JP2011158289A - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の運転状況に応じてアイコン画像の表示位置を視認し易い位置に変更するようにしたナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】ナビゲーション装置1は、表示画面の特定表示領域にアイコン画像を表示する。ナビゲーション装置1は、ナビゲーション装置1の進行方向の変化を検出する進行方向検出手段13と特定表示領域変更手段19とを備え、進行方向検出手段13により検出された進行方向に応じて、特定表示領域変更手段19は、前記アイコン画像を表示する特定表示領域を、画面観察方向からみて表示画面の右側上部第1象限または左側下部第3象限または左側上部第4象限の何れかに変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、着目地点の周辺に存在する各種施設を検索することができるナビゲーション装置に関するものであり、特に、ユーザに施設検索結果などの案内情報を理解し易く表示し、あるいは、ユーザが所望の処理選択の操作を容易にするため、表示画面の特定領域にウィジェットなどのアイコン画像を表示するナビゲーション装置において、車両の運転状況に応じてアイコン画像の表示位置を変更するようにしたナビゲーション装置に関するものである。
GPS(Global Positioning System)に代表される全世界航法衛星システム(GNSS:Global Navigation Satellite Systems)を利用し、車両の現在位置を検出してユーザに走行路を案内する車載用ナビゲーション装置が知られている。
また、車載されたナビゲーション装置と携帯電話などの移動体端末とを併用し、ナビゲーション装置により取得した案内経路の情報を移動体端末に引き継ぎ、車両から離れた場合にもナビゲーションの情報を継続して利用できるようにする技術も、種々提案されている。
更に、最近では、車載用、携帯用に兼用可能なナビゲーション装置も提供されており、車載する場合はダッシュボードに取り付けられたクレードルなどの取り付け具にナビゲーション装置を取り付け、車両から電源を供給して使用し、携帯する場合にはクレードルからナビゲーション装置を取り外して電池などの内部電源から電源を供給して使用するように構成されるのが一般的である。
このようなナビゲーション装置を用いれば、出発地から目的地周辺の駐車場(経由地)まで自動車で移動し、駐車場から所望の目的地まで徒歩で移動する案内経路を探索し、自動車と徒歩による経路の案内を受けることができる。この場合、ナビゲーション装置が車両に搭載されている間は車両のバッテリからアクセサリー電源供給部などから電源供給を受け、車両が駐車場に到着してナビゲーション装置がクレードルなどの取り付け具から取り外されると、自動的にナビゲーション装置の内部電源に切り替わり、ナビゲーション装置を携帯した状態で経路案内を継続して受けるようになる。
GPSを利用した衛星航法装置を用いる場合、複数のGPS衛星が送信する衛星電波を受信して位置を算出する。GPSを利用した衛星航法装置を用いたナビゲーション装置は、例えば下記の特許文献1(特開2001−235336号公報)に車載用ナビゲーション装置の発明として開示されている。このナビゲーション装置は、車両の現在位置を示す位置マークを地図に重畳して表示する車載用ナビゲーション装置において、現在位置を検出するGPSアンテナと、当該GPSアンテナの車両内における設置位置を入力する操作部と、を備えたものであり、現在位置を検出するGPSアンテナの設置位置を入力することで、車両の前端部の位置と当該設置位置とを地図表示上区別することができるようにして運転者の運転感覚により合致した位置に自車マークを表示することができるようにしたものである。
ところで、このようなナビゲーション装置を車載して使用する場合、右ハンドルの車両に車載する場合と、左ハンドルの車両に車載する場合とで、車載位置に対するユーザ(運転者)の表示画面観察方向が異なることになる。例えば、右ハンドル車に車載する場合にはナビゲーション装置は運転者(ユーザ)の左手側に搭載される。この場合、運転車はナビゲーション装置の表示画面を右側から観察するようになる。従って、表示画面の特定表示領域に案内画像などを表示する場合、特定表示領域が固定されていると、表示された画像を視認しにくい場合が生ずる。
下記の特許文献2(特開2002−122441号公報)には、ナビゲーション用画面の表示内容の配置を、画面の左右いずれか一方の側に位置する使用者に適合するようにしたナビゲーション装置が示されている。このナビゲーション装置は、ユーザが左ハンドル車と右ハンドル車の何れかを選択して表示内容の配置構成を変更できるようにしたものである。
特開2001−235336号公報 特開2002−122441号公報
上記特許文献2に開示されたナビゲーション装置によれば、ナビゲーション装置が右ハンドル車に搭載される場合には、表示画面上における案内画像、例えば、右左折の案内画像の表示位置は、画面の右上部に表示され、左ハンドル車に搭載される場合には、表示画面上における案内画像の表示位置は、画面の左上部に表示されるように構成され、運転者が案内画像を視認し易い表示位置が設定されるように構成されている。
ところで、ナビゲーション装置を車載して利用する場合、当然のことながら、案内経路に従って右折や左折をする必要がある。右折の場合には運転者の注意は右折する方向に向き、左折する場合は左折する方向に注意が向けられる。しかしながら、上記特許文献1に開示されたナビゲーション装置の技術を適用したとしても、右ハンドルか、左ハンドルかによって案内画像の表示位置が変更されるものの、進行方向のいかんにかかわらずその表示位置が変更されるものではないから、進行方向に注意が向いた運転者が視認し易い位置に案内画像が表示されないという問題点が生じる。
本願の発明者は上記の問題点を解消すべく種々検討を重ねた結果、ユーザに施設検索結果などの案内情報を理解し易く表示し、あるいは、ユーザが所望の処理選択の操作を容易にするため、表示画面の特定領域にウィジェットなどのアイコン画像を表示するナビゲーション装置において、車両の運転状況に応じてアイコン画像の表示位置を変更するようになせば、上記問題点を解消し得ることに想到して本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明は上記の問題点を解消することを課題とし、ユーザに施設検索結果などの案内情報を理解し易く表示し、あるいは、ユーザが所望の処理選択の操作を容易にするため、表示画面の特定領域にウィジェットなどのアイコン画像を表示するナビゲーション装置において、車両の運転状況に応じてアイコン画像の表示位置を視認し易い位置に変更するようにしたナビゲーション装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本願の請求項1にかかる発明は、
複数の表示領域に区分された表示画面の所定の表示領域にアイコン画像を表示するナビゲーション装置において、前記ナビゲーション装置は、ナビゲーション装置の進行方向の変化を検出する進行方向検出手段と特定表示領域変更手段とを備え、前記進行方向検出手段により検出された進行方向に応じて、前記特定表示領域変更手段は、前記所定の表示領域以外の表示領域にアイコン画像の表示位置を変更することを特徴とする。
また、本願の請求項2にかかる発明は、請求項1にかかるナビゲーション装置において前記進行方向検出手段が左折を検出した場合、前記特定表示領域変更手段は、前記アイコン画像の表示位置を、画面観察方向からみて表示画面の左側の領域に変更することを特徴とする。
また、本願の請求項3にかかる発明は、請求項1又は請求項2にかかるナビゲーション装置において、前記進行方向検出手段が右折を検出した場合、前記特定表示領域変更手段は、前記アイコン画像の表示位置を、画面観察方向からみて表示画面の右側の領域に変更することを特徴とする。
請求項1にかかる発明においては、ナビゲーション装置は、ナビゲーション装置の進行方向の変化を検出する進行方向検出手段と特定表示領域変更手段とを備え、進行方向検出手段により検出された進行方向に応じて、前記特定表示領域変更手段は、前記所定の表示領域以外の表示領域にアイコン画像の表示位置を変更する。
かかる構成によれば、ユーザの注意が向く方向にアイコン画像を表示することができ、ユーザがアイコン画像を視認し易く、あるいは、アイコン画像を操作し易くすることができるようになる。
請求項2にかかる発明においては、請求項1にかかるナビゲーション装置において、進行方向検出手段が左折を検出した場合、前記特定表示領域変更手段は、前記アイコン画像の表示位置を、画面観察方向からみて表示画面の左側の領域に変更する。
かかる構成によれば、車両が左折する場合にアイコン画像が画面左側に表示されるので、ユーザの注意が向く方向にアイコン画像を表示することができ、ユーザがアイコン画像を視認し易く、あるいは、アイコン画像を操作し易くすることができるようになる。
請求項3にかかる発明においては、請求項1又は請求項2にかかるナビゲーション装置において、前記進行方向検出手段が右折を検出した場合、前記特定表示領域変更手段は、前記アイコン画像の表示位置を、画面観察方向からみて表示画面の右側の領域に変更する。
かかる構成によれば、車両が右折する場合にアイコン画像が画面右側に表示されるので、ユーザの注意が向く方向にアイコン画像を表示することができ、ユーザがアイコン画像を視認し易く、あるいは、アイコン画像を操作し易くすることができるようになる。
本発明の実施例にかかるナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例にかかるナビゲーション装置における表示画面の表示領域を説明するための模式図である。 本発明の実施例にかかるナビゲーション装置における表示処理の手順を示すフローチャートである。 表示手段に表示される現在位置周辺の地図画像の表示画面の一例を示す図である。 表示手段に表示されるメニュー設定画面の一例を示す図である。 表示手段に表示されるウィジェット設定画面の一例を示す図である。 ウィジェット設定画面においてユーザがメニューアイコンを操作している状態の一例を示す図である。 表示手段に表示されるウィジェット表示画面の一例を示す図である。
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するためのナビゲーション装置を例示するものであって、本発明をこのナビゲーション装置に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のナビゲーション装置にも等しく適応し得るものである。
図1は本発明の実施例にかかるナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。ナビゲーション装置1は、以下に説明する実施例では、車両に搭載されて、ドライバに経路案内を行うとともに、走行中において、ドライバ以外の搭乗者にテレビ放送の視聴を可能とするものであってもよい。また、ナビゲーション装置1は、車両のダッシュボードに設置したクレードルなどの取り付け具を用いて、取り付け、取り外し可能な車載携帯兼用のものであってもよい。
ナビゲーション装置1は、図1に示すように、制御手段10、GPS受信機11、自律航法手段12、進行方向検出手段13、地図記憶手段14、経路案内データ記憶手段15、入力手段16、表示手段17、音声出力手段18、表示領域決定手段19などを備えて構成されている。
制御手段10は、ROM101、RAM102を有するマイクロプロセッサなどで構成され、ROM101に記録された制御プログラムに従ってナビゲーション装置1の各部の動作を制御するものである。
GPS受信機11は、所定の時間間隔で、地球上空を周回している複数のGPS衛星から時刻情報を含む電波(衛星信号)を受信して、車両の位置情報(GPS測位位置)を算出する。位置は緯度、経度で算出される。以下の説明においては、GPS受信機11は、1秒(1sec)の間隔でGPS衛星信号を受信し、GPS測位位置を算出するものとするが、この時間間隔に限られるものではない。
自律航法手段12は加速度センサ、ジャイロなどの角速度センサを有しており、ナビゲーション装置1の加速度、角速度を算出する。GPS衛星信号が受信できないトンネルや地下街、地下駐車場、建物内の駐車場、あるいは、高層ビル街などGPS衛星信号の反射によるマルチパスの影響を受ける場所では、この自律航法手段12によりナビゲーション装置1(車両)の位置を算出する。例えば、加速度センサ、角速度センサは10msec毎に車両の加速度、角速度を出力するものであるが、各センサの出力間隔はこれに限られるものではない。
進行方向検出手段13は、自律航法手段12に含まれるジャイロなどの角速度センサの出力に基づいて車両の進行方向を検出する。なお、進行方向検出手段13は、自律航法手段12によらず、GPS測位位置の履歴から車両の進行方向を検出することもできる。例えば、最新のGPS測位位置および時刻と1つ前のGPS測位位置および時刻とから2地点における角速度がわかるから車両の進行方向の変化を検出することができる。
地図記憶手段14は、道路の分岐地点等の結節点をノードとする道路ノードデータと、それぞれのノード間を結ぶ経路をリンクとした道路リンクデータと、地形図データとを含む地図情報を記憶している。
道路ノードデータには、道路ノード番号、位置座標、接続リンク本数、分岐地点名称等が含まれる他、分岐地点から所定距離だけ離れた案内地点において、右左折、直進等の経路案内を行う経路案内データ及び案内地点の位置座標が記憶されている。
道路リンクデータには、始点及び終点となる道路ノード番号、道路種別、ノード間の距離情報であるリンク長(リンクコスト)、所要時間、車線数、車道幅などが含まれる。道路リンクデータには、さらに、リンク属性として橋、トンネル、踏切、料金所、制限速度等のデータが付与される。道路種別とは、高速道路や有料道路の別、国道や都道府県道等の別を含む情報である。
地形図データには、海岸線、湖沼、河川形状などの水系データ、行政境界データ、駐車場をはじめとする施設位置、施設形状、施設名称を含む施設データからなる背景データが含まれる。
制御手段10は、経路探索手段として機能し、ユーザが後述する入力手段16を用いて目的地を入力すると、地図記憶手段14に記憶されている地図情報を参照し、現在地又はドライバによって指定された出発地から目的地に至る最適な案内経路を探索するものである。
案内経路の探索は、現在地又は出発地に対応する道路ノードから目的地に対応する道路ノードまでに至るリンクとノードをダイクストラ法等の各種の手法によって探索し、リンク長(リンクコスト)や所要時間等を累積し、総リンク長(走行距離)又は総所要時間等が最短となる経路を最適な案内経路とし、当該経路に属する道路ノードやリンクを案内経路データとして提供するものである。探索した案内経路のデータは、交差点および等における進行方向を案内する案内データを付加して案内経路データ記憶手段15に一時記憶され、車両の案内に用いられる。
入力手段16は、ナビゲーション装置1における操作入力や出発地、目的地の入力を行う各種キー、スイッチ等から構成される。
表示手段17は、地図画像や案内経路画像、さらには、所定の案内地点において、分岐地点にかかる経路案内のための情報を表示してユーザが視認できるようにするためのものであり、液晶ディスプレイなどで構成される。また、表示手段17はタッチセンサを備えた入力手段として機能させてもよい。この場合、ディスプレイ上に表示されたアイコンをユーザが触れることで選択入力が行われる。
音声出力手段18は、ナビゲーションに必要な音声ガイダンスや、テレビ放送の音声を出力するものである。
制御手段10は、出発地から目的地までの経路を探索すると、地図記憶手段14から車両の位置を中心とする所定の範囲の地図データを読み出して表示手段17に地図画像を表示させるとともに、経路の画像、車両の位置を示す車両位置マークを地図画像上に表示させる。
通常、表示画面には地図画像や経路画像、車両位置マークの他に、周辺検索(施設検索)のためのアイコン画像や周辺検索の結果を示すアイコン画像や、その他、ナビゲーション装置1の各種機能を選択するためのアイコン画像が表示される。ユーザは表示されたアイコン画像を観察し施設検索結果などの案内情報を知り、あるいは、アイコン画像をタッチ操作することで、所望の処理選択の操作をすることができる。
これらのアイコン画像は、地図画像の道路や経路画像、車両位置マークの視認の妨げにならないように、表示画面上の特定の領域(以下、特定表示領域という)に表示される。
図2は、ナビゲーション装置1における表示画面の表示領域を説明するための模式図である。観察方向から見て、表示画面を図2に示すように中央から上下、左右に分け、右側上部の表示領域D1、右側下部の表示領域D2、左側下部の表示領域D3、左側上部の表示領域D4とした場合、アイコン画像は、右側下部の表示領域D2の右下方に設定した特定表示領域DIに表示することで、経路画像等の視認の妨げにならないようにされる。以下図2に示す表示領域D1〜D4をそれぞれ第1象限〜第4象限ということとする。
ところで、車両は案内経路に従って交差点等を右左折する場合がある。経路案内を受けることなくユーザが任意に選択した道路を走行している場合も同様である。車両が右折や左折をする場合、当然のことながら運転者(ナビゲーション装置のユーザ)の注意は曲がろうとしている方向に向けられる。その場合、アイコン画像が常に第2象限(図2に示す表示領域D2)の右下に設定された特定表示領域DIに表示されていると、運転者が注意を向ける方向(右左折の方向)と一致せず、ユーザのなかにはアンコン画像が視認し難いと感じる者もいる。
そこで、本実施例のナビゲーション装置1においては、進行方向検出手段13が車両の進行方向の変化を検出した場合、車両の進行方向に応じて、特定表示領域を変更する。具体的には、進行方向検出手段13が車両の右折を検出した場合には、特定表示領域を第1象限(図2の表示領域D1)の右上方に変更し、進行方向検出手段13が車両の左折を検出した場合には、特定表示領域を第4象限(図2の表示領域D4)の左上方に変更し、または、第3象限(図2の表示領域D3)の左下方に変更する。このようにすることで、ユーザの注意が向く方向にアイコン画像を表示することができ、ユーザがアイコン画像を視認し易く、あるいは、アイコン画像を操作し易くすることができる。
次に、以上説明した本発明の実施例にかかるナビゲーション装置1における表示処理の手順について説明する。図3は、ナビゲーション装置における表示処理の手順を示すフローチャートである。図3のフローチャートにおいては、ナビゲーション装置1が車両の現在位置を含む地図画像を表示する場合の表示処理手順を示している。
ナビゲーション装置1は、GPS受信機11または自律航法手段12を用いて、車両の現在位置を検出する(ステップS101)。制御手段10は検出された現在位置に基づいて、地図記憶手段14から、現在位置を含む所定範囲の地図(所定の緯度幅、経度幅で区切られ単位地図)を読み出して表示手段17に表示する(ステップS102)。その際、地図画像に車両の現在位置を示すマーク(車両位置マーク)を重ね合わせて表示する。案内経路のデータがあれば、当該案内経路の画像を重ね合わせて表示する。
次いで、所定の特定表示領域(図2の第2象限D2)にアイコン画像を表示する(ステップS103)。ステップS102とステップS103の処理は、説明上、別々の処理ステップとして説明したが、アイコン画像も地図画像に重ね合わせて表示されるものであり、時間的には同時に処理される手順である。
次いで、ナビゲーション装置1は、進行方向検出手段13により車両の進行方向を検出する(ステップS104)。進行方向の検出の手法については先に説明したとおりである。次に、進行方向検出手段13において検出された進行方向に従って、車両が右折または左折しているかが判定される(ステップS105)。
右折も左折も検出されない場合(ステップS105のNO:直進が検出された場合)には、ステップS106の処理に進み、表示領域決定手段19は、特定表示領域(第2象限)を変更しない。右折が検出された場合(ステップS105の右折)は、ステップS107の処理に進み、表示領域決定手段19は、特定表示領域を第1象限に変更する。また、左折が検出された場合(ステップS105の左折)は、ステップS108の処理に進み、表示領域決定手段19は、特定表示領域を第3象限または第4象限に変更する。
ステップS109の判別処理において、制御手段10は地図表示処理が終了か否かを判別し、地図表示が終了であれば(ステップS109のYES)、処理を終了し、地図表示終了でなければ(ステップS109のNO)、ステップS101の現在位置検出の処理に戻る。
ここで、特定表示領域にウィジェットを表示する例について説明する。ウィジェットはアプリケーションに関連付けられており、特定のアプリケーションには特定のウィジェット画像が関連付けられ、ウィジット画像をタッチ操作することによりウィジェット画像に関連付けられたたアプリケーションか起動されるものである(特開2007−251920号公報参照)。例えば、ナビゲーション装置においては、周辺検索のアプリケーションをウィジェットとしておき、ユーザが周辺探索機能を所望する時には対応するウィジェット画像をタッチ操作するだけで、アプリケーションを起動することができる。
本実施例のナビゲーション装置1においては、周辺探索のウィジェットは、ナビゲーション装置1の電源がオンになった場合にアプリケーションが起動され、ナビゲーション装置1の電源がオフされるまで継続して周辺検索が実行される。このアプリケーションが起動されると、ナビゲーション装置1は外部の情報配信サーバに所定の時間間隔で現在位置情報を送り、現在位置周辺の所定の距離範囲内の施設情報を取得する。そしてナビゲーション装置1は、取得した施設情報を用いて、ユーザが設定した施設カテゴリ(例えば、駐車場、ガソリンスタンド等)検索し、その結果をウィジェット画像として表示する。なお、ウィジェット(ここでは)周辺検索のアプリケーションは初期のメニュー画面によってユーザが起動するようにしてもよい。このようにすれば、車両が移動するのに伴って現在位置周辺の最新の施設情報を外部サーバから取得するので、ユーザは常に走行地点周辺の最新の施設情報を知ることができる。
そして、周辺検索の結果もまた、検索結果の情報をウィジェット画像として表示する。例えば、ユーザが選択した施設種別(駐車場やガソリンスタンドなど)に属する周辺施設を検索し、検索結果をディスプレイの地図画像上にウィジェットとして表示する。このウィジェットには検索された周辺施設の数が表示されており、車両の移動に伴ってその数はリアルタイムに変化する。ユーザが画面上に表示されたウィジェットを選択すると、地図とウィジェットに関連付けられた情報をリスト表示して詳細情報を提供する。例えば、現在位置周辺のガソリンスタンドを価格の安い順に表示したり、レストランを人気の高い順に表示したりする。このようにすれば、車両が移動するのに伴ってリアルタイムに所望の施設の状況を知ることができる。
次に、図4〜図8を参照して、本実施例におけるナビゲーション装置1のウィジェット設定動作について説明する。図4〜図8は、ナビゲーション装置1の表示手段17に表示される表示画面をそれぞれ示している。
図4は、表示手段17に表示される現在位置周辺の地図画像表示画面を示す。地図画像表示画面は、地図表示領域310とその下端部分に設けられた現在時刻表示領域330、現在位置表示領域331から構成される。地図表示領域310には、現在位置マーク311とメニューアイコン320が地図上に表示され、現在位置マーク311を中心として所定縮尺及び所定範囲の地図画像が表示されている。メニューアイコン320は、特定表示領域(図2の表示D2)に表示される。
ここで、ユーザがメニューアイコン320に触れるか手指を接近させること等によりメニューアイコン320を選択すると、制御手段10がRAM102等の記憶手段に記憶されているメニュー設定項目を参照し、図5に示すメニュー設定画面340を表示手段17に表示する。メニュー設定画面340は、画面の大部分の領域を占めるメニュー表示領域と、その下端部分に設けられた現在時刻表示領域(図示せず)と現在位置表示領域331から構成される。
メニュー表示領域は、上部に直前の表示画面を表示するための「戻る」アイコン399が設けられている。また、メニュー表示領域は、複数のメニュー設定アイコン341〜345を備える。図5では二つのメニュー設定アイコン341、342だけが具体的に表示されている。第1のアイコン341は「目的地」アイコンであり、第2のアイコンは「ウィジェット設定アイコン」である。第1のアイコン341を選択すると、目的地点の設定を行うことができる。
ユーザが第2のアイコンである「ウィジェット設定アイコン」342を選択すると、制御手段10に含まれるウィジェット設定手段(図示せず)はRAM102等の記憶手段に記憶されているウィジェット設定項目に基づいてウィジェット設定画面の表示を指示し、図6に示すようなウィジェット設定画面350を表示手段17に表示する。
図6は、表示手段17に表示されるウィジェット設定画面350を示す。ウィジェット設定画面350は、画面の大部分の領域を占めるウィジェット設定表示領域と、その下端部に設けられた現在時刻表示領域330と現在位置表示領域331から構成される。
ウィジェット設定表示領域は、複数のウィジェット設定項目アイコン351〜360を備えている。図6では、六つのウィジェット設定項目アイコン351〜356が具体的に表示されている。第1のアイコン351は「駐車場」、第2のアイコン352は「ガソリンスタンド」、第3のアイコン353は「宿泊」、第4のアイコン354は「観光情報」、第5のアイコン355は「天気」、第6のアイコン356は「グルメ」がそれぞれ割り当てられている。また、上部に直前の表示画面を表示するための「戻る」アイコン399が設けられている。
入力手段16からのユーザによる入力を受け付け、ウィジェット設定手段はユーザがウィジェット設定項目を選択したか否かを判定する。ユーザが「戻る」アイコン399等を選択することによってウィジェット設定項目を選択しなかったと判定される場合、図5のメニュー設定画面に戻るか、或いは処理を終了する。
ユーザがいずれかのウィジェット設定項目アイコン351〜360を選択したと判定される場合、ウィジェット設定手段は選択されたウィジェット設定項目をRAM102等の記憶手段に記憶し、表示手段17に表示するウィジェットとして設定する。そして設定されたウィジェットが選択されると、対応付けられたアプリケーション、ここでは周辺検索のアプリケーションが起動され、現在位置周辺の施設検索処理が実行される。
すなわち、制御手段10に含まれる検索基準地点設定手段(図示せず)は、選択されたウィジェット設定項目の施設種別を判別する。施設種別とは、駐車場、宿泊、観光、天気等である。ここでは、図7に示すように、施設種別として「グルメ」が選択された場合について説明する。
ナビゲーション装置1は、GPS受信機11または自律航法手段12を用いて車両の現在位置を検出し、その位置情報をRAM102等の記憶手段に一時記憶する。制御手段10に含まれる施設検索要求手段(図示せず)が現在位置を検索基準地点として設定し、設定された施設種別、記憶手段に記憶されている現在位置の位置情報、予め定められた範囲、例えば現在位置を中心とした半径500m以内等の検索条件を施設検索要求とともに、図示しない外部の情報提供サーバに送信する。なお、本実施例では検索条件として現在位置を中心とした所定範囲内のものを設定した場合について考えているが、これに限定されず、例えば、案内経路が設定されている場合には、案内経路に沿って所定範囲内を検索条件として設定してもよい。
外部の情報提供サーバは、ナビゲーション装置1からの施設検索要求を受信すると、受信した検索条件に基づいて施設情報DBを参照し、現在位置から所定範囲に存在する設定された施設種別に属する施設を検索し、検索結果を、通信手段を介してナビゲーション装置1に送信する。
ナビゲーション装置1は、情報提供サーバからの施設検索結果を受信すると、検索結果をRAM102等の記憶手段に一時記憶する。そして、図8に示すように、現在位置周辺の地図画像と、既に設定され表示されているウィジェットに加えて今回新たに設定されたウィジェットと、検索された施設の件数とを表す画像を重ね合わせたウィジェット表示画面を作成し、表示手段17に表示する。
図8において、新たに設定・表示されたウィジェット322が、既に設定・表示されているウィジェット321に隣接して表示されている。新たに設定・表示されているウィジェット321は、設定され、検索された施設種別を表すマークと、検索された施設の件数を含んで表示されている。図8では、設定され、検索された施設種別(飲食店)を表すものとして「グルメ」の文字と、検索された飲食店の件数322aである「4」が表示されている。
なお、上記においては、施設情報DBがナビゲーション装置1とは別の情報提供サーバに備えられており、ナビゲーション装置1は通信によって情報提供サーバに接続して施設検索を行う場合について説明したが、上記に限られず、ナビゲーション装置1自身が施設情報DBを備えているようにしてもよい。その場合には、ナビゲーション装置1が施設検索手段を備えており、設定された検索条件に従って施設情報DBを検索し、検索結果をRAM102等の記憶手段に一時記憶する。
また、上記の例は、周辺検索の基準地点を車両の現在位置とする例を示したが、施設の種別によっては、経路探索要求において設定した目的地を周辺検索の基準地点とすることもできる。例えば、施設種別として「駐車場」が設定された場合には、ユーザは、目的地周辺に到着した場合に車両を駐車する場所を確保したい場合が多いと考えられるから、目的地周辺の駐車場を検索してユーザに提示することが好ましい。図8においてウィジェット321はこの例を示しており、駐車場を示すPの文字の他、目的地周辺の検索結果であることを示すG(ゴール)の文字および検索された駐車場の数「23」が示されている。
以上説明したようなウィジェット画像を表示する際にも、それらを表示する特定表示領域を車両の進行方向に応じて変更することで、ユーザにより視認し易くすることができる。
以上、詳細に説明したように、本発明にかかるナビゲーション装置によれば、ユーザに施設検索結果などの案内情報を理解し易く表示し、あるいは、ユーザが所望の処理選択の操作を容易にするため、表示画面の特定領域にウィジェットなどのアイコン画像を表示するナビゲーション装置において、車両の運転状況に応じてアイコン画像の表示位置を視認し易い位置に変更するようにしたナビゲーション装置を提供することができるようになる。
1・・・・・ナビゲーション装置
10・・・・制御手段
101・・・ROM
102・・・RAM
11・・・・GPS受信機
12・・・・自律航法手段
13・・・・進行方向検出手段
14・・・・地図記憶手段
15・・・・経路案内データ憶手段
16・・・・入力手段
17・・・・表示手段
18・・・・音声出力手段
19・・・・表示領域決定手段

Claims (3)

  1. 複数の表示領域に区分された表示画面の所定の表示領域にアイコン画像を表示するナビゲーション装置において、
    前記ナビゲーション装置は、ナビゲーション装置の進行方向の変化を検出する進行方向検出手段と特定表示領域変更手段とを備え、
    前記進行方向検出手段により検出された進行方向に応じて、前記特定表示領域変更手段は、前記所定の表示領域以外の表示領域にアイコン画像の表示位置を変更することを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記進行方向検出手段が左折を検出した場合、前記特定表示領域変更手段は、前記アイコン画像の表示位置を、画面観察方向からみて表示画面の左側の領域に変更することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記進行方向検出手段が右折を検出した場合、前記特定表示領域変更手段は、前記アイコン画像の表示位置を、画面観察方向からみて表示画面の右側の領域に変更することを特徴とする請求項1又は2に記載のナビゲーション装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018103866A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 株式会社東海理化電機製作所 車両用視認装置

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