す型式の圧縮成形機で
    プラスチックの成形体を製造した後に、当該成形体を分
    級して、篩上の部分を製品として利用して、また、篩下
    の部分を当該圧縮成形機にリターンして、原料である破
    砕した廃棄プラスチックと混合して、再度、圧縮成形す
    ることを特徴とする廃棄プラスチックの成形方法。
  2. 【請求項2】 成形体を分級した篩下の部分である圧縮
    成形機へリターンするプラスチックと原料である破砕さ
    れた廃棄プラスチックとを、備蓄槽内部で機械的に攪拌
    混合して、その後に両者の混合物を圧縮成形機に供給し
    て、圧縮成形することを特徴とする請求項1記載の廃棄
    プラスチックの成形方法。
  3. 【請求項3】 貫通穴型から押し出す型式の圧縮成形機
    にて、最小長が6mm以上の廃棄プラスチックの成形体
    を製造した後に、当該成形体を3mm以上の篩目で分級
    することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の廃棄
    プラスチックの成形方法。
  4. 【請求項4】 破砕機、攪拌装置を有するプラスチック
    備蓄槽、貫通穴型に押し込む型式の圧縮成形機、およ
    び、成形体分級装置から構成され、かつ、当該破砕機と
    当該プラスチック備蓄槽を、および、当該プラスチック
    備蓄槽と当該圧縮成形機を搬送装置で結合し、さらに、
    当該成形体分級装置から当該プラスチック備蓄槽へを、
    当該成形体分級装置の篩下のプラスチックをリターンす
    る搬送装置で結合してなることを特徴とする廃棄プラス
    チックの成形装置。
  5. 【請求項5】 成形体分級装置からプラスチック備蓄槽
    へを連結する篩下の粉プラスチック搬送装置として、パ
    イプの内部を複数の板が移動する型式の搬送装置を用い
    ることを特徴とする請求項4記載の廃棄プラスチックの
    成形装置。
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