JP2003205993A - 粉体材料案内部の加振装置及び粉体材料案内部の加振方法 - Google Patents

粉体材料案内部の加振装置及び粉体材料案内部の加振方法

Info

Publication number
JP2003205993A
JP2003205993A JP2002009878A JP2002009878A JP2003205993A JP 2003205993 A JP2003205993 A JP 2003205993A JP 2002009878 A JP2002009878 A JP 2002009878A JP 2002009878 A JP2002009878 A JP 2002009878A JP 2003205993 A JP2003205993 A JP 2003205993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder material
material guide
vibration
guide portion
ultrasonic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002009878A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohiko Sudo
直彦 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SONOTEC CO Ltd
Original Assignee
SONOTEC CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SONOTEC CO Ltd filed Critical SONOTEC CO Ltd
Priority to JP2002009878A priority Critical patent/JP2003205993A/ja
Publication of JP2003205993A publication Critical patent/JP2003205993A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に且つ正確に所定の量の粉体材料を移送
したり所定の容器内に充填することが出来る粉体材料充
填装置及び粉体材料充填方法を提供する。 【解決手段】 粉体材料9を供給するホッパー部1、当
該ホッパー部1の下方に配置された粉体材料案内部4及
び当該粉体材料案内部4の下方に配置された当該粉体材
料9を収納する容器7とから構成されている粉体材料充
填装置100であって、当該粉体材料充填装置100に
おける当該粉体材料案内部4の少なくとも一部に超音波
振動子11が当接されている粉体材料充填装置100。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体材料案内部の
加振装置及び粉体材料案内部の加振方法に関し、特に詳
しくは、微小な粒子径を有する粉体材料を、予め定めら
れた所定の部位から適宜の案内部を介して他の所定の部
位に移送するに際して、当該粉体材料が塊状化したり当
該粉体材料が当該案内部の内部に付着して移送効果を低
減させるのを防止するための粉体材料案内部の加振装置
及び粉体材料案内部の加振方法にする。
【0002】
【従来の技術】従来,薬品、食品等を初め、各種の処理
材や加工材料等に微粒子を含む粉体が使用さてており、
かかる粉体材料は近年ますます微細化されてきている。
その為、かかる微粒子を含む粉体材料を取り扱う技術も
一層の高度化が要求されてきており、特に、かかる粉体
材料を移送したり搬送したり或いは当該粉体材料を移送
しながら所定の容器に充填して搬送、貯蔵、販売等の操
作がし易い様に処理されるのが通常である。処で、当該
粉体材料が微細化されるにつれて当該粉体材料の移送や
所定の容器内に当該粉体材料を充填する操作が難しくな
って来ている。
【0003】図4は、従来に於ける粉体材料充填装置1
0の一例に於ける構成を説明する図であり、具体的に
は、粉体材料9を供給するホッパー部1、当該ホッパー
部1の下端部に配置された粉体材料排出部3の下方に設
けられている粉体材料案内部4及び当該粉体材料案内部
4の下端部に設けられた、特にはジョウゴ型を有する当
該粉体材料供給部5の下方に配置された当該粉体材料9
を収納する容器7とから構成されているものであって、
当該容器7は複数の容器群7が例えばコンベア等の移動
手段8上にシリーズ状に列を形成して配列されその容器
の一つ一つが間歇的に当該粉体材料案内部4の下端部に
設けられた、当該粉体材料供給部5の真下の位置に、所
定のタイミングで順次に配置され、そこで所定の量の粉
体材料9を当該粉体材料案内部4から受け取ると当該移
動手段8が移動して新たな空の容器7が当該粉体材料供
給部5の真下の位置する様にプログラムが設定されてい
る。
【0004】尚、上記したホッパー部1に於いては、図
示されてはいない適宜に設けられている当該粉体材料の
供給部から当該粉体材料9を受け入れた後、当該ホッパ
ー部1内に設けられている適宜の計量装置2を使用して
予め定められている当該粉体材料の所定の量を計測して
順次、当該所定の量の粉体材料9を当該ホッパー部4に
間歇的に供給する様に構成されている。
【0005】処で、上記した従来の粉体材料充填装置1
0に於いては、かかる微細な粒状体を含む粉体材料を移
送する際には、僅かな空気流の乱れでも当該粉体材料が
空中に舞い上がってしまい、所定の量の粉体材料を完全
に移送することが不可能となったり、或いは当該粉体材
料が移送途中で相互に接触するか又は所定の配管の内部
面と接触して静電気が発生し、当該粉体材料の微粒子同
士が結合して大きな塊を形成したり、当該配管内面に付
着してしまう結果、当該粉体材料を予め定めた所定の量
を移送する事が出来ず、所定の容器内に予め定められた
量の粉体材料を充填する際に当該所定の量の粉体材料が
充填されないという欠点が発生したり、当該配管内で当
該微粒子の塊が大きく成長して当該配管内を閉鎖してそ
れ以上当該粉体材料が当該配管内を移動できなくなると
言う重大な問題を引き起こす事も有った。
【0006】かかる問題は当該粉体材料の素材の種類や
温度若しくは湿度等の条件にも大きく影響されるもので
あり、その管理には大きな労力が費やされていた。かか
る従来の問題を解決するために、従来では、機械的な振
動を当該配管に与える方法が用いられているが、効果は
十分ではなく、それに加えて、騒音が激しく、又配管の
耐久性が低下する等の副次的な問題もあって、有効な解
決方法ではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上記した従来技術に於ける欠点を改良し、容易に且
つ正確に所定の量の粉体材料を移送したり所定の容器内
に充填することが出来る粉体材料案内部に使用される加
振装置及び粉体材料案内部に対する加振方法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、基本的に以下に記載されたような構成を採用
するものである。すなわち本発明に係る第1の態様は、
粉体材料を所定の部位から所定の他の部位に移送させる
に際し、当該所定の部位間に配置される粉体材料案内部
の少なくとも一部に超音波振動子が当接されている粉体
材料案内部の加振装置であり、又本発明にかかる第2の
態様としては、粉体材料を供給するホッパー部、当該ホ
ッパー部の下方に配置された粉体材料案内部及び当該粉
体材料案内部の下方に配置された当該粉体材料を収納す
る容器とから構成されている粉体材料充填装置に於い
て、当該粉体材料案内部を超音波振動させる様に構成さ
れている事粉体材料案内部の加振方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の粉体材料案内部の加振装
置及び粉体材料案内部の加振方法は、上記した様な技術
構成を採用しているので、従来の粉体材料の移送に比べ
て、容易に且つ正確に所定の量の粉体材料を移送する事
が可能可能となり、従って、本発明を特定の粉体材料を
特定の容器内に充填する装置或いは充填方法に使用する
事によって容易に且つ正確に所定の量の粉体材料を、所
定の容器内に充填させる事が可能となる。
【0010】
【実施例】以下に、本発明に係る粉体材料案内部の加振
装置及び粉体材料案内部の加振方法の一具体例の構成
を、粉体材料の充填装置或いは粉体材料の充填方法に適
用した場合を例に採って、図面を参照しながら詳細に説
明する。即ち、図1は本発明に於ける粉体材料案内部の
加振装置200を粉体材料充填装置100のホッパー部
に適用した場合の具体例の構成を示す図であって、図
中、粉体材料9を供給するホッパー部1、当該ホッパー
部1の下方に配置された粉体材料案内部4及び当該粉体
材料案内部4の下方に配置された当該粉体材料9を収納
する容器7とから構成されている粉体材料充填装置10
0であって、当該粉体材料充填装置100における当該
粉体材料案内部4が本発明にかかる加振装置200で構
成されているものであって、当該粉体材料案内部4の少
なくとも一部に超音波振動子11が当接されている粉体
材料充填装置100が示されている。
【0011】本発明に於ける当該粉体材料案内部の加振
装置200を使用した粉体材料充填装置100に於いて
は、当該ホッパー部1には、図示されていない適宜の粉
体材料9供給源より適宜の量の粉体材料9が適宜の配送
管10を介して供給される様に構成されており、当該ホ
ッパー部1には常時、予め定められた適宜の量の当該粉
体材料9が保管されていることが望ましい。更に,本発
明に於ける当該粉体材料充填装置100に於いては、当
該ホッパー部1には当該粉体材料9を予め定められた所
定の量だけ当該容器7に供給するための当該粉体材料定
量計測手段2が設けられている事も好ましい。一方、本
発明に於いて使用される当該粉体材料9としては、特に
限定されるものではないが、例えば、個々の粒子の粒径
が0.1〜0.5μm程度のものが一般的に使用可能で
ある。
【0012】当該ホッパー部1の下端部には、粉体材料
排出部3が設けられており、当該ホッパー部1内に保持
されている当該粉体材料9が当該粉体材料定量計測手段
2により計量され、当該計量された所定の量の粉体材料
9が、適宜のタイミングで、当該ホッパー部1の下端部
に配置された当該粉体材料排出部3を介して、当該ホッ
パー部1の下方に設けられている粉体材料案内部4に落
下供給される。更に、本発明に於いては、当該粉体材料
案内部4に所定のタイミングで当該ホッパー部1から供
給された当該所定の量の粉体材料9は、当該粉体材料案
内部4の下端部に設けられた、例えば、ジョウゴ型を有
する当該粉体材料供給部5の落下開口部13を介して、
当該粉体材料供給部5の下方に配置された当該粉体材料
9を収納する容器7の一つに充填される様に構成されて
いる。
【0013】本発明に於ける当該容器7は複数の容器群
7が、例えばコンベア等の移動手段8上にシリーズ状、
つまり所定の列を形成して配列され、当該コンベア8の
移動操作に従って、その容器7の一つ一つが間歇的に当
該粉体材料案内部4の下端部に設けられた、当該粉体材
料供給部5の真下の位置する様に構成されており、所定
のタイミングで当該容器の一つ一つが順次に当該粉体材
料供給部5の真下に配置され、そこで当該容器7の容積
に適合する様に、当該粉体材料充填装置2によって所定
の量に計量された粉体材料9を当該粉体材料案内部4を
通過して、当該容器7の内部に供給され充填操作が完了
する。その後、当該移動手段8が移動して新たな空の容
器7が当該粉体材料供給部5の真下の位置する様に当該
移動手段8を移動させる事により順次に多数の容器内に
所定の量の当該粉体材料9が充填される事になり、かか
る操作は、予め定められたプログラムによって自動的に
実行される様になっている。
【0014】従って、当該ホッパー部1に於ける当該粉
体材料定量計測手段2による1回の所定の量の粉体材料
9の計量は、当該容器7に充填されるべき予め定められ
た当該粉体材料9の量に略等しいことが望ましい。同様
に、当該ホッパー部1から当該計量された粉体材料9を
当該粉体材料案内部4を介して当該容器7内に落下供給
するタイミングは、上記した様に、当該容器7が当該粉
体材料案内部4の当該粉体材料供給部5の直下に当該容
器7が移動した時点と同期していることが望ましい。
又、本発明に於ける当該粉体材料充填装置100に於い
ては、当該粉体材料案内部4の下方部における例えば、
ジョウゴ状の形状をした当該粉体材料供給部5の近傍に
は、吸引ダクト部6が設けられている事も望ましい具体
例の一つである。
【0015】本具体例に於ける当該吸引ダクト部6の他
端部には図示されてはいないが、適宜の吸引手段が設け
られており、当該粉体材料案内部4の下方部を構成する
当該粉体材料案内部5から漏れて来る浮遊状態の粉体材
料9を構成する微粒子を吸引排除する様に構成されてい
る事も望ましい。本発明に於ける当該粉体材料案内部4
に設けられる当該粉体材料案内部の加振装置200は、
超音波振動子11が使用され、その先端部が当該粉体材
料案内部4の一部に直接又は適宜の取り付け部材を介し
て当接されている事が望ましい。本発明に於いて使用さ
れる当該加振装置200の超音波振動子11は特にその
構成が限定されるものではなく、従来公知の超音波振動
子11を使用することが可能である。
【0016】例えば、図2に示す様に、高周波発生手段
16、当該高周波発生手段16により駆動される高周波
圧電素子15及び当該高周波圧電素子15に接続されて
いる先端部17を有するホーン部14とから構成された
超音波振動子11を使用することも可能であり、当該ホ
ーン部14の先端部17を図3(A)に示す様に、当該
粉体材料案内部4の一部に直接的に接触させるか、図3
(B)に示す様に、当該粉体材料案内部4の一部に適宜
の接続部材18を介して接触させるものであっても良
い。
【0017】尚、本発明に於ける当該粉体材料充填装置
100に於いては、当該超音波振動子11の超音波振動
の発生には、例えば、ジュルコン.チタン酸鉛などのピ
エゾ効果を利用した圧電振動子を金属ブロックで挟んだ
構造のランジバン形振動子が使用されるものであっても
良い。又、本発明に於ける当該高周波圧電素子は、電極
を介して材質の音速と長さによって決定される縦共振周
波数と同じ周波数の高周波電圧を供給する事により振動
子が長手方向に共振周波数で伸縮振動するように構成さ
れたものを使用することも可能である。
【0018】一方、本発明に於いては、当該超音波振動
子11の振動は、図5(A)に示す様に、当該粉体材料
充填装置100が駆動されている間は、常時連続的に出
力されている様に構成されていてもよく或いは、図5
(B)に示す様に、当該超音波振動子11の振動は、当
該振動が所定の時間連続的に出力される期間T1と当該
振動が所定の時間停止されている期間T2とが交互に存
在している波形を取るものであっても良い。例えば、図
5(B)に於いて、当該超音波振動時間T1を5ms,
当該超音波振動を出力しない時間T2を10msと設定
することも可能であり、当該超音波振動のON時間を短
く、そのOFF時間を比較的長くするようにする事が望
ましい。
【0019】更には、当該超音波振動のON回数を使用
される粉体材料の種類、粒径、搬送量、温度湿度等のそ
れぞれの条件を勘案して、1秒間に数回〜数十回程度に
設定することが望ましい。より具体的には、当該超音波
振動の周波数を40kHzとすると、4万回/秒の振動
数となり、これに基ずいて、当該超音波振動のON時間
T1を5msと設定した場合には、当該ON時間T1の
間に約200回の振動を当該案内部に印加させる事が可
能となる。同様に、当該超音波振動のON時間T1を1
0msと設定した場合には、当該ON時間T1の間に約
400回の振動を当該案内部に印加させる事が可能とな
る。本発明に於ては、連続して当該超音波振動を当該案
内部に印加すると当該粉体材料が飛散する量が増加する
ので、上記の様な間歇的に当該超音波振動を印加する様
にすることが望ましい。
【0020】図6は、本発明に於いて使用される超音波
振動の振動付与波形の具体的を示す。即ち、図6(A)
は、100ms間に7回の超音波振動を印加した例を示
すものであって、一回の印加時間は約5msとなってい
る。一方、図6(B)は、100ms間に6回の超音波
振動を印加した例を示すものであって、一回の印加時間
は約5ms以下に設定したものである。更に、図6
(C)は図6(B)に於ける一回の当該超音波振動の波
形を拡大した波形図である。
【0021】更には、図5(C)に示す様に、当該超音
波振動子11の発振周波数である振動を常時連続的に出
力させておく一方、別途、当該超音波振動子11に於け
る当該振動を当該超音波振動子の先端部17に間歇的に
伝達するために、所定の期間T3とT4でオンオフする
制御波形を導入して、当該高周波圧電素子15で発生す
る連続的な超音波振動を間歇的に当該超音波振動子11
の先端部17に伝達する様に構成するようにしても良
い。本発明に於ける上記した当該振動の出力期間T1或
いはT3と当該振動の停止期間T2或いはT4とは、当
該容器7の移動タイミングに応答して設定されている事
が好ましい。
【0022】更に、本発明に於いては、当該加振装置2
00に於ける当該超音波振動子11の振動条件は図示の
様に外部に設けられた適宜の外部コントロール端子21
を調整する事によって任意振動条件に設定する事が出来
る。又、当該超音波振動のオン-オフのタイミング或い
は時間を適宜に選定する事によって、粉体材料の飛散を
最小限に抑え、且つ数ミリセックの間に200回から5
00回の微振動を間歇的に印加させる事によって、当該
粉体材料が静電気を帯びて塊状となったり、当該案内部
4内に付着することが効果的に防止出来るので、当該粉
体材料の落下を確実に実行させることが可能となる。
【0023】又、本発明に於ける、当該超音波振動子1
1の振動周波数、或いは当該超音波振動の出力のオンー
オフのタイミングは適宜に設けられている超音波振動制
御手段12により制御されているものであり、当該超音
波振動子11の振動数、或いは当該超音波振動の出力の
オンーオフのタイミングは、使用される粉体材料の種
類、粉体粒径、一回の計量操作に於いて計量される当該
粉体材料の量の少なくとも一つの情報に基ずいて調整さ
れるものである。一方、本発明に於いては、当該粉体材
料案内部4の当該粉体材料9の供給部5の径は、当該粉
体材料9が充填される容器7の開口部19の大きさに応
答して変更できる様に構成されている事が望ましく、場
合によっては、当該粉体材料案内部4そのものを当該容
器7の開口部19に応答して別の粉体材料案内部4と交
換することも必要である。
【0024】上記した説明により明らかな様に、本発明
に於ける粉体材料の充填方法としては、粉体材料9を供
給するホッパー部1、当該ホッパー部1の下方に配置さ
れた粉体材料案内部4及び当該粉体材料案内部4の下方
に配置された当該粉体材料9を収納する容器7とから構
成されている粉体材料充填装置100に於いて、当該粉
体材料案内部4を超音波振動させる様に構成されている
粉体材料充填方法である。更に、本発明に於いては、当
該粉体材料充填方法に於いて、当該粉体材料案内部4の
当該供給部5の下方部に、所定の容量を有する複数個の
空の容器群7が所定のタイミングに応じて間歇的に若し
くは連続的に移動可能に供給する様に構成されている事
も好ましい態様である。
【0025】又、本発明に於ける当該粉体材料の充填方
法に有っては、当該超音波振動子の振動数、或いは当該
超音波振動の出力のオンーオフのタイミングは、使用さ
れる粉体材料の種類、粉体粒径、一回の計量操作に於い
て計量される当該粉体材料の量の少なくとも一つの情報
に基ずいて調整する様に構成されている事も望ましい。
上記説明した様に、本発明における当該加振装置200
は、特に、粉体材料の移送に於いて使用される案内部4
に取り付けて使用することが好ましく、それによって粉
体材料は当該案内部4の配管内を確実に全量落下するよ
うに移送する事が可能となり、
【0026】
【発明の効果】本発明は、上記した様に技術構成を採用
しているので、超音波振動が粉体材料が相互に結合して
塊状になったり、粉体材料が粉体材料案内部の内壁に付
着したりすることが効率的に回避できるので、粉体材料
の流通が阻害されたり、所定の量の粉体材料が特定の容
器内に供給されないと言う従来の問題は確実に解消する
事が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の粉体材料充填装置の一実施例
の構成を示す図である。
【図2】図2は、本発明の粉体材料充填装置に使用され
る超音波振動子の一例の構成を示す図である。
【図3】図3は、本発明の超音波振動子を粉体材料案内
部に当接させる場合の具体例を示す図である。
【図4】図4は、従来の粉体材料充填装置の一例の構成
を説明する図である。
【図5】図5は、本発明の粉体材料充填装置に於いて使
用される超音波振動子の振動波形の一例を示す図であ
る。
【図6】図6は、本発明の粉体材料充填装置に於いて使
用される超音波振動子の振動波形の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ホッパー部 2 粉体材料定量計測手段 3 粉体材料排出部 4 粉体材料案内部 5 粉体材料供給部 7 容器 8 移送手段、コンベア 9 粉体材料 10 配送管 11 超音波振動子 12 超音波振動子制御手段 21 外部コントロール手段 100 粉体材料充填装置 200 加振装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 88/26 B65D 88/26 C B65G 65/40 B65G 65/40 C Fターム(参考) 3E070 AA19 AB11 GA11 VA14 VA15 WG10 3E118 AA01 AB03 BA02 BB03 BB10 DA02 DA08 EA02 EA03 3F075 AA08 BA01 BB01 CA02 CA06 CA09 CB01 CB05 CB12 CB14 CC01 DA09 DA15 DA26 4G068 AA01 AB22 AC11 AD01 AF20 AF40

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体材料を所定の部位から所定の他の部
    位に移送させるに際し、当該所定の部位間に配置される
    粉体材料案内部の少なくとも一部に超音波振動子が当接
    されている事を特徴とする粉体材料案内部の加振装置。
  2. 【請求項2】 当該案内部は当該所定の部位の下方に配
    置されており、当該粉体材料が当該案内部内を確実に落
    下するような超音波振動を当該案内部に付加する超音波
    振動子が当該案内部に設けられている事を特徴とする請
    求項1に記載の加振装置。
  3. 【請求項3】 当該所定の部位は当該粉体材料を供給す
    るホッパー部であり、当該他の所定の部位は当該粉体材
    料が充填される容器の配置部であり、当該粉体材料を供
    給するホッパー部、当該ホッパー部の下方に配置された
    粉体材料案内部及び当該粉体材料案内部の下方に配置さ
    れた当該粉体材料を収納する容器とから構成されている
    粉体材料充填装置に於いて、当該粉体材料案内部の少な
    くとも一部に超音波振動子が当接されている事を特徴と
    する請求項1又は2に記載の加振装置。
  4. 【請求項4】 当該ホッパー部には当該粉体材料を予め
    定められた所定の量だけ当該容器に供給するための当該
    粉体材料定量計測手段が設けられている事を特徴とする
    請求項3に記載の粉体材料案内部の加振装置。
  5. 【請求項5】 当該粉体材料案内部の当該供給部の下方
    部に、所定の容量を有する複数個の空の容器群が所定の
    タイミングに応じて間歇的に若しくは連続的に移動可能
    に供給される様に構成されている事を特徴とする請求項
    1乃至4のいずれかに記載の粉体材料案内部の加振装
    置。
  6. 【請求項6】 当該ホッパー部に於ける当該粉体材料定
    量計測手段は、予め定められたタイミングに於いて、当
    該粉体材料案内部の下方部位置に移動される当該一つの
    容器の容量に実質的に等しいかそれに近似する量の粉体
    材料を定量的に計量抽出して当該粉体材料案内部に供給
    する様に構成されている事を特徴とする請求項1乃至5
    のいずれかに記載の粉体材料案内部の加振装置。
  7. 【請求項7】 当該超音波振動子は、その先端部が当該
    粉体材料案内部の一部に直接又は適宜の取り付け部材を
    介して当接されている事を特徴とする請求項1乃至6の
    何れかに記載の粉体材料案内部の加振装置。
  8. 【請求項8】 当該超音波振動子の振動は、当該振動が
    所定の時間連続的に出力される期間と当該振動が所定の
    時間停止されている期間とが交互に存在している事を特
    徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の粉体材料案内
    部の加振装置。
  9. 【請求項9】 当該振動の出力期間と当該振動の停止期
    間とは、当該容器の移動タイミングに同期して設定でき
    る外部コントロール端子を有する事を特徴とする請求項
    8に記載の粉体材料案内部の加振装置。
  10. 【請求項10】 当該超音波振動子の振動周波数、或い
    は当該超音波振動の出力のオンーオフのタイミングは超
    音波振動制御手段により制御されている事を特徴とする
    請求項1乃至9の何れかに記載の粉体材料案内部の加振
    装置。
  11. 【請求項11】 当該超音波振動子の振動数、或いは当
    該超音波振動の出力のオンーオフのタイミングは、使用
    される粉体材料の種類、粉体粒径、一回の計量操作に於
    いて計量される当該粉体材料の量の少なくとも一つの情
    報に基ずいて調整される事を特徴とする請求項10に記
    載の粉体材料案内部の加振装置。
  12. 【請求項12】 当該粉体材料案内部の当該粉体材料の
    供給部の径は、当該粉体材料が充填される容器の開口部
    の大きさに応答して変更できる様に構成されている事を
    特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の粉体材料
    案内部の加振装置。
  13. 【請求項13】 粉体材料を供給するホッパー部、当該
    ホッパー部の下方に配置された粉体材料案内部及び当該
    粉体材料案内部の下方に配置された当該粉体材料を収納
    する容器とから構成されている粉体材料充填装置に於い
    て、当該粉体材料案内部を超音波振動させる事を特徴と
    する粉体材料案内部の加振方法。
  14. 【請求項14】 当該粉体材料案内部に超音波振動子を
    当接させる事を特徴とする請求項13に記載の粉体材料
    案内部の加振方法。
  15. 【請求項15】 当該粉体材料案内部の当該供給部の下
    方部に、所定の容量を有する複数個の空の容器群が所定
    のタイミングに応じて間歇的に若しくは連続的に移動可
    能に供給する様に構成されている事を特徴とする請求項
    13又は14に記載の粉体材料案内部の加振方法。
  16. 【請求項16】 当該超音波振動子の振動は、当該超音
    波発振子から連続的に出力する事を特徴とする請求項1
    3乃至15の何れかに記載の粉体材料案内部の加振方
    法。
  17. 【請求項17】 当該超音波振動子の振動を、当該振動
    が所定の時間連続的に出力される期間と当該振動が所定
    の時間停止されている期間とが交互に発生する様に制御
    する事を特徴とする請求項13乃至16の何れかに記載
    の粉体材料案内部の加振方法。
  18. 【請求項18】 当該振動の出力期間と当該振動の停止
    期間を、当該容器の移動タイミングに応答して設定する
    事を特徴とする請求項17に記載の粉体材料案内部の加
    振方法。
  19. 【請求項19】 当該超音波振動子の振動周波数、或い
    は当該超音波振動の出力のオンーオフのタイミングを超
    音波振動制御手段により制御する事を特徴とする請求項
    13乃至18の何れかに記載の粉体材料案内部の加振方
    法。
  20. 【請求項20】 当該超音波振動子の振動数、或いは当
    該超音波振動の出力のオンーオフのタイミングは、使用
    される粉体材料の種類、粉体粒径、一回の計量操作に於
    いて計量される当該粉体材料の量の少なくとも一つの情
    報に基ずいて調整する事を特徴とする請求項19に記載
    の粉体材料案内部の加振方法。
JP2002009878A 2002-01-18 2002-01-18 粉体材料案内部の加振装置及び粉体材料案内部の加振方法 Pending JP2003205993A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002009878A JP2003205993A (ja) 2002-01-18 2002-01-18 粉体材料案内部の加振装置及び粉体材料案内部の加振方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002009878A JP2003205993A (ja) 2002-01-18 2002-01-18 粉体材料案内部の加振装置及び粉体材料案内部の加振方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003205993A true JP2003205993A (ja) 2003-07-22

Family

ID=27647766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002009878A Pending JP2003205993A (ja) 2002-01-18 2002-01-18 粉体材料案内部の加振装置及び粉体材料案内部の加振方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003205993A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009300882A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Bridgestone Corp 情報表示用パネルの製造装置
JP2010528871A (ja) * 2007-06-11 2010-08-26 ピーエーシー ティーイーシーエイチ − パッケージング テクノロジーズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 半田ボール配列群を取り出して移送するための移送装置
CN105644814A (zh) * 2015-05-25 2016-06-08 洛阳龙门药业有限公司 一种带有风炮震动装置的粉状药剂漏斗
DE102015122529A1 (de) * 2015-12-22 2017-06-22 Sig Technology Ag Speicherbehältereinrichtung und Verfahren zum Betrieb derselben
CN107804604A (zh) * 2017-10-31 2018-03-16 高佳盛 一种碳粉高效装瓶设备
WO2020055165A1 (ko) * 2018-09-14 2020-03-19 (주)크레템 작은 입자 약제 배출 카트리지
CN114735254A (zh) * 2022-06-09 2022-07-12 北京先通国际医药科技股份有限公司 放射性颗粒的分装装置及分装方法、及其用途

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010528871A (ja) * 2007-06-11 2010-08-26 ピーエーシー ティーイーシーエイチ − パッケージング テクノロジーズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 半田ボール配列群を取り出して移送するための移送装置
JP2009300882A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Bridgestone Corp 情報表示用パネルの製造装置
CN105644814A (zh) * 2015-05-25 2016-06-08 洛阳龙门药业有限公司 一种带有风炮震动装置的粉状药剂漏斗
DE102015122529A1 (de) * 2015-12-22 2017-06-22 Sig Technology Ag Speicherbehältereinrichtung und Verfahren zum Betrieb derselben
CN107804604A (zh) * 2017-10-31 2018-03-16 高佳盛 一种碳粉高效装瓶设备
WO2020055165A1 (ko) * 2018-09-14 2020-03-19 (주)크레템 작은 입자 약제 배출 카트리지
CN112689599A (zh) * 2018-09-14 2021-04-20 克瑞提姆株式会社 小粒子药剂排出匣
CN114735254A (zh) * 2022-06-09 2022-07-12 北京先通国际医药科技股份有限公司 放射性颗粒的分装装置及分装方法、及其用途
CN114735254B (zh) * 2022-06-09 2022-08-26 北京先通国际医药科技股份有限公司 放射性颗粒的分装装置及分装方法、及其用途

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1535349B1 (en) Apparatus, systems and related methods for processing, dispensing and/or evaluating non-pharmaceutical dry powders
CN101678973A (zh) 从料斗及其类似物中排放材料的装置
US8783305B2 (en) Powder filling apparatus and methods for their use
US6648029B1 (en) Method of packing a container with powder and apparatus for the same
JP2001519296A (ja) 粉末充填の装置と方法
JP2003146310A (ja) 粉体供給装置
JP2003205993A (ja) 粉体材料案内部の加振装置及び粉体材料案内部の加振方法
US6951141B2 (en) Measuring method and measuring apparatus
US6471096B1 (en) Method and apparatus for magnetically mediated controlled powder discharge
JP2000198539A (ja) 熱溶融性接着剤ペレットの空気力搬送装置
JP4189662B2 (ja) 固形物投入装置
JPH07251918A (ja) パーツフィーダの部品絡み防止方法およびパーツフィーダ
KR101964558B1 (ko) 스케일 제거 전자 해머장치
JP2923147B2 (ja) 粉体処理方法及びその装置
EP0004469A1 (en) Method and apparatus for discharging material from bulk containers
JPH1029716A (ja) 粉体供給装置
JPH11208891A (ja) 粉体供給装置
JP4678862B2 (ja) 電子写真現像剤の供給搬送装置及び電子写真現像剤の供給搬送装置方法
JP2000093851A (ja) 粉体荷電装置及び方法並びに粉体塗装装置及び方法
JP4838599B2 (ja) トナーバンクシステム及びトナー供給方法
JPH0350073Y2 (ja)
JP2002018269A (ja) 粉体定量供給装置
JPH09253476A (ja) 粉体供給装置
JPH11180528A (ja) 粉体フィーダ
JP2004115265A (ja) 電磁フィーダ及びそれを備えた計量装置