JP2003207360A - ナビゲーション装置及びその表示方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ナビゲーション装置の構成の変更による簡素
化と表示方法の変更による視認性の向上を目的とする。 【解決手段】 推奨ルートＬは、表示手段たる表示部材
３１の画面垂直方向に沿って表示され、かつ、前記使用
者の移動方向の前方が前記画面の上になるように表示さ
れている。現在位置アイコンＸは、前記画面の一定位置
に固定表示され、前記使用者の移動に伴って推奨ルート
Ｌが前記画面の上方から下方へ移動する表示を行う。ラ
ンドマークアイコンＭは、前記使用者の移動に伴って前
記画面の上方から下方へ移動する表示を行い、かつ、現
在位置アイコンＸの後方へ過ぎた場合には、表示されな
い。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、使用者が携帯した
り、車両等の移動体に搭載されるナビゲーション装置及
びその表示方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】例えば、特開２００１−５０７６４号公
報に開示されているように、所謂ナビゲーション装置
は、ＧＰＳ衛星からの電波を受信する等して自車の現在
位置の位置データを出力する検出装置と、ＣＤ−ＲＯＭ
等の地図情報記憶媒体から地図データを読み取る読取手
段と、前記地図データを格納するバッファメモリと、バ
ッファメモリに展開された前記地図データから表示に必
要な範囲を取り出して複写する表示用画像メモリと、表
示用画像メモリに複写された前記地図データをＣＲＴや
ＬＣＤ等の表示手段で表示させるための表示コントロー
ラと、これらシステム全体を制御するマイコン等の制御
手段とを有するものであり、現在位置の変化に応じて表
示用画像メモリの内容は更新されて、これに応じて表示
手段での前記地図データや前記現在位置の表示も変化す
るようになっている。

【０００３】斯かるナビゲーション装置にはルート探索
機能があり、使用者が押釦スイッチ等の入力手段で目的
地を入力すると、目的地までのルートを探索して推奨ル
ートを表示手段の画面に表示し、不案内な土地での移動
が容易となる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】このようなナビゲーシ
ョン装置では、前記表示手段として、５〜８インチ程度
の小画面の液晶表示素子を用いたものが主流であり、斯
かる表示手段を用いて前記地図データ上に重ねて自車の
現在位置や目的地及び推奨ルートを表示することは、前
記表示手段における表示データ量が膨大なものとなり、
運転者等の使用者が最も重要性の高い進行方向等を判断
する際にそれを瞬時に視認することができにくいという
問題があった。

【０００５】本発明は、このような問題に着目し、ナビ
ゲーション装置の構成の変更による簡素化と、表示方法
の変更による視認性の向上を目的とするものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明に係るナビゲーション装置は、請求項１に記載の通
り、自己の現在位置に関する現在位置データを求める検
出手段と、離れた場所にあるサーバと交信することによ
り前記現在位置データを前記サーバへ送信、及び、前記
現在位置データに関するテキストベースのルートデータ
を受信して表示を制御する制御手段と、前記表示を行う
表示手段と、前記制御手段へ指示を与える入力手段と、
を有する。

【０００７】また、請求項２に記載の通り、自己の現在
位置に関する現在位置データを求める検出手段と、離れ
た場所にあるサーバと交信するデータ交信手段と、この
データ交信手段を介して前記現在位置データを前記サー
バへ送信、及び、前記現在位置データに関するテキスト
ベースのルートデータを受信して表示を制御する制御手
段と、前記表示を行う表示手段と、前記制御手段へ指示
を与える入力手段と、を有する。

【０００８】特に、請求項２において請求項３に記載の
通り、前記データ交信手段として通信回線に接続して前
記データをパケット通信で送受信可能な携帯式電話を用
いる。

【０００９】また、請求項４に記載の通り、自己の現在
位置に関する現在位置データを求める検出手段と、離れ
た場所にあるサーバと交信するデータ交信手段と、この
データ交信手段を介して前記現在位置データを前記サー
バへ送信、及び、前記現在位置データに関するテキスト
ベースのルートデータを受信して表示を制御する制御手
段と、前記表示を行う表示手段と、前記制御手段へ指示
を与える入力手段とを有し、かつ、通信回線に接続して
前記データをパケット通信で送受信可能な携帯式電話器
として一体的に構成されている。

【００１０】前記課題を解決する本発明に係るナビゲー
ション装置の表示方法は、請求項５に記載の通り、離れ
た場所のサーバとの間での交信により、自己の現在位置
に関する目的地データと目的地に関する目的地データと
を送信し、前記各データに基づく計算により求まる推奨
ルートに関するテキストベースのルートデータを受信
し、このルートデータに基づくルートデータ情報を表示
手段で表示する。

【００１１】特に、請求項５において請求項６に記載の
通り、前記現在位置データに応じて前記サーバが計算を
行い、前記現在位置の一定周囲に目印となるランドマー
クがある場合には、前記サーバから前記ランドマークを
含む前記ルートデータを受信し、前記現在位置に応じた
現在位置アイコンや前記推奨ルートと共に、前記ランド
マークに応じたランドマークアイコンを前記ルートデー
タ情報として前記表示手段で表示する。

【００１２】特に、請求項６において請求項７に記載の
通り、前記推奨ルートは、前記表示手段の画面垂直方向
に沿って表示され、かつ、前記使用者の移動方向の前方
が前記画面の上になるように表示されており、現在位置
アイコンは、前記画面の一定位置に固定表示され、前記
使用者の移動に伴って前記推奨ルートが前記画面の上方
から下方へ移動する表示を行う。

【００１３】また、請求項６において請求項８に記載の
通り、前記ランドマークアイコンは、前記使用者の移動
に伴って前記画面の上方から下方へ移動する表示を行
い、かつ、前記現在位置アイコンの後方へ過ぎた場合に
は表示しない。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づき説明する。

【００１５】図１，図２は、移動体、例えば、車両に搭
載して使用するナビゲーション装置１００の構成を説明
する概略図，ブロック図であり、使用者が運転する前記
車両の現在位置に関する現在位置データを求める検出手
段１０と、離れた場所にあるサーバ（後述する）と交信
するデータ交信手段２０と、このデータ交信手段２０を
介して前記現在位置データを前記サーバへ送信及び前記
現在位置に関するルートデータを受信してこれら受信し
たデータと前記現在位置データとを合成して表示可能な
表示手段３０と、少なくとも検出手段１０及び表示手段
３０を制御する制御手段４０と、制御手段４０へ指示を
与える入力手段５０と、を有している。６０は、前記デ
ータが音声データである場合に読み上げるスピーカから
成る音声出力手段であり、専用に用意しても良いしカー
オーディオのスピーカ等と兼用することもできる。

【００１６】検出手段１０は、前記現在位置データを求
めるもので、例えば、本体１１がトランクルームに収納
され、車外に望むアンテナ１２でＧＰＳ衛星２００から
の緯度，経度，高度等の位置信号を受信する周知なＧＰ
Ｓレシーバから成り、あるいは、ＧＰＳ衛星２００から
の信号を利用しないで前記車両の走行に応じて発生する
パルス信号等の前記車両移動情報から前記現在位置デー
タを求めるためのセンサで構成することも可能であり、
また、前記センサと前記ＧＰＳレシーバとを組み合わし
ても良いが、携帯性を考慮すると前記ＧＰＳレシーバを
用いることが望ましい。

【００１７】データ交信手段２０は、例えば、通信回線
３００に接続し各種のデータを無線によるパケット通信
で送受信可能な携帯式電話（例えば、日本移動通信株式
会社の所謂「ｉモード」が利用可能な携帯電話）であ
り、離れた場所にある前記サーバと交信することによ
り、前記データを送受信するもので、携帯式電話以外で
あっても良く、例えば、有線の電話や前記パーソナルデ
ータ通信機器のような前記情報端末機器であっても良い
が、携帯性を考慮すると、前記携帯式電話が望ましい。
また、通信回線３００としては、公衆電話回線や専用回
線を利用することも可能であるが、コストを考慮する
と、公衆電話回線を利用することが望ましく、特に、位
置情報を交信するために前記サーバと常時接続する必要
があることから、接続時間ではなく利用する前記データ
の量に応じて利用料金が課金されるパケット通信が望ま
しい。

【００１８】表示手段３０は、例えば、液晶表示素子の
ような携帯性に優れた表示部材３１と、これを駆動する
駆動回路３２とからなり、表示部材３１は、前記車両の
運転席の前方個所に設置されて、前記データに基づく所
定の表示を実像、又は、虚像により行う。

【００１９】制御手段４０は、例えば、マイクロコンピ
ュータから成り所定のプログラムに従い所定の処理、少
なくとも検出手段１０による前記現在位置データの更新
制御あるいは表示手段３０における表示切替等を制御を
行う演算部４１と、記憶部４２と、入力手段５０との間
で信号の授受を行う入出力部４３とを有し、記憶部４２
は、例えば、ＲＯＭ４２ａやＲＡＭ４２ｂから成り、入
出力部４３は、演算部４１とデータ交信手段２０との間
に位置して信号制御するデジタル入出力部４３ａと、演
算部４１と入力手段５０及び音声出力手段６０との間に
位置して信号制御するアナログ入出力部４３ｂとを有
し、この入出力部４３は、演算部４１の内部に取り込ん
で構成することも可能である。

【００２０】この制御手段４０の記憶部４２を構成する
ＲＯＭ４２ａやＲＡＭ４２ｂは、例えば、データ交信手
段２０を介して行われる前記データの送受信時における
前記データの保管や表示手段３０の表示部材３１で表示
する内容に応じた画像データを保管する。

【００２１】入力手段５０は、例えば、前記車両のハン
ドルの近傍に設置される操作スイッチ５１やマイク５２
から成り、前記使用者の操作により、制御手段４０がデ
ータ交信手段２０を介して前記サーバと交信したり、表
示手段３０の表示部材３１における表示を所望のものと
するための指示を行う。なお、操作スイッチ５１は、制
御手段４０の入出力部４３に対して無線、例えば、赤外
線により信号を送る構成となっているが、有線であって
も構わないし、音声入力による前記指示を必要としない
場合、マイク５２は不要である。

【００２２】図３は、ナビゲーション装置１００を含む
情報通信システムの構成を説明する概略図であり、通信
回線３００に接続され、ナビゲーション装置１００との
間で交信することにより前記データの送受信を行うサー
バ４００を有し、このサーバ４００は、前記地図データ
を格納している地図データ記憶領域４１１と、前記ルー
トデータを格納しているルートデータ記憶領域４１２と
を有する。

【００２３】前記地図データは、イメージデータとした
所定のメッシュ（例えば、10km×10km）により区切られ
たイメージ地図情報から成り、このイメージ地図情報
は、異なる縮尺（50km×50km，100km×100km，500km×5
00km等）である複数種類から構成されている。

【００２４】前記ルートデータは、後述するように、前
記地図データを含まないテキストをベースとしたもので
あって、文字，数字，図形，記号等から構成されてお
り、文字は、地名や交差点，インターチェンジ，ジャン
クション等のポイント名等を表示し、数字は、距離や時
間等を表示し、図形や記号は、前記現在位置や道路やラ
ンドマークや方位や前記ポイント等を表示するために用
意されている。

【００２５】サーバ４００には、記憶領域４１０の他
に、前記現在位置データを受信することにより前記現在
位置データに関する前記ルートデータを通信回線３００
を介して前記使用者へ送信する交信手段（図示しない）
と、各種の計算や制御、少なくとも前記交信手段を制御
する制御手段４２０を有する。

【００２６】次に、このナビゲーション装置についての
具体的な使用例を、図４，図５を加えて説明する。

【００２７】前記使用者は、入力手段５０を操作してサ
ーバ４００と交信を行い、前記現在位置データ、及び、
目的地に関する目的地データを送信する。すなわち、ナ
ビゲーション装置１００は、検出手段１０により求まる
前記使用者の前記現在位置に関する現在位置データをか
らサーバ４００へ送信し、サーバ４００の地図データ記
憶領域４１１から前記現在位置を含む前記イメージ地図
情報を受信し、図４（ａ）で示すように、表示部材３１
にイメージ地図情報ａとして表示する。前記使用者は、
入力手段５０を操作して前記目的地を目的地アイコンＹ
により設定ことで、サーバ４００へ前記目的地データを
送信する。なお、同図において、Ｘは前記現在位置を示
すアイコンである。これにより、サーバ４００は、現在
位置アイコンＸ（前記現在位置データ）と目的地アイコ
ンＹ（前記目的地データ）とから計算により少なくとも
１つの推奨ルートＬを求めてこれをナビゲーション装置
１００が受信してイメージ地図情報ａに表示し、前記使
用者が決定する。

【００２８】あるいは、図４（ｂ）で示すように、各種
の情報をプルダウン形式による選択、又は、直接入力可
能な設定領域Ｓを有するメニュー情報ｂを表示し、前記
使用者は、入力手段５０を操作して設定領域Ｓに始点
（例えば、前記現在位置）と終点（例えば、前記目的
地）を設定する。この他にも中間点（例えば、経由地）
を設定可能としても良い。これにより、サーバ４００
は、前記始点と前記終点とから少なくとも１つの推奨ル
ートＬ（図４（ａ）参照）を求め、前記使用者が決定す
る。

【００２９】推奨ルートＬが定まると、それ以降、図４
（ｃ）で示すように、ナビゲーション装置１００がサー
バ４００のルートデータ記憶領域４１２から推奨ルート
Ｌに関するテキストをベースとした前記ルートデータを
受信し、表示部材３１においてルートデータ情報ｃとし
てルートガイド表示を行う。なお、同図において、Ｒは
ルートデータ情報ｃの一部として表示される道路イメー
ジ、Ｉはルートデータ情報ｃの一部として表示されるイ
ンターチェンジ名であり、道路イメージＲやインターチ
ェンジ名Ｉは推奨ルートＬを構成し、これらに現在位置
アイコンＸを重ねて表示する。

【００３０】道路イメージＲの表示例としては、図４
（ｃ）で示すように、道路種類（市道，県道，国道，高
速道路等）に応じて表示する形状（本数、太さ、線種
等）を異ならせたり、図示しないが、色彩や濃淡等を変
えることが考えられる。

【００３１】その後、前記使用者の移動に従い、前記現
在位置データがナビゲーション装置１００からサーバ４
００へ送信されると、サーバ４００が随時計算を行い、
この計算結果に基づいて表示部材３１は、現在位置アイ
コンＸに応じてルートデータ情報ｃを更新しながら表示
を行うが、推奨ルートＬは、表示部材３１の画面垂直方
向に沿って表示され、かつ、前記使用者の移動方向の前
方が前記画面の上になるように表示されており、現在位
置アイコンＸは前記画面の一定位置（例えば、前記画面
の下端近傍）に固定表示され、前記使用者の移動に伴
い、道路イメージＲやインターチェンジ名Ｉ等の推奨ル
ートＬが前記画面の上方から下方へ移動する表示を行
う。

【００３２】この際、前記現在位置データに応じてサー
バ４００が地図データ記憶領域４１１等を検索し、前記
現在位置、すなわち、現在位置アイコンＸの一定周囲
（例えば、１ｋｍ以内）に目印となる建物，商店等の前
記ランドマークがある場合には、表示部材３１において
ルートデータ情報ｃとして、現在位置アイコンＸ，推奨
ルートＬと共に、前記ルートデータの一部であるランド
マークアイコンＭを表示する（図５（ａ））。

【００３３】このランドマークアイコンＭも、前記使用
者の移動に伴い、前記画面の上方から下方へ移動する表
示を行う（図５（ｂ），同図（ｃ））。なお、このラン
ドマークアイコンＭは、現在位置アイコンＸの後方へ過
ぎた場合には、前記一定周囲にあったとしても、ランド
マークアイコンＭを表示させないことにしても良く、前
記使用者は、移動方向の前方に関する情報を必要とする
のが一般的であり、表示部材３１の前記画面における表
示データ量を抑えることからも望ましい。

【００３４】なお、図５において、現在位置アイコンＸ
とインターチェンジ名Ｉとの間に表示されている文言
「２ｋｍ先」「１ｋｍ先」「０．８ｋｍ先」は、前記現
在位置とインターチェンジ名Ｉが表示しているインター
チェンジとの間の距離を示しており、サーバ４００での
計算により求められてナビゲーション装置１００へ送信
されるテキストをベースとした前記ルートデータに基づ
き表示部材３１で表示されるルートデータ情報ｃの一部
である。

【００３５】前記一定範囲は、前記使用者が入力手段５
０を操作してサーバ４００と交信を行い、所望の値を設
定することが可能であり、前記値を小さくすると表示さ
れるランドマークアイコンＭの数を抑えられるものの情
報量が少なくなり、大きくするとそれとは反対になり、
一般的には数百ｍ〜数ｋｍの範囲の値が望ましい。

【００３６】ランドマークアイコンＭとしては、国土交
通省国土地理院発行地図、各種民間発行地図、地質調査
所発行地図等の各種地図で使われる地図記号、あるい
は、周知性の高い会社や商品等の名称やそれらのマーク
（図形）を使用することが考えられる。

【００３７】このような構成のナビゲーション装置は、
テキストをベースとするテキスト地図情報たるルートデ
ータ情報ｃを中心として表示するものであるため、サー
バ４００との交信に要する時間が短くて済み、例えば、
現在位置アイコンＸの変化に応じてその都度イメージ地
図情報ａを更新するものに比べて通信費を大幅に抑える
ことができる。

【００３８】また、ナビゲーション装置１００は、携帯
電話やPHSと言った携帯式電話器のみで構成することも
可能である。このように単一の携帯式電話器でナビゲー
ション装置１００を構成すれば、重量及び体積を抑える
ことができて携帯性に優れたものとなり、一層利便性が
高まる。

【００３９】そして、このようなルートガイド表示によ
るナビゲーション装置の表示方法によれば、変動する主
となるルートデータ情報ｃの表示も変化するものであ
り、前記車両に前記地図データを搭載せず、複雑な計算
はサーバ４００が行うことから、ナビゲーション装置１
００の構成をハード及びソフトの両面で簡素化すること
ができる。

【００４０】また、テキストをベースとした前記ルート
データに現在位置アイコンＸの一定周囲にあるランドマ
ークアイコンＭを表示することにより、前記使用者が必
要とする情報量を抑えることができ、表示手段３０の表
示部材３１における表示がシンプルで視認性が良好とな
り、瞬時に判断を要する場合での使用に好適なものとな
る。

【００４１】また、前記使用者の進行方向を表示素子３
１の画面の上方に設定し、前記現在位置の変化に従っ
て、現在位置アイコンＸの表示位置が変化しないでラン
ドマークアイコンＭが前記画面の上部から下部へ移動す
る表示を行うことにより、現在位置アイコンＭの表示位
置が一定であることから、前記使用者の確認を容易とす
ることができる。

【００４２】特に、ランドマークアイコンＭが現在位置
アイコンＸの表示位置を過ぎた場合にランドマークアイ
コンＭを消すことにより、重要度の低い前記ルートデー
タを表示しないものとなり、一層前記使用者が必要とす
る情報量を抑えることができる。

【００４３】

【発明の効果】請求項１から請求項４に記載の本発明に
よれば、移動体側に地図データやこれを利用するための
装置を搭載する必要がなくなり、ハード面での小型化と
軽量化を実現することがきると共に、推奨ルートや残距
離の計算等をサーバ側で行わせるため、ソフト面での簡
素化も実現することができ、構成を大幅に簡素化するナ
ビゲーション装置を提供することができる。

【００４４】また、請求項５から請求項８に記載の本発
明によれば、通常の表示がテキストをベースとするもの
であるため、表示がシンプルで内容の確認を行いやす
く、特に、小画面における視認性の向上を実現するナビ
ゲーション装置の表示方法を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の実施の形態を説明する概略図。

【図２】 同上のブロック図。

【図３】 同上の使用例を説明する概略図。

【図４】 同上における表示を説明する説明図。

【図５】 同上における表示を説明する説明図。

【符号の説明】 １００ ナビゲーション装置 ２０ 交信手段 ３０ 表示手段 ４０ 制御手段 ５０ 操作手段 ３００ 通信回線 ４００ サーバ ４１１ 地図データ記憶領域 ４１２ ルートデータ記憶領域 Ｘ 現在位置アイコン Ｙ 目的地アイコン Ｌ 推奨ルート Ｒ 道路イメージ Ｉ インターチェンジ名 Ｍ ランドマークアイコン ａ イメージ地図情報 ｂ 選択メニュー情報 ｃ ルートデータ情報

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2F029 AA02 AB07 AC02 AC08 AC09 AC14 AC16 5H180 AA01 BB05 FF05 FF13 FF22 FF23 FF25 FF27 FF38 FF40 5K067 AA34 BB04 BB36 DD20 DD51 EE02 FF03 FF23 JJ52 JJ56 KK15

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 自己の現在位置に関する現在位置データ
   を求める検出手段と、離れた場所にあるサーバと交信す
   ることにより前記現在位置データを前記サーバへ送信、
   及び、前記現在位置データに関するテキストベースのル
   ートデータを受信して表示を制御する制御手段と、前記
   表示を行う表示手段と、前記制御手段へ指示を与える入
   力手段と、を有することを特徴とするナビゲーション装
   置。
2. 【請求項２】 自己の現在位置に関する現在位置データ
   を求める検出手段と、離れた場所にあるサーバと交信す
   るデータ交信手段と、このデータ交信手段を介して前記
   現在位置データを前記サーバへ送信、及び、前記現在位
   置データに関するテキストベースのルートデータを受信
   して表示を制御する制御手段と、前記表示を行う表示手
   段と、前記制御手段へ指示を与える入力手段と、を有す
   ることを特徴とするナビゲーション装置。
3. 【請求項３】 前記データ交信手段として通信回線に接
   続して前記データをパケット通信で送受信可能な携帯式
   電話を用いることを特徴とする請求項２に記載のナビゲ
   ーション装置。
4. 【請求項４】 自己の現在位置に関する現在位置データ
   を求める検出手段と、離れた場所にあるサーバと交信す
   るデータ交信手段と、このデータ交信手段を介して前記
   現在位置データを前記サーバへ送信、及び、前記現在位
   置データに関するテキストベースのルートデータを受信
   して表示を制御する制御手段と、前記表示を行う表示手
   段と、前記制御手段へ指示を与える入力手段とを有し、
   かつ、通信回線に接続して前記データをパケット通信で
   送受信可能な携帯式電話器として一体的に構成されてい
   ることを特徴とするナビゲーション装置。
5. 【請求項５】 離れた場所のサーバとの間での交信によ
   り、自己の現在位置に関する目的地データと目的地に関
   する目的地データとを送信し、前記各データに基づく計
   算により求まる推奨ルートに関するテキストベースのル
   ートデータを受信し、このルートデータに基づくルート
   データ情報を表示手段で表示することを特徴とするナビ
   ゲーション装置の表示方法。
6. 【請求項６】 前記現在位置データに応じて前記サーバ
   が計算を行い、前記現在位置の一定周囲に目印となるラ
   ンドマークがある場合には、前記サーバから前記ランド
   マークを含む前記ルートデータを受信し、前記現在位置
   に応じた現在位置アイコンや前記推奨ルートと共に、前
   記ランドマークに応じたランドマークアイコンを前記ル
   ートデータ情報として前記表示手段で表示することを特
   徴とする請求項５に記載のナビゲーション装置の表示方
   法。
7. 【請求項７】 前記推奨ルートは、前記表示手段の画面
   垂直方向に沿って表示され、かつ、前記使用者の移動方
   向の前方が前記画面の上になるように表示されており、
   現在位置アイコンは、前記画面の一定位置に固定表示さ
   れ、前記使用者の移動に伴って前記推奨ルートが前記画
   面の上方から下方へ移動する表示を行うことを特徴とす
   る請求項６に記載のナビゲーション装置の表示方法。
8. 【請求項８】 前記ランドマークアイコンは、前記使用
   者の移動に伴って前記画面の上方から下方へ移動する表
   示を行い、かつ、前記現在位置アイコンの後方へ過ぎた
   場合には表示しないことを特徴とする請求項６に記載の
   ナビゲーション装置の表示方法。