JP2003210403A - 内視鏡用光源装置 - Google Patents

内視鏡用光源装置

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JP2003210403A
JP2003210403A JP2002013404A JP2002013404A JP2003210403A JP 2003210403 A JP2003210403 A JP 2003210403A JP 2002013404 A JP2002013404 A JP 2002013404A JP 2002013404 A JP2002013404 A JP 2002013404A JP 2003210403 A JP2003210403 A JP 2003210403A
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light guide
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Ken Yamatani
謙 山谷
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的とするところは、ライトガイドの
種類に応じて最適な明るさ及び配光が得られる内視鏡用
光源装置を提供することにある。 【解決手段】本発明は異なる形状をしたライトガイドコ
ネクタ8を光源装置3に挿入した際、光源装置3内の照
明光が光学系を介して、ライトガイド25に入射される
間に明るさ及び配光を適切に制限するためのマスク部3
2を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡用光源装置
に係り、特に照明光の明るさを調整することができるよ
うにした内視鏡用光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡システムには、被写体を照明する
ため、内視鏡に組み込まれたライトガイドに照明光を供
給する光源装置が設けられている。内視鏡に供給される
照明光の明るさは内視鏡を使用する状況に応じて適正で
なければならない。このため、特開平6−281868
号公報の内視鏡用光源装置では光源ランプから発せられ
た光の出力状態を検出する光センサと、この光センサの
検出値に応じて出力光量を調整する絞り装置を設けてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】内視鏡システムにおい
て、光源装置と組み合わされて使用される内視鏡のライ
トガイドには様々な種類がある。ライトガイドの入射端
径が細いタイプは入射する照明光の明るさを高くし過ぎ
ると、生体内での部位への発熱量が大きくなり過ぎてし
まう虞があった。また、ライトガイドの入射端の径に応
じて明るさや配光が異なるため、使用するライトガイド
に応じて最適な明るさ及び配光を個別的に提供する必要
があった。
【0004】本発明は前記課題に着目してなされたもの
で、その目的とするところはライトガイドの種類に応じ
て最適な明るさ及び配光が得られ易い内視鏡用光源装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
内視鏡のライトガイドに照明光を供給する内視鏡用光源
装置において、照明光を発生する光源ランプと、内視鏡
のライトガイドコネクタが着脱自在に接続可能なコネク
タ受と、前記コネクタ受に接続された前記ライトガイド
コネクタの種別を判別するライトガイドコネクタ判別手
段と、前記光源ランプで発生した照明光の光路上におい
て照明光を制限する制限手段を設け、前記ライトガイド
コネクタ判別手段で判別した前記コネクタ受に接続され
た内視鏡のライトガイドコネクタの種別に応じて前記ラ
イトガイドに入射される照明光を適正な光量に調整する
光量調整手段とを具備したことを特徴とするもの。
【0006】請求項2に係る発明は、前記ライトガイド
コネクタ判別手段は、前記コネクタ受に前記ライトガイ
ドコネクタが接続されたとき、前記ライトガイドコネク
タの異なる形状部分で応動操作される応動部材を有し、
前記応動部材の応動による移動量に基づき、前記コネク
タ受に接続されたライトガイドの種別を判別し、前記光
量調整手段を操作し、前記ライトガイドに入射される照
明光を適正な光量に調整することを特徴とする請求項1
に記載の内視鏡用光源装置である。
【0007】請求項3に係る発明は、前記光量調整手段
の制限手段は、ライトガイドコネクタのライトガイドに
入射される照明光が集光した光路に設置され、照明光を
制限することを特徴とする請求項1または請求項2に記
載の内視鏡用光源装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]図1〜7を参照
して本発明の第1実施形態に係る内視鏡用光源装置につ
いて説明する。
【0009】(構成)図1は内視鏡システムの全体構成
を概略的に示しており、図2はその光源装置の概略的な
構成の説明図であり、図3は光源装置内の光学系の構成
図である。
【0010】図1に示すように、内視鏡システム1は、
例えば体腔内の観察および処置を行う内視鏡2と、前記
内視鏡2へ照明光を供給する光源装置3を備えて構成さ
れる。前記内視鏡2は挿入部4と、この挿入部4の基端
側に形成された操作部(把持部)5と、この操作部5の
上端部に設けられた接眼部6と、操作部5の側面部に接
続されたライトガイドケーブル7を備えて構成される。
前記ライトガイドケーブル7の延出した先端部にはライ
トガイドコネクタ8が設けられており、このライトガイ
ドコネクタ8は前記光源装置3の出力端であるコネクタ
受部9に接続可能なものである。
【0011】前記光源装置3から前記内視鏡2内に供給
される照明光は前記内視鏡2内に設けられたライトガイ
ド(図示せず)により前記ライトガイドコネクタ8から
内視鏡2の挿入部4の先端まで導光され、前記挿入部4
の先端から被写体に向けて出射される。照明された被写
体の像は挿入部4の先端から前記内視鏡2内に設けられ
たイメージガイド(図示せず)で導光され、接眼部6の
光学系(図示せず)を介して観察・診断が出来る。
【0012】尚、CCD等の撮像装置を内蔵したテレビ
カメラヘッド11を前記接眼部6に取り付けて撮像する
テレビカメラシステムを採用する場合にあっては前記テ
レビカメラヘッド11からの撮像電気信号をCCU12
で信号処理した後、図示しないモニタへ映像信号を送る
ことで、モニタ13の画面に被写体像を映し出し、観察
・診断する。
【0013】前記光源装置3は図2に示すように、装置
本体21内にランプ22を備える。ランプ22の出射光
は後述する絞り23等を備えた光学系を通じて前記出力
端のコネクタ受部9に接続した内視鏡2の前記ライトガ
イドコネクタ8のライトガイド25に入射させる。
【0014】また、光源装置3内の光学系は図3に示す
ように構成される。すなわち、照明光の出射光路上には
ランプ22側から順に出射側レンズ26、絞り27、入
射側レンズ28および制限手段29を配置している。出
射側レンズ26はランプ22から出射した照明光を最初
に受けて平行な光束に変えるものである。絞り27は平
行光の領域または集光を形成する直前の領域に配置さ
れ、照明光を制限して照明光の明るさを制御する手段で
ある。また、前記絞り27は調光回路30によって制御
され、被写体の明るさが一定となるように絞り調整がな
される。照明光はこの絞り27の部分を経て入射側レン
ズ28により集束され、前記コネクタ受部9に接続した
内視鏡2の前記ライトガイドコネクタ8のライトガイド
25の先端に入射するように構成されている。
【0015】また、制限手段29は前記ライトガイドコ
ネクタ8のライトガイド25の先端に入射する照明光を
制限する手段であって、入射側レンズ28により集束さ
れた照明光の光路上に設置される。そして、制限手段2
9は前記コネクタ受部9に接続した内視鏡2の前記ライ
トガイドコネクタ8のライトガイド25の種類に応じ
て、そのライトガイド25の先端に入射する照明光を適
正な光量に制限するものである。
【0016】この制限手段29は図4および図5に示す
ような構成である。つまり、制限手段29は後述する応
動部材によって操作される受動部31と入射光路を横切
るマスク部32とからなり、制限手段29は図示しない
ガイド手段によってマスク部32を照明光の光軸に直角
な向きにのみ移動可能に設置している。マスク部32は
マスク枠33とこのマスク枠33内の中心に向けて突き
出す遮光部材34が設けられている。遮光部材34は前
記ライトガイドコネクタ8のライトガイド25の先端に
入射する照明光が結像される直前において明るさを減光
するため、その照明光の中心部分を遮光するような形状
であって、基端部34aの幅が広く先端部34bの幅が
狭い片状の部材である。
【0017】この制限手段29を操作する応動部材40
は前記コネクタ受部9に隣接して組み込まれ、図示しな
いガイド手段によってライトガイドコネクタ8の差込み
軸方向に移動自在である。応動部材40はコネクタ受部
9に前記ライトガイドコネクタ8が接続されたとき、そ
のライトガイドコネクタ8の異なる形状の部分で軸方向
に移動させられる。
【0018】ライトガイドコネクタ8には鍔41が形成
されている。鍔41は、ライトガイドコネクタ8をコネ
クタ受部9に差し込んで装着したとき、前記コネクタ受
部9の前端面に直接に当り、差し込み終端位置を定め
る。そして、ライトガイドコネクタ8には、応動部材4
0を移動する操作部として異なる形状部が、その鍔41
の隣接して形成されている。すなわち、まず、通常の輝
度状態で使用するタイプのものでは、図5の(a)で示
すように、ライトガイドコネクタ8をコネクタ受部9に
差し込んで装着したとき、前記応動部材40の後端面に
鍔41が直接に当るように形成されている。また、高輝
度状態で使用するタイプのものは、図5の(b)で示す
ように、前記鍔41の先にXの厚さの台座42を形成
し、ライトガイドコネクタ8をコネクタ受部9に差し込
んで装着したとき、この台座42の前端面が前記応動部
材40の後端面に直接に当り、応動部材40をXの距離
押し込むようになっている。また、超高輝度状態で使用
するタイプのものは、図5の(c)で示すように、鍔4
1の先にYの厚さの台座43を形成し、ライトガイドコ
ネクタ8をコネクタ受部9に差し込んで装着したとき、
この台座43の前端面が前記応動部材40の後端面に直
接に当り、応動部材40をYの距離押し込むようになっ
ている。ここで、YはXよりも大きい。また、各輝度状
態のものともコネクタ受部9にライトガイドコネクタ8
を装着したとき、そのライトガイドコネクタ8の先端は
同じ位置にある(図5を参照)。
【0019】一方、応動部材40の先方端部にはライト
ガイド25の先端に入射する照明光を適正な光量に制限
する前記制限手段29を移動させる操作端部44が設け
られている。応動部材40の操作端部44はその先端を
移動方向に斜めの勾配端面45としてあり、制限手段2
9の受動部31はその勾配端面45に接する斜面部46
を形成している。応動部材40の勾配端面45と制限手
段29の斜面部46とは接合している。このため、応動
部材40が移動すると、制限手段29の部材が、応動部
材40の移動方向に直角な向きに移動させられ、各状態
において制限手段29の位置が変わる。
【0020】(作用)図5の各分図は前記コネクタ受部
9に各種の内視鏡2のライトガイドコネクタ8を挿入し
て装着したときの状態をそれぞれ示している。
【0021】まず、図5の(a)はライトガイド入射端
が細いタイプのライトガイド25を使用する場合(通常
状態と呼ぶ)であって、ライトガイドコネクタ8の鍔4
1が直接に応動部材40にあたり、応動部材40は最も
退避した位置にあり、制限手段29は最も光軸側に移動
している。このため、マスク部32の遮光部材34にお
ける幅が広い基端部34aがライトガイド25に集束し
て入射する照明光の中心部に入り込んで位置し、集束し
た照明光の中心部分を遮光し、ライトガイド25に入射
する照明光量を制限する。
【0022】また、図5の(b)はライトガイド25の
入射端が太いタイプのライトガイドコネクタ8を使用
し、通常状態よりも明るい照明光を提供する場合(高輝
度状態と呼ぶ)である。この場合にはライトガイドコネ
クタ8の鍔41に応動部材40が直接に当らず、Xの厚
さの台座42が応動部材40に当るため、応動部材40
は台座42の厚さX分、通常状態よりも深く押し込まれ
る。このため、マスク部32の遮光部材34における幅
が狭い先端部34bが照明光の中心部に入り込んで位置
し、ライトガイド25に集束して入射する照明光の中心
部分を遮光し、照明光量を制限する。このとき、遮光領
域50の面積が通常状態の遮光面積よりも狭いので、通
常状態よりも明るい照明光がライトガイドコネクタ8の
先端に入射される。
【0023】また、図5の(c)はライトガイド25の
入射端が極太のタイプのライトガイドコネクタ8を使用
する場合(超高輝度状態と呼ぶ)である。ランプ22か
ら出射されるすべての照明光をライトガイド25の入射
端に供給する。この場合にはライトガイドコネクタ8の
鍔41に応動部材40が直接に当らず、Yの厚さの台座
43が応動部材40に当る。応動部材40は台座43の
厚さY分、通常状態よりも押し込まれるため、マスク部
32の遮光部材34は完全に退避し、遮光領域がない。
よって、制限手段29に影響されず、ライトガイドコネ
クタ8のライトガイド先端に入射される。
【0024】ここで、制限手段29のマスク部32はラ
イトガイド25の入射端直前に設置されている。また、
制限手段29の遮光部材34は照明光の中心部分を遮光
するような形状である。このため、制限手段29の遮光
部材34がライトガイド25の入射端に入射する照明光
を遮光する場合、前記ライトガイドコネクタ8のライト
ガイド25の先端に入射する照明光が結像される直前に
おいて照明光の中心部分を遮光する。つまり、照明光が
結像される直前で照明光の中心部分が遮光され、明るさ
を減光する。従って、照明光の中心部に位置する遮光領
域には照明光が導光されない。このようにして減光され
て照明光はライトガイドコネクタ8のライトガイド先端
に入射される。このように結像部分で遮光されるため、
周囲の明るさに変化はなく、光軸近傍では明るさを抑え
ることが可能となる。
【0025】また、図6はライトガイド25の入射端の
径と明るさとの関係を示し、図7はライトガイド25に
入射された照明光の明るさと広がり角度の関係を示して
いる。
【0026】(効果)本実施形態ではライトガイドコネ
クタ8を光源装置3のコネクタ受部9内に挿入すると、
図5の各分図に示すように、ライトガイドコネクタ8に
設けられた台座42による突起部の有無及びその突き出
し長さ(段差の距離)が、通常状態、高輝度状態、超高
輝度状態で異なるため、応動部材40の可動する範囲が
各々変化し、各状態で使用されるべき、ライトガイドコ
ネクタ8の種別を判別できる。
【0027】また、図4に示すように、結像部近傍に制
限手段29を配置するため、周辺部分の明るさの変化は
ほとんどない。また、結像部分のみを遮光しており、周
辺部分の光が遮光領域の後部に回り込むため、明るさの
分布の影響は少ない。よって、図6及び図7では光路上
の平行光もしくは集光する直前にて遮光する面積を増加
させると、図6のグラフの1点鎖線または図7のグラフ
の2点鎖線の矢印で示したように明るさが制御される。
【0028】以上により、特に入射部分の細いライトガ
イド25を使用する際の明るさを制御するには有効であ
り、生体への損傷を防ぐことが可能となる。また、使用
する異なる形状のライトガイドコネクタ8の検知が容易
になり、最適な明るさを提供することが可能となる。
【0029】また、使用するライトガイドコネクタ8の
形状を判別し、前後に可動する応動部材40により制限
手段29を操作するため、制限手段29の操作機構を構
成し易い。
【0030】[第2実施形態]図8〜図11を参照して
本発明の第2実施形態に係る内視鏡用光源装置について
説明する。
【0031】(構成)本実施形態では制限手段29及び
ライトガイドコネクタ8の種類を検出する手段の変形例
を示すものであり、これ以外の構成は前述した第1の実
施形態のものと同様である。
【0032】光学系のライトガイドコネクタ8を光源装
置3のコネクタ受部9に挿入したときにライトガイドコ
ネクタ8の形状を判別する応動部材40は前述した第1
の実施形態のものと同様、ライトガイドコネクタ8の異
なる形状の部分により軸方向に移動させられるようにな
っている。
【0033】この応動部材40の内端側部分には前後に
離れて2つの検知用突起部61,62が設けられてい
る。ライトガイドコネクタ8側には検知用突起部61,
62に対応位置して2つの検知手段63,64が前後に
離れて固定的に設置されている。検知手段63,64は
応動部材40の移動に伴う前記検知用突起部61,62
を検知する情報から応動部材40の移動量を検出し、ラ
イトガイドコネクタ8の種類を判別する。
【0034】通常の輝度状態のライトガイドコネクタ8
では図9の(a)で示すように、検知用突起部61,6
2はいずれの検知手段63,64にも位置せず、検知さ
れない。また、高輝度状態でのライトガイドコネクタ8
は図9の(b)で示すように、後の検知用突起部61が
後の検知手段63で検知され、先の検知手段64は非検
知状態にある。さらに、超高輝度状態でのライトガイド
コネクタ8は図9の(c)で示すように、先の検知用突
起部62が先の検知手段64で検知され、後の検知手段
63は非検知状態にある。
【0035】図示しない判別回路は以上の検知信号の出
力の有無の組み合わせによりライトガイドコネクタ8の
種別を判別し、後述する制限手段29を操作する。
【0036】本実施形態の制限手段29は回転板65の
周部に透過用孔66を設け、透過用孔66を設けた回転
板65の周部が照明光の入射光路を横切るように設置し
た。回転板65は図示しない回転駆動装置により回転さ
せられ、適宜透過用孔66の位置が選択されるようにな
っている。そして、通常の輝度状態では図9の(a)で
示すように、透過用孔66は照明光の光路の略半分と重
なり、高輝度状態では図9の(b)で示すように、透過
用孔66は通常の輝度状態以上に照明光の光路と重な
り、超高輝度状態では図9の(c)で示すように、透過
用孔66は照明光の光路を全部含む、重なり合う状態に
なる。
【0037】また、本実施形態では図8に示すように、
前記制限手段29を出射側レンズ26と入射側レンズ2
8の間に設けており、その出射側レンズ26と入射側レ
ンズ28の間での照明光は平行な光束を形成する領域で
ある。
【0038】(作用)通常状態では明るさを減光するた
めに、制限手段29の回転板65が一定角度回転した状
態となっており、照明光を通過する面積が半分近くまで
制限された状態にある。このため、遮光領域67には照
明光が導光されず、ランプ22から出射された照明光よ
りも減光された状態でライトガイドコネクタ8のライト
ガイド先端に照明光が入射される。
【0039】また、高輝度状態の場合は、通常状態より
も明るい照明光を提供するために制限手段29を通過す
る照明光の面積を大きく開放するようにする。このた
め、遮光領域67は通常状態よりも小さくなり、明るい
照明光がライトガイドコネクタ8のライトガイド先端に
入射される。
【0040】さらに、超高輝度状態の場合は、高輝度状
態よりも制限手段29に設けられた透過用孔66が明る
い照明光を遮ることなく、全ての照明光を通す、開放す
る状態にあり、遮光領域はなくなる。よって、高輝度状
態より明るい照明光がライトガイドコネクタ8のライト
ガイド先端に入射させられる。
【0041】尚、照明光を透過するための孔66の形状
は単一の孔を設けた場合だけでなく、複数の孔を設けた
形状(図示しない)やメッシュ状の形状(図示しない)
のものでも照明光の制限機能を達成可能である。
【0042】(効果)本実施形態の制限手段は図8に示
すように照明光が平行な光束部分に配置するため、照明
光の明るさは入射部分の径に対し、任意の倍率で変化す
る。よって、図10及び図11に示すように光路上の集
光した部分の近傍にて中心部分の遮光する面積を増加さ
せると、各グラフは鎖線の矢印で示したように明るさと
配光が制御される。以上の構成は特に入射部分の径によ
らずライトガイド25の明るさを制御するには有効であ
り、生体への損傷を防ぐことが可能となる。
【0043】また、第1実施形態の場合と同様、使用す
る異なる形状のライトガイドコネクタ8の検知が容易に
なり、それぞれのライトガイドコネクタ8に最適な明る
さを提供することが可能となる。
【0044】尚、本発明は前述した各実施形態に限定さ
れるものではなく、他の形態にも適用が可能である。
【0045】(付記)前述した説明によれば、以下に列
挙する事項および以下に列挙した事項を任意に組み合わ
せた事項のものが得られる。 1.内視鏡に使用される内視鏡用光源装置において、照
明光を発生する光源ランプと、前記光源ランプで発生し
た前記照明光とライトガイドの間の光路上に設けられ、
前記照明光が集光した光路の近傍において照明光を制限
する制限手段と、前記照明光が平行光もしくは集光を形
成し始める直前で照明光を制御する制御手段とを具備し
たことを特徴とする内視鏡用光源装置。
【0046】2.前記制御手段は集光した部分の近傍と
平行光もしくは集光する直前の両者で制御する機能を備
えることを特徴とする請求項1記載の内視鏡用光源装
置。 3.前記制限手段は集光した部分の近傍のみで遮光する
機能を備えることを特徴とする請求項1記載の内視鏡用
光源装置。 4.前記制御手段は平行光もしくは集光する直前のみで
遮光する機能を備えることを特徴とする請求項1記載の
内視鏡用光源装置。
【0047】5.前記ライトガイドは異なる複数の内視
鏡のそれぞれに設けられた異なる形状のライトガイドコ
ネクタが着脱自在に接続可能なコネクタ受部と、前記コ
ネクタ受部に接続されるライトガイドコネクタの異なる
形状部分で押動される応動部材と、を備えることを特徴
とする請求項1記載の内視鏡用光源装置。 6.前記押動部材は勾配面を備え、前記押動部材の動き
量に基づき、前記コネクタ受部に接続されたライトガイ
ドコネクタに入射される照明光を制限することを特徴と
する請求項1記載の内視鏡用光源装置。
【0048】7.前記制限手段は光路を横切る上下に可
動することを特徴とする請求項1記載の内視鏡用光源装
置。
【0049】8.前記制限手段は円盤形状に孔を備える
ことを特徴とする請求項1記載の内視鏡用光源装置。 9.前記応動部材は突起部材を備えることを特徴とする
請求項1記載の内視鏡用光源装置。 10.前記突起部材は検知可能な形状を備えることを特
徴とする請求項1記載の内視鏡用光源装置。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ラ
イトガイドの種類に応じて最適な明るさ及び配光が得ら
れ易い内視鏡用光源装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る内視鏡システムの
全体構成を概略的に示す説明図。
【図2】前記内視鏡システムの光源装置の概略的な構成
の説明図。
【図3】前記光源装置内の光学系の構成図。
【図4】前記光源装置の光学系における制限手段による
遮光領域の説明図。
【図5】前記光源装置の光学系における制限手段とその
操作機構の説明図。
【図6】前記光源装置によるライトガイドの入射端の径
と明るさとの関係を示す説明図。
【図7】前記光源装置によるライトガイドに入射された
照明光の明るさと広がり角度の関係を示す図。
【図8】本発明の第1実施形態に係る光源装置の光学系
における制限手段による遮光領域の説明図。
【図9】前記光源装置の光学系における制限手段とその
操作機構の説明図。
【図10】前記光源装置によるライトガイドの入射端の
径と明るさとの関係を示す説明図。
【図11】前記光源装置によるライトガイドに入射され
た照明光の明るさと広がり角度の関係を示す図。
【符号の説明】
1…内視鏡システム 2…内視鏡 3…光源装置 7…ライトガイドケーブル 8…ライトガイドコネクタ 21…装置本体 22…ランプ 25…ライトガイド 26…出射側レンズ 28…入射側レンズ 29…制限手段 32…マスク部 33…マスク枠 34…遮光部材 40…応動部材 42…台座 43…台座 44…操作端部 45…勾配端面 46…斜面部 50…遮光領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡のライトガイドに照明光を供給す
    る内視鏡用光源装置において、 照明光を発生する光源ランプと、 内視鏡のライトガイドコネクタが着脱自在に接続可能な
    コネクタ受と、 前記コネクタ受に接続された前記ライトガイドコネクタ
    の種別を判別するライトガイドコネクタ判別手段と、 前記光源ランプで発生した照明光の光路上において照明
    光を制限する制限手段を設け、前記ライトガイドコネク
    タ判別手段で判別した前記コネクタ受に接続された内視
    鏡のライトガイドコネクタの種別に応じて前記ライトガ
    イドに入射される照明光を適正な光量に調整する光量調
    整手段と、 を具備したことを特徴とする内視鏡用光源装置。
  2. 【請求項2】 前記ライトガイドコネクタ判別手段は、
    前記コネクタ受に前記ライトガイドコネクタが接続され
    たとき、前記ライトガイドコネクタの異なる形状部分で
    応動操作される応動部材を有し、前記応動部材の応動に
    よる移動量に基づき、前記コネクタ受に接続されたライ
    トガイドの種別を判別し、前記光量調整手段を操作し、
    前記ライトガイドに入射される照明光を適正な光量に調
    整することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用光源
    装置。
  3. 【請求項3】 前記光量調整手段の制限手段は、ライト
    ガイドコネクタのライトガイドに入射される照明光が集
    光した光路に設置され、照明光を制限することを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の内視鏡用光源装
    置。
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