JP2003209590A - 電源断情報送信／検出方式 - Google Patents
電源断情報送信／検出方式Info
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- JP2003209590A JP2003209590A JP2002005699A JP2002005699A JP2003209590A JP 2003209590 A JP2003209590 A JP 2003209590A JP 2002005699 A JP2002005699 A JP 2002005699A JP 2002005699 A JP2002005699 A JP 2002005699A JP 2003209590 A JP2003209590 A JP 2003209590A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】フレームフォーマットに電源情報がアサインさ
れていない従来のシステム構成を変更することなく、対
向側装置の電源状態を正確に確認可能にする電源断情報
送信／検出方式を提供すること。 【解決手段】通信回線３１、３２で相互接続された自局
側装置１０および対向側装置２０は、それぞれ電圧保持
回路１１、２１、電源監視回路１２、２２、任意パター
ン送信回路１３、２３、任意パターン受信回路１４、２
４、回線アラーム検出回路１５、２５および対向側装置
電源断検出回路１６、２６を備える。対向側装置電源断
検出回路１６、２６は、対向側装置からの電源断情報と
自局の回線アラーム検出回路２５、１５からの回線アラ
ームにより対向側電源断検出を行う。
れていない従来のシステム構成を変更することなく、対
向側装置の電源状態を正確に確認可能にする電源断情報
送信／検出方式を提供すること。 【解決手段】通信回線３１、３２で相互接続された自局
側装置１０および対向側装置２０は、それぞれ電圧保持
回路１１、２１、電源監視回路１２、２２、任意パター
ン送信回路１３、２３、任意パターン受信回路１４、２
４、回線アラーム検出回路１５、２５および対向側装置
電源断検出回路１６、２６を備える。対向側装置電源断
検出回路１６、２６は、対向側装置からの電源断情報と
自局の回線アラーム検出回路２５、１５からの回線アラ
ームにより対向側電源断検出を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ通信装置に関
し、特に商用電源の遮断による電源断情報を送信し、対
向側電源断を検出する電源断情報送信／検出方式に関す
る。
し、特に商用電源の遮断による電源断情報を送信し、対
向側電源断を検出する電源断情報送信／検出方式に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】コンピュータ技術の進歩により各種のデ
ータを通信するデータ通信装置が開発され実用化されて
いる。斯かるデータ通信装置は、相互に離間している装
置（自局側装置および対局側装置）間で通信回線を介し
てデータを送受信する。送信側装置が送信するデータを
受信側装置が正常に受信するためには、各装置に商用電
源等から適正な電源電圧が供給されていることが必要で
ある。一方の装置の商用電源が、何らかの原因で遮断、
即ち電源断となると、正常なデータ伝送が不可能である
ので、相手側装置にその旨を通知して電源の復帰を待っ
てデータを再送信する必要がある。そのために、電源断
情報送信／検出装置が使用される。
ータを通信するデータ通信装置が開発され実用化されて
いる。斯かるデータ通信装置は、相互に離間している装
置（自局側装置および対局側装置）間で通信回線を介し
てデータを送受信する。送信側装置が送信するデータを
受信側装置が正常に受信するためには、各装置に商用電
源等から適正な電源電圧が供給されていることが必要で
ある。一方の装置の商用電源が、何らかの原因で遮断、
即ち電源断となると、正常なデータ伝送が不可能である
ので、相手側装置にその旨を通知して電源の復帰を待っ
てデータを再送信する必要がある。そのために、電源断
情報送信／検出装置が使用される。
【０００３】斯かる技術分野おける又は関連する従来技
術は、例えば特開２００１−４５５２８号公報の「集合
型回線終端装置及び回線終端網」、特開平７−２０２９
９２号公報の「保守性を考慮した回線終端装置」、特開
平８−１２５７６８号公報の「加入者デジタル伝送シス
テムにおける電源オフ情報伝送方式」、特開２０００−
５９４６６号公報の「電源断検出方法および電源断検出
装置」および特開平４−７９４３４号公報の「電源断監
視方式」等に開示されている。
術は、例えば特開２００１−４５５２８号公報の「集合
型回線終端装置及び回線終端網」、特開平７−２０２９
９２号公報の「保守性を考慮した回線終端装置」、特開
平８−１２５７６８号公報の「加入者デジタル伝送シス
テムにおける電源オフ情報伝送方式」、特開２０００−
５９４６６号公報の「電源断検出方法および電源断検出
装置」および特開平４−７９４３４号公報の「電源断監
視方式」等に開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ通信装置
の中には、予めフレームフォーマットの中に電源情報ビ
ットがアサイン（割り当て）されているものと、アサイ
ンされていないものとの２種類ある。例えばターミナル
アダプタ等の如く、フレームフォーマットに電源情報が
アサインされてない場合に、電源断等の電源状態を対向
側装置において確認したいケースがある。既にフレーム
フォーマットが形式化されているインターフェースで
は、新たにフレームビットを追加することは、システム
に大きな影響を与えるために大変困難であるという課題
があった。
の中には、予めフレームフォーマットの中に電源情報ビ
ットがアサイン（割り当て）されているものと、アサイ
ンされていないものとの２種類ある。例えばターミナル
アダプタ等の如く、フレームフォーマットに電源情報が
アサインされてない場合に、電源断等の電源状態を対向
側装置において確認したいケースがある。既にフレーム
フォーマットが形式化されているインターフェースで
は、新たにフレームビットを追加することは、システム
に大きな影響を与えるために大変困難であるという課題
があった。
【０００５】
【発明の目的】本発明は、従来技術の上述した課題に鑑
みなされたものであり、従来のシステム構成を変更する
ことなく、また上位装置に影響を与えることなく対向装
置の電源状態を正確に確認することが可能な電源断情報
送信／検出方式を提供することを目的とする。
みなされたものであり、従来のシステム構成を変更する
ことなく、また上位装置に影響を与えることなく対向装
置の電源状態を正確に確認することが可能な電源断情報
送信／検出方式を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による電源断情報送信／検出方式は、次のよ
うな特徴的な構成を採用している。
め、本発明による電源断情報送信／検出方式は、次のよ
うな特徴的な構成を採用している。
【０００７】（１）それぞれ通信回線を介して接続さ
れ、商用電源で動作する自局側装置および対向側装置に
より構成され、それぞれ電源断を検出して相手側装置へ
送信する電源断情報送信／検出方式において、 前記自局側装置で商用電源断を検出すると、電源断情報
を送信して電源断状態となり、前記対向側装置では前記
電源断情報を受信し、更に回線アラームを受けることに
より対向側電源断を検出する電源断情報送信／検出方
式。
れ、商用電源で動作する自局側装置および対向側装置に
より構成され、それぞれ電源断を検出して相手側装置へ
送信する電源断情報送信／検出方式において、 前記自局側装置で商用電源断を検出すると、電源断情報
を送信して電源断状態となり、前記対向側装置では前記
電源断情報を受信し、更に回線アラームを受けることに
より対向側電源断を検出する電源断情報送信／検出方
式。
【０００８】（２）前記電源断情報として任意パターン
を、前記通信回線を介して送信する（１）に記載の電源
断情報送信／検出方式。
を、前記通信回線を介して送信する（１）に記載の電源
断情報送信／検出方式。
【０００９】（３）前記任意パターンは、前記電源断後
に予め決められた一定時間（Ｔ１）発生する（２）に記
載の電源断情報送信／検出方式。
に予め決められた一定時間（Ｔ１）発生する（２）に記
載の電源断情報送信／検出方式。
【００１０】（４）前記任意パターンを受信後に前記回
線アラームが予め決められた一定時間（Ｔ２）内に発生
した場合に対向側装置電源断とする（１）、（２）又は
（３）に記載の電源断情報送信／検出方式。
線アラームが予め決められた一定時間（Ｔ２）内に発生
した場合に対向側装置電源断とする（１）、（２）又は
（３）に記載の電源断情報送信／検出方式。
【００１１】（５）前記任意パターンを発生する一定時
間（Ｔ１）は、電圧保持回路により決定される（３）に
記載の電源断情報送信／検出方式。
間（Ｔ１）は、電圧保持回路により決定される（３）に
記載の電源断情報送信／検出方式。
【００１２】（６）前記一定時間（Ｔ２）は、タイマを
有する対向側装置電源断検出回路で判定される（１）な
いし（５）の何れかに記載の電源断情報送信／検出方
式。
有する対向側装置電源断検出回路で判定される（１）な
いし（５）の何れかに記載の電源断情報送信／検出方
式。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明による電源断情報送
信／検出方式の好適実施形態の構成および動作を、添付
図面を参照して詳細に説明する。
信／検出方式の好適実施形態の構成および動作を、添付
図面を参照して詳細に説明する。
【００１４】先ず、図１は、本発明による電源断情報送
信／検出方式の構成を示すブロック図である。この電源
断情報送信／検出方式は、相互に通信回線で接続され、
それぞれ商用電源から動作電源を受けて動作する自局側
装置１０および対向（相手）自局側装置２０により構成
される。自局側装置１０および対向側装置２０間は、通
信回線３１、３２により相互接続されている。
信／検出方式の構成を示すブロック図である。この電源
断情報送信／検出方式は、相互に通信回線で接続され、
それぞれ商用電源から動作電源を受けて動作する自局側
装置１０および対向（相手）自局側装置２０により構成
される。自局側装置１０および対向側装置２０間は、通
信回線３１、３２により相互接続されている。
【００１５】自局側装置１０は、電圧保持回路１１、電
源監視回路１２、任意パターン送信回路１３、任意パタ
ーン受信回路１４、回線アラーム検出回路１５および対
向側装置電源断検出回路１６により構成される。同様
に、対向側装置２０も、電圧保持回路２１、電源監視回
路２２、任意パターン送信回路２３、任意パターン受信
回路２４、回線アラーム検出回路２５および対向側装置
電源断検出回路２６により構成される。自局側装置１０
の任意パターン送信回路１３は、対向側装置２０の任意
パターン受信回路２４と通信回線３１により接続されて
いる。また、対向側装置２０の任意パターン送信回路２
３は、自局側装置１０の任意パターン受信回路１４と通
信回線３２により接続されている。
源監視回路１２、任意パターン送信回路１３、任意パタ
ーン受信回路１４、回線アラーム検出回路１５および対
向側装置電源断検出回路１６により構成される。同様
に、対向側装置２０も、電圧保持回路２１、電源監視回
路２２、任意パターン送信回路２３、任意パターン受信
回路２４、回線アラーム検出回路２５および対向側装置
電源断検出回路２６により構成される。自局側装置１０
の任意パターン送信回路１３は、対向側装置２０の任意
パターン受信回路２４と通信回線３１により接続されて
いる。また、対向側装置２０の任意パターン送信回路２
３は、自局側装置１０の任意パターン受信回路１４と通
信回線３２により接続されている。
【００１６】自局側装置１０に電源断が発生した場合に
は、それぞれ電圧保持回路１１により予め決められた任
意時間（Ｔ１）の間内部電圧を保持する。そして、その
間に対向側装置２０に対して任意パターンによる電源断
情報を送信する。対向側装置２０では、この任意パター
ンを受信後に、予め決められた一定期間内Ｔ２に対向側
装置の電源断による回線アラームが発生したことを確認
して対向側装置の電源断を検出し、即ち対向側電源断検
出として検出する。このように、「任意パターン＋回線
アラーム」を組み合わせることにより、対向側装置の電
源断情報を誤検出することなく監視／検出することを可
能としている。
は、それぞれ電圧保持回路１１により予め決められた任
意時間（Ｔ１）の間内部電圧を保持する。そして、その
間に対向側装置２０に対して任意パターンによる電源断
情報を送信する。対向側装置２０では、この任意パター
ンを受信後に、予め決められた一定期間内Ｔ２に対向側
装置の電源断による回線アラームが発生したことを確認
して対向側装置の電源断を検出し、即ち対向側電源断検
出として検出する。このように、「任意パターン＋回線
アラーム」を組み合わせることにより、対向側装置の電
源断情報を誤検出することなく監視／検出することを可
能としている。
【００１７】図１に示す本発明による電源断情報送信／
検出方式の好適実施形態では、自局側装置１０および対
向側装置２０が、通信回線３１、３２を介して１対１接
続されている。自局側装置１０は、商用電源断が発生し
た際に、電源保持回路１１にて一定時間Ｔ１の間、動作
に必要な内部電源電圧(例えば、＋５Ｖ等)を保持する。
この間に電源監視回路１２において商用電源断情報を検
出し、任意パターン送信回路１３に通知する。任意パタ
ーン送信回路１３は、商用電源断情報を受けて主信号に
任意パターン（例えば、ＡＬＬ’１’のスクランブルし
た信号）を生成し、通信回線３１を介して対向側装置２
０に送信する。
検出方式の好適実施形態では、自局側装置１０および対
向側装置２０が、通信回線３１、３２を介して１対１接
続されている。自局側装置１０は、商用電源断が発生し
た際に、電源保持回路１１にて一定時間Ｔ１の間、動作
に必要な内部電源電圧(例えば、＋５Ｖ等)を保持する。
この間に電源監視回路１２において商用電源断情報を検
出し、任意パターン送信回路１３に通知する。任意パタ
ーン送信回路１３は、商用電源断情報を受けて主信号に
任意パターン（例えば、ＡＬＬ’１’のスクランブルし
た信号）を生成し、通信回線３１を介して対向側装置２
０に送信する。
【００１８】対向側装置２０では、任意パターン受信回
路２４にて任意パターンを検出し、対向側装置電源断検
出回路２６に通知する。自局側装置１０は、上述した任
意パターン送信後に、電源断状態となるため、対向側装
置２０は、回線アラーム（信号断（ＬＯＳ）又は同期外
れ(ＲＥＣ）等)検出状態となる。対向側装置２０では、
回線アラーム検出回路２５にて回線アラームを検出し、
対向側装置電源断検出回路２６へ通知する。対向側装置
電源断検出回路２６は、タイマを内蔵しており、任意パ
ターン受信後一定時間Ｔ２内に、回線アラームが発生し
た場合に対向側装置の電源断として検出する。
路２４にて任意パターンを検出し、対向側装置電源断検
出回路２６に通知する。自局側装置１０は、上述した任
意パターン送信後に、電源断状態となるため、対向側装
置２０は、回線アラーム（信号断（ＬＯＳ）又は同期外
れ(ＲＥＣ）等)検出状態となる。対向側装置２０では、
回線アラーム検出回路２５にて回線アラームを検出し、
対向側装置電源断検出回路２６へ通知する。対向側装置
電源断検出回路２６は、タイマを内蔵しており、任意パ
ターン受信後一定時間Ｔ２内に、回線アラームが発生し
た場合に対向側装置の電源断として検出する。
【００１９】次に、図２のタイミングチャートを参照し
て、本発明による電源断情報送信／検出方式の詳細動作
を説明する。図２において、（ａ）〜（ｃ）は、それぞ
れ自局側装置１０の電源（ＰＷＲ）状態、電圧保持回路
１１の内部電圧および電源監視回路１２からの電源断検
出に基づき任意パターン送信回路１３から通信回線３１
に出力される装置電源断情報である。図２（ａ）に示す
如く、例えば時刻ｔ０に電源断（ＰＷＲの遮断）が生じ
る。この電圧保持回路１１の電圧保持時間で決まる一定
時間Ｔ１中は、図２（ｂ）に示す如く、所定の電源電圧
を維持する。そこで、図２（ｃ）に示す如く、電圧保持
回路１１に保持していた内部電圧が放電して低下する時
刻ｔ１まで任意パターン送信回路１３は、電源断情報で
ある任意パターンを送信する。
て、本発明による電源断情報送信／検出方式の詳細動作
を説明する。図２において、（ａ）〜（ｃ）は、それぞ
れ自局側装置１０の電源（ＰＷＲ）状態、電圧保持回路
１１の内部電圧および電源監視回路１２からの電源断検
出に基づき任意パターン送信回路１３から通信回線３１
に出力される装置電源断情報である。図２（ａ）に示す
如く、例えば時刻ｔ０に電源断（ＰＷＲの遮断）が生じ
る。この電圧保持回路１１の電圧保持時間で決まる一定
時間Ｔ１中は、図２（ｂ）に示す如く、所定の電源電圧
を維持する。そこで、図２（ｃ）に示す如く、電圧保持
回路１１に保持していた内部電圧が放電して低下する時
刻ｔ１まで任意パターン送信回路１３は、電源断情報で
ある任意パターンを送信する。
【００２０】時刻ｔ２に、電源（ＰＷＲ）が回復する
と、電圧保持回路１１の内部電圧も一定値に復帰する。
また、時刻ｔ３に電源瞬断（即ち、短時間の電源遮断）
が生じた場合を示す。斯かる電源瞬断は、データ通信装
置の動作に影響を及ぼさない。しかし、図２（ｃ）に示
す如く、時刻ｔ３〜ｔ４間に、任意パターン送信回路１
３は任意パターンを発生し、対向側装置２０へ送信す
る。
と、電圧保持回路１１の内部電圧も一定値に復帰する。
また、時刻ｔ３に電源瞬断（即ち、短時間の電源遮断）
が生じた場合を示す。斯かる電源瞬断は、データ通信装
置の動作に影響を及ぼさない。しかし、図２（ｃ）に示
す如く、時刻ｔ３〜ｔ４間に、任意パターン送信回路１
３は任意パターンを発生し、対向側装置２０へ送信す
る。
【００２１】一方、図２中の（ｄ）〜（ｆ）は、それぞ
れ対向側装置２０の任意パターン受信回路２４からの受
信信号に基づく対向側装置電源断情報、回線アラーム検
出回路２５からの回線アラームおよび（任意パターン＋
回線アラーム）に基づく対向側装置電源断検出回路２６
の検出信号を示す。図２（ｄ）に示す如く、自局側装置
１０から送信される任意パターン（図２（ｃ）参照）に
基づき、期間Ｔ１中に任意パターンを受信する。その
後、図２（ｅ）に示す如くタイマで設定された一定時間
Ｔ２内に回線アラームが発生すると、図２（ｆ）に示す
如く対向側装置電源断として検出される（即ち、図２
（ｄ）に示す如く電源瞬断の後に発生する任意パターン
の誤検出はない）。上述の如く、「任意パターン＋回線
アラーム」を組み合わせる本発明の電源断情報送信／検
出方式により、図２（ｄ）に示す如き任意パターンの誤
検出や電源瞬断等による対向側電源断状態の誤検出を効
果的に防止することが可能となる。
れ対向側装置２０の任意パターン受信回路２４からの受
信信号に基づく対向側装置電源断情報、回線アラーム検
出回路２５からの回線アラームおよび（任意パターン＋
回線アラーム）に基づく対向側装置電源断検出回路２６
の検出信号を示す。図２（ｄ）に示す如く、自局側装置
１０から送信される任意パターン（図２（ｃ）参照）に
基づき、期間Ｔ１中に任意パターンを受信する。その
後、図２（ｅ）に示す如くタイマで設定された一定時間
Ｔ２内に回線アラームが発生すると、図２（ｆ）に示す
如く対向側装置電源断として検出される（即ち、図２
（ｄ）に示す如く電源瞬断の後に発生する任意パターン
の誤検出はない）。上述の如く、「任意パターン＋回線
アラーム」を組み合わせる本発明の電源断情報送信／検
出方式により、図２（ｄ）に示す如き任意パターンの誤
検出や電源瞬断等による対向側電源断状態の誤検出を効
果的に防止することが可能となる。
【００２２】次に、図３のシーケンス図を参照して、本
発明による電源断情報送信／検出方式の動作を説明す
る。自局側装置１０の商用電源が遮断された場合（ステ
ップＳ１）には、一定時間（Ｔ１）電源断情報として任
意のパターンを対向側装置２０に送信する（ステップＳ
２）。その後に、自局側装置１０は電源断状態となる
（ステップＳ３）。一方、対向側装置２０では、この任
意パターンを受信する（ステップＳ４）。その後、対向
側装置電源断検出回路２６は、回線アラームを検出して
（ステップＳ５）、対向側電源断を検出する（ステップ
Ｓ６）ことが可能となる。このように、「任意パターン
＋回線アラーム」を組み合わせることにより、正確に対
向側装置の電源断情報を通知することを可能としてい
る。
発明による電源断情報送信／検出方式の動作を説明す
る。自局側装置１０の商用電源が遮断された場合（ステ
ップＳ１）には、一定時間（Ｔ１）電源断情報として任
意のパターンを対向側装置２０に送信する（ステップＳ
２）。その後に、自局側装置１０は電源断状態となる
（ステップＳ３）。一方、対向側装置２０では、この任
意パターンを受信する（ステップＳ４）。その後、対向
側装置電源断検出回路２６は、回線アラームを検出して
（ステップＳ５）、対向側電源断を検出する（ステップ
Ｓ６）ことが可能となる。このように、「任意パターン
＋回線アラーム」を組み合わせることにより、正確に対
向側装置の電源断情報を通知することを可能としてい
る。
【００２３】以上、本発明による電源断情報送信／検出
方式の好適実施形態の構成および動作を詳述した。しか
し、斯かる実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、
何ら本発明を限定するものではない。本発明の要旨を逸
脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可
能であること、当業者には容易に理解できよう。
方式の好適実施形態の構成および動作を詳述した。しか
し、斯かる実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、
何ら本発明を限定するものではない。本発明の要旨を逸
脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可
能であること、当業者には容易に理解できよう。
【００２４】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
の電源断情報送信／検出方式によると、次の如き実用上
の顕著な効果が得られる。即ち、相互にデータ通信して
いる装置間で対向側装置電源断状態を正確に監視でき
る。電源瞬断による誤動作を確実に防止することが可能
である。また、そのための構成は、簡単であり、既存の
システムの変更を必要としない。
の電源断情報送信／検出方式によると、次の如き実用上
の顕著な効果が得られる。即ち、相互にデータ通信して
いる装置間で対向側装置電源断状態を正確に監視でき
る。電源瞬断による誤動作を確実に防止することが可能
である。また、そのための構成は、簡単であり、既存の
システムの変更を必要としない。
【図１】本発明の好適実施形態の構成を示すブロック図
である。
である。
【図２】図1に示す本発明の動作を説明するタイミング
チャートである。
チャートである。
【図３】図1に示す本発明の動作を説明するシーケンス
図である。
図である。
１０ 自局側装置
１１、２１ 電圧保持回路
１２、２２ 電源監視回路
１３、２３ 任意パターン送信回路
１４、２４ 任意パターン受信回路
１５、２５ 回線アラーム検出回路
１６、２６ 対向側装置電源断検出回路
３１、３２ 通信回線
Claims (6)
- 【請求項１】それぞれ通信回線を介して接続され、商用
電源で動作する自局側装置および対向側装置により構成
され、それぞれ電源断を検出して相手側装置へ送信する
電源断情報送信／検出方式において、 前記自局側装置で商用電源断を検出すると、電源断情報
を送信して電源断状態となり、前記対向側装置では前記
電源断情報を受信し、更に回線アラームを受けることに
より対向側電源断を検出することを特徴とする電源断情
報送信／検出方式。 - 【請求項２】前記電源断情報として任意パターンを、前
記通信回線を介して送信することを特徴とする請求項１
に記載の電源断情報送信／検出方式。 - 【請求項３】前記任意パターンは、前記電源断後に予め
決められた一定時間（Ｔ１）発生することを特徴とする
請求項２に記載の電源断情報送信／検出方式。 - 【請求項４】前記任意パターンを受信後に前記回線アラ
ームが予め決められた一定時間（Ｔ ２）内に発生した場
合に対向側装置電源断とすることを特徴とする請求項
１、２又は３に記載の電源断情報送信／検出方式。 - 【請求項５】前記任意パターンを発生する一定時間（Ｔ
１）は、電圧保持回路により決定されることを特徴とす
る請求項３に記載の電源断情報送信／検出方式。 - 【請求項６】前記一定時間（Ｔ２）は、タイマを有する
対向側装置電源断検出回路で判定されることを特徴とす
る請求項１ないし５の何れかに記載の電源断情報送信／
検出方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002005699A JP3693961B2 (ja) | 2002-01-15 | 2002-01-15 | 電源断情報送信／検出方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002005699A JP3693961B2 (ja) | 2002-01-15 | 2002-01-15 | 電源断情報送信／検出方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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