JP4703713B2 - 情報サービスシステムの運営方法 - Google Patents

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本発明は、投稿者から投稿情報を受け、これが広く利用者に利用できるようにして情報のサービスを行なう投稿情報のネットサービスシステムに関する。
近年、ネットワークを利用した情報のサービスが広く行なわれている。その一例として、ユーザが希望する地域を、端末の画面上で、仮想的に散策できるようにしたシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、投稿者からの種々の記事が投稿されると、投稿サーバでは、これを空間的位置に関係付けられて格納され、ユーザが散策したい地域を散策端末に入力すると、その地図が表示されるとともに、その地図での散策経路に沿った投稿記事が投稿サーバから読み取られ、地図上の仮想的な散策に伴う現在位置を示すマークの移動とともに、その進路沿いの店などの投稿サーバから読み取った情報を表示するものである。
他の従来例として、情報投稿クライアントが地図とその特定の位置を説明した文章とを投稿すると、これが情報共有サーバに登録され、情報閲覧クライアントがこの登録されている情報を利用することができるようにした技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
この特許文献2に記載の技術では、情報投稿クライアントが投稿する情報はある地域の地図のうちの一部のものであり、情報共有サーバでは、かかる地域の基準地図を有しており、情報投稿クライアントが投稿する情報はこの基準地図に関連付けて登録される。情報閲覧クライアントは、情報共有サーバから、この地域全体の文章の情報を検索して利用することができるし、また、その一部を指定することにより、その部分の情報を検索して利用することができる。
さらに他の従来例として、投稿会員からサークルや催し物などの募集や自分の欲しい物の提供を募るなどのための情報を投稿すると、これがサーバマシンに一旦登録され、この登録された情報を審査作業者が所定のマニュアルに従って審査し、この審査を経た情報を一般ユーザに公開する技術が知られている(例えば、特許文献3参照)。
この特許文献3に記載の技術での審査は、情報の一部を修正したり、内容によって公開を拒絶したりする場合も含み、拒絶するものはその旨投稿会員に通知する。
特開平11ー316541号公報 特開平11ー353465号公報 特開平11ー306100号公報
しかしながら、投稿者が提供する生の情報は膨大であって、かつその内容も多種多様であり、しかも、その情報の形式も投稿者によってまちまちである。このような投稿情報を上記従来の技術で取り扱う場合、その利用者にとっては、かかる投稿情報の中から自分の希望する情報を取得することは容易なものではない。
本発明の目的は、かかる問題を解消し、このような投稿情報を利用者が利用し易い形に編集して提供することができるようにした投稿情報の情報サービスシステムとそのサーバ、及びその運営方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、ネットワーク上に投稿情報と編集情報の受付サイトと複数の情報提供サイトとを備えてなる電子サービスサイトを開設し、複数の投稿者端末と複数の利用者端末と複数のエディタ端末とが通信システムを介して接続するシステム管理部を備え、投稿情報の収集・編集・配信を行なう情報サービスシステムの運営方法であって、複数のエディタ端末からの位置情報を伴う投稿募集を受け付けて、募集投稿情報保存部に格納するステップと、位置検出装置を備えた投稿者端末からの現在位置情報を受け付けて、募集投稿情報保存部に格納される投稿者端末の現在位置情報と一致する投稿募集を検索し、この検索された投稿募集を投稿者端末に提供するステップと、投稿者端末からの投稿要求を受け付けて、投稿要求が投稿募集に伴うものであるか否かを判定し、その判定結果に基づいて、投稿情報を投稿情報データベースに区分けして格納するステップと、エディタ端末からの検索と編集のアクセス要求を受け付け、投稿情報データベースに格納されている投稿情報の検索と編集、及び編集された投稿情報を、編集済投稿情報として、取得して利用者データベースに格納するステップと、利用者端末からの情報提供のアクセス要求を受け付けて、利用者データベースに格納されている編集済情報を検索し、検索された編集済情報を利用者端末に提供するステップとことを特徹とする。
また、本発明は、情報サービスシステムが、地図データベースを備え、検索された投稿募集を投稿端末に提供するステップでは、投稿者端末からの現在位置情報を受け付けると、この現在位置を含む所定領域の地図の情報を地図データベースから検索し、この検索された地図の情報と検索された投稿募集とを投稿者端末に提供することを特徴とする。
本発明によると、投稿情報をエディタが採用して編集することにより、利用者が利用可能となるので、エディタによっても利用可能な投稿情報が選択されることになり、選択された有用な投稿情報のみが利用可能となって、利用者としては、無駄な投稿情報の検索が少なくなって検索の手間が簡略化されるし、また、編集済情報は編集したエディタ毎に区分されて利用に供されることになるから、利用者の気に入ったエディタを基にしても編集済情報の検索が可能となり、利用者にとって利用し易い投稿情報を得ることができるようになる。
また、本発明によると、投稿情報がエディタや利用者によるその使用形態に応じてポイントが付加されるものであるから、投稿者の細やかな評価が可能となるし、投稿者の投稿意欲を高めることにもなり、また、エディタについても、自分が編集した投稿情報の利用程度に応じてポイントが付加されるものであるから、エディタの評価も可能となるし、また、編集意欲を高めることにもなる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は本発明による情報サービスシステムとそのサーバ、及びその運営方法の一実施形態を示すブロック図であって、1はサーバ、2は利用者のモバイル端末、3は利用者兼投稿者のモバイル端末、4は投稿者のモバイル端末、5はエディタ(編集者)の端末、6はネットワーク、7は無線通信回線、8は家庭用のパソコン、9はカーナビゲータである。
同図において、インターネットや電話回線,専用回線などのネットワーク6に情報のサービス会社のサーバ1や複数のエディタの端末5が接続されており、また、複数の利用者のモバイル端末2や複数の利用者兼投稿者のモバイル端末3,複数の投稿者のモバイル端末4が、無線通信回線7を介して、ネットワーク6に接続可能となっている。なお、以下の説明では、利用者とそれが所有するモバイル端末とは、同一符号でもって表わすことにする。例えば、利用者2が所有するモバイル端末も「モバイル端末2」と表わすことにする。
ここで、モバイル端末2,3,4は、図示して示すモバイル端末3について説明すると、かかるシステムでの利用情報などを表示するためのディスプレイ装置3aやビデオカメラ3b,通信やディスプレイ装置の画面操作を行なうための操作部3c,無線通信回線7やネットワーク6を介しての通信やモバイル端末の位置検出(例えば、GPSや基地局情報を用いる)などを行なうための通信装置3d,端末の制御を行なうCPU3e,各種情報やCPU3eのプログラムなどを記憶するメモリ3f,端末の外部装置(カーナビゲータ9や家庭用のパソコン8など)などとの接続のための端子部3gなどを備えている。
図2はかかるモバイル端末の外観の一具体例を、モバイル端末3を例として示すものであって、3hは表示画面、3iはマイクロホン、3jはアンテナ、3kは電源ボタン、3mはスピーカ、3nはタッチペン、3pはシャッタボタンであり、図1に対応する部分には同一符号を付けている。
図2(a)はかかるモバイル端末3の表面側を、同図(b)はその裏面側を夫々示すものであって、その表面側にディスプレイ装置3a(図1)の表示画面3hやマイクロホン3i,スピーカ3mなどが設けられており、左側面に電源ボタン3kが、裏面にビデオカメラ3bのレンズやタッチペン3nなどが夫々設けられている。また、モバイル端末3の上面には、通信のためのアンテナ3jやビデオカメラ3bのシャッタ3pが設けられている。この表示画面3hはタッチパネルが設けられたタッチ式の、例えば、液晶表示画面であって、これが図1での操作部3cをなし、タッチペン3nを用いて表示画面3hに表示されるメニューの選択や各種動作のための操作を行なうことができる。
かかるモバイル端末3は手10で持ち運びができる程度(モバイル)の大きさであり、カメラ3bの撮像画像が表示画面3hに表示され、シャッタボタン3pを操作することにより、そのときの撮像画像が静止画像として取り込まれる。この静止画像は、表示画面3hに表示させることもできるし、無線通信回線7や端子部3gを介して外部に出力させることもできるし、メモリ3fに蓄積させることもできる。さらには、無線通信回線7を介して送信された所望の情報を取り込んで、表示画面3hに表示させたり、メモリ3fに蓄積させることもできる。このような選択は、タッチペン3nによる選択操作によって行なうことができる。
かかるモバイル端末3は、図3(a)に示すように、家庭用のパソコン8に接続し、このパソコン8に用いることもできる。この場合には、メモリ3fに蓄積されている画像などの情報をパソコン8に供給し、これを画面表示したり、あるいはパソコン8の画像や文字などの情報を取り込んでメモリ3fに蓄積することもできる。
また、モバイル端末3は、図3(b)に示すように、自動車内に載置してカーナビゲータ9と接続して使用することができる。例えば、モバイル端末3で無線通信回線7から受信した情報、あるいはビデオカメラ3bの撮像画像をカーナビゲータ9で表示させるようにすることもできる。
図1に戻って、この実施形態は、情報のサービス会社が投稿者4や利用兼投稿者3からの投稿を収集し、これを、利用者2や利用兼投稿者3が利用し易いように、エディタ5が編集,加工するようにして、利用者2や利用兼投稿者3に提供サービスするものである。ここで、このシステムでは、会員制が採られており、利用者2や利用兼投稿者3,投稿者4は会員となっている。これら会員には、サービス会社がサーバ1との通信を行なうためのプログラムと夫々に固有のパスワード(利用者2や利用兼投稿者3には利用パスワード、利用兼投稿者3,投稿者4には投稿パスワード)とが提供されている。そこで、モバイル端末2,3,4とサーバ1との通信を行なう場合には、CPU3eが与えられたプログラムに基づいて通信装置3dを動作させ、与えられたパスワードを用いてサーバ1との通信の許可を採る。
一方、サーバ1には、かかる会員の名称やパスワードなどからなる会員名簿データベース(DB)1aが設けられており、図示しない照合手段により、モバイル端末2,3,4からのパスワードをこの会員名簿データベース1aのパスワードと照合し、これによって会員であることが確認されると、通信を許可する。また、エディタ5はサービス会社と契約しており、契約した各エディタ5もプログラムとパスワードが与えられ、かかるエディタ5の名称やパスワードなどからなるエディタ名簿データベース1bが設けられている。エディタ5もそのパスワードを用いてサーバ1にアクセスできるのであるが、システム管理部1mでの監視部1rがエディタ5からのパスワードをこのエディタ名簿データベース1bのパスワードと比較し、一致するものがあれば、そのアクセスを許可する。
利用兼投稿者3や投稿者4は、自身が得た情報(これを、以下、投稿情報という)を投稿の形式でサービス会社に投稿することができ、このために、かかる情報をパスワードとともに無線通信回線7とネットワーク6とを介してサーバ1に送信する。かかる投稿情報としては、利用兼投稿者3や投稿者4が得る彼自身の生活環境での情報,人の口から口へと伝わってくるクチコミ情報,歩き回ったり、車などで移動したりしたときに得られる環境情報などどのような情報であっても、利用兼投稿者3や投稿者4自身が有益と思われるものであればどのような情報でもよいし(以下、かかる投稿情報を任意投稿情報という)、また、利用兼投稿者3や投稿者4が企業や店舗などである場合の広告であってもよいし(これを、以下、広告投稿情報という)、あるいはまた、エディタ5がテーマを設定して募集する投稿情報(これを、以下、募集投稿情報という)であってもよい。利用兼投稿者3や投稿者4は、かかる投稿情報を送信する場合には、これらを区別して送信するようにする。例えば、広告投稿情報や募集投稿情報には夫々、これらを明示するインデックスが付加されて送信されるようにし、任意投稿情報はインデックスを付加しない形式にするなどの方法がある。これにより、サーバ1は投稿情報の種類を区別することができる。なお、利用兼投稿者3や投稿者4は、募集投稿情報にその募集元のエディタ5を判別するためのエディタコードも付加する必要がある。これら広告投稿情報や募集投稿情報は、以上のようなルールが守られていないときには、サーバ1で任意投稿情報と判別されるようにする。
サーバ1では、利用兼投稿者3や投稿者4から投稿情報が送られてくると(即ち、利用兼投稿者3や投稿者4から投稿があると)、システム管理部1mの監視部1rがこの投稿情報の種類を判別し、さらに、投稿情報チェック部1nがその内容が有益であるか否かをチェックし、有益な情報であれば、その種類に応じて任意投稿情報は任意投稿情報データベース1cに、広告投稿情報は広告投稿情報データベース1dに、募集投稿情報は募集投稿情報保存部1fに夫々格納される。ここで、上記のようにテーマを設定しての投稿の募集はエディタ5毎に行なわれるものであり、このため、募集投稿情報保存部1fでは、エディタ5毎に保存領域が区分されており、利用兼投稿者3や投稿者4からの募集投稿情報は、その募集元のエディタ5に該当する保存領域に格納されることになる。
なお、エディタ5の投稿募集は、そのテーマや投稿募集したエディタ5の名称を募集投稿情報保存部1fに格納することによって行なわれ、利用兼投稿者3や投稿者4はこの募集投稿情報保存部1fをアクセスすることにより、いつでも投稿募集が行なわれていることを知ることができる。
また、このように、利用兼投稿者3や投稿者4から投稿があると、システム管理部1mの情報評価部1pは、その投稿情報の種類などに応じて、投稿した利用兼投稿者3や投稿者4にポイント(投稿ポイント)を与える。この投稿ポイントとしては、
(1)投稿したことに対するポイント:基本ポイント
(2)最新の情報内容の投稿情報に対するポイント:最新情報ポイント
(3)エディタの募集による投稿情報に対するポイント:募集情報ポイント
(4)地域のプレミア情報に対するポイント:地域プレミア情報ポイント
(5)エディタが採用して編集,加工した投稿情報に対するポイント:
エディタ採用ポイント
(6)投稿情報の利用頻度に応じたポイント:アクセスポイント
などがあり、これらのポイントはその重要度に応じて値が異なる。なお、エディタ採用ポイント及びアクセスポイントについては、後述する。このように設定される投稿ポイントは、会員名簿データベース1aの該当する会員の欄に格納される。利用兼投稿者3や投稿者4にかかるポイントを付与することにより、そのポインタに応じて、例えば、
(1)施設の利用料金や商品の購入料金の割引サービス
(2)ポイント数に応じた景品の引替え
(3)他のシステムでのポイントサービスへの変換
(4)ソフトウェア(上記のプログラム)のバージョンアップの無料化
(5)サービス料金の割引
などといった特典があるようにする。このように所定の特典が得られるようにすることにより、利用兼投稿者3や投稿者4の投稿の意欲を維持できるようにしている。
一方、エディタ5は、以上のような投稿情報を選択し、編集加工して利用者2や利用兼投稿者3が利用することができるようにする。このため、エディタ5は自身のバスワードをサーバ1に送ってアクセスの許可を求め、サーバ1は、システム管理部1mの監視部1rでこのパスワードとエディタ名簿データベース1bに登録されているパスワードとを比較し、これらが一致すれば、このエディタ5は登録されているエディタとしてアクセスを許可する。
アクセスが許可されたエディタ5は、サーバ1内の任意投稿情報データベース1cと広告投稿情報データベース1dと募集投稿情報保存部1fでの該当する保存領域とをアクセスすることができ、これらから所望とする投稿情報を選択して取り込んで編集加工し、編集済情報として編集済情報保存部1eに保存する。この編集済情報保存部1eは、図4に示すように、登録されたエディタ51,52,……,5n毎に保存領域が設定されており、この修正加工された投稿情報は編集済情報保存部1eでのこれを修正加工したエディタ5に割り当てられた保存領域に格納される。この制御は、システム管理部1mの監視部1rによって行なわれる。また、このようにエディタ5が採用して編集加工した投稿情報を提供した利用兼投稿者3や投稿者4に対し、システム管理部1mの情報評価部1pが上記のエディタ採用ポイントが与えられる。
なお、各エディタ5は任意投稿情報データベース1cと広告投稿情報データベース1dに格納されている任意の情報を選択して編集することができるから、同じ任意投稿情報や広告投稿情報が複数のエディタ5によって編集加工されて編集済情報保存部1eに保存されることもある。
利用者2や利用兼投稿者3は、このようにエディタ5によって編集加工された投稿情報を利用することができる。従って、このように投稿情報を利用する場合、利用者2や利用兼投稿者3がサーバ1でのアクセスできる領域は、編集済情報保存部1eのみである。このような場合、利用者2や利用兼投稿者3は自己のパスワードをサーバ1に送って編集済投稿情報の利用のためのアクセスの許可を求める。サーバ1では、システム管理部1mの監視部1rがこの受け取ったパスワードと会員名簿データベース1aに格納されているパスワードとを比較し、会員か否かの確認を行ない、会員であることを確認すると、この要求があった利用者2や利用兼投稿者3の編集済情報保存部1eへのアクセスを許可する。
ここで、利用者2や利用兼投稿者3が修正加工された投稿情報を利用する仕方としては、
(イ)編集済情報保存部1eに格納されている全ての投稿情報を利用対象とす
る場合
(ロ)特定のエディタによって編集加工された投稿情報に限る場合
がある。利用者2や利用兼投稿者3が、編集済情報保存部1eをアクセスする場合、エディタ5も指定すると、システム管理部1mの監視部1rの制御のもとに、上記(ロ)のアクセスが可能であり、かかる指定をしないと、上記(イ)のアクセスが可能である。投稿情報の編集加工の方法やその結果の情報のフォーマットなどはエディタ5に応じて異なり、また、このようなフォーマットなども利用者2や利用兼投稿者3によって好みなどがあり、特定のエディタによる修正加工投稿情報のみを利用する傾向の利用者2や利用兼投稿者3もあり得る。このようなことから、上記のように、利用するエディタを特定することができるようにしている。
投稿情報アクセスカウンタ1iは、利用者2や利用兼投稿者3が編集済情報保存部1eでの希望する投稿情報をアクセスして利用すると、この投稿情報に対してカウントアップする。これにより、編集済情報保存部1eでの各投稿情報毎にその利用頻度が集計される。編集済情報保存部1eでの各投稿情報は、システム管理部1mの情報評価部1pにより、この利用頻度に応じて、上記のアクセスポイントが与えられる。また、エディタアクセスカウンタ1jは、利用者2や利用兼投稿者3が編集済情報保存部1eでの希望する投稿情報をアクセスするとき、エディタ5も指定すると、即ち、特定のエディタ5が編集加工した投稿情報を利用すると、この指定されたエディタ5に対してカウントアップする。これにより、エディタ5毎にその指定頻度が集計され、その結果がエディタ5の評価の1つの基準となる。かかる評価も、システム管理部1mでの情報評価部1pで行なわれる。投稿者ポイントカウンタ1sは、エディタ5が編集,加工のために任意投稿情報を採用すると、この任意投稿情報を提供した投稿者4や利用兼投稿者3にエディタ採用ポイントを与えるものである。
さらに、サーバ1には、管理者であるサービス会社に投稿する会員(利用者2や利用兼投稿者3,投稿者4)の意見(例えば、投稿情報やエディタ5に対する評価など)を掲載する会員意見投稿部1gと、会員同士の意見交換を図るための会員掲示板1hとが設けられており、会員意見投稿部1gには、会員やエディタ5など誰でもアクセスすることができ、会員掲示板1hには、会員がアクセスすることができる。
管理部1nの監視部1rは、投稿情報チェック部1nのチェック結果から、特定の利用兼投稿者3や投稿者4の投稿情報が不適切な場合、その利用兼投稿者3や投稿者4に対して警告を発したり、警告を発しても不適切な情報を投稿するなど改まらない場合には、その利用兼投稿者3や投稿者4に対して会員除名の処置を採る。この場合には、その会員のパスワードを無効にし、サーバ1へアクセスできないようにする。また、管理部1nの監視部1rは、会員意見投稿部1gでの会員によるエディタ5の評判やエディタアクセスカウンタ1jでのエディタ指定頻度の結果などから各エディタ5を評価し、不適切なエディタに対しては、上記の会員の場合と同様にして、警告を発したり、サーバ1へのアクセスを不能にする。
システム管理部1mの課金部1qは、編集済情報保存部1eの編集加工後の投稿情報を利用した会員(即ち、利用者2や利用兼投稿者3)に対する使用料や会員(即ち、利用兼投稿者3や投稿者4)からの広告投稿情報に対する手数料(広告料)の請求,エディタ5への契約料の支払いなどを行なう。また、利用者課金カウンタ1kは、会員(利用者2や利用兼投稿者3といった投稿情報を利用する者)毎の利用回数をカウントするものであり、この回数は会員名簿データベース1aの該当する会員の所に格納される。課金部1qは、会員毎に、この会員名簿データベース1aの利用回数をみて、その利用回数に応じた使用料を請求する。
なお、図1では、サーバ1における通信手段や各種情報の検索手段,制御手段などは省略している。
ここで、この実施形態での情報や料金等の流れについて、図5により、説明する。
図5(a)はその一具体例を示すものであって、4a,4bは投稿者、11は投稿情報コンテンツ、12は編集済情報、13はキャリアであり、図1に対応する部分には同一符号を付けている。
同図において、投稿者4a(利用兼投稿者3であってもよい)が投稿情報をサービス会社に送ると、サーバ1の任意投稿情報データベース1cや募集投稿情報保存部1f(図1)に投稿情報コンテンツ11として保存され、また、投稿者4b(利用兼投稿者3であってもよい)が広告情報をサービス会社に送ると、サーバ1の広告投稿情報データベース1d(図1)に投稿情報コンテンツ11として保存される。エディタ5は、このようにして収集された投稿情報コンテンツ11を選択し、これを編集加工してサーバ1に送る。かかる投稿情報コンテンツは、編集済情報12として、サーバ1の編集済情報保存部1e(図1)に保存される。このようにして、投稿者4a,4bが提供した投稿情報コンテンツ11のうちの一部または全部が、利用者が利用可能な編集済情報12として、サーバ1に保存される。
利用者2(利用兼投稿者3でもよい)は、いつでもこの編集済情報12を利用することができる。利用者2がこの編集済情報12を利用すると、サービス会社(この場合、上記のように、サーバ1のシステム管理部1m)から使用料の請求があり、これに応じて利用者2がサービス会社にコンテンツの使用料を支払う。そして、利用者2が利用した編集済情報12が投稿者4aの投稿情報とすると、サービス会社は、この投稿情報が利用されたことによる使用料をこの投稿者4aに支払うとともに、この投稿情報が利用されたことによって上記のアクセスポイントとこれを加算した現在の累計ポイントをこの投稿者4aに通知する。かかる動作は、システム管理部1mの監視部1rの制御のもとに行なわれる。
また、サービス会社は、エディタ5に契約料を支払う。この契約料としては、利用者2が編集済情報12を利用するときにこのエディタ5を指定したときには(あるいはこのエディタ5が編集加工した編集済情報12を利用したときも含めてもよい)、これに応じたエディタ5の評価を行ない、その評価額を含めるようにしてもよい。
なお、利用者2は、編集済情報12を利用するために使用したネットワーク6(図1)の使用料(通信料)を、ネットワーク6の管理者(キャリア)に支払うことになる。
図5(b)はこの実施形態での情報や料金等の流れの他の具体例を示すものである。
この具体例は、利用者2が編集済情報の使用料を、この編集済情報を作成したエディタ5に支払うものである。一方、このエディタ5は、利用者2から受けた使用料のうちその一部を、投稿情報コンテンツ12を編集加工するために利用するときのサーバ1の使用料として、サービス会社に支払う。但し、このエディタ5が投稿情報コンテンツ11のうちの広告情報を編集加工したときには、エディタ5がサービス会社に支払うサーバ1の使用料は、この広告情報の編集加工に対して決められた金額分差し引かれる。
次に、図1における会員のモバイル端末の操作について説明する。
図6は図1における投稿者(利用兼投稿者3や投稿者4)のモバイル端末の投稿のための操作とこれに対するサーバ1の動作とを示すフローチャートである。また、図7及び図8はこの投稿操作時にモバイル端末の表示画面に表示される画像を示す図である。
以下では、このモバイル端末を投稿者4のモバイル端末(即ち、モバイル端末4)として説明するが、利用兼投稿者3のモバイル端末についても同様である。
図6及び図7において、いま、図2に示すモバイル端末4で電源ボタン3kを操作し、電源をONにすると(ステップ100)、自動的にこのモバイル端末4に登録されている会員Noといった投稿パスワードやIDコードがサーバ1に送信される(ステップ101)。
サーバ1は、このモバイル端末4からの投稿パスワードやIDコードを図示しない通信手段で受信すると、上記のように、これら投稿パスワードやIDコードと会員名簿データベース1a(図1)でのパスワードやIDコードと照合し(ステップ102)、これによって会員でないことが確認されると、サーバ1へのアクセスを拒否する返答をモバイル端末4に送る(ステップ103)。会員であることを確認した場合には、サーバ1はモバイル端末4にその現在位置を確認する(ステップ104)。このために、サーバ1はモバイル端末4に現在位置確認の指令を送る。モバイル端末4では、電源がONすると、通信装置3dによって常時その現在位置を検出しており、サーバ1から現在位置確認の指令を送ると、そのときの検出結果をサーバ1に送る。
そこで、サーバ1は、この現在位置情報からモバイル端末4の現在位置を含む所定領域の地図の情報を別途設けられた地図データベースから検索し(ステップ105)、さらに、この所定領域内で上記のエディタ5による所定テーマの投稿の募集広告があるか否かを募集投稿情報保存部1f(図1)で検索し(ステップ106)、それがない場合には、上記の所定領域の地図の情報を、それがある場合には、この募集広告の情報とともに(ステップ107)、上記の所定領域の地図の情報を夫々モバイル端末4に送信する(ステップ108)。
そこで、モバイル端末2では、その表示画面3hに、図7(a)に示すように、このモバイル端末2の現在位置15の近辺の地図14が表示される。この場合、エディタによる投稿情報の募集広告があれば、この内容が、例えば、画面の下部などの領域16に表示される。画像情報を投稿する場合、カメラモードに切り換わると、この表示状態が所定時間経過すると、ビデオカメラ3bからの撮像画像が表示された状態となり、かかる状態でシャッタボタン3p(図2)を操作することによってビデオカメラ3bで撮影すると、図7(b)に示すように、その撮影画像17が静止画像として表示され、また、その上部に「投稿」,「保存」,「編集」,「削除」などの選択項目を表わす欄18も表示される(ステップ100)。
そして、項目「投稿」を選択すると、図7(c)に示すように、この撮影画像17に関する必要な事項の入力画面が表示される。そこで、この画面に表示される五十音表19をタッチペン3n(図2)でタッチしながら撮影対象物の名称を入力し(図7(d))、その撮影対象物のジャンルを選択入力し(図7(e))、さらに、サブジャンルを選択入力し(図7(f))、さらに、五十音表19をタッチペン3nでタッチしながら撮影対象物に関するコメントを「テキスト」(文章)として入力すると(図7(f))、図7(g)に示すように、現在位置の近辺の地図20が表示され、タッチペン3nにより、これに撮影対象物21の位置を指定すると、この地図に関する情報に基づいてこの撮影対象物21の位置情報が作成される(以上、ステップ111)。なお、このコメントとしては、マイクロホン3iを用いて、音声で入力することができる。しかる後、「投稿する」ボタン22をタッチ操作すると、撮影画像17や上記の各入力事項情報(図7(g)での撮影対象物21の位置情報も含む)が投稿情報としてサーバ1に送信される(ステップ112)。このとき、モバイル端末4では、送信中であることを示す図7(h)で示すような画面が表示される。そして、送信が終了すると、例えば、図7(a)に示すような地図画面の表示状態に戻る。
なお、この場合、かかる入力事項情報には、投稿する投稿者4の名称や任意,広告,募集などの投稿情報の種類などの情報も付加されている。
サーバ1では、モバイル端末4からの投稿情報などを受けると(ステップ311)、この投稿パスワードと会員名簿データベース1a(図1)でのパスワードとを照合し(ステップ114)、これによって会員でないことが確認されると、サーバ1へのアクセスを拒否する返答をモバイル端末4に送る(ステップ115)。会員であることを確認した場合には、この投稿者4に対して投稿したことによる上記の基本ポイントを加算するために(ステップ116)、投稿者ポイントカウンタ1s(図1)を動作させて会員名簿データベース1aのこの投稿者4の部分に格納するとともに、受信した情報の中に音声情報があるか否かの状態確認が行なわれ(ステップ118)、音声によるコメント情報がある場合には、これを文章に変換(テキスト変換)した後(ステップ119)、テキスト(即ち、文章)の内容がチェックされる(ステップ120)。
このチェックの結果、内容に問題のない投稿情報であることが判明すると、この投稿情報の名称(図7(e)に示す名称)やジャンルと同じものが任意投稿情報データベース1c(図1)に存在するか否かを検索し(ステップ121)、もしなければ、この投稿者4に対して上記の最新情報ポイントを与えるべく(ステップ122)、投稿者ポイントカウンタ1sを動作させる(ステップ124)。また、この受信した投稿情報があるエディタに対する募集投稿情報である場合には(ステップ121)、この投稿者4に対して上記の募集情報ポイントを与えるべく(ステップ123)、投稿者ポイントカウンタ1sを動作させる(ステップ124)。さらに、この受信した投稿情報が地域のプレミア情報である場合には(ステップ121)、その地域を地図で参照し(ステップ125)、この投稿者4に対して上記の地域プレミア情報ポイントを与えるべく(ステップ126)、投稿者ポイントカウンタ1sを動作させる(ステップ124)。以上のようなポイントが加算される場合には、これによってポイントアップしたことを、この受信した投稿情報を提供した投稿者4に通知する(ステップ129)。
以上のような投稿情報の種類の確認とポイントの加算,通知とが行なわれた後、この受信した投稿情報は、その種類が確認され(ステップ127)、任意投稿情報であれば任意投稿情報データベース1cに、広告投稿情報であれば広告投稿情報データベース1dに、募集投稿情報であれば募集投稿情報データベース1fの投稿募集したエディタの領域に夫々格納される(ステップ128)。
なお、ステップ120で受信した投稿情報のテキストの内容に問題があると判定された場合には、会員名簿データベース1aに保持されているこの投稿情報を提供した投稿者4の履歴に記録し(ステップ130)、この受信した投稿情報を削除する(ステップ131)とともに、この投稿者4に警告する(ステップ132)。また、この警告がたび重なると、除名通知を行なう場合もある(ステップ132)。
ところで、モバイル端末4でのステップ111において、例えば、図7(d)に示す位置入力の画面で「追加」ボタン23をタッチ操作すると、図8(a)に示すように、追記画面24が表示され、そこに、タッチペン3nにより、必要な情報を書き込んで追加することができる。そして、情報の追加が終了して「OK」ボタン25をタッチ操作すると(図8(b))、図8(c)に示すように、タッチペン3nで情報の追加があったことが画像26によって表示され、しかる後、「投稿する」ボタン22をタッチ操作すると、この追加の情報が上記の投稿情報に含まれてサーバ1に送信され(ステップ112)、図8(d)に示す画面が表示される。
以上のようにして、利用兼投稿者3や投稿者4が、図7や図8で示すように、表示画面の指示に基づいて投稿情報を作成することができるし、また、投稿しようとする撮影対象物21の位置情報をサーバ1からの地図上にタッチペン3nでタッチ装置するだけで作成されるものであるから、だれでも容易に所望とする情報の投稿することができるものであり、また、サーバ1では、投稿情報の種類毎に格納データベースを異ならせてエディタ5からのアクセスを容易にし、投稿情報の内容に応じて投稿者のポイントを増加させることにより、投稿者の投稿意欲の維持と投稿情報の質の向上を図ることができる。
次に、利用者2や利用兼投稿者3がサーバ1に保存されている編集済情報を利用する場合について説明する。このための編集済情報の検索の仕方としては、ここでは、
(イ)特定のエディタを指定して検索(エディタからの検索、即ち、お気に入
りのエディタの編集済情報を利用する場合)
(ロ)ジャンルからの検索
(ハ)ヘルプ検索(例えば、緊急に情報を得たい場合)
があり、以下、これらについて説明する。なお、以下では、利用者2が検索するものとして説明するが、利用兼投稿者3の場合も同様である。
《エディタからの検索》
図9は特定のエディタを指定して所望とする編集済情報を検索する場合の図1における利用者2のモバイル端末(即ち、モバイル端末2)の操作とこれに対するサーバ1の動作とを示すフローチャートである。また、図10はこの検索時にモバイル端末2の表示画面3h(図2)に表示される画像を示す図である。
図9において、ステップ200〜209は図6でのステップ100〜109と同様であり、モバイル端末2の表示画面3hに、図10(a)に示すように、このモバイル端末2の現在位置15の近辺の地図14が表示される。この場合、エディタによる投稿情報の募集広告があれば、この内容が、例えば、画面の下部などの領域16に表示される。この表示状態が所定時間経過すると、編集済情報の検索方法を選択するための「エディタ」ボタン27,「ジャンル」ボタン28,「ヘルプ」ボタン29の各タッチボタンを表示した図10(b)に示すようなメニュー画面となる。
そこで、タッチペン3n(図2)で「エディタ」ボタン27をタッチ選択すると(ステップ210)、その選択を示す情報がサーバ1に送られる。サーバ1では、このモバイル端末2の利用者に対して登録されているエディタの有無を検索し(ステップ211)、登録されていれば、そのエディタのリストを他の必要な情報とともにモバイル端末2に送り(ステップ212)、登録されていなければ、例えば、エディタ名簿データベース1b(図1)に保存されている利用者2の指定回数によるエディタのランキングを参照し(ステップ213)、その上位ランキングのエディタを選択して(ステップ214)、そのリストを他の必要な情報とともにモバイル端末2に送る(ステップ212)。
このモバイル端末2では、これら情報を受けると、図10(c)に示すように、例えば、画面の上部の表示欄30にエディタリストに含まれるエディタ名の一覧が表示される。この一覧から、例えば、エディタAをタッチ選択すると(ステッタ216)、図10(d)に示すように、表示欄31にこのエディタAが編集した投稿情報の「駐車場」,「レストラン」,「アミューズメント」,「ファション」などといった投稿情報のジャンルを表示したメニュー画面が表示される(ステップ217)。このメニュー画面で所定のジャンネル、例えば、「レストラン」をタッチ選択すると(ステップ218)、その選択を示す情報がサーバ1に送られる。
サーバ1では、この情報を受けると、編集済情報保存部1e(図1)で指定されたエディタAが編集加工したこの指定ジャンル「レストラン」に関する編集済情報を検索し(ステップ219)、これがあれば、モバイル端末2の現在位置近辺でのレストランの位置を示した地図情報と夫々のレストランの編集済情報とをモバイル端末2に送信する。これがなければ、上記のようにしてモバイル端末2の現在位置を確認し(ステップ221)、ステップ212でモバイル端末2に送信したエディタリストのうちの利用者2が選択したエディタA以外のエディタが選択されたものとし(ステップ222)、このエディタから投稿された編集済情報の有無を検索する(ステップ223)。これでもなければ、エディタ名簿データベース1b(図1)に登録されているさらに他のエディタについて同様のことを行ない、これでもなければ、モバイル端末2にその旨のメッセージを送るが(ステップ228)、あれば、ステップ220に移って上記のような情報をモバイル端末2に送信する。
なお、このようにして、いずれかのエディタの編集済情報をモバイル端末2に送信すると、アクセス記録が行なわれることになり(ステップ224)、このモバイル端末2に送信した編集済情報を採用して編集加工したエディタに対して、エディタアクセスカウンタ1jが指定回数をカウントし(ステップ225)、このエディタに対するランキングを修正するとともに、評価額に反映させる(但し、ステップ210で、即ち、図10(d)に示す画面で実際に利用者が選択したエディタに対し、上記のアクセス記録を行なうようにしてもよい。これにより、実際に利用者2が指定された回数でもってエディタを評価することができる)。また、利用者課金カウンタ1k(図1)がこの利用者に対する料金請求回数をカウントし、所定期間内(例えば、1日,1週間,1ヶ月など)の累計の請求回数を会員名簿データベース1a(図1)の該当する個所に格納する。これは、後の課金部1q(図1)でのこの利用者2に対する料金請求のときに用いられる。
モバイル端末2では、サーバ1からステップ220による情報を受けると、図10(e)に示すように、指定したジャンル「レストラン」の位置が表示された上記現在位置近辺の地図が表示される(ステップ229)。そして、その表示されるレストランのA店〜F店の中からいずれか1つをタッチ選択すると(ステップ230)、その選択情報がサーバ1に送信される。そこで、サーバ1では、この選択情報に基づいて編集済情報保存部1e(図1)でこの選択されたレストランA店に関する編集済情報を検索し(ステップ231)、これをモバイル端末2に送信する(ステップ232)。この結果、このモバイル端末2では、図10(f)に示すように、編集済情報によるこのレストランA店の詳細内容(例えば、その外観写真や店内画像,住所,電話番号,コメントなど)を示す画像32が表示される。
また、サーバ1では、ステップ231で該当する編集済情報を検索すると、この編集済情報に対してアクセス記録を行なう(ステップ233)。これは、この編集済情報を利用した利用者2に対して、利用者課金カウンタ1k(図1)が利用回数をカウントアップし、これを会員名簿データベース1cの該当する個所に格納する(ステップ234)とともに、編集済情報を投稿した利用者2に対して、投稿情報アクセスカウンタ1i(図1)をカウントアップし、この利用者2のランキングを修正するとともに、アクセスポイントを加算してポイントの修正を行なう。
このようにして、エディタと希望する情報のジャンルとを指定することにより、利用者2の現在位置近辺でのこの指定したジャンルの店舗や施設などの位置を知ることができるようにした地図と、選択して店舗や施設などの詳細内容を示す情報が所持するモバイル端末2に表示されることになる。従って、利用者2は、どこに居ても、現在位置での自分が必要とする店舗や施設などの所在を直ちに知ることができて、そこに行くことができる。また、自分の気に入ったエディタを指定して編集した編集済情報を利用できるので、常に見慣れた編集済情報を利用できることになり、利用者2にとって利用し易いものとなっている。
また、エディタとしても、利用者2によって指定されることにより、自身のポイントでもって評価され、これに応じた評価額が得られるものであるから、利用者2が利用し易い編集をするのに意欲が湧くことになり、このシステムが利用者2にとってますます利用し易くいものとなる。
さらに、利用者2によって投稿した情報が利用されると、その利用された情報を投稿した利用者2がポイントが高まってより評価されることにより、投稿料も増加することから、有益な情報の投稿に意欲を増すことになる。
《ジャンルからの検索》
図11は特定のジャンルを指定して所望とする編集済情報を検索する場合の図1における利用者2のモバイル端末の操作とこれに対するサーバ1の動作とを示すフローチャートである。また、図12はこの検索時にモバイル端末2の表示画面3h(図2)に表示される画像を示す図である。
図11において、ステップ300〜309は図9でのステップ200〜209と同様であり、モバイル端末2の表示画面3hに、図12(a)に示すように、図10(a)と同様の画面が表示され、さらに、所定時間の経過後、図12(b)に示すように、図10(b)と同様のメニュー画面となる。
そこで、タッチペン3n(図2)で「ジャンル」ボタン28をタッチ選択すると(ステップ310)、図12(c)に示すように、「レストラン」,「ショッピング」,「エンターテインメント」,「アート」といったジャンルの一覧33を示すジャンルメニュー画面が表示され(ステップ311)、そのうちの1つ、例えば、ジャンル「レストラン」をタッチ選択すると、図12(d)に示すように、「和食」,「洋食」,「中華」,「ファーストフード」といったサブジャンルのメニュー34が表示され、そのうちの1つ、例えば、「洋食」を選択すると(ステップ312)、その選択を示す情報がサーバ1に送られる。
サーバ1では、この選択情報に基づき、編集済情報保存部1e(図1)において、このジャンル「レストラン」でサブジャンルが「洋食」といった編集済情報をもつエディタを検索する(ステップ313)。編集済情報保存部1eでは、各編集済情報にかかるジャンルを示す情報が付加されている。エディタが1つの場合には、モバイル端末2の現在位置近辺でのこのエディタが推薦するレストランの位置を示した地図情報と夫々のレストランの編集済情報とをモバイル端末2に送信する(ステップ317)。ステップ313の検索の結果得られるエディタが複数の場合には、この利用者2がお気に入りのものとして登録しているエディタを選び(ステップ314)、また、お気に入りのものがなかったり、複数であったりする場合には、これまでの各エディタの履歴(上記のエディタランキングでもよい)を参照して、全てのエディタのうちの、あるいは複数のお気に入りのエディタのうちの最もアクセス回数の多いものを選び(ステップ316)、上記のように、モバイル端末2の現在位置近辺でのこのエディタが推薦するレストランの位置を示した地図情報をモバイル端末2に送信する(ステップ317)。
なお、このようにして、エディタの推薦を示す情報をモバイル端末2に送信すると、このエディタに対して、エディタアクセスカウンタ1jが指定回数をカウントし(ステップ324)、このエディタに対するランキングを修正するとともに(ステップ325)、評価額に反映させる。
いま、この選ばれたエディタがエディタAとすると、モバイル端末2では、図12(e)に示すように、このエディタAが「和食」として推薦するレストランの位置が表示された上記現在位置近辺の地図とエディタAの推薦であることを示す、例えば、「エディタAのおすすめ」という案内とが表示される(ステップ318)。そして、その表示されるレストランのA店〜F店の中からいずれか1つをタッチ選択すると(ステップ319)、その選択情報がサーバ1に送信される。そこで、サーバ1では、この選択情報に基づいて編集済情報保存部1e(図1)でこの選択されたレストランA店に関する編集済情報を検索し(ステップ320)、これをモバイル端末2に送信する(ステップ232)。この結果、このモバイル端末2では、図12(f)に示すように、編集済情報によるこのレストランA店の詳細内容(例えば、その外観写真や店内画像,住所,電話番号,コメントなど)を示す画像35が表示される。
また、図12(e)に示す画面で指定されたレストランの編集済情報をサーバ1がモバイル端末2に送信すると(ステップ320,321)、この編集済情報に対してアクセス記録を行なう(ステップ326)。これは、この編集済情報を利用した利用者2に対して、利用者課金カウンタ1k(図1)が利用回数をカウントアップし、これを会員名簿データベース1cの該当する個所に格納する(ステップ327)とともに、編集済情報を投稿した利用者2や投稿者4に対して、投稿情報アクセスカウンタ1i(図1)をカウントアップし(ステップ328)、この利用兼投稿者3または投稿者4のランキングを修正するとともに(ステップ329)、アクセスポイントを加算してポイントの修正を行なう。
このようにして、ジャンルからも利用者2の現在位置近傍について、先のエディタからの検索と同様の効果が得られる。
《ヘルプ検索》
図13はヘルプを指定して所望とする編集済情報を検索する場合の図1における利用者2のモバイル端末の操作とこれに対するサーバ1の動作とを示すフローチャートである。また、図14はこの検索時にモバイル端末2の表示画面3h(図2)に表示される画像を示す図である。
図13において、ステップ400〜409は図9でのステップ200〜209と同様であり、モバイル端末2の表示画面3hに、図14(a)に示すように、図10(a)と同様の画面が表示され、さらに、所定時間の経過後、図14(b)に示すように、図10(b)と同様のメニュー画面となる。そこで、タッチペン3n(図2)で「ヘルプ」ボタン29をタッチ選択すると(ステップ410)、その選択を示す情報がサーバ1に送られる。
サーバ1では、この選択情報に基づき、編集済情報保存部1e(図1)において、この「ヘルプ」の項目(緊急を要する施設などの種類であって、例えば、病院,警察,トイレ,薬局,現金出入機など)毎にその編集済情報をもつエディタを検索する(ステップ411)。なお、編集済情報保存部1eに図4に示したようにエディタ毎に区分されて保存される編集済情報には夫々、これを編集加工するエディタの判断によって、「ヘルプ」に関する情報であれば、そのヘルプ項目も付加されている。
1つのエディタが全てのヘルプ項目についてモバイル端末2の現在位置近辺に関する編集済情報をもつ場合には、モバイル端末2の現在位置近辺の地図情報とこの地図内でヘルプ項目を示す情報をモバイル端末に送信し(ステップ414)、また、全項目が複数のエディタにわたる場合には、上記地図上にあるヘルプ施設に関する夫々のエディタの編集済情報をヘルプ項目毎に、かつ重複しないように抽出し(ステップ412)、そのレイヤー(各ヘルプ項目とエディタとの関係を示すリスト)を作成し(ステップ413)、モバイル端末2の現在位置近辺の地図情報とこの地図内に当て嵌まるヘルプ項目を示す情報をモバイル端末2に送信する(ステップ414)。
これと同時に、上記のように編集済情報を採用したエディタに対して、エディタアクセスカウンタ1jが指定回数をカウントし(ステップ416)、このエディタに対するランキングを修正するとともに(ステップ417)、評価額に反映させる。
そこで、モバイル端末2では、図14(c)に示すように、このモバイル端末2の現在位置近辺の地図14と表示欄26にその地図上に存在する「ヘルプ」の施設に関するヘルプ項目の一覧36とが表示される。そこで、例えば、ヘルプ項目「トイレ」をタッチ選択すると、図14(d)に示すように、この表示されている地図16上に、トイレの位置(即ち、使用可能なトイレを持つ施設)が表示される。この中から所望のものをタッチ選択すると(ステップ418)、その選択情報がサーバ1に送信される。
そこで、サーバ1では、この選択情報に基づいて編集済情報保存部1e(図1)でこの選択されたヘルプ施設に関する編集済情報を検索し(ステップ419)、これをモバイル端末2に送信する(ステップ420)。この結果、このモバイル端末2では、図14(e)に示すように、編集済情報によるこのヘルプ施設の詳細内容(例えば、その外観写真やコメントなど)を示す画像37が表示される。
また、サーバ1は、編集済情報をモバイル端末2に送信すると(ステップ419,420)、この編集済情報に対してアクセス記録を行なう(ステップ421)。これは、この編集済情報を利用した利用者2に対して、利用者課金カウンタ1k(図1)が利用回数をカウントアップし、これを会員名簿データベース1cの該当する個所に格納する(ステップ422)とともに、この編集済情報を投稿した利用兼投稿者3や投稿者4に対して、投稿情報アクセスカウンタ1i(図1)をカウントアップし(ステップ423)、この利用兼投稿者3または投稿者4のランキングを修正するとともに(ステップ424)、アクセスポイントを加算してポイントの修正を行なう。
このようにして、現在位置での緊急に必要とする施設の情報も簡単に得ることができ、また、先のエディタからの検索と同様の効果が得られる。
次に、エディタ5による投稿情報の編集加工について、図15により、説明する。
同図において、エディタ端末5では、電源がONしてソフトウェアが起動すると(ステップ500)、自動的にエディタ5の登録NoやIDコードからなるパスワードがサーバ1に送信される(ステップ501)。サーバ1では、このエディタ端末5からのパスワードを図示しない通信手段で受信すると、このパスワードとエディタ名簿データベース1b(図1)でのパスワードとを照合し(ステップ502)、これによって登録されていないことが確認されると、サーバ1へのアクセスを拒否する返答をエディタ端末5に送る(ステップ503)。登録されていることを確認した場合には、その旨をそのエディタ端末5に通知する。
そこで、エディタ端末5では、編集の種類を選択できる編集用画面が表示される(ステップ504)。そこで、新たな投稿情報の編集,加工する場合には、その編集の種類のうちの項目「新規作成」を選択すると(ステップ505)、投稿情報の種類(任意投稿情報,広告投稿情報,募集投稿情報)が選択可能な画面が表示され、ここで、そのうちの1つ、例えば、任意投稿情報を指定すると(ステップ506)、検索条件を入力する画面に変わる。そこで、例えば、検索条件となる地名を検索し(ステップ507)、その地名を入力すると(ステップ508)、以上の指定情報や入力情報がサーバ1に送られる。
そこで、サーバ1では、上記の指定された投稿情報、即ち、任意投稿情報が格納されている任意投稿情報データベース1c(図1)について、この入力された地名での任意投稿情報を提供した投稿者4や利用兼投稿者3を検索してそのリストを作成し(ステップ509)、これをエディタ端末5に送信する(ステップ510)。エディタ端末5では、このリストが表示され(ステップ511)、エディタはそのいずれかまたは全部を選択できる。かかる選択をすると(ステップ512)、この選択情報がサーバ1に送信される。
そこで、サーバ1では、任意投稿情報データベース1cにおいて、選択された投稿者4や利用兼投稿者3が投稿した指定地名での任意投稿情報を検索し(ステップ513)、さらに、その指定地名の地図を検索し(ステップ514)、この検索の結果得られた任意投稿情報と地図情報とをエディタ端末5に送信する(ステップ515)。このとき、サーバ1は、検索した任意情報を提供した投稿者4または利用兼投稿者3のポイントに対し、投稿者ポイントカウンタ1s(図1)でエディタ5に採用されたことによるエディタ採用ポイントを加算する(ステップ516)。
一方、エディタ端末5では、サーバ1から供給される情報により、指定した地名の地図と任意投稿情報とが表示される(ステップ518)。そして、この投稿情報を編集,加工して所定の操作を行なうと(ステップ518)、この編集済情報がこのエディタ端末5に保存されるとともに(ステップ519)、サーバ1に送信され、エディタ名などの所定の情報が付加されて編集済情報保存部1fに保存される(ステップ520)。
このようにして、任意投稿情報がエディタによって編集,加工されて編集済情報保存部1fに保存されるが、ステップ506で選択された投稿情報が広告投稿情報である場合には、同様に処理されるが、ステップ516のエディタ採用ポイントの加算はなされず、また、募集投稿情報の場合も、既に投稿するときに募集情報ポイントが加算されているので、ステップ516のエディタ採用ポイントの加算はなされない。
図16は本発明による投稿情報のネットサービスシステムの他の実施形態を示すブロック図であって、38は管理者、39はエディタ会議、40は投稿者掲示板、41はエディタ掲示板、42は利用者、43は投稿者にあり、前出図面に対応する部分には同一符号を付けている。
この実施形態は、基本的には、図1に示した実施形態と同様であるが、特に、エディタ会議を設け、各エディタのネット上の投票の議決により、エディタや会員の除名を行なうようにした点である。
図16において、投稿者43は図1での利用兼投稿者3や投稿者4に相当するものであって、図1でのサービス会社に相当する管理者38から投稿資格のパスワードやIDコードが付与されている。この投稿者43は情報を投稿し、この投稿情報はエディタ5によって編集加工されて、エデイタ5のサーバに保存される。即ち、ここでは、投稿者43はエディタ5を指定して投稿し(投稿手段としては、図1に示した実施形態と同様、モバイル端末により、無線通信回線やネットワークを介して行なわれる)、エディタ5が、それを採用すると、それを編集加工して保存する。そして、エディタ5は、採用した投稿情報に対しては、その投稿者43にその旨の通知と先の実施形態と同様のポイントによる評価を与え、また、不採用の場合には、その旨を投稿者43に通知する。この場合、エディタ5は、管理者38と契約すると、そのIDコードとパスワードが付与されて編集資格が与えられる。
ここで、管理者38はシステム全体の管理を行なうものであって、図1でのサービス会社に相当するものであり、図示しないが、図1に示したサーバ1とほぼ同様のサーバを有して、このサーバに投稿者掲示板40やエディタ掲示板41が含まれている。これらは、若干機能が異なるが、図1での会員意見投稿部1gや会員掲示板1hに相当するものである。また、上記では、投稿者43から直接エディタ5に情報を投稿するように説明したが、実際には、図1に示した実施形態と同様、この投稿情報は一旦サーバで保存され、エディタ5がその中から選択して編集し、その編集済情報をサーバに保持して利用者42が利用できるようにしている。その他のことに関しても、図1に示した実施形態と同様である。
利用者42は図1での利用兼投稿者3や利用者2に相当するものであって、管理者38から利用資格のパスワードやIDコードが付与されている。この利用者42にエディタ5のサーバに保存される編集済情報を利用し、エディタ5は、利用回数などでもって利用者42の評価を行なう。これも、図1に示した実施形態でのサーバ1と同様の編集済情報を保存したサーバを用いる場合には、利用者42はこのサーバをアクセスして編集済情報を利用することになり、この場合のサーバの機能は図1に示したサーバ1と同様である。
このように、利用者が編集済情報を利用する場合、その使用料を支払うことになるが、この使用料は、投稿者43の投稿料やエディタ5の編集加工料,管理者38への料金をなすものである。ここで、管理者38は、図1でのサービス会社のように、システム全体を管理するものであって、利用者42がこの管理者38に支払う料金は、例えば、ネットワークの使用料などである。また、投稿者43も、投稿するときには、ネットワークを使用するものであるから、その使用料を管理者38に支払うことになる。
なお、特別な場合として、利用者42は直接投稿者43から情報を得ることもできる。この場合には、利用者42は投稿者43に情報の使用料を、また、管理者38にネットワークの使用料を夫々支払うことになる。
この実施形態では、投稿者43(即ち、投稿パスワードが付与された会員)が書き込むことができ、会員(投稿者43や利用者42),エディタ5のだれでもが自由に閲覧できるようにした投稿者掲示板40と、エディタ5や会員が自由に書き込むことができて、エディタ5のみが閲覧可能なエディタ掲示板41とが設けられている。この投稿者掲示板40により、投稿者43の投稿情報の宣伝などを行なうことができる。
また、エディタ掲示板41では、だれでもが投稿者43やエディタ5の評価をすることができる。その評価が低く、会員間で評判が悪い投稿者43やエディタ5に対しては、ネット上でエディタ5間の会議(エディタ会議)39を開くことができ、さらに、投票により、その評判が悪い投稿者43やエディタ5に対し、警告や除名をする決議を行なうことができる。しかし、この決議に対しては、投稿者43やエディタ5と契約を結ぶ管理者38に拒否権がある。除名の決議が管理者38によっても了承された場合には、投稿者43を除名する場合、その投稿資格パスワードを無効にして投稿できないようにし、エディタ5を除名する場合、その編集資格パスワードを無効にして投稿情報を受け取ることができないようにする。勿論、このような除名を行なう場合の通知や上記の警告は、ネットワークを介して行なわれる。
このようにして、この実施形態とは、基本的には、図1に示した実施形態と同様の構成をなすものであるから、これと同様の効果が得られるものであるが、さらに、エディタ会議39を行なって会員やエディタに対する警告や除名などの処置を行なうようにしたものであるから、公平な処置が行なわれる。
本発明による投稿情報のネットサービスシステムの一実施形態を示すブロック図である。 図1におけるモバイル端末の一具体例を示す概略外観図である。 図2に示したモバイル端末の使用例を示す図である。 図1における編集済情報保存部の一具体例を模式的に示す構成図である。 図1に示す実施形態での情報や料金等の流れの具体例を示す図である。 図1における利用兼投稿者や投稿者のモバイル端末の投稿のための操作とこれに対するサーバの動作とを示すフローチャートである。 図6に示す投稿操作時にモバイル端末に表示される画面の一具体例を示す図である。 図6に示す投稿操作時にモバイル端末に表示される画面の他の具体例を示す図である。 図1における利用者や利用兼投稿者のモバイル端末のエディタ指定による情報検索のための操作とこれに対するサーバの動作とを示すフローチャートである。 図9に示す情報の検索時にモバイル端末に表示される画面の一具体例を示す図である。 図1における利用者や利用兼投稿者のモバイル端末のジャンル指定による情報検索のための操作とこれに対するサーバの動作とを示すフローチャートである。 図11に示す情報の検索時にモバイル端末に表示される画面の一具体例を示す図である。 図1における利用者や利用兼投稿者のモバイル端末の情報のヘルプ検索のための操作とこれに対するサーバの動作とを示すフローチャートである。 図11に示すヘルプ検索時にモバイル端末に表示される画面の一具体例を示す図である。 図1におけるエディタの投稿情報の編集,加工のための端末操作とこれに対するサーバの動作とを示すフローチャートである。 本発明による投稿情報の情報サービスシステムの他の実施形態を示すブロック図である。
符号の説明
1 サーバ
1c 任意投稿情報データベース
1d 広告投稿情報データベース
1e 編集済情報保存部
1f 募集投稿情報保存部
1g 会員意見投稿部
1h 会員掲示板
1i 投稿情報アクセスカウンタ
1j エディタアクセスカウンタ
1k 利用者課金カウンタ
1m システム管理部
1n 投稿情報チェック部
1p 情報評価部
1q 課金部
1r 監視部
1s 投稿者ポイントカウンタ
2 利用者(モバイル端末)
3 利用兼投稿者(モバイル端末)
3h 表示画面
3i マイクロホン
3m スピーカ
3p シャッタボタン
4,4a,4b 投稿者(モバイル端末)
5 エディタ
6 ネットワーク
7 無線通信回線
11 投稿情報コンテンツ
12 編集済情報
13 入力部
14 現在位置近辺の地図
15 モバイル端末の現在位置
16 投稿募集広告欄
17 撮影写真
18 選択欄
20 現在位置近辺の地図
21 撮影対象物
22 「投稿する」ボタン
23 「追加」ボタン
24 追加画面
27 「エディタ」ボタン
28 「ジャンル」ボタン
29 「ヘルプ」ボタン
30,31 表示欄
33 ジャンルの一覧
34 食事のメニュー
36 ヘルプ項目の一覧
38 管理者
39 エディタ会議
40 投稿者掲示板
41 エディタ掲示板
42 利用者
43 投稿者

Claims (2)

  1. ネットワーク上に投稿情報と編集情報の受付サイトと複数の情報提供サイトとを備えてなる電子サービスサイトを開設し、複数の投稿者端末と複数の利用者端末と複数のエディタ端末とが通信システムを介して接続するシステム管理部を備え、投稿情報の収集・編集・配信を行なう情報サービスシステムの運営方法であって、
    該複数のエディタ端末からの位置情報を伴う投稿募集を受け付けて、募集投稿情報保存部に格納するステップと、
    位置検出装置を備えた該投稿者端末からの現在位置情報を受け付けて、該募集投稿情報保存部に格納される該投稿者端末の現在位置情報と一致する該投稿募集を検索し、この検索された該投稿募集を該投稿者端末に提供するステップと、
    該投稿者端末からの投稿要求を受け付けて、該投稿要求が該投稿募集に伴うものであるか否かを判定し、その判定結果に基づいて、該投稿情報を投稿情報データベースに区分けして格納するステップと、
    該エディタ端末からの検索と編集のアクセス要求を受け付け、該投稿情報データベースに格納されている該投稿情報の検索と編集、及び該編集された投稿情報を、編集済投稿情報として、取得して利用者データベースに格納するステップと、
    該利用者端末からの情報提供のアクセス要求を受け付けて、該利用者データベースに格納されている該編集済情報を検索し、検索された該編集済情報を該利用者端末に提供するステップと
    ことを特徹とする情報サービスシステムの運営方法。
  2. 請求項1において、
    前記情報サービスシステムは、地図データベースを備え、
    前記検索された投稿募集を前記投稿端末に提供するステップでは、前記投稿者端末からの前記現在位置情報を受け付けると、この現在位置を含む所定領域の地図の情報を該地図データベースから検索し、この検索された地図の情報と検索された前記投稿募集とを前記投稿者端末に提供する
    ことを特徴とする情報サービスシステムの運営方法。
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