JP2003209620A - 通信装置におけるトーン送出方法及びトーン送出プログラム - Google Patents

通信装置におけるトーン送出方法及びトーン送出プログラム

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JP2003209620A
JP2003209620A JP2002005666A JP2002005666A JP2003209620A JP 2003209620 A JP2003209620 A JP 2003209620A JP 2002005666 A JP2002005666 A JP 2002005666A JP 2002005666 A JP2002005666 A JP 2002005666A JP 2003209620 A JP2003209620 A JP 2003209620A
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control unit
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communication
tone
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Tomoya Sasaki
智也 佐々木
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DSPチャネル方式を用いた通信装置では、
あるDSPが障害中で、他のDSPチャネルがすべての
通信中の場合には、DSPチャネルをハントできないた
め、端末に対してトーン送出ができず、回線の使用不可
を端末に通知することができなかった。 【解決手段】 通信装置30に実装された特定のDSP
#1のDSPチャネルCH#1,1をトーン送出専用D
SPチャネルに割り当て、端末11から音声通信の発呼
が着信検出されたときに、DSP#Xが障害中で、他の
DSPのすべての通信用DSPチャネルが通信中の場合
には、トーン送出専用DSPチャネルCH#1,1から
端末11にトーンを送出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声通信を行う通信
装置におけるトーン送出方法及びトーン送出プログラム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】IP(Internet Protoc
ol)ネットワークを介して音声通信を行う場合、通信
装置が必要である。複数のDSP(ディジタル信号プロ
セッサ)を実装した通信装置では、音声通信のための呼
が発生する毎にDSPの中に搭載されているチャネル
(以下、DSPチャネルと称し、図ではCHと表示す
る)のうち、空き状態のDSPチャネルを選択・ハント
し、そのDSPチャネルと回線とのパスを接続すること
によって、通信を行う方式(以下、DSPチャネルハン
ト方式と称する)を用いている。
【0003】図6は複数のDSPを実装し、DSPチャ
ネルハント方式を用いた従来の通信装置を示すブロック
図である。複数の端末11〜1Mは交換機2に収容さ
れ、交換機2は通信装置3に接続され、通信装置3は図
示してないがIPネットワークに接続される。端末から
音声通信を行う場合は、IPネットワークに接続された
他の通信装置に収容された端末と回線を接続して行われ
る。
【0004】一般にこの種の装置では、最大収容端末数
≦DSPチャネル数に設計されるのが通常で、通信装置
3には、X個のDSP#1〜#Xが実装され、各DSP
にはDSPチャネルがYチャネル搭載されている。
【0005】今、DSP#1からDSP#X−1までの
全DSPチャネルが通信中で、かつDSP#Xが障害中
の場合において、従来の通信装置3では空き状態のDS
Pチャネルを無条件にハントしようとするため、障害中
のDSP#Xに搭載しているDSP#チャネルCH#
X,1〜CH#X,Yに対してもハントしようとしてし
まう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、DSP#Xは障害中のためDSPチャネルCH
#X,1〜CH#X,YのいずれのDSPチャネルもハ
ントすることはできない。
【0007】この状態で、端末11から発呼があり、交
換機2を通してその着呼を検出した場合、1つの端末に
対してトーンを送出するにはDSPチャネルが1つ必要
であるが、DSPチャネルをハントできないため、端末
11に対してビジートーンを送出することができず、発
信者に対して回線が使用不可であることを通知すること
ができなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は特定のDSPのDSPチャネルをトーン送
出専用DSPチャネルに割り当て、他のすべてのDSP
チャネルを通信用DSPチャネルに割り付け、端末から
音声通信の発呼が着信検出されたときに、あるDSPが
障害中で、他のDSPのすべての通信用DSPチャネル
が通信中の場合には、トーン送出専用のDSPチャネル
からトーンを送出するようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施形態を
示すブロック図である。複数の端末11〜1Mは交換機
2に収容され、交換機2は通信装置30に接続され、通
信装置30は図示してないがIPネットワークに接続さ
れる。通信装置30は従来と同様にDSPチャネルハン
ト方式を用いており、端末から音声通信を行う場合は、
IPネットワークに接続された他の通信装置に収容され
た端末と回線を接続して行われる。
【0010】通信装置30には、従来と同様にX個のD
SP#1〜#Xが実装され、各DSPにはDSPチャネ
ルがYチャネル搭載されている。従来と異なり、第1の
実施形態では、DSP#1のDSPチャネルCH#1,
1をトーン送出専用DSPチャネルとして割り当て、他
のすべてのDSPチャネルをすべて通信用DSPチャネ
ルとして割り付けている。
【0011】図2は通信装置30の内部の制御部を示す
ブロック図で、CPUにソフトウェアを搭載して構成さ
れるパッケージ制御部31、呼制御部32及びDSP制
御部33で構成されている。
【0012】パッケージ制御部31は交換機2からの事
象、例えば端末の発呼等を検出して呼制御部32へ通知
する(図2の)。また、呼制御部32からの命令によ
り交換機2に対して要求を送出する(図2の)。
【0013】呼制御部32はパッケージ制御部31及び
DSP制御部33を管理し、呼処理全般の制御を行って
いる。
【0014】DSP制御部33はDSP及びDSPチャ
ネルの状態を管理し、呼制御部32からの命令によりD
SPチャネルの制御を行い、呼処理部32に通知を行う
(図2の、)。
【0015】上記したトーン送出専用DSPチャネルの
割り当ては、DSP制御部33がソフトウェアによって
実行する。DSP制御部33はDSPチャネルの状態の
変更、使用するDSPチャネルの制御の機能を有してい
るので、パッケージ制御部31からDSP制御部33に
対してDSPチャネルハントの要求があっても、DSP
制御部33がDSPチャネルCH#1,1をハントしな
いようにする。
【0016】そして、パッケージ制御部31からDSP
制御部33に対してトーン送出要求があった場合には、
必ずDSPチャネルCH#1,1をハントするようにす
る。DSP制御部33がこのような処理を行うことによ
り、ソフトウェアでDSPチャネルCH#1,1をトー
ン送出専用DSPチャネルとして扱うことができる。
【0017】図3は第1の実施形態の動作シーケンスを
示す図である。今、図1に示すように、DSP#1から
DSP#X−1に搭載されているDSPチャネルCH#
1,2からCH#X−1,Yまでの全DSPチャネルが
通信中で、かつDSP#Xが障害中の場合において、端
末11が発呼した時の動作を説明する。
【0018】図3において、端末11の発呼(ステップ
S1、以下ステップを省略する)を交換機2が検出する
と、交換機2は通信措置30のパッケージ制御部31に
対して着信検出を通知する(S2)。パッケージ制御部
30は、交換機2からの着信検出を受信すると、制御部
32へ着信検出を通知する(S3)。
【0019】呼制御部32は、着信検出を受信すると、
DSP制御部33に対して、通信用DSPチャネルのハ
ント要求として空き状態の通信用DSPチャネル番号を
問い合わせる(S4)。しかし、DSP#Xが障害中
で、かつ、その他の通信用DSPチャネルはすべて使用
中状態であるため、DSP制御部33は、呼制御部32
に対して、通信用DSPチャネルのハントNG通知を返
す(S5)。
【0020】呼制御部32は、通信用DSPチャネルの
ハントNG通知受信により、現在使用可能なDSPチャ
ネルがないと判断し、端末11に対してビジートーンを
送出するために、DSP制御部33にトーン送出専用D
SPチャネルCH#1,1のハントを要求する(S
6)。そして、DSP制御部33からハントOKの通知
を受け、トーン送出専用チャネル番号を取得する(S
7)。呼制御部32は、取得したトーン送出専用DSP
チャネル番号をパッケージ制御部31に対して通知し、
トーン送出を要求する(S8)。
【0021】これにより、パッケージ制御部31はトー
ン送出専用DSPチャネルCH#1,1と回線のパスを
接続し(S9)、端末11に対して、ビジートーンを送
出することができる(S10)。
【0022】以上のように、第1の実施形態によれば、
通信装置30にトーン送出専用DSPチャネルCH#
1,1を搭載することにより、発呼した端末11に対し
てトーン送出専用DSPチャネルCH#1,1からトー
ンを送出することができる。これにより、あるDSPに
障害があり、障害のないDSPのすべてのDSPチャネ
ルが通信中で、DSPチャネルをハントできず、回線が
使用不可であるということを通信装置30から端末11
に対して通知することができる。
【0023】図4は本発明の第2の実施形態を示すブロ
ック図である。第1の実施形態とは、DSPチャネルC
H#1,1をトーン送出専用DSPチャネルに割り当て
たDSP#1が障害中であり、DSP#2のDSPチャ
ネルCH#2,1をトーン送出専用DSPチャネルとし
て割り当て直した点が異なるだけで、他は同じである。
【0024】トーン送出専用DSPチャネルの割り当て
直しは、ソフトウェアに基いて、図2に示したDSP制
御部33が実行する。即ち、DSP制御部33は、トー
ン送出専用DSPチャネルCH#1,1を有するDSP
#1が障害状態であるとわかると、DSP番号順に状態
をチェックし、正常なDSPのDSPチャネルのうち一
つをトーン送出専用DSPチャネルに設定する。
【0025】図5は第2の実施形態の動作シーケンスを
示す図である。図5において、端末11の発呼(S1)
から、呼制御部32からDSP制御部33へのトーン送
出専用DSPチャネルCH#1,1のハント要求(S
6)までは、図3に示した第1の実施形態と同じなので
説明を省略する。
【0026】トーン送出専用DSPチャネルCH#1,
1のハント要求を受けたDSP制御部33はトーン送出
専用DSPチャネルCH#1,1に問い合わせを行う
が、トーン送出専用DSPチャネルCH#1,1を有す
るDSP#1は障害中であるため、チャネルハントがで
きない。DSP制御部33は、呼制御部33に対してト
ーン送出専用DSPチャネルCH#1,1のハントNG
通知を返信する(S11)。
【0027】呼制御部32は、トーン送出専用DSPチ
ャネルCH#1,1のハントNG通知を受信することに
より、現在トーン送出専用DSP#1が障害状態である
と判断し、使用可能な通信用DSPチャネルのうち1チ
ャネルをトーン送出専用DSPチャネルとして割り当て
直すようにDSP制御部33に切替要求をする(S1
2)。
【0028】DSP制御部33はDSP#2〜DSP#
N−1の状態を順にチェックし、正常で使用可能な通信
用DSPチャネル番号を取得し、そのうちの1チャネル
例えばCH#2,1をトーン送出専用DSPチャネルと
して設定する。これによりトーン送出専用DSPチャネ
ルの割り当て直しが行われ、切替OK通知が呼制御部3
3に返信される(S13)。
【0029】呼制御部32は、再度、トーン送出専用D
SPチャネルのハント要求をDSP制御部33に送信し
(S14)、DSP制御部33からハントOK通知とし
てトーン送出専用DSPチャネルCH#2,1の番号を
習得する(S15)。これにより、呼制御部32は取得
したトーン送出専用DSPチャネル番号をパッケージ制
御部31に対して通知し、トーン送出を要求する(S1
6)。
【0030】パッケージ制御部31はトーン送出専用D
SPチャネルCH#2,1と回線のパスを接続し(S1
7)、端末11に対して、トーンを送出することができ
る(S18)。
【0031】以上のように、第2の実施形態によれば、
第1の実施形態の効果に加えて、トーン送出専用DSP
チャネルCH#1,1を有するDSP#1が障害になっ
ても、使用可能な通信用DSPチャネルの一つ(CH#
2,1)をトーン送出専用DSPチャネルとして割り当
て直すことができ、発呼した端末に対してトーンを送出
することができる。
【発明の効果】
【0032】上記したように、本発明によれば、通信装
置にトーン送出専用DSPチャネルを搭載することによ
り、あるDSPが障害中で、通信用DSPチャネルが通
信中の場合においてもトーンを送出することができる。
従って、発呼した端末に対して、回線が使用不可である
ことを通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すブロック図
【図2】通信装置内部の制御部を示すブロック図
【図3】第1の実施形態の動作シーケンスを示す図
【図4】本発明の第2の実施形態を示すブロック図
【図5】第2の実施形態の動作シーケンスを示す図
【図6】従来の通信装置を示すブロック図
【符号の説明】
11〜1M 端末 30 通信装置 31 パッケージ制御部 32 呼制御部 33 DSP制御部 DSP ディジタル信号プロセッサ CH#1,1〜CH#X,Y DSPチャネル S1〜S18 ステップ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のDSPを実装し、DSPチャネル
    ハント方式を用いた通信装置におけるトーン送出方法に
    おいて、 特定のDSPのDSPチャネルをトーン送出専用DSP
    チャネルに割り当て、他のすべてのDSPチャネルを通
    信用DSPチャネルに割り付け、端末から音声通信の発
    呼が着信検出されたときに、あるDSPが障害中で、他
    のDSPのすべての通信用DSPチャネルが通信中の場
    合には、前記トーン送出専用DSPチャネルから前記端
    末にトーンを送出することを特徴とする通信装置におけ
    るトーン送出方法。
  2. 【請求項2】 通信装置にパッケージ制御部、呼制御部
    及びDSP制御部を備え、 前記パッケージ制御部が端末から音声通信の発呼の着信
    検出を受信すると、前記呼制御部へ着信検出を通知する
    ステップと、 前記呼制御部が着信検出を受信すると、前記DSP制御
    部に対して通信用DSPチャネルのハント要求を送信す
    るステップと、 DSPが障害中で、他のDSPのすべての通信用DSP
    チャネルが通信中の場合に、前記DSP制御部が前記呼
    制御部に対して通信用DSPチャネルのハントNG通知
    を返すステップと、 前記呼制御部が前記通信用DSPチャネルのハントNG
    通知を受信すると、前記DSP制御部にトーン送出専用
    DSPチャネルのハント要求を送信するステップと、 前記DSP制御部がトーン送出専用DSPチャネル番号
    を前記呼制御部に通知するステップと、 前記呼制御部が取得した前記トーン送出専用DSPチャ
    ネル番号を前記パッケージ制御部に通知し、トーン送出
    を要求するステップと、 前記パッケージ制御部がトーン送出専用DSPチャネル
    と回線のパスを接続し、前記端末にトーンを送出するス
    テップとからなることを特徴とする請求項1記載の通信
    装置におけるトーン送出方法。
  3. 【請求項3】 前記トーン送出専用DSPチャネルを割
    り当てた前記DSPが障害となった場合、他のDSPの
    使用可能な通信用DSPチャネルのうちの1チャネルを
    トーン送出専用DSPチャネルに割り当て直すことを特
    徴とする請求項1記載の通信装置におけるトーン送出方
    法。
  4. 【請求項4】 通信装置にパッケージ制御部、呼制御部
    及びDSP制御部を備え、 前記パッケージ制御部が端末から音声通信の発呼の着信
    検出を受信すると、前記呼制御部へ着信検出を通知する
    ステップと、 前記呼制御部が着信検出を受信すると、前記DSP制御
    部に対して通信用DSPチャネルのハント要求を送信す
    るステップと、 あるDSPが障害中で、他のDSPのすべての通信用D
    SPチャネルが通信中の場合に、前記DSP制御部が前
    記呼制御部に対して通信用DSPチャネルのハントNG
    通知を返すステップと、 前記呼制御部が前記通信用DSPチャネルのハントNG
    通知を受信すると、前記DSP制御部にトーン送出専用
    DSPチャネルのハント要求を送信するステップと、 前記DSP制御部が前記トーン送出専用DSPチャネル
    に問い合わせを行い、トーン送出専用DSPが障害中の
    場合に前記呼制御部に対して前記トーン送出専用DSP
    のハントNG通知を返すステップと、 前記呼制御部が前記トーン送出専用DSPのハントNG
    通知を受信すると、使用可能な通信用DSPチャネルの
    うちの1チャネルをトーン送出専用DSPチャネルとし
    て割り当て直すように前記DSP制御部に要求するステ
    ップと、 前記DSP制御部が使用可能な通信用DSPチャネルを
    各DSPに問い合わせて使用可能な通信用DSPチャネ
    ル番号を取得し、そのうちの1チャネルをトーン送出専
    用DSPチャネルとして割り当て直し、その結果を前記
    呼制御部に返すステップと、 前記呼制御部が前記DSP制御部に再度トーン送出専用
    DSPチャネルのハント要求を送信し、前記DSP制御
    部から割り当て直したトーン送出専用DSPチャネル番
    号を取得するステップと、 前記呼制御部が取得した前記トーン送出専用DSPチャ
    ネル番号を前記パッケージ制御部に通知し、トーン送出
    を要求するステップと、 前記パッケージ制御部が前記トーン送出専用DSPチャ
    ネルと回線のパスを接続し、前記端末にトーンを送出す
    るステップとからなることを特徴とする請求項3記載の
    通信装置におけるトーン送出方法。
  5. 【請求項5】 前記パッケージ制御部、呼制御部及びD
    SP制御部がCPUにソフトウェアを搭載して構成され
    たことを特徴とする請求項2又は4記載の通信装置にお
    けるトーン送出方法。
  6. 【請求項6】 複数のDSPを実装し、パッケージ制御
    部、呼制御部及びDSP制御部を備え、DSPチャネル
    ハント方式を用いた通信装置において、 前記パッケージ制御部が端末から音声通信の発呼の着信
    検出を受信すると、前記呼制御部へ着信検出を通知する
    手順と、 前記呼制御部が着信検出を受信すると、前記DSP制御
    部に対して通信用DSPチャネルのハント要求を送信す
    る手順と、 あるDSPが障害中で、他のDSPのすべての通信用D
    SPチャネルが通信中の場合に、前記DSP制御部が前
    記呼制御部に対して通信用DSPチャネルのハントNG
    通知を返す手順と、 前記呼制御部が前記通信用DSPチャネルのハントNG
    通知を受信すると、前記DSP制御部にトーン送出専用
    DSPチャネルのハント要求を送信する手順と、 前記DSP制御部がトーン送出専用DSPチャネル番号
    を前記呼制御部に通知する手順と、 前記呼制御部が取得した前記トーン送出専用DSPチャ
    ネル番号を前記パッケージ制御部に通知し、トーン送出
    を要求する手順と、 前記パッケージ制御部がトーン送出専用DSPチャネル
    と回線のパスを接続し、前記端末にトーンを送出する手
    順とをコンピュータに実行させるための通信装置におけ
    るトーン送出プログラム。
  7. 【請求項7】 複数のDSPを実装し、パッケージ制御
    部、呼制御部及びDSP制御部を備え、DSPチャネル
    ハント方式を用いた通信装置において、 前記パッケージ制御部が端末から音声通信の発呼の着信
    検出を受信すると、前記呼制御部へ着信検出を通知する
    手順と、 前記呼制御部が着信検出を受信すると、前記DSP制御
    部に対して空き状態の通信用DSPチャネル番号を問い
    合わせる手順と、 あるDSPが障害中で、他のDSPのすべての通信用D
    SPチャネルが通信中の場合に、前記DSP制御部が前
    記呼制御部に対して通信用DSPチャネルのハントNG
    通知を返す手順と、 前記呼制御部が前記通信用DSPチャネルのハントNG
    通知を受信すると、前記DSP制御部にトーン送出専用
    DSPチャネルのハント要求を送信する手順と、 前記DSP制御部が前記トーン送出専用DSPチャネル
    に問い合わせを行い、トーン送出専用DSPが障害中の
    場合に前記呼制御部に対して前記トーン送出専用DSP
    のハントNG通知を返す手順と、 前記呼制御部が前記トーン送出専用DSPのハントNG
    通知を受信すると、使用可能な通信用DSPチャネルの
    うちの1チャネルをトーン送出専用DSPチャネルとし
    て割り当て直すように前記DSP制御部に要求する手順
    と、 前記DSP制御部が使用可能な通信用DSPチャネルを
    各DSPに問い合わせて使用可能な通信用DSPチャネ
    ル番号を取得し、そのうちの1チャネルをトーン送出専
    用DSPチャネルとして割り当て直し、その結果を前記
    呼制御部に返す手順と、 前記呼制御部が前記DSP制御部に再度トーン送出専用
    DSPチャネルのハント要求を送信し、前記DSP制御
    部から割り当て直したトーン送出専用DSPチャネル番
    号を取得する手順と、 前記呼制御部が取得した前記トーン送出専用DSPチャ
    ネル番号を前記パッケージ制御部に通知し、トーン送出
    を要求する手順と、 前記パッケージ制御部が前記トーン送出専用DSPチャ
    ネルと回線のパスを接続し、前記端末にトーンを送出す
    る手順とをコンピュータに実行させるための通信装置に
    おけるトーン送出プログラム。
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