JP2003208479A - 画像閲覧システムおよび閲覧用画像提供方法、管理サーバ、並びにプログラム - Google Patents

画像閲覧システムおよび閲覧用画像提供方法、管理サーバ、並びにプログラム

Info

Publication number
JP2003208479A
JP2003208479A JP2002003971A JP2002003971A JP2003208479A JP 2003208479 A JP2003208479 A JP 2003208479A JP 2002003971 A JP2002003971 A JP 2002003971A JP 2002003971 A JP2002003971 A JP 2002003971A JP 2003208479 A JP2003208479 A JP 2003208479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
terminal device
image data
provider
lesson
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002003971A
Other languages
English (en)
Inventor
Taneomi Uchida
種臣 内田
Hisafumi Yanagihara
尚史 柳原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YANAGIHARA SHOJI KK
Waseda University
Original Assignee
YANAGIHARA SHOJI KK
Waseda University
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YANAGIHARA SHOJI KK, Waseda University filed Critical YANAGIHARA SHOJI KK
Priority to JP2002003971A priority Critical patent/JP2003208479A/ja
Publication of JP2003208479A publication Critical patent/JP2003208479A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の提供および提供された画像の他人によ
る閲覧を円滑かつ容易に行うことができる画像閲覧シス
テムおよび閲覧用画像提供方法、管理サーバ、並びにプ
ログラムを提供すること。 【解決手段】 画像閲覧システム10を構成するにあた
って、画像提供者が操作する提供者端末装置20と、閲
覧者が操作する閲覧者端末装置30と、画像データの管
理を行う管理サーバ40とをネットワーク1で接続する
とともに、管理サーバ40に、画像データ記憶手段71
を接続し、かつ、提供者端末装置20からの画像データ
の登録処理を行う画像登録処理手段41と、画像データ
を閲覧要求に応じて閲覧者端末装置30へ送信する画像
データ送信手段42とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像提供者により
提供された画像を閲覧者が閲覧する画像閲覧システムお
よび閲覧用画像提供方法、管理サーバ、並びにプログラ
ムに係り、例えば、主として動画像を利用したスキーや
ゴルフ等のスポーツのレッスン、あるいは舞踏のレッス
ンを行う場合、画像を提出してオーディションを受ける
場合、画像を用いてプロモーションを行う場合、画像を
利用した生け花教室、画像を題材にして品評会や会話を
行う場合などに利用できる。
【0002】
【背景技術】従来より、スキーのレッスン方法として
は、スキー場で滑っているスキーヤーをレッスンプロが
直接に指導する場合の他、昼間、スキーヤーが滑ってい
る映像をビデオで撮影しておき、その後、夜のミーティ
ング等でその映像を再生しながら、指導者や仲間等とと
もに自分の滑りを分析し、課題や解決方法を見出してい
く場合が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のレッスン方法では、スキー場にいる現場のレッ
スンプロの指導しか受けることができず、遠隔地にいる
レッスンプロの指導を受けることは困難であるという問
題があった。また、スキー場にいる現場のレッスンプロ
の指導しか受けることができないため、必然的にレッス
ンプロの選択の幅が狭まり、自分の好みのレッスンプロ
の指導を受けることが困難であるという問題があった。
【0004】また、スキー場で撮影したビデオテープを
遠隔地のレッスンプロに郵送して指導を受けるという方
法も考えられるが、郵送の手続等に手間がかかるうえ、
時間もかかるという不都合が生じる。さらに、レッスン
プロに質問をしたり、レッスンプロから質問に対する返
答を貰ったりするためには、電話や手紙等の別途の手段
によらなければならないため、不便であるという問題が
あった。そして、この場合には、レッスンプロの側で
も、ビデオテープを再生して滑っている映像を見た後
に、電話や手紙等により指導を行わなければならないた
め、手間がかかるという問題があった。
【0005】そして、このような問題は、スキーのレッ
スンについてだけではなく、例えば、ゴルフ、野球、ス
ケート、スノーボード等の他のスポーツのレッスン、あ
るいは舞踏のレッスン等を受ける際にも同様にいえるこ
とである。さらには、例えば、画像を提出してオーディ
ションを受ける場合、画像を用いてプロモーションを行
う場合、画像を利用した生け花教室、画像を題材にして
品評会や会話を行う場合等のように、画像を提供してそ
の画像についての他人の評価や意見やコメント等を聞く
場合、あるいはその画像について他人と意見交換をする
場合等にも同様にいえることである。
【0006】本発明の目的は、画像の提供および提供さ
れた画像の他人による閲覧を円滑かつ容易に行うことが
できる画像閲覧システムおよび閲覧用画像提供方法、管
理サーバ、並びにプログラムを提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像閲覧システ
ムは、閲覧対象となる画像データを提供する画像提供者
が操作する提供者端末装置と、画像提供者により提供さ
れた画像を閲覧する閲覧者が操作する閲覧者端末装置
と、これらの提供者端末装置および閲覧者端末装置とネ
ットワークを介して接続されて画像データの管理を行う
管理サーバと、この管理サーバに接続されて画像データ
を記憶する画像データ記憶手段とを備え、管理サーバ
は、画像提供者により提供者端末装置から送られてくる
画像データの画像データ記憶手段への登録処理を行う画
像登録処理手段と、この画像登録処理手段により画像デ
ータ記憶手段に登録された画像データを閲覧者の閲覧要
求に応じて閲覧者端末装置へ送信する画像データ送信手
段とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】ここで、「提供者端末装置」および「閲覧
者端末装置」は、主としてコンピュータにより実現され
るが、これに限定されるものではなく、例えば、携帯電
話機(パーソナル・ハンディフォーン・システム(PH
S)も含む。)、パーソナル・デジタル・アシスタンス
(PDA)、電子手帳、ゲーム機、腕時計、デジタル・
テレビ等であっても、中央演算処理装置(CPU)の性
能、画面の解像度、記憶手段の容量等が本発明に適する
ものであれば採用することができる。以下の発明におい
ても同様である。
【0009】また、「管理サーバ」は、一台のコンピュ
ータあるいは一つのCPUにより実現されるものに限定
されず、複数のコンピュータ等で分散処理を行うことに
より実現されるものであってもよい。以下の発明におい
ても同様である。
【0010】さらに、「ネットワーク」は、主としてイ
ンターネットであるが、これに限定されず、例えば、ロ
ーカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリ
タン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリ
ア・ネットワーク(WAN)、イントラネット、エクス
トラネット、あるいはこれらの組合せ等、様々な形態の
ものが含まれ、有線であるか無線であるか、さらには有
線および無線の混在型であるかは問わず、要するに、複
数地点(距離の長短は問わない。)間で、ある程度の速
度をもって情報を伝送することができるものであればよ
い。
【0011】そして、「画像データ」には、動画像デー
タ、静止画像データのいずれも含まれる。
【0012】また、「画像提供者」となった者は、他の
画像提供者が提供した画像を閲覧する「閲覧者」にもな
り得る。従って、その者が自己の画像を提供する「画像
提供者」として自己の端末装置を操作するときは、その
端末装置は、「提供者端末装置」として機能し、一方、
その者が他人の提供画像を閲覧する「閲覧者」として自
己の端末装置を操作するときは、その端末装置は、「閲
覧者端末装置」として機能する。このため、物理的に一
つの端末装置であっても、提供者端末装置にも閲覧者端
末装置にもなり得る。
【0013】このような本発明においては、管理サーバ
を媒介として、提供者端末装置と閲覧者端末装置との間
で、画像データの送受信を行うことにより、画像提供者
からの画像の提供、および閲覧者による提供画像の閲覧
が、円滑かつ容易に行われるようになる。このため、画
像を中心としたコミュニケーションの場を形成すること
が可能となり、画像の利用価値の向上や閲覧対象として
の画像の共有化を図ることが可能となり、これらにより
前記目的が達成される。
【0014】また、前述した画像閲覧システムにおい
て、管理サーバは、画像提供者の申請に基づき画像デー
タへアクセス可能な閲覧者を設定するアクセス権設定処
理手段を備え、管理サーバには、アクセス権設定処理手
段により設定された画像データへのアクセス権を記憶す
るアクセス権記憶手段が接続され、画像データ送信手段
は、アクセス権記憶手段に記憶されたアクセス権に基づ
き画像データへのアクセスを許可された閲覧者の閲覧者
端末装置のみに画像データを送信する構成とされている
ことが望ましい。
【0015】ここで、「アクセス権」の設定は、各閲覧
者毎に個別に行ってもよく、複数人の閲覧者により構成
されるグループ単位で行ってもよい。
【0016】このようにアクセス権の設定を行う構成と
した場合には、自己の提供した画像についてアクセス権
を付与した閲覧者のみに閲覧させることが可能となる。
このため、閲覧者の範囲を無限に拡げることなく、か
つ、不必要に制限することもなく、画像を中心とした最
適なコミュニケーションの場を形成することが可能とな
る。
【0017】さらに、前述した画像閲覧システムにおい
て、管理サーバは、提供者端末装置からの画像提供者に
よる画像データについての提供者メッセージを受信する
提供者メッセージ受信手段と、この提供者メッセージ受
信手段により受信した提供者メッセージを閲覧者端末装
置に送信して閲覧者に伝達する提供者メッセージ伝達手
段と、閲覧者端末装置からの閲覧者による画像データに
ついての閲覧者メッセージを受信する閲覧者メッセージ
受信手段と、この閲覧者メッセージ受信手段により受信
した閲覧者メッセージを提供者端末装置に送信して画像
提供者に伝達する閲覧者メッセージ伝達手段とを備え、
管理サーバには、提供者メッセージ受信手段により受信
した提供者メッセージを記憶する提供者メッセージ記憶
手段と、閲覧者メッセージ受信手段により受信した閲覧
者メッセージを記憶する閲覧者メッセージ記憶手段とが
接続されていることが望ましい。
【0018】ここで、「提供者メッセージ」および「閲
覧者メッセージ」には、画像についてのコメント、注
釈、説明、解説、評価、判定、評定、批評、批判、論
評、意見、感想、アドバイス、質問およびそれに対する
返答等が含まれる。
【0019】このように提供者メッセージの受信および
伝達、並びに閲覧者メッセージの受信および伝達を行う
手段を設けた場合には、画像を中心としたコミュニケー
ションの場が、より一層確実に形成されるようになる。
なお、これらの提供者メッセージ受信手段、提供者メッ
セージ伝達手段、閲覧者メッセージ受信手段、および閲
覧者メッセージ伝達手段によるコミュニケーションは、
例えば、電話や電子メールや手紙等の他のコミュニケー
ション手段と併用してもよい。
【0020】そして、以上に述べた本発明の画像閲覧シ
ステムは、次のようなレッスンシステムに適用すること
で、その効果をより一層発揮することができる。
【0021】すなわち、前述した画像閲覧システムにお
いて、画像提供者は、画像を用いてレッスンプロのレッ
スンを受けるレッスンシステムのユーザーであり、提供
者端末装置は、ユーザーが操作するユーザー端末装置で
あり、閲覧者には、画像を用いてユーザーに対するレッ
スンを行うレッスンプロが含まれ、閲覧者端末装置に
は、レッスンプロが操作するレッスンプロ端末装置が含
まれ、提供者メッセージは、画像を用いて行われるユー
ザーによるレッスンプロへの質問であり、提供者メッセ
ージ受信手段は、ユーザー端末装置から送られてくる質
問を受信する質問受信手段であり、提供者メッセージ伝
達手段は、質問をレッスンプロ端末装置に送信してレッ
スンプロに伝達する質問伝達手段であり、提供者メッセ
ージ記憶手段は、質問を記憶する質問記憶手段であり、
閲覧者メッセージには、画像を参照して行われる質問に
対するレッスンプロによるユーザーへの返答が含まれ、
閲覧者メッセージ受信手段は、レッスンプロ端末装置か
ら送られてくる返答を受信する返答受信手段として機能
し、閲覧者メッセージ伝達手段は、返答をユーザー端末
装置に送信してユーザーに伝達する返答伝達手段として
機能し、閲覧者メッセージ記憶手段は、返答を質問に対
応させて記憶する返答記憶手段として機能することが望
ましい。
【0022】ここで、「閲覧者には、画像を用いてユー
ザーに対するレッスンを行うレッスンプロが含まれ」の
「含まれ」とは、レッスンプロ以外の者、例えば、他の
ユーザーまたは複数のユーザーで構成されるグループ
(自分を含むグループであるか、自分を含まないグルー
プであるかは問わない。)の構成員が閲覧者となっても
よい趣旨である。
【0023】また、「レッスン」には、例えば、スキ
ー、ゴルフ、野球、スケート、スノーボード、体操、エ
アロビクス、乗馬、射撃等のスポーツのレッスン、ダン
ス、能楽、舞踏、演劇、劇場ショウ、歌の振付け、料
理、麻雀教室、プレゼンテーション等のレッスンなどの
ように、主として動画像を用いて行われるレッスンの
他、例えば、生け花教室や絵画等のレッスンなどのよう
に、主として静止画像を用いて行われるレッスンも含ま
れる。
【0024】このように本発明の画像閲覧システムをレ
ッスンシステムに適用した場合には、レッスンを受ける
ユーザーと、レッスンプロとの間で、画像を参照しなが
ら質問およびそれに対する返答を繰り返すことにより、
効率的なレッスンを行うことが可能となる。
【0025】さらに、本発明の画像閲覧システムをレッ
スンシステムに適用した場合において、返答受信手段
は、返答とともにこの返答の属性を受信する構成とさ
れ、管理サーバには、少なくとも各レッスンプロの全て
の返答およびこれらの返答の属性を蓄積記憶する蓄積デ
ータベースが接続され、管理サーバは、返答の属性をキ
ーとして蓄積データベースに記憶された蓄積データの中
から同一または類似の属性を有する過去の返答を検索す
る類似返答検索手段と、この類似返答検索手段による検
索結果をユーザー端末装置またはレッスンプロ端末装置
に送信する類似返答送信手段とを備えた構成とすること
が望ましい。
【0026】ここで、「返答の属性」とは、返答の文章
を構成する要素のうち、文章の内容の把握を可能にする
要素またはそれらの要素の組合せをいい、例えば、主要
な用語、文章の骨格となる用語、そのレッスンに関する
専門用語等、またはそれらの組合せである。
【0027】このように各レッスンプロの「返答」およ
び「返答の属性」を蓄積し、返答の属性により類似する
過去の返答を検索できる構成とした場合には、ユーザー
は、他のレッスンプロに同じ質問をした場合に得られる
他のレッスンプロの返答を参照することが可能となり、
また、レッスンプロは、同様な状況で他のレッスンプロ
がどのような返答をするかを参照することが可能とな
り、レッスンシステムの機能の向上が図られる。
【0028】また、本発明の画像閲覧システムをレッス
ンシステムに適用した場合において、管理サーバには、
少なくとも各ユーザーの全ての質問の属性およびこれら
の質問に対する各レッスンプロの全ての返答を蓄積記憶
する蓄積データベースが接続され、管理サーバは、質問
受信手段により受信した質問を構文解析してこの質問の
属性を抽出する構文解析手段と、この構文解析手段によ
り抽出された質問の属性をキーとして蓄積データベース
に記憶された蓄積データの中から同一または類似の属性
を有する過去の質問に対する過去の返答を検索する類似
質問対応返答検索手段と、この類似質問対応返答検索手
段による検索結果をユーザー端末装置に送信する類似質
問対応返答送信手段とを備えた構成とすることが望まし
い。
【0029】ここで、「少なくとも各ユーザーの全ての
質問の属性およびこれらの質問に対する各レッスンプロ
の全ての返答を蓄積記憶する蓄積データベース」とは、
蓄積データベースには、少なくとも「質問の属性」と
「返答」とが記憶されていればよく、「質問」自体は、
記憶されていても記憶されていなくてもよい趣旨であ
る。なお、このような「質問の属性」による検索機能
と、前述した「返答の属性」による検索機能とを備えた
システムとする場合には、蓄積データベースには、少な
くとも「質問の属性」と「返答の属性」と「返答」とを
記憶させておく必要があるが、この場合においても「質
問」自体の蓄積記憶の有無は問わない。
【0030】また、「質問の属性」とは、質問の文章を
構成する要素のうち、文章の内容の把握を可能にする要
素またはそれらの要素の組合せをいい、例えば、主要な
用語、文章の骨格となる用語、そのレッスンに関する専
門用語等、またはそれらの組合せである。
【0031】このように各ユーザーの「質問の属性」お
よび各レッスンプロの「返答」を蓄積し、質問の属性に
より類似する過去の返答を検索できる構成とした場合に
は、ユーザーは、他のレッスンプロに同じ質問をした場
合に得られる他のレッスンプロの返答を参照することが
可能となり、レッスンシステムの機能の向上が図られ
る。
【0032】さらに、本発明の画像閲覧システムをレッ
スンシステムに適用した場合において、レッスンは、身
体の動きを伴う行為のレッスンであり、画像には、ユー
ザーの身体の動きを撮影した動画像が含まれることが望
ましい。
【0033】ここで、「身体の動きを伴う行為のレッス
ン」とは、例えば、スキー、ゴルフ、野球、スケート、
スノーボード、体操、エアロビクス、乗馬、射撃等のス
ポーツのレッスンの他、例えば、ダンス、能楽、舞踏、
演劇、劇場ショウ、歌の振付け、料理、麻雀教室、プレ
ゼンテーション等のレッスンのようなスポーツ以外のレ
ッスンも含まれる。
【0034】このように動画像を用いたレッスンシステ
ムとした場合には、例えば、複雑な身体の動きが要求さ
れる行為、あるいは身体の動きの習得が困難な行為等に
ついてのレッスンを円滑かつ容易に行うことが可能とな
る。そして、このような行為だからこそ、レッスンプロ
による指導やアドバイスが必要になるので、画像を中心
としてコミュニケーションを図りながらレッスンを受け
ることができるという本発明の効果が、より一層顕著に
発揮される。
【0035】また、本発明の閲覧用画像提供方法は、閲
覧対象となる画像データを提供する画像提供者が操作す
る提供者端末装置、および画像提供者により提供された
画像を閲覧する閲覧者が操作する閲覧者端末装置を、画
像データの管理を行う管理サーバとそれぞれネットワー
クで接続するとともに、画像データを記憶する画像デー
タ記憶手段を管理サーバに接続しておき、管理サーバの
画像登録処理手段により、画像提供者によって提供者端
末装置から送られてくる画像データを画像データ記憶手
段に登録した後、管理サーバの画像データ送信手段によ
り、画像データ記憶手段に登録された画像データを閲覧
者の閲覧要求に応じて閲覧者端末装置へ送信することを
特徴とするものである。
【0036】さらに、本発明は、閲覧対象となる画像デ
ータを提供する画像提供者が操作する提供者端末装置と
ネットワークを介して接続され、かつ、画像提供者によ
り提供された画像を閲覧する閲覧者が操作する閲覧者端
末装置とネットワークを介して接続されて画像データの
管理を行う管理サーバであって、画像データを記憶する
画像データ記憶手段が接続され、画像提供者により提供
者端末装置から送られてくる画像データの画像データ記
憶手段への登録処理を行う画像登録処理手段と、この画
像登録処理手段により画像データ記憶手段に登録された
画像データを閲覧者の閲覧要求に応じて閲覧者端末装置
へ送信する画像データ送信手段とを備えたことを特徴と
するものである。
【0037】そして、本発明のプログラムは、閲覧対象
となる画像データを提供する画像提供者が操作する提供
者端末装置と、画像提供者により提供された画像を閲覧
する閲覧者が操作する閲覧者端末装置と、これらの提供
者端末装置および閲覧者端末装置とネットワークを介し
て接続されて画像データの管理を行う管理サーバと、こ
の管理サーバに接続されて画像データを記憶する画像デ
ータ記憶手段とを備え、管理サーバは、画像提供者によ
り提供者端末装置から送られてくる画像データの画像デ
ータ記憶手段への登録処理を行う画像登録処理手段と、
この画像登録処理手段により画像データ記憶手段に登録
された画像データを閲覧者の閲覧要求に応じて閲覧者端
末装置へ送信する画像データ送信手段とを備えたことを
特徴とする画像閲覧システムとして、コンピュータを機
能させるためのものである。
【0038】また、本発明は、閲覧対象となる画像デー
タを提供する画像提供者が操作する提供者端末装置とネ
ットワークを介して接続され、かつ、画像提供者により
提供された画像を閲覧する閲覧者が操作する閲覧者端末
装置とネットワークを介して接続されて画像データの管
理を行う管理サーバとして、コンピュータを機能させる
ためのプログラムであって、画像データを記憶する画像
データ記憶手段が接続され、画像提供者により提供者端
末装置から送られてくる画像データの画像データ記憶手
段への登録処理を行う画像登録処理手段と、この画像登
録処理手段により画像データ記憶手段に登録された画像
データを閲覧者の閲覧要求に応じて閲覧者端末装置へ送
信する画像データ送信手段とを備えたことを特徴とする
管理サーバとして、コンピュータを機能させるためのも
のである。
【0039】なお、以上に述べたプログラムまたはその
一部は、例えば、光磁気ディスク(MO)、コンパクト
ディスク(CD)を利用した読出し専用メモリ(CD−
ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライ
タブル(CD−RW)、デジタル・バーサタイル・ディ
スク(DVD)を利用した読出し専用メモリ(DVD−
ROM)、DVDを利用したランダム・アクセス・メモ
リ(DVD−RAM)、フレキシブルディスク(F
D)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ
(ROM)、電気的消去および書換可能な読出し専用メ
モリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム
・アクセス・メモリ(RAM)等の記録媒体に記録して
保存や流通等させることが可能であるとともに、例え
ば、LAN、MAN、WAN、インターネット、イント
ラネット、エクストラネット等の有線ネットワーク、あ
るいは無線通信ネットワーク、さらにはこれらの組合せ
等の伝送媒体を用いて伝送することが可能であり、ま
た、搬送波に載せて搬送することも可能である。さら
に、以上に述べたプログラムは、他のプログラムの一部
分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記
録媒体に記録されていてもよい。
【0040】また、以上に述べた本発明の画像閲覧シス
テムにおいて、閲覧者による閲覧に供される画像を画像
提供者が編集する画像編集手段を設けておいてもよい。
このような画像編集手段は、例えば、連続する一つの動
画像の中の一定時間部分(録画開始後、何秒から何秒ま
での部分)を指定して切り取って形成された部分的動画
像と、連続する別の一つの動画像の中の一定時間部分
(録画開始後、何秒から何秒までの部分)を指定して切
り取って形成された別の部分的動画像とを繋ぎ合わせた
り、一つの動画像全体と別の動画像についての部分的動
画像とを繋ぎ合わせたり、動画像全体同士を繋ぎ合わせ
ることにより、新しい動画像を形成する機能を備えた手
段としてもよく、あるいは、動画像(動画像全体か部分
的動画像かは問わない。)同士を重ね合わせたり、動画
像(動画像全体か部分的動画像かは問わない。)と静止
画像とを重ね合わせたり、静止画像同士を重ね合わせる
ことにより、新しい動画像または静止画像を形成する機
能を備えた手段としてもよい。
【0041】また、このような画像編集手段は、管理サ
ーバに設けることが好ましい。すなわち、画像の切り取
り処理、切り取った画像の繋ぎ合わせ処理、画像の重ね
合わせ処理等の各種編集処理は、いずれの処理も管理サ
ーバで行い、提供者端末装置では、それらの処理を管理
サーバで行わせるための要求だけを入力する構成とする
ことが好ましい。
【0042】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1には、本実施形態の画像閲覧
システムであるレッスンシステム10の全体構成が示さ
れている。また、図2〜図28には、レッスンシステム
10を操作した際の画面例が示され、図29〜図33に
は、レッスンシステム10の処理の流れがフローチャー
トで示されている。レッスンシステム10は、スキー技
術の習得や向上を目指すユーザーと、スキーのレッスン
プロとの間で行われるスキーレッスンを支援するシステ
ムである。
【0043】図1において、レッスンシステム10は、
ユーザーが操作する一つまたは複数のユーザー端末装置
20と、レッスンプロが操作する一つまたは複数のレッ
スンプロ端末装置30と、これらのユーザー端末装置2
0およびレッスンプロ端末装置30とネットワーク1で
接続されて画像データの管理を行う管理サーバ40と、
このシステムを管理する管理者が操作する管理者端末装
置60とを備えている。
【0044】また、管理サーバ40には、画像管理用デ
ータベース70と、蓄積データベース80と、教材デー
タベース81と、用語データベース82と、類似用語群
データベース83と、レッスンプロ情報データベース8
4と、ユーザー情報データベース85とが接続されてい
る。
【0045】ネットワーク1は、主としてインターネッ
トにより構成されるが、例えば、LAN、MAN、WA
N、イントラネット、エクストラネット、無線通信網等
との組合せであってもよい。
【0046】ユーザー端末装置20は、閲覧対象となる
画像データ(ここでは、スキーに関する画像データ)を
提供する画像提供者(ここでは、ユーザー)が操作する
提供者端末装置に該当するものであり、少なくともWW
Wブラウザを搭載している。また、ユーザー端末装置2
0のうち、リアルタイム画像によるレッスンを受けるこ
とを希望するユーザーが操作する端末装置には、リアル
タイム画像を撮影するための撮像機器21と、レッスン
プロとリアルタイムで音声による会話をするためのマイ
クロホン22およびスピーカ23とが接続されている。
【0047】レッスンプロ端末装置30は、画像提供者
(ここでは、ユーザー)により提供された画像(ここで
は、スキーに関する画像)を閲覧する閲覧者(ここで
は、スキーのレッスンプロ)が操作する閲覧者端末装置
に該当するものであり、少なくともWWWブラウザを搭
載している。なお、ユーザー端末装置20も、他のユー
ザーが提供した画像を閲覧する際には、閲覧者端末装置
に該当することになる。
【0048】管理サーバ40は、ユーザーによりユーザ
ー端末装置20から送られてくるスキーに関する画像デ
ータを画像データ記憶手段71に記憶させて登録する処
理を行う画像登録処理手段41と、この画像登録処理手
段41により画像データ記憶手段71に登録された画像
データをレッスンプロまたは他のユーザーの閲覧要求に
応じてレッスンプロ端末装置30または他のユーザー端
末装置20へ送信する画像データ送信手段42とを備え
ている。
【0049】また、管理サーバ40は、ユーザーの申請
に基づきそのユーザーが提供した画像データへのアクセ
ス権をレッスンプロや他のユーザーに付与するアクセス
権設定処理手段43と、ユーザー端末装置20から送ら
れてくるユーザーの質問を受信する提供者メッセージ受
信手段である質問受信手段44と、ユーザーの質問をレ
ッスンプロ端末装置30に送信してレッスンプロに伝達
する提供者メッセージ伝達手段である質問伝達手段45
と、レッスンプロ端末装置30から送られてくるレッス
ンプロの返答およびその返答の属性を受信する閲覧者メ
ッセージ受信手段である返答受信手段46と、レッスン
プロの返答をユーザー端末装置20に送信してユーザー
に伝達する閲覧者メッセージ伝達手段である返答伝達手
段47とを備えている。
【0050】さらに、管理サーバ40は、返答の属性を
キーとして蓄積データベース80に記憶された蓄積デー
タの中から同一または類似の属性を有する過去の返答を
検索する類似返答検索手段48と、この類似返答検索手
段48による検索結果をユーザー端末装置20またはレ
ッスンプロ端末装置30に送信する類似返答送信手段4
9と、質問受信手段44により受信したユーザーの質問
を構文解析してこの質問の属性を抽出する構文解析手段
50と、この構文解析手段50により抽出された質問の
属性をキーとして蓄積データベース80に記憶された蓄
積データの中から同一または類似の属性を有する過去の
質問に対する過去の返答を検索する類似質問対応返答検
索手段51と、この類似質問対応返答検索手段51によ
る検索結果をユーザー端末装置20に送信する類似質問
対応返答送信手段52と、レッスンプロの閲覧に供され
る画像をユーザーが編集するための画像編集手段53と
を備えている。
【0051】管理サーバ40は、少なくともWWWサー
バの機能を有し、管理サーバ40を構成する各手段41
〜53は、管理サーバ40を構成するコンピュータ本体
の内部に設けられた中央演算処理装置(CPU)、およ
びこのCPUの動作手順を規定する一つまたは複数のプ
ログラムにより実現される。
【0052】管理者端末装置60は、レッスンシステム
10の管理、例えば、レッスンプロの登録や新規ユーザ
ーの登録等の処理を行うために管理者が操作するもので
あり、少なくともWWWブラウザを搭載している。
【0053】また、各ユーザー端末装置20、各レッス
ンプロ端末装置30、および管理者端末装置60には、
それぞれ入力手段および表示手段が設けられるととも
に、出力手段が適宜設けられている。入力手段として
は、例えば、マウス、キーボード、トラックボール、ラ
イトペン、トラックパッド、トラックポイント、タブレ
ットおよびスタイラス、ジョイスティック、音声認識装
置、あるいはこれらの組合せ等、各種のものを採用する
ことができる。表示手段としては、例えば、液晶ディス
プレイ、CRTディスプレイ、プロジェクタおよびスク
リーン、あるいはこれらの組合せ等を採用することがで
きる。出力手段としては、プリンタ、プロッタ、あるい
はこれらの組合せ等を採用することができる。
【0054】画像管理用データベース70は、画像デー
タを記憶する画像データ記憶手段71と、アクセス権設
定処理手段43により設定された画像データへのアクセ
ス権を記憶するアクセス権記憶手段72と、ユーザーの
質問を記憶する提供者メッセージ記憶手段である質問記
憶手段73と、構文解析手段50により抽出されたユー
ザーの質問の属性を記憶する質問属性記憶手段74と、
レッスンプロの返答をユーザーの質問に対応させて記憶
する閲覧者メッセージ記憶手段である返答記憶手段75
と、返答受信手段46により返答とともに受信したその
返答の属性を記憶する返答属性記憶手段76と、画像に
ついてのユーザーのコメント(図6のコメント入力部1
53で入力するコメント)を記憶するコメント記憶手段
77と、レッスンプロがユーザーの画像を参照して診断
したユーザーのスキー技術を診断したカルテ(図26、
図27参照)を記憶するカルテ記憶手段78とを含んで
構成されている。
【0055】画像データ記憶手段71に記憶される画像
データは、主としてスキーに関する動画像データである
が、これらの画像データには、ユーザーがレッスンプロ
や他のユーザーにアクセス権を既に付与した画像データ
の他、未だアクセス権を付与していない画像データも含
まれ、また、画像編集手段53を用いてユーザーにより
編集される前の画像データも、編集後の新しく作成され
た画像データも含まれる。
【0056】画像管理用データベース70を構成する各
記憶手段72〜78に記憶された情報、すなわち、画像
データへのアクセス権、ユーザーの質問、質問の属性、
レッスンプロの返答、返答の属性、画像についてのユー
ザーのコメント、レッスンプロの診断したカルテは、各
画像データに対応して各画像データ毎に個別に記憶され
ている。
【0057】蓄積データベース80には、各ユーザーの
全ての質問およびこれらの質問の属性、並びにこれらの
質問に対応する各レッスンプロの全ての返答およびこれ
らの返答の属性が蓄積記憶される。従って、ある一つの
画像データが削除されると(図23参照)、質問記憶手
段73、質問属性記憶手段74、返答記憶手段75、返
答属性記憶手段76に記憶されているその画像について
の質問、質問の属性、返答、返答の属性は、画像管理用
データベース70から消去されることになるが、これら
の情報は、蓄積データベース80に蓄積データとして他
の画像についての同情報とともに記憶保存される。
【0058】教材データベース81は、質問に対するレ
ッスンプロの返答をユーザーが参照する際に、返答と併
せてユーザーが参照することができるスキー技術に関す
る教材(図11のボタン217,218参照)を記憶し
ている。教材としては、例えば、「ウェーデルンの上手
な滑り方」、「ボーゲンの基礎」、「パラレルの完全マ
スター」等であり、テキストでの説明のみならず、動画
像や静止画像や音声を用いた説明であってもよい。これ
らの教材の選択は、返答する際にレッスンプロが選択指
定する形で行ってもよく、あるいは、レッスンプロの返
答について構文解析手段により構文解析処理を行って教
材が自動的に選択されるようにしてもよい。
【0059】用語データベース82は、構文解析手段5
0による構文解析処理に用いられるものであり、例え
ば、スキー技術に関する専門用語、スキーについての頻
出用語、日本語用補助データ等を記憶している。
【0060】類似用語群データベース83は、類似返答
検索手段48による検索処理、および類似質問対応返答
検索手段51による検索処理に用いられるものであり、
例えば、「2級」+「上達」=「1級」、「ターン」=
「回転」、「スロープ」=「斜面」等のように、互いに
置き換えることができる類似の用語群を記憶している。
【0061】レッスンプロ情報データベース84は、登
録されたレッスンプロについてのID、パスワード、添
付写真のファイル名およびそのファイル、氏名、年令、
性別、所属、資格、経歴、レッスン歴、レッスン料等を
記憶している(図9、図22参照)。
【0062】ユーザー情報データベース85は、ユーザ
ーのプロフィール(図24、図25参照)を記憶するプ
ロフィール記憶手段86と、ユーザーの所属するグルー
プを記憶するグループ情報記憶手段87とを含んで構成
され、申請中または登録されたユーザーについての情報
を記憶している。その他には、ユーザーのID、パスワ
ード、連絡可能なメールアドレス、通信欄記載事項等を
記憶している(図3参照)。
【0063】各データベース70,80〜85は、例え
ばハードディスク等により好適に実現されるが、記憶容
量やアクセス速度等に問題が生じない範囲であれば、R
OM、EEPROM、フラッシュ・メモリ、RAM、M
O、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−R
OM、DVD−RAM、FD、磁気テープ、あるいはこ
れらの組合せ等を採用してもよい。
【0064】このような本実施形態においては、以下の
ようにしてレッスンシステム10を用いたスキーのレッ
スンが行われる。
【0065】図29において、先ず、ユーザー端末装置
20、管理サーバ40、レッスンプロ端末装置30、お
よび管理者端末装置60の電源を投入し、これらを立ち
上げる(ステップS1,S2,S3,S4)。管理者
は、ユーザーがレッスンシステム10を用いてレッスン
プロのレッスンを受けるための準備を整えるため、管理
者端末装置60を操作し、管理サーバ40からWWWペ
ージをダウンロードして予めレッスンプロの登録処理を
行っておく(ステップS5,S6)。この処理は、レッ
スンプロの追加処理(図22参照)と同様であるため、
詳細は後述する。
【0066】次に、ユーザーは、レッスンシステム10
を用いてプロのレッスンを受けるに先だち、新規ユーザ
ーの登録申請を行う。すなわち、ユーザー端末装置20
を操作し、ログインメニュー画面100の要求信号を管
理サーバ40に送信する(ステップS7)。管理サーバ
40は、この要求信号を受信すると(ステップS8)、
ユーザー端末装置20にログインメニュー画面100を
送信する(ステップS9)。すると、信号を受信したユ
ーザー端末装置20の表示手段の画面上には、図2に示
すようなログインメニュー画面100が表示される(図
29のステップS10)。
【0067】図2において、ログインメニュー画面10
0には、操作者識別情報であるID(ユーザーID、レ
ッスンプロID、管理者ID)を入力するID入力部1
01と、パスワードを入力するパスワード入力部102
と、入力されたIDおよびパスワードを管理サーバ40
に送信する「送信」ボタン103と、新規ユーザー登録
申請を行うための「新規ユーザー登録申請」ボタン10
4と、質問文を入力することにより蓄積データベース8
0に保存された蓄積データを検索してその質問と同一ま
たは類似の過去の質問に対する過去の返答を参照するた
めの「蓄積データ参照(質問文を入力しての検索)」ボ
タン105と、返答の属性を入力することにより蓄積デ
ータベース80に保存された蓄積データを検索して同一
または類似の属性を有する過去の返答を参照するための
「蓄積データ参照(返答の属性を入力しての検索)」ボ
タン106とが設けられている。
【0068】このログインメニュー画面100におい
て、「新規ユーザー登録申請」ボタン104をクリック
すると、新規ユーザー登録画面110の要求信号が管理
サーバ40に送信される(図29のステップS11)。
管理サーバ40は、この要求信号を受信すると(図29
のステップS12)、ユーザー端末装置20に新規ユー
ザー登録画面110を送信する(図29のステップS1
3)。すると、信号を受信したユーザー端末装置20の
表示手段の画面上には、図3に示すような新規ユーザー
登録画面110が表示される(図29のステップS1
4)。
【0069】図3において、新規ユーザー登録画面11
0には、各種のユーザー情報、すなわち、登録したいユ
ーザー名(ID)、パスワード、確認用パスワード、連
絡可能なメールアドレス、所属グループ、通信欄記載事
項の各入力部111,112,113,114,11
5,116が設けられている。また、所属グループ入力
部115の近傍には、管理サーバ40が既に把握してい
るグループを参照するための「参照」ボタン117が設
けられ、入力部115への入力が支援される。
【0070】この画面110において、ユーザー(申請
者)が、各入力部111〜116に必要事項を入力し、
画面110の下部に設けられた「送信」ボタン118を
クリックすると、入力情報が管理サーバ40に送信され
る(図29のステップS15)。管理サーバ40は、新
規ユーザーについての入力情報を受信した後、これをユ
ーザー情報データベース85に記憶する(図29のステ
ップS16)。
【0071】ユーザー端末装置20からの新規ユーザー
登録申請の手続が完了した後には、管理者は、管理者端
末装置60を操作し、管理サーバ40からWWWページ
をダウンロードして申請中のユーザーを正式に登録する
処理を行い、その申請者がレッスンシステム10を使用
できる状態にする(図29のステップS17,18)。
この処理の詳細は、後述する(図17、図21参照)。
【0072】なお、ユーザーが登録申請をした後、管理
者が正式に登録するまでは、登録申請をしたユーザー
は、レッスンシステム10を全く使用することができな
いか、または使用できる機能に制限を付すようにするこ
とが好ましい。機能制限としては、例えば、動画像の登
録は行えるが、それを用いてプロのレッスンを受けるこ
とはできないようにする制限、あるいは、図2のログイ
ンメニュー画面100のボタン105,106を押して
蓄積データを参照することはできるが、その他の機能を
使用することはできないようにする制限等を採用するこ
とができる。
【0073】次に、ユーザーは、レッスンを受けるため
の材料となる自己のスキーの滑りを撮影した動画像デー
タの登録処理を行う。すなわち、図2のログインメニュ
ー画面100で、IDおよびパスワードを各入力部10
1,102に入力して「送信」ボタン103をクリック
し、ユーザー端末装置20からログインする(図30の
ステップS21)。管理サーバ40は、このログイン信
号を受信し(図30のステップS22)、IDおよびパ
スワードを用いて登録ユーザーであるか否かを確認した
後、登録ユーザーである場合には、ユーザーメニュー画
面120をユーザー端末装置20に送信する(図30の
ステップS23)。すると、信号を受信したユーザー端
末装置20の表示手段の画面上には、図4に示すような
ユーザーメニュー画面120が表示される(図30のス
テップS24)。
【0074】図4において、ユーザーメニュー画面12
0は、左側のメニュー欄121と、右上欄122と、右
下欄123とに分割されている。メニュー欄121に
は、レッスンを受けるためにユーザーが提供用の画像デ
ータを登録するための「ビデオリンク登録」選択部12
4と、登録した画像データを削除するための「ビデオリ
ンク削除」選択部125と、登録した画像をユーザーが
参照するための「ビデオファイル参照」選択部126
と、登録した画像を参照可能なアクセス権をレッスンプ
ロや他のユーザーに設定付与するための「ビデオファイ
ル管理」選択部127と、ユーザーが自己の作成したプ
ロフィール(図24参照)を参照するための「プロフィ
ール参照」選択部128と、ユーザーが自己のプロフィ
ールを作成するための「プロフィール編集」選択部12
9と、ユーザーがレッスンプロの作成したカルテ(図2
6参照)を参照するための「カルテ参照」選択部130
と、ユーザーがレッスンプロに見て貰う画像データを編
集するための「画像編集」選択部131とが設けられて
いる。
【0075】このメニュー欄121において、ユーザー
が「ビデオリンク登録」選択部124をクリックして選
択すると、その選択信号が管理サーバ40に送信され、
画像データの登録処理が開始される(図30のステップ
S25)。管理サーバ40は、選択信号を受信すると、
対応するWWWページをユーザー端末装置20に送信す
る(図30のステップS26)。すると、図5に示すよ
うに、ユーザーメニュー画面120の右上欄122に
は、レッスンを受ける方法を選択するレッスン方法選択
画面140が表示される。
【0076】図5において、レッスン方法選択画面14
0には、録画した画像でレッスンを受けることを選択す
る録画レッスン選択部141と、リアルタイム画像でレ
ッスンを受けることを選択するリアルタイムレッスン選
択部142とが設けられている。ここで、ユーザーが、
選択部141,142のうちのいずれかにチェックを入
れて「送信」ボタン143をクリックすると、その選択
信号が管理サーバ40に送信される(図30のステップ
S27)。管理サーバ40は、この選択信号を受信する
と、対応するWWWページをユーザー端末装置20に送
信する(図30のステップS28)。
【0077】すると、録画した画像でレッスンを受ける
ことが選択されていた場合には、図6に示すように、ユ
ーザーメニュー画面120の右上欄122には、登録を
希望する撮影済みの画像データを指定する画像データ指
定画面150が表示される。この画像データ指定画面1
50には、登録したい画像データのファイル名、データ
作成年月日、その画像についてのユーザーのコメントの
各入力部151,152,153が設けられている。そ
して、ユーザーが、これらの各入力部151〜153に
必要事項を入力し、「送信」ボタン154をクリックす
ると、入力された情報および登録される画像データが管
理サーバ40に送信される(図30のステップS3
0)。管理サーバ40は、入力情報および画像データを
受信すると、画像データ記憶手段71に画像データを記
憶したり、コメント記憶手段77にコメントを記憶する
等、画像管理用データベース70の中の当該ユーザーの
領域に、受信した情報を記憶する(図30のステップS
31)。
【0078】一方、図5のレッスン方法選択画面140
で、リアルタイム画像でレッスンを受けることが選択さ
れていた場合には、図7に示すように、ユーザーメニュ
ー画面120の右上欄122には、リアルタイム画像の
撮影情報(予定)を登録するための撮影情報登録画面1
60が表示される。この撮影情報登録画面160には、
撮像機器21を接続するユーザー端末装置20について
のIPアドレス、ポート番号、撮影予定年月日、撮影予
定の画像についてのユーザーのコメントの各入力部16
1,162,163,164が設けられている。そし
て、ユーザーが、これらの各入力部161〜164に必
要事項を入力し、「送信」ボタン165をクリックする
と、入力された情報が管理サーバ40に送信される(図
30のステップS30)。管理サーバ40は、入力情報
を受信すると、コメント記憶手段77にコメントを記憶
する等、画像管理用データベース70の中の当該ユーザ
ーの領域に、受信した情報を記憶する(図30のステッ
プS31)。
【0079】続いて、ユーザーは、画像データの登録処
理の終了後には、画像の閲覧についてレッスンプロや他
のユーザーに許可を与えるアクセス権の設定を行う。す
なわち、図4のユーザーメニュー画面120のメニュー
欄121で、「ビデオファイル管理」選択部127をク
リックして選択すると、その選択信号が管理サーバ40
に送信され、アクセス権の設定処理が開始される(図3
0のステップS32)。管理サーバ40は、選択信号を
受信すると、対応するWWWページをユーザー端末装置
20に送信する(図30のステップS33)。すると、
図8に示すように、ユーザーメニュー画面120の右上
欄122には、アクセス権の設定対象を選択するアクセ
ス権設定対象選択画面170が表示される。
【0080】図8において、アクセス権設定対象選択画
面170には、アクセス権の設定対象として、登録した
撮影済みの画像データのファイル名やリアルタイム画像
の撮影予定(「ON AIR」で表示)の各選択部17
1が上下に並べて表示される。ここで、ユーザーが、各
選択部171のうちのいずれかをクリックすると、その
選択信号が管理サーバ40に送信される(図30のステ
ップS34)。管理サーバ40は、この選択信号を受信
すると、対応するWWWページをユーザー端末装置20
に送信する(図30のステップS35)。
【0081】すると、ユーザー端末装置20では、図9
に示すように、ユーザーメニュー画面120の右下欄1
23に、アクセス権設定画面180が表示される。この
アクセス権設定画面180の上部は、他の個人ユーザー
またはグループにアクセス権を設定するための他ユーザ
ーアクセス権設定部181とされ、画面180の下部
は、レッスンプロを選択するレッスンプロ選択部182
とされている。
【0082】他ユーザーアクセス権設定部181には、
アクセス権を付与する個人ユーザー名(ID)およびグ
ループ名を入力するユーザー名・グループ名入力部18
3が設けられている。グループに対してアクセス権を付
与した場合には、そのグループに属する全てのユーザー
にアクセス権が付与されたことになる。
【0083】レッスンプロ選択部182には、選択する
レッスンプロのIDを入力するレッスンプロID入力部
184が設けられ、この入力部184の下側には、選択
対象となる各レッスンプロの氏名、年令、性別、所属、
資格、経歴、レッスン歴、レッスン料等の情報が掲載さ
れている。
【0084】ユーザーが、各入力部183,184に必
要事項を入力し、「送信」ボタン185をクリックする
と、入力された情報が管理サーバ40に送信される(図
30のステップS36)。管理サーバ40は、アクセス
権情報やレッスンプロの選択信号を受信すると、アクセ
ス権記憶手段72にアクセス権情報やプロの選択情報を
記憶する等、画像管理用データベース70の中の当該ユ
ーザーの領域に、受信した情報を記憶する(図30のス
テップS37)。また、管理サーバ40は、受信したレ
ッスンプロの選択情報に基づき、そのレッスンプロにレ
ッスンの依頼があった旨および依頼したユーザーの情報
を、例えば電子メール等によりそのレッスンプロが操作
するレッスンプロ端末装置30に自動的に送信する。な
お、このレッスンプロへの依頼通知は、例えば、電話や
電報や郵便等の他の伝達手段で代用してもよく、あるい
はこれらの各手段を併用してもよい。
【0085】次に、ユーザーは、アクセス権の設定処理
の終了後には、登録した画像データのビデオファイルを
参照し、その画像を質問材料としてレッスンプロに対し
て質問を行う処理を開始する。すなわち、図4のユーザ
ーメニュー画面120のメニュー欄121で、「ビデオ
ファイル参照」選択部126をクリックして選択する
と、その選択信号が管理サーバ40に送信され、ビデオ
ファイルの参照処理が開始される(図30のステップS
38)。管理サーバ40は、選択信号を受信すると、対
応するWWWページをユーザー端末装置20に送信する
(図30のステップS39)。すると、図10に示すよ
うに、ユーザーメニュー画面120の右上欄122に
は、参照するビデオファイルを選択する閲覧対象選択画
面190が表示される。
【0086】図10において、閲覧対象選択画面190
には、閲覧選択対象として、登録した撮影済みの画像デ
ータのファイル名やリアルタイム画像の撮影予定(「O
NAIR」で表示)の各選択部191が上下に並べて表
示される。ここで、ユーザーが、各選択部191のうち
のいずれかをクリックすると、その選択信号が管理サー
バ40に送信される(図30のステップS40)。管理
サーバ40は、この選択信号を受信すると、選択された
画像データをユーザー端末装置20に送信する(図30
のステップS41)。
【0087】すると、ユーザー端末装置20では、図1
1に示すように、ユーザーメニュー画面120の右上欄
122に、動画像201を表示する画像表示画面200
が表示されるとともに、右下欄123に、質問および返
答を表示する質問・返答表示画面210が表示される
(図30のステップS42)。
【0088】質問・返答表示画面210には、ユーザー
の名前を入力するユーザー名入力部211と、質問入力
部212とが設けられている。なお、図示の例は、1回
目の質問(No.1の欄)をしてその返答(No.2の
欄)がレッスンプロから返ってきたときの状態であり、
2回目の質問をする際の画面例である。従って、1回目
の質問をする際の画面には、No.1やNo.2の欄は
表示されない。
【0089】ここで、ユーザーが、自分の滑っている映
像が映し出される動画像201を参照しながら、質問入
力部212にレッスンプロへの質問を入力するととも
に、ユーザー名入力部211にユーザーの名前を入力
し、「送信」ボタン213をクリックすると、入力され
た情報が管理サーバ40に送信される(図30のステッ
プS43)。管理サーバ40は、質問を受信すると、質
問記憶手段73に質問を記憶する等、画像管理用データ
ベース70の中の当該ユーザーの領域に、受信した情報
を記憶する(図30のステップS44)。
【0090】その後、管理サーバ40は、構文解析手段
50により質問文から質問の属性を抽出する構文解析処
理を行い(図30のステップS45)、抽出した質問の
属性を質問属性記憶手段74に記憶する。さらに、管理
サーバ40は、質問およびその質問の属性を蓄積データ
ベース80に記憶保存して蓄積する(図30のステップ
S46)。なお、構文解析処理の詳細については、後述
する(図33参照)。
【0091】また、図11の質問・返答表示画面210
には、1回目の質問の表示欄(No.1の欄)に、他の
レッスンプロに1回目の質問と同様な質問をした場合の
過去の返答の一覧(他のレッスンプロの過去の返答のみ
ならず、担当プロの過去の返答も含まれていてもよ
い。)を表示するための「他のプロに同様な質問をした
場合の返答一覧」ボタン214が設けられ、1回目の質
問に対する返答の表示欄(No.2の欄)に、他のレッ
スンプロが1回目の質問に対する担当プロの返答と同様
なアドバイスをする際の返答の一覧(他のレッスンプロ
の過去の返答のみならず、担当プロの過去の返答も含ま
れていてもよい。)を表示するための「他のプロが同様
なアドバイスをする際の返答一覧」ボタン215が設け
られ、最新の質問(図示の例では、2回目の質問)を入
力する質問入力部212の近傍(上側)に、他のレッス
ンプロに今回する最新の質問と同様な質問をした場合の
過去の返答の一覧(他のレッスンプロの過去の返答のみ
ならず、担当プロの過去の返答も含まれていてもよ
い。)を表示するための「他のプロに同様な質問をした
場合の返答一覧」ボタン216が設けられている。
【0092】これらのボタン214〜216をクリック
すると、図12に示すように、ユーザー端末装置20の
表示手段の画面上(この例では、ユーザーメニュー画面
120の右下欄123)には、他のレッスンプロの過去
の返答の一覧を表示する過去返答一覧画面220が表示
される。この過去の返答の表示処理の詳細は、後述する
(図32、図33参照)。そして、図12の「戻る」ボ
タン221をクリックすると、図11の画面に戻る。
【0093】さらに、図11の質問・返答表示画面21
0には、1回目の質問に対する返答の表示欄(No.2
の欄)に、その返答に関連するスキー技術の教材を参照
するための「教材1」ボタン217、「教材2」ボタン
218が設けられている。ユーザーが、これらのボタン
217,218をクリックすると、その信号が管理サー
バ40に送信され、管理サーバ40は、教材データベー
ス81に記憶されたその教材をユーザー端末装置20に
送信し、これによりユーザー端末装置20の表示手段の
画面上に、その教材が表示される。なお、一つの返答に
ついて参照できる教材の個数は、2個に限定されるもの
ではなく、1個でもよく、3個以上でもよく、無い場合
があってもよい。
【0094】続いて、ユーザーによる質問の入力処理が
終わった後には、レッスンプロによる質問に対する返答
の入力処理が行われる。すなわち、レッスンプロは、レ
ッスンプロ端末装置30を操作し、図2のログインメニ
ュー画面100の要求信号を管理サーバ40に送信する
(図31のステップS51)。管理サーバ40は、この
要求信号を受信すると(図31のステップS52)、レ
ッスンプロ端末装置30にログインメニュー画面100
を送信する(図31のステップS53)。すると、信号
を受信したレッスンプロ端末装置30の表示手段の画面
上には、図2のログインメニュー画面100が表示され
る(図31のステップS54)。
【0095】レッスンプロは、図2のログインメニュー
画面100で、IDおよびパスワードを各入力部10
1,102に入力して「送信」ボタン103をクリック
し、レッスンプロ端末装置30からログインする(図3
1のステップS55)。管理サーバ40は、このログイ
ン信号を受信し(図31のステップS56)、IDおよ
びパスワードを用いて登録レッスンプロであるか否かを
確認した後、登録レッスンプロである場合には、レッス
ンを依頼されているユーザーを選択するためのユーザー
選択画面230をレッスンプロ端末装置30に送信する
(図31のステップS57)。すると、信号を受信した
レッスンプロ端末装置30の表示手段の画面上には、図
13に示すようなユーザー選択画面230が表示される
(図31のステップS58)。
【0096】図13において、ユーザー選択画面230
には、ユーザー名(ID)で表示された各ユーザーを選
択するためのユーザー選択部231が表示されるので、
レッスンプロは、各ユーザー選択部231のうちのいず
れかをクリックすることにより、自分がレッスンを依頼
されたユーザーを選択し、その選択信号を管理サーバ4
0に送信する(図31のステップS59)。なお、その
レッスンプロに未だ依頼がない場合には、依頼がない旨
を表示し、ログインを許可しない。また、そのレッスン
プロに対して依頼したユーザーが一人しかいない場合に
は、このユーザー選択画面230の表示は省略し、図1
4の次の画面240に飛ぶようにしてもよい。
【0097】管理サーバ40は、ユーザー選択信号を受
信すると(図31のステップS60)、レッスンプロメ
ニュー画面240をレッスンプロ端末装置30に送信す
る(図31のステップS61)。レッスンプロ端末装置
30では、レッスンプロメニュー画面240を受信する
と、表示手段の画面上に、図14に示すようなレッスン
プロメニュー画面240が表示される(図31のステッ
プS62)。
【0098】図14において、レッスンプロメニュー画
面240は、左側のメニュー欄241と、右上欄242
と、右下欄243とに分割されている。メニュー欄24
1には、レッスンを行う対象となるユーザーを表示する
閲覧中ユーザー表示部244と、ユーザーのスキーの滑
り等を収録したビデオファイルをレッスンプロが参照す
るための「ビデオファイル参照」選択部245と、ユー
ザーのプロフィールをレッスンプロが参照するための
「プロフィール参照」選択部246と、ユーザーのスキ
ーの滑り等をレッスンプロが診断してカルテを作成する
ための「カルテ編集」選択部247と、図13のユーザ
ー選択画面230に戻るための「ユーザー選択」ボタン
248とが設けられている。
【0099】図14のレッスンプロメニュー画面240
のメニュー欄241において、レッスンプロが、「ビデ
オファイル参照」選択部245をクリックして選択する
と、画像の閲覧要求信号が管理サーバ40に送信される
(図31のステップS63)。管理サーバ40は、この
閲覧要求信号を受信した後(図31のステップS6
4)、画像データをレッスンプロ端末装置30に送信す
る(図31のステップS65)。
【0100】レッスンプロ端末装置30では、画像デー
タを受信すると、図15に示すように、レッスンプロメ
ニュー画面240の右上欄242に、動画像251を表
示する画像表示画面250が表示されるとともに、右下
欄243に、質問および返答を表示する質問・返答表示
画面260が表示される(図31のステップS66)。
動画像251は、レッスンを依頼したユーザーが質問を
入力する際に参照する図11の動画像201と同じもの
である。
【0101】質問・返答表示画面260には、レッスン
プロの名前を入力するレッスンプロ名入力部261と、
返答入力部262とが設けられている。なお、図示の例
は、1回目の質問(No.1の欄)に対する返答をする
際の画面例である。従って、N回目の質問に対する返答
をする際には、1〜N回目の質問、および1〜(N−
1)回目の質問に対する返答が全て表示される。
【0102】また、質問・返答表示画面260には、レ
ッスンプロが自分の返答の属性を自ら入力するための
「返答の属性の入力」ボタン263と、レッスンプロが
自分の返答を送信する前に自分の返答の属性と同一また
は類似の属性を有する他のレッスンプロの返答を参照す
るための「同一または類似の属性を有する他のレッスン
プロの返答参照」ボタン264と、入力した情報を管理
サーバ40に送信するための「送信」ボタン265とが
設けられている。
【0103】ここで、レッスンプロは、ユーザーの滑っ
ている映像が映し出される動画像251を参照しなが
ら、返答入力部262にユーザーの質問に対する返答を
入力するとともに、レッスンプロ名入力部261にレッ
スンプロの名前を入力する。さらに、レッスンプロは、
「返答の属性の入力」ボタン263をクリックして図1
6に示すような返答属性入力画面270を管理サーバ4
0からダウンロードし、この画面270を用いて返答の
属性を入力する。
【0104】返答属性入力画面270には、「どの
時」、「何が」、「どう」、「補足」の各属性を入力す
る各入力部271,272,273,274が設けら
れ、これらの各入力部271〜274の近傍(右側)に
は、各入力部271〜274に入力すべき用語を参照で
きる入力支援用の「参照」ボタン275,276,27
7,278が設けられている。また、返答属性入力画面
270には、図15の返答入力部262に現在入力され
ている送信前の返答を表示する送信前返答表示部279
と、図15の画面260に戻るための「戻る」ボタン2
80とが設けられている。
【0105】レッスンプロは、送信前返答表示部279
の表示を見ながら、各入力部271〜274に、その返
答の属性を入力した後、「戻る」ボタン280をクリッ
クして図15の質問・返答表示画面260に戻る。ここ
で、「同一または類似の属性を有する他のレッスンプロ
の返答参照」ボタン264をクリックすると、図16の
返答属性入力画面270で入力した返答の属性に基づ
き、図12の過去返答一覧画面220と同様な画面が表
示されるが、この過去の返答の表示処理の詳細は、後述
する(図32参照)。
【0106】そして、レッスンプロは、レッスンプロ名
入力部261、返答入力部262、各入力部271〜2
74に、それぞれレッスンプロの名前、返答、返答の属
性を入力し終えた後、「送信」ボタン265をクリック
し、入力した情報を管理サーバ40に送信する(図31
のステップS67)。なお、返答の属性を入力してない
と、送信できないようにしておくことが好ましい。
【0107】管理サーバ40は、返答およびその返答の
属性を受信すると、返答記憶手段75に返答を記憶した
り、返答属性記憶手段76に返答の属性を記憶する等、
画像管理用データベース70の中の当該ユーザーの領域
に、受信した情報を記憶する(図31のステップS6
8)。その後、管理サーバ40は、返答およびその返答
の属性を蓄積データベース80に記憶保存して蓄積する
(図31のステップS69)。
【0108】以上のようにしてユーザー端末装置20か
らのユーザーによる質問の入力処理(図31のステップ
S70)と、レッスンプロ端末装置30からのレッスン
プロによる返答およびその返答の属性の入力処理(図3
1のステップS71)とを交互に繰り返すことにより、
レッスンシステム10を用いたスキーのレッスンは進行
していく。そして、最後に、ユーザー端末装置20、管
理サーバ40、レッスンプロ端末装置30、管理者端末
装置60の各電源を落とし、または各プログラムを終了
させ、レッスンを終了する。
【0109】以上がレッスンシステム10を用いたスキ
ーのレッスンの主要な流れであるが、以下には、その他
の処理を説明する。
【0110】図17には、管理者端末装置60の表示手
段の画面上に表示される管理者メニュー画面300が示
されている。この画面300は、管理者が管理者端末装
置60を操作することにより、管理サーバ40からダウ
ンロードしたものである。
【0111】図17において、管理者メニュー画面30
0には、登録ユーザーおよび登録レッスンプロのリスト
を参照するための「登録ユーザー・登録レッスンプロリ
スト」選択部301と、登録ユーザーおよび登録レッス
ンプロを削除するための「登録ユーザー・登録レッスン
プロの削除」選択部302と、申請中のユーザーのリス
トを参照するための「申請中ユーザーリスト」選択部3
03と、申請中のユーザーをアクティブにするための
「申請中のユーザーをアクティブにする」選択部304
と、レッスンプロの追加登録を行うための「レッスンプ
ロの追加登録」選択部305とが設けられている。
【0112】図17の管理者メニュー画面300におい
て、管理者が、選択部301をクリックすると、管理者
端末装置60の表示手段の画面上には、図18に示すよ
うな画面310が表示される。この画面310には、ユ
ーザー情報データベース85の記憶情報に基づき、各登
録ユーザーについてのID、所属グループ、連絡可能な
メールアドレスが表示されるとともに、レッスンプロ情
報データベース84の記憶情報に基づき、各登録レッス
ンプロについてのID、連絡可能なメールアドレスが表
示される。
【0113】図17の管理者メニュー画面300におい
て、管理者が、選択部302をクリックすると、管理者
端末装置60の表示手段の画面上には、図19に示すよ
うな画面320が表示される。この画面320には、登
録を削除するユーザーを選択するための削除ユーザー選
択部321と、登録を削除するレッスンプロを選択する
ための削除レッスンプロ選択部322とが設けられてい
る。
【0114】図17の管理者メニュー画面300におい
て、管理者が、選択部303をクリックすると、管理者
端末装置60の表示手段の画面上には、図20に示すよ
うな画面330が表示される。この画面330には、未
だ正式に登録されていない新規申請中の各ユーザーにつ
いてのID、所属グループ、連絡可能なメールアドレ
ス、通信欄記載事項が表示される。これらの表示情報
は、図3の新規ユーザー登録画面110での入力情報に
基づくものである。
【0115】図17の管理者メニュー画面300におい
て、管理者が、選択部304をクリックすると、管理者
端末装置60の表示手段の画面上には、図21に示すよ
うな画面340が表示される。この画面340には、ア
クティブにする対象、すなわちレッスンシステム10を
使用できるようにする対象となる申請中ユーザーを選択
するための申請中ユーザー選択部341が設けられてい
る。
【0116】図17の管理者メニュー画面300におい
て、管理者が、選択部305をクリックすると、管理者
端末装置60の表示手段の画面上には、図22に示すよ
うな画面350が表示される。この画面350には、追
加登録の対象となるレッスンプロについてのID、パス
ワード、添付写真のファイル名、氏名、年令、性別、所
属、資格、経歴、レッスン歴、レッスン料の各入力部3
51,352,353,354,355,356,35
7,358,359,360,361が設けられてい
る。これらの各入力部351〜361への入力情報は、
レッスンプロ情報データベース84に記憶される。ま
た、これらの情報は、図9のアクセス権設定画面180
のレッスンプロ選択部182に表示されるものである。
【0117】また、図4のユーザーメニュー画面120
のメニュー欄121において、ユーザーが、「ビデオリ
ンク削除」選択部125をクリックすると、ユーザー端
末装置20の表示手段の画面上には、ユーザーメニュー
画面120の右上欄122に、図23に示すような削除
対象選択画面370が表示される。この画面370に
は、削除する対象となるビデオファイルや撮影予定画像
を選択するための削除対象選択部371が設けられてい
る。
【0118】図4のユーザーメニュー画面120のメニ
ュー欄121において、ユーザーが、「プロフィール編
集」選択部129をクリックすると、ユーザー端末装置
20の表示手段の画面上には、ユーザーメニュー画面1
20の右上欄122に、図24に示すようなプロフィー
ル編集画面380が表示される。この画面380には、
ユーザーが作成した自己のプロフィールを入力するプロ
フィール入力部381と、このプロフィールに添付する
写真のファイル名を入力する添付写真ファイル名入力部
382と、これらの入力部381,382に入力した情
報を管理サーバ40に送信する「送信」ボタン383と
が設けられている。
【0119】図14のレッスンプロメニュー画面240
のメニュー欄241において、レッスンプロが、「プロ
フィール参照」選択部246をクリックすると、レッス
ンプロ端末装置30の表示手段の画面上には、レッスン
プロメニュー画面240の右上欄242に、図25に示
すようなプロフィール参照画面390が表示される。こ
の画面390には、ユーザーのプロフィールとともにユ
ーザーの添付写真も表示される。この画面390で表示
される情報は、前述した図24のプロフィール編集画面
380での入力情報に基づくものである。なお、図4の
ユーザーメニュー画面120のメニュー欄121におい
て、ユーザーが、「プロフィール参照」選択部128を
クリックしても、同じ画面を参照することができる。
【0120】図14のレッスンプロメニュー画面240
のメニュー欄241において、レッスンプロが、「カル
テ編集」選択部247をクリックすると、レッスンプロ
端末装置30の表示手段の画面上には、図26に示す如
く、レッスンプロメニュー画面240の右上欄242
に、動画像401を表示する画像表示画面400が表示
されるとともに、右下欄243に、カルテ編集画面41
0が表示される。この画面410には、ユーザーのスキ
ー技術についてのレッスンプロによる診断結果を入力す
る診断結果入力部411が設けられている。
【0121】図4のユーザーメニュー画面120のメニ
ュー欄121において、ユーザーが、「カルテ参照」選
択部130をクリックすると、ユーザー端末装置20の
表示手段の画面上には、図27に示す如く、ユーザーメ
ニュー画面120の右上欄122に、動画像421を表
示する画像表示画面420が表示されるとともに、右下
欄123に、カルテ参照画面430が表示される。この
画面430で表示される情報は、前述した図26のカル
テ編集画面410での入力情報に基づくものである。
【0122】図4のユーザーメニュー画面120のメニ
ュー欄121において、ユーザーが、「画像編集」選択
部131をクリックすると、ユーザー端末装置20の表
示手段の画面上には、図28に示すような画像編集画面
500が表示される。この画面500には、編集対象と
なる画像Aのファイル名を入力する画像Aファイル名入
力部501と、編集対象となる画像Bのファイル名を入
力する画像Bファイル名入力部502と、画像Aを表示
する画像A表示部503と、画像Bを表示する画像B表
示部504と、画像Aの映像を構成する各コマが一定時
間間隔で表示される画像Aコマ表示部505と、画像B
の映像を構成する各コマが一定時間間隔で表示される画
像Bコマ表示部506と、画像Aコマ表示部505の表
示間隔を変更する画像A表示間隔変更部507と、画像
Bコマ表示部506の表示間隔を変更する画像B表示間
隔変更部508とが設けられている。
【0123】また、画面500の右上部分には、画像A
または画像Bについて切り取りを行って新しい画像を形
成する切り取り編集部510が設けられている。画像A
または画像Bの任意の部分(一部分でも、全部でもよ
い。)を切り取って任意の順序に並べて繋ぎ合わせるこ
とができる。新しい画像は、切り取り対象(画像Aまた
は画像B)の入力部511と、切り取り部分の入力部5
12と、切り取った部分を追加するファイル名の入力部
513とに、それぞれ必要情報を入力した状態で「送
信」ボタン514をクリックすることにより、切り取っ
た部分を順次後ろに繋げていって形成される。従って、
切り取る前に、既に新しい画像が一部形成されている場
合には、その最後に追加する画像(切り取った部分)を
繋げ、一方、切り取る前に、新しい画像が全く形成され
ていない場合には、追加する画像が先頭になる。
【0124】さらに、画面500の右下部分には、画像
Aと画像Bとの重ね合わせを行って新しい画像を形成す
る重ね合わせ編集部520が設けられている。新しい画
像は、画像Aの重ね合わせ対象部分の入力部521と、
画像Bの重ね合わせ対象部分の入力部522と、重ね合
わせ後のファイル名の入力部523とに、それぞれ必要
情報を入力した状態で「送信」ボタン524をクリック
することにより形成される。
【0125】そして、画面500の右下の隅部に設けら
れた「戻る」ボタン530をクリックすると、図4のユ
ーザーメニュー画面120に戻るようになっている。な
お、以上の画像編集処理は、管理サーバ40の画像編集
手段53により行われ、ユーザー端末装置20では、画
面500を用いて画像編集処理の指令を出すのみであ
る。
【0126】以下には、返答の属性を利用して類似する
過去の返答を検索表示する際の処理の詳細を説明する。
図32は、過去の返答を表示する際の処理の流れを示す
フローチャートである。
【0127】図32には、図2のログインメニュー画面
100においてユーザーが「蓄積データ参照(返答の属
性を入力しての検索)」ボタン106をクリックした場
合と、図11の質問・返答表示画面210においてユー
ザーが「他のプロが同様なアドバイスをする際の返答一
覧」ボタン215をクリックした場合と、図15の質問
・返答表示画面260においてレッスンプロが「同一ま
たは類似の属性を有する他のレッスンプロの返答参照」
ボタン264をクリックする場合とについての各処理の
流れが示されている。
【0128】先ず、図2のログインメニュー画面100
において、ユーザーが「蓄積データ参照(返答の属性を
入力しての検索)」ボタン106をクリックした場合に
は、ユーザー端末装置20から蓄積データの参照要求信
号が管理サーバ40に送信される(ステップS10
1)。管理サーバ40は、この要求信号を受信すると、
返答の属性の入力フォームとして図16の返答属性入力
画面270と同様な画面をユーザー端末装置20に送信
する(ステップS102)。ユーザー端末装置20で
は、受信した返答の属性の入力フォームが表示手段の画
面上に表示されるので、ユーザーは、この入力フォーム
を用いて返答の属性を入力し(つまり、自分の質問に自
ら返答する形、あるいは返答を予測する形となる。)、
入力した情報を管理サーバ40に送信する(ステップS
103)。管理サーバ40は、返答の属性を受信すると
(ステップS104)、その返答の属性をキーとして、
類似返答検索手段48により、蓄積データベース80の
蓄積データの中から同一または類似の属性を有する過去
の返答を検索する処理を行う(ステップS141)。
【0129】この過去の返答の検索処理は、次のように
して行う。例えば、入力フォームを用いて今回入力され
た返答Sの属性と、検索対象となる蓄積データベース8
0に記憶された蓄積データである過去の返答Tの属性と
の類否判定を行い、これらの属性が同一または類似であ
ると判断された場合には、返答Tを、返答Sと同一また
は類似の過去の返答であるものとして表示対象とし、一
方、これらの属性が同一または類似であると判断されな
かった場合には、返答Tは表示対象とはしない。なお、
返答の属性の類否判定方法は、質問の属性の類否判定方
法と同様であるため、詳細な説明は、後述する質問の属
性の類否判定方法で行うものとする。
【0130】続いて、管理サーバ40は、検索結果とし
て得られた同一または類似の属性を有する過去の返答の
全てを、類似返答送信手段49により、ユーザー端末装
置20に送信する(ステップS142)。そして、ユー
ザー端末装置20では、受信した過去の返答を表示手段
の画面上に表示する(ステップS143)。
【0131】また、図11の質問・返答表示画面210
においてユーザーが「他のプロが同様なアドバイスをす
る際の返答一覧」ボタン215をクリックした場合に
は、ユーザー端末装置20から蓄積データの参照要求信
号が管理サーバ40に送信される(ステップS11
1)。この場合には、返答の属性が既に返答属性記憶手
段76に記憶されているので、管理サーバ40は、蓄積
データの参照要求信号を受信すると(ステップS13
1)、この既に記憶されている返答の属性に基づき、ス
テップS141〜S143の処理を行う。
【0132】さらに、図15の質問・返答表示画面26
0においてレッスンプロが「同一または類似の属性を有
する他のレッスンプロの返答参照」ボタン264をクリ
ックする場合には、図15の「返答の属性の入力」ボタ
ン263をクリックして図16の返答属性入力画面27
0で既に返答の属性の入力を済ませていることが前提で
ある(ステップS121)。そして、レッスンプロ端末
装置30でボタン264をクリックすると、レッスンプ
ロ端末装置30から蓄積データの参照要求信号が管理サ
ーバ40に送信される(ステップS122)。その後、
管理サーバ40でステップS131,S141の処理を
行った後、管理サーバ40は、検索結果として得られた
同一または類似の属性を有する過去の返答の全てを、類
似返答送信手段49により、レッスンプロ端末装置30
に送信する(ステップS142)。そして、レッスンプ
ロ端末装置30では、受信した過去の返答を表示手段の
画面上に表示する(ステップS144)。
【0133】以下には、質問の属性を利用して類似する
過去の質問に対する過去の返答を検索表示する際の処理
の詳細を説明する。図33は、過去の返答を表示する際
の処理の流れを示すフローチャートである。
【0134】図33には、図2のログインメニュー画面
100においてユーザーが「蓄積データ参照(質問文を
入力しての検索)」ボタン105をクリックした場合
と、図11の質問・返答表示画面210においてユーザ
ーが「他のプロに同様な質問をした場合の返答一覧」ボ
タン216をクリックする場合と、図11の質問・返答
表示画面210においてユーザーが「他のプロに同様な
質問をした場合の返答一覧」ボタン214をクリックし
た場合とについての各処理の流れが示されている。
【0135】先ず、図2のログインメニュー画面100
においてユーザーが「蓄積データ参照(質問文を入力し
ての検索)」ボタン105をクリックした場合には、ユ
ーザー端末装置20から蓄積データの参照要求信号が管
理サーバ40に送信される(ステップS201)。管理
サーバ40は、この要求信号を受信すると、質問文の入
力フォームをユーザー端末装置20に送信する(ステッ
プS202)。ユーザー端末装置20では、受信した質
問文の入力フォームが表示手段の画面上に表示されるの
で、ユーザーは、この入力フォームを用いて質問文を入
力し、入力した情報を管理サーバ40に送信する(ステ
ップS203)。管理サーバ40は、質問を受信すると
(ステップS204)、構文解析手段50により、用語
データベース82に記憶された情報を用いて質問文から
質問の属性を抽出する構文解析処理を行う(ステップS
231)。
【0136】続いて、管理サーバ40は、構文解析手段
50により抽出した質問の属性をキーとして、類似質問
対応返答検索手段51により、蓄積データベース80の
蓄積データの中から同一または類似の属性を有する過去
の質問に対する過去の返答を検索する処理を行う(ステ
ップS241)。
【0137】この過去の返答の検索処理は、次のように
して行う。例えば、ユーザーが質問文の入力フォームを
用いて今回入力した質問Aの属性と、検索対象となる蓄
積データベース80に記憶された蓄積データである過去
の返答に対応する過去の質問Bの属性との類否判定を行
い、これらの属性が同一または類似であると判断された
場合には、質問Bを、質問Aと同一または類似の過去の
質問であるものとしてその質問Bに対する返答を表示対
象とし、一方、これらの属性が同一または類似であると
判断されなかった場合には、質問Bに対する返答は表示
対象とはしない。
【0138】具体的には、例えば、質問Aが複数(ここ
では、三つとする。)の文章からなり、各文章が属性A
1,A2,A3を有し、質問Bが複数(ここでは、二つ
とする。)の文章からなり、各文章が属性B1,B2を
有し、次の通りであるものとする。また、類似用語群デ
ータベース83には、「2級」+「上達」=「1級」と
いうデータが記憶されているものとする。
【0139】 属性A1:「ウェーデルン」+「2級」+「上達」 属性A2:「足裏」+「切り換え」+「上達法」 属性A3:「カービング」+「切り換え」+「遅い」 属性B1:「ウェーデルン」+「1級」 属性B2:「切り換え」+「遅い」
【0140】ここで、先ず、属性B1を基準として、属
性A1,A2,A3との類否の度合いをみると、属性B
1を構成する「ウェーデルン」、「1級」という2要素
に対し、属性A1には同一または類似の要素が2要素あ
り(類似用語群データベース83を用いた置き換えをし
ている)、属性A2には同一または類似の要素がなく、
属性A3にも同一または類似の要素がない。従って、合
計で6要素に対して同一または類似の要素は2要素であ
る(6分の2)。
【0141】同様に、属性B2を基準として、属性A
1,A2,A3との類否の度合いをみると、属性B2を
構成する「切り換え」、「遅い」という2要素に対し、
属性A1には同一または類似の要素はなく、属性A2に
は同一または類似の要素が1要素あり、属性A3には同
一または類似の要素が2要素ある。従って、合計で6要
素に対して同一または類似の要素は3要素である(6分
の3)。
【0142】以上の結果を単純に合計した場合には、合
計で12要素に対して同一または類似の要素は5要素で
ある(12分の5)。これにより、類否の度合いが50
%未満であるから、質問Aの属性と質問Bの属性とは、
類似しないと判定できる。
【0143】これに対し、文章毎の判定を行うと、属性
B1を基準とした場合には、6要素に対して同一または
類似の要素は2要素であり、類否の度合いが50%未満
であるから、類似の基準(ここでは、50%以上とす
る。)を満たさないものの、属性B2を基準とした場合
には、6要素に対して同一または類似の要素は3要素で
あり、類否の度合いが50%であるから、類似の基準を
満たす。従って、類似の基準を満たす文章が、2文章の
うち1文章あり、50%であるから、質問Aの属性と質
問Bの属性とは、類似すると判定できる。
【0144】次に、属性A1を基準として、属性B1,
B2との類否の度合いをみると、属性A1を構成する
「ウェーデルン」、「2級」、「上達」という3要素に
対し、属性B1には同一または類似の要素が3要素あり
(類似用語群データベース83を用いた置き換えをして
いる)、属性B2には同一または類似の要素はない。従
って、合計で6要素に対して同一または類似の要素は3
要素である(6分の3)。
【0145】同様に、属性A2を基準として、属性B
1,B2との類否の度合いをみると、属性A2を構成す
る「足裏」、「切り換え」、「上達法」という3要素に
対し、属性B1には同一または類似の要素がなく、属性
B2には同一または類似の要素が1要素ある。従って、
合計で6要素に対して同一または類似の要素は1要素で
ある(6分の1)。
【0146】同様に、属性A3を基準として、属性B
1,B2との類否の度合いをみると、属性A3を構成す
る「カービング」、「切り換え」、「遅い」という3要
素に対し、属性B1には同一または類似の要素がなく、
属性B2には同一または類似の要素が2要素ある。従っ
て、合計で6要素に対して同一または類似の要素は2要
素である(6分の2)。
【0147】以上の結果を単純に合計した場合には、合
計で18要素に対して同一または類似の要素は6要素で
ある(18分の6)。これにより、類否の度合いが50
%未満であるから、質問Aの属性と質問Bの属性とは、
類似しないと判定できる。
【0148】一方、文章毎の判定を行うと、属性A1を
基準とした場合には、6要素に対して同一または類似の
要素は3要素であり、類否の度合いが50%であるか
ら、類似の基準(ここでは、50%以上とする。)を満
たすものの、属性A2を基準とした場合には、6要素に
対して同一または類似の要素は1要素であり、類否の度
合いが50%未満であるから、類似の基準を満たさず、
属性A3を基準とした場合にも、6要素に対して同一ま
たは類似の要素は2要素であり、類否の度合いが50%
未満であるから、類似の基準を満たさない。従って、類
似の基準を満たす文章が、3文章のうち1文章しかな
く、50%未満であるから、質問Aの属性と質問Bの属
性とは、類似しないと判定できる。
【0149】以上のように、今回の説明では類似率を5
0%以上としたが、この類似率を変えることもでき、ま
た、文章毎に判定するか否かを選択できる。さらには、
A基準またはB基準のうち、いずれか一方が類似すれば
類似と判定するか、両方とも類似しなければ類似と判定
しない等、種々の判定条件を変化させることで、多様な
類否判定を行うことができる。
【0150】続いて、以上のようにして検索処理を行っ
た後に、管理サーバ40は、検索結果として得られた同
一または類似の属性を有する過去の質問に対する過去の
返答の全てを、類似質問対応返答送信手段52により、
ユーザー端末装置20に送信する(図33のステップ2
42)。そして、ユーザー端末装置20では、受信した
過去の返答を表示手段の画面上に表示する(ステップS
243)。
【0151】また、図11の質問・返答表示画面210
においてユーザーが「他のプロに同様な質問をした場合
の返答一覧」ボタン216をクリックする場合には、図
11の質問入力部212に質問文が入力されていること
が前提となる(ステップS211)。そして、ユーザー
端末装置20でボタン216をクリックすると、ユーザ
ー端末装置20から蓄積データの参照要求信号が管理サ
ーバ40に送信される(ステップS212)。その後、
管理サーバ40で蓄積データの参照要求信号および質問
を受信すると(ステップS213)、この質問について
は未だ構文解析処理が済んでいないことから、構文解析
処理を行った後(ステップS231)、ステップS24
1〜S243の処理を行う。
【0152】さらに、図11の質問・返答表示画面21
0においてユーザーが「他のプロに同様な質問をした場
合の返答一覧」ボタン214をクリックした場合には、
ユーザー端末装置20から蓄積データの参照要求信号が
管理サーバ40に送信される(ステップS221)。そ
して、この場合には、構文解析処理が既に行われて質問
の属性が既に質問属性記憶手段74に記憶されているの
で、管理サーバ40は、蓄積データの参照要求信号を受
信すると(ステップS222)、この既に記憶されてい
る質問の属性に基づき、ステップS241〜S243の
処理を行う。
【0153】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果がある。すなわち、レッスンシステム10は、管
理サーバ40に画像登録処理手段41および画像データ
送信手段42を備えているので、管理サーバ40を媒介
として、ユーザー端末装置20とレッスンプロ端末装置
30との間で、スキーに関する画像データの送受信を行
うことができるため、ユーザーからの画像の提供、およ
びレッスンプロによる提供画像の閲覧を円滑かつ容易に
行うことができる。このため、ユーザーと、例えば遠隔
地等にいるレッスンプロとの間で行われるスキーのレッ
スンを実現することができる。
【0154】また、レッスンシステム10は、管理サー
バ40に質問受信手段44、質問伝達手段45、返答受
信手段46、および返答伝達手段47を備えているの
で、ユーザーとレッスンプロとの間で、画像を参照しな
がら質問およびそれに対する返答を繰り返すことによ
り、効率的なレッスンを行うことができる。
【0155】さらに、レッスンシステム10は、管理サ
ーバ40にアクセス権設定処理手段43を備えているの
で、自己の提供した画像についてアクセス権を付与した
閲覧者(レッスンプロや他のユーザーやグループ)のみ
に閲覧させることができる。このため、閲覧者の範囲を
無限に拡げることなく、かつ、不必要に制限することも
なく、画像を中心とした最適なコミュニケーションの場
を形成することができる。
【0156】そして、レッスンシステム10は、蓄積デ
ータベース80を備えるとともに、管理サーバ40に類
似返答検索手段48および類似返答送信手段49を備え
ているので、ユーザーは、他のレッスンプロに同じ質問
をした場合に得られる他のレッスンプロの返答を参照す
ることができ、また、レッスンプロは、同様な状況で他
のレッスンプロがどのような返答をするかを参照するこ
とができる。このため、レッスンシステム10の機能の
向上を図ることができる。
【0157】また、レッスンシステム10は、蓄積デー
タベース80を備えるとともに、管理サーバ40に構文
解析手段50、類似質問対応返答検索手段51、および
類似質問対応返答送信手段52を備えているので、ユー
ザーは、他のレッスンプロに同じ質問をした場合に得ら
れる他のレッスンプロの返答を参照することができる。
このため、レッスンシステム10の機能の向上を図るこ
とができる。
【0158】さらに、レッスンシステム10は、動画像
を用いてレッスンを行うことができるため、スキーやゴ
ルフのような複雑な身体の動きが要求されたり、あるい
は身体の動きの習得が困難なスポーツのレッスンに好適
である。
【0159】そして、レッスンシステム10は、画像編
集手段53を備えているので、レッスンに用いられる画
像をユーザーが編集することができる。このため、ユー
ザーにとっては、画像データのうち不必要な部分をレッ
スンプロに提供することを回避することができ、レッス
ンプロにとっては、画像データのうちレッスンに必要な
部分だけを閲覧することができるので、レッスンの効率
を高めることができる。
【0160】また、画像編集手段53は管理サーバ40
に設けられ、画像編集処理は管理サーバ40で行われる
ので、ユーザー端末装置20では画像編集の指令を出す
だけであるため、ユーザー端末装置20の負荷を軽減す
ることができる。
【0161】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変
形等は本発明に含まれるものである。
【0162】すなわち、前記実施形態に記載された構文
解析手法、返答の属性の類否判定手法、質問の属性の類
否判定手法は一例に過ぎず、本発明の構文解析手段、類
似返答検索手段、類似質問対応返答検索手段は、前記実
施形態に記載された手法によるものに限定されるもので
はない。
【0163】また、前記実施形態では、Webページを
用いた質問および返答のやりとりが行われていたが、例
えば、電話、電子メール、電報、手紙等の他の伝達手段
を併用してもよい。
【0164】さらに、前記実施形態には、画像編集手段
53が設けられていたが、この画像編集手段53は省略
してもよい。但し、レッスンの効率向上等の観点から、
画像編集手段53を設けておくことが好ましい。
【0165】また、前記実施形態では、ユーザー端末装
置20、レッスンプロ端末装置30、および管理者端末
装置60は、少なくともWWWブラウザを搭載するもの
とされていたが、各端末装置20,30,60が例えば
携帯電話機等の場合には、携帯電話機等に用いられる簡
易なブラウザ(例えば、携帯電話会社の管理するiモー
ド用HTMLのブラウザ:iモードは商標)であっても
よい。また、本発明を実現するにあたっては、管理サー
バからのアプリケーションソフトのダウンロードは必要
ないものの、各端末装置にJAVAブラウザ(JAVA
は登録商標)が搭載されていてもよい。
【0166】そして、前記実施形態のレッスンシステム
10は、スキーのレッスンシステムとされていたが、本
発明の画像閲覧システムは、これに限定されるものでは
なく、例えば、ゴルフ、野球、スケート、スノーボー
ド、体操、エアロビクス、乗馬、射撃等の他のスポーツ
のレッスンシステムであってもよく、あるいは、ダン
ス、能楽、舞踏、演劇、劇場ショウ、歌の振付け、料
理、麻雀教室、プレゼンテーション等のスポーツ以外の
レッスンシステムであってもよく、さらには、これらの
主として動画像を用いて行われるレッスンシステムに限
らず、例えば、生け花教室や絵画等のレッスンシステム
などのように、主として静止画像を用いて行われるレッ
スンシステムであってもよい。
【0167】そして、本発明の画像閲覧システムは、レ
ッスンシステムに限定されるものでもなく、画像を提出
してオーディションを受ける場合、画像を用いてプロモ
ーションを行う場合、画像を題材にして品評会や会話を
行う場合などに広く適用することができる。
【0168】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、管
理サーバを媒介として、提供者端末装置と閲覧者端末装
置との間で、画像データの送受信を行うことができるの
で、画像提供者からの画像の提供、および閲覧者による
提供画像の閲覧を、円滑かつ容易に行うことができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のレッスンシステムの全体
構成図。
【図2】前記実施形態のレッスンシステムを操作した際
の第1の画面例を示す図。
【図3】前記実施形態のレッスンシステムを操作した際
の第2の画面例を示す図。
【図4】前記実施形態のレッスンシステムを操作した際
の第3の画面例を示す図。
【図5】前記実施形態のレッスンシステムを操作した際
の第4の画面例を示す図。
【図6】前記実施形態のレッスンシステムを操作した際
の第5の画面例を示す図。
【図7】前記実施形態のレッスンシステムを操作した際
の第6の画面例を示す図。
【図8】前記実施形態のレッスンシステムを操作した際
の第7の画面例を示す図。
【図9】前記実施形態のレッスンシステムを操作した際
の第8の画面例を示す図。
【図10】前記実施形態のレッスンシステムを操作した
際の第9の画面例を示す図。
【図11】前記実施形態のレッスンシステムを操作した
際の第10の画面例を示す図。
【図12】前記実施形態のレッスンシステムを操作した
際の第11の画面例を示す図。
【図13】前記実施形態のレッスンシステムを操作した
際の第12の画面例を示す図。
【図14】前記実施形態のレッスンシステムを操作した
際の第13の画面例を示す図。
【図15】前記実施形態のレッスンシステムを操作した
際の第14の画面例を示す図。
【図16】前記実施形態のレッスンシステムを操作した
際の第15の画面例を示す図。
【図17】前記実施形態のレッスンシステムを操作した
際の第16の画面例を示す図。
【図18】前記実施形態のレッスンシステムを操作した
際の第17の画面例を示す図。
【図19】前記実施形態のレッスンシステムを操作した
際の第18の画面例を示す図。
【図20】前記実施形態のレッスンシステムを操作した
際の第19の画面例を示す図。
【図21】前記実施形態のレッスンシステムを操作した
際の第20の画面例を示す図。
【図22】前記実施形態のレッスンシステムを操作した
際の第21の画面例を示す図。
【図23】前記実施形態のレッスンシステムを操作した
際の第22の画面例を示す図。
【図24】前記実施形態のレッスンシステムを操作した
際の第23の画面例を示す図。
【図25】前記実施形態のレッスンシステムを操作した
際の第24の画面例を示す図。
【図26】前記実施形態のレッスンシステムを操作した
際の第25の画面例を示す図。
【図27】前記実施形態のレッスンシステムを操作した
際の第26の画面例を示す図。
【図28】前記実施形態のレッスンシステムを操作した
際の第27の画面例を示す図。
【図29】前記実施形態のレッスンシステムの処理の流
れを示すフローチャートの図。
【図30】図29に続いて、前記実施形態のレッスンシ
ステムの処理の流れを示すフローチャートの図。
【図31】図30に続いて、前記実施形態のレッスンシ
ステムの処理の流れを示すフローチャートの図。
【図32】前記実施形態のレッスンシステムで返答の属
性を利用して類似する過去の返答を検索表示する際の処
理の流れを示すフローチャートの図。
【図33】前記実施形態のレッスンシステムで質問の属
性を利用して類似する過去の質問に対する過去の返答を
検索表示する際の処理の流れを示すフローチャートの
図。
【符号の説明】
1 ネットワーク 10 画像閲覧システムであるレッスンシステム 20 提供者端末装置であるユーザー端末装置 30 閲覧者端末装置であるレッスンプロ端末装置 40 管理サーバ 41 画像登録処理手段 42 画像データ送信手段 43 アクセス権設定処理手段 44 提供者メッセージ受信手段である質問受信手段 45 提供者メッセージ伝達手段である質問伝達手段 46 閲覧者メッセージ受信手段である返答受信手段 47 閲覧者メッセージ伝達手段である返答伝達手段 48 類似返答検索手段 49 類似返答送信手段 50 構文解析手段 51 類似質問対応返答検索手段 52 類似質問対応返答送信手段 71 画像データ記憶手段 72 アクセス権記憶手段 73 提供者メッセージ記憶手段である質問記憶手段 75 閲覧者メッセージ記憶手段である返答記憶手段 80 蓄積データベース
フロントページの続き (72)発明者 柳原 尚史 東京都大田区大森北1丁目11番1号 株式 会社柳原商事内 Fターム(参考) 2C028 AA12 BB04 BC05 5B075 KK63 ND12 ND23 PQ32

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閲覧対象となる画像データを提供する画
    像提供者が操作する提供者端末装置と、前記画像提供者
    により提供された前記画像を閲覧する閲覧者が操作する
    閲覧者端末装置と、これらの提供者端末装置および閲覧
    者端末装置とネットワークを介して接続されて前記画像
    データの管理を行う管理サーバと、この管理サーバに接
    続されて前記画像データを記憶する画像データ記憶手段
    とを備え、 前記管理サーバは、前記画像提供者により前記提供者端
    末装置から送られてくる前記画像データの前記画像デー
    タ記憶手段への登録処理を行う画像登録処理手段と、 この画像登録処理手段により前記画像データ記憶手段に
    登録された前記画像データを前記閲覧者の閲覧要求に応
    じて前記閲覧者端末装置へ送信する画像データ送信手段
    とを備えたことを特徴とする画像閲覧システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像閲覧システムにお
    いて、 前記管理サーバは、前記画像提供者の申請に基づき前記
    画像データへアクセス可能な閲覧者を設定するアクセス
    権設定処理手段を備え、 前記管理サーバには、前記アクセス権設定処理手段によ
    り設定された前記画像データへのアクセス権を記憶する
    アクセス権記憶手段が接続され、 前記画像データ送信手段は、前記アクセス権記憶手段に
    記憶された前記アクセス権に基づき前記画像データへの
    アクセスを許可された前記閲覧者の前記閲覧者端末装置
    のみに前記画像データを送信する構成とされていること
    を特徴とする画像閲覧システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の画像閲覧シス
    テムにおいて、 前記管理サーバは、 前記提供者端末装置からの前記画像提供者による前記画
    像データについての提供者メッセージを受信する提供者
    メッセージ受信手段と、 この提供者メッセージ受信手段により受信した前記提供
    者メッセージを前記閲覧者端末装置に送信して前記閲覧
    者に伝達する提供者メッセージ伝達手段と、 前記閲覧者端末装置からの前記閲覧者による前記画像デ
    ータについての閲覧者メッセージを受信する閲覧者メッ
    セージ受信手段と、 この閲覧者メッセージ受信手段により受信した前記閲覧
    者メッセージを前記提供者端末装置に送信して前記画像
    提供者に伝達する閲覧者メッセージ伝達手段とを備え、 前記管理サーバには、 前記提供者メッセージ受信手段により受信した前記提供
    者メッセージを記憶する提供者メッセージ記憶手段と、 前記閲覧者メッセージ受信手段により受信した前記閲覧
    者メッセージを記憶する閲覧者メッセージ記憶手段とが
    接続されていることを特徴とする画像閲覧システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の画像閲覧システムにお
    いて、 前記画像提供者は、前記画像を用いてレッスンプロのレ
    ッスンを受けるレッスンシステムのユーザーであり、前
    記提供者端末装置は、前記ユーザーが操作するユーザー
    端末装置であり、 前記閲覧者には、前記画像を用いて前記ユーザーに対す
    るレッスンを行うレッスンプロが含まれ、前記閲覧者端
    末装置には、前記レッスンプロが操作するレッスンプロ
    端末装置が含まれ、 前記提供者メッセージは、前記画像を用いて行われる前
    記ユーザーによる前記レッスンプロへの質問であり、前
    記提供者メッセージ受信手段は、前記ユーザー端末装置
    から送られてくる前記質問を受信する質問受信手段であ
    り、前記提供者メッセージ伝達手段は、前記質問を前記
    レッスンプロ端末装置に送信して前記レッスンプロに伝
    達する質問伝達手段であり、前記提供者メッセージ記憶
    手段は、前記質問を記憶する質問記憶手段であり、 前記閲覧者メッセージには、前記画像を参照して行われ
    る前記質問に対する前記レッスンプロによる前記ユーザ
    ーへの返答が含まれ、前記閲覧者メッセージ受信手段
    は、前記レッスンプロ端末装置から送られてくる前記返
    答を受信する返答受信手段として機能し、前記閲覧者メ
    ッセージ伝達手段は、前記返答を前記ユーザー端末装置
    に送信して前記ユーザーに伝達する返答伝達手段として
    機能し、前記閲覧者メッセージ記憶手段は、前記返答を
    前記質問に対応させて記憶する返答記憶手段として機能
    することを特徴とする画像閲覧システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の画像閲覧システムにお
    いて、 前記返答受信手段は、前記返答とともにこの返答の属性
    を受信する構成とされ、 前記管理サーバには、少なくとも前記各レッスンプロの
    全ての返答およびこれらの返答の属性を蓄積記憶する蓄
    積データベースが接続され、 前記管理サーバは、 前記返答の属性をキーとして前記蓄積データベースに記
    憶された蓄積データの中から同一または類似の属性を有
    する過去の返答を検索する類似返答検索手段と、 この類似返答検索手段による検索結果を前記ユーザー端
    末装置または前記レッスンプロ端末装置に送信する類似
    返答送信手段とを備えたことを特徴とする画像閲覧シス
    テム。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載の画像閲覧シス
    テムにおいて、 前記管理サーバには、少なくとも前記各ユーザーの全て
    の質問の属性およびこれらの質問に対する前記各レッス
    ンプロの全ての返答を蓄積記憶する蓄積データベースが
    接続され、 前記管理サーバは、 前記質問受信手段により受信した前記質問を構文解析し
    てこの質問の属性を抽出する構文解析手段と、 この構文解析手段により抽出された前記質問の属性をキ
    ーとして前記蓄積データベースに記憶された蓄積データ
    の中から同一または類似の属性を有する過去の質問に対
    する過去の返答を検索する類似質問対応返答検索手段
    と、 この類似質問対応返答検索手段による検索結果を前記ユ
    ーザー端末装置に送信する類似質問対応返答送信手段と
    を備えたことを特徴とする画像閲覧システム。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のいずれかに記載の画像閲
    覧システムにおいて、 前記レッスンは、身体の動きを伴う行為のレッスンであ
    り、 前記画像には、前記ユーザーの身体の動きを撮影した動
    画像が含まれることを特徴とする画像閲覧システム。
  8. 【請求項8】 閲覧対象となる画像データを提供する画
    像提供者が操作する提供者端末装置、および前記画像提
    供者により提供された前記画像を閲覧する閲覧者が操作
    する閲覧者端末装置を、前記画像データの管理を行う管
    理サーバとそれぞれネットワークで接続するとともに、
    前記画像データを記憶する画像データ記憶手段を前記管
    理サーバに接続しておき、 前記管理サーバの画像登録処理手段により、前記画像提
    供者によって前記提供者端末装置から送られてくる前記
    画像データを前記画像データ記憶手段に登録した後、 前記管理サーバの画像データ送信手段により、前記画像
    データ記憶手段に登録された前記画像データを前記閲覧
    者の閲覧要求に応じて前記閲覧者端末装置へ送信するこ
    とを特徴とする閲覧用画像提供方法。
  9. 【請求項9】 閲覧対象となる画像データを提供する画
    像提供者が操作する提供者端末装置とネットワークを介
    して接続され、かつ、前記画像提供者により提供された
    前記画像を閲覧する閲覧者が操作する閲覧者端末装置と
    前記ネットワークを介して接続されて前記画像データの
    管理を行う管理サーバであって、 前記画像データを記憶する画像データ記憶手段が接続さ
    れ、 前記画像提供者により前記提供者端末装置から送られて
    くる前記画像データの前記画像データ記憶手段への登録
    処理を行う画像登録処理手段と、 この画像登録処理手段により前記画像データ記憶手段に
    登録された前記画像データを前記閲覧者の閲覧要求に応
    じて前記閲覧者端末装置へ送信する画像データ送信手段
    とを備えたことを特徴とする管理サーバ。
  10. 【請求項10】 閲覧対象となる画像データを提供する
    画像提供者が操作する提供者端末装置と、前記画像提供
    者により提供された前記画像を閲覧する閲覧者が操作す
    る閲覧者端末装置と、これらの提供者端末装置および閲
    覧者端末装置とネットワークを介して接続されて前記画
    像データの管理を行う管理サーバと、この管理サーバに
    接続されて前記画像データを記憶する画像データ記憶手
    段とを備え、 前記管理サーバは、前記画像提供者により前記提供者端
    末装置から送られてくる前記画像データの前記画像デー
    タ記憶手段への登録処理を行う画像登録処理手段と、 この画像登録処理手段により前記画像データ記憶手段に
    登録された前記画像データを前記閲覧者の閲覧要求に応
    じて前記閲覧者端末装置へ送信する画像データ送信手段
    とを備えたことを特徴とする画像閲覧システムとして、
    コンピュータを機能させるためのプログラム。
  11. 【請求項11】 閲覧対象となる画像データを提供する
    画像提供者が操作する提供者端末装置とネットワークを
    介して接続され、かつ、前記画像提供者により提供され
    た前記画像を閲覧する閲覧者が操作する閲覧者端末装置
    と前記ネットワークを介して接続されて前記画像データ
    の管理を行う管理サーバとして、コンピュータを機能さ
    せるためのプログラムであって、 前記画像データを記憶する画像データ記憶手段が接続さ
    れ、 前記画像提供者により前記提供者端末装置から送られて
    くる前記画像データの前記画像データ記憶手段への登録
    処理を行う画像登録処理手段と、 この画像登録処理手段により前記画像データ記憶手段に
    登録された前記画像データを前記閲覧者の閲覧要求に応
    じて前記閲覧者端末装置へ送信する画像データ送信手段
    とを備えたことを特徴とする管理サーバとして、コンピ
    ュータを機能させるためのプログラム。
JP2002003971A 2002-01-10 2002-01-10 画像閲覧システムおよび閲覧用画像提供方法、管理サーバ、並びにプログラム Pending JP2003208479A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002003971A JP2003208479A (ja) 2002-01-10 2002-01-10 画像閲覧システムおよび閲覧用画像提供方法、管理サーバ、並びにプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002003971A JP2003208479A (ja) 2002-01-10 2002-01-10 画像閲覧システムおよび閲覧用画像提供方法、管理サーバ、並びにプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003208479A true JP2003208479A (ja) 2003-07-25

Family

ID=27643421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002003971A Pending JP2003208479A (ja) 2002-01-10 2002-01-10 画像閲覧システムおよび閲覧用画像提供方法、管理サーバ、並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003208479A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006098096A1 (ja) * 2005-02-23 2006-09-21 Muneomi Katayama インターネットレッスンシステム
JP2010226235A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Nec Corp コンテンツ共有システム、撮像装置、テレビ、コンテンツ共有方法、及びプログラム
JP2016091227A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 株式会社cocotama サポート装置、サポート方法及びサポートプログラム
WO2018220948A1 (ja) * 2017-06-02 2018-12-06 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006098096A1 (ja) * 2005-02-23 2006-09-21 Muneomi Katayama インターネットレッスンシステム
JP2010226235A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Nec Corp コンテンツ共有システム、撮像装置、テレビ、コンテンツ共有方法、及びプログラム
JP2016091227A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 株式会社cocotama サポート装置、サポート方法及びサポートプログラム
WO2018220948A1 (ja) * 2017-06-02 2018-12-06 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JPWO2018220948A1 (ja) * 2017-06-02 2020-05-21 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6339308B2 (ja) モバイル検索のためのモバイルシステム、検索システム、および検索結果提供方法
US6968506B2 (en) Method of and system for composing, delivering, viewing and managing audio-visual presentations over a communications network
US7792967B2 (en) Method and system for sharing and accessing resources
US7958451B2 (en) Graphical user interface for an information mediation system
US20140208235A1 (en) Dynamic information management system and method for content delivery and sharing in content-, metadata- & viewer-based, live social networking among users concurrently engaged in the same and/or similar content
EP2413252A1 (en) Method of recommending content, method of creating recommendation information, content recommendation program, content recommendation server, and content-providing system
US20020091836A1 (en) Browsing method for focusing research
US20080148193A1 (en) System and method of efficient web browsing
US20080281783A1 (en) System and method for presenting media
JP2003271595A (ja) 翻訳仲介システム及び翻訳仲介サーバ
KR20190035502A (ko) 인공지능 기반의 콘텐츠 매칭을 통한 콘텐츠 제작 서비스 제공 방법 및 그 콘텐츠 제작 서버
JP2006524870A (ja) 予め定義されたサーチ問合せからサーチ結果へのアクセスを与えるurlで補足されるサーチエンジン
KR100518724B1 (ko) 멀티미디어 정보 데이터베이스 구축 및 검색 서비스 제공방법 및 시스템
JP2009265771A (ja) 情報提供システム、情報処理装置、情報提供装置、情報処理方法、情報提供方法、情報処理プログラム、情報提供プログラム及び情報記録媒体等
JP4703713B2 (ja) 情報サービスシステムの運営方法
KR101679369B1 (ko) 콘텐츠 제공 시스템
JP2002015078A (ja) 情報サービスシステムとそのサーバ、及びその運営方法
CN101517556A (zh) 用于共享和访问资源的方法和系统
JP2003208479A (ja) 画像閲覧システムおよび閲覧用画像提供方法、管理サーバ、並びにプログラム
JP3906345B2 (ja) 効果音及び映像の配信システム
JPH10307845A (ja) 閲覧支援装置およびその方法
JP2020149564A (ja) ウェブサービス提供サーバ及びプログラム
JP2003241634A (ja) 指導情報収集装置、コーチング情報提供装置
JP6234080B2 (ja) 複数のデジタルコンテンツを提供可能なシステム及びこれを用いた方法
JP2010283434A (ja) 動画管理再生プログラム、動画管理再生装置及び動画管理再生方法