JP2003209705A - 画像データの出力調整 - Google Patents

画像データの出力調整

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JP2003209705A
JP2003209705A JP2002006173A JP2002006173A JP2003209705A JP 2003209705 A JP2003209705 A JP 2003209705A JP 2002006173 A JP2002006173 A JP 2002006173A JP 2002006173 A JP2002006173 A JP 2002006173A JP 2003209705 A JP2003209705 A JP 2003209705A
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JP2002006173A
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Hisanori Nakajima
久典 中島
Yoshihiro Nakami
至宏 中見
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変更された画像処理制御情報と画像デー
タとを再度、関連付けること。 【解決手段】画像処理制御情報取得機能部21は、画像
データGDに関連付けられた画像処理制御情報GIを検
索し、画像処理制御情報解釈機能部22に送出する。画
像処理制御情報解釈機能部22は、受け取った画像処理
制御情報GIを解釈し、画質を調整する各パラメータの
既定値として画像処理機能部24に送出する。画像処理
機能部24は、受け取った各パラメータの既定値に従っ
て、画像データGDに対する画像処理を実行する。画像
処理機能部24は、パラメータの既定値が変更された場
合には、その変更に基づいて画像処理制御情報GIを更
新する。画像データGDの保存要求がなされると、画像
データ保存機能部25は、同名または別名での保存処理
を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理が施され
た画像データを保存する際の処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理装置における画像処理条件を指
定する画像処理制御情報を画像データと関連付けて取り
扱う技術が提案されている。この技術では、画像処理制
御情報を利用することにより、例えば、入力装置と出力
装置間の色再現特性の相違を解消して、いずれの装置に
おいても同一の画像を同一の色で再現することができ
る。また、所望の画像処理が施された画像データを容易
に得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】画像処理制御情報を用
いる場合に、ユーザは、嗜好を反映して画像処理制御情
報の変更を望むことが考えられる。かかる場合に、変更
された画像処理制御情報と画像処理が施された画像デー
タとを再度、関連付けて保存することができれば便利で
ある。
【0004】また、画像処理制御情報を用いた画像処理
に加えて、画像データの編集・加工処理を行うためのレ
タッチソフトにより、画像データに加工が施された場合
にも、レタッチソフトにより加えられた画像処理結果を
反映して、再度、画像データと画像処理制御データとを
関連付けることができることが望まれる。
【0005】本発明は、上記要求を満たすためになされ
たものであり、変更された画像処理制御情報と画像デー
タとを再度、関連付けることを目的とする。また、画像
処理アプリケーションにおける画像処理結果を反映し
て、再度、画像データと画像処理制御情報とを関連付け
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題を解決するために本発明の第1の態様は、画像デ
ータに関連付けられていると共に画像処理装置における
画像データの処理条件を指定する画像処理制御情報を用
いて、画像データに対する画像処理を実行する画像処理
装置を提供する。本発明の第1の態様に係る画像処理装
置は、前記画像データを取り込む画像データ取り込み手
段と、前記取り込まれた画像データに関連付けられてい
る前記画像処理制御情報を取得する画像処理制御情報取
得手段と、前記取得された画像処理制御情報を変更する
変更手段とを備えることを特徴とする。
【0007】本発明の第1の態様に係る画像処理装置に
よれば、画像処理制御情報を変更することができる。
【0008】本発明の第1の態様に係る画像処理装置は
さらに、前記変更された画像処理制御情報と前記取得さ
れた画像処理制御情報との差分情報を生成する差分情報
生成手段と、前記生成された差分情報および前記取得さ
れた画像処理制御情報と、前記取り込まれた画像データ
とを関連付けて出力する出力手段とを備えても良い。か
かる場合には、オリジナルの画像処理制御情報および画
像データを維持したまま、画像処理結果を反映した画像
データを出力することができる。
【0009】本発明の第1の態様に係る画像処理装置は
さらに、前記変更された画像処理制御情報と前記取り込
まれた画像データとを関連付けて出力する出力手段を備
えてもよい。かかる場合には、変更された画像処理制御
情報と取り込まれた画像データとを関連付けて出力する
ことができる。したがって、オリジナルの画像データを
保持しつつ、画像データに対する画像処理の結果を出力
することができる。また、実行された画像処理を、画像
データの劣化を伴うことなく容易に取り消すことができ
る。
【0010】本発明の第1の態様に係る画像処理装置は
さらに、前記出力手段により関連付けて出力された、前
記変更された画像処理制御情報と前記取り込まれた画像
データとを記憶媒体に格納する格納手段を備えても良
い。かかる場合には、画像処理が施された画像データお
よび画像処理制御情報とを再度、関連付けて保存するこ
とができる。なお、前記変更された画像処理制御情報と
前記取り込まれた画像データとを記憶媒体に格納する際
には、既存の画像処理制御情報を変更された画像処理制
御情報で置き換え(上書き)しても良く、あるいは、既
存の画像処理制御情報を残し、別の画像処理制御情報と
して変更された画像処理制御情報を格納しても良い。か
かる場合には、必要に応じて、種々の態様にて画像デー
タおよび画像処理制御情報とを関連付けて保存すること
ができる。なお、画像データと画像処理制御情報とを関
連付けて保存する際には、画像データと画像処理制御情
報とは別のファイルに格納されても良い。
【0011】本発明の第1の態様に係る画像処理装置は
さらに、前記取り込まれた画像データに対して、前記変
更された画像処理制御情報を適用し、表示用画像を生成
する表示画像生成手段を備えても良い。かかる場合に
は、取り込まれた画像データを変更することなく、画像
処理制御情報を反映した表示用画像を生成することがで
きる。
【0012】本発明の第1の態様に係る画像処理装置に
おいて、前記画像処理制御情報と前記画像データとは、
同一のファイル内に格納されても良い。かかる場合に
は、画像データと画像処理制御情報との関連づけが容易
である。
【0013】本発明の第2の態様は、画像データに対し
て画像処理を実行する画像処理装置を提供する。本発明
の第2の態様に係る画像処理装置は、前記画像データを
取り込む画像データ取り込み手段と、前記取り込まれた
画像データに関連付けられていると共に前記画像データ
に対する既定の画像処理条件を指定する既定画像処理条
件を取得する既定画像処理条件取得手段と、前記既定画
像処理条件を変更する変更手段と、前記画像データに対
して直接影響を与える選択画像処理条件を任意に設定す
る設定手段と、前記設定された選択画像処理条件を適用
して前記画像データを変更する画像処理手段と、前記変
更された画像データに対して前記変更された既定画像処
理条件を適用して出力用画像データを生成する出力画像
生成手段と、前記変更された既定画像処理条件と、前記
変更された画像データとを関連付けて出力する出力手段
とを備えることを特徴とする。
【0014】本発明の第2の態様に係る画像処理装置に
よれば、既定画像処理条件に加えて既定画像処理条件と
は異なる選択画像処理条件を画像データに反映する画像
処理を実行することができる。また、既定画像処理条件
の変更は既定画像処理条件を変更することにより、選択
画像処理条件の変更は直接画像データに反映することに
よって、画像処理が実行することができる。したがっ
て、画像処理が施された画像データに対して既定画像処
理条件関連付けて出力することによって、再度、既定画
像処理条件と関連付けられた画像データを得ることがで
きる。
【0015】本発明の第2の態様に係る画像処理装置は
さらに、前記出力手段により関連付けて出力された、前
記変更された既定画像処理条件と前記変更された画像デ
ータとを記憶媒体に格納する格納手段を備えても良い。
かかる場合には、画像処理が施された画像データおよび
既定画像処理条件とを再度、関連付けて保存することが
できる。なお、前記変更された既定画像処理条件と前記
変更された画像データとを記憶媒体に格納する際には、
既存の既定画像処理条件、および原画像データを、それ
ぞれ変更された既定画像処理条件、および変更された画
像データで置き換え(上書き)しても良く、あるいは、
既存の既定画像処理条件および原画像データを残し、別
の既定画像処理条件および画像データとして変更された
変更された既定画像処理条件および画像データとして格
納しても良い。かかる場合には、必要に応じて、種々の
態様にて画像データおよび画像処理制御情報とを関連付
けて保存することができる。
【0016】本発明の第2の態様に係る画像処理装置は
さらに、前記生成された出力画像データを用いて表示用
画像を出力する表示用画像出力手段を備えても良い。か
かる場合には、選択画像処理条件が適用された画像デー
タを変更することなく、既定画像処理条件を反映した表
示用画像を生成することができる。
【0017】本発明の第2の態様に係る画像処理装置は
さらに、前記処理済み画像データを格納する記憶手段を
備えても良い。かかる場合には、選択画像処理条件が適
用された画像データを迅速に得ることができる。
【0018】本発明の第2の態様に係る画像処理装置に
おいて、前記変更された既定画像処理条件と前記変更さ
れた画像データとは、同一のファイル内に格納されても
良い。かかる場合には、画像データと画像処理制御情報
との関連づけが容易である。
【0019】本発明の第3の態様は、画像データに対し
て画像処理を実行する画像処理装置を提供する。本発明
の第3の態様に係る画像処理装置は、前記画像データを
取り込む画像データ取り込み手段と、前記取り込まれた
画像データに関連付けられていると共に前記画像データ
に対する既定の画像処理条件を指定する既定画像処理条
件を取得する既定画像処理条件取得手段と、前記取得さ
れた既定画像処理条件を変更する変更手段と、前記変更
された既定画像処理条件と前記取得された既定画像処理
条件との差分情報を生成する差分情報生成手段と、前記
画像データに対して直接影響を与える選択画像処理条件
を任意に設定する設定手段と、前記取得された既定画像
処理条件と前記設定された選択画像処理条件とを適用し
て前記画像データを変更する画像処理手段と、前記変更
された画像データに対して、前記生成された差分情報を
適用して出力用画像データを生成する出力画像生成手段
と、前記生成された差分情報と、変更された画像データ
とを関連付けて出力する出力手段とを備えることを特徴
とする。
【0020】本発明の第3の態様に係る画像処理装置に
よれば、取得された既定画像処理条件および設定された
選択画像処理条件に基づき変更された画像データに対し
て、取得された元の既定画像処理条件と変更された既定
画像処理条件との差分を関連付けて出力することができ
る。したがって、既定画像処理条件を取り扱うことがで
きる画像処理装置では、差分情報を用いて、選択画像処
理条件および、変更された既定画像処理条件を適切に反
映した画像処理の結果を得ることができる、画像データ
および画像データに関連付けられた既定画像処理条件を
出力することができる。一方、既定画像処理条件を取り
扱うことができない画像処理装置であっても、選択画像
処理条件、および少なくとも元の既定画像処理条件を反
映した画像処理の結果を得ることができる、画像データ
および画像データに関連付けられた既定画像処理条件を
出力することができる。
【0021】本発明の第3の態様に係る画像処理装置
は、本発明の第2の態様に係る画像処理装置と同様にし
て、種々の態様にて実現され得る。
【0022】本発明の第4の態様は、画像データに対し
て画像処理を実行する画像処理装置を提供する。本発明
の第4の態様に係る画像処理装置は、前記画像データを
取り込む画像データ取り込み手段と、前記取り込まれた
画像データに関連付けられていると共に前記画像データ
に対する既定画像処理条件を指定する既定画像処理条件
を取得する既定画像処理条件取得手段と、前記取得され
た既定画像処理条件を変更する変更手段と、前記画像デ
ータに対して直接影響を与える選択画像処理条件を任意
に設定する設定手段と、前記設定された選択画像処理条
件および前記変更された既定画像処理条件とを適用して
前記画像データを変更する画像処理手段と、前記変更さ
れた画像データを用いて出力用画像データを生成する出
力画像生成手段と、前記変更された既定画像処理条件を
用いて前記変更された画像データのプロファイルを生成
する生成手段と、前記変更された画像データと、前記生
成されたプロファイルとを関連付けて出力する出力手段
とを備えることを特徴とする。
【0023】本発明の第4の態様に係る画像処理装置に
よれば、既定画像処理条件および選択画像処理条件を共
に用いて画像データを変更し、また、既定画像処理条件
に基づいて画像データのプロファイルを生成し、変更さ
れた画像データとプロファイルとを関連付けて出力する
ことができる。したがって、出力された画像データを用
いて画像処理を実行する画像処理装置が既定画像処理条
件に対応しているか否かにかかわらず、選択画像処理条
件および既定画像処理条件を反映した画像データを得る
ことができる、画像データを出力することができる。ま
た、画像データのプロファイルを画像データに関連付け
て出力するので、画像処理装置において画像データの特
性を用いて画像処理を実行することができる。
【0024】本発明の第4の態様に係る画像処理装置
は、本発明の第2の態様に係る画像処理装置と同様にし
て、種々の態様にて実現され得る。また、プロファイル
は、画像データに対する画像処理が実行された色空間の
特性を示すプロファイルであっても良い。
【0025】本発明の第5の態様は、画像データに対し
て画像処理を実行する画像処理装置を提供する。本発明
の第5の態様に係る画像処理装置は、前記画像データを
取り込む画像データ取り込み手段と、前記取り込まれた
画像データに関連付けられていると共に前記画像データ
に対する画像処理条件を指定する画像処理制御情報を取
得する取得手段と、前記取得された画像処理制御情報を
解析して、既定画像処理条件を生成する既定画像処理条
件生成手段と、前記画像データに対して直接影響を与え
る選択画像処理条件を任意に設定する設定手段と、前記
設定された選択画像処理条件のうち、前記既定画像処理
条件に含まれる画像処理条件に基づいて前記既定画像処
理条件を変更する変更手段と、前記設定された選択画像
処理条件のうち、前記既定画像処理条件に含まれない画
像処理条件を適用して前記画像データを変更する画像処
理手段と、前記変更された画像データに対して前記変更
された既定画像処理条件を適用して出力用画像データを
生成する出力画像生成手段と、前記変更された既定画像
処理条件に基づいて更新画像処理制御情報を生成する更
新画像処理制御情報生成手段と、前記生成された更新画
像処理制御情報と、前記変更された画像データとを関連
付けて出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0026】本発明の第5の態様に係る画像処理装置に
よれば、選択画像処理条件が設定された場合に、設定さ
れた選択画像処理条件および既定画像処理条件に含まれ
る画像処理条件に基づいて既定画像処理条件を変更する
ことができる。
【0027】本発明の第5の態様に係る画像処理装置に
おいて、前記変更手段は、前記設定された任意画像処理
条件のうち、前記既定画像処理条件に含まれる画像処理
条件に基づいて前記既定画像処理条件を変更し、前記画
像処理手段は、前記設定された任意画像処理条件のう
ち、前記既定画像処理条件に含まれない画像処理条件を
適用して前記画像データを変更しても良い。かかる場合
には、選択画像処理条件が設定された場合に、設定され
た選択画像処理条件のうち既定画像処理条件に含まれる
画像処理条件に基づいて既定画像処理条件を変更するこ
とができる。したがって、できる限り画像データそのも
のを変更することなく画像処理を実行することができ
る。この他、本発明の第5の態様に係る画像処理装置
は、本発明の第2の態様に係る画像処理装置と同様にし
て、種々の態様にて実現され得る。
【0028】本発明の第6の態様は、画像データに関連
付けられていると共に画像処理装置における画像データ
の処理条件を指定する画像処理制御情報を解釈して、既
定の画像処理条件を画像処理装置に供給する画像処理制
御情報解釈装置を提供する。本発明の第6の態様に係る
画像処理制御情報解釈装置は、前記画像データを取り込
む画像データ取り込み手段と、前記取り込まれた画像デ
ータに関連付けられている画像処理制御情報を取得する
取得手段と、前記取得された画像処理制御情報を解析し
て、既定画像処理条件を生成する既定画像処理条件生成
手段と、前記生成された既定画像処理条件を前記画像処
理装置に出力する第1の出力手段と、前記画像処理装置
において設定された画像データに対する任意の画像処理
条件を取得する任意画像処理条件取得手段と、前記取得
された任意画像処理条件のうち、前記既定画像処理条件
に含まれる画像処理条件に基づいて、前記既定画像処理
条件を更新する更新手段と、前記更新された既定画像処
理条件を用いて更新された画像処理制御情報を生成する
更新画像処理制御情報生成手段と、前記画像処理装置か
ら処理済みの画像データを取得する処理済み画像データ
取得手段と、前記取得した処理済み画像データと前記更
新画像処理制御情報とを関連付けて出力する出力手段と
を備えることを特徴とする。
【0029】本発明の第6の態様に係る画像処理制御情
報解釈装置によれば、画像データに関連付けられている
画像処理制御情報を解釈して、既定画像処理条件として
画像処理装置に提供することができるので、画像処理制
御情報を解釈することができない画像処理装置であって
も既定画像処理条件を適用した画像処理を実行すること
ができる。また、画像処理装置において実行された既定
画像処理条件の更新を反映して、更新された新たな既定
画像処理条件を生成することができるので、取得した処
理済み画像データと更新画像処理制御情報とを関連付け
て出力することができる。
【0030】本発明の第7の態様は、画像データに関連
付けられていると共に画像処理装置における画像データ
の処理条件を指定する画像処理制御情報を用いて、画像
データに対する画像処理を実行するプログラムを提供す
る。本発明の第7の態様に係るプログラムは、前記画像
データを取り込む機能と、前記取り込んだ画像データに
関連付けられている前記画像処理制御情報を取得する機
能と、前記取得した画像処理制御情報を変更する機能と
をコンピュータによって実現させることを特徴とする。
【0031】本発明の第7の態様に係るプログラムによ
れば、本発明の第1の態様に係る画像処理装置と同様の
作用効果を得ることができる。また 本発明の第7の態
様に係るプログラムは、本発明の第1の態様に係る画像
処理装置と同様にして、種々の態様にて実現され得る。
【0032】本発明の第8の態様は、画像データに対し
て画像処理を実行するプログラムを提供する。本発明の
第8の態様に係るプログラムは、前記画像データを取り
込む機能と、前記取り込んだ画像データに関連付けられ
ていると共に前記画像データに対する画像処理の条件を
指定する画像処理条件を取得する機能と、前記取得した
画像処理条件を変更する機能と、前記画像データに対し
て直接影響を与える選択画像処理条件を任意に設定する
機能と、前記設定した選択画像処理条件を適用して前記
画像データを変更する機能と、前記変更した画像データ
に対して前記変更した画像処理条件を適用して出力用画
像データを生成する機能と、前記変更した画像処理条件
と、前記変更した画像データとを関連付けて出力する機
能とをコンピュータによって実現させることを特徴とす
る。
【0033】本発明の第8の態様に係るプログラムによ
れば、本発明の第2の態様に係る画像処理装置と同様の
作用効果を得ることができる。また 本発明の第8の態
様に係るプログラムは、本発明の第2の態様に係る画像
処理装置と同様にして、種々の態様にて実現され得る。
【0034】本発明の第9の態様は、画像データに対し
て画像処理を実行するプログラムを提供する。本発明の
第9の態様に係るプログラムは、前記画像データを取り
込む機能と、前記取り込んだ画像データに関連付けられ
ていると共に前記画像データに対する画像処理の条件を
指定する画像処理条件を取得する機能と、前記取得した
画像処理条件を変更する機能と、前記変更した画像処理
条件と前記取得した画像処理条件との差分情報を生成す
る機能と、前記画像データに対して直接影響を与える選
択画像処理条件を任意に設定する機能と、前記取得した
画像処理条件と前記設定した選択画像処理条件とを適用
して前記画像データを変更する機能と、前記変更した画
像データに対して、前記生成した差分情報を適用して出
力用画像データを生成する機能と、前記生成した差分情
報と、変更した画像データとを関連付けて出力する機能
とをコンピュータによって実現させることを特徴とす
る。
【0035】本発明の第9の態様に係るプログラムによ
れば、本発明の第3の態様に係る画像処理装置と同様の
作用効果を得ることができる。また 本発明の第9の態
様に係るプログラムは、本発明の第3の態様に係る画像
処理装置と同様にして、種々の態様にて実現され得る。
【0036】本発明の第10の態様は、画像データに対
して画像処理を実行するプログラムを提供する。本発明
の第10の態様に係るプログラムは、前記画像データを
取り込む機能と、前記取り込んだ画像データに関連付け
られていると共に前記画像データに対する画像処理の条
件を指定する画像処理条件を取得する機能と、前記取得
した画像処理条件を変更する機能と、前記画像データに
対して直接影響を与える選択画像処理条件を任意に設定
する機能と、前記設定した選択画像処理条件および前記
変更した画像処理条件とを適用して前記画像データを変
更する機能と、前記変更した画像データを用いて出力用
画像データを生成する機能と、前記変更した画像処理条
件を用いて前記変更した画像データのプロファイルを生
成する機能と、前記変更した画像データと、前記生成し
たプロファイルとを関連付けて出力する機能とをコンピ
ュータによって実現させることを特徴とする。
【0037】本発明の第10の態様に係るプログラムに
よれば、本発明の第4の態様に係る画像処理装置と同様
の作用効果を得ることができる。また 本発明の第10
の態様に係るプログラムは、本発明の第4の態様に係る
画像処理装置と同様にして、種々の態様にて実現され得
る。
【0038】本発明の第11の態様は、画像データに対
して画像処理を実行するプログラムを提供する。本発明
の第11の態様に係るプログラムは、前記画像データを
取り込む機能と、前記取り込んだ画像データに関連付け
られていると共に前記画像データに対する画像処理の条
件を指定する画像処理制御情報を取得する機能と、前記
取得した画像処理制御情報を解析して、既定画像処理条
件を生成する機能と、前記画像データに対して直接影響
を与える選択画像処理条件を任意に設定する機能と、前
記設定した選択画像処理条件および前記既定画像処理条
件に基づいて前記画像処理制御情報を変更する機能と、
前記設定した選択画像処理条件および前記既定画像処理
条件に基づいて前記画像データを変更する機能と、前記
変更した画像データに対して前記変更した画像処理制御
情報を適用して出力用画像データを生成する機能と、前
記変更した画像処理制御情報と、前記変更した画像デー
タとを関連付けて出力する機能とをコンピュータによっ
て実現させることを特徴とする。
【0039】本発明の第11の態様に係るプログラムに
よれば、本発明の第5の態様に係る画像処理装置と同様
の作用効果を得ることができる。また 本発明の第11
の態様に係るプログラムは、本発明の第5の態様に係る
画像処理装置と同様にして、種々の態様にて実現され得
る。
【0040】本発明の第12の態様は、画像データに関
連付けられていると共に画像処理時における画像データ
の処理条件を指定する画像処理制御情報を解釈する画像
処理制御情報解釈プログラムを提供する。本発明の第1
2の態様に係る画像処理制御情報解釈プログラムは、取
り込んだ画像データに関連付けられている画像処理制御
情報を取得する機能と、前記取得した画像処理制御情報
を解析して、既定画像処理条件を生成する機能と、前記
画像データに対して画像処理を実行する画像処理モジュ
ールに対して前記生成した既定画像処理条件を送信する
機能と、前記画像処理モジュールにおいて設定された画
像データに対する任意の画像処理条件を受信する機能
と、前記受信した任意画像処理条件のうち、前記既定画
像処理条件に含まれる画像処理条件に基づいて、前記既
定画像処理条件を更新する機能と、前記更新した既定画
像処理条件を用いて更新した画像処理制御情報を生成す
る機能と、前記画像処理モジュールから処理済みの画像
データを取得する機能と、前記取得した処理済み画像デ
ータと前記更新画像処理制御情報とを関連付けて出力す
る機能とをコンピュータによって実現させることを特徴
とする。
【0041】本発明の第12の態様に係る画像処理制御
情報解釈プログラムによれば、本発明の第6の態様に係
る画像処理制御情報解釈装置と同様の作用効果を得るこ
とができる。また 本発明の第12の態様に係る画像処
理制御情報解釈プログラムは、本発明の第6の態様に係
る画像処理制御情報解釈装置と同様にして、種々の態様
にて実現され得る。
【0042】本発明の第13の態様は、本発明の第7な
いし第12の態様のいずれかに係るプログラムを格納す
るコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0043】なお、本発明の第7ないし第12の態様に
係るプログラムは、以下に例示するように、いずれも、
画像処理方法、画像処理制御情報解釈方法として、方法
の態様によっても実現され得る。
【0044】画像データに関連付けられていると共に画
像処理装置における画像データの処理条件を指定する画
像処理制御情報を用いて、画像データに対する画像処理
方法であって、前記画像データを取り込み、前記取り込
んだ画像データに関連付けられている前記画像処理制御
情報を取得し、前記取得した画像処理制御情報を変更す
る方法。
【0045】画像データに関連付けられていると共に画
像処理時における画像データの処理条件を指定する画像
処理制御情報を解釈する方法であって、取り込んだ画像
データに関連付けられている画像処理制御情報を取得
し、前記取得した画像処理制御情報を解析して、既定画
像処理条件を生成し、前記画像データに対して画像処理
を実行する画像処理モジュールに対して前記生成した既
定画像処理条件を送信し、前記画像処理モジュールにお
いて設定された画像データに対する任意の画像処理条件
を受信し、前記受信した任意画像処理条件のうち、前記
既定画像処理条件に含まれる画像処理条件に基づいて、
前記既定画像処理条件を更新し、前記更新した既定画像
処理条件を用いて更新した画像処理制御情報を生成し、
前記画像処理モジュールから処理済みの画像データを取
得し、前記取得した処理済み画像データと前記更新画像
処理制御情報とを関連付けて出力する方法。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像処理プロ
グラムおよび画像処理装置について以下の順序にて図面
を参照しつつ、実施例に基づいて説明する。 A.第1の実施例に従う画像処理モジュール(画像処理
装置): B.第2の実施例に従う画像処理モジュール(画像処理
装置): C.第3の実施例に従う画像処理モジュール(画像処理
装置): D.第4の実施例に係る画像処理プログラム(画像処理
装置): E.画像処理プログラム、および解釈モジュールおよび
画像処理モジュールを適用可能な画像処理システムの構
成:
【0047】A.第1の実施例に従う画像処理モジュー
ル:第1の実施例に従う画像処理モジュールの構成につ
いて図1を参照して説明する。図1は第1の実施例に係
る画像処理モジュールの構成を概念的に示す説明図であ
る。なお、以下の各実施例において用いられる各画像デ
ータGDは、ディジタルスチルカメラ(DSC)等の撮
像装置によって生成され、各画像データGD毎に画像処
理を実行する際の画像処理条件を指定する画像処理制御
情報GIと共に同一の画像ファイルGFに格納されてい
る。
【0048】画像処理制御情報GIは、カラープリンタ
等の出力装置が有する色再現特性、画像出力特性を考慮
して、最適な画像出力結果を得ることができるように画
像処理条件を指定する情報である。画像処理制御情報G
Iとして格納される情報には、例えば、画像データGD
を表す色空間をDSCの色空間であるdRGB色空間か
らXYZ色空間へ変換するためのマトリクスMのマトリ
クス値、DSCのガンマ補正値であるマトリクスM用ガ
ンマ補正値、画像データGDの色空間をXYZ色空間か
らwRGB色空間へ変換するためのマトリクスNのマト
リクス値、wRGB色空間のガンマ補正値であるマトリ
クスN用ガンマ補正値、を始め、コントラスト、明度、
シャドーポイントといった画質に関するパラメータが含
まれている。なお、本実施例中におけるファイルの構
造、データの構造、格納領域といった用語は、ファイル
またはデータ等が記憶装置内に格納された状態における
ファイルまたはデータのイメージを意味するものであ
る。
【0049】第1の実施例に係る画像処理モジュール
(画像処理プログラム)20は、例えば、パーソナルコ
ンピュータ10上にて、画像処理アプリケーションと連
動するプラグインモジュールとして、または、画像処理
アプリケーションとして、その機能を実行する。以下の
説明では、画像処理アプリケーションとして実現される
場合を例にとって説明する。画像処理モジュール20
は、各画像データGDに関連付けられている画像処理制
御情報GIを用いて、各画像データGDの入力値に対す
る出力値を変更する画像処理を実行し、出力値が更に変
更された場合には、変更された出力値に基づいて画像処
理制御情報GIを更新し、更新された画像処理制御情報
GIを用いて画像ファイルGFを保存するためのモジュ
ールである。
【0050】画像処理モジュール20は、上述のように
画像処理制御情報GIを用いて画像データGDの入力値
に対する出力値を変更するモジュールであり、画像デー
タGDには変更された出力値は反映されない。したがっ
て、画像データGDは、画像処理後に保存される場合に
も、オリジナルのままである。画像データGDが表示装
置、印刷装置等の出力装置に出力される場合には、オリ
ジナルの画像データGDに対して、画像処理制御情報G
Iが適用され、処理済みの画像データとして出力され
る。
【0051】画像処理モジュール20は、入力された画
像データGDに関連付けられている画像処理制御情報G
Iを検索・取得する画像処理制御情報取得部21、画像
処理制御情報GIを解析して、画質を調整する各パラメ
ータ値を生成する画像処理制御情報解釈機能部22、画
像データGDをYCbCrデータからwRGBデータに
変換する画像データ変換機能部23、画像データGDに
対する画像処理を実行する画像処理機能部24、画像処
理結果を反映した画像ファイルの保存処理を実行する画
像データ保存機能部25を備えている。
【0052】なお、処理済みの画像データGDがプリン
タ等の出力装置によって出力される場合には、処理済み
の画像データGDは、wR'G'B'データから出力装置
のドライバが取り扱い可能なpRGBデータに変換さ
れ、ドライバに送出される。
【0053】図1および図2を参照して、第1の実施例
に従う画像処理モジュール20の作用について説明す
る。図2は画像処理モジュール20によって実行される
処理ルーチンを示すフローチャートである。
【0054】画像処理モジュール20が起動すると、画
像処理制御情報取得機能部21は、指定された画像デー
タGDを読み込み(ステップS100)、読み込んだ画
像データGDに関連付けられた画像処理制御情報GIを
検索する(ステップS110)。本実施例では、画像デ
ータGDと画像処理制御情報GIとは同一の画像ファイ
ルGF内に格納されているので、画像処理制御情報取得
機能部21は、画像ファイルGF内を検索する。また、
複数の画像データGDが同時に読み込まれた場合であっ
ても、各画像データGD毎に関連付けられた画像処理制
御情報GIが検索されることはいうまでもない。
【0055】画像処理制御情報取得機能部21は、画像
処理制御情報GIを発見した場合には(ステップS12
0:Yes)、画像処理制御情報GIを画像処理制御情
報解釈機能部22に送出し、画像データGDを画像デー
タ変換機能部23に送出する。一方、画像処理制御情報
取得機能部21は、画像処理制御情報GIを発見しなか
った場合には、本処理ルーチンを終了させる(ステップ
S120:No)。かかる場合には、画像処理制御情報
GIを用いない他の画像処理を選択できるようにしても
良い。
【0056】画像データGDを受け取った画像データ変
換機能部23は、JPEGデータ(YCbCrデータ)
をwRGBデータに変換して、画像処理機能部24に送
出する。wRGBデータは、sRGB色空間よりも少な
くともその一部において広い表色域を有するwRGB色
空間にて表されるRGBデータである。この変換に際し
て、画像データ変換機能部23は、JPEG FIle Intercha
nge Format(JFIF)の規格によって定義されてい
る、マトリクスSを用いてマトリクス演算を実行する。
なお、画像データ変換機能部23は、画像処理制御情報
GIに含まれている色空間の情報を画像処理制御情報解
釈機能部22から取得し、YCbCrデータをwRGB
データに変換しても良い。
【0057】画像処理制御情報解釈機能部22は、受け
取った画像処理制御情報GIを解釈し、画質を調整する
各パラメータの指示値(既定値)として画像処理機能部
24に送出する。画像処理機能部24は、受け取った各
パラメータの指示値に従って、入力値に対する出力値を
規定するRGBトーンカーブの特性を変更して画像デー
タGDに対する画像処理を実行する(ステップS13
0)。画像処理が施された画像データGDの出力値は、
通常、ビデオメモリに格納され、表示装置上に画像とし
て表示される。本実施例では、読み込まれた画像データ
GDに対しては直接変更は加えられず、表示装置、印刷
装置等に画像データGDを出力する際に、画像処理制御
情報GIが適用された画像データGDの出力値が出力さ
れる。
【0058】画像処理機能部24は、画質を調整するパ
ラメータが変更された場合には(ステップS140:Y
es)、その変更に基づいて画像処理制御情報GIを更
新すると共に、変更を反映した画像データGDの出力値
をビデオメモリに出力する(ステップS150)。
【0059】画像処理操作後に、表示されている画像、
あるいは、印刷した画像に対応する画像データGDの保
存要求がなされると、画像データ保存機能部25は保存
要求が、別名での保存であるか否かを判定する(ステッ
プS160)。画像データ保存機能部25は、同名での
保存要求(上書き保存要求)であると判定した場合には
(ステップS160:No)、同名保存処理を実行し
(ステップS170)、本処理ルーチンを終了する。
【0060】同名保存処理では、画像データ保存機能部
25は、画像ファイルGFに格納されている画像処理制
御情報GIを更新した画像処理制御情報GIで書き換え
る。本実施例における画像処理では画像データGD自身
には何らの変更も加えていないので、画像データGDは
更新されることはなく、当初、画像ファイルGFに含ま
れていた画像データGDのままである。
【0061】画像データ保存機能部25は、別名での保
存要求であると判定した場合には(ステップS160:
Yes)、別名保存処理を実行し(ステップS18
0)、本処理ルーチンを終了する。別名保存処理では、
画像データ保存機能部25は、元の画像ファイルGFか
ら画像データGDを複製し、複製した画像データGDに
更新された画像処理制御情報GIを関連付けて新たな画
像ファイルGF’を生成する。あるいは、画像データG
Dを読み込んだ際に、メモリ上に一時的に格納する構成
を備える場合には、メモリ上の画像データGDを更新さ
れた画像処理制御情報GIを関連付けて新たな画像ファ
イルGF’を生成する。なお、上記した各機能部は、パ
ーソナルコンピュータ(CPU)10が画像処理プログ
ラムを実行することにより実現される機能であり、各機
能部によって実行される処理は、パーソナルコンピュー
タ10によって実行される処理である。
【0062】第1の実施例にかかる画像処理モジュール
(画像処理装置)によれば、画像処理制御情報GIと関
連付けられている画像データGDに対して、画像処理制
御情報GIに基づいた画像処理を実行し、必要に応じて
画像処理制御情報GIを変更することができる。さら
に、変更された画像処理制御情報GIを再度、画像デー
タGDと関連付けて保存することができる。
【0063】画像処理制御情報GIを用いた画像処理
は、既述の通り、メインメモリ上に格納されている画像
データGDに対しては変更を加えず、画像処理の結果を
画像処理制御情報GIに反映していくので、常に、オリ
ジナルの画像データGDを維持しつつ、画像データGD
に対して直接画像処理を施した場合と同様の結果を得る
ことができる。したがって、画像処理に伴う画質の劣化
を防止することができると共に、いつでも既に施した画
像処理を取り消すことができる。
【0064】B.第2の実施例に従う画像処理モジュー
ル:第2の実施例に従う画像処理モジュールの構成につ
いて図3を参照して説明する。図3は第2の実施例に係
る画像処理モジュールの構成を概念的に示す説明図であ
る。なお、以下の各実施例において用いられる各画像デ
ータGDは、ディジタルスチルカメラ(DSC)等の撮
像装置によって生成され、各画像データGD毎に画像処
理を実行する際の画像処理条件を指定する既定画像処理
条件DCと共に同一の画像ファイルGFに格納されてい
る。
【0065】既定画像処理条件DCは、カラープリンタ
等の出力装置が有する色再現特性、画像出力特性を考慮
して、最適な画像出力結果を得ることができるように画
像処理時のデフォルト処理を指定する条件である。既定
画像処理条件DCとして格納される情報には、例えば、
画像データGDを表す色空間をDSCの色空間であるd
RGB色空間からXYZ色空間へ変換するためのマトリ
クスMのマトリクス値、DSCのガンマ補正値であるマ
トリクスM用ガンマ補正値、画像データGDの色空間を
XYZ色空間からwRGB色空間へ変換するためのマト
リクスNのマトリクス値、wRGB色空間のガンマ補正
値であるマトリクスN用ガンマ補正値、を始め、コント
ラスト、明度、シャドーポイントといった画質に関する
パラメータが含まれている。
【0066】第2の実施例に係る画像処理モジュール
(画像処理プログラム)30は、例えば、パーソナルコ
ンピュータ10上にて、画像処理アプリケーションと連
動するプラグインモジュールとして、または、画像処理
アプリケーションとしてその機能を実行する。以下の説
明では、画像処理アプリケーションとして実現される場
合を例にとって説明する。画像処理モジュール30は、
各画像データGDに関連付けられている既定画像処理条
件DCを用いて、各画像データGDの入力値に対する出
力値を変更する画像処理を実行すると共に、画像データ
GDのデータ値を直接変更する選択画像処理条件を実行
するモジュールである。また、画像処理モジュール30
は、出力値が変更された場合には、変更された出力値に
基づいて既定画像処理条件DCを更新し、更新された既
定画像処理条件DCを用いて画像ファイルGFを保存す
るためのモジュールである。
【0067】画像処理モジュール30は、既定画像処理
条件DCを適用して画像データGDの入力値に対する出
力値を変更し、既定画像処理条件DCによっては変更で
きない画像処理(選択画像処理条件OC、任意画像処理
条件)については画像データGDのデータ値そのものを
変更するモジュールである。より詳しく説明すれば、画
像データGDを取得してメモリ上に一旦格納した場合、
既定画像処理条件DCについては、メモリ上に格納され
ている画像データのデータ値にも反映されず、選択画像
処理条件OCについては、メモリ上に格納されている画
像データのデータ値に反映される。したがって、画像デ
ータGDは、画像処理後に保存される場合には、オリジ
ナルとは異なることがある。画像データGDが表示装
置、印刷装置等の出力装置に出力される場合には、選択
画像処理条件OCが反映された画像データGDに対し
て、画像処理制御情報GIが適用され、処理済みの画像
データとして出力される。
【0068】画像処理モジュール30は、入力された画
像データGDに関連付けられている既定画像処理条件D
Cを検索・取得する既定画像処理条件取得部31、既定
画像処理条件DCを解釈して画像処理条件を設定する既
定画像処理条件解釈機能部32、画像データGDをYC
bCrデータからwRGBデータに変換する画像データ
変換機能部33、画像データGDに対する画像処理を実
行する画像処理機能部34、画像処理結果を反映した画
像ファイルの保存処理を実行する画像データ保存機能部
35、wRGB色空間の特性を記述したICCプロファ
イルを生成、付与するICCプロファイル付与機能部3
6とを備えている。
【0069】なお、ICCプロファイルは、Internatio
nal Color Consortium(ICC)にて規定された色変換
のための情報が記述されたデータであり、各データはタ
グ形式にて格納され、そのヘッダ部にタグデータへのポ
インタが記述されている。このICCプロファイルのデ
ータ構造(フォーマット)は当業者にとって周知である
からこれ以上の説明は省略する
【0070】本実施例では、処理済みの画像データGD
が保存される場合について説明するが、処理済みの画像
データGDがプリンタ等の出力装置によって出力される
場合には、処理済みの画像データGDは、wR'G'B'
データから出力装置のドライバが取り扱い可能なpRG
Bデータに変換され、ドライバに送出される。
【0071】図3〜図5を参照して、第2の実施例に従
う画像処理モジュール30の作用について説明する。図
4は第2の実施例に従う画像処理モジュール30によっ
て実行される画像処理ルーチンを示すフローチャートで
ある。図5は第2の実施例に従う画像処理モジュール3
0によって実行され保存処理ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【0072】画像処理モジュール30が起動すると、既
定画像処理条件取得機能部31は、指定された画像デー
タGDを読み込み(ステップS200)、読み込んだ画
像データGDに関連付けられた既定画像処理条件DCを
検索する(ステップS210)。本実施例では、画像デ
ータGDと既定画像処理条件DCとは同一の画像ファイ
ルGF内に格納されているので、既定画像処理条件取得
機能部31は、画像ファイルGF内を検索する。また、
複数の画像データGDが同時に読み込まれた場合であっ
ても、各画像データGD毎に関連付けられた既定画像処
理条件DCが検索されることはいうまでもない。
【0073】既定画像処理条件取得機能部31は、既定
画像処理条件DCを発見した場合には(ステップS22
0:Yes)、既定画像処理条件DCを既定画像処理条
件解釈機能部32に送出し、画像データGDを画像デー
タ変換機能部33に送出する。一方、既定画像処理条件
取得機能部31は、既定画像処理条件DCを発見しなか
った場合には(ステップS220:No)、既定画像処
理条件DCに基づく画像処理をスキップする(ステップ
S260へ)。
【0074】画像データGDを受け取った画像データ変
換機能部33は、JPEGデータ(YCbCrデータ)
をwRGBデータに変換して、画像処理機能部34に送
出する。wRGBデータは、sRGB色空間よりも少な
くともその一部において広い表色域を有するwRGB色
空間にて表されるRGBデータである。この変換に際し
ては、既述の通りマトリクスSを用いたマトリクス演算
が実行される。なお、画像データ変換機能部33は、既
定画像処理条件DCに含まれている色空間の情報に基づ
いて変換後のRGBデータの特性を変更することもでき
る。
【0075】既定画像処理条件解釈機能部32は、受け
取った既定画像処理条件DCを解釈し、画像処理機能部
34において用いられる画質調整に関わる各パラメータ
の値を設定すると共に、その設定値を画像処理機能部3
4に送出する(ステップS230)。
【0076】画像処理機能部34は、受け取った各パラ
メータの設定値(解析結果)を画像データGDに適用
し、適用結果を表示画面上に表示させる(ステップS2
40)。画像処理機能部34では、例えば、各パラメー
タの設定値に応じて、画像データGDの入力値に対する
出力値の関係を定めるトーンカーブを調整し、画像デー
タGDの一画素毎に調整したトーンカーブ適用して、所
望の出力値を得ることにより画像処理が実行される。
【0077】このとき、メモリ上に格納されている画像
データGDは、このパラメータの設定値を用いた処理に
よって変更されていない。
【0078】画像処理機能部34は、設定されたパラメ
ータ値が変更されたか否かを判定し(ステップS25
0)、変更されたと判定した場合には、再度、画像デー
タGDに対して変更を反映したトーンカーブを適用し
て、表示画像を再描画する(ステップS250:No、
ステップS240)。ユーザの嗜好によって、設定され
たパラメータ値(既定画像処理条件DC)が変更される
場合があるからである。
【0079】画像処理機能部34は、既定画像処理条件
DCには含まれない画像処理条件である選択画像処理条
件OCが設定されたか否かを判定する(ステップS26
0)。選択画像処理条件OCには、例えば、赤目処理、
拡大(拡大に伴う補間を含む)および縮小といった画像
サイズの変更、トリミング、回転といった処理条件が含
まれる。
【0080】画像処理機能部34は、選択画像処理条件
OCが設定されたと判断した場合には(ステップS26
0:Yes)、設定された選択画像処理条件OCを用い
て画像データGDを変更すると共に、変更結果を、表示
画像として表示する(ステップS270)。かかる選択
画像処理条件OCは、画像データGDに対して直接適用
され、適用後の画像データGDはオリジナルの画像デー
タGDとは異なるデータ値を有するように変更されてい
る。画像処理機能部34は、選択画像処理条件OCが設
定されなかったと判断した場合には(ステップS26
0:No)、ステップS280に移行する。
【0081】画像処理機能部34は、選択画像処理条件
OCに基づいて変更された画像データGD、あるいは、
変更されなかった画像データGDに対して設定されたパ
ラメータ値を適用し、印刷装置を始めとする出力装置に
出力して(ステップS280)、本処理ルーチンを終了
する。
【0082】画像処理後に、画像処理を施した画像デー
タGDを保存する保存要求が発生した場合の処理につい
て図5を参照して説明する。保存要求が発生すると、画
像データ保存機能部35は、既定画像処理条件DCを保
持する保存要求であるか否かを判定する(ステップS3
00)。すなわち、再度、既定画像処理条件DCと関連
付けられた状態で画像データGDを保存することが要求
されているか否かを判定する。
【0083】画像データ保存機能部35は、既定画像処
理条件DCの保持が要求されていると判定した場合には
(ステップS300:Yes)、既定画像処理条件解釈
機能部32に対して変更された設定パラメータ値を送信
する。既定画像処理条件解釈機能部32は、変更された
設定パラメータ値に基づいてオリジナルの既定画像処理
条件DCを更新し(ステップS310)、画像データ保
存機能部35に対して更新した既定画像処理条件DC’
を送信する。
【0084】画像データ保存機能部35は、保存要求が
別名保存(上書き保存)であるか否かを判定し(ステッ
プS320)、別名保存ではないと判定した場合には
(ステップS320:No)、同名保存処理を実行し
(ステップS330)、本処理ルーチンを終了する。同
名保存処理では、画像データ保存機能部35は、画像フ
ァイルGFに格納されている既定画像処理条件DCを更
新した既定画像処理条件DC’で書き換える。本実施例
における画像処理では、選択画像処理条件OCが設定さ
れた場合には、画像データGDに対しても変更が加えら
れているので、画像ファイルGFに格納されている画像
データGDもまた、変更された画像データGD’によっ
て書き換えられ得る。
【0085】画像データ保存機能部35は、保存要求が
別名保存であると判定した場合には(ステップS32
0:Yes)、別名保存処理を実行し(ステップS34
0)、本処理ルーチンを終了する。別名保存処理では、
画像データ保存機能部35は、変更された画像データG
D’に更新された既定画像処理条件DC’を関連付けて
新たな画像ファイルGF’を生成する。
【0086】画像データ保存機能部35は、既定画像処
理条件DCの保持が要求されていないと判定した場合に
は(ステップS300:No)、設定パラメータ値を用
いた画像データGDの変更を画像処理機能部34に要求
する。画像処理機能部34は、設定パラメータ値を用い
て画像データGDに対する画像処理を実行する(ステッ
プS350)。すなわち、設定パラメータ値を用いて入
出力値を変更する間接的な画像処理ではなく、画像デー
タGDに対して直接、画像処理を実行する。なお、設定
パラメータ値が変更されている場合には、変更された設
定パラメータ値が用いられ、選択画像処理条件OCが設
定された場合には、画像処理の対象となる画像データG
Dは、変更済みの画像データGDであることは言うまで
もない。
【0087】ICCプロファイル付与機能部36は、既
定画像処理条件解釈機能部32から取得した設定パラメ
ータ値を用いて画像データGDを表す色空間、本実施例
ではwRGB色空間、のICCプロファイルICwを生
成し(ステップS360)、画像データ保存機能部35
に送信する。画像データ保存機能部35は、画像処理機
能部34から受け取った変更済みの画像データGDと、
ICCプロファイル付与機能部36から受け取ったIC
Cプロファイルとを関連付けて保存して、本処理ルーチ
ンを終了する。なお、ICCプロファイルICwは、画
像データGDと共に画像ファイルGFに埋め込まれても
良く、あるいは、画像データGDを格納するファイルと
は別のファイルに格納されても良い。
【0088】なお、上記した各機能部は、パーソナルコ
ンピュータ(CPU)10が画像処理プログラムを実行
することにより実現される機能であり、各機能部によっ
て実行される処理は、パーソナルコンピュータ10によ
って実行される処理である。
【0089】第2の実施例にかかる画像処理モジュール
(画像処理装置)によれば、既定画像処理条件DCに加
えて、選択画像処理条件OCに基づいた画像処理を実行
することができると共に、既定画像処理条件DCを維持
した状態で画像処理後の画像データを保存することがで
きる。また、既定画像処理条件DCについては、画像処
理が施された画像データの出力が要求された際に、トー
ンカーブ等を用いて画像データの入出力を変更すること
によって、画像データに反映しているので、画像処理中
に画像データGDが直接変更されることはない。したが
って、既定画像処理条件DCに基づく画像処理はどの時
点でも容易かつ画像データの劣化を伴うことなく取り消
すことができる。
【0090】一方、画像処理が施された画像データを保
存する際には、選択画像処理条件OCに加えて、既定画
像処理条件DCを直接適用した画像データをプロファイ
ルと関連付けて保存することができる。したがって、既
定画像処理条件DCを含めて全ての画像処理条件が画像
データに反映されているので、既定画像処理条件DCを
取り扱うことのできない画像処理アプリケーションにお
いても、画像処理の結果を得ることができる。また、既
定画像処理条件DCを維持する場合にも、元の画像ファ
イルGFを維持した別名保存、並びに、元の画像ファイ
ルGFに上書きする同名保存の双方を選択することがで
きる。したがって、必要に応じて種々の保存態様を選択
することができる。
【0091】C.第3の実施例に従う画像処理モジュー
ル:第3の実施例に従う画像処理モジュールについて図
3、図6および図7を参照して説明する。なお、第3の
実施例に従う画像処理モジュールの構成は、第2の実施
例に従う画像処理モジュールの構成と同様であるから、
同一の符号を付してその説明を省略する。
【0092】図3、図6および図7を参照して、第7の
実施例に従う画像処理モジュール30の作用について説
明する。図6は第3の実施例に従う画像処理モジュール
30によって実行される画像処理ルーチンを示すフロー
チャートである。図7は第3の実施例に従う画像処理モ
ジュール30によって実行され保存処理ルーチンを示す
フローチャートである。
【0093】画像処理モジュール30が起動すると、既
定画像処理条件取得機能部31は、指定された画像デー
タGDを読み込み(ステップS400)、読み込んだ画
像データGDに関連付けられた既定画像処理条件DCを
検索する(ステップS410)。本実施例でも、画像デ
ータGDと既定画像処理条件DCとは同一の画像ファイ
ルGF内に格納されているので、既定画像処理条件取得
機能部31は、画像ファイルGF内を検索する。また、
複数の画像データGDが同時に読み込まれた場合であっ
ても、各画像データGD毎に関連付けられた既定画像処
理条件DCが検索されることはいうまでもない。
【0094】既定画像処理条件取得機能部31は、既定
画像処理条件DCを発見した場合には(ステップS42
0:Yes)、既定画像処理条件DCを既定画像処理条
件解釈機能部32に送出し、画像データGDを画像デー
タ変換機能部33に送出する。一方、既定画像処理条件
取得機能部31は、既定画像処理条件DCを発見しなか
った場合には(ステップS420:No)、既定画像処
理条件DCに基づく画像処理をスキップする(ステップ
S450へ)。
【0095】画像データGDを受け取った画像データ変
換機能部33は、JPEGデータ(YCbCrデータ)
をwRGBデータに変換して、画像処理機能部34に送
出する。既定画像処理条件解釈機能部32は、受け取っ
た既定画像処理条件DCを解釈し、画像処理機能部34
において用いられる画質調整に関わる各パラメータの値
を設定すると共に、その設定値を画像処理機能部34に
送出する。
【0096】画像処理機能部34は、受け取った各パラ
メータの設定値(解析結果)を用いて画像データGDを
変更し、変更結果を表示画面上に表示させる(ステップ
S430)。画像処理機能部34では、各パラメータの
設定値に応じて、画像データGDのデータ値を変更する
ことによって画像データGDが変更される。したがっ
て、第2の実施例とは異なり、既定画像処理条件DCが
直接、画像データGDに反映され、メモリ上に格納され
ている画像データGDは既定画像処理条件を用いた処理
によって変更される。
【0097】画像処理機能部34は、各パラメータの設
定値(既定画像処理条件DC)が変更された場合には
(ステップS440:Yes)、逐次、その変更内容を
表示画像に反映する。ただし、変更されたパラメータの
設定値については、直接画像データGDに反映されるこ
となく、変更されたパラメータの設定値を反映したトー
ンカーブを用い、画像データGDの入力値を変更して出
力値を得る処理が実行される。
【0098】画像処理機能部34は、既定画像処理条件
DCが変更されなかった場合には(ステップS440:
No)、既定画像処理条件DCには含まれない画像処理
条件である選択画像処理条件OCが設定されたか否かを
判定する(ステップS450)。画像処理機能部34
は、選択画像処理条件OCが設定されたと判断した場合
には(ステップS450:Yes)、設定された選択画
像処理条件OCを用いて画像データGDを変更すると共
に、変更結果を、表示画像として表示する(ステップS
460)。かかる選択画像処理条件OCもまた、画像デ
ータGDに対して直接適用され、適用後の画像データG
Dはオリジナルの画像データGDとは異なるデータ値を
有するように変更されている。画像処理機能部34は、
選択画像処理条件OCが設定されなかったと判断した場
合には(ステップS450:No)、ステップS470
に移行する。
【0099】画像処理機能部34は、オリジナルの既定
画像処理条件DCおよび選択画像処理条件OCに基づい
て変更された画像データGD、あるいは、変更されなか
った画像データGDに対して変更された既定画像処理条
件DC(設定パラメータ値)を適用し、印刷装置を始め
とする出力装置に出力して(ステップS470)、本処
理ルーチンを終了する。
【0100】画像処理後に、画像処理を施した画像デー
タGDを保存する保存要求が発生した場合の処理につい
て図7を参照して説明する。保存要求が発生すると、既
定画像処理条件解釈機能部32は、変更された設定パラ
メータ値に基づいて現在の既定画像処理条件DC’を求
め、現在の既定画像処理条件DC’とオリジナルの既定
画像処理条件DCとの差分を算出し(ステップS50
0)、画像データ保存機能部35に対して既定画像処理
条件の差分を送信する。
【0101】画像データ保存機能部35は、既定画像処
理条件DCを保持する保存要求であるか否かを判定する
(ステップS510)。すなわち、再度、既定画像処理
条件DCと関連付けられた状態で画像データGDを保存
することが要求されているか否かを判定する。 画像デ
ータ保存機能部35は、既定画像処理条件DCの保持が
要求されていると判定した場合には(ステップS51
0:Yes)、既定画像処理条件解釈機能部32に対し
て変更された設定パラメータ値を送信する。
【0102】画像データ保存機能部35は、保存要求が
別名保存(上書き保存)であるか否かを判定し(ステッ
プS520)、別名保存ではないと判定した場合には
(ステップS520:No)、同名保存処理を実行し
(ステップS330)、本処理ルーチンを終了する。同
名保存処理では、画像データ保存機能部35は、画像フ
ァイルGFに格納されている既定画像処理条件DCを算
出した既定画像処理条件の差分情報で書き換える。本実
施例における画像処理では、元の既定画像処理条件D
C、および設定された選択画像処理条件OCが、画像デ
ータGDに対しても直接反映されているので、画像ファ
イルGFに格納されている画像データGDもまた、変更
された画像データGD’によって書き換えられ得る。す
なわち、第2の実施例との違いは、変更された画像デー
タGD’には、元の既定画像処理条件DCが直接反映さ
れているところにある。
【0103】画像データ保存機能部35は、保存要求が
別名保存であると判定した場合には(ステップS52
0:Yes)、別名保存処理を実行し(ステップS54
0)、本処理ルーチンを終了する。別名保存処理では、
画像データ保存機能部35は、変更された画像データG
D’に更新された既定画像処理条件DC’を関連付けて
新たな画像ファイルGF’を生成する。
【0104】画像データ保存機能部35が既定画像処理
条件DCの保持が要求されていないと判定した場合には
(ステップS510:No)、ICCプロファイル付与
機能部36は、既定画像処理条件解釈機能部32から取
得した設定パラメータ値を用いて画像データGDを表す
色空間、本実施例ではwRGB色空間のICCプロファ
イルICwを生成し(ステップS550)、画像データ
保存機能部35に送信する。なお、ICCプロファイル
は、一般的には、画像データを表す色空間の特性を示す
データであり、色空間毎に予め用意することができる。
したがって、ICCプロファイル付与機能部36は、設
定パラメータ値を用いてICCプロファイルICwを生
成せず、予め用意されたwRGB色空間のICCプロフ
ァイルICwを用いても良い。
【0105】画像処理機能部34は、既定画像処理条件
の差分情報を用いた画像データGDの変更を画像処理機
能部34に要求する。すなわち、変更された設定パラメ
ータ値を用いて、画像データGDに対して直接、画像処
理を実行する。なお、選択画像処理条件OCが設定され
た場合には、画像処理の対象となる画像データGDは、
変更済みの画像データGDであることは言うまでもな
い。
【0106】画像データ保存機能部35は、画像処理機
能部34から受け取った変更済みの画像データGDと、
ICCプロファイル付与機能部36から受け取った設定
パラメータ値を反映して生成されたICCプロファイル
とを関連付けて保存して(ステップS560)、本処理
ルーチンを終了する。なお、ICCプロファイルICw
は、画像データGDと共に画像ファイルGFに埋め込ま
れても良く、あるいは、画像データGDを格納するファ
イルとは別のファイルに格納されても良い。
【0107】なお、上記した各機能部は、パーソナルコ
ンピュータ(CPU)10が画像処理プログラムを実行
することにより実現される機能であり、各機能部によっ
て実行される処理は、パーソナルコンピュータ10によ
って実行される処理である。
【0108】第3の実施例にかかる画像処理モジュール
(画像処理装置)によれば、元の既定画像処理条件DC
および選択画像処理条件OCの双方を画像処理中の画像
データに反映し、既定画像処理条件DCが変更された場
合には、変更された既定画像処理条件DCと元の既定画
像処理条件DCとの差分情報を画像データに関連付けて
保存することができる。したがって、既定画像処理条件
DCに対応した画像処理アプリケーション(画像処理モ
ジュール)では、差分情報に基づいて変更された既定画
像処理条件DCをより適切に反映した画像処理の結果を
得ることができる。一方、既定画像処理条件DCに対応
していない画像処理アプリケーションにおいても、少な
くとも、元の既定画像処理条件DCについては、画像デ
ータに直接反映されているので、既定画像処理条件DC
を反映した画像処理結果を得ることができる。
【0109】また、既定画像処理条件DCの差分情報に
ついては、画像処理中にメインメモリに格納されている
画像データに直接反映されることはないので、差分情報
に基づく画像処理を容易に取り消すことができる。
【0110】D.第4の実施例に従う画像処理プログラ
ム:第4の実施例に従う画像処理プログラムの構成につ
いて図8を参照して説明する。図8は第4の実施例に係
る画像処理プログラムの構成を概念的に示す説明図であ
る。なお、以下の各実施例において用いられる各画像デ
ータGDは、ディジタルスチルカメラ(DSC)等の撮
像装置によって生成され、各画像データGD毎に画像処
理を実行する際の画像処理条件を指定する既定画像処理
条件DCと共に同一の画像ファイルGFに格納されてい
る。
【0111】既定画像処理条件DCは、第2実施例にお
いて説明したように、カラープリンタ等の出力装置が有
する色再現特性、画像出力特性を考慮して、最適な画像
出力結果を得ることができるように画像処理時のデフォ
ルト処理を指定する条件である。
【0112】第4の実施例に係る画像処理プログラム
は、既定画像処理条件DCを解釈する機能を提供する解
釈モジュール40と、解釈結果に従って画像処理を実行
する画像処理モジュール50とを備えている。解釈モジ
ュール40は、例えば、パーソナルコンピュータ10上
にて、画像処理アプリケーションと連動するプラグイン
モジュールとして、あるいは、画像処理アプリケーショ
ンと連動する解釈アプリケーションとして、その機能を
実行する。画像処理モジュール50は、例えば、パーソ
ナルコンピュータ10上にて、画像処理アプリケーショ
ンとしてその機能を実行する。以下の説明では、画像処
理アプリケーションとして機能する画像処理モジュール
50に対して解釈モジュール40が組み込まれて用いら
れる場合について説明する。
【0113】解釈モジュール40は、入力された画像デ
ータGDに関連付けられている既定画像処理条件DCを
検索・取得する既定画像処理条件取得部41、既定画像
処理条件DCを画像処理モジュール50のフィルタ機能
に対応付ける既定画像処理条件−フィルタ変換機能部4
2、画像データGDをYCbCrデータからwRGBデ
ータに変換する画像データ変換機能部43、wRGB色
空間の特性を記述したICCプロファイルを付与するI
CCプロファイル付与機能部44、既定画像処理条件D
Cと変更された画像データとを関連づけた画像ファイル
の保存処理を実行する画像データ保存機能部45とを備
えている。
【0114】画像処理モジュール50は、フィルタ機能
を用いて画像データGDに対する画像処理を実行するこ
とができる画像処理機能部51、画像処理機能部51の
ワークスペースと、画像データ(入力装置)の色空間と
ワークスペースの色空間とのカラーマッチングを実行す
る入力用プロファイル結合機能部52と、画像処理機能
部51のワークスペースの色空間と出力装置の色空間と
のカラーマッチングを実行する出力用プロファイル結合
機能部53とを備えている。なお、ICCプロファイル
については、既述したのでその説明を省略する。
【0115】本実施例では、処理済みの画像データGD
が保存される場合について説明するが、処理済みの画像
データGDがプリンタ等の出力装置によって出力される
場合には、処理済みの画像データGDは、wR'G'B'
データから出力装置のドライバが取り扱い可能なpRG
Bデータに変換され、ドライバに送出される。
【0116】図8〜図13を参照して、第4の実施例に
従う画像処理プログラムの作用について説明する。図9
は第4の実施例に従う解釈モジュール40によって実行
される解釈処理ルーチンを示すフローチャートである。
図10は画像処理前における既定画像処理条件DCとフ
ィルタ調整値との関係を示す説明図である。図11は画
像処理後におけるフィルタ調整値と既定画像処理条件D
Cとの関係を示す説明図である。図12は第4の実施例
に従う画像処理モジュール50によって実行される画像
処理ルーチンを示すフローチャートである。図13は第
4の実施例に従う解釈モジュール40によって実行され
る保存処理ルーチンを示すフローチャートである。
【0117】解釈処理モジュール40が起動すると、既
定画像処理条件取得機能部41は、指定された画像デー
タGDを読み込み(ステップS600)、読み込んだ画
像データGDに関連付けられた既定画像処理条件DCを
検索する(ステップS610)。本実施例では、画像デ
ータGDと既定画像処理条件DCとは同一の画像ファイ
ルGF内に格納されているので、既定画像処理条件取得
機能部41は、画像ファイルGF内を検索する。また、
複数の画像データGDが同時に読み込まれた場合であっ
ても、各画像データGD毎に関連付けられた既定画像処
理条件DCが検索されることはいうまでもない。
【0118】既定画像処理条件取得機能部41は、既定
画像処理条件DCを発見した場合には(ステップS62
0:Yes)、既定画像処理条件DCを既定画像処理条
件−フィルタ変換機能部42に送出し、画像データGD
を画像データ変換機能部43に送出する。一方、既定画
像処理条件取得機能部41は、既定画像処理条件DCを
発見しなかった場合には(ステップS620:No)、
既定画像処理条件DCに基づくフィルタを用いた画像処
理をスキップして、本処理ルーチンを終了する。
【0119】画像データGDを受け取った画像データ変
換機能部43は、JPEGデータ(YCbCrデータ)
をwRGBデータに変換して、画像処理モジュール50
に送出する。wRGBデータは、sRGB色空間よりも
少なくともその一部において広い表色域を有するwRG
B色空間にて表されるRGBデータである。この変換に
際しては、既述の通りマトリクスSを用いたマトリクス
演算が実行される。なお、画像データ変換機能部43
は、既定画像処理条件DCに含まれている色空間の情報
に基づいて変換後のRGBデータの特性を変更すること
もできる。
【0120】既定画像処理条件−フィルタ変換機能部4
2は、受け取った既定画像処理条件DCを解釈し、各パ
ラメータについて画像処理機能部51で用いられるフィ
ルタの調整値を設定する(ステップS630)。既定画
像処理条件−フィルタ変換機能部42は、設定されたフ
ィルタ調整値を画像処理モジュール50(画像処理機能
部51)に送出し(ステップS640)、本処理ルーチ
ンを終了する。
【0121】画像処理機能部51で用いられるフィルタ
は、画像データGDに対して所望の画像処理を施すため
のデータ値変更機能(実行プログラム)であり、例え
ば、色調補正についてはデータの入出力特性を規定する
トーンカーブ、シャープネスについてはマスクの調整値
を変更することによって実現される。
【0122】既定画像処理条件DCのパラメータ値とフ
ィルタとの対応関係の一例は図10に示すとおりであ
る。既定画像処理条件DCによって指定されるパラメー
タの中で、シャドゥポイント、ハイライトポイント、コ
ントラスト、明るさについては、RGBチャンネルのト
ーンカーブを用いるフィルタが対応付けられる。既定画
像処理条件DCの中でカラーバランスについては、R、
GまたはBのチャンネルのトーンカーブを用いるフィル
タが対応付けられる。記憶色については、色域を変更す
るフィルタが対応付けられ、シャープネスについてはマ
スクを用いるフィルタが対応付けられる。彩度について
は、色相・彩度を補正するフィルタが対応付けられ、解
像度については解像度を変更するフィルタが対応付けら
れる。
【0123】次に、各パラメータの既定値に基づいた各
フィルタの調整値に設定の一例について説明する。な
お、RGB各データの値は0〜255の値を取るものと
する。シャドゥポイントの値が−25に既定されている
場合には、入力値25に対する出力値が0となるようト
ーンカーブの調整値が変更され、ハイライトポイントの
値が30に既定されている場合には、入力値225に対
する出力値が255となるようにトーンカーブの調整値
が変更される。コントラストの既定値が14に設定され
ている場合には、入力値64に対する出力値が50に、
入力値192に対する出力値が206になるようにトー
ンカーブの調整値が変更される。明るさの既定値が30
に設定されている場合には、入力値64に対する出力値
が94になるようトーンカーブの調整値が変更される。
【0124】カラーバランスの既定値がGについて−1
2に設定されている場合には、G成分について入力値1
92に対する出力値が180になるようG成分のトーン
カーブの調整値が変更される。記憶色についてSkinのB
成分が5に設定されている場合には、肌色域を指定して
B方向に5だけ拡張するよう表色域が調整される。彩度
についてRGB各成分につき15が設定されている場合
には、色相・彩度マスタが15に調整される。シャープ
ネスの適用量が20、しきい値が3に設定されている場
合には、アンシャープマスクの適用量が200%、しき
い値が3に調整される。
【0125】上記のフィルタ調整値を受け取った画像処
理モジュール50によって実行される画像処理について
図12を参照して説明する。入力用プロファイル結合部
52は、画像データ変換機能部43からwRGBデータ
を受け取ると、画像処理機能部51のワークスペースの
色空間とのカラーマッチングを図るため、ICCプロフ
ァイルICwとワークスペースにて用いられる色空間の
ICCプロファイルとを用いて色変換プロファイルを生
成する。ただし、本実施例では、ワークスペースの色空
間もwRGBであるから、プロファイルの結合処理は不
要である。
【0126】画像処理機能部51は、入力用プロファイ
ル結合機能部52から色変換された画像データGDを受
け取ると共に、解釈モジュール40から受信したフィル
タ調整値を適用したフィルタを用いて画像データGDを
表示画面上に表示する。また、適用したフィルタ調整値
の一覧を表示画面上に表示する(ステップS700)。
画像データGDに対するフィルタの適用は、例えば、全
ての調整値を反映したトーンカーブを用いて、画像デー
タGDの一画素毎に入力データ値を所望の出力データ値
に変更することにより実行される。このとき、パーソナ
ルコンピュータ10のメインメモリ上に格納されている
画像データGDはオリジナルのままであり、フィルタ処
理が施された画像データGDは、例えば、ビデオメモリ
等に送られる。
【0127】画像処理機能部51は、適用したフィルタ
の編集処理が実行されたか否かを判定する(ステップS
710)。画像処理機能部51は、フィルタの編集処理
が実行されたと判定した場合には(ステップS710:
Yes)、編集処理を反映して画像データGDを再表示
する(ステップS720)。本実施例では、表示画像に
対して適用されているフィルタ調整値の一覧が表示画面
上に表示されており、ユーザによる調整値の編集が許容
されている。したがって、ユーザによって調整値が編集
(変更)された場合には、その変更を表示画像に反映す
る必要があるからである。変更後の画像データGDの再
表示は、例えば、ディスプレイドライバに対して編集を
反映した画像データGDを送信することにより実行され
る。
【0128】画像処理機能部51は、フィルタの編集処
理が実行されなかったと判定した場合には(ステップS
710:No)、再表示処理をスキップする。画像処理
機能部51は、既定画像処理条件DCによって指定可能
な画像処理以外の画像処理、例えば、赤目処理、画像デ
ータのサイズ変更といった選択画像処理条件OCが設定
されたか否かを判定する(ステップS730)。
【0129】画像処理機能部51は、選択画像処理条件
OCが設定されたと判定した場合には、設定された選択
画像処理条件OCに基づいて画像データGDを変更する
と共に、変更結果を表示画面上に表示する(ステップS
740)。なお、選択画像処理条件OCは、メインメモ
リ上に格納されている画像データGDのデータ値を直接
変更することで画像データGDに反映される。
【0130】画像処理機能部51は、選択画像処理条件
OCが設定されなかったと判定した場合には(ステップ
S730:No)、ステップS740をスキップする。
【0131】画像処理機能部51は、保存要求が発生し
たか否かを判定する(ステップS750)。画像処理機
能部51は、保存要求が発生しなかった場合には(ステ
ップS750:No)、本処理ルーチンを終了する。か
かる場合には、例えば、印刷要求等が発生し、画像処理
機能部51は、選択画像処理条件OCおよびフィルタ調
整値を適用した画像データGDを出力用プロファイル結
合機能部53に送信する。出力用プロファイル結合機能
部53は、ワークスペースの色空間プロファイルと印刷
用の色空間プロファイルとを結合した変換プロファイル
を用いてpRGBデータを生成し、プリンタドライバに
送信する。
【0132】画像処理機能部51は、保存要求が発生し
た場合には(ステップS750:Yes)、既定画像処
理条件DCを保持する保存要求であるか否かを判定する
(ステップS760)。画像処理機能部51は、既定画
像処理条件DCを保持する保存要求でないと判定した場
合には(ステップS760:No)、画像データGDに
対する画像処理を実行したワークスペースのICCプロ
ファイルを取得し(ステップS770)、画像データG
Dとプロファイルとを関連付けて新たな画像ファイルと
して保存して(ステップS780)、本処理ルーチンを
終了する。かかる場合、保存される画像データGDには
選択画像処理条件OCおよびフィルタ調整値が適用され
ており、また、新たに生成された画像ファイルGFは、
画像処理アプリケーション固有のデータ形式に従ったフ
ァイル構造を備えている。
【0133】画像処理機能部51は、既定画像処理条件
DCを保持する保存要求であると判定した場合には(ス
テップS760:Yes)、編集されたフィルタ調整値
を解釈モジュール40に対して送信し、選択画像処理条
件OCを反映した画像データGDについては出力用プロ
ファイル結合機能部53を介して解釈モジュール40に
対して送信し(ステップS790)、本処理ルーチンを
終了する。なお、かかる場合に出力用プロファイル結合
機能部53から出力される画像データは、例えば、wR
GBデータである。
【0134】既定画像処理条件DCを保持する保存要求
が発生した場合に解釈モジュール40にて実行される保
存処理について図13を参照して説明する。既定画像処
理条件−フィルタ変換機能部42は、画像処理モジュー
ル50から送信されたフィルタ調整値および処理済みの
画像データGDを受信し(ステップS800)、受信し
たフィルタ調整値に基づいて更新された既定画像処理条
件DC’を生成する(ステップS810)。
【0135】フィルタ調整値は、図11に示すように更
新された既定画像処理条件DC’のパラメータ値に反映
される。本実施例では、シャドゥポイントのフィルタ調
整値が25から30に編集され、コントラストのフィル
タ調整値が14から8に編集され、シャープネスのマス
ク適用量が200%から100%に編集されている。こ
の編集内容を受けて、対応する既定画像処理条件DC’
のパラメータの値は、−25から−30(シャドゥポイ
ント)、14から8(コントラスト)、20から10
(シャープネスの適用量)に、それぞれ変更されてい
る。
【0136】画像データ保存機能部45は、既定画像処
理条件−フィルタ変換機能部42から更新された既定画
像処理条件DC’を受け取ると共に、保存要求が別名保
存であるか否かを判定する(ステップS820)。画像
データ保存機能部45は、別名保存が要求されていない
と判定した場合には(ステップS820:No)、同名
保存処理を実行して(ステップS830)、本処理ルー
チンを終了する。一方、画像データ保存機能部45は、
別名保存要求であると判定した場合には(ステップS8
20:Yes)、別名保存処理を実行して(ステップS
840)、本処理ルーチンを終了する。
【0137】同名保存処理では、画像データ保存機能部
45は、画像ファイルGFに格納されている既定画像処
理条件DCを更新した既定画像処理条件DC’で書き換
える。画像データGDについては、オリジナルの画像デ
ータを、選択画像処理条件OCが適用された画像データ
GD’で書き換える。
【0138】別名保存処理では、画像データ保存機能部
45は、更新した既定画像処理条件DC’および選択画
像処理条件OCが適用された画像データGD’を格納す
る新たな画像ファイルGFを生成する。なお、上記した
各機能部は、パーソナルコンピュータ(CPU)10が
画像処理プログラムを実行することにより実現される機
能であり、各機能部によって実行される処理は、パーソ
ナルコンピュータ10によって実行される処理である。
【0139】第4の実施例に係る解釈モジュール40を
用いれば、既存の画像処理アプリケーションに対して、
既定画像処理条件DCと関連付けられた画像データGD
を扱う機能を付加することができる。既定画像処理条件
DCを取り扱う機能は、全て解釈モジュール40によっ
て提供されるので、様々な画像処理モジュール50に対
して適用することができる。
【0140】特に、第4実施例に従う解釈モジュール4
0は、既定画像処理条件DCを編集した場合であって
も、再度、更新された既定画像処理条件DC’と変更さ
れた画像データGD’とを関連付けて保存することがで
きる。したがって、画像データGD’に対する画像処理
結果を既定画像処理条件DC’として格納し、画像デー
タGD’に対するデータ値の直接変更を伴う画像処理を
最小限にとどめることができる。また、画像処理を繰り
返しても、常に、オリジナルの画像データGDに近い状
態にて画像データGDを保存することができる。さら
に、画像処理を施した画像データGDに対して、再度、
既定画像処理条件DCを用いた画像処理を実行すること
ができる。
【0141】一方、第4実施例に係る解釈モジュール4
0および画像処理モジュール50は、画像処理アプリケ
ーションのデータフォーマットでの保存も許容している
ので、画像処理アプリケーション固有の画像処理結果を
保存することができる。また、ユーザの嗜好によって、
様々な態様で画像処理制御情報GIまたは既定画像処理
条件DCを用いて画像処理を施した画像データGDを保
存することができる。
【0142】E.本発明に係る画像処理モジュール、解
釈モジュール、画像処理プログラムを適用可能な画像処
理システムの構成:本発明に係る色空間特性情報生成プ
ログラムを適用可能な画像処理システムの構成について
図14を参照して説明する。図14は本発明に係る画像
処理プログラムを適用可能な画像処理システムの一例を
示す説明図である。
【0143】画像処理システムは、画像処理制御情報
(既定画像処理条件DC)を付加すべき画像データを生
成する入力装置としてのディジタルスチルカメラ12
0、ディジタルスチルカメラ120にて生成された画像
データを用いて後述する画像処理を実行する画像処理装
置としてのパーソナルコンピュータ10、パーソナルコ
ンピュータ10において設定された画像出力装置として
のカラープリンタ300を備えている。本実施例に係る
画像処理装置において画像処理が施される画像データ
(画像ファイル)は、ディジタルスチルカメラ120か
ら接続ケーブルCVまたはメモリカードMCを介して、
パーソナルコンピュータ10に入力された画像データで
ある。
【0144】画像処理装置としては、パーソナルコンピ
ュータ10の他に、例えば、画像処理機能を備えるスタ
ンドアローン型のプリンタも用いられ得る。また、出力
装置としては、プリンタ300の他に、CRTディスプ
レイ、LCDディスプレイ等の表示装置、プロジェクタ
等が用いられ得る。以下の説明では、パーソナルコンピ
ュータ10と接続されて用いられるカラープリンタ30
0を出力装置として用いるものとする。
【0145】パーソナルコンピュータ10は、一般的に
用いられているタイプのコンピュータであり、本発明に
係る画像処理プログラムを実行するCPU100、CP
U100における演算結果、取得した画像データ等を一
時的に格納するメインメモリとしてのRAM101、画
像処理プログラムを格納するハードディスクドライブ
(HDD)102、CPU100における演算結果、画
像データ等を表示するための表示装置103、コマン
ド、数値等を入力するためのキーボード、マウスといた
入力装置104を備えている。パーソナルコンピュータ
10は、メモリカードMCを装着するためのカードスロ
ット105、ディジタルスチルカメラ120等からの接
続ケーブルCVを接続するための入出力端子106を備
えている。パーソナルコンピュータ10には、この他
に、表示用画像データを格納するビデオメモリ、表示装
置を駆動制御する表示制御装置(ビデオドライバ)等が
含まれている。
【0146】ディジタルスチルカメラ120において生
成された画像データGDは、通常、ディジタルスチルカ
メラ用の画像ファイルフォーマット規格(Exif)に従っ
たデータ構造を有している。Exifファイルの仕様は、電
子情報技術産業協会(JEITA)によって定められて
いる。
【0147】このExifファイル形式に従うファイル形式
を有する場合の画像ファイル内部の概略構造について図
15を参照して説明する。図15はExifファイル形式に
て格納されている画像ファイルGFの概略的な内部構造
を示す説明図である。なお、本実施例中におけるファイ
ルの構造、データの構造、格納領域といった用語は、フ
ァイルまたはデータ等が記憶装置内に格納された状態に
おけるファイルまたはデータのイメージを意味するもの
である。
【0148】Exifファイルとしての画像ファイルGF
は、JPEG形式の画像データを格納するJPEG画像
データ格納領域111と、格納されているJPEG画像
データに関する各種付属情報を格納する付属情報格納領
域112とを備えている。付属情報格納領域112に
は、撮影時色空間、撮影日時、露出、シャッター速度等
といったJPEG画像の撮影条件に関する撮影時情報、
JPEG画像データ格納領域111に格納されているJ
PEG画像のサムネイル画像データがTIFF形式にて
格納されている。付属情報は画像データがメモリカード
MCに書き込まれる際に自動的に付属情報格納領域11
2に格納される。本実施例では、付属情報格納領域11
2には、パーソナルコンピュータ10における画像処理
を制御するための画像処理制御情報GI(既定画像処理
条件DC)あるいはICCプロファイルICwを格納す
るための画像処理制御情報格納領域113が備えられて
いる。
【0149】Exif形式のファイルでは、各データを特定
するためにタグが用いられており、画像処理制御情報G
Iおよび既定画像処理条件DCの各パラメータ値もタグ
によって識別される構成を備えている。画像処理制御情
報格納領域113の各タグは、画像処理制御情報格納領
域113のトップアドレスからのオフセット値でポイン
タにより指定される。したがって、画像処理制御情報G
Iおよび既定画像処理条件DCを書き換える場合には、
書き換えの対象となるタグに対応するオフセット値を指
定して、ポインタにより指定したタグの情報を書き換え
ることによって実行される。
【0150】以上、いくつかの実施例に基づき本発明に
係る画像処理プログラムおよび画像処理装置を説明して
きたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を
容易にするためのものであり、本発明を限定するもので
はない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸
脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明に
はその等価物が含まれることはもちろんである。
【0151】上記実施例では、既定画像処理条件DCと
してシャドゥポイント、コントラストといったパラメー
タを用いているが、これら設定パラメータにどのような
パラメータを用いるかは任意の決定事項である。
【0152】上記第1、第2、および第4実施例では、
画像処理制御情報GI、既定画像処理条件DCが変更さ
れた場合に、オリジナルの画像処理制御情報GI、既定
画像処理条件DCを消去し、変更された画像処理制御情
報GI、既定画像処理条件DCを新たな画像処理制御情
報GI、既定画像処理条件DCとして書き込んでいる。
しかしながら、変更された画像処理制御情報GI、既定
画像処理条件DCとオリジナルの画像処理制御情報G
I、既定画像処理条件DCとの差分情報を生成し、オリ
ジナルの画像処理制御情報GI、既定画像処理条件DC
に対して差分情報を付加するようにして画像処理制御情
報GI、既定画像処理条件DCの変更を反映してもよ
い。かかる場合には、画像処理制御情報GI、既定画像
処理条件DCの変更の頻度にかかわらず、オリジナルの
画像処理制御情報GI、既定画像処理条件DCをいつま
でも維持することができる。
【0153】上記第2〜第4実施例では、選択画像処理
条件OCと既定画像処理条件DCとが当初より、区別さ
れるものとして説明したが、選択画像処理条件OCを画
像処理機能部によって変更可能な画像処理条件と位置づ
け、選択画像処理条件OCに既定画像処理条件DCが含
まれても良い。かかる場合には、選択画像処理条件OC
のうち、既定画像処理条件DCに含まれるものについて
は、既定画像処理条件DCを更新することによって、そ
の変更内容を変更するようにしても良い。
【0154】上記第2および第3実施例では、設定パラ
メータを用いてICCプロファイルICwを生成してい
るが、予め画像データの色空間に合わせて用意しておい
たICCプロファイルを用いても良い。かかる場合に
は、画像処理後の個々の画像データGDの特性をICC
プロファイルに反映することはできないものの、画像デ
ータを表す色空間の基本的(一般的)特性を適切に表す
プロファイルを画像データGDに関連付けることができ
る。また、画像データGDとICCプロファイルICw
を保存(記録)する際には、それぞれが関連付けられて
別個のファイルに格納されても良く、あるいは、画像デ
ータGDを格納するファイルにICCプロファイルIC
wを埋め込むようにして保存(記録)されても良い。
【0155】上記各実施例では、画像処理制御情報(既
定画像処理条件DC)は、画像データGDと共に画像フ
ァイルGFに格納されているが、画像データGDとは別
ファイルとしてメモリカードMCに格納されても良い。
【0156】上記実施例では、撮像装置としてディジタ
ルスチルカメラ120を用いて説明したが、この他にも
スキャナ、ディジタルビデオカメラ等が用いられ得る。
また、出力装置としては、プリンタの他、液晶ディスプ
レイ、CRTディスプレイ、プロジェクタ等が用いられ
得る。
【0157】上記実施例では、画像ファイルGFの具体
例としてExif形式のファイルを例にとって説明したが、
本発明に係る画像ファイル生成装置において用いられ得
る画像ファイルの形式はこれに限られない。すなわち、
出力装置によって出力されるべき画像データと、画像処
理装置における画像データの画像処理条件を指定する画
像処理制御情報GI(既定画像処理条件DC)またはI
CCプロファイルICwとを含むことができるファイル
であれば良い。
【0158】なお、画像データと画像処理制御情報(既
定画像処理条件DC)とが含まれる画像ファイルGFに
は、画像データGDと画像処理制御情報(既定画像処理
条件DC)とを関連付ける関連付けデータを生成し、画
像データと画像処理制御情報(既定画像処理条件DC)
とをそれぞれ独立したファイルに格納し、画像処理の際
に関連付けデータを参照して画像データと画像処理制御
情報(既定画像処理条件DC)とを関連付け可能なファ
イルも含まれる。かかる場合には、画像データと画像処
理制御情報(既定画像処理条件DC)とが別ファイルに
格納されているものの、画像処理制御情報(既定画像処
理条件DC)を利用する画像処理の時点では、画像デー
タおよび画像処理制御情報(既定画像処理条件DC)と
が一体不可分の関係にあり、実質的に同一のファイルに
格納されている場合と同様に機能するからである。すな
わち、少なくとも画像処理の時点において、画像データ
と画像処理制御情報(既定画像処理条件DC)とが関連
付けられて用いられる態様は、本実施例における画像フ
ァイルGFに含まれる。さらに、CD−ROM、CD−
R、DVD−ROM、DVD−RAM等の光ディスクメ
ディアに格納されている動画像ファイルも含まれる。
【0159】上記実施例では、撮像装置としてディジタ
ルスチルカメラ120を用いて説明したが、この他にも
スキャナ、ディジタルビデオカメラ等が用いられ得る。
すなわち、本実施例に係る上記画像ファイルGFは、デ
ィジタルスチルカメラ(DSC)の他に、ディジタルビ
デオカメラ(DVC)、スキャナ等の入力装置(画像フ
ァイル生成装置)によって生成され得る。ディジタルビ
デオカメラにて生成される場合には、例えば、静止画像
データと出力制御情報とを格納する画像ファイル、ある
いは、MPEG形式等の動画像データと画像処理制御情
報(既定画像処理条件DC)とを含む動画像ファイルが
生成される。この動画像ファイルが用いられる場合に
は、動画の全部または一部のフレームに対して出力制御
情報に応じた出力制御が実行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係る画像処理モジュールの構成
を概念的に示す説明図である。
【図2】第1の実施例に係る画像処理モジュール20に
よって実行される処理ルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図3】第2の実施例に係る画像処理モジュールの構成
を概念的に示す説明図である。
【図4】第2の実施例に従う画像処理モジュール30に
よって実行される画像処理ルーチンを示すフローチャー
トである。
【図5】第2の実施例に従う画像処理モジュール30に
よって実行され保存処理ルーチンを示すフローチャート
である。
【図6】第3の実施例に従う画像処理モジュール30に
よって実行される画像処理ルーチンを示すフローチャー
トである。
【図7】第3の実施例に従う画像処理モジュール30に
よって実行され保存処理ルーチンを示すフローチャート
である。
【図8】第4の実施例に係る画像処理プログラムの構成
を概念的に示す説明図である。
【図9】第4の実施例に従う解釈モジュール40によっ
て実行される解釈処理ルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図10】画像処理前における既定画像処理条件DCと
フィルタ調整値との関係を示す説明図である。
【図11】画像処理後におけるフィルタ調整値と既定画
像処理条件DCとの関係を示す説明図である。
【図12】第4の実施例に従う画像処理モジュール50
によって実行される画像処理ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図13】第4の実施例に従う解釈モジュール40によ
って実行される保存処理ルーチンを示すフローチャート
である。
【図14】本発明に係る画像処理プログラムを適用可能
な画像処理システムの一例を示す説明図である。
【図15】Exifファイル形式にて格納されている画像フ
ァイルGFの概略的な内部構造を示す説明図である。
【符号の説明】
10…パーソナルコンピュータ 20…画像処理モジュール 21…画像処理制御情報取得部 22…画像処理制御情報解釈機能部 23…画像データ変換機能部 24…画像処理機能部 25…画像データ保存機能部25 30…画像処理モジュール 31…既定画像処理条件取得部 32…既定画像処理条件解釈機能部 33…画像データ変換機能部 34…画像処理機能部 35…画像データ保存機能部 36…ICCプロファイル付与機能部 40…解釈モジュール 41…既定画像処理条件取得部 42…既定画像処理条件−フィルタ変換機能部42 43…画像データ変換機能部 44…ICCプロファイル付与機能部 45…画像データ保存機能部 50…画像処理モジュール 51…画像処理機能部 52…入力用プロファイル結合機能部 53…出力用プロファイル結合機能部 100…CPU 101…RAM101 102…ハードディスクドライブ(HDD) 103…表示装置 104…入力装置 105…カードスロット 106…入出力端子 GF…画像ファイル(Exifファイル) 111…JPEG画像データ格納領域 112…付属情報格納領域 113…画像処理制御情報格納領域 120…ディジタルスチルカメラ 300…プリンタ CV…接続ケーブル MC…メモリカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/76 H04N 1/40 101Z 5C079 5/91 5/91 Z Fターム(参考) 5B050 BA10 DA04 DA10 FA05 FA19 GA08 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE18 CH08 CH11 CH12 5C052 AA12 AA17 AB03 AB04 CC11 DD02 EE03 EE08 5C053 FA04 FA06 FA08 FA27 GB36 JA30 LA01 LA03 LA06 LA11 5C077 LL16 LL17 MP08 PP03 PP15 PP32 PP34 PP35 PP37 PP52 PP53 PP66 PQ08 PQ12 PQ22 RR21 SS06 TT02 TT09 5C079 HA03 HB01 HB04 HB05 HB06 HB12 LA12 LA15 LA27 LA31 LB02 MA02 MA11 MA17 NA15 NA17 PA03 PA05 PA08

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに関連付けられていると共に
    画像処理装置における画像データの処理条件を指定する
    画像処理制御情報を用いて、画像データに対する画像処
    理を実行する画像処理装置であって、 前記画像データを取り込む画像データ取り込み手段と、 前記取り込まれた画像データに関連付けられている前記
    画像処理制御情報を取得する画像処理制御情報取得手段
    と、 前記取得された画像処理制御情報を変更する変更手段と
    を備える画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像処理装置はさら
    に、 前記変更された画像処理制御情報と前記取得された画像
    処理制御情報との差分情報を生成する差分情報生成手段
    と、 前記生成された差分情報および前記取得された画像処理
    制御情報と、前記取り込まれた画像データとを関連付け
    て出力する出力手段とを備える画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像処理装置はさら
    に、 前記変更された画像処理制御情報と前記取り込まれた画
    像データとを関連付けて出力する出力手段を備える画像
    処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の画像処理装置はさら
    に、 前記出力手段により関連付けて出力された、前記変更さ
    れた画像処理制御情報と前記取り込まれた画像データと
    を記憶媒体に格納する格納手段を備える画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の画像処理装置はさら
    に、 前記取り込まれた画像データに対して、前記変更された
    画像処理制御情報を適用し、表示用画像を生成する表示
    画像生成手段を備える画像処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の画像処理装置におい
    て、 前記画像処理制御情報と前記画像データとは、同一のフ
    ァイル内に格納される画像処理装置。
  7. 【請求項7】 画像データに対して画像処理を実行する
    画像処理装置であって、 前記画像データを取り込む画像データ取り込み手段と、 前記取り込まれた画像データに関連付けられていると共
    に前記画像データに対する既定の画像処理条件を指定す
    る既定画像処理条件を取得する既定画像処理条件取得手
    段と、 前記既定画像処理条件を変更する変更手段と、 前記画像データに直接影響を与える選択画像処理条件を
    任意に設定する設定手段と、 前記設定された選択画像処理条件を適用して前記画像デ
    ータを変更する画像処理手段と、 前記変更された画像データに対して前記変更された既定
    画像処理条件を適用して出力用画像データを生成する出
    力画像生成手段と、 前記変更された既定画像処理条件と、前記変更された画
    像データとを関連付けて出力する出力手段とを備える画
    像処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の画像処理装置はさら
    に、 前記出力手段により関連付けて出力された、前記変更さ
    れた既定画像処理条件と前記変更された画像データとを
    記憶媒体に格納する格納手段を備える画像処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の画像処理装置はさら
    に、 前記生成された出力画像データを用いて表示用画像を出
    力する表示用画像出力手段を備える画像処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の画像処理装置はさら
    に、 前記処理済み画像データを格納する記憶手段を備える画
    像処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載の画像処理装置におい
    て、 前記変更された既定画像処理条件と前記変更された画像
    データとは、同一のファイル内に格納される画像処理装
    置。
  12. 【請求項12】 画像データに対して画像処理を実行す
    る画像処理装置であって、 前記画像データを取り込む画像データ取り込み手段と、 前記取り込まれた画像データに関連付けられていると共
    に前記画像データに対する既定の画像処理条件を指定す
    る既定画像処理条件を取得する既定画像処理条件取得手
    段と、 前記取得された既定画像処理条件を変更する変更手段
    と、 前記変更された既定画像処理条件と前記取得された既定
    画像処理条件との差分情報を生成する差分情報生成手段
    と、 前記画像データに直接影響を与える選択画像処理条件を
    任意に設定する設定手段と、 前記取得された既定画像処理条件と前記設定された選択
    画像処理条件とを適用して前記画像データを変更する画
    像処理手段と、 前記変更された画像データに対して、前記生成された差
    分情報を適用して出力用画像データを生成する出力画像
    生成手段と、 前記生成された差分情報と、変更された画像データとを
    関連付けて出力する出力手段とを備える画像処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の画像処理装置はさ
    らに、 前記出力手段により関連付けて出力された、前記生成さ
    れた差分情報と前記変更された画像データとを記憶媒体
    に格納する格納手段を備える画像処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の画像処理装置はさ
    らに、 前記変更された出力画像データを用いて表示用画像を出
    力する表示用画像出力手段を備える画像処理装置。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載の画像処理装置はさ
    らに、 前記変更された画像データを格納する記憶手段を備える
    画像処理装置。
  16. 【請求項16】 請求項13に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記生成された差分情報と前記変更された画像データと
    は、同一のファイル内に格納される画像処理装置。
  17. 【請求項17】 画像データに対して画像処理を実行す
    る画像処理装置であって、 前記画像データを取り込む画像データ取り込み手段と、 前記取り込まれた画像データに関連付けられていると共
    に前記画像データに対する既定画像処理条件を指定する
    既定画像処理条件を取得する既定画像処理条件取得手段
    と、 前記取得された既定画像処理条件を変更する変更手段
    と、 前記画像データに対して直接影響を与える選択画像処理
    条件を任意に設定する設定手段と、 前記設定された選択画像処理条件および前記変更された
    既定画像処理条件とを適用して前記画像データを変更す
    る画像処理手段と、 前記変更された画像データを用いて出力用画像データを
    生成する出力画像生成手段と、 前記変更された既定画像処理条件を用いて前記変更され
    た画像データのプロファイルを生成する生成手段と、 前記変更された画像データと、前記生成されたプロファ
    イルとを関連付けて出力する出力手段とを備える画像処
    理装置。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の画像処理装置はさ
    らに、 前記出力手段により関連付けて出力された、前記生成さ
    れたプロファイルと前記変更された画像データとを記憶
    媒体に格納する格納手段を備える画像処理装置。
  19. 【請求項19】 請求項17に記載の画像処理装置はさ
    らに、 前記生成された出力画像データを用いて表示用画像を出
    力する表示用画像出力手段を備える画像処理装置。
  20. 【請求項20】 請求項17に記載の画像処理装置はさ
    らに、 前記変更された画像データを格納する記憶手段を備える
    画像処理装置。
  21. 【請求項21】 請求項18に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記生成されたプロファイルと前記変更された画像デー
    タとは、同一のファイル内に格納される画像処理装置。
  22. 【請求項22】 画像データに対して画像処理を実行す
    る画像処理装置であって、 前記画像データを取り込む画像データ取り込み手段と、 前記取り込まれた画像データに関連付けられていると共
    に前記画像データに対する画像処理条件を指定する画像
    処理制御情報を取得する取得手段と、 前記取得された画像処理制御情報を解析して、既定画像
    処理条件を生成する既定画像処理条件生成手段と、 前記画像データに対する任意の画像処理条件を設定する
    設定手段と、 前記設定された任意画像処理条件および前記既定画像処
    理条件に基づいて前記既定画像処理条件を変更する変更
    手段と、 前記設定された任意画像処理条件および前記既定画像処
    理条件に基づいて前記画像データを変更する画像処理手
    段と、 前記変更された画像データに対して前記変更された既定
    画像処理条件を適用して出力用画像データを生成する出
    力画像生成手段と、 前記変更された既定画像処理条件に基づいて更新画像処
    理制御情報を生成する更新画像処理制御情報生成手段
    と、 前記生成された更新画像処理制御情報と、前記変更され
    た画像データとを関連付けて出力する出力手段とを備え
    る画像処理装置。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記変更手段は、前記設定された任意画像処理条件のう
    ち、前記既定画像処理条件に含まれる画像処理条件に基
    づいて前記既定画像処理条件を変更し、 前記画像処理手段は、前記設定された任意画像処理条件
    のうち、前記既定画像処理条件に含まれない画像処理条
    件を適用して前記画像データを変更する画像処理装置。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の画像処理装置はさ
    らに、 前記出力手段により関連付けて出力された、前記更新画
    像処理制御情報と前記変更された画像データとを記憶媒
    体に格納する格納手段を備える画像処理装置。
  25. 【請求項25】 請求項23に記載の画像処理装置はさ
    らに、 前記生成された出力画像データを用いて表示用画像を出
    力する表示用画像出力手段を備える画像処理装置。
  26. 【請求項26】 請求項23に記載の画像処理装置はさ
    らに、 前記変更された画像データを格納する記憶手段を備える
    画像処理装置。
  27. 【請求項27】 請求項24に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記更新画像処理制御情報と前記変更された画像データ
    とは、同一のファイル内に格納される画像処理装置。
  28. 【請求項28】 画像データに関連付けられていると共
    に画像処理装置における画像データの処理条件を指定す
    る画像処理制御情報を解釈して、既定の画像処理条件を
    画像処理装置に供給する画像処理制御情報解釈装置であ
    って、 前記画像データを取り込む画像データ取り込み手段と、 前記取り込まれた画像データに関連付けられている画像
    処理制御情報を取得する取得手段と、 前記取得された画像処理制御情報を解析して、既定画像
    処理条件を生成する既定画像処理条件生成手段と、 前記生成された既定画像処理条件を前記画像処理装置に
    出力する第1の出力手段と、 前記画像処理装置において設定された画像データに対す
    る任意の画像処理条件を取得する任意画像処理条件取得
    手段と、 前記取得された任意画像処理条件のうち、前記既定画像
    処理条件に含まれる画像処理条件に基づいて、前記既定
    画像処理条件を更新する更新手段と、 前記更新された既定画像処理条件を用いて更新された画
    像処理制御情報を生成する更新画像処理制御情報生成手
    段と、 前記画像処理装置から処理済みの画像データを取得する
    処理済み画像データ取得手段と、 前記取得した処理済み画像データと前記更新画像処理制
    御情報とを関連付けて出力する出力手段とを備える画像
    処理制御情報解釈装置。
  29. 【請求項29】 画像データに関連付けられていると共
    に画像処理装置における画像データの処理条件を指定す
    る画像処理制御情報を用いて、画像データに対する画像
    処理を実行するプログラムであって、 前記画像データを取り込む機能と、 前記取り込んだ画像データに関連付けられている前記画
    像処理制御情報を取得する機能と、 前記取得した画像処理制御情報を変更する機能とをコン
    ピュータによって実現させるプログラム。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載のプログラムはさら
    に、 前記変更した画像処理制御情報と前記取り込んだ画像デ
    ータとを関連付けて出力する機能をコンピュータによっ
    て実現させるプログラム。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載のプログラムはさら
    に、 前記関連付けて出力した前記画像処理制御情報と前記画
    像データとを同一のファイル内に格納する機能をコンピ
    ュータによって実現させるプログラム。
  32. 【請求項32】 画像データに対して画像処理を実行す
    るプログラムであって、 前記画像データを取り込む機能と、 前記取り込んだ画像データに関連付けられていると共に
    前記画像データに対する画像処理の条件を指定する画像
    処理条件を取得する機能と、 前記取得した画像処理条件を変更する機能と、 前記画像データに対して直接影響を与える選択画像処理
    条件を任意に設定する機能と、 前記設定した選択画像処理条件を適用して前記画像デー
    タを変更する機能と、 前記変更した画像データに対して前記変更した画像処理
    条件を適用して出力用画像データを生成する機能と、 前記変更した画像処理条件と、前記変更した画像データ
    とを関連付けて出力する機能とをコンピュータによって
    実現させるプログラム。
  33. 【請求項33】 請求項32に記載のプログラムはさら
    に、 前記変更した画像処理条件と前記変更した画像データと
    を同一のファイル内に格納する機能をコンピュータによ
    って実現させるプログラム。
  34. 【請求項34】 画像データに対して画像処理を実行す
    るプログラムであって、 前記画像データを取り込む機能と、 前記取り込んだ画像データに関連付けられていると共に
    前記画像データに対する画像処理の条件を指定する画像
    処理条件を取得する機能と、 前記取得した画像処理条件を変更する機能と、 前記変更した画像処理条件と前記取得した画像処理条件
    との差分情報を生成する機能と、 前記画像データに対して直接影響を与える選択画像処理
    条件を任意に設定する機能と、 前記取得した画像処理条件と前記設定した選択画像処理
    条件とを適用して前記画像データを変更する機能と、 前記変更した画像データに対して、前記生成した差分情
    報を適用して出力用画像データを生成する機能と、 前記生成した差分情報と、変更した画像データとを関連
    付けて出力する機能とをコンピュータによって実現させ
    るプログラム。
  35. 【請求項35】 請求項35に記載のプログラムはさら
    に、 前記生成した差分情報と前記変更した画像データとを同
    一のファイル内に格納する機能をコンピュータによって
    実現させるプログラム。
  36. 【請求項36】 画像データに対して画像処理を実行す
    るプログラムであって、 前記画像データを取り込む機能と、 前記取り込んだ画像データに関連付けられていると共に
    前記画像データに対する画像処理の条件を指定する画像
    処理条件を取得する機能と、 前記取得した画像処理条件を変更する機能と、 前記画像データに対して直接影響を与える選択画像処理
    条件を任意に設定する機能と、 前記設定した選択画像処理条件および前記変更した画像
    処理条件とを適用して前記画像データを変更する機能
    と、 前記変更した画像データを用いて出力用画像データを生
    成する機能と、 前記変更した画像処理条件を用いて前記変更した画像デ
    ータのプロファイルを生成する機能と、 前記変更した画像データと、前記生成したプロファイル
    とを関連付けて出力する機能とをコンピュータによって
    実現させるプログラム。
  37. 【請求項37】 請求項36に記載のプログラムはさら
    に、 前記生成したプロファイルと前記変更した画像データと
    を同一のファイル内に格納する機能をコンピュータによ
    って実現させるプログラム。
  38. 【請求項38】 画像データに対して画像処理を実行す
    るプログラムであって、 前記画像データを取り込む機能と、 前記取り込んだ画像データに関連付けられていると共に
    前記画像データに対する画像処理の条件を指定する画像
    処理制御情報を取得する機能と、 前記取得した画像処理制御情報を解析して、既定画像処
    理条件を生成する機能と、 前記画像データに対して直接影響を与える選択画像処理
    条件を任意に設定する機能と、 前記設定した選択画像処理条件および前記既定画像処理
    条件に基づいて前記画像処理制御情報を変更する機能
    と、 前記設定した選択画像処理条件および前記既定画像処理
    条件に基づいて前記画像データを変更する機能と、 前記変更した画像データに対して前記変更した画像処理
    制御情報を適用して出力用画像データを生成する機能
    と、 前記変更した画像処理制御情報と、前記変更した画像デ
    ータとを関連付けて出力する機能とをコンピュータによ
    って実現させるプログラム。
  39. 【請求項39】 請求項38に記載のプログラムはさら
    に、 前記変更した画像処理制御情報と前記変更した画像デー
    タとを同一のファイル内に格納する機能をコンピュータ
    によって実現させるプログラム。
  40. 【請求項40】 画像データに関連付けられていると共
    に画像処理時における画像データの処理条件を指定する
    画像処理制御情報を解釈する画像処理制御情報解釈プロ
    グラムであって、 取り込んだ画像データに関連付けられている画像処理制
    御情報を取得する機能と、 前記取得した画像処理制御情報を解析して、既定画像処
    理条件を生成する機能と、 前記画像データに対して画像処理を実行する画像処理モ
    ジュールに対して前記生成した既定画像処理条件を送信
    する機能と、 前記画像処理モジュールにおいて設定された画像データ
    に対する任意の画像処理条件を受信する機能と、 前記受信した任意画像処理条件のうち、前記既定画像処
    理条件に含まれる画像処理条件に基づいて、前記既定画
    像処理条件を更新する機能と、 前記更新した既定画像処理条件を用いて更新した画像処
    理制御情報を生成する機能と、 前記画像処理モジュールから処理済みの画像データを取
    得する機能と、 前記取得した処理済み画像データと前記更新画像処理制
    御情報とを関連付けて出力する機能とをコンピュータに
    よって実現させるプログラム。
  41. 【請求項41】 請求項29ないし請求項40のいずれ
    かに記載のプログラムを格納するコンピュータが読み取
    り可能な記録媒体。
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