JP2003209880A - 情報配信システム、情報配信装置、情報配信方法、情報配信プログラム及び情報配信プログラム格納媒体 - Google Patents

情報配信システム、情報配信装置、情報配信方法、情報配信プログラム及び情報配信プログラム格納媒体

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JP2003209880A
JP2003209880A JP2002002777A JP2002002777A JP2003209880A JP 2003209880 A JP2003209880 A JP 2003209880A JP 2002002777 A JP2002002777 A JP 2002002777A JP 2002002777 A JP2002002777 A JP 2002002777A JP 2003209880 A JP2003209880 A JP 2003209880A
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terminal device
wireless terminal
portable wireless
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Application number
JP2002002777A
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English (en)
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Noriyo Suzuki
律世 鈴木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、従来のパーソナルコンピュータ所有
のユーザに対してのみ情報を配信する情報配信システム
では情報を提供し得なかったユーザに対しても情報を提
供できるようにする。 【解決手段】本発明は、管理サーバ8において携帯電話
機2がイベント会場10の通信エリアAR内に存在して
いることを確認した場合に限って、配信ステーション1
1からメインカメラC3等のコンテンツを配信スタンド
K3を介して携帯電話機2へ提供するようにしたことに
より、コンテンツの提供対象をその通信エリアAR内の
携帯電話機2に限定することができるので配信スタンド
K1〜K4の通信能力を超えることなく一段と確実にコ
ンテンツを提供でき、かくして従来のパーソナルコンピ
ュータ所有のユーザに対してのみコンテンツを配信する
コンテンツ配信システではコンテンツを提供し得なかっ
たユーザに対してもコンテンツを提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報配信システム、
情報配信装置、情報配信方法、情報配信プログラム及び
情報配信プログラム格納媒体に関し、例えば配信サーバ
と携帯電話機とによって構築されるコンテンツ配信シス
テムに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、配信サーバからインターネットを
介して家庭のパーソナルコンピュータへ各種イベントに
関するコンテンツをリアルタイムに配信するコンテンツ
配信システムが実現されている。
【0003】このコンテンツ配信システムでは、例えば
ライブコンサートを視聴するためにイベント会場へ出向
くことができないユーザに対しても、家庭のパーソナル
コンピュータを介してライブコンサートのコンテンツを
リアルタイムに提供することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがかかる構成の
コンテンツ配信システムでは、ライブコンサートが開催
されているイベント会場へ出向くことができないため直
接ライブコンサートを視聴できないパーソナルコンピュ
ータを所有するユーザを前提としており、当該イベント
会場へ出向くことができるユーザによって利用されるこ
とは一般的に考えられていない。
【0005】このためコンテンツ配信システムでは、直
接ライブコンサートを視聴できないユーザに対してはパ
ーソナルコンピュータでのみライブコンサートのコンテ
ンツを提供するにすぎず、例えば実際にイベント会場へ
出向いたにもかかわらず入場できない、パーソナルコン
ピュータ未所有のユーザに対してはコンテンツを一切提
供できないという問題があった。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、従来のパーソナルコンピュータ所有のユーザに対し
てのみ情報を配信する情報配信システムでは情報を提供
し得なかったユーザに対しても情報を提供できる情報配
信システム、情報配信装置、情報配信方法、情報配信プ
ログラム及び情報配信プログラム格納媒体を提案しよう
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、情報配信装置により、携帯無線端
末装置から当該携帯無線端末装置の存在する位置データ
を受信し、当該位置データに対応する位置が所定の近距
離無線通信手段を介して携帯無線端末装置へ情報の配信
が可能な通信範囲内か否かを判断し、携帯無線端末装置
の位置が通信範囲内であることを確認できた場合に限っ
て近距離無線通信手段を介して携帯無線端末装置へ情報
を配信するようにした。
【0008】従って通信範囲内に位置する携帯無線端末
装置に対してのみ近距離無線通信手段を介して情報を提
供することにより、当該情報の提供対象をその通信範囲
内の携帯無線端末装置だけに限定することができるの
で、当該近距離無線通信手段の通信能力を超えることな
く当該携帯無線端末装置に対しては従来と比べて一段と
確実に情報を提供できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0010】(1)コンテンツ配信システムの全体構成 図1において、1は全体として本発明による情報配信シ
ステムとしてのコンテンツ配信システムを示し、移動無
線局である携帯電話機2と、インターネット7に接続さ
れた管理サーバ8と、当該管理サーバ8に専用回線8A
で接続された配信ステーション11とによって構成され
ている。
【0011】この場合携帯電話機2は、内蔵型アンテナ
(図示せず)を介してGPS衛星3から受信した衛星信
号に基づいて当該携帯電話機2の存在する位置データ
(経度及び緯度等)を抽出し、当該位置データを固定無
線局である基地局4、中継局5、公衆回線網6及びイン
ターネット7を順次介して管理サーバ8へ送信する。
【0012】実際上、基地局4及び携帯電話機2間で
は、例えばW−CDMA(Wideband-Code Division Mult
iple Access)と呼ばれる符号分割多元接続方式によって
無線接続されるように構成されており、これにより携帯
電話機2及び管理サーバ8間で基地局4、中継局5、公
衆回線網6及びインターネット7を順次介して例えばT
CP/IP(Transmission Control Protocol/Internet
Protocol) プロトコルでデータ通信し得るようになされ
ている。
【0013】ここでコンテンツ配信システム1では、基
地局4及び携帯電話機2間の無線接続方式としてW−C
DMA方式を用いていることにより、例えばTDMA(T
imeDivision Multiple Access) と呼ばれる時分割多元
接続方式と比較して大容量かつ高速にデータ通信し得る
ようになされており、音声通話だけでなく電子メールの
送受信、簡易ホームページの閲覧、動画像の送受信等の
多種に及ぶデータ通信を実行し得るようになされてい
る。
【0014】また管理サーバ8は、イベント会場10内
及びその周辺の通信エリアAR内に存在する携帯電話機
2から当該携帯電話機2の位置データをインターネット
7を介して受信した後、当該携帯電話機2から例えばリ
アルタイム配信要求命令等を受信すると、当該リアルタ
イム配信要求命令等を専用回線8Aを介して配信ステー
ション11へ送信する。
【0015】配信ステーション11は、イベント会場1
0内における所望の撮像対象を撮像すると共にマイクロ
ホン(図示せず)によって音声を集音する複数のカメラ
C1〜C3と、予め定められた通信距離の範囲内(この
場合、通信エリアAR内)でデータ通信を行う近距離無
線通信手段としての配信スタンドK1〜K4と、管理サ
ーバ8に専用回線8Aを介して接続されている配信サー
バ12とによって構成されており、管理サーバ8から専
用回線8Aを介して受信した各種命令に基づき、カメラ
C1〜C3によって得られた映像や音声を配信サーバ1
2から配信スタンドK1〜K4のいずれかを介して通信
エリアAR内の携帯電話機2へ送信し得るようになされ
ている。
【0016】ここで通信エリアARは、イベント会場1
0内やその周辺において配信スタンドK1〜K4のいず
れかと携帯電話機2との間でデータ通信可能な範囲を示
しており、小エリア内でそれぞれデータ通信を行う配信
スタンドK1〜K4がイベント会場10の周囲に所定間
隔毎に設置されることによって形成されている。
【0017】実際上、配信ステーション11は、通信エ
リアAR内の携帯電話機2との間で配信スタンドK1〜
K4のいずれかを介して近距離無線通信規格であるブル
ートゥース(Bluetooth:登録商標)に準拠した無線通信
方式により携帯電話機2と相互にデータ通信し得るよう
になされており、これにより当該配信ステーション11
から携帯電話機2へ種々のデータを配信し得るようにな
されている。
【0018】因みに、ブルートゥースとは標準化団体で
あるBluetooth SIG(Special Interest Group)によって
標準化された近距離無線データ通信規格であり、2.4[GH
z]帯のISM(Industrial Scientific Medical) 帯に帯
域幅1[MHz] のチャネルを79個設定し、1秒間に16
00回のチャネルを切り換える周波数ホッピング方式の
スペクトラム拡散通信方式を用い、データ伝送速度1[M
bit/秒] (実行721[Kbit/ 秒] )で10[m] の小エリア
内でデータ伝送を行う。
【0019】そして携帯電話機2は、配信ステーション
11との間で行われるデータ通信によって発生した代金
の電子的な決済処理を、インターネット7に接続された
課金サーバ9を介して実行し得るようになされている。
【0020】なお配信ステーション11では、本発明に
よる説明の便宜上3つのカメラC1〜C3及び4つの配
信スタンドK1〜K4を設けているが、イベント会場1
0の大きさに応じてカメラC1〜C3をその他複数設け
るようにしても良く、また配信スタンドK1〜K4をイ
ベント会場10の大きさの他、データ通信可能な小エリ
アの範囲に応じてその他複数設置することにより通信エ
リアARを形成するようにしても良い。
【0021】因みに図2に示すように、携帯電話機2に
おいては、箱型の筐体ケース20の上側端部20Aに引
出収納式のアンテナ21が設けられていると共に、当該
筐体ケース20の前面20Bに液晶ディスプレイでなる
表示部22と、各種指示命令を入力する複数種類の操作
キーからなる入力部23とが設けられている。
【0022】また筐体ケース20の前面20Bの上側内
部にはスピーカ24が収納され、当該筐体ケース20の
前面20Bの下側内部にはマイクロホン25が格納され
ている。
【0023】さらに筐体ケース20の左側面20Cに
は、着脱自在なメモリスティック(ソニー株式会社、商
標)26を挿着するためのメモリスティックスロット2
7が設けられている。
【0024】因みにメモリスティック26は、本願出願
人であるソニー株式会社によって開発されたフラッシュ
メモリカードの一種で、小型薄型形状のプラスティック
ケース内に電気的に書換えや消去可能な不揮発性メモリ
であるEEPROM(Electrically Erasable and Progr
ammable Read Only Memory) でなるフラッシュメモリ素
子を格納したものであり、10ピン端子を介して画像や
音声、映像等の各種データを書き込み及び読み出しが可
能となっている。
【0025】またメモリスティック26は、大容量化等
による内蔵フラッシュメモリの仕様変更に対しても、使
用する機器で互換性を確保することができる独自にシリ
アルプロトコルを採用し、最大書込速度1.5[MB/S] 、最
大読出速度2.4[MB/S] の高速性能を実現していると共
に、誤消去防止スイッチを設けて高い信頼性をも確保し
ている。
【0026】従って携帯電話機2は、メモリスティック
26を着脱自在に挿着して用いることが可能な構成とし
ていることにより、当該メモリスティック26を介して
他の電子機器との間でデータの共有化を図ることができ
るようになされている。
【0027】実際上、図3に示すように、携帯電話機2
においては、図示しないCPU(Central Processing Un
it) 、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Ac
cessMemory)等からなるマイクロコンピュータ構成の制
御部30を有し、当該制御部30がROMに予め格納さ
れている基本プログラム及びアプリケーションプログラ
ムをRAMにロードして立ち上げることにより、これら
基本プログラム及びアプリケーションプログラムに従っ
て、携帯電話機2における各種機能を統括的に制御し得
るようになされている。
【0028】すなわち制御部30は、例えば通常の電話
機能を実現する通話モード時には、入力部23の所定ボ
タンが押下されることにより、通話相手の電話番号や発
呼要求等からなる通話指示命令が生成され、当該通話指
示命令に基づき基地局4(図1)を介して通話相手の電
話機(図示せず)との回線を接続することにより通話状
態を確保する。
【0029】因みに制御部30は、通話モード時、表示
部22に通話相手の電話番号や、アンテナ21を介して
受信した受信データの受信状態(電波状態)等の各種情
報を表示することによりユーザに対して目視確認させ得
るようになされている。
【0030】また制御部30は、例えば電子メールのや
りとりを行う電子メールモード時、入力部23を介して
入力される電子メール用のテキストデータを取り込み、
通信処理部31においてそのテキストデータに所定の送
信処理を施し、得られた送信データをアンテナ21を介
して基地局4へ送信する。
【0031】その後制御部30は、電子メールモード
時、基地局4から送信される受信データをアンテナ21
を介して受信すると、当該受信データを通信処理部31
に取り込み所定の受信処理を施してその結果得られたテ
キストデータを表示部22に送出することにより、当該
表示部22にそのテキストデータに基づく電子メール等
を表示する。
【0032】(2)配信手続処理手順 次に、コンテンツ配信システム1における配信手続処理
手順を図4に示すシーケンスチャートを用いて説明す
る。
【0033】ステップSP1において、図5に示す管理
サーバ8のCPU、ROM及びRAM等(図示せず)か
らなるマイクロコンピュータ構成の制御部40は、イベ
ント情報記憶部41に予め記憶された例えばライブコン
サート等のイベント内容及びそのライブコンサートが行
われる場所を表す詳細情報と、ライブコンサートが行わ
れる日時を表す日時情報とからなるイベント情報を電子
メールとしてネットワークインターフェイス42を介し
て携帯電話機2へ送信し得るようになされている。
【0034】携帯電話機2の制御部30(図3)は、管
理サーバ8からイベント情報を電子メールとして受信す
ると、当該イベント情報を表示部22に表示すると共
に、イベント会場10近傍でイベントに関するコンテン
ツの配信を受けるための手続処理を行う配信手続モード
に移行する。
【0035】これによりコンテンツ配信システム1(図
1)では、携帯電話機2を所有するユーザに対してライ
ブコンサートが行われることや、ライブコンサートが行
われるイベント会場10をイベント情報を基に予め認識
させておくことができる。
【0036】ステップSP2において携帯電話機2の制
御部30(図3)は、入力部23の所定ボタンが押下さ
れたことを認識すると、情報配信要求命令を生成し、こ
れを基地局4、中継局5、公衆回線網6及びインターネ
ット7を順次介して管理サーバ8へ送信する。
【0037】ステップSP3において管理サーバ8の制
御部40(図5)は、携帯電話機2から情報配信要求命
令をネットワークインターフェース42を介して受信す
ると、サービス内容を示すメニュー画面データを生成
し、これを当該携帯電話機2へ送信する。
【0038】これにより携帯電話機2の制御部30(図
3)は、管理サーバ8からメニュー画面データを受信す
ると、当該メニュー画面データに基づいて例えば図6に
示すようなA会場で配信サービスを受けることができる
「A会場サービス」を示すメニュー画面100を表示部
22に表示する。
【0039】ここでメニュー画面100は、主画面表示
領域101と選択ボタン106が設けられた選択ボタン
表示領域102とによって構成されており、当該主画面
表示領域101にはA会場においてソニー太郎コンサー
トが行われていることを知らせるコメント文が表示され
ていると共に、A会場におけるライブコンサートの映像
及び音声を取得するコンテンツサービス項目103と、
ライブコンサートを撮像したコンテンツのうち代表的な
静止画像のみを取得する静止画サービス項目104と、
コンテンツの音声のみを取得する音声サービス項目10
5とが表示されている。
【0040】ステップSP4において携帯電話機2の制
御部30(図3)は、入力部23を介して例えばコンテ
ンツサービス項目103にカーソル(図示せず)が合わ
せられた状態で選択ボタン106が選択されたことを認
識すると、映像及び音声の取得要求を行うコンテンツ取
得要求命令を生成し、これを管理サーバ8へ送信する。
【0041】ステップSP5において管理サーバ8の制
御部40は、携帯電話機2からコンテンツ取得要求命令
を受信すると、当該コンテンツ取得要求命令を一旦RA
M(図示せず)に記憶すると共に、固有のユーザID(I
Dentifier)及びパスワードを決定させるサービス許可I
D入力画面データを携帯電話機2へ送信する。
【0042】これにより携帯電話機2の制御部30は、
管理サーバ8からサービス許可ID入力画面データを受
信すると、当該サービス許可ID入力画面データに基づ
いて例えば図7に示すようなサービス許可ID入力画面
110を表示部22に表示する。
【0043】このサービス許可ID入力画面110は、
主画面表示領域111と決定ボタン114及びメニュー
ボタン115が設けられている決定ボタン表示領域11
2とによって構成されており、当該主画面表示領域11
1に任意のユーザID及びパスワードを入力させるユー
ザID入力欄113A及びパスワード入力欄113Bが
設けられている。
【0044】ステップSP6において携帯電話機2の制
御部30は、入力部23を介してユーザID及びパスワ
ードが入力された後、決定ボタン114が選択されたこ
とを認識すると、当該ユーザID及びパスワードをサー
ビス許可IDとして管理サーバ8へ送信する。
【0045】因みにサービス許可IDは、後述するリア
ルタイム配信及び時間差配信を受ける際に管理サーバ8
において登録ユーザ(後述する)であるか否かの認証に
用いるものである。
【0046】また携帯電話機2の制御部30は、ブルー
トゥース通信処理部32に予め割り当てられた固有の端
末識別情報(後述する)を読み出し、当該端末識別情報
をサービス許可IDと共に管理サーバ8へ送信するよう
になされている。
【0047】因みにこの端末識別情報は、ブルートゥー
ス通信処理部32におけるブルートゥースアドレス等固
有の情報であり、当該ブルートゥース通信処理部32に
おける周波数ホッピングパターンを生成するためのパラ
メータ等に用いられる識別子である。
【0048】そして配信ステーション11は、後述する
リアルタイム配信処理手順及び時間差配信処理手順にお
いてこの端末識別情報を用いることにより携帯電話機2
との間でデータ通信を行う配信スタンドK1〜K4を特
定し得るようになされている。
【0049】なお携帯電話機2の制御部30は、サービ
ス許可ID入力画面110において入力部23を介して
メニューボタン115が選択されたことを認識すると、
表示部22に表示しているサービス許可ID入力画面1
10を再びメニュー画面100(図6)に戻すことによ
り、当該メニュー画面100の静止画サービス項目10
4や音声サービス項目105を再び選択し得るようにな
されている。
【0050】ステップSP7において管理サーバ8の制
御部40は、携帯電話機2からサービス許可ID及び端
末識別情報を受信すると、当該サービス許可IDに対応
付けて当該端末識別情報及び一旦RAM(図示せず)に
記憶しておいたコンテンツ取得要求命令を登録ユーザ記
憶部43に記憶するようになされている。
【0051】因みに管理サーバ8においては、所定の登
録処理に従って当該管理サーバ8の各種サービスを受け
る権利を有する登録ユーザ(携帯電話機2を介してイベ
ントに関する情報の提供を受けるユーザ)に関するユー
ザ情報として氏名(名称)、電子メールアドレス、住
所、電話番号(携帯電話機やファクシミリ番号)及び課
金用のクレジットカード番号やクレジットカードの有効
期限等を、サービス許可IDに対応付けて登録ユーザ記
憶部43に予め記憶しておくようになされている。
【0052】このようにコンテンツ配信システム1で
は、携帯電話機2においてインターネット7を介して管
理サーバ8との間でステップSP2〜ステップSP7の
処理を行って課金用のユーザ情報やコンテンツの配信を
受けるサービス内容等を予め登録させておくことによ
り、イベント会場10(図1)へ出向く前に例えば自宅
等で配信サービスを受けることを予め予約しておくこと
ができると共に、イベント会場10に到着してから上述
したステップSP2〜ステップSP7の処理を行う必要
がなく当該イベント会場10内等での手続きを簡素化し
得るようになされている。
【0053】そして携帯電話機2の制御部30は、当該
携帯電話機2を所有するユーザがイベント会場10の通
信エリアAR内に到着した場合、以下のような処理を実
行する。
【0054】ステップSP8において携帯電話機2の制
御部30は、入力部23の所定ボタンが押下されたこと
を認識すると、ユーザに対して位置データを確認するか
否かを決定させるための位置データ取得確認画面データ
を生成し、当該位置データ取得確認画面データに基づい
て例えば図8に示すような位置データ取得確認画面12
0を表示部22に表示する。
【0055】この位置データ取得確認画面120は、主
画面表示領域121と選択ボタン125が設けられた選
択ボタン表示領域122とによって構成されており、当
該主画面表示領域121に位置データの確認を行う旨の
コメント文が表示されていると共に、位置データを確認
することを示す「はい」の確認項目123及び位置デー
タを確信しないことを示す「いいえ」の中止項目124
が表示されている。
【0056】また携帯電話機2の制御部30は、入力部
23を介して例えば確認項目123にカーソル(図示せ
ず)が合わせられた状態で選択ボタン125が選択され
たことを認識すると、位置データを確認中であることを
示す位置確認画面データを生成し、当該位置確認画面デ
ータに基づいて図9に示すような位置データ確認中画面
130を表示する。
【0057】因みに位置データ確認中画面130は、主
画面表示領域131と位置データ取得を中止する中止ボ
タン133が設けられた中止ボタン表示領域132とに
よって構成されており、当該主画面表示領域131に現
在位置を確認中であることを示すコメント文が表示され
ている。
【0058】このとき携帯電話機2の制御部30は、ス
テップSP9においてGPS衛星3(図1)から供給さ
れた衛星信号を内蔵型アンテナ33を介して受信し、当
該衛星信号を基に位置データ検出部34によって当該携
帯電話機2の存在する位置データDA(緯度及び経度
等)を検出すると共に、当該検出した位置データDAを
アンテナ21を介して管理サーバ8へ送信する。
【0059】これにより管理サーバ8の制御部40は、
受信手段としてのネットワークインターフェイス42を
介して携帯電話機2から位置データDAを受信すると、
当該位置データDAにに基づき後述する現在位置確認テ
ーブルT100(図10)を基に位置データDAが「A
会場」(例えばイベント会場10)に関する位置データ
DA1〜DAnに該当するか否かを判断する。
【0060】実際上、イベント情報記憶部41には、図
10に示すように現在位置確認テーブルT100が格納
されており、この現在位置確認テーブルT100はイベ
ントを行う場所(A会場)及び当該イベントの内容(ソ
ニー太郎コンサート)を示す詳細情報SJと、当該イベ
ントを行う月日(11月11日)及び時間帯(18:00〜2
1:00)を示す日時情報NJとによって構成されたイベン
ト情報IJに、位置データDA1〜DAnが予めそれぞ
れ対応付けられて記憶されている。
【0061】ここで位置データDA1〜DAnは、イベ
ント情報IJに予め対応付けられていることにより、
「A会場」であるイベント会場10に設置されている配
信スタンドK1〜K4の通信エリアAR(図1)内であ
ることを示すようになされている。
【0062】このように管理サーバ8の制御部40は、
例えばライブコンサートが行われているイベント会場1
0において配信スタンドK1〜K4の通信エリアAR内
に位置データDA1〜DAnを予め対応付けていること
により、携帯電話機2から受信した位置データDAに基
づいて配信スタンドK1〜K4の通信エリアAR内に当
該携帯電話機2が現在位置しているか否かを判断し得る
ようになされている。
【0063】そして管理サーバ8の制御部40は、ステ
ップSP11において携帯電話機2から受信した位置デ
ータDAがイベント情報IJに対応付けられた位置デー
タDA1〜DAnに該当すると、このことは配信スタン
ドK1〜K4の通信エリアAR内に携帯電話機2が存在
することを示しており、このとき課金確認画面データを
生成し、これを当該携帯電話機2へ送信する。
【0064】これにより携帯電話機2の制御部30は、
管理サーバ8から課金確認画面データを受信すると、当
該課金確認画面データに基づいて例えば図11に示すよ
うな課金確認画面140を表示部22に表示する。
【0065】この課金確認画面140は、主画面表示領
域141と選択ボタン143が設けられている選択ボタ
ン表示領域142とによって構成されており、当該主画
面表示領域141に「コンテンツサービス」や「静止画
サービス」、「音声サービス」の各配信サービスを利用
することにより例えば1回100円の課金が生ずる旨等
のコメント文を表示し、課金処理を行うことをユーザに
対して確認させるようになされている。
【0066】ステップSP12において携帯電話機2の
制御部30は、入力部23を介して選択ボタン143が
選択されたことを認識すると、課金承認応答を生成し、
これを配信サーバ8へ送信する。
【0067】管理サーバ8の制御部40は、ステップS
P13において携帯電話機2から課金承認応答を受信す
ると、登録ユーザであるか否か認証を行うサービス許可
ID(ユーザID及びパスワード)を入力させるサービ
ス許可ID入力画面データを生成し、これを携帯電話機
2へ送信する。
【0068】これにより携帯電話機2の制御部30は、
管理サーバ8から受信したサービス許可ID入力画面デ
ータに基づいてサービス許可ID入力画面110(図
7)を表示部22に表示する。
【0069】ステップSP14において携帯電話機2の
制御部30は、入力部23を介して上述したステップS
P6で入力されたサービス許可IDを入力した後、決定
ボタン114が選択されたことを認識すると、このサー
ビス許可IDを管理サーバ8へ送信する。
【0070】ステップSP15において管理サーバ8の
制御部40は、携帯電話機2からサービス許可IDを受
信すると、当該サービス許可IDに基づいて登録ユーザ
記憶部43に予め記憶しておいた同一のサービス許可I
Dを検索し、当該検索したサービス許可IDに対応付け
られている端末識別情報、コンテンツ取得要求命令及び
ユーザ情報を読み出す。
【0071】ステップSP16において管理サーバ8の
制御部40は、ユーザ情報に基づき課金サーバ9(図
1)と自動的に通信接続を確立した後、課金処理を要求
する課金処理要求命令を生成し、当該課金処理要求命令
とユーザ情報とを課金サーバ9へ送信する。
【0072】ステップSP17において課金サーバ9
(図1)の制御部(図示せず)は、管理サーバ8から課
金処理要求命令とユーザ情報とを受信すると、当該課金
処理要求命令に基づき課金用のクレジットカード番号等
からなるユーザ情報を用いて課金処理を行うようになさ
れており、当該課金処理の結果を課金処理結果として管
理サーバ8へ送信する。
【0073】このようにコンテンツ配信システム1は、
イベント会場10の通信エリアAR内において携帯電話
機2から位置データDAとサービス許可IDとを管理サ
ーバ8へ送信することにより、当該管理サーバ8におい
て当該サービス許可IDに予め対応付けて登録したユー
ザ情報に基づき課金サーバ9との間で自動的に課金処理
を行うようになされている。
【0074】ステップSP18において管理サーバ8の
制御部40は、課金サーバ9から課金処理結果を受信す
ると、ライブコンサートのリアルタイム配信又は時間差
配信を選択させる配信方法選択画面データを生成し、こ
れを携帯電話機2へ送信する。
【0075】ステップSP19において携帯電話機2の
制御部30は、管理サーバ8から配信方法選択画面デー
タを受信すると、当該配信方法選択画面データに基づい
て例えば図12に示すような配信方法選択画面150を
表示部22に表示する。
【0076】この配信方法選択画面150は、主画面表
示領域151と選択ボタン表示領域152とによって構
成されており、当該主画面表示領域151にリアルタイ
ム配信を行うためのリアルタイム配信項目153及び時
間差配信を行うための時間差配信項目154とが表示さ
れていると共に、選択ボタン表示領域152に選択ボタ
ン155が設けられている。
【0077】これによりコンテンツ配信システム1は、
配信ステーション11によるリアルタイム配信又は時間
差配信のいずれかを携帯電話機2においてユーザに選択
させ得るようになされている。ここまでで配信手続モー
ドにおける配信手続処理手順の説明を終了し、以下携帯
電話機2においてリアルタイム配信又は時間差配信が選
択された場合のリアルタイム配信モード及び時間差配信
モードについて順に説明する。
【0078】(3)リアルタイム配信処理手順 ここではコンテンツ配信システム1におけるリアルタイ
ム配信処理手順を図13のシーケンスチャートを用いて
説明する。
【0079】ステップSP20において携帯電話機2の
制御部30は、入力部23を介してリアルタイム配信項
目153にカーソル(図示せず)が合わせられた状態で
選択ボタン155が選択されたことを認識すると、上述
した配信手続モードからライブコンサートの映像や音声
をリアルタイムで視聴するリアルタイム配信モードに移
行すると共に、リアルタイム配信要求命令を生成し、こ
れを管理サーバ8へ送信する。
【0080】ステップSP21において管理サーバ8の
制御部40は、携帯電話機2からリアルタイム配信要求
命令を受信すると、当該リアルタイム配信要求命令と共
に、上述したステップSP15において読み出した端末
識別情報及びコンテンツ取得要求命令を専用回線8Aを
介して配信ステーション11(図1)へ送信する。
【0081】ここで図14に示すように配信ステーショ
ン11においては、配信サーバ12にCPU、ROM及
びRAM等(図示せず)からなるマイクロコンピュータ
構成の制御部50を有し、当該制御部50がROMに予
め格納されている基本プログラム、通信端末認識プログ
ラム及びコンテンツ加工プログラム等をRAMにロード
して立ち上げることにより、これら基本プログラム、通
信端末認識プログラム及びコンテンツ加工プログラム等
に従って、配信スタンドK1〜K4及びカメラC1〜C
3や各種機能を統括的に制御し得るようになされてい
る。
【0082】ステップSP22において配信サーバ12
の制御部50は、リアルタイム配信要求命令、端末識別
情報及びコンテンツ取得要求命令をネットワークインタ
ーフェース51を介して管理サーバ8から受信すると、
通信端末認識プログラムに従って携帯電話機2との間で
後述する問い合わせ処理を実行することにより、配信ス
タンドK1〜K4のうち携帯電話機2の最も近傍に位置
し、当該携帯電話機2と通信接続可能な例えば配信スタ
ンドK3(図1)を特定し得るようになされている。
【0083】因みに問い合わせ処理として配信サーバ1
2の制御部50は、先ず各配信スタンドK1〜K4から
応答要求を携帯電話機2へブロードキャスト送信する。
【0084】この場合携帯電話機2の制御部30は、配
信スタンドK1〜K4のうち例えば配信スタンドK3
(図1)から応答要求を内蔵型アンテナ33及びブルー
トゥース通信処理部32を介して取り込むと、当該携帯
電話機2固有の端末識別情報をブルートゥース通信処理
部32から読み出し、これを応答結果として配信スタン
ドK3へ送信することにより、当該携帯電話機2が配信
スタンドK3の近傍に位置していることを配信サーバ1
2へ通知するようになされている。
【0085】因みに内蔵型アンテナ33は、切換機能を
有しており制御部30の制御の基に位置データを取得す
る際に用いられると共に、配信スタンドK1〜K4とデ
ータ通信を行う際にも用いられるようになされている。
【0086】そして配信サーバ12の制御部50は、配
信スタンドK3を介して携帯電話機2から端末識別情報
を受信すると、当該端末識別情報をブルートゥースイン
ターフェース53を介して配信スタンド特定部54へ送
出する。
【0087】これにより配信スタンド特定部54は、上
述したステップ21に基づいて管理サーバ8から受信し
た端末識別情報と、配信スタンドK3から受信した端末
識別情報とを比較して一致したときに、携帯電話機2が
配信スタンドK1〜K4のうち配信スタンドK3との間
で通信接続可能であることを特定し得るようになされて
いる。
【0088】そして配信サーバ12の制御部50は、特
定した配信スタンドK3から携帯電話機2へ通信接続要
求を送信することにより、当該通信接続要求を受信した
携帯電話機2との間でのみ同期を確立し、携帯電話機2
との間で行われている問い合わせ処理を終了して当該携
帯電話機2との間で配信スタンドK3を介してデータ通
信を行うようになされている。
【0089】ステップSP23において配信サーバ12
の制御部50は、上述したステップSP21に基づいて
管理サーバ8から受信したリアルタイム配信要求命令と
コンテンツ取得要求命令とにより、例えばイベント会場
10(図1)の中央位置に設置されたメインのカメラ
(以下、メインカメラと呼ぶ)C3による映像音声デー
タをネットワークインターフェース51を介してコンテ
ンツ記憶部54に送出し、当該映像音声データを所定の
圧縮符号化方式により圧縮符号化してその結果得られた
コンテンツをコンテンツ記憶部54に一旦記憶すると同
時に、当該コンテンツを配信スタンドK3から携帯電話
機2へ送信する。
【0090】因みにステップSP23において配信サー
バ12の制御部50は、上述したステップSP4で静止
画サービス項目104(図6)が選択された場合、静止
画の取得要求を行う静止画取得要求命令を管理サーバ8
を介して携帯電話機2から受信して、映像音声データに
基づいて静止画像データのみを静止画像コンテンツとし
てコンテンツ記憶部54から読み出し、これを配信スタ
ンドK3を介して携帯電話機2へ送信するようになされ
ている。
【0091】また因みにステップSP23において配信
サーバ12の制御部50は、上述したステップSP4で
音声サービス項目105(図6)が選択された場合、音
声だけの取得要求を行う音声取得要求命令を管理サーバ
8を介して携帯電話機2から受信して、映像音声データ
に基づいて音声データのみを音声コンテンツとしてコン
テンツ記憶部54から読み出し、これを配信スタンドK
3を介して携帯電話機2へ送信するようになされてい
る。
【0092】従ってコンテンツ配信システム1は、携帯
電話機2において配信サーバ12から配信サービスを受
ける際、データ量の異なったコンテンツ、静止画像コン
テンツ又は音声コンテンツを選択できるようにしたこと
により、携帯電話機2の通信能力に応じて最適なデータ
量の映像又は音声等を当該携帯電話機2のユーザに取得
させることができる。
【0093】ステップSP24において携帯電話機2の
制御部30は、配信スタンドK3からメインカメラC3
のコンテンツを内蔵型アンテナ33及びブルートゥース
通信処理部32を介して取り込み、当該ブルートゥース
通信処理部32によりそのコンテンツに所定の受信処理
及びデコード処理し、その結果得られた映像データに基
づいて例えば図15に示すような映像表示画面160を
表示部22に表示すると共に、音声データに基づいて当
該ライブコンサートの音声をスピーカ24を介して出力
する。
【0094】このようにコンテンツ配信システム1は、
携帯電話機2を所有するユーザがイベント会場10の周
囲(配信スタンドK1〜K4による通信エリアAR)に
存在していることを管理サーバ8が確認すると、配信ス
テーション11から送信されるライブコンサートのコン
テンツを携帯電話機2の表示部22に表示することによ
り、そのイベント会場10内で行われているライブコン
サートを直接視聴できないユーザに対しても当該ライブ
コンサートをリアルタイムに視聴させ得るようになされ
ている。
【0095】因みに映像表示画面160は、リアルタイ
ム配信処理によって得られたライブコンサートにおける
リアルタイムの映像や後述する時間差配信処理によって
得られたライブコンサートの開始当初からの映像が表示
される主画面表示領域161と、カメラ選択表示領域1
62とによって構成されており、当該カメラ選択表示領
域162にはカメラ選択ボタン163A及び163B
と、後述する加工処理を行うことができる加工ボタン1
64と、リアルタイム配信処理を中止する中止ボタン1
65とが設けられている。
【0096】ステップSP25において携帯電話機2の
制御部30は、入力部23を介してカメラ選択ボタン1
63A又は163Bが選択されたか否かを判断する。
【0097】ステップSP25において肯定結果が得ら
れると、このことは入力部23を介していずれかのカメ
ラ選択ボタン163A又は163Bが選択されたことを
表しており、このとき携帯電話機2の制御部30は、カ
メラ選択ボタン163A又は163Bに基づくカメラ変
更命令を生成し、これをインターネット7を介して管理
サーバ8へ送信する。
【0098】管理サーバ8の制御部40は、ステップS
P26において携帯電話機2からカメラ変更命令を受信
すると、当該カメラ変更命令に応じてメインカメラC3
(図1)の両側に設置されたカメラ(以下、サブカメラ
と呼ぶ)C1又はC2のいずれかを特定し、当該特定し
たサブカメラC1又はC2のコンテンツに変更するため
のコンテンツ変更命令を生成し、これを専用回線8Aを
介して配信ステーション11へ送信する。
【0099】ステップSP27において配信サーバ12
の制御部50は、管理サーバ8からコンテンツ変更命令
を受信すると、当該コンテンツ変更命令に応じて例えば
サブカメラC1によって得られた映像音声データをネッ
トワークインターフェイス51を介してコンテンツ記憶
部54に送出し、当該コンテンツ記憶部54にコンテン
ツとして一旦記憶すると同時にこれを配信スタンドK3
(図1)を介して携帯電話機2へ送信する。
【0100】これにより携帯電話機2の制御部30は、
ステップSP28において配信スタンドK3を介してサ
ブカメラC1のコンテンツを受信することにより、当該
サブカメラC1によって得られたコンテンツに基づい
て、当該サブカメラC1による映像を表示部22に表示
すると共に、当該サブカメラC1による音声をスピーカ
24を介して出力し得るようになされている。
【0101】一方、ステップSP25において否定結果
が得られると、このことは入力部23を介してカメラ選
択ボタン163A又は163Bが選択されていないこと
を表しており、このとき携帯電話機2の制御部30は、
ステップSP28へ移り引き続きメインカメラC3のコ
ンテンツに基づいて、メインカメラC3による映像を表
示部22に表示すると共に、当該メインカメラC3によ
る音声をスピーカ24を介して出力する。
【0102】このようにコンテンツ配信システム1は、
携帯電話機2においてカメラ変更命令を管理サーバ8へ
送信することにより、当該カメラ変更命令に応じたサブ
カメラC1又はC2のコンテンツを取得することがで
き、当該サブカメラC1又はC2による映像及び音声を
介してイベント会場10の様々な位置からライブコンサ
ートの映像をユーザに視聴させ得るようになされてい
る。
【0103】(4)時間差配信処理手順 次に、ステップSP19で携帯電話機2の表示部22に
表示された配信方法選択画面150(図12)において
時間差配信項目154が選択された場合のコンテンツ配
信システム1の時間差配信処理手順を図16に示すシー
ケンスチャートを用いて説明する。
【0104】ステップSP40において先ず時間差配信
処理が行われる前提として、配信サーバ12の制御部5
0は、イベント会場10においてライブコンサートが開
始されるとメインカメラC3、サブカメラC1及びC2
によってそれぞれ得られた映像音声データをネットワー
クインターフェース51からコンテンツ記憶部54へ送
出し、当該映像音声データを所定の圧縮符号化方式によ
り圧縮符号化した後、その結果得られたコンテンツを当
該コンテンツ記憶部54に記憶しておくようになされて
いる。
【0105】一方、ステップSP41において携帯電話
機2の制御部30は、入力部23を介して時間差配信項
目154(図12)にカーソル(図示せず)が合わせら
れた状態で選択ボタン155が選択されたことを認識す
ると、上述した配信手続モードからライブコンサートの
映像や音声を時間差で視聴する時間差配信モードに移行
すると共に、時間差配信要求命令を生成しこれを管理サ
ーバ8へ送信する。
【0106】ステップSP42において管理サーバ8の
制御部40は、携帯電話機2から時間差配信要求命令を
受信すると、配信ステーション11によって時間差配信
が行われる予定時刻を表示するための時間差配信スケジ
ュール画面データを生成し、これを当該携帯電話機2へ
送信する。
【0107】携帯電話機2の制御部30は、管理サーバ
8から時間差配信スケジュール画面データを受信する
と、当該時間差配信スケジュール画面データに基づき例
えば図17に示すような時間差配信スケジュール画面1
70を表示部22に表示する。
【0108】この時間差配信スケジュール画面170
は、主画面表示領域171と選択ボタン表示領域172
とによって構成されており、当該主画面表示領域171
には配信ステーション11からコンテンツが配信される
予定時刻の決定をユーザに対して促すコメント文と、ラ
イブコンサートの開始当初からのコンテンツを配信する
予定時刻(例えば「1.18:15 〜」、「2.18:30 〜」
…)を示した配信スケジュール時刻項目173とが表示
されていると共に、選択ボタン表示領域172には選択
ボタン174が設けられている。
【0109】ステップSP43において携帯電話機2の
制御部30は、入力部23を介してユーザが希望する配
信スケジュール時刻項目173のうち所定の予定時刻
(例えば「1.18:15 〜」)にカーソル(図示せず)が
合わせられた状態で選択ボタン174が選択されたこと
を認識すると、選択した予定時刻に応じた設定要求命令
を生成し、これを管理サーバ8へ送信する。
【0110】ステップSP44において管理サーバ8の
制御部40は、携帯電話機2から設定要求命令を受信す
ると、当該設定要求命令と共に上述したステップSP1
5で読み出していた端末識別情報及びコンテンツ取得要
求命令を専用回線8Aを介して配信ステーション11
(図1)へ送信する。
【0111】ステップSP45において配信サーバ12
の制御部50は、管理サーバ8から設定要求命令と端末
識別情報とコンテンツ取得要求命令とを受信した後、R
TC回路55に基づいて当該設定要求命令の日時(ここ
では11月11日 18:15)になったことを認識すると、通信
端末認識プログラムに従って携帯電話機2との間で上述
した問い合わせ処理を実行し、配信スタンドK1〜K4
のうち携帯電話機2と通信接続可能な配信スタンドK3
を特定し得るようになされている。
【0112】また配信サーバ12の制御部50は、配信
スタンドK3から携帯電話機2へ通信接続要求を送信す
ることにより、当該携帯電話機2及び配信スタンドK3
間でデータ通信を実行し得るようになされている。
【0113】ステップSP46において配信サーバ12
の制御部50は、上述したステップSP44で管理サー
バ8から送信されたコンテンツ取得要求命令に基づきラ
イブコンサート開始当初からのメインカメラC3による
コンテンツをコンテンツ記憶部54から読み出し、これ
を配信スタンドK3を介して携帯電話機2へ送信する。
【0114】これにより携帯電話機2の制御部30は、
ステップSP47において配信スタンドK3からメイン
カメラC3によるコンテンツを内蔵型アンテナ33を介
して受信すると、ブルートゥース通信処理部32により
そのコンテンツに所定の受信処理及びデコード処理を施
した後、その結果得られた映像データに基づいて映像表
示画面160(図15)を表示部22に表示すると共
に、音声データに基づいて当該ライブコンサートの音声
をスピーカ24を介して出力する。
【0115】従って携帯電話機2の制御部30は、ライ
ブコンサートの開始時刻を過ぎても当該ライブコンサー
トの開始当初からの映像を主画面表示領域161(図1
5)を介して表示部22に表示するようになされてお
り、ユーザがイベント会場10においてライブコンサー
トを開始当初からリアルタイムに視聴できなかった場合
や開始当初の映像や音声をもう一度視聴したい場合等、
当該ライブコンサートの開始当初からの映像及び音声を
ユーザに対して視聴させ得るようになされている。
【0116】ステップSP48において携帯電話機2の
制御部30は、入力部23を介して映像表示画面160
(図15)のカメラ選択ボタン163A又は163Bが
選択されたか否かを判断する。
【0117】ステップSP48において肯定結果が得ら
れると、このことは入力部23を介してカメラ選択ボタ
ン163A又は163Bが選択されたことを表してお
り、このとき携帯電話機2の制御部30は、カメラ選択
ボタン163A又は163Bに基づくカメラ変更命令を
生成し、これをインターネット7を介して管理サーバ8
へ送信する。
【0118】管理サーバ8の制御部40は、ステップS
P49において携帯電話機2からカメラ変更命令を受信
すると、当該カメラ変更命令に応じて例えばサブカメラ
C1のコンテンツに変更するコンテンツ変更命令を生成
し、これを専用回線8Aを介して配信ステーション11
へ送信する。
【0119】ステップSP50において配信サーバ12
の制御部50は、管理サーバ8からコンテンツ変更命令
を受信すると、当該コンテンツ変更命令に基づいてサブ
カメラC1によるコンテンツををコンテンツ記憶部54
から読み出し、これを配信スタンドK3を介して携帯電
話機2へ送信する。
【0120】これにより携帯電話機2の制御部30は、
ステップSP51において配信ステーション11からサ
ブカメラC1のコンテンツを受信すると当該コンテンツ
に基づいて、サブカメラC1による映像を表示部22に
表示すると共に、当該サブカメラC1による音声をスピ
ーカ24から出力するようになされている。
【0121】一方、ステップSP48において否定結果
が得られると、このことは入力部23を介してカメラ選
択ボタン163A又は163Bが選択されていないこと
を表しており、このとき携帯電話機2の制御部30は、
ステップSP51へ移り引き続きメインカメラC3によ
って得られたコンテンツに基づいて、メインカメラC3
による映像を表示部22に表示すると共に、当該メイン
カメラC3による音声をスピーカ24から出力する。
【0122】このようにコンテンツ配信システム1は、
携帯電話機2においてカメラ変更命令を管理サーバ8へ
送信することにより、当該カメラ変更命令に応じたサブ
カメラC1又はC2のコンテンツを取得することがで
き、当該サブカメラC1又はC2による映像及び音声を
介してイベント会場10の様々な位置から開始当初のラ
イブコンサートをユーザに視聴させ得るようになされて
いる。
【0123】因みに携帯電話機2の制御部30は、リア
ルタイム配信及び時間差配信により配信スタンドK3か
ら受信したコンテンツを、メモリーインターフェイス3
5を介してメモリスティック26に記憶し得るようにな
されている。
【0124】また携帯電話機2の制御部30は、入力部
23の所定ボタンが押下されたことを認識すると、再生
指示命令を生成し、当該再生指示命令に応じてコンテン
ツをメモリスティック26から再生して当該コンテンツ
に基づく映像を表示部22に表示すると共に、音声をス
ピーカ24を介して出力するようになされている。
【0125】(5)加工処理 ところでコンテンツ配信システム1では、上述したリア
ルタイム配信処理及び時間差配信処理において携帯電話
機2が配信ステーション11からコンテンツを取得する
際、映像及び音声の加工処理を行うことができるが、こ
の加工処理について配信ステーション11の回路ブロッ
ク(図14)等を参照しながら以下説明する。
【0126】携帯電話機2の制御部30は、表示部22
に映像音声画面160(図15)を表示している際、入
力部23を介して加工ボタン164が選択されたことを
認識すると、所定の加工選択処理に従ってコンテンツ加
工命令を生成し、これを管理サーバ8を介して配信ステ
ーション11へ送信する。
【0127】これにより配信サーバ12の制御部50
は、携帯電話機2からコンテンツ加工命令を受信する
と、コンテンツ加工プログラムを実行することにより、
現在携帯電話機2において受信しているメインカメラC
3のコンテンツをコンテンツ記憶部54から読み出し、
これをコンテンツ加工処理部56へ送出する。
【0128】そしてコンテンツ加工処理部56は、所定
の加工選択処理によって得られたコンテンツ加工命令に
基づき、コンテンツに基づく映像に対して例えばセピ
ア、或いは星やハート等の所定形状のフレーム等の所定
の装飾方法で装飾し得るようになされており、当該装飾
方法で映像に加工処理して得られた加工映像データをコ
ンテンツ記憶部54へ送出する。
【0129】コンテンツ記憶部54は得られた加工映像
データを所定の圧縮符号化方式により圧縮符号化した
後、これを加工映像コンテンツとして携帯電話機2との
間で通信接続可能な配信スタンドK3へ送出し、当該配
信スタンドK3は加工映像コンテンツを当該携帯電話機
2へ送信し得るようになされている。
【0130】また配信サーバ12の制御部50は、携帯
電話機2からコンテンツ加工命令を受信すると、当該コ
ンテンツ加工命令に基づきコンテンツ加工処理部56を
用いてコンテンツに基づく音声に対して例えば所定の効
果音や音楽等でアレンジし得るようになされており、ユ
ーザが所望する音声に加工処理して得られた加工音声デ
ータをコンテンツ記憶部56において所定の圧縮符号化
方式により圧縮符号化した後、これを加工音声コンテン
ツとして配信スタンドK3から携帯電話機2へ送信し得
るようになされている。
【0131】これにより携帯電話機2の制御部30は、
配信スタンドK3から加工映像コンテンツ及び加工音声
コンテンツを内蔵型アンテナ33を介して受信すると、
ブルートゥース通信処理部32により受信処理及びデコ
ード処理を施し、その結果得られた加工映像データに基
づいて加工処理された映像を表示部22に表示すると共
に、加工音声データに基づいて加工処理された音声をス
ピーカ24を介して出力するようになされている。
【0132】このようにコンテンツ配信システム1にお
いては、携帯電話機2に加工処理が施された映像及び音
声を上述したリアルタイム配信処理及び時間差配信処理
において提供し得るようになされている。
【0133】(6)動作及び効果 以上の構成において、管理サーバ8では、携帯電話機2
から位置データDAをを介して受信し、当該位置データ
DAに基づいて携帯電話機2がイベント会場10の通信
エリアAR内に存在していることを確認すると、携帯電
話機2から予め受信していたコンテンツ取得要求命令、
端末識別情報及びサービス許可IDと、通信エリアAR
内で携帯電話機2から受信したリアルタイム配信要求命
令とを専用回線8Aを介して配信ステーション11へ送
信する。
【0134】配信ステーション11では、管理サーバ8
からコンテンツ取得要求命令等を受信すると、当該コン
テンツ取得要求命令等に基づき携帯電話機2と通信接続
可能な配信スタンドK3を介してメインカメラC3によ
り現在得られているコンテンツを当該携帯電話機2へ送
信する。
【0135】従ってコンテンツ配信システム1では、例
えば当該携帯電話機2を所有するユーザがイベント会場
10に出向いたにも係わらず入場できなかった場合や、
或いはイベント会場10内でユーザの現在いる位置から
では十分にライブコンサートを視聴できない場合等に、
配信ステーション11から配信スタンドK3を介してメ
インカメラC3による映像等を携帯電話機2へ提供する
ことにより、ユーザが所望するライブコンサートの映像
を携帯電話機2を介して当該ユーザに確実に視聴させる
ことができる。
【0136】また配信ステーション11では、通信エリ
アAR内の携帯電話機2から上述のリアルタイム配信要
求命令に代わり時間差配信要求命令を管理サーバ8を介
して受信すると、コンテンツ取得要求命令等に基づきコ
ンテンツ記憶部54に記憶しているライブコンサート開
始当初からのメインカメラC3によるコンテンツを読み
出して、これを配信スタンドK3から携帯電話機2へ送
信する。
【0137】従ってコンテンツ配信システム1では、例
えは携帯電話機2を所有するユーザがイベント会場10
に出向いたにも係わらず既にライブコンサートが開始さ
れていた場合や、或いはイベント会場10内で現在ライ
ブコンサートをリアルタイムで視聴しているユーザが、
もう一度当該ライブコンサート開始当初の映像や音声等
を改めて視聴したいと希望する場合等に、配信ステーシ
ョン11から配信スタンドK3を介してメインカメラC
3によるライブコンサート開始当初からの映像等を携帯
電話機2へ提供することにより、ユーザが所望するライ
ブコンサート開始当初からの映像を当該ユーザに対して
確実に視聴させることができる。
【0138】さらに配信ステーション11では、リアル
タイム配信又は時間差配信を行っている際に、携帯電話
機2から管理サーバ8を介してメインカメラC3の代わ
りサブカメラC1又はC2による映像等に変更を要求す
るコンテンツ変更要求命令を受信すると、当該コンテン
ツ変更要求命令に応じたサブカメラC1又はC2による
コンテンツを、配信スタンドK3を介して携帯電話機2
へ送信する。
【0139】従ってコンテンツ配信システム1では、携
帯電話機2によるカメラ変更要求命令に応じてメインカ
メラC3によるコンテンツの他に、サブカメラC1及び
C2によるコンテンツを提供するようにしたことによ
り、ユーザに携帯電話機2を介してライブコンサートの
コンテンツを取得させる際に当該ユーザの選択幅を広げ
ることができる。
【0140】そしてコンテンツ配信システム1では、イ
ベント会場10内の他、その周辺(この場合、通信エリ
アAR)にいるユーザに対してもイベント会場10内で
行われているライブコンサートの映像や音声等を携帯電
話機2を介して確実に視聴させることができ、かくして
イベント会場10周辺に一段と多数のユーザを集客させ
ることができる。
【0141】またコンテンツ配信システム1では、リア
ルタイム配信及び時間差配信においてユーザの要望に応
じて加工処理された加工映像コンテンツや加工音声コン
テンツを携帯電話機2へ提供するようにしたことによ
り、ライブコンサート等の映像に対してユーザが所望す
る装飾を施したり、音声に対して特殊効果音等を施すこ
とができ、かくしてユーザをさらに楽しませることがで
きる。
【0142】さらにコンテンツ配信システム1では、イ
ベント会場10の周辺における通信エリアAR内に存在
する携帯電話機2に対してのみコンテンツを送信するよ
うにしたことにより、例えば当該携帯電話機2と配信ス
テーション11との間の通信回線が来場する意思のない
ユーザによりビジーにされ、当該携帯電話機2及び配信
ステーション11間が通信接続できなくなるような事態
を防止することができる。
【0143】さらに加えてコンテンツ配信システム1で
は、配信ステーション11及び携帯電話機2間を公衆回
線網6等を介さずに近距離無線通信接続するようにした
ことにより、携帯電話機2に対して通信料の負担をかけ
ることなくライブコンサートのコンテンツを提供するこ
とができる。
【0144】以上の構成によれば、コンテンツ配信シス
テム1では管理サーバ8において携帯電話機2がイベン
ト会場10の通信エリアAR内に存在していることを確
認した場合に限って、配信ステーション11からメイン
カメラC3等のコンテンツを配信スタンドK3を介して
携帯電話機2へ提供するようにしたことにより、コンテ
ンツの提供対象をその通信エリアAR内の携帯電話機2
に限定することができるので配信スタンドK1〜K4の
通信能力を超えることなく一段と確実にコンテンツを提
供でき、かくして従来のパーソナルコンピュータ所有の
ユーザに対してのみコンテンツを配信するコンテンツ配
信システムでは本来コンテンツを提供し得なかったユー
ザに対してもコンテンツを提供することができる。
【0145】(7)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、管理サーバ8におい
て現在位置確認テーブルT100に基づき携帯電話機2
を所有するユーザの現在位置を判断するようにした場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、携帯電話機
2の現在位置を判断できれば、例えば配信ステーション
11において現在位置確認テーブルT100に基づき携
帯電話機2を所有するユーザの現在位置を判断するよう
にしたり、或いは携帯電話機2と配信スタンドK1〜K
4との間で通信可能であることを配信ステーション11
によって認識し当該携帯電話機2の現在位置を判断する
ようにしても良い。
【0146】この場合携帯電話機2は、位置データ検出
部34を用いて位置データDAを検出しなくても現在位
置が判断されることにより、当該位置データ検出部34
を設ける必要がないことから当該携帯電話機2の回路構
成を簡易にすることができ、かつ位置データ検出部34
を用いて位置データDAを取得する負担がなくなりバッ
テリの消費電力を低減させることができる。
【0147】また上述の実施の形態においては、判断手
段として管理サーバ8の制御部40を用いるようにした
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、配信ス
テーション11の制御部50等この他種々の構成でなる
判断手段を用いるようにしても良い。
【0148】さらに上述の実施の形態においては、情報
配信装置として管理サーバ8と配信ステーション11と
を別々に設けるようにした場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、管理サーバ8と配信ステーション1
1とを一体化するようにしても良い。
【0149】さらに上述の実施の形態においては、コン
テンツ取得要求命令や位置データDA等をインターネッ
ト7を介して管理サーバ8へ送信するようにした場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、コンテンツ取
得要求命令や位置データDA等を配信スタンドK1〜K
4から配信ステーション11を介して管理サーバ8へ直
接送信するようにしても良い。
【0150】さらに上述の実施の形態においては、情報
としてコンテンツ、静止画像コンテンツ、音声コンテン
ツ、加工映像コンテンツ及び加工音声コンテンツを提供
するようにした場合について述べたが、本発明はこれに
限らす、例えばライブコンサートを行っているアーティ
スト名や現在歌われている楽曲名、或いはイベントが野
球の試合であれば打者の打率や投手の防御率、ペナント
ゲームでの順位等の属性情報をコンテンツ等と共に提供
するようにしても良い。
【0151】因みにコンテンツ配信システム1では、本
発明の実施の形態においてコンテンツ等の他に種々の属
性情報を提供するようにした場合、携帯電話機2の表示
部22に例えばライブコンサートの映像とそのアーティ
スト名や、当該アーティストが現在歌っている楽曲名等
を表示することができ、これによりユーザに対して携帯
電話機2を介してライブコンサートを一段と楽しませる
ことができる。
【0152】さらに上述の実施の形態においては、イベ
ント会場10において行われているライブコンサートの
映像や音声を提供するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えばその特定範囲内に出
向かないと取得できないプレミアム画像等を提供するよ
うにしても良い。
【0153】さらに上述の実施の形態においては、情報
配信手段として配信サーバ12の制御部50を用いるよ
うにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、管理サーバの制御部40等この他種々の構成でなる
情報配信手段を用いるようにしても良い。
【0154】さらに上述の実施の形態においては、時間
差配信を配信ステーション11から配信スタンドK1〜
K4を介して携帯電話機2へ送信するようにした場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、時間差配信を
配信ステーション11に接続された管理サーバ8からイ
ンターネット7を介して送信するようにしても良い。
【0155】さらに上述の実施の形態においては、配信
スタンドK1〜K4を介して配信ステーション11から
コンテンツを送信し、ユーザに対してライブコンサート
を視聴させるようにした場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、配信スタンドK1〜K4の通信能力以
上のアクセスがありデータ通信ができない場合、インタ
ーネット7を介して管理サーバ8から次回のイベントに
関する優先予約を行う優先予約画面データを送信し、ユ
ーザに対して次回のライブコンサートを優先的に視聴さ
せるようにしても良い。
【0156】この場合、管理サーバ8の制御部40は、
上述したステップSP18において管理サーバ8から配
信方法選択画面データに変えて優先予約画面データを送
信する。
【0157】これにより携帯電話機2の制御部30は、
管理サーバ8から優先予約画面データを受信すると、当
該優先予約画面データに基づき例えば図18に示すよう
な優先予約画面180を表示部22に表示する。
【0158】ここで優先予約画面180は、優先予約を
受けるか否かをユーザに選択させるコメント文が表示さ
れていると共に、当該優先予約を受けることを示す優先
予約項目183及び優先予約を受けないことを示す予約
拒否項目184が表示された主画面表示領域181と、
選択ボタン185が設けられた選択ボタン表示領域18
2とによって構成されている。
【0159】そして携帯電話機2の制御部30は、入力
部23を介して例えば優先予約項目183にカーソル
(図示せず)が合わせられた状態で選択ボタン185が
選択されたことを認識すると、優先予約要求命令を生成
し、これを管理サーバ8へ送信する。
【0160】これにより管理サーバ8では、優先予約要
求命令を受信すると、これを登録ユーザ情報記憶部54
に記憶し、次回配信サービスを行う際に優先して配信ス
テーション11から携帯電話機2へコンテンツ等を送信
させるようにされている。
【0161】さらに上述の実施の形態においては、メイ
ンカメラC3の他、サブカメラC1又はC2を選択でき
るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、メインカメラC3、サブカメラC1又はC2の
他、例えばイベント会場10に設置された高品位カメラ
等この他種々のカメラを選択できるようにしても良く、
この場合携帯電話機2では、高品位カメラを選択すると
メインカメラC3等に比べて解像度が高く高品位な映像
によってライブコンサートをユーザに視聴させることが
できる。
【0162】さらに上述の実施の形態においては、配信
サービスを1回受ける毎に発生する情報取得料を、その
都度課金サーバ9によって課金処理を行うようにした場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、一定料金
を設定した情報取得料を、月額払い等一定期間毎に課金
サーバ9によって課金処理を行うようにしても良い。
【0163】さらに上述した実施の形態においては、携
帯無線端末装置として携帯電話機2を適用するようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、PH
S(Personal Handy-phone System) やPDA(Personal
Digital Assistance) 等この他種々の携帯無線端末装置
を広く適用することができる。
【0164】さらに上述した実施の形態においては、携
帯電話機2及び配信スタンドK1〜K4間をブルートゥ
ースに準拠した規格によってデータ通信を行うようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、携帯
電話機2及び配信スタンドK1〜K4間を例えば Home
RF、wireless1394、IEEE(Institute of Electrical and
Electronics Engineers)802.11bのWi-Fi 、IEEE802.11
a 等この他種々の規格によってデータ通信を行うように
しても良い。
【0165】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、通信範囲
内に位置する携帯無線端末装置に対してのみ近距離無線
通信手段を介して情報を提供することにより、当該情報
の提供対象をその通信範囲内の携帯無線端末装置だけに
限定することができるので、当該近距離無線通信手段の
通信能力を超えることなく当該携帯無線端末装置に対し
て一段と確実に情報を提供でき、かくして従来のパーソ
ナルコンピュータ所有のユーザに対してのみ情報を配信
する情報配信システムでは情報を提供し得なかったユー
ザに対しても情報を提供できる情報配信システム、情報
配信装置、情報配信方法、情報配信プログラム及び情報
配信プログラム格納媒体を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンテンツ配信システムの全体構成を示す略線
図である。
【図2】携帯電話機の外観構成を示す略線的斜視図であ
る。
【図3】携帯電話機の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図4】配信手続処理手順を示すシーケンスチャートで
ある。
【図5】管理サーバの回路構成を示すブロック図であ
る。
【図6】メニュー画面の構成を示す略線図である。
【図7】サービス許可ID入力画面の構成を示す略線図
である。
【図8】位置データ取得確認画面の構成を示す略線図で
ある。
【図9】位置データ確認中画面の構成を示す略線図であ
る。
【図10】現在位置確認テーブルの構成を示す略線図で
ある。
【図11】課金確認画面の構成を示す略線図である。
【図12】配信方法選択画面の構成を示す略線図であ
る。
【図13】リアルタイム配信処理手順を示すシーケンス
チャートである。
【図14】配信ステーションの回路構成を示すブロック
図である。
【図15】映像表示画面の構成を示す略線図である。
【図16】時間差配信処理手順を示すシーケンスチャー
トである。
【図17】時間差配信スケジュール画面の構成を示す略
線図である。
【図18】優先予約画面の構成を示す略線図である。
【符号の説明】
1……コンテンツ配信システム、2……携帯電話機、8
……管理サーバ、10……イベント会場、11……配信
ステーション、12……配信サーバ、C1、C2……サ
ブカメラ、C3……メインカメラ、K1〜K4……配信
スタンド、21……アンテナ、22……表示部、23…
…入力部、24……スピーカ、30、40、50……制
御部、31……通信処理部、32……ブルートゥース通
信処理部、33……内蔵型アンテナ、34……位置デー
タ検出部、41……イベント情報記憶部、42、51…
…ネットワークインターフェイス、43……登録ユーザ
記憶部、52……配信スタンド特定部、53……ブルー
トゥースインターフェイス、54……コンテンツ記憶
部、55……RTC回路、56……コンテンツ加工処理
部。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯無線端末装置と、 上記携帯無線端末装置から当該携帯無線端末装置の存在
    する位置データを受信する受信手段と、 上記位置データに対応する位置が所定の近距離無線通信
    手段を介して上記携帯無線端末装置へ情報の配信が可能
    な通信範囲内か否かを判断する判断手段と、 上記判断手段によって上記携帯無線端末装置の位置が上
    記通信範囲内であることを確認できた場合に限って上記
    近距離無線通信手段を介して上記携帯無線端末装置へ上
    記情報を配信する情報配信手段とを具える情報配信装置
    とによって構成されることを特徴とする情報配信システ
    ム。
  2. 【請求項2】上記情報配信手段は、上記携帯無線端末装
    置から要求を受けた時点で配信中の上記情報をリアルタ
    イムに上記携帯無線端末装置へ配信することを特徴とす
    る請求項1に記載の情報配信システム。
  3. 【請求項3】上記情報配信手段は、上記携帯無線端末装
    置から要求を受けると上記情報としてコンテンツの開始
    当初から上記携帯無線端末装置へ配信することを特徴と
    する請求項1に記載の情報配信システム。
  4. 【請求項4】携帯無線端末装置から当該携帯無線端末装
    置の存在する位置データを受信する受信手段と、 上記位置データに対応する位置が所定の近距離無線通信
    手段を介して上記携帯無線端末装置へ情報の配信が可能
    な通信範囲内か否かを判断する判断手段と、 上記判断手段によって上記携帯無線端末装置の位置が上
    記通信範囲内であることを確認できた場合に限って上記
    近距離無線通信手段を介して上記携帯無線端末装置へ上
    記情報を配信する情報配信手段とを具えることを特徴と
    する情報配信装置。
  5. 【請求項5】上記情報配信手段は、上記携帯無線端末装
    置から要求を受けた時点で配信中の上記情報をリアルタ
    イムに上記携帯無線端末装置へ配信することを特徴とす
    る請求項4に記載の情報配信装置。
  6. 【請求項6】上記情報配信手段は、上記携帯無線端末装
    置から要求を受けると上記情報としてコンテンツの開始
    当初から上記携帯無線端末装置へ配信することを特徴と
    する請求項4に記載の情報配信装置。
  7. 【請求項7】携帯無線端末装置から当該携帯無線端末装
    置の存在する位置データを受信する受信ステップと、 上記位置データに対応する位置が所定の近距離無線通信
    手段を介して上記携帯無線端末装置へ情報の配信が可能
    な通信範囲内か否かを判断する判断ステップと、 上記判断ステップによって上記携帯無線端末装置の位置
    が上記通信範囲内であることを確認できた場合に限って
    上記近距離無線通信手段を介して上記携帯無線端末装置
    へ上記情報を配信する情報配信ステップとを具えること
    を特徴とする情報配信方法。
  8. 【請求項8】上記情報配信ステップは、上記携帯無線端
    末装置から要求を受けた時点で配信中の上記情報をリア
    ルタイムに上記携帯無線端末装置へ配信することを特徴
    とする請求項7に記載の情報配信方法。
  9. 【請求項9】上記情報配信ステップは、上記携帯無線端
    末装置から要求を受けると上記情報としてコンテンツの
    開始当初から上記携帯無線端末装置へ配信することを特
    徴とする請求項7に記載の情報配信方法。
  10. 【請求項10】コンピュータに、 携帯無線端末装置から当該携帯無線端末装置の存在する
    位置データを受信する受信ステップと、 上記位置データに対応する位置が所定の近距離無線通信
    手段を介して上記携帯無線端末装置へ情報の配信が可能
    な通信範囲内か否かを判断する判断ステップと、 上記判断ステップによって上記携帯無線端末装置の位置
    が上記通信範囲内であることを確認できた場合に限って
    上記近距離無線通信手段を介して上記携帯無線端末装置
    へ上記情報を配信する情報配信ステップとを実行させる
    ための情報配信プログラム。
  11. 【請求項11】上記情報配信ステップは、上記携帯無線
    端末装置から要求を受けた時点で配信中の上記情報をリ
    アルタイムに上記携帯無線端末装置へ配信することを特
    徴とする請求項10に記載の情報配信プログラム。
  12. 【請求項12】上記情報配信ステップは、上記携帯無線
    端末装置から要求を受けると上記情報としてコンテンツ
    の開始当初から上記携帯無線端末装置へ配信することを
    特徴とする請求項10に記載の情報配信プログラム。
  13. 【請求項13】携帯無線端末装置から当該携帯無線端末
    装置の存在する位置データを受信する受信ステップと、 上記位置データに対応する位置が所定の近距離無線通信
    手段を介して上記携帯無線端末装置へ情報の配信が可能
    な通信範囲内か否かを判断する判断ステップと、 上記判断ステップによって上記携帯無線端末装置の位置
    が上記通信範囲内であることを確認できた場合に限って
    上記近距離無線通信手段を介して上記携帯無線端末装置
    へ上記情報を配信する情報配信ステップとを具えること
    を特徴とする情報配信プログラムを情報処理装置に実行
    させる情報配信プログラム格納媒体。
  14. 【請求項14】上記情報配信ステップは、上記携帯無線
    端末装置から要求を受けた時点で配信中の上記情報をリ
    アルタイムに上記携帯無線端末装置へ配信することを特
    徴とする請求項13に記載の情報配信プログラム格納媒
    体。
  15. 【請求項15】上記情報配信ステップは、上記携帯無線
    端末装置から要求を受けると上記情報としてコンテンツ
    の開始当初から上記携帯無線端末装置へ配信することを
    特徴とする請求項13に記載の情報配信プログラム格納
    媒体。
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