JP2003209235A - 固体撮像素子及びその製造方法 - Google Patents

固体撮像素子及びその製造方法

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JP2003209235A JP2002007155A JP2002007155A JP2003209235A JP 2003209235 A JP2003209235 A JP 2003209235A JP 2002007155 A JP2002007155 A JP 2002007155A JP 2002007155 A JP2002007155 A JP 2002007155A JP 2003209235 A JP2003209235 A JP 2003209235A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォトセンサの受光面で生じる入射光の反射
を有効に防止でき、ゴーストの発生を防止する。 【解決手段】 フォトセンサ41を設けたシリコン(S
i)基板40の表面にゲート酸化膜(SiO2 )43を
介して積層反射防止膜50を設ける。この積層反射防止
膜50は、低反射率を有する複数の反射防止膜を積層し
て形成されたものであり、下層のシリコン窒化膜(Si
N)51、中層のシリコン酸化膜(SiO2 )52、上
層のポリシリコン膜(Poly−Si)53の3層構造
となっている。したがって、フォトセンサ41の受光面
上には、ゲート酸化膜(SiO2 )43、シリコン窒化
膜(SiN)51、シリコン酸化膜(SiO2 )52、
ポリシリコン膜(Poly−Si)53の合計4層の低
反射膜が積層された構造となり、フォトセンサ41の受
光面で生じる入射光の反射を有効に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォトセンサ部の
受光面における入射光の再反射によるゴーストを抑制す
ることができる固体撮像素子及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばCCDイメージセンサ
やCMOSイメージセンサでは、フォトセンサの受光面
(センサ界面)における再反射が画像としてフォトセン
サ内に取り込まれ、いわゆるゴーストという現象が生じ
ることが知られている。図4は、このようなゴースト現
象を説明するための図であり、色分離光学系に組み込ま
れたCCDイメージセンサの例を示している。図示しな
いスポット光源から出射された光は、プリズム210に
よって3方に分離され、Red、Green、Blue
のフィルタ220R、220G、220Bを通ってCC
Dイメージセンサ230に入力される。なお、図4で
は、Greenのフィルタ220Gに設けられたCCD
イメージセンサ230だけを示している。
【0003】そして、このCCDイメージセンサ230
に結像した光が主にセンサ界面で反射して、プリズム2
10の最初の入射面まで戻り、そこでいろいろな角度か
ら戻ってきた光で干渉が起こり、この干渉によって生じ
たセル状のパターンが再びCCDイメージセンサ230
に戻って発生すると推定される。そこで、このようなセ
ンサ界面での反射光の防止対策としては、CCDイメー
ジセンサのセンサ表面での反射を抑制することと、プリ
ズム210での反射を抑制することが必要である。
【0004】図5は、このうちCCDイメージセンサの
センサ表面での反射防止対策を施した従来例を示す断面
図である。このCCDイメージセンサは、シリコン(S
i)基板240の上層部にフォトセンサ(フォトダイオ
ード)241を設け、その表面にゲート酸化膜(SiO
2)242を介して低反射膜としてのシリコン窒化膜
(SiN)243を設けたものである。
【0005】なお、シリコン基板240上にはCCD転
送部の転送電極(図示せず)等が設けられており、この
上に遮光膜244が配置されている。そして、この遮光
膜244には、フォトセンサ241の受光面に対応した
開口部244Aが形成され、この開口部244Aの内側
に上述したシリコン窒化膜243が配置されている。こ
のシリコン窒化膜243は、例えば基板表面への成膜作
業等によって設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のCCDイメージセンサでは、1層の反射防止膜(シ
リコン窒化膜)を設けた構造であるため、十分な反射を
抑えることができず、有効にゴーストをなくすことは困
難となっていた。
【0007】そこで本発明の目的は、フォトセンサの受
光面で生じる入射光の反射を有効に防止でき、ゴースト
の発生を防止できる固体撮像素子及びその製造方法を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、光電変換を行う複数のフォトセンサ部と、前
記複数のフォトセンサ部の受光面に対応する開口部を有
し、かつ、前記受光面を除く領域を遮光する遮光膜とを
具備した固体撮像素子において、前記フォトセンサ部の
受光面上にそれぞれ低反射率を有する複数の反射防止膜
を積層して形成される積層反射防止膜を設けたことを特
徴とする。
【0009】また、本発明は、光電変換を行う複数のフ
ォトセンサ部と、前記複数のフォトセンサ部の受光面に
対応する開口部を有し、かつ、前記受光面を除く領域を
遮光する遮光膜とを具備した固体撮像素子の製造方法に
おいて、前記フォトセンサ部の受光面上にそれぞれ低反
射率を有する複数の反射防止膜を積層形成し、積層反射
防止膜を形成する積層反射防止膜形成工程を有すること
を特徴とする。
【0010】本発明の固体撮像素子では、フォトセンサ
部の受光面上に複数の反射防止膜を積層した積層反射防
止膜を設けたことから、従来の単層の反射防止膜を設け
た構成に比べて十分な反射防止機能を得ることが可能で
あり、フォトセンサの受光面で生じる入射光の反射を有
効に防止できる。したがって、ゴーストの発生を防止で
き、さらに、スミア成分の除去にも寄与できる。
【0011】また、本発明の製造方法では、フォトセン
サ部の受光面上に複数の反射防止膜を積層形成し、積層
反射防止膜を形成することから、従来の単層の反射防止
膜を設けた構成に比べて十分な反射防止機能を有し、フ
ォトセンサの受光面で生じる入射光の反射を有効に防止
できる固体撮像素子を製造することが可能である。した
がって、ゴーストの発生を防止でき、さらに、スミア成
分の除去にも寄与できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による固体撮像素子
の製造方法の実施の形態を図面を用いて説明する。な
お、以下に説明する実施の形態は、本発明の好適な具体
例であり、技術的に好ましい種々の限定が付されている
が、本発明の範囲は、以下の説明において、特に本発明
を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限定さ
れないものとする。本実施の形態は、フォトセンサ部の
受光面上に複数の反射防止膜を積層した積層反射防止膜
を設けて反射防止機能を強化したCCDイメージセン
サ、及びその製造方法を提供するものである。
【0013】図1は、本発明の第1の実施の形態による
固体撮像素子の受光画素部の構造を示す断面図であり、
図2は、本発明の第2の実施の形態による固体撮像素子
の受光画素部の構造を示す断面図である。また、図3
は、図1または図2に示す受光画素部を搭載した固体撮
像素子の全体構造を示す平面図である。なお、図1及び
図2に示す積層構造は、図3に示すA−A線断面を示し
ている。
【0014】まず、本例の特徴となる固体撮像素子の製
造方法の説明に先立って、図3に示す固体撮像素子の構
成について説明する。図1に示す固体撮像素子は、CC
D2次元センサであり、半導体チップ100上に多数の
フォトセンサ110と、複数の垂直転送レジスタ120
と、1つの水平転送レジスタ130と、1つの出力部1
40を設けたものである。
【0015】各フォトセンサ110は、それぞれ撮像画
素を構成するものであり、撮像素子の画素領域100A
全体にわたってマトリクス状に配置され、入射光の光電
変換を行い、その光量に応じた信号電荷を蓄積するもの
である。また、各垂直転送レジスタ120は、フォトセ
ンサ110の各列毎に設けられており、各列のフォトセ
ンサ110から信号電荷を読み出し、垂直転送クロック
によって垂直方向に順次転送するものである。また、水
平転送レジスタ130は、各垂直転送レジスタ120か
らの信号電荷を受け取って水平転送クロックによって水
平方向に順次転送するものである。
【0016】また、出力部140は、水平転送レジスタ
130によって転送されてきた信号電荷によってフロー
ティングデフュージョン(FD)部に生じる電位変動を
検出し、信号電荷量に応じたレベルの電気信号を生成し
て出力するものである。また、FD部の電位は、水平転
送クロックに同期してリセットされ、各フォトセンサ1
10の信号電荷量が撮像信号として出力される。
【0017】次に、図1に基づいて、本発明の第1の実
施の形態によるCCDイメージセンサについて説明す
る。このCCDイメージセンサは、シリコン(Si)基
板40の上層部にフォトセンサ(フォトダイオード)4
1を設け、その表面にゲート酸化膜(SiO2 )43を
介して積層反射防止膜50を設けたものである。この積
層反射防止膜50は、低反射率を有する複数の反射防止
膜を積層して形成されたものであり、本例では、下層の
シリコン窒化膜(SiN)51、中層のシリコン酸化膜
(SiO2 )52、上層のポリシリコン膜(Poly−
Si)53の3層構造となっている。
【0018】したがって、フォトセンサ41の受光面上
には、ゲート酸化膜(SiO2 )43、シリコン窒化膜
(SiN)51、シリコン酸化膜(SiO2 )52、ポ
リシリコン膜(Poly−Si)53の合計4層の低反
射膜が積層された構造となっている。そして、これらの
層の屈折率n及び膜厚dは、ゲート酸化膜(SiO2 )
43がn=1.45、d=10nm〜40nm、シリコ
ン窒化膜(SiN)51がn=2.0、d=40nm〜
70nm、シリコン酸化膜(SiO2 )52がn=1.
45、d=55nm〜85nm、ポリシリコン膜(Po
ly−Si)53がn=1.6、d=70nm〜100
nmである。
【0019】また、シリコン基板40には、フォトセン
サ41に隣接してCCD転送部(図示せず)が設けら
れ、このCCD転送部の上には転送電極(図示せず)等
が設けられている。そして、この転送電極の上に遮光膜
44が配置され、この遮光膜44には、フォトセンサ4
1の受光面に対応した開口部44Aが形成され、この開
口部44Aの内側に上述した積層反射防止膜50のシリ
コン窒化膜51が配置されている。このシリコン窒化膜
51は、開口部44Aに対応するマスクを介した成膜作
業等によって設けられている。また、本例では、シリコ
ン窒化膜51の上層の2つのシリコン酸化膜(SiO2
)52及びポリシリコン膜(Poly−Si)53
は、マスクを介さない塗布作業等によって基板の全面に
わたって形成され、遮光膜44の上面を覆う状態で配置
されている。
【0020】なお、このような積層反射防止膜50の上
層には、保護膜60、平坦化膜61が設けられ、その上
層にカラーフィルタ62及びオンチップレンズ63が設
けられているが、これらは本発明に直接関係しないため
詳細は省略する。以上のような本例の固体撮像素子で
は、3つの反射防止膜を積層した積層反射防止膜50を
設けたことから、従来の単層の反射防止膜を設けた構成
に比べて十分な反射防止機能を得ることが可能であり、
フォトセンサ41の受光面で生じる入射光の反射を有効
に防止することができる。また、本例の製造方法では、
3層の反射防止膜のうち上層の2つのシリコン酸化膜
(SiO2 )52及びポリシリコン膜(Poly−S
i)53をマスクを用いずに形成でき、製造作業が容易
であるという利点がある。
【0021】次に、図2に基づいて、本発明の第2の実
施の形態によるCCDイメージセンサについて第1の実
施の形態との差異を中心に説明する。なお、図2におい
て、図1と同一の構成要素については同一符号を付して
ある。上述した図1に示す構成では、3層の反射防止膜
のうち上層の2つのシリコン酸化膜(SiO2 )52及
びポリシリコン膜(Poly−Si)53をマスクを用
いずに基板の全面にわたって形成したが、このように全
面に形成した場合、撮像素子の構造によっては、他の特
性への影響も生じる場合がある。そこで本例では、積層
反射防止膜50’のうち上層のポリシリコン膜(Pol
y−Si)53’については、下層のシリコン窒化膜5
1と同一のマスクを用いて形成することにより、中層の
シリコン酸化膜(SiO2 )52だけが基板全面に配置
されるようにしたものである。なお、その他の構成要素
は、上述した図1の例と同様であるので説明は省略す
る。
【0022】なお、以上は本発明をCCD固体撮像素子
に適用する場合について説明したが、本発明はこれに限
定されず、例えばCMOSセンサ等、フォトセンサによ
って画像を検出する各種の撮像素子に適用することが可
能である。また、反射防止膜の組み合わせや膜厚寸法に
ついては、上記の例に限定されず、他の材質や組み合わ
せを採用し得ることはもちろんである。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明の固体撮像素
子では、フォトセンサ部の受光面上に複数の反射防止膜
を積層した積層反射防止膜を設けたことから、従来の単
層の反射防止膜を設けた構成に比べて十分な反射防止機
能を得ることが可能であり、フォトセンサの受光面で生
じる入射光の反射を有効に防止できる。したがって、ゴ
ーストの発生を防止でき、さらに、スミア成分の除去に
も寄与できる効果がある。また、固体撮像素子の特性
(例えばダークレベル等)を変えることなく実現できる
利点もある。
【0024】また、本発明の製造方法では、フォトセン
サ部の受光面上に複数の反射防止膜を積層形成し、積層
反射防止膜を形成することから、従来の単層の反射防止
膜を設けた構成に比べて十分な反射防止機能を有し、フ
ォトセンサの受光面で生じる入射光の反射を有効に防止
できる固体撮像素子を製造することが可能である。した
がって、ゴーストの発生を防止でき、さらに、スミア成
分の除去にも寄与できる効果がある。また、固体撮像素
子の特性(例えばダークレベル等)を変えることなく実
現できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による固体撮像素子
の撮像画素部の積層構造を示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態による固体撮像素子
の撮像画素部の積層構造を示す説明図である。
【図3】図1及び図2に示す撮像画素部が設けられる固
体撮像素子の全体構成を示す概略平面図である。
【図4】従来の固体撮像素子をプリズムに接合した状態
を示す説明図である。
【図5】従来の固体撮像素子の撮像画素部の積層構造を
示す説明図である。
【符号の説明】
40……シリコン(Si)基板、41……フォトセン
サ、43……ゲート酸化膜(SiO2 )、44……遮光
膜、44A……開口部、50……積層反射防止膜、51
……シリコン窒化膜(SiN)、52……シリコン酸化
膜(SiO2 )、53……ポリシリコン膜(Poly−
Si)、60……保護膜、61……平坦化膜、62……
カラーフィルタ、63……オンチップレンズ、100…
…半導体チップ、100A……画素領域、110……フ
ォトセンサ、120……垂直転送レジスタ、130……
水平転送レジスタ、140……出力部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M118 AA01 AA05 AB01 BA10 BA14 CA02 CB13 FA06 GB03 GC07 GD04 GD13 5C024 CX01 EX21 EX24 GX02 5F049 MA01 NA04 NB05 RA02 SS03 SZ03 SZ10 SZ13 TA12

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電変換を行う複数のフォトセンサ部
    と、前記複数のフォトセンサ部の受光面に対応する開口
    部を有し、かつ、前記受光面を除く領域を遮光する遮光
    膜とを具備した固体撮像素子において、 前記フォトセンサ部の受光面上にそれぞれ低反射率を有
    する複数の反射防止膜を積層して形成される積層反射防
    止膜を設けた、 ことを特徴とする固体撮像素子。
  2. 【請求項2】 前記積層反射防止膜は、複数の反射防止
    膜のうち下層に配置された反射防止膜が前記遮光膜の開
    口部に対応する形状に形成され、その上層に配置される
    1つまたは複数の反射防止膜が前記遮光膜の上面を覆う
    状態で形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    固体撮像素子。
  3. 【請求項3】 前記積層反射防止膜は、複数の反射防止
    膜のうち下層に配置された反射防止膜が前記遮光膜の開
    口部に対応する形状に形成され、その上層に配置される
    複数の反射防止膜のうち少なくとも1つの反射防止膜が
    前記下層に配置された反射防止膜と同一の形状に形成さ
    れ、その他の反射防止膜が前記遮光膜の上面を覆う状態
    で形成されていることを特徴とする請求項1記載の固体
    撮像素子。
  4. 【請求項4】 前記積層反射防止膜は、シリコン窒化膜
    とシリコン酸化膜とポリシリコン膜の各反射防止膜を積
    層して形成されることを特徴とする請求項1記載の固体
    撮像素子。
  5. 【請求項5】 前記積層反射防止膜は、前記フォトセン
    サ部の受光面上にゲート酸化膜を介してシリコン窒化
    膜、シリコン酸化膜、ポリシリコン膜を順次積層して形
    成されることを特徴とする請求項4記載の固体撮像素
    子。
  6. 【請求項6】 光電変換を行う複数のフォトセンサ部
    と、前記複数のフォトセンサ部の受光面に対応する開口
    部を有し、かつ、前記受光面を除く領域を遮光する遮光
    膜とを具備した固体撮像素子の製造方法において、 前記フォトセンサ部の受光面上にそれぞれ低反射率を有
    する複数の反射防止膜を積層形成し、積層反射防止膜を
    形成する積層反射防止膜形成工程を有する、 ことを特徴とする固体撮像素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記積層反射防止膜形成工程では、複数
    の反射防止膜のうち下層に配置された反射防止膜が前記
    遮光膜の開口部に対応するマスクによって形成し、その
    上層に配置される1つまたは複数の反射防止膜を前記マ
    スクを用いずに前記遮光膜の上面を覆う状態で形成する
    ことを特徴とする請求項6記載の固体撮像素子の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記積層反射防止膜形成工程では、複数
    の反射防止膜のうち下層に配置された反射防止膜が前記
    遮光膜の開口部に対応するマスクによって形成し、その
    上層に配置される複数の反射防止膜のうち少なくとも1
    つの反射防止膜を前記マスクを用いて前記下層に配置さ
    れた反射防止膜と同一の形状に形成し、その他の反射防
    止膜を前記マスクを用いずに前記遮光膜の上面を覆う状
    態で形成されていることを特徴とする請求項6記載の固
    体撮像素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記積層反射防止膜形成工程では、シリ
    コン窒化膜とシリコン酸化膜とポリシリコン膜の各反射
    防止膜を積層して形成することを特徴とする請求項6記
    載の固体撮像素子の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記積層反射防止膜形成工程では、前
    記フォトセンサ部の受光面上にゲート酸化膜を介してシ
    リコン窒化膜を形成し、その上層にシリコン酸化膜を形
    成し、さらにその上層にポリシリコン膜を形成すること
    を特徴とする請求項9記載の固体撮像素子。
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