JP2003207197A - 空気調和装置の制御方法及び空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置の制御方法及び空気調和装置

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JP2003207197A JP2002004599A JP2002004599A JP2003207197A JP 2003207197 A JP2003207197 A JP 2003207197A JP 2002004599 A JP2002004599 A JP 2002004599A JP 2002004599 A JP2002004599 A JP 2002004599A JP 2003207197 A JP2003207197 A JP 2003207197A
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temperature
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remote controller
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Keiji Nishida
圭二 西田
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Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
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Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い室内空間の温度分布を迅速に均一化でき
ること。 【解決手段】 室内機12に設置されたダンパ装置15
が、同一の室内33における複数の空調ゾーン24、2
5へ供給される、室内機により空気調和された空気の風
量バランスを調整可能とする空気調和装置10におい
て、各空調ゾーンに温度センサ35、36がそれぞれ設
置され、制御装置34は、各温度センサが検出した各空
調ゾーンの検出温度と室内の設定温度との温度差が大き
な上記空調ゾーンへ、室内機から空気調和された空気を
より多く供給するようダンパ装置を制御するものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内機から吹出ダ
クト等を用いて、同一の室内における複数の空調ゾーン
へ、空気調和された空気を供給可能とする空気調和装置
の制御方法及び空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和装置には、図4に示すように、
建物101の例えば天井裏空間や小屋裏空間等に設置さ
れた1台の室内機102から、吹出ダクト103を用い
て室内100の空調ゾーン105へ、また、吹出ダクト
104を用いて同一の室内100の空調ゾーン106
へ、室内機102にて空気調和された空気を供給可能と
するよう構成されたものがある。このような空気調和装
置100では、室内機102と吹出ダクト103及び1
04との間にダンパ装置107が設置され、このダンパ
装置107の作用で、空調ゾーン105、106へ供給
される空気の風量バランスが調整される。
【0003】これらの空調ゾーン105、106には、
温度センサを内蔵すると共に室内機102を制御可能と
する空調用リモートコントローラ108、109がそれ
ぞれ設置されている。これらの空調用リモートコントロ
ーラ108と空調用リモートコントローラ109は、一
方が主リモートコントローラであり、他方が従リモート
コントローラであって、主リモートコントローラによっ
てのみ室内機102及び室外機111が制御される。空
調用リモートコントローラ108、109の主従の切換
えは、各リモートコントローラのキーの操作によって実
行され、最後にキー操作された空調用リモートコントロ
ーラ108または109が主リモートコントローラとな
る。
【0004】上記主リモートコントローラ(空調用リモ
ートコントローラ108または109のいずれか一方)
による室内機102及び室外機111の制御は、主リモ
ートコントローラとなった空調用リモートコントローラ
108の温度センサが検出した空調ゾーン105の検出
温度、または、主リモートコントローラとなった空調用
リモートコントローラ109の温度センサが検出した空
調ゾーン106の検出温度が室内100の設定温度とな
るように、主リモートコントローラが室外機111及び
室内機102の能力を調整することで実行される。
【0005】また、上記ダンパ装置107は、空調用リ
モートコントローラ108、109による室内機102
及び室外機111の制御とは独立して、居住者がダクト
専用リモートコントローラ110を操作することにより
実施される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の空気
調和装置では、主リモートコントローラとなる空調用リ
モートコントローラ108または109の温度センサに
よる検出温度に基づいて室内機102及び室外機111
が制御されることから、主リモートコントローラとして
機能していない空調用リモートコントローラ108また
は109を備えた空調ゾーン105または106側が室
内100の設定温度に到達しにくく、この結果、室内1
00内に温度分布のむらが生じやすい。
【0007】この室内100の温度分布むらは、ダンパ
装置107の制御によって、主リモートコントローラと
して機能していない空調用リモートコントローラ108
または109を備えた空調ゾーン105または106側
へ、室内機102にて空気調和された空気をより多く供
給することにより解消することができる。
【0008】しかし、ダンパ装置107の制御が、室内
機102及び室外機111の制御とは独立して居住者等
により実施されるものであるため、室内100の温度分
布むらを必ずしも良好に解消できるとは限らない。
【0009】本発明の目的は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、広い室内空間の温度分布を迅速に均
一化できる空気調和装置の制御方法及び空気調和装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、室内機に設置されたダンパ装置が、上記室内機によ
り空気調和されて、同一室内における複数の空調ゾーン
へ供給される空気の風量バランスを調整可能とする空気
調和装置の制御方法において、上記各空調ゾーンに温度
センサがそれぞれ設置され、これらの各温度センサが検
出した各空調ゾーンの検出温度と上記室内の設定温度と
の温度差が大きな上記空調ゾーンへ、上記室内機から空
気調和された空気をより多く供給するよう上記ダンパ装
置を制御することを特徴とするものである。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、上記各温度センサが検出した各空調ゾ
ーンの検出温度と室内の設定温度との温度差が大きな値
を基準として、室内機に接続される室外機の能力を制御
することを特徴とするものである。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、上記温度センサは、室内機を
制御するリモートコントローラに内蔵されたものであ
り、上記リモートコントローラが各空調ゾーンにそれぞ
れ設置されたことを特徴するものである。
【0013】請求項4に記載の発明は、室内機に設置さ
れたダンパ装置が、同一室内における複数の空調ゾーン
へ供給される、上記室内機により空気調和された空気の
風量バランスを調整可能とする空気調和装置において、
上記各空調ゾーンに温度センサがそれぞれ設置され、制
御装置は、上記各温度センサが検出した各空調ゾーンの
検出温度と上記室内の設定温度との温度差が大きな上記
空調ゾーンへ、上記室内機から空気調和された空気をよ
り多く供給するよう上記ダンパ装置を制御することを特
徴とするものである。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明において、上記制御装置は、各温度センサが検出
した各空調ゾーンの検出温度と室内の設定温度との温度
差が大きな値を基準として、室内機に接続される室外機
の能力を制御することを特徴とするものである。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項4または
5に記載の発明において、上記温度センサは、室内機を
制御するリモートコントローラに内蔵されたものであ
り、上記リモートコントローラが各空調ゾーンにそれぞ
れ設置されたことを特徴するものである。
【0016】請求項1乃至6に記載の発明には、次の作
用がある。
【0017】ダンパ装置の制御によって、各温度センサ
が検出した各空調ゾーンの検出温度と室内の設定温度と
の温度差が大きな空調ゾーンへ、室内機から空気調和さ
れた空気をより多く供給することから、広い室内空間に
おいても各空調ゾーンの温度がほぼ同一となって、広い
室内空間の温度分布を迅速に均一化できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0019】図1は、本発明に係る空気調和装置の一実
施の形態を示す構成図である。
【0020】この図1に示す空気調和装置10は、室外
機11が建物13の外に、室内機12が建物13の天井
裏空間14または小屋裏空間に、それぞれ1台ずつ設置
され、更に、上記室内機12にダンパ装置15が連設さ
れ、このダンパ装置15から複数本、例えば2本の吹出
ダクト16及び17が延設されて構成される。これらの
吹出ダクト16及び17も天井裏空間14に設置され
る。また、この天井裏空間14には、図示しないが、建
物13内の空気を室内機12へ導く吸込ダクト31が、
室内機12に連設して設置されている。
【0021】この室内機12は、室内熱交換器18及び
ファン19を備える。室内熱交換器18は、冷媒配管2
0を用いて室外機11に接続され、この室外機11から
導かれる冷媒の蒸発または凝縮により、室内機12内に
吸い込まれた空気を熱交換して冷却し、または暖める。
【0022】上記吹出ダクト16及び17は、一端がダ
ンパ装置15に結合されると共に、他端に吹出グリル2
1が取り付けられる。吹出ダクト16の吹出グリル21
は、建物13の広い室内33における空調ゾーン24
(Aゾーン)側の天井板22に設置され、吹出ダクト1
7の吹出グリル21は、建物13の同一の室内33にお
ける空調ゾーン25(Bゾーン)側の天井板22に設置
される。尚、吸込ダクト31の吸込グリル32も上記天
井板22に設置されている。
【0023】従って、室内機12のファン19の回転に
よって、この室内機12に室内33の空気が吸込ダクト
31を介して吸い込まれ、室内機12の室内熱交換器1
8により熱交換された空気が、吹出ダクト16を経て吹
出グリル21から室内33の空調ゾーン24(Aゾー
ン)へ吹き出され、また、吹出ダクト17を経て吹出グ
リル21から上記室内33の空調ゾーン25(Bゾー
ン)へ吹き出される。
【0024】前記ダンパ装置15は、空調ゾーン24、
25へ供給される、室内機12にて空気調和された空気
の風量バランスを調整するものであり、各吹出ダクト1
6、17に対応して配置されたダンパ板26、27と、
これらのダンパ板26及び27を駆動するダンパモータ
28とを有して構成される。
【0025】ダンパモータ28は、ダンパ板26及び2
7を同時に連動して駆動する。例えば、ダンパモータ2
8は正転時に、ダンパ板26によるダンパ開度を増大さ
せて、吹出ダクト16を通って空調ゾーン24へ供給さ
れる空気の風量を増大させると共に、ダンパ板27によ
るダンパ開度を減少させて、吹出ダクト17を通って空
調ゾーン25へ供給される空気の風量を減少させる。ま
た、ダンパモータ28は、逆転時には、ダンパ板26に
よるダンパ開度を減少させて、吹出ダクト16を通って
空調ゾーン24へ供給される空気の風量を減少させると
共に、ダンパ板27によるダンパ開度を増大させて、吹
出ダクト17を通って空調ゾーン25へ供給される空気
の風量を増大させる。
【0026】さて、室内機12の制御装置34は、室外
機11の図示しない制御装置と通信可能に設けられ、更
に、空調用リモートコントローラ29及び30とも通信
可能に構成される。この空調用リモートコントローラ2
9は、室内33の空調ゾーン24(Aゾーン)に設置さ
れると共に温度センサ35を有し、この温度センサ35
が空調ゾーン24の温度を検出する。また、空調用リモ
ートコントローラ30は、室内33の空調ゾーン25
(Bゾーン)に設置されると共に温度センサ36を有
し、この温度センサ36が空調ゾーン25の温度を検出
する。
【0027】室内機12の制御装置34は、室外機11
の制御装置(不図示)と共に、各温度センサ35、36
が検出した各空調ゾーン24、25の検出温度と、室内
33の目標となる設定温度との温度差が大きな値を基準
として、室外機11及び室内機12の能力を制御する。
【0028】つまり、図2に示すように、制御装置34
は、まず、空調用リモートコントローラ29の温度セン
サ35による空調ゾーン24の検出温度と室内33の設
定温度との温度差ΔTsaを演算する(S1)。次に、
制御装置34は、空調用リモートコントローラ30の温
度センサ36による空調ゾーン25の検出温度と室内3
3の上記設定温度との温度差ΔTsbを演算する(S
2)。
【0029】制御装置34及び室外機11の図示しない
制御装置は、これらの温度差がΔTsa≧ΔTsbの関
係にあるかいなかを判断し(S3)、この関係を満たす
ときに、温度差ΔTsaを基礎として、この温度差ΔT
saが零となるように室外機11の圧縮機の目標馬力を
演算し、室外機11及び室内機12の能力を制御する
(S4)。
【0030】上記手順S3において、温度差がΔTsa
<ΔTsbの関係にあるときには、制御装置34及び図
示しない室外機11の制御装置は、温度差ΔTsbを基
礎とし、この温度差ΔTsbが零となるように室外機1
1の圧縮機の目標馬力を演算し、室外機11及び室内機
12の能力を制御する(S5)。
【0031】また、室内機12の制御装置34は、空調
用リモートコントローラ29の温度センサ35が検出し
た空調ゾーン24の検出温度、または空調用リモートコ
ントローラ30の温度センサ36が検出した空調ゾーン
25の検出温度と室内33の設定温度とのそれぞれの温
度差ΔTsa、ΔTsbのうち、大きな温度差となる空
調ゾーン24または25へ、室内機12から空気調和さ
れた空気をより多く供給するようダンパ装置15を制御
する。
【0032】つまり、図3に示すように、制御装置34
は、空気調和装置10を運転開始してから所定の待機時
間が経過したか否かを判断する(S11)。
【0033】所定の待機時間が経過しているときに、制
御装置34は、空調用リモートコントローラ29の温度
センサ35による空調ゾーン24の検出温度と室内33
の設定温度との温度差ΔTsaを、前記手順S1と同様
にして演算する(S12)。
【0034】引き続き、制御装置34は、空調用リモー
トコントローラ30の温度センサ36による空調ゾーン
25の検出温度と室内33の設定温度との温度差ΔTs
bを、前記手順S2と同様にして演算する(S13)。
【0035】次に、制御装置34は、これらの温度差が
ΔTsa>ΔTsbの関係にあるか否かを判断する(S
14)。
【0036】制御装置34は、温度差が手順S14の関
係を満たす場合には、空調ゾーン24(Aゾーン)へ空
気を導くダンパ板26による開度を、ダンパモータ28
を正転方向に+1ステップ増大させて(S15)、空調
ゾーン24へ吹出ダクト16を経て供給される空気の風
量を、空調ゾーン25側よりも増大させる(S16)。
【0037】制御装置34は、温度差が手順S14にお
ける関係を満たさない場合には、次にΔTsa<ΔTs
bなる関係を満たすか否かを判断する(S17)。制御
装置34は、温度差が手順S17の関係を満たす場合に
は、空調ゾーン25(Bゾーン)へ空気を導くダンパ板
27による開度を、ダンパモータ28を逆方向に+1ス
テップ増大させて(S18)、空調ゾーン25へ吹出ダ
クト17を経て供給される空気の風量を、空調ゾーン2
4側よりも増大させる(S19)。
【0038】制御装置34は、温度差が手順S14及び
S17を共に満たさない場合には、ΔTsa=ΔTsb
であると判断して、ダンパモータ28を動作させず、ダ
ンパ板26及び27による開度を現状のまま保持する
(S20)。
【0039】上述の手順S1〜S20を定期的に実行す
る。
【0040】以上のように構成されたことから、上記実
施の形態によれば、次の効果及びを奏する。
【0041】室内機12の制御装置34は、ダンパ装
置15の制御によって、空調用リモートコントローラ2
9の温度センサ35、空調用リモートコントローラ30
の温度センサ36が検出した空調ゾーン24、25の検
出温度と室内33の設定温度とのそれぞれの温度差ΔT
sa、ΔTsbのうち、この温度差が大きな空調ゾーン
24または25へ、室内機12から空気調和された空気
をより多く供給することから、広い室内33においても
空調ゾーン24、25の温度が略同一となって、広い室
内33の温度分布を迅速に均一化できる。
【0042】空調用リモートコントローラ29の温度
センサ35、空調用リモートコントローラ30の温度セ
ンサ36を用いてそれぞれ検出された空調ゾーン24、
25の温度と、室内33の設定温度との各温度差ΔTs
a、ΔTsbに基づき、室内機12の制御装置34がダ
ンパ装置15を制御することから、このダンパ装置15
を制御するためのダンパ専用リモートコントローラが不
要となる。このため、コストを低減できる。
【0043】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0044】例えば、上記実施の形態では、温度センサ
を備えた空調用リモートコントローラが室内33に2個
設置されたものを述べたが、この空調用リモートコント
ローラが3以上設置されてもよい。
【0045】また、室内33に設置される複数の温度セ
ンサ35及び36は、空調用リモートコントローラに内
蔵されたものに限らず、空調用リモートコントローラと
は別に室内33に設置されてもよい。
【0046】更に、室内機12の制御装置34及び室外
機11の制御装置(不図示)が実施する室外機11及び
室内機12の能力制御は、従来技術と同様に、空調用リ
モートコントローラ29と空調用リモートコントローラ
30の一方を主リモートコントローラとし、他方を従リ
モートコントローラとし、主リモートコントローラとな
った空調用リモートコントローラ29または30の温度
センサ35または36にて検出された検出温度と室内3
3の設定温度との温度差に基づき、この温度差が零とな
るように実施してもよい。
【0047】また、室内機12の制御装置34及び室外
機11の制御装置が実施する室外機11及び室内機12
の能力制御は、空調用リモートコントローラ29の温度
センサ35による検出温度と室内33の設定温度との温
度差ΔTsaと、空調用リモートコントローラ30の温
度センサ36による検出温度と室内33の設定温度との
温度差ΔTsbとをそれぞれ算出し、これらの温度差Δ
TsaとΔTsbとの、例えば平均値が零となるように
実施してもよい。
【0048】
【発明の効果】請求項1乃至3に記載の発明に係る空気
調和装置の制御方法によれば、広い室内空間の温度分布
を迅速に均一化できる。
【0049】請求項4乃至6に記載の発明に係る空気調
和装置によれば、広い室内空間の温度分布を迅速に均一
化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和装置の一実施の形態を示
す構成図である。
【図2】図1の室内機及び室外機の両制御装置が実行す
る室内機及び室外機の能力制御手順を示すフローチャー
トである。
【図3】図1の室内機の制御装置が実行するダンパ装置
の制御手順を示すフローチャートである。
【図4】従来の空気調和装置を示す構成図である。
【符号の説明】
10 空気調和装置 11 室外機 12 室内機 15 ダンパ装置 24、25 空調ゾーン 29、30 空調用リモートコントローラ 33 室内 34 制御装置 35、36温度センサ ΔTsa、ΔTsb 温度差
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L060 AA06 CC02 DD02 EE02 EE05 EE26 3L061 BB01 BE02 BF02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内機に設置されたダンパ装置が、上記
    室内機により空気調和されて、同一室内における複数の
    空調ゾーンへ供給される空気の風量バランスを調整可能
    とする空気調和装置の制御方法において、 上記各空調ゾーンに温度センサがそれぞれ設置され、こ
    れらの各温度センサが検出した各空調ゾーンの検出温度
    と上記室内の設定温度との温度差が大きな上記空調ゾー
    ンへ、上記室内機から空気調和された空気をより多く供
    給するよう上記ダンパ装置を制御することを特徴とする
    空気調和装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 上記各温度センサが検出した各空調ゾー
    ンの検出温度と室内の設定温度との温度差が大きな値を
    基準として、室内機に接続される室外機の能力を制御す
    ることを特徴とする請求項2に記載の空気調和装置の制
    御方法。
  3. 【請求項3】 上記温度センサは、室内機を制御するリ
    モートコントローラに内蔵されたものであり、上記リモ
    ートコントローラが各空調ゾーンにそれぞれ設置された
    ことを特徴する請求項1または2に記載の空気調和装置
    の制御方法。
  4. 【請求項4】 室内機に設置されたダンパ装置が、同一
    室内における複数の空調ゾーンへ供給される、上記室内
    機により空気調和された空気の風量バランスを調整可能
    とする空気調和装置において、 上記各空調ゾーンに温度センサがそれぞれ設置され、 制御装置は、上記各温度センサが検出した各空調ゾーン
    の検出温度と上記室内の設定温度との温度差が大きな上
    記空調ゾーンへ、上記室内機から空気調和された空気を
    より多く供給するよう上記ダンパ装置を制御することを
    特徴とする空気調和装置。
  5. 【請求項5】 上記制御装置は、各温度センサが検出し
    た各空調ゾーンの検出温度と室内の設定温度との温度差
    が大きな値を基準として、室内機に接続される室外機の
    能力を制御することを特徴とする請求項4に記載の空気
    調和装置。
  6. 【請求項6】 上記温度センサは、室内機を制御するリ
    モートコントローラに内蔵されたものであり、上記リモ
    ートコントローラが各空調ゾーンにそれぞれ設置された
    ことを特徴する請求項4または5に記載の空気調和装
    置。
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