JP2003211037A - 塗装機 - Google Patents

塗装機

Info

Publication number
JP2003211037A
JP2003211037A JP2002017501A JP2002017501A JP2003211037A JP 2003211037 A JP2003211037 A JP 2003211037A JP 2002017501 A JP2002017501 A JP 2002017501A JP 2002017501 A JP2002017501 A JP 2002017501A JP 2003211037 A JP2003211037 A JP 2003211037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat plate
plate
spray device
roller conveyor
spray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002017501A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Okamoto
和明 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AMAKOO TECHNO KK
ARUMETSUKU HONGO KK
Original Assignee
AMAKOO TECHNO KK
ARUMETSUKU HONGO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AMAKOO TECHNO KK, ARUMETSUKU HONGO KK filed Critical AMAKOO TECHNO KK
Priority to JP2002017501A priority Critical patent/JP2003211037A/ja
Publication of JP2003211037A publication Critical patent/JP2003211037A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Spray Control Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 平板に形成する被膜の厚みを全体的に均一に
する塗装機を提供することである。 【解決手段】 平板(1)を前後方向に間欠的に送るロ
ーラコンベヤ(2)を設け、ローラコンベヤ(2)の中
央部分の上方にスプレー装置(4)を左右方向に往復動
可能に設け、ローラコンベヤ(2)による平板(1)の
送りが停止している間は、平板(1)の上方でスプレー
装置(4)のノズル(25)が左右方向に移動しながら
塗料を下向きに噴霧し、平板(1)を送っている間は、
スプレー装置(4)が平板(1)の真上から外れた側方
位置で待機することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗料を平板の表面
に塗装する塗装機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば板ガラスの表面に光触媒の薄い被
膜をつくるには、人が手作業でスプレーガンを使って吹
き付けるか、光触媒の塗料中に板ガラスをどぶ漬けする
手法が従来用いられていた。
【0003】しかし、手作業で吹き付ける場合は、吹き
付け方向が安定せず、また、どぶ漬けする場合は、引き
上げの際に板ガラスの下側に塗料が偏りがちとなるの
で、被膜の厚み誤差が大きかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情を考
慮して開発されたもので、その目的は、平板に形成する
被膜の厚みを全体的に均一にする塗装機を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、平板
を前後方向に間欠的に送るローラコンベヤを設け、ロー
ラコンベヤの中央部分の上方にスプレー装置を左右方向
に往復動可能に設け、ローラコンベヤによる平板の送り
が停止している間は、平板の上方でスプレー装置のノズ
ルが左右方向に移動しながら塗料を下向きに噴霧し、平
板を送っている間は、スプレー装置が平板の真上から外
れた側方位置で待機することを特徴とする。
【0006】平板の横幅が異なるものにも使用できるよ
うにして、平板以外の箇所に吹き付ける塗料を少量にす
るには、請求項2の発明のように、ノズルの左右に平板
検知用センサを有し、ノズルが平板の真上から外れた側
方位置から平板の真上位置に移動する際に、移動する方
向のセンサが平板を検知してからノズルによる塗料の噴
霧を開始することが望ましい。ここで移動する方向のセ
ンサとは、スプレー装置が右側に移動する際には、右方
向のセンサ、左側に移動する際には左方向のセンサを意
味する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の塗装機は図1から図3に
示すように、板ガラスを用いた平板1を寝かせた状態で
前後方向に間欠的に送るローラコンベヤ2と、ローラコ
ンベヤ2の中央部分で平板1の向きを決定する位置決め
装置3と、位置決め装置3の後方で上方から平板1に光
触媒の塗料を吹き付けるスプレー装置4と、スプレー装
置4をローラコンベヤ2の上方で左右方向に往復動する
往復装置5を有する。
【0008】ローラコンベヤ2は図2に示すように、上
面側に移送用ローラ8,8を並列し、モータ6の回転を
ベルト7及びプーリで移送用ローラ8に伝え、モータ電
源を自動的にON・OFF制御することにより、平板1
を間欠的に送る。
【0009】位置決め装置3は図1及び図5に示すよう
に、長方形の平板1を前後左右方向に対して平行に合わ
せるもので、2種類の位置決め手段9,10を用い、第
一位置決め手段9には平板1の側方端面を押し当て、第
二位置決め手段10には平板1の先端面を押し当てる。
【0010】第一位置決め手段9は図5に示すように、
移送用ローラ8の両端を支持するフレーム11の片側上
に、上下方向を中心軸とする位置決めローラ12を、前
後に所定間隔毎に回転可能に設け、それら位置決めロー
ラ12に平板の側方端面を当てて位置決めする。第二位
置決め手段10は、第一位置決め手段9の後方に設けて
あり、フレーム11上にシリンダ13を固定し、ピスト
ンロッド14の先部には、屈曲した当て板15の基部を
ピンで連結し、その上、当て板15の基部の別の箇所を
フレーム11の上に揺動可能に軸支し、その揺動によっ
て当て板15の先部を平板1の移送領域に向かって出没
可能に設けてある。そして、平板1の移送領域に没入し
た場合に当て板15の先部は左右方向に平行になり、そ
の先部に平板1の先端面を当てて位置決めし、平板1の
移送領域から突出した場合に平板1を間欠的に移送す
る。
【0011】スプレー装置4は図6から図9に示すよう
に、往復装置5の可動部材16に各種プレートを介して
固定してあり、塗料を溜めるタンク17とスプレーガン
18を並列した状態で管で接続し、ピストンロッド19
の先部に付けたバー20を、シリンダ21で昇降可能に
設け、そのバー20でスプレーガン18のレバー22を
操作する。また、可動部材16の上方に起立するプレー
ト23には平板検知用センサ24を、スプレーガン18
のノズル25の左右に取り付けてある。
【0012】往復装置5は図3に示すように、移送用ロ
ーラ8の真上及びその左右側方であって位置決め装置3
の後方に、ガイド部材26をフレーム11上の左右に架
設し、ガイド部材26に沿って可動部材16をスプレー
装置4ごと移動可能に設け、平板1の送りが停止してい
る間は、可動部材16をガイド部材26に沿って一方向
に一定の速度で移動させ、平板1を送っている間は、平
面視して平板1の真上から外れた側方で可動部材16を
待機させるものである。
【0013】ガイド部材26は、左右にそれぞれ架設し
た上下一対のガイドレール27,28、及びボールネジ
のネジ軸29とからなり、そのネジ軸29をモータ30
で回転させる。また、可動部材16は、上側のガイドレ
ール27をくわえるスライダー31と、下側のガイドレ
ール28の上向溝に案内される案内ローラ32と、ネジ
軸29に嵌めたナット部33をプレート34を利用して
一体化したもので、そのプレート34にスプレー装置4
が固定してある。なお、図3及び図6の符号35は、レ
ールで、符号36は、レールに沿って移動する配線用ガ
イドで、これらによって平板1上に配線が垂れ落ちない
ようにしてある。
【0014】また、スプレー装置4の往復動の開始・終
了を自動的に行うために、図1、図2及び図6に示すよ
うに、スプレー装置4に向かって送られる平板1を真上
から検知する前側センサ37が、ローラコンベヤ2の上
方であってスプレー装置4よりも前側に設けてある。
【0015】なお、図1及び図3で示す符号38は、塗
料の受け部で、スプレー装置4の移動範囲に合わせて幅
広く設けてある。
【0016】上述した本発明の塗装機は、以下の要領で
作動する。まず、手作業で平板1を位置決め装置3に沿
わせて平板1の向きを設定する。この状態では、前側セ
ンサ37が平板1を検知している。次に、塗装機の起動
スイッチを押すと、ローラコンベヤ2によって平板1が
スプレー装置4の噴霧範囲に突入するまで連続して送ら
れ、噴霧範囲に突入した後、平板1の送りが停止する。
送りが停止している間にスプレー装置4の往復動が開始
する。なお、以後、ローラコンベヤ2は間欠送りを行
う。スプレー装置4は、最初は平板1の真上から外れた
側方に位置しており、一方向に移動すると、前述した左
右のセンサ24,24の一方が平板1の一端を検知する
ので、その検知信号を受けてレバー22を自動的に引い
てノズル25から塗料を噴霧する。しばらくは、左右の
両センサ24が平板1を検知しているが、ノズル25が
平板1の他端に移動すると一方のセンサ24が平板1を
検知しなくなるので、その非検知信号を受けてレバー2
2の引きを自動的に解除して塗料の噴霧を終了し、その
まま他方のセンサ24が平板1を検知しなくなるまでス
プレー装置4の移動を続け、平板1の真上から外れた側
方位置でスプレー装置4を停止する。
【0017】スプレー装置4の停止中に平板1が1ピッ
チ送られて、その後送りが停止すると、反対方向に向か
ってスプレー装置4が移動し、同様の手順で塗料を噴霧
する。図4に示すように、塗料の噴霧範囲はハッチング
で表してあるが、スプレー装置の1回目の一方向への移
動による噴霧範囲と2回目の反対方向への移動による噴
霧範囲が一部重なるようにして、塗り残しがないように
する。前側センサ37が平板1を検知している間は、ス
プレー装置4の往復動を継続するが、平板1を検知しな
くなったら、その後、平板1を所定回数間欠的に送る
と、平板1がスプレー装置4の噴霧範囲の後方に移動す
るので、そのときにスプレー装置4の往復動を終了す
る。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、スプレーガン
の移動方向が左右方向と定まっているので、塗料が平板
に噴霧される範囲が従来に比べて一定となり、平板に形
成される被膜の厚みが一定となる。
【0019】請求項2の発明によれば、平板を移送する
方向のセンサが検知してから噴霧を開始するので、平板
から遠く離れた箇所からの噴霧を避けることができ、塗
料が無駄になるのを避けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗装機の平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】塗料の噴霧範囲を示す概略平面図である。
【図5】位置決め装置を示す拡大平面図である。
【図6】図1のスプレー装置及び往復装置を背面側から
拡大した図面である。
【図7】図6の左側面図である。
【図8】図6の平面図である。
【図9】図7のタンクを外した状態を示す図面である。
【符号の説明】
1 平板 2 ローラコンベヤ 4 スプレー装置 24 センサ 25 ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F035 AA03 BA02 BB03 BB04 BB07 CA02 CA05 CB03 CB13 CB22 CB24 CB27 CD03 CD13 CD19

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板(1)を前後方向に間欠的に送るロ
    ーラコンベヤ(2)を設け、ローラコンベヤ(2)の中
    央部分の上方にスプレー装置(4)を左右方向に往復動
    可能に設け、ローラコンベヤ(2)による平板(1)の
    送りが停止している間は、平板(1)の上方でスプレー
    装置(4)のノズル(25)が左右方向に移動しながら
    塗料を下向きに噴霧し、平板(1)を送っている間は、
    スプレー装置(4)が平板(1)の真上から外れた側方
    位置で待機することを特徴とする塗装機。
  2. 【請求項2】 ノズル(25)の左右に平板検知用セン
    サ(24)を有し、ノズル(25)が平板(1)の真上
    から外れた側方位置から平板(1)の真上位置に移動す
    る際に、移動する方向のセンサ(24)が平板(1)を
    検知してからノズルによる塗料の噴霧を開始することを
    特徴とする請求項1記載の塗装機。
JP2002017501A 2002-01-25 2002-01-25 塗装機 Pending JP2003211037A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002017501A JP2003211037A (ja) 2002-01-25 2002-01-25 塗装機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002017501A JP2003211037A (ja) 2002-01-25 2002-01-25 塗装機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003211037A true JP2003211037A (ja) 2003-07-29

Family

ID=27653172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002017501A Pending JP2003211037A (ja) 2002-01-25 2002-01-25 塗装機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003211037A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103042004A (zh) * 2013-01-15 2013-04-17 东莞市盛威光电科技有限公司 一种触摸屏蚀刻脱模生产线的清洗机构
CN109950178A (zh) * 2019-02-18 2019-06-28 英鸿纳米科技股份有限公司 一种芯片纳米银浆涂覆装置
JP2020089805A (ja) * 2018-12-03 2020-06-11 コニカミノルタ株式会社 粘着剤供給装置およびインクジェット画像形成装置
CN112604885A (zh) * 2020-12-14 2021-04-06 山西日盛达太阳能科技有限公司 一种光伏玻璃镀膜系统
CN114770673A (zh) * 2022-03-31 2022-07-22 小森新材料科技有限公司 一种在科技木皮上膜压封闭制板设备及其工艺

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103042004A (zh) * 2013-01-15 2013-04-17 东莞市盛威光电科技有限公司 一种触摸屏蚀刻脱模生产线的清洗机构
JP2020089805A (ja) * 2018-12-03 2020-06-11 コニカミノルタ株式会社 粘着剤供給装置およびインクジェット画像形成装置
JP7155965B2 (ja) 2018-12-03 2022-10-19 コニカミノルタ株式会社 粘着剤供給装置およびインクジェット画像形成装置
CN109950178A (zh) * 2019-02-18 2019-06-28 英鸿纳米科技股份有限公司 一种芯片纳米银浆涂覆装置
CN109950178B (zh) * 2019-02-18 2021-06-04 英鸿纳米科技股份有限公司 一种芯片纳米银浆涂覆装置
CN112604885A (zh) * 2020-12-14 2021-04-06 山西日盛达太阳能科技有限公司 一种光伏玻璃镀膜系统
CN112604885B (zh) * 2020-12-14 2023-10-27 山西日盛达太阳能科技股份有限公司 一种光伏玻璃镀膜系统
CN114770673A (zh) * 2022-03-31 2022-07-22 小森新材料科技有限公司 一种在科技木皮上膜压封闭制板设备及其工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9082070B2 (en) Screen printing apparatus
JP2003010088A5 (ja)
CN210590932U (zh) 一种无纺布生产用贴合机
CN110496801B (zh) 一种自动cmos芯片擦拭清洁装置
CN100553990C (zh) 一种超长板材喷绘方法及其专用喷绘机
JP2003211037A (ja) 塗装機
CN110122800A (zh) 一种全自动海苔卷机
CN215354152U (zh) 一种乒乓球拍自动喷漆装置
CN114472028B (zh) 一种组合衣柜生产用喷漆装置
CN215775184U (zh) 一种面包裱花机
CN215643855U (zh) 一种基于压花工艺的柔性电极加工装置
JP2009247608A (ja) ベルトループ用テープ供給装置
CN110193991B (zh) 一种美术立体转印系统及其方法
CN209667566U (zh) 一种自动贴海绵设备
CN208512927U (zh) 喷绘写真耗材自动刮边装置
KR20030088910A (ko) 스크린 프린터 세척장치와 그의 구동방법
CN113199853A (zh) 一种服装加工水转印装置
CN215561541U (zh) 一种柔性薄膜水转印纸成型装置
JP3958019B2 (ja) 容器供給装置
CN113731736B (zh) 一种柔性电极的加工方法
CN216631265U (zh) 一种高效率ag玻璃循环喷涂设备
CN109823645A (zh) 一种自动贴海绵设备
CN219820645U (zh) 一种覆膜机
CN116605481A (zh) 一种覆膜机及覆膜方法
CN219609153U (zh) 一种芯片检测装置