JP2003209532A - 直交偏波多重送信装置及びその装置に用いる多重方法 - Google Patents

直交偏波多重送信装置及びその装置に用いる多重方法

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JP2003209532A
JP2003209532A JP2002006863A JP2002006863A JP2003209532A JP 2003209532 A JP2003209532 A JP 2003209532A JP 2002006863 A JP2002006863 A JP 2002006863A JP 2002006863 A JP2002006863 A JP 2002006863A JP 2003209532 A JP2003209532 A JP 2003209532A
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orthogonal polarization
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dispersion
polarization multiplexing
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Yoshiro Sato
吉朗 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 零分散波長の短波長側及び長波長側を考慮し
た分散補償を行うことが可能な直交偏波多重送信装置の
提供。 【解決手段】 複数の異なる波長の光信号を直交偏波多
重部100と200とに分け、それぞれの直交偏波多重
部で奇数配列偏波多重部と偶数配列偏波多重部の光信号
を直交偏波多重する。直交偏波多重部100及び200
の隣接する光信号は、光合波器9で合波される際、互い
の偏波面が非直交となるため、符号間干渉を抑止する目
的で予め波長間隔を直交偏波多重時よりも広く空けたガ
ードバンドを設ける。直交偏波多重部100の多重光信
号は分散補償器6−1で帯域分散補償され、直交偏波多
重部200の多重光信号も別の分散補償器6−2で帯域
分散補償される。それぞれの多重光信号は光合波器9で
合波された後、分散補償器10で一括分散補償される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は直交偏波多重送信装
置及びその装置に用いる多重方法に関し、特にDWDM
(dense wavelength division multiplexing:高密度波長
分割多重)における直交偏波多重及び送信分散補償に用
いられる直交偏波多重送信装置及びその装置に用いる多
重方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図18は従来の波長分割多重(WDM:
wavelength division multilpexing)の一例の波形図で
ある。同図は波長の短い方から順にチャネル1〜5の光
信号が多重された様子を示している。なお、縦軸は送信
電力Pw(W:ワット)を示し、横軸は波長λ(nm)
を示している。これは、以下に参照する図においても同
様である。従来、一例として64波WDM(0.4nm
間隔)が用いられており、同図に示すように各光信号の
波長間隔が比較的広くなっている。
【0003】一方、近年、伝送容量のさらなる増大の要
請から128波WDM(0.2nm間隔)等の高密度波
長分割多重(DWDM)が検討されている。図19はこ
の高密度波長分割多重の一例の波形図である。同図に示
されるように、高密度波長分割多重の場合、各光信号の
波長間隔が図18の波形に比べて狭くなっている。従っ
て、図20のクロスト−ク説明図に示すように隣接する
チャネル間でクロストーク(干渉)が生じ、これが信号
劣化の原因となる。
【0004】そこで、このクロストークを防止する手段
の一つとして直交偏波多重が用いられている。図21は
直交偏波多重の一例を示す波形図である。同図を参照す
ると、奇数配列波(1,3,5,7,…ch)と偶数配
列波(2,4,6,…ch)は偏波方向が互いに90
度、すなわち直交するよう構成されている。このように
隣接チャネルの偏波が直交しているため、隣接チャネル
間のクロストークを防止することができるのである。
【0005】一方、送信された波長分割多重の光信号
は、受信装置で受信されるまでに、光ファイバ等の光伝
送路で波長分散を生じる。図22は波長分散による信号
劣化の説明図である。同図に示すように、送信光信号T
は光伝送路で波長分散を生じた結果、受信装置における
受信光信号Rの波形は送信光信号Tに比べて波形がくず
れてしまう。この波形劣化は伝送路が長くなるほど波長
分散の影響を受けて大きくなる。この波形劣化により受
信装置においてデータの2値判別が困難となる。
【0006】そこで、この波長分散に起因する波形劣化
を防止するため分散補償器(DCF:dispersion-compe
nsating fiber )が用いられている。図23は従来の分
散補償器を用いた直交偏波多重送信装置の一例の構成図
である。同図を参照すると、従来の直交偏波多重送信装
置の一例は、奇数偏波多重部401と、偶数偏波多重部
402と、偏波直交合波器17と、光アンプ18と、分
散補償器19とを含んで構成される。
【0007】次に、この直交偏波多重送信装置の動作に
ついて説明する。奇数偏波多重部401から出力される
奇数配列多重光信号と偶数偏波多重部402から出力さ
れる偶数配列多重光信号とが偏波直交合波器17にて合
波され、奇数次と偶数次とが互いに直交する偏波信号が
生成される。次に、偏波直交合波器17の挿入損失によ
って低下した光レベルが光アンプ18で所定のレベルま
で増幅され、増幅後の光信号は分散補償器19にて帯域
分散補償がなされ出力される。なお、同図に示すように
偏波直交合波器17までの入力経路が偏波保持区間であ
り、偏波直交合波器17から先の出力経路が偏波非保持
区間である。
【0008】なお、直交偏波多重においても個々の光信
号に対して個別に分散補償を行うこと、例えば奇数偏波
多重部401及び偶数偏波多重部402の各光信号入力
部に1個ずつ分散補償器を設けることが理想であること
は明確であるが、それには偏波面を保持する分散補償器
が必要と考えられている。しかし、現在そのような分散
補償器が開発されていないため、図23のような偏波直
交合波器17の出力側に分散補償器19を配置する構成
が一般に使用されている。
【0009】次に、従来の分散補償器を用いた直交偏波
多重送信装置の一例についてさらに詳細に説明する。図
24は従来の分散補償器を用いた直交偏波多重送信装置
の一例の詳細説明図である。なお、図23と同様の構成
部分については同一番号を付し、その説明を省略する。
【0010】図24を参照すると、従来の直交偏波多重
送信装置の一例は、直交偏波多重部400と、光アンプ
18と、分散補償器19と、光アンプ20とを含んで構
成される。
【0011】また、直交偏波多重部400は、奇数配列
偏波多重部401と偶数配列偏波多重部402と偏波直
交合波器17とから構成される。奇数配列偏波多重部4
01と偶数配列偏波多重部402は、それぞれ複数の光
送信器15と偏波保持光合波器16から構成される。
【0012】奇数配列偏波多重部401の光送信器15
−1,15−3,…,15−(2i−1)(iは正の整
数)から出力される奇数配列波長λ15−1,λ15−
3,λ15−(2i−1)の光信号は、一定偏波方向に
保持された状態で出力され、偏波保持光合波器16−1
で偏波保持多重される。
【0013】偶数配列偏波多重部402の光送信器15
−2,15−4,…,15−(2i)から出力される、
偶数配列波長λ15−2,λ15−4,…,λ15−
(2i)の光信号は、奇数配列波長の光信号の偏波と直
交するように保持された状態で出力され、偏波保持光合
波器16−2で偏波保持多重される。
【0014】偏波保持光合波器16−1から出力される
奇数配列偏波多重部401の多重光信号と偏波保持光合
波器16−2から出力される偶数配列偏波多重部402
の多重光信号は、偏波直交合波器17で互いの偏波が直
交保持されたまま合波される。
【0015】偏波直交合波器17から出力される全波長
多重光信号は、前段経路の挿入損失によって低下した光
レベルを光アンプ18で所定の光レベルまで増幅出力さ
せる。それから、分散補償器19で全波長多重光信号に
対してF[ps]の帯域分散補償がなされ、分散補償器
19の挿入損失によって低下した光レベルを光アンプ2
0で所定の光レベルまで増幅出力させた後、伝送路へ出
力される。
【0016】一方、特開2001−203638号公報
(以下、文献1という)に偏波多重光を1ブロックと
し、ブロック間の波長間隔が各ブロック内の光信号の波
長間隔よりも大きくなるように各光信号を配置する構成
が開示され、特開2001−094535号公報(以
下、文献2という)に一組の直交偏波多重信号に対し分
散補償器を設ける構成が開示され、特開2001−10
3006号公報(以下、文献3という)に1本の波長光
毎に波長分散補償を行った後に偏波直交合波する構成が
開示されている。また、文献3に関連する技術が特開平
9−046318号公報(以下、文献4という)にも開
示されている。
【0017】文献1開示の技術はブロック間にガードバ
ンドを設けるものであるが、分散補償に関する記載が全
くなく、従って本発明と課題が全く相違する別発明であ
る。文献2開示の技術は一組の直交偏波多重信号に対し
分散補償器を設けるという前述の図23及び図24記載
の技術と共通するものである。
【0018】文献3開示の技術は1本の波長光毎に波長
分散補償を行った後に偏波直交合波するものである。先
に、「各光信号入力部に1個ずつ分散補償器を設けるこ
とが理想である…。しかし、現在そのような分散補償器
が開発されていない」と述べたが、この文献3開示の技
術はその例外と考えられる。しかし、この文献3開示の
分散補償器16−1の構成(文献3の図1参照)は、複
雑かつ特殊で従来から存在する分散補償器を流用できな
い点で本発明と全く相違する。文献4については文献3
に準ずる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図23
及び図24に示す従来のDWDMにおける直交偏波多重
送信装置においては、次のような課題がある。すなわ
ち、伝送路には波長に対する分散傾斜があるので、伝送
距離に応じて最短波長と最長波長の累積分散の差が大き
くなり、その分散補償限界が伝送距離限界の主要因とな
ってしまう。前述した従来方法の場合、一般には伝送路
の零分散波長における累積分散誤差を分散補償値として
選択し、全波長に対して一括分散補償を行うため、零分
散波長の短波長側及び長波長側を考慮した分散補償を行
うことができず、結果として最低限の伝送距離を確保す
るまでしかできない。上記文献1〜4にもこの課題を解
決する手段は開示されていない。
【0020】そこで本発明の目的は、零分散波長の短波
長側及び長波長側を考慮した分散補償を行うことが可能
な直交偏波多重送信装置及びその装置に用いる多重方法
を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明による直交偏波多重送信装置は、波長分割多重
における直交偏波多重送信装置であって、その装置は複
数に分割した波長帯域毎に奇数配列波と偶数配列波とを
直交偏波多重する複数の直交偏波多重手段と、各直交偏
波多重手段で直交偏波多重された信号を分散補償する複
数の分散補償手段と、各分散補償手段で分散補償された
各信号を合波する合波手段とを含み、前記複数に分割し
た波長帯域間には直交偏波多重時の波長間隔よりも広く
空けた帯域が設けられることを特徴とする。
【0022】又、本発明による多重方法は、波長分割多
重における直交偏波多重送信装置に用いる多重方法であ
って、その方法は複数に分割した波長帯域毎に奇数配列
波と偶数配列波とを直交偏波多重する複数の直交偏波多
重ステップと、各直交偏波多重ステップで直交偏波多重
された信号を分散補償する複数の分散補償ステップと、
各分散補償ステップで分散補償された各信号を合波する
合波ステップとを含み、さらに、前記複数に分割した波
長帯域間に直交偏波多重時の波長間隔よりも広く空けた
帯域を設けるステップを含むことを特徴とする。
【0023】本発明によれば、零分散波長の短波長側及
び長波長側を考慮した分散補償を行うことが可能とな
る。
【0024】本発明は、波長帯域を複数に分割して、各
々の波長帯域毎に送信分散補償を行う技術を提供するも
のである。図1において、複数の異なる波長の光信号を
直交偏波多重部100と直交偏波多重部200とに分
け、それぞれの直交偏波多重部100,200で奇数配
列偏波多重部と偶数配列偏波多重部の光信号を偏波直交
合波器にて直交偏波多重させる。ここで、直交偏波多重
部100と直交偏波多重部200との隣接する光信号
は、光合波器9で合波される際、互いの偏波面が非直交
となるため、符号間干渉を抑止する目的として、波長間
隔を直交偏波多重時よりも広く空けたガードバンドを設
けておく。すなわち、前述したように偏波直交合波器4
1、42の入力側の経路では偏波保持されるが、偏波直
交合波器41、42の出力側の経路では偏波保持されな
いためである。
【0025】さらに、直交偏波多重部100の多重光信
号は、分散補償器6−1で帯域分散補償され、同様に直
交偏波多重部200の多重光信号は、別の分散補償器6
−2で帯域分散補償される。そして、それぞれの多重光
信号は光合波器9で合波された後、分散補償器10で全
波長多重光信号に対して一括分散補償されて伝送路に出
力される。
【0026】このようにして本発明では、複数に分割し
た波長帯域毎に直交偏波多重部を構成し、波長帯域間に
は符号間干渉を抑止することを目的としたガードバンド
を設けることによって、波長帯域毎に送信分散補償マネ
ージメントを行うことが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しながら説明する。まず、第1の実施
の形態について説明する。図1は本発明に係る直交偏波
多重送信装置の第1の実施の形態の構成図である。な
お、図23及び図24と同様の構成部分については同一
番号を付し、その説明を省略する。
【0028】図1を参照すると、直交偏波多重部100
は、奇数配列偏波多重部101と偶数配列偏波多重部1
02と偏波直交合波器4−1とから構成され、直交偏波
多重部200は、奇数配列偏波多重部201と偶数配列
偏波多重部202と偏波直交合波器4−2とから構成さ
れる。直交偏波多重部100の波長帯域は、直交偏波多
重部200の波長帯域よりも短波側に位置している。奇
数配列偏波多重部と偶数配列偏波多重部は、それぞれ複
数の光送信器と偏波保持光合波器から構成される。
【0029】奇数配列偏波多重部101の光送信器1−
1,1−3,…,1−(2m−1)(mは正の整数)
は、それぞれ異なった奇数配列の波長λ1−1,1−
3,…,1−(2m−1)の光信号を、一定偏波方向に
保持して出力する。偶数配列偏波多重部102の光送信
器1−2,1−4,…,1−(2m)は、奇数配列波長
と交互に配列された偶数配列の波長λ1−2,1−4,
…,1−(2m)の光信号を、奇数配列波長の偏波と直
交するように保持して出力する。また、奇数配列偏波多
重部201の光送信器2−1,2−3,…,2−(2n
−1)(nは正の整数)は、それぞれ異なった奇数配列
の波長λ2−1,2−3,…,2−(2n−1)の光信
号を、一定偏波方向に保持して出力する。
【0030】偶数配列偏波多重部202の光送信器2−
2,2−4,…,2−(2n)は、奇数配列波長と交互
に配列された偶数配列の波長λ2−2,2−4,…,2
−(2n)の光信号を、奇数配列波長の偏波と直交する
ように保持して出力する。偏波保持光合波器3−1〜3
−4は、複数の光送信器からの出力を偏波保持多重す
る。偏波直交合波器4−1,4−2は、偏波が互いに直
交している奇数配列偏波多重部の多重光信号と偶数配列
偏波多重部の多重光信号を直交偏波多重する。
【0031】光アンプ5−1,5−2,7−1,7−
2,11は、低下した多重光信号の光レベルを所定の光
レベルまで増幅出力する。ここで使用される光アンプ
は、波長増設や故障時に他の個別光信号パワーに対し変
動を与えないAGC(automatic gain control) 制御が
好ましい。
【0032】分散補償器6−1は、直交偏波多重部10
0の多重光信号に対してA[ps]の帯域分散補償を行
い、分散補償器6−2は、直交偏波多重部200の多重
光信号に対してB[ps]の帯域分散補償を行う。ま
た、分散補償器10は、全波長多重光信号に対してC
[ps]の一括分散補償を行う。
【0033】バンドパスフィルタ8−1は、直交偏波多
重部100の波長帯域のみを通過させ、前段の光アンプ
から射出するASE(Amplified Spontaneous Emissio
n:自然放出光)を帯域外について除去する。また、バ
ンドパスフィルタ8−2は、直交波長多重部200の波
長帯域のみを通過させ、前段の光アンプから射出するA
SEを帯域外について除去する。光合波器9は、バンド
パスフィルタ8−1,8−2からの多重光信号を合波す
る。
【0034】以上、第1の実施の形態の構成を述べた
が、図1の光送信器や光アンプの内部構成は、当業者に
とってよく知られており、また本発明とは直接関係しな
いので、その詳細な構成は省略する。
【0035】次に図1の直交偏波多重送信装置の動作に
ついて説明する。奇数配列偏波多重部101の光送信器
1−1,1−3,…,1−(2m−1)(mは正の整
数)から出力される、奇数配列波長λ1−1,λ1−
3,λ1−(2m−1)の光信号は、一定偏波方向に保
持された状態で出力され、偏波保持光合波器3−1で偏
波保持多重される。
【0036】偶数配列偏波多重部102の光送信器1−
2,1−4,…,1−(2m)から出力される、偶数配
列波長λ1−2,λ1−4,…,λ1−(2m)の光信
号は、奇数配列波長の光信号の偏波と直交するように保
持された状態で出力され、偏波保持光合波器3−2で偏
波保持多重される。
【0037】偏波保持光合波器3−1から出力される奇
数配列偏波多重部101の多重光信号と偏波保持光合波
器3−2から出力される偶数配列偏波多重部102の多
重光信号は、偏波直交合波器4−1で互いの偏波が直交
保持されたまま合波されることで、奇数と偶数の隣接波
長間における符号間干渉が最小限になり、波形劣化が抑
止される。
【0038】偏波直交合波器4−1から出力される直交
偏波多重部100の多重光信号は、前段経路の挿入損失
によって低下した光レベルを光アンプ5−1で所定の光
レベルまで増幅出力させる。それから、分散補償器6−
1で直交偏波多重部100の多重光信号に対してA[p
s]の帯域分散補償がされ、分散補償器6−1の挿入損
失によって低下した光レベルを光アンプ7−1で所定の
光レベルまで増幅出力させる。
【0039】同様に、奇数配列偏波多重部201の光送
信器2−1,2−3,…,2−(2n−1)(nは正の
整数)から出力される、奇数配列波長λ2−1,λ2−
3,λ2−(2n−1)の光信号は、一定偏波方向に保
持された状態で出力され、偏波保持光合波器3−3で偏
波保持多重される。
【0040】偶数配列偏波多重部202の送信器2−
2,2−4,…,2−(2n)から出力される、偶数順
列波長λ2−2,λ2−4,…,λ2−(2n)の光信
号は、奇数配列波長の光信号の偏波と直交するように保
持された状態で出力され、偏波保持光合波器3−4で偏
波保持多重される。
【0041】偏波保持光合波器3−3から出力される奇
数配列偏波多重部201の多重光信号と偏波保持光合波
器3−4から出力される偶数配列偏波多重部202の多
重光信号は、偏波直交合波器4−2で互いの偏波が直交
保持されたまま合波されることで、奇数と偶数の隣接波
長間における符号間干渉が最小限になり、波形劣化が抑
止される。
【0042】偏波直交合波器4−2から出力される直交
偏波多重部200の多重光信号は、前段経路の挿入損失
によって低下した光レベルを光アンプ5−2で所定の光
レベルまで増幅出力させる。それから、分散補償器6−
2で直交偏波多重部200の多重光信号に対してB[p
s]の分散補償がされ、分散補償器6−2の挿入損失に
よって低下した光レベルを光アンプ7−2で所定の光レ
ベルまで増幅出力させる。
【0043】次に、光アンプ7−1から出力される多重
光信号と、光アンプ7−2から出力される多重光信号
は、一方の光アンプから射出されるASEが他方の波長
帯域に重畳してSNR(Signal to Noise Ratio )劣化
が生じないように、短波長帯域のみを通過させるバンド
パスフィルタ8−1と長波長帯域のみを通過させるバン
ドバスフィルタ8−2でそれぞれの帯域外ASEを除去
した後、光合波器9で合波される。
【0044】このとき、短波長帯域と長波長帯域の隣接
波長λ1−(2m)とλ2−1は、偏波方向が不確定で
あり非直交となっているため、この波長間隔が狭いまま
合波されると符号間干渉による信号波形劣化が生じる。
その対策として、当初の波長配置から波長帯域間には直
交偏波多重時の波長間隔よりも広く空けたガードバンド
を設けて符号間干渉を抑止させる。図2に波長帯域間に
ガードバンドを設けた図を、図3にガードバンドを設け
る理由の説明図を示す。
【0045】それから、光合波器9から出力される全波
長多重光信号は、分散補償器10で全波長多重光信号に
対してC[ps]の一括分散補償がされ、前段経路の挿
入損失によって低下した光レベルを光アンプ11で所定
の光レベルまで増幅出力させた後、伝送路へ出力され
る。
【0046】よって、直交偏波多重部100の短波長帯
域に対しては、A+C[ps]の分散補償となり、直交
偏波多重部200の長波長帯域に対しては、B+C[p
s]の分散補償となり、波長帯域毎に送信分散補償マネ
ージメントができる。
【0047】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。第2の実施の形態は第1の実施の形態の直交
偏波多重送信装置に用いる多重方法に関するものであ
る。図12及び図13は第2の実施の形態における多重
方法を示すフローチャートである。
【0048】同図を参照すると、まず波長帯域が複数
(第1の実施の形態では2つ)に分割され(S1)、次
に各波長帯域間にガ−ドバンドが設けられる(S2)。
さらに各波長帯域毎に奇数配列波と偶数配列波とが直交
偏波多重され(S3)、各波長帯域毎に直交偏波多重信
号が分散補償される(S4)。次に、各波長帯域毎に分
散補償後の直交偏波多重信号に対しバンドパスフィルタ
により帯域外ASEの除去が行われる(S5)。次に、
各バンドパスフィルタ通過後の直交偏波多重信号が合波
され(S6)、さらに合波後の全波長多重光信号が分散
補償される(S7)。なお、上記説明では、S3とS4
の間、S4とS5の間およびS7の次に、前段経路の挿
入損失によって低下した光レベルを補償するための光増
幅のステップを挿入するのを省略したが、もちろんこれ
らのステップを挿入することも可能である。
【0049】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。その基本的構成は第1の実施の形態と同様で
あるが、波長帯域をk分割(kは3以上の正の整数)す
ることで、波長帯域毎の送信分散補償マネージメントを
さらに細分化することができる。
【0050】図4は第3の実施の形態の構成図である。
同図を参照すると、直交偏波多重部300−1〜300
−kからk分割された波長帯域毎の直交偏波多重された
多重光信号が出力される。ここで、直交偏波多重部の波
長帯域は、副番号が増えるほど長波長側に向かってい
る。
【0051】光アンプ50−1〜50〜k,70−1〜
70−k,14は、低下した多重光信号の光レベルを所
定の光レベルまで増幅出力する。ここで使用される光ア
ンプは、波長増設や故障時に他の個別光信号パワーに対
し変動を与えないAGC制御が好ましい。分散補償器6
0−1〜60−kは、k分割した波長帯域の多重光信号
に対してそれぞれD1[ps]〜Dk[ps]の分散補
償を行う。また、分散補償器13は、全波長多重光信号
に対してE[ps]の一括分散補償を行う。バンドパス
フィルタ80−1〜80−kは、それぞれの波長帯域の
みを通過させ、前段の光アンプから射出するASEを帯
域外についてカットする。光合波器12は、バンドパス
フィルタ80−1〜80−kからの多重光信号を合波す
る。
【0052】次に図4の動作について説明する。直交偏
波多重部300−1からの多重光信号は、前段経路の挿
入損失によって低下した光レベルが光アンプ50−1で
所定の光レベルまで増幅出力される。それから、分散補
償器60−1でこの波長帯域の多重光信号に対してD1
[ps]の分散補償がされ、分散補償器60−1の挿入
損失によって低下した光レベルが光アンプ70−1で所
定の光レベルまで増幅出力される。
【0053】他の直交偏波多重部300−2〜300−
kの多重光信号についても、上記と同様な過程がなさ
れ、波長帯域毎の多重光信号に対してD2[ps]〜D
k[ps]の分散補償がされる。
【0054】次に、光アンプ70−1〜70−kから出
力されるそれぞれの多重光信号は、光アンプから射出さ
れるASEが他方の波長帯域に重畳してSNR劣化が生
じないように、各波長帯域のみを通過させるバンドパス
フィルタ80−1〜80−kで帯域外ASEを除去した
後、光合波器12で合波される。このとき、波長帯域間
の隣接波長は、偏波方向が不確定であり非直交となって
いるため、この波長間隔が狭いまま合波されると符号間
干渉による信号波形劣化が生じるので、直交偏波多重時
の波長間隔よりも広く空けたガードバンドを設けて符号
間干渉を抑止させる。
【0055】それから、光合波器12から出力される全
波長多重光信号は、分散補償器13で全波長多重光信号
に対してE[ps]の一括分散補償がされ、前段経路の
挿入損失によって低下した光レベルを光アンプ14で所
定の光レベルまで増幅出力させた後、伝送路へ出力され
る。
【0056】よって、直交偏波多重部300−1〜30
0−kの波長帯域に対しては、それぞれD1+E[p
s]〜Dk+E[ps]の分散補償となり、k個の各波
長帯域毎にそれぞれ分散補償マネージメントができる。
【0057】このように、第3の実施の形態では、波長
帯域の分割数を3以上に増やし1波長帯域の波長数を少
なくさせることで、波長帯域毎の送信分散補償マネージ
メントをさらに細分化・最適化できるようになり、さら
なる伝送距離の延長ができる。
【0058】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。ま
ず、第1実施例について説明する。図5は第1実施例の
構成図である。なお、同図には奇数配列偏波多重部10
1,201、偶数配列偏波多重部102,202、分散
補償器6−1,6−2のみが便宜上表示されているが、
基本構成は第1の実施の形態の構成(図1参照)と同様
である。
【0059】図5を参照すると、第1実施例では第1の
実施の形態で示したようなガードバンドは設けない。そ
の代わりに短波長帯域と長波長帯域とに2分割する場合
は、長波長帯域の最短波長λ2−1を予め未挿入として
おく。これにより、ガードバンドを設けた場合と同様の
効果を奏するのである。また、波長帯域を3分割以上す
る場合は、最短波長帯域を除く2番目以降の波長帯域の
最短波長を予め未挿入としておく。図6に第1実施例の
波形図を示す。
【0060】次に、第2実施例について説明する。第2
実施例は第1実施例に示す送信装置に用いる多重方法の
フローチャートである。図14は第2実施例の動作の一
部を示すフローチャートである。図14は図12のS2
をS2−1で置き換えたものである。その他のステップ
は図12及び図13と同様である。
【0061】図14を参照すると、波長帯域を複数に分
割した後(S1)、2番目以降の波長帯域の最短波長を
未挿入とする(S2−1)。次に、各波長帯域毎に奇数
配列波と偶数配列波とを直交偏波多重する(S3)。以
下は図12及び図13と同様である。
【0062】次に、第3実施例について説明する。図7
は第3実施例の構成図である。なお、同図には奇数配列
偏波多重部101,201、偶数配列偏波多重部10
2,202、分散補償器6−1,6−2のみが便宜上表
示されているが、基本構成は第1の実施の形態の構成
(図1参照)と同様である。
【0063】図7を参照すると、第3実施例においても
第1の実施の形態で示したようなガードバンドは設けな
い。その代わりに短波長帯域と長波長帯域とに2分割す
る場合は、短波長帯域の最長波長λ1−(2m)を予め
未挿入としておく。これにより、ガードバンドを設けた
場合と同様の効果を奏するのである。また、波長帯域を
3分割以上する場合は、各波長帯域の最長波長を予め未
挿入としておく。図8に第3実施例の波形図を示す。
【0064】次に、第4実施例について説明する。第4
実施例は第3実施例に示す送信装置に用いる多重方法の
フローチャートである。図15は第4実施例の動作の一
部を示すフローチャートである。図15は図12のS2
をS2−2で置き換えたものである。その他のステップ
は図12及び図13と同様である。
【0065】図15を参照すると、波長帯域を複数に分
割した後(S1)、各波長帯域の最長波長を未挿入とす
る(S2−2)。次に、各波長帯域毎に奇数配列波と偶
数配列波とを直交偏波多重する(S3)。以下は図12
及び図13と同様である。
【0066】次に、第5実施例について説明する。図9
は第5実施例の構成図である。なお、同図には奇数配列
偏波多重部101,201、偶数配列偏波多重部10
2,202及び分散補償器6−1,6−2と、ノッチフ
ィルタ91が表示されているが、ノッチフィルタ91が
追加されている点を除き、基本構成は第1の実施の形態
の構成(図1参照)と同様である。
【0067】図9を参照すると、第5実施例においても
第1の実施の形態で示したようなガードバンドは設けな
い。その代わりに短波長帯域と長波長帯域とに2分割す
る場合は、長波長帯域の最短波長λ2−1を除去するた
めのノッチフィルタ91−2を長波長帯域の偏波直交合
波器4−2(不図示)と分散補償器6−2との間に挿入
する。これにより、ガードバンドを設けた場合と同様の
効果を奏するのである。また、波長帯域を3分割以上す
る場合は、最短波長帯域を除く2番目以降の波長帯域の
各々についてノッチフィルタ92−2,93−2,…を
挿入する。第5実施例の波形図は図6と同様となる。
【0068】次に、第6実施例について説明する。第6
実施例は第5実施例に示す送信装置に用いる多重方法の
フローチャートである。図16は第6実施例の動作を示
すフローチャートである。
【0069】図16を参照すると、まず波長帯域が複数
(第5実施例では2つ)に分割され(S11)、次に波
長帯域毎に奇数配列波と偶数配列波とが直交偏波多重さ
れる(S12)。次に、2番目以降の波長帯域に含まれ
る信号のうち最短波長λ2−1の信号がノッチフィルタ
91−2で除去され(S13)、さらに各波長帯域毎に
直交偏波多重信号が分散補償される(S14)。次に、
各波長帯域毎に分散補償後の直交偏波多重信号に対しバ
ンドパスフィルタにより帯域外ASEの除去が行われ
(S15)、それ以後は図13のS6及びS7のステッ
プを実行する。
【0070】次に、第7実施例について説明する。図1
0は第7実施例の構成図である。なお、同図には奇数配
列偏波多重部101,201、偶数配列偏波多重部10
2,202及び分散補償器6−1,6−2と、ノッチフ
ィルタ91−1が表示されているが、ノッチフィルタ9
1−1が追加されている点を除き、基本構成は第1の実
施の形態の構成(図1参照)と同様である。
【0071】図10を参照すると、第7実施例において
も第1の実施の形態で示したようなガードバンドは設け
ない。その代わりに短波長帯域と長波長帯域とに2分割
する場合は、短波長帯域の最長波長λ1−(2m)を除
去するためのノッチフィルタ91−1を短波長帯域の偏
波直交合波器4−1(不図示)と分散補償器6−1との
間に挿入する。これにより、ガードバンドを設けた場合
と同様の効果を奏するのである。また、波長帯域を3分
割以上する場合は、最長波長帯を除く波長帯域の各々に
ついてノッチフィルタ92−1,93−1を挿入する。
第7実施例の波形図は図8と同様となる。
【0072】次に、第8実施例について説明する。第8
実施例は第7実施例に示す送信装置に用いる多重方法の
フローチャートである。図17は第8実施例の動作の一
部を示すフローチャートである。図17は図16のS1
3をS13−1で置き換えたものである。その他のステ
ップは図16及び図13と同様である。
【0073】図16及び図17を参照すると、まず波長
帯域が複数(第7実施例では2つ)に分割され(S1
1)、次に波長帯域毎に奇数配列波と偶数配列波とが直
交偏波多重される(S12)。次に、各波長帯域に含ま
れる信号のうち最長波長λ1−(2m)の信号がノッチ
フィルタ91−1で除去され(S13−1)、さらに各
波長帯域毎に直交偏波多重信号が分散補償される(S1
4)。次に、各波長帯域毎に分散補償後の直交偏波多重
信号に対しバンドパスフィルタにより帯域外ASEの除
去が行われ(S15)、それ以後は図13のS6及びS
7のステップを実行する。
【0074】最後に、第9実施例について説明する。図
11は第9実施例の構成図である。第9実施例(図1
1)が第7実施例(図10)と異なる点は、第9実施例
では分散補償器6−1の後段にノッチフィルタ91−1
が設けられることである。この構成でも第7実施例と同
様の効果を奏する。なお、第5実施例(図9)のように
2番目以降の波長帯域にノッチフィルタが設けられる場
合も分散補償器の後段にノッチフィルタを設けることが
可能である。
【0075】
【発明の効果】本発明による直交偏波多重送信装置は、
波長分割多重における直交偏波多重送信装置であって、
その装置は複数に分割した波長帯域毎に奇数配列波と偶
数配列波とを直交偏波多重する複数の直交偏波多重手段
と、各直交偏波多重手段で直交偏波多重された信号を分
散補償する複数の分散補償手段と、各分散補償手段で分
散補償された各信号を合波する合波手段とを含み、前記
複数に分割した波長帯域間には直交偏波多重時の波長間
隔よりも広く空けた帯域が設けられるため、零分散波長
の短波長側及び長波長側を考慮した分散補償を行うこと
が可能となる。
【0076】また、本発明による多重方法は、波長分割
多重における直交偏波多重送信装置に用いる多重方法で
あって、その方法は複数に分割した波長帯域毎に奇数配
列波と偶数配列波とを直交偏波多重する複数の直交偏波
多重ステップと、各直交偏波多重ステップで直交偏波多
重された信号を分散補償する複数の分散補償ステップ
と、各分散補償ステップで分散補償された各信号を合波
する合波ステップとを含み、さらに、前記複数に分割し
た波長帯域間に直交偏波多重時の波長間隔よりも広く空
けた帯域を設けるステップを含むため、上述の直交偏波
多重送信装置と同様の効果を奏する。
【0077】具体的に説明すると、本発明は以下に記載
するような効果を奏する。 (1)偏波保持経路中に分散補償器を設けない構成とし
たので、従来から使用されている一般的な分散補償器の
みで本構成が容易に実現でき、また、複数波長で分散補
償器を共有化しているので、コストと実装フロアにも負
担をかけないで本構成が実現できる。 (2)分割した波長帯域毎に送信分散補償マネージメン
トが行える構成としたので、従来の全波長一括分散補償
方法よりも送信分散補償マネージメントの細分化・最適
化が行えるようになり、伝送距離の延長ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る直交偏波多重送信装置の第1の実
施の形態の構成図である。
【図2】波長帯域間にガードバンドを設けた図である。
【図3】ガードバンドを設ける理由の説明図である。
【図4】第3の実施の形態の構成図である。
【図5】第1実施例の構成図である。
【図6】第1実施例の波形図である。
【図7】第3実施例の構成図である。
【図8】第3実施例の波形図である。
【図9】第5実施例の構成図である。
【図10】第7実施例の構成図である。
【図11】第9実施例の構成図である。
【図12】第2の実施の形態における多重方法を示すフ
ローチャートである。
【図13】第2の実施の形態における多重方法を示すフ
ローチャートである。
【図14】第2実施例の動作の一部を示すフローチャー
トである。
【図15】第4実施例の動作の一部を示すフローチャー
トである。
【図16】第6実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図17】第8実施例の動作の一部を示すフローチャー
トである。
【図18】従来の波長分割多重の一例の波形図である。
【図19】高密度波長分割多重の一例の波形図である。
【図20】クロスト−ク説明図である。
【図21】直交偏波多重の一例を示す波形図である。
【図22】波長分散による信号劣化の説明図である。
【図23】従来の分散補償器を用いた直交偏波多重送信
装置の一例の構成図である。
【図24】従来の分散補償器を用いた直交偏波多重送信
装置の一例の詳細説明図である。
【符号の説明】
1、2 光送信器 3 偏波保持光合波器 4 偏波直交合波器 5、7、11 光アンプ 6、13、60 分散補償器 8、80 バンドパスフィルタ 9、12 光合波器 14、50、70 光アンプ 91,92 ノッチフィルタ 100、200、300 直交偏波多重部 101、201 奇数配列偏波多重部 102 202 偶数配列偏波多重部

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長分割多重における直交偏波多重送信
    装置であって、 複数に分割した波長帯域毎に奇数配列波と偶数配列波と
    を直交偏波多重する複数の直交偏波多重手段と、各直交
    偏波多重手段で直交偏波多重された信号を分散補償する
    複数の分散補償手段と、各分散補償手段で分散補償され
    た各信号を合波する合波手段とを含み、 前記複数に分割した波長帯域間には直交偏波多重時の波
    長間隔よりも広く空けた帯域が設けられることを特徴と
    する直交偏波多重送信装置。
  2. 【請求項2】 隣接する2つの波長帯域において、短波
    長帯域の最長波長の信号及び長波長帯域の最短波長の信
    号のいずれか一方が未挿入となることを特徴とする請求
    項1記載の直交偏波多重送信装置。
  3. 【請求項3】 隣接する2つの波長帯域において、短波
    長帯域の最長波長の信号及び長波長帯域の最短波長の信
    号のいずれか一方を除去するフィルタを含むことを特徴
    とする請求項1記載の直交偏波多重送信装置。
  4. 【請求項4】 前記直交偏波多重手段、分散補償手段及
    び合波手段の後段にはそれぞれ信号増幅手段が設けられ
    ることを特徴とする請求項1から3いずれか記載の直交
    偏波多重送信装置。
  5. 【請求項5】 前記分散補償手段と前記合波手段との間
    に一定の帯域を通過させるフィルタが設けられることを
    特徴とする請求項1から4いずれか記載の直交偏波多重
    送信装置。
  6. 【請求項6】 前記短波長帯域の最長波長の信号及び長
    波長帯域の最短波長の信号のいずれか一方を除去するフ
    ィルタは前記直交偏波多重手段と分散補償手段との間に
    設けられることを特徴とする請求項3から5いずれか記
    載の直交偏波多重送信装置。
  7. 【請求項7】 前記短波長帯域の最長波長の信号及び長
    波長帯域の最短波長の信号のいずれか一方を除去するフ
    ィルタは前記分散補償手段と合波手段との間に設けられ
    ることを特徴とする請求項3から5いずれか記載の直交
    偏波多重送信装置。
  8. 【請求項8】 前記合波手段の後段に分散補償手段を含
    むことを特徴とする請求項1から7いずれか記載の直交
    偏波多重送信装置。
  9. 【請求項9】 波長分割多重における直交偏波多重送信
    装置に用いる多重方法であって、 複数に分割した波長帯域毎に奇数配列波と偶数配列波と
    を直交偏波多重する複数の直交偏波多重ステップと、各
    直交偏波多重ステップで直交偏波多重された信号を分散
    補償する複数の分散補償ステップと、各分散補償ステッ
    プで分散補償された各信号を合波する合波ステップとを
    含み、 さらに、前記複数に分割した波長帯域間に直交偏波多重
    時の波長間隔よりも広く空けた帯域を設けるステップを
    含むことを特徴とする直交偏波多重方法。
  10. 【請求項10】 隣接する2つの波長帯域において、短
    波長帯域の最長波長の信号及び長波長帯域の最短波長の
    信号のいずれか一方を未挿入とするステップを含むこと
    を特徴とする請求項9記載の直交偏波多重方法。
  11. 【請求項11】 隣接する2つの波長帯域において、短
    波長帯域の最長波長の信号及び長波長帯域の最短波長の
    信号のいずれか一方を除去するステップを含むことを特
    徴とする請求項9記載の直交偏波多重方法。
  12. 【請求項12】 前記直交偏波多重ステップ、分散補償
    ステップ及び合波ステップの後段にはそれぞれ信号増幅
    ステップが設けられることを特徴とする請求項9から1
    1いずれか記載の直交偏波多重方法。
  13. 【請求項13】 前記分散補償ステップと前記合波ステ
    ップとの間に一定の帯域を通過させるステップが設けら
    れることを特徴とする請求項9から12いずれか記載の
    直交偏波多重方法。
  14. 【請求項14】 前記短波長帯域の最長波長の信号及び
    長波長帯域の最短波長の信号のいずれか一方を除去する
    ステップは前記直交偏波多重ステップと分散補償ステッ
    プとの間に設けられることを特徴とする請求項11から
    13いずれか記載の直交偏波多重方法。
  15. 【請求項15】 前記合波ステップの後段に分散補償ス
    テップを含むことを特徴とする請求項9から14いずれ
    か記載の直交偏波多重方法。
  16. 【請求項16】 波長分割多重における直交偏波多重送
    信装置であって、 複数に分割した波長帯域毎に奇数配列波と偶数配列波と
    を直交偏波多重する複数の直交偏波多重部と、各直交偏
    波多重部で直交偏波多重された信号を分散補償する複数
    の分散補償器と、各分散補償器で分散補償された各信号
    を合波する合波器とを含み、 前記複数に分割した波長帯域間には直交偏波多重時の波
    長間隔よりも広く空けた帯域が設けられることを特徴と
    する直交偏波多重送信装置。
  17. 【請求項17】 隣接する2つの波長帯域において、短
    波長帯域の最長波長の信号及び長波長帯域の最短波長の
    信号のいずれか一方が未挿入となることを特徴とする請
    求項16記載の直交偏波多重送信装置。
  18. 【請求項18】 隣接する2つの波長帯域において、短
    波長帯域の最長波長の信号及び長波長帯域の最短波長の
    信号のいずれか一方を除去するフィルタを含むことを特
    徴とする請求項16記載の直交偏波多重送信装置。
  19. 【請求項19】 前記直交偏波多重部、分散補償器及び
    合波器の後段にはそれぞれ信号増幅器が設けられること
    を特徴とする請求項16から18いずれか記載の直交偏
    波多重送信装置。
  20. 【請求項20】 前記分散補償器と前記合波器との間に
    一定の帯域を通過させるフィルタが設けられることを特
    徴とする請求項16から19いずれか記載の直交偏波多
    重送信装置。
  21. 【請求項21】 前記短波長帯域の最長波長の信号及び
    長波長帯域の最短波長の信号のいずれか一方を除去する
    フィルタは前記直交偏波多重部と分散補償器との間に設
    けられることを特徴とする請求項18から20いずれか
    記載の直交偏波多重送信装置。
  22. 【請求項22】 前記短波長帯域の最長波長の信号及び
    長波長帯域の最短波長の信号のいずれか一方を除去する
    フィルタは前記分散補償器と合波器との間に設けられる
    ことを特徴とする請求項18から20いずれか記載の直
    交偏波多重送信装置。
  23. 【請求項23】 前記合波器の後段に分散補償器を含む
    ことを特徴とする請求項16から22いずれか記載の直
    交偏波多重送信装置。
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